【モバマス】加蓮「猫の夢」 (10)

キャラ崩壊



加蓮「猫になっちゃった」ニャーン

加蓮「猫になっちゃったからアイドルやめないとなぁ……学校もやめなきゃいけないしマクドナルドにも行けない」

加蓮「アイドルやめちゃったらプロデューサーに会えない……」

加蓮「っていうかそもそも猫になっちゃったから私だって気付いてもらえないじゃん……やだなぁ……やだぁ……」

P「加蓮が猫になっちゃってる」

加蓮「私だって分かるの?」

P「当たり前だろ?俺は加蓮のプロデューサーだぞ?ほら、俺の家で一緒に暮らそう」

加蓮「にゃーん」ニャーン

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加蓮「……って夢見たんだよね」

奈緒「ふーん」

加蓮「いやぁ……嬉しかったなぁ。プロデューサーさんは私が猫になってもすぐ気付いてくれるんだなぁって」

凛「ただの夢でしょ?」

加蓮「は?」

凛「多分実際に加蓮が猫になっても、プロデューサー別に気付かないと思うよ」

加蓮「そんなことないよ!絶対気付いてくれるもん!」ガタッ

晶葉「猫になれるスイッチができたけど使い道がないなぁ」テクテク

加蓮「晶葉ちゃんそれ貸して!」

加蓮(猫)「にゃーん」ニャーン

加蓮(もうすぐプロデューサーが事務所に戻ってくる……きっと猫の姿を一目見て私だって気付いてくれるはず)

加蓮(……まぁ一目とは言わずとも、熱心に鳴いたり、気付いてムーブすれば流石に……)

P「おは……わっ、なんだ猫がいる」

加蓮「にゃーん」ニャーン

P「……藍子についてきたのかな?」

加蓮(うーん……やっぱりちょっと見るだけじゃ分からないか)

加蓮(プロデューサー!私北条加蓮だよ!気付いて!)ニャーン

P「ん?構ってほしいのかな」

加蓮(そうじゃなくて……)

P「構ってやろうよーしゃよしゃ」ナデナデ

加蓮「にゃあ~♡」

加蓮(ダメ……気付いてもらうために人間っぽいことしなきゃ……)

加蓮(けど、おっきな手で全身なでなでされるの気持ちいい……♡)

加蓮(撫でて♡もっと撫でて♡)スリスリ

P「おっ、自分から体を手のひらに擦りつけやがって、可愛い奴め」ナデナデ

加蓮「にゃあ~♡」



奈緒「どうだった?」

加蓮「最高だった」ホカホカ

奈緒「気付いてもらえたかどうかを聞いたんだけど」

加蓮「試合に負けて勝負に勝ったって所かな」

凛「大体何があったか分かるね」

別の日



加蓮「あれ……私スマホどこ置いたっけ」

P「また猫になってみたらどうだ?犬ほどじゃないが、猫の嗅覚も人間より優秀だからな」

加蓮「なるほど」


加蓮「……なんで私が猫になってたこと知ってるの?私ネタバラししてないよね」

P「しまった」

加蓮「……いつ気付いてたの?」

P「一目見た瞬間に……」

加蓮「なんで黙ってたの?」

P「気付かないフリしてれば、合法的に加蓮の体撫でまわせると思って……」

加蓮「ふーん……」

加蓮(気付いてくれてた上に、私の体撫でまわすために嘘までついてたとか……嬉しい……!)キュンッ

加蓮「そんなに私の体触りたかったんだぁ……」ニヤニヤ

P「うぐ……」

加蓮「じゃあさ……今度は猫じゃなくって、人間の私に触ってみたくない?」チラッ

P「別に」

加蓮「え?」

P「もはや人型の加蓮より猫の加蓮の方が好きになってしまった……」

加蓮「は?」

P「えいっ」ポチッ

加蓮「にゃあ!?」ニャーン

加蓮(ちょ、ちょっと待って……)

P「あああ猫加蓮可愛いすぎる」ナデナデナデナデ

加蓮「にゃあ~♡」

加蓮(も、もう私猫でいいかも……♡)クタァ

P「……」ムラムラ

P「……」ポチッ

P(猫)「にゃーん」ニャーン

加蓮「!?」

加蓮「な、なんでプロデューサーまで猫になるの……?」

P「……一つになろう。加蓮」

加蓮「え……?」



加蓮「にゃあー!」ダダダッ

P「待ってくれ!加蓮!」ダダダッ

未央「あ、猫が追いかけっこしてる」

藍子「ふふ、可愛らしいですね」パシャッ

加蓮「初めてが猫なんて嫌~ッ!」



ーおわりー

以上になります。

アイドルごとにプロデューサーが居る設定で書いてたんですが別にプロデューサーが一人でも成り立つSSになりました。好きな方でお楽しみください。

ありがとうございました。

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