「好きなタイプ」
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穂乃果「凛ちゃん。みてみて!穂乃果流スペシャルドリンク」
凛「何混ぜたの?」
穂乃果「コーラとメロンソーダ」
凛「それがスペシャルドリンクなの?」
穂乃果「ちょっと大袈裟だったかも」
凛「ちょっとじゃないにゃ~」
希「なあなあ」
穂乃果「ん?どったの?」
希「穂乃果ちゃんと凛ちゃんってどんな人がタイプなの?」
穂乃果「タイプ?」
凛「なんのタイプ?」
希「いや…そりゃあ好きな異性のタイプやろ」
穂乃果「なんで?」
希「ウチ等って女子高生なのにあんまりそう言う話をしないなぁと思ったよ」
穂乃果「ふ~ん。好きなタイプねぇ…そうだなぁ。好きになった人がタイプかな!」
希「いや…そう言うんやなくて」
穂乃果「え?」
凛「凛は…足が速い人かな」
希「小学生やないんやから…」
穂乃果「だって難しいよ。女子高だしさ」
凛「普段男の子と接する事がなかなかないもんね」
希「そうやけど…。あるやろ?いつも行くコンビニの店員さんがカッコいいとかテレビ見ててこの俳優さんカッコええなぁとか」
穂乃果「まあ…ない訳じゃないけど。ほんと…しいて言うなら笑顔の素敵な人が良いよ。一緒に居て楽しいもん」
凛「凛も一緒かなぁ」
希「ふ~ん」
穂乃果「って言うか…希ちゃんは?」
希「ウチ?」
凛「人に聞くんだから自分はあるんでしょ?」
希「ウチの好きなタイプ…」
穂乃果「もしかして何もないの?」
凛「人に聞いといて?」
希「ちょっと待ってな。今カードに聞いて見るから」
穂乃果「好きなタイプくらいカードに聞くのやめなよ」
凛「全然違うタイプが出てきたらどうするつもりなんだろ?」
人物紹介
私、高坂穂乃果!音ノ木坂でスクールアイドルをやってる高校二年生。最近家のお手伝いを頑張ってるからお母さんにお小遣いアップを訴えてるんだけど…饅頭の現物支給じゃなくて現金だと嬉しいんだけどなぁ。
「プレゼント」
絵里「それで?相談って何?」
真姫「その…」
穂乃果「恥ずかしい事なの?」
真姫「…」
穂乃果「あまり大きな声では言えない様な恥ずかしい事?」
真姫「そんなんじゃないわよ!」
穂乃果「おおっ…大きな声…」
真姫「実は…こないだ花陽からプレゼントを貰って…」
穂乃果「花陽ちゃんから?」
真姫「うん…」
穂乃果「へ~そうなんだ」
真姫「そんな…友達からプレゼントとか貰った事とか余りないから…」
穂乃果「あ~なるほど。素直にお礼を言えなかったとか?」
真姫「それくらい言えるわよ」
穂乃果「そ、そっか。えっと…じゃあ」
真姫「だから…私も…」
絵里「私も?」
真姫「私も…花陽に何かプレゼントしたいの」
穂乃果「え?あっ……あはは。なるほど」
絵里「ふふっ。真姫らしい悩みね」
真姫「何がおかしいのよ」
穂乃果「あはは…ごめん。全然おかしくないよ。そっか、何をプレゼントすればいいか分からないんだ」
真姫「あまり変なものをあげて引かれても嫌だし」
絵里「引かれる様なものが候補にあるの?」
真姫「そう言う訳じゃないけど…いらない物をあげても邪魔になるだけだし…重過ぎてもあれだし…」
絵里「ふっ…ふふ…ふふふ」
穂乃果「あはははは」
真姫「だから笑わないでって言ってるでしょ。もう帰る」
絵里「待って。そんなつもりじゃないのよ。真姫が余りにも可愛いらしいから」
穂乃果「大丈夫だよ、真姫ちゃん。そうやって真姫ちゃんが悩んで考えて。その時点で花陽ちゃんに気持ちは届くはずだから」
真姫「…本当に?」
穂乃果「もちろん」
絵里「ちなみに一応何か候補はあるんでしょ?聞かせてくれない?」
真姫「取り敢えず…花陽は食べるのが好きだしシェフに教えて貰いながらが作った料理を…」
絵里「え?シェフ?」
穂乃果「穂乃果にはプレゼントする予定ない?」
人物紹介
星空凛
元気いっぱいのスポーツ少女!運動神経抜群でいっつも走り回ってるよ!凛ちゃんと穂乃果は姉妹みたいだって言われる事があるんだぁ。凛ちゃんが妹だったら毎日楽しそうだけど雪穂の苦労が増えそうかも。
「言わせたい」
海未「あとちょっとで頂上だと言う時に雨が降ってきてしまって」
真姫「へ~それは災難ね」
海未「そうなんです」
穂乃果「…」
海未「一応雨が降ってもいい様に準備はしていたのですが」
穂乃果(海未ちゃんって…おっぱいとか言う事あるのかなぁ)
海未「そう言えば真姫はこないだのテスト結果。学年一位だったのですよね?」
真姫「まあ…一応ね。今回はそれなりに頑張ったし」
海未「ですって穂乃果。聞きました?」
穂乃果(海未ちゃんがおっぱいって言ったら面白いだろうなぁ。海未ちゃんにおっぱいって言わせたいなぁ)
海未「穂乃果?聞いてます?」
穂乃果「聞いてるよ」
海未「ならいいでが」
穂乃果(海未ちゃんにおっぱいって言わせるのは至難の技だろうなぁ。真姫ちゃん協力してくれないかな)
穂乃果「ねえ、真姫ちゃん。ちょっとお願いがあるんだけど」
真姫「無理」
穂乃果「まだ何も言ってないんだけど…」
真姫「どうせくだらない事でしょ?顔を見れば分かるわ」
海未「手厳しですね。真姫も」
穂乃果「真姫ちゃん。人生で一番悲しい事は決めつける事だよ」
真姫「じゃあ…聞いてあげるけどくだらない事だったりしたら怒るからね」
穂乃果「分かったよ。あのさ、耳貸して」
真姫「はあ?」
海未「私は聞いてはダメなのですか?」
穂乃果「うん。海未ちゃんに聞かれたらちょっと困る」
真姫「何よそれ」
海未「何か良からぬ事を…」
穂乃果「そんなんじゃないから。ね?耳貸して」
真姫「分かったわよ」
穂乃果「あのね…」ゴニョゴニョ
真姫「うん…」
海未「何でしょう…凄く気になります」
穂乃果「って事なんだけど」
真姫「……」
穂乃果「あれ?真姫ちゃん?」
海未「真姫…なんて悲しそうな顔をしてるのですか?」
真姫「悲しくもなるわよ」
穂乃果「え?なんで?」
海未「穂乃果…あなた一体真姫に何を言ったのですか?」
穂乃果「え?…私はただ…海未ちゃんの口からおっぱいって単語を聞きたいから手伝ってって言っただけだよ」
海未「それだけ…ですか」
穂乃果「いや…違うんだよ?そんな…って海未ちゃん?」
海未「……」
穂乃果「え?なんでそんな悲しい顔してるの?」
真姫「そりゃあ悲しくもなるわよ…馬鹿すぎて…」
穂乃果「え?そんなに?おっぱいって言ったから?」
海未「穂乃果…声大きいです」
人物紹介
東條希
凛の友達の希ちゃん。スピリチュアルでいつも関西弁を喋ってるんだよ。物知りで凛にいつも色んな事を教えてくれるし面白い話もいっぱいしてくれるんだ。
「ツボ」
希「でな~そんな事があったんよ~。もう、海未ちゃんもカンカンや。はっきりわかったよ。何かが切れる音がしたもん」
にこ「何よそれ。あはは…バカよバカ」
絵里「ふふっ、流石は穂乃果と凛ね」
希「そうやろ?」
にこ「本当よね。あの二人にはおったまげ~ね」
希「なあ?」
絵里「くふっ…」
希「ん?どしたん?」
絵里「いや…ふふっ…何でも…何でもないの。ふふっ…」
にこ「何?なんか面白い事あった?」
絵里「え?ふっ…ふふっ…もう…あはははははは」
希「え、えりち?」
にこ「今私の顔見て笑った?」
絵里「違っ…あはははは…ふっ…ふふっ…あははは」
にこ「な、何よ?私の顔なんかついてるの?」
希「いつも通りやけど」
にこ「はあ?じゃあ、どうしてにこの顔見て爆笑するのよ。どういう了見よ?」
絵里「違う…違うのよ…ふふっ…にこがさっき…ふふっ…さっき言った奴が……あははは」
にこ「さっき言ったやつ?」
希「完全にツボにはまってるやん」
絵里「あはははは…おったまげ…おったまげって…あはははは…あ~お腹、お腹痛い」
にこ「え?それ?にこが言ったおったまげ~にツボったの?」
希「なんてツボが浅いんや…」
絵里「あはは…だって…ひぃ…お腹痛い…言った時のにこの表情とイントネーションが…あはははは…もう嫌ぁ…あはははは」
希「えりちがここまで爆笑してるの初めて見たかもしれない」
にこ「私も」
絵里「あははは…はぁ…はぁ…やっと…やっとおさまった…はあ…」
希「大丈夫?」
絵里「ええ…ちょっと喉乾いちゃった。はあ…ジュース…」
にこ「………おったまげ~」
絵里「ブーーーッ」
希「あぁ…ジュースが」
絵里「あはははは。や、やめて」
希「も~にこっち。何しとるん?あ~あ~、服に掛かってるやん」
にこ「いや…あまりにもウケるから」
希「ほら、拭いたげるからジッとして」
絵里「だって…ふふっ…あはははは。ダメ…お腹いた…ふひっ…ひひっ…あはははは…もう死ぬ…死んじゃう…あはははは。にこの顔を見るだけでダメ」
にこ「それはムカつくんだけど」
希「自業自得やって」
絵里「あはははは」
にこ「絵里!見なさい!おったまげ~」
絵里「…」すんっ
にこ「あれ?」
絵里「なんか違う。大袈裟すぎてなんかしらけたわ。何にも面白くない」
にこ「は?」
希「くっ…くふふ…あ、アホや…これは本当のアホや…あはははは」
にこ「今度はこっち!?」
「帽子」
凛「ねえねえ、真姫ちゃん?」
真姫「何よ?」
凛「どうして店内で帽子かぶってるの?」
真姫「べつに…」
凛「取った方がいいよ?」
真姫「そんなの私の勝手でしょ?」
凛「そうだけど…かよちん?お店の中では帽子取った方がいいよね?」
花陽「え?えっと…う~ん…」
真姫「いいじゃない、別に」
凛「何か理由があるの?」
真姫「ないわよ」
凛「じゃあ、どうして頑なにとらないの?」
凛「ふ~ん。言いたくないなら別にいいにゃ」
真姫「ふん」
花陽「あ、あの…雨止まないね」
真姫「そうね」
凛「ここの所続くよね~。練習出来なくて残念にゃ」
真姫「本当…憂鬱」
凛「ね!真姫ちゃんも雨嫌いなの?」
真姫「大嫌いよ。体調は崩れるし癖っ毛だから髪も上手くいかないしで」
凛「あっ!もしかして癖っ毛を気にして帽子被ってたの?」
真姫「え?」
凛「あっ!やっぱり図星だ!」
真姫「ち、違っ」
凛「別に必死になって隠す様な事でもないよね?」
花陽「う、うん。そうだね」
真姫「そんな無責任な事言わないで」
凛「え?」
花陽「ま、真姫ちゃん?」
真姫「二人には癖っ毛の気持ちなんて分からないかもしれないけどね。雨の日とか物凄くしんどいんだから。朝起きたら髪の毛爆発してる時だってあるし。上手くいかない時は学校にも行きたくないし…」
花陽「ご、ごめんね。そんなつもりじゃ…」
凛「凛はその事を言ったんじゃないのになぁ」
真姫「とにかく。凄い大変なんだから」
花陽「う、うん。そうだね」
凛「でも、取り敢えず帽子は外した方がいいよ」
真姫「絶対にいや」
凛「そこまで必死だとどんな感じなのか気になってきたにゃ」
花陽「そうだね」
人物紹介
絢瀬絵里
まあ、μ'sの中じゃ一番の常識人ね。美人でクウォーターで文武両道でなんて出来過ぎよね?でも知ってる?絵里って意外とおっちょこちょいだったりするのよ。こないだも…あっ、これは私と絵里の二人だけの秘密だったんだわ。ふふっ。
「秘密」
希「実はウチ…穂乃果ちゃんに黙ってる事があったんよ」
穂乃果「え?何それ?」
希「あのな…実はウチ…未来から来たんよ」
穂乃果「え?」
希「驚いた?」
穂乃果「やっぱり…」
希「え?」
穂乃果「そんな気がしてたんだよね。今までの事思い返してみると結構合点がいくんだよね。色々な事に詳しいしやたら事情通だし関西だし巨乳だし…」
希「後半関係ないやん?」
穂乃果「そっか…やっぱりタイムリープしてたんだね…」
希「穂乃果ちゃん、あのな」
穂乃果「この事は皆んな知ってるの?」
希「いや…言ってないけど」
穂乃果「そっか。何か言えない事情があるんだね」
希「うん…まあ…」
穂乃果「大丈夫!こう見えても結構口がかたいほうだから」
希「そ、そっか」
穂乃果「うん。分かった。穂乃果もこれ以上は聞かない事にするよ。その方が良さそうだ」
希「助かるよ…」
穂乃果「けど…一つだけ聞いていい?」
希「何?」
穂乃果「いずれ…未来に帰っちゃうの?」
希「いや…それは大丈夫かな」
穂乃果「そっか。ちょっと安心した」
グゥー
穂乃果「あはは。安心したらお腹空いちゃったよ。ご飯まだ来ないのかな?喉も渇いたしドリンクバー行ってくるね」
希「うん…いってらっしゃい」
希「…」
ことり「ごめんね。お手洗い混んでて」
希「ん?ああ…」
ことり「あれ?穂乃果ちゃんは?」
希「ドリンクバー」
ことり「あっ、そうなんだ」
希「どっちなんや…」
ことり「え?」
希「ウチはからかわれてるのか…そうじゃないのか…どっちやと思う?」
ことり「えっと…なんの話かな?」
希「まあ…自業自得と言えばそれまでやけど…」
ことり「本当になんの話?」
人物紹介
南ことり
μ'sの衣装担当よ。私達がステキな衣装を着て歌って踊れてるのもことりのお陰。毎日コツコツとことりだって練習もあって大変なはずなのに何一つ文句も言わずに衣装を作ってくれるの。まさに縁の下の力持ち!頭が下がるわ。
「喋り方」
穂乃果「あ~お腹空いた~」
凛「凛何食べようかな~」
穂乃果「ラーメンでしょ?」
凛「分かった?」
穂乃果「多分穂乃果じゃなくても分かると思う」
凛「そっか。希ちゃんは焼肉定食?」
希「ん~?そうやなぁ。ウチもいつも通りかなぁ」
凛「ふ~ん。変わり映えしないね」
希「凛ちゃんに言われたないなぁ」
穂乃果「あのさ、希ちゃんはさ」
希「ん?」
穂乃果「関西弁以外は喋れないの?」
希「英語は喋れるよ?」
穂乃果「そんなの穂乃果だって喋れるよ。学校で習うレベルでしょ?」
希「さあ?どうやろ?」
凛「希ちゃんの事だから分からないよ?もしかしたら、英語ペラペラかもしれないにゃ」
穂乃果「たしかに…。じょなくて、方言の話をしてるんだよ。ほら?子供の頃地方を転々としてたんでしょ?それで関西弁も喋れるんでしょ?」
希「まあ…殆ど似非やけどな。ウチの場合」
穂乃果「どんなのが喋れるの?」
希「まあ…そうやね」
穂乃果「博多は居た?」
希「まあ…」
穂乃果「じゃあ、喋れるの?博多弁」
希「ばってん少しん期間しか居らんかったけんあまり喋れんばい」
凛「にゃ~喋り方が変わったにゃ」
穂乃果「おおっ!これは可愛い!博多弁は何か…良い」
希「もう。何言いよーと」
穂乃果「可愛い…って言うか希ちゃんに凄い合う。ことりちゃんにも言って欲しい」
凛「確かに」
穂乃果「他には?他にはあるの?」
希「ん~そうやなぁ。宮城の方言ならウチは軽く喋れるっちゃよ!」
穂乃果「おおっ!ラムちゃんみたい!」
凛「電撃だしそうだにゃ」
希「まあ、軽く誇張はしたけどなぁ。実際に仙台弁がモデルらしいよ」
穂乃果「へ~そうなんだ。初めて知った」
希「後はそうやなぁ…お腹空いたずら~。早く焼肉定食食べたいずら~」
穂乃果「え?それはどこの方言?」
希「静岡かな?沼津の方言」
穂乃果「え~嘘だぁ。静岡って結構近くじゃん」
凛「静岡の人に会った事あるけど皆んな標準語だったにゃ」
希「え?これは信じてくれんの?」
穂乃果「だってねえ?」
凛「もう生まれてから結構経つけど一回も聞いた事ないもんね」
穂乃果「うん」
希「まあ、ウチも人から聞いただけで聞いたことないけどな。実は…」
穂乃果「なんだ。やっぱりなぁ」
人物紹介
ラム
秋葉原でも大人気だよね。大好きなダーリンが浮気をしたら電撃をビビビッって出してお仕置きしちゃうの。でも、浮気をしても電撃だけで許してあげるんだもんね。私だったら…許してあげられるかなぁ。
「極み」
穂乃果「だってね、本当に知らなかったんだよ。テーブルの上に置いてあったからつい…」
絵里「…」
凛「う、うん。少しくらいならバレないかと」
絵里「…」
穂乃果「凛ちゃん…」
凛「あの…本当に悪いと思ってます。だから、お詫びと言ってはなんですけど…チョコレート買ってきました」
穂乃果「同じ物は用意出来なかったんだけど。凛ちゃん出して」
凛「うん」
ガサゴソ
凛「あれ?あれ?」
穂乃果「え?ないの?嘘でしょ?ないの?」
凛「待ってね。えっと…あっ!あった!」
穂乃果「良かった…ってあれ?これかりんとうだよ?え?どうして?」
凛「あの時慌てて買ったから…間違えちゃったのかな?」
穂乃果「え?かりんとうとチョコレートを?」
凛「だってそれしかないよ。確かにこれだもん」
穂乃果「えぇ…」
絵里「うっ…ううっ…うううっ…」
穂乃果「あれ?絵里ちゃん笑ってる?」
凛「もしかして、かりんとうとチョコレートを間違えて買って来たのが面白かった?」
穂乃果「そっか。それは良かった。災い転じて服を着るとはこの事だね」
凛「それを言うなら福が来るにゃ~」
絵里「福と成すよ」
穂乃果「あぁ…そっか。って絵里ちゃん?泣いてる?」
凛「絵里ちゃん泣いてるにゃ…」
穂乃果「どうして泣いてるの?」
絵里「余りにも情けないからよ!!!!」
穂乃果「ええ…」
凛「情けないって…もしかして何が?」
絵里「あなた達が余りにもバカだからよ!!!」
穂乃果「ハッキリとバカと言われた…初めて絵里ちゃんにバカと言われた…」
凛「やっぱりチョコレート勝手に食べちゃったの怒ってる?」
絵里「それもだし。チョコレートとかりんとうを間違えて買って来たのもそうだし…どうしてそんなに意地汚いの?どうしてそんなにそそっかしいの?」
穂乃果「どうしてって言われても…」
凛「返答に困るにゃ」
絵里「もう本当に情けない。幼稚園の方がまだお利口だわ」
穂乃果「えぇ…そんな事は…」
絵里「いや…もう、うん。私が悪かったわ」
穂乃果「え?」
絵里「あなた達に期待なんかしてる私が愚かだったのよね。うん。それであなた達を責めるのはお門違いだわ」
穂乃果「いや…そんな事は」
凛「そ、そうだよ」
絵里「いや、いいのよ。私が悪かったから」
穂乃果「ねえ?やめてよ。そう言うのが一番こたえるよ。反省するから普通に怒って」
凛「お願いだにゃ~」
絵里「そう。じゃあ、覚悟しなさいね」
人物紹介
小泉花陽
ふ~ん、この娘がアイドルなんけ?スクールアイドル?初めて聞いたっちゃ~。それしにても、ダーリンが好きそうなタイプだっちゃね。絶対にこの娘をダーリンに近づけない様にするっちゃよ。
「血液型占い」
穂乃果「ねえ?にこちゃんって何型?B?B型?」
にこ「Aだけど?なんでBだと思うのよ」
穂乃果「嘘?Aなの?絶対にBだと思った」
にこ「なんでよ。あんたこそBでしょ?」
穂乃果「穂乃果はOだよ」
にこ「あ~…ぽい。O型って大雑把でトラブルメーカーでしょ?」
穂乃果「言っておくけどことりちゃんもOだからね!」
にこ「別に意外でもないわよ。割とトラブルメーカーじゃない。あと希もOよ」
穂乃果「う~ん。そうかぁ」
にこ「うん」
穂乃果「でも、にこちゃんのA型は納得出来ない」
にこ「なんでよ?なんで納得出来ないのよ」
穂乃果「にこちゃんが海未ちゃんと一緒とは思えない」
にこ「なんでよ。って言うかB型はあれよ?絵里と花陽!ほら?二人とも結構マイペースじゃない?」
穂乃果「絵里ちゃんマイペース?」
にこ「マイペースよ。あれは一周回ってマイペースなのよ」
穂乃果「まあ…そうなのかなぁ?」
にこ「で、あれよ?真姫!あの子ABだから」
穂乃果「あ~っぽい?ABってクールで冷静沈着!天才肌で…」
にこ「変わり者」
穂乃果「絶対に否定するだろうね。変わり者の部分は」
にこ「でも、実際真姫って結構変わってるじゃない?」
穂乃果「まあね。にこちゃん程じゃないけど」
にこ「あんたには言われたくないのよ。A型なのよ?真面目なA型!」
穂乃果「真面目な人は知らない人のポテト勝手に食べないよ」
にこ「いつの話してんのよ?」
穂乃果「そんなに前じゃないよ。一年以内だからね」
にこ「もう時効でしょ」
穂乃果「も~その発言がA型っぽくない」
にこ「でもA型なのよ。残念でした~」
凛「にゃ~、ドリンクバーでジュース何飲もうか悩んじゃったにゃ~。結局全部飲みたいから全部混ぜてみたにゃ」
穂乃果「…凛ちゃんA型だよね?」
凛「え?そうだよ?」
にこ「やっぱり血液型占いなんて信憑性ゼロね。
人物紹介
矢澤にこ
にこちゃんは音ノ木坂アイドル研究部の部長なんです。にこちゃんの凄い所はアイドルに対する情熱が人一倍凄い所。色々あって大変だった時期もあったと思うけど諦めずに頑張って来たんだよね!だから、一緒に頑張ろうね!にこちゃん!
「異名」
穂乃果「ねえねえ、真姫ちゃん~」
真姫「何よ?」
穂乃果「何よって…なんか冷たくない?」
凛「最近真姫ちゃん冷たいよね?」
穂乃果「うん」
真姫「前からこんなもんよ」
穂乃果「いや、違う。最初の頃の初々しい感じがない。本当にどうでもいいって思ってそうな冷たさを感じる」
凛「分かるにゃ。こう言うのを倦怠期って言うのかな?」
真姫「そうなんじゃない?」
穂乃果「ほら!適当にあしらった」
真姫「だって、どうせくだらない事じゃない」
穂乃果「そんな事ないよ」
真姫「どうだか」
穂乃果「そんな事ないよね?」
凛「凛からは何とも」
穂乃果「え?ここでまさかの裏切り?完全にこっち側だったじゃん」
凛「なんか…勝算がない様な気がしたから」
穂乃果「随分と辛辣だね」
凛「負け戦はしたくないもん」
真姫「はあ…で?もういいの?話し終わったのね?」
穂乃果「いや…待って待って。ちゃんと話すから」
真姫「はあ…で?なんなのよ?」
穂乃果「なんだと思う~」
真姫「あっそ。そう言う事言うのね。分かったわ。少しでも話を聞こうとした私がバカだった」
穂乃果「あっ、うそうそ。嘘だから。ちゃんと話す。話させていただきます」
真姫「別にいいわよ」
穂乃果「も~意地悪しないでよぉ」
真姫「で?」
穂乃果「あのさ、異名が欲しいなと思ってさ」
真姫「へ~そう。良かったわね。頑張って」
穂乃果「待ってよ。キャッチボールしようよ。結構真面目な話だからさ」
真姫「異名が欲しいなと思ってさ…これのどこが真面目なのよ」
穂乃果「だってほら?曲がりなりにもアイドルだしさ?なんか欲しいじゃん!そういうの!」
真姫「なんでアイドルに異名が必要なのよ」
穂乃果「だってよくあるじゃん?絵里ちゃんだってほら?賢い可愛いとかさ」
真姫「ああいうのはキャッチコピーとかそんな感じでしょ?なによ異名って?異名なんて武士とか格闘家とかでしょ。普通」
凛「闘魂三銃士とか?」
真姫「知らないけど」
穂乃果「まあ何でも良いけどさ。穂乃果にも何か欲しいんだよ。そういうの」
真姫「あっそ。じゃあ、私がつけてあげるわよ」
穂乃果「本当?」
真姫「穂乃果が馬で凛が鹿でいいんじゃない?」
穂乃果「馬と鹿…バカって事?何で?え?真姫ちゃん怒ってる?結構本当に怒ってる?なんか怒る様な事した?」
凛「何で凛まで?」
穂乃果「もうさ、異名って言うか悪口じゃん。馬って…馬ってさぁ。一文字だし」
凛「そうだ!そうだ!」
真姫「何よ?不満なの?」
穂乃果「不満だよ!だいたい何で穂乃果が馬の方なのさ!せめて鹿にしてよ!」
凛「え~凛は馬の方がいいにゃ~」
穂乃果「どうして?」
凛「馬って足が速いし。馬ってね実は凄いお利口さんなんだよ?」
穂乃果「え?そうなの?」
凛「うん。お父さんが休みの日に見てたテレビ番組でやってたよ」
穂乃果「そうなんだ…じゃあ…どうしよう…鹿も捨てがたいし…」
凛「交換しようよ。穂乃果ちゃんは鹿でも良いけど凛は馬が良いんだから」
穂乃果「う~ん…じゃあ、凛ちゃんが馬で良いよ。穂乃果は鹿を名乗るから」
凛「うん」
穂乃果「と言う事で決まりました!凛ちゃんが馬で穂乃果が鹿と言う事で!」
真姫「そう…いいと思う」
穂乃果「真姫ちゃんはどうする?高校生探偵とかにする?」
凛「コナン見たいだにゃ!」
真姫「私はいいわ。そう言うの恥ずかしいし」
穂乃果「え?」
人物紹介
園田海未
μ'sのメンバーよ。μ'sの中では比較的常識人で大和撫子なんて言われてるけど私は知ってる。実はμ'sの中でも一二を争う変わり者よ。皆んな騙されてるのよ。海未の言動はツッコミ所満載だから!まあ、良い子だけどね。
江戸川コナン
彼の名前は高校生探偵、工藤バーーーローー。ある日、幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに行ったそうなのですが、その時黒ずくめの怪しい男達の取り引き現場を目撃したそうなんです。取引を見るのに夢中になっていた彼は、背後から近づいてきたもう1人の仲間に気付かなかったらしく…その男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら体が縮んでしまっていたそうなのですが…にわかには信じられない話ですね。
「写真」
にこ「……ここの鯖の味噌煮美味しいわよね」
絵里「にこ本当好きよね。ここの鯖の味噌煮。ここに来るといつも頼んでない?」
にこ「頼んでなんかいないわよ!」
絵里「なんでそんな否定するのよ」
にこ「だって…鯖の味噌煮定食ってアイドルらしくないじゃない」
絵里「食べ物でそんな事判断しないわよ~。大袈裟ね」
にこ「全然大袈裟じゃないわよ。例えば…にこはぁ、昨日の晩御飯はぁ、マシュマロだったにぉ。はい?どう思う?」
絵里「どうかしてると思う」
にこ「なんでよ!」
絵里「なんでって…普通そう思うわよ。ねえ?希?」
にこ「そんな事ないわよね?希?」
希「うん。そんな事よりな」
にこ「そんな事より?アイドルとして大事な話なんだけど」
希「こないだ皆んなで出掛けたやん?」
絵里「先週の話?」
希「そう。その時の写真を現像したんやけどな」
にこ「どれどれ?にこ可愛く写ってる?」
希「ん~…まあ、いつも通りかな」
にこ「じゃあ、問題ないわね
絵里「凄い自信…どこから湧いてくるのかしら…」
にこ「で?」
希「ん?」
にこ「写真持って来たんでしょ?」
希「うん」
にこ「見せてよ」
希「あ~うん」
ガサゴソ
希「はい」
にこ「どれどれ~。綺麗に撮れてるじゃない~」
絵里「ことりは絵になるわねぇ」
にこ「この穂乃果…すっごいアホ面してるわよ」
絵里「本当だ。クリーム口につけちゃって。可愛いわね」
にこ「えっと…にこの写真はっと…あった!やっぱり可愛く写って…ん?」
絵里「どうしたの?何か…きゃぁぁぁぁぁぁぁ」
希「ちょ…えりち…声大きいて」
絵里「だ、だって…お、お、おば…おば…」
希「はっきりと写ってるやろ?」
絵里「さ、先に言ってよ」
希「ごめん」
絵里「ちょっとも~早く閉まってよ」
希「せっかく綺麗に撮れてるのに勿体無いなぁ」
にこ「納得いかないんですけど」
希「え?何?」
にこ「なに?これ本当に心霊写真?」
希「まあ…にこっちの後ろ崖やったしなぁ。とてもじゃないけど人が立てる場所じゃなかったやん?ほら?」
絵里「ちょっとぉぉぉ。見せないでよぉぉぉ」
希「えりち声大きいって」
絵里「だってワザとやってるでしょ。私あんまり得意じゃないんだから。なんで幽霊が映るのよ…心霊スポットだったの?」
希「違うと思うけどなぁ。浮翌遊霊なんかな?」
にこ「そんな事どうだって良いのよ!」
絵里「な、なによ?」
にこ「にこより目立ってない?」
絵里「え?」
にこ「この幽霊…にこより目立ってるじゃない!幽霊なのに!この写真の主役であるはずのにこより目立ってるってどう言う事よ!」
希「確かに…しかも、目鼻立ちめっちゃくっきりしてて凄いべっぴんさんやな。この幽霊」
にこ「だいたいズルイのよ!この位置関係じゃにこの顔だけ大きく見えるし!」
絵里「いや…幽霊相手に何言ってるのよ…」
にこ「だって…せっかくにこが可愛く写ってるのに…幽霊だったらもうちょっと恨めしそうに写りなさいよ」
希「恨めしそうにしてもサマになりそうやなぁ。美人やもん。ほら?」
絵里「きゃぁぁぁぁぁぁぁ」
にこ「怖くないでしょ。こんな幽霊ぇぇぇぇ!!!!」
絵里「怖いわよ!!!幽霊は幽霊だもの」
希「それにしても本当に美人やなぁ。1000年に1人って言っても過言ではない。えりちといい勝負や」
絵里「ちょ…なによ急に…」
希「怖がったり照れたり忙しいね」
にこ「あぁぁぁぁ。もう、最悪だわ!この幽霊のせいで全て台無しよ!人の写真にコソコソと…出て来なさいよぉぉぉ」
ガタガタ ガタガタ
にこ「え?」
希「ポルターガイスト?」
絵里「い、いやぁぁぁぁぁ」
店員「お、お客様?大丈夫ですか?」
にこ「え?…いるの?」
「プリン」
穂乃果「あ~美味しいねぇ」
花陽「幸せですぅ~」
穂乃果「だねぇ」
ことり「二人とも凄い美味しそうに食べるね?」
穂乃果「だってねぇ?美味しいだもん、プリン!」
花陽「だよね~」
ことり「作った人もこれだけ美味しそうに食べてくれれば嬉しいだろうね」
穂乃果「いやぁ~穂乃果はこのプリンを作った人にこそノーベル平和賞をあげるべきだと思う」
花陽「私も賛成だよ!穂乃果ちゃん」
ことり「作ったって言うのは…プリンを考えた人?それとも今食べてるプリンを作った人?」
穂乃果「どっちも」
ことり「そっか」
穂乃果「人はさ、もっとプリンを食べるべきだと思うんだよ」
ことり「もっと?」
穂乃果「嫌な事があった時や辛い時があった時。苦しいかもしれないけどプリンのこの味は変わらないから。人はプリンを食べてる時幸せになれるんだから!」
花陽「その通りだよ」
穂乃果「くよくよ悩む前に一度プリンを食べてみればいいんだよ。そうすれば案外上手くいくかもしれない」
花陽「分かるよ、穂乃果ちゃん!」
穂乃果「ね?」
花陽「うん」
ことり「あの…でも、二人がプリンを食べるのは…やっぱりやめた方が良いと思うな。まさに今辛い時かもだけど…」
穂乃果「え?」
ことり「海未ちゃんが…もうすぐ来るみたい…今連絡あったの…もっと早く言えば良かったんだけど…海未ちゃん忙しいって言ってたから来ると思わなくて…」
花陽「そ、そんな…」
穂乃果「ど、ど、どうしよう…花陽ちゃん?」
花陽「ぜ、絶対に怒られるよぉ」
穂乃果「と、とりあえず…プリン食べて落ち着く?」
希「それでな~ここをこうすると…ほら?」
凛「うわぁ。本当に指が取れたみたいだにゃ」
希「そうやろ?」
凛「うん」
穂乃果「ね~今日にこちゃんは?」
希「せっかくの休みやから妹さん達を遊びに連れてくって言ってたよ」
穂乃果「そっかぁ。真姫ちゃんは?」
凛「お父さんが久しぶりに休みなんだから一緒にお出掛けするって。真姫ちゃんお父さん大好きだから」
穂乃果「ふ~ん。花陽ちゃんはなんて言ってたっけ?」
凛「今日はお米の祭典があるって言ってたよ。付いて行こうか悩んだけど…やめたにゃ」
希「それは多分正解やなぁ」
穂乃果「海未ちゃんは日舞の出稽古…ことりちゃんはなんか演劇部に助っ人頼まれたなぁ…」
希「え?ことりちゃん演劇出来るの?」
穂乃果「そう言う事ではないけど…。今度やる劇のお姫様役の子が急遽出れなくなったらしくて。代役を探してたらことりちゃんに白羽の矢が立ったって事だよ。なんでもイメージにぴったりなんだって」
希「ふ~ん。確かにプリンセスって感じするもんなぁ」
凛「絵里ちゃんは何してるのかな?」
希「えりち?なんか図書館で調べものするから~とか言って電話切られちゃった」
穂乃果「調べもの?なんだろ?」
希「さあ?えりちは真面目やからなぁ。勉強やない?」
穂乃果「希ちゃんはいいの?」
希「まあ…間に合ってるよ」
穂乃果「ふ~ん。希ちゃん実は勉強出来るからねぇ」
希「実はではないやん?」
穂乃果「で?何?結局暇なのはこの三人なの?」
希「そうやなぁ」
穂乃果「なんかさ…暇人だと思われてるよね。この三人は」
凛「そうかな?」
凛「凛も午後から陸上部の助っ人に行くよ?」
穂乃果「え?」
希「ウチもこの後バイトだし」
穂乃果「そうなの?」
希「うん」
穂乃果「ちょっと待って?二人とも忙しいの?」
凛「別に忙しくないよ?空いてたから陸上部の助っ人に行くんだもん」
希「ウチも暇を持て余すくらいならバイトに行こうかなって。ここの所ご無沙汰やったしね」
穂乃果「えーーーー。じゃあ、穂乃果はこの後どうすればいいの?凄い暇なんだけど。練習がなくなった途端に暇なんだよ?穂乃果は!?」
希「そんなん言われてもなぁ…」
穂乃果「こんなに…こんなに天気がいいのに…いい歳した女子高生が遊ぶ相手もいないなんて…」
希「ヒデコちゃん達は?」
穂乃果「ヒデコ達遠出するって言ってたしなぁ。はあ…穂乃果はこのまま一人で生きて行くのかなぁ」
希「大袈裟やなぁ」
穂乃果「はあ…」
ピロリン
凛「ん?なんだろ?あっ!外雨降ってる?」
穂乃果「うん。降ってるよ」
凛「今日の練習中止だって!」
穂乃果「え?本当?じゃあ、この後遊べるの?」
凛「うん」
希「ウチもバイト先の子が今日入りたいからかわってくれやって。暇になったわ」
穂乃果「本当に!イェーイ。信じてたよ~二人とも~」
希「も~穂乃果ちゃんは現金やなぁ」
ピロリン
凛「かよちんと真姫ちゃんも午後から合流するって!」
穂乃果「え?二人とも用事はいいのかな?」
凛「午前中で終わるんじゃない?」
穂乃果「そっかぁ」
ピロリン
穂乃果「おっ!今度は穂乃果のケータイが…海未ちゃんとことりちゃんも午後から合流出来るって!」
希「え~海未ちゃんとことりちゃんも?凄いなぁ…なんやこの偶然は…」
絵里「あっ!居た居た~」
穂乃果「え?絵里ちゃん?」
にこ「だから言ったじゃない?どうせここに居るって」
希「にこっちも…どしたん?今日は二人とも」
にこ「ママが仕事が予想よりも全然早く終わったって言うから遊びにいってらっしゃいって。私は別に良かったんだけど。どうせ毎日会ってるんだしぃ」
絵里「にこが嬉しそうに電話して来たから私も今日は遊びに来ようかなって」
にこ「ちょっとぉ!何言ってんのよ!」
穂乃果「そうだったんだ…じゃあ、今日は皆んなで遊べるって事だよね?」
絵里「え?他のみんなも来るの?」
希「うん。皆んなも午後から合流するって」
にこ「何よ?せっかく練習休みにしたのに結局皆んな集まる訳?」
希「嬉しいくせに」
凛「テンション上がるにゃ~」
絵里「そっか。それじゃあ、皆んな集まってから何するか先に決めときましょうか?」
穂乃果「賛成~。いやぁ~まさか皆んなの予定が…」
プルルルル
穂乃果「ん?電話…お母さんだ…もしもし?」
穂乃果母『穂乃果どこ行ってるの?午後から出掛けるから店番頼んだでしょ?』
穂乃果「え?ちょっ…」
穂乃果母『早く帰って来なさい?』
ガチャ プー プー
穂乃果「……そんな」
完
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