妹「ああっ…おにぃ…あっ!」(788)
妹の部屋から、夜になると軽くキシキシという音が聞こえる。
多分、ベッドがきしむ音だ。
まさかな、と思いつつ、俺はある疑いを持ち続けていた。
妹の部屋と俺の部屋は、隣接しているが入り口は遠い。
だけど妹のベッドは俺たちの部屋を仕切る壁沿いに置かれているのだ。
はじめてその音が気になるようになってから、何か月か経った。
近頃、毎晩のようにその音がする。ひとしきりその音がした後、
やがてぱったりと静かになる。
実は、俺と妹とはあまり仲が良くない。そりゃ子供の頃は一緒に
遊んだり喧嘩したりもしたが、ある程度の年頃になると兄妹で
行動することなんかなくなる。むしろ、避けるぐらいだ。
そんなわけで、俺は妹の部屋から夜な夜な聞こえるその音の正体を
確かめることなんかできなかった。普段から入らない妹の部屋だ。
急に夜中に入っていくこともできないだろう
┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /
_ノ _ノ _ノ ヽ/| ノ ノ 。。
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それでも毎晩のことなので、気になってしょうがない。
オナニーかもしれない、と俺の直感は言うんだが、
例えばベッドで腹筋だったり、運動だったりするかもしれない、
と別の可能性を考えてしまうのだ。身内の性のことってのは、
なんとなく避けてしまうものだからなあ。
と思いつつ、俺は壁に耳をあてて、その「音」の正体を
確かめようとしている。するとある日、ひとしきり例の
キシキシ音が聞こえた後に、「ああっ」という妹のかすかな声がした。
こ、これは。
でも違うかもしれないな。確証は持てない。ベッド運動で疲れた
声かもしれないし。と、妹のオナニーの可能性を頭で否定してみる俺がいた。
その声が聞こえた次の晩。いつもよりキシキシ音が大きく聞こえる。
俺はコップを拡声器がわりにして息をひそめ、壁に耳をあてた。
ひとしきりキシキシした後、また妹の声が聞こえた。
「ああっ…おにぃ…あっ!」
おにぃ、だと?
妹はオナニーをしている。多分間違いない。で、おにぃって。
俺は頭が混乱したので、即座に寝てしまった。
次の日。居間で妹と会った時に、カマをかけてみることにした。
「なあ、リナ。俺最近、部屋でトレーニングしてるんだけど、うるさくないか?
うるさかったら言ってくれよ」
「え、全然うるさくないよ」
お互い、目を合わせなかった。最近はいつもこんな感じだ。
妹の様子に変わったところはない。しかし、妹は兄の俺から見ても
年々可愛くなっている。胸も大きくなってきたし、薄着でいられると
目のやり場に困ることもよくある。彼氏もできたみたいだし、
余計に俺は妹の女を意識しないようにしているんだがなあ。
妹と話をした晩は、例の音が全く聞こえなかった。
ひょっとして、妹は俺が気づいたことを理解したのか。
しかし、次の晩、またキシキシが聞こえた。耳をそば立てないと
気がつかないぐらいだったのだが、やはりいつものそれに間違いなかった。
そして、「んんーーーっ」という抑えたような妹の声が聞こえてきた。
達しちゃったのか。聞こえないようにしているつもりでも聞こえてるぞ。
いつもならそれで妹は寝てしまうところなのだが、この日は違った。
壁に「コンコン」とノックをするような音が聞こえたのだ。
妹が音の響きを確認しているのか。
そう思っていたら、またコンコンとノックの音がする。
俺は意を決して、コンコンとノックを返す。
妹が何を考えているのか、いろいろと想像してしまった。
そして、今度ある行動に出ようと決心しつつ、俺はまた寝てしまった。
次の晩、またひとしきり激しくキシキシ音が聞こえ始めた。
俺はその正体を見届けようと、妹の部屋に忍び込むことにした。
音を立てないように部屋を出て、短い廊下を移動し、最新の注意を
払って妹の部屋のドアを開ける。入ってから気づかれてもいい。
一瞬でも何をやっているかわかればいいのだから。
と思って妹の部屋に侵入した。常夜灯が薄く光っている中、
妹はパジャマの胸をはだけていた。形のいい胸がはっきりと見える。
そして下はパンティだけになっており、両手の指はパンティの中と外で
激しく動いていた。顔は壁ぎわを向いて、俺に気づいた様子はなかった。
妹はオナニーの真っ最中で、その激しさは増して行って止まらない。
やがて、声が漏れ出した。
「ああっ、おにぃ…いっちゃうよ…いっちゃう…あっあっあっ…」
俺は妹が達する様子を、息を潜めて見ていた。
妹の白い胸が、のけぞりながらツンとなっていく。
俺の頭の中で、変な血が逆流していくのを感じた。
妹が俺のことを呼んだ。リナにとって、俺は男だったのか…。
達した後、妹は俺に気がついた。
「おにぃ…こっち来て! ねぇ…今」
呼ばれるまま、俺は妹のベッドに。
「おにぃ…ぎゅってして…ぎゅって」
俺はそのままベッドに横になって、妹を抱きしめる。
うんと遠い昔、こんな風にして寝たことがある。
だけど今の妹は子供の妹じゃない。
裸の胸のふくらみを感じる。
女の身体の柔らかさを感じる。
パンティ越しに、俺の男がリナの女に当たるのを感じる。
俺が抱きしめた時も、リナはまだ軽く痙攣していたのだが、
俺の手がリナの素肌に触れ、身体が密着すると、リナはより強く
あえぎ出した。
「ああっ、おにぃ…また…またいっちゃうの…あ…あ」
リナはさっきよりも深く達した。俺はリナを抱きしめながら、
気持ちだけ一緒にイってしまった。俺のペニスは固くなっていて、
リナのパンティと密着しているのだが、それはもう隠せないし、
隠さなくていいと思った。
リナは絶頂に達した後も、しばらくの間はあはあしていた。
そしてやっと俺の目を見て、言った。
「おにぃ…私こんななんだよ…」
俺はリナの髪の毛をやさしくなでた。リナはやがて、溜まっていた
ものを吐き出すように、泣き出した。
ひとしきり泣き終えたリナは、こう切り出した。少し困ったような
顔をして、でも笑顔になっていた。
「さっきからおにぃがいるの、気がついてたよ。でもやめなかったの。
おにぃに見られてて、どんどん本気になっちゃった。ヘンでしょ?
恥ずかしいよ」
大丈夫、と俺は言って、また頭をなでた。兄の余裕をまだ保とうとしていた。
「気がついてたんでしょ。私がいつもこういうことしてるの」
「うん。多分そうかなと思ってた」
「私、おにぃにいろいろされちゃうの。寝る前に、いつもそんなこと
ばっかり想像してるの。わかってたんでしょ?」
「いや…それは…」
「本当はそうなの。そうなんだから」
「待てよ。待て」と俺は言ったが、リナは止まらない。
「私ね、おにぃのこと…いつも思ってるの。おにぃの彼女よりもずっと強く。
…だから…わかってほしかったの…」
リナがあまりにも愛おしく見えた。こんなに顔を近づけて、
身体を密着させて、俺に全身で女をぶつけて来るリナに対して、
俺はもう兄を保っていられる自信はなくなった。リナに言った。
「リナ。最高に可愛いし、俺はお前のことが好きだよ」
「おにぃ…好きって言っちゃだめ。まだだめなの。だめだよおにぃ。
好き。好き。好き。好き。好き…」
そう言うと、リナが強く俺を抱きしめた。両足は俺の腰に絡めて、
俺の固くなったペニスに、自分のあそこを押しつけてきた。
そのままリナの腰がゆっくりと動き出した。
「ねぇ…おにぃ…いいでしょ…。キスして…今…今」
リナに軽く口づけをした。
この妹はどこにいったら買えますか?
俺はいったん唇を離したが、リナが再び俺の唇を奪い、離さなかった。
俺たちは舌を絡めあった。リナの息が荒くなってきて、腰の動きも
激しくなってゆく。俺はリナが感じやすいように、服ごしにペニスを
リナのクリトリスや陰唇の位置に強くあてがった。
リナがまた感じてゆく。昇りつめてゆく。
「おにぃ…おにぃ…おにぃ…大好き…大好き…」
俺のペニスからも、あらぬ汁が出て、一触即発の状態になっている。
リナのパンティはもうぐじょぐじょになっているがわかる。
「おにぃ…おにぃの…すごく硬い…。すごい嬉しいの…。
おにぃも気持ちいい? 私ばっかり気持ちよくって…」
リナはその体勢で感じたまま、動けなくなっている
しばらくその姿勢のまま、抱き合っていたが、
リナがふぅと息をついて、抱き合ってる身体を離した。
そして半身の体勢になって、右手で俺のペニスをなでた。
「おにぃ、私とじゃ、できませんか?」
リナが急に敬語になった。俺はできるような気がした。というか、
今ここで終わったら、俺はきっと今のリナとのことを反芻して
何度も何度もオナニーをしてしまうだろうと思った。
でも、妹は抱けない。なんかそれはだめだ。だけどノーとも言えない。
そんな俺を見透かしたかどうかはわからないが、リナはこう続けた。
「じゃあ、私が妹じゃなかったら、しますか? 正直に答えてください」
「する」と素直に即答してしまった。
「よかった。なんだ、おにぃ、私のこといいって思ってるんだー。
したいって思うんだー。私と一緒だー」
「もっと正直に言うと、妹でもしたいかもしれない」
妹に誘導されたような気がする。そんな言葉が口をついてしまった。
「おにぃ、こんなこと言うと恥ずかしいけど、私は本気。
結構悩んでたけど、この気持ち間違いないって思ってる。
おにぃと結婚したいとかっては思わないし、考えないけど、
セックスしてもいいって思ってる。して欲しいの。ねっ」
最近、リナとこういう会話をしてなかった。いや、セックスの話は
一度もしたことはないけど、リナがこうやって俺を説得して
ねだるという口の聞き方は、子供のころはよくあったような
気がする。兄はこれに弱い。「わかったよ」と言いそうになる。
「今日はだめ」と俺は言った。
「今日じゃなくてもいいよ。もうずっと待ってたから。でも…」
と言って、リナは俺のペニスにあてている手を動かす。
「出しちゃわないとだめでしょ」
妹とこんな状態までなっておきながらだが、俺の頭の中では
恥ずかしさと後ろめたさと性的興奮の脳汁が入り混じっている。
「どうしようか…」と俺が言うと、リナは
「私だけ裸なの、ずるいよ。おにぃも脱ぎなさい」
と言って、俺の服を脱がせようとする。
「リナだって、裸じゃないだろ。上半身だけだ」
そんなつもりじゃなかったのだが、催促するようなことを
言ってしまった。リナは俺の服を有無を言わさずに脱がせると、
自分のパンティも下ろし、つっかけていたパジャマも脱ぎ、裸になった。
妹の全裸を見るのは久しぶりだ。と言うより、成長したリナの
女の身体を見るのは初めてだ。俺は完璧に勃起した。
「おにぃ、私でいっちゃって。出しちゃって。
気持ち変わったら、してもいいからね」
どこの女の子と遊んでいるんだろう。ふとそんな気がしてきた。
今日までのいつもの妹と違う。むしろ昔の妹とじゃれあってるような
感じになってきたが、もちろん子供同士じゃない。
あたかも前に深くつきあってた彼女と再開して、一夜をともにする、
そんな懐かしさみたいなものがふと頭をよぎった。
「リナ、じゃあ二人でいかせっこしよう。またいっちゃっていいよ」
「おにぃ…」
リナは俺の唇に、それから俺の身体にキスしながら、俺のペニスを触る。
手のひらで包み、握り、やさしく動かす。少しぎこちないが、優しい。
そのぎこちなさに安心もし、しばらくリナの手に委ねてみる。
一方で俺は、リナの胸を堪能する。兄から見ても綺麗なおっぱいだ。
色が白くて、手のひらにちょうど収まるぐらい。乳房は形のいい丸みが
出ていて、乳首はツンと上を向いている。右手の指を這わせ、
ときおり乳首を転がす。リナはそのたび、「あっ」という声を漏らす。
左手はリナのお尻をなぞり、太ももを動かし、濡れた秘部を愛撫する。
「もうさっきから…ずっといっちゃってるから…ああっ…おにぃも…」
「リナ…」
「おにぃ…イケない? すっごい硬いのに? 口でしていい?」
「いいよ」
リナがフェラを始めた。やはり少しぎこちない。それでもずっと
ビンビンになっていた俺はもう少しでいきそうになる。でも、あと一歩だ。
「リナ、飲みたい? 俺の?」
リナが口を離して言う。
「飲みたいよ。ずっとそういうこと考えてたんだから」
「ごめん、もう少しでいけそうなんだけど、手でしていい?」
「ごめんね、おにぃ。下手で…。おにぃのいっちゃうとこ見せて」
「うん。お前のイクところ見て、俺もイク」
俺は右手で自分のペニスをしごきながら、左手でリナのクリトリスを
刺激する。入り口を軽くなぞったり、少しだけ指を入れたり。
「あっ…ああっ………おにぃ………もう………」
「リナ………リナ………」
リナがのけぞる。紅潮した顔が少し嬉しそうに笑いながら、快感に
ゆがんでいる。形のいい胸が最高に突き出され、この女に出したい
気持ちでいっぱいになる。
「リナ………いくよ……いくよ………」
「おにぃ………来て………飲ませて………」
俺はリナの口に俺のペニスを押し込んだ。リナは俺の先端を上手にくわえた。
びくっとした俺のペニスは、リナの口の中で大きくびくつき、白いものを
たくさん放出させる。止まらない。溢れ出す。リナの口の中。
リナは俺の精液を全部吸い取ってくれた。そしてごくんと飲んだ。
「おにぃ…おいしいよ」リナがいたずらっぽく笑った。
「リナ…愛してる」俺もつい言ってしまった。
「今の、本気だよね。私わかるもん」
「よかったよ。可愛かった」
「へへへ……おにぃ好きだよ…感じてくれて嬉しい」
「秘密だけどな」
「秘密? 秘密だね。秘密でいいよ。でも…」とリナが言った。
「でも…ほんとは毎晩、おにぃともっとすごいことしてるの。
おにぃももっとすごいの。エッチでしょ。エッチすぎ?」
「リナ、今日いきなりでこんなだろ。上手だったよ」
「そうじゃなくて。おにぃが自分でしちゃったでしょ。
ほんとは私がいかせたかったの。私でいってほしかったの。
入れてほしいの」
リナに挿入するという一線を越える勇気は、まだ俺には持てなかった。
というより、いきなりすぎて頭の整理がつかない。俺はリナに言った。
「今日はこれでおしまいね、リナちゃん。ゴムもないですよ」
「はぁい」
と言うことを聞かせて、その場を収めた。
「おにぃ…今日はこっちで一緒に寝てください」
「いいよ、リナ」
リナと軽くキスをして、その夜は抱き合って寝た。
リナは割とすぐに寝息を立てた。俺もいつしか眠りについてしまった。
<第一夜はとりあえずここまで>
<第二夜>
朝起きたら、俺は裸でリナのベッドの上にいた。
一瞬、なにごとかと思ったが、すぐに昨夜のことは思い出せた。
横に寝ていたリナも裸。ほぼ同じタイミングで目を覚ました。
リナが「おはよう」と言った。俺も「おはよう」と言った。
朝になるとちょっと恥ずかしい。
すぐに妹の目覚ましが鳴った。容赦なく朝だ。
俺は服を着て、自分の部屋にこっそり戻ろうとする。
リナも慌てて起き上がって支度にかかろうとする。
リナがちょっと俺の方を向いて、「おにぃ」とつぶやいた。
ただそれだけで、後は目をあわせず、元の兄妹に戻った。
妹は先に出かけた。俺はだらだらと出かけた。
昨夜からのことで頭がいっぱいで、今日は何も手につきそうにない。
その夜。俺は遅めに帰宅した。帰宅してからも、まだ一人でぼんやり考えている。
妹のことが気になって仕方ない。また夜が来てしまった。
帰ってから妹と顔をあわせていないが、妹は隣の部屋にいるようだ。
妹と話をしたいと思っているのだが、何をどう話していいのかわからない。
妹は俺のことが好きだ。俺もどうも妹のことが好きらしい。
兄妹ならまあ、いいことじゃないか。
いや、そんなことじゃない。
昨日はセックス寸前までいったのだ。そしてこのままだとセックスしそうだ。
妹は俺とセックスしたいのか。俺も妹とセックスしたいのか。
兄妹でそれって、そもそもおかしいのか。いけないとかいう以前に。
その前に、俺には彼女がいて、妹にも彼氏がいる。
それでこれっていうのはどうなのよ。もうわけわかんね。
そんなことを考えてたら、また例のキシキシが聞こえてきた。
妹がオナニーを始めたということだ。
いつもより音が大きい。俺に聞こえるようにやってるのかもしれない。
俺はまだぼんやりとしながら、そのキシキシ音を聞いているのだが、
しばらくすると音がやんで、妹がコンコンと壁をノックした。
俺は何も考えてなかったが、反射的に立ち上がり、コンコンとノックを返した。
そのまま、俺は椅子に腰掛けて、ぼおっとしていた。
すると、俺の部屋のドアが軽くコンコンとノックされた。妹だ。
「おにぃ」
「まあ入れよ」
「えっと、何から話す?」
「あー、やっぱりお前、可愛いわ」
リナはまだ寝る格好に着替えておらず、部屋着だった。
ピンクのTシャツに、ショートパンツ。ノーブラだった。乳首が浮いてる。
「おにぃ、素直になった」
「なんだよそれ」
「だっておにぃ、いつも言いたいこと顔に書いてあるの。私のこと
ずっと可愛いって思ってたでしょ。ドキドキしたりしたでしょ」
「そんな風には考えてなかった」
「でも、そう感じてたんでしょ。わかるもん」
うちと全く同じ環境だwww
キモイから帰ります
>>62
読んでるじゃん
>>65
客は寄せたぞ
実は俺が書き手ではなくて前スレで日の目を見ることなく沈んだ
ID:0kKPVbH00のssを最初からコピペしただけです。騙して申し訳ない
ID:0kKPVbH00は続きを書きたがってたし俺も続きを読みたくてこんな形でスレを立てた
前スレの最後の所まではもちっと貼る必要あるのだがどうすべきか・・・
リナにそう言われても、俺はそんなことはない、とは言えなかった。
そんなことがあったのか。無意識に顔に出てたのか。ちょっと虚をつかれた。
「えーとね、まず、おにぃが好きです」
「ああ、まあ、俺もリナのことが好きだ」
「私のこと好きだよね? そうだよね?」
「へへっ」
と、曖昧な笑いを返したつもりでいた。リナは俺のベッドの上に腰掛けた。
「またちゃんと顔に書いてあるよ。自分じゃわからない?」
「いや、いいよ顔に出ようとどうしようと。好きは好きでいいと思ってる」
「じゃあ、何がいけないの? おにぃ彼女がいるから?」
「あ?」
まず兄妹だからだろう、と一瞬思ったが、何だかよくわからなくなってきた。
でもやっぱりまず、兄妹の話をしなければならない。
「おにぃに彼女がいることは、よくわかってる。でもね…」
>>69
乙。ありがとう。続き書いてるよ。
誰か安価で第一夜~第四夜までまとめてくれると嬉しい。
実はこのスレの文章は読んでないが、誤記誤字はご容赦を
元は直してあるんだが
「待て待て待て。お前、俺の妹なんだ」
「うん。それはわかってるけど、あんまり問題じゃない」
「問題じゃないって、その…」
「もうさんざん考えたから。私はいいんだけど、おにぃはダメ?」
「何をどう考えたって…ああお前可愛いな。そんな目で見るなよ」
「じゃあこう考えてみて。妹とデートしてもおかしくないでしょ?」
「うん、デートなら全然オッケーかな」
「結婚しないでも、そういう関係になることは?」
「それは普通、というかよくあること」
「じゃあ、結婚したり子供作ったりしなければいいんでしょ」
「まあ、その理屈ならな」
リナがなんかすねたような顔をした。俺にこっちに来て、と合図する。
「おにぃ、昨日あんなことしてくれた。今日はダメなの?」
俺はリナの頭をなでた。リナが俺を見て、唇をちょっと動かした。
キスの合図だろう。俺はリナの顔にちょっと手をかけて、唇を重ねた。
「伝わる。優しい。……だから好き」とリナが言った。
「つまりさ」と俺。
「リナが妊娠しなけりゃいいってことを言いたいわけ?」
「そうかも」
「かもって何だよ」
「それだけおにぃが好きってこと」
「俺、そんなに奥手じゃないぞ。このまま走るかもしれないぞ。
もし何かあったら、後悔するのはお前だからな」
「ふふっ」
とリナが笑った。
「まだおにぃに話してないことがあるの。ちゃんと聞いてね」
「おにぃ……私、まだ処女なの」
俺は考えてなかった。リナが処女であるともないとも。しかしなんとなくだが、
もう済ませているような気がしていた。彼氏もいるし、あんなオナニーを
していることだし。
「じゃあお前、彼氏は?」
「うん、何もしてない。ほんとだよ。信じて。キスだけだよ」
「キスはしたんだ」
「うん」
彼氏に対して、微妙に嫉妬している俺に気がついた。そしてそれは
リナにばれた。
「ふふっ…おにぃちょっと妬いたよね、今」
「いや、そうじゃなくてさ」
「彼氏とはどうにもならないよ。私おにぃのことしか考えてないから。
おにぃが彼女とつきあってるから、私も彼氏とつきあってみたの。
そしたらやっぱり違うな、やっぱりダメだなって思って。
はっきりわかっちゃった」
「おにぃが彼女とつきあいだした時ね、私泣いちゃったんだよ。
何日も。私、なんで泣くのかな、って思ったの。おにぃが幸せなら
それでいいんだけどな、って思うのもあったけど、おにぃが他の人と
ラブラブなのを想像すると、もうだめなの。それから」
「それからって…」
「待ってみた。おにぃのこと。でもね」
「うん」
「思い直したの。私はおにぃの彼女にはなれない。結婚もできない。
でも、特別な関係にはなれるって」
「特別な関係って…」
「よくわかんないけど、彼女とかそういうのを越えた関係…かな」
リナが言ってることは、よくは飲み込めない。ただ、何かが伝わってくる。
どうして兄妹として生まれてきたのかな。兄妹って何だろうかな。
リナは続ける。
「おにぃ、おにぃの彼女の話はしないで。私も聞かないから。
あと、私の彼氏の話もしないで。それでおあいこでしょ」
リナが泣きそうな目をして俺を見つめる。
俺はなんと言っていいものか、考えあぐねている。
俺の本当の気持ちは、リナと同じなのかもしれない。
リナの肩を抱く。すると、リナがまた笑顔に戻った。
「なんかいろいろ言っちゃった。でも、簡単なことです。
私はおにぃにエッチにしてほしいだけなんです。
遊びだと思って、本気で私の処女を奪ってください。お願いします」
「え…」
「ずっと待ってたから、いつでもいいけど、今がいいの」
「う…」
「おにぃ、私のこと好きだよね。ほんとは抱きたいよね」
「ほんとは、ね」
「とっといたんだよ、今まで。だから…。絶対だいじょうぶだから」
「何…絶対だいじょうぶって」
「絶対、最高の関係になれるから。今までよりずっと」
兄として、なのか。リナの初めての相手になって、リナを女にする。
いや、昨日からもうリナを妹として見れない。ここにいるのは
俺好みの一人の女。そして、かつて妹であっただけ。と、そんな気すらしてきた。
迷いつつも、こう言った。
「リナ、抱かせて。お願い。昨日の続きで」
「ふふ。半分本気で、半分サービスでしょ。顔に書いてある」
「んー。昨日の続きはしたい。だけど処女はプレッシャーだ」
「心は処女じゃない。もう何回も何回もおにぃに抱かれてるから。
私、すごいエッチだよ。おにぃとだけだけど」
とリナは言うと、俺の股間に手を伸ばした。
「私、さっきまでおにぃとしてたの、知ってるでしょ。
私の中のおにぃは、すごくいろんなことしてくれるの」
「俺の中のリナは、こんなエッチじゃなかったけど…」
「おっぱい可愛いでしょ。自分でも気に入ってるの」
と言って、リナは自分でピンクのTシャツをまくり上げた。
「おにぃ、また顔に書いてある。ふふ」
「何だよ」
「思ってること言って。言いなさい」
「おっぱい可愛い。マジで。いつの間に」
「うん、だいたい思った通り。でもね、おにぃはもっとエッチだから」
俺はリナの乳首のまわりに舌先を這わせる。リナの言葉に触発されたのか。
「そう…そうなの…おにぃ……昨日もすごくエッチだった……」
乳首は直接攻めない。周囲を丹念に攻めて、手のひらで乳房を軽く持ち上げて
軽く揉み、指先で円を描く。リナの乳頭が硬くなっていく。
「おにぃ……」
リナの乳先を指で転がす。
「やんっ…あ…おにぃ…好き………おにぃだ……」
「こうなんだろ」
「うん、うん」
リナの手が俺のペニスを激しくさすっている。なんか、すぐにでも
発射しそうな感じになってしまった。俺のスイッチが入ってる。
「お前が処女じゃなかったら、今すぐ激しく突き回したい」
俺の中から、うわごとのように激しい言葉が出てきた。
「それでいいの…おにぃ。…そう…おにぃはそうなの…」
「ゴム持って来るぞ。待ってろな」
「…ああっ…入れてくれるんだ」
俺は光のスピードでゴムとタオルを用意し、ベッドに戻る。
ベッドにタオルを敷いて、リナを押し倒し、服を脱がせる。
「…おにぃ…大丈夫だよ……いつでも来て」
リナのあそこはもうびちょびちょだ。すでに一回イってるし、
心の準備は十分すぎるほどにできている。でも処女だ。
でも俺も止められない。リナの横向きに寝て、身体じゅうを
愛撫し、足先から指を這わせ、リナの陰唇をまさぐる。
綺麗なピンク色だ。クリトリスのスイッチを親指で軽くタッチしながら
中指をリナに浅く入れる。おそらくリナも、いつも自分でこんなことを
してるんだろう。
「おにぃの…指……入ってきてる……」
よーし腹筋…あれ?
「リナ」
リナがとろんとした目で俺を見る。
「うん」
リナが答えた。それだけで全部通じた。
リナの唇を奪い、身体を重ねる。そして足を開かせる。
ゴムを着けて、軽くリナの入り口に押し当てる。
「大丈夫。入れてみて…」
ゆっくり入れてみる。よく濡れているせいか、割とすんなり入る。
先端だけだが、リナの入り口が程よく俺のペニスを包む。
いい。単純にそう思った。
「おにぃ……入ってきたよ……」
「愛してるよ、リナ」
「うん。うん。うん」
「痛い?」
「全然」
「じゃあもっと」
リナの入り口がきゅっとした。まだ先だけしか入れてなかったので
ちょっと押し出されそうになったが、抗するように差す。
俺はリナにきつく包み込まれているが、奥に進んで行くには
想像以上に抵抗がない。心地よい締め付け。リナの中気持ちいい。
もう半分ぐらい入った。リナはさっきちょっと痛そうな顔をしたが、
案外平気みたいだ。
「リナ…」
「もっと…」
「動かしていい?」
「うん。気持ちいい? 気持ちよくなって……私でいって……」
ゆっくりだが、少し動かしてみる。抜き差ししながら進み、
俺のものをリナの中に全部収めた。
「入った」
「ふふ。入ったわーいわーい」とリナが小声で言う。
「こうしちゃうよ」
俺は指でリナのクリトリスを軽く刺激した。
「あっ」
リナがきゅっとなった。
「私、いっちゃうの? おにぃは……おにぃも……」
へへっ…、リロードが間に合わねぇや
俺ははっきり言って、半分入った時点でいつでもいけると思った。
リナの中が感じるのだ。すごく。形があってる。角度も。
強めに動かす。もう出したい。リナに出したい。
「リナ、いっちゃうよ。お前すごい気持ちいい」
「やった……」と俺にクリトリスをいじられ、あえぎながらリナが言う。
「いってね…いってね…いっちゃうよ…またいかされちゃう」
「いくよっ」
「ああっ」
俺はリナの中に出した。俺の動きにあわせて、リナの入り口も
ひくついている。リナは、はあはあしながら潤んだ目で俺を見ている。
「痛くなかったか」
「うん…大丈夫…ほんとほんと」
「リナと、もっとセックスがしたい」
「ふふ」
リナが笑った。俺はリナと、もっとセックスがしたい。
リナの気持ちに追いついた。
「まだこれからだよ」と、リナが言った。
<第二夜 おわり>
<第三夜>
「放送席、放送席」
俺はエアマイクを持って、エアインタビューを始めた。
リナを抱いた次の夜のことだ。
「今日のヒーローは、みごと処女を卒業しました、リナ選手です。おめでとうございます」
「ありがとうございます。みなさんの熱い声援のおかげです。特に私を最後まで
サポートしてくれた兄には、深く感謝をしておりますっ」
リナもノリノリだ。
「えー、途中ちょっと痛そうにしてましたが、ピッチングに影響はなかったですか?」
「今日はもう、無我夢中で投げてましたから、痛いのは気になりませんでしたっ」
「でも、かなり強く打球が当たりましたよ。心配してました」
「投げてる最中はそうでもなかったんですけど、試合終わってから、結構ジンジン
きてます。でも次回は大丈夫ですっ」
「今日の初勝利、ナイスピッチングでしたが、日頃の練習の成果が出ましたか?」
「イメージトレーニングのおかげで、思ったより緊張はなかったですっ。
でも途中からは、流れにまかせて、自分以上の力を発揮できたと思いますっ」
インタビューはなおも続く。
兄「今日から、俺のバットは…」
リナ「言わせねーよ!?」
「リナ選手、これからはどういうプレーを心がけたいですか?」
「ひとつひとつ与えられた機会をこなしていく中で、自分らしいプレースタイルを
作れればと思っていますっ。これがリナのプレイだって言われるような」
「最後に、大声援のお客さんにひとことお願いします」
「やったーーーー!!」
「どうもありがとうございました! 今日のヒーロー、リナ選手でした!」
「あざーすっ」
リナが俺の持ってたエアマイクを奪う。今度は俺がインタビューされる。
「続きましてのヒーローは、おにぃ選手です。ナイスアシストでした」
「おい、それサッカー」
「すごいホームランでした」
「いやー、飛びましたねえ」
「打った球はどんなボールでしたか」
「真ん中の甘いストレートでした。ちょっと頭になかったのですけど、
いいや、思い切って振っちゃえと思ったら、入っちゃいましたねえ」
「入っちゃいましたか。狙って打ったようにも見えましたが」
「いやもう、来たボールを振り抜く。ただそれだけです。
ルーキーのリナ選手もあんだけがんばってたし、援護したかったですよ」
「リナ選手との強力なタッグ、期待してます。おにぃ選手でした!」
「あざーす」
関係ないが、リナは田中マーくんのファンだそうだ。ダルビッシュは嫌いらしい。
そんな戯れの会話をリナとするのも、長らくなかったかもしれない。
話をするといえば、目を合わせないで用件レベル。
なんかこの二日で、失っていた絆が取り戻せたような、そんな気がする。
「おにぃ…」
「ん?」
「キスして…」
「わざわざ言うの?」
「わざわざ言いたいの。言わせないでよ…」
「言わせる」
「おにぃ、壁がなくなった」
「壁? コンコン?」
「コンコン。ふふっ」
急につまんなくなった
氏ね
>>128
まだワンストライクじゃないか
「おにぃがコンコンって壁叩き返してくれたときね、すごい緊張したけど
すごい嬉しかった。なんでだろう。通じてるな、って思ったからかな」
今日のリナはブラをしている。それはそれで胸が大きく見えるので可愛いのだが。
普段も家の中でもブラをしている方だと思う。リナに聞いてみた。
「今日は俺のこと、誘惑しないの?」
「ええーっ、誘惑してほしんだー。してるよ」
「格好がおとなしい」
「普通でしょ。誘惑は格好だけじゃないし」
「今日はブラしてるんだ」
「おにぃ、私のおっぱい好きでしょ。わかってた。でもおっぱいだけじゃだめ。
お尻だって可愛いのよ。アップルヒップってやつ?」
そう言うと、リナは立ち上がって後ろ足上げ運動を始めた。
「鍛えてるんだから。綺麗な形を保てるように。胸もブラしてる方が形がよくなるの。
寝るときも、結構着けたままで寝ることある」
「きつくないのか?」
「着けて寝るのがいやな子も多いけど、私は平気。でも、今度着けてたら
こっそり外してもいいよ。おにぃだけ特別」
何?また>>1を誉め称えて呪いをといてもらえばいいの?
「今着けてるじゃん。外していいってこと?」
リナは両手で胸を押さえる。
「うー。想像してたおにぃと本物のおにぃが一致してきた」
「エッチな子だな」
「あー、そういうの。おにぃはいつも先回りして、私のことドキドキさせてくれるの。
私も一所懸命おにぃに先回りしようとするんだけど、おにぃにはかなわないの」
リナの表情が今まで見たことのないそれに変わった。ちょっと震えている。
「ぞくぞくするよ、おにぃ…」
俺はリナを抱きしめた。
「ごめんな、俺まだそんなに、なんつうか、思い切れてない」
「ごめんねおにぃ。私が勝手に先走っちゃってるから。わかるよ」
「まだ痛い?」
「うん。ちょっと痛いけど大丈夫」
「ほんとはあんまり大丈夫じゃないだろ」
「今日、ガニ股だったかもしれない…おにぃのがずっと入ってるみたいで…」
「でも、初めてなのに、おにぃが中でいってくれた。女になれた。おにぃの」
「リナの中、気持ちよかったから」
「ね、ほんと? ほんとにほんと?」
「俺の顔に書いてない?」
「書いてある。おにぃ大好き。大好き大好き」
リナが俺を押し倒して上に乗り、腰をバウンドさせた。その姿勢のまま止まって
ちょっと俺の顔を見つめていたが、また俺にしなだれかかってきて抱きついた。
「大好き。大好き。大好き」
そしてキス。
「おにぃ…キス上手…は…ん」
「お前もキス上手だな」
「あぁ…わざとそんなこと言う…溶けちゃうよ…」
そしてリナは「はにゃ~ん」と言って溶けた。
二人とも、息をはあはあさせている。唇だけでイった。そのまま抱き合った。
一時間くらい、すうっと寝てしまった。リナも俺にもたれたまま寝ている。
「リナ」
「ん…」
「お前も疲れてるんだろ。部屋帰ってちゃんと寝なさい」
「ん」
昨日もおとといもああいう流れで、事態が急展開している。
俺が疲れているのは、身体というよりむしろ頭だ。
リナもおそらくそうだろう。身体だって結構使っている。
はにゃ~んとしたまま、寝てる顔のまま起きた。
くそ…、口惜しいが寝る前の支援だ…
「リナちゃあん」
「はい…」
「もう俺も寝るからね。今日はちゃんと別々に寝ましょう」
「やだ…」
「お休みのチュウをしてあげませんよ」
「言うこと聞く…」
「この続きは、また今度にしましょう」
「やだ…」
「だめ。おやすみなさい」
「おやすみ…」
「ちゃんととっとくから」
「明日がいい…」
「明日までとっとくから」
「おにぃ…とっといて…明日…あたし…」
リナが寝ぼけた人になって、部屋に帰った。
<第三夜 おわり>
<第四夜>
金曜の夜。俺の彼女のユカからメールが来た。
明日、映画を見に行こうという内容。ユカとは二週間会ってない。
その映画は前々から見ようと話してたものだったが、明日の今日とは。
とりあえず、メールを返信。
ユカと映画に行くつもりで、待ち合わせとかを決めている最中だった。
リナが俺の部屋に入ってきた。メールしているところをリナに見られる。
「おにぃ、ユカさん?」
「うん」
「明日デートするの?」
「うん、映画見に行くだけ…」
「ふうん」
「怒らないの?」
「怒れない。私だって彼氏いるから。おにぃ、ユカさんとはどうなの最近?」
「どうなのって…」
ユカは俺と同い年。趣味や共通の話題があって、もう何年かつきあっている。
だけど、最近はややすれ違い気味の生活になっている。ユカが日曜に
稽古事を始めて、だいたい一日はその稽古事やサークルの付き合いに費やされる。
つまり、ゆっくり会える日は土曜しかない。しかしそれも最近は都合があわず、
会うのは二週間に一回、セックスするのは月に一回ぐらいと、なんとも寂しい
限りになっている。決してユカのことが嫌いになったわけじゃない。
「リナ、おとといお前が言ったこと覚えてる? 彼氏や彼女の話はしないって」
「言ったような気もするけど、あんまり覚えてない…。あの時いろいろ言った
けど、何言ったか忘れちゃった。おにぃとしたことは、すごくよく覚えてるん
だけど。何度も何度も反芻したから…」
「だから、あまり話しにくいことは、やめておこう。俺はリナといる時間、
リナのことを大切にする。それでいいだろう」
「おにぃ、また壁ができた…」
リナの言う通りだ。俺はリナに対して、ユカと会うことが後ろめたい。
「じゃあ正直に言うよ。リナ、お前は俺がユカと会うことをどう思ってる?」
「どうって…んーとね。もう私の方が勝ってるんじゃないかなーって。
ユカさん美人だけど、私の方が、若くて、可愛くて、おにぃ好みで、
おにぃのことを全力で好きだと思うよ」
「すごい前向きだな…。あー、そういうリナが好きだ俺は」
「うん、だから、ユカさんの話をしちゃだめってのは、おにぃとする前だっけ?」
「うん、多分」
「おにぃがユカさんのこと、好きなのはわかるよ」
俺はユカに対する「好き」というのと、リナに対する「好き」というのを
分けて考えたかった。でも、両方とも身体の関係を持っている。
このままうまく続けられる自信はない。
「でも私はね、自然に任せるのが一番だと思ってるよ。自然となるようになる、
って思ってる。でもね…」
「でも?」
「その後は言わない。ふふっ」
ユカのこういうトリッキーな物言いが大好きだ。トリッキーのようでいて
ストレート、ストレートのようでいてトリッキー。この感性が俺のツボに
はまる。どこも似てない兄妹だけど、この部分だけすごく似ているような
気がする。リナは、感覚だけで通じ合える。
「明日、ユカとセックスしたら怒る?」
「あー言われちゃった。言わなくていいのに」
「しないよ、多分」
「正解はしない、じゃなくて、させないでした」
「そう来たか」
リナが俺に向かってくるのがわかる。
「おととい初めてしたばかりなのに、おにぃが他の人とするなんて、絶対やだ」
「………」
「とかって言わなくていいように、あらかじめおにぃといっぱいしておきます」
俺のが硬くなってしまった。挑戦的すぎるぞ、リナ。
「おにぃ。全然こわくないよ。私が優しくリードしてあげるからね」
とリナが俺を口説きにかかる。お前はジゴロか。
「ほぉら、もうこんなに硬くなってる」
俺はぶるぶる震えながら、リナのなすがままになっている。
もうプレイが始まったみたいだ。
「こんなに大きくしちゃってるんだ。入れたいんだね」
リナが俺のジーンズの上から、五本の指で俺のペニスを握り込み、
親指と中指でカリのあたりをこすりつける。
「直接触って欲しい? なめて欲しい?」
リナは俺のファスナーを開け、パンツの隙間から直接手をかける。
やばい。俺こういうのに弱い。リナは感覚的に知ってる。
「手と口で…お願いします…」
俺がそう言うと、リナは俺の下半身を全部脱がせる。
そのまま、リナは俺のペニスを強く握って速いスピードでしごく。
舌で俺の亀頭の先やカリ首のあたりをチロチロとなめる。
おい、どこで覚えたんだよ、そんなの。
「まだいっちゃだめだよ。私の中でいって。それとももういっちゃう?
一回いっちゃってから、またくれる?」
「リナ…もういっちゃうよ…」
「もういっちゃうんだ…私のおっぱい見ていっちゃう?」
「うん。うん」
「じゃあブラ外して」
リナの背中に手を回して、ブラを外した。リナはシャツを脱いで、
裸の上半身を俺に見せてくれる。ペニスを握る手のスピードが
速まってゆく。
「リナ…」
「いきたい? こう?」
と言って、リナはもう片方の手で、自分の胸を持ち上げる。
「すごく熱くなってるよ。いっぱいたらたら出てきてるよ。
こんな可愛い子に、いかされちゃうんだよ」
「ああ、リナっ、リナっ、いくっ」
「うん、うん」
リナが俺のペニスをぱくっとくわえる。
そのまま2~3回、上下に動かしたところで、俺の中から熱いものが
じゅわっと湧いてくる。出る。いっぱい出る。飛び出る。
リナは俺の精液を口に含んで、また飲み込んでくれた。
口の使い方、上手だな。これは天性だろう。キスも上手いし。
俺がいっちゃってもなお、リナがフェラを続けてくれるので、
俺のビクビクは止まらない。
「リナ、お前上手いよ。処女だったのに」
「だって、おにぃが自信なさそうだったから。自然にフォローに回るっていうか
大胆にエッチになっちゃうんだよ。おいしかったよ」
「リナも、もう欲しいんだよね」
「うん! 欲しい!」
「もういっぱい濡れてるんだよね」
「あっ…おにぃが攻めに入った…」
「いや、まだまだ」
リナのミニ目のスカートの中に手を入れる。パンティがあり得ないぐらい濡れてる。
「まだまだじゃないよぉ…私やられちゃうよぉ…おにぃにやられちゃうよぉ」
「リナさん、すごく濡れてますよ。脱がせますよ」
「あ……脱がせないで…指入れてくるの」
「エッチですよね。こんなにびちょびちょで」
「エッチなのは、おにぃのせいだもん」
「クリトリスが、一番感じるんですかあ」
リナが激しくビクっとする。
「あ……あ……私…いかされちゃうの? 入れる前にいかされちゃうの?」
「リナさん、もういっちゃいますか? それともいく前に入れて欲しいですか?」
そのままリナのクリトリスを軽く、でもスピーディに指でなぞる。
「おにぃ……おにぃ……いく!いく!いく!」
「リナ、いっちゃっていいよ。いっちゃいな」
「あっ…あっ…あっ…あっ…あっ…」
リナは激しく身体をピクつかせ、登り詰めた。まだスカートもパンティも
脱がせてない。痙攣したままのリナから脱がせ、全裸にする。
「おにぃ…ちょっと待って…まだ…」
リナに身体をあわせ、ぎゅっと抱きしめる。硬いペニスが、リナに密着する。
もう後は入れるだけだ。リナの痙攣がおさまる頃に、ゴムを装着し、
スタンバイOK。またリナの中を味わわせてもらおう。
「おにぃ…強引だよ…まだだめ…」
「いいんだろ、もう」
「だめ…いい…」
俺はリナの全身に指を這わせる。もう、どこもかしこも感じやすくなってる。
手の指を一本一本くわえてしゃぶる。そして首筋から胸、突起した乳首に
舌を這わせる。腕を軽く噛む。身体を離し、舌を胸から腹へ。
腹から感じやすい場所へ。リナのさらさらとした陰毛が、リナ自身からあふれる
いやらしい液体で濡れて、光っていた。クリトリスを軽く吸う。
「ひゃ………はっ……」
もうリナは声にならない。綺麗な形の乳房を突き出し、俺を挑発する。
俺はリナの足の指をくわえ、指の間から足の甲へ、足の甲からそのまま
上へと、舌をツーっとさせる。太もも。チロチロなめてキスをする。
リナの足を開いて、M字の体勢にし、太ももから次第にあそこの周りへと
舌を動かす。
「ひっ………おにぃ………」
俺の唇と、リナの下の唇がキスをする。リナがもう快感のプールの中で
泳いでいるのはわかっている。
俺の舌は、リナのお尻の穴の周りに到達した。ゆっくりと吸い、なめる。
「おにぃ…だめ…だめ…感じすぎちゃう…」
もう少し舌を動かす。
「だめなの…だめなの…もう来て…もう来ておねがい」
「リナ。愛してるよ」
「ああっ」
俺はそのまま勢いよく挿入した。いやらしくよく締まるリナの入り口を
こじ開け、中ほどまで。すんなり入る。俺はさっきいったばかりなのに、
また猛烈な射精感が襲ってくる。
「リナに出したい」
「ああああああっ」
浅いピストン。大丈夫そうだ。奥まで入れる。根元が、締まってくる。
初めてのときよりもさらに、ぴったり俺のペニスを包み、ぎゅうっと
絞り出そうとしている。
「おにぃ…キスして…キスして」
リナが強くせがむ。俺はリナに唇を重ね、リナの中に舌を入れる。
リナの口が俺の舌を強く吸い込む。それとともに、リナの下の口も
俺のペニスを強く包み込む。締め付けが強くなった。上と下、両方で
リナが俺に絡み付いている。リナは俺に、上も下も挿入されている。
「んんっ………んん……んんっ」
唇を離す。
「ああっ………今来て………今来て」
「リナ、いくよっ」
「あああああ」
俺のペニスがリナの中で波打った。
いく。いく。いく。リナ。リナ。
俺の。全部。リナの。中に。
身体が宙に浮いたような感じがした。
抱き合いながら、俺はリナと一緒に浮かんでいた。
しばらくそのまま、動けなかった。
俺たちはニコニコしていた。子供みたいに無邪気にニコニコしていた。
言葉にならない満足感があった。
「おにぃ…愛してます…」
「リナ…」
「ふぅ…おにぃ、もう想像以上なの。して初めてわかることばっかりなの」
「いや、俺も想像以上。二回続けて、こんなに出るなんて。リナに全部搾り取られた」
「まあ。エッチなリナちゃんね」とリナは自分で言った。
「入ってるとき、キスされるとこんなに感じるなんて…」
「リナ、あんなに締まるんだ」
「おにぃ、私が痛いこと、忘れてたでしょ」
「ごめん。痛かった?」
「今ちょっと痛い。中で強くされた時も痛かったけど、もう、なんかそれ以上に
気持ちよくって…」
「よかったよ、リナ。俺も今、出しすぎでちょっと痛い」
「まあ。エッチなおにぃね。でも、これで安心。ふふっ」
<第四夜 おわり>
ああっ気がついたら第四夜終わってた。
ここからライブね。書きためもあるけど。
投下のインターバルには、「処女卒したら」スレをおすすめします。
つーかちょっと読んでしまった。
なんかあのスレの1に思うところ多いけど、ううむ。
忘れてましたが>>1さん乙でした。
<第五夜>
土曜の夜。俺は食事を済ませて帰ってきた。部屋に戻ると、リナが待ち構えていた。
「おかえり、おにぃ」なんか、さばさばとした表情だ。
「待ってたよ」と俺。
「おにぃ、それ私だから」
俺は次の言葉が出ない。
さっきまでユカと一緒にいたので、リナとのペースが戻らないのだ。
リナも「きゃー、おかえり、おにぃ」みたいな感じだったら、
もっと俺も軽口が叩けたのかな、と思いつつ。
「風呂入ってくる」
俺は汗を流すことにした。風呂は俺たちの部屋と同じフロアにある。
家は二世帯住宅のような作りになっているので、このフロアで食事を
しないことを除けば、リナと二人暮らしをしている状況に近い。
リナとこういう関係になるまでは全然意識してなかったが、今なら
一緒に風呂に入れるチャンスはいくらでもあるのだなあ、と思った。
風呂と言ってはいるが、俺たちはだいたいシャワーで済ませていることが多い。
俺は夜派で、妹は朝派なので、かち合わせることもなかった。
しかし、今日は風呂を入れることにした。なんとなく湯船でぼんやりと
したかったからだ。昨日のこと、今日のこと。リナのこと、ユカのこと。
ともすると煮え切らない気持ちになる自分を、空っぽにしたかった。
でも、リナを部屋に置いてきちゃったな。
「おにぃ、一緒に入る!」とかって裸で入って来てくれないかなあ。
とか、勝手なことを考えてみたりする俺もいる。
コンコン。風呂場の折り戸が叩かれた。リナが来た。
「おにぃー」
「ん?」
「開けるよ」
「ん」
ガラ、とリナが戸を開けた。
残念ながらリナは裸じゃなく、さっきの服のままだ。
「さっきから全然音がしなかったから、おにぃ死んだかと思って」
「多分死んでない。いや、死んでるかも」
「なんで死んでるの? リナが可愛いから?」
「そう」
「あーよかった」
「おい、俺死んでるんだぞ」
「生きてるじゃん」
と言うと、リナは風呂場の入り口に腰を下ろした。
「リナ、一緒に入るか?」
「ううん」
「今日は何やってた?」
「おにぃの報告は?」
「俺? 聞きたいの? なんだかなあー」
「聞く」とリナは言った。
「いやほんと、なんだろうかなあ。正直に話します」
「いやーーー」とリナはわざとらしく両手で両耳を隠した。
「だからもうさ、何にもなかったからさ、ほんとに。安心してくれよ、っていう話」
「安心した。うそ。ほんと?」
「んーと、まず映画行きました。映画見てる最中、横にユカがいるのが、どうも違和感
あるような気がして、頭の中で、横にリナを置いてみた。一瞬、なんかものすごく
いけないことをしているような気がしたんだよ。だけどさ、よく考えてみたら、
それって妹と映画見に来てるだけだな、って思って。なんだ普通のことか、って」
リナが変な目でこっちを見ている。
「おにぃ、それは私もよく考えた。映画に行くぐらい、別に普通だよね。で?」
「でもリナとはこの映画見ないだろうな、って」
「そうね。それは見に行かないと思う」
「ユカとは、こういうところ共有してたんだなって。趣味とかマイナーな話題とか」
「それで? その後は?」
ユカが俺の行動の続きを聞きたそうにしているのがわかる。
妹「おにぃ」
↓
↓
千秋
↓
↓
↓
千秋楽「ごっつぁんです」
二段ベッドで下にはお姉ちゃんが寝てるのに我慢出来ずにしちゃったorz
濡れすぎてやばい><
275じゃないけど同じのあったからあげたわ
ttp://www1.axfc.net/uploader/H/so/77018
パスはこのスレの妹
がんがってほしゅ
おはようございます。筆者です。深く眠れず今の時間です。
ここまで打ち切りを宣告されたらどこでも終われる感じで、
第*夜を書いてまいりましたが、こうなったらとことんまで
にするため、今後完結まで書くための時間を作りました。
ですが、基本ライブは22時~にしたいと思います。
その間、1日約10本+α(一夜分見当)でしょうか。
次の(本日の)ライブを22時開始としますので、
このスレは落ちてしまいます。
そのため、トリップをつけて参上しました。
vipのスレ2日落ちは、この分量書くのにかなり厳しい制限です。
2ch放浪者ではありますが、vipのローカルルール的なことは
詳しくないので、スレ準備などはどなたかお願いしたいです。
連投とかインターバル時間とかも、ほとんど手探りで
やってきました。ご指南いただければと思います。
今、固いメールを書き終えた後にこれを書いているので
文体がそれに引きずられています。投稿テスト
もうパー速でええんちゃうんかと
スレ別に立てるなら教えて
リハビリ開始
>>384
以下の質問に答えたら続き書いてやるから答えろ
●姉のスペック 年齢 身長 体重 BWH
●姉の男関係
上記二つは本人のは勘弁してやる。それから
●どこでイケたか
●どのようにイケたか(クリを、入り口を、こすりつけ、直接、上から等)を精密描写で
>>390
パスがカタカナでびっくり、設定が異様に似てて二度びっくり
第一夜/第二夜あたりで出てきてたら、まず盗作を疑われるレベル
まじ初見っす
>>417
パー速
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/
スレが続く場合ですぐ埋まらなそうな時使う
保守しなくても落ちない
人がいないのか。どうもリアクション欲しいときに閑散傾向になるな
しょうがない、ひとりごとでも書こう
●このssの野望(ssという言葉を知ったのも一週間以内だ、多分)
/小学校高学年の副読本に採用、もしくは「学習と科学」の別冊ふろく
/世界24か国語に翻訳、しかしフィンランドだけでベストセラー
/日曜18時ぐらいでアニメ化
VIPPERはローカル語、ローカルルール多すぎる独自文化圏なんだよな。
面白いけど。何言ってるかわからねーこと多いんだよマジで。
ちなみにこのッS書き始めてから(の前から)ずーーっと
IMEぶっこわれてんだ。コピペコピペでテキスト柿で涙が出るぜ
と思ったらレスが
>>418
俺のクズ専ブラで見つからねえ
最初からあっちのマシンでやりゃよかったくそ
忙しいんだよ 環境移してるひまねえ
よし今閑散時間だし、自分でパー即に立て直すかと
思いついた 決断はしていない
せめて立てたらここに誘導レスをだな
今北産業 ここまでの流れ
/vipで妹スレを大量発見するも、ほとんど釣り、仕方ないので自分で中身を書き出す
/このネタの1刷れはたしか「妹のオナニーを見てしまったんだが」とかいうの
/第一夜第二夜と書き進めてきてブーイングなら終了と思っていたが好評
/このスレの>>1さんがここを立ててくれて、元スレからコピペ開始
/たしか第4夜からライブで書き始める
/あとにひけなくなって、スレを移動しようとしている
全部うろおぼえ 本人でこんな調子だ
>>423
日本語で丁寧に書けよくされ文盲(煽り2回目)
くそお前らどうでもいいときに限ってレス速いな
さて、ここからおとなしく参ります。スレ汚し失礼しました。
パー速は専ブラでは、どのジャンル下でしょうか。
情弱ですので、ご教授願います。
くそ眠い
今の環境はマックでマカエレという微妙な専ブラで、しかもATOKが壊れた状態
寝起きが悪いから来るんじゃなかった
くそ人格が戻らねえ
当たり散らすぜ
何が気に食わないってさ、俺が立てるかと言ってるのに
何も言わずに立ててさ、それってあれだろ、向こうで立てることの
総合的な判断を検討するなりなんなりのプロセスあってのことだろ
しかも立てたスレが微妙に仕事できない感ありあり
機嫌もなおらねえ
すぐ立てる必然性がどこにあったんだよ
向こうはずっと落ちないって言ってるのに
こっちでやるか
リナもう帰る
夜には機嫌直ってますように
携帯からみれましぇんw
どうすればいい?
ほしゅ
ウィーw
>>1はをはまだかいらやん?保守ぁ
ウィーw
保守( ^ ω ^ ##)ピキピキ
あれ、もうこんな時間
予告通り22時からはじめます
20分前に来て、まだかいやって、あんたじじいですか
<第六夜>
切なすぎて涙が止まらない。リナのことを考えるだけで涙が出てくる。
日曜の昼。朝までリナは俺のベッドの上にいた。
それが今はいない。いないと言っても、壁一枚隔てただけの隣の部屋にいるのに。
それなのに、なぜかしら、俺の目から涙が止まらない。
リナが好きで好きでたまらない。リナ、リナ、と呻きながら俺は泣いている。
俺はどうしちまったんだ。この感情を抑えることができない。
何かがおかしくなった。リナはすぐそこにいるのに。隣の部屋に戻っただけなのに。
俺はいてもたってもいられなくなって、リナの部屋へと向かう。
「リナ…うわぁっ…ううっ…、リナ…だいすきだ…だいすきだって…」
「おにぃ、泣いちゃったんだね。来てくれて嬉しいよ」
リナは机の上に広げていた書き物をしまい、俺の肩を抱く。
「うっ…うっ…うっ…、もう…ううっ…なんだか…わからないよっ、
なんで…こんな…泣いてるのか」
「うん。うん。うん。泣いちゃっていいからね」
リナは俺をベッドに連れて行き、自分はベッドに腰掛ける。
俺はリナの膝の上にもたれかかり、あたかも耳掃除をされる
ような格好で、リナに突っ伏している。嗚咽が止まらない。
「うん。うん。わかるから。わからないけど、ほんとにわかるから。そうなるのは」
とリナは俺をなぐさめてくれる。なおも激しく泣く俺。
「いいの。いいの。出しちゃうの。全部出しちゃって。
あれ。いっしょだね、出しちゃうのって。うん。うん。
リナがしぼり出してあげるから。ふふ。大丈夫。大丈夫」
「止められ…ないんだよ…涙が…襲ってきて…ヘンだよ…」
「固まってたのが、溶けてきたんだよね。溶けてきただけだから
全部流しちゃうの。だいたい1時間でおさまるから」
俺は自分にぐわっと襲いかかる涙の波間から、ちょっとずつリナの言葉が
入ってくるのがわかるようになる。しかし、高波はやまない。
「私もそうだった。急にくるんだよね。止められないのが。
おにぃにうつっちゃったかな。ふふ。悲しいけど、ちょっと嬉しいかもよ」
少しずつ、ほんの少しずつ、俺の胸の中の激しい揺動がおさまっていく。
リナは、この感情と付き合う方法をよく知っているようで、
俺を安心させてくれる。
「びっくりしたでしょ。なんで泣いちゃうかって。理由なんてないから。
私は地震って呼んでるの。地震、いつ起こるかわからないでしょ。
突然グラッと来るの。もう慣れちゃったけど、ああ来た、助けてって
思うの。それからね、揺れがだんだんおさまってくるんだけど、
何度も何度も余震が来るの。そのうち止んできて、だいたい1時間で終わるの」
そうなんだろう、きっと。俺の余震も少しずつ小さくなっているようだ。
「それからね、地震の後はぼーっとしちゃうから、お茶を飲むの。
これはリナちゃんルールね」
「リナ…お前すごいよ…ほんとにすごい…」
「わかったら、部屋に戻りなさい。私まだこれからやることあるから。シッシッ」
と、俺を手で払う仕草をしてから、チュッとしてくれた。
保守....ってあれ?
来た北キターーーー!
キスされたことで、また俺のスイッチが入ってしまった。
「リナ…ううっ…だいすきだよ。けっこん…したいのに…できないんだよ…」
うわあーっとした感情が襲ってきて、自分でも思いもよらない言葉が
出てきてしまった。俺の中にこんな気持ちがあったのか。いつ。どこから。
「あー、まだ出きってなかったね。うんうん。もうちょっとだから。
リナが全部出させてあげるから」
その後も、わけのわからない言葉がたくさん出てきた。ユカのことも出てきた。
お前は日曜に自分の好きなことをやってるが、俺は日曜に何をすればいいんだとか、
俺はいつでもお前のこと好きだったとか、もっと錯乱した言葉の数々が。
「よしよしよしよし」
リナはただ、何も言わずに、よしよししてくれる。何も言わないでいいと
いうことをわかっている。ただ吐き出させればいい。ただ吐き出せればいい。
そして10分ぐらいで、俺の余震がおさまった。何回か深く息をついてから言う。
「水飲んでくる。ごめんな、リナ。邪魔しちゃって」
こうしてると彼氏欲しくなってくるんよな
>>496
そのコテ名やめた方がいいと思うぞ
俺は今朝ハンドルネームがいかに振る舞いを自縛するか思い知った
俺は部屋に戻った。リナの言うとおり、ただひたすらぼーっとしていた。
考えというものが湧いてこない。クリアな気分というわけでもない。
ただぼーっとしているだけなのだ。
すると、リナが俺の部屋にちょっと顔を出した。
「おにぃ、出かけてくるね。夕方には戻ってくるから」
と言って、俺に投げキッスをした。ぼーっとしていて、まともな反応ができない。
「んあ」
リナは出かけて行った。普段なら別に俺に断って出かけることもなく、
勝手に出ていくのだが。俺も、しばらくしてから、「出かけるか」と
思い立ち、近所をぶらぶらすることにした。もちろん、特になんのアテもない。
駅前商店街の喫茶店に入った。リナの教えに従って、紅茶を頼んでみた。
何の変哲もない紅茶だったが、リナの愛を感じた。俺は相変わらず
ぼーっとしてたのだが、その時一瞬だけ、涙が出そうになった。
>>496wwwwwwwwwww
自重しろや(^ω^#)
>497 4年もこの固定でいたら変えられないものなんス
その日の夜。俺はまたリナの部屋に行った。
「リナ、あのさ、いつから俺のこと好きになった?」
リナのサラサラの髪質は手触りがいい。ほのかにリナの香りがする。
俺はリナの髪を手のひらで撫でながら聞いた。リナが答える。
「うーん、生まれた時からかな」
「生まれた時からか」
「じゃあおにぃは? いつから私のこと好き?」
「…生まれた時からかな」と俺は同じ答えを返す。
「50点」とリナが言う。
「なんで? なんでリナと同じなのに50点?」
「説得力が違うの。ただ言ってるだけでしょ。私の方がうーんと考えてるんだから。
それでも、80点ぐらいかな」
「80点なのか。100点じゃないんだ」
「うん。生まれる前からかもしれないし、時間なんて関係ない
かもしれないから。でもね」
下手すると落ちるんやないかい
「でも?」
「男として好きって意識するのは、女になる準備ができてからなのよ。
そこからがほんとの恋愛」
リナはちょっと上の方に目線をやりながら、こう続ける。
「おにぃはいつも私にとって大人の男性だった。すぐ近くにいるのに、
手が届かなかった。おにぃ、待って。私も一緒に歩きたいから。
背が高くなったら、並んで歩けるからって」
急にリナがちょっと涙ぐむが、こらえながら続ける。
「へへ。なんか懐かしい気持ち…。おにぃはもうここにいるのにね」
リナは指で涙をぬぐう。
「ぎゅってして…」
俺はリナを抱きしめる。追いつこうとしているのは、今は俺の方かもしれない。
そのまま、リナは少し泣いた。俺もまた、涙が出た。
「ああ、こんな気持ち…。もっと普通のこと言おうとしてたのに。
もう終わった気持ちかと思ってたのに。出てきちゃった…。出てきちゃった…」
リナが震える。
「おにぃに抱かれて、最初の夢がかなったのに…。その前のリナが…。
昔のリナちゃんがね…うっ…おにぃおにぃって泣くの…」
リナがちょっと鼻をかむ。
「ごめんね…。まだ言いたいことに辿り着かない…。
あ、少しおさまってきたかな」
ふーぅ、とリナはひと呼吸つく。急にくちびるを尖らせて、俺の方を見る。
「バカ。おにぃのバカ」
「ん?」
「今度、外で会ったら私のことをナンパしてよ。人ごみの中から私を探し出して、
『君、どこから来たの』って、すごくベタなセリフでナンパしてよ。
私、怖いから。私、振り向かないで逃げようとするから。それでも追いかけてきてよ。
『ねえねえ君、ちょっと待ってよ』って、またベタなこと言ってよ。
そんなこと言われたら、私ほんとにどうしようって思うから。それからね、
急に『止まりなさい』って命令してよ。私、ビクッとして動けなくなっちゃうから。
もう、どうしていいかわからなくなっちゃうから。そしたら急に優しくしてよ。
うんと甘いこと言ってだましてよ。だまされないぞって思って一生懸命がんばるから。
初めて会った人なのに、私が一瞬で好きになってたこと隠すから」
そう言うと、リナはまた泣き出した。
「あーん、もう…。うっ…好きでたまらないの…好きで…」
「1時間、泣かせてあげようか」
「これは大丈夫…。すぐおさまる…。楽しいってわかってるから…。
今楽しいこと考えてるから…うっうっ」
またふぅふぅと、リナが息をつく。
「おにぃのこと、いつから好きかって話だったよね」
「あ、戻った」
「だからそう、女になる準備ができてからの話、は置いといて、
リナちゃんの中でも諸説ふんぷんなの」
「なんですか、それは」
「リナの中に、いろんなリナちゃんがいて、よくリナちゃん議論をしてるの。
いろいろ意見が分かれるんだけど、有力な説がだいたいいくつかまとまってきました」
「いくつか説があるのか」
「でも、いろんなリナちゃんの中でも、全員一致してることはあるの」
「なにそれ」
「おにぃが好きってこと」
「今わかってた。言わせてみた」
「おにぃ大好き」
リナが俺の頬にキスをした。顔を見合わせると、リナが唇を動かして
俺にせがんだ。頬に手を当てて、腕を後ろに回し、ぎゅっと唇にキスをした。
ここまでで十話入れたのでいったん休憩。
再開は1時間後、と言いたいが・・・
>>503
さっきから気になって気になってしょうがないんだよ。
なんだそれ、「落ちるんやないかい」ってそれ。
何を根拠に、これこれこういう理由だから落ちる可能性がある、
インターバルはどうとるべきだ、支援はどう入れるべきだ、
落ちたらどうするか、落ちないためには対処方法をどうするか、
お前そういうの一切なしだろ。
こっちは気になるんだよ。スレのコントロールとかが
一番気になってるし、慣れてないしだ。
でだな、>>496はいいとしよう。俺も朝煽ったからと思って
謝意を含めてレスをしたつもりだ。別にストーリーに対する
つぶやきはOKだ。こっちは歓迎だ。
そしたらなんだ>>500は。
なんだ、その「ス」は。その「ス」がお前の自縛なんだよ。
4年クソコテが「プゲラウヒャー」で「ス」ですか。
つづく
>>503
まあ4年糞コテのお前の人生、たかが2ちゃんにおいても
共益性とか、ここでどう振る舞うのが得かとか、生産性とか
一度たりとも考えたことはないんだろうなと思うよ。
考えたとしても、ひゅーひゅーとどこかに流れていくだけで
基本は一日のカロリー消費をするために、脳の惰性を保つために
「ス」とか言ってるんだろうよ。糞コテ同士で煽り合い潰し合い
してるんだろうよ。お前の行く先は、もう手首切るか首つるか
どっちかしかないんだろうよ。
とまあ、俺はさっきからずっとこの煽りの内容を考えてるわけだ。
どう思うよ? まあ二者択一だから、どう思うまいが
手首か首つりかどっちかなんだろうよ、と言ったら
ヒネクレ者のお前は、練炭とか選択するんだろうなあって思うよ。
わかったらただちにコテ変えろ
>>517
落ち着けよw
荒れるぞ
>>523
いや、荒れないだろむしろ
へいわだなぁ(´ω`)
ガキは寝れ
必死で保守ぁ。ウィーw
申し訳ないです。続きは明日22時からということで。
何を言われようとSSを書くこと自体には、スピード以外は特に影響
ないですし、ここまでもだいたい定量定ペースかそれ以上で書いて
きてますので。
しかし、善かれと考えて書いたSS以外のことが全て裏目に
出ているのが悲しい。実生活でこんなウザイウザイ言われたことないです。
これ自体また裏目になるのかもしれませんが、とにかくうざいと
思われた方には謝罪いたします。どなたかがおっしゃられるように、
文章を好きと言われたとしても、作者が死ぬほどウザいと言われるのは耐えられません。
また、釈明の機会なく、どなたかがおっしゃられるように、ただSSだけ
投下したならば、ウザさに対する払拭の機会も奪われるということで、
これも辛いものがあります。
SS自体と予告ぐらいしか書くな、というのはその通りでしょう。
ただ常にスレ落ちの心配をしてたので、そこに神経質になっていたのです。
長くなるとまたウザいですので、この辺で。
俺達もわかってるよ1、安心しろ。応援してるぜ
>>549
あ、すいません。スレは私じゃなくて>>1の人に立ててもらって
誘導してもらったという意味です。応援ありがとうございます。
ああもう何書いていいかわからない(SS以外で)。えーんえーん。
もう「ほ」だけでもいいよお。えーんえーん。
このスレ来てから、保守と支援の違いを理解したぐらいだし。
誤解してるかもしれないけど。半年ROMると何も書けないよ。
またぐちぐち書いて裏目コース真っ逆さまですけど、
普段はROMだし、スレが嫌なら去りますし、フルボッコもされませんし、
普段書くときも、この程度の「ですます体」で書くことが多いです。
当たり障りないですし、誰がいるかわからないですしね。
ほ(^O^)
き
コテ変えてみたの。似合う?可愛い?ちょっと自信ないんだけどね。
ほら、コテって服みたいなものでしょ。だからちょっとおしゃれして
みたいの。いろんな服があったんだけど、これは冒険ぎみかなあ。
でも、今日はがんばってこれ着てみる。
開始時間を予告しなきゃいけないんだけど、何て言おうかちょっと迷ってるの。
今日は22時からよ。
んー、こういう言い方すると命令してるみたいかなあ。尻とか背中叩いてる感じ。
今日は22時からです。
なーんかちょっと淫美な感じ。和服とか着てそう。でもなぜか洋館なの。
今日は22時からね。
普通だと思うでしょ。だけど勘ぐる人は、やる気なさそうに誤解する。
今日は22時からなの。
もう決まってることなの。絶対なの。って感じ。甘えてるくせに実は偉そう。
今日は22時からねっ!
これ、男の子にメールで書いたらダメだよね。なんてとられるかわからないかも。
今日は22時から。
怒ってるのに泣きそうなのを、鈍感な人はわかってくれない。なーんて。
大事なことだから、6回書きました!
ほんとは今、シャツ脱がされてるとこなの…私今日ちょっとおかしい…
<第六夜つづき>
「今ね、私の中でいろんなリナちゃんが、わぁーって、全員で拍手したんだよ。
いろんな歓声が飛んでます。おにぃ最高!とか、おにぃ格好いい!とか、
おにぃやるじゃんとか、さすがおにぃだよねとか、でもだまされちゃダメよとか」
「最後の人はなに?」
「気が弱いの」
リナは、臆病な目をして見せる。
「怖くない、怖くないから」と俺。
「怖いよう。怖いよう」
リナはそう言いながら、口角が緩んで、ふふ、と笑みを漏らす。リナは話を続ける。
「おにぃのことをいつから好きか、って議論をさかのぼることずっと前にね、
リナちゃん会議で『リナちゃんはセクシーを目指そう!』って賛成多数で決定してたの」
「反対もいたんだ」
「一人だけね。さっきの気弱な子」
「セクシーを目指してたのか。俺のために?」
「うん。あ、そう言えば、セクシーって言えばね、学校行く途中でね、
よくすれ違う子がいるの。色の白い子なんだけど。
全然知らない子で、どこの高校かも知らないんだけど、その子がすごく
プロポーションよくって。制服着てて。学年一緒ぐらいかな、たぶん」
「ああ、リナんとこ、制服ないもんな」
「リナと背格好とかだいたい同じぐらいで、スリムなんだけど、ほんと
完璧って感じ。胸の大きさとウェストは私とたぶん同じぐらいで、
だけどお尻が私よりちょっと大きくてアップルヒーーップで、すっごく
うらやましいの。あ、私もアップルヒーーップだからね。でももう少し
大きい方が可愛いな、ってその子見てて思うの。いつもじろじろ見ちゃうのよ」
「可愛いんだ」
俺はリナのアップルヒップをさわさわする。
知らない子の話で、リナがやけに饒舌になっている。
「顔はリナちゃんの方が勝ってる。でね、太ももが細いの。私より。
私が太いんだけどさあ。ううむ。やるなおぬし、とかって、
リナ武士道に走っちゃうの」
俺はリナの太ももをさわさわする。
「お友達になりたいかなぁーって思うんだけど、その子が援助交際?とか
してたらどうしよう、って。勝手に心配しちゃうの」
「あんまり言える立場じゃないと思うぞ」
「ううん、私は純愛だから。それでね、今のところその子と一勝二敗でしょ。
おっぱい見たいなあ、ってときどき思うの。だからいつもすれ違うとき私、
ときどきおにぃになって、『おっぱい見せろよ』って心の中で言うの」
「俺が言うのかよ」
俺はリナのおっぱいをさわさわする。
「そう。おにぃは見ちゃだめだけどね。私がその子のおっぱい見て
比べたいの。どっちが可愛いかなあって。勝ち目あると思ってるのよ。
だから、見れないのが余計悔しいの」
俺はリナのおっぱいをのぞいてみる。ブラをしている。
「もし勝ちだったら、二勝二敗で引き分けでしょ。そしたら仲間だから、
セクシーユニット組むの。背格好同じぐらいだし、きっと可愛いよ。
その子がクール担当で、私がお笑い担当ね」
俺はリナの鼻をつまんでみる。リナは俺の指を払いのける。
「だって私、目が笑い目だからしょうがないじゃない。普通にしてても
笑ってるように見られるんだからさあ」
「それで、ユニット名は?」
「まだ決めてない。決めなきゃね」
「いつデビューするの?」
「しない。心の中のユニットなの。活動時間は通学中だけ。それで、
何の話だっけ。あ、そうそう。その子のスカートが短いの。
膝上何センチかなあ?その子のお尻の形を綺麗に表現するのに、
すごくちょうどいい長さでね、もう襲っちゃうぞーって感じ」
俺はリナに襲いかかるふりをする。
「それ俺が襲うの?」
「ううん、私が襲っちゃう。その子が襲われちゃーう、ピーンチって、えっと、
セクシーユニット活動の話はおいといて、いやー、うちの学校がああいう制服
だったら、リナ怖いなあって思うの」
「たしかに。なんであんな短いんだろうね」
「セクシー振りまいて歩いてるのよ。リナちゃんあれだったら白衣着ちゃう」
「リナ、理系だもんな」
「部活でも着てるよ。私自転車通学だし、私服だし、ほんとセーフよ。セーーフ!」
「ああ、痴漢とか」
「そう。そういうこと進学の時、全然考えてなかったけど、すっごくラッキーだった」
「うーーーん。女の子は大変だよなあ」
「女の子はお菓子でできてて甘いからね。あ、おにぃ、今度パフェおごって」
「パフェ? いいよ」
「なんか食べたくなってきちゃった」
リナは少し喋りすぎたみたいだ。リナの肩をなで回したり、脇や脇腹を
つついてみたりする。リナが「んん」とか言ってくねくねする。
「さあじゃあリナちゃん、勝ってるかどうか判定するから」
俺はリナのブラジャーのホックを外そうとするが、リナは抵抗する。
「だ…め!」
「いつでも外していいよ、って言ったじゃん」
「だ…め!時と場合によるの」
「だめ?」
「だめ。おにぃに話すことがたくさんあるの」
「待てよ。さっきからお前、しゃべりすぎじゃないか? ちょっとおかしいぞ」
リナが横の時計をちらっと見る。それからちょっと黙る。
「うん。ちょっとおかしいよ。昼におにぃが泣いてたのと一緒かな」
「流してるんだな」
「うん。そうか。流してるのか。流してる途中だった」
とリナは自分に言い聞かせるように言った。
「おにぃ、明日また流すのを手伝ってください」
「うん。夜でいい?」
「うん。それからおにぃ、ブラ外していいよ」
俺はリナのブラホックを外す。リナがブラをシャツの間から取り出す。
目はよく笑ってるが、口元が笑ってない。
「おにぃ、よくわかったね。私がおかしいこと」
「わかるも何も、もうさっきからずっと機関銃のように喋ってるぞ。
まとまりもないし。誰でもどうしちゃったかなって思うさ。
自分じゃわからない?」
「うん、今日はおかしくていいし、おかしいことはわかってるんだけど、
おかしいからおかしいのがわからないの。だから……リセットして」
リナが両腕を俺の方に伸ばす。
「おにぃ…乳首吸って…ちゅって」
リナのシャツを脱がせ、胸をあらわにする。手のひらで白く綺麗な形の乳を
片方ずつ、感触を確かめてゆく。指で輪を描く。みるみる顔が紅潮していく。
リナはふう、ふう、と深い呼吸をしている。
舌を乳房に這わせる。またゆっくりと輪を描く。中心に向かって舌を動かし、
上向きにツンと突起したリナの乳首に到着させる。唇で乳首を軽くはさみ、
吸い付く。もう片方も。交互に。吸いながら舌で転がす。
「ああああーん」
リナから急に大きな声が出てしまう。
「おにぃ…上手…すごく…」
リナが眉を寄せて、快感を味わっている。リナの髪をいじり、耳をいじり、
唇を奪い、まぶたをなめ、額にキスする。
「おにぃ…あの時も…こういうことしたね…ここで…」
「うん。したよ」
「入れたい…セックスしたい…おにぃのが欲しい…」
「まだだめでしょ」
「うん…でも………おにぃの…当てて」
俺は全裸になる。リナのスカートを脱がす。
「上に来て…重なって…そう…ああっ」
「リナ、愛してる」
肌と肌が触れ合っただけで電流が走る。
リナは俺のペニスを自分の股間に誘導し、太ももで挟み込む。
「動かして…セックスみたいに」
俺は指で乳首を弾きながら、俺のものをリナに擦り付けながら、
耳元でリナへ愛をささやく。好きだ。好きだ。好きだ。
「んん……ああ……」
とリナが声を漏らして、軽く達した。
「おにぃも…」
リナの太ももに心地よく包まれた俺のペニスの先を、リナはピアノを弾く
ような指遣いで刺激する。さらにカリをつまみ、愛撫する。握る。
俺の先はもう溢れてきていて、リナに注ぎたくなる。
「いって…おにぃも…」
「リナっ…あっ」
「いって…かけて…出して…」
「ああっ」
射精感。出すよ。寸前で太ももから抜き、リナの上にかける。
俺の白い汁が、リナの身体を汚す。リナはまだ目を瞑ったまま、
その汁を指先で確かめる。
「大好きだからね…大好きだからね…」
<第六夜 おわり>
SS以外書くな、が多勢の意見だったのでSS以外もう書くのやめようかと思いましたが、
ひとこと。特に用件なければもうコメントは入れません。
このSSはここまで書いたので、最後まで書くつもりです。もうほぼ決まってるし。
(内容に関する作話の裏話/説明を書くのは禁忌だと思ってるし、それは
避けていたと思いますが、もうスレ読み返すつもりないので)
で、今後スレがあればアップする、なければそれまで。それで普通なんですよね、私が馬鹿でした。
他スレ見てても、vipはそのぐらいの消費レベルなんですね。まったくおそろしいです。
何かが生まれる土台としてはかなり厳しいから、クリエイター志望の人は
躍起になって他の場所を探した方がいいと思いますね。潰されるだけだから。
まあ、背中を押されたというレベルでは有意義な体験だったから、
スレ住人、特に丁寧な口調で感想を述べてくれた方には深く感謝しておりますが、
もうね、アップしに来てるときにスレ見るだけで耐えられませんよ。萎えますよ。
萎えるというより、その、世界との接点が閉じていく感覚っていうのかな。
おかしいな、あれ、っという感じで物語世界とかのドアが閉じていくんですよ。
煽り耐性って鈍感力ですか。私は苦手です。ここの村文化的には、「面白いスレ」と
参加者の属性/参加方法と考えると、トータル的にスルーが合目的なのでしょうが、
それでは感性が養われませんし、2ちゃん的な煽り口調の部分が自分の中で
日常化してしまうので、それは全く持って有意義とは思えないからです。
2ちゃんだけ別人格、ってのも幻想かなと思いますよ。自分の中で、
その「別人格」を飼いならして、本体を乗っ取られるのがオチのような気がします。
>>683とりあえず乙
このss初めは兄視点なのに今は妹の心理描写が作者の性の考え方なんだなってオモタ
あとここでのssは真面目にやると自分がつらいだけで得るものないよ。
ここは「VIP」自分で変態とか底辺って呼称してる住人で何でも批判して優越感に浸りたい奴の集まり
マジレスしても
カッコ悪い
うざい
なにマジになってるの
程度の返事しか出来ない奴等だよ
ここは書いても批判、やめても批判だから嫌なら途中でもやめたらいいよ
>>687
そうか、ありがとうございます。私の考える「普通の感覚」だったら
ここまで来て何も言わず終わるというのはあり得なかったから
それは斬新な視点ですよ、ほんと。あなたは私の感覚おかしいと思いますか?
実はね、SSをスレにアップするの、終わった方が私は楽なんですよ。
ある程度の義務というのが生じているので、「折角だから」的な
ものかと思っていました。
あと、不思議なことに、SSに対する批判はないんですよ。私の視点では。
あわない人は黙って去る、という普通のことだと思いますが。
いや、基本的には「続けて」「やめて」とかの多数決?
みたいなので判断しようかと思ってただけで、別にもうどっちでもいいんです。
その理由はすでに書きました。存続の是非が全くわからないだけなんです。
存否どっちか、という強力な流れが形成されるように見えないので、
ここでSSは終了します。そっちの方が私が得なので、自らのメリットを
優先させた結果です。
存続を望んでいた方には大変申し訳ありません。こういう場ですので、
手のうちを全て晒せないのですが、もし何かありましたら
lakeside250あっとgmailまでどうぞ。
ご愛読ありがとうございました。
このSSまとめへのコメント
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