青葉「一日花騎士…ですか?」 (21)

提督「あぁ、そうだが?」

青葉「えっと、何で青葉なんです?吹雪さんや大和さんの方が適任なような…」

提督「お前は前にスプリングガーデンに行ってるだろ?だから向こうの勝手も分かってると思うからさ」

青葉「…そ、そうですか」


※艦これ・フラワーナイトガールのクロスオーバーssです

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青葉「で、一日花騎士って何をするんですか?」

提督「そうだな、あまり細かくは考えてないが」

提督「ひとまず、ちょうどクジラ艇が出撃しているから、それに乗って戦ってほしい」

青葉「えぇっ!?い、いきなり戦闘ですか!?」

提督「大丈夫大丈夫。★6の花騎士をいっぱい付けとくからさ」

提督「お前は大船に乗ったような気持ちでどーんと構えていれば良いよ」

青葉「うぅ…青葉も艦なんですけど…」

提督「まぁ、クジラ艇以外は正直これといって思いつくものもないし、あとは自由行動ってことで」

提督「写真撮影なり自由にしてくれれば良いよ」

青葉「ほ、本当ですか!?ありがとうございます、司令官!!」



提督「ちなみに前回行った時お前が寝室に入ったの知ってるからな」

青葉「…………えっ///」

提督「ま、いいけどな。俺あそこあまり使ってないし」

提督「たまに向こうに泊まり込む時にしか使ってないからな」

青葉(…司令官、それはちょっともったいないような…」

提督「何か言ったか?」

青葉「あいえ、何も!あはは…」

提督「で、だ。一日といっても花騎士となる以上、向こうでの名前が必要なんだが」

提督「お前も知っている通り、花騎士は植物の名前を名乗っている。別世界出身の者も例外なく、だ」

提督「なんだが、お前にぴったりな植物って言うとあまり思いつかないんだが…」

提督「お前、何か名乗りたい名前とかあるか?」

青葉「えっ!?そ、そうですねー、うーん…」

休憩終わるので一旦落ちます
なにか名前の候補などありましたらどうぞ

アオバでいいじゃん

>>6
そういや青葉って名前自体植物っぽいなー…と思ってたら、本当にアオバって植物あるんですね。(アオノリの異名)
今回はアオバ(ノコンギク)で行こうと思います。

提督「よし、決めた。今日から君の名前はアオバだ」

青葉「わぁ、素敵な名前…ってそのまんまじゃないですかー」

提督「冗談冗談。そうだな…ノコンギクとかどうだ?」

青葉「ノコン…?」

提督「ノコンギク。野紺菊と書くな」

提督「ちょうどスマホで調べたら出てきたんだ。ほら、これだ」

青葉「わぁ…可愛い花ですね」

提督「花言葉は『質素』『忘れられない想い』『守護』など」

提督「青葉にぴったりだと思わないか?」

青葉「…それ、青葉の進水日で検索した誕生花ですよね?」

提督「あ、はいすみません」

青葉「まぁ、いいですよ。青葉改めノコンギク、いつでも出撃できます!」ビシッ

提督「おう、その意気だ!よろしく頼むぞ!」

青葉「はい、お任せ下さい!」




青葉「…で、どうやって花騎士になるんですか?」

提督「あぁ、もうそろそろ準備が整うはずなんだが…と

ドアガチャ

ナズナ「提督様!お待たせしました、準備バッチリですよ!」

提督「おう、お疲れさん」

提督「青葉、準備ができたみたいだ。ひとまずナズナについて行ってくれ」

提督「俺は一足先に向こうで待っているよ」

青葉「はい、了解です!」

青葉「では、また後ほど」ビシッ

提督「あぁ、また後でな」ビシッ

(スプリングガーデン 騎士団本部)

提督「さて、と」

提督「」ヌギヌギ

団長「」ゴソゴソ

団長「確か花騎士の召喚壺から召喚されるんだったな」

団長「ナズナも待たせているし、急ぐか」スタスタ

(花騎士召喚室)

ナズナ「団長様、準備はよろしいですか?」

団長「あぁ、よろしく頼む」

ナズナ「了解です!」スッ



シャーン

キラキラキラキラ…!!



団長「」ワクワク

ナズナ「」ドキドキ

~新規花騎士お迎えのテーマ~


ノコンギク「ども、恐縮です!青b…ゲフンゲフン、ノコンギクですぅ!」

ノコンギク「…え、何でお前がここにいるのかって?
訳あって潜入取材中なんですよ。えへへ…」

ノコンギク「早速ですが団長様、一言お願いしますっ!」




団長「………実に青葉らしいな」

ナズナ「ですね」

ノコンギク「………って、ひどいこと言わないでくださいよぉ!これでも一生懸命考えたんですから!!」

ノコンギク「即興で自己紹介考えろなんて聞いてないですよぉ!!」

団長「あぁいや、ごめんな。何と言うか実にお前らしかったからさ」

ナズナ「でも、即興で考えたにしては素晴らしいと思いますよ?」

ノコンギク「あはは…恐縮です」




団長「…で、だ。スペックは★5の打属性で、所属国家はブロッサムヒルか」

団長「武器は手持ち式の艤装で、この主砲を撃って戦う、と。なるほどな」

ノコンギク「主砲なら突属性じゃないんですか?艤装に機銃もついてますし」

ナズナ「そこは世界花の気まぐれというか…うーん、その基準は私にもよくわからないです」

団長「どう見ても魔属性だろって奴が突属性だったりするもんな」

団長「さて、青葉改めノコンギク。ようこそ、我が花騎士団へ」

団長「自己紹介するまでもないだろうが、俺がこの騎士団の団長だ。一日だけだが、よろしくな」

ナズナ「同じく団長補佐のナズナです。短い間ですが、こちらでもよろしくお願いしますね」

ノコンギク「はいっ、こちらこそよろしくです!」ビシッ



団長「さて。早速だが、クジラ艇で出撃するにあたって強化を受けてもらう」

団長「マニュやアンプルゥの在庫は大量にあるので、それを一気に食べてもらってもいいのだが…」

ノコンギク「やっぱりあれ食べ物だったんですね…。さすがの青葉…いえ、ノコンギクも踊り食いはちょっと…」

ナズナ「ご安心ください!そんなこともあろうかと、最大強化カプセルをここに用意しています!」

ナズナ「これを一粒飲めばレベルはもちろんのこと、ステータスもスキルレベルも装備スロットも全部MAXになっちゃうすぐれもの!」ビシッ

ナズナ「もちろん好感度も咲100%になりますよ!」

ノコンギク「あ…は、はぁ。なんかちょっと胡散臭いような…」

団長「いつも夕張を焚き付けて変な薬開発させてる癖して何を言うか」

団長「嫌ならこのマニュの詰め合わせセットを一気食いしてもらうが?」

ノコンギク「あわわ、飲みます!飲みますって!」ポイッ ゴクン

団長「…どうだ?強くなったか?」

ナズナ「気分が悪くなったりはしてないですか?」

ノコンギク「いえ、特に変化は…。でも、なんとなく強くなった感じはします」

団長「どれどれ、スペックはっと…おぉ、確かに最大強化されているな」

団長「開花も咲花も完了済み…ん?咲花?」

ノコンギク「どうしたんです?団長様」

団長「お前、ちょっとこれ見てみ」




『好感度MAXイベント』

『好感度・咲MAXイベント』




ノコンギク「」

ノコンギク「え、えーっと、えーっと」

ノコンギク「これって、あの、あれですよね?」

ノコンギク「えーとそのー、川内さんが好きそうな、いわゆるひとつの、そのー…」

団長「うろたえなくても夜戦だから安心しろ」

ノコンギク「わ、わかってますよぉ!!////」ボフンッ

ノコンギク「でもノコンギク、ついさっき着任したばっかりなのに、こんなの収録した覚えないですよ!」

ノコンギク「い、いつの間にこんなのできてたって言うんですか!?///」

団長「俺に聞かれても困る。俺だって身に覚えないし」

ナズナ「あ、あはははは…」




団長「とりあえず念のため内容確認してみるか」ボタンポチー

ノコンギク「あっ……」

~好感度シーンのBGM~


< チュドーン!!! ドカーン!!!

< ギシャァァアアアア!!!

< テンリュウサマノオトオリダァ!!ウッシャァ!!!

< ヤッタァァアア!!!マチニマッタヤセンダァァアアア!!!




団長「………………………………」

ナズナ「………………………………」

ノコンギク「………………………………」

団長「……………夜戦、だな」

ノコンギク「ですね」

ナズナ「夜の戦い…って意味では間違ってないですね」

団長「しかもこれよく見たら第一次ソロモン海戦じゃねーか。…あ、青葉いた」

ノコンギク「そうそう、このリ級がなかなかしぶとくて…って、何で川内さんがいるんですか!」

団長「そりゃ夜戦のあるところ川内ありだからだろ。…あ、終わったな」

団長「癒し系のBGMをバックにソロモン海戦が延々流れるだけというのもシュールなものだな」

ナズナ「これも世界花の気まぐれ、なんでしょうか……?」




団長「よし、こうなったら『好感度・咲MAXイベント』も見るか」ボタンポチー

ノコンギク「あっ、ちょっ」



※好感度・咲MAXは第三次ソロモン海戦でした

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