穂乃果「ピアノじゃなくてリコーダーだった」 (9)

4月 屋上

穂乃果「あーあ、いい考えだと思ったんだけどなあ、スクールアイドル」

~♪~?

穂乃果「ん?なんだろうこの音」タタタ

穂乃果「音楽室に誰かいる…?」


真姫「ピ~ピーピピ~ピーピーーー♪ヒャラピ~ピピープーピー?」


穂乃果「えぇ…」

穂乃果「どうしよう、話しかけた方がいいのかな…あっ目が合っちゃった…」

真姫「ヴぇっ!?な、なに?」

穂乃果「えっと、なにって、それはこっちのセリフなんだけど」

穂乃果「リコーダーの音が聞こえたから、…あの、ごめんね?」

真姫「いや、謝られても…はい」

穂乃果「えっとじゃあ、さよなら…」

真姫「あっはい」

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穂乃果「なんだったんだろう…」

穂乃果「しかもなんかむっちゃ上手かったし…すごい可愛い子だったなあ」

穂乃果「まあいいや、海未ちゃんもことりちゃんもいないけど練習しよ」

穂乃果「ただの見様見真似だけど…」

その後なんやかんやで海未ちゃんとことりちゃんもスクールアイドルをはじめて、ライブすることになったけど問題が山積みだった

海未「それで、衣装はことり、作詞は私がやるとして」

ことり「作曲はどうする?」

穂乃果「うーん、正直あてはないんだけど…うーん」

海未「曲がないとなると他のスクールアイドルのコピーをするしか」

穂乃果「それはダメだよ!」

海未「じゃあどうするのです」

穂乃果「…ダメもとで聞いてみるよ…」

ことり「ダメもと?」

穂乃果「一年の子にすごくリコーダーのうまい子がいるんだ」

海未「リコーダー…」

ことり「リコーダーかぁ…」

穂乃果「…ダメもとできいてみるよ」

穂乃果「というわけなんだけど、お願いできない?」

真姫「いいですよ」

ことり「まじかよ」

海未「正直、聞きますけどできるのですか?」

真姫「そんなの余裕のヨッちゃん地主のじーちゃんよ」

穂乃果「おじいちゃん地主なの?」

真姫「農家よ」

海未「じゃあさっそく歌詞を」

真姫「ありがとう」ペラッ

真姫「…」

穂乃果「?真姫ちゃん?」

真姫「うん、まあこんなものかしら」

真姫「♪ピーピーーーーーーピッピッピーピッピッ…」

穂乃果「すごい…」

ことり「わたしたちの…」

海未「私たちの歌が」

真姫「こんな感じでどう?」

穂乃果「…」

真姫「あの、」

穂乃果「っすごいよ!!!すごいよ真姫ちゃん!!!!」

ことり「これ、今考えたの!?」

海未「アイドルらしくもあり、決して軽々しくもない!」

真姫「ヴぇえっ」

穂乃果「ありがとう真姫ちゃん!」

ことり「ダメもとでも聞いてよかった!」

海未「あなたは最高です!」

真姫「ヴぇえっ!?ていうかダメもとって何よ!!」

なんか無理な気がするHTML化します

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