ヴィーネ「悪魔」サターニャ「会議!」 (33)
サターニャ「始まったわね、毎月1回密かにヴィネットの家で開催している悪魔会議が!さぁ、今日も悪魔的行為を考えるのよ!」
ヴィーネ「私、宿題しなきゃいけないから少し待ってて」
サターニャ「宿題なんていいじゃない!それよりも」
ヴィーネ「だめ!サターニャだってまだ宿題やってないんでしょ?また先生に怒られるわよ」
サターニャ「ふっ、まだまだねヴィネット。グラサン如き、私の前では赤子同然…恐れることはないわ!」
ヴィーネ「ふーん。あー誰だったかなー。宿題忘れて廊下に立たされて泣きじゃくっていた子。教室の中まで聞こえてたなー。確か髪の毛が赤くて…」
サターニャ「だーっ!!わ、分かった。ま、まぁ、大悪魔にも教養は必要だからね。」
ヴィーネ「はいはい。二人で教えあいながらやればすぐ終わるわよ」ニコリ
サターニャ「そ、そうね!よし!早く片付けるわよヴィネット!」
ヴィーネ「最初から私はそう言ってるわよ!」ポカ
サターニャ「あいたっ」
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ヴィーネ「じゃ、取り掛かりましょ。」
サターニャ「はーい」
ヴィーネ「」モクモクカキカキ
サターニャ「」モクモクカキカキ
サターニャ「ヴィネットーここの訳なんだけどー」
ヴィーネ「あーそこはねー」
サターニャ「おーなるほど。ありがと」
ヴィーネ「いえいえ」
ヴィーネ「」モクモクカキカキ
サターニャ「」モクモクカキカキ
サターニャ「ヴィネット!ここの解説間違っているわ!だって何回やっても私の答えと合わない!」
ヴィーネ「そんなわけないでしょ。えーっと…あ、サターニャここの途中のところ間違っているわよ!」
サターニャ「え?あっ!なるほど。さすがヴィネットね!」
ヴィーネ「慌てないでゆっくりやるのよ。サターニャはやればできるんだから。」
サターニャ「はーい」
ヴィーネ「」モクモクカキカキ
サターニャ「」モクモクカキカキ
サターニャ「ヴィネットー、ここが…」
ヴィーネ「あっ、ここはね…」
サターニャ「ヴィネットさーん、わからないー」
ヴィーネ「…そこをそうして」
サターニャ「ヴィネットーここの単語なんだけど…」
ヴィーネ「あーもう!単語位自分で調べて!」辞典ドサッ
サターニャ「い、いや、このgive it allって発音よく読むとガヴリールに聞こえない?って言おうとしたんだけど…」ジトー
ヴィーネ「あ、あらーそうだったのー…」
ヴィーネ「さ、さすが大悪魔!そこに気づくとは!ギヴィリィール確かに発音よく読むとガヴリールに聞こえるわね!」(全然ガヴリールに聞こえない…どんだけ発音よく読んだのよ!)
サターニャ「そ、そうかしら?ま、まぁ大悪魔にかかればこの程度は余裕なのよ!」ナーッハッハッハッハッハ
ヴィーネ「はいはい」(それにしてもサターニャって大悪魔って言えばなんでもいいのね…)
ヴィーネ「…サターニャ。なんて言われても知らない大人の人にはついて行っちゃ駄目よ。」
サターニャ「ん?急にどしたの?」
ヴィーネ「いや、なんでもないわ。さ、あと少し出し頑張って終わらしちゃいましょ。」
サターニャ「はーい」
==========
ヴィーネ「ふぅー!おわったー!」カタマワシ
ヴィーネ「サターニャはどう?」
サターニャ「んーもうちょっとかかりそうね…」
ヴィーネ「そう…」トケイチラッ
ヴィーネ「って!もうこんな時間!?」
サターニャ「あ、え!?本当にもうこんな時間!?」
サターニャ「宿題如きにこの大悪魔がこれほど時間をとられるとは…」ボソボソッ
ヴィーネ「んー、遅くなっちゃたし、サターニャも夜ご飯食べていく?簡単なものしかできないけど」
サターニャ「え?いいの?...っは!ま、まぁ、ヴィネットがどうしてもっていうならご馳走になるわ!」
ヴィーネ「おっけー。んー麻婆豆腐でいい?」
サターニャ「麻婆豆腐!大好きよ!」キラーン
ヴィーネ「はいはい。じゃあ、ちゃちゃっと作っちゃうから、サターニャも残りの宿題終わらしとくこと!」
サターニャ「はーい」
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サターニャ「あー!おわったーー!!」
ヴィーネ「お疲れサターニャ。麻婆豆腐もできたわよ。」グツグツ
サターニャ「お、おおっ!まっかっか。ククク、まさに大悪魔にふさわしい赤だわ!」
ヴィーネ「サターニャ辛めのもの好きでしょ?結構辛くしといたわよ」
サターニャ「わーい!いただきまーす」パクパクモグモグ
ヴィーネ「どう?」
サターニャ「おいしい!でも、もうちょっと辛くてもよかったかも!」
ヴィーネ(あれより辛くなんて…どんな舌してるの...!)
サターニャ「うん、でもおいしい」
ヴィーネ「そう?ありがとっ!」ニコリ
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サターニャ「ふぅ、ごちそうさま。おいしかったわ!将来私が魔界地上天界を治めたら、あなたには専属シェフになってもらおうかしら!」
ヴィーネ「ありがたきしあわせー」棒
サターニャ「なんかあんまうれしそうじゃないわね…」ジトッ
ヴィーネ「いやいや、そんなことはないわよ」
サターニャ「まぁ、いいわ。じゃあ宿題も終わったし、悪魔会議始めるわよ!」
ヴィーネ「うーんいいんだけど、もう22時だし、帰らなくて大丈夫?」
サターニャ「え?もうそんな時間…んーでも、まだ悪魔会議してないし…」モンモン
ヴィーネ「…じゃあ今日泊まっていく?どうせ明日休みだし、夜に出歩くのも危ないしね」
サターニ「いいの?な、ならありがたく泊めてもらうわ!…ってそういえば今日って金曜日じゃない!なんで宿題やったのよ!土日で終わらせればよかったのに!」
ヴィーネ「えー、でも今日終わらしとけば土日ゆっくりできるじゃない」
サターニャ「はぁ、こんなんだから、どんどん仕送りが減らされていくのね…」
ヴィーネ「え!?宿題を金曜日に終わらせることのどこに仕送りが減らされる要素があるの!?」
サターニャ「分かってないわねヴィネット!いい?金曜日にもらった宿題は月曜日の朝に慌ててやるのよ!これは悪魔として当たり前の事よ!」
ヴィーネ「そ、そうだったのね…参考になるわ」メモメモ
サターニャ「でも、大丈夫。私たちはこれからそれを打ち消してあまりあるA級悪魔行為をするんだから…」
ヴィーネ「A級悪魔行為ですって…い、いったい何を…?」
サターニャ「ふふ、そう。今日は夜更かしをするのよ!」
ヴィーネ「な、なんですってぇー!?よ、夜更かしなんてしたら翌日に影響を及ぼして生活リズムが乱れるのよ!?そ、そんな悪魔的行為私には…」
サターニャ「ククク、ヴィネット、今あなたは翌日に影響を及ぼすといったわね。よく考えるのよ。」
ヴィーネ「よく考えるって…っは!?」
サターニャ「気づいたようね。そう、明日は休み…つまり影響が出ても何も問題はないのよ!!」ドヤッ
ヴィーネ「ふ、ふふふふ。そうね、サターニャ、私もやるわ!夜更かし!」
サターニャ「さすがヴィネットね!それじゃあ、さっそく悪魔会議を始めるわよ!」
ヴィーネ「あ、その前に食器洗っちゃうからちょっと待ってて」
サターニャ「あ、私も手伝うわ」
==========
サターニャ「よし終わったわね。それじゃあ、早速悪魔的行為を考えるわよ!」
ヴィーネ「そうはいってもね…私苦手なのよね…」
サターニャ「全くしょうがないわね!私がいくつかプランを持ってきたからそれを発表するわ!」
ヴィーネ(サターニャだっていつもガヴに返り討ちにあってるくせに...)
サターニャ「まず一つ目。これは危険な作戦だから、心して聞くのよ!」
ヴィーネ「き、危険な作戦?」ゴクリ
サターニャ「…ガヴリールの下駄箱の上履きの左右を逆にする。」
ヴィーネ「!?」
ヴィーネ「だ、だめよ!そんな作戦!」
サターニャ「く、ククク。私もこの作戦をヴィネットに話すかは迷ったわ。しかし大悪魔になるためには通らなければいけない道。」
ヴィーネ「待って、サターニャ。よく考えるのよ。あのずぼらなガヴリールなら朝上履きを履いてどこか違和感を感じながらもそのまま気づかないで放課後まで過ごすわ。そして帰るときに上履きが逆なのに気づく…」
サターニャ「き、気づくと…?」
ヴィーネ「おそらく、あまりの恥ずかしさに…死ぬわ。」
サターニャ「え…だっ、だめよ!やっぱりこの作戦は無し!まだまだ、私たちには早すぎたようだわ!」
ヴィーネ「え、えぇ、あまりにも危険すぎるわ。私たちの身の丈に合った作戦にしましょう。」
サターニャ「なら、二つ目の作戦はどう?」
ヴィーネ「どんな作戦?」
サターニャ「これはガヴリールが意外とたくさん食べることに注目した作戦よ!まず、ガヴリールにご飯を動けなくなるまで食べさせる。」
ヴィーネ「…っ!この時点ですでに危ない感じがするわね…それからどうするの?」
サターニャ「動けなくなったガヴリールにくすぐり攻撃よ!!ふふふ、動けないガヴリールにやめてと懇願されるまでくすぐりをやめない。ククク、この私に屈服するガヴリールが目に浮かぶようだわ!」ナーッハッハッハッハッハ
ヴィーネ「駄目よ!」
サターニャ「なっ!?どうしてよ!?」
ヴィーネ「いい?よく聞くのよサターニャ。」
サターニャ「うん。」
ヴィーネ「ガヴはくすぐりとか身体を触られるのが苦手なのよ。そんなガヴリールにくすぐり攻撃ですって?そんなことをしたら…」
サターニャ「そ、そんなことをしたら…?」ゴクリ
ヴィーネ「笑い死ぬわ」
サターニャ「ぎゃああああ!ダメよ!この作戦もなし!ありがとうヴィネット…あまりにも危険すぎる作戦だったのにもかかわらず私は…」
ヴィーネ「はぁ、やっぱりサターニャは思考があまりにも危険すぎるわよ…他にはなにかもっとマイルドなものはないの?」
サターニャ「うーん、考えてきたのはこの二つだったんだけど…あっ!せっかくだし魔界通販見てみましょうよ!」
ヴィーネ「えー、魔界通販ぅ?あれってかなりうさんくさいわよね…」
サターニャ「そんなことないわ!あそこの商品の効果は私が身をもって体験しているから保証できるわ!」
ヴィーネ「…そうね。じゃあ少し探してみる?」
サターニャ「見よう見よう!」
==========
サターニャ「うーん、あんまりピーンとくるものがないわね。」
サターニャ「ん?これとかいいんじゃない?『やる気が出る銃』だって。」
ヴィーネ「へぇー、なになに『この銃を使えば撃たれた人はやる気に満ち溢れる』か。」
サターニャ「やる気満々のガヴリール…」
ヴィーネ「やる気満々のガヴ…」
サターニャ・ヴィーネ「ップ、あははははははは」
ヴィーネ「そ、想像したらおもしろすぎね!」
サターニャ「うん、これは最高の悪魔的武器ね!早速買いよ!」
ヴィーネ「あ、ちょっとまってサターニャ注意書きが…」
サターニャ「ん?なんか書いてあんの?」
ヴィーネ「なになに、『この銃はもともとやる気のあることについてのやる気を増幅する銃です』だって。」
サターニャ「ふーん、でも、あいつってあんまりやる気のあることないわよね」
ヴィーネ「…やっぱりこれを買うのはやめましょう…」
サターニャ「え!?どうしてよ!」
ヴィーネ「いい?よく考えるのよ。ガヴがやる気のあることといえば…そうネトゲよ
」
サターニャ「そうだけど…」
ヴィーネ「そう、もしこの銃を使ってネトゲに対してのやる気が上がったら…」
サターニャ「あ、上がったら…」ゴクリ
ヴィーネ「おそらくご飯を食べることも忘れ熱中して…餓死するわ。」
サターニャ「な、なんですってー!?こ、この銃はそんな恐ろしいものだったの…?」
ヴィーネ「危ないところだったわね。」
サターニャ「ま、魔界通販めっ!こんな恐ろしい武器を一般販売するとは...」
サターニャ「うーん、でもそうなると全然悪魔的行為が出てないわね…」
ヴィーネ「そうね…」
==========
サターニャ「いい考えが浮かんだわ!ヴィネット!天使どもの思考を理解しようとしたことはある?」
ヴィーネ「うーん、そういわれるとないかも。」
サターニャ「そこでよ!今、天使どもになりきって、どこが弱点かとかをシミュレートするのよ!」
ヴィーネ「な、なるほど…サターニャにしてはまともな作戦…」
サターニャ「ちょっと!にしてはってどういう事よ!」キーッ
ヴィーネ「うそうそ、うそよ」アハハ
サターニャ「ふぅ、まぁいいわよ。それより協力してくれる?」
ヴィーネ「要はガヴとラフィの真似をすればいいのよね?」
サターニャ「そういう事ね」
ヴィーネ「じゃ、どっちがどっちやる?」
サターニャ「んじゃ、私がラフィエるからヴィネットはガブリってちょうだい!」
ヴィーネ「なんで動詞っぽくしたのよ」
サターニャ「いや、そういえば天使って『ル』で終わるの多いなって思って」
ヴィーネ「そうね、正確に言うと『エル』で終わるのが多い、よ。」
サターニャ「何言ってるのよヴィネット、ガヴリールは『ール』じゃない!?」
ヴィーネ「そうね、だけど昔と今では名前の流行は変わるのよ。それは地上でも天界でも同じことよ」
サターニャ「そ、そうなのね。」
ヴィーネ「そういえば、サターニャのご先祖さまって誰なんだっけ?大悪魔って言っているくらいだしサタン?」
サターニャ「いや、両親から聞いた話ではサタナキアっていうらしいわ」
ヴィーネ「へぇー、大悪魔大悪魔いってるからてっきりサタンだと思っていたわ。」
サターニャ「サタナキアだってきっと偉大な悪魔だったに違いないわよ!」ナーッハッハッハッハ
ヴィーネ(あれ、でも確かサタナキアって精霊じゃなかったっけ?ま、黙っておこ…)(※悪魔とも精霊とも言われています...)
サターニャ「あ、話がそれちゃったけど、天使の真似するわよ!」
ヴィーネ「私がガヴね」
==========
サターニャ「あら~、ヴィーネさん今日も頭のパイナップルがおいしそうですね!味見してみてもいいですか?」
ヴィーネ「うるせぇ、いまネトゲしてんだ」
サターニャ「じゃ、じゃあ収穫しちゃいますねっ」
ヴィーネ「おー、収穫したら私にも食べさせてくれ」
サターニャ「…」
ヴィーネ「…」
サターニャ「あ、そういえば、ホラー映画借りてきたんですけど、みてみませんかヴィーネさん?」
ヴィーネ「嫌だ。ネトゲしてるから」
サターニャ「」プルプル
サターニャ「ちょっとヴィネット!ガヴリールを忠実に再現しすぎ!弱点を見つけられないじゃない!」
ヴィーネ「えー、でもガヴってこんな感じでしょ?」
サターニャ「はぁ…まぁそれはそうだけど」
ヴィーネ「というよりもサターニャの考えるラフィって…」
サターニャ「どう?似てたでしょ?」ドヤッ
==========
サターニャ「なんか天使関係の本とかないの?弱点とか書かれているやつ」本棚ゴソゴソ
ヴィーネ「んーガヴたちのはないけど確かガヴたちのご先祖様の本はあった気がするわね…」
サターニャ「あ、この本何?『邪神ちゃんドロップ〇ック』ってどこかで聞いたことがあるわね…?」
ヴィーネ「そ、その本はだめよ!」
サターニャ「なっ!?どうしてよ?邪神ってことは悪魔関係でしょ?」
ヴィーネ「確かにそうよ。その本にはいつも不憫な目に合う悪魔、天使のような悪魔、はらぺこ天使、腹黒天使とかが出てくるわ。」
サターニャ「うーん、なんかデジャブ…」
ヴィーネ「さらには美少女の日常的なものを描いている漫画で男キャラはほぼ皆無。」
サターニャ「だめ、思い出せない…」
ヴィーネ「あまり深く詮索してはだめよサターニャ。確かにタイトルもどこか被っているし、設定もなんとなく被っている。でも内容は全然違うしどちらにもいいところがあり、どちらもとても面白い作品だと私は思うわ。ちなみに私が好きなキャラはぺこらちゃんよ」
(※これは悪魔でもステマではありません。ダイマだから…)
サターニャ「あ、そうですか…どこかで聞いたことがある気がするけど…んー、まぁいっか。それにしても結構話し込んだわね。」モウコンナジカンダシ
ヴィーネ「でも、目がさえていて全然眠くないわね…」
サターニャ「そうねー、あっじゃあさっきのホラー映画見ない?ヴィネットの家に来る前に借りてきたんだけど」
ヴィーネ「そ、そうねそれもいいかもね。」
サターニャ「じゃあ見よ!」
==========
鑑賞後
サターニャ「ふぅ、なかなか面白かったけど、少し物足りなかったわね…でもあの少女が引きずり込まれるシーンは結構ドキドキしたわね!」
ヴィーネ「そ、そうねー。」ブルブル(あー!見るんじゃなかったぁ!でも悪魔なのにホラーが怖いなんて言えないわよ…)
サターニャ「ふぁぁ。なんか映画見たら眠くなってきたわね…それに空も明るくなってきたし家帰って寝ようかな」
ヴィーネ「い、いやー明け方で寒くなってきたしここで眠っていけば?」
サターニャ「そういってもベッド一つしかないじゃない」
ヴィーネ「寒いし一緒に寝れば暖かいわよ!!」迫真
サターニャ「ヴィネット…まさか悪魔なのにさっきの映画こわかったの?」
ヴィーネ「あーあーあーあー」プルプル
サターニャ「ふーん、こわかったんだぁ」ニヤニヤ
ヴィーネ「う、うるさい!早く寝るわよ!」グイッ
サターニャ「ぎゃあっ!?」バタックルマリ
ヴィーネ「はぁ、もう寝るわよ!」
サターニャ「はいはい、全くしょうがないわね…」ニコリ
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ヴィーネ(う、うぅ、ね、眠れない…)
ヴィーネ「さ、サターニャは…?」
サターニャ「」zzz
ヴィーネ(気持ちよく寝てるわね…サターニャも黙ってればとってもかわいいのに…)
ヴィーネ(でも、なんだかんだやっぱりサターニャと馬鹿やるのも楽しいわよね。悪魔同士だし、悪魔の悩みとかも話せるし、それに意外と似ている部分もあるしね)
ヴィーネ「ま、これからもよろしくねサターニャ」ニコッ
ヴィーネ(サターニャの寝顔見てたらなんだか…ねむれそう…)zzz
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サターニャ「ん…と、トイレ…」ゴソッブルブル
サターニャ「うー、やっぱり朝は意外と冷えるわね…」
サターニャ「と、トイレ借りるわよー」ガチャ
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サターニャ「うーさむさむっ。布団布団」
サターニャ「んーヴィネットは…」
ヴィーネ「」zzz
サターニャ「あんなに怖がってたのにぐっすりね…」
サターニャ(はぁ、昨日?今日?はすごい楽しかった…やっぱり悪魔同士で話すのは楽しい。)
サターニャ(それにヴィネットは私の馬鹿に付き合ってくれるし、なんだかんだ、最後にはヴィネットが助けてくれるのよね…)
サターニャ「…こ、これからもよろしく頼むわ、ヴィネット」フフッ
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ヴィーネ「ふぁー、今何時」モゾモゾ
ヴィーネ「あ、もうおひる!?な、なんて悪魔的な生活を送ってしまったのっ!?じ、自分が怖い…」
サターニャ「ん…ふ、ふあー。あれ、ヴィネット?」
ヴィーネ「あ、おはようサターニャ。もうお昼になっちゃてるわよ」
サターニャ「あぁ、そういえばヴィネットの家に泊まらせてもらったのよね…」グー
サターニャ「こ、これは私のお腹の中のバハムートの鳴き声でっ」
ヴィーネ「ふぅ、まったく今ご飯作るから待ってて。それでご飯食べたらガヴとラフィと一緒にどこか遊びに行きましょ!」
サターニャ「そ、そうね!今日こそは天使どもに一泡吹かせてやるんだから!」
ヴィーネ「ふふ、悪魔会議が役立つといいわね。」
サターニャ「何言ってるのよ!ヴィネットだって参加するのよ!」
ヴィーネ「えー、私は来月の悪魔会議が終わってからでいいや…」
サターニャ「…ら、来月」ショボ
ヴィーネ「…まぁ別に悪魔会議を月1に限定する必要はないし。来週でもまた暇なときに開きましょ」
サターニャ「そ、そうね!大悪魔になるために悪魔会議は多い方がいいわ!次こそは天使どもの弱点を見つけるわよ!」
サターニャ「それじゃあ、これにて今回の悪魔会議は終了!」
ヴィーネ「お疲れさまでした!」
ー完ー
天使組の絡みはたまにみるけど悪魔組の絡みは少ない気がする...それにしてもなんて略にするんだこれ?サタヴィネ?ヴィターニャ?サタネット?ヴィーニャ?
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