のび太「どらえも~ん」
どらえもん「おかえり。のび太くん。どうしたんだい?」
のび太「ジャイアンに」
どらえもん「殴られたんだね」
のび太「よくわかったね」
どらえもん「いつものことだから」
のび太「ねぇどらえもん。一生のお願い!」
のび太「ジャイアンの>>10を>>15にする機械貸してよ~」
穴
股関節
のび太「ジャイアンの穴を股関節にする機械貸してよ~」
どらえもん「君はいった何を言ってるんだい?」
どらえもん「もしかしてジャイアンに殴られたショックで元々悪かった頭が更に悪くなったのかい?」
どらえもん「落ち着いて考えてみなよ。ジャイアンの穴を股関節にするなんて出来るわけないだろ」
のび太「そこをなんとか!一生のお願い!どら焼きあげるから~ねっ?」
どらえもん「もうっ仕方ないなぁ
どらえもん「そうなる錠~!」
どらえもん「はいっのび太くん」
のび太「ありがとう。どらえもん」
どらえもん「ほら、約束なんだから早く」
のび太「そうだったね。はいドラ焼き」
のび太「行ってきます~」
どらえもん「いってらっしゃい。のび太くん」
のび太「あっジャイアン!」
ジャイアン「おっれはジャイア~ン。が~きだいしょう!」
のび太「得意げに鼻歌なんて歌っちゃって。見てろ~」
ゴクッ
のび太「ジャイアンの穴を股関節に!」
のび太「うわあああぁぁぁ!ジャイアンが!」
のび太「股関節の化物になっちゃったよ~!」
のび太「どらえも~ん!」
どらえもん「おかえり。どうだった?」
のび太「ジャイアンが~!」
どらえもん「大丈夫だよ。のび太くん」
どらえもん「あれは君が思ったようになる道具だから」
のび太「どういうことだい?」
どらえもん「つまりね、本当はそうなってないけど君がそういう風に錯覚してるんだよ」
のび太「よかったーじゃあ、やっぱりジャイアンの>>36を>>40にする機械出してよ~」
ミサンガ
爆薬
のび太「よかったーじゃあ、やっぱりジャイアンのミサンガを爆薬にする機械出してよ~」
どらえもん「仕方ないなぁ」
どらえもん「ジャイアンのミサンガを爆薬にする機械~!」
のび太「ありがとう!でも爆薬だけじゃ爆発しないしライターとか貸してよ」
どらえもん「ただのマッチ~!」
のび太「ありがとう!どらえもん。いってきます~」
どらえもん「いってらっしゃい」
のび太「ジャイアンは~っと」
ジャイアン「おい、うまそうなもん食ってんな」
安雄「う、うん・・・」
ジャイアン「俺様が一口食ってやるからよこせよ」
安雄「え、ええ~で、でも~」
ジャイアン「いいからよこせって言ってんだよ!」
ボコッ
安雄「ああ~!」
のび太「またあんなことして、見てろ~」
のび太「『ジャイアンのミサンガを爆薬にする機械』!」
ジャイアン「な、なんだ、いきなりミサンガが黒い粉になりやがった」
のび太「続いて『普通のマッチ』!」
シュッポイ
ジャイアン「一体何がどうなって」
ドゴーン!!
ジャイアン「うわああぁ!」
のび太「やった!」
ジャイアン「グッいきなり爆発しやがった・・・」
のび太「まだまだ~見てろ~」
シュッポイ
ジャイアン「ウグッ・・・あ、足が動かねぇ・・・」
ドカーン!!
ジャイアン「うがあああぁ!」
のび太「うひゃぁ!ジャイアンが吹っ飛んだ!」
ジャイアン「あぐっ・・・」
ガクッ
のび太「最後にいっぱい投げとこ」
シュッポイシュッポイシュッポイ
ドドーン!!!
のび太「あーすっきりした!」
のび太「ただいま~」
どらえもん「おかえり」
のび太「ありがとう。どらえもん」
ドラえもん「その様子だとうまくやれたようだね」
のび太「うん!大成功だよ!」
翌日
のび太(あれ?ジャイアンが来ていないなぁ)
スネ夫「聞いたか?あのジャイアンが昨日謎の爆発にあったんだってよ」
スネ夫「あと安雄くんも」
しずか「まあ、いったい誰がそんなことを・・・」
スネ夫「わからないだって」
スネ夫「見た人もいないし突然爆発して駆けつけた人も倒れてる2人を見ただけだったらしいからね」
のび太(そうか、結構すごかったからな。仕方ないか)
かあちゃん「先生。たけしは・・・」
医者「残念ながら、意識がまだ戻っておりません」
かあちゃん「」
医者「大丈夫です。必ずなんとかしてみます」
かあちゃん「お願いします・・・」
医者(そうは言ったが・・・骨折に脳震盪・・・厳しいのは確かだ)
しずか・スネ夫「こんにちは」
かあちゃん「あら、しずかちゃんにスネ夫くん」
しずか・スネ夫「お見舞いに来ました」
かあちゃん「まあ、ありがとう。たけしもきっとよろこぶわ」
しずか「それでたけしさんは・・・」
かあちゃん「・・・大丈夫よ。そのうち目を覚ますわ」
しずか「・・・」
スネ夫「・・・」
のび太(そうか、ジャイアンは意識不明の重体か。ざまあみろ)
のび太「ただいま。どらえもん」
どらえもん「おかえり。のび太くん」
のび太「ジャイアン、意識不明の重体だって」
どらえもん「そう」
のび太「そんなことはいいから、しずちゃんと遊べる道具かしてよ」
のび太「例えば>>70とか」
マリオカート
のび太「例えば・・・マリオカートみたいなの貸してよ」
どらえもん「いいねぇやろうやろう」
のびた「し~ず~かちゃん!」
しずか「は~い」
ガチャ
しずか「あら、のび太さん」
のび太「ねえしずかちゃん一緒に遊ぼうよ」
しずか「いいわよ。何するの?」
のび太「どらえもんが未来のマリオカートだしてくれるって」
しずか「ところでたけしさんがなぞの爆発に巻き込まれたらしいんだけど」
のびた「そうみたいだね。あ、スターだ」
しずか「のびたさん?」
のび太「しずちゃん、早くしないと抜いちゃうよ?」
しずか「う、うん」
どらえもん「僕だって負けてないんだから」
どらえもん「ほら、キラーが出た」
のび太「え、ええ!?このタイミングで?」
どらえもん「また勝っちゃった」
のび太「どらえもんはやっぱり強いなぁ」
しずか「そうね」
のび太「あれ?しずちゃん。マリオカートはあまり好きじゃない?」
しずか「あ、あの、のびたさんはたけしさんの」
のびた「そのうち起きるじゃないの?」
しずか「そ、そんなこと・・・」
のび太「ん?しずちゃんは起きて欲しくないの?」
しずか「そ、そうじゃなくて・・・」
どらえもん「ほらそろそろ連勝記録破ってみてよ」
のびた「調子に乗っちゃって!」
のび太「今度こそ勝ってやる!」
しずか「・・・」
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