二宮飛鳥「鏡の中の惨めな奴隷」 (26)

アイドルマスターシンデレラガールズの、二宮飛鳥のR18SSです。



「ペンは剣よりも強し」なんて、有名な格言がある。

このボク、アイドル二宮飛鳥も、この言葉の趣旨には概ね賛同している。

いかなる暴力に晒されようとも、確固たる己、揺るがぬ信念と知性があれば必ず乗り越えられると思っている。

ボクをボクたらしめるのは腕力によって規定され押し付けられたものではなく、ボクが自ら選び取ったものであるハズだ。

……ただ、残念ながら。

いかにアイドルと言えどボクはまだ14歳の中学生で、大人が本気で制圧しにかかってきたときに取れる対抗策は多くない。

特にその大人が、ボクの担当プロデューサーだったらね。



その日も、仕事を終えてなお、ボクは事務所に残らされていた。

確かに、以前からボクはあんまり早く帰宅したがる方ではなかった。

しかしそれでも、自分の意志で居残りしているのと、誰かに指示されて残らされているのでは雲泥の差だ。

担当プロデューサーがボクに何をするつもりか知っていれば、なおさら。

勿論、逃げ出したいと思ったことは一度ならずある。

でも、やつの手口は本当に用意周到で。

手を出してくるまでに随分と時間と手間暇をかけてくれていたからね。

ボクもすっかり信じ込まされて……いろいろ、弱みを握られてしまった。

あんな写真がばらまかれたら、ボクだけでなくプロデューサーだってただではすまないだろうが。

だからといって彼と心中して、こっちにメリットなんて無い。

結局今日も言われるがままで……イヤになる。

そうこうしているうちに、彼も仕事を片付けたらしい。

どことなく嬉しそうに、こっちへ歩み寄ってくる。

差し出してくる手に噛み付いてやりたいくらいだが、それができるならこんなことにはなっていない。

手を握られて、引っ張られて、車に連れ込まれて。

しばらく走ってたどり着いたのは、見るからに下品でけばけばしいな建物。

いわゆるラブホテルだ。

まだ中学生なのに、こんなところへ足繁く通う僕は、きっとろくな大人になれないんだろうな。

まだ暗くならない時間帯ということもあり、誰ともすれ違うこと無く、安そうな狭い部屋に入る。

床面積の大半を大きなベッドが埋め尽くしていて、ほとんど寝るくらいしかできそうにない部屋。

……まあ、こいつみたいな男には十分すぎる部屋だけれどね。

鍵をかけて、流石にちょっと緊張していたらしいプロデューサーはほっと一息ついた。

気楽なものだ。

こっちはこれからの事で頭がいっぱいなのに。

バレたら大変なことになるって、わかってるはずなのに。

プロデューサーはボクの服を丁寧に脱がしてくる。

事ここに及んでは、あえて抵抗はしない。

平日夕方から担当Pとラブホにいたのがバレた中学生が、このセカイでまともに生きていけるとは思えないしね。

シャツ、スカート、下着を取り去る手つきはイヤに丁寧で、慣れてる感じがまた嫌悪を煽る。

最初は、真摯で誠実で、ボクみたいなヒネた子供のことも分かってくれる、珍しい人間だと思ってたのに。

まさか中学生に手を出して、脅して自分のものにしようとするやつだったなんてね。

最初から分かってたら、絶対アイドルになんかならなかったな。

今更後悔しても遅すぎるけど。

自分の服はさっさと脱ぎ捨てて、裸になったプロデューサーがボクを抱く。

余計な肉のない、硬くしまった男の体。

反射的に唾を飲み込んでしまう。

後ろから抱きすくめて脇の下から手を伸ばしてきて、胸を揉んでくる。

長い指がおっぱいに食い込んで、思わず声を上げそうになる。

同時に脇腹や腰も愛撫されて、体温がどんどん上がる。

頬もきっと真っ赤になっているだろう、もちろん緊張で。

それに、ちょっとは楽しそうにしないと機嫌を損ねるかもしれないしね。

ほとんど毎日揉まれているせいだろうか、胸も日々育ってきている。

まだまだ他のアイドルと比べると年相応といった感じだし、成長が急過ぎるのか、皮が張ってミチミチしていて、触られるとちょっと痛い。

背後の凌辱者はこの膨らみかかった胸が大好きのようで、今日も使ってやらねばならない。

ヘンタイめ。

しかし、やらないことには始まらない。

都合よく助けてくれる人なんてどこにもいないんだしね。

やむを得ずボクはベッドから降り、床に跪く。

腰にずっと擦り付けられていた硬いもの、早くもがっちがちになったプロデューサーの男性器を見上げる。

透明な液体が先端から漏れてきていて、元気そうで何よりだね。

あんまり長引くのもイヤだし、ま、好都合、ということにしておこう。

手のひらに収まるくらいの胸を下から軽く抱え上げてみると、それなりに谷間もできる。

冷たく目線を向けながらおっぱいをアピールしてみると、無言のお許しが出た。

言われたとおりにやっているだけとはいえ、こうして自分から誘うようなのはボクの自由意志が無視されているようでとても腹立たしい。

いつか仕返ししてやる、このままでは済まさないぞ、なんて、そういう風に思う事自体が弱者の証だろうか。

慣れというのは恐ろしいもので、憎悪の炎を燃やしながらでも、谷間に唾を垂らしてちょっとおっぱい同士こすり合わせて肌に馴染ませて、パイズリする準備が整ってしまう。

慣れたくなんかなかったけれど、ね。

ため息を付いてから、ボクはそそり立つそれを胸でギュッと挟み込んだ。

包み込むにはどうしても大きさが足りないし、肉の反発も強すぎる。

脂肪の塊というよりはゴムボールか何か押し付けてる感じになりそうだが、こんなのが本当に気持ちいいんだろうか。

満足してくれるならそれでいいんだが、やっぱり、こいつド変態だよね。

ぬるっ、にゅるっ、と胸を左右交互に使う。

自分の股間を唾まみれにされて、ヒクヒク悦んでいる。

もっと大きければ、ゆったり包み込んで奉仕できたりするんだろうか。

無理やり寄せた肉で強く挟み込むと、先端の張り出た部分がこっちにも食い込んできそう。

乳腺かな、胸の中のカタい部分が触ったり揉んだりするたびにジンジンと疼く。

性器の形に合わせておっぱいが変形しているのを見ると、首筋の毛が逆立つ。

表情を歪めても、こいつを喜ばせるだけだろう。

熱いおちんちんは汗ばんで、すえた臭いを放つ。

自分よりずっと年下の中学生に本気で欲情する社会不適合者の性器。

もしボクになにかあったら、次は別の少女が狙われるかもしれない。

それもまた、ボクが彼の凌辱を甘んじて受け入れている理由の一つだ。

自分から進んで、こんなこと、誰がするものか。

乳首を摘んでみるとちょっとコリっとしていて、これも竿に押し付けてやる。

浅い谷間に挟んだりしつつも色々工夫して、一秒でも早く射精させたい。

そうした方が楽だからね、当然だけど。

胸をムニムニさせて挟んで動かしていると、そろそろか。

尿道がヒクヒクして先走りがいっぱい溢れてきたら、長くない。

一気に搾り取ってやるべく、ボクはまた唾液を垂らした。

竿と胸の間でぐちゅぐちゅ泡立てて、さきっぽを強く圧迫する。

跳ねて飛び出ないようにしっかり捉えて、ひたすら胸で責める。

乳フェチの変態がこれを耐えられるわけもない。

すぐに低く呻いて、身体を硬直させた。

ここまで着たら、もう後は簡単。

きゅっきゅっと締めながら、上半身も使い、裏筋やカリを肉で擦るだけ。

ただそれだけで、今日一回目の射精を受け止めることができた。

どくどくと溢れ出る、熱く粘ついた液体。

胸の間にたっぷり注ぎ込んで、おっぱいから腹まで汚していく。

竿と胸に絡んだ精液はまだらに濁っていて、いかにも濃厚そう。

量も多くて、しっかり搾ったつもりでもまだドクドクっと溢れ出ている。

身体を離すと胸骨と胸の間に溜まったザーメンがどろっと流れ落ちて臍まで濡らす。

唾をかけておっぱいで擦るだけで、こんなにいっぱい出して気持ちよくなってくれるなんて、どうにも不思議だけど。

でも、たっぷり出した後にまたすぐ勃起する方がもっと不思議かな。

彼がボクを犯す時、一回で満足した試しはない。

今日も、腕を掴まれてベッドに引き上げられて、いつもと同じポーズを取らされることになる。

うつ伏せになって枕に顔を埋めて、膝を立ててお尻を突き出す体勢。

動物が交尾するときのような体勢で、たまらなく屈辱的。

でも、恋人同士にみたいにするよりは、こうやっていかにも犯されているような体勢でする方がいいかな。

ボクの心までは自由にされたくないからね。

ホテルの枕の臭いはお世辞にもいい匂いとは言えないが、精液よりはずっとマシだ。

されるがままの体勢を取ったボクの腰骨を撫でて、それからしっかりと掴む。

それからすぐに、硬直したものがめりめりと侵入してきた。

初めてされたときと比べれば、痛みは少ない。

それでも、自分の肉体を内側から押し広げられるこの感覚には、どうにも適応できない。

ゆっくりとカラダの中を割り開きながら入ってくるのは、つい先程射精させたばかりの性器。

男ってのは皆こうなのか、それともこの男が特別強いのか?

「飛鳥となら何回でもやれる」なんて言っていたこともあったが……真に受けちゃいけないね、うん。

なんて、物思いに耽る余裕はすぐに消え失せる。

さっきまではボクが主導権を取れていたから、まだ良かった。

こんな風に、押さえつけられて後ろからレイプされる状況で、できることなんて何もない。

ただ、パンパン、ヌチャヌチャとなる肉と粘液の音で気を紛らわすしかない。

奥の方まで性器が突き挿さると心臓の底が突き上げられるようで、息が詰まる。

ボクの、こんな子供のカラダに大人の性器は大きすぎる。

ゆっくりやってくれているのは分かるが、それでも肺から空気が押し出される。

肩を掴んでベッドに縫い止められて、覆いかぶさってきているのが分かる。

奥の方をえぐられるたびに下半身が勝手に反応して、情けなさで涙が出そう。

粘液と粘膜が淫らな音を立てている。

初めて犯されたときには血が出て大変だったけど、今じゃあこんな変な匂いの潤滑液を漏らしてしまう。

この男に体中いじくりまわされて、胸も股もこいつ好みに作り変えられて、結果こんな風になってしまった。

薄汚い安ホテルに引きずり込まれて奉仕させられて後ろからレイプされて、イヤなはずなのに濡れるこの体が嫌い。

自分の指では届かない子宮口をしつこく突かれて、自分を自分で制御できなくなるのが怖い。

何度もピストンされると脳が揺れて、ボクをボクたらしめる大事な何かがこぼれていきそう。

そんなのダメだ、こんな獣欲なんかにボクは負けない、その一心でシーツを握りしめる。

爪が布に引っかかってちょっと痛いけれど、構わない。

途切れそうになる意識を繋ぎ止められるなら、それで。

唇を噛んで、声を押し殺す。

それでも、激しい呼吸の音や喘ぎの響きは隠しきれていないだろう。

こうして往復されているだけで、自分のナカがプロデューサーのに合うように作り変えられていくのが分かる。

ボクが近くにいるとすぐに硬くなって、一回や二回じゃ満足しないケダモノみたいなやつ。

そんなのにいいようにされる自分自身が情けなくて、どうしても涙がこぼれてしまう。

泣いたって許してくれるわけもないのに。

むしろ鬼畜男はボクのすすり泣きを聞いて一層ピストンを激しくする。

ぱしんぱしんと尻肉の音。

だんだん動きが早くなって、またそろそろ限界が近いのかな。

いいよ、して、最後まで、早く。

はやく、早く……終わらせて。

強いてそう思い込んで、自分を保つ。

油断すると失神しそうだけど、意識の無いボクはいったい何を口走ってしまうかわからない。

そうしているうちに、遂に。

奥深くまで性器がめり込んで、そのまま抜かずにぐりぐりっと腰を使って、プロデューサーの動きが止まる。

ナカで竿がどうしているのか、はっきりとした感覚は無いが、イってるのは間違いない。

ボクのおまんこを何回も犯して気持ちよくなって子宮に精液を出してるんだ。

ボク、もう初潮来てるのに。妊娠できるのに。お構い無しで生中出ししてるんだ。

頭がクラクラして、離人感すらある。

今ここでゴムもつけない男に犯されているのが自分だと信じたくない。

ボクって、こんなに現実逃避が下手だったんだね。

まったく、信じられないよ。

2回目の射精を終えてもすぐには萎えない竿に、ボクは貫かれたままでいた。

射精が終わってもまだビクビクしていて、体全体を内側から揺らされる思い。

呼吸が落ち着くまでに、それなりの時間が必要だった。

しばらくして、やっと落ち着きを取り戻したボクら。

ずるるっと引き出される男性器は、白濁液にまみれて汚れきっている。

陰毛には泡立った粘液が絡んで獣臭を放っている。

……ああ、そうだった。最後のお勤めがあった。

まだ意識がはっきりしていなくて、脳にも酸素が足りていないような感じだけど、仕方ない。

この男をしっかりと満足させないといけない。

脚を投げ出してベッドに座るプロデューサーへ近づいて、四つん這いになって、股間に顔を近づけ、一呼吸。

二人分の体液でひどく臭うそれを、一気に口に含んだ。

ボクの口に入れるにはちょっと大きすぎるけど、喉をしっかり開けばなんとかなる。

唾が垂れるに任せて、唇を締めて竿を優しく咥える。

そのまま深呼吸して、鼻から脳までえっちな臭いで染めて、頭を振り始める。

ぐっぽぐっぽと音が頭蓋骨の中に響く。

ボクの頭、脳まで性欲処理の道具になってるみたい。

焦点が合わず、プロデューサーの表情がわからない。

ただ、舌の上に溢れてくる精液の味だけは理解できる。

裏筋の、ちょっとやわらかい部分を舐めて押して、尿道も竿も綺麗にしてやらないと。

こんなことしてるのバレたらボクだって身の破滅なんだから……これは証拠の隠滅だ。

あくまで自分のためにしてるんだ。そうだろ。

そうでも思わないと、こんな、口で男のものを咥えるなんて絶対できない。

少しずつ出てくる残り汁を順に飲み下す。

苦くてどろどろしててひどい味だけど、喉に絡みつくから唾で薄めてやらないと飲めない。

舌と口で性器をちゅぱちゅぱしながらザーメンを薄めて飲みこむ。

だんだん上手くなってきてるのが自分でもわかって、それがまた辛い。

唇とカリが擦れてじゅるっと音がする。

溢れ出る精液をぐちゅぐちゅぐちゅっと口の中でかき混ぜてから飲み込む。

ごくっ、という嚥下の音も淫靡。

頭の内側からこんな音ばかり聞かされて、おかしくなりそう。

ぴちゃぴちゃという舌使いの水音で、プロデューサーも興奮しているのかな。

吸っても吸っても粘液は止まらず、これじゃあいつまでたってもお掃除できない。

咥えた竿はカチカチなまんまで萎える様子もないから、やり方は間違ってないはずなんだけど。

何かものを考えるのも億劫で、ひたすら目の前のおちんちんをしゃぶるしかできない。

口の周りに張り付く縮れ毛を、ほとんど無意識的に口内へ運ぶ。

だらしなく漏れ出るスペルマを全部飲み干す。

ごくっ。こくっ。……んっ。

ちゅっ……ちゅるるっ……ん、ぐっ……。

フェラチオし続けているうちに、低い呻き声とともにちょっと多めの精液が噴き出た。

舌の上でしっかり受け止めて、ぶくぶくっとうがいしてから一気に飲み込む。

性器をしっかりしゃぶり尽くして汚れを舐め取って、ボクは息切れしていた。

たまらずベッドに倒れ込むと、柄にもなく頭を撫でてくれる。

臭い息をしながら、顎のだるさに悶える。

ここまでして、やっとボクの苦役は終わる。

終わると言ってもその日だけのことで、次の日からはまた同じことが繰り返される。

そんな先の見えない絶望の只中に、ボクはいた。

そんな風に、プロデューサーに犯されるのがほとんど日課となっていた時期。

ある日突然、彼が言った。

もうこれ以上飛鳥を苦しめたくない。無理やりするのはやめようと思う。

あまりに突然のことで拍子抜けしたが、しかしこれほど嬉しいことはない。

レイプさえしてこなければ、こいつは結構有能なプロデューサーなんだし。

理由がわからないのはちょっと不安だが、もしかしたらこの外道にも良心の呵責なんてものがあったのかもしれないね。

いやしかし、よかった。

軽率な行動に及ばなくてよかった。

自分から何かせずとも、向こうの方から都合の良い状況がやってくるなんて、ボクは幸運だね。

……なんて、脳天気な考えだったんだろう。

ただ待ってるだけで全部上手くいくなんて、あるわけないのに。

ともあれ、解放されたことは素直に喜ばしい。

ボクは久し振りに早めに自室へ戻り、たっぷりの自由時間を謳歌した。

ラジオを聞いたり、漫画を描いてみたり、髪型をアレンジしてみたり、なかなか有意義な時間だったと言えよう。

その日は無事に終わり、翌日、翌々日も平穏に済んだ。


そして三日目。

なんとなく手持ち無沙汰になってベッドでゴロゴロしていると、不意に下腹部が疼いた。

いや、別に何もおかしいことはない。ボクは14歳で、思春期だからね。

性欲くらい、当然あるとも。

前まではほとんど毎日プロデューサーにやられてたせいで、自覚することは少なかったけど。

一人になると、またむらむらと沸き起こってくるものなのか。

部屋の扉をしっかりと閉めて、毛布にくるまり、そっと服をずらす。

自分の体を抱くような体勢で、ゆっくりと股をいじっているうちにだんだんその気になってきて、穏やかに気持ちよくなる。

そういう風に性欲処理するのが、かつてのボクのやり方だった。

……女子中学生の身でこんなことをするのは、確かにちょっと恥ずかしいけれど。

でも、こうすることで余分な欲望を消して、明晰な判断力を維持できるなら、やらない理由は無いとも思う。

……しかし、なにかおかしい。

自分好みのシチュエーションとか、読んだ漫画のシーンとかを思い浮かべながらするのが常だったが、なぜかプロデューサーとのことばかり思い出してしまう。

あんな、衝動的で暴力的で獣じみたのは、まったくボク好みじゃないはずなのに。

ボクとしてはもっとこう、洗練された……丁寧なやつが好き、なはずなのに。

なんで、プロデューサーとのことばかり考えてしまうんだ。

しかも。

忌まわしい記憶を必死に振り払おうとしながら自慰に耽って、少しずつ気持ちよくはなっても、なかなか上り詰めることができない。

指では触れられない場所がシクシクする。

思い切って根本まで突っ込んでみても全然足りない。

寸止めされているようなもどかしさで、狂いそう。

どうしよう、通販か何かで大人の玩具でも買おうか。

いや、冷たい紛い物を突っ込んでみたところで、きっと虚しくなるだけだろう。

人間の血の通った、熱くて硬くて脈打つものじゃないと。

いや、ちょっと待て、今ボクは何を考えていた。

まさかまたプロデューサーにして欲しいなんて、考えるはずがない。

結局その夜、ボクはちっとも満たされないまま悶々と深夜まで過ごした。

次の日の夜も、事態は好転しなかった。

呆れるくらい濡れやすいくせに、指を2本入れてもなかなか気持ちよくなれない。

こうなったら3本入れてみようか、いやでも無茶なことしてユルユルになったらどうしよう。

気持ちよくなくなったら、二度としてもらえないんじゃないかな。

……"してもらう?"その表現はおかしい。

ボクはあくまで被害者で、やむを得ずプロデューサーに従っていたはずだろう。

それを、なんだ、まるでお預けされてるペットみたいな。

頭の中から湧き上がる妄念は否定しても否定しても途絶えることが無い。

苦悶しながら自分を辱めつづけても、欲望が晴れることは無い。

弄っても気持ちよくなれないのが分かっているのに弄らずにはいられない、これじゃまるでジャンキーだ。

今の自分に何が足りないのか、どうすれば満たされるのか、考えるのすら恐ろしかった。


そして数日後。

ボクは夕方、またしても事務所に居残るようになっていた。

別に、彼に命令されたわけではない。

ただなんとなく、そう、なんとなく気分が向いたからである。

彼の机から少し離れた場所、応接用スペースのソファーに座って読書。

ボクたち二人きりなので、遠慮は要らない。

ソファーを独占して、寝転がりながら寛いでみていた。

ここの……この辺なら、彼からも見えるはずだろう。

いや、別に、何を見せたいというわけじゃないけどね。

ソファーに全身を預け、片足を床に落とす。

スカートが少し捲れて、太ももがスースーする。

こっそり折って短くしたスカートに、気づいてくれているかな。

胸元のボタンを空けると、空気が入って涼しい。

ちらっと様子を伺うも、彼は仕事に集中しているようだった。

まあ、仕事なら仕方ない。

いいさ、独りは慣れてるし、嫌いでもない。

結局、日が暮れるまでそのまま。

ちょっと粘ろうとするも、あえなく追い出されてしまった。


次の日も、その次の日も同じようなものだった。

プロデューサーは涼しい顔をしているけれど、ボクの方はといえばもうかなり余裕が無い。

食欲睡眠欲に並ぶ欲求と言うだけあって、満たされないとこんなにも苦しい。

いったいどうしてだろう? ……決まっている。プロデューサーのせいだ。

プロデューサーがボクをメチャクチャにして、普通じゃ満足できないカラダに変えて、それでこうなったんだ。

でも、だったらどうする?

プロデューサーは、もう無理やりにはセックスしないと言ってきた。

なら、ボクは1人でこの熱をどうにかしないといけないのか?

一体どうやって?

こんなの、誰にも相談できない。

日を追うごとに下腹部の熱っぽさは増す。

このままだと普段の生活にも支障をきたすかもしれない。

とうとうボクは意を決して、プロデューサーに話しかけにいった。

なあ。あれ以来ボクに手を出してこないようだけれど。

もしかして、誰か別の餌食を見つけたんじゃないかい。

一体誰だい? ボクの同輩を苦しめているっていうのなら、看過できないよ。

そこまで言うと、彼の表情が一変した。

仕事モードの真剣な顔とは違う、淫らで、いやらしい、悪い大人の顔。

ボクの手をそっと触って、赤ん坊に言い聞かせるような口調で言った。

飛鳥。他人に何か要求する時は、ちゃんと明確に言わないと。

何をしてほしいのか、どうしてほしいのか、飛鳥の言葉で言ってみな。

それを聞いて、鈍いボクはやっと事態を理解した。

こいつはもとからボクを解放する気なんてなかったんだ。

こうしてボクからねだりに来るのを待っていたんだ。

あまりのことに、表情が歪むのを止められない。

こんな、こんな鬼畜に縋ろうとしたなんて。

さんざん好き放題に調教して、最後のひと押しをボク自身にさせる……なんて悪趣味な。

反射的に身を引き、彼の手を振り払う。

拒絶を受けても平気な顔で、嬉しそうにボクを見ている。

ダメだ、欲情の混じった視線を浴びているだけで、性欲のはけ口としての自分を想ってしまう。

たまらずボクは彼に背を向け、そのまま事務所を出た。

追ってくることはなかったが、彼のあの粘ついた視線と声はいつまでも首の後に感じていた。

……その夜のオナニーは、今までで一番激しく、それでいて不満の残るものだった。

あいつの思い通りになっているというこの現実がまず腹立たしいし、それでも欲望から逃れられないこの肉体が呪わしい。

何より、「おねだりしてセックスしてもらう」という解決策を一度認識してしまうと、どうしてもそれを忘れられない。

あのヘンタイのことだ、ボクが屈服すれば喜び勇んでエッチしてくれることだろう。

1回と言わず2回、いやもっとか?

今感じているようなもどかしさ、苦しみはすぐに消えて、満たされた気分になれることだろう。

でも、それでいいんだろうか。

ボクはまだ中学生なのに、あんな悪人の言いなりになっていいんだろうか。

いや、いいはずはない。

理性的判断と確かな知性を持ってすれば、欲望に流されることなんて無いはずだ。

ボクならそれができるはずだ。

そう信じたい、いや信じる。

深夜まで悶え続け、やっと眠った。


次の日はまだ耐えられた。

その次も大丈夫だった。

更にその次となると、かなり厳しくなってきた。

耐えても耐えても先が見えず、何をしていても気が散って仕方ない。

次の週、月曜の夕方。

苦しいばかりで何の実りもなかった土日を経て、とうとうボクは諦めた。

その日はたまたま暖房の温度が高めで、プロデューサーは少し汗をかいていた。

ボク達以外に誰もいない事務所で、男の匂いをかがされて、ボクの決意はポッキリ折れた。

彼の側に歩み寄り、腕を抱いて上半身を押し付けて、半ばヤケになりながら言う。

彼の望む言葉。ボクの望む言葉。

もう、イジワルしないで。

エッチして下さい。

ナマセックスして子宮に精液出して下さい。

欲しくて欲しくてたまらないんです。

……死にたくなるくらい恥ずかしかった。

それでも言った甲斐はあったようで、プロデューサーはボクの頭を優しく撫でて、手を引っ張って体を抱き寄せて、耳元で囁いてくれた。

よく言えたな。偉いぞ。

じゃあ、行くか。

ボクの手を強く握り、向かうのは休憩室。

忙しい時期、プロデューサーが泊まり込んだりするときに使うベッドルーム。

二人きりとは言え事務所ですることになるなんて。

でも、不思議なほどに拒否感は無い。

あっても、それを上回る感情に塗りつぶされている。

ボクはもう、ヘンタイなのかな。

いや、これは、身体が疼くから仕方ないんだ。

こんな風になっちゃったのはプロデューサーのせいだし。

そうこれは……睡眠欲や食欲と同じようなものだよ。

生きていくために仕方ないことなんだ。

部屋に引き込まれ、扉を閉められ施錠され、服を脱がされても、まだそう考えていた。


暖房が強めにかかっていて、服を脱がされても寒くない。

プロデューサーもズボンと下着を脱いで、ベッドに腰掛ける。

手を引っ張られて、向かい合ってするのかと思ったらさにあらず。

背を向けて彼の膝の上に座る、たしかこれは背面座位とか言うやり方だ。

この体位でするのは珍しいけど、でも好都合か。

緩んだ顔をまじまじ見られるのは、恥ずかしいもんな。

そのまますぐに挿入してくれるかと思いきや、腰裏にぐりぐりこすりつけてばかりですぐには入れてこない。

熱くて硬くて、触れているだけでも鼓動が高鳴るおちんちん。

また、おねだりしないといけないのかな?

もう一回、あんなことを?

いや、もう言葉にするのももどかしい。

胸を揉んでくる手つきもいやらしくて、思考力が削られていく。

大きさの割に張り詰めていて、指先もそれ程沈み込まないくらいの子供の胸なのに、そんなに気に入ってくれたんだろうか。

だんだん乳首が硬くなって恥ずかしいけれど、気にしている余裕は無い。

このまま、胸だけで中途半端に感じさせられてまたお預けされたら、どうしよう。

ここまでされて打ち切られたら、本当におかしくなってしまう。

焦りと恐怖と、それよりもっと衝動的な何かに突き動かされ、たまらず腰を振った。

男のカラダに自分の尻を押し付けてスリスリする、サカリの付いた猫みたいな仕草。

肌の上に少し濡れた粘膜の感触。

流石に下品すぎたかもしれないが、効果はあったか。

プロデューサーはボクの体をそっと持ち上げ、下腹部を滑り込ませるようにして。

それから、一気に根本まで突きこまれた。

ずるるっ、と男性器がナカに侵入してくる。

久し振りのこの感覚で、視界がチカチカする。

さんざん焦らされたカラダは、奥の方まで挿入された、ただそれだけで一回トんだ。

はひっ、と変な声が出てしまう。

必死に押し殺そうとしても、お腹の中がパンパンで息が苦しい。

おあずけされて狭まっていた膣奥を無理やり広げられて、手脚がピクピクしてしまう。

ベッドの弾力を使って下から突き上げられると、激しい感覚に翻弄されるばかり。

ぐちゅっ、ぐちゅっという水音は、ほとんどボクの汁のせいだろう。

いつの間にかしっかりと躾けられていたボクの性器は、プロデューサーのを挿入されるだけで大量の愛液を漏らしてしまう。

甘い痺れが背筋から脳まで伝ってボクの魂を屈服させようとする。

胴体を抱かれて、奥の方を何度も突かれる。

プロデューサーは更に、ボクの軽い身体を腕力で上下に動かして責め落とそうとしてくる。

こんな、道具みたいに使われて気持ちよくさせられるなんて。

前までなら絶対イヤだったはずなのに、今は全然気にならない。

自然と開いていく股を閉じる気にもなれない。

涙とヨダレがこぼれて自分を制御できない。

不自由な体勢で、それでも腰が勝手にカクカク動く。

熱く火照った身体を揺らされて、おっぱいがゆさゆさする。

するとまた、その揺れる胸を強く握られて、痛みと快感で息が途切れてしまう。

おまんこの奥の方から濃い汁がごぽおっと溢れてきて、一瞬失神しそうになる。

いやでも、まだ気持ちよくなんか、ない、ないね。

これはプロデューサーのため……でなきゃ、仕方ないことなんだ。

そう、いつもの落ち着きを取り戻すための、やむを得ない処理作業だ。

決して欲望に溺れているわけじゃ……

取り繕う思考が、つい声に出そうになる。

身体をオナホールのように乱暴に使われて、奥の方を何回も陵辱されて、それでもまだボクはボクを保てているつもりでいた。

しかし、ぐぐっと子宮口の方まで先端が届いて、どこへも逃げられないよう両腕で捕まえられて、それからたっぷり射精されてしまうと。

自分を保つための大切な何かが擦り切れるのを感じる。

どくどくと注ぎ込まれる子種。

ボクを焦らしていた間、彼も欲望を発散していなかったのだろうか。

今までで一番長い射精は、量も粘り気も最高で、締まった陰唇から少しずつ雫が垂れる。

下腹部がきゅうきゅうして変な声が出そうになるのを必死に堪えるが、まったくの無駄。

お、お”っ、って、こんな汚い声を出したくはないのに。

いい、い”ひ、いっ、って、こんな乱れた声を上げてるのはボクじゃない、違うんだよ。

太くガッチガチなのが刺さったままで、全身がけいれんしそう。

中出しされたからって、それと分かるはずないのに、下腹が暖かいようなおぼろげな感触。

ひくひく震える子宮を温められても、気持ちよくなんかない。

すぅはぁと深呼吸すると、それだけで胸と腹が疼く。

ぐったり倒れてしまいそうなのをなんとか堪える。

心身ともに限界のボクとは逆に、プロデューサーはまだまだやるつもりだ。

しっかり勃起したものを入れたまま、持ち上げるようにしてボクを立たせる。

そして壁の方まで追いやり、手をつかせて立ちバック。

繋がったまま動くのも案外簡単なのか、それともボクが軽いせいか?

なんて考えて、ふと顔を上げた時、視線がかち合った。

そこにあったのは、壁ではない、姿見だ。

この部屋で仮眠した人が、起きた後に髪や身だしなみを整えるためのもの。

よく磨かれて綺麗な鏡面に写ったボクの顔は、ひどいものだった。

頬は真っ赤、目は潤んで蕩けて焦点も合ってない、口はだらしなく開いてヨダレを垂れ流している。

舌が飛び出て発情期のイヌみたいで、首筋は汗ばんで興奮してるのが丸わかり、乱暴に胸を揉みしだかれて乳首がそそり立っている。

大して大きくもない胸は背後からの凌辱でたぷんたぷん揺れて、かたっぽだけじゃなくてこっちも触ってイジメて、って誘ってるみたい。

フトモモを掴まれてぐいっと開かれると、白濁した愛液と精液の混ざった臭い液体が泡立って陰毛に絡みついている。

ボクの小さな体にはいかにも不釣り合いなぶっといのが股間に突き刺さって、それでも身体は悦んでいる。

大人の性器をしっかり受け止めて、膣口をヒクヒクさせている。

ぐちゅ、ぐちゅっと腰を使われるたびにめくれ上がった陰唇と竿の間から濁った汚液が垂れ落ちて、ボクの内股をベタベタにしている。

自分の倍以上年上の男にレイプされてよがっている淫乱女の姿。

知性の欠片もない、ただただセックスに溺れてトロトロになった顔。

逃れようのない自分の本当の姿を魅せつけられて、ボクは、どうしたら。

淫らで下品で、まるで売春婦みたいな自分の姿から目を離せない。

そんなボクのうなじにプロデューサーが唇を寄せる。

汗を舐め取って軽く噛んで、そっと囁いてきた。

可愛いな、飛鳥。エロいよ。

そう、優しく褒められて。

ついにボクは堕ちた。

こんなに気持ちよさそうな顔してるって示されちゃったら、もうどうしようもない。

こんなの耐えられるわけがない。

そうだよ、ボクはプロデューサーとのエッチが好きなんだ。

ナマでおちんぽ入れられて壊れそうなくらい強引にピストンされてしきゅうにたっぷりだされるのダイスキなんだよ。

右のフトモモを抱えられて軽く開脚させられて、脚を閉じられないようにされてしまっているけど、閉じるつもりなんてもう無い。

ふくらはぎを絡ませて、もっともっとねだりたいくらい。

壁との間に挟まれて身動きできない体勢だけど、それでも腰は動いてしまう。

レイプされてるのに自分でも動いて、完全にド淫乱だ。

でも、いいよね? エロいのが可愛いって言ってくれたんだもんね。

おちんぽいい、きもちいい、そんなバラバラな思考がもしかしたら言葉になっていたのだろうか。

ボクの陥落を見て、プロデューサーの責めも激しさを増した。

座っていたときよりも動きやすいのだろう、前後に大きく動いてナカを何度もえぐり、犯す。

一度キモチイイって思ってしまうと、もう戻れない。

もっともっとしてほしくて、舌足らずなおねだり。

いい、きもちいい、もっと、なかに。

奥まで挿さったおちんぽのさきっぽが膨れて、子宮口をグリグリ責める。

もうだめ、イく、いく、いっちゃう。

首を反らすと同時に、鏡に透明な液体が降りかかる。

エッチが気持ちよすぎて、なにかボクの股から出ちゃったみたい。

潮噴きというやつかな。

びゅうびゅう漏れておしっこみたいだけど、プロデューサーは歓んでくれている。

噴いている間もお構いなしにパンパンするものだからいつまでも気持ちいいのが終わらない。

身体の奥深く、大切なところを乱暴にいじめられるのが気持ちいい。

独りでしていた時はいくら頑張っても届かなかったボクの弱点。

お願いするだけで、こんなに簡単にエッチしてもらえるなんて。

意地はって、バカみたいだったね。

今のボクも全然賢そうじゃあないけど。

でもいいんだ、賢く振る舞うより気持ちいいこと、教えてもらったんだから。

完全に屈服したのを見て取ったか、プロデューサーはボクの顎を掴んで振り向かせ、視線を合わせて聞いてきた。

どうだ、セックス嫌いか? したくないか。

そんなわけない、ちんぽ、なまおちんぽすき、もっとして、せいえきなかにだして。

途切れ途切れの言葉はどこまでちゃんと言えたか分からないけれど、男を焚き付けるには十分だったみたい。

無言でおっぱい鷲掴みにして、体全体を覆い尽くすように抱きしめての腰使い。

開発されて彼好みの変態少女に作り変えられて、知性も理性も捨てさせられてエッチするしか能のない淫乱人形にされるのが、こんなに気持ちいいなんて。

気持ちよすぎて足腰がもう立たない。

膝がガクガクして崩折れそうになるけど、手を突っ張って耐える。

今おちんぽ抜かれたら泣いちゃいそうだ。

がんばっていると、ご褒美のようにぐいっと突かれてまたトぶ。

薄い潮は断続的に出っぱなしで壊れた蛇口みたい。

イきっぱなしのボクと同じくらい、プロデューサーも気持ちよくなってくれているみたい。

身体を硬直させて奥までずっぷりハメて、大きく外に張り出たカリ首を肉に食い込ませて、子宮を陥としにかかる。

こんなに気持ちよくされたら、もうひとりじゃ絶対満足できない。

彼に頼らないとイくこともできない、そんなどうしようもないエッチ奴隷になる。

そう、奴隷だから。だから、有無を言わさず無理やり膣内射精されても嬉しくなれるんだ。

お尻の肉が変形するくらい身体を密着させて、おまんこの一番奥にたっぷりの射精。

出してる、子宮の中に、ボクのことはらませようとして濃いセーエキいっぱいいっぱい注ぎ込んでる。

快感でバカになった膣は勝手に締まってザーメン閉じ込めちゃう、おなかのなかザーメンでタプタプしててコレじゃニンシンしちゃうよ。

ビクビクっと震えて、もう何度目かもわからない絶頂。

股からは、もう何の液体なのかもわからなくなった汁がダラダラ漏れる。

遂に……ついに、やっちゃった。

今までのボクのあり方を全否定するようなセックス。

知性とか品性とかをかなぐり捨てて衝動のままに溺れるセックス。

でも、これで良いよね。

きっとずっと前からボクはこうだったんだよ。

怖がって意地張って、それこそ子供みたいだったけど、その分すっごく気持ちよかった。

プロデューサーも、そうだよね。

ボクのために手間ひまかけた甲斐、あっただろ。

なら、これから毎日、いっぱいシたいな。

ね、いいだろ。

ボクみたいなのに媚びられると、おちんちんカタくなるんだろ。

だったら、カタくなったらいつでもボクに挿れてくれていいからね。

いつでもキミのために準備しておくよ、ナマセックスして気持ちよくなって一緒にイく……キミとなら、きっと簡単だろうね。

言葉もなくただ繋がり合っていた僕達だけど、心はきっと一つになっていた。

こうしてボクは完全に陥落し、毎日のようにプロデューサーとセックスした。

かつてのような、嫌々なポーズをする必要もない。

お互いに時間を作ってこっそりハメて何度もイかせ合う、それだけだ。

……でもボクの淫乱さは、ボク自身にすら予想すら超えていた。

プロデューサーとのエッチが気持ちよすぎて、何度も繰り返しているうちに、一時たりとも彼から離れたくなくなってきたのだ。

ハメてるときだけが幸せで、普段はいつも物足りない。

彼が他の女と話しているときなんかは、特にそう感じられる。


ある夕、ボクは学校帰り、事務所へ顔を出してみた。

レッスン終わりのアイドルたちが帰宅しかけている時間帯。

やっぱりプロデューサーは仕事をしていた。

平気な顔で書類作ってるこの男が夜な夜なボクに何をするか知ったら、皆驚くだろうな。

さり気なく近づいて、シャツの裾を引っ張る。

二人きりなら、コレだけでもうエッチが始まるくらいのものだが、まだ他人の目が無くなりきってないせいかプロデューサーの態度はつれない。

だからボクはシャツの胸元を大きく開いて、こっそり買ってきたコンドームを見せてあげた。

これには流石に動揺したようで、声を荒げかけるが、人の注意を引いちゃあいけないよね。

耳元に口を寄せて、彼にだけ聞こえる声でつぶやく。

まだ、二人きりにはなれないのかな。でも、もうこっちもトロトロなんだ、ね、しようよ。またいつもみたいに。

その場で抱きすくめない程度の理性は残っていたらしい。

手を乱暴に掴まれ、それでもすぐには動かない。

さり気なくアイドルたちに帰宅を促しながら、ボクの手を捕まえたまま。

なんとか人払いを終え、連れて行かれたのは駐車場。

彼が通勤に使っている車の、後部座席に載せられる。

またラブホに連れて行ってもらえるのかな。

でも、もう待てない。

アイドルたちが帰る準備している間も、パンツびっしょびしょだったんだからね。

つながれた手を引っ張って、目を閉じて唇を突き出す。

願ったとおりに、そのままキスされて、押し倒された。

まさかエッチするために買った車じゃないだろうけど、後ろ側のスペースは割と広く、寝転がっていてもそれ程窮屈でない。

一応我慢しようとはしてみたが、ボクに誘われてこんなところでエッチ始めちゃうプロデューサー。

やっぱりしたかったんだよね、ムラっと来てたんだろ。

なんだかんだいいながらボクにハメることばっかり考えてたんじゃないか。

えっち。へんたい。エロ男。

なんて、もちろん全部褒め言葉だよ。

彼がボクの身体に夢中になって、すぐに欲望に屈しちゃうのが嬉しい。

あまりの嬉しさで、つい腰が浮いてしまう。

他に車は停まっていなかったし、そうそう通り掛かる人もいないだろうけど、でもこんな公共の場で。

誰かに見られるかもしれないのにこんな車の中で。

本当に我慢弱いね、プロデューサー。ボクと一緒だ。

せっかく用意したゴムは床に投げ捨てられる。

使わせるつもりなんて無かったけど。

制服のスカートをめくられて、パンツの股部分をずらされる。

ぬちょっ、と糸を引いてるの、ちゃんと見てもらえたかな。

ボクの名前を呼ぶ声は、ちょっと恨みがましい感じ。

おかしいね、何も恨まれる筋合いなんて無いはずだよ。

プロデューサーがボクをこんな淫乱に仕立て上げて、それで今こうなってるんだからね。

何より、キミもこんなボクのこと、好きなんだろ。

地位も何もかも失いそうになっても、ボクを捨てたりできないはずだよね。

ボクはキミの望むままに育った……いわば理想の女だからね。

だから、遠慮は要らない、誰かに見られるかもとか、気にしなくていい。

したいようにしてよ、今ここで。ね。

ベルトを緩めてズボンを下ろす手つきはどこかおぼつかない。

いつかの時と比べると余裕が無い。

興奮しすぎておかしくなってるのかな? 

……やっぱりお揃いだ。

シャツの下に手を突っ込んで、フロントホックのブラを外して振り捨てて、そのまま胸を揉んでくる。

実はこっそり、フリルついたえっちなの着けてきてたんだけどね、気づかないか。

残念だけど、それだけ興奮してくれてるってことだよね。

ブラより中身に興味あるのは、いかにもオスって感じ。

少しずつ膨らんできているけれど、それでもこうして乱暴に揉まれると痛痒い。

愛撫と呼ぶには自分勝手で、まるで痴漢されてるみたいで興奮する。

ミルク搾っているみたいに揉みしだかれて、おっぱいがジンジンする。

母乳出してほしいのかな、キミのためなら出してもかまわないよ、いや出せるようにされても、って言うべきかな。

おっぱいを出せない胸はエッチするための器官でしかない。

こうして男を誘って、興奮させて、母乳出せるようになるために使うんだ。

細長くて硬い指が乳腺にまで食い込みそう。

手の中にすっぽり収まるサイズの胸はアイドルとしてはやや物足りないかもしれないが、全体を一度にもみほぐしてもらえるのは気持ちいい。

乳首が硬くなって手のひらの上で潰されると、ぴりっと痺れるような感覚。

甘イキを隠すつもりなんて無い。

溜息をつくと、胸だけでイきかけたのがバレるけど、そんなの全然かまわない。

ボクのこのおっぱいに執着する愛しい男がむしゃぶりついてきてくれるからね。

揉むだけじゃ満足しきれなくて、出るわけもない母乳を吸う、いつものことだ。

さんざん揉まれて硬くなっていた乳首に歯が当たるだけでも痙攣しそう。

乳房のサイズの割に大きめな気がしてちょっと恥ずかしいんだけど、悦んで吸ってもらえるのは嬉しいね。

胸から首筋までゾクゾクした感覚が走る。

胸をいじめられて気持ちいいのと母性とが混じり合って何が何だか分からない。

ボクにひどいことばかりするプロデューサーが赤ちゃんみたいにおっぱい吸っているのが背徳的。

唇で挟まれると、それだけで胸が疼く。

ミルク出せるようになったら、もっと気持ちいいのかな。

したいように楽しんでおちんちんがっちがちにするプロデューサー。

揉まれて吸われておっぱいだけでとろっとろにされたボク。

お互いに情欲を煽りあって、止まりようがない。

暴力で屈服させた女に、プロデューサーはすぐ挿入を試みる。

彼と離れている間は、いわばずっとお預けを食らってた形だからね、前戯にそれ程長い時間は要らない。

めりめりっとボクのナカを押し広げてくれればいい。

車の中ということでお互い狭苦しい思いをしているけれど。

拘束されてる感じとか、凌辱っぽい雰囲気とかがソソる。

制服をほとんど脱がされないでセックスするのも、これはこれでいい。

帰宅途中に突然襲われたみたいで……非日常感がいい。

実際、そう外れてもいないわけだしね。

だんだん深くまでプロデューサーのが侵入してきて愛液が漏れてくるのも分かる。

薄暗くて人気のない駐車場。他の車は一台も停まってない。

助けを呼んでも誰も来ないからボクは今からこいつにレイプされるんだ、いっぱい生ちんぽ突っ込まれて中に精液に注ぎ込まれて赤ちゃん孕まされるんだ。

そう、ことさらに自虐的に思いこんでみるとまた汁が漏れる。

抑え込まれて濡れるボクを、プロデューサーが低い声で罵る。

淫乱とかヘンタイとか言われるのも嬉しい。

だってキミもそうだもんね。

ボクみたいな女子中学生に毎日毎日生中出しするケダモノ。

結局、お互いにお似合いだったってことなんだろう。

彼がぐいっぐいっと腰を使い始めると、膣奥を突かれたボクは息を飲む。

胴体も下半身もくっついて、もう完全に種付けする体勢。

彼の首に腕を回して引っ張ると、熱烈にキスしてくれる。

舌でボクの唇を割り開いて、口の中までぬるっと入り込んできて、どろどろした唾をたっぷり流し込んでくる。

ボクから舌を絡め返してみると一層激しく唇を吸われて、ちゅっちゅちゅっちゅと車内にキス音が広がる。

ほのかに歯磨き粉の香りがする辺り、やっぱりプロデューサーもこうなること予想して、期待してたのかな。

一日中ずっとボクとセックスすること考えながら仕事してたのかな。

きっとそうだよね。

叩きつけるような腰使いでシートがきしむ。

この狭い空間で、言葉少なく、唾と粘液の鳴る音、ギシギシいうセックスの音だけが響く。

でももっと、もっとめちゃくちゃになりたい。

二度と戻れない深みへ、2人で沈んでいきたい。

組み伏せられて不自由な体勢で、ボクは下半身を動かそうと試みた。

レイプから逃れようとするかのような仕草で、彼の瞳が一層暗くなるが、勿論嫌がってるわけじゃない。

ふくらはぎを持ち上げてプロデューサーの腰裏に回して、足を絡ませて腰を引けないようにホールド。

恥ずかしくてとても口には出せない名前の、膣内射精を懇願する姿勢。

きゅっ、と下肢を絡めて腰を引きつけてみると、抱きしめた身体が震えた。

いいんだよ、遠慮なんてしないで。

ボクを独占したいんだろ。

自分だけのものにして、何回も子宮に精液注ぎ込んで妊娠させたいんだろ。

ね、して。

こんなの……ボクはアイドル失格だし、キミもプロデューサー失格だけど。

ボクはもうキミなしじゃ生きていけないからね、しょうがないさ。

だからもっと、いつまでもこうしてくっついていたいな。

あえて口を動かさずとも、キスしながらゴムなしエッチしていれば、ボクの想いは通じる。

膣から性器を抜けなくされてもプロデューサーは動きを止めず、奥の方の肉を何度も割り開いていく。

気持ちよくされながら下腹部を突かれると、ゆっくりじっくり子宮口が緩まされているような感覚。

エッチされて蕩けさせられて、だらしなく口を開いた子宮に子種汁を注ぎ込む。

そんなひどい光景すら思い浮かぶ。

奥の方まで挿しこんで、回すような動きでえぐって、きゅっと締まったところを半分くらい引き抜く。

声を上げることもできずにヤられるがままで、体の震えが止まらない。

何十回目かのピストンの後、前触れもなく急に、ボクは絶頂した。

穏やかな痺れのような感覚が走り、思考力を急速に奪っていく。

イってるからって容赦してもらえるわけもなく、硬直した身体は好き放題にされる。

がっちがちな竿で貫かれて呼吸すら忘れそう。

頭の中はエッチの気持ちよさだけで、ボクを気持ちよくしてくれるこの男にしがみつくことしかできない。

イって、戻って、パンパンされてまたイって、そのうちどんどん快感が深まっていって脳内がピンク色。

そうしているうちにプロデューサーがおちんちんの根本まで強引に突っ込み、下半身を密着させて動きを止めた。

先端が膨らんで、胎内でビクビクしている。

ボクをさんざんイかせて、とうとう我慢できなくなったらしい。

おまんこの一番奥にまでおちんちんとどかせてこいぃせーえきどぴゅどぴゅしてる。

ネバネバしててりょうがおおくてしんせんなざーめんちょくせつだされて、トんだ。

きもちいい、なかだしきもちいい、なませーしスキ。

下品で幼くてどうしようもないボク。

でもしかたないよ、だってイってるさいちゅうにせいえきだされるとバカになっちゃうんだ。

ピクピク震えながらイきっぱなしのボクに突っ込んだまま、プロデューサーはおちんちんを抜こうとしない。

膨れ上がった竿で蓋をされてボクのお腹は精液でタプタプ。

身体の中にザーメンが溜まって今にも卵子を受精させようとしている、そう考えただけで濁った愛液が漏れる。

挿れられている間、ボクはずっと狂ったままで、プロデューサーもきっとそうだったろう。

そんな状態でもキスは止めないでいてくれて、もうどちらがどちらの舌かすらわからないくらい。

2人ドロドロに溶け合って一つになるのが最高に気持ちいい。

お互いの身体の境目が曖昧になって、グチャグチャに蕩けた一個の肉塊になったみたい。

それでも、もっと近くでくっついていたくて、目を閉じてキスに没頭する。

太い竿が膣に栓したままで、子宮がヒクヒクする。

キスの合間に深呼吸すると、腹の動きに合わせてナカの精液もドロっとする。

その感触でまた気持ちよくなって、腹筋が震えてしまう。

首筋や腹、二の腕あたりの筋肉がピクピクして、ボクの絶頂を教えてしまう。

きっとコレは、この激しい生エッチは、絶対、何があってもやめられない。

緩みきった頭でも、そのくらいは理解できた。


そして、ようやく落ち着いてきた頃。

プロデューサーは萎えかけてきた性器をゆっくりと引き抜いた。

後戯の代わりのつもりなのか、抜いた後もすぐには離れず、少しの間くっついていてくれるのは嬉しい。

ごぽおっ、と奥から精液や愛液、汗なんかが混じり合った白濁液が逆流してくる。

もったいない気もするが、こうして股から精液垂れ流していると、しっかり中出ししてもらえたのだと改めて実感できる。

呼吸に合わせて汁が流れ出て、スカートの裏地を汚す。

こんな制服なんて、別に好きで着ているわけじゃないけど。

それでも、今まさに着ている服を精液で汚されるのは得も言われぬ背徳感がある。

プロデューサーの股間に下腹部を当ててズリズリ擦りつけると、スカートの前面にも精液がいっぱいこびりつく。

めくったままのスカートに白濁液をなすりつけて、表面から裏面にまで、たっぷりと塗り広げる。

じんわりとシミが広がって、これじゃあとても外を歩けないね。

精液まみれの制服中学生を見て、プロデューサーの眼が濁る。

大量の精液を出して萎れかけていた性器がぴくっと反応する。

スカートを広げてテカテカした汚れを魅せつけてみると、こっちも興奮してきた。

安い品でもないのに、こんなエッチな遊びのために汚しちゃうなんて。

良くないはずだけど、それゆえに気持ちいいね。

体液のシミがまだらに広がったスカートは、まるで輪姦された直後のよう。

こんなの履いて表を歩いたら、大変なことになるだろうね。

スカートだけじゃない、パンツも。

愛液と精液でベタベタになって、乱暴にずらされたせいでちょっとヨレていて、ほとんど役に立たない。

下半身を隠せるちゃんとした服が一着も無くて……

スカートもパンツも履けないで、ボクはこれからどうしたらいいのかな? 

こんな格好で外に出たら、きっと誰かに襲われちゃうね。

そこまで言うと、プロデューサーは無言のまま運転席へ移った。

向かう先は、勿論彼の家。

一人暮らしのプロデューサーのお家に引きずり込まれて、逃げようにも服が無い。

となれば、もう深夜まで、いや明け方までヤられっぱなしなんだろうな。

流石に連続で挿れっぱなしは厳しいかな?

エッチして食事して、エッチしてお風呂に入って、洗いっこしながらエッチして、風呂上がりに汗だくになりながら絡み合って、繋がりあったまま眠りに落ちる。

きっとそんな感じだろう。

果てしない凌辱を思うと、それだけで膣奥から淫らな汁が漏れて陰唇がひくつく。

ついさっき、お汁が膣に入り切らなくなるくらい、いっぱいセックスしたばっかりだってのに。

もうどうしようもないね、ボクたち。

こうなった以上、もはやこの退廃からは逃れようがない……

だから、何があっても、死ぬまでキミを離しはしないよ。

ボクのことをこんなにして、人生台無しにしたんだ、キミのことも台無しにしてやる。

絶対に責任は取ってもらうよ、例え何を犠牲にしようともね。

煮えたぎる欲望には、収まりそうな気配すら無かった。

以上です。

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