前作:絵里「ことりが小鳥に…!?」穂乃果「何言ってるの?」
絵里「ことりが小鳥に…!?」穂乃果「何言ってるの?」 - SSまとめ速報
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…の続きです。
中途半端という旨のコメントを頂きましたので続きを書いてみました。
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絵里「二人とも行っちゃった…」
絵里「いや、ことりもいるから三人ね」
絵里「さて置いて行かれた私はどうしようかしら…」
にこ(そろそろ出ていって絵里にネタばらしでもする?)
ことり(そうだね、これ以上隠れてても仕方ない…あ、誰かきた!もうちょっとこのままで♪)
にこ(あんた…意外といい性格してるわね)
ガチャッ
凛「おっはよー…ってアレ、絵里ちゃんだけ?」
絵里「いえ、さっきまでは他にもいたんだけどね…」
花陽「というかそこの脱ぎ散らかしてある制服はいったいどうしたの?」
真姫「リボンの色からすると二年生の制服…って事はきっと穂乃果ね」ハァ…
絵里「やっぱりそう思うわよね!真姫!」クワッ
真姫「ちょ、急に何よ!?」
絵里「さっき私も同じ事を思ったんだけど、実は穂乃果の制服じゃないのよ」
花陽「って事は海未ちゃんかことりちゃん?脱いだままにしておくなんて意外だね?」
凛「二人ならいっつも着替えたあとにしっかりたたむかハンガーにかけたりするのにね」
絵里「その制服はことりの物よ、そしてそのままにしたくてしたのではなく、そうせざるをえなかったのよ」
まきりんぱな「?」
絵里「実は…ことりが小鳥になってしまったのよ…!」
まきりんぱな「?」
絵里「だから、μ'sの南ことりが鳥さんになってしまったのよ!」
まきりんぱな「( ゚д゚)」ポカーン
ことり(いつもの真姫ちゃんからは想像もできない顔してるね)
にこ(急にそんなこと言われたらあんな顔にもなるわよね)
真姫「ナニソレ、イミワカンナイ!」
花陽「もうちょっとちゃんと説明してもらえるかな?」
絵里「その脱いだままの制服の中から小鳥が出てきたのよ、その現場は穂乃果と二人で見たわ」
絵里「そこで私はこう考えた…もしかして急に小鳥に変身してしまったが故に服に埋もれてしまったのではないか、と」
真姫「ナニソレ、イミワカンナイ…」
絵里「確かに信じ難い事だとは思うわ…しかし幼馴染の二人が断言したのよ!あの小鳥はことりだと!」
花陽「そんな事が起こり得るの…?いや、でも…」
絵里「花陽…!」
真姫「えぇ、あの二人が断言するならもしかしたら…」
絵里「真姫…!」
凛「絵里ちゃん…!」
絵里「凛…!」
凛「普通に考えてそんな事あるワケ無いにゃ」キッパリ
絵里「え」
ことり(意外と現実が一番見えてるのは凛ちゃんだった!)
にこ(っていうか絵里の顔wwなかなか酷い顔してるww)
凛「いくら名前が『ことり』だからってそんな事が起こるワケ無いにゃ」
凛「きっとにこちゃんか希ちゃん辺りと一緒におふざけしてるだけだよ」
にこ(ハイ正解)10ハラショー!!
絵里「で、でも幼馴染二人もそう言って…」
凛「あの二人は時々暴走するからね、海未ちゃんとはリリホワで一緒にいるからよくわかるにゃ」
花陽「それを言うと私も穂乃果ちゃんについてはそう思うかな」
真姫「そ、そうよね!人間が他の動物に変身するなんてありえないわ!」
絵里「ででででででででもあああああああの二人ががががgっがgっがggg」
花陽「絵里ちゃん!?」
にこ「はい、そこまで」パンパン
花陽「あ、にこちゃん!」
絵里「それにことり!?」
ことり「は~い、普通に人間の南ことりです♪」
凛「ほら、やっぱりことりちゃんは人間にゃ!」
真姫「一体どういう事なの?」
ことり「さっき凛ちゃんが言ったとおりだよ、これを思いついたのはにこちゃんで、私たちは陰から様子を見てたの」
にこ「凛が引っかかって絵里がそれを否定すると思ったんだけどね、見事に逆だったわ」
凛「いくら凛の成績が悪くてもそこまでおバカじゃ無いにゃ」
絵里「ウッ」グサッ
真姫「凛、そんな言い方は止めなさい。実際に引っかかったおバカな人もいるんだから」
絵里「グハッ」グサッ
絵里「そ、それより!あの小鳥はどうしたの?」
ことり「たまたま窓から入ってきた小鳥さんだよ」
絵里「って事はただの小鳥なのよね?」
ことり「もっちろん♪」
絵里「様子を見てたならわかると思うけど、穂乃果と海未は小鳥を連れてどこかへ行ってしまって…どうする?」
にこ「しかも邪な考えを抱きながらね」
真姫「邪な考え?」
ことり「その辺りについては前作を読んでね」
にこ「バカ二人はどこへ行ったのかしら…」
――神田明神
希「よし、バイトも終わったしそろそろ学校に向かおうかな」
希「ん、あれは穂乃果ちゃんと海未ちゃん…もうすぐ部活の時間なのにどうしてここに?」
希「もしかしてウチを迎えに…ってそれは無いか」
希「とりあえず声を掛けてみようかな、おーい…」
穂乃果「よぉし、着いたー!」
海未「神田明神…ですか、一体何故ここへ?」
穂乃果「ここなら神聖な空気にあてられてことりちゃんの呪いが解けそうじゃない?」
海未「え、呪いなんですか?自発的に変身したのではなく?」
穂乃果「そうだっけ?まあどっちでもいいよね!」
穂乃果「さあことりちゃん!人間の姿に戻れ~、も~ど~れ~!」
海未「も~ど~れ~、も~ど~れ~」
希「神様…あそこで変な呪文を唱えてるの、ウチの大切な人達なんですけど…」ウワァ
穂乃果「あ、希ちゃん!」オーイ
希「うわっ、見つかった」
海未「うわっ、とはなんですか失礼な」
希「ごめんごめん、ところで二人は何をしてるん?」
穂乃果「見ての通り、人間の姿に変身させようとしてるんだよ」
希「なるほど、見て解らないから聞いたんやけど聞いても解らんかったわ」
海未「簡潔に説明しますと、この小鳥はμ'sのことりなのです」
海未「何らかの理由で鳥の姿になってしまったので、こうして二人で元の姿に戻そうと試みているのです」
穂乃果「そしてことりちゃんのはだk」
海未「穂乃果!」
穂乃果「そう、人間の姿に戻そうと頑張っているんだよ!」アセアセ
希「そ、そっかー…」
希「えっと…とりあえずお祓い受けてく?」
穂乃果「なるほど、ことりちゃんの呪いを解くんだね!」
希「いや、二人が」
海未「えっ!?」
穂乃果「いやいや、私たちは大丈夫だよ!?」
希「どう見ても大丈夫や無いやん…」
海未「何を言いますか、幼馴染の為に尽力しているんですよ!?」
希「そこまで言うならカードで占ってみようか?」
海未「是非!」
穂乃果「絶対ことりちゃんだもんね!」
希「では…」スッ
ほのうみ「」ドキドキ
希「これは…塔のカード、やね」
穂乃果「それってどんな意味があるの?」
希「予期せぬ災難とか転落とか崩壊とか…」
穂乃果「悪い事づくめだね!?」
希「ちなみにこのカードは逆位置でもほとんど意味が変わりません」
海未「って事はことりの身に不吉な事が…!」
希「いや、これは二人について占った結果なんよ」
ほのうみ「え?」
希「よくわからないけど、これから二人に何か良くない事が起こるっていうお告げやね」
穂乃果「私たちに…」
海未「良くない事…?」
ことり「それはきっとことりのおやつにされちゃうって事かな♪」
穂乃果「ことりちゃん!?」
海未「いつの間に元の姿に…って手元には小鳥がまだいますね」
ことり「だってその小鳥は私じゃないもん」
海未「えぇ!?」
穂乃果「絵里ちゃんに騙された…だと…!?」
ことり「絵里ちゃんは勘違いしただけで、二人が勝手に確証をもっただけだよ?」
穂乃果「と、とにかくことりちゃんが鳥になったりしてなくて良かったね!」アセアセ
海未「そうですね、ことりの無事も解った事ですし学校に戻りましょうか!」アセアセ
ことり「…街中で全裸にされそうになったな~…」ボソッ
穂乃果「!」ビクッ
ことり「それを止めるどころか賛同した幼馴染もいたような気がするな~」ボソッ
海未「だ、誰の事ですかねー…」ガタガタ
ことり「希ちゃん」
希「な、何?」
ことり「私たち急に用事ができたから今日の練習はお休みするね♪」
穂乃果「ちょっ!」
希「そ、そっか!それじゃにこっち達にはウチが伝えとくね!」
海未「希!?」
希「それはごゆっくり~」フリフリ
ノゾミチャーン!!
ミステナイデクダサイ!!
オヤツタイムタノシミダナー
希「…さ、学校行こっと」
おわり
お仕置きシーンまで書こうと思ったけど浮かばなかったのでご想像にお任せします。
もしくは誰か書いてください。
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