乙倉悠貴（以下悠貴）「プロデューサーさんは、可愛いものは知ってますか？もし知ってるなら教えてください！」

悠貴「え！教えてくれるんですか！次のオフですね、分かりました！」

悠貴「大丈夫です。予定は空いてますから！」

悠貴「えへへっ　楽しみにしてますねっ」

～当日～

悠貴「わー！ここ来てみたかったんですよ！プロデューサーさん、ここで教えてくれるんですね。私、頑張りますよ！」

悠貴「そうだプロデューサーさん　じゃーん！このリボンどうですか？可愛いと思いませんか？」

悠貴「遊園地のマスコットのクマちゃんとおそろいなんですよ　おっきくていいですよね」

悠貴「トップアイドルの人だって、頭のリボンがトレードマークって言ってますしね！　リボンは可愛い、そうですよね！」

悠貴「私、可愛いを勉強してもっと可愛く輝くんです！」

悠貴「え？他にはどんな可愛いを勉強したか　ですか？」

悠貴「そうですね……あっ『Kawaii make MY day!』を聴きました！」

悠貴「あの曲の女の子みたいに可愛くなりたいです！　空手の恰好をしてフルート吹いて休憩にドーナツ食べればなれますかね？」

悠貴「他には、えっと……『メルヘン∞メタモルフォーゼ！』も聴きましたよっ」

悠貴「そういえばプロデューサーさん。あの歌の変身シーンって、やっぱりプリ〇ュアがモデルなんですかね？」

悠貴「本人に聞いてみるのがいい？そうですね、今度会ったら聞いてみますね！楽しみですっ」

悠貴「どうですかプロデューサーさん。私だって色々頑張ってるんですよ！」

悠貴「フフーン！褒めてくれてもいいんですよ！　どうですか？これも可愛いですか？」

悠貴「可愛いよ？　やったぁ！」

悠貴「あっプロデューサーさんっ！クマちゃんきてますっ！写真をっ！写真っ！」

悠貴「クマちゃん可愛いですよね！もうちょっと近くに寄って……はいっこれでお願いします！」

悠貴「おそろいのリボンで写真撮ってもらっちゃいました。とっても嬉しいですっ」

悠貴「はい、どうしました？私とクマちゃんと一緒に写真ですか？大丈夫ですか、プロデューサーさん？」

悠貴「はい、大丈夫みたいなんで一緒に撮りましょう！」

悠貴「もっと私の近くに寄ってください！はい、これでOKです！」パシャー

悠貴「はい！応援お願いしますねー！」

悠貴「こういうのが『WIN・WIN』っていうことですかね♪」

悠貴「あっ、あっちにクマちゃんジェットコースターがありますよっ！一緒に乗りましょうプロデューサーさん！」

悠貴「ふースリリングでしたねっ　ここは……恐怖のクマお化け屋敷？プロデューサーさん、何事もチャレンジだと思いますっ行きましょう！」

キャー　キャー　トタタタタタタ

悠貴「なんですかあれっ！とってもこわかったですっ！プロデューサーさんがいなかったら私大変でしたよっ」

悠貴「怖がっている悠貴も可愛いって？もうっからかわないでくださいよ！　　もうっ」

悠貴「気を取り直して行きましょうか？　　あっあんなところにハチミツクマちゃんが！」

悠貴「プロデューサーさんっ次はあっちに行きましょう！」

悠貴「プロデューサーさん！あそこにも行ってみませんか！？」

悠貴「ふー！楽しんじゃいましたっ　もう夕方ですねっ」

悠貴「最後に観覧車、乗りませんか？」

悠貴「はいっ　ここはこの観覧車も有名なんですよっ」

ゴウンゴウンゴウン

悠貴「今日一日、私に付き合ってくれてありがとうございました！私もいっぱいたのし……ああっ！」

悠貴「プロデューサーさんどうしましょう！私楽しむばかりで可愛いを勉強できていません」

悠貴「せっかくプロデューサーさんが連れてきてくれたのに……　これじゃあ可愛いアイドル失格になっちゃいますっ」

悠貴「今日一日楽しそうにしている悠貴は可愛かった？可愛いから大丈夫だよ？」

悠貴「そんな美味しいから大丈夫だよみたいに言ってもダメですっ！」

悠貴「本当に本当に大丈夫？　……それなら、よかったのかな？」

悠貴「あっ観覧車もう終わっちゃいますね　そうだプロデューサーさんにあげたいものがあるんですっ」

悠貴「すぐに終わりますから、ちょっと目をつむっていてくださいっ」

悠貴「帰りはちょっと寂しくなっちゃいますねっ」

悠貴「でもまた来ましょう！今度は他の人とも一緒に！」

悠貴「あ、でも、またプロデューサーさんと二人っていうのもいいですねっ。迷っちゃいます！」

悠貴「プロデューサーさんっ　あの　あげたものは忘れないでくださいねっ！」

悠貴「絶対に忘れない？　はいっお願いしますね♪」

悠貴「明日からまた可愛いアイドル目指して頑張りますっ」

悠貴「お願いしますねっ！プロデューサーさん！」