【コンマ】 迷宮奇譚 【安価】 (12)
「おはよう」
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おはよう
その一言であなたの眼は開いた
そこは路地裏の奥だろうか
とても汚い所で臭いだけで鼻が参った
声の主はすぐ側に居た
まだ10代半ばの少女だ
ボロ布を身に纏っていて髪はボサボサ
一見しただけでスラムの住民だと分かった
「君が助けてくれたのか」
あなたは意を決して尋ねた
「行き倒れてたから」
少女は事もなげに言った
少し考えてからあなたは手荷物のを探した
唯一の所持品である短刀は確かに有った
>>5 訂正
「君が助けてくれたのか」
あなたは意を決して尋ねた
「行き倒れてたから」
少女は事もなげに言った
少し考えてからあなたは手荷物を探した
唯一の所持品である短刀は確かに有った
ほっと一息を吐いて少女に向いた
「ありがとう」
「対価が欲しい」
あなたは困った顔をした
あなたは思いついたように手を打った
「魔法を教えようか」
魔法と言う言葉を聞いて少女の目が輝いた
あなたは魔法が得意だった
あなたの名前は↓1
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