スクストことスクールガールストライカーズのSS
※過去作
ティエラ「メンタル強化特訓期間」[スクストSS]
http://ssmatomesokuho.com/thread/read?id=338043
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~境界内~
ドドーン
天音「紗々といつみはオブリの足止め!」
いつみ「あいよっ!リーダー!」ダダダダ!!
紗々「承知しました~!」バシュン!!
マギレオブリ(以降オブリ表記)「!!?!」ズザザザッ!!
天音「っ!動きが止まった!遥!」
遥「いっくよー!」バシッ!!
オブリ「!!!?」メキッ!!
天音「真乃!あたしが仕留めるから援護して!」
真乃「了解!」ズダン!!
オブリ「!?!?」バコン!!
天音「ザコは引っ込んでなさい!」ザシュッ!!
オブリ「!?!!」ズバッ!!
天音「ふぅ…顔を洗って出直しなさい!」
オブリ「!!!!」グググッ!!
天音「…って嘘!?効いてないっ!?」
真乃「っ!危ない天音!下がってっ!」
オブリ「!!!!」グワッ!!
天音(マギレオブリ特有の長い腕と大きな掌を使った打撃攻撃!)
天音(この距離じゃ回避は間に合わない!)
天音(なら剣でガードするまで!)チャキッ!!
オブリ「!!!!」ブオン!!
天音「なっ!?」ガッ!!
天音(このあたしがガードしきれないほどのパワーですって!?)
天音「コイツ…ただのマギレオブリじゃない…!?」
オブリ「!!!!」グワッ!!
天音(しまった!追撃っ!)
真乃「天音っ!」
いつみ「早く下がれっ!」
紗々「離れてくださいっ!」
オブリ「!!!!」ブオン!!
天音「くっ………!」
天音(こんなところで立ち止まるわけには…!)
……アマネ!…
…マネ!…
…ネ…
……
…
…
…
…
…ザザー…
……
…バシサン…
…キョウ…キコエ…カ…
天音(このあたしがマギレオブリごときに負けた…?そんなバカな…!)
…ョウバ…エマ…スカ!?…
天音(ありえないありえないありえない!)
……ザザー………
天音(そんなの絶対に…!)
─杏橋さん!?聞こえますか!?─
天音「うひゃあっ!?」ガバッ!
天音「はぁー…!はぁー…!」ゼェゼェ
天音「……はぁ…」
天音「………!?」
天音「ここって…!?」
天音「あたしの部屋…!?」
天音(オブリの追撃を食らったと思ったら次の瞬間には部屋に居た?)
天音(一体何が…)
─聞こえたらどうか返事を…!─
天音(…って、さっきから聞こえてる
この声は…あのへっぽこ教師のものね)
天音(声の出所は…あたしのパトリ端末か)ポチッ
天音「…こちら天音…聞こえてるわ」
パトリ(ティエラ)〈…っ!良かった!無事だったのですね!
天音「…見たところ、身体やメモカは無事みたいね」
天音「今はチームハウスの個室でベッドに寝転んでるところよ」
天音「…それより“無事”ってどういう事かしら…?」
ティエラ〈…オブリの追撃を受けたのは覚えていますか?
天音「…ええ、追撃を受けたまでは覚えてるわ」
天音「…ただ、次の瞬間にはベッドの上よ」
天音「これがどういう事か…それと“無事”の意味について説明してもらえるかしら?」
ティエラ〈ええっとですね…詳しく説明すると長くなってしまうので噛み砕いて説明しますが…
ティエラ〈杏橋さん達が戦ったマギレオブリの攻撃には特殊な効果があったようで…
ティエラ〈その攻撃によって杏橋さんの意識が身体ごと別のチャンネルに飛ばされてしまったようでして…
天音「…」
天音「…は?」
ティエラ〈つまり…現在杏橋さんは別のチャンネルに居る…という事ですね
天音「…は?」
ティエラ〈現在、そのマギレオブリの解析と杏橋さんが現在居る座標を特定中ですが…
ティエラ〈なにせ、チャンネルは星の数ほどありますから…
天音「…」
天音(別のチャンネル?特殊なオブリ?もう戻れないかもしれない?)
天音(…いや!そんな事よりも…!)
天音「…っ真乃は!?それに紗々やいつみや遥も無事なんでしょうね!?」
ティエラ〈それでしたらご心配なく
ティエラ〈皆さん怪我もなく、意識もこちらのチャンネルに留まっていますよ
天音「…そう!」
天音(あいつらはあたしの手足であり仲間であり…そして大切な友達だ)
天音(それがバラバラにならずに済んだなら…不幸中の幸いというものね)
天音(後はあたしが帰れば良いだけの話…)
天音「…で、そっちに戻る方法はあるんでしょうね?」
ティエラ〈それなんですが…
天音「勿体ぶらずに言いなさいよ」
ティエラ〈こちらのチャンネルで原因のオブリを討伐する事で…
ティエラ〈杏橋さんの意識をこちらに戻せるものだと思われるのですが…
天音「今のフィフス・フォースの戦力なら、オブリの討伐くらい大した問題じゃないんじゃないの?」
ティエラ〈私もそう思いまして、現在、他のストライカーの方々にオブリをタコ殴りにしてもらっているのですが…
天音「タコ殴りねぇ…」
ティエラ〈どれだけ攻撃を加えても全く体力ゲージに減りが見えなくてですね?
ティエラ〈モシュネちゃんによると、これまでに与えたダメージから推測するに…
ティエラ〈HPが一兆を超えているようでして…
天音「一兆ですって!?」
天音「他のヤツらはそんな化け物を相手していて大丈夫なの!?」
ティエラ〈体力は超孥級レイドオブリ以上ですが…
ティエラ〈その他の性能や性質は通常のマギレオブリと変わらない様ですので問題ないかと…
天音「そう…それなら大丈夫そうね」ホッ
天音(…ん?だとしたらあのパワーは一体…?)
ティエラ〈ただ…杏橋さんの現状を考えると接近戦はリスクが高いので…
ティエラ〈中~遠距離で戦えるストライカーの皆さんに攻撃を行ってもらっているのですが…
天音「…それだと火力が足りない」
ティエラ〈…このペースでは何週間もかかると予想されます
ティエラ〈それに…ずっと戦っていれば皆さんの身体や心が消耗してしまうとので…
ティエラ〈このペースを維持し続けるのにも限界があります
天音「…つまり、あたしからそっちに戻る方法を見つける方が手っ取り早いってわけね」
ティエラ〈ええ、ですのでオブリの詳細がわかり次第連絡を… “ピピピ”
ティエラ〈…はい、こちらティエラ…あっ、モシュネちゃん…はい…そう…なるほど…
天音(何か分かったのかしら)
ティエラ〈…ええっ!?
天音「悪い知らせ…かしら?」
ティエラ〈いえ…オブリの詳細と杏橋さんの現在居るチャンネル…
ティエラ〈そしてそこから、こちらのチャンネルに戻る方法が見つかったという知らせだったのですが…
天音「上々じゃない」ホッ
天音「それじゃあ、まずは戻る方法を教えてもらえるかしら?」
ティエラ〈…ええっとですね?
ティエラ〈これから言う事は冗談とかではないので、怒らないで聞いてほしいのですが…
天音「あたしを何だと思ってるのよ…」
ティエラ〈…わかりました
ティエラ〈では心して聞いてくださいね…?
天音「そういう前置きはいいから、さっさと言いなさい」
ティエラ〈このオブリとは過去にキャラメル・スピカも交戦した事があるようでして…
天音(キャラメル・スピカ…)
天音(確か…メンバーの性格の不一致が原因で解散したチームね)
天音(プディングはその反省をから生まれたチームだとか…)
ティエラ〈その交戦記録が見つかったので、そちらから抜粋させていただきます
ティエラ〈…今回、杏橋さんが交戦したオブリは“なんでやねんオブリ”と言いまして…
天音「…」
天音「…えっ?」
ティエラ〈見た目や性能は通常のマギレオブリとほぼ同じですが…
ティエラ〈その内には熱い芸人魂と、どつき漫才にも耐えられる高い体力を持った改良型オブリだそうです
天音「…は?」
ティエラ〈このオブリにはツッコミの素質がある者を見るとどつき漫才を仕掛ける習性があり…
ティエラ〈今回、杏橋さんが執拗に攻撃を受けたのも、この習性の為と思われます
天音「…は?」
ティエラ〈…そして現在、杏橋さんがいるチャンネルですが…
ティエラ〈すでになんでやねんオブリによって完全に支配された世界でして…
天音「…えっ?」
ティエラ〈そこにいる全人類の行動理念が“お笑い”を中心に行動するように改竄されてしまっているそうです
ティエラ〈一種のディストピアですね
天音「待って」
ティエラ〈なんでしょうか?
天音「なんでしょうか?はこっちのセリフよ!」
天音「ツッコミの素質!?」
天音「誰がツッコミよ!」
天音「なんでやねんオブリ!?」
天音「そのネーミングセンスがなんでやねんよ!」
天音「っていうか何でそんなオブリに世界が支配されてるのよ!?」
天音「このチャンネルにはバカしかいないの!?」
ティエラ〈ですから先ほど怒らないでと言ったじゃないですか!
天音「むぐぐ…」
天音「あー…怒鳴って悪かったわよ」
天音「続けて」
ティエラ〈…えー、このなんでやねんオブリなんですが、全人類を支配したまでは良かったのですが…
ティエラ〈行動理念がお笑いになってしまった人類は1人残らずボケる側になってしまったため…
ティエラ〈ツッコミ不在のチャンネルになってしまいまして…
ティエラ〈それによりお笑いが成り立たないという事態に陥ったと…
天音「バカじゃないの?」
ティエラ〈…で、別のチャンネルからツッコミの素質がある者を転送する為に境界内を渡り歩いている…
ティエラ〈というわけらしいです
天音「なにもかも酷いわね」
ティエラ〈…で、キャラメル・スピカですが…
ティエラ〈メンバー全員がそのチャンネルに飛ばされてしまったそうで…
天音「全員ツッコミの素質有りってどんなチームよ」
天音「っていうか戻ってこられたの?」
ティエラ〈記録によりますと一心不乱にツッコミをしている内に気付いたら戻っていた、とありますので…
ティエラ〈なんでやねんオブリが満足するような、お笑いを提供出来れば戻れるのではないかと…
天音「えぇ…」
ティエラ〈ちなみに、その時のツッコミの方向性の違いがキャラメル・スピカ解散の発端かもしれないと記録にはありますね
天音「キャラメル・スピカはあれね」
天音「多分マトモな人間の集まりね」
天音「5人全員美山椿芽みたいな」
ティエラ〈まぁ、とにかくツッコミをしていけば戻れそうなので頑張ってくださいね!
天音「急に突き放したわね!」
天音「っていうかツッコミなんかした事ないわよ…」
ティエラ〈それでしたら、杏橋さん以外は全員ボケですので…
ティエラ〈杏橋さんが変だと思ったところに文句を言っていけばボケとツッコミが成立すると思いますので…
天音「文句って…」
天音「…あと一つ聞いてもいいかしら?」
ティエラ〈なんでしょうか?
天音「その…なんでやねんオブリ?なんだけど」
天音「やけに強かった気がするんだけど本当に普通のマギレオブリとほぼ同じ性能なの?」
ティエラ〈交戦記録によりますとそのようですが…あっ!
ティエラ〈ツッコミの素質がある相手との戦闘時には攻撃力と防御力が上がるみたいですね
ティエラ〈ツッコミをツッコミ不在チャンネルに転送する事に特化しているのでは?との事です
天音「厄介にもほどがあるわね!」
天音「…っていうか、中~遠距離の攻撃をやってるやつら…」
天音「つまり射撃、爆撃、砲撃のあいつらじゃ勝ち目ないって事じゃない!」
ティエラ〈爆撃組はともかく他はツッコミの方が多いですからねぇ…
天音「…あたしが頑張るしかないようね」
ティエラ〈…そうですね
ティエラ〈では、私は戦闘に戻りますので…杏橋さんも頑張ってください ─プツッ─
天音「言われなくても頑張るわよ…」
天音(通信終了…後はあたし次第か…)
ドア〈コンコン
天音(…ん?誰かしら?)
ドア〈天音さ~ん?朝食が用意出来ましたよ~
天音(この声は…紗々ね)
天音(っていうか今、朝なのね)
天音「…今行くわ」スクッ
天音「お待たせ」ドアガチャ
天音「紗々、おはよ…う…?」
紗々(アフロヘア)「おはようございます~」ペコリ
天音「…」
紗々「…?」
天音「プードルか!」
紗々「はうぁ!?」
紗々「今のはもしかして…ツッコミですか~!?」
天音「えっ?…まぁ、そう…なのかしら…?」
紗々「よもや再びツッコミを受ける日が来るとは思いませんでした~」
紗々「はぁ~…快感です~…」パタリ
天音「何で倒れてるのよ!?」
真乃(鼻眼鏡)「桃川さん、何事ですか!?」ダダダッ!!
天音「あんたが何事よ!?」
真乃「ええっ!?」
真乃「今の…まさかツッコミ!?」
天音「このくだり今やったばっかりよ!」
真乃「天音どうしちゃったの!?」
天音「その言葉、そっくりそのままあんたに返すわ!」
真乃「えっ…?私はいつも通りだけど…?」
天音「それがいつも通りなら、あんたも周りもどうかしてるわよ!」
真乃「今は私の事より天音だよ!」
真乃「半裸で獅子舞を被っていた昨日までの天音はどこに行っちゃったの!?」
天音「あたしゃ“たむけん”か!」
真乃「えっ?…たむ…けん…?」
天音「たむらけんじの事よ!」
真乃「誰それ…?」
天音「えっ」
天音「…ほら、この前ダウンタウンの番組に出てたじゃない?」
真乃「ダウン…タウン…?」
天音「えっ」
真乃「面白そうな芸人さんは大体チェックしてるけど知らないなぁ」
天音「ウッチャンナンチャンは知ってるわよね?」
真乃「兄弟芸人とかかな?」
天音「じゃあネプチューンは?」
真乃「海王星の事だよね?」
天音「くりぃむしちゅーは?」
真乃「ご飯にかけて食べると美味しいよね」
天音(あたしのチャンネルにいる芸人はこちらのチャンネルには存在しない?)
天音(…ん?つまり…)
天音「このチャンネルのあたしは独学で“たむけん”にたどり着いたの!?」
真乃「このチャンネル?…天音、さっきから変だよ?」
真乃「大丈夫?カバディでもする?」カバディカバディ…
天音「そこは普通、病院とか勧めなさいよ!」
天音「よりにもよって何でカバディよ!?」
天音「…いや、病院勧めるのも失礼だけど!」
真乃「怒濤の三連ツッコミっ…!」
真乃「…天音!私とコンビ組まない!?」
天音「いきなり何の話よ!?」
真乃「…オブリに支配されてから早五年…」
天音「そんなに!?」
真乃「ツッコミの絶滅したこの世界では、ダブルボケ漫才がスタンダードになってるのは知ってると思うけど…」
天音「初耳よ!」
真乃「そうなってからはダブルボケ漫才の供給過多で業界全体が下火なの…」
真乃「…だから今、天音のツッコミがあれば業界はまた活気づくと思うの!」
天音「知らないわよ!」
真乃「私とお笑いの頂点に立とうよ!」
天音「立たないわよ!」
真乃「じゃあ、てっぺん取ろうよ!」
天音「言い方の問題じゃないわよ!」
???「…このアタシを差し置いててっぺん取るだと…?」ユラァ
天音「!?」
いつみ(法被)「真乃…おめぇ、随分おめでてぇやつだな?あぁ!?」
天音「あんたの格好がおめでたいわよ!」
天音「って言うか、何で江戸っ子みたいな話し方よ!?」
いつみ「こちとら生まれも育ちも下町のちゃっきちゃきの江戸っ子でぇい!」カーッ!
天音「胡散臭い!」
いつみ「おめぇさん方には悪ぃが、てっぺんを取るのはアタシ達だ!…なぁ栞?」
栞(サンバ)「ええ、その通りよ!」
天音「祭りが違う!」
天音「って言うか、どういう組み合わせなのよ!?」
いつみ「よし!じゃあアタシ達のネタ見せて、てっぺん取るとか考えられなくしてやるか!」
栞「そうね!」
いつみ「よいしょ…」ゴトン
真乃「…!あれは臼と杵…!」
栞「師匠、お願いします!」
いつみ「おうよ!」
いつみ「…世の中にはどんなストライカーがいるんだ?」
栞「…射撃って言いながら、ジャベリン投げてるストライカーが居たんですよ~」
いつみ「なぁ~にぃ~!」クワッ!
いつみ「やっちまったなぁ!」
栞「いつみは黙って!」
いつみ「投石!」ズドン!
栞「いつみは黙って!」
いつみ「投石!」ズドン
栞「結局投げてるよ~」
天音「クールポコじゃないの!!!」
天音「もう本当なんなのよ!」
遥(海賊コス+大佐の眼帯)「おっ!なになに?ネタ見せ中?」ニュッ
天音「これ以上状況をややこしくしないで!?」
遥「じゃあ私のネタも見てもらえるかな!」スッ
天音「話を聞きなさいよ!」
真乃「…!あれは地球儀…!」
天音「もう帰ってよ…」
遥「もう帰ってよ!?」
遥「もう帰ってよ…もうかえってよ…もかえてっよ…」
遥「モガディシオ…ソーレ!」クルクルクル!
遥「モガディシオ、ここ!」ビシィ!
遥「君のハートにレボ☆リューション!」
天音「ゴー☆ジャスかい!!!」
天音(ああああ!もう!マトモなやつは居ないの!?)
天音(ここに居たらツッコミのし過ぎで頭がおかしくなる!)
天音(一旦別のチームハウスへ避難しないと!)
天音「あー!ちょっと出かけてくるから絶対ついてくるんじゃないわよ!」
真乃「…っていうフリ?」
天音「フリじゃないわよ!」ダッ!
獅子舞「ただいまー…」ドアガチャ
天音「えっ」
獅子舞「えっ」
獅子舞「だ、誰よ!?」
天音「あんたが誰よ!?」
獅子舞「あんたこそ…!」スルッ
天音(半裸+グラサン)「一体何者よ!?」
天音「あたしかーい!」
天音「半裸にグラサンってやっぱり“たむけん”じゃないの!」
天音「って言うか、腹に書いてある五代目エテルノクイーンってなによ!」
天音「ただの痛いやつじゃない!」
天音(半裸)「夜木沼伊緒の食べ物、全部トマト味になれ!」
天音「何言ってんの!?」
天音(半裸)「あれっ?あたし何を…?」
天音「無意識下で“たむけん”なの!?」
天音(半裸)「夜木沼伊緒のブラのホック、全部壊れろ!」
天音「発想が陰湿!」
真乃「天音が…2人!?」
栞「これは一体…!?」
いつみ「どういう事だよ!?」
遥「どういう事…どういうこと…ことどうゆう…」
遥「コートダジュール…ソーレ!」クルクルクル
遥「コートダジュール、ここ!」ビシィ!
天音「やかましいわ!」
………
……
…
天音「…やかましいわ!」ガバッ!
天音「…ってあれ?」
天音「ここは…?」
真乃「…っ!天音っ!?」
遥「やったね!」
いつみ「よく戻ってきたな!」
紗々「ご無事で何よりです~」
天音「ここ…元のチャンネルよね?」
真乃「戻ってきたんだよ天音!」
天音「はぁー…良かったー…」ホッ
遥「お疲れさま!」
いつみ「例のオブリも消えたみたいだし、これで一件落着だな!」
紗々「終わりよければ全てよしですね~」
天音「いやー…えらい目にあったわ…」
真乃「大丈夫?」
天音「当分、お笑いは見たくないわね…」
悠水「天音ちゃん戻ってきたってー?」ニュッ
天音「帰れ!」
悠水「そんなっ!?」
END
杏橋天音さん、総選挙での部門賞1位おめでとうございます
このスタンスでシリーズ化していくつもりですのでよろしくお願いします
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