未央「えぇっ！？嘘でしょ…！？」

李衣菜「ちんこじゃ…ない……！？」

奈緒「あっ、ちんぽ！ちんぽでしょ！」

未央「あぁ～、そっち？」

礼「不正解」

奈緒「えぇ～！？」

礼「いや、えぇ～じゃなくてね？」

礼「あの、なんていうのかしら……思っていた反応との隔たりに心底困惑してるわ」

李衣菜「反応？」

未央「なんで？ちんこじゃないの？」

礼「うん……まぁ、違うのよ。こう、なんか……違うのよ」

奈緒「えぇ～……だって、Ｈになればなるほど硬くなってしまうものでしょ？」

李衣菜「ちんこじゃん」

礼「違うのよ、もっと他にあるのよ」

奈緒「えぇ……なんだ……？」

未央「うーん………ヒント、ヒントください」

礼「そうね……黒、が関係してくるかしら」

李衣菜「黒……ブラック……あっ！」

礼「わかった？」

李衣菜「黒光りしたちんこ！！！」

礼「不正解」

李衣菜「えぇ～！？だって黒なんでしょ～！？」

礼「違うのよ、そういう黒じゃないのよ」

未央「じゃあ黒井社長のちんこ！」

礼「そういうのでもないのよ」

奈緒「え…じゃあもしかして、黒川千秋さんの……」

礼「生えてないでしょ。え、生えてるの？生えてないでしょ？」

未央「この前一緒に銭湯に行った時は生えてなかったよ」

李衣菜「未央ちゃん、千秋さんとお風呂行ったの？」

未央「そうそう、私、髪のクセが強いから相談しに行ったの」

奈緒「あ～、千秋さんの髪、綺麗だもんなぁ。あたしも相談してみようかな」

未央「千秋さん、髪だけじゃなくてお肌もすごかったよ」

李衣菜「へぇ～」

礼「待って待って、話逸れてるから。その話は問題を解決してからにしましょう。この問題を放置するのはよくないって思うの。すっきりしないもの」

未央「えぇ～、だってちんこじゃないんでしょ？」

奈緒「礼さんはあたし達に何を言わせたいの？」

礼「ごめんね？いや、お腹いっぱいになるくらいに言ってもらってるのよ。でもね、そうじゃなくてね？あの、ほら……わっかんないかしらねぇ……」

未央「わかんないよぅ……礼さんの求める答えってちんこ意外にあるの？ちんこを求めてるんじゃないの？ちんこ欲しいんでしょ？」

礼「やめて、そういう言い方やめなさい」

李衣菜「わかった、こうなったら頑張って当てよう。なあなあにして終らすのくやしいもん。りーなくやしい」

未央「うーん…リーナがそう言うのなら……」

礼「ホントごめんね？なんかこんなことにつき合わせちゃって」

奈緒「いいよ、私達と礼さんの仲じゃんか」

未央「じゃあ、状況を整理しよう。Ｈになればなるほど硬くなるもの。そして、黒に関係してるもの」

奈緒「ピンポーン！ちんこ！」

礼「だから、違うのよ」

李衣菜「ちんこでも、ちんぽでも、黒光りしたちんこでもない……」

未央「ピンポーン！極太マラ！」

礼「えげつない。えげつないし、違うわ」

奈緒「ピンポーン！勃起ちんぽ！」

礼「大丈夫？もう言いたいだけになってない？」

李衣菜「ピンポーン！越後製菓！」

礼「言いたいだけじゃないの！！！」

礼「おかしいわね……私はただ、頬を染めながら困惑する姿が見たかっただけなのに……最近の子の性風俗観ってどうなってるの……」

奈緒「追加ヒント頂戴よ」

礼「そうね……棒状で、先端が尖ってたり尖ってなかったりして、キャップを被せたりとか……」

未央「やっぱりちんこじゃん！！！！」

礼「だから違うのよ！！！」

未央「棒状で、先端が尖ってたり尖ってなかったりして、なんか被ってるんでしょ！！？ちんこじゃん！！！」

礼「うーん……うーーーーーーーーーん！」

礼「ＯＫ、今のは私のヒントの出し方が悪かったわ。いつものクセで含みのあるヒントを出してしまった。反省した。とっても反省したわ」

李衣菜「もぉ～、当てさせる気あります？」

奈緒「ちゃんとやってよ」

礼「うん、ごめんね？ちゃんとやってるつもりなのよ」

礼「じゃあ、ヒントね？それは木で出来ていて、字を書くためにあるの。みんなも学校なんかで使ったりするんじゃないかしら？」

奈緒「わかった！ちんこだ！」

礼「ちゃんとやりなさいよ！！！」

未央「もう頭こんがらがって分かんなくなっちゃったよ！！！ちんこのことしか考えられない！！！」

礼「やめて！！！落ち着きなさい！！！なんか私のせいでそうなったみたいじゃない！！！」

礼「もういいわ……答えはえんぴつよ」

奈緒「えんぴつ？えんぴつみたいなちんこってこと？」

礼「だからぁ！えんぴつの芯よ！ＢとかＨＢとかあるでしょう？」

未央「はぁ～、えんぴつ、えんぴつねぇ。ちんこじゃないんだ……」

李衣菜「だったらシャーペンの芯でもよくない？」

礼「なんでもいいわよ…」

奈緒「まあでも、答えがわかってすっきりしたな！」

未央「そうだね！じゃあ、次の問題をお願いします！」

礼「もうやんないわよ！！！」


終劇