遊矢「エンタメデュエル…」
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遊矢「エンタメデュエル…」シンクロ次元編
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遊矢「エンタメデュエル…」エクシーズ次元編
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遊矢「エンタメデュエル…」融合次元編(前編)
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の続き
・とりあえず知りたい謎が解けたので書いてみる(今のうちに書かないとルール変更でパニックになる可能性あるし)
・多分これが最後になると思う(各次元巡り?そんなものはない)
・基本的にはOCG化してるカードは一部例外はあるがOCG仕様
・アニメでは忘れ去られたキャラも登場予定
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1487390108
ここまでの本編との主な違い
・沢渡、権現坂はエクシーズ次元復興の為アカデミアに来ていない
・柚子シリーズは遊矢と行動を共にしている
・素良、エドはカード化されており、クロウと明日香はカードになっていない
・ユーゴは遊矢に吸収されている
・零児と零王はタイマンデュエル
柚子「遊矢…」
遊矢「先を急ごう、零児達が心配だ」
カイト「他の仲間は…?」
遊矢「零児なら、直接プロフェッサーの元に向かったはずだ」
セレナ「月影や零羅も一緒にな。だが、素良という男は…」
柚子「素良?素良がどうしたの…?」
セレナ「ユーリから私を守ろうとして…」
黒咲「カード化されたという事か?」
セレナ「………」
柚子「そんな…素良が…」
明日香「…遊矢の言う通り、今は先を急ぎましょう。カードにされた仲間達の思いを無駄にしない為にも」
柚子「明日香さん…うん」
瑠璃「遊矢、一つだけ聞いていい?ユートは、やっぱりあなたの中に…」
遊矢「ああ…ユート、おそらくユーゴも俺の中に居る…」
リン「ユーゴも…」
遊矢「俺達三人がどういった存在かはまだわからない。同じ顔といい、各召喚方のドラゴン、その内の二人が揃えば、片方が柚子のブレスレットでワープさせられる事。何より、俺の中にある強大な悪魔…全てが謎だ」
遊矢(ただ一つ分かっていることは、こいつを目覚めさせるきっかけは”怒り”にあることくらい。ならば俺が怒りに支配されなければ…いや、そんな事をしても所詮は一時凌ぎ…悪魔を本当の意味で乗り越えるの為には…)
カイト「すまない瑠璃、ユートは俺と戦って…」
瑠璃「大丈夫、ちゃんとわかってるわ…柚子やセレナとのデュエルで、みんなにとって遊矢がどういった存在だったか」
瑠璃「カイトや兄さん、何よりユートがあなたを信じたのなら、私もあなたを信じてる」
遊矢「…ありがとう」
リン「私も…私もあなたを信じたい」
遊矢「………」
リン「正直、私のあなたに対する印象は恐怖でしかなかった…ドクトルやユーゴを私の目の前で消した冷酷で残虐な悪魔…もちろんそれはあなた自身の意思じゃない。でも、だからこそ怖いの…」
リン「一つだけ約束して。これさえ守ってくれたなら、私もあなたを信じる…」
リン「もう二度と、悪魔には負けないで…!」ガクガク
セレナ「…………」
遊矢「任せろ」
「等々見つけたぞ…」
黒咲「…?」
「私は生き延びる、何としてでも…!」
セレナ「な!?」
リン「あなたはっ」
ロジェ「おや?はははは、これはいい。柊柚子だけでなくセレナまで…さあ、私と共に来てもらおうか!」
遊矢(こいつは確か…)
柚子「ロジェ!?」
黒咲「何故貴様がここに!?」
遊矢(シンクロ次元でこいつが使ったのは次元移動装置…それによって柚子以外はエクシーズ次元に飛ばされたはず…。そうか、だからアカデミアに…)
遊矢「治安維持局の長官が今やプロフェッサーの飼い犬か?」
ロジェ「榊遊矢…面白い、君も彼女らと合わせてプロフェッサーへの手土産となるがいい」
遊矢「手土産?」
ロジェ「事情は全て知っていますよ、あなたも元はアカデミアの人間…それもプロフェッサーの一番弟子だったと」
ロジェ「彼女達を含め、君を確保したとなれば、プロフェッサーはさぞ喜ぶ事だろう!私は確実に生き延びられる!」
遊矢「とんだ小心者だな、いいだろう」ガチャ
「ちょっと待ったぁぁぁ!!」
ブウゥゥゥンッ!!
黒咲「っ!?」
「そのデュエル、俺達が相手になろう!」
瑠璃「バイク!?」
明日香「あれは、ユーゴの乗っていた…」
ジャック「待たせたな、遊矢!」
リン「ジャック!?」
クロウ「水臭えじゃねぇか。アカデミアとやり合ってるんなら、なんで言いに来ねえんだよ」
柚子「クロウ!」
ロジェ「バカな、何故奴らが!?」
ジャック「お前に交わす言葉はただ一つ、シティを混乱に陥れた責任を取ってもらおう!」
ロジェ「責任だと?」
リン「ジャックが、どうして…」
遊矢(零児か…助かる)
クロウ「のんびりと語るのも悪くねえが、今はそんな場合じゃねぇんだろ?行けよ、ここは俺たちが引き受ける」
ロジェ「な!?」
遊矢「大丈夫なのか?」
ジャック「俺は徒党など組まん!だがこれだけは忘れるな、お前を倒すのはこの俺だということを」
クロウ「素直じゃねぇな…まあ心配するなよ、これはシティの問題でもあるからな。俺もこいつだけはぶっ倒さねえと気が済まねえんだ」
遊矢「わかった。任せたぞ」
ロジェ「逃しはせん!」
ブウゥゥゥンッ!!
ロジェ「くっ…!」
ジャック「早く行け!こいつは俺達が片付ける!」
瑠璃「兄さん…」
黒咲「ああ、行くぞ」
柚子「後はお願いします!」
ロジェ「おのれ…次元を超えてまで私の邪魔を…!」
クロウ「逃す訳にはいかねえんだよ。別の次元だろうが、地の底だろうがな」
ジャック「俺達を送り出した子供達の為にも、お前を叩き潰す!」
ロジェ「…いいでしょう。二人まとめてかかってくるがいい」
クロウ「流石は元治安維持局長官様だ。そうなくちゃな」
ロジェ「ですが、少し条件があります」
ジャック「条件?」
ロジェ「あなた方は二人、それも元キングであるジャック・アトラスが相手では私があまりにも不利というもの」
ロジェ「そこであなた方のフィールド、墓地は共有。加えて、ライフポイントは2000からとさせて頂きたい」
クロウ「フィールドの共有だけならまだしも、ライフの半減とはな…どうするジャック」
ジャック「いいだろう、丁度いいハンデだ」
ロジェ「流石。では元キングのお手並みを拝見させてもらいましょうか」
ジャック「行くぞ!」
クロウ「おう!」
ジャック「デュエル!」
クロウ「デュエル!」
ロジェ「デュエル!」
休憩終わりなんで続きは夜になります。
ちなみにハゲのまともなデュエルが一回しかないんですが、みんな本来のデッキで戦ってほしい?
全く違うOCGテーマにするか、精霊のオリカとか出すのって抵抗ある方居ます?
ジャック&クロウLP2000
ロジェLP4000
ロジェ「では参りましょう、私のターン!」
ロジェ「私は手札から、《古代の機械飛竜(アンティーク・ギアワイバーン》を召喚!ATK1700」
ロジェ「アンティーク・ギアワイバーンが召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキからアンティーク・ギアと名のつくカード一枚を手札に加える。 この効果の発動後、私はエンドフェイズまでカードをセットできません」
ロジェ「私は、《古代の機械箱(アンティーク・ギアボックス)》を選択。そしてこのカードがドロー以外の方法でデッキ・墓地から手札に加わった時、攻撃力または守備力が500の機械族・地属性モンスター1体を手札に加える!」
クロウ「モンスター1体で、二枚分のアドバンテージを稼ぎやがった」
ジャック「ふん…」
ロジェ「魔法カード、《融合》を発動!」
ロジェ「手札に加えた《古代の機械箱(アンティーク・ギアボックス)》《古代の機械砲台(アンティーク・ギアキャノン)》を融合!」
ロジェ「融合召喚!」
ロジェ「現れろ、レベル8!機械仕掛けの魔神!《古代の機械魔神(アンティーク・ギア・デビル)》!DEF1800」
ロジェ「アンティーク・ギア・デビルの効果!」
ロジェ「1ターンに1度、相手に1000ポイントのダメージを与える!」
クロウ「ぐうっ!」LP1000
ジャック「ちっ…!」LP1000
ロジェ「…私はこれでターンエンド」
クロウ「…こっちは最初から2000しかねえってのに、早くも半分持っていかれちまうとはな」
ロジェ「そう、これこそが絶対勝利への道。崩せますかね、あなた方に」
ジャック「絶対勝利だと?くだらん。俺のターン!」
ジャック「俺は《レッド・スプリンター》 を召喚!ATK1700」
ジャック「このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分フィールドに他のモンスターが存在しなければ、手札・墓地からレベル3以下の悪魔族チューナーモンスター1体を特殊召喚する!」
ジャック「俺が特殊召喚するのは、《レッド・リゾネーター》!ATK600」
ジャック「俺はレベル4のレッド・スプリンターに、レベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!」
ジャック「シンクロ召喚!」
ジャック「現れろ!《レッド・ライジング・ドラゴン》
!ATK2100」
ジャック「レッド・ライジング・ドラゴンの効果発動!」
ジャック「このカードがシンクロ召喚に成功した時、墓地のリゾネーターモンスター1体を特殊召喚する!」
ジャック「甦れ、《レッド・リゾネーター》!ATK600」
ジャック「レッド・リゾネーターが特殊召喚に成功した時、フィールドの表側表示モンスター、レッド・ライジング・ドラゴン攻撃力分だけ俺達のライフを回復する!」LP3100
ロジェ「くっ…」
ジャック「俺はレベル6のレッド・ライジング・ドラゴンに、レベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!」
ジャック「王者の咆哮、今天地を揺るがす。唯一無二なる覇者の力、その身に刻むがいい!」
ジャック「シンクロ召喚!」
ジャック「荒ぶる魂、《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》!ATK3000」
ロジェ「来ましたね…」
ジャック「レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの効果発動!」
ジャック「1ターンに1度、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ特殊召喚されたモンスターを全て破壊。破壊した数×500ポイントのダメージを与える!」
ジャック「アブソリュート・パワー・フレイム!」
ロジェ「無駄だ!アンティーク・ギア・デビルはそのモンスター効果により、他のカード効果を受けない!」
ジャック「なんだと?」
クロウ「アンティーク・ギアワイバーンは特殊召喚モンスターじゃねぇから、スカーライトの効果で破壊する事はできねえ。これじゃあ…」
ジャック「ならばバトルだ!レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトで、アンティーク・ギア・デビルを攻撃!」
ジャック「灼熱のクリムゾン・ヘル・バーニング!」
ロジェ「私の絶対勝利は揺るぎない!アンティーク・ギア・デビルが破壊された時、デッキからアンティーク・ギアモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる!」
ロジェ「現れろ、《古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)》!ATK3000」
ジャック「…俺はカードを二枚伏せ、ターンエンド」
ロジェ「私のターン!」
ロジェ「永続魔法、《古代の機械城(アンティーク・ギアキャッスル)》を発動!」
ロジェ「これによりフィールドのアンティーク・ギアモンスターの攻撃力は300ポイントアップする!」
クロウ「ギアゴーレムの攻撃力が、レッド・デーモンズを超えやがった!」
ジャック「永続罠発動! 《安全地帯》!」
ジャック「これによりレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトは、相手カード効果の対象にならず、戦闘及び相手のカード効果では破壊されない!」
ロジェ「バトル!アンティーク・ギアゴーレムで、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトを攻撃!」
ジャック「スカーライトは、安全地帯により破壊されない!」
ロジェ「だが、ダメージは受けてもらいましょうか」
ジャック「ぐうっ」LP2800
ロジェ「私はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
クロウ「へっ、思ったよりやるじゃねぇか」
ロジェ「お褒めの言葉として受け取っておきましょう。ですがあいにく、三手先までは読めているのですよ、そしてその三手目が、このデュエルの終焉となる!」
クロウ「腐っても治安維持局長官だった男か…なら望み通り、三手目で終わらせてやるぜ!」
ジャック「お前の敗北によってな!」
クロウ「俺のターン!」
クロウ「俺は魔法カード、《闇の誘惑》を発動!」
クロウ「この効果で、カードを二枚ドロー!その後、手札の闇属性モンスター1体を除外する!」
クロウ「俺は、《BF-暁のシロッコ》を除外!」
クロウ「そして、《BF-そよ風のブリーズ》がカードの効果によってデッキから手札に加わった時、特殊召喚できる!ATK1100」
クロウ「続いて、《BF-蒼炎のシュラ》を通常召喚!ATK1800」
クロウ「まだまだいくぜ!自分フィールドにBFが存在する時、手札にある《BF-黒槍のブラスト》を特殊召喚する!ATK1700
ロジェ「ほぅ…一気に三体のモンスターを」
クロウ「俺はレベル4の黒槍のブラストに、レベル3のそよ風のブリーズをチューニング!」
クロウ「漆黒の翼翻し、雷鳴と共に走れ!電光の斬撃!」
クロウ「シンクロ召喚!」
クロウ「降り注げ、《A BF-驟雨のライキリ》!ATK2600」
クロウ「ライキリの効果発動!」
クロウ「1ターンに1度、このカード以外のBFの数まで、相手フィールドのカードを破壊する!」
ロジェ「なんだと!?」
クロウ「俺は、アンティークギア・ゴーレムを破壊!借りるぜジャック!」
ジャック「ふん…勝手にしろ」
クロウ「バトルだ!俺はレッド・デーモンズで、アンティーク・ギアワイバーンを攻撃!
ロジェ「ぐうっ!」LP3000
クロウ「続け!驟雨のライキリ!ダイレクトアタック!」
ロジェ「ぐああああぁぁぁっ!」LP400
ジャック「よし、繋がった!」
クロウ「シンジやガキ共達の怒り、この一撃に込めるぜ!」
ロジェ「コモンズ如きが…!」
クロウ「蒼炎のシュラで、ダイレクトアタ――」
ロジェ「コモンズ如きが、シティの真の権力者に勝てると思うなぁぁ!!」
ロジェ「永続罠発動!《古代の機械蘇生(アンティーク・ギアリボーン)》!」
ロジェ「自分フィールドにモンスターが存在しない時、 墓地のアンティーク・ギアモンスター1体の攻撃力を200ポイントアップさせて特殊召喚する!」
ロジェ「蘇れ、《古代の機械飛竜(アンティーク・ギアワイバーン》!ATK1900」
ロジェ「さらに、アンティーク・ギアキャッスルの効果で攻撃力は300アップ!ATK2200」
ロジェ「アンティーク・ギアワイバーンが召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキからアンティーク・ギアと名のつくカード一枚を手札に加える。私は、《古代の機械猟犬(アンティーク・ギアハウンドドッグ)》 を選択!」
クロウ「ちっ…凌ぎやがったか!俺はカードを三枚伏せて、ターンエンド」
クロウ「だがな、俺達コモンズが抱えてきた苦しみはこんなもんじゃねぇ。てめぇにはしっかりと償ってもらうぜ…」
ロジェ「ふ……ははは……はははははは!面白い事を言う!」
ロジェ「口先ばかりで行動を起こさぬからこそ、長年トップスに抑えられてきたコモンズ風情が」
ロジェ「良かろう、ならばこの私を屈服させてみるがいい。出来ればの話だがな」
ジャック「随分と大口を叩いたな。この状況では、お前にとても勝ち目があるとは思えんが」
ロジェ「言っただろう?私の勝利は絶対だと。残念ながら、お前達はまだその方程式を崩せてもいないのだよ」
ジャック「何?」
ロジェ「私のターンッッッ!!」
ロジェ「私は、《古代の機械猟犬(アンティーク・ギアハウンドドッグ)》 を召喚!ATK600」
ロジェ「アンティーク・ギアハウンドドッグが召喚に成功した場合、相手に600ポイントのダメージを与える!」
ジャック「ぐうっ」LP2200
クロウ「くっ…!」LP2200
ロジェ「さらに、アンティーク・ギアハウンドドッグのもう一つの効果発動!」
ロジェ「1ターンに1度、自分の手札・フィールドから、アンティーク・ギアによって決められたモンスターを墓地へ送り、 融合モンスター1体を融合召喚する!」
ロジェ「私はアンティーク・ギアハウンドドッグ、ワイバーン、手札の《古代の機械兵士(アンティーク・ギアソルジャー)》二体を融合する!」
クロウ「四体融合だと!?」
ロジェ「古の魂受け継ぎし機械仕掛けの猟犬どもよ!その10の首混じり合わせ、混沌にして絶大なる力とならん! 」
ロジェ「融合召喚!」
ロジェ「現れろ、レベル10!《古代の機械混沌巨人(アンティーク・ギア・カオス・ジャイアント)》!ATK4500」
クロウ「でけぇ…」
ジャック「………」
ロジェ「見ろ!この世の全てを形無き混沌に帰す、究極破壊神の姿!その力の前にひれ伏すがいい!」
ロジェ「カオス・ジャイアントはモンスター全てに1回ずつ攻撃できる。バトルだ!」
クロウ「そうはいかねぇ!罠発動!《強制脱出装置》!」
クロウ「フィールドのモンスター1体を対象とし、そのモンスターを手札に戻す!わりぃな、究極破壊神様には早々に退場してもらうぜ!」
ロジェ「無駄だ!このカードは魔法・罠カードの効果を受けず、 相手はバトルフェイズ中にモンスターの効果を発動できない!」
クロウ「なんだと!?」
ジャック「くっ…」
ロジェ「さぁ、幕を引いてやろう。やれ、アンティーク・ギア・カオス・ジャイアント!目障りなコモンズを葬りさえッッ!!」
クロウ「罠発動!《シンクロ・バリアー》!」
クロウ「自分フィールド上に存在するシンクロモンスター1体をリリースし、次のターンのエンドフェイズ時まで、自分が受ける全てのダメージを0にする!ライキリをリリース!」
ロジェ「くぅっ…!だがどの道、モンスターは全滅は免れはしない!」
ジャック「いいや、我が魂レッド・デーモンズは安全地帯により破壊されない!」
ロジェ「どこまでも、どこまでもどこまでも~~っ!」
ジャック「貴様の腕は悪くない。しかし対戦している俺にはわかる、貴様はデュエルを自らの野暮を果たす為に利用しているだけに過ぎないという事が」
ジャック「覚えておけ、デュエルとは魂と魂のぶつかり合い!その覚悟無き者に、俺は死んでも負けん!」
ロジェ「元キングが!」
ジャック「エンド宣言がまだだが?」
ロジェ「っ…ターンエンド」
ジャック「俺のターン!」
ジャック「永続罠、《ウィキッド・リボーン》!」
ジャック「ライフを800ポイント払うことで、墓地に存在するシンクロモンスター1体をモンスター効果を無効にして特殊召喚する!」LP1400
ロジェ「墓地のシンクロ…?まさかっ」
ジャック「蘇れ、《A BF-驟雨のライキリ》!ATK2600」
ジャック「いくぞ、バトルだ!レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトで、アンティーク・ギア・カオス・ジャイアントを攻撃!」
ロジェ「血迷ったか!?レッド・デーモンズの攻撃力は3000、カオス・ジャイアントには到底及ばぬ!」
クロウ「そいつはどうかな?」
ジャック「俺にはまだ希望がある。仲間の、クロウが最後に繋いでくれたカードが!リバースカードオープン!」
ジャック「罠カード、《BF-アンカー》! ライキリをリリース!」
ロジェ「っ!?」
クロウ「自分フィールドのBF1体をリリースし、シンクロモンスター1体を選択。選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズまで、 リリースしたモンスターの攻撃力分アップする!」
ロジェ「ば、バカな…!」
ジャック「よって、スカーライトの攻撃力は2600ポイントアップ!ATK5600」
ロジェ「ふ……あはは……」
ジャック「受けてみろ、灼熱のクリムゾン・ヘル・バーニング!」
ロジェ「あははははははは!!」LP0
クロウ「やったぜ!」
ジャック「当然だ、俺は誰にも負けん。奴に勝つまではな」
ロジェ「…誰にも負けん?これまた面白い事を言う」
ロジェ「次元統合が完成すれば、我々も無事では済まない。いいか、覚えておけ。どっちにしても、お前達は負ける運命にあるのだ!」
ロジェ「勝負に勝って試合に負けるのではない、お前達は試合に勝って勝負に負けたのだ!どうだ、焦るだろう?え?絶望するだろう!?あははは……」がくっ
クロウ「ったく…負け惜しみだけ言って気絶しやがった」
ジャック「次元統合など完成しない。全てが終わった時、俺は奴と決着をつける。それに勝利した時こそ、俺は真のキングとして君臨できる」
クロウ「ああ。信じるしかねぇな、あいつを」
ジャック「ふん…」
クロウ「っておい、どこ行くんだよ?」
ジャック「言ったはずだ、俺は徒党など組まん。ならばせめて、奴が次元統合とやらを阻止する姿をその目に刻んでから帰っても良かろう」
クロウ「本当、素直じゃねぇな…」
セレナ「あれだけ居たアカデミア兵も、今や人の影すらないか」
リン「それじゃあ、これも…」
カイト「もはや言うまでもない」
柚子「………」
黒咲「こいつらは自分のした事の報いを受けただけだ。先を急ぐぞ」
「報いねぇ…それはどうかな?彼らは弱いからカードになったんだよ」
セレナ「っ!?」
黒咲「貴様は…!」
ユーリ「随分と派手にやってくれたねぇ。でも、なかなか面白かったよ」
バレッド「セレナ様、お久しぶりです」
セレナ「バレッド!」
遊矢(ユーリにバレッド…?いや、それより…)
柚子(どうして、ブレスレットが反応しない…?今までは遊矢に似た人が二人以上集まれば、どちらかが飛ばされていたはず…)
勝手な設定追加して申し訳ない…こうでもしないと柚子の前で会えないし…。
具体的な理由は後から明かされるだろう(多分)。
バレッド× バレット○
俺は何回間違えればいいのだろう、これも勲章物の定めか…
てか、アニメの彼はどこに言ったのだろうか…
リン「え?遊矢?」
瑠璃「遊矢じゃないわ。彼はユーリ。私達をアカデミアにさらった張本人」
リン「っ!?」
ユーリ「そんな怖がらなくてもいいじゃん。命令されてやったことなんだから」
ユーリ「でも、せっかくの仕事を台無しにしてくれた罪は重いよ。わかるよねぇ、遊矢?」
リン「遊矢…」
遊矢「…大丈夫だ、俺の側に居ろ」
リン「うん…」
黒咲「…俺にやらせろ、貴様らは手を出すな」
瑠璃「兄さん…」
黒咲「故郷を破壊し、仲間達をカードにし、妹の未来を打ち砕いた貴様だけは絶対に生かして帰さん。ここで始末する!」ガチャ
バレット「アカデミアの制服…貴様が天上院明日香だな?」
明日香「そういうあなたは、アカデミアね?」
バレット「プロフェッサーの命により、お前は私が始末する!」ガチャ
明日香「いいわ、相手になってあげる」ガチャ
柚子「明日香さん…」
明日香「バレットは私が食い止める。遊矢達はプロフェッサーの元へ急いで」
黒咲「行け、俺も後から必ず追う!」
瑠璃「兄さん…!」
カイト「お前一人に手柄は渡さん。俺も残ろう」
遊矢「カイト…」
カイト「安心しろ、俺達は絶対に負けない」
黒咲「それまでの間、瑠璃は頼んだぞ」
遊矢「…ああ、わかってる。行くぞ」
明日香「場所を変えるわ」
バレット「好きにしろ、同じことだ」
バレット「ここは?」
明日香「私達のデュエルスクール、遊勝塾よ」
バレット「遊勝塾?」
明日香「先生の、榊遊勝が成立した塾。対戦相手も観客も、全ての人を笑顔にする事をモットーとしたね」
バレット「笑顔だと…?」
明日香「私はもう誰もカードさせないと誓った。先生も遊矢達も、アカデミア兵だって」
明日香「それが私の決意であり、カードにされた者への償い」
バレット「だが私が受けたプロフェッサーの命は、お前を探し出し、カードにすること」
バレット「お前が笑顔のデュエルを望むなら、それでいい。その信念をどこまで貫けるか、見極めてやる」
明日香「デュエル!」
バレット「デュエル!」
ユーリ「あーあーまた逃げられちゃったよ。僕としたことが、同じ失敗を二度も繰り返しちゃうなんて」
ユーリ「まあでも、カード化した君達を遊矢への手土産にするのも悪くないかもね」
カイト(ユーリ…遊矢の中にユートとユーゴが居るとするなら、こいつが融合次元の…)
黒咲「先に行かせろカイト。手出しは無用だ」
カイト「行けるか?」
黒咲「言ったはずだ、こいつは仲間を、家族を、応援してくれた子供らを奪った。その無念は、必ず晴らす!」
カイト「…わかった。 必ず勝て」
ユーリ「セレナや紫雲院素良もそうだったけど、本当君達ってサシの勝負を好むよね。お陰でこっちはいい迷惑だよ」
ユーリ「その無駄なプライド、彼の影響かな?」
黒咲「貴様に言う必要はない」
ユーリ「あ、そ。ならさっさと始めようか」ガチャ
黒咲「デュエル!」
カイト「デュエル!」
黒咲「デュエル!」
カイト「デュエル!」
ここの下ユーリで、何故にこの二人がデュエルするし…
バレット「先んずれば人を制す!私のターン!」
バレット「私は《キャリア・センチネル》を召喚!ATK1500」
バレット「このカードが召喚に成功した時、デッキから獣戦士族モンスター1体を手札に加える!」
バレット「私が加えるのは、《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》!」
バレット「そしてカードを一枚伏せ、ターンエンド」
明日香「私のターン、ドロー!」
明日香「私は手札から、《マンジュ・ゴッド》を召喚!ATK1400 」
明日香「このカードが召喚・反転召喚に成功した時、デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法を手札に加える」
明日香「私は手札に加えた儀式魔法、《機械天使の儀式》を発動!」
バレッド「儀式魔法…?」
明日香「レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、 サイバー・エンジェル1体を儀式召喚する」
明日香「私は手札にあるレベル6の《光神テテュス》をリリース!」
明日香「儀式召喚!」
明日香「現れなさい、《サイバー・エンジェル-韋駄天-》!ATK1600
明日香「韋駄天の効果発動!」
明日香「このカードが特殊召喚に成功した時、墓地から儀式魔法一枚を手札に加える!」
明日香「手札に戻した《機械天使の儀式》を再び発動!」
明日香「手札のレベル8、《終焉の王デミス》をリリース!」
明日香「儀式召喚!」
明日香「現れなさい、《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》!ATK2700
バレット「ほぅ、一気に二体の儀式モンスター」
明日香「荼吉尼が召喚に成功した時、相手は自分のフィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない!さあ、選びなさい」
バレット「…私の場にはキャリア・センチネルが一体。選択の余地はないか」
明日香「これであなたの場にモンスターはいない。バトルよ!」
明日香「 私は荼吉尼で、ダイレクトアタック!」
バレット「そうはいかん!罠発動!《神風のバリア -エア・フォース-》!」
バレット「相手モンスターの攻撃宣言時、相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て持ち主の手札に戻す!」
明日香「な!?全てのモンスターを!?」
バレット「大量展開でのワンターンキル…脱走の身でありながらも技量は確かにある。だが、その程度でアカデミアに勝てると思うな!」
明日香「…私はこれでターンエンド」
バレット「私のターン!」
バレット「私は永続魔法、《獣闘機融合装置(ビーストボーグ・フュージョナー)》を発動!」
バレット「1ターンに1度、自分の手札・フィールドから決められたモンスターを墓地へ送り、ビーストボーグ1体を融合召喚する!」
バレット「私は手札の《ダーク・センチネル》と《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》を融合!」
バレット「融合召喚!」
バレット「現れいでよ、レベル6!《獣闘機パンサー・プレデター》!ATK1600」
バレット「パンサー・プレデターは1ターンに1度、攻撃力の半分のダメージを与える事ができる!」
明日香「ぐっ…」LP3200
バレット「続けてバトルだ!私はパンサー・プレデターで、ダイレクトアタック!」
明日香「ああああぁぁぁぁっ!」LP1600
バレット「私はカードを二枚伏せて、ターンエンド」
バレット「どうした?これで終わりか?」
明日香「誰が…こんなところで。私のターン!」
明日香「私は再び、《マンジュ・ゴッド》を召喚!ATK1400
明日香「この効果で、再びデッキから儀式モンスター1体または儀式魔法を手札に加える」
バレット「二度目はない!永続罠、《スキルドレイン》!」
バレット「私はライフ1000ポイントを払い、このカードが魔法・罠ゾーンに存在する限り、全てのモンスター効果は無効となる!」LP3000
明日香「モンスター効果が無効に…でも私には、まだこのカードがある!」
明日香「儀式魔法、《機械天使の儀式》を発動!」
明日香「私はフィールドのマンジュ・ゴッド、手札の韋駄天をリリース!」
明日香「儀式召喚!」
明日香「今一度舞台に!《サイバー・エンジェル-荼吉尼-》!ATK2700
明日香「韋駄天がリリースされたことにより、自分フィールドの儀式モンスターの攻撃力・守備力は1000ポイントアップする!ATK3700」
明日香(スキルドレインがある限り、モンスター効果は使えない。でも攻撃力ならこっちが上。効果が駄目なら攻撃力で…)
バレット「リバースカードオープン!」
明日香「な!?」
バレット「永続罠、《鉄鎖の獣闘機勲章》!」
バレット「相手フィールドにモンスターが特殊召喚された時にのみ発動。このカードがある限り、お前のモンスターは攻撃できず、表示形式の変更もできず、戦闘では破壊されない!」
明日香「くっ…」
バレット「自分フィールドに獣闘機モンスターが存在しない場合、このカードは破壊される」
バレット「しかしこれで、お前はモンスター効果が使えず、攻撃もできない。まさに八方ふさがり、手も足も出んということだ!」
明日香(融合モンスターの攻撃力の低さまで補っていたなんて…強い、ここまでの罠戦術を…)
バレット「アカデミアは自らの理想郷を創るべく、何の罪もないエクシーズ次元を蹂躙した」
バレット「…確かに、その行動は決して善ではないだろう」
明日香「?」
バレット「4つの世界を統一して再生する計画、アークエリア・プロジェクト。いずれ再生されるとはいえ、その目的はもはや燃料同然」
バレット「犠牲になった人々はもちろん、生き残った者が抱く心の痛みはとてつもなく辛いものになる」
バレット「だからこそ赤馬零児はランサーズを結成した。エクシーズ次元の反逆も覚悟の上、憎まれるのも当然だ」
バレット「だが私は戦士、その思いをも打ち砕くと決めた!プロフェッサーの考えるより良き未来の為に!」
明日香「より良き未来の為になんの罪もない人々をカードにする…そんな権利はアカデミアにはないわ!」
バレット「そう思うなら、この私を倒してみせろ!証明しろ!自らの正義こそが正しいと!もっともこの状況では、お前に出来ることは何もないだろうがな」
明日香「…私はこれでターンエンド」
イケメン金髪王子様の須賀京太郎様の出番
京太郎「乱入ペナルティ2000ライフ支払い」
菫「初手エクゾディア」
照「私のHEROBKエクスカリバーデッキで倒す罵詈案ナナ姫のアリトポジションと恐れられた力を見ろ勲章叔父さん」
尭深「私はマドルチェデッキ」
誠子「私はナッシュデッキ」
淡「私は生態竜デッキ」
乱入ペナルティー
6人全員「くっ」
バレット「私のターン!」
バレット「私は魔法カード、《マジック・プランター》を発動!」
バレット「自分フィールドの永続罠一枚をコストに、カードを二枚ドローする」
バレット「私はスキルドレインを墓地に送り、デッキからカードを二枚ドロー!」
明日香(手札0からの二枚ドロー…でもこれでモンスター効果が復活した。ということは…)
バレット「続いてパンサー・プレデターの効果により、攻撃力の半分のダメージを相手に与える!」
明日香「ぐっ…!」LP800
明日香(まずい、このままじゃ次のターンで…!)
バレット「永続罠、鉄鎖の獣闘機勲章のさらなる効果発動!
バレット「相手がダメージを受けた時、相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はその数値分だけダウンする!」
バレット「よって、荼吉尼の攻撃力は800ポイントダウン!ATK2900
バレット「私はカードを二枚伏せ、ターンエンド」
明日香(また伏せカードを…スキルドレインを消したのは、パンサー・プレデターの効果で決着をつける為。私の読みが正しいのなら…)
バレット「さあどうした!?アカデミアのやり方が非情だというなら、それを証明しろ!所詮力無き正義では、何も成し遂げることはできぬ!見せてみろ、お前の執念を!」
明日香「私のターン!」
明日香「私は魔法カード、《強欲で貪欲な壺》を発動!」
明日香「デッキの上から10枚のカードを裏側表示でゲームから除外し、カードを二枚ドローする!」
明日香(来た!)
明日香「私は勝つ!このターンで!」
明日香「儀式魔法、《機械天使の絶対儀式》発動!」
明日香「レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、 またはリリースの代わりに墓地の天使族か戦士族モンスターをデッキに戻し、 サイバー・エンジェル1体を儀式召喚する!」
明日香「私は墓地のマンジュ・ゴッド、韋駄天をデッキに戻し、儀式召喚!」
明日香「無窮なる力を秘めし光の天使よ。あまねく世界にその姿現し万物を照らせ!」
明日香「降臨せよ、レベル10!《サイバー・エンジェル-美朱濡-》!ATK3000」
バレット「レベル10…攻撃力3000…」
明日香「美朱濡のモンスター効果発動!」
明日香「儀式召喚に成功した時、エクストラデッキから特殊召喚された相手フィールドのモンスターを全て破壊し、 破壊したモンスターの数×1000ポイントのダメージを与える!」
バレット「通さん!私はライフを1000ポイント払い、永続罠、《スキルドレイン》を発動!」LP2000
明日香「二枚目のスキルドレイン…!」
バレット「今のうちに言っておこう、パンサー・プレデターが戦闘で破壊された時、素材としたモンスター1組を墓地から特殊召喚する」
バレット「そうなれば、発動中の永続魔法、ビーストボーグ・フュージョナーによって再度融合が可能になる。無論、スキルドレインの効果でモンスター効果は使えないが…」
明日香「そう、でもそれはあなたに次のターンがあるとすればの話ね」
バレット「なんだと?」
明日香「私は手札から、魔法カード、《受け継がれる力》を発動!」
明日香「自分フィールドに存在するモンスター1体をリリースすることで、その攻撃力分の数値を味方モンスターに与える!」
明日香「私がリリースするのは、サイバー・エンジェル-荼吉尼!よって美朱濡の攻撃力は2700ポイントアップ!ATK5700」
バレット「攻撃力5700!?バカなっ!」
明日香「デュエルは力だけじゃない!私は信じてる、本当のデュエルはみんなが笑顔で楽しむもの」
バレット「楽しむもの…?」
明日香「遊矢が言うように、それは自分のデュエルを押し付けているだけかもしれない。どんなに楽しんでも、デュエルは勝負事。負ければ悔しいし、辛くもなる。その理想を全ての人に届けるのは無理かもしれない」
明日香「それでも私は、自分が正しいと思う道を決めた!理想郷なんて創らせない!四つの次元の平和を守り抜く!」
明日香「バトルよ!サイバー・エンジェル-美朱濡で、パンサー・プレデターを攻撃!」
バレット「…そうか、それがお前の決意の証。天上院明日香、お前を誇り高き戦士と認めよう」
バレット「罠発動!《名誉の獣闘機勲章》!」
バレット「自分フィールドの獣闘機融合モンスターが攻撃対象に選択された時、対処モンスター1体モンスターを破壊し、素材となったモンスター1組を墓地から特殊召喚する!」
明日香「な!?」
バレット「蘇れ、《ダーク・センチネル》!ATK1500《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》ATK2000」
バレット「その後、互いのプレイヤーはこの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力の合計分のダメージを受ける!」
明日香「…そう、それがあなたの決意」
バレット「私はアカデミアの戦士、プロフェッサーの考える良き未来を信じると決めた。その邪魔立てをする者は全て倒す。その考えは変わらない。何があってもだ」
明日香「私も、私の決意は変わらない」
バレット「…その信念、敬意を表する。名誉の獣闘機勲章の効果!」
バレット「ダーク・センチネルの攻撃力は1500、パンサーウォリアーの攻撃力は2000!」
バレット「その合計、3500のダメージだ!」
バレット(プロフェッサー…)
明日香(遊矢、柚子、先生…)
バレット(必ず、より良き未来を!)LP0
明日香(後はお願いね…)LP0
すみません、テテュスのレベルは完全なミスですわww
話の都合で社長のデュエルが後回しになってますが、黒咲ユーリ戦の後にやる予定なのでもう少しだけお待ちを…
明日香には最初で最後のデュエルになっちゃったけど、もう一回くらいやらせたかったかも
黒咲LP4000
ユーリLP4000
ユーリ「エクシーズ次元の…瑠璃のお兄ちゃんだっけ?はっきり言って期待できそうにないなぁ、リンやセレナに比べても、瑠璃は特に大したことなかったし」
黒咲「無駄口は終わりか?」
ユーリ「まあいいや、少しは楽しませてよね。僕のターン!」
ユーリ「僕は手札から、《捕食植物オフリス・スコーピオ》を召喚!ATK1200」
ユーリ「このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、手札のモンスター1体を墓地へ送り、デッキからオフリス・スコーピオ以外の捕食植物1体を特殊召喚する」
ユーリ「僕が特殊召喚するのは、《捕食植物ダーリング・コブラ》!ATK1000
ユーリ「ダーリング・コブラが捕食植物の効果で特殊召喚に成功した時、デッキから融合またはフュージョンと名のつく魔法カード一枚を手札に加える!」
ユーリ「そして加えた魔法カード、《置換融合》を発動!」
ユーリ「融合するのは、オフリス・スコーピオとダーリング・コブラ!」
ユーリ「融合召喚!」
ユーリ「「出でよ、レベル7!《捕食植物キメラフレシア》!ATK2500」
ユーリ「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド。さあ、来るならきなよ。瞬殺してあげる」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は《RR-バニシング・レイニアス》を召喚!ATK1300」
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに1度、手札からレベル4以下のRRを特殊召喚する!」
黒咲「俺が選択するのは、《RR-トリビュート・レイニアス》!ATK1800
黒咲「このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズ、デッキからRR1枚を墓地へ送る!」
黒咲「さらに、自分フィールドにRRが存在する時、《RR-ファジー・レイニアス》を特殊召喚できる!ATK500」
黒咲「俺はレベル4のバニシング・レイニアス、トリビュート・レイニアス、ファジー・レイニアスでオーバーレイ!」
黒咲「雌伏のハヤブサよ。逆境の中で研ぎ澄まされし爪を挙げ、反逆の翼翻せ!」
黒咲「エクシーズ召喚!」
黒咲「現れろ、ランク4!《RR-ライズ・ファルコン》!ATK100」
ユーリ「ふーん、攻撃力100のモンスター…」
黒咲「ライズ・ファルコンの効果発動!」
黒咲「オーバーレイ・ユニットを1つ取り除き、 相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体の攻撃力だけこのモンスターの攻撃力をアップする!ATK2600」
カイト「これで攻撃力がキメラフレシアを上回った」
黒咲「さらに、オーバーレイ・ユニットとして墓地に送ったファジー・レイニアスの効果により、デッキからファジー・レイニアス1体を手札に加える!」
黒咲「バトルだ!俺はライズ・ファルコンで、キメラフレシアを攻撃!」
ユーリ「ま、そんな効果があるとは思ったけどさ、君ちょっと無警戒過ぎだよ」
ユーリ「キメラフレシアの効果発動!」
ユーリ「このモンスターが戦闘を行う攻撃宣言時、その相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、 キメラフレシアの攻撃力を1000アップする!」
黒咲「なんだと?」
ユーリ「よって、君のライズ・ファルコンの攻撃力は1600に下がり、僕のキメラフレシアの攻撃力は3500にアップ!」
黒咲「ぐうっ!」LP2100
カイト「まずい、隼のモンスターが返り討ちに。このままでは次のターンで…」
黒咲「俺は速攻魔法、《RUM-ラプターズ・フォース》を発動!」
黒咲「バトルによって破壊されたライズ・ファルコンを特殊召喚し、ランクが1つ高いRRにランクアップさせる!」
黒咲「獰猛なるハヤブサよ。激戦を切り抜けしその翼翻し、寄せ来る敵を打ち破れ!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク5!《RR-ブレイズ・ファルコン》!ATK1000」
黒咲「ブレイズ・ファルコンの効果!このカードにオーバーレイ・ユニットがある時、ダイレクトアタックができる!」
ユーリ「くっ…」LP3000
黒咲「さらに、ブレイズ・ファルコンが相手にバトルダメージを与えた時、 相手フィールドのモンスター1体を破壊する!」
ユーリ「…なかなかやるね、そうこなくちゃ」
黒咲「俺はこれでターンエンド」
ユーリ「僕のターン!」
ユーリ「このスタンバイフェイズ、キメラフレシアの効果発動!」
ユーリ「このカードが墓地へ送られた次のスタンバイフェイズ、 デッキから融合またはフュージョンカード一枚を手札に加える!」
ユーリ「罠発動!《捕食植物蘇生(プレデター・プランツ・リボーン)》!」
ユーリ「墓地の捕食植物1体を特殊召喚する!」
ユーリ「蘇れ、《捕食植物キメラフレシア》!ATK2500」
ユーリ「バトルだ!僕はキメラフレシアで、ブレイズ・ファルコンを攻撃!」
ユーリ「キメラフレシアの効果により、ブレイズ・ファルコンの攻撃力を1000ポイント下げ、キメラフレシアの攻撃力を1000ポイントアップ!ATK3500」
カイト「ブレイズ・ファルコンの攻撃力が0に…!」
黒咲「俺はトリビュート・レイニアスの効果で墓地に送った罠カード、《RR-レディネス》の効果を発動!」
黒咲「このカードを除外し、このターンに受けるバトルダメージを0にする!」
ユーリ「僕はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
ユーリ「よく頑張るねぇ、でも良かったよ。今までカードにして来た奴らは口先ばかりで大したことなかったし」
黒咲「何故瑠璃を狙う?貴様と遊矢、ユートの関係はなんだ?」
ユーリ「さあ?命令に従っただけさ。それにあんな無愛想な奴と一緒にしないでよね」
ユーリ「知りたいなら、僕を倒してさっさとプロフェッサーを問い詰めにでも言ったら?ま、無理なんだけどさ」
黒咲「…俺のターン!」
黒咲「俺は《RUM-ソウル・シェイブ・フォース》を発動!」
黒咲「ライフ半分を払い、墓地のRRエクシーズモンスター1体を特殊召喚し、そのモンスターよりランクが2つ高いエクシーズモンスター1体を特殊召喚する!」LP1050
黒咲「俺は墓地のライズ・ファルコンを特殊召喚し、オーバーレイ!」
黒咲「誇り高きハヤブサよ。英雄の血潮に染まる翼翻し 革命の道を突き進め!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ!ランク6!《RR-レヴォリューション・ファルコン》!ATK2000」
黒咲「レヴォリューション・ファルコンの効果発動!」
黒咲「このモンスターがRRエクシーズモンスターを素材としている時、相手モンスター1体を破壊し、その攻撃力の半分のダメージを与える!」
ユーリ「くうっ…」LP1750
黒咲「バトルだ!レヴォリューション・ファルコンで、ダイレクトアタック!」
カイト「奴のライフは1750、これが決まれば…」
黒咲「革命の火に焼かれて、散れ!レヴォリューショナル・エアレイド!」
ユーリ「甘いよ!永続罠、《拷問車輪》!」
ユーリ「相手フィールドのモンスター1体を対象として発動。これにより、対象となったレヴォリューション・ファルコンは攻撃できず、表示形式の変更もできない!」
黒咲「くっ…」
ユーリ「危ない危ない、でも万策が尽きたようだね。早くターンエンドしなよ」
黒咲「………」動く
ユーリ「…?ああそう、言い忘れたけど拷問車輪は僕のスタンバイフェイズ毎に君に500ポイントのダメージを与えるからね」
黒咲「…俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
ユーリ「僕のターン!」
ユーリ「そしてスタンバイフェイズ、拷問車輪により500ポイントのダメージを与える!」
黒咲「ぐっ…」LP550
黒咲(《回避》か…これがあれば)
ユーリ「同時にキメラフレシアの効果により、デッキから融合またはフュージョンカード一枚を手札に加える!」
ユーリ「僕は、《捕食植物ドロソフィルム・ヒドラ》を召喚!ATK500」
ユーリ「んじゃ、そろそろ始めますか」
黒咲「…永続罠、《RR-ロック・チェーン》!」
黒咲「1ターンに1度、自分フィールドのRRの攻撃力の合計より高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールドに特殊召喚された時、そのモンスターの表示形式を変更する!」
ユーリ「慌ててそんなことしても無駄。僕は手札を一枚墓地に送り、速攻魔法、《超融合》を発動!」
黒咲「超…!」
カイト「融合!?」
ユーリ「自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地に送り、融合召喚を可能にする!」
黒咲「なんだと!?」
ユーリ「僕はドロソフィルム・ヒドラと、君のレヴォリューション・ファルコンを融合する!」
ユーリ「心配しなくても君のモンスターの口上もちゃんと言ってあげるよ」
ユーリ「誇り高き隼よ、美しき花とひとつとなりて、その花弁の奥の地獄から、新たな脅威を生み出せ!」
ユーリ「融合召喚!」
ユーリ「現れろ!飢えた牙持つ毒龍、レベル8!《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》!ATK2800」
カイト「フュージョン・ドラゴンだと…!」
黒咲(間違いない、こいつは…)
ユーリ「ロック・チェーンの効果はフィールドのRRの攻撃力の合計より高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールドに特殊召喚された時のみ。でも残念、君の場にはRRどころか壁モンスターすらいない。つまりこれで終わりってことなんだよ」
ユーリ「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンで、ダイレクトアタック!」
黒咲「…アクション魔法、《回避》発動!相手モンスター1体の攻撃を無効にする!」
ユーリ「…?ああ、アクションカードか。あったねぇそんなのも」
ユーリ「でもさぁ、手札にすらない拾ったカード使うなんてズルくない?」
黒咲「はぁ……はぁ……」
ユーリ「まあいいや、僕はこれでターンエンド」
ユーリ「随分とお疲れみたいだけど、まだ頑張るつもり?なんならサレンダーしてもいいんだよ?どうせ僕には勝てないんだし」
黒咲「…絶体絶命の崖っぷちに追い込まれようと屈指はしない。貴様を打ち倒し、本当の意味で瑠璃やユートを取り戻すまでは!」
ユーリ「立派立派。けどさぁ君、次のターンで終わりだよ?」
黒咲「終わらん!例え俺が朽ち果てようともその意思はカイトに、遊矢に、残された者に受け継がれる!」
黒咲「そして必ず、貴様達アカデミアを殲滅する!」
カイト「隼…」
黒咲「俺のターン!」
黒咲「俺は《RR-ラスト・ストリクス》を召喚!ATK100
黒咲「ラスト・ストリクスのモンスター効果!」
黒咲「このカードをリリースし、エクストラデッキのRR1体を守備表示で特殊召喚する!」
黒咲「飛翔しろ、ランク8! 《RR-サテライト・キャノン・ファルコン》!DEF2000」
黒咲「この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズにエクストラデッキに戻る。 そしてこのターン、相手が受ける戦闘ダメージは0になる」
ユーリ「せっかくの攻撃力3000が守備表示…しかも戦闘ダメージが与えられないんじゃねぇ」
黒咲「ようやく取り戻したんだ…もう、失う訳にはいかない」
ユーリ「あ?」
黒咲「アカデミアに故郷を破壊され妹を奪われたあの日から、俺は全てを奪い返すべく戦場で生きて来た」
黒咲「瑠璃やユートだけではない。俺達は、多くのものを失いすぎた…!」
黒咲「俺達は負けん。 約束…したからな。この戦いを終わらせ、一緒に…俺達の故郷、ハートランドに帰ると!」
黒咲「手札から、《RUM-スキップ・フォース》を発動! サテライト・キャノン・ファルコンを素材に、オーバーレイ!」
黒咲「その効果により、ランクが二つ高いRRをエクシーズ召喚する!」
黒咲「究極至高のハヤブサよ。数多なる朋友の意思を継ぎ、勝利の天空へ飛び立て!」
黒咲「ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!」
黒咲「現れろ、ランク10! 《RR-アルティメット・ファルコン》!ATK3500
ユーリ「ランク10…」
黒咲「バトルだ! アルティメット・ファルコンで、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを攻撃!」
黒咲「ファイナル・グロリアス・ブライト!」
ユーリ「だけど、君自身のラスト・ストリクスの効果で僕のダメージはない。しかも融合召喚したスターヴ・ヴェノム破壊された時、相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する!」
黒咲「アルティメット・ファルコンは、一切のカード効果を受けない!」
ユーリ「ちっ…!」
黒咲「俺はこれでターンエンド。と同時に、アルティメット・ファルコンの効果発動!」
黒咲「互いのエンドフェイズ毎に、相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、相手の場にモンスターが存在しない場合、1000ポイントのダメージを与える!」
ユーリ「ぐうぅぅっ!」LP750
カイト(よし、奴のライフが1000を切った。隼の場には無敵とも言える完全耐性を持つアルティメット・ファルコンが居る。次のターンで…)
ユーリ「くくく……」
黒咲「?」
ユーリ「はははは……あはははははははは!!」
ユーリ「いい、中々いけてるよ君!最初は遊矢の見せしめ程度に思ってたけど、期待を遥かに超えてくれた」
ユーリ「このデュエル、意地でも勝たないとね」
黒咲「瑠璃は渡さん。そして二度と、貴様が遊矢に会うことはない!」
ユーリ「ああその事?心配しなくても、僕はもう瑠璃を狙ったりしない」
カイト「何?」
ユーリ「最初はそうだったさ…僕は気づいた時からアカデミアの生徒で、いつだって一人…誰かと関わるのはデュエルの時だけだった」
ユーリ「そんな時、プロフェッサーが声をかけてくれたんだ。アークエリア・プロジェクトが始まれば、好きなだけデュエルできるし、倒した相手をカードにしていいって言ってくれた」
ユーリ「それからはずっと楽しかった…カードにすればするほど、プロフェッサーも喜んでくれた」
ユーリ「でもね、もうそんなことどうでもいい」
黒咲「?」
ユーリ「みんな、みんなカードにするんだ……遊矢も柚子もセレナも瑠璃もリンも…プロフェッサーも!」ニヤッ
ユーリ「だってさ、それって僕が最強ってことじゃん!?」
黒咲「っ!」
カイト(最強だと…!)
ユーリ「僕のターン!」
ユーリ「僕は墓地の魔法カード、《置換融合》の効果発動!」
ユーリ「このカードを除外し、墓地の融合モンスター1体をエクストラデッキに戻すことで、デッキからカードを一枚ドローする!」
ユーリ「僕が選ぶのは、スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン。カードを一枚ドロー!」
ユーリ「魔法カード、《死者蘇生》を発動!」
ユーリ「僕は超融合のコストとして墓地に送った《捕食植物テッポウリザード》を呼び戻す!ATK1200」
ユーリ「テッポウリザードが墓地からの特殊召喚に成功した時、デッキから一枚ドロー!」
ユーリ「さらに僕は、《捕食植物スキッド・ドロセーラ》を通常召喚!ATK800」
カイト(場に二体の捕食植物…またスターヴ・ヴェノムを…)
ユーリ「アルティメット・ファルコンはカード効果を受けないんだっけ。なら最初は栄養の準備をしないとね。魔法カード、《ネクロマンシー 》!」
ユーリ「これにより、相手の墓地からランダムに4体のモンスターを相手フィールド上に守備表示で特殊召喚する!」
黒咲「なんだと!?」
カイト「相手のフィールドに四体のモンスター!?」
RR-バニシング・レイニアス:ATK1300
RR-ライズ・ファルコン:ATK100
RR-ブレイズ・ファルコン:ATK1000
RR-レヴォリューション・ファルコン:ATK2000
ユーリ「さらに、この効果で特殊召喚したモンスターが破壊される度に、 相手フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力を600ポイントダウンする」
黒咲「だが、アルティメット・ファルコンは…」
ユーリ「カード効果を受けないんでしょ?わかってるさ」
ユーリ「感謝してよ、僕とのデュエルで二度もこいつを拝めるのは君が初めてだ」
ユーリ「魔法カード、《融合》を発動!」
ユーリ「魅惑の香りで虫を誘う二輪の美しき花よ!今ひとつとなりて、その花弁の奥の地獄から、新たな脅威を生み出せ!
ユーリ「融合召喚!」
ユーリ「現れろ!飢えた牙持つ毒龍、レベル8!《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》!ATK2800」
ユーリ「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの効果発動!」
ユーリ「このカードが融合召喚に成功した時、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を選び、 その攻撃力分だけスターヴ・ヴェノムの攻撃力をアップする!」
黒咲「っ!?」
カイト「なんだと!?」
ユーリ「RR-レヴォリューション・ファルコンの攻撃力を頂くよ!ATK4800」
カイト「攻撃力4800!」
黒咲「………」ググツ
ユーリ「ばいばい」ニコッ
ユーリ「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンで、アルティメット・ファルコンを攻撃!」
黒咲「ぐああああぁぁぁぁっ!」LP0
黒咲「ぐはっ」倒れこむ。
カイト「………」
黒咲「ぐっ……あっ……」
ユーリ「残念、アカデミアの殲滅はできなかったね。まあでも、あんまり自分を責めるもんでもないよ。君は十分に強かった」
ユーリ「ほんの少しだけ早く逝くだけ。大丈夫、すぐにみんな一緒だ」ガチャ
ユーリ「遊矢も瑠璃も、いいや…世界史の、全ての人間をカードにしてあげる。何も寂しくなんかないよ。ね?」ニコッ
黒咲「…後は任せたぞ」
カイト「…ああ」
黒咲(さらばだ瑠璃…さらばだ、遊矢…悪かったな…)カードにされる
ユーリ「やっと一人。で、次は君?」
ユーリ「トップバッターがあれだけ頑張ったんだ。君も期待してるからね」
カイト「………」
カイト「懺悔の用意は出来ているか!?」
素良君の時と同じく、黒咲さんのカード化です…
本編では遊矢とデュエルするみたいですが、そこでランク12のRRを出すのかな?正直、今更お前らがやるのかよ!?って感じだが、黒咲のデュエルはズァーク戦が最後だと思ってたので驚いてる。
連続でデュエルが続きましたが、次からは零児と零王になります。色々考えましたが、やはり零王には精霊のオリカを使わせようと思ってるんでご了承を。
申し訳ない。59、60の訂正
ユーリ「僕のターン!」
ユーリ「そしてスタンバイフェイズ、拷問車輪により500ポイントのダメージを与える!」
黒咲「ぐっ…」LP550
黒咲(《回避》か…これがあれば)
ユーリ「同時にキメラフレシアの効果により、デッキから融合またはフュージョンカード一枚を手札に加える!」
ユーリ「僕は、《捕食植物フライ・ヘル》を召喚!ATK400」
ユーリ「んじゃ、そろそろ始めますか」
黒咲「…永続罠、《RR-ロック・チェーン》!」
黒咲「1ターンに1度、自分フィールドのRRの攻撃力の合計より高い攻撃力を持つモンスターが相手フィールドに特殊召喚された時、そのモンスターの表示形式を変更する!」
ユーリ「慌ててそんなことしても無駄。僕は手札を一枚墓地に送り、速攻魔法、《超融合》を発動!」
黒咲「超…!」
カイト「融合!?」
ユーリ「自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地に送り、融合召喚を可能にする!」
黒咲「なんだと!?」
ユーリ「僕はフライ・ヘルと、君のレヴォリューション・ファルコンを融合する!」
ユーリ「心配しなくても君のモンスターの口上もちゃんと言ってあげるよ」
ユーリ「誇り高き隼よ、美しき花とひとつとなりて、その花弁の奥の地獄から、新たな脅威を生み出せ!」
ユーリ「融合召喚!」
ユーリ「現れろ!飢えた牙持つ毒龍、レベル8!《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》!ATK2800」
デュエル構成ミス多くて申し訳ない。
捕食植物はリアルで使った事ないんで間違えてしまった(言い訳)。
瑠璃「兄さん…カイト…」
セレナ「心配か?」
リン「あのユーリって人とは私も戦ったことがあるわ。連れ去られた時のこともよく覚えてる…」
遊矢「あいつは目的の為には手段を選ばない。邪魔という理由だけで遭遇した相手をカード化する、ゲーム感覚で相手を追い詰めて楽しむ。気に入らないが、そんな戦い方が許されてしまうだけの実力の持ち主ということだ」
セレナ「カイトとて一度は遊矢に勝ったデュエリスト。そう簡単には」
柚子「私は信じてる。明日香さんも黒咲も、カイトは必ず勝つ。そして必ず、私達に追いつくって」
瑠璃「うん…もちろん信じてる」
遊矢「俺達の役目はプロフェッサーを止めること。世界を再生するアークエリア・プロジェクトに君達が関係しているのはほぼ間違いない。その四人が揃ったとなれば」
リン「………」
遊矢「大丈夫だ、牢獄のようなアカデミアにリンも瑠璃も二度と渡さない。柚子達四人は必ず俺が守る。プロフェッサーからも、ユーリからも、悪魔からも」
遊矢「俺が君達に償えることは、それくらいだから…」
リン「…ありがとう」
柚子「遊矢…」
遊矢「ああ、とにかく今は急ぐぞ。零児達が危ない」
零児LP4000
零王LP4000
零児「私のターン!」
零児「私は手札から、《DDスワラル・スライム》の効果発動! 」
零児「このカードを含む素材モンスターを手札から墓地へ送り、 融合モンスターを融合召喚する!」
零児「私はスワラル・スライムと手札の《DDラミア》を墓地に送り、融合!」
零児「自在に形を変える神秘の渦よ、未来に流される血よ、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん!」
零児「融合召喚!」
零児「生誕せよ!《DDD烈火王テムジン》!ATK2000」
零王「融合召喚…」
零児「さらに墓地のスワラル・スライムの効果発動!」
零児「このカードを除外し、手札からDDモンスター1体を特殊召喚する!」
零児「私は《DDバフォメット》を特殊召喚!ATK1400」
零児「この瞬間、烈火王テムジンの効果発動!」
零児「このカード以外のDDモンスターが特殊召喚された時、墓地のDDモンスター1体を特殊召喚する!」
零児「蘇れ、《DDラミア》!ATK100」
零児「DDバフォメットの効果発動!」
零児「1ターンに1度、このカード以外のDDモンスターのレベルを1から8まで宣言。選択したモンスターは宣言したレベルになる。私はラミアをレベル4に指定!」
遊勝「レベル4が二体…」
月影「ラミアはチューナーモンスター…シンクロという手も」
零児「私はレベル4のDDバフォメットに、レベル4となったDDラミアをチューニング!」
零児「その紅に染められし剣を掲げ、英雄たちの屍を越えていけ!
零児「シンクロ召喚!」
零児「生誕せよ!レベル8!《DDD呪血王サイフリート》!ATK2800」
零児「私はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
零王「先行から、融合からのシンクロ召喚…しばらく見ないうちに成長したな。その様子では、エクシーズも我が物としているのだろう?」
零児「………」
零王「例えお前がどう思おうと、榊遊矢がズァークの分身である事は覆しようのない事実。言い逃れはできんぞ」
零児「だから、力を貸せと?」
零王「そうだ。榊遊矢はすでにエクシーズ、シンクロの分身と一体になり力をつけ始めている。悪魔の復活を阻止するには…」
零児「何が悪魔だ!分裂した娘を取り戻したい…たったそれだけの為に無差別に人間をカードにし、その生命をまるで炉の中に燃料をくべるかのごとく投入し続ける」
零児「お前のやっていることの方が、よっぽどの悪魔の所業!」
零児「次元統合など絶対にさせない。4つの次元の平和は、私が守る!遊矢も、絶対に悪魔などにはならない!」
零羅「兄様…」
零王「…そうか、ならば仕方がない。私のターン!」
零王「私はスケール2の《精霊守護霊》とスケール8の《精霊神星》でペンデュラムスケールをセッティング!」
月影「何!?」
遊勝「零王が…」
零羅「ペンデュラム!?」
零王「何を驚いている?榊遊矢に全ての召喚法を叩き込んだのは他でもない。この私だ!」
零児「そう、そしてそれが、己の命取りになってしまったとも知らずにな」
零王「なんだと?」
零児「罠発動!《次元障壁》!」
零児「儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラムの内、一つの召喚法を宣言。このターン、お互いに宣言した召喚法のモンスターを特殊召喚できず、 そのモンスター効果は無効となる!」
零王「何!?」
零児「無論私が宣言するのは、ペンデュラム召喚!」
零羅「すごい、兄様!」
零王「…全て計算済みか」
零児「…わかっているはずだ。私は勝てる戦いしかしない」
零児「レオ・コーポレーションの先代社長、赤馬零王。遊矢がアカデミアを見限った時から、お前とてこの状況は想定出来たはずだろう?」
月影「赤馬零王は遊矢殿の師。弟子が師のデッキを把握していないはずがない」
零王「…私はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
零王「零児よ、確かに私はお前を見くびっていたようだ」
零王「だが忘れるな、私はリアルソリッドビジョンの発案者。私が生み出してしまった悪魔は、私が打つ!」
予告なしに失踪して申し訳ない
四月から社会人にランクアップする影響で時間があまり取れず書けなかった(震え声…)、やっぱり本編終わってから書けば良かったぜ、覇王白竜とか社長の切り札とかランク12のRRとか出てきたしな!
アニメも終わったし、近いうちに新スレでやり直す予定なので許してくれ…
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