いろは「どうして、わたしを選んだんですか?」 (10)

俺ガイルです。原作半分くらいしか読んでません。短めです。

大学が同じになり、付き合い始めて半年ほど経った、ある晩ご飯のあと。

いろは「ねえ、せんぱい」

八幡「ん」

いろは「どうして、わたしを選んだんですか?」

八幡「選んだも何もぼっちに選択肢なんてあるわけないだろ」

いろは「今日ははぐらかされませんよ」

八幡「…」

いろは「せんぱいだって、わかってましたよね?結衣先輩と雪ノ下先輩の気持ち」

八幡「…」

八幡「雪ノ下は…おそらく違う」

いろは「じゃあ、結衣先輩は?」

八幡 「どう、なんだろうな」



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八幡 (俺の自意識過剰でなければ、恐らくあの、可愛くて優しい、けれどちゃんと人間臭いところもある、そんな女の子はきっと俺の事を想っていてくれていたのだろう。)

八幡 (けれど、俺はどうしても由比ヶ浜が「ヒーロー」である俺を求めているんじゃないかと思っていた。)

八幡 (そんなの当たり前、ヒーローになってこそ男だろうと、そういう人間もいるのかもしれないが、この比企谷八幡という人間は、醜くて汚い、それこそ人間臭い部分をありのまま、受け入れ、あわよくば愛してくれるような人間を望んでしまうのだ。)

いろは「まあ、せんぱいの考えることも一理あるかもですけど」

八幡「俺何も言ってないよね、エスパーなの?」

いろは「先輩の考えることなんて五分五厘わかりますよ」

八幡「打率だったらとんでもない好成績だな」

いろは「でも、わたしも人間なんですから、心配になるんです」

八幡「心配?」

いろは「はあ、鈍いですね」

あ、やばい設定ミスった。

実は2人は高3で放課後の生徒会室にいる設定だった。立て直したほうがいいですかね?

立て直しますね。すみません。

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