【イナイレ】充「辛い…絶望……」【安価】 (20)

充「命を投げ出してまで弟を助けた結果、俺にとんでもないヘイトが溜まりました」

充「一星充というキャラクターはオリオン財団が送り込んだ、オリオンの使徒というスパイ、という設定でしたが、実は本編に登場した充は事故のショックを受け入れきれなくて光が形成した擬似人格でした」

士郎「はぁ…」

充「そして光は本編にて充の人格でイナイレ界の大御所である円堂さんを針で怪我させようとしたり、鬼道さんを卑劣な罠でFFI出場停止に追い込んだり、野坂君の脳にダメージを与えるように攻撃しようとしたり、まあ、これは未遂に終わったけど」

アツヤ「うわぁ、ひでぇ」

充「その他にも色々やらかしたけど、その責任全部俺に押し付けられた」

士郎「それは、辛いね…」

充「なんだよあのサイコパスっぷり…俺、光のためならあんな非人道的なことする危険人物だと思われてたの?それも、よりによって弟に…」

充「なんか、もう…色々と辛いです」

アツヤ「>>2

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俺は無印のアニメでは兄貴のこと割と追い詰めたりしてたな
てか何で自分で作った人格に苦しめられてんだよ兄貴
どんだけ自分に厳しいんだよ

アツヤ「俺は無印のアニメでは兄貴のこと割と追い詰めたりしてたな。てか何で自分で作った人格に苦しめられてんだよ兄貴。どんだけ自分に厳しいんだよ」

士郎「えー?あれ自分に厳しかったかな?」

士郎「そもそも可愛い弟を悪く言うなんて、僕には出来ないよ~」

アツヤ「///」

充「>>4

無印吹雪さんや剣城君と境遇は似てるはずなのに何で俺達はこんな・・・はぁ
どうせ俺と光なんて吹雪さんと剣城君を足して1000で割ったようなキャラだよ…

充「無印吹雪さんや剣城君と境遇は似てるはずなのに何で俺達はこんな・・・はぁ。どうせ俺と光なんて吹雪さんと剣城君を足して1000で割ったようなキャラだよ…」

アツヤ「そ、そんな卑下する必要はないんじゃないか?少なくともあんたや光を好きになってくれる人だってたくさん居る訳だし、な?」

士郎「そうだよ。剣城君だって、お兄さんの手術代の為にあまりクリーンじゃないサッカーやってたし」

充「でも剣城君は試合に道具持ち込むなんてしなかったし、ボールをぶつけても怪我はさせないように配慮してたし、そもそも試合以外では嫌味はいっぱい言ってたけどそれ以外で特には悪いことしてないじゃん。なんなら、序盤からちゃんと強キャラオーラでまくりだったじゃん…」

アツヤ「まあ確かにな。剣城の最初の方の圧倒的強者感は半端なかったな・・・・・それこそゲーム販売されてから風向きが怪しくなったけど」ボソ

充「その点俺は何さ。試合中にめちゃくちゃやろうとしては鬼道さん達にリンチされたり味方オリオンにも無能のレッテルを貼られたり…公式にまで一星充は無能だと思われる始末だし……」

士郎「>>6

そ、それを言うなら僕だって酷いよ
何か意味不明なタップダンスしてたりシミュレーションなんてサッカーにおいて最低な行為までしたのにいつの間にか怪我してて離脱させられて新条さんとオリオン財団探ってたけどそんな大して役に立ってなかったり
https://i.imgur.com/VFYB4BV.gif

士郎「そ、それを言うなら僕だって酷いよ。何か意味不明なタップダンスしてたりシミュレーションなんてサッカーにおいて最低な行為までしたのにいつの間にか怪我してて離脱させられて新条さんとオリオン財団探ってたけどそんな大して役に立ってなかったり…」

アツヤ「俺も大概酷かったぜ。ブラジル戦の反則のフリ作戦でスパイクに何か細工してるフリしてディフェンス抜き去るシーンあったんだけどさぁ…」

充「ああ。あのシーンね。実際スパイクには何も仕掛けてなかったんだよね?」

アツヤ「そりゃスパイクに細工はしてないんだけどさ、そういうの匂わせてディフェンスに来た選手を退けるとか普通に反則だよな?しかも俺その後平然とシュート決めちゃってさ……」

士郎「」

充「お、おう…」

アツヤ「脚本の都合とはいえ、なんであんなプレーやっちゃったんだろうなぁ……」

士郎「でも今は反省してるんだろ?」

アツヤ「ああ。ってか、すげー後悔してる」

充「>>8

ぶっちゃけ全員色んな面で不遇だよね…

充「ぶっちゃけ全員色んな面で不遇だよね…」

士郎「全くだよ…」

アツヤ「特にダントツは充さんだよな。光が作った擬似人格の悪事全部押し付けられてさ」

充「それもあってなのか、光はいい子だけど充嫌いって声が出て今でも多いんだよね…」

アツヤ「とんだとばっちりじゃねーか」

士郎「>>10

そもそも結局やったの充君じゃなくて光君なんだよね
別に幽霊に取りつかれたとかじゃなくて自分で作った人格なんだし

士郎「そもそも結局やったの充君じゃなくて光君なんだよね。別に幽霊に取りつかれたとかじゃなくて自分で作った人格なんだし」

充「本編始まってた頃には本物の俺お陀仏だしね。なのにめっちゃ嫌われてさ…正直当時シクシク泣いてたよ俺」

アツヤ「俺らの事故は奇跡が起こった、って感じだけど、一星家の事故ってさ、充さんが命懸けで奇跡起こした訳じゃん。その代償が本編って、確かに報われないよな」

充「・・・でもオリオンの刻印がないとそもそも俺生まれてなかった訳でさ、恨み節は色々出るけど嫌いにはなりきれないんだよね…」

アツヤ「>>12

・・・まあな
アレスオリオンでよかったことがあるとしたら俺達家族や本物のヒロトが死なずに済んでるってことだろうな

アツヤ「・・・まあな。アレスオリオンでよかったことがあるとしたら俺達家族や本物のヒロトが死なずに済んでるってことだろうな」

充「まあ本物のヒロトは何故か俺達と近い年齢でグレたけどね」

士郎「でも目元はそっくりだったよ。目元だけ」

充「目元だけは、な」

充「・・・とまあ、ここまで色々愚痴をこぼしちゃったけど、それでも俺はオリオンの刻印という作品には感謝してる。オリオンの刻印がなかったら、こうして吹雪兄弟と仲良くなれる機会は永遠に無かっただろうからね」

士郎「充君…」

充「~ッ、ちょっと臭かったな。今の台詞…///」

アツヤ「そんなことねーよ。俺も、兄貴ともう一度サッカーをさせてくれたことをオリオンに、短い間だけど仲良くしてくれた充さんに感謝してるよ」

充「・・・ありがとう」

士郎「2人とも、まだ時間は大丈夫?」

アツヤ「ああ。俺は問題ねーよ」

充「俺も大丈夫だけど、どうかしたの?」

士郎「いやね、せっかくこれだけのメンバーが集まった訳だからさ」

充「・・・あっ!」

アツヤ「なるほどな」ニヤリ

士郎「っ、せーのっ!」

























「「「サッカーやろうぜ!」」」

充「おしまい!」

オリオン放送当初は円堂を殺そうとはしてないんだろうけど、殺人になりかねない針ボールでシュートを打ったり鬼道を罠に嵌めたりで一星はダントツで大嫌いでした
ただ、事故で本当に死んだのは充の方だと聞かされた時、「あれ?本物の充は無罪だってこと?」と思ったのが始まりでした
そしてオリオンを一周した今、僕は一星充という存在が好きになりました。同時に、自分の命と引き換えに救った弟が本編であんなクソ野郎になったことに失望しました
ss本編にも書いたように、充の命を懸けた行為の代償がオリオンの刻印だなんて、あまりにも報われないじゃないかと悲しい気持ちになりました
それでも、僕はオリオンを嫌いにはなれません
なんだかんだ1年と半年一緒に付き合ってきたイナイレシリーズなので、これからも真っ直ぐに、は難しいですが、曲がり道をしながらでも向き合っていきたいと思います
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!

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