麗華「もうごはんできてるよ～。おいで？」

夕「うん、いつもありがとね....」

麗華「もー、気にしないで？」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

夕「うぅ...」

麗華「あっちの姿で外に出れない私のために働いてくれるんだから...感謝しないといけないのはこっち」

夕「はーい、じゃあご飯頂きます？」

麗華「うん、どーぞ..♪」




夕「いってきまーす」

麗華「いってらっしゃーい...さて、と。」





麗華「っ」ﾎﾞﾌﾝ

玲「この身体も慣れないなぁ...でも」

玲「こういう機会でしか味わえない今、僕も頑張らないとね」ｶﾞﾁｬ

玲「いらっしゃいませ、お嬢様...!?」

夕「.......」

玲(なんで....夕が！？)

玲「.....何名様ですか？」

夕「一人です。....貴方のお名前は？」

玲「えはい、私はレイと言います。」

夕「ふふ、カッコいいんですね。彼女さんが羨ましい...」

玲(...バレてない？)「へへ、彼女なんてそんな...」

夕(嘘...同僚の子から麗華がここで男として働いてるとは聞いてたけど..まさか、本当だったなんて)

玲「.....?」

夕「貴方を指定したいけど...可能なの？」

レジ「はい、できますよー。レイくん、案内したげて」

玲「えぇっ！？...わかりました....13号室お借りします！」


ﾊｰｲ!!!


ホストクラブ２Ｆ　『１３号室』

夕「貴方....麗華よね」

玲「！！」ﾋﾞｸｯ

夕「あたりー。.......浮気？」

玲「それは...」

夕「毎日してあげてるのに足りなかったのかな」

玲「そんなこと！」

夕「でもホストクラブで女の子食い散らかしてるよね」

玲「言い方が..あるでしょ、僕だって」

夕「私から逃げたかった？」

玲「っ.....」

夕「首を捕まえて..ぎゅっと、締めながら...」ﾄﾞｻｯ