SS書く息抜きに書いたSSなので駄文注意、特に山も無ければオチもないです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1505217551
ガヴリール「うぅ恥ずかしい…もう生きていけない」
ガヴリール「どうすれば良いと思う、ラフィ」
ラフィエル「えっと…何故私にそんな相談をするんでしょうか?」
ガヴリール「だって今更ラフィに恥ずかしいもクソもないし……そもそもラフィ以外に相談相手が居ない」
ラフィエル「ですかー」
ガヴリール「それでこれから私はどうしたら良いと思う?」
ラフィエル「どうと言われましても…」
ラフィエル「それこそガヴちゃんはヴィーネさん相手に今更恥ずかしいなんて思う事はないんじゃないですか?」
ラフィエル「普段からガヴちゃんのだらしない所や裸だって見られてる位なんですから平気ですよ」
ガヴリール「わかってない!ラフィは何もわかってない!!」
ガヴリール「かめはめ波の練習だぞ!?ダラけ姿や裸の何百倍も恥ずかしいに決まってるだろ!!」
ガヴリール「もはや、かめはめ波の練習を見られるとか自殺ものじゃん!!」
ラフィエル「そこまでなんですか?」
ガヴリール「そこまでなんだよ!」
ラフィエル「そんなに恥ずかしい事なら、はじめから かめはめ波の練習をしなければ良かったじゃないですか」困惑
ガヴリール「でもしたいじゃん、かめはめ波の練習はさ」
ラフィエル「えー」
ガヴリール「だって人類のロマンだし……」
ラフィエル「そんな事を私に言われましても」
ラフィエル「そもそもガヴちゃん 人じゃないですし」
ガヴリール「それとこれとはまた別なんだよ」
ラフィエル「結局ガヴちゃんは一体なにをどうしたいんですか?」
ラフィエル「ヴィーネさんに見られたものは既に起きた事なのでもうどうしようもない事なんですよ?」
ラフィエル「ガヴちゃんに出来る事なんて次ヴィーネさんに会った時にフォローして名誉回復を試る位しかありませんし」
ラフィエル「私に相談したところで特に意味はないと思うのですが…」
ガヴリール「それが解らないからラフィを呼んだんだよ」
ガヴリール「後はとりあえず誰かに話を聞いて欲しかったって言うか……」
ラフィエル「えー、今日のガヴちゃんめちゃくちゃ面倒くさいです」
ガヴリール「自分でもそんなことわかってるけど、そこまで正直に言われると傷つくからやめてくれ」
ラフィエル「すみません、もはや面倒くさ過ぎて隠す必要もないかと思ったので…」
ガヴリール「だからそう言うのやめろって、今の私は心傷中なんだぞ!?」
ガヴリール「ちょっとした事で泣くし傷つくんだからな!!」
ガヴリール「それが嫌なら赤ん坊をあやす かのように丁重に私を慰めろ!!」
ラフィエル(はぁ、サターニャさんを導きに行きたい……)
ラフィエル「それで、ガヴちゃんはどういった経緯でヴィーネさんにかめはめ波の練習を目撃されたんですか?」
ガヴリール「って言われてもなー、特に説明する事なんかないぞ?」
ラフィエル「でも話を詳しく聞いてみないことには相談にも乗れないので」
ガヴリール「わかった」
ガヴリール「今日の朝、軽くかめはめ波やるかと思いたってかめはめ波の練習をしていたら」
ガヴリール「そこを偶然、ヴィーネに見られて……」
ラフィエル「ちょっと待って下さい」
ガヴリール「ん?どうしたラフィ」
ラフィエル「いえ、軽くかめはめ波やるか とは一体どういった状況なんでしょうか?」
ラフィエル「そのかめはめ波に何か理由やきっかけなどがある訳ではなく ですか?」
ガヴリール「はぁ?何言ってんのラフィ」
ガヴリール「かめはめ波の練習するのにきっかけや理由なんてある訳ないでしょ」
ガヴリール「かめはめ波の練習する時はただ無心で『よし、かめはめ波するか』って思うだけだよ」
ガヴリール「かめはめ波の練習にそれ以上も以下もない!」むふー
ラフィエル「ですか」
ガヴリール「うむ」
ガヴリール「で、ヴィーネにかめはめ波を見られたんだけど…」
ガヴリール「その時のリアクションが…」
回想のヴィーネ「あ、ガヴ…その……ちょっとお取り込み中だったかしら……」
回想のヴィーネ「えと……なんか変なタイミングに来てごめんね」
回想のヴィーネ「それじゃあ、私は帰らせてもらうから……本当にごめんね」
ガヴリール「みたいな感じでめちゃくちゃ気まずそうにして帰って行った」
ガヴリール「きっと親にエロ本とかを見つけられた時の思春期男子はこんな気持ちなんだろなーって思った」
ガヴリール「自己嫌悪で死にそうだ……」がっくり
ガヴリール「あぁ、消えて無に帰りたい………」虚ろな目
ラフィエル「ガヴちゃん思い詰めないで下さい」
ラフィエル「ヴィーネさんならきっとガヴちゃんのかめはめ波にも理解を示してくれますよ」
ラフィエル「これまでだってガヴちゃんの駄目ダメな所を許容してきたんですから今回だって大丈夫なはずです」
ラフィエル「だから安心して下さい」
ガヴリール「そうかな?」
ラフィエル「そうですよ」
ガヴリール「ラフィエル」
ラフィエル「それに正直ガヴちゃんの面倒を私1人に押し付けられるのは荷が重いですし……」
ガヴリール「ラフィエル……」
ラフィエル「まぁ恐らく時間が解決してくれますよ」なげやり
なんだかんだで数日後、本当に丸く収まりました。
更に数日後
ガヴリール「ラフィ……」
ラフィエル「どうしたんですか?ガヴちゃん」
ガヴリール「サターニャにペガサス流星拳の練習をしている所を見られた」
ガヴリール「明日から絶対あいつに馬鹿にされる…もう学校に行きたくない……」
ラフィエル「またですか……」呆れ
別の場所
サターニャ「ヴィネット大変よ!」
ヴィーネ「どうしたのよ、サターニャ」
サターニャ「ガヴリールがペガサス流星拳の使い手だったのよ!!」
ヴィーネ「え、ペガサスなんだって?」
サターニャ「ペガサス流星拳よ!知らないの?」
ヴィーネ「うん、知らないけど…」
サターニャ「これだから最近の若者は……」やれやれ
ヴィーネ「アンタも最近の若者でしょうが」ジト目
サターニャ「まぁいいわ、ペガサス流星拳と言うのはね……」
かくかくしかじか
ヴィーネ「え!?ガヴがそんな凄い必殺技の使い手だったの!?」
おわり
こんな適当なSSに最後まで付き合ってくれた人はありがとうございます。
これでまた本来のSS作りに励めます。
これで自分に少しでも興味を持ってくれた人がいるのであれば、是非 前作も読んでみて下さい。
前作
ガヴリールドロップストーリー
ガヴリールドロップストーリーVol.2
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