魔王子「♪」
側近「はぁはぁ、魔王子様!魔王子様~~!」
魔王子「おお、側近、二日ぶりじゃん、どうしたどうした。」
側近「一大事の一大事!緊急事態ですぞ!」
魔王子「なんだよ、また砦で魔法の暴走でぶっ壊れたとかそういうのか?」
側近「········魔王様が」
魔王子「親父がどうしたんだよ?」
側近「先代魔王様が·····お亡くなりになりました···。」
魔王子「え!?あのクソ強チートジジイが!常に魔法物理反射ジジイが!?」
側近「はい、真の勇者と名乗る者に腹を剣で突かれ·····。」
魔王子「···········。」
側近「私だって嘘のようにしか思えません、ですが魔王様が断末魔を聞いてしまったからには····」
魔王子「。」
側近「何をしているのですか?」
魔王子「夜逃げの準備。」
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魔王子「やだやだやだ、俺死にたくないし、どうせここには勇者とか冒険者とか来るんだろ、だったら逃げるしかないだろ。」
側近「いや!そこは先代魔王の王座を継承し、憎き勇者やその仲間達なんぞ俺が倒してやろう、って考えは思い浮かばないのですか!」
魔王子「一切思い浮かばないね!」
側近「言い切りましたね!」
側近「どこに逃げようと人間共は我々の居場所を突き止め、襲ってます、覚悟を決めて王座を継承してください!」
魔王子「やだやだやだっ、だって魔王になったら勇者とかと戦わないといけないんだろ、そんなのやだっ!」
側近「大丈夫です、私が全力でサポートしますから。」
魔王子「やだやだ、戦うのやだ!痛いのやだ!戦うとか痛いしめんどうくさい!」
魔王子「俺が一切戦わなくていいって言うなら、継いでやってもいいけどぉ。」
側近「そ、そんな魔王は最前線に立ち常に戦い続ける存在、そんなことできるわけが····あ····魔王子様、ありますよ。」
魔王子「何が?」
側近「魔王子様が一切戦わず、傷つかず、憎き人類を倒す方法が!」
魔王子「え、マジ、どんな方法?」
側近「この城を、魔王子様の城を、凶暴な魔物と危険な罠が張り巡らされた·····ダンジョンにするのです!」
魔王子 ダンジョン作るってよ。
魔王子、魔物作るってよ
側近「それでは魔王子様の城ダンジョン化計画を始めていきます!」
魔王子「いぇーい。」
側近「それでは手始めに、ダンジョンといえば魔物、魔物といえばダンジョン、魔物を作っていきましょう。」
魔王子「········あー、質問なんだけど。」
側近「はい、なんでしょうか魔王子様。」
魔王子「そもそも魔物ってどうやって作るんだ?」
側近「いい質問ですね魔王子様、簡単な事です、目の前の魔方陣に魔王子様の魔王族特有の魔力を注ぎ込むだけです。」
側近「物は試しです、ちゃちゃっと魔力を注ぎ込んでみてください、魔王子様!」
魔王子「お、おう·······えいっ!」
魔王子が作った魔物 安価下1
名前
性別
特徴
性格
ゴリウッホ「ウッホォーウ、あら、けっこういい男じゃない。」
魔王子「おお、魔方陣から魔物が出てきた······魔物なのか?」
側近「魔方陣から出てきたので魔物です、魔王子様、記念すべき始めての魔物創造、おめでとうございます!」
魔王子「おう、意外と簡単なんだな、魔物作るのって。」
側近「はい、この調子でたくさんの魔物を作ってください、あ、貴様は一階に行ってろ。」
ゴリウッホ「乙女に向かって貴様だなんて失礼ネ!まぁ言うことは聞いてあげるわよ。」
ゴリウッホがはいかに加わった。
魔王子、采配するってよ
魔王子「この玉座、すっげぇ座り心地いいな。」
側近「はい、魔界の一流家具職人達が作った至極の玉座です。」
魔王子「こんないい玉座に座れるなら魔王も案外悪くないかもなー。」
側近「それでは魔王子様、ご采配をお願いします。」
魔王子の行動 安価下1
1 魔物を作る
2 罠を作る
このスレはダンジョンを作り、魔物や罠を増やしつつダンジョンにやって来る冒険者を迎え撃つというのが主な流れです。
冒険者の襲撃を15回凌ぎきればグッドエンド 5回敗北してしまった場合ゲームオーバーになります。
安価は下
魔王子が5回ほど行動すると冒険者達は襲撃を行います。
罠や人間に関しても安価で募集する予定です。
安価は下
魔物や罠を作る以外の行動は、違う性別の魔物同士を組み合わせて新しい魔物を作る
配合という行動が行えます。
他には人里を襲い、魔物に人を食わせて強化する、人里を襲うという行動もあります。
安価は下
人里を襲うと、魔物の体力が増える(素の魔物の体力は3)与えるダメージが増える(素の与えるダメージは1)
というメリットがあります。
しかし配合も人里を襲う行動も、行うと魔物の寿命が縮んでしまいます。
安価は下
1 魔物を作る
魔王子「じゃあとりあえず魔物を作ってこー。」
側近「はい、それでは魔王子様、魔方陣に魔力を注ぎ込んでください!」
魔王子「おう······そらっ!」
魔王子の作った魔物 安価下1
名前
性別
特徴
性格
暴力「金!暴力!」
魔王子「おお、人型の魔物だ。」
側近「そうですね、恐らく亜人種の魔物でしょう、ほら、お前は一階に行ってろ。」
暴力「了解ー。」
魔王子(魔物相手だと何か口調が乱暴になるなこいつ····。)
一階
ゴリウッホ「······。」
暴力「·········。」(ヤンキー座り
ゴリウッホ(あんまりタイプじゃないわネ·····。)
魔王子 采配するってよ 2
側近「魔王子様、ご采配をお願いします。」
魔王子の行動 安価下1
1 魔物を作る
2 罠を作る
3 人里を襲う
魔王子 罠作るってよ。
側近「魔王子城ダンジョン化計画その2~~~~。」
魔王子「いえーい。」
側近「今日はダンジョンの醍醐味、トラップを作っていきますよ魔王子様。」
魔王子「あー、トラップ作るたってどうやって作るんだ。」
側近「簡単ですよ、設計図を書いて、あとは魔界の罠職人にその設計図を送るだけです。」
魔王子「えー、設計図書くの?俺が?」
側近「はい。」
魔王子「········分かった、こういうの苦手だけどやってみるか。」
側近「おお、それではさっそくお書きください。」
魔王子が設計した罠 安価下1
罠の名前
罠の内容
トラップ ワイヤースパイク
魔王子「ワイヤートラップってかっこいいよな。」
側近「おお、素晴らしい設計図!さっそく罠職人達に設計図を渡し、開発を命じます!」
ワイヤースパイク 1階に設置
魔王子 采配するってよ3
魔王子「·······。」
側近「ささ、魔王子、ご采配をお願いします。」
魔王子の行動 安価下1
1 魔物を作る
2 罠を作る
3 人里を襲う
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