ミカサ「エレンは私のことが好きじゃないのかもしれない」 (4)

「エレンは私のことが好きじゃないのかもしれない」

アルミン「そうだね」

「アルミン、教えて欲しい、それはどういう意味!?」

アルミン「じゃあ逆に聞くけどさ、あの状態のエレンを見て、エレンは誰が好きだと思うの?」

エレン&クリスタ「キャッキャウフフヤーンモー」

「アルミン、話を逸らさないで」

アルミン「現実を見ようよミカサ……」

アルミン「じゃあ考えてごらんよ。エレンがミカサと手を繋いで一緒にアイスクリームを食べるとするでしょ? それはなぜ?」

「家族だから。何にも代え難い絆があるから」

アルミン「じゃあエレンとクリスタがそれを今行ってるわけだけど、それはなぜ?」

「クリスタがエレンにそれを強要してるから。あのメス豚は調子に乗りすぎた、後で然るべき制裁を行う」

アルミン「ああもう! 調子に乗ってるのはミカサだよ!」

「!?」

アルミン(しまった、言いすぎた……クリスタが天使だからいけないんだ)

「アルミンがそんな風に言うなんて……」ヨロッ

アルミン「ミカサ、大丈夫?」

「嘘、嘘だ……エレンは私が好き、好き、好き……」ブツブツ

アルミン(ミカサは早く気づくべきだよ。自分の想いが家族に対しての気持ちじゃないってことに)

「……」ブツブツ

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