花音「じょ、女王様..私、もう///」

千聖「あら？どうして人間の言葉をしゃべっているのかしら、不思議ね」ゲシッ

花音「あうぅ...!!そんなこと、言われても..//」

千聖「そうだわ、ウサギはウサギらしくね..」スッ

花音「ちさ..っ..女王様、これは？」ビクッ

千聖「ニンジンキャンディよ、あなたの大好物なニンジンで作ってみたの♪」

「ほら、召し上がれ？」クス

花音「は、はぃ..んっ..ぐっ..//」ジュプッ..

千聖「ふふ♪そんなにしゃぶりついて、よっぽどお腹が空いていたのね」

花音「はむっ..ふぅっ...///」ジュポッ..ジュルッ♡

千聖「まぁ..はしたない格好、本当にだらしないケモノね」キッ

花音「」ゾクゾクッ

「ぶ...ぅ..//」ボソ

千聖「...？何か言ったかしら？」

花音「ぶ、ぶぅ..ぶぅぶぅ...///」ペロペロ

千聖「あらまぁ、これは驚きね..ウサギって本当にぶぅぶぅ鳴くのね♪」

花音「はぁっ..はぁっ..」ペロ..ジュルルッ

「いや、違うわね..これは家畜同然のメス"ブタ"ってところかしら？」クスッ...

花音「！？////」ハァハァ

千聖「見てくれはウサギなのに、中身はブタだなんて..救いようのない雑種ね、ハァ..」

花音「ぶぅ..ぶぅ..//」ハァハァ

千聖「もしかして喜んでるの？

千聖「何ひとつ褒めていないのに、とんだ変態ウサギね..いいわ」グイッ

花音「きゃっ..ぶ、ぶ...//」プルプル

千聖「退屈しなさそうな、面白い変態には興味があるの..これからは私のもとで、たっぷりこき使ってあげる」ニコッ♪

花音「は、はいぃ..ありがたきお言葉..

千聖「...なに言ってるのかしら？そこは喜んで鳴くところでしょう、この駄兎」ギロリ

花音「...！？..ぶぅ、ぶぅぅっ..///」モジモジ

___はい、カーット！！！

たえ「とても良い絵が撮れました。お2人ともお疲れさまです」グッ!!

りみ「おたえちゃん..これ、ちょっとアウトじゃないかな///」オロオロ

千聖「ふぅ..お仕事以外で演技だなんて、新鮮で緊張してしまったわ」フフ

有咲「(..の割には、すげぇノリノリで女王様になってたけどな。配役ピッタリだし)」

花音「み、みんな..お疲れさま..」ドキドキ

千聖「花音？」

花音「ひゃっ！？じょぉ..千聖、ちゃん//」

千聖「良い演技だったわ、お疲れさま」ニコッ

花音「うん..千聖ちゃんも、さすが女優さんだよね。す、すごかったよ//」カァ..

千聖「そんな..それに、いくら役とはいえ、花音にあんなこと言うなんて。ごめんなさいね」ナデナデ

花音「あっ...(千聖ちゃん、気遣ってくれてるんだ..やっぱり、優しい千聖ちゃんの方が安心する//)」

花音「(....でも、演技じゃなくてあれが、こんなんだったら)」ボーッ..

.....

「新しいバンドね、おめでとう♪..でも花音？忘れてないわよね」

「私がお茶会を開くといえば、必ず出席すること」

「もちろんノラうさぎのように、遅刻をするのも厳禁...もし、そんな失態があれば...ふふ♪分かってるわよね？」

...

花音「(ちょっぴりイジワルな千聖ちゃんも、これはこれで..///)」ハァハァッ

千聖「か、花音？ねぇ、ちょっと聴いてる？」ユサユサ

花音「ひゃぇえ！？あ、ごごめん！///」ハッ!!

千聖「疲れてるのかしら..これからみんなでガルパイベント終了の打ち上げでもしようって話し合ってたのだけど」

たえ「花音せんぱい、疲れているなら無理しなくても大丈夫ですよ」

有咲「そうですよ～、私もクタクタでちょっと出れないかな～なんて(正直メンドくさいし、家でネトゲやりたいし)」オホホ

りみ「え、有咲ちゃん..来れないの？」ウルウル

有咲「うっ..(ぐっ..りみのやつ、んな顔で見られたら帰りにくいだろっ)」アセアセ

千聖「...ねぇ、花音」ツンツン

花音「千聖ちゃん？どうしたの


______「...もちろん、来れるわよね？」


花音「！！」ゾクッ♡

イヴ「みなさ～ん！！お店見つけました～!!」タッタッタッ

千聖「イヴちゃん、ずいぶんはやく見つけてきたのね」

イヴ「はい～！落武者たちがサービスしてくれる、おもしろい和食屋さんがありました」ブシドー♪

有咲「ま～た意味不明なところを見つけてきたな....」ガクッ

たえ「討ち上げた落武者たちと一緒に、打ち上げ..ふ、ふふ」プルプル

りみ「ああ、おたえちゃんが変なスイッチ入っちゃったよぉ～」

花音「...///(千聖ちゃん、さっきの..)」ドキドキ

千聖「ほら、行くわよ花音」グイッ

花音「あぅ、分かったから..そ、そんなに引っ張らないで///」