後輩女「私、先輩を飼うことにしました」 (22)
後輩「…先輩、耳が悪いんですか?わたしが、先輩を飼うんです」
後輩「え?『俺はペットじゃない』?知ってますよ、そんなこと」
後輩「まさか先輩、自分のことをワンちゃんか何かかと思ってたんですか?」
後輩「もしそうなら、そのように扱ってあげてもいいですよ……?」
後輩「先輩は私に飼われるんですから、それに相応しい態度を取らなければなりませんね?」
後輩「何ですか、その顔は?飼い主に逆らうつもりですか?」
後輩「反抗的な態度を取るつもりなら、私にも考えがありますよ?」
後輩「先輩も、忘れたわけじゃないでしょう?『あの時』の償いをして貰いますよ……?」
後輩「……そうそう、そうやっていい子にしていれば、たくさん可愛がってあげますからね?」
後輩「ふふ……先輩、かわいいですよ?」
急激なモチベーションの低下が俺を襲った
こうなったら後輩もののえっちい画像がなければ続きを書けない
後輩「まずは先輩、あなたが私に飼われているという証拠を身につけなければなりませんね」
後輩「実はもう用意してあるんです」
後輩「そうですよ。首輪です」
後輩「どうしたんですか先輩?変な顔して。首輪のデザインが気に入らないですか?」
後輩「うふふ……先輩、とっても似合ってますよ」
後輩「これで、先輩は私のモノです」
後輩「末長く、一生可愛がってあげますからね、セ・ン・パイ♪」
後輩「……あ、おはようございます、先輩」
後輩「ここはどこだって、私の家ですよ」
後輩「あたりまえじゃないですか、先輩は私が飼ってるんですから」
後輩「じゃあ、私は学校に行って来ますね。いい子にしていてくださいね」
後輩「ただいま、先輩、いい子にしていましたか?」
後輩「あれ、先輩、粗相してしまったんですか?」
後輩「繋いでおきましたから、仕方がないですね」
後輩「でも、私の部屋を汚したんですから、それ相応の罰は受けてもらいますよ……?」
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