Ｐ「80型テレビだって買える値段だぜェ……」

Ｐ「さあどうしてやろう……このマッサージチェアどうしてやろう……！」

Ｐ「……と、言ってみたはいいが」


ﾃﾞｰﾝ


Ｐ「なーんで配送先事務所にしちまったのかねえ……」

Ｐ「はあ……よっぽど疲れてたんだろうな……。衝動買いだし……」

Ｐ「やっちまったものは仕方ない。仕事が終わり次第なんとかして持って帰るとするか……」

Ｐ「……」ｳｽﾞ

Ｐ「……ちょっとくらい使ってみたっていいよな？　ここで……」


ﾋﾟﾘﾘ･･･


Ｐ「ゲ、もう時間か。行かねえと」

ﾃｯﾃｯﾃ･･･

ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾑ



マッサージチェア「……」

ﾋﾟｮｲｯ


芳乃「そなたー？」


ｼｰﾝ


芳乃「おやー、この部屋にいると思ったのですがー」

芳乃「……！」

芳乃「……むー？」

マッサージチェア「……」



『依田芳乃vsマッサージチェア』

芳乃「これはー、一人がけのソファーでございましょうかー」

ﾎﾟﾌﾎﾟﾌ

マッサージチェア「……」

芳乃「……」

ﾎﾟﾌﾎﾟﾌ

マッサージチェア「……」

芳乃「ではー少しだけー」

ﾎﾟｽﾝｯ

芳乃「……」

ﾁｮｺﾝ

マッサージチェア「……」

芳乃「正座ではありませんねー」ﾖｲｼｮ

ﾎﾟｽﾝ

マッサージチェア「……」

ﾁｮｺﾝ･･･

芳乃「……」

ｸﾞｯｸﾞｯ

マッサージチェア「……」

芳乃「……」

ｸﾞｯｸﾞｯ

芳乃「……」

マッサージチェア「……」

芳乃「足が下に届きませぬー……」

芳乃「……」

ﾁｮｺﾝ･･･

芳乃「……？」

リモコン「……」

芳乃「……」

ﾂﾝﾂﾝ

リモコン「ﾋﾟｯ」

芳乃「！」

芳乃「……」

マッサージチェア「……」

ｼｰﾝ

芳乃「……？」

ﾂﾝﾂﾝ

リモコン「……」

ｼｰﾝ

芳乃「……？」

ﾂﾝﾂﾝ

リモコン「ﾋﾟｯ」

芳乃「！」

リモコン「おまかせコース」

芳乃「……？」


ｳｨｨｨｨｲｲｲｲﾝ


芳乃「！？」

ｳｨｨｨｨｲｲｲｲﾝ

芳乃「！？」

ｵﾛｵﾛ

マッサージチェア「……」

ｳｨｨｨｨｲｲｲｲﾝ

芳乃「！？」

ｵﾛｵﾛ

マッサージチェア「……」

ﾋﾟﾀｯ

芳乃「……」

ﾎｯ

マッサージチェア「……」



ｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨ



ｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨｳﾞｨ





芳乃「ぞなだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ｸﾞﾗｸﾞﾗｸﾞﾗｸﾞﾗ






依田芳乃●-○マッサージチェア