【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」宥「26ageはあったかーい」【咲・muv-luv】 (1000)

このスレはマブラヴシリーズ及び、咲 -saki-とのクロスオーバーです。


・場合によってはは休止したりします

・というか3ヶ月ほど音沙汰なしでした。ごめんなさい。

・このスレはゾロ目によって京ちゃんがとんでもない魔改造を受けてしまいました。

・もうこれ以上(全ステカンスト)は無い……筈?

・場所や年代によっては武やユウヤ等のマブラヴ主人公勢との共闘もあります。というか今してます。

・明確なクリア目標は特にありませんが、桜花作戦成功を当面の目標として掲げます


以上の点に耐えられる方は奮ってご参加ください。

《明星作戦編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422933251/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423925779/)



《人類からSUGAへ……編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424332386/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424672905/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424874113/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425141000/)


《ユーコン編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425450438/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426209928/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427296972/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430057812/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432309005/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433007786/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434475778/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憩「14ageですーぅ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憩「14ageですーぅ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435165193/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」もこ「…………15age」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」もこ「…………15age」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436201281/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」小蒔「16ageですね!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」小蒔「16ageですね!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436977247/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」霞「17ageよ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」霞「17ageよ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438183169/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」初美「18ageなのですよー」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」初美「18ageなのですよー」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439991110/)


《オルタネイティヴ編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「一休みッスよ!」【咲・muv-luv】(実質19age)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「一休みッスよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441820458/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」春「20ageの長さが自慢」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」春「20ageの長さが自慢」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448032385/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」巴「21ageですね」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」巴「21ageですね」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450360957/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明星「22ageですお姉様!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明星「22ageですお姉様!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451230459/)


《12・5事件(クーデター)編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」湧「23ageも経ったのか?」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」湧「23ageも経ったのか?」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451757719/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明華「24age~♪」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明華「24age~♪」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452173647/)

《甲21号作戦編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」玄「25ageもおまかせあれ」【咲・muv-luv】

──安価への参加に際してのお願い──


・安価の連取りは禁止、強制的に下にズラします

・安価の連投は禁止、ただし5分以上の間隔がある場合は可とします

・加速、雑談等を行った場合、そのレスから5分経過後の安価取りは有効とします。

・加速のための連投は基本的に遠慮して頂きたいですが、5分以上の間隔がある場合は可とします

・コンマ判定の連取りは2回までは可とします

・ただし、連続するコンマ判定時の連取り、つまり連投は無効とします

・つまり基本的に連投・連取りはご遠慮くだされば嬉しいなって話

・安価の内容を荒らしや不適切と判断した場合、その真意に限らず解釈の変更、若しくは下へズラします

・度々、死ねぇ!発言をしてますが、安価ではなくコンマで殺しにいくつもりなので、ルーザーは無視する方針です。

・ルールに不備、追加する必要が出れば随時変更、追加していきます。

>>3
ミス。

《甲21号作戦編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」玄「25ageもおまかせあれ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」玄「25ageもおまかせあれ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453038106/)


                                        i∧
                                    i ∧
                               ゝ==‐-'  ∧_

                              / ´ ゝ-‐- 、`´〈

       _                        ヽ´ゞi: : : : : :.i }: ヽ  あつまれぇ!
  γ二ヽ ∧_                       /::::::::ゝ-‐/´i iヽ:i
/ __ --、ヽ∧__∧ヽ、           ゝ==7 フ ̄7 、 i::::::::〈/ / / ∨ヽ   
__  ‐‐‐二`i-、∧  >、       /´> ´ >‐´ / ∨::::;'// 7 ┬∧/
       _/  i´`     \    / / ,<´ >-‐´::ヽ_ゝ/-‐==二 ̄`> 、/`>、、
--‐‐ ´ /  `>、      \ ゝ二 __/////>´/∧∨/ / 、ヽ‐‐二二、>、/ /\\

   >´/   / /ヽ     〈 〈´///> ´////////∧ i>´  >‐〈`、‐,ヽヽ ヽ</∧ヽ
<´ /  __ / /   __ 、    i´//////////////////i       ゝヽ二/ヽ   ∨>、∨ヽ  ゝ´ ̄ ̄ ̄ ̄`、‐、‐-、
  ´   //  ̄ ‐´   ` ‐-i///////////////////、二/  <   ̄´ >、 i////>、___/` 、´ ̄     ∨////i
、     ゝ´ / ` ̄ゝ----‐‐‐‐//////////////////////>、 > ` ゝヽ__i",i ' >'///////////∧         ヽ///,'
  ` <  コ'   ヽ´////// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    ヽ//////////>  `  ‐-‐ ´/ ̄ ‐//////// i__       |i⌒/
      `  ‐- 二三_ヽ                 ∨/////////////`┬┬ ´//i    〈ヽ//////////>、  ` i' /
                ̄              ∨//////////////i二i////     ` ‐--‐-=二三_   >´
                                   ヽ//////////ゝ‐、,i二i///i                 ̄
                              ∧ ̄、///////二/⌒、>、/ i
                            /ヽ::「  |i--‐‐i ̄}、ヽヽ_ノ/⌒、ヽヽ_
                                ,`´|::i  ' i   i__i > .ヽ、_ノγヽヽ‐、
                                 i /:/ / ├‐  ̄{_}`┬-、`> .ヽ_ノ } /
                            、':/ /‐‐i//////i i//// ̄ ̄>__〉´

                             ゝ‐'、⌒´///// i//////////i
                               i//////  ///////////∧
                                 i////ノ  //////////////∧

22:45~再開

京太郎「そうか、うん…………」


ブドウ糖を噛み締めながら、考えを巡らせる。
ただ単に、黒糖が食せればそれで良いという訳では無い。
滝見春が貯蔵している、鹿児島の、故郷の黒糖、それにこそ意味がある。

再びその黒糖を味わうということは、即ち故郷の再生を意味する。
人類は、BETAに打ち勝っても、戦いは終わらない。
それだけBETAの残した物は根深いのだ。


京太郎「好きなだけ黒糖が食べられる、そんな世の中にしたいな…………」

春「…………うん」


悠陽将軍殿下は、否、日本という国は、恐らく須賀京太郎という存在が九州に在ることを望んでいるのだろう。
日本にはいて欲しいが、中央にいてはその存在を持て余す。
多くの者にとって障となるのなら、遠ざけながらも管理できるギリギリの位置に置きたい。その考えは、京太郎にも理解できた。

つまり…………京太郎の進む道によっては、鹿児島という地も、京太郎自身にとっても縁遠い場所では無くなる可能性もあるのだ。


京太郎「そうだな、一度……どの道、鹿児島の地は踏まないとな…………」

春「………………」


その独り言に反応してか、暫く滝見春はこちらを無言でじっと見つめ続けた。


京太郎「どうした…………?」

春「少佐」

京太郎「ん」

春「…………よろしく、ね」


その“よろしく”にはどんな意味があるのか。
京太郎には、目の前の少女から幾つかの想いが滲み出ているような気がしてならなかった。


京太郎「ああ…………頼まれた」


だから、応えた。
そこにもあらゆる想いを込めて。

12月13日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

《鹿児島、か…………》

京太郎「お前は、何か愛着とかあるのか?」

《基本的には長野での記憶が色濃いが、鹿児島の、永水の記憶もあるな》

京太郎「へぇ…………」


それは、どんな記憶なのだろうか。
少し気になった。


《素戔嗚尊を呼び出したり、最近では、その、麻雀で勝つと暴食してしまう記憶とか…………》

京太郎「え」


あまり知りたく無いかもしれない。



↓1 簡易ドッグ機能
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20

その調子のコンマで頼んまさぁ。


↓1
01~49 10%
50~79 11%
80~98 12%
ゾロ目 20%

凄乃皇四型増設式簡易ドッグ進捗率【68%】



京太郎「え、何?鹿児島ってそんなに魔境なの?神様爛れてるの?」

《まあ、ちょっと考えてみろよ》

京太郎「ん?」

《日本に限らずさ、神様ってのは結構節操なしなんだよ。ほら、ゼウスとかさ》

京太郎「ああ…………」

《で、こう、エネルギーが高ぶっちゃうとさ、性的な方に発散しちゃんうんだろ。わっかんねーけど》

京太郎「そう言うものなのかなぁ……」

12月13日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 B.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

はやり「一度、聴いてみたかったんだけどさ」

京太郎「何ですか?」

はやり「キミは、どうしてそんなに頑張れるの?」

京太郎「………………」


もしかしたら、初めてかもしれない。
その様な事を聴かれるのは。


京太郎「どうして頑張れるのか、ですか……」


少し、考える振りをして


京太郎「守りたいもの…………いや、絶対に失いたくないものがあって。
その為には、視界の内だけじゃ足りなくて、もっと広い範囲を見据えて行動しなくちゃ叶えられないって気付いて…………
それで、それに見合う力を持ってるんだったら、ついでに世界全体を救うつもりでやってやろうって、そう考えるようになってました」

はやり「………………」


俺の言葉を、ただ黙って聴いていたが


はやり「スケールが大き過ぎて、君って人間を把握できる気がしないや。
いや、寧ろ人間じゃないのかもね」

京太郎「なんだか、酷い言い様ですね」



↓1
01~89 失敗
90~149 成功
150~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

鎮まりたまえ!さぞかし名のあるゾロ目神と見受けたが、なぜそのように荒ぶるのか!?

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


↓1
01~49 3+5%
50~79 4+5%
80~98 5+5%
ゾロ目 10+5%

ミス、普通にゾロ目だよ。

OWABI代わりにもっかい判定。
↑の方が結果良かったら↑採用

↓1
01~49 3+5%
50~79 4+5%
80~98 5+5%
ゾロ目 10+5%

【近似因子操作】によりゾロ目と判定

レーザーイオンライフル進捗率【62%】



はやり「世界、かぁ…………」

透華「どうされました、瑞原少佐?」

はやり「いやね、さっきアイツがさ“ついでに世界を救おうと思った”って言っててさ…………」

透華「京太郎さんが、ですか……何というか、らしいですわね」

はやり「うーん……それでさ、私は、ずっと日本の事ばっかり考えてきたな、って思い返してさ……」

透華「ええ」

はやり「私にとって、日本って言う単位が最大公約数だったんだよね。
でも、多分アイツにとっては日本も世界も同じ括りなんだと思うんだよね。
それって……アイツが凄いからそう言う視点になれるのか、
それともそう言う視点だったからああ成れたのか、どっちかなって思って…………」

透華「恐らく…………両方、だと思いますわ」

はやり「両方?」

透華「私も、実家のことを、龍門渕の事だけを考えて行動して来ましたわ。
でも、恐らくそれだけでしたら、精々日本という島国の一企業で終わるだけ。
でも今は、須賀京太郎という舵取りがいるお陰で少しずつ世界にも名の知れた存在になりつつある…………」

はやり「うん…………」

透華「つまり、それは、元々そのポテンシャルがあったという事。
でも、彼の存在が無ければ、恐らく今頃は財閥の下請けに甘んじていた筈ですわ。
それが、恐らく少佐の言う視点、なのだと思います」

はやり「成る程、ねぇ…………」

12月13日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

日本において左官とは、基本的に士官学校出を意味する。
基本的に、と断りを入れるのは、左官でも前線に進んで出る者もおり、そうなると現場指揮官としては生え抜きの衛士の方が望ましい場合もあり、京太郎のように少尉から準々に左官になる者もいるからだ。
とは言え、京太郎のケースは異例中の異例ではあるが。


京太郎「うーん……流石に黒糖は無いか」


そして、左官は尉官よりも様々な面で優遇される。
特に、食は顕著だ。
左官となれば権力に加えて責任も重なり、担うストレスも尉官とは比べ物にならない。
三代欲求の内、性欲は殆ど尉官でも制限は無いが、食には差が出るのだ。

とは言え、この差は敢えて過酷な前線で質素な食事に長時間耐えられるようにと、尉官には敢えて制限を課している節もあるのだが。


京太郎「なら、和菓子かな……」


悩んだ挙げ句、京太郎は彩りが華やかな落雁を幾つか見繕った。

基地内を巡るように探し、数分の内に目当ての人物を探し当てた。


京太郎「おい、滝見」

春「あ…………」


京太郎の姿を見つけて、敬礼をしながら口をパクパクと開くが、直ぐに真一文字に閉じた。
形式ばった挨拶でもしようとしたのだろうが、あまり京太郎がその手の儀礼を日常に求めないため、途中で止めたのだろう。
滝見春というのは、真面目ではあるがそう言った事において柔軟で機転の利く少女だった。


京太郎「ああ、そのな。この前のブドウ糖のお礼にと思ってな……お返しを持ってきた」

春「え…………?」

京太郎「流石に黒糖は無かったんだけどな」


砂糖と一口に言っても、幾つかの種類がある。
サトウキビから抽出した黒糖、そこから不純物を取り除いた上白糖、そこから転化糖を除いたのがグラニュー糖、と言った具合だ。
不純物が混ざると言うことはそれだけ腐食する要因を残す事になるので、アメリカやアフリカからの輸入品である事もあり基本的に流通するのはグラニュー糖や上白糖である。

出来るだけ砂糖の味わいを残した物を、という選択基準で探した結果、この落雁が選ばれたのだったり


春「…………何故?」

京太郎「ん?」

春「少佐が、ここまでしてくれる理由が無い…………」

京太郎「いや、だから先日のお礼で」

春「それでも、御礼にしては度が過ぎている…………」

京太郎「…………」


ブドウ糖と天然物の砂糖から作られた菓子とでは釣り合わないと言いたいのか。
弱ったな、何とか納得して貰いたいところだが…………



↓5 渡す理由自由安価

京太郎「改めて、理由とか聴かれると困るもんだな…………
そうだな、特にない……何となく、かな?」

春「何と、なく……?」


納得のいかないという顔をしている。
確かに、これじゃ説明になっていない。


京太郎「何だろう、な?特に他意は無かったんだろうけどさ、あまり人から物を貰うことが少ないから、まあ……嬉しかったんだよな」

春「………………」

京太郎「だから、純粋にお礼をしたかった。
それで…………出来ることなら、話に出た黒糖で、と思ったんだが、それは流石に無理だった」

春「……」

京太郎「なんだ、あのな…………あまり上下関係とか、考えないでくれ。
ただ俺は、俺の出来うる限りの事をしたいと思ったんだ。
それが例え過剰だったとしても、それが俺の礼儀なんだ。
俺は単純に、お前に食べて貰いたいって思いだけで、これを渡すんだ」


そしてそのまま、暫く見合った。


京太郎「受け取って、くれないか?」

春「………………」


やはり無言、だったが


京太郎「お?」


受け取って、くれた。


春「だったら…………」

京太郎「ん?」

春「私も、いつか私の形で、このお礼をする」

京太郎「………………」

春「だから、今は…………ありがとう」

京太郎「…………ああ」

今日はここまでー。

いやぁ、なんかうまい具合に書けなくって四苦八苦ですや。

一日おきになってしまうかもですが、お付き合い頂ければと思いますです。
では、おやすみなさい。

失礼、酉が切れてました。

横浜基地に新しい機体が着任しました。



                            ,. -─=≦ ̄`ヽ
                        /       ,!   l   ヽ\
                       / __」_ /‐≠+ l l   ヽ ',ミヽ
                           / イ l' ヽ,ノ‐'"_ l  l l    ト i  ',ーi⌒ヽ
                       / / i心  f´不心ノ /   l l ! = l 弋  i
                        イ   ,..jイ     _知ツl /   / l l 彡 !`ミ ー' 、   94式戦術歩行戦闘機、不知火です。
                   / iレ'´ ,'       ´"'`火   〃=l l  /  ト `ヽ_\
                          i  r ヽ     / /ノ ) }.l !/|  l 丶  i `ヽ 陽炎の後継ですが駆逐艦とは関係ありません。
                         !、 ー   ∠= ´ 二ニソ,..|'   |  l   ヽ l/:
             , 、───‐'⌒ヽ   ヽ =─  -≦ニ=彡     lト l   `!: :   本当ですってば
                <: : \: : : : : : : : : : \  ir────‐iヾ      ` ヾ、  /: : :
()二二二二二)二二ヽ\/ 三 ., ,===== テi    ,...-‐==t_____   /: : :
          ∧ノ.〉/:/:/: : .i l   /.:〃i l|! /.::/ / ヽ: : : : : : : : :l  /_:_:_: :
         _/: : :`/:/:/: : : :ヽー'_/::::l// ll/.::::/       \: : : : : : :l /_:_:_:_|: :
二二二二)二二) ヽ: /:/:/: : : .</ /.:::::<イ:::::ll::::::::/   l         ヽ__l/: : : : : :/
       /( ゙ー': :/:/:/: : : /  /.:::::::::i:::ー='':::::::::i           \: :/: : : : : :/:
         l: : \_/:/:/: : : .l i  i:::::::::::/.:ヽヽ::::::::::丶  ヽ    /二ニ> : : : : : /o: :
       \ : /:/:/: : : :.,.l l  l:::::::::/:::::::::\\:::::::ヽ ∧  //   \i: : : : / ̄ ̄
         〈:/:/: : ./ ヽヽノ.:::::/::::::::::::::::::\\::::`/: :ヽ/ /      \:/: : : : : :
          〈/ ./    //:::::/:::::::::::::::::::::::::::\\': : : l iー\     \ ̄ ̄ ̄
             ,. ´    / /.:::.イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::\\: l l: : : : \     \\: : :
         _/    /  /.::/ l:::::::::::::::::::::ヘ::::::::イ: \\レヘ、/: : y      ヽ \:
      //    /  /.::/  ヽ::::::::::</.:::::\ー=ヽ:丶ミヘ ) : : /_     /:\ \
       /i   イ     i:::::/_,.=-─≧、::::::\:::/:/:::::i: : : r⌒ヽ/    `ヽ /: : : : : :
     / ー─ '       ヽ' |\/:::::::::::\:::::::::/:::::\/_:_:_i /´ \       Y:, へ: : : :
  r'´    ノ        |\ \:::|::::::::::ヽ/.:::::::::::::::ヽ ( ー、_/ , ヽ     l  ミニニニ0
  / /⌒ヽ )         |::::|:\ 丶、:::::::::::::l::::::::::::::::::::i: :ヽノ`ー<_)=-─' ミニニニ0
  し             /.::ソ.::::::ミー-ニニニニ二二二{: : :|:|: :|   \: :\/.:/
               /.:::/.::::::::::::::l:::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::l: : :|:|: :|     ー─ '



卒論の資料を読
作業をしながらになってしまうので1時間とか間が空いても怒らないでね。

12月14日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

《好きな物を食べられない、辛い世の中だな……》

京太郎「そうだな、どこか割り切れないものがある」

《好きな物を好きなだけ食べられる世の中に、したいな》

京太郎「………………ああ」



↓1 簡易ドッグ機能
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20

↓1
01~49 10%
50~79 11%
80~98 12%
ゾロ目 20%

凄乃皇四型増設式簡易ドッグ進捗率【88%】




《でもBETAに侵された地って不毛になるんだろ?そんな土壌で第一産業が成り立つのか?》

京太郎「そこは、おいおいの研究成果待ちだな……」

《でも、九州の広い面積をってなると大変そうだな》

京太郎「でも、やるしか無いんだよ。それに、やってやれない事なんてそうそう無いさ」

《…………衛士辞めたらT○KI○にでも転職するつもりか?》

京太郎「何ぞ、それ?」

12月15日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 B.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「もし荷電粒子砲が近日完成したとして」

恭子「ん?」

京太郎「テストは誰にやって貰いましょうかね?」

はやり「あー、それなら私がやるよ」

智紀「え…………?」

透華「あら、意外ですわね。てっきり、瑞原少佐は乗り気では無いとばかり思っていましたが」

はやり「んー、そうだね……でも、高火力の長距離砲撃って細かい計算が必要だし、私そう言うの得意だからねぇ」

京太郎「それは、心強いです!」

透華「…………」



↓1
01~89 失敗
90~149 成功
150~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

そう簡単に完成されてたまるかぁ


↓1
01~49 1+5%
50~79 2+5%
80~98 3+5%
ゾロ目 5+5%

【近似因子操作】によりゾロ目と判定

レーザーイオンライフル進捗率【70%】



透華(心境の変化、ですかね)

はやり「ん、どうかした?」

透華「いいえ、何でもありませんわ」

透華(少なくとも、悪くない方向に向かっているのは間違い無いですわね)

12月15日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

15日の【昼】です。申し訳ないり

《もしドッグの増設が終わったとして》

京太郎「ああ」

《その次はどうするんだ?》

京太郎「まだ決めてないが、取り敢えず終わったら香月博士が何か用事があるらしい」

《用事?何の?》

京太郎「さあ?」



↓1 簡易ドッグ機能
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20

さてさて

↓1
01~49 10%
50~79 11%
80~98 12%
ゾロ目 20%

凄乃皇四型増設式簡易ドッグ進捗率【100%】




《おー、こんな短期間の工期で完成してしまった》

京太郎「これで弾薬や推進材の補給がハイヴ内でもある程度できるな」

《さながら、小さな戦術機母艦だな》

京太郎「と言っても規模は駆逐艦に無理やり母艦機能を付けた様なものだけどな」

《うーん……》

京太郎「どうした?」

《俺のいた世界では、そう言う滑走路の無い軽空母みたいな駆逐艦と言うか護衛艦があってだな》

京太郎「嘘つけ、そんな駆逐艦があってたまるか」

12月15日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
 ☆.司令室
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.凄乃皇技術開発
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

【2001年 12月7日 国連軍横浜基地 副司令執務室】


夕呼「あら、須賀じゃない。どうしたの?」

京太郎「凄乃皇への簡易ドッグ増設が完了してので報告に伺いました」

夕呼「えっ、もう?あれから1週間位しか経って無くない?」

京太郎「ええ、そこまで複雑ながら物では無いので、元の設計図と睨めっこして機能性に障害が出ないようにする事だけを考えて、後はくっつけるだけでしたから」

夕呼「言う程簡単な事じゃないと思うんだけど………………まあ、いいわ。ご苦労様」

京太郎「そう言えば、何か用があるとか?」

夕呼「ああ、そうそう、この前言ってた00ユニットの調整の事なんだけど……」



↓1
01~49 まだ10日経ってないから出来てないよ!
50~89 もう8割くらい出来てるよ
90~98 最終調整を残すのみ
ゾロ目 彼女が鑑純夏です

夕呼「10日は時間が欲しいって言ったでしょ?!まだ出来てないわよっ!!」

京太郎「そんな、怒られても…………」

夕呼「って言うかアンタが何でもかんでも万能に出来過ぎんのよ!
器用貧乏?知らない子ですねって言わんばかりに!」

京太郎「いやぁ、自分にだって出来ない事や不得意な事は沢山ありますし……」

夕呼「例えば、何よ?」

京太郎「えっと…………子供のあやし方、とか?」

夕呼「ねぇ、嫌味?それ嫌味よね?煽ってるよ?今なら買うわよ、あんたの売った喧嘩」

京太郎「いやいやいやいや!!」

夕呼「まあ、半分くらい女は捨てたつもりだから良いんだけどさぁ……」

京太郎「はぁ…………」

夕呼「ねぇ、アンタどうせ今ヒマでしょ?」

京太郎「確かに、比較的手は空いてる方ですね」

夕呼「ちょっと手伝ってよ、デバッグ程度で良いからさ」



↓5まで多数決
1.良いですよ
2.嫌だよ
3.交換条件

京太郎「構いませんよ」

夕呼「いやぁ、正直たすかるわぁ…………甲21号作戦や甲1号作戦の調整だけでもてんやわんやで」

京太郎(ちゃんと司令官らしい仕事してたんだ…………)

京太郎「それで、今はどれくらい出来てるんですか?」

夕呼「えーっと、ね……」



↓1
01~39 50%
50~79 60%
80~98 70%
ゾロ目 京ちゃんが一晩でやってくれるそうです

夕呼「6割くらいかしらね……白銀の持ってきた数式で大枠は直ぐに終わったんだけど、細かい調整が何とも」

京太郎「解りました、明日から取り掛かります」

夕呼「あー、これで少しくらい休めるわね……3時間くらい仮眠して来るから、何かあったらアンタが代わりに引き継いどいて」

京太郎「いや、何で俺なんですか」

夕呼「だってアンタ、実質的にこの基地のナンバー3だし、私の次くらいなAL4の事情を知ってるの、須賀くらいでしょ?」

京太郎「そりゃあ、そうかも知れませんけど」

夕呼「まあ、大体は霞が知ってるから、聴いてちょうだい」

京太郎「ん…………?」

社霞「…………」ペコリ

京太郎(あ、いたんだ…………小さくて気づかなかったや)

社霞「がびーん、です…………」シュン

今日はここまでー。
明日もまた来ますんで、お願いします(と、宣言しておくと自戒になって来やすくなる)

遅くなったけど始めるでよぉ~

12月16日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 B.00ユニット調整
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「あれ、香月博士は?」

社霞「博士は、作業が漸く分散できると喜んで、4日振りに寝室に向かいました…………」

京太郎「そっか…………よし、じゃあ宜しくな、社」

社霞「はい、お願いします」



↓1
01~49 成功
50~79 大成功
80~138 超大成功
ゾロ目 特殊
知力(20)+数式(20)……判定+40

↓1
01~49 14%
50~79 15%
80~98 16%
ゾロ目 25%

有言実行ニキ恐し

00ユニット調整進捗度【85%】



京太郎「…………」

社霞「…………」

京太郎「3e-oの同期パターンって何行目かな?」

社霞「えっと…………3,4020から3,7137まで、です」

京太郎「おっけぇ…………よ、っと」

社霞「…………タイピング、早いですね」

京太郎「ん?ああ……そうだな、半ば思考を放棄しながら打てるから、かな?」

社霞「便利ですね…………二人いるのは」

京太郎「集中している時は一人になってる様な感覚なんだが…………二人に見えるのかな?」

社霞「はい、併走しながら別のことを考えてるように見えます」

京太郎「成る程なぁ……」


ソフトウエア面は大分進みました。

12月16日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 ×.00ユニット調整
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「ふぅ…………」

透華「あら、お疲れですか?」

京太郎「ええ、ちょっとプログラムを弄ったりして目が疲れちゃって……」

恭子「あー、YDT作業のやり過ぎは目に来るんよねぇ」

智紀「凄くわかる……」

はやり「まあ、酷かったら休んでても良いから」

京太郎「ありがとうございます」



↓1
01~89 失敗
90~149 成功
150~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

↓1
01~49 1+5%
50~79 2+5%
80~98 3+5%
ゾロ目 5+5%

レーザーイオンライフル進捗率【77%】



はやり「はやぁ…………もう外側は出来てるじゃん」

京太郎「ですね、でもここからが肝心な細かい所の調整ですね」

透華「とは言っても、京太郎さんの事ですし案外明後日に完成していたりして…………」

京太郎「いやぁ、流石にそれは無いですよ」

12月16日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.凄乃皇技術開発
 ×.00ユニット調整
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

小蒔「あっ、京太郎さん!」


トテトテと、そんな擬音が聞こえそうな歩調で前方から神代さんが近づいてきた。


京太郎「お久しぶりです。横浜基地に配属になって久しいですが、如何ですか?」

小蒔「はい!皆さんにも良くして頂いて、順調です!」


それはひとえに、神代小蒔という人間の織り成す空気間によるところもあるのだろうが。
ともかく、国連軍の中に斯衛軍や帝国軍が入り混じった混戦部隊になってしまっているが、錬度や人間関係にこれと言った支障は無さそうでホッとした。


小蒔「少し、お話しさせて頂いても宜しいでしょうか?」

京太郎「はい、構いませんよ」


↓5 会話内容
1.九州復興のこと
2.斯衛軍のこと
3.その他自由安価

小蒔「そう言えば、九州復興の話が私のところに入ってきました」

京太郎「ああ」


それを聴いて、京太郎は先日の帝都城での謁見を思い出していた。
一国の主ともなれば、例え京太郎よりも年下だとしても普通の女の子ではいられないのだな、と感心したものだ。

ふと、目の前の神代小蒔も、普段はこんななりをしていてもいざと云う時はそうなのかと思い至っていた。


小蒔「復興も簡単なことではありませんが、大陸では奪還地での緑化運動の前例も0ではありませんし、世界へのテストケースに成れるように頑張りたいと思います」

京太郎「へぇ、前例があったんですか」

小蒔「実は、この話を聴いて私も調べてみたんです」


照れ隠しをするように、笑みを浮かべる。
成る程と、担ぎ上げられている節があったとしても彼女も紛れなく一国一城の主なのだ。


小蒔「基本的に、駄目になってしまった土壌はまず削っちゃうんだそうです」

京太郎「それはまた、手間と費用の掛かりそうな…………」

小蒔「はい。でも、更にその下にある酸性化した土地を今度は石灰で中和しないといけないんです」

京太郎「酸性化…………?BETAって、別に酸性の物質を巻いてる訳じゃないですよね?」

小蒔「あ、いえ、九州と言うか私達の地元である鹿児島は桜島の火山灰の影響で土壌の殆どが元々酸性なんです」

京太郎「あ…………ああ、成る程」

小蒔「火山灰の土壌は農業に欠かせないリンや養分、微生物が不足しているので石灰や肥料を混ぜて調整しないといけないんですよ」

京太郎「いやぁ、その辺は門外漢で全く知りませんでした」

小蒔「…………」

京太郎「どうしました?」

小蒔「意外です。京太郎さんにも知らない事があるんですね!」

京太郎「そりゃあ、ありますよ、当然」

京太郎「不躾ですが、それに対して斯衛の反応は何かありましたか?」

小蒔「そうですね……基本的に、殿下の指麾は表面上には出ていませんね」

京太郎「当然と言えば当然ですね」


あのクーデターの一件で煌武院悠陽という将軍の発言力は一気に向上した。
まさに今のこの時期、取り入って自らの立場を盤石にせんとする時に将軍の言及に逆らうなど以ての外だろう。
恐らくは、それも狙ってこのタイミングで九州復興をうながしたのだろうが。


小蒔「敢えて言えば、九州出身の武家が取り入ろうと近寄って来ている傾向はありますね」

京太郎「妥当な動きかと」

小蒔「ですが、今は私も動けない立場なので保留にさせて頂いたり、有力武家の方々には内定代わりに書状を出したりと対応しています」

京太郎「…………」


しかし…………


京太郎「意外と、なんて言うと失礼ですが、ちゃんと党首をしているんですね…………」

小蒔「これでも、やれば出来る子だって昔から言われてたんです!」


何とも、霞がポンコツになったのと反比例して神代さんがしっかりとしてきた気がするのは気のせいなのだろうか…………?

12月17日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 B.00ユニット調整
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

あれ、やらなかったけ?

見てきました。
限界稼働すると発光する、までしか判明してませんね。

ではその安価で行きます。

【2001年 12月17日 横浜基地 第三演習場】



この日、京太郎は約10日振りに黒潮の実機に搭乗していた。


《なんだ、急に黒潮に乗り出してどうかしたのか?》

京太郎「あー、いや、ちょっと気になる事があってな」

《気になること?》

京太郎「いや、ほら、ユーコン基地でS&Hジョイントの試験をしてた時に関節部分が発光しただろ?」

《んー、そうだったけ?》

京太郎「それでな、その原理や発生条件が今ひとつ解らないから、その実証試験を行おうと、そう言う事だ」

《それが解って、どうなるんだ?》

京太郎「改善点が見つかるかもしれないし、何かあるんじゃないかと期待を込めてん、だな」

《そっか》



↓1
01~09 ファンブル(補正適用外)
10~59 何も判明せず 
60~98 負荷の具合を掴み取る
100~136 最適化
137~173 シンクロ
ゾロ目 ???
衛士適性(20)+操縦技能(20)
+X-TDM(15)+三次元機動(10)+S&Hジョイント(10)……判定+75

もう訳無いが今日はここまでー。

明日?明日は、まだ解んない。
自業自得だけど兼業は頭の切り替えがちょっと大変。何回“京太郎”と打つ筈が“とr”まで入力してバックスペースした事やら。

何の因果か、幾らかキャラが被ってんだよねぇ…………主に核融合炉とか。
京ちゃんが分身しださないか心配。この世界的には万々歳何だろうけどさ。

今日は僕はマブラヴイッチ!

数時間について及ぶ演習の中で、黒潮の機動が時間を追う毎に洗練されていくのは、端から見ても明らかだった。
更に、当事者である京太郎自身には外からの見た目以上の変化をひしひしと実感する事になった。


京太郎「ラグが、縮まってきている…………?」


戦術機と衛士との間に思考、操縦、処理、機動と言うプロセスを介する必要がある以上、コンマ数秒とは言え必ずラグが存在する。
それは戦術機がどこまで突き詰めても機械である以上必然であり、それ故の命題でもあるのだが…………

今の京太郎と黒潮の間には、殆ど思考と機動でのラグは存在していなかった。


京太郎「何だ…………何が起きている?」


側転三連続、跳躍した後に宙返りしながら着地したまま後ろに目掛けてバック転をしながら、京太郎は思わず疑問を口から漏らした。

まるで、京太郎の思い描くままに黒潮が動き出す感覚…………更に時には、操縦桿で指示を出す前にそれを反映しているのでは無いかと錯覚する場面も時折見受けられる程だった。


京太郎「磁力が変な風に働いて思考を読み取ってでもいると言うのか?
…………いや、そんなオカルト有り得ないか」



・S&Hジョイント(10)→(15)

・1ターン毎の変動値(1)→(2)

12月17日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 B.00ユニット調整
×.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

夕呼「いやぁー、1日最低3時間以上の睡眠時間が確保出来るって凄くいいわね!」

京太郎「………」

社霞「…………」

夕呼「少なくとも今週の夜は7日間ともちゃんとベッドで眠れそうね…………
アンタのお陰よ須賀、ありがとうね」

京太郎「博士、今すぐその手にある書類を総て引き渡して、速やかに寝室に引き返してください」

社霞「Спешите вернуться 」(急いで戻ってください)

夕呼「え、え、何で!?」



↓1
01~49 成功
50~79 大成功
80~138 超大成功
ゾロ目 特殊
知力(20)+数式(20)……判定+40

134だけど、100の位を無視して近似でゾロ扱いにした事ってあったけ?

まぁ、ゾロが出るのが早いか遅いかの違いだよね。

いいや、もう近似でゾロにしたろ。

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


↓1
01~29 00ユニット調整終了
30~69 00ユニットロールアウト
70~98 外付け00ユニット
ゾロ目 オマケ付き

京太郎「すみません、突然呼び出してしまった上に手伝って貰ってしまって」

憩「ええですよーぉ。寧ろウチの専門分野やし、中々出来ない貴重な体験ですしねーぇ」

京太郎「そう言って頂けると助かります」

憩「でも、ええんですかぁ?」

京太郎「何がです?」

憩「倫理的に色々とアウトな気がするんですけどーぉ?」

京太郎「ははは、荒川さん」

憩「んー?」

京太郎「バレなきゃ犯罪じゃ無いんですよ」

憩「…………いやー、須賀少佐も悪いお人ですねーぇ。
でもウチも荷担しとるし、共犯者やなぁ。
クローンどころかホムンクルス作るようなもんですしねぇ」

夕呼「ふわぁー…………ああっ!」


久し振りにマトモな睡眠と言うものを味わった気がする。
正直、睡眠時間が顕著に削られてきたのは須賀をこの基地に呼び寄せた頃からなのだが、まさかその須賀の功労で逆に睡眠を謳歌できるようになるとは思ってもみなかった。


夕呼「さぁて……と」


社の話を聴くに須賀の作業はとても素早いらしい。
もしかしたら、今日明日にも00ユニットのハードに取り掛かれるかもしれない。
そう考えると、少しだけ心が高揚した気がする。


夕呼「どう?作業は順調?」


執務室に戻ると、一番最初に目に入ったのは社の姿だった。


社霞「はい、順調だったみたいです」

夕呼「そう、なら良いんだけどね」


取りあえず、須賀の仕事ぶりでも聴いておくとしよう。


夕呼「それで、須賀は00ユニットのソフトウェアはどこまで終わらせてた?」

社霞「全部です」

夕呼「全部?はぁー…………やっぱり最初からやらせといた方が良かったかしら」

純夏「うわぁ、英語と数字ばっかで全然わかんな…………あ、解るや」

社霞「正直、驚きました」

夕呼「それで、須賀はもう戻ったの?」

社霞「はい、用事があったら呼んでほしいと言っていました」

夕呼「まあ、呼ぶのは明日でいっか……」


そのまま、来週に行われるであろう国連軍と帝国軍での合同作戦の意見書に目を通すため、椅子に座った。

12月17日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
 ×.00ユニット調整
×.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

透華「あら、どうしました?何かやりきったというお顔をしていますが?」

京太郎「そうですね……さっき香月博士から出されていた仕事が漸く一段落つきまして」

透華「それはそれは」

恭子「お疲れ様やね」

はやり「……だからこんな時間になってるんだね」

智紀「野暮な事は言わない……」



↓1
01~89 失敗
90~149 成功
150~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

↓1
01~49 1+5%
50~79 2+5%
80~98 3+5%
ゾロ目 5+5%

レーザーイオンライフル進捗率【85%】



はやり「で、何やってたの?」

京太郎「脳細胞から抽出したDNAを元に体組織を構成して、因果律から記憶データを構築したりとか、色々です…………」

はやり「ん…………いやいや、何のこと?」

京太郎「あー……いえ、何でもないです」

12月18日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「すみません、昨日の今日でこんなに朝早くから」

恭子「ウチはええよ」

透華「ええ、私達は差し迫った仕事もありませんし」

はやり「いや、約一名だけ凄く眠そうなんだけど……」

智紀「んぅ…………」



↓1
01~89 失敗
90~139 成功
140~154 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

↓1
01~49 2+5%
50~79 3+5%
80~98 4+5%
ゾロ目 8+5%

レーザーイオンライフル進捗率【93%】



はやり「これって、もう完成してない…………?」

京太郎「いえ、まだまだですよ。
言うなればお釜のセットされていない電子ジャーです」

はやり「……つまり、殆ど完成してるってこと?」

恭子「何言うてんのや!」

透華「お釜の入ってないジャーなんて最早ジャーではありませんわ!」

はやり「あ、そう…………」

透華「智紀もそう思いますわよね?」

智紀「私は……朝はパンがいいなぁ……」

12月18日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

明華「♪~♪♪」

京太郎「あ…………」


歌声が聞こえてきた。
良く澄んだ声で、少し疲労を感じていた体に染み渡っていきそうな心地がした。
それはフランス語なのだろうか、歌詞の内容は解らなかったが、その歌っている雰囲気も相まってとても明るく楽しそうだった。


京太郎「………………」


暫くそのまま聴き惚れていると、やがて歌い終わったのかピタリと歌声が止んだ。
それを合図に、京太郎は話しかけてみることにした。


京太郎「いい、歌だったな」

明華「え…………少佐!?き、聴いていたんですか?!」

京太郎「ああ」

明華「そ、そんな、言って下されば良かったのに…………」

京太郎「まさか、こんな素晴らしい歌を邪魔なんて出来るものか」

明華「ううっ…………」


その恥ずかしそうに俯いた反応は、ちょっと可愛かった。



↓3 会話内容自由安価


                       _r‐.、
               ___       〈:..\}\   ,r==、_r‐..、_
           /三 \    ,|:ト、:.:.:::::ヘ 〃 / ̄`ー‐ヘ、
          /´ __  ヾ\/:.|:|_ハ::.:.:. ::ヘ{__//´゙>、:::::::::::.:.:.丶
         / /:/´ ̄`>、_入;」/´ヘ::.:.:.:ヘ厶i∠_ `ヽ、:::::::::::.:..\
       /  /.::/  //〉杉′/ / ∧: :.::}ヽ`ヽ `ヽ、  `''ー- ::;;__ヽ
.      /  /:.:/ / /:.:/IW  / / /! l\_j  ` ヽ ` ヘ  ーつ    `
     /  /:.:/ /  /;:.:.:| {ミ{  i /i´丁゙メ{     } ri  j |  っ
.     /  /:.:/l. /  //:.:.:/ {ミ| lト|_ォ=ミ、|`ヽ、 /レメ /:リ
    /  /:.:.l l|/  //レ'´  {゙ヘ `ヾ{いJハ  ィ心ムイ ′   ` o
.   /  /:.:./|/ ..:.//    _ヽ≧、_ヾ‐┘  {rソ厶ノ
   i :l i:.:.:l:.:|...:.:ル′ _rヘ_/´r:::::´\`  rァ  丿  途中になってしまいますが今日はここまでです。
    V:| :l:.:.:|:.:l:.::/  ,r仁>仏::;!:::::::::::::ノ辷ァ7´
    V!.:|:.:.|\::{  /:::| ̄\l!:::`ー‐匕::::::/つ>っ  またね。
    V:.ト、:i ヾ⊂|::::::\__人:::::::::::rイ\廴人;;/

     ヾ.! `ヽ  `ヘ::::::::/廴/^lー小{
        ヽ       \::{::i、:\ト~ハ
          `       ̄`ヽ:::::::::::::::|
                 `'ー'じ′

        ー=ニ二三三三三三三三三二ニ=

そんなに煽られると更新したくなってしまうでは無いか

>>303の続きから。

↓3 会話内容自由安価

↓1 
01~49 壁越しシャワー
50~98 タオル着用
101~138 裸の付き合い
容姿(20)+恋愛原子核(20)………判定+40

カポーン♪

         | |   | |          ||          ||          | |         | :| |
         | |   | |          |[]'       |[]'       | |     - 〈ニ| |
         | |   | |          ||          ||          | |     / |  :| |
         | |   | |          ||          ||          | |      / .`ー| |
         | |;:;:;:;|_|_____||_____||_____|_|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| |

         | |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| |
         |._.|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|._.|

        / _______________________   /|
      //)/つ'~''~~~( )~~'~'~~~'''~~'~~~~~/ /
     / // 、ili,l.。 ) )  ~~ ( )   ~~  ( )     ~~  / /
   / //     ~~( )     ~~     ( ) ~~~   / /

  / //          ( )   ~     ( )    ~~   / /u
/ //   ~~~~     ~~     ~( )~~  ~~  / /
_//          ~~                     / /ij
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /

[]| ̄|'lj | ̄| ̄| u'| ̄

明華「あれ…………?」

京太郎「フランスだと入浴文化に馴染みは薄いか?」

明華「いえ、母がアジア系でしたので自宅のバスタブで偶に入る事はありましたけど…………」

京太郎「へぇ、そうなのか」

明華「いえ、あの…………なんでお風呂に入っているんでしょうか?」

京太郎「ん?特に理由は無いが…………」

明華「無いんですか?!」

京太郎「強いて言うなら、軍隊じゃ狭いシャワーしか使えないからな…………こんな脚を延ばせる風呂があるんなら、数人だけで独占するのも勿体ないなと思っただけだ」

明華「はぁ、そうですか…………」


裸体を晒すことに羞恥を感じているのか、湯船に身を屈め小さくなっている。
逆にその仕草が扇状的な雰囲気を醸し出しているのだが、言うまい。


京太郎「なんだ、別にシャワー室は男女共用だろ?」

明華「それとこれとは別です!」

京太郎「そうなのか…………?」


まあ、最低限の仕切りがあるシャワー室と、互いに対面しながら裸体で向き合う風呂とでは心持ちも異なるのかもしれないが。


明華「逆に、どうして少佐はそんなに堂々としていられるんですか…………!」

京太郎「どうしても何も、ただ風呂に入ってるだけだからなぁ…………」

明華「…………もしかして、本当に風呂に入るだけのつもりだったんですか?」

京太郎「ああ、そうだが?」

明華「わ、私はてっきり…………」

京太郎「てっきり?」

明華「な…………何でもありません!」

京太郎「ふぅ…………風呂に浸かるのも久し振りだなぁ」

明華「…………そんなに、忙しいんですか?」

京太郎「ん?ああ……そうだな、元から仕事の分量は多い方だが、余計に仕事を抱えてるからな」

明華「余計に、ですか?」

京太郎「あんまりじっとしているのは得意じゃないからな、頭なり身体なり動かしてる方が性に合う」

明華「でも、それで疲れたり倒れたりしたら、本末転倒じゃないですか……?」

京太郎「そうだな…………気をつけよう」

明華「…………」

京太郎「何か、聴きたいことはあるか?」

明華「………………え?」

京太郎「こんな機会だからなぁ、流石に機密は漏らせないが…………何かあるか?」

明華「え、ええと…………」



↓3 明華から京太郎への会話、質問等

明華「少佐は、その…………女性関係で色々と武勇伝を聴きますが」

京太郎「武勇伝?」

明華「はい、お嫁さんが10人いるとか」

京太郎「…………は?」

明華「世界中に愛人がいるとか」

京太郎「いやいや、え?」

明華「副司令も既に堕とされているとか」

京太郎「お、堕と」

明華「胸の大きい人が好きだとか」

京太郎「…………」

明華「WB大隊も自分のハーレムを作るために創設したとか」

京太郎「えぇ…………」

明華「趣味は恋人のいる女性を寝取る事とか」

京太郎「誰だ!誰がそんなこと言った!言え!」

明華「えっ、その、誰という訳でも無く横浜基地では良く交わされる会話と言うか…………」

京太郎「端から見たら俺はそう見えるのか…………」

明華「………………が、頑張ってください!」

京太郎「せめて否定して貰いたかった」

明華「それで、どこまで本当なんですか?」

京太郎「ど、どこまでって……嫁が10人とかそんな荒唐無稽な…………第一、籍は入れて無いし」

明華「えっ!入れて無いんですか?!」

京太郎「だから、その…………所謂内縁関係だ」

明華「…………10人と?」

京太郎「3人だ!」

明華「3人ても多いですよ!」

京太郎「今の所は…………」ボソッ

明華「え、何です?」

京太郎「いや、何でも無い。
世界中に愛人がいるわけも無いし、香月博士と関係にも至ってないし、他人の恋人を寝取るような不埒な趣味を持った覚えなんて無い。
それにWB大隊だってハイヴ攻略の為に編成したんだ。
噂は、噂でしか無いんだ」

明華「あれ、胸が大きな人が好きなのは否定しないんですね」

京太郎「え…………?」

明華「そう言えば、最近よく少佐と話している石戸中尉も松実少尉も胸が…………」

京太郎「違う!断じて違う!俺は胸で差別したことは無い!」

明華「でも、奥さん達も…………」

京太郎「だから、偶々だ…………!」

明華「あれ?でも、お一人だけ白人の方はそうでも…………」

京太郎「だから、そう言った…………」

京太郎(………………あれ?向こうから襲ってきた人って皆、胸が……?)

明華「どうかしましたか?」

京太郎「いや、偶然の筈だ…………そうだよ、霞だってそうなんだし…………」

明華「あの…………?」

京太郎「よし、じゃあ今度は俺が質問する番だ」

明華「急に話を区切りましたね」

京太郎「うるさい。これ以上その話のネタを続けるつもりなら上官不敬でしょっぴいてやる」

明華「そんな横暴です!」

京太郎「ははは、それが権力だ」

京太郎(そう言えば、あまり雀少尉のこと知らないな…………
歌が好きなことと、確か母親がフランスで技術者をしていること、くらいか?)



↓3 京太郎から明華へ会話、質問等

京太郎「そう言えば、気になってたんだが」

明華「何がですか?」

京太郎「何故、フランス軍ではなく国連軍に?」

明華「ああ、えーっと…………作戦行動中に歌うのを禁じられていたからです」

京太郎「え…………?」

明華「気持ちが高ぶったり、逆に不安や恐怖が強くなってくると自然に口ずさんでしまうんですよね…………
それで、良く当時の上官には叱られていました。
同期には好評だったんですけれどもね」

京太郎「えっと、それで出向を?」

明華「それも、ありますね」

京太郎「それもあるんだ…………じゃあ、他にも理由が?」

明華「ええ、まあ…………」

京太郎「その理由を、聴いても?」

明華「その…………私の母が技術者であると言うのはご存知だと思うんですけど」

京太郎「ああ、確かフランス軍属だとは資料で」

明華「ええ…………実は、私の母は第三世代戦術機であるラファールの設計技師の一人だったんです」



http://i.imgur.com/yxMOiJt.jpg

明華「ある時、私の部隊に四機のラファールが搬入されました。
その当時、漸く量産ベースに乗ったばかりのラファールはとても貴重でした」

京太郎「…………」

明華「当然ですが、ラファールは優先的に中隊長や小隊長に割り当てられました。
でも、余りの一機は…………私に配備されたんです」

京太郎「もしかして…………?」

明華「ええ、周りからは散々親の七光りが、と非難されました。
所謂イジメも…………そうですね、頻発していました」

京太郎「…………」

明華「私の歌が好きだと言ってくれていた訓練校からの同期も、その耳障りな騒音を出す口を閉じろと言われて…………恥ずかしながら、逃げるように国連軍への出向届を出しました」

京太郎「…………悲しいな」

明華「…………最初は、母の口添えがあったのか引き留められましたが、丁度アジアは明星作戦後の戦力減少で再編が急がれていたので、それに乗っかる形で私は国連軍へ」

京太郎「………………」

明華「だから、今はとっても充実してるんです。
今の上官は歌うなと言うどころか、寧ろ積極的に歌えなんて言う変わり者ですし、部隊の皆も良い人達ばかりで…………」

京太郎「そうか、それなら、良かった」

これで寝てしまいますが、消化不良なので明日も続けます。

遅くなりました。そろそろ始めたいと思います。

↓1 
01~79 何も無かったのよー
80~119 ハプニング
121~138 あっ
ゾロ目 ああっ
容姿(20)+恋愛原子核(20)………判定+40

明華「すみません、お風呂頂いちゃって……」

京太郎「いや、連れ込んだのは俺だからな」

明華「それでは失礼します」

京太郎「また風呂に浸かりたくなったら何時でも言ってくれ」

明華「…………はい、ありがとうございます」



・珍しく何も無かったようです

12月18日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
 ☆司令室
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

補正後のコンマには近似は適用しないって事で決定?

【2001年 12月18日 国連軍横浜基地 副司令執務室】


夕呼「須賀あっ!!」


司令室の戸を開けた瞬間、
俺は、成層圏まで吹き飛ばされた。



    ,イ/l,ィ
   ,'::::7'"´`ヽ <ガウェイン!?
   '、::Cっ'"´ヾヽ、_

    .` ッ_,ィ _λゞ
     .゙'" l´ __\
       .l/  ∨

>>373
あ……しまった。
更新とは別に書いて投下します。R板なのを良いことに。

OWABI券が意味を成さないので、別の形で補填させて頂きます。

夕呼「あんた、一体何をしてくれちゃってんのよ!?」

京太郎「お、俺が何かしましたっけ…………?」

夕呼「しらばっくれるんじゃ無いわよ!何よこれ!ええっ?!」



  _. -‐ " ´ ̄`` 丶、
<<´       , 、  ヽ、   .へ
  ``     /'^._`ヽ、ゝ、/ ^ヽ\
       〃'´=‐   ゞ -´=ミヽ ヽ、
        レ´, ‐ ´  ,      、ミ.l   ヽ
      // / / /|  ト 、 ヽ.\ i   l
      / // ! l l !  !i | i  | ヽ|   |
       |/ /.! ,r|‐ト! l  !+┼t-、l ! .|   |
        | l .| |',,ェ,, ! ヽ ! ! ,ェ._ レ| .|   !  あれ、知らない人だ 
       | | vl. l l!|f:ハ  ` "|f:;;jヽ | .|   |
      l,! |. l. l、-'┘     !二ン’' ノ  i. | 
         | ! l`-`-'  ‘   ー='彡イ  ! /
     i ー 、|l. |l `i 、` ´  ,.イ .// //   _. -‐ フ
     !  l|  |l. ! `i. r ´  ! 〃 // ' ´    /
      i   l i | \! ,l-|   .l// /´        ./
     , ゝ‐ 、 ! |_ .. ゝ/ノ   .ノ/ ノ _ .. - 、   /
    /    〃!|   /ー- / //〃     \/
  ___/  r‐-〃、 ! / ,∠ -‐´、〃 ,     ヽ
 ! ̄``={     >-y'´_   /ll /  ___ヽ__
  l'カ   / ´ ̄/ ,i ̄ `丶 / ll=ii ./´ ̄ ̄ ̄ ``ラ
  ヒ}  {   , ''〉-'ヽ、    ヽ || V´    ., へ/
   ヽ、  `ー' / ハ ヽヽ、_./」|      《</ ヽ
      |/ /  ハ.ヽ   ヽ/   ,-┬ ' "´    ヽ
     |ヽ /  ハ ヽ    >  /  | ` 、       ヽ



純夏「初めまして、鑑純夏です」

京太郎「ああ、はい。初めまして」

夕呼「ちょっとこっちに来なさい!」

京太郎「は、はい」

純夏「ねぇねぇ霞ちゃん、夕呼先生は何で怒ってるの?」

社霞「色々……あるみたいです」


俺はそのまましょっぴかれる様に、かつて鑑純夏の脳髄が保管されていた隣の部屋へと連行された。


夕呼「説明しなさい」

京太郎「えっと、何から?」

夕呼「あれは、何?」

京太郎「何って、鑑純夏ですよ。こかにあった脳髄だった、正にその人です」

夕呼「脳髄だった人間がどうして普通に歩き回ってるわけ?」

京太郎「脳から細胞を採取して、それを元にクローンを造ったんです。
元々00ユニットの目的は凄乃皇に搭載されたAL機関の制御とBETAの対話ですが、白銀武の持ち込んだ情報によればそもそもの対話が不可能だとのこと。
ならば、肉体をわざわざ無機質で構成する必要も無いだろうと思って、出来るだけ元の身体を再現する方向で肉体を構築しました」

夕呼「ちょっと待って……うん、クローンの技術的課題とかはこの際見逃すとして…………」

京太郎「紅の姉妹に関する研究データがあったお陰でその辺はだいぶ楽でした」

夕呼「ああ、そう…………それで?何であんなに意識がハッキリとしてるわけ?
それに話を聴く限りじゃこの世界だけじゃなくて、並列世界の鑑純夏の記憶も持っているらしいし……」

京太郎「それは、これを使いました」


 : : : : :i{: : : : : : : : : : : :/三三二ニニニ/ ̄ ̄         { : : : : : :'.
[SPLIT]

                       __
.                 ,......::::::::::::´::::::::::::::::::_,::≧=-..、
             ,...::::::::::::::::::::::::::::::::::>´,≧´:: ̄::`:::...ヽ、
.           ,.:::::::::::::::::::::::::::::, -‐´-‐´::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ
            /::::::::::::::::::::::::://´ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`.ヽ
.         ,';;i::::::::::::::::: /.:´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨

          i;;;ヾ、::::::: /´::::::::::::::::::::::,- 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
           |:::::::::`ー ´..:::::::::::::::::::,... ´/;,;,;`;,ー- _____, -ヘ::::::}
          i::::::::::::::::::::::::::::::::::/....., ヘ、,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,i::::::::,ヘヽ:i
         ',:::::::::::::::::::::::::::/...../    `ー────一´  i::::|
          ',::::r=i:::::::::::::/......./                 }:::リ
           ',/ ̄}:::::::::/......, '                  .ノ::ノ
.          ////j:::::::,'......_i                  ./::/
         ////´i ̄ゝ、......ヽ              r':::::ノ
.        //// ヽ\::::::::::::::::ヽ、            i:::::l′

.          ////.  ヽ \:::::::::::::::::\            j::::リ
         ////    ' , \::::::::::::::::::\         .ノ:::/
.        ////      .}   `ー──イ      , -‐'::/
       ////       ト、  `ー' / /} .|      r'  |-′
.      ////.         \・// .l i `l  / ,i l
     i l l |              `ー´  i_| ト-´__ノ.|__!
      l l l |               {H}     {H}
.    l l l |                     ̄     . ̄



夕呼「何、これ?」

京太郎「量子電導脳を搭載した思考補助インターフェース。
つまり、外付け仕様の00ユニットです」

夕呼「外付け?00ユニット?え?何ですって?」

京太郎「香月博士のレポートを参考に、ちょうど量子電導脳の試作品もあったので造ってみました」

夕呼「えぇー…………」

京太郎「これなら、わざわざ肉体とセットで00ユニットを造る必要も無いのでコストも汎用性も格段に向上しています。
更に、ある程度の適性のある者ならば鑑純夏が装着したケース程ではありませんが、高い演算能力を得ることが出来ます」

夕呼「………………」

京太郎「そうですね、例えば数々の平行世界を渡ってきた白銀武は非常に高い演算能力を引き出せると思います」

夕呼「あー、駄目だわ……頭が痛くなってきた……眩暈も……」

京太郎「ええっ!大丈夫ですか!?」

夕呼「アンタのせいでしょうが!アンタのっ!!」

夕呼「そうね、私ったら少しだけ混乱してたみたい。
須賀って生き物はこういう生態だったわね」

京太郎「何ですか、まるで人を人間じゃ無いみたいに」

夕呼「…………人間の子供を孕ませる能力があるだけ、チンパンジーやゴリラよりも人間には近いかもしれないわね」

京太郎「酷い言われようですね!」

夕呼「なに言ってんのよ、適切な評価と分析よ」

京太郎「周りの人よりちょっとだけ要領が良いだけですよ……」

夕呼「人類にとっての普通が摘まむ程度なら、あなたは地表から月まで届く位の物差しね」

京太郎「何でそんなに皮肉っぽいんですか…………拗ねてます?」

夕呼「何?悪い?これでもかーなーり、理性的な方だと思うけど?」

夕呼「まあ良いわ……
明日は私の方で演算能力の試験をしておくから、明後日にはシミュレーターで実際に凄乃皇型での戦闘能力についてテストしておいて」

京太郎「解りました」

夕呼「ああ、それと……一応、所属はヴァルキリー中隊にしておくわ。
万が一にも、トラブルがあったときに直ぐに対処出来るように白銀武の側にいた方が良いだろうし」

京太郎「…………」

夕呼「何よ、その眼は」

京太郎「いえ、香月博士にも優しいところがあるんですね」

夕呼「………………うるさいわねぇ!用事は終わったんだからさっさと出て行きなさいよっ!!」

京太郎「はい、了解しました」

夕呼「何よ、もう……!
…………須賀がいると調子が狂うからいけないわ……」

12月19日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

春「少佐、おはようございます」

京太郎「ああ、滝見少尉。おはよう」

春「先日は、ありがとうございました」

京太郎「先日…………ああ、落雁のことか」


自分で立てておいて何だが、過密なスケジュールに追われて日にちの感覚が曖昧になっている。
つい数日前の出来事の筈なのに、忘れかけていた。
運良く思い出せたのは、滝見少尉が相も変わらずブドウ糖を頬張りながら現れたからだろう。


京太郎「別に、お礼なんて良かったのに」

春「それじゃ、私の気が済まない」

京太郎「そうか」


確かに、そうやって人は礼に礼を重ねて生きてきた生き物だ。
特に日本人はその傾向が顕著だと言えるだろう。
遺伝子のレベルで、何かを返さねば気が済まない質なのかもしれない。



↓5
1.お礼をしに来た(行動安価)
2.霞の惚気が酷いので何とかして貰いたい
3.何か話をしにきた(内容自由)
4.その他

春「そう、それより少佐にお願いがあって今日は来た」

京太郎「お願い?」

春「霞の惚気話が酷くてどうしようも無いから何とかして貰いたい」

京太郎「なん……だ、と……?」

春「毎日毎日、口を開けば少佐の事しか話さない。
いい加減に鬱陶しいから止めてほしい」

京太郎「その、本人には?」

春「聞く耳を持たない」

京太郎「…………そんな性格だったっけ?」

春「少なくとも、ユーコンにいた時まではもっと冷静で思慮深かかった」

京太郎「だよなぁ……」

春「絶対に少佐のせい。だから、責任とって」

明日ちょっと朝早いの忘れてた。
昼か、若しくはまた夜にお会いしましょう。
今月からは積極的に此方にも顔を出しますんで。


自分で平行してやっちゃってるからには責任をもって両方とも完結するまでやってのけます。

ここ数日忙しかったので先日の予告を守れず申し訳ありませんでした。

何かしら言われる事は重々承知なので構わないのですが、一つだけ、余所のスレで引き合いに出すのは止めてください。
余所のスレでここの話題を出すのは筋違いですし、そのスレの作者が何をしようと個人の勝手ですよね?

ここで何かしら苦言や批判を吐露するのは、常識の範囲内でしたら構いませんので。
ただし、矛先を変えたり、やたら大量にレスをしたり、他の人に迷惑がかかるような行為は止めてください


では、一時間後程に始めたいと思います。

それでは、始めていきます。

京太郎「責任取れったってなぁ…………」

春「一回、見た方が良い」

京太郎「ん?」


滝見が指を指した方向を見ると、そこにはかつての伊弉冉中隊の面々が食堂の一角に固まっていた。
何やら、話をしているようだが…………


霞「最初はね、煮え切らなくて女々しい男だな、って思ってたの」

巴「そうなんですか」

霞「でもね、いざって時は凄く勇ましくて頼りになってね、全部責任を取ってやるって、そのための権力だって言ってくれたの」

初美「そうなんですねー」

霞「殿下が逃げ延びることもピタリと予測してたんだから、やっぱり凄いわよねー…………」

小蒔「やっぱり、須賀少佐は素晴らしい御方なんですね……!」

霞「そうなのよ!やっぱり解ってくれるのは姫様だけよ!
それにね、それにね!」

初美「どーしてこうなっちゃったんでしょうかねー?」

巴「ほら、霞さんって厳格な人だったから、逆にそういうのに慣れてなかったからじゃないですか?」

湧「まあ、ウチらの周りって女かジジイしかいなかったしねー」

明星「お姉さま、部屋でもずっと少佐の話をしてるんですよ…………」


確かに、霞の話は尽きる気配が見えない。


京太郎「これはひどい」

春「でしょ?」

春「ストレスでどうにかなりそう。労災の申請もじさない」

京太郎「軍隊は労災降りないんだよ…………しかも、ウチは国連軍だから帝国から補償も出ない」


帝国軍や斯衛軍は特別職国家公務員なので、何かあっても労働災害には適用されない。よって、公務員への補償という全く別の形で国から補償金が支給される。
国連軍に至っては、日本帝国の保有する軍隊では無いので、労働時の災害は国連へ申請して補償して貰うしかない。


春「でも、部隊の運営に支障が出かねない。
これは上司の不手際だから、こんぷらいあんす問題になる筈」

京太郎「そうだな…………」



↓3
1.自分から霞に言っておく
2.諦めろ、いずれ良くなる筈だ
3.今からお説教だ
4.その他

京太郎「よし、説教したる」


↓5
1.理路整然と
2.感情的に
3.おしりぺんぺん
4.その他

京太郎「おい、霞」

霞「へあっ?!え…………少佐?」


この場で矯正することを決めると、直ぐにその足で霞のもとへと向かう。
突然の呼び掛けに驚きを隠しきれない様子だが、それを無視して話を始める。


京太郎「何でも、惚気話で周りに迷惑を掛けているそうじゃないか」

霞「え……そんな、私は別に惚気話なんて…………」

初美「うわぁ、自覚なかったんですねー」コショコショ

巴「重傷みたいですね」コショコショ

湧「少佐も、自分のことを言われてたって知ったらどんな反応すんだろ?」コショコショ


何か脇でひそひそと話が聞こえるが、敢えて聞こえないようにする。


京太郎「幾ら国連軍がフリーセックスの慣習があるとは言え、限度があるだろ」

霞「せ、セックス…………?!」

京太郎「そこに反応するな、馬鹿」

京太郎「言論の自由だなんだとは言うが、物には限度がある。モラルを守れなければ自由を訴える資格は無い」

霞「はい…………」

京太郎「これは少し、お仕置きが必要だな…………」


食堂に設置された椅子を一つズラし、腰掛ける。


京太郎「そこに、四つん這いになれ」

霞「………………え?」

京太郎「聞こえなかったか?四つん這いになれと言った」

霞「は、はい」


霞は命令通りに、目の前に四つん這いになった。
やたらとデカい尻が、視線に広がる。
しかも着衣がBDUのパンツなもんで、下着のラインがクッキリと強調されてしまっている。


京太郎「もう少し腰を持ち上げろ」

霞「えっと……こうですか?」

京太郎「バットを持ってきてなかった事を感謝するんだな」

霞「え?」


殴。


霞「痛っ!?」

京太郎「…………」


手のひらを大きく広げて、霞のぷっくりと形の良い尻に向かって打ち付ける。
パァンッ!と言う小気味の良い弾けた音を響かせながら、柔らかい感触が右手に広がった。


京太郎「動くな」

霞「うあっ…………!」


少しずつ位置をズラしながら、何度も叩きつける。


霞「ぃやああっ…………」


…………霞の声がやたらと艶めかしく聞こえるのは気のせいだろうか?

霞「あうぅぅん……っ!」


霞の尻の肉着きがプルンと良いためやたらと音が響くが、実はあまり力を入れてない。
だから、何度叩いてもそんなに手は痛めない。


霞「ひう……っ!」

京太郎「どうした、反省したのか?」

霞「あ、あの……うひぃっ!」

京太郎「まだ、やられ足りないみたいだな」

霞「やあぁぁん……!」


何だか、楽しくなってきてしまった。


京太郎「良いか、少しは自重と言うものを知れ」

霞「あひいっ!」

京太郎「周りに視線を配れ、自分に過信するな」

霞「んんうぅ…………っ!」

京太郎「でなければ演じろ、真面目な自分を。そうすれば自ずと改まる」

霞「あっ……ああ…………」

京太郎「…………こんなところか」


百回は叩いただろうか。
良い頃合いと見て、霞を解放した。


京太郎「これに懲りたら、惚気話の噂で俺が来ないようにしろよ?」

霞「は、はひぃ……」


こうして、問題は無事に解決した。

その後、横浜基地内では俺が巨乳だけでなく、デカい尻も好きな変態という汚名を着せられる事になった。


京太郎「何故だっ!」

12月19日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「早ければ今日、明日で完成しそうですね」

はやり「ええっ……もう?」

透華「普通なら、今頃設計図の草案が出来ている頃ですわね……」

恭子「まあ、須賀やしなぁ」

智紀「また、賭する?」

はやり「お断りだよっ!」

智紀「残念…………」

京太郎「?」


↓1
01~89 失敗
90~139 成功
140~154 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

↓1
01~49 1+5%
50~79 2+5%
80~98 3+5%
ゾロ目 5+5%

レーザーイオンライフル進捗率【99%】



京太郎「最後の最後で詰めが甘いと言うか…………」

はやり「…………一応聴くけど、現物が既に目の前にあるのに、何が出来てないの?」

京太郎「消費エネルギーが期待値よりも0.5%くらい燃費が悪くて…………」

はやり「は…………?」

京太郎「もう一回バラして、どこが悪いか見てみますね」

はやり「なんで!後々のでかいしゅう直ることを!一々バラして直そうとするのかなぁ!」

透華「無駄ですわ、実は京太郎さんって専門家ではなく、素人ですし」

はやり「忘れてたあっ!」

12月19日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

レーザーライフルの開発も一段落が着き、休憩がてらシャワーを浴びようと思い立ち、シャワー室に向かう。


京太郎「失礼しまーす」


幾ら男女共同とは言え、女性の先客がいたら憚れると思い、一応声をかけてから入室する。


憧「ふぅ…………」キュッ、キュッ


ただ、その声はシャワーの水音にかき消されてきたようで。


憧「え…………?」

京太郎「ん、新子か」


ちょうどシャワーを終えた新子とバッタリと遭遇した。


憧「きゃ……」

京太郎「きゃ?」

憧「ギャアアアアッ!?」


甲高い悲鳴が、シャワー室に響き渡った。

幸い、夜の中途半端な時間にシャワーを利用する希有な人間はそうは多く無かったようで、騒ぎにはならなかった。


京太郎「…………大丈夫か?」

憧「だ、大丈夫よ!ちょっとビックリしただけで…………」

京太郎「あれが、ちょっと?」


未だに耳の奥が痛いくらいなのだが。


京太郎「その男嫌い、何か理由があるのか?」

憧「…………」



↓1
01~09 レイプ
10~19 暴力
20~39 イジメ
40~59 悪口
60~89 軽い精神的なもの
90~98 気のせい
ゾロ目 子供のとき、パパのぞうさんと 

今日はここまでです。

日付が変わる頃に、来ます。

そろそろやりますぞい。

憧「多分、きっかけは……」

京太郎「きっかけは?」

憧「悪口、かもしれません」


聴けば、まだ衛士になったばかりの頃から新子は化粧を覚えたと言う。
年頃の女の子なのだから見た目に気を使うのは当たり前で、化粧以外にも髪型や服装など、自分の容姿を少しでも良く見せようと様々な工夫をしたと言う。


憧「態と袖の余る服を着てみたり、丈の短いスカートを穿いてみたり……」


しかしそんなお洒落が、新子には映えすぎていた。
何時しか、そのお洒落の理由が周りからは『男に媚びを売るため』だとか『上官の愛人でその好みの服装をしている』と陰口を叩かれるようになったのだ。


憧「そしたら、いつの間にか売女だとか娼婦だとか言われ初めて……仕舞いには『幾ら払えば寝れるんだ?』って色んな男の人から毎日のように声を掛けれるようになって……」

京太郎「…………」

憧「それから、自然と男の人を顔を合わせるのは避けるようになりました」

男が貴重な世界だもんなぁ
有能な男ともなればちやほやされるだろうし、
現実(?)世界と比べたらDQNのDQNっぷりは輪をかけて酷いのかもしれんな

京太郎「異性を前にすると動悸や息切れの症状が現れ、特に身長の高い者やがたいの良い者に対しては一層恐怖の念が強くなる、と……
うーん、神経症の類だな。本気で治したのなら専門家の治療をおすすめする」

憧「……少佐、こんな事にまで詳しいんですね」

京太郎「…………異性恐怖症は、俺も経験者だからな」

憧「え…………?」

京太郎「未遂どころか、実際に被害にあったからな、お前より質が悪かったかも知れない」

憧「………………え、好事家で有名な少佐、が?」

辛さが分かるはずなのに自分が自分を虐げた奴らと同じことをしてた、と知った憧のメンタルは結構なダメージじゃないか

京太郎「もう一々否定する気も起きない……まぁ、いいか。
泥酔した女性に気絶させられて強姦、お菓子で酔った女性に強姦、俺が泥酔した時に強姦…………あれ、全部酒が絡んでるな」

憧「…………」

京太郎「だから酒には気をつけろよ…………じゃなくて、だな。
そんなこんなで、俺が知らぬ間に子供が出来ていた、なんて事まであったんだ。
それが自分の長男、長女だなんて…………信じられるか?」

憧「いや、その……」

京太郎「まあ、それとこれとは話は別だからな、参考までに聞き流してくれればいい。
相談には、何時でも乗るからな」

憧「は、はい」

京太郎「それと、今日は俺も少しばかり配慮が足りなかった。これからは、気を付けるようにするよ。
それじゃあ、もう夜も遅いことだし部屋に戻れ」

憧「…………失礼しました」

12月20日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.00ユニット・試験
7.その他何か有れば自由安価で

むしろ無防備すぎて各国の諜報員が全力で守護るレベルじゃないか?
一応は国連軍に技術を提供してる形だから全人類の至宝だし
メインの居場所が九州は鹿児島になるけど、そこでの成果も公表するだろうから

はやり「ほら、急ぐよ!」

京太郎「瑞原少佐、やけに今日はやる気ですね……」

透華「それだけ鬱憤が溜まっているのでしょう」

京太郎「鬱憤?」

恭子「昨日、その気になれば完成しとったんに一回バラしてもうたからなぁ」

智紀「だから、煩しく思ってる」

京太郎「そう言うもんですか…………」


↓1
01~89 失敗
90~139 成功
140~154 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

ゾロ無しなら失敗率34%の判定だし、そのうちの9%が超成功に化けるだけやで

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


100%確定なので、そのまま性能の判定のボーナスとして扱います。



↓1 威力
01~09 小型種が蒸発するくらい
10~29 突撃級の装甲を貫通して絶命させるくらい
30~59 要撃級が一瞬で消えて無くなるくらい
60~89 要塞級に大きな穴が空くくらい
90~98 半径10mにわたる極太ビームで射程圏内の対象物は消滅
ゾロ目 全力で撃てばモニュメント消失
ゾロB(20)……判定+20


↓2 射程
01~09 数十mで減衰
10~29 100mに届くか届かないか
30~59 500m先まで威力減衰無し
60~89 数kmまで狙撃可能
90~98 隣の大陸まで届く
ゾロ目 成層圏突破
ゾロB(20)……判定+20


↓3 弾数
01~09 1発毎にオーバーホール
10~29 1回の出撃で2発程度が限界
30~59 3発程度で砲身が焼ける
60~89 無理すれば5発まで
90~98 7発で廃棄
ゾロ目 10発毎にマガジンの交換が必要
ゾロB(20)……判定+20

これは威力強化型とかで改修できるようにしないと心もとないな
射程はお化けだからそこらへんを調整すればいけるだろう

威力→要撃級が消滅
射程→成層圏突破
弾数→7発でライフル廃棄


威力が空気の減衰で伴って無い感じですね……
これは、要塞級までなら中りどころによってはやれそうですけどね。

射程を延ばし過ぎたんや

後年の歴史書
「このときスガ博士は地球上からBETAを排除した後のことを見据えていたと思われる。
 月をはじめとした地球近傍の宇宙を跳梁するBETA及び大気圏に侵入しようとするBETAへの迎撃を想定したのだ」

とか書かれそう(小並感)

今日はここまでー。

甲21号作戦までに威力を改善する方向かしら。
甲21号作戦は12/25です。間もなく。


最後に、一個だけ忘れてたので。


↓1 量産コスト 
01~09 SUGAをもってしても1丁が限界
10~29 2丁だけ出来ました
30~59 1ヶ月に1丁、現状3丁
60~89 現在5丁、一週間で一丁ペース
90~98 1日1銃
ゾロ目 突撃砲にアタッチメントを装着するだけ
ゾロB(20)……判定+20

補正でジャスト100か。補正後ゾロありだっけ?

100は…………近似で99扱い?
アイヤー、怖い日帝のSUGAは恐ろしいアルネー!

むしろ威力が低い理由付けになったと思うと笑えて来る

7発で廃棄ってことは野戦なら戦術機全てがまず7発斉射、その後アタッチメント破棄して突撃?
なんか銃剣突撃を彷彿させるというか

因みに、もう半年近く前の事なのでお忘れでしょうが、核融合炉は龍門渕に発注したままで、まだ試作品しか基地に無い状態です。
12/22に到着予定で、その時に大きさや数の判定は行います。

弾道が直線だから戦術機の主戦場である地上戦では地平線限界以上の射程は意味が無いという致命的な問題点

>>600
WB隊「少佐のことだからうっかり&飛び跳ねながら撃てとかいうんだろう」
AL5勢「なんということだ……脱出船を狙撃するつもりか!?」
歴史書「地球を中心にした宙間防衛用迎撃砲の試作機」

こうですね、わかります

そろそろ甲21号作戦の季節がやってまいりました。
もしかしたら、本州から狙い撃つぜ!が出来るかもしれませんね。


ほんじゃまいかん、はじめまっせ。

イメージ的には、支援突撃砲のアタッチメントみたいな感じで、撃ち尽くしたらこれを捨てる感じです。
つまり、撃ち尽くしても36mm砲としては使える、みたいな。

http://i.imgur.com/pSs3vS3.jpg

12月20日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.00ユニット・試験
7.その他何か有れば自由安価で



    /     / /      ./l  l       l     `i
   i    /  / l --‐、./ l .l i i ,    i  lヽ,  ',
   i     l  l / ' ./l""ヽ二ヽ、l .i i i    l  l l   i
   l   l  l  l/l / l /   ` ‐ヽ ヽ/l   / `ヽ' l   l
   l    l l   l .l   / ̄ ̄^^}  ヽ `、 / /  l   l
   l   ノ`、l  .l/、ヽ、`ヽ、凹》ノ      /´`-、 l .l  .l
   `, <______二ヽ~,ヽ、        ヽ.凸/ l l /   あ…………
    lr.-.|    /  ^^^^l `l          、  l .l/
    |┌┤ /     //           /  //^ヽ,
    | |  l/      //             l .l 、,. l
    l \ |      / /       r----、,   l .l  `l
    ヽ、\ ̄ ̄/〈.〈       /ヽ、^^`、}   l .l.  /
      l^ヽ‐-/   l l      ./    ヽ./   ///
      `, ,、./l   l ゝ,     l___/   //

        l/l/ l  /--、ヽ、,   ,r‐‐-、_    //
       l   l/   ^\`ヽ',/`,`ヽ--f/

 \   ,r-‐‐‐‐‐l-‐-、、、,,  ^^l ,  〉---〈、
   \ /          l ^^ヽ l  /     l
    ヽ|           l   `l  l     l‐‐‐-


武「純…………夏?」

純夏「やっほー、武ちゃん!3ヶ月振りくらいかな?いやー、向こうの世界以来だね!」

武「…………………………え?」

純夏「ん?ああ、前回の調整のことを気にしてたの?
大丈夫!こんな事もあろうかと、記憶が定着する身体を用意してもらえるように事前に仕込んでおいたのです!イェイ!」

武「…………なんでさ」

京太郎「感動の再会は後でやってくれ。
それじゃ、XD-70bこと凄乃皇弐型のシミュレートを開始する。
今回は様々な状況を想定して、パイロットは伊隅大尉と白銀少尉が交互に、00ユニット装着者は鑑少尉に担当して貰う」

伊隅「了解しました」

武「了解!」

純夏「はーい、わかりましたー!」


今回は甲21号作戦を実行するにあたってのシミュレーションを行う予定になっている。

まず、先に戦術機部隊が切り開いたルートを凄乃皇弐型が通り、残存勢力を荷電粒子砲で蹴散らす。
そしてそのままハイヴに侵入して、反応炉を目指すという、極めて単純なものた。


京太郎「ではまず、伊隅大尉から。
制限時間は2時間です」

伊隅「2時間?!流石に、短すぎませんか?」

京太郎「最短ルートは鑑少尉がサーチしてくれますし、今回は飽くまでも様子見なので」

伊隅「…………わかりました」



↓1 パイロット:伊隅みちる
01~09 光線級の攻撃で撃墜
10~49 ハイヴ侵入成功
50~89 大広間で物量に負ける
90~98 反応炉破壊

あらぁ?

ゾロ目 京太郎と武が水先案内人(テストにならない)

伊隅「…………」


凄乃皇はAL機関によって生成されるラザフォード場によって、絶対不可侵の防壁を形成することができる。
しかし、そんなラザフォード場と言えども無敵では無い。
被弾をし続ければ、ラザフォード場を発生させるAL機関に負荷がかかり、最悪制御が出来ずに爆発してしまう。

故に、被弾しない事に越したことは無い。

無い、のだが…………


純夏「武ちゃん、前方から突撃級が来るよ!」

武「おお!」

純夏「少佐、後ろから追い掛けてくるやつ、お願いします」

京太郎「了解」

純夏「伊隅大尉は、そのまま武ちゃんに着いていってください」

伊隅「………………ああ」


随伴機が2機であるため、実際のBETAの出没数よりも大部抑えられている。
しかし、そんな状況では通常の出没数でも余裕で突破してしまう2人には、息をするようにBETAを蹴散らすのも容易かった。

そして、遂に反応炉に到達する。


純夏「荷電粒子砲、お願いします」

伊隅「…………」


このシミュレーションにおいての伊隅みちるの役割は、アクセルを踏むことと、時折指示に従って荷電粒子砲のトリガーを押すことだけだった。

京太郎「では次に、白銀少尉にパイロットを務めて貰う」

武「了解」

伊隅「…………」

京太郎「大尉?大尉には、随伴をお願いします」

伊隅「ああ、わかった…………」



↓1 パイロット:白銀武
01~09 スーパー京ちゃんタイム
10~29 ハイヴ侵入成功
30~49 大広間で物量に負ける
50~98 反応炉破壊
ゾロ目 スーパー武ちゃんタイム

選手交代し、今度は白銀武が凄乃皇のパイロットを務める。


純夏「武ちゃん、2時の角度から来るよ!」

武「おっけ!」


先ほどとは打って変わり、鑑純夏の指示の意図を汲み取り、BETAの出現位置を的確に予想し、事前に荷電粒子砲を撃ち込む。
そして、そのインターバルの合間を京太郎が埋める形で、確実にハイヴの中を進んでいった。


純夏「伊隅大尉はあぶれたのをお願いします」

伊隅「…………ああ」


そして、一時間足らずで反応炉に到達、即時破壊が完了した。

なお、この回も伊隅みちるは補佐の役割に甘んじた。

↓1
01~59 テスト終了
60~98 武
ゾロ目 京太郎

純夏「少佐ー」

京太郎「ん?どうした、少尉?」


テストを終え、片付けようとしていた時だった。
00ユニットを頭から外し、脇に抱えた鑑純夏が近付いてきた。


純夏「少佐は00ユニット、装着しないんですか?」

京太郎「え?」


思いもよらぬ提案をされた。
00ユニットを、自分で装着する?
その発想は無かった。


京太郎「使えるのか?俺に」

純夏「少佐なら使えると思いますよ」


実際の装着者がそう言うのだから、使えるのだろう。

まさにヘルメットを被る感覚で、頭に装着してみる。


京太郎「あっ」

光景が、見えた。
恐らくは以前に相棒が言っていた、別の世界における須賀京太郎の姿。


純夏「どうなりましたか?」

京太郎「何か、見えた」

純夏「何が見えたんですか?」

京太郎「何か、灰色の怪物と闘ってたり、手から光戦出しながら麻雀してる光景…………」

《おお、最先端だな》

京太郎「…………最先端?」

純夏「兎に角、少佐がこれを被っている時はフィードバックされる情報も増えますよ」

京太郎「うーん?」

《回線のバンドが増えた、みたいに思えば良いさ》



・近似因子操作...(±1)→(±1,2)

00(ゾロ目)にするユニット

12月20日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
×.00ユニット・試験
7.その他何か有れば自由安価で

レーザー砲の威力の改良

>>672
20日に完成なので、技術開発系は21日以降でお願いします。

安価なら↓

その時、京太郎が見たのは──


京太郎「!?」



                       ´ ̄ ̄ `   、 ‥
              .  /             \  .
               :  /  /             ヽ :
              . /  /|   | 、    !        :
            :  ′ 斗匕  :! ` ー-|  i     .
                i /===ヘ. |r==弋 乂爪   i :
           :  l Ⅳ/:::::::Ⅵ/:::::::`ーl | `   | :
              : | }込////ノ込////少リ   川
             | { 三 ̄    =ニ三 /  ./ リ
                 〉 廴_ -=====- /   /イ{_ :
          .  ∧  i 「:::::::::::::::::::::::/   ./:::::::::::| :
             :  /::::\ ヽ::ミ==彡:::/   /:::::::::::八 .
               ∧::::::::::ヽ Y:::::::::::::イ  /::::::::::::/::::へ :
             /ヽ:\__:::::::Ⅵ::::::::::::::| ./::::-=≦く::::::/:::::::〉 .
         /::::::::::\:/⌒ヽ/⌒ヽV::::_/::::::\{::::::/  :
          : |:::::::::::::::/    〃    ∨  /\::::::::::::\{  :
         L:::::::::::::{     {{      〉●}_  >=-:::::::}
        : 丁¨¨¨\   辷才  イ /       >::| .
         : |   / > ./   /\{   _  ∧:}| :
.         : 八  ∧__  >=く  _.ノ\/   / }:l|  :
.          〈   ∧ @ ) }   「@  / ̄ヽ /  l::l|  .
          j/ /  ` ̄  入     ̄ ̄ 〉  /  j::l| :
           〃〈        ∧        /  {:::l|
         ∧       ...:/=}\      /    |:::{|  :
        /{::廴      /  |´   __/    |:::||
        〈::|:::/ `¨¨¨¨¨´     !           |:::}|



宥「師走は寒いよぉ…………」ブルブル


12月の末、冬真っ盛りとは言え、異常な程までに厚着をした松実宥の姿だった。


京太郎「…………ああ」


そう言えば、松実宥と言う人間にはそんな特殊な特徴があったなと、思い出した。


京太郎「しかし、そこまでの厚着は如何なものか…………」

宥「んぅ?あっ、少佐……こんばんは」

京太郎「ああ、こんばんは」

宥「今日は一段と寒いですね…………」ガクブル

京太郎「そう、ですね…………」

京太郎(見てるだけで暑いです)



↓5
1.そんなに寒いのならおしくら饅頭でもしますか?(冗談めかして)
2.逆に、汗かいて風邪はひかないんですか?
3.その他自由安価

京太郎「じゃあ、身体を暖めるために一緒にコーヒーでも飲みませんか?」

宥「あっ、じゃあ私が煎れてあげる」

京太郎「え?」



.              (
         `.
         、 `ヽ.  `ヽ

.            ノ    ,!  ノ
       ,r   '´ _   '  _,
.         !     r'´   r‐'
      , , -─==i==i=‐- .._
    //   ,_.......i............___ ヽヽ
    トヽ.-''´:.:.:::::::.:.:.:.::::::::::::::.ソノl

     l `` ー====-―´´ / ‐- 、
    |              ゝ!─、 l
      !              ノ、_j j
..    ',             ゝ_ノノ
     ゝ、          /
.         ` ` ̄ ̄ ̄ ̄ ´



宥「って、言っても合成のモドキなんだけどね。ごめんね?」

京太郎「いえ、ありがとうございます。では、頂きます」

宥「…………どう?」

京太郎「ええ、美味しいです」

宥「本当?良かった…………!」

京太郎「コーヒー、淹れるの上手ですね」

宥「本当はね、あまり淹れた機会は少ないんだけど、さっき急に煎れ方が浮かんできて…………」

京太郎「え?どういう事ですか?」

宥「うーん…………わかんない。でもね」

京太郎「でも?」

宥「もし平和になったら、喫茶店をやるのも良いかなって、思うようになってきたかな」

京太郎「喫茶店、ですか」

宥「うん。もしそうなったらね、実家の名前を、継ぎたいなって思うの」

京太郎「実家…………旅館、でしたっけ?」

宥「そう、松実館って言ってね、関西の方ではそれなりに有名な旅館だったの」

京太郎「へぇ…………」

宥「でもね…………あの本州侵攻の時に、BETAに潰されちゃって…………
その光景、見ちゃったんだよね」

京太郎「………………」

宥「あれから、かな」

京太郎「えっと、何がですか?」

宥「炎とか、赤い色を連想する物を怖い、って思う反面、安心するようになったのは」

京太郎「………………」

京太郎「…………どうして」

宥「ん?」

京太郎「そう言うの、話すのは辛いと思うんです。
どうして、話してくれたんですか?」

宥「うーん……どうしてかな…………少佐だから、かな?」

京太郎「それは、上官だからって言う意味ですか?」

宥「ううん。そうじゃなくて、須賀京太郎っていう人間だから、って意味」

京太郎「それはまた、どうしてですか?」

宥「玄ちゃんからね、色々お話を聴いたんだ…………
一つ年下の筈なのに、何歳も年上の人みたいに頼りがいがあって、何でも親身になって対応してくれる優しい人で…………って」

京太郎「…………そんな事、言ってたんですか」

宥「私も、そう思うよ。
だって、今もこうやって私の不安な気持ちを労ってくれてるもん」

京太郎「…………」

宥「少佐と話してると、心がポカポカしてくるよ…………」

ちょっと今日はここまでデスノジャー

明日の夜にやりますと予告。

イッチは大豆コーヒーなら飲んだことある。
なんか凄く苦かった。
と言うか、味が違うって言うか苦さの種類が違うんだよね。

考えてみればコーヒー豆は豆じゃないしね。
中学生まではミルクと砂糖が入ってるとコーヒーが飲めなかった子供でした。

そんな私ですが、そろそろ始めますよー

12月21日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

何をしますか?

↓5まで
1.レーザーイオンライフルの威力改善
2.レーザーイオンライフルの射程改善
3.レーザーイオンライフルの弾数改善
4.その他新規開発

【第一段階】小型種が蒸発するくらい
【第二段階】突撃級の装甲を貫通して絶命させるくらい
【第三段階】要撃級が一瞬で消えて無くなるくらい
【第四段階】要塞級に大きな穴が空くくらい
【第五段階】半径10mにわたる極太ビームで射程圏内の対象物は消滅
【第六段階】全力で撃てばモニュメント消失
【第七段階】奥底の反応炉まで駆除

現在は第三段階です。
↓1のコンマ二桁をそのまま%にした、100%を突破すれば次の段階へ移行とします。
ゾロ目は+100%。


【第三段階】0%
↓1 コンマ二桁%

現在:第四段階.0%(要塞級に大きな穴が空くくらい)


成層圏(おおよそ50km)まで届く要塞級に大穴を空ける(戦艦の主砲なみ)ビームを7発まで撃てる。

つまり、現状でも新潟からなら場所によっては狙撃できる……?

モニュメントって何のことなのさ

質問ですがジムスナのロングビームライフルみたいな撃ちっぱなしの薙払いは可能ですか?

>>741
コレ。
http://i.imgur.com/BP8ssr9.jpg

ハイヴの本体は地下にあって、地上からはこの地表構造物(モニュメント)だけが見える。
何のためにコレがあるのから定かになっていないけど、宇宙に物資を打ち上げるためのカタパルトと言われている。

ハイヴと言えばコレ、ってくらい象徴的なものだから、コレが破壊されると沢山の人がむせび泣く。

12月21日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.レーザーイオンライフル改良
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

>>743
ビームライフルは言わば水中で水鉄砲を撃つようなものです。
水中の中で威力を出すにはかなりの水量が必要で、まして薙払いをするなら尚更です。

せめて第六段階ですかね。

【2001年 12月21日 国連軍横浜基地 副司令執務室】


京太郎「香月博士はいますか?」

夕呼「あら、今度は何をやらかしたのかしら?」

京太郎「人を札付きの問題児みたいに言うの止めてくれませんか!?」

夕呼「だって、最近の須賀が此処に来るときって何かとんでもない事をやった時だけじゃない」

京太郎「まあ、それは何とも言えませんが…………
いえ、今日は香月博士のお力を借りたくて」

夕呼「それは、副司令としてよね?」

京太郎「いえ、香月博士に、です」

夕呼「………………須賀、寝言は寝てから言うのよ?」

京太郎「何でそこまで卑下するんですか!」

夕呼「アンタと真っ正面から向かい合って自分を卑下しないやつは人間じゃないわよっ!!」

夕呼「レーザーイオンライフル、ねぇ…………またとんでもない物作っちゃって」

京太郎「ただ、威力が今ひとつで」

夕呼「威力が今ひとつって…………こんな小型でここまでの威力が出るだけでも規格外何だけど?」

京太郎「少しでも改良出来ませんかね?」

夕呼「そう、ね…………」



↓1(近似因子無効)
01~09 無理
10~49 ありきたりなアドバイス(+10%)
50~98 実のあるアドバイス(+20%)
ゾロ目 やっぱり夕呼せんせーは天才やったんや!

↓1
01~98 +1段階
ゾロ目 +2段階

書いて無いけど近似因子無効です。

でもイッチが書いてないのが悪いから救済。
結果が上の方が良かったら近似を採用。


↓1
01~98 +1段階
ゾロ目 +2段階
近似因子 +1段階 & 50%

夕呼「そうね、単純に威力を向上させたいなら荷電粒子を圧縮してしまえば良いのよ」

京太郎「理屈は解りますけど、その圧縮する方法にレーザーを使っているのでこれ以上の圧縮は…………」

夕呼「だから、照射するレーザーを細分化するのよ」

京太郎「レーザーを、細分化?」

夕呼「そう、荷電粒子を何でも溶かしちゃう劇薬だとすれば、レーザーはそれを零れないように運ぶ水筒、何て言うのは説明しなくても解るわよね?」

京太郎「はい」

夕呼「だったら、そのレーザーを多層構造にすれば劇薬の量を増やしても漏れにくい容器が作れるでしょ?」

京太郎「…………あっ!」

夕呼「圧縮して、何も口径を小さく拘る必要なんて無い。
何なら、逆に口径を大きくした方がレーザーの出力も上がって、より安定させた上で威力を向上させられるわ」

京太郎「成る程……その発送はもうてをでした!早速やってみます!」



夕呼「…………行ったわね。
凄乃皇の荷電粒子砲のノウハウが無かったら面目丸潰れになるところだったわ…………」

現在:第五段階.50%(半径10mにわたる極太ビームで射程圏内の対象物は消滅)


口径がそのまま10mある訳では無く、荷電粒子が分散して、レーザーがそれを逃がさないように照射角度が広がるので、途中から半径10mにまで広がる、と言う感じです。

○を荷電粒子だと思ってください。

普通の荷電粒子砲だと

      <○○○○○
【発射口】<○○○○○○○○【目標】○○○○
      <○○○○○

と言った形で、空気のせいで荷電粒子が減衰してしまうので威力ざ出力に見合いません。



今度はイオンレーザーライフルの場合。

○を荷電粒子、─をレーザーだと思ってください。

       ─────────────
      <○○○○○○○○○○○○○
【発射口】<○○○○○○○○【目標】○○
      <○○○○○○○○○○○○○
       ─────────────

こんな風に、レーザーで密閉してしまうので空気に触れず、荷電粒子が減衰しません。
更にレーザー自体も非常に高温なので、それだけでも威力があります。
ただし、レーザーの分だか出力が必要になります。

光線級のレーザーはどんな感じ、あと超重光線級はどうなんだ

>>796
恐らく、光線級のレーザーはレーザーのみ。つまり単純に高熱な光が飛んできているだけです。
イオンレーザーライフルは更に荷電粒子が含まれています。

つまり光線級のレーザーが滝の濁流ならイオンレーザーライフルは更にその中に岩が混じって落ちてくるような物です。

12月21日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.レーザーイオンライフル改良
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

途中ですがここまでで。
明日も来れるとは思うのですが。

投下乙です
そういえばこの時期の唯依って武御雷と不知火Phase3どっちを乗機にしているんでしょう

>>809
TEの最後、桜花作戦では武御雷に搭乗していました。

XFJ計画もオジャンになって、唯依も斯衛に戻されています。

ソ連では繭が順調に量産されています。

昨日はちょっと疲れてぶっ倒れてたー。

今からやるって言ってみる。

レーザーイオンライフルの開発は無事に終了したが、方々に提出する報告書やら、改良点の提示などでいろいろと事後処理的な仕事が残っている。
今行っている作業も、設計図の粗を消すために紙にペンで書いて修正したアナログな部分を電子化する為にパソコンに打ち直すというものだ。
これをしておかないと、実際にレーザーイオンライフルを運用するという段になった時のマニュアル作成が行えなくなるので、非常に重要な作業であると言える。


京太郎「ふぅ、あらかた終わったな……沢村さん、そっちはどうですか?」

智紀「もうちょっと、かかりそう……」


隣に設置された端末のキーボードを忙しなく叩いているのは、VDT作業を得意とする沢村さんだった。
本当は1人でやるつもりだったのだが、好意で手伝ってくれると言ってくれたので、お言葉に甘えさせて貰った。


京太郎「じゃあ俺、何か飲み物を持ってきますね。沢村さんは何にしますか?」

智紀「……暖かくて、甘ければなんでも」

京太郎「はい、わかりました」


暖かくて、甘い飲み物。
咄嗟に浮かんだのはココアだった。

実を言うとチョコレート、その原料となるカカオを入手するのは今の日本でもそこまで難しくない。
カカオの原産国はガーナなどアフリカ大陸にあり、ここはBETAの被害を受けていない数少ない場所であり、更に空路はほぼ全滅しているが海路ならば比較的安全に輸送する事ができる。
チョコレートやココアは栄養価が高く、更に甘味は激務である衛士のストレス緩和に多大な働きを示すので、横浜基地のような前線基地には大量に備蓄されている。

と言うわけで、本物のココアだ。


京太郎「お待たせしましたー」

智紀「ん……置いといて」


沢村さんは依然として作業に没頭していた。
傍から見ていても凄い集中力だ。
本人はキーボードを叩いて画面を見ている行為その物が好きだからと言っていたが、それにしても並大抵の事では無い。


京太郎「…………」


自分の作業が終わったからと言って、その場を離れてしまうのも申し訳なく思い、そのまま沢村さんの作業を眺めている事にした。

画面ばかり見ていると目が疲れてきてしまうので、視線は自然と沢村さんへと移る。

じっ、と眺めていると、真っ黒で艶のある緑髪が目についた。


京太郎「綺麗、だな」


殆ど無意識に、口をついていた。


智紀「えっ?」

京太郎「あ、いえ、髪が綺麗だなって思って……」

智紀「そう……?あんまり、手入れしてないけど……」


そう呟きながら手櫛で髪を梳く姿は、何か良いなと思った。

少なくともTDAでチョコバーが出てきたので、少なからず存在すると思います。
補給が絶望的な空母という空間ではかなりの貴重品っぽいですが、それでも毎食出せるくらいみたいだったので、かなりの数を確保出来ると考えました。

智紀「ん……どうしたの?」

京太郎「いえ、何て言うか、結構サラサラしてますね」


自分の髪に手櫛を入れてみるが、固いわけでは無いのだがどこかつっかかる感覚がある。
同じ洗剤を使っていても、どうして男女でこうも髪に差が出るのか。不思議である。


智紀「……触ってみる?」

京太郎「え?」

智紀「そんな気持ちの良いものでも無いと思うけど……」

京太郎「……良いんですか?」

智紀「あなたになら、いいかなって思う」


そんな事を言われてしまうと、余計に触りたくなってしまった。
恐る恐る、沢村さんの髪へと手を伸ばす。


京太郎「えっと、失礼します……」


第一印象は、絹みたいな柔らかい心地。
そして次に、花みたいな香りが鼻腔をくすぐった。

(洗ってない髪はねっとりする)

智紀「んっ……」


女の髪は命だ、と聞く。
髪の有無が生命に関わるかはともかくとして、男よりも髪の量が多い女性は、その外見的な特徴として髪の占める割合は大きい。
髪が長ければより女性らしさを、逆に短ければ活発なイメージを湧かせる。

沢村さんは髪をあまり手入れしていないと言うが、やはり最低限のことはやっているのだろう。
髪の手触りは絹の束に指を入れているみたいに柔らかいし、シャンプーの華やかな匂いはとても心地の良いものだ。


京太郎「…………」


髪には魔力が宿っていると思う。
何か引き込まれるものがあって、手で触りたくなるし、しまいにはもっと顔を近づけて香りをもっと楽しみたいと思ってしまう。


智紀「ちょっと……近い」

京太郎「あっ、すみません!」


流石に、髪に鼻をくっつけるような事はできようも無いが。
でも名残惜しいので、頭頂部の髪を繰り返すように梳いてみる。


智紀「ん…………」


沢村さんも、まんざらでは無い顔をしていた。

そんなこんなで、時間は過ぎ去った。

>>850
夏は皮脂とか汗とか嫌ですよねー。

女性の「あんまり手入れしてない」はキチンとトリートメント使ってたり高いシャンプー使ってたりするよね。

12月22日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.レーザーイオンライフル改良
 B.核融合炉搬入
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

【第一段階】小型種が蒸発するくらい
【第二段階】突撃級の装甲を貫通して絶命させるくらい
【第三段階】要撃級が一瞬で消えて無くなるくらい
【第四段階】要塞級に大きな穴が空くくらい
【第五段階】半径10mにわたる極太ビームで射程圏内の対象物は消滅
【第六段階】全力で撃てばモニュメント消失
【第七段階】奥底の反応炉まで駆除

現在:第五段階.50%(半径10mにわたる極太ビームで射程圏内の対象物は消滅)


↓1のコンマ二桁をそのまま%にした、100%を突破すれば次の段階へ移行とします。
ゾロ目は+100%。


【第三段階】0%
↓1 コンマ二桁%

あー、申し訳無いですが3A 弾数とか記載しといてください。

現在:第五段階.64%(半径10mにわたる極太ビームで射程圏内の対象物は消滅)

うーん ドンマイ

12月22日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.レーザーイオンライフル改良
 B.核融合炉搬入
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で


そしてまた無駄なとこでぞろ目が多発してるww

そういや明華の風呂事案はどうなったんだっけ

>>873
途中まで書いてるんです。もうちょっと待ってね。

横浜基地に核融合が到着しました!


↓1 大きさ
01~09 20m級(ファンブル)
10~49 10m級
50~89 5m級
90~98 3m級
ゾロ目 1m弱
知力(20)……判定+20

↓2 量
01~09 1個小隊分(ファンブル)
10~49 2個小隊分
50~89 1個中隊分
90~98 2個中隊分
ゾロ目 大隊分
知力(20)……判定+20

↓3 質
01~09 イオンレーザーライフル7発分(ファンブル)
10~49 コイルガンとイオンレーザーライフルの同時使用は不可能
50~89 同時使用可能
90~98 飛びながらイオンレーザーライフル射撃可能
ゾロ目 ほぼ∞
知力(20)……判定+20

近似ゾロ……1m弱の
近似ゾロ……大隊分(36基)の
素ゾロ……ほぼ無尽蔵な

核融合炉だって?

あ、違う。大きさはファンブルだこれ。

贅沢だな君たち!?
90とぞろ目やぞ!(目逸らし

ガーンだな
> あ、違う。大きさはファンブルだこれ。

↓1 黒潮の核融合炉
01~49 現実は非情、20m級である
50~98 10m弱くらい(ドロップタンクと同等)までダウンサイジング成功
ゾロ目 跳躍ユニットの中に搭載成功


もし仮に近似含めて00でも出たら救済考えても良いけど、現実は非情である。

結論:人類がSUGAに追い付けなかった

核融合炉はイオンレーザーライフルのように改良はできません。
死んだときの次周に期待しましょう。

運用するとしたら、桜花作戦の時に爆薬ドロップタンクを積んでいたように搭載して、使うときだけ降ろすと言う感じでしょうか。

若しくは超遠距離からの固定砲台ですね。

その日の横浜基地は実に騒々しかった。
そして何よりも、圧倒的な物量に誰もが言葉を失った。

もしも仮に、正確かつ実直に表現するとすれば…………


武「36個のビルが運ばれてきた……」

純夏「武ちゃん、意味がわかんないよ」

武「俺にもわかんねぇ……!」


20mにも及ぶ核融合炉が、36基。
あまりにも巨大だったが、冷静に考えれば世界中の科学者がショック死しかねない程の技術力にして小型化に成功しているのだ。


京太郎「…………」


ただ一人、設計者にして開発者である須賀京太郎のみが納得していなかったが。

アンビリカルケーブルですかぁ?
まあ、その程度ならSUGAなら出来そうですが。

須賀京太郎の開発するソレは、総じて現場主義である。
何よりも彼が現役の衛士である事が大きい。

彼からすれば、発射に手間取り取り扱うにもそれ相応の教育が必要となるミサイルよりも、手早く確実に攻撃を行える拳銃を大量に生産する方が望ましいという独特な思考構造をしている。
ただし、その拳銃から発射される9mmの弾丸は恐らくそんじょそこらのロケットランチャーよりも高威力であろうが。

ともかく、そんな彼からすれば20mもある核融合炉などご法度であった。
これでは戦術機が飛び跳ねる事も空中回転する事も出来ないではないか、と。


京太郎「幸い、黒潮に搭載されている試作品の融合炉は2m程度にまで小型化できているが……できれば、全てそこまで出来ればよかったんだけどな」


こう見えて、彼はリアリストである。
ただ、あまりにも彼の定める現実が高次元過ぎるだけの話なのだ。


透華「申し訳ありません、我々の力が及ばず……」

京太郎「いえ、そんな、十分以上ですよ!」


普通なら100の仕事しかできないところを2000の仕事で応えたのに10000の仕事が出来なかったと謝るのが日本人の悪い癖である。

SUGA「無理とは嘘つきの言葉なんです。
私には出来た。私には核融合炉もビームライフルもハーレムも作れました。
つまり、無理じゃなかったって事です。実際にやったのだから。『無理』という言葉は嘘だった」


彼ならそう言うでしょう。

SUGAをテーマにプロジェクトXとか作ったら滅茶苦茶面白そう。見ている分には、ね。


それでは今日はここまで。

おつー
20m核融合炉はSUGAのなりぞこないである

「『謝罪は受けぬ 誠意か性で見せろ』と言い放ったとか・・・おそろしや」
「風評被害だ!(このあと、めちゃくちゃ嫁の口・乳・尻で慰められた」

SUGA「九州を取り返したあと、永続的に守り続けるために必要なんだ!」

神代K「まず一度取り戻す前提が人間の範疇を逸脱しているのは言ってはいけません」
岩戸K「濡れるッ!」

なんでもできすぎてテンプレ的チート主人公だ、ストーリーは原作すら茶番になってるのは原作好きとしてはちょっとキツくなってきた

>>977
つまりきみは純夏が肉体を取り戻して幸せになるべきではないと?
そうか、つまり君はそういう奴なんだな(ネタ)

生きてます。

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憧「に、27ageよ……?」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憧「に、27ageよ……?」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1469112721/)

それでは次スレで続きをば。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom