最原の寄宿舎

最原「なんで夢野さんはパンツなんか僕に……」

最原「…………」

最原「………………」ｸﾝｸﾝ

最原「…っっ！い、いい匂いがする……っっ！！！」ｸﾝｶｸﾝｶ

最原「ほころびかけたコスモスの蕾のような初々しい甘い匂い……！！！」

最原「も、もう我慢できない……！！！」ｼｺｼｺ

最原「夢野さん…夢野さん……！」ｼｺｼｺｼｺｼｺ

最原「………うっ！！！」ﾄﾞﾋﾞｭﾙﾙﾙ

最原「………………ふぅ」

翌日

夢野「……最原よ、よかったらウチと魔法の練習でもせんか？」

最原「ま、魔法…？」

最原（弱ったな…昨日夢野さんで抜いちゃったから顔を合わせるのがきまずい）

夢野「ウチが手取り足取り教えてやろう。研究教室まで一緒に来るんじゃ」

最原「う、うん…」


夢野の研究教室

夢野「そうじゃ！水槽の上にある穴から脱出して階段に入り込んで…」

最原「い、いきなり…ゴボボボ！レベルが高すぎるよボボボボボ！」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ


夢野「最原、中にもう一人おらんでも魔法さえ使えば生きたまま派手にバラバラになれるんじゃ」ｷﾞｭｲｲｲｲﾝ

最原「やめてよ！人体切断で死にたくないよ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ


最原「ハアハア……なんでいきなりマジックの練習を僕に…」

夢野「んあー！だから魔法じゃと言っとるじゃろう！真面目に取り組まんか最原！」

最原（どうも夢野さんは僕にマジック……いや魔法を習得させようと躍起になってる。いつになく熱も入ってるみたいだし）

最原（昨日のパンツと言い、どういうことなんだ…？）