勇者(女)「淫紋……ですか?」【安価】 (227)

呪術師「ええ、そうです」

ニタニタとフードの下で笑いながら、彼女は勇者の腹部に指を立てる。

呪術師「本来淫紋は縛る物ですが、縛ると言うのは呪術的には力の方向性を定めると言うことです」

勇者「ええっと……つまり、力が出しやすくなると言うことですか?」

端正な顔に疑問符を浮かべつつ、勇者は尋ねる。

その言葉に呪術師は手を叩き喜ぶ。

呪術師「その通り、水の出口を細める様なものです。弱点は増えますが強力なのです」

そう言い、呪術師はフードを取る。

その褐色の顔には白い染料で何本か線画描かれており、綺麗な白髪にはオレンジ色の線が描かれている。

呪術師「この様に、両者合意の上の呪いは呪(まじな)いとなります」

クスクスと笑いながら、勇者の長い黒髪を梳く。

勇者「も、もう少し話を聞いても……?」

二つ返事はできず、勇者は更に説明を聞くことにする。

呪術師「ええ、良いですとも」

クスクスと笑い、彼女は木の根に腰掛ける。

ポンポンと隣を叩き、勇者はおずおずと隣に座る。

呪術師「淫紋といっても私の様に染料で表面だけのものや、刺青にしさらに強力にするもの」

呪術師「更には局部などに装飾品をつけるなどがあります」

その言葉に、勇者は尻込みする。

勇者とは言え少女だ、嫁入り前の体をそう無闇に弄りたくはない。

呪術師「安心してください、私を信じて?」

勇者「…………わ、わかりました……」

思わず手を握られ、勇者は頷いてしまう。

たった数日前成り行きで助けた彼女と、こんな密接になるとは思いもよらなかった。

呪術師「では、どういった効果の淫紋にいたしましょうか?」

勇者「あ、えっ、と……」

迫られながらも、どうするか考える。

淫紋の効果
例、アナルが弱点になる、チンコが生えるなど(模様なども書けば採用)
直下

長く細い指に、黒い染料をすくう。

そのまま勇者の胸の谷間に当てる。

勇者「ん、っ……」

ピクンと震え、彼女の手のひらほどの胸がプルンと揺れる。

嗜虐的に呪術師は笑いながら胸の中心に淫紋を描き終わる。

呪術師「五感の敏化、終わりましたよ?」

勇者「あ、ありがとう……ございます」

耳まで赤くしながら、服を着なおす。

勇者「ん、ふぁっ……ひうっ」

小さな衣摺れだけで、勇者は甘い声を漏らす。

勇者「やぁぁあ!」

彼女の剣が閃き、モンスターを倒す。

勇者「っく……はぁ……はぁ……」

上気した顔で、彼女は膝をついてしまう。

疲労ではなく、快感によってだ。

呪術師「大丈夫ですか?」

4匹のうち魔術に優れた個体を引き受けていた呪術師がゆっくりと近寄る。

勇者「た、体力が……もたな……」

呪術師「慣れが必要です、どんな呪いも慣れ、適応すると言うのが一番の特効薬ですからね」

そう笑いながら、既に敷いてある野営場所へと勇者の肩を抱きながら歩く。

呪術師「お休みになって下さい、明日には適応していますよ」

耳元でささやきながら、勇者をハンモックの中に寝かせる。

呪術師「……くふふ……」

寝息を立てている勇者をみる呪術師は、嗜虐的に微笑む。

この美しい少女が、自分の力によって徐々に自分に依存していく。

その様が、堪らなく彼女を昂らせた。

呪術師「うふふ……」

細い指で勇者の頬を撫でると、勇者は小さく抵抗する。

呪術師「次はどんな淫紋を描こうかしら……」

髪を一房手ですくい、ゆっくりと匂いを嗅ぐ。

勇者「淫紋を、更に?」

呪術師「ええ……あなたは順応性が高いみたいです、更に淫紋を刻めば相乗効果でもっと強くなります」

喉を鳴らしながら、勇者に囁く。

その微かな風に、勇者は蕩けた顔になる。

呪術師「どうですか? 試して、見ませんか?」

彼女の白い手に、呪術師は細い指を這わす。

呪術師「更に、強くなれますよ?」

勇者「……じゃあ……お願い」

その返答に、呪術師は獲物を捕らえた蛇の様に口角を吊り上げる。

呪術師「では、描いていきましょう」

淫紋の効果
例、アナルが弱点になる、チンコが生えるなど(模様なども書けば採用)
直下

黒い染料を胸の下からすくうように乳輪まで滑らせる。

すると、徐々に勇者の手のひらに収まる程度の乳房は膨れていく。

呪術師「どうですか、感想は?」

最後には子供の頭程に肥大化した乳房を、呪術師はニコニコと笑いながら揉みしだく。

むろん互換の敏化は解除していない、勇者はその褐色の指が動くたびに甘い声を発する。

勇者「なんだか、変な、感じです……」

熱い吐息を繰り返しながら、勇者は呪術師にしな垂れる。

呪術師「……少し休憩しましょう、無理は禁物です」

勇者「はい……」

勇者「はぁっ!」

剣が煌めき、悪魔のようなモンスターが切り裂かれる。

確かに、呪術師の淫紋により強くなっている。

彼女はそう実感していった。

呪術師「おつかれさまです」

勇者「支援ありがとう、もう少しで街ですね」

呪術師「ええ、しばらく英気を養ってからまた出発しましょう」

その提案に賛同し、勇者は剣についた血を拭う。

街につき宿をとった二人は、そのまま旅の汚れを洗うため浴場へと向かう。

勇者「……そう言えば、染料は……」

呪術師「呪術で肌になじませています、高純度の魔力を含んだ水か解呪でもかけなければ大丈夫です」

そういい、呪術師は髪を洗って見せる。

白い髪に描かれたオレンジ色の染料は、確かに水で濡れた程度では滲みもしなかった。

安心した勇者は隣に座り体を洗い始める。

……利用客はどうやら彼女等二人だけらしく、まるで貸し切りの様だった。

呪術師「ふふ……やっぱり、綺麗な肌……」

水を弾く白い背中を、呪術師は指を這わせる。

勇者「んひゃぁ!?」

呪術師「それに、胸も私と同じくらいに育って……」

その背中に胸を押し付けながら、背後からたわわな乳房を揉む。

勇者「ひぁ、んっ、んんっ!」

慣れた手付きの彼女の拘束から逃れられず、勇者は浴場から上がるまで胸を揉まれ続けた。

呪術師「先程のは敏化への耐性の為です、湯で温まっているから効果も上がったと思います」

優しく微笑みながら勇者を湯船にまで運ぶ。

勇者「そ、そう? ありがとう……」

仲間を疑う事は無く、素直に彼女は感謝を述べる。

その言葉を聞き、呪術師はニタニタと笑う。

呪術師「……どうでしょう、旅と並行するよりも街で一つずつ淫紋を描くよりも負担が少ないかと」

勇者「じゃ、じゃあ……」

呪術師「では、折角肌も露出していますし……今、しちゃいましょう」

淫紋の効果
例、アナルが弱点になる、チンコが生えるなど(模様なども書けば採用)
直下

ツツ、と指を胸に滑らせ乳輪の周りを丸く描く。

呪術師「これは意識的にオンオフ切り替えられます」

その言葉とともに、両乳首を抓りあげる。

勇者「ん、っひぁ!?」

みるみると乳首が肥大化し、まるで男性器の様になっていく。

呪術師「とりあえず処理しますね……? それ……!」

嗜虐絵t気に笑い、二つの男性器を扱く。

勇者「ひ、ぁっ、らめっ、んひゃぁ!?」

湯船を越え浴場の床に母乳が飛び散る。

勇者「も、もう、ひゃめ……」

呪術師「収まるまでしますね? 服、もうありませんものね?」

濡れた黒髪に鼻をうずめながら、クスクスと笑う。

勇者「そ、それはっ、貴方が……んんっ」

呪術師「後でお洋服、新調しましょうか?」

そう言いつつ、二つの男性器が射精する。

呪術師「あまり弄らないでくださいね? オンオフが効かない間は抑えきれませんよ?」

黒髪を優しくタオルで乾かしていく。

勇者「…………はい……」

流石に気になるのか、大きくなった胸に視線を落とす。

そんないじらしさに呪術師は薄く微笑む。

呪術師「それじゃあ、買い物、いきましょう?」

いつものフードを羽織り、呪術師は髪を纏めていたタオルをとる。

勇者「はい、お金もありますしね」

彼女も、きつくなった服を取り出し急いで着込む。

軽鎧を新調し、彼女は新しい武器にも目を通す。

大きな街か、危険なモンスターが近くに生息する街ではこれは常識だ。

勇者「うーん……今ので問題ないかな」

そう言い、彼女は店から出る。

商店を出て通りに足を運び呪術師を探す。

呪術師「こっちですよ、勇者」

ヒョコっと顔を出した呪術師に手招きされ、勇者もその衣服店に入る。

呪術師「ほら、こんなのはどうですか?」

彼女が持ってきたのは、白いドレス……少し彼女の印象とはずれていた。

勇者「……それもいいですけれど、呪術師にはこっちの黒が似合うと思います」

レースがなくなり、スカートがロング丈になっている黒いドレスを持ってくる。

呪術師「これは、あなたのドレスよ」

ニコニコと笑い、試着室に連れ込む。

勇者「こ、こんなの……私には……」

呪術師「少しだけ、街にいる少しだけでいいの」

ニタニタと笑いながら、勇者の少しきつくなった服を脱がせ始める。

呪術師「……脱ぐついでに、一つ追加しましょう」

淫紋の効果
例、アナルが弱点になる、チンコが生えるなど(模様なども書けば採用)
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腰の少し上、ヘソの少し下に複雑な淫紋を描く。

勇者「こ、こんな……」

呪術師「ふふ……お召し物を着る前にしておくことがあるみたい……」

裸に剥いた勇者の秘所に口をあてがい、舌を動かす。

勇者「や、ダメ……ダメ……っ、んん……っ」

小声で抵抗するが、堪らず呪術師の口内に放尿する。

それを残さず嚥下した呪術師は、恍惚の笑みをうかべる。

呪術師「さあ、着替えましょう?」

勇者「は、はい……」

力では抵抗はできるが、勇者はいつも呪術師の行為に抗うことはできなかった。

手を絡ませて2人は歩く……呪術師に絡まれている、と言った方が正しいが。

呪術師「ほら、あそこの食堂……軽食でもどうですか?」

基本的に主導権は握られたまま、勇者は提案に頷くだけだった。

店員の案内で店の奥の席に案内される。

勇者「えっと…………何を頼んだらいいのかな……」

年頃の少女にも関わらず、疎い彼女は困惑する。

呪術師「これを二つ」

素早く注文を終えた呪術師は、メニューを取り上げ勇者の両手を自分の手で包む。

呪術師「2日休んだ後、出立しましょう」

勇者「そ、そうですね……反対はありません」

呪術師「……それじゃあ、しばし休みましょう」

そう言い、出された飲み物を飲み始める。

勇者「ん……ふぅ……んん……」

白いドレスを抑えながら、ひどい内股で呪術師の後ろを歩く。

嵌められた……気づいたのは良いが既に遅かった。

呪術師「ふふ、どうかしました?」

勇者「お、おしっ、おしっこが……」

子供のように自分の股間を抑え、涙目で呪術師に助けを求める。

その姿を見て、呪術師は自分の背に電流が流れるような錯覚を覚える。

呪術師「ほら、こちらに……」

そう言われ連れてこられたのは……薄汚い……と言うか汚らしい路地裏だ。

呪術師「ほら、裾を持ち上げて下さい、かかってしまいますよ?」

勇者「そ、そん、なぁ……っ」

ぐずる彼女だが、その足に温かい液体がつたりはじめる。

勇者「う……ぅうっ!」

呪術師「ちゃんと隠してあげます、ごゆっくり」

そう言うと、音や光がぼやけはじめる……ある一定の地点まで行くと、くぐもった音とぼんやりとした光だけになる。

だがいちいち構っている暇もなく、スカートの裾を掴み脚を広げ、腰を前に出し壁に向かい勇者は放尿を始める。

勇者「あっ、あ……ぁ……ぁ……っ」

敏化による快感を得ながら、勢いの良い尿は数秒間音を立てて壁にかかる。

涙目になりながら、勇者は新しい下着を履く。

勇者「うっ、うう…………」

呪術師「流石にデメリットが大き過ぎるようですね」

そう言いながら、彼女はいつものローブの中から小さな宝石のようなものを取り出す。

……何か嫌な予感を感じ、勇者は一歩下がる。

呪術師「尿道を栓する淫具です」

勇者「つまり……それにも、なにか?」

呪術師「ええ……ですが、尿を漏らすよりも良いと思います」

渋々、勇者は頷く。

淫具
例、アナルが弱点になる、チンコが生えるなど
直下
下2

彼女は淫具を尿道に挿入する。

……冷たさに小さく震えるが、これで漏らすことはなくなった。

勇者「それで、どう言う効果が?」

呪術師「舌がビンカンになっちゃいます」

ベロッ、と呪術師は細長い自分の舌を出しながら笑う。

呪術師「それと、パンツが履けなくなります」

勇者「……わ、わかり、ました」

勇者「ん、んぷっ、んんっ!?」

断続的に水音を立てながら、ベッドは軋み続ける。

勇者「ひゃ、め……んむっ、れるっ!?」

呪術師の舌が勇者の舌と絡む度、勇者は腰を浮かす程に感じる。

なんとか呪術師の高速を外し、ようやく息を吸う。

勇者「な、なん、れぇ?」

呪術師「…………耐性です、突然腰砕けになる前に」

そう言い、舌の先に唾を垂らす。

甘いような、温かい液体を勇者は舌で感じる

勇者「も、もう……限界、です……」

呪術師「そうですね、夕餉を食べましょう」

口元についた唾液をぬぐいつつ、呪術師は立ち上がる。

勇者「…………こん、なに……濡れて……」

シーツにできた大きな染みを見て、勇者は耳まで赤くする。

勇者「美味しいですね! これ!」

モリモリと勢いよく食べながら、彼女は一品食べ終わる。

呪術師「肉体労働職は高燃費ですねぇ……」

対して、ゆっくりよく噛みながら呪術師はぼんやりと呟く。

勇者「食べますか?」

呪術師「いえ、もう一度お風呂に……行きます?」

勇者「はい!」

返事をし、残った皿も掻き込む。

朝と違い、浴場にはたくさんの利用客が居た。

流石にあまり派手には行動できなかった呪術師は、普通入浴を済ませた。

呪術師「それじゃあ、寝ましょうか」

勇者「はい、そうですね」

夜尿対策にトイレから戻ってきた勇者は、夜着に着替える。

勇者「それじゃあ……っ、わぁ……」

呪術師「……? どうかしましたか?」

褐色の肌は一糸纏わず、描かれた呪術的紋様もその美しさを際立たせて居た。

勇者「綺麗……」

野宿ではきているものはそのままに、朝着替えて居た為こうマジマジと見るのは初めてだった。

呪術師「……ふふ、一緒に寝ます?」

勇者「え、や、そんな……」

呪術師「……何か描きましょう、サービスで強めのを描きます」

機嫌が良くなったのか、呪術師はニコニコと笑う。

淫紋の効果
例、アナルが弱点になる、チンコが生えるなど(模様なども書けば採用)
直下

更新が滞り申し訳ない

まず、今回の安価では今後ワンパターンになる、それと今後の展開の妨げになる
以上の点から、このスレの寿命を縮めると思います再安価します

それから以前出た乳首チンコも、活かし方がわからないこと、そして同様にワンパターンなると考え今後無いものとし扱います

補填としてまず再安価を行い、更に何個か今後の展開やシチュエーションなどの要望などを聞いてみます
可能なものや魅力的なものは、できる限り実行しようと思います
それと、本日の更新は難しいと思うので明日以降更新します

淫紋の効果
例、アナルが弱点になる、チンコが生えるなど(模様なども書けば採用)
直下

制限の話なら多くは設けないつもりですが
人体改造は軽めで、スカ系は羞恥プレイ程度が限界です浴びたり塗ったり食べたりはあんまり造詣が深く無いので
それら以外は努力なり、できなければ再安価させていただきます

とりあえず、ニッチな性癖や安価の方針は明言したので、ここら辺でお終いにしてください

ヘソの周りを、弧を描く様な淫紋が三つ現れる。

勇者「これ、は?」

呪術師「こういう事です」

嗜虐的に笑い、ヘソに指をいれる。

ピクンと体を震わせる。

勇者「な、ふぇ?」

呪術師「ふふふ……可愛い……」

ニヤニヤと笑いながら、親指でヘソを弄る。

勇者「ひゃ、んひっ、んにゃぁ!?」

何をされたか気付いた勇者だが、もはや抵抗できない。

そのまま、良いように呪術師にされるがままになった。

呪術師「ん、ぺろ……じゅぷ」

勇者「ひっ、あっ……んひぃ……!?」

引き締まった腹筋が唾液でテラテラと光を反射する。

長い呪術師の下が下腹部からヘソの周りに辿り着き、円を描くように周りを舐める。

そのまま舌をヘソにねじ込むと、勇者は弓のように体を反らせる。

勇者「ひっ、ひぁっ!? ひぃっ!?」

潮を撒き散らしながら、だらし無く喘ぎ続ける。

そんな彼女を見て、呪術師は更に止まらなくなる。

両手を背にまわし、そのままいつまでもヘソを嬲り続ける。

勇者「んひっ、ひゃめ、やめてっ、んひゅぅ!?」

……勇者が目を覚ますと、寝息を立てている呪術師の顔が目の前にあった。

普段は呪術師の方が先に起きているが……気を失った勇者はいつもより大分早く起きたようだ。

呪術師「……ん……んん」

抱きつかれていた腕をどかそうとすると、呪術師は目を覚ます。

勇者「あ、ご、ごめんなさい……」

申し訳なさそうにすると、呪術師は目を薄めながら笑い。

勇者「んひゅぅっ!?」

そのまま勇者の唇を奪った。

一泊2日の滞在で二人とも英気を養い、万全のコンディションで旅を再開する。

勇者「街で聞いた噂によると、南の山脈を越えた先に魔王軍がいるらしいです」

呪術師「…………ええ、こちらも占いで確認しました」

小さな頭蓋骨の目が紫色に光り、カタカタと顎を鳴らす。

勇者「山を迂回して川に沿うよう進みます、そうすれば魔王軍の背後を突ける可能性もあるので」

旅の経験は二人とも同程度だが、魔物との戦いでは勇者の方が経験を積んでいる。

呪術師も小さく頷き、地面に広げたまじない道具を片付ける。

2人は一日ほど歩き続けると、川のほとりにある小屋にたどり着く。

呪術師「……無人……?」

勇者「多分狩人や冒険者の為の一夜の宿だと思います……昨日は徹夜で歩きましたし、今日はここで朝まで過ごしましょう」

そう提案すると、勇者は持っていた荷物を置く。

勇者「薪を割ってきますので、夕食お願いします」

呪術師「はぁい、任せて」

役割分担を済ませ、早速行動に移す。

少しだけ錆びた斧で蓄えられていた薪を割っていく。

勇者(……出る前に薪を拾って……あと研いでいこう)

そんなことを考えていると、遠くの空が赤らんでいく。

勇者「ふう、こんなものかな?」

汗を拭い、割った薪を担ぐ。

中に入ると、呪術師が鍋を掻き回していた。

呪術師「ちょうどよかった、2、3個焼べてください」

小さくなった炭の横に薪を入れ、火力を上げる。

呪術師「もう少ししたらできますから」

勇者「じゃあ、片付けておきますね」

火の始末を済ませ、扉に閂を下ろす。

蝋燭を消し、窓の鎧戸を閉める。

呪術師「それじゃあ、服を脱いで?」

勇者「……はい……」

足首まで伸びた布鎧を脱ぐと、無垢な恥部が露わになる。

そのまま上着も脱ぎ、埃っぽい小屋で一糸まとわぬ姿になる。

胸の中心、脇腹から伸びる二本の線、ヘソの周りと少し下。

淫具も含めると、随分と様々な効果を重ねた。

勇者「ま、また……ですか?」

呪術師「あなたは他と比べ耐性が高いんです、ですから、多少無茶してもいいんですよ」

そう言い、いつもの染料を指に着ける。

淫紋の効果、またその模様
直下

一周するように首に指を這わせ、首輪のような淫紋が描かれる。

勇者「こ、これで……なにが……」

言い切る前に、呪術師の舌がねじ込まれる。

勇者「んひゅぁぁぁ!?」

そして気付く、自らの身体の裡から発せられる熱に。

呪術師「ふふ、軽いキスだけども……効く、でしょう?」

いつもとは比べ物にならない短さの接吻だが、何故か自分の手が胸やヘソから離れない。

いや、段々弄る手は早くなっていく。

勇者「はっ、はひっ、ひあっ」

甘い吐息を漏らしながら、彼女はついに呪術師にしな垂れる。

トロンとした顔で呪術師を見上げ、上気した顔や吐く息はとても熱い。

勇者「お、ねがひ……たひゅ、けっ」

呪術師「……うふふ……はい、あーん」

彼女の細い指が勇者の口の中に滑り込む。

そのまま、陰核ほどに敏感になっている舌を指で犯す。

勇者「あっ、がっ、ひゃぎ、んはぁっ」

釣られた魚のように、ピクピクとその身を震わせる。

呪術師「じゃあ、いつもみたいに、特訓……しましょうね?」

右手を抜き、左手をさしこむ。

テラテラと唾液で光る指を舐めながら、ジックリと勇者をいじめる。

……目を覚ますと、呪術師が朝食の支度をしていた。

勇者(特訓で寝ちゃったみたいですね……)

恥ずかしそうに櫛で髪を梳く。

……ふと、勇者は考える。

勇者(もしかすると呪術師は特訓を楽しんでいる……?)

昨晩の彼女のことを思い出すが……苦笑いしながら頭を振る。

勇者「そんな訳ないか……呪術師、何か手伝うことはありますか?」

呪術師「ふふ、お皿を出してください」

勇者「はい、えっと……」

……数日間の行軍の末、2人は目的の地点にたどり着く。

山の崖を背にした廃砦、そこにはモンスターの気配で満ちていた。

呪術師「……少し、難しいのでは?」

勇者「明日の朝……多分雨が降ります……その時、近くの軍も攻め込むと思うので……崖から強襲します」

彼女の持つ多くはない魔術の一つ、遠見の魔術で中を探る。

防壁によって魂が焼かれる危険があるが、持ち前の強靭さで強行突破する。

勇者「とりあえず軍まで逃げましょう、ばれました」

呪術師「はい、準備できてます」

軍と合流し、勇者は持ち帰った情報を話す。

将軍「……吸血鬼?」

勇者「はい、間違いありません」

将軍「…………」

一軍の指揮官が何処の馬の骨ともわからない彼女の話を二つ返事で了承は本来しない。

だが、今までの状況証拠や……彼女が持つ不思議な説得力に、老将は少しだけ唸る。

勇者「……全軍とは言いません、むしろ奇襲の為に見つからない少数で行きたいんです」

彼女の策は奇襲を仕掛け、その隙にさらに奇襲を仕掛けるものだ。

将軍「……分かった、今夜までに検討し答えを出す」

勇者「ありがとうございます」

深く頭を下げ、将軍のテントから退室する。

勇者「きょ、今日はダメですからね」

呪術師「はて?」

ニヤニヤと、呪術師は勇者の体に覆い被さりながら笑う。

勇者「も、もしかすると、明日の朝奇襲するかも、知れないので……い、淫紋はっ」

呪術師「しませんよ?」

ニッコリと笑いながら、勇者の服を脱がせていく。

呪術師「特訓だけです」

そう言い、勇者の唇を奪う。

勇者「んむぅっ!?」

呪術師「夜明け……わかりました」

テントの外からの言伝を聞き、呪術師は静かに頷く。

勇者の案が採用され、数十名の兵士とともに夜明けとともに砦に進軍することになった。

……当の発案者の彼女は、今現在呪術師のヘソの手淫でビクビクと痙攣し続けているのだが。

呪術師「それじゃあ、おやすみなさい」

ヘソから手を離し、気絶している勇者を抱くようにして眠る。

テントの中は勇者の香りで満ちており、目の前の勇者も汗だくだった。

呪術師にとって、これほどに心地よい空間はなかった。

彼女たちは一頭の軍馬を借り、それに2人で乗った。

馬に乗れる勇者の腕の中に呪術師を座らせたかったが、背の関係でそれは逆になった。

落ちぬよう呪術師は脇の下から腕を回し抱きつくようにしている。

……どこか甘い呪術師の吐息を耳に感じながら、勇者は小声で尋ねる。

勇者「……呪術師は……もしかして、女の子が好きなんですか?」

呪術師「いいえ?」

驚くほどの即答に、勇者は反応に遅れる。

呪術師「だって、あなたが男でも、大好きなのですから」

勇者「…………ありがとう、ございます……」

直球の告白に、心臓が動悸するのが分かる。

作戦が始まり、勇者は呪術師を背負い崖を登る。

彼女は精神の動揺が身体的パフォーマンスに左右されるほど未熟ではなく、数分ほどで崖を登りきる。

……眼下では廃砦の正門でモンスターと兵士たちが戦っている。

遠くには援軍も控えている。

正門で戦っているものたちは突然砦を攻める奇襲と思い込ませる囮だ。

本命は指揮官へのピンポイントな奇襲、暗殺。

それは崖の上り下りができ、なおかつ指揮官と戦えるほどの戦力ではならない。

そして、勇者がこの危険な担当として一番相応しかった。

勇者「……呪術を使って、安全におりて屋上で戦闘を見ていてください……苦戦したなら、援護を」

簡潔に指示を行い、勇者は崖を飛び降り砦の最奥、遠見の魔術で捉えた吸血鬼の根城に飛び込む。

石でできた天井は、勇者の倍の体積を持つ落石ですら物ともしない。

だが、彼女は石ではなく人であり、ただの人でもない。

岩壁を駆け加速し、最後に岩肌を蹴り天井を切断する。

吸血鬼「……なに……」

肩まで伸びた金髪に、血のように赤い瞳。

その肢体は淫紋が刻まれる前の勇者よりも華奢で薄い。

だが……尋常ではない力を持っていると確信できた。

吸血鬼「ぐあ!?」

先手を取った勇者は右腕を切り落とし、更に吹き飛んだ右腕にナイフを投げ天井に串刺しにする。

血は流れてはいるが見た目よりも消耗は少ないだろう。

この作戦は短期決戦、増援が来る前に、囮の部隊が退く前に決着をつけなければならない。

吸血鬼「貴様……っ!」

勇者「……いきます!」

彼女に取って勇者は天敵であった。

速度で魔術は躱され、技術で攻撃は居なされる。

そして右腕の喪失が戦闘を短絡的に、呆気なく勝敗を決めた。

吸血鬼「ぐ、う……」

右腕の分の体重が急に無くなり体捌きに隙ができた吸血鬼は、怪力も再生力も十全に活かせず勇者の縄につく。

勇者「呪術師、巻き上げてください」

崖の上で手筈通り術式を編み上げていた呪術師は、小さな指の動きで縄を蛇のように操る。

すると勇者、吸血鬼、最後に呪術師を砦から崖の上まで運ぶ。

呪術師「力を制限させましょう」

指に染料を塗り、吸血鬼の服を脱がす。

呪術師「前にも言いましたが、同意があれば呪(まじな)い……では一方的では?」

勇者「呪い……つまり、不本意な淫紋を付与することで弱体化させる、と言うことですか?」

呪術師「ええ、幸いにももとより拷問する相手です、ひどい淫紋でもよろしいでしょう」

淫紋の効果や模様や位置
直下

吸血鬼「お、おのれぇ……」

しかし、いくら睨んでも呪術師には魔眼では何の効果もない。

呪術師「うふふ……ほぉら」

彼女は歯ブラシを再び吸血鬼の口に突っ込む。

吸血鬼「ンフッ!?!? んふぉぉ!?」

ビクビクと小さな体を動かし、ピクピクと痙攣し始める。

吸血鬼「ひや、ひゃ、め、ろぉ……」

呪術師「楽しいのでダメです」

勇者「…………襲われている」

ある程度弱らせた吸血鬼を背負っていた彼女は、野営地に戻り唖然とする。

つい数時間ほど前までの面影を完全になくし、血と残骸だけがそこにあった。

呪術師「いったい……」

勇者「……手練れも何人かいました……それをこうもあっさり」

その場に散らばっている剣の様子を見ながら、勇者は残された情報を何とか掬い上げようとする。

勇者「何か知っていることはありますか?」

背負っている吸血鬼に話しを振ると、彼女は口を開く。

吸血鬼「恐らく、幹部の増援だ……こうも早く到着すると思っていなかったが……おそらく、進路上にあったので叩き潰したのだろう」

その言葉を聞き、勇者は呪術師の手を取る。

勇者「追われているかもしれません、走りましょう!」

半日ほどかけ歩いた2人は、小さな村に辿り着く。

一先ず宿で一部屋借り、疲れた体を癒すことにした。

吸血鬼「………………」

猿轡を咬まされている吸血鬼は少しだけ睨みながら、部屋の隅に座る。

呪術師「どちらにしましょうか」

不意の言葉に、勇者は小首を傾げる。

勇者「どちらに?」

呪術師「さすがにこの疲労度では2人一度には無理です……ですから、どちらに淫紋を描こうかと」

淫紋の効果、そして対象を2人のうちどちらか選んでください
直下

吸血鬼「ん、ぁ……やめ、ん……っ」

呪術師「すぐ済みますよ」

そう言うと陰核から手を離し、その周りを指で円を描く。

すると、みるみるうちに吸血鬼の陰核は肥大化し……。

勇者「は、腫れてますよ……だ、大丈夫ですか?」

吸血鬼「な、なん……くぅっ!」

華奢な吸血鬼の身体とは正反対な巨根が、淫臭を放ち反り返っていた。

呪術師「処理しなければひどく集中力が乱され思考が鈍り……最終的にはただただ扱くだけに思考が固定されます」

ニヤリと笑い、彼女の足が吸血鬼の男根を踏む。

吸血鬼「おひっ!?」

呪術師「まあ、処理は他人の手を借りる必要があるんですけど」

吸血鬼「あっ、ほっ、ほぉっ!?」

ビクビクと震えながら、たやすくその陰嚢から精液を撒き散らす。

呪術師「ほらほらっ、まだ出せるでしょう!?」

嘲るように笑いながら、呪術師はきの男根をその指で扱く。

目隠され手も拘束されている吸血鬼は先程から嬌声を上げ続けている。

吸血鬼「あっ、ひっ、おほぉぉぉっ!?」

腰を浮かせながら、快楽のままに射精する。

吸血鬼「やめ、やめろっ、んひぃっ!?」

呪術師「痛い方が物覚えしやすいですかぁ? うふふふふっ!」

陰嚢を残った手で握りしめながら、彼女は無様な吸血鬼を笑う。

呪術師「ほぉら、ピュッピュッ、ピュッピュッ」

吸血鬼「ひっ、ん、ひぁっ、んんんっ!?」

彼女の掛け声と同じタイミングで、情けなく吸血鬼は精子を放つ。

気を失った吸血鬼に、呪術師は何か仕掛けをする。

勇者「……それは?」

呪術師「弱っているので、今なら隷属化が一方的にかけられるので」

つまり、裏切りや逃亡を防いでいるらしい。

呪術師「流石になんでも言う通り……はできませんが、害することは防げます」

そう言い、手についた精子をなめとる。

呪術師「んふ……膨大な魔力も手に入れましたし、大変有用です」

ニコニコと笑いながら、服を脱ぎ布団の中に入る。

休息を終え、三人は村を出発する。

先頭に呪術師が歩き、手を繋ぐように吸血鬼の手を引き勇者が後ろを歩く。

この距離なら本来は全力を出せれば避けようもない拳が勇者の心臓を摘出できる。

だが、呪術師の隷属化によりその行動は数秒遅れざるを得ない。

それほどのロスがあれば、手を握っている勇者はたやすく逆側の腕を先日と同じように切り落とせる。

吸血鬼「…………」

勇者「えっと……冷たいですね、体温」

とうの勇者自身は何故か異様に気を使っているが。

三人は夕方まで歩き続け、夜になると川の近くに野営することになった。

勇者とうの呪術師が代わる代わる眠り、吸血鬼は一晩起きることにした。

3度目の交代を終え、勇者は川の水で顔を洗い焚き木の近くに座る。

勇者「…………? 顔、赤いですよ?」

吸血鬼「な、なんでも、ない……」

少し心配に思い、赤い顔の吸血鬼のそばに座る。

勇者「話してくれないと困ります」

ずいっと顔を近づけると、吸血鬼は観念したように告白する。

吸血鬼「……あの、頭のおかしい女に……淫紋を……」

勇者「……どんな、効果なんですか?」

淫紋の効果、位置や模様も募集
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貴族服のボタンを外し、シャツをめくる。

腹部には見慣れない、複雑な文様の淫紋が刻まれていた。

吸血鬼「子供にしか発情できなくなった……」

心底恥ずかしそうに、スカートをめくり始める。

吸血鬼「みろ……今日一日我慢しただけで……お前に、興奮している」

半勃起した陰茎の先から、透明な液体がプックリとにじみ出ていた。

確かに勇者は子供であるが、同時に女性でもある。

その少女性のおかげで、かろうじて吸血鬼の性癖の内側に勇者がいた。

吸血鬼「頼む……処理、してくれ……」

荒く息を吐きながら、その陰茎は赤黒く怒張している。

勇者「え、ぇぇ……」

吸血鬼「あっ、あ……っ、ん……ふひっ」

大きな乳房に吸血鬼の男根が包まれ、先走り汁が潤滑液となりいやらしい音を立てる。

すでに三回射精しており、勇者の黒髪は吸血鬼によってマーキングされていた。

勇者「う、ぅう……ん、んっ」

敏感な彼女も動くたびに感じ、泡立った精液がさらに興奮させた。

吸血鬼「で、でるっ、あっ、あああっ!?」

4度目の射精は豊かな乳房の中に放たれ、湧いた水のように谷間からゴポゴポと溢れてきていた。

朝になり、三人は川に水浴びをする。

流水が苦手な吸血鬼はスカートをたくし脚を着かせるだけだが、残りの2人は一糸纏わぬ姿だ。

呪術師「では、当初の目的通り」

勇者「はい、魔王城への旅に戻りましょう」

先の野営地からの追跡者はいないと判断し、進路を変えることにする。

呪術師「ふむ……吸血鬼を戦力に加えませんか?」

勇者「それは……もちろん心強いでしょうけれど……」

呪術師「……では、今朝は勇者様と吸血鬼両方に同じような淫紋を描いてみましょう」

淫紋の効果、位置や紋様もご自由に
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勇者「も、もういいですか……?」

吸血鬼「……ぅう……」

2人の背中には、対になるように翼を模した淫紋が描かれた。

その効果によってか、背中を露わにしているだけで耳まで赤くしていた。

呪術師「肌すら見せられないほど恥ずかしいでしょう?」

小さく勇者は頷き、服のボタンを閉める。

呪術師「それは揃って発動を抑えられます、本当に恥ずかしい時は手を握るといいですよ」

ニコニコと笑い、野営道具を片付ける為呪術師は踵を返す。

呪術師の言う通りにすれば慣れるまではどうにかなると勇者は考えていた。

だが、彼女の目論見には思わぬ落とし穴があった。

吸血鬼「………………」

ピッタリとくっついている吸血鬼だ。

昨晩の淫紋によって、吸血鬼は勇者に発情している。

聡い彼女は性欲に振り回されることはないが、こうも密着すれば話は違う。

吸血鬼「……はぁ……はぁ……」

腕を絡めて、甘い息を吐きながら吸血鬼の顔は羞恥心とは違う理由で赤くなっていく。

呪術師「今晩の寝床の周りに魔除けのまじないを敷きます」

勇者「ならゆっくり眠れますね」

森を抜けた三人はそんなことを話しながら野営の準備をする。

呪術師「念のため吸血鬼さんを連れて行きます」

勇者「はい、じゃあここでご飯を作っておきますね」

ニコニコと今晩の料理を用意しながら、勇者はナイフを取り出す。

吸血鬼「こ、の……っ」

手を木に縛り、足を開かせスカートを脱がす。

彼女にとっては羞恥極まりない格好だが、男根は不本意にもそそり立っていた。

呪術師「絞るだけですから、気にしないでくださいね?」

吸血鬼「や、やだ……ふあ!?」

冷たい手に握られ、乱暴に扱かれる。

あまりの快感にビクビクと背を震わせ、口はカチカチと鳴らす。

呪術師「焚きつけたのに妬いちゃいました……ふふ、失敗失敗」

自嘲するように笑い、そのまま陰嚢を握る。

呪術師「八つ当たりです、付き合ってくださいね?」

吸血鬼「んひぃぃっ!?」

我慢できず射精し、呪術師の顔に精子を放つ。

呪術師「やっぱり濃厚ですね……それじゃあ、描いちゃいましょうか」

淫紋の効果、位置や模様なども
直下

ちょっと可哀想なので下にずらします

下腹部に薔薇とハートを模した淫紋を描く。

呪術師「射精管理、と言うものです」

クスクスと笑いながら、細い指で亀頭や鈴口を弄る。

甘美な刺激にビクビクと腰が動いてしまう。

呪術師「誰かがイけ、と言うまで貴女は射精できません」

吸血鬼「……な…………っ!?」

嗜虐的に笑う呪術師に対し、吸血鬼は絶望と言った表情をつくる。

吸血鬼「た、頼む……そ、それ、だけは……」

呪術師「ふふ……絶頂を限界まで溜めて……最後に放つ……凄まじいカタルシスでしょうね」

喉を鳴らしながら、太ももの間に陰茎を挟む。

呪術師「仲直りのキスをしましょう? 喋れないくらい濃厚な」

吸血鬼「ひっ、や、やめっ! んむぅっ!?」

優しく唇を奪われながら、吸血鬼は牙を舌で弄られ何度も甘い声を出す。

下半身では呪術師が激しく腰を打ち付け、太ももの間の陰茎は今にも破裂しそうなほど赤黒くなっていく。

呪術師「ぷは……はぁ……はぁ……ふふ、可愛らしい顔になりましたね?」

吸血鬼「ほぉっ、ほひっ、ひ、あっ、あひ……」

蕩けた顔を見ながら、吸血鬼の陰茎を壺の中に入れる。

呪術師「イけ」

その言葉とともに、獣のように吸血鬼は嬌声を上げながら絶頂し射精する。

勇者「お疲れ様です、ご飯できましたよ」

スープを作っていた勇者はニコニコと迎える。

勇者「なんだか大きな声が聞こえたけど……獣でもいるんでしようか」

呪術師「追い払ったので安心ですよ」

その言葉に納得し、椀を取り出す。

勇者「はい、今日はお肉多めです」

吸血鬼「…………」

彼女の手から無言で受け取り、吸血鬼は野菜スープを飲む。

ふと呪術師は考える。

先ほど貼ったまじないで今宵一晩暇になった。

じっくり愛すチャンスではないかと思案する。

呪術師(ですが迷いますね……)

勇者と吸血鬼、交互に眺める。

呪術師(折角だから勇者とまぐわうのも良いですが……吸血鬼を更に落とすのも……)

贅沢な選択肢に目を細める。

呪術師(欲張って、両方も……あり、かも?)

淫紋の効果と対象、位置や模様なども
直下

ちょっとどう活かせばいいか分からないです
何かこうしろ、と言うアドバイスはありますか?

蛇のように締め付ける淫紋が吸血鬼の陰茎に描かれる。

そして、同じように呪術師の右手の指にも絡まる淫紋が浮かび上がる。

呪術師「んふふ……んむ」

静かに微笑んだ後、人差し指と中指を口に含む。

吸血鬼「んひゃぁっ!?」

呪術師「指一本一本と感覚を共有しています……日本舐めれば、二倍と言うことです」

ニヤニヤと笑いながら唾液まみれの指を吸血鬼に向ける。

呪術師「舐めてください」

柔らかい唇を押し広げるように口内に入っていく。

吸血鬼「ん、んむっ、らるっ」

自分の歪な自慰を吸血鬼は熱心に行う。

呪術師「……うふふ……イけ、イけイけ」

吸血鬼「んぶ、んひゅぅぅ!?」

射精許可がおり、吸血鬼は射精する。

呪術師の身体は吸血鬼の精子で褐色の肌は白く染まる。

口から抜き取り、指で体にかかった精子を拭い取る。

それだけでも吸血鬼は甘い声を漏らす。

呪術師「勇者を見て欲情してましたよね? ふふ、いやらしい」

ニヤニヤと笑い、精液のついた指を吸血鬼の秘書に挿入する。

吸血鬼「ん、ふぁ……」

呪術師「まだ一本だけですが……どうですか?」

耳元で囁きながら指を動かしていく。

吸血鬼「あっ、ひ、ああっ」

呪術師「自分を犯して感じちゃうんですね……ふふ、変態吸血鬼さん」

呪術師「はぁい、最後ですよぉ?」

吸血鬼「や、やっ、もう、だめっ」

ニヤニヤと笑い睾丸を掴む。

呪術師「イけ、イけイけイけっ!」

射精解禁と同時に思い切り睾丸を押しつぶし中の精液を搾り取る。

搾られている吸血鬼は情け無い悲鳴と顔で腰が引けるが、呪術師は容赦無く搾精し終えた。


吸血鬼「おひっ、ひっ、おほぉ……」

最高の痛みと快感に吸血鬼は腰が抜けようやく膝が折れ尻餅をつく。

呪術師「もったいないっ」

吸血鬼「ひゃぁ!?」

尿道残っていた精子も吸い取り、味わいながら舌で弄び嚥下する。

呪術師「ふふふ、三つも瓶が満タンにできましたね? ふふふ……」

頭を撫でながら自分の下着を脱ぐ。

整えられた髪と同じ色の陰毛の下、テラテラと光る彼女の秘所を見せる。

呪術師「頑張れるならいつか私の処女、あげますね?」

興奮した様子で見上げる吸血鬼に、からかうようにそう告げる。

夜が明け朝になる。

一番最初に起きた勇者は軽めの朝食を用意する。

吸血鬼は食べないので二人分だ。

呪術師「……良い匂いですねぇ……」

珍しく寝ぼけ眼の呪術師が勇者の隣に座る。

勇者「おはよう、結界のおかげでよく眠れました」

素直に感謝を述べるが、既に勇者の肩にもたれかかって眠っていた。

勇者「……ふふふ」

珍しく隙を見せる呪術師に微笑みながら朝食を作っていく。

その後半日ほどかけ三人は街にたどり着く。

夜になってもその街は明るく、繁栄しているのがわかる。

呪術師「……大部屋を借りられて良かったですね」

勇者「はい」

高い値段の宿代だったが、部屋一つに浴室も備え付けられていた。

二人は揃って浴室に入り、いつものようにそれぞれの髪を洗う。

勇者「……姉ができたみたいです……ふふ」

呪術師「そうですか?」

長い勇者の黒髪に湯をかけ泡を洗い流す。

備え付けの浴室とは思えないほど広い浴槽で二人は並んで足を延ばす。

勇者「ふあああ……幸せ……」

数日振りの湯船に思わず顔が緩くなる。

呪術師「………………」

対して呪術師は勇者の裸体をじっくりと見つめる。

勇者「な、なんですか……?」

呪術師「いえ、ふふ……街にも来ましたし、一つ増やしましょうか?」

どこからか取り出した染料を指に絡めながら呪術師は笑う。

淫紋の効果、位置や模様など
直下

勇者「ひっ、あっ、んひっ!?」

湯舟で身悶えしながら甘い嬌声を発する。

浴室は彼女の声で反響しさらに大きくなる。

電流を流されているような錯覚を覚えながら、呪術師の手から逃れられずにいる。

呪術師「うふふ……ほら、お姉ちゃんって言ってください」

絶頂寸前の勇者に、呪術師はそう囁く。

勇者「お、お姉ちゃん……んひゃぁっ!?」

陰核を潰すように強くしごかれ勇者は身を反らしながら絶頂する。

浴室は勇者の匂いと石鹸の香りと煙に包まれる。

尿道を塞いでいた淫具も抜け、彼女はだらしなく放尿する。

勇者「も、もう、ひゃめへ……ひゃめへ、くらさひ……」

口付けから逃れた勇者は懇願するが、呪術師は意に介さない。

それどころか、呪術師は勇者の言葉に興奮すらしていた。

呪術師「駄目です」

くすくすと笑い、陰核に手を伸ばす。

勇者「ひ、んひぃ!?」

ガクガクと身を震わせ、指が動くたびに勇者は絶頂する。

浴室から上がった呪術師は勇者をベッドに運ぶ。

……のぼせたのか、顔はとても赤い。

呪術師「次は貴女です」

吸血鬼「………………」

シーツにくるまりながら、警戒した視線で呪術師を見る。

それに対し呪術師はニコニコと距離を詰める。

呪術師「明日は勇者さんと二人きりにします……ふふ、仲良くしてくださいね?」

そう言い、吸血鬼のシーツを奪う。

呪術師「湯浴みしてからにしましょう、どうぞ使ってください」

吸血鬼「………………」

逆らうことなく、吸血鬼は浴室に向かう。

浴室から出ると、吸血鬼はプルプルと体を震わせながら寝室に向かう。

吸血鬼「こっ、このっ、これは、なんだっ」

脱衣所には吸血鬼の服がなくなり、やとら布の少ない下着があった。

全裸よりも羞恥心を煽るそれから、吸血鬼の陰茎が出ている様は滑稽にも見えた。

呪術師「ふふふ……寝るんですから、気絶させておかないと」

ニヤニヤと笑い、呪術師は吸血鬼をベッドに引き寄せる。

呪術師「愛し合いましょ? 明日うまくやれば、私も抱けるんですよ?」

そう言うと、呪術師はいつもの染料を取り出す。

淫紋の効果、位置や模様など
直下

ちょっと展開が思いつかないのでご助力をば
希望する展開とか書いで待てください

背に描かれたのは錠前の様な紋様。

呪術師「んふふ、えい」

吸血鬼「ひゃあっ!?」

冷たい手が背中に触れ、吸血鬼は思わず声をあげる。

呪術師「この淫紋は触れた人の言葉に従ってしまうんです、まあ強く抗えば抵抗くらいはできますが」

そう笑い、ニヤニヤとベッドに深く腰掛ける。

その様子に吸血鬼は疑問符を浮かべるが、呪術師はさらに可笑しそうに笑う。

呪術師「とりあえず、自慰してみましょうか」

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