ガンダムSEED安価コンマスレ
前スレ
【ガンダムSEED】俺「安価でC.E世界で戦う」
【ガンダムSEED】俺「安価でC.E世界で戦う」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1589224552/)
デスペナ有り(白兵以外の能力が1段回下がります)
ゾロ目(00>99、それ以外ゾロ目は明記していない場合無し)
死に戻り時(デスループして能力が下がり続け無いように死亡の項目を消して他のイベントに変える緩和有り。巻き戻り時は関係無し)
巻き戻り制限(ビターEND以上のENDに1回以上辿り着くまでは巻き戻り場所等の制限は有りません)
※ENDやルート次第では種死へ続く可能性が有ります
※前作の最後に決めた初期設定の内容が反映されています
俺(人種:ニュータイプ(ナチュラル)。操縦技量:民間人。NT能力:未覚醒。白兵強さ:緑服コーディネイター並み)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1589460872
MS操縦技量(種キャラ強さ目安)
超エース級(クルーゼ)
エース級(終盤キラ、アスラン)
ベテラン級(終盤イザーク、ムウ、3馬鹿)
準ベテラン級(終盤ディアッカ)
中堅級(中盤キラ、ムウ、バルトフェルド)
準中堅級(初期アスラン、ムウ、終盤カガリ、モラシム)
熟練兵(序盤イザーク、ディアッカ、ニコル、ミゲル)
新兵強(初期キラ、コーディネイターモブ兵士)
新兵中(中盤カガリ、終盤オーブ3姉妹)
新兵弱(初期オーブ3姉妹、ナチュラルモブ兵士)
民間人(初期俺、サイ)
白兵強さ(種キャラ目安)
アスラン並み
マリュー並み
バルトフェルド並み
クルーゼ並み
訓練したキラ並み
赤服コーディネイター並み
緑服コーディネイター並み(初期俺)
明けの砂漠のレジスタンス並み
普通のナチュラル兵士並み
民間人
NT能力(Zガンダムキャラ参照)
レベル6:ハイパー化、条件下でサーベル巨大化、サイコミュ乗っ取り、死者に身体を貸す事のできるぶっ壊れかけのNT(終盤カミーユ)
レベル5:NTの中でも相手にプレッシャーを与えられるレベル(シロッコ、ハマーン)
レベル4:NTの中でも遠くの声が聞こえたり、逆に声を届けたりできる高位のレベル(中盤カミーユ)
レベル3:普通のNT(序盤カミーユ、アムロ、終盤サラ)
レベル2:能力を戦闘に生かせられるレベルだがNTのなり損ない(クワトロ、序盤サラ)
レベル1:NTとして開花。特定の人間なら感じられるレベル(ファ、カツ、マウアー)
レベル0:オールドタイプ
クルーゼ:NTレベル3相当
ムウ:NTレベル2相当
多数決も深夜になりますか?
加藤純一(うんこちゃん) Youtubelive
『雑談』(22:34~配信開始)
https://youtu.be/oolMhp6HEuw
この時間なのに何か人多いな
皆んなちゃんと寝た方が良いぞ…
5時から前スレ4から開始します
4から再開します
???
俺「…。」フワ-...
俺(ここは…。何処だ…?)
俺(身体に力が入らない…)
緑の光「」
俺「あぁ、そうか…。死んだのか…。俺は…」フワ-
俺(地球は無事だったんだろうか?)
俺(……。)
俺(いや、もう今の俺が気にする必要は無いか…)
俺(それに、後の事はあの人達がきっと上手くやってくれる筈だしな)
俺(安心して俺も逝く事ができる…)スッ
俺(……。)
俺(守るべき物が有れば、俺も変わる事ができたんだろうか…?)
俺「もう、それを確かめる術も無いな…」
光「」パアァッ…
俺「……ん?何だ?何の光?」
十字架の御守り「」パアァッ...
俺「これは…出撃する時に俺が御守りとして首からぶら下げてたサイコフレーム…?」
サイコフレーム「」パアァァッ...
俺「うっ…な、何だ?急に光が強く…」
光「」バシュ-ンッ
俺「うわっ!?」パアァッ...
───C.E70
『血のバレンタイン』の悲劇によって、地球、プラント間の緊張は、一気に本格的武力衝突へと発展した
誰もが疑わなかった、数で勝る地球軍の勝利…。が、当初の予測は大きく裏切られ、戦局は疲弊したまま、既に11ヶ月が過ぎようとしていた……
???
俺(うっ……うん?こ、ここは…)パチリッ
1研究所らしき場所だった…(連合)
2仮面の男の戦艦だった(ザフト)
3病院だった(オーブ)
4祈りの庭で傷だらけで倒れていたらしい(クライン派)
多数決下5まで
何処かの研究所
俺「あ、う……」
ベッドにくっついた固定具「両腕」ガシャンッ!
俺「えっ……?」ギョッ!?
ベッドにくっついた固定具「両脚」ガシャンッ!
俺「…こ、固定されてる?…何で?」
俺「と言うかここは何処だ?」キョロキョロ
真っ白の部屋「」
俺(大きい部屋だ…)
大きなモニター「」
俺(…アレは何だろう?)
窓「研究員達「」」ザワザワ...
俺(…なんだあの白衣の人達?…もしかして監視されてるのか、俺?)
俺「何か気分悪いな…。いったい何がどうなって……」ジッ
俺「……。」
大きなモニター「アズラエル」パッ
俺「わっ…?」
アズラエル『ようやくお目覚めですか。傷は完璧に塞いだのに中々目を覚まさないから、もう二度と目は覚まさない物かと思ってましたよ』
俺「な、なんだアンタ…?これは…?」
アズラエル『僕の名前はムルタ・アズラエル』
俺「……。」
アズラエル『色々と事情が有りましてね。申し訳ありませんが貴方を拘束させて頂いて貰ってます』
俺「何だよ拘束しなきゃいけない事情って…」
アズラエル『そう怯えなくても大丈夫ですよ。僕の質問にちゃんと答えてくれればちゃんと解放してあげますので』
俺「質問…?」
何処かの研究所
アズラエル『ええ、先ずは貴方の名前を聞かせて頂いても宜しいでしょうか?』
俺「名前は…俺だ」
アズラエル『そう、俺さん。では貴方の所属は?』
俺「所属…?」
アズラエル『ええ、やはりザフトですか?それとも別の秘密の何かでしょうか?』ニコニコ
俺「……。」
俺「…思い出せない」
アズラエル『…思い出せない?』
俺「ああ、名前以外の記憶がごっそり抜け落ちていて全く何も思い出せない…」
アズラエル『……。』
アズラエル『はぁ、それは困りましたね…。正直に話して頂かないと、少しばかり反省して貰う事になりますよ?』
俺「そうは言うが、本当に何も覚えてないんだよ…」
アズラエル『はぁ……』
俺「記憶が無くなってるんだ…」
アズラエル『…では貴方が乗っていた大破したMSの事も覚えていない感じでしょうか?』
俺「…大破したMS?…モビルスーツって、何だ?」
アズラエル『……。』
アズラエル『そうですか…。何も話す気が無いのなら此方にも考えがあります』
大きなモニター「」プツンッ
俺(あ、切れた…。いったい何なんだ…?)
俺(しかし俺の記憶は本当に…ん?)
扉「」ウイ-ン
研究員達「「…。」」ゾロゾロ
俺「な、何だお前ら…」ゾクッ...
俺(凄く嫌な予感が…)
──その後、俺は数日に渡り自白剤や謎の薬を投与されたり、…拷問にかけられて痛めつけられ…
研究員「…。」スッ
電気ショック「」バチイッ!!
俺「がはあっ!?!?」バチバチ
血「」ポタポタ...
何度も真実を話すように言われたが、覚えていない物は本当に覚えていない…俺は何も話す事は無かった
そして同時に、 …
俺(ああ…。俺は、決して捕まってはいけない、【悪い奴】に捕まってしまったんだな…)
と、理解させられたのだった…
研究所
所長室
アズラエル「そうですか。彼は何も話しませんか」
研究所所長「はい。記憶が無くなっていると言う彼の話は真実のようです」
アズラエル「あっはっはっ。面白い事を言いますねえ。別にそっちの真実は別に欲しくありませんでしたよ」
所長「……。」
アズラエル「しかし、それは困りましたね。あの機体には装甲やコックピット以外にもザフトですら扱って無い謎の部分が多い」
アズラエル「かなり大破してしまってるから、もう詳しく調べようがありませんが…」
アズラエル「あの機体の情報をあの少年から得られたら、この戦争もようやく終わると僕の勘は告げてたんですがそれがまさか本当に記憶喪失とは、これは勿体無い」
所長「もう少しショックを与え、強制的に記憶を呼び覚ましてみますか?」
アズラエル「フッ、何を馬鹿な事を。アレ以上ショックを与えたら死ぬだけですよ彼」
所長「しかし…」
アズラエル「確かに一番欲しい情報は得られませんでしたが、未だ彼には商品として利用価値はあります」
所長「は?…」
アズラエル「彼はナチュラルで有りながら、MSを乗りこなしていたんですよ」
アズラエル「そう、コーディネイターと同じように…。これは大変貴重な存在だとは思いませんか?」ニヤッ
所長「なるほど…。では彼は…」
アズラエル「そうですねぇ、彼は」
俺の行き先
コンマ下二桁
71以上強化せず素の状態で軍事利用
41~70洗脳教育行き
11~40エクステンデッド行き
10以下ブーステッドマン行き
安価下3
コンマ49
特殊訓練場
俺(俺があの嫌な研究所から次に移送された先は、更に酷い特殊な訓練場だった…)
俺(ここでは世界各地から孤児や、俺のような訳有りの若い奴等を集めてひたすら訓練させられる)
走力トレーニングマシン「」ウイ-ン
俺「はっ、はっ、はっ…」タッタッタッ...
俺(朝から晩まで、ほぼひたすら身体訓練)
俺の隣で訓練を受けてた子供「ぎゃあっ!?」ゴロンッ
教官「…。」カキカキ
俺の隣で訓練を受けてた子供「あ…ああ…」ガタガタ...
俺(コイツともお別れか…)
俺(訓練の成績が振るわない者は【処分】され。昨日話していた者がある日突然姿を消すので、訓練はサボらず死ぬ気で頑張るしかない…)
ビデオ「」ギャアァッ...
俺「…。」ジッ
俺(昼間にはコーディネイターが人を惨殺する映像や、唯ひたすらにナチュラルをレイプする映像等を長時間見させられる…)
俺「……。」スッ
ヘッドホン「」
ヘッドホン『コーディネイターはエイプリルフールクライシスを行い───』
俺「……。」
俺(毎晩寝る1時間前にはコーディネイターの行ったこれまでの非道な行いをこの催眠音声みたいな物で学習しなければならない…)
勉学場
教官「コーディネイターは悪、はい」
俺「……コーディネイターは悪」ボソッ...
俺(…ちゃんと言わないと問答無用で殴られたり、拷問を受けたたりするので一応従っておく)
訓練を受けている他の子供達「「「コーディネイターは悪」」」ニコニコ
俺(俺は未だそこまで染まって無いが、他の奴等は万遍の笑顔で教官の言葉を復唱してる…)
俺(俺が未だ正気だからかこの様子はかなり怖い…)
俺(勿論全員がそうではなく、俺みたいに強靭なメンタルを持ち、完全に頭がおかしくなる前にここから逃げ出そうとする奴等だっている)
俺(しかし…)
特殊訓練場入り口付近
警備兵達「そっちに行ったぞ!!」カチャッ
脱走を図った子供「わ、わあぁぁっ!?辞めろ!」タッタッタッ
ダダダダダッ
警備兵「脱走を企てた者4名、始末完了」
脱走を図った子供達「」ドクドク...
俺(…脱走を図った者は問答無用でその場で射殺される)
俺(相手は集団且つ、此方は丸腰…。逃げる方法等無く、反逆の芽を持っていた者達は死にたく無い一心で、このいつ終わりが来るのか分からない訓練をひたすら受け続けるしか無い…)
俺(そして俺は…)
1死にたくはない…。今はとにかくここで頑張って訓練を熟してなんとか生き残って行くしかないんだな…
2ほぼ殺されるとしても、それでもここは絶対にヤバイ…。長居しておかしくなる前になんとか逃げ出すしかない…
多数決下5まで
特殊訓練場
俺(死にたくはない…。今はとにかくここで頑張って訓練を熟してなんとか生き残って行くしかないんだな…)
俺(その後、俺は脱走は諦めて訓練を続け…)
俺(身体が強化されると言う名目の、謎の薬物を頻繁に身体に投与されるようになり…)
俺(そして……)
コンマ下二桁
41以上成績が著しく良かったコーディネイター絶対殺すマン俺、半年で役目が来る(キラがストライクに関わると殺害確定)
11~40最初は何とか抵抗の意思を見せてたがコーディネイター絶対殺すマン俺、ついに爆誕
10以下まさかの成績の振るわない俺も処分された…
安価下3
コンマ83
特殊訓練場
アズラエル「いやぁ、お久しぶりですね」
俺「……。」
アズラエル「君の成績が著しいと聞いて態々見に来たんですよ。預けたあの子は半年でどうなったかな~って」
アズラエル「あ、僕の事ちゃんと覚えてますか?」ニヤッ
俺「……。」
俺「すみません、誰でしたっけ?…最近物忘れが激しくて…」
アズラエル「おやおや…本当に大丈夫なんですかこれで?」
教官「薬の副作用です。普段はぼうっとしてますが、やる時はキッチリ殺る男ですので」
アズラエル「そうですか。なら安心です」ニコニコ
俺「…。」
アズラエル「僕はムルタ・アズラエル。君の事を拾った者で…まぁ君の親代わりだと思っておいて下さい」
俺「貴方が俺の親代わり…?はぁ…。まぁ別に良いですけど、なんなんです?」
アズラエル「実は君に直接依頼したい任務がありましてね」
俺「俺に直接依頼したい任務…?」
アズラエル「ええ、ヘリオポリスへ向かって、とある任務をチャチャっと熟して来て欲しいんですよ」
俺「……。」
俺「…分かりました」
ヘリオポリス
輸送艦ブリッジ
輸送艦艦長「これでこの船の最後の任務も無事終了だ。貴様も護衛の任、御苦労だったな。フラガ大尉」
ムウ「いえ、航路何もなく幸いでありました。周辺にザフト艦の動きは?」
輸送艦艦長「2隻トレースしておるが、な~に、港に入ってしまえばザフトも手が出せんよ」
ムウ「フッ、中立国でありますか。聞いて呆れますが」
輸送艦艦長「はっはっは。だがそのおかげで計画もここまでこれたのだ。オーブとて地球の一国ということさ」
Gねパイロット達「では、艦長」ス-
輸送艦艦長「ん」
扉「」ウイ-ン
ムウ「上陸は本当に彼らだけでよろしいので?」
輸送艦艦長「ひよっこでもGのパイロットに選ばれたトップガン達だ。問題ない。貴様等がちょろちょろしてるほうがかえって目立つぞ」
ムウ「フッ…あの、艦長。ところで彼は…?」チラッ
俺「……。」
輸送艦艦長「あぁ…ブルーコスモス盟主。ムルタ・アズラエルの差し金だよ」
ムウ「ブルーコスモスの盟主の…?」
輸送艦艦長「大方、Gとアークエンジェルを確実にアラスカまで回収してくるようにとでも命令を受けて来たんだろう…」
輸送艦艦長「アズラエルから特別任務を言い渡されてるらしくて、話してもくれんし何を考えてるのかも分からん。貴様も命が惜しくばアレとはあまり関わらん方が良いぞ…」
ムウ「はぁ…そうします」
俺「……。」
俺(…俺がアズラエルから受けた任務は2つ。1つは最重要機密のG5機とアークエンジェルを確実にアラスカへ持ち帰る事)
俺(2つ目はもし何らかの事情があり、機密が外部へ漏れた場合、それを知った者を全員拘束…又は全員抹殺)
俺(その中にコーディネイターが含まれていた場合はどんな事情であろうと即刻射殺せよ)
俺(…まぁ何も起き無ければ、俺は唯ついて来ただけで特に俺が手を下す迄も無いんだが)
俺(とにかく時間になればGの積み込みはアークエンジェルへと全て運ばれるだろうが、どうするかな…)
1アークエンジェルで待つとするか
2…暇だしGの搬入を手伝いに行くか
多数決下5まで
ヘリオポリス
工場区
俺「ここの責任者は?」
ブライアン「あー、それならマリュー大尉の事ですよ。マリュー大尉!」
マリュー「何かしら?」スタスタ
ブライアン「この少年が、マリュー大尉に用事があるらしいです」スタスタ
マリュー「はい??」
マリュー(地球軍の服を着てるけど…若いわね…)
俺「自分は地球軍、第81独立機動群所属俺大尉です」ビシッ
マリュー「えっ!?あぁっ…た、大尉!?私は第2宙域、第5特務師団所属、マリュー・ラミアス大尉です」ビシッ
俺「若いのに大尉だなんて努力してるんですね」
マリュー「あ、いえ…」
マリュー(それはこっちのセリフなんだけど…)
俺「Gの搬入の手伝いに来ました。何か自分にも手伝える事は?」
マリュー「えっ…?大尉が?」
俺「いけませんか?」
マリュー「あ、いえ…。じゃあパーツを摘んだトレイラーを移動させるのをお願いしても宜しいでしょうか?」
俺「了解」スタスタ
マリュー(ちゃんと話せるし、結構普通な子よね…?でもまさか、あの歳で大尉って…)
マリュー(それに第81独立機動群何処かで聞いた事があるような気がするんだけど、思い出せないわね…)
ヘリオポリス
工場区
ヘリオポリス「」ドガ-ン!!
俺「うっ!?」ブレ-キグッ
トレイラー「」キイッ!!
俺「…今のは?隕石が当たったレベルの揺れじゃなかったぞ」
俺「まさか…」ガチャッ
マリュー「アークエンジェルへ!急いで!」
俺「ラミアス大尉。これは?」スタスタ
マリュー「今、アークエンジェルと通信中です」
俺「コレはただの爆発では無いが…」
作業員「ラミアス大尉!艦との交信途絶。状況不明!」
俺(チッ…。やはり襲撃されたか…。ザフトの目的はGの奪取か?)
俺「はっ!?伏せろ!」バッ
マリュー&作業員達 「「!?」」バッ.
ジン「」ダダダダダッ
トレイラー「」ドガ-ン!
車両「」ドガ-ン!
迎撃用車両「」ドガ-ン!
作業員達「「うわぁ」」
マリュー 「ザフトの!!X-105と303を起動させて!とにかく工区から出すわ!」タッタッタッ
作業員「分かりました!」タッタッタッ
マリュー「俺大尉、私は工区の中に行きます。大尉は?」
俺「…。」
1自分も工区内のMSを起動させる作業を手伝います
2自分はここに残ります
多数決下5まで
工区内
イージス「」
ストライク「」
ダダダダッ
作業員「うおっ!?」バスッバスッ
ドサッ
イージス横
装甲「」チュインッチュインッ
俺「チッ…。もうここまで入り込まれてるのか…」
俺(…特命があるからあまり目立ちたくは無かったが、こうなったらやるしか無いか)ゴソゴソカチャッ
俺「…!」ダァンダァンッ
緑服「がっ…!」ドサッ
マリュー「ハマダ!ブライアン!早く起動させるんだ!」ダァンッダァンッ
キラ「あ!?危ない後ろ!!」
マリュー「さっきの子?まだ!」ダァンッ
ザフト兵「うお!?」ドサッ
俺「あの距離で先に当てるのか…」
俺(…あのラミアス大尉って女、コーディネイターより…と言うか俺より強くないか?特殊部隊に欲しいんだが)
俺「X303の起動には後どれくらいかかる?」
ブライアン「はっ…あと100秒程で…」
俺「チッ…遅い。もっと急げ」
ブライアン「は、はい!」
アスラン「…!」ダダダダッ
壁「」ガガガガッ
俺「うっ…」スッ
俺(あの敵を何とかしないとここはマズイな…。狙い撃ちにされる…)つマガジン
俺「…俺が時間を稼ぐ。その間に起動しろ」カチッ
ブライアン「あ、は、はい!」
俺「よし…おおおおおっ!!」タッタッタッ
アスラン「ッ…!」カチャッ
アスラン(アスラン並み)
俺(バルトフェルド並み)
コンマ下二桁
98以上アスラン即死
97アスラン重傷(アスラン死亡率大)
96アスラン軽傷(アスラン死亡率上昇)
61~95俺対アスラン膠着(ブライアンがイージス起動に成功、マリューがラスティ殺害)
46~60俺軽傷(俺死亡率上昇)
31~45俺重傷(俺死亡率大)
30以下俺即死
安価下3
コンマ40
ヘリオポリス
工区内
アスラン「…!」ダダダダダッ
俺「…!」バッピョンッ
俺真下銃弾「」ビュビュビュビュッ
俺「[ピーーー]!コーディネイター!!」カチャッ
バアンッバァンッ!!
アスラン「チィッ!」クルッ
俺「何!?」
アスラン身体脇「銃弾」ヒュ-ンヒュ-ン
俺(どんな避け方するんだコイツ!?なんだこの工場、あの女と言い、このコーディネイターと言い化け者ばっかりじゃないか!?)
俺「はっ!?」
アスラン「ッ…!」クルクル
銃弾「」ビュンッ
俺(回転しながら撃って来た?あ、駄目だ…こっちは避けれ…)
俺身体「」バスッバスッバスッ
俺「ガハッ…」ドサッ
アスラン「…。」タッ
俺(ま、負けた…)ドクドク...
俺(この俺が…?まさか、そんな馬鹿な…)ドクドク...
アスラン「…。」スタスタ
俺(マズイ…身体が動かない…)
コンマ下二桁
81以上アスラン、イージス奪取が確定し俺を放置(俺重傷)
80以下俺、トドメを入れられ死亡…
安価下
コンマ53
工場区
アスラン「…。」カチャッ
俺頭「」カチッ
俺「あ…」
アスラン「…。」
俺「…。」
ダァンッ!
俺「」ドクドク...
──俺は任務を果たせず死亡するのであった…
俺死亡
俺死亡
1最初からやる(前スレ>>4から)
2好きな場所から再開する(デスペナにより能力減少)
3最初からやる(初期設定を変える)
多数決下5まで(単発無し)
特に進んでないので質問タイム挟みません
最初の4から再開します
???
俺「…。」フワ-...
俺(ここは…。何処だ…?)
俺(身体に力が入らない…)
緑の光「」
俺「あぁ、そうか…。死んだのか…。俺は…」フワ-
俺(地球は無事だったんだろうか?)
俺(……。)
俺(いや、もう今の俺が気にする必要は無いか…)
俺(それに、後の事はあの人達がきっと上手くやってくれる筈だしな)
俺(安心して俺も逝く事ができる…)スッ
俺(……。)
俺(守るべき物が有れば、俺も変わる事ができたんだろうか…?)
俺「もう、それを確かめる術も無いな…」
光「」パアァッ…
俺「……ん?何だ?何の光?」
十字架の御守り「」パアァッ...
俺「これは…出撃する時に俺が御守りとして首からぶら下げてたサイコフレーム…?」
サイコフレーム「」パアァァッ...
俺「うっ…な、何だ?急に光が強く…」
光「」バシュ-ンッ
俺「うわっ!?」パアァッ...
───C.E70
『血のバレンタイン』の悲劇によって、地球、プラント間の緊張は、一気に本格的武力衝突へと発展した
誰もが疑わなかった、数で勝る地球軍の勝利…。が、当初の予測は大きく裏切られ、戦局は疲弊したまま、既に11ヶ月が過ぎようとしていた……
???
俺(うっ……うん?こ、ここは…)パチリッ
1研究所らしき場所だった…(連合)
2仮面の男の戦艦だった(ザフト)
3病院だった(オーブ)
4祈りの庭で傷だらけで倒れていたらしい(クライン派)
多数決下5まで(単発無し)
何処かの庭
青空「」
俺(空が見える?何処だ…?ここ…)
ピンクハロ「ハロ、ラクス!ラクス!」ピョ-ンピョ-ン...
俺「…ハロ?ラクス…?」
「あらあら、どうなされたのですかピンクちゃん?」スタスタ
俺「…ん?」チラッ
ラクス「あら、おはようございます」ニコニコ
俺「あ…お、おはようございます…」
ラクス「よいしょっと…」椅子「」ストッ
俺「……。」
ラクス「うふふ」ニコニコ
俺「……??」
ピンクハロ「ハロー。ハロー」
ラクス「無事に目が覚めて下さりピンクちゃんも喜んでおりますわ」ニコニコ
俺「あ…そ、そっすか…」
ラクス「ええ」ニコニコ
俺「……。」
ラクス「本当に良かったですわ~」ニコニコ
俺「……。」ゴクリッ...
俺(えっ!?いや……てか誰!?このピンクの女の子!?)
何処かの庭
ラクス「お解りになります?」
俺「全然わかりません…」
ラクス「あら~…」
俺「俺はどうしてここに…」
マルキオ「貴方はある日、私の祈りの庭で傷だらけで倒れていたのです」スタスタ
俺(今度は杖ついた細目のおじさん…)
俺「…傷だらけで倒れてた?俺が?」
マルキオ「はい」
俺(確かに身体中に包帯が巻かれてる…。そんなに傷だらけだったのか…)
俺(しかしどうして俺はそんな所で傷だらけだったんだ…?)
俺「……。」
俺「……あれ?」
ラクス「はい?」
俺「俺は…誰だ?」
マルキオ「??」
俺「自分の名前が俺って事以外…全く何も思い出せない…」
ラクス「あら~…」
マルキオ「それは困りましたね…」
俺「……。」
俺(……あれ?ヤバくない俺?こんな状態になってどうしたら良いんだ俺、これから先…)
自由行動
1ピンクの女の子に話しかけてみる
2細目のおじさんに話しかけてみる
3…うん、これは悪い夢だな。二度寝しよう
多数決下5まで
何処かの庭
俺「あの…」
ラクス「はい?どうなされました?」
俺「君の名前は…」
ラクス「あぁ、すみません。わたくしも自己紹介が未だでしたね」
ラクス「わたくしの名前はラクス・クラインと申します」
俺「ラクス・クライン…クラインさん?」
ラクス「ラクス、で良いですわよ俺さん?」
俺「あ、はい。ラクスさん」
ラクス「ラ~ク~ス。で良いですわよ?…俺さん?」ニコニコ
俺「……。」
俺「ら…ラクス…」
ラクス「はい、それで大丈夫です。よくできました」パチパチ
俺(うーん…変な子…)
俺「ラクス…。ここは何処?…」
ラクス「ここはわたくしのおウチのお庭です」
俺「お庭?…」
ラクス「お部屋で休まれるより、こちらの方が気持ちいいでしょう?陽の光に当たればもっと癒されると思いまして」ニコニコ
俺「あ…う、うん…。そうなんだ…」
俺(…やっぱ変な子だよ。このラクスって子)
ラクスの好感度が3に上がった
ラクス邸の庭
俺「…2人は俺の事、何か知ってる訳じゃありませんよね?」
マルキオ「はい」
ラクス「俺さんとは初めてお会いしたと思います」
俺(だよな…。そんな気はしてた…)
マルキオ「自身の記憶が無い事に戸惑ってらっしゃるのですね」
俺「はい…。自分が何者なのか、何故傷だらけでその祈りの庭と言う場所に倒れてたのか…サッパリ分からないんです…」
俺「それが、どうしようも無く不安で…」
マルキオ「自らの過去が無く白紙の状態に不安になる気持ちは分かります」
マルキオ「ですが、今は無理をせず傷が回復なさってから少しずつ記憶に関わる何かを探して行けば良いのでは無いのでしょうか?」
俺「はい…」
ラクス「あら、そう言えば…」
俺「ラクス?」
ラクス「わたくし、俺さんの記憶に繋がるかもしれない何かを預かっていましたわ」ゴソゴソ
俺「エッ!?マジで!?」
マルキオ「ラクス様?…」
ラクス「これです」
T字架のオモチャのような物「」
俺「…なんだこれ?おもちゃ?」
ラクス「俺さんの近くに千切れて落ちていたみたいですが、もしかするとこれはこうして…」スッ
俺目前「」ラクス胸
俺「ちょっ…!?///ら、ラクス!?」
俺(な、何々!?)ゴソゴソ
ラクス「はいできました」スッ
俺「え?…」チラッ
俺胸「T字型のおもちゃ」
ラクス「この玩具はこうして、俺さんが胸に下げて御守りにしていたとわたくしは思うのですが、どうでしょうか?」ニコニコ
俺「御守りに…?」
ラクス「はいな♪何か思い出しまして?」ニコニコ
俺「……。」
T字型の御守り「」
コンマ下二桁
81以上更に何かを思い出した気がした(俺NTレベル3に上昇)
11~80少し何かを思い出した気がした(俺NTに覚醒)
10以下特に何も思い出さなかった
安価下2
コンマ69
???
赤色のMS「」ボシュッ
無数の小型の兵器「」ビュ-ンビュ-ン
白黒基調のMS「」ブウンッブウンッ
無数の小型の兵器「」ドガ-ンドガ-ン
金髪のオールバックの男『フン、大した腕だ。だが、それ程の力が有るならば本当に粛清されるべき存在が何なのか、分かっている筈だ!』
俺『だからって、地球を潰して良い訳が無い!そんな誤ったニュータイプへの進化なんて誰も求めてなんかいない!』
白い大型のMA「」ドウッ
俺『何っ!?こいつは!?』
『れさん…俺さん?』
ラクス邸の庭
俺「はっ…!」バッ
俺胸「T字型の御守り「」」
ラクス「どうなされましたか?急に目を開けたままお眠りになられて…」
俺「め、目を開けたまま寝てたのか俺…?」
ラクス「はい。急に全く動かなくなられて心配しましたわ」
俺「どんな不気味な光景だったのか非常に気になるが…一瞬だけ、夢なのかもしれないけど何か俺の記憶の片鱗を見たような気がする…」
ラクス「まぁ!」
マルキオ「どのような夢を見られていたのですか?」
俺「……。」
俺「俺がMSって言う兵器に乗って、戦争をしてたような…?」
マルキオ「…貴方が戦争を?」
俺「はい。ニュータイプがどう…とか…」
マルキオ「ふむ…ニュータイプと言う言葉は聞いた事が有りませんね」
俺「そうですか…」
俺(ならやっぱり只の夢だったのか?…)
ラクス「ですが、MSと言う兵器なら聞いた事がありますわ」
俺「…え?」
ラクス邸の庭
マルキオ「それがジンと呼ばれている兵器です」
写真「」
俺「ジン……。俺が夢の中で見たのとはちょっと違うような気
がします」
マルキオ「そうですか…。しかし現在MSと呼ばれる機体は、この世界にはこれと似たような物しかありません」
俺「はぁ……。でも、だったら俺が見たのは何だったんだろう…」
俺(夢…にしてはMSが存在してあったり、変な所に共通点があるし単なる偶然とは思えないが…)
ラクス「ですが、一つだけ確かな事がありますわ」
俺「確かな事?」
ラクス「はい。この御守りにに触れた事で少しは記憶に関する手掛かりを得られたのでは?」
俺「ああ。まぁ確かに…。真っ暗だったけど、これを渡してくれたお陰でちょっと光が見えたような…」
ラクス「その御守りはきっと俺さんにとってとても大事な物だったのでしょうねる」クスッ
俺「大事…だったのかな…?」チラッ
T字型の御守り「」
ラクス「はい。わたくしもその玩具には、何か不思議な感じがしたのでずっと取っておいたのです」
俺「ラクスも…?」
ラクス「そうです。わたくしが、ですのよ?」ニコニコ
俺「うん???」
ラクス邸の庭
マルキオ「実は最初にそれを見つけた時は、焼け焦げて真っ黒だったのです」
俺「えぇー……」
マルキオ「私達はラクス様とは違い、それを見ても特に何も感じず燃えないゴミとして捨てようかと思っていたのですが…」
俺「ご、ゴミ…」
俺(…うん。その対応が普通だろうけど、俺が御守りとして扱ってたとしたら何か悲しい言われ方だな)
マルキオ「しかしラクス様が、これはきっとこのお方の大切な物だからどうしても取っておきたいと願われたのです」
ラクス「うふふ」
俺「ラクス…」ジ-ン
ラクス「こんな日がいつか来るかと、何度も石鹸で綺麗に洗っておいて良かったですわ」ニコニコ
俺「」ガクッ
俺「ラクスの御守りの扱いおかしくない!?大丈夫なのそれ!?」
ラクス「はい。ちゃんと白い状態にはなったので大丈夫でしょう?」ニコニコ
俺「……。」
俺(駄目だ…。常識が通じる相手じゃない…)
ラクス「でもわたくしの勘が当たって良かったです」
ラクス「マルキオ様に任せていたら、今頃その御守りは燃えないゴミとして出されていた所でしたわ」
マルキオ「拾った時は相当焦げ臭かったので仕方ありません」
俺「はは…。ありがとうラクス…」
俺(しかし俺やラクスには不思議な感じがしたが…このマルキオっておじさん達にとっては唯のゴミにしか感じなかった特殊な御守りか…)スッ
T字型の御守り「」ガシッ
俺「……。」
1これは念の為、大事に俺が持っておこう
2助けてくれたお礼にラクスにあげるよ。それ
多数決下5まで
ラクス邸の庭
俺「これは念の為俺が大事に持っておこう」ゴソゴソ
ラクス「もう無くさないで下さいな?」
俺「ああ」
マルキオ「では私はそろそろ地球へ戻ります」
ラクス「はい。お気を付けてお帰り下さいね」
マルキオ「ええ、情勢が情勢ですからね…」
ラクス「はい…」
俺「あ、助けて頂いてありがとうございました…」ペコッ
マルキオ「いえいえ」スタスタ
俺「……。」
ラクス「うふふ」
俺「あ、えっと…」
俺(ラクスと2人っきりになってしまった…。いや、向こうは別に意識して無さそうだし何も考え戸惑う事は…)
ラクス「2人きりになりましたわね」ニコニコ
俺「あ、ああ…。うん…」
俺(…って同じ事考えてるんかい!)
俺(どうする…?気まずくならないように場を保たす話題を出さないと)
ラクス「うふふ」つ紅茶コポコポ...
俺(何かラクスに質問したい事…)
自由行動
1ラクスの事を更に知ろうと質問してみる
2ラクスの家の事を聞いてみる
3ピンクのハロについて聞いてみる
4いや、今は話したい事は無い。寝よう
多数決下5まで
ラクス邸の庭
俺「ラクス。そう言えば聞くのを忘れてたんだが…」
ラクス「はい。なんでしょうか?」
俺「何故俺を助けたんだ?」
ラクス「??」
俺「見ず知らずなのにこんなにして貰って、何か目的とかあったのかなって…」
ラクス「困っている人を助けるのに、理由は必要なんでしょうか?」
俺「…え?」
ラクス「わたくしに他意等ございません。きっと倒れていたのが俺さんで無くとも、わたくしは助けていた筈です」
俺「あ……」
ラクス「俺さんは目の前で困っている人を見かけたら、何か理由が無いと助けられ無いお方ですか?」ジッ
俺「い、いや…。そんな事は無い…人間だったと思いたい…」
ラクス「では俺さんもわたくしと同じですわね」クスッ
俺「ああ…。突然変な事聞いて悪かった…」
ラクス「はい」ニコニコ
俺(……あ、あれ?天然でほわほわしてる子だと思ってたが、意外にかなり芯は強いな)
ラクス「はい。どうぞ俺さんの分ですわ」つ
紅茶「」スッ
俺「うん、ありがとう」ズズッ
俺(でも俺以外でも助けてたってのは、ラクスは根っから優しい良い奴だって証明できる事な筈のに…)
ラクス「お口に合わなければ遠慮無く言って下さいね?」
俺「うん。美味しいよ」
俺(ちょっと寂しいような……)
ラクス「そうですか。なら良かったですわ」ニコニコ
俺「ああ」
俺(なんだろうか。この複雑な感じは…)
ラクス邸の庭
ピンクハロ「俺、あかんでえ。あかんでえ」ピョ-ンピョ-ン
俺「ん?…俺があかん?」チラッ
俺(あかん?…あかんのか俺…)
ラクス「あら、ピンクちゃん。もうそんな時間でしたか。教えてくれてありがとう」
俺「いったいどう言う事?」
ラクス「今の俺さんに色々と教えて差し上げても、却って頭が混乱するだけ」
ラクス「今はお身体の傷を治す事に専念して、一度お休みになられては?」
俺「ん…それもそうか…」スッ...
ラクス「はい。では俺さんが快眠できるよう、わたくしが子守歌を歌いましょう」
俺「いや、子供じゃ無いんだからそんな…」
ラクス「え?…ダメでしょうか?…」ガ-ン...
俺「あ、う、ううん。歌ってくれて構わない」
俺(……かなりガッカリするじゃん。断れないよ)
ラクス「本当ですか!?では聞いて下さいな」スゥッ...
俺(……こう言う時って大抵アレだよな。滅茶苦茶音痴な奴だ…。何て感想を述べたら良いか今の内に考えとかないと)
ラクス「静かな~この夜に~貴方を~待ってるの~♪♪」
俺「えっ…」
ラクス「あのとき~忘れた~微笑みを~取りに来て~♪」
俺(な、なんだこの展開…)
ラクス「あれから~少しだけ~時間が過ぎて~♪ 想い出が~優しく、なったね~♪」
俺(いや、これプロじゃねえか…?)
ラクス「星の~降る場所で~貴方が~笑っている事を♪」
俺(良い歌だな…。聞いてたら心が安らぐような…)
俺「ふぁ……」
俺(落ち着いたら何か本当に眠くなって来た…)ウツラウツラ...
ラクス「いつも~願ってた~♪」
ラクス邸の庭
──数分後
俺「ZZZ…」
ラクス「あらあら、いつの間にかぐっすりお休みになられていますわ」クスッ
ピンクハロ「マイドォ、マイドォォ!」ピョ-ンピョ-ン
ラクス「騒いではいけませんわピンクちゃん。今はゆっくり休ませてあげませんと」スッ
布団「」ス-
俺「ん…ぅ…。ZZZ…」
ラクス「ふふっ、よくお休みになられていますわね」ニコニコ
ラクス「ごめんなさいな?さっきは恥ずかしかったので、嘘をつかせて頂きました」
ラクス(助けたとしても、貴方では無く他の方だったなら…きっと病院へ送っていた筈…)
ラクス(ですが貴方とは初めてお会いした筈なのに…わたくしは貴方から、何処か不思議な暖かさを感じました)
ラクス(だから…)
俺「ZZZ……」スヤスヤ...
ラクス「ふふっ、ずっとこのままで居られると良いですのにね」ニコッ
ラクスの好感度が4に上がった
ラクス邸の庭
俺(あれから数日、俺はラクスからこの世界の事を色々と教えて貰った)
俺(この世界には2つの種族の人間が存在している)
俺(先ずは俺達ナチュラル。これは普通に自然の流れで生まれて来た人々)
俺(一方このプラントに住む人々は皆んなコーディネイターと言い、産まれてくる前に遺伝子を操作して来て産まれた人達らしい)
俺(例外は無くラクスもコーディネイターなのだが、特に俺と変わった所は無い)
俺(俺はナチュラルでラクスはコーディネイターだが、俺達は仲良くしている)
俺(…しかしこの世界はここみたいにそれ程平和な訳では無く、外の宇宙では今もコーディネイターとナチュラル、二つの種族がお互いを認められずに戦争をしている)
俺(そしてラクスは実はプラントの歌姫だったらしく、社会的影響力の強い人物で)
俺(ラクスもまた、本人の意思とは関係無く戦争に関わる慰霊団代表等公的な行事に参加しないといけないらしくここを空ける事が多い)
俺(戦争…。か…)
白黒のMS「」
俺(…アレが夢じゃ無ければ、俺も記憶喪失になる前は何処かで戦争に関わっていた人間らしいが)
俺「……。」スタスタ
俺(俺はラクスやラクスの家のメイド達の献身的な介護により、予想してたより遥かに早く回復し再び自力で生活できるようにリハビリ中だが…)
俺「この怪我が完治したら、こことも遂にお別れだな…」
俺「……。」
俺「でも回復したらしたで、俺は国籍も持たないのに何処に住めば良いんだ…?」
金髪のおじさん「ここに住めばよいでは無いか」
俺「ん?…」
金髪のおじさん「はっはっはっ」
俺(だ、誰?このおじさん…何でこんな場所に似ても似つかないおじさんが…)
俺「…すみません。何方ですか?」
金髪のおじさん「私はこの家の主だ」
俺「うん?」
金髪のおじさん「ああ、君に分かるように言い換えればラクスの父親だよ」
俺「えっ!?!?」
俺(に、似てねー……)
シーゲル邸の庭
俺「じゃあシーゲルさんはプラントの最高評議会議長って事は…この国の一番偉い人ですか?」
シーゲル「はっはっ、プラントは民主制だから好き勝手とやれる訳では無いがね」
俺「は、はぁ…」
俺(ラクスの父親もこんな超大物だったとは初耳だ…)
俺「でも議長って今って忙しい時期なんじゃ無いんですか?」
シーゲル「自分の娘がナチュラルと仲良くしていると聞いて私も興味が沸いてね。君と話がしたくて娘が居ないこの時を見計らって仕事を早目に切り上げて見に来たのだよ」
俺「そうなんですか…。でもこの国って今、国一丸となってそのナチュラルと戦ってるんですよね?」
俺「良いんですか?その…議長がそんな…」
シーゲル「気にせんで良いさ。コーディネイターであろうとナチュラルだろうと同じ人である事で変わりは無い」
俺「そ、そうですよね…」
俺(ほっ…良かった…。ちょっと驚いたが、ラクスの父親もコーディネイターの中でも穏健派側の人間らしい)
シーゲル「メイド達から君についての事はある程度聞いてるよ」ジッ
俺「俺の…?」
メイド「コーヒーが入りました」コトッ
俺「あ、どうも」ズズッ
シーゲル「うむ…。なるほどな…。娘が興味を持つ訳だ」
俺「え?」
シーゲル「アスラン君が居なければ君が婚約者の可能性もあとたかもしれんな」
俺「」ブフォッ!!
コーヒー「」ブシャッ
シーゲル「ん?何をしているんだね?」
俺「い、いえ…何も…。ゲホッ…」コトッ
俺(…驚き過ぎて鼻からコーヒー摂取してしまった)
俺(なるほど、急にぶっとんだ発言をする辺りこの親子、確かに親子だ…)
シーゲルの好感度が3に上がった
シーゲル邸の庭
俺「しかしダメでしょう、そんなプラントの歌姫がナチュラルなんかとって…」
シーゲル「いや、それが冗談では無いのだよ」
俺「え?」
シーゲル「コーディネイターは確かに遺伝子を操作して、ナチュラルより多少は能力を授かり産まれて来た存在だ」
シーゲル「そこだけ見れば、確かにそれは良い技術なのかもしれない」
俺「はい。現に話に聞いただけですが、コーディネイターに憧れるナチュラルは沢山居ると思います」
シーゲル「しかし、コーディネイターにはどうあっても解決できない問題がある」
俺「問題…?」
シーゲル「コーディネイター同士の結婚は出生率がとにかく低いのだよ」
俺「子を産む能力が…ですか?」
シーゲル「ああ、片親がナチュラルの第二世代までならば未だなんとかなるレベルだが両親がコーディネイターの第三世代ならば子が産まれてくる可能性は絶望的だ」
俺「……。」
シーゲル「このままのコーディネイターだけでの未来は人類は減少し、衰退の一途を辿るしかない」
シーゲル「私はね、今になって思うんだよ。やはり命は創り出すものではない。コーディネイターはナチュラルへの回帰を迎えるべきなのだと」
俺「だったらナチュラルとの戦争なんか辞めた方が良いんじゃ無いですか?」
シーゲル「いや、争いはそうは上手くいかんのだよ」
俺「…??」
シーゲル「既に血のバレンタインの悲劇によりプラントでは27万3721名のコーディネイターの犠牲が出ている」
シーゲル「この出来事を恨み、ナチュラルを根絶やしにしたいと思っている者も今のプラントには多数居る」
シーゲル「そして、逆の事をされたナチュラル側にもな…」
俺「…この戦争の本当の敵は、人々の感情の憎悪と言う訳ですか」
シーゲル「ああ。私はそうでは無いかと思っているよ」
俺(この段階まで来たらナチュラル、コーディネイター…全人類の憎悪を取り消す事なんて不可能だろうな。どうすれば良いのやら…)
シーゲル邸の庭
俺「でもその事が何で俺とラクスの婚約話に繋がるんです?」
シーゲル「生きてる間に孫の顔を見たいとは思うのはおかしいかね?」
俺「あ…」
俺(確かにラクスが婚約者のアスランって人と結婚すれば、子供が産まれてくる可能性は絶望的…)
俺(仮に奇跡的に産まれたとしても、遥か先の未来だからシーゲルさん自身がどうなってるのかも…。なるほどな…)
俺「ですがシーゲルさん」
シーゲル「うん?」
俺「これからもここに居て良いと言う貴方の好意は嬉しかったですが、俺は怪我が完治したらここを出て行こうと考えてます」
シーゲル「ほぅ…理由を聞いても良いかね?」
俺「それは…」
俺「……。」
1自分が何者で、何故俺がここに居るのかを知りたいからです
2ラクスを護りたいからです
3この国を護りたいからです
多数決下5まで
クライン邸の庭
俺「自分が何者で、何故俺がここに居るのかを知りたいからです」
シーゲル「確かに君は記憶喪失だと聞いたが…それとここを出て行く事に何の関係があるのかね?」
俺「俺が断片的に見た記憶が確かなら、記憶を失う前の俺はMSと言う機動兵器に乗って戦争をしていました」
シーゲル「ほう、ナチュラルの君がMSに乗り戦争を…」
俺「はい。ですからきっともう一度同じ環境に身を置いてみれば何らかの手掛かりを掴めると思うんです」
シーゲル「ん?それはつまり…」
俺「はい。将来的にザフトに志願します」
シーゲル「なんと。本当かね?」
俺「それが一番手取り早いと思うんです」
シーゲル「ふむ…。君の事情は分かった。ではこれからどうする気かね?志願すると言っても、ナチュラルの君をザフトが簡単に受け入れてくれるとは思えん」
俺「それは大丈夫です。アカデミーに入学して正規の方法でザフトに入りますから」
シーゲル「アカデミーか…しかし、コーディネイターの教育課程をナチュラルの君が受けるのは…」
俺「厳しいのは承知の上です。ですが、記憶を失う前の俺もMSに乗ったり戦争をしていたんです」
俺「努力で穴は埋めますよ」
シーゲル「ふむ…ラクスには挨拶せんのか?」
俺「今の時期を逃すと次に入学できるのは半年後になります。献身的に介護してくれたラクスには申し訳無いですが、帰ってくる前にここをでます」
シーゲル「そうか…。では留守の娘には私からそう伝えておこう」
俺「色々落ち着いたら、必ずもう一度ラクスの元にも顔を出すので」
シーゲル「うむ、そうしてやってくれ」
俺「はい」コクッ
──そうして俺は、数日後シーゲルさんの家を出てザフトのアカデミーへと入学した
俺の同期
コンマ下二桁
96以上ホーク姉妹が同期
41~95特に目立つような同期無し(俺赤服率上昇)
6~40シホ・ハーネンフースが同期
5以下アッシュ・グレイが同期
安価下3
コンマ87(同期無し。同期無しなのでアカデミー時代1発判定に)
アカデミー
───そうして俺はザフトのアカデミーへと入学した
勿論、周りは全員コーディネイターで異質な目で見られていた俺は…
俺(おっ、何か俺の事噂されてるな?)
アカデミー同期男「あいつナチュラルって噂なんだぜ…やばく無い?」
アカデミー同期女「えー!?嘘!?どうしてナチュラルがザフトのアカデミーにいるの!?キショッ!」
アカデミー同期男「本当。キショいよなぁ」
俺「……。」
──周りから避けられていたので、特に誰かと仲良くなると言った事は無く
俺「フッ…逆にありがたい。これで訓練に打ち込める」
半年間、ただひたすら訓練に集中して打ち込んだ
───その結果…
MS操縦(ゾロ目:NT能力上昇※+数値でゾロ目じゃなく元の数値)
コンマ下二桁
96以上類稀なる才能を見せて数年に一度のレベルに(準中堅級に)
71~95コーディネイターOSでも周りのコーディネイターよりも優れたレベル(熟練兵)
56~70コーディネイターOSでも周りのコーディネイターと同じくらいやれるレベル(新兵強)
36~55コーディネイターOSでも何とかかんとかやれるついて行けるレベル(新兵中に)
11~35なんとかOSを自分に合わせれば動かせるレベル(新兵弱)
10以下全く馴染まないまま(民間人)
安価下2(NT補正により出たコンマ+5で反映)
白兵能力
00俺「そうか。確か記憶の無くなる前の俺は暗殺拳を得意としてて…」(白兵能力アスランの上)
991期上のアスラン並みらしい(白兵能力アスラン並み)
96以上ナチュラルの身でありながらコーディネイターと同じ訓練を受けた俺は化け物になった(白兵能力マリュー並みに)
91~95俺はアカデミーの中では断トツトップに(白兵能力バルトフェルド並みに)
81~90アカデミーの中ではトップに(白兵能力クルーゼ並みに)
61~80アカデミーの中では滅茶苦茶やれるレベルに(白兵能力訓練したキラ並みに)
31~60アカデミーの中ではかなりやれるレベルに(白兵能力赤服コーディネイター並みに)
30以下生身では成果出ず(変化無し)
安価下3
※合算した値で赤服判定があります
コンマ35+5(40、新兵中。赤服基準値満たせず)
コンマ42(赤服コーディネイター並みに。赤服基準値±0)
半年後
アカデミー
俺(俺はこの世界のMSにもなんとか乗れるレベルになった)
俺(乗れるレベルになったであって、周りのコーディネイターと比べるとケツから数えた方が早いレベルだが…)
俺(しかし、生身の方では周りのコーディネイターを黙らせ上位10位以内になんとか入れるレベルにはなった)
俺(…赤を貰える基準値を両方で満たしてた訳でも無く)
俺(特に強みがあるアピールポイントがある訳でも無い)
俺(この成績では流石に赤が貰えるのは厳しいような気がするが…)
コンマ下二桁
71以上ライバルが居なかったのでギリギリ赤服になれて、ナチュラルがザフトレッドになった情報はクルーゼの耳に届いた(クルーゼ隊に。クルーゼ好感度2に上昇)
70以下普通に緑服になった
安価下2
コンマ20
アカデミー
俺(予想通り俺は緑が内定した)
俺(ま、まぁ仕方ないよな…。頑張ったんだが、現実はこんなもんよ)
俺(しかし俺が赤になりたかった真の理由は、エリートだからって認識されるからと言う訳では無い)
俺(この戦時下にザフトレッドに内定すれば卒業までの訓練をかなり短縮できて、赤服の人間だけは届出を出して隊へ引き取りたいと言う所が現れた場合、早目に実戦に着く事もできるのだ)
俺(だからこそ早く実戦へ行きたかった俺は赤になりたかったが…)
俺「……。」
俺「仕方ない。こうなったら通常の課程を全て修了させて通常コースから配属先が決まるまで待つか…」
俺(通常の課程だと倍近く訓練量はあるから結構先になるだろうが、俺の実戦時期はどうなるやら…)
コンマ下二桁
81以上俺の卒業は何故か比較的早目で初任務はなんとラクスの護衛だった
61~80俺の卒業は遅れてバルトフェルド隊に配属された
41~60俺の卒業は遅れてオペレーションスピットブレイクが初出撃になった(死亡確率中)
21~40俺の卒業は滅茶苦茶遅れてヤキンに回された(死亡確率大)
6~20俺の卒業はかなり遅れてボアズに回された(死亡確率特大)
5以下俺の配属先はまさかの終戦するまで決まらなかった…
安価下3
コンマ57
アラスカ
ジョシュア
ジン「」ドウッ
俺(アレから半年後…ようやく俺はアカデミーを卒業し、初任務に着く事になった)
俺(俺の初任務はアラスカにあるジョシュアと言う地球連合軍本部を、地上や宇宙からの大戦力を投入して一挙に制圧してこの戦争を勝って終わらせようと言う物だった)
俺「…いや、未だ戦場に身を置き始めたばかりなんですけど俺」
俺「まさかもう終わりなのか…?」
俺(いや、平和になる事は良い事なんだが俺の記憶ちっとも戻ってねえ…)
俺「しかし、本拠地なんだしもっと連合軍から反撃があると思ってたが予想以上に少ないな…?」
メインゲート入口「」
大量のジンやグーン「」ドウッ
俺「また味方がゲートから…このままだと制圧はマジで目の前だが…」
俺(マジでこれで戦争終わるのか…?)
俺「とにかく俺も周りに合わせて前進した方が良いのかな…」
ジョシュア基地「市街地「」」
俺「ふむ……。」
コンマ下二桁
71以上俺、嫌な予感がして即引き返す(俺NTレベル3に上昇)
41~70俺、一度冷静になり敵基地を分析した後ゲートの外まで引き返す
40以下俺、気のせいだと思い愚直にも周りの連中と共に更に前進した結果…(レンチン)
安価下2
しかし今回のルートは厳しいな
前回はラクス、デュランダルと知り合いの上でクルーゼ隊から始まった
今回はクルーゼ隊に入れるまで何回やり直すのか
コンマ95
アラスカ
ジョシュア基地
ザフト兵A『ナチュラルなんて所詮こんなもんだ!』
ザフト兵B『一気におとしちまえ!』
ザフト兵C『行けーっ!!この辛い戦争を終わらせるんだ!』
ジン「」ドウッ
ディン「」ドウッ
グーン「」ドウッ
俺「……。」
俺「妙だな…。幾ら何でも本拠地での抵抗が薄過ぎる」
俺「それに何か中心部に近付くに連れ、敵の悪意のような物をヒシヒシと感じるような……」
ミサイル「」ヒュルルルルッ...
ジョシュア基地「」ドガ-ン!!
ジョシュア基地「」ドガ-ン!!
俺(…味方には良い流れだが、こう言う感覚には逆らわない方が良い気がする)
俺「俺はここらで一旦引き返すか」クルッ
ジン「」ドウッ
───その後、俺が戦闘区域外まで退避したタイミングで空から謎のMSが降臨
フリーダム「」ドウッ
謎のパイロット『アラスカ基地は、間もなくサイクロプスを作動させ、自爆します!』
キラ「両軍とも、直ちに戦闘を停止し、撤退して下さい!繰り返します!アラスカ基地は────」
フリーダム「」ビュ-ンビュ-ンビュ-ン
ジン頭「」ドガ-ン
ディンライフル「」ドガ-ン
ジン「グゥル」ドガ-ン
デュエルAS「」ビュ-ンビュ-ン
ジン「」チラッ
俺(…あの化け物みたいな機体に乗るパイロット、いったい何者なんだ?)
俺(……撤退させたいならグゥル撃つなよ)
俺「だが俺も嫌な予感はしていた…。もしあのパイロットの言う事が本当ならもっと離れた方が良さそうだ」
ジン「」ドウッ
───その後、地球連合軍本部アラスカ基地は本当にサイクロプスを作動させて作戦に参加した約8割の地上戦力を道連れにする
味方と合流した俺は何故か緊急で本国への招集命令が出て…
ザフト保安員「貴様には反逆罪の容疑がかけられている」
俺「えっ…」
ザフト保安員「悪いが国家反逆罪の容疑により逮捕させて頂く」
俺手錠「」カチャンッ
俺「」
──逮捕されてしまうのだった…
留置所
プラント高官「君には国家反逆罪がかけられている事は知っているな?」
俺「知ってますけど理由が分かりません!俺はアカデミーを出たばかりで、そんな事した覚え全くありません!」
プラント高官「君では無いよ」
俺「は?」
プラント高官「君がアカデミーに来る前に世話になっていた、シーゲル・クライン及びラクス・クラインの2人を知っているな?」
俺「シーゲルさんとラクス?はぁ…。まぁ…」
プラント高官「その2人が軍の最重要機密を敵に流し行方を眩ませた」
俺「エッ!?!?」
プラント高官「あのアラスカでのサイクロプスも、この戦争を敗北させてでも終結させたいあの2名が事前に情報を流したと言う話も出ている」
俺「……。」
俺(…いや、確かにシーゲルさんは早く戦争を終結させたいとは言ってたがそんな事までするか?ラクスも…)
俺(あの2人、のほほんとしてるイメージだったが実はそんなやべー奴等だったってのかよ…)
俺「でも、どうして俺までこんな扱いを受けるんです?俺はその2人とは何も…」
俺「俺はもう約1年もその2人とは会って無いんですよ!?」
プラント高官「ではそれを示す証拠は?君の無実を証言できる友人はいるのかね?」
俺「うっ…。そ、それは…」
プラント高官「あの2人が捕まり、容疑が晴れるまでは君にはここで大人しくしていて貰う」ガタッ
俺「そんなぁ…」
扉「」バタンッ
俺「……。」
俺「はぁ…」
俺「何て事をしてくれんだ…。ラクス…シーゲルさん…」
俺「……。」
俺(しかし、これからいったいどうなるんだ俺…)
俺「出られ無いのかな…もう…。全く…」
俺(緑服、大した活躍無し、友人無し、無名の兵士)
ラクス(好感度5以下、NTフラグ無し恋人フラグ無し)
コンマ下二桁
91以上俺、クライン派により助け出される
21~90俺、そのまま獄中で生活している間に戦争が終結する(原作END)
20以下俺、乗り込んで来た過激派により暗殺されてしまう…
安価2
コンマ92
留置所内
俺(俺がここに濡れ衣で拘束されてからいったい何日が経っただろう)
俺(…一応あくまで容疑がかけられているだけなので、刑務所等に居れられてるよりはマシな環境だろうが)
俺「しかしこれじゃ幽閉だ…」
俺(俺は戦場に身を置いて、自分の正体を探す為にザフトに士官したのに何故こうなる…)
俺(やっぱりアレか?命を助けて貰って於いて、留守の間に勝手に居なくなって好き勝手したからバチが当たったとか…)
俺「……。」
俺(だとしたらラクスこえー…)
俺(しかし拘束されてる間は暇過ぎる…。せめてトレーニングとかできるように何か置いてくれたりしても良いのに…)
見張りの兵士『ん!?何だ貴様等は!?』
俺「…うん?」
俺(何だ?外から何か…)
パアンッ!!
俺「えっ…」
見張りの兵士「」ドサッ
俺「……。」
俺(えぇ…。見張りの人…こ、殺されたんだが…やばくね?…)ゴクリッ
コツッコツッ
俺「……。」ドクンッドクンッ
俺(な、何だ…?)
赤髪の兵士「ああ、やっぱりここに居ましたか」
俺「…え?」
赤髪の兵士「ラクス様の命令で貴方を助けに来たんです」
俺「ラクスの…?あんたは私兵か何かか?」
赤髪の兵士「クライン派って聞いた事あります?」
俺「確か穏健派の…」チラッ
見張りの兵士「」ドクドク...
俺(俺の想像してた穏健派とのとは違うな…)
赤髪の兵士「今ここの鍵を開けます。一緒にここを脱出してラクス様の所に向かいましょう。仲間達もそこに集まっています」
俺「仲間…?」
俺「……。」
1とりあえずここから脱走する
2…今の俺はラクスに対しても不信感はある。悪いが俺は流れに乗って本当に反逆に加担するつもりは無い
多数決下5まで
留置所内
俺「分かりました。開けて下さい」
赤髪の兵士「はい。ちょっと待っていて下さい」カチャカチャッ
施錠された扉「」カチャッ
赤髪の兵士「では行きましょう」
俺「はい」スタスタ
見張りの兵士「」ドクドク...
俺(……これで俺も犯罪に加担した事になる。名実共にテロリストの仲間入りか)スタスタ
クライン派拠点
寂れた家
赤髪の兵士「例の人の救出に成功しました、ラクス様」
ラクス「ありがとうございます。ダコスタさん」
ダコスタ「いえ、では自分は…」
ラクス「はい。申し訳ありませんが次はアスランの方もお願いしますわ」
ダコスタ「はい」コクッ
俺「…。」スタスタ
ラクス「まぁ、俺さん。お久しぶりですわね」
俺「うん…。久しぶりだな、ラクス…」
ラクス「何が正しいのか分かっている俺さんなら、きっとわたくし達に力を貸してくれると思っていましたわ」
俺「……。」
俺「ああ…。そうだな…」
俺(どの道、もう脱走した事実は拭えない…。恐らく容疑をかけられて拘束されてた俺がクライン派に救助されて、見張りを殺して脱走した情報は本部に回ってる筈)
ラクス「エターナルの方はどうですか?」
クライン派兵士「はい。其方の手筈の方は整っております。しかしある程度の犠牲は───」
ラクス「そうですか。ですが、仕方ありませんわね。わたくし達は行かねばなりませんもの」
俺(ラクスがテロリストの主犯ってのは本当だったんだな…。ここで協力を断って解放されたとしても…)
俺(最悪、今の俺が外で保安に見つかった場合はその場で銃殺される可能性もある)
俺(もう俺が取れる選択は、その時の状況に流されてテロリストに加担するしか道が残されて無いんだな…)
ラクス「あら、うふふ」ニコニコ
俺「……。」
俺(……もう、昔のようにラクスの事を見る事はできない)
俺(昔のようにラクスと笑い合う事は…もう二度と来ない)
だからクラインルートを求める人が多いけど
本編に入るまですら難しい
リメイク版に戻るのが吉だと思うけど
エターナル
ブリッジ
俺(その後、俺達はエターナルとい言う新造戦艦を奪取してプラントを脱出)
俺(同じく拘束されそうになっていたラクスの婚約者のアスランと言う若者も、クライン派の力で救出して合流)
俺(オペレーションスピットブレイクの時に見た化け物MSや、連合から脱走したアークエンジェル、オーブの生き残りとメンデルと言う開戦前に廃棄されたコロニーで合流するのだった)
港口
カガリ「いつも傷だらけだな」
アスラン「…石が護ってくれたよ」
カガリ「そっか…良かったな。しかし、あんなもんで飛び出してくるとはね。すごいな、あの子」
アスラン「ぇ…?ああ…」
カガリ「いいのか?お前の婚約者だろ?」
アスラン「ぅ…元ね…」
カガリ「ぇ?」
アスラン「俺はバカだから…」
カガリ「…ま、今気付いただけ、いいじゃないか」
アスラン「ぇ?」
カガリ「でも、キラもバカだと思うぞ。うん。やっぱコーディネイターでもバカはバカだ。しょうがないよ、それは」
アスラン「そうか。そうだな」
俺「…。」ス-
カガリ「今のは?」
アスラン「さぁ…ラクスの知り合いらしいけど…7)
カガリ「ふーん」
俺(俺にとってはラクス以外全員知らない人だから、何気に居心地は悪かったりする…)
俺(そしてその肝心のラクスも…)
ラクス「ぅ……父が…死にました…」ギュウッ
キラ「ラクス…」ギュウッ
ラクス「ぅ…ぅぅ…うぅ…」
俺(…いつの間にかできてた男とお熱なので更に疎外感を感じてたりする)
俺(まぁ今のラクスは、俺の知ってるラクスとは別人だからどうでも良いんだが)
これは辛い
何がよくて何が悪いかもわからないのにザフトと戦えるのか?
原作ラクスは死ぬほど興味ないからどうでもいいけど
これからどうするんだろう?
アークエンジェル
ブリッジ
バルトフェルド「こいつは確か、開戦前にバイオハザードを起こして破棄されたコロニーだろ?」
ムウ「ああ。このメンデルの事故はオレも記憶にある。けっこうな騒ぎだった。でもま、そのおかげか一番損傷は少ないし、とりあえず陣取るにはいいんじゃないの?」
ラクス「当面の問題はやはり月でしょうか?現在地球軍は奪還したビクトリアから次々と部隊を送ってきていると聞いています」
マリュー「プラント総攻撃というつもりなのかしらね?」
バルトフェルド「元々それがやりたくて仕方ない連中がいっぱい居るようだからな。青き清浄なる世界の為に?」
マリュー「…。」
ムウ「よせよ!」
バルトフェルド「ふ、僕が言ってるわけじゃないよ」
ムウ「…ま、事実だけどな」
バルトフェルド「なんでコーディネイターを討つのが、青き清浄なる世界の為なんだか」
バルトフェルド「そもそも、その青き清浄なる世界ってのが何なんだか知らんが、プラントとしちゃあそんな訳の分からん理由で討たれるのは堪らんさ」
バルトフェルド「しかし、プラントもナチュラルなんか既に邪魔者だっていう風潮だしな、トップは。当然防戦し反撃に出る。二度とそんなことのないようにってね。それがどこまで続くんだか」
マリュー「酷い時代よね」
ムウ「ああ」
ラクス「でもそうしてしまうのも、また止めるのも私達、人なのです。いつの時代も、私達と同じ想いの人も沢山居るのです。創りたいと思いますわね、そうでない時代を」
全員「「「うん」ああ」」」コクッ
俺「……。」
俺(…皆んな普通に同意してるが、俺がおかしいのかな…?だからってやる事が側から見たらテロリストってのが…)
俺(それとも皆んな、マトモじゃないからテロリストなのか…?)
俺(一応探してみたが、この境遇に不満を持ってる奴が誰一人として居ないのが怖い…。もしかしてマトモなのは俺だけなのか?)
原作ラクスの意味不明な言葉がきちんと再現されてて草
原作ラクスは政治家の仕事でもすればよかったけど
放置して引きこもるからね
このまま選択肢や安価なしで原作エンド突っ込んでくれないかなあ
また脱線するの勘弁
エターナル
廊下
俺(…それにしてもこの3隻カップルだらけだな)ス-
俺(ラクスとキラって子、アスランって元ラクスの婚約者
とカガリって子、ムウっておっさんとマリューって女艦長、ディアッカって黒人とミリアリアって髪の気に癖のある子)
俺(これが噂の長い間、艦とかに押し込まれると欲求不満が溜まってそう言うのを求めるってアレか…)
俺(…別にそれ自体は構わないんだが、艦内の至る所で抱き合ったりキスしたりするのはマジでやめて欲しい)
曲がり角「」
俺「あっ…おっと…」パッ
ラクス「あっ、俺さん」パッ
俺「ラクス…」
ラクス「周りのお仲間には慣れましたか?」
俺「いや、未だ…」
ラクス「わたくし達と想いを同じにして一緒に戦う人達です。早く慣れて下さいな」ニコニコ
俺「ああ、うん…」
俺(…テロリストとあまり馴れ合うつもりは無いよ)
俺「そうだ。ラクス、お願いがあるんだが…」
ラクス「はい?」
俺「この船に余っているMSは無いのか?」
ラクス「余っているMS?」
俺「ああ、俺が戦えるような…」
俺(テロリストに加担するのは嫌だが、何もせずエターナルが撃沈されて一緒に巻き添えで死にたくは無い…)
俺(本心とは切り替えて、今は俺は生きる努力をしないと)
ラクス「俺さんの意思は嬉しいですが…」
俺(俺の意思…なのかこれ…。俺は流されて気が付いたらこっち居るだけだが…)
ラクス「残念ながらエターナルはフリーダムとジャスティスの専用運用艦なので、ありませんわ」
俺「そうか…」
ラクス「ですがエターナルには無くても地球から上がって来たクサナギにはあるかもしれません」
俺「クサナギって…オーブだっけ?」
ラクス「はい、カガリさんにお願いしたらもしかするとM1を貸して頂けるかもしれません」
俺「そうか、頼んでみる。それじゃあ」ス-
ラクス「はい。行ってらっしゃいまし」ニコニコ
ラクス「……。」
コンマ下二桁
51以上M1アストレイを借りる事ができた
50以下M1アストレイを借りれなかった…
安価下
ほい
ラクスなんてどうでもいいじゃん…
とっとと特攻でもしよう(?)
低コンマはこれくらいか?
新兵中のM1じゃ無理っしょ
新しい種になって初めてのMS戦だぞ…
難易度高すぎて辛すぎるでしょ
さっさとリメイク版に戻ろう
アストレイで脱走できないかな?
コンマ83
クサナギ
廊下
カガリ「M1を1機貸して欲しい?」
俺「ああ」
カガリ「MSの操縦ができるのかお前?」
俺「俺はザフトのアカデミーを卒業したんだ。できなかったら卒業できない」
カガリ「ふーん…まぁウチはロクに使えない奴ばっかだから別に良いけどさ」
俺「うん?」
カガリ「お前、ちゃんと戦う気はあるのか?」
俺「え?…なんで?」
カガリ「だってさっきの作戦会議だとお前、何か不満ありそうな顔してたじゃん」
俺「あぁ…」
俺(気付かれてたのか…。そんなに顔に出してたっけ…)
俺「そんな事は無いさ。戦わないと生き残れ無いからな。今は俺もできるだけ皆んなの力になりたいと思ってるんだ」
カガリ「そうか。じゃあエターナルに1機回してやるよ」
俺「有り難い」
俺(でもこの全く知らない奴に気付かれたのに、ラクスにはよく悟られずに済んだな…。良かった…)
俺(…正直、ラクスを敵に回すのが一番怖いしな)
撃墜されたりして
低コンマ狙うか
調整
こんなもん?
むしろ脱走エンドが見たい
低コンマ?
もう俺君の心が自分に向いていないの悟られてますねこれは・・・
>>932
それはお互い様でしょww
いや、俺君はまだまともだからクルーゼについたりもしないでしょう…
いや、俺君の位置がキラか俺君かなだけでこっちでもちゃんと悩んでんじゃないの?
イッチの前作の種の安価スレって何てタイトルなん?ちょっと気になったわー
>>945
悩んでるか?これ
ラクス「エターナルの方はどうですか?」
クライン派兵士「はい。其方の手筈の方は整っております。しかしある程度の犠牲は───」
ラクス「そうですか。ですが、仕方ありませんわね。わたくし達は行かねばなりませんもの
今回俺君がまともなのはサイコフレームが守ってくれてるからか?まさかラクスにサイコフレームを渡せばニュータイプに覚醒してまともになるのかな?
>>955
イッチが「嫁にしなかったら原作ラクスになる」って言ってるからサイコフレームは関係ないと思う
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/14(木) 15:12:01.41 ID:4RFCid7YO
>>885
ラクス嫁にしなかったら原作ラクスになって積極的にクライン派率いてる形になる?
俺君がラクス嫁にしないで、フレイが生きてたらキラはどっちと結婚するの?
>>894
原作ラクスになります
フレイ
サイコフレーム渡すことが嫁ラクスにする条件かどうか?ってことね
質問してみましょうか
でも根本的に好感度足りてなかったからだと思うけどねぇ
シーゲルに「ラクスを守りたい」って言ったらよかったのかな
いや、正しいんだよ?
ただキラに自由渡したのとAA助けたのと結果的に痛み分けで戦争終わらせたのはそれぞれ別に評価すべきじゃん?
自由渡した段階で両者があんなに暴走するなんて読めるわけないんだから
>>971
盗人じゃなくて政治家として活動すべきだったな…
シーゲル自身が議会議席持ってるんだからZのブレックス准将みたいな形をとってエターナル中心の軍隊を作ればテロリストなんて呼ばれなかった
いきなり強奪したらあかん
軍隊を作ってから強奪するならまだ良かったんじゃないか
シーゲルもプラントから離れて暗殺は免れただろうし
尺が足りないというのは置いておく
クサナギ
格納庫
アスラン「オレに用って、いったい何ですか?…」ス-
俺「実はクサナギからM1アストレイを1機俺に回して貰える事になったんだが」ス-
アスラン「そうなんですか」
俺「だが俺は未だジンにしか乗った事が無い」
アスラン「はぁ…」
俺「だから実戦経験も豊富でイージスからジャスティスに乗り換えた君にシミュレーションで良いからレクチャーして欲しいんだ」
アスラン「まぁ…それは別に構いませんが、その役目はオレなんかで良いんです?」
俺「忙しいなら他の人に頼むが?」
アスラン「ああ、いえ。オレの方は良いんですが、その…」
俺「自分はそう言うの不器用だと思ってるんだな」
アスラン「……。」
俺「大丈夫。俺も色々と不器用だから」
アスラン「え?」
M1アストレイシミュレーション「」
俺「君の感覚でM1を扱う感じでレクチャーしてくれるだけで良い。参考にして必ず君の強さを吸収してみせるから」ストッ
アスラン「…分かりました。それじゃあやりましょうか」
俺「ああ」
コンマ下二桁
81以上NTとしての力に目覚めつつあり、アスランを驚かせた(俺新兵強に、NTレベル3に上昇。アスラン好感度4に上昇)
61~80短時間だったが、確実に腕は上がった気はした(俺新兵強に)
60以下アスランとM1アストレイのシミュレーション訓練中にドミニオンが強襲して来たので中断した(変化なし)
安価下3
実戦行かないのか
まあ死亡判定ある訳でもなし
成功するのは別に
というかここで巻き戻し権利取ったら使ってもいいんじゃね
勿体ないか?
91以上は狙ってとれん
さすがに
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