「そうそう、仕事なんて行かないでゆっくり眠ろうよ~」
俺「だ、誰だ!?女の子・・・?」フトン メクリ
「う~ん・・・眩しい・・・」
俺「お前は誰だ!?どこから入った!?」
「ボクはディザイア・・・わかりやすく言うと君の欲求の塊だよ」
俺「な、何言ってんだ・・・これは夢か?」
ディザイア「ほらほら、まだ4時間しか寝てないんだからゆっくり寝ようよ」グイグイ
俺「や、やめろ・・・」
ディザイア「何言ってるの・・・眠りたいって思っているのは君じゃないか・・・だから僕と一緒に寝ようね・・・」ギュゥ
俺「やめ・・・柔らかい・・・じゃなくて!・・・だめだ・・・眠い・・・」
俺「・・・はっ!夢だったのか・・・」
俺「やばい!会社に行かないと!!」アセアセ
ディザイア「おはよ~、たっぷり寝たからお腹空いたでしょ~」ガラッ
ディザイア「おいしいごはん作ったよ~」
俺「な、何でいるんだよ!?まだ夢の中か!?」
ディザイア「ほらほら座って。今までまともなもの食べてないんだからしっかり食べないと」
俺「何言ってんだ!会社に行かないと!」
ディザイア「会社なら辞めたよ~」
俺「な、何言ってんだ!今俺が抜けると・・・」
ディザイア「残業代も休日出勤代も出さないような会社って必要?」
ディザイア「それに君が細かく記録してくれていたおかげで弁護士に相談して退職金やら未払の残業代やら請求できたよ~」
俺「な、なんて勝手な事を・・・」
ディザイア「あのまま働いてたら死んじゃうよ~、自分の体は大切にしないと」
ディザイア「ほらほら、仕事行かないんだからゆっくり食べよう」
俺「お、おう・・・」
俺「うまそうだな・・・」
ディザイア「君の好きなものは何でも知ってるからね~」
ディザイア「いっぱい食べていいんだよ~」
俺「い、いただきます・・・」
俺「(手作りの料理なんか久しぶりだな・・・)・・・うまい」
ディザイア「えへへ、よかった~」
俺「は~、こんなに食べたの久しぶりだ・・・」ポンポン
ディザイア「ほらほら、お腹いっぱいになったら眠くなってきたでしょ?一緒に寝ようよ~」
俺「食ってすぐ寝ると牛になるぞ」
ディザイア「そんなの迷信だよ~。ほらほら、ボクを抱き枕にしていいんだから」グイグイ
俺「わ、わかったよ・・・」
ディザイア「ほらほら、ギュゥーって抱きしめていいんだよ」
俺「う、うん・・・」ギュゥゥ
ディザイア「あったかい、おやすみ」
俺「お、おやすみ・・・」
俺「・・・んん・・・いつの間にか眠っちゃったのか・・・」
ディザイア「スースー」
俺「今度はちゃんといる・・・」
俺「(この子、俺の欲求の塊とか言ってたか・・・だからロリ巨乳の小柄な女の子なのかな・・・)」
俺「(・・・柔らかい・・・いい匂い・・・やば、興奮してきた・・・)」
ディザイア「えへへ、大っきくなってる」
俺「あ、お、起きてたの!?これはその・・・えっと・・・」
ディザイア「いいんだよ、ボクは君の欲求だもん。ボクで解消できる欲求は解消して」
俺「えっと・・・」
ディザイア「もー、意気地なし」チュ
俺「うぉ~!」ムクムクムク
俺「こ、こんなに出したの初めてだ・・・」
ディザイア「満足できた?ボクも気持ち良かったよ」
俺「本当にお前は・・・何者なんだ・・・」
ディザイア「ボクは君の欲求の塊、君が満足するまでそばにいてあげるからね」チュ
次に目を覚した時、そこは病院だった
そうだ・・・会社で気持ち悪くなってそのまま・・・
医者の話によると1週間眠っていたらしい
処置が遅ければ危ないところだったと
俺は退院してから会社を辞めた
あの子がしてくれたように残業代を請求した
お金が振り込まれたのを確認した帰りあの子に声をかけられた
ディザイア「ちゃんと出来た?ボクがついていないと心配だな~」
俺「な、なんで・・・あれは夢だったんじゃあ・・・」
ディザイア「さ~、なんでだろ~。それはボクもよくわからないや」
俺「ほ、本物・・・」
ディザイア「本物だよ、今度は避妊しないといけないからね~」
俺「あはは・・・そうか・・・」
俺は彼女を抱きしめる
たとえ頭がおかしくなってしまったとしても構わない、俺は彼女と生きていく
おわり
バッドエンドも考えたけどやめた
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