孤独のグルメ~2018冬~ (20)
・ドラマの方の五郎さんのイメージ
・「場所どこだよ」とか言わんでください
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五郎「うーっ、寒っ」
五郎(昼を食いそびれて夕方になってしまった・・・)
五郎(腹が減った、すぐに何か食べたい所だが牛丼って気分じゃないな)
五郎(何かあったまる物・・・かといって鍋なんかじゃ食べるまでに時間が掛かってしまう)
五郎(すぐに食べれて腹の底からあったまるような・・・)
ガラガラガラ
キマリ「おいしかった~♪」
結月「寒い日の味噌ラーメン美味しいですね」
日向「寒ければ旨いなら、南極でも食べたいよね」
報瀬「南極で味噌ラーメン・・・いいかも」
五郎(味噌ラーメン!すぐ出てきてあったまる、よし、これだな)
五郎(・・・・・・南極とか聞こえた気がしたが・・・)
五郎(女子高生が南極に行くわけないよな)
ガラガラガラ
店員「らっしゃいませ~」
五郎(先客はカウンターに一人)
小泉さん「・・・」ジッ
五郎(ずいぶん真剣にメニューを見ているな、どれどれ)
五郎(ん?メニューの最初が味噌ラーメン・・・味噌がメインの店なのか)
小泉さん「すいません、味噌ラーメンを」
五郎(やはり味噌ラーメンか、まぁ俺も最初から味噌のつもりだったし)
五郎「味噌ラーメン、と・・・餃子を」
店員「はい、餃子少々お時間掛かりますが・・・」
五郎「後からでいいですよ」
五郎(とにかく早く腹に何か入れたいからな)
五郎「ふぅ」
五郎(レトロな内装、古きよきラーメン屋って感じだな。落ち着く、が・・・)
小泉さん「・・・」
五郎(女子高生が一人で来る感じの店じゃないと思うんだが)
ブルルルル キキッ
ガラガラガラ
リン「・・・」
五郎(ん?また女の子?一人で飯を食うのが流行ってるのかな)
リン「・・・すいません、味噌を」
五郎(こっちも味噌ラーメンか、やはり味噌の店なのか)
店員「はい、味噌ラーメンお待たせ!」
小泉さん「・・・」ジッ
小泉さん「・・・っ!」カッ
ズルズルズルッ
五郎(良い食いっぷりだ、相当ラーメンが好きなんだな)
店員「はい、こちらも味噌お待たせ!餃子少々お待ちください」
五郎(こっちも来た、どれどれ)
五郎(ずいぶん味噌の色が濃い・・・こってり系かな?うん、味噌のいい香りが・・・)
さっちゃん「うんこーーーーっ」ダダダダ
五郎「ブフッ!」
琴葉「来るな斉藤」タタタタ
斉藤「待ちやがれガキども~っ」ドダダダ
五郎(近所の子供か?まったく・・・)
結衣「・・・みんな、・・・待、って・・・」トテトテ
五郎(気を取り直して・・・)ズルズル
五郎「!」
五郎(う、うまい、こってりめのスープにパンチのある味噌が合う!これには・・・)キョロキョロ
五郎(あった、胡椒だけじゃなくちゃんと一味を置いてあるのがえらい)パッパッ
五郎(・・・うん、ピリッと引き締まってうまい、さらに中からあったまる)
店員「はい、こちらさんも味噌ラーメン!」
リン「・・・」イタダキマス ズルズル
リン「ん~~っ♪」モグモグ
五郎(何だか俺と同じような匂いを感じる子だなぁ)
ガラガラガラ
あおい「えぇほんまに~?」
千明「あの色のやつめっちゃ売れてるらしいぜ」
なでしこ「え~絶対そうだもん。あっ!やっぱりリンちゃん!」
リン「おっ」モグモグ
あおい「あ、ほんまやった」
千明「何食べてんだ?」
リン「味噌、ウマいよ」
あおい「この店の味噌結構有名やしなぁ」
なでしこ「そうなんだぁ~おいしそうっ」
千明「テーブル空いてるしこっちにしようぜー」
なでしこ「うん、じゃあねリンちゃん」
リン「ん」ズルズル
あおい「で、なんにするん?私は味噌やけど」
千明「じゃあ私はあえての醤油で。味比べてみようぜ」
なでしこ「じゃ私は・・・味噌ラーメン大盛とネギチャーシューご飯の並で!」
千明・あおい「「食うねぇ~」」
なでしこ「お、お腹空いちゃって」エヘヘ
五郎(ネギチャーシューご飯!そういうのもあるのか)
店員「餃子お待たせしましたー!」
五郎(お、来た来た)
五郎(ずいぶん皮が厚い・・・皮から手作りか!これは期待できそうだ)パクッ
五郎「っ!あふっ!」ハフハフ
五郎(たっぷりの肉汁が厚い皮に包まれて熱い・・・が、うまいっ!米が欲しくなるな)
店員「お待たせしました、味噌と醤油、それから味噌の大盛とネギチャーシューご飯の並ですね」
千明「お、来たな」
なでしこ「おいしそう~!」
な・あ・千「「「いただきま~~す」」」
あおい「味噌めっちゃウマ~や」ズルズル
なでしこ「こってりスープに太めの麺が合うよぅ」ズルズル
千明「ん!醤油もめちゃめちゃうまいぞこれ!」ズルズル
小泉さん「・・・」ピクッ
あおい「え、ほんまに?どれどれ・・・うまっ!」
なでしこ「味噌と違ってあっさりだけど、コクがあっておいしいねぇ」
五郎(醤油もうまいのか、ちょっと気になるな)
五郎(・・・しかし)
なでしこ「ん~~っ♪」ズルズル
なでしこ ゴクゴク「ぷはっ!」(≧ワ≦)
なでしこ「ネギチャーヒューごふぁんもおいひいよぅ」(≧~≦)モグモグ
五郎(・・・ずいぶんうまそうに食う子だな)
五郎(・・・)
五郎「すいません、ネギチャーシューご飯の並を」
店員「はい!ネギチャ並ね」
五郎(思わずつられてしまった・・・)
リン「ふぅ・・・ごちそうさま」
店員「はーい、ありがとうございます」
リン「じゃ」
なでしこ「っ!(モグモグゴックン)じゃあね~リンちゃん」
千明「ふあめ」モグモグ
あおい「バイクやろ?気ぃ付けてなぁ~」
五郎(あれ、そういえば俺より先に入ってた子は・・・)
小泉さん「・・・」ジッ
五郎(食べ終わってるみたいだが・・・またメニューを睨んでいる)
小泉さん「すいません、醤油ラーメンを」
店員「えっ、あ、はい醤油ですね」
五郎(二杯目行った!確かにさっきの聞いてて気になったけど、そのまま二杯目とは・・・相当ラーメン好きなんだな)
店員「はい、ネギチャーシューご飯の並お待たせしました」
五郎(・・・ずいぶんネギが多い、ん?てっきり薄切りのチャーシューがのってるかと思ったら、これチャーシューの切れ端をタレで煮てあるのか!)
五郎(味が濃そうなチャーシューにたくさんのネギ、そしてご飯・・・)
五郎(やはり混ぜて・・・いや、ここはまずそのまま)パクッ
五郎(!濃い味のチャーシュー、そこにネギのさっぱり感が合って米が進む・・・これはうまいぞ)
五郎(全体をよく混ぜると・・・うん、ネギでいい感じに薄まったタレの味とご飯がちょうどいい・・・餃子といいサイドメニューにも力を入れているとは、良い店じゃないか)
ガラガラガラ
花名「はぁ~外寒かった」
たまて「お、テーブル席空いてますよ」
栄依子「じゃそっちにしよっか」
冠「・・・」
五郎(また女の子・・・なんだかすごいアウェイ感が出てきたぞ、本来俺みたいなおっさんのホームのはずなのに)
店員「醤油ラーメンお待たせしましたー」
小泉さん「・・・」ズルズル
小泉さん「はぁ~~~」
たまて「ここは味噌がおいしいんですよう!」
栄依子「へぇー、醤油ラーメンはどうなの?」
たまて「え、知りません。味噌の事しか聞いて無いですねえ」
栄依子「えー気になるんだけど」
たまて「そう言うならちょうど醤油ラーメン食べてる方がいますから聞いて来たら良いじゃないですかね」
栄依子「ん、それもそうね。すみませ~ん」ガタッ
花名「え、栄依子ちゃん行っちゃったよ」
たまて「まさか本当に行くとは・・・なんかすごい話し掛けるなオーラを出してる方でしたけど」
栄依子「 」
小泉さん「 」
花名「普通に話してるよ・・・」
たまて「普通に話してますねえ・・・」
冠「・・・」ジッ
たまて「かむちゃんメニュー見詰めすぎですよう」
花名「すごく真剣に見てる・・・」
たまて「そういえば外に居た人何だったんでしょうねえ?」
花名「看板に隠れてた人?なんか中をうかがってたみたいだったけど・・・」
たまて「誰か待っているのでしょうか・・・あ、えーこちゃん帰って来ましたね」
栄依子「ただいま、なんか味噌はこってり、醤油はあっさりだけどどっちもおいしいって」スマホポチポチ
たまて「・・・さりげなく連絡先交換して来ましたねこの人は」
栄依子「小泉さんいろいろラーメン食べ歩いてるみたいだから、また今度おすすめとか聞こうかと」
たまて「こうしてえーこちゃんの攻略対象がまた一人増える訳ですな」
栄依子「なによ攻略対象って」
花名「栄依子ちゃんはすごいなぁ」
冠「ん」ドヤァ
栄依子「何で冠がドヤ顔?」
たまて「で、注文はどうしますか?わたしとしては味噌は譲れませんが」
栄依子「別に譲んなくていいわよ、私は聞いて来ちゃったし醤油かな」
花名「わたしも醤油かなぁ、冠ちゃんは?」
冠「・・・味噌ラーメン大盛とネギチャーシューご飯の大、それと餃子二皿」
花名「わ、冠ちゃんすごい」
冠「これくらい余裕、あと餃子はみんなで食べる」
たまて「良いですね餃子・・・あ、でもえーこちゃんは今後の予定次第では食べない方がいいかもですねえ」
栄依子「何いってんだかこの子は・・・今日は別に困らないわよ」
花名「今考えてたよね」
たまて「というか『今日は』というのが気になります」
栄依子「アハハ」
五郎(ふぅ食べたな・・・)
五郎「ごちそうさま~」
店員「はい、ありがとうございます!」
ガラガラガラ
五郎「ふぅ」
悠「っ!」ササッ
五郎(なんだ今の子、看板に隠れたけど・・・まぁいいか)
シュボ フゥーーー
五郎(どれも旨かった・・・今度は醤油を食べに来てみるか)
ーーendーー
ピピ美「おい出番がねーぞ」
ポプ子「さてはアンチだなオメー」
以上です。なんか勢いで書きました。
〇〇がない・・・とか言われるかも知れませんが、これしか知らんので・・・
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