千雪(今日のレッスンも無事終了しました)
千雪(今は事務室に戻ってる途中ですが)
千雪(あともう少しであの人に会える…)
千雪(そう考えただけで自然と足取りが軽くなりますね~)
千雪「P さん!ってあれ、誰もいませんね…あら?」
千雪「Pさんのデスクの近くに、紙…?のようなものが落ちてますね」
千雪「誰かが落としたのかしら…」
千雪「大事な物だったらいけませんし、ちゃんと持ち主に返してあげないと…」
千雪「これは…手紙?」
千雪「………………!!」
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千雪(自分でもものすごく顔が強張ってるのが分かります…)
千雪「これ…はづきさんからPさんへの手紙…!」
千雪(きっとはづきさんがPさんのデスクの上に置いたのが落ちたんですね…)
千雪「とりあえずPさんのデスクに戻して…」
千雪(ラブレターじゃなかったですけど…でも、あんな可愛い文字でPさんを労わるような内容…)
千雪(やっぱりはづきさんもPさん狙いだったんだわ…!)
千雪「はぁ~」
千雪(Pさんは…はづきさんのこと…どう思ってるんでしょう…)
千雪(もしかして両想いだったりして…)
千雪「だったらPさんとはづきさんは付き合って…いやもしかしたらすでに付き合ってたりして…そして…」
千雪「……………」
千雪「そんなの…そんなの嫌です!」
千雪「Pさんは将来私と一緒に、二人で雑貨屋を開くんです…!」
------------翌日---------------
はづき「はいPさん、これどうぞ~」
P「これ…タオルですか?」
はづき「はい~最近暑くなってきましたからね~」
はづき「これを持ってるとアイドル達が仲良くなりやすくなる効果もあるんですよ~」
P「どういう原理なんですかそれ…でもありがとうございます」
千雪(はづきさんとPさん、また仲良さそうに話してますね…)
はづき「というかPさん、今日はお休みだったんじゃないんですか~?」
P「ちょっと事務所に用事があっただけなんで、これから帰りますよ」
千雪「!!!」
☆お休みブースト!
千雪「ちょっと待ってください!」
P「うわっ!?千雪!?どうしたの?今日オフだったはずじゃ…」
千雪「良かったら一緒に帰りませんか?」
P「え?そりゃ大丈夫だけど…」
千雪(ここぞという所で発動してくれました…!ナイスです、私のサポートスキル!)
はづき「………………」
P「今日はどうしたんだ千雪?なんか様子がいつもと違うような…それにさっきも言ったけど今日はオフだったはずだし…」
千雪「いえいえ、なんでもありませんよ…事務所にいたのは、Pさんと同じで、ちょっと用事があっただけです」
P「そうか?それならいいけど…千雪、いつも頑張り過ぎるから…しんどかったりなにかあったらちゃんと言ってくれな?」
P「千雪になにかあったら、俺…」
千雪「Pさん…Pさんは、そうやっていつもいつも私のことを気にかけてくれるんですね…」
P「そりゃ当たり前だろ?千雪は大切な…コホン、大切なアイドルなんだから」
千雪(アイドルとして…ですか…まぁ今はそれ以上は高望み…かな?)
-------------そのころ事務所---------------
はづき「はぁ~あ、千雪さん、さっきは何を焦ってたんでしょうかね~」
はづき「別にPさんを取っちゃおうなんて思わないですよ~」
はづき「だって…そんな心配しなくても…」
はづき「女性を見るという意味でのあの人の目には、初めから…千雪さんしか映ってないんですから…」
はづき「………………」
P「あ、そうだ」
P「そういえばさ、日帰り旅行のペアチケットが手に入ったんだけど…」
P「千雪、今度休みが合った時、よかったら一緒に行かないか?」
千雪「え…?私でいいんですか…?はづきさんじゃなくて…?」
P「なんではづきさんが?」
P「他の誰かじゃなく…千雪がいい…千雪と行きたいんだ…」
P「どうかな?」
千雪(よかった…はづきさんと両想いだったらはづきさんと行ってるはず…)
千雪(つまりまだ…)
千雪(それよりも…プロデューサーさんと二人で旅行かぁ…♪)
千雪「はい…是非♪」
P「良かった…やっと笑ってくれたな、千雪」
P「やっぱり千雪には、その笑顔が似合ってる」
千雪「もう…Pさんったら///」
P「千雪…」
千雪「Pさん…」
千雪&P「……………/////」
☆おしまい☆
6/30日にゲーム内で特訓はづきさんとともにプレゼントされた「はづきさんからのお手紙」を元にした話となっています
読んでいただいた方、ありがとうございました
新しいpSRが追加されましたが、あいかわらずPと千雪はイチャイチャが止まりませんね…(もっとやれ)
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