モバP「壁に乙倉」 泰葉「障子に乙倉」 (27)

事務所入り口


悠貴「おはようございますっ!」

警備員「はいこんにちは。今日も頑張ってね」

悠貴「? はいっ!」

悠貴(ちなみに今日はお仕事はありません。お休みですっ)

悠貴(たまたま近くに来たので、ちょっと事務所に寄ってみようかなと思って!)

悠貴(ちひろさんからの連絡によると、今事務所にはPさん一人しかいないそうです)

悠貴(えへへっ、二人きり……なんだかラッキーかもっ?)

悠貴「~♪」

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廊下


悠貴「~♪」

悠貴「あっ、そうだっ」

悠貴(折角だから、こっそり入っていってPさんを驚かせちゃおうかなっ)

悠貴「そろ~っと、そろ~っと……」



ススススス・・・



カチャリ・・・



悠貴(あれ……なんだか物音が…?)


泰葉「――はむっ……んっ、んぐっ……んじゅる……ちゅぽっ……」

P「ちょ、待っ――ぐっ!? 音、音!」

泰葉「じゅるる……! ちゅるっ、れろ……ぷぁっ。……へ?」

P「い、一応抑えて、な?」

泰葉「は、はいすみません…! なんか、下品でしたね」

P「そうじゃなくて……ぐぅっ」

泰葉「れろ、れろ……はぁぁむ、んっ……ちゅるるるる」


悠貴(……泰葉さんがいる、みたいです)

悠貴(Pさんの影に隠れてるけど…間違いないと思いますっ)

悠貴(何の音だろ…? 何か啜ってるみたいだけど、Pさんが苦しそうな声を上げてる…?)

悠貴(と、とにかくお取り込み中みたいですっ。入っちゃマズいかな…?)

泰葉「ちゅぱっ……じゅる……んっ、んぐっ……じゅるっ……じゅるるるる」

P「ぅ、あ、ちょ、今根元はマズ――っ!」

泰葉「んぐっ!? ~~~~~~~っ!」

P「ぐっ!」

泰葉「ぷはっ! けほっ、けほっ!」

P「わ、悪い! 大丈夫か!?」

泰葉「い、いえ大丈夫です…けほっ。すみません、ちょっとびっくりしちゃって……凄い勢いでしたね」

P「悪かった。まさかこんなにとは…。しかし、何もそんな深くいかなくてもいいのに……」

泰葉「だって、その方がPさん嬉しそうだから」

P「…………むう」

悠貴(あ、立ち上がりました…。やっぱり泰葉さんですっ。何してたのかな?)

悠貴(もう入ってもいいのかなっ? でもまだ話してるみたいだし……根元? 深く?)

悠貴(わわっ! 泰葉さんとPさん、物凄く近いですっ!)

悠貴「…………」

悠貴(も、もう少し見ておくことにしますっ)

泰葉「……ん――っ」

P「あ、ちょっと今は……」

泰葉「あ……」シュン

P「そ、そんな顔しないでくれ。だって……その、飲んだ直後だしさ」

泰葉「! そ、そうですよね、すいません!」

P「悪い、流石に抵抗がな……」

泰葉「それじゃあ、ちょっとうがいしてきますね」


パタタタ・・・

悠貴(あ、泰葉さん行っちゃいました。もう入っていいかなっ?)

悠貴(物凄く顔近かったけど……も、もしかしてっ、き、キス…しようとしてたんでしょうかっ!?)

悠貴(でもでもっ、その前にうがい…? Pさんも避けようとしてたみたいだしっ)

悠貴(もしかして練習かな? でも本当にキスしようとしてたみたいだし…)

悠貴(あ、泰葉さん戻ってきちゃった…まだ入れなさそうかなっ?)

トコトコ・・・

泰葉「これで大丈夫ですよね。はいっ、どうぞ♡」

P「…………」

泰葉「P、さん?」シュン

P「あー、いや……。このままいくと、ちょっと歯止め利かなくなりそうで、な」

泰葉「ダメ……ですか?」

P「ぐむ…ほ、ほら、いつ人が来るか分からないしこれ以上は流石にな……」

泰葉「あっ…もう、こんなに……」

P「やっぱりさ、いつ人が来るか分からないしマズいだろ。続きは……今夜ってことじゃ駄目か?」

泰葉「む……残業とか大丈夫ですか?」

P「な、なんとか片付けるから……」

泰葉「……ぅー……」

P「だから事務所はマズいって言ったろ…。匂いとかでバレなきゃいいんだが……」

泰葉「…………そう、ですね。すいません、私が勝手でした」

P「いや、俺も抵抗しなかったしな。今夜! 今夜は絶対定時に切り上げるから!」

泰葉「はい……じゃあ、お待ちしてます。……じゃあ、その……それ、早くしまって……」

P「あ、ああ……」


悠貴「おはようございますっ!」

泰葉「っ!!? ゆ、悠貴さん!?」

P「!?!? グッ、痛っ!! か、軽く挟んだッ!」

泰葉「Pさんはとりあえずあちらに! あ、えっとっ、悠貴さんって今日は!?」

悠貴「オフですけど遊びに来ちゃいましたっ! ……Pさんは大丈夫ですか?」

P「あ、ああ大丈夫……無傷だったから」

悠貴「ならよかったですっ。それで、泰葉さんも今日オフですよね?」

泰葉「は、はいっ。私も悠貴さんと同じで、ちょっと事務所に寄ってみようかな、と……」

悠貴「も、もしかして私、お邪魔でしたかっ?」

泰葉「あ、うん、いいんです! どうにか大丈夫でしたから!」

悠貴「……? でもっ、入っちゃいけない感じだったかなってっ」

泰葉「!? あ、あの……見てました?」

悠貴「い、いえいえっ! 大丈夫ですっ!」

泰葉「ほ、本当に……?」

悠貴「はいっ! 何も見てませんからっ」

泰葉「な、ならいいんですが…」


――――


悠貴「それでね、なんだか二人とも良い雰囲気だったから邪魔しちゃいけないなってっ」

ほたる「あ、あわわ……それって……」

悠貴「仕事が終わってから会うって約束もしてたし、仲良しみたいっ! いいなあ……」

ほたる「……仲良し……仲良し……ぅぅ」

悠貴「二人でご飯に行ったりするのかなっ?」

ほたる「う、うん…ご飯にも行くと思う、けど……」

悠貴「何だか大人っぽい! いいなあ……」

ほたる「………………」カアア


――――


悠貴(泰葉さんどこかなっ? 小会議室に行ったって聞いたけど……)

悠貴「あ、この部屋かなっ。大事な話し合いかもしれないから一応ちょっと聞き耳を……」


――――

泰葉『それで、今度はこういうのはどうかなって……』

P『……うーん、その…それ、できるか?』

泰葉『ちょ、ちょっと足りないとは思いますが…挟めなくても、こう、擦りつけるとか』

泰葉『それでも視覚的に楽しめるみたいですし。Pさんが喜んでくれるなら……』

P『いや、ほら…舐めるのもそうだけどさ、もっとこう…お互いが気持ちよくなった方がいいだろ?』

泰葉『だからですっ。いっつも私ばかり……良くしてもらってるので……』

P『そんなことないって。気持ちよくなきゃあんなに出ない』

泰葉『で、でも……お礼がしたいです。たくさん勉強もしましたし……』

P『うーむ……どうしたもんかな……』

泰葉『では、何かリクエストはありませんか? どんな内容でもできるだけ頑張りますからっ』



――――――


悠貴「……?」


悠貴「…………?」




何をしてるとは言ってませんね。ド健全です
そう思わないならそれはきっと心が汚れてる証です。ええそうですとも
じゃあ実際何をしてたのかというとそれはまあ絶対言えないんですが

以上! 解散!!

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