アイアンマンとストライクウィッチーズのクロス
アベンジャーズの異界の門を塞ぐとこから始まります
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1372314319
トニー「……あぁ…」
トニー(落ちていく……)
トニー(ここは……宇宙、いや、どこでもいいか)
トニー「ジャービス」
ジャービス『―――――』
トニー「……」
トニー(……これで地球の皆は……救われた、のか?)
トニー(……キャプテン……ハルク……ソー……フューリー……ホークアイ……ウィドウ……)
トニー「ペッパー……!」
トニー「………」ガク
~1,945 扶桑空上 飛行艇~
モブA「まもなく、目的地ロマーニャ空軍基地へ到着いたします」
坂本「……うむ」
芳佳「ふぁあ……やっと降りられる……」
坂本「鈍っているぞ宮藤。軍にいた頃はもうちょっと根気があったはずだが?」
芳佳「はひっすみませ……ふぁぁ~……」
モブA「……プフッ」
芳佳「!あーっ笑わないでくださいよお!」
モブA「っす、すみません!」
坂本「全く……」
ドッズゥゥゥゥゥゥゥン!! ドォォォォォォォォォォォォン!!!
一同「!?!?!?!??!?!」
芳佳「!?っえへっごほっ」モクモク
坂本「くそっ敵襲か……!!」モクモク
モブA「い、いえっ、こいつは……!?」モクモク
?「―――――」
一同(なんだこれ……!?)
?「―――――」
芳佳「……」
坂本「……」
モブA「……」
一同「なんだこれ!!!」
?『ビコ----------------------------------ン!!』
芳佳「ひっ!?ま、まんまるのとこが!?」
モブA「光った……!?」
坂本「人型の鉄の塊……ネウロイか……!?」
?『システム再起動。J.A.R.V.I.S.再構築まで、所要時間、12分』
?『セットアップの間、トニー様のプレイリストから、ミュージックをランダム再生いたします』
?『https://www.youtube.com/watch?v=I9PhfUsFvj0』
デデデデ♪ デデデデン♪ デデデン♪
芳佳「わぁぁ!お、音楽が!?」
モブA「なんて良い曲なんだ!」
坂本「ふざけるなお前たち!それでも軍人か!」
坂本「いいか!飛行艇の!屋根を!突き破って!鉄の塊が!降ってきたんだぞ!!」
芳佳「ひい……すみませぇん……」
モブA「私としたことが……」
芳佳「で、でもいい曲ですね!」
坂本「貴様ー!!」
?『あと、9分30秒で完了。クリーンチェックを実行します』
?『――――――』ウォォォォーーーーン……
坂本「……」
芳佳「結局どうするんですか、これ?」
モブA「なにやら人型をしていますが」
坂本「はぁ、わかってる……」
芳佳「坂本さん?」
坂本(まぁ……悪くない曲だった……)
芳佳「坂本さぁん!」
坂本「んっ?あ、あぁ……爆発物の危険性もある……だがしかしこの飛行艇の上空から落ちてきたとなると……」
芳佳「ま、まさかネウロイ!?」
坂本「いやネウロイの可能性はない。さっき私の眼で確かめた」
芳佳「ほっ……」
モブA「では」
坂本「あぁ、想定外だがこのままロマーニャ空軍まで移送しよう。ただの鉄塊でなく未知の物質の可能性もある」
坂本「危害を加えそうであれば即座に海へ突き落とすぞ」
?『あと、5分30秒で完了。パワーシンクロを実行します』
坂本(……なにが完了するのかは気になるが)
モブB「敵襲!!敵襲です!!ネウロイ!ネウロイです!!!」
芳佳「えっ!?」
坂本「な、何!?どこからだ!!」
モブB「目標真正面!!中型飛行タイプです!!」
?『次の曲を再生します』
?『http://www.youtube.com/watch?v=U6pDMMarTWM』
坂本「くそっ次から次へと呑気なもんだな!」
モブA(随分と雰囲気が違う……)
芳佳「次の曲にしてください!」
坂本「こらああああああああああああああああ!!」
ネウロイ「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!」
芳佳「ひぃぃっすみませええん!」
モブA「ユニット用意!坂本少佐!」
坂本「うむ」
芳佳「だ、だめですよ坂本さん!坂本さんはもうシールドが……」
?『』ピクッ
坂本「これくらい承知の上だ。覚悟している」
芳佳「ダメです!」
坂本「宮藤!」
ネウロイ「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」ビシュッドォン
坂本「うわっ!」
モブB「左舷命中!坂本少佐!」
坂本「わかっている!宮藤、お前はあの鉄塊の世話をしていろ!」ヒュッ
芳佳「坂本さん!」
坂本「坂本美緒、出る!」ギュン
芳佳「……坂本さん」
?『――――――』
?『あと、3分で完了。身体チェックを実行します』
坂本(……左舷の損傷は思ったより少ない。まずは目を引く!)ギュン
ネウロイ「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」ギュン
坂本「ビームかッ、シールド!!」
坂本「……やはり出ない、だが!」
ネウロイ「キエエエエエエエエエ」
坂本「貴様の目を引く位はできるぞ!!」
芳佳「……坂本さん…!」
?『パルス異常。原因リアクター不良データ№20334。急ぎ修復、及び交換が必要です』
芳佳「え……?」
モブA「何……?」
?『パルス異常。原因リアクター不良データ№20334。急ぎ修復、及び交換が必要です』
?『パルス異常。原因リアクター不良データ№20334。急ぎ修復、及び交換が必要です』
?『緊急。パルス異常。原因リアクター不良データ№20334。急ぎ修復、及び交換が必要です』ビービービービー
?『緊急。パルス異常。原因リアクター不良データ№20334。急ぎ修復、及び交換が必要です』ビービービービービービー
芳佳「こ、リ、リアクター!?リアクターってなんですか!?」
?『緊急。パルス異常。原因リアクター不良データ№20334。急ぎ修復、及び交換が必要です』ビービービービービービービービービー
モブA「くっ、まずいですね、リアクターと言ってもどこの……」
芳佳「……!」ポゥ
モブA「宮藤さん!?」
芳佳「……やっぱり、人ですよ、鉄だけど、こんなにはっきり人の形してるし」
芳佳「リアクターはわからないけど、もしかしたら私の魔法で直せるかも」
モブA「……危険です」
芳佳「わかってます、でも」
芳佳「……」
芳佳「……」
?『――――う――』ピクッ
芳佳「!」
?『該当データなし。不良解消。前回想定外の電波障害が起きたため一部バックアップを利用して再起動します』
?『お疲れ様でした、トニー様』ヒューン
芳佳(よ、良かった……)
モブA(トニー……リベリアンの名か?)
?『――――――』
?「……お、おい、はは、君……名前は」
芳佳「!、しゃ、喋った!」
モブA「うっううう動くな!」ジャキッ
?「おっおいおい待て……あんだけ戦ったあとなんだ、グッ、はは、あぁ良かった……戻って来れたんだな」
?「ハハァ……良かった!っはぁー……おい君……まだあどけないのにパンツ丸出しにするんじゃあない、風邪引ぞ……」
芳佳「へぇ!?な、なななっパンツじゃないですよ!」
?「……そうかい、それはそれは、大層なご家庭で育ったんだな」ドォォン
?「ぬお!?」グラグラ ガシッ
芳佳「ひゃっ、あっ?ありがとう、ございます……」
?「いいさ、素直な子供は嫌いじゃ……そうでもないな」
芳佳「へ……?」
モブB「くっ、皆さん!脱出の用意をしてください!長くは……」
?「クソ、まだいるのか……ボロボロだってのに。ジャービス、ソーやハルクは何してる」
ジャービス『――――――』
?「……ジャービス?」
ジャービス『トニー様。大変ショッキングなニュースをお知らせ致します』
?「フライト途中でもいいかな?」
ジャービス『スーツの状態が万全ではありません』
?「帰ったら目一杯かまってやるさ。どれ……」チラッ
坂本「やぁあああああああ!」
ネウロイ「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」
?「……あれだな。さっきまでいたか?あんな奴」
ジャービス『該当データはありません。トニー様、その件ですが』
?「ジャービス。万全でないのはスーツだけではないようだな」
芳佳「ちょ、ちょっと待って下さい!どこに行く気ですか!?」
?「加勢さ。すまないがさっさと終わらせてみんなと一緒にシャワルマってやつを食いに……そうだ、君達も来るかい」
芳佳「シャ、シャワ……?とにかく危ないので、ここに……!」グイ
?「うおっ待て、あー、じゃあ終わったら戻るさ、君は待ってろ」
芳佳「駄目です!!!」
?「……、物分かりが悪い子供は好きじゃないんだ、あぁ、じゃあこれを見ろ。君もだ」チャキ
芳佳「……?」
モブB「なんだ、これは」
?「あぁすまない、最後に1つだけ。君、名前は」
芳佳「え……宮藤、芳佳です」
?「そうか。僕のリアクターを直してくれたのは君で間違いないな?」
芳佳「は、はい……でも、あれは」
?「なんにせよ、君は恩人だ。僕はスターク。トニー・スタークだ。今度僕のビルに訪れるといい。じゃ」
芳佳「ス、スタークさん!」
トニー「ん?なんだい?悪いが急いでるんだ……。でないとあっちの飛んで……いやトンでる生身のパンツ丸出し女の子もやられちゃうんでね」
芳佳「あ、あの、スタークさんと……ジャービスさん、その、あの……!」
トニー「あぁ……そうだな。じゃあ」
トニー「アイアンマンと呼んでくれ」ビカ---ッ バシュッ
一話目おわり。また暇な時に投下するよ
ほな、また・・・
おつー
ありがとう、おつー
>>21
ビカーバシュッってどうなってんの?
マスク取ったってこと?
>>40
これはアイアンマン3で使ってたフラッシュライトのやつをビカーーーッと
飛行艇ハッチを開いてバシュッと
ということで第二話
~空軍接見会議 ベネツィア 501JFW支部接見室~
マロニー「……さて、今日もここらでお開きとしようかな」
ミーナ「待ってください!話はまだ!」
マロニー「もう結構だよミーナ中佐。君は再び501部隊を取りまとめるだけで精一杯のハズだ。違うかね」
ミーナ「いえ、再結成と言っても従来の戦力のままでは……!」
マロニー「こちらだって忙しいと言っているだろう。私もいつまでも接見できるわけではないぞ」
ミーナ「そ、そんな……くっ……」
?「さ、行こうかミスター」
マロニー「ふざけた口を利くなよ鉄の男、ついてこい」スタスタ
?「ハーハァ鉄の男!ジャービス聞いたかい、かのお偉いさんが黙っちゃいないな!」スタスタ
ジャービス『トニー様、口が過ぎます』
?「ミス・ミーナ、今度こそこの世界の旨いピッツァを案内してくれよ」
?「ま、それまで生きてくれてるといいんだがな!ハッハハハ!」スタスタ
マロニー「……クク」スタスタ
ミーナ「…………くっ……!」
………
…
~遡ること2日前 501JFW~
ミーナ「動かないで!!」ジャキン
トニー「おいおいだから言っただろう、そのネウロイってエイリアンは僕が倒したって」
ミーナ「ふざけないで!皆銃は降ろさず!……美緒、大丈夫!?」ピピッ
坂本『あ、あぁ。援軍助かったぞ』ガガーッ
ミーナ「……え、援軍?」
坂本『?あぁ、一瞬でネウロイを破壊したと思ったらすっ飛んでいってしまったから……きっと別の場所にも援軍に行ったんだろ?』
トニー「あぁそれが僕さ。白パン少女は美緒というのかい?」
ミーナ「!!」
坂本『……強かった。もう一度直接会ってお礼をさせて頂きたいな』
ミーナ「………ッ」ガクガク
坂本『ミーナ?』ブツン
ミーナ「……あなたを不審者として拘束します、トゥルーデ!」
バルクホルン「うむ。さあ動くなよ」
トニー「オッ、君。君はこんなところで燻ってちゃいけない、そんな綺麗な目をしている」
バルクホルン「なんの冗談だ?」
トニー「冗談?おいおいこの眼が嘘をついてる眼に見えるかい?」
バルクホルン「不気味な蛍光色しか見えん」ガシッ
トニー「ははは、お固いな……ん?すまない、手錠か何かで拘束するんじゃないのかい?」
シャーリー「はは、掴まれてるその両手は手錠よりおっかないんだぜ~?」
トニー「おっしゃる意味がわからないな。僕にはただただ琥珀よりも白くて美し……ワオ押さないでくれよ」
バルクホルン「きびきび歩け!」
~501JFW 空室~
トニー「ふうやれやれ、よもやこんな硬いベッドに座ることになろうとはね」ドサ
ジャービス『トニー様。一刻も早くこの状況を把握してください』
トニー「フライト中に聞いただろう、もう十分さ。ペッパーに会えないのは寂しいがな」
ジャービス『トニー様』
トニー「……、確かにこれはファンタジーだ。パンツ丸出しが日常化、ファンタジーだね」
ジャービス『トニー様』
トニー「思えばエイリアンが空から降ってきた時点でファンタジーだったんだ。そこまで驚くことじゃない」
ジャービス『しかし今回はトニー様ご自身がエイリアンの立場です。敵地・アウェーです』
トニー「……いいんだよ。帰ったら、武勇伝にでもする」
ジャービス『再び元の世界に戻れる保証はどこにもありません』
トニ「……、それは、……どうにかするさ……」
ジャービス『それにこの世界にはインターネット機能は無いようです。つまりクラウド機能も必然的に使えず常時オフラインの状態となり機能制限も避けられません』
ジャービス『加えこの世界で現状使用されている電波は無線のみのため、得られる情報量は実質ゼロに等しいです』
トニー「……ハァ、もういい、わかった。わかったよ」
ジャービス『しかし戦闘技術に関する点はオーバーテクノロジーと呼べるほど栄えています』
ジャービス『その理由というのが……』
トニー「黙れジャービス……」
ジャービス『――――――――――』
トニー「………」
トニー「………………」
トニー「…………………………フゥーーーー……」
トニー「……誰か来るようなら、ブレスレットを介してスーツを自動装着しろ」
ジャービス『――――――』
トニー「……喋っていい」
ジャービス『かしこまりました、トニー様』
トニー「…………」
………
…
ガシャガチャガチャガチャガチャカシャン
トニー「……ん…」
トニー(スーツが……誰か来たんだな)
芳佳「スタークさん!」タタタ
トニー「お、ああ……ふぁぁ………ミス・ヨシカ。無事でよかったな」
芳佳「心配したんですよ、もう……飛び降りたと思ったら、あのネウロイを一発でやっつけちゃって……」
トニー「何、見えていたのか!?あのフラッシュを見てか!?」
芳佳「あっやっぱりあの眩しいのはスタークさんのせいだったんですねー!?もおお!!」
芳佳「あれ、私ちょうど眼をつむってて。えへへ」
トニー「……お、っハハ!なんてこった、かなわないなヨシカ!」バンバン
?「……」
芳佳「!」
芳佳「あ、あはは、でもスタークさん、その……スタークさんって、何者なんですか?」
ジャービス『(スパイの可能性があります)』ゴソ
トニー「……そうだな、僕かい」
トニー「もしかしたら、君を救うためにこの世界に来たのかもしれないな」
芳佳「……!、そ、それって、あ、わ……///」
トニー「でなけりゃ、あんなエイリアンを、我が身を捨ててまで倒したりしないよ」
芳佳「な、何も、なにものなんですかぁ!?///」
トニー「それをこれから直に確かめようじゃないか」
芳佳「あ、ぁ、に、も……」
トニー「……冗談さ。なあ、直接会って話をしないか、ミス」
?「!」ギク
ミーナ「……」スッ
トニー「やはり君か。君はどことなく一線を画した雰囲気を持っている」
芳佳「うぅっ」ドサ
ミーナ「……女の子を丸め込むのが上手いのね」
トニー「違う、正直なだけさ」
ミーナ「……単刀直入に言います。あなたは何者ですか」
トニー「……僕は、トニー・スターク。おそらく、別の世界の人間だ」
ミーナ「……冗談ではないんですね?」
トニー「手の後ろに銃を持たれていちゃあ、怖くて嘘がつけないよ」
ミーナ「!」
ミーナ「……ご、ごめんなさい、捨てるわ」カラン
トニー「………」
ミーナ「………」
芳佳「……う(ど、どうしよう……?)」
トニー「僕を、ここに置いてくれないか」
ミーナ「え……?」ピクン
トニー「この世界の情報が圧倒的に足りない。もちろん疑心暗鬼が解けるまで拘束していてくれても構わない」
トニー「だがそれに見返るだけのことはするつもりだ」
ミーナ「……何?」
トニー「あのエイリアンを倒す」
トニー「他にもなんでもやろうじゃないか。僕はこう見えてテクノロジーには詳しい」
トニー「兵器開発は気が進まないが、あのエイリアンを倒す目的のみでなら人為的経済成長をも起こすつもりだ」
ミーナ(……唾涎ものね)
ミーナ「扶桑上空に現れたネウロイを倒したのは、あなたに間違いはないですね?」
トニー「間違いない」
ミーナ「………」
ミーナ「戦力的にも、全面的にも力を貸してくれる、ってこと?そんな虫の良い……」
トニー「その通りだ」
ミーナ「……」
ミーナ(なんて……なんて面倒なときにこんなぁ……!)
ミーナ「~~~~~~……ッ」
芳佳「……あの、スタークさん」
トニー「!、なんだい」
芳佳「さっきは、その……騙そうとしてごめんなさい……」
トニー「ヨシカ。あれが騙してたっていうんなら、僕は毎日君に騙され続けたいよ」
芳佳「……?ど、どういう……」
トニー「なに、それだけ君は子供のくせに好感が持てるってことだよ」
芳佳「こ、こどっ……」ガーン
芳佳「こ、子供……こども……」ブツブツ
トニー(……いいな)
ジャービス『トニー様。彼女は幼すぎます』
トニー「黙れ。言われなくてもわかってる」
ミーナ「わかりましたっ!!」バァァンッ
一同「わああああ!?」ドサドサドタッ
バルクホルン・シャーリー・エーリカ・エイラ・ルッキーニ・ペリーヌ・リーネ「…………」
トニー(……自分で捨てた銃を踏んづけて暴発したのか)
ジャービス『(トニー様。銃弾が足首に)』
トニー(なーんてこった。めりこんでやがる)
ミーナ「……、い、いつからそこにっ!?」
バルクホルン「いやっ私は止めたんだがこのバカが」
エーリカ「だってぇ!なんか空室なのに明かりがついてたからさー?」
シャーリー「なあなあ!アンタそんなかはやっぱ人が入ってんのか!?そうなんだよな!」
ルッキーニ「ウジャーーーメタルカッコイーーーー!!」
ギャアギャア ワイワイ
トニー「………はぁ」
ジャービス『トニー様』
トニー「いや、驚いているのさ。こんな光景、あっちの世界にあったか」
ジャービス『はい。男がいませんね』
トニー「違う。パンツまみれさ」
ジャービス『………』
ミーナ「スタークさん!!」
ミーナ「……あなたを、内密に、捕虜として、尋問対象として!……一般人として、この部屋を与えます」
ミーナ「い、以上です」
トニー「光栄だ」スクッ
トニー「あー淑女……、いや少女でありながら立派に働く軍人の皆さんごきげんよう。トニー・スタークだ」
トニー「こんな暑苦しいメタルフェースで失礼。まず僕がこの花園に立ち入ることをお赦しいただきたい」
芳佳(は、花園……?)ゴニョ
リーネ(きっと……私たちのことだよ、女の子だけって)ゴニョ
芳佳「はうぅ……」キュン
リーネ(なんで!?)
トニー「警戒するのは無理もない。だが安心してくれ、僕の女性恐怖症でね、ほーら」カシャカシャ
バルクホルン「なにっ!?」
シャーリー「腕のところだけ……人間になった」
トニー「是非皆さんと仲良くなりたい。話を聞いているのなら、是非私が元の世界に戻る方法を一緒に考えてほしい」
トニー「ということでみなさん」カシュッ
一同「「!!!」」
トニー「よろしく」ニヤ
一同「「…………………っ……」」
一同(カッコイイ………!)
ジャービス『』
第二話終わり
おつー
これから投下していきます
時間が空いてしまいすんません許してください何でもしますから
~次の日~
トニー「……おは、よう…」
エイラ「おはようなんダナ」
トニー「……ウーン……起きてから一時間は……小鳥とだけ話を…する主義だ」
エイラ「早起きはサーモンの得ダゾ」
エイラ「私だって好きでお前なんか起こしに来てるんじゃないんだからな。ミヤフジに感謝シロヨ」スタスタ
トニー「まいったな、何を言ってるのかさっぱりなんだが」
トニー「……嘘だろ。反応なしに行ってしまった」
トニー「……。彼女は何がしたいんだ。僕が嫌いなのか。え?それともおしりが冷えて八つ当たりかい。まったく」
ジャービス『おはようございますトニー様。起床にはまだ14分早いようですが』
トニー「…………」
………
…
………
…
シャーリー「お、おふぁふぉうふたーふー!」バクバク
芳佳「おはようございますスタークさん!」
トニー「おはよう諸君。とてもいいにおいだが」
芳佳「あ。朝ごはんですね。温めなおしますからちょっと待っててくださいねー」ドタドタ
トニー「ありがとう。ヨシカは給仕のお手伝いか?偉いな」
芳佳「えへへ!座ってくださいねっ!」タタタ
トニー「ああ、ありがとう」
トニー(ヨシカ……やはり良い子だな)
ジャービス『トニー様』
トニー「黙れ」
シャーリー「またなスターク。捕虜なんだからしおらしくしとけよ~?」
トニー「おや、ピザをかじりながらどこに行くんだい。ほら、食べていけばいいじゃないか」ドサッ
シャーリー「あいにく仕事なんだっじゃなー!」ドタドタ
トニー「ああ。気をつけて」
トニー(……昨日あれだけ夜遅くまで歓迎パーティを開いてくれた翌日だっていうのに)
トニー(もうみんな起きているのか。偉いな)
エイラ「ふん。起きたみたいダナ」モグリモグリ
トニー「目覚まし時計もモノを食べるようになったんだねエイラ。おはよう」
エイラ「何言ってんだ?意味わかんないゾ」
トニー「……悪かった。美味しそうなものを食べているね、なんだいそれは」
エイラ「わっわたしのだぞ……」
トニー「わかってるよ。おいしいかい?」
エイラ「…………」
エイラ「お」
エイラ「……おい、しい」
トニー「」ニヤッ
エイラ「!な、なんだよ、バカにしてんのか!」
トニー「いや、可愛いところもあると思ってね。このミルクは飲んでもいいのかい?」
エイラ「っか!……かっか!?」
トニー「はっはっは!ばかみたいに顔が赤いじゃないか!ははぁ!」トクトク グビッ
トニー「オアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」ゲボァッ
エイラ「ス、スターク!」
トニー「オエッウォエッエエエッゲオッガハッ!!!」ブルンブルンブルルン
エイラ「こ、これは肝油だぞ!どうミルクと勘違いするんだよ!」ユサユサ
トニー「ジャービス……!フルシンクロケアを……」
ジャービス『スーツを来ていただかないと不可能です。クイックケアであればすでに実行しました。異常なし。正常です』
トニー「こんなにマズイもんがあってたまるか!」
トニー「……うぶ!」
芳佳「スタークさーんご飯……ひゃっ!?え、ス、スタークさん!?」
エイラ「おいスターク!応答しろ、返事しろスターク!」
エイラ「スタァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーク!」
トニー「うるさい!耳元で叫ぶな!」
芳佳「わあああああああああああああああああずだあぐざあああああああああああああああああああん!!!」
トニー「君も!!!」
……
…
………
…
トニー「朝からこんなハイになってたら疲れちゃうよ」モグモグ
エイラ「最後にハイになったのはお前が勝手になったんじゃないか!」
トニー「……。ヨシカ!うまいね!ジャパンのミソスープ!」
芳佳「ありがとうございます!」
エイラ「~~~~」ムスー
トニー「ゴホン。ところでエイラ。僕はお前じゃないぞ。トニーだ。トニー・スターク。さっきみたいに名前で呼んでくれ」
エイラ「フン」
トニー「やれやれ」
芳佳「フフ、すっかり仲良しになってますね。エイラさんとスタークさん!」
トニー「だろう」
エイラ「は、はああああ!?どこがだ!!」
芳佳「知ってるんですよ私。エイラさんがー……」
エイラ「!?なんだか知らないがヤメローーーーーっ!」ドサドサドスン
芳佳「きゃっいた、おもっ!?」
エイラ「お、重ぅっ!?なんてこと言うんだよお前!お、重くない!おもくないからナ!?」
トニー「わかったから静かにしたまえ。食事中だぞ僕は」
トニー「なっ!ヨシカに別途で作ってもらったポーチドエッグが勝手に涙を!」トローリ
前にまどマギクロス書いた人?
芳佳「ひゃああああああああ」
エイラ「ミヤフジーーーーーっ!」
ミーナ「ちょっとうるさい!スタークさん。またあなた!?」ガラッ
トニー「ひゃああああああああ(重低音)!どうだい!僕かいミーナ!」
ミーナ「どうせこうなった原因はあなたなんでしょ!」
トニー「君たちの頭も目覚ましのように叩いてやれば少しはまともになるのかな。どう思うジャービス」
ジャービス『私も機械です』
トニー「面白い答えだ。ウッ痛いじゃないかヨシカ」
芳佳「ひ~ん助けてください~!」
ミーナ「宮藤さん!あなたの叫び声が執務室まで聞こえてきたわ!」
芳佳「エイラさんがーーーっ!」
エイラ「ミヤフジが!」
ミーナ「もううるさーーーーーーい!!」
ブィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!
>>113
いや違います
ブィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!!
ブリィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
チョゲプリィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!
一同「…………」
トニー「……もう。なんなんだ。今日は一日中耳栓をつけて過ごせって言うのか」
芳佳「ネ……」
ミーナ「ネッ………!」
トニー「ね?」
エイラ「ネウロイだ!」ビッ
芳佳「すぐ近くの!あの海の上です!!」ビッ
トニー「……どれ」ヒョコ
ネウロイ「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ」フワー
トニー「………。ワオ。」
トニー「なあみんなネウロイっていうのかい?あれが」 ドタバタバタバタ>
トニー「………」
トニー「行ってしまった。ジャービス」
ジャービス『はいトニー様』
トニー「どうも僕には威厳が足りないらしい」
ジャービス『トニー様。お言葉ですがトニー様がここに来てまだ一夜を過ごしただけです』
トニー「では逆を返せば、彼女たち……ウン。馴れ馴れしすぎやしないか?」
ジャービス『それだけトニー様が親しみやすく空気に馴染んでいるという裏返しでしょう』
トニー「なんだか変な気分だ」 キイイイイイン>
ジャービス『熱源s」
トニー「ウオオオオオオオオオオ………!?!?」ドガァアアアアアアアアアアン
トニー「ぐえっ………!!!」ゴロゴロゴロ カシャカシャカシャ
トニー「うぐっ」ドサ
トニー「……………。」
ジャービス『エイリアン・ネウロイからの圧縮光熱兵器による砲撃です。コンクリート壁を貫通。二次被害は不明。緊急装着が間に合いませんでした』
トニー「……ビーム、か……グ…やってくれる」ヨロヨロ
トニー(そうか、これが昨日……ヨシカが話していた……)
―――芳佳『私達、誰も傷つかないようにしたいから』
―――芳佳『だから、ここでずっと戦っていくんです』
トニー「……《敵》か…!」
ジャービス『ビームの解析に時間がかかります』
トニー「そんなもの。あとでしっかり咀嚼してやる。ジャービス」
ジャービス『はい』
トニー「スーツの用意をしろ」
………
…
………
…
エイラ「クソッ限界だぞこのままじゃ!」ガガガガ
ミーナ「くっ……(押されてる……)」ガガガガ
芳佳「ハルトマンさんたちは!?リーネちゃん、坂本さんはまだですか!?」
ネウロイ「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」バシュッ
シャーリー「くっシールド!!……も、長くは持たないぞ…!」ガリガリガリ
芳佳「シャーリーさん!」
エイラ「しっかりシロ!くっ……」
芳佳「シャーリーさーーーーーーん!!!」
シャーリー「くっ………、ぐぁぁぁ……!?」ガリガリガガガガガガガガガ、―――――
シャーリー「……っあ、あれ」
シャーリー「……っあ、あれ」
芳佳「!」
エイラ「攻撃が……」
シャーリー「とまっ……」
ミーナ「た?」
?『諸君!!君たちのそのアナログ兵器よりも……もっと……』カシンカシン
?『安価で!』バシュッ
ネウロイ「ギエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!」バコォォオオオオン
ミーナ「なっ……!?(こっちまで吹き飛びそう……なんて爆風!大口径ミサイル!?)」
エイラ「わっわっヒャアアアアアア!?」ヒューン
シャーリー「うぐっミサイルじゃ、ない!もっとスゴい……戦車砲の焼夷弾だ!」
芳佳「でっでも戦車なんてどこに……!」
?『革新的な!!』キィィン
ネウロイ「ウエオエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!?!?!?!?!?!?」バガン バガン ボコッ
一同「!?!?!?!?!?!?!」
ミーナ「………………」
ミーナ「……なっ、な……!?!?」
シャーリー「重連カノン!?」
エイラ「ネ、ネウロイが……あんなに苦戦してた……!!?」
芳佳「」パクパクパク
エイラ「ど、どこだよ!どこにいんだ!?」
?『エネルギー装填が完了しました。ペタレーザー使用可能です。』
?『そうか。ヨシ、そしてこれが!!』
?『スターク社が送る全世界へ!戦争のない!牙なき人々のための!えーと!?』
?『……ふん!!』ビーーーーーォオオン スパッ
ネウロイ「ヒェッ…」
ネウロイコア「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」パリーン ドズーーーーーン
一同「………」
一同「んなぁっ…………!!!?!?!?」パクパク
?『……ふう!案外あっけないな』
?『ん、ジャービス。こんなデカブツが海に落ちたら……あぁ~あ』
ざっぼぉぉぉぉああああああああああああ……ん……>
?『ハハ、海が割れた。偉人の気持ちがわかったよ。で、おいみてごらん。レーザーで焦がしてできた雲だ。津波と一緒に一雨来そうだね』
一同「………」
?『………』
?『ところで君たち、どうやって浮いているんだい?まさかその頼りなさすぎるプロペラで?』
一同「………」
?『んん?』
?『トニー様』
ミーナ「………んなの……」
?『ん?なんだって?』
ミーナ「………あ」
ミーナ「あ、あなた……、ほんとにいったい!」
一同「「「何者なの!?」」」
?『私か。前にも言ってるだろう、トニー・スターク……』カシュッ
トニー『アイアンマンだって』
おわりです
待ってた人ほんとすまんこ
ありがと
おつー
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