俺「なんのために戦う……か」 (3)

幼馴染「急にどうしたの?」

俺「幼馴染か……いや、ちょっとした独り言だ。」

友達「なんか悩み事でもあんのか?俺たちは小学生のころからの仲だろ?好きなだけ相談しろよ。いつも勉強教えて貰ってるしな。」

俺「大丈夫さ、何もない。」

幼馴染「そう、ならいいけど、今日の俺……なんか雰囲気違うからさ。」

俺「そうか?別に何も異常なんて……」

友達「何も変わってねえだろ」

幼馴染「そう?でも結構変わってる気が……」

俺「……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1525420935

俺「まぁ、そろそろ授業始まるしいいだろ。」

友達「だな」

幼馴染「そうだね。」



教師「で―あるからして―」

俺「!……先生、俺今日早退します」

教師「は!?え、ちょ俺くん!?唐突過ぎないかね!?」

俺「唐突なのが早退ってもんです!」

友達「なんだいきなり……腹でも下したか?」

幼馴染「急すぎるにもほどが……」



俺「……マズいな、急がないと被害が!」

???『俺!今すぐ事件の起きた場所へ向かえ!今ナビゲートマップデータを送信する!』

俺「ああ!今行きますから!」

俺「【異能・融合】」シュンッ



俺「ここか……まさかこんなふうに無差別殺人を堂々とやる男がいるなんてな……」

怪物「グウウウウルアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!ヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘッ!」

俺「絶対に許さん……尊い人の命を奪い、更には高笑いし、死体を踏みにじるなど……処罰対象だ!」

俺「【異能・融合剣】ッ!」

怪物「んんん!?異能破壊団の奴じゃねえかぁぁぁ……じゃあさっさとお前ブッ殺して楽しむかぁ!」

俺「地面にあるコンクリートと足を融合させて……操作!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ

怪物「地面から棘……いやコンクリートを巨大な針のように……案外いい異能じゃねえか!」

俺「チィッ……」

怪物「だが俺の異能はぁぁぁぁ……お前とは相性良かったみてえだな!物理操作の異能と俺の異能じゃ相性段違いッ!だーっはっはっはっは!」

俺「なんだと……」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom