「選択ミス」
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穂乃果「ん~今日は何にしようかなぁ」
凛「穂乃果ちゃんは優柔不断だにゃ」
穂乃果「そんな事ないよ!凛ちゃんはいいよ?毎回ラーメンだからさ。穂乃果だってここにランチパックがあったら毎回ランチパックにしてるよ」
凛「じゃあ、コンビニに行けばいいにゃ」
穂乃果「なんて事言うのさ!?穂乃果は皆んなと一緒に食べたいんだよ。一人は嫌なの」
凛「ワガママにゃ~」
希「ねえ?もう押してええかな?」
凛「ええよ~」
希「なんで凛ちゃんまで関西弁になっとるん?」
凛「え~希ちゃんの真似~」
穂乃果「いや、待ってよ?まだ穂乃果決まってないからね?」
凛「本当に優柔不断にゃ~。ところで希ちゃんってさ」
希「ん?」
凛「エセ関西弁でしょ?」
希「なっ!?なんて事言うんや」
凛「なんでそのしゃべり方を選んだなの?」
希「それは…関西地方に住んでた事あるから…」
凛「じゃあ、京都弁にすれば良かったのに」
希「いや、それは…」
凛「京都弁ってなんかおしとやかだし絶対京都弁の方が良かったにゃ」
凛「京都弁は分かるの?」
希「一応」
凛「じゃあ、試しに京都弁で喋って欲しいにゃ」
希「え~」
凛「お願いにゃ~」
希「少しだけよ?」
穂乃果「あ~あれもこれも食べたいよ~迷っちゃうよ~」
希「穂乃果さんはえらい慎重でよろしゅおすなぁ。流石は生徒会長やわぁ」
穂乃果「え?なんか穂乃果バカにされてる?」
「チョロ真姫ちゃん」
凛「凛はラーメンにしよう」
希「ウチは焼肉定食!」
穂乃果「へ~…穂乃果は何にしようかなぁ」
凛「また穂乃果ちゃん待ちにゃ~」
希「いつものパターンやね」
穂乃果「だからさ、二人みたいにいつも同じのでいいならいいよ?でも、穂乃果の場合はそれは嫌なの」
凛「毎日同じ事で喜べる性格してるのに?」
穂乃果「酷っ!?凛ちゃん酷くない?」
希「まあまあ、穂乃果ちゃん。このジュース美味しいよ?」
穂乃果「え?本当?」
希「はい」
穂乃果「本当だ!すっごい美味しい」
凛「にゃ~穂乃果ちゃんチョロいにゃ~。ジュース一杯で機嫌直してチョロいにゃ~」
希「今のは3真姫ちゃんやね」
穂乃果「え?3真姫ちゃん?なんの単位?」
希「チョロさの単位やって」
穂乃果「え?じゃあ穂乃果は真姫ちゃん3人分のチョロさって事?」
希「それはちゃうなぁ。だって真姫ちゃんは1000真姫ちゃんやもん」
穂乃果「1000真姫ちゃん?え?穂乃果の…えっと…まあとにあく何十倍もあるの?」
希「333倍やけどね」
凛「一人の真姫ちゃんのチョロさは1000真姫ちゃんなの?難しいにゃ~」
希「1000真姫ちゃんは1キロ真姫ちゃんやからね?」
穂乃果「え?何それ?めんどくさ。なんで単位変えるの?面倒くさいよ」
希「普通の数学でもこれはあるけどね」
凛「じゃあ絵里ちゃんは?絵里ちゃんは何真姫ちゃん?」
希「えりちは…10真姫ちゃんやね。真姫ちゃんな100分の1」
穂乃果「真姫ちゃんって絵里ちゃんの100倍のチョロさなの?」
希「そうやね。で、えりちは100PKEやからね」
穂乃果「10PKE?何それ?新しいの出さないでよ」
凛「って事は10真姫ちゃん=100PKEって事?」
希「それはちゃうね。10真姫ちゃん×10KKE=100PKEやから」
穂乃果「え?KKE?また新しいの出てきた。もう意味わかんない」
「ブリュレ」
穂乃果「いやぁ~美味しかったぁ」
凛「満足だにゃ~」
穂乃果「穂乃果はここのお店の料理の安定感が好きだよ」
希「ウチデザート食べようかな」
穂乃果「あ!穂乃果も食べる」
希「あ!デザートメニューを一新したんや」
穂乃果「え?そうなの?」
希「うん」
穂乃果「どれどれ?え~と…ぶ…ブリュレ?何?ブリュレって」
希「まあ、あれやない?プリンの表面を焦がしたのがブリュレやない?」
穂乃果「え~…これは?アマンディーヌ?え?」
希「タルトの中にアーモンドクリームを詰めてその上にスライスアーモンドをトッピングしたやつやね」
穂乃果「アーモンドタルトでいいじゃん。なんでそんな意味わかんない名前にするの?他にもさ…ブラマンジェ?ジェラート?カタカナのばっかり増えてさ」
希「いや、ジェラートはわかるやろ」
凛「って言うかスイーツなんてほとんどカタカナにゃ」
穂乃果「昔は良かったよ。ショートケーキとかさチョコレートケーキとか…アイスとか分かりやすかったもん」
希「昔ももっとあったと思うけど」
穂乃果「その点では和菓子はいいよ、単純で。饅頭とか団子とか大福とか覚えやすいもん」
希「穂乃果ちゃん怒られるよ?それに和菓子ももっとあるやん」
凛「だいたい穂乃果ちゃんってことりちゃんと昔から仲良かったんでしょ?」
穂乃果「だってことりちゃんはチーズケーキばっかり食べるし」
凛「あー」
希「なるほど」
穂乃果「あっ!マカロンも食べてるや」
「目玉焼き」
店員「ハンバーグのお客様」
穂乃果「はい!わ~美味しそうだねぇ。見て?目玉焼き乗ってるよ~」
凛「目玉焼きが乗ってるだけでこれだけ喜べるなんて羨ましいにゃ~」
穂乃果「別にいいじゃん嬉しいだから」
凛「だから羨ましいって言ってるにゃ。さて、今日はチャーシュートッピングしたからチャーシュー麺にゃ」
穂乃果「凛ちゃんもたいして変わんないじゃん」
希「ウチは二人とも羨ましいわ…うわっ、カルビうまっ」
穂乃果「…さてと、目玉焼きハンバーグを食べよう」
希「ウチ…目玉焼きは醤油派なんよね」
穂乃果「え?」
希「いや、目玉焼きハンバーグって思いっきりソースかかっとるやん?それが許せないって言うか…邪道やん」
穂乃果「なんで?なんでこれから食べるって言うのに邪道とか言うの?」
希「いや、ソースとか邪道やん」
穂乃果「いや、ソースの人だっているよ」
希「穂乃果ちゃんはソース派なの?」
穂乃果「それは…醤油派だけど…」
希「ほらあ」
穂乃果「いや…別にさ」
凛「あっ!凛はケチャップだよ」
穂乃果 希「…邪道だ~」
「交換」
穂乃果「いやぁ、美味しいね」
凛「そうだね。凛はラーメン食べたかったけど」
希「作れないんやから仕方ないやん。次に来た時までの楽しみに取っとけって神様が言っとるんよ」
凛「カードじゃなくて?」
希「…うん」
凛「ふ~ん。ねえ、穂乃果ちゃん。穂乃果ちゃんのハンバーグ一口頂戴?」
穂乃果「え?やだよ。凛ちゃん一口とか言っていっぱいとるし」
凛「凛にとってはあれが一口なの」
穂乃果「嘘だよ。その小さいお口で言われても説得力ないよ」
凛「え~」
穂乃果「じゃあ、交換。凛ちゃんのと交換ならいいよ?でも
、大きさは穂乃果が決まるけどね」
凛「仕方ないにゃ。それで手を打つよ」
穂乃果「え?なんで穂乃果がワガママ言ってるみたいになってるの?」
凛「そんな事ないよ。早く交換しよ?」
穂乃果「…わかったよ。はい」
凛「わーい。ん~美味しいにゃ~」
穂乃果「凛ちゃんのも頂戴」
凛「うん。はい」
穂乃果「いや…これブロッコリーじゃん」
凛「え?」
穂乃果「キョトンしないでよ。どう考えてもおかしいでしょ?ブロッコリーとハンバーグじゃ釣り合わないもん」
凛「それは人それぞれにゃ」
穂乃果「屁理屈だよそんなの」
希「穂乃果ちゃん隙あり」ヒョイ
穂乃果「あー!!!穂乃果のハンバーグーがぁぁぁぁぁ」
「あらかじめ」
穂乃果「凛ちゃん、それ一口頂戴?」
凛「や」
穂乃果「うわっ…こないだ穂乃果はあげたのに…」
希「二人とも」
穂乃果「え?なに?」
凛「どうしたの?」
希「これからウチの言うことをよく聞いて?」
穂乃果「う、うん」
凛「珍しく真面目な顔してどうしたの?」
穂乃果「いや、結構と希ちゃん真面目な顔するって」
希「今からウチは両親に電話をします」
穂乃果「うん」
希「二人とももう知ってると思うけどウチは喋り方が変わります」
凛「うん。前に電話してる時変わってたもんね」
希「そう。その時二人はウチの事を笑いました」
穂乃果「だって急に変わるから。ね?」
凛「普段とのギャップが凄かったにゃ」
希「そうなの。だから、あらかじめ先に二人に伝えたから笑わんといてな?」
穂乃果「え?うん…フリ?」
希「ちゃうよ。大真面目やって。ウチが自分の事をのんたんって言っても絶対に笑わんといて」
凛「うん。なるべくがんばるにゃ」
希「じゃあ、今から電話するよ?準備はいい?」
穂乃果「準備も何も…」
凛「凛達はね?」
プルルルル
希「もしもし、お父さん?うん。さっきは電話に出れなくってごめんね?え?ううん。大丈夫だよ?うん。本当に?希も凄く嬉しい!うん。お母さんも?うふふっ。うん、大好きだよ?うん。はーい。希も楽しみにしてるのね?」
プツッ
希「…」ジッ
穂乃果「あっ!電話終わったの?のんたん?」
凛「もっと普段通り甘えても良かったんだよ?のんたん?」
希「なっ…だから、いじらんといてって言ってるのに」
「お医者さんごっこ」
穂乃果「やっぱりイチゴだよね?イチゴパフェ。ブリュなんとかより全然いいね」
真姫「そこまで言ったらレも出てくるでしょ」
穂乃果「まあまあ、真姫ちゃんも一口食べる?」
真姫「くれるの?」
穂乃果「うん。あーんして?」
真姫「なっ…自分で食べれるわよ」
穂乃果「いいから。あーん」
真姫「あ、あーん」パクっ
穂乃果「おいし?」
真姫「う、うん」
穂乃果「真姫ちゃん穂乃果と間接キッスだ~」
真姫「なっ…何を下らない事言ってるのよ」カァァァ
穂乃果「今のは1000真姫ちゃんだね?」
凛「うん。今日も真姫ちゃんは絶好調にゃ」
真姫「な、何いってるのよ?」
穂乃果「あっ、こっちの話です」
凛「そんな事より少し話し変わるけど」
真姫「何よ?」
凛「真姫ちゃんって将来お医者さんになるんでしょ?」
真姫「だいぶ変わったわよ」
凛「真姫ちゃんって診察とか出来るのかな~って」
真姫「で、出来るわよ」
凛「初対面の人とちゃんとお話し出来る?」
真姫「当たり前じゃない」
穂乃果「じゃあさ、穂乃果を患者さんだと思ってやって見てよ」
真姫「嫌よ。ここファミレスじゃない。恥ずかしいわよ!」
穂乃果「とか言って本当は出来ないんだよ」
凛「分かりやすいにゃ~」
真姫「なっ…分かったわよ。やってやろうじゃない」
穂乃果「じゃあ、穂乃果かんじゃさんね?コンコン」
真姫「どうぞ。どうされました?」
穂乃果「あの~ちょっと調子が良くないんですけど…どこか悪い所ありますか?」
真姫「あ~…頭の方がだいぶ悪いみたいですね」
穂乃果「え?」
真姫「お薬出しておきますと言いたい所ですが今の医療ではバカにつけるお薬はないので数学の問題集を出しておきますね。朝昼晩食後に取り掛かって下さい」
穂乃果「なっ…」
凛「うわぁ…0真姫ちゃんにゃ…」
「宿題」
穂乃果「ん~、ここのピザは美味しいなぁ」
凛「分かるにゃ~分かるにゃ~」ズーズー
穂乃果「凛ちゃんが食べてるのラーメンだけどね」
希「…」カキカキ
穂乃果「希ちゃん何やってるの?」
希「え?ああ…珍しく宿題が出たから今のうちにと思って…」
穂乃果「友達と一緒に居るのに?」
凛「宿題なんか家でやればいいにゃ」
希「家は誘惑が多いからこっちの方が捗るんよ」
穂乃果「うわっ、穂乃果達と遊ぶのは誘惑に値しないって」
凛「それは酷いにゃ」
穂乃果「希ちゃんみたいにファミレスで宿題をやる人がいるからお店の回転率が悪くなっちゃうんだよ」
凛「そうだにゃ」
希「いや、今席がいっぱい空いてるんやしいいやん。二人だってまだ食べてるんやし」
穂乃果「それを言ったらそうだけど」
希「だいたい二人は宿題とかないの?」
穂乃果「…」
凛「…」
希「その反応はあるんやろ?」
穂乃果「えっと…穂乃果の宿題はやったけど家に忘れたていで」
凛「凛はお母さんに間違えて捨てられたていで」
希「あかん…既に忘れた時言い訳を考えてる…二人の将来が心配なんやけど」
「お母さん」
穂乃果「イタッ」
希「どしたん?」
穂乃果「う~魚の骨が取れてなかったよぉ」
凛「焼き魚定食なんて頼むからいけないんだにゃ」
希「も~、穂乃果ちゃんは骨を取るのが下手くそなんやなあ。貸してごらん?こうやって箸で叩いてあげるとな良いんよ」
穂乃果「わ~ありがとう」
凛「穂乃果ちゃん子供みたいにゃ」
希「そう言う凛ちゃんもお口の周りに汁が飛んでるよ」
凛「え?本当」
希「拭いてあげるからこっち向いて」
フキフキ
凛「にゃ~」
穂乃果「凛ちゃんの方こそ子供みたいだよ。さてと、穂乃果はドリンクバーに」
希「穂乃果ちゃんさっきからジュース飲み過ぎよ?夜中にオシッコ行きたくなるよ?」
穂乃果「う~ん。じゃあ、やめとこうかな」
凛「凛は大丈夫だもんね~」
希「あかん。凛ちゃんもやめときな」
凛「凛は平気だもん」
希「だいたいジュースばっかり飲んでると体に毒やからね?」
凛「平気にゃ」
希「あんまりワガママ言うと海未ちゃんに言って山頂アタックして貰うよ?」
凛「そ、それは嫌にゃ」
希「そうやろ?」
凛「うん」
穂乃果「なんだか…お腹いっぱいになったら眠く…」
希「も~こんな所で寝たらあかんよ?本当に穂乃果ちゃんはどこでもよう寝る子やなぁ」
凛「ハクショ。あっ、鼻水が」
希「ええ?ちょっと待ってな。はい、これでチンして」
凛「希ちゃんやって」
希「なんでや。なんで友達の鼻をウチがかんであげないかんの?」
凛「だって希ちゃんお母さんみたいだもん」
希「え?この歳で母親?…それはイヤや」
「事件」
絵里「前にもこんな事あったような気がするけど…今日は許さないわよ?」
凛「…」
希「…」
絵里「さあどっち?どっちが私のアイスを食べたのかしら?」
凛「えっと…」
希「ふう…仕方ないか…」
絵里「あら?白状するの?」
希「凛ちゃん!」
プスッ
凛「にゃっ…ハラホロヒレハラ~」
希「絵里ちゃん。絵里ちゃんは一つ大事な事を忘れているにゃ」
絵里「何をしてるの?」
希「絵里ちゃん?アイスはね、放っておくと溶けるものなんだよ?」
絵里「…それで?」
希「絵里ちゃんのアイスは誰も食べてないにゃ」
絵里「へ~そうなの?」
希「つまりね?アイスは溶けてしまったんだにゃ」
絵里「でも、器がないけど?」
希「それはそうだよ。だって、店員さんが片付けてしまったからにゃ」
絵里「…」
希「何か言いたい事は?」
絵里「凛。寝たふりはやめなさい?全然面白くないから。今謝れば許して…」
凛「ごめんなさい」
希「申し訳ありません」
絵里「あげない」
「ドッキリ」
絵里「全く…希には困ったものだわ」
にこ「凛と一緒になると急にタチが悪くなるからね」
絵里「そうね。普段はしっかりしてるのに急にスイッチが入るのよね」
にこ「なんなのかしからね」
絵里「はあ…そうねえ…にこは人の事いえないけどね」
にこ「なんで急ににこを責め始めたのよ」
絵里「ねえにこ?たまには私達が希にイタズラしない?」
にこ「何するのよ?」
絵里「希がトイレから帰って来たら希の事を知らないフリするのとかは?きっとビックリするわよ」
にこ「いや、希なら飄々としてそうだけど。むしろ何かしら上手いことやり返されさうよ」
絵里「まあ、取り敢えずやってみましょう?」
にこ「上手くいかないと思うけど」
希「はあ…なんかトイレ混んでてなぁ」
絵里「…」
にこ「…」
希「ん?どしたん?」
絵里「どちら様ですか?」
希「え?」
にこ「ここは私達の席だけど?」
希「は?」
絵里「えっと…誰かとお間違いですか?」
希「な、なん…なん?」ポロポロ
絵里「ええ?泣いてるの?」
にこ「う、うそうそ。嘘でしたー。ドッキリ大成功にこ~」
希「…うぐっ」ポロポロ
にこ「ど、どうすんのよ?」
絵里「え…まさかの反応すぎて…」
「大人」
穂乃果「…」ずずず
凛「穂乃果ちゃんコーヒー飲んでるの?」
穂乃果「うん…」
凛「珍しいね?」
穂乃果「私も…大人だから…」
希「いやいや、コーヒー飲めるからって大人って訳ではないやん?」
穂乃果「まあ…そうだね…コーヒーを飲める子供もいるだろうからね…でも、大人はすべからくコーヒーを飲むよ」
希「いやいや」
凛「本当はジュースが飲みたいくせに」
穂乃果「そんな事は…ない」
希「そのちょくちょく挟む間はなんなん?穂乃果ちゃんの中の大人のイメージどうなっとるん?周りにそんなしゃべり方の大人いる?」
穂乃果「ぐっ…それは…」
凛「はあ…穂乃果ちゃんはまた今日もお馬鹿だったにゃ」
穂乃果「また?え?またって言った?または言い過ぎだよ」
希「怒るとこそっちなんや」
「10回ゲーム」
凛「ねえ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「なに?」
凛「ピザって10回言ってみて?」
穂乃果「え?ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」
凛「じゃあ、自転車って10回言ってみて?」
穂乃果「え?また?自転車自転車自転車自転車自転車自転車自転車自転車自転車自転車…これでいい?」
凛「じゃあ、西東京市って10回言ってみて?」
穂乃果「ええ?またぁ…西東京市西東京市西東京市西東京市西東京市西東京市西東京市西東京市西東京市西東京市西東京市」
希「…一回多かったんと違う?」
穂乃果「さあ、終わったよ」
凛「えっとね」
穂乃果「うん…なんでも来いってやつだよ」
凛「こないだ真姫ちゃんに今と同じ事をずっとやってたら怒られたにゃ」
穂乃果「え?…どういう事?」
凛「だから、真姫ちゃんに同じ事したら怒られたから穂乃果ちゃんはどうかなって」
穂乃果「もしかして…意味とかなんもないの?10回ゲームじゃないの?」
凛「うん」
穂乃果「そりゃ真姫ちゃんも怒るよ!意味わかんないよ!」
凛「う~ん。穂乃果ちゃんも怒ったにゃ。もうちょっとハードルを下げて次はことりちゃんにしてみようかな」
穂乃果「ええ?何それ?」
希「凛ちゃんは何がしたいん?」
穂乃果「ハードル上げて海未ちゃんにこっぴどく怒られれば良いのに」
完
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