男「いやいやいや」

友「?」

男「それじゃあリア充が嫌われものになっちゃうだろ」

友「え、違うの？」

男「それじゃあ駄目なんだよ」

男「それだとなんかさ、」

男「あからさまにリア充じゃないやつが出てくるだろ？」

友「んん?」

男「つまりはだなぁ、」

男「彼女がいるのといないのの違いは明白だろう?」

友「うんうん」

男「だが、部活などが充実しているかの判断はどうだろう」

友「おお、確かに、こう…自己満足でもなんか充実しているビジョンが…」

男「そう!それだよ、その違いだよ」

友「うん？(駄目だ、わかんなくなった)」

男「部活動の充実をリア充に含めるとだな、」

男「リア充の幅がグッと広がるはずだ」

友「ふーん」

男「どうした？」

友「いや…それによってなんかメリットはあんのかなーって…」

男「ありまくるよ！」

友「例えば？」

男「日本が活気づくんだよ!」

友「知ったことかよ!もういい!こんな話は、猥談だ!猥談がしてぇ！」

男「うわー」

友「な、なに引いてんだよ」

男「いや、もういいよ」ｽｸｯ

友「なんだよ急に！いつもはエロトークしてんじゃねーかよ」

男「ん」ｽｯ

友「なんだこれ、退部け!?」

男「俺、もう帰宅部やめるわ」

友「ハ、ハァ!?何で急にそんなッ」

男「俺もうちょっと、青春を大切にしたいんだよ、お前も一緒に…と思ったが、やめだ。」

友「」

男「俺は、俺の真面目な話をエロトークなどで汚すやつなど嫌いだ」

友「…悪かったよ、お前についていくよ。」

男「･････心を入れ換えてくれるか？」

友「あぁ、(うぜぇ)」

男「わかればいいんだ、わかれば」

友「ところで、何の部活に入る気なんだ？」

男「え？」

友「え？ってなんだよ」

男「何で部活に入ると思ったの？」

友「いや、だってさっき帰宅部退部したし、流れ的に…」

友「え、つーか入んないの？」

男「うん」

友(駄目だ、なにこいつ全然わからん)

男「いったろ、俺はリア充になりてぇんだよ」

友「いや、はじめて聞いたけど。」

友「大体ラブコメで男と女の仲が崩れやすい原因は、部活だ

友「決めつけんなよ！そんなことねーから!」

男「だからまず俺は、彼女との仲が崩れる原因である部活を…捨てた。」

友「まずお前には彼女がいない。そして部活ではない。帰宅部だ。」

男「ま、とにかく素敵な出会いを求めてレッツゴーだ。」

友「どこにだよ」

男「学校」

友「今放課後だぞ、部活やってるやつしかいねーぞ。」

男「そこを狙うんだろ！」

友「」