かがみ「暇なのです」 (23)
ささみ「うん、分かった。分かったけどなんでこんな時間に私のとこにくるのかな? まだ夜の四時だよ、かがみ」
かがみ「昼寝のしすぎで寝れないのです。だから今から少し話しませんから?」
ささみ「私は今から寝るところだったんだけど」
かがみ「そんなの知ったことじゃねぇのですよ、ささみさん」
ささみ「かがみ、それ自己中」
かがみ「う、うるさいのですよ。ささみさんは黙って私の相手だけをしてればいいのです」
ささみ「黙ってたら相手できないよ?」
かがみ「揚げ足取るんじゃねぇのです、ささみさん。とにかく私は凄く暇なのです」
ささみ「うん、私は凄く眠いよ、かがみ」
かがみ「ささみさんの事情は関係ないのです」
ささみ「今日のかがみ、ちょっとおかしいよ」
かがみ「私はどこか壊れているのかもしらないのです」
ささみ「…かがみは壊れてなんかないよ。多分それは深夜のテンションってやつだよ」
ささみ「ねぇ、かがみ。暇ならゲーム貸してあげるからそれやってて、私はもう眠い」
かがみ「嫌なのです! 私はささみさんと話していたいのです」
ささみ「かがみ、それは凄く嬉しいけど、お願い。寝させて」
かがみ「シッカリするのです、ささみさん」
ささみ「うぅ、深夜のテンションのかがみ、ちょっとうざい」
かがみ「なっ!?」
ささみ「もう寝させてよ、かがみー」
かがみ「こうなったら意地でも寝させないのです!」
ささみ「かがみー」
ささみ「ふにゃあ、分かったよ、かがみ」
かがみ「その欠伸は何か癪に障るので止めてください、ささみさん」
ささみ「えぇー、かがみの真似しただけなのに」
かがみ「私はそんなアホっぽい欠伸はしねぇのです」
ささみ(してるよ、かがみ)
ささみ「それで何するの?」
かがみ「それは考えてませんでした」
ささみ「寝る」
かがみ「ダメです」
ささみ「もう、だってやることないんだよね。だったらもう寝ていいでしょ? ね、かがみ」
かがみ「ダメなのです!」
ささみ「あ、そうだ。かがみも一緒に寝ようよ。そうしよう」
かがみ「ふむ、それは妙案ですね、ささみさん。それなら寝てもいいですよ」
ささみ「やったぁ」
かがみ「でもただ寝るだけではつまらないですね」
ささみ「ただ寝るのにつまらないも何もないと思うんだけど」
かがみ「そうです、ささみさん。寝る前に>>15をしましょう」
らき☆すたじゃないのか解散
かがみ「ディープキスとやらをしましょう」
ささみ「えっ」
かがみ「それでは…いきますよ」
ささみ「えぇええええええ!」
かがみ「うるさいのです!」
そう言い、かがみはささみの唇を奪い、彼女を黙らせた。そして、かがみに何とか抵抗しようとささみは首を捻る。が、それがさらにかがみの行為に拍車をかける元になる。
ささみ「んーーー!」
かがみ(少しからかうだけのつもりでしたが、これは…思った以上に気持ちいいですね)
かがみは嫌がるささみの唇を強引にこじ開け、そのまま舌を入れる。ベッドに押し倒され、彼女は抵抗できずにかがみのされるがままにされている。
ささみ(ちょっ、こ、これはシャレにならないよ、かがみ。本気なの)
かがみはささみの口内に舌を這わせ、歯茎を舐める。その度にささみは自らの口内を侵食する刺激にビクンと跳ねる。それを何度か続け、かがみは次に舌を絡める。
かがみ(…ささみさん)
舌を絡め、くちゅくちゅと卑猥な音が室内に響き、そのまま舌を絡め続ける。
このSSまとめへのコメント
ささみさん@がんばらない