前回のストーリーからの続き
【バンドリ】花音「こころちゃんを無視してみる」【ガルパ】
【バンドリ】花音「こころちゃんを無視してみる」【ガルパ】 - SSまとめ速報
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花咲川女子学園
1年生の教室 1-C
ガララッ!
こころ「おっはよーう♪みんな、今日も楽しそうね!」
\おはよー.../ \朝からエネルギッシュだね~/
美咲「あんたが一番楽しそうだよ..」ハァ
こころ「それはそうよ!今日一日、何が起こるのかワクワクしちゃうじゃない」ルンルンッ
美咲「本当におめでたいやつ..あ、そういえば、これ昨日の赤入れした譜面」ピラッ
こころ「もうできたのっ?!さすが美咲ね!」
美咲「そういうのいいから、ほら」
こころ「昨日は譜面の調整と修正のオンパレード!白熱したわね~、結局演奏はできなかったけど」フフッ
美咲「花音さんも、途中でお茶しに帰っちゃったしね..後で、この赤入れ譜面渡さなゃ」
こころ「そうね、頼んだわよ!美咲!」ニコッ
美咲「うん..?分かった(自分から渡しに行かないなんて珍しい)」キョトン
こころ「...」
~~~~~~~~~~...
昨日
譜面の読み合わせ
こころ「そうじゃなくて、ここはもっと...こう、ババーンっとできないものかしら?」
美咲「..意味分かんないよ、もっとどう表現したいのか詳しく言わないとさぁ」
はぐみ「分かるよこころん、ブワッときてババーン!だよね!?」キャッキャッ
こころ「よく分かってるわね、はぐみ!さすがだわ♪」ウンウン
美咲「ああ、いっこうに終わる気配がない..」
花音「美咲ちゃん..私も、もう少し手伝うから..一緒に頑張ろ?」
美咲「花音さん、いつも助かるよ..」フゥ..
薫「美しい友情...ああ!なんて儚いんだ...しかし、お茶会には遅れてはいけないよ、不思議の国の子猫ちゃん?」フッ...
花音「ふ、不思議の、国...?」
こころ「知ってるわ!帽子を被ったおじ様と、おかしなウサギとお茶会するお話♪絵本で何度も見たわよ!」
こころ「花音も知ってるはずよ?たしか題名は『不思議の国のアリ
花音「あわわっ?!...ち、千聖ちゃんから電話とメールが...」ガタッ
こころ「ス...」
薫「おやおや、さながら遅刻する白ウサギと言ったところかな」
美咲「ごめん、白熱しすぎてすっかり..」
花音「ううん、私も夢中になってたし..また何か進展があれば教えて?」アハハ
こころ「...」
はぐみ「(...なんだか、こころんと、かのちゃん先輩..今日は間が悪いねー)」
薫「安心してティータイム、いや..夕方過ぎになるから、ハッピーアワーかな?楽しんできてくれ」
美咲「私たち、まだ未成年ですから薫さん..明日、赤入れした譜面渡すね」
花音「ありがとう、また明日ね」ペコッ タッタッ..
こころ「かのっ...っ..!」ピタッ
はぐみ「...こころん?」
薫「どうしたんだい、プリンセス?君も、もしかしてパーティに出かけたいのかな?」フフッ
美咲「はーい続きしましょうね、ここのパート..はぐみと薫さんのところで..」ピッ
はぐみ「あ、うんっ!(なんか、様子がおかしい..後でこころんに聞いてみようかな!)」
......譜面調整終了
夕暮れ時 1-C
美咲「はぁぁ...こんなもんかな、もうこれ以上はムリ」バタッ
薫「頭を使いすぎたね、だが良いインスピレーションが湧き起こる、素晴らしいミーティングだったよ」
こころ「さすがに飛ばしすぎたわね~、でもこれで良い曲を奏でられそうだわ♪」イテテ..
はぐみ「...こころん!はぐみが肩揉んであげるよっ!」
こころ「ありがとう!今日はあちこち動き回って、カラダがこっちゃったみたいなのよね」
はぐみ「えっへへ~、実はマッサージ得意なんだよね♪おりゃっ!」
こころ「んぅっ!?..これはっ..すごい、わ!...」
はぐみ「家族から評判良いんだ~!ソフトボール部でも、人気だよっ」グイグイ..モミモミ
※作者同一人物
美咲「はぐみ、あたしにもやってくれるかな..ちょっと首根っこが..」
はぐみ「そのつもりだよ!みんなにやってあげるね!」ブイッ
薫「___愛は万人に、信頼は少数に...今なら、シェイクスピアの想いがよく分かるよ」
こころ「ふふ♪ハローハッピーワールドは、信頼も大勢に分け与えたいわねっ!」
薫「...まさか愛も信頼も万人狙いとはね、欲張りなお姫様だ」フッ
はぐみ「あ、そういやこころん!今日のお昼休み、何か面白いものでも見つけた?」モミッモミッ
こころ「...そうね~、千聖においしいケーキをプレゼントして笑顔にさせたぐらい!その後は、収穫なしね」フゥ
はぐみ「いいな~ケーキ!かのちゃん先輩も、お昼に購買のケーキ食べて、美味しかったって言ってたよ♪」
こころ「そう、みんな笑顔でハッピー!ね♪...」
はぐみ「...こころん、何かあった~?」グイグイッ
こころ「んー?何にもないわよ、どうして?」
はぐみ「なんとなくだよ、もし何かあったらはぐみに言ってよね!すぐに解決しちゃうからっ」エッヘン
こころ「それは頼もしいわね!こんな素敵な友達と、みんなをハッピーにするなんて...私は幸せ者だわ♪」
薫「こころ、私にも何かあれば言ってくれ!君を守るナイトになる準備はいつでもできている」キラッ★
こころ「うんうん!その時は、うちのボディガードに任命しようかしら!」ニコッ
美咲「(..まぁ、こころに限って何か変なことに巻き込まれることはないでしょ..どちらかといえば、巻き込む側だしね)」クス
~~~~~~~~~~~~~~...
こころ「..美咲!はぐみにはもう渡したのかしら?その譜面」
美咲「え?ああ..まだだよ、次の休み時間にそれぞれ届けに行こうと思ったんだ」
こころ「後ではぐみに用事があるから、ついでに届けておくわよ♪」
美咲「そりゃ助かる、次の休み時間にお願いね」ピラッ
こころ「ええ♪終わりのチャイムが鳴った瞬間に、ダッシュして向かうわ!」ウキウキ
美咲「普通に危ないからやめてね」オイコラ
休み時間 1-A
___ガララッ!!
こころ「やっほーみんな!お邪魔するわね!」ビュンッ!!
香澄「ヤッホー!こころちゃん、おはよう!」
りみ「す、すごい勢いで入ってきたね...」ドキドキッ
こころ「おはよう!今日は、はぐみに会いに来たの!ミーティングで仕上げた次の曲を渡すためにね♪」ガサッ
香澄「わっ!?すごいね~、ちょっとだけ見せて見せて!」キラキラ
こころ「もちろんよ、きっと多くの人たちが笑顔になる!そんな気がするわ!」ピョンッ
りみ「これが修正前..こっちが調整後、いっぱい悩んだんだね..」ヒェ~
香澄「あっ!おーい!はぐぅ~こっちおいでよー!」フリフリ
はぐみ「ん?どうしたの香澄ちゃん、顔がウキウキしてるねっ」アハハ
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