お嬢様「貴方は私の可愛いお人形なんですもの」 (120)

r-18、百合 注意

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メイド「お嬢様、お連れしました」ガチャ

お嬢様「へぇ、この子が……」

女奴隷「…………」

メイド「年は十と一つ。生理はまだだそうです」

お嬢様「綺麗な黒髪ね。東洋人?」

メイド「はい。日本人だと奴隷商は申しておりました」

お嬢様「へぇ。こっちの言語は彼女分かるの?」

メイド「分かる、と聞いております」

お嬢様「……? 随分と曖昧ね。連れてくるとき何か話さなかったの?」

メイド「ずっと黙りを決め込まれていたもので……」

お嬢様「まあ……考えてみればそれもそうね」

お嬢様「ボンジョールノ、私の名前はお嬢様。貴方のお名前は何というのかしら?」

女奴隷「私に名前は無い、です」

お嬢様「嘘でしょう。貴方売られる前は親元にいた筈です。それなのに名前が無いということは無いでしょう」

女奴隷「……無い、です」

メイド「ーーちょっとあなた!」バン

女奴隷「ーーーー!?」ビクッ

メイド「お嬢様に向かって、何という態度ですか! 言葉使いがおかしいのは仕様が無いとしても、主人に嘘をつくとはなんたる度胸!」

メイド「いいですか、あなたは金で買われてお嬢様の物にーー」

お嬢様「ボンジョールノ、私の名前はお嬢様。貴方のお名前は何というのかしら?」

女奴隷「私に名前は無い、です」

お嬢様「嘘でしょう。貴方売られる前は親元にいた筈です。それなのに名前が無いということは無いでしょう」

女奴隷「……無い、です」

メイド「ーーちょっとあなた!」バン

女奴隷「ーーーー!?」ビクッ

メイド「お嬢様に向かって、何という態度ですか! 言葉使いがおかしいのは仕様が無いとしても、主人に嘘をつくとはなんたる度胸!」

メイド「いいですか、あなたは金で買われてお嬢様の物にーー」

お嬢様「口を閉じなさい、メイド!」

メイド「ですが……」

お嬢様「これは命令よ。二度は言わせないで」

メイド「ーーッ……はい…………」

お嬢様「……さて貴方、本当に名前は無いのよね」

女奴隷「……はい」

お嬢様「そう、ね。……女奴隷」

女奴隷「はい?」

お嬢様「女奴隷よ、貴方の名前」

女奴隷「女奴隷……ですか?」

お嬢様「分かりやすいでしょ。いや?」

女奴隷「……いえ、分かりました。私は女奴隷、です」

お嬢様「決定ね。ふふ、こっちにいらっしゃい」

女奴隷「……はい、分かりました」

お嬢様「佳い子ね。ねぇ貴方、自分の首についているものが何か分かる?」

女奴隷「首輪、です……」

お嬢様「じゃあ、そこから繋がっているものは?」

女奴隷「鎖、です……」

お嬢様「じゃあね、最後の質問。その鎖を握っているのは、だあれ?」

女奴隷「それは……お嬢様、です」

お嬢様「ふふ、それが分かっているのなら佳いわ」

お嬢様「メイド、外に行くわよ。準備なさい」

メイド「……それはその奴隷もご一緒に?」

お嬢様「当然です。彼女の服を買うために行くのですから」

メイド「そんなーー。お嬢様、お言葉ですが奴隷というものがどういったものかご存知なのですか!?」

お嬢様「この子は鑑賞用よ。まさか労働力だけが奴隷の価値だなんて言わないでしょうね」

メイド「ですがーー」

お嬢様「はぁ頭いたい……せめて、貴方の目がもう少し大きくて黒髪だったのなら私好みで、鑑賞用の奴隷なんて買う必要なかったのに。
    その上、主人に向かって吠えることばかり覚えてしまっては……」

メイド「………………」うるっ

お嬢様「…………ねぇ貴方、自分の作るパイの美味しさを知っていて?」

メイド「パイ……ですか? それはーー」

お嬢様「美味しいのよ、貴方の作るパイは。安心なさい、私の舌……それと体は貴方のものでないと満足出来なくなってしまったの。
    だから、捨てるなんて真似は絶対にしないわ」

お嬢様「分かったのなら、外出の準備をして」

メイド「は、はい!」トタトタ、バタン

女奴隷「あ、あの……」

お嬢様「ごめんなさいね、びっくりしたでしょ」

女奴隷「あの、その……メイドさんを怒らないで、ください」

お嬢様「……仕方ないことなの、躾ないと。あの子はね、妬いているのよ、貴方にね」

女奴隷「嫉妬……何故?」

お嬢様「貴方から見たらメイドの方が身分が保証されていて羨ましいのでしょうけど、メイドはねぇ、ーーあの子には私しかいないから」

女奴隷「どういう意味ーー?」

お嬢様「ごめんなさい……それは私の口から言えることではないわ」

女奴隷「そうですか……」

お嬢様「メイドにはね私しかいないから、突然割って入ってきて贔屓されている貴方の事が気にくわないのよ。それに加えて、私から何かをプレゼントされたこと無いから、貴方のために服を買うことにも余計突っかかってきて。……そのせいで貴方本人に害が及んだら嫌だもの。だから躾よ」

女奴隷「容姿を蔑むのは……やり過ぎ、です」

お嬢様「あら、馬鹿にしたわけじゃないのよ。貴方の顔は好みじゃないと言っただけよ。童顔が好きなの、私」

女奴隷「しかし……」

お嬢様「………………ふっーー」ジャラ

女奴隷「かっーーん、く……苦しい、首が、絞まる」

お嬢様「私はね、貴方とそういう話がしたいわけじゃないの。忘れないで、貴方を縛る鎖は私が握っているということを。その事を意識してずうっっと私のそばに居なさい」チャラ

女奴隷「かはっ、ごほごほっ……ぁ、はい……」

お嬢様「ふふ、佳いお返事ね。今の貴方とっても可愛いわ」

メイド「お嬢様、車の準備が出来ました」ガチャ

お嬢様「あらありがとう、メイド。さてじゃあ行きましょうか」

女奴隷「はい……」

今日はここまでにしときます

ーーショッピングモール

女奴隷「人が、多い。外人も……」

お嬢様「ふふふ、こういう所は初めて?」

メイド(外人って……そりゃあんたにとっちゃ外国なんだから多いのは当たり前でしょ)

メイド「こ、こんなに人が多いとはぐれたりしたら大変ですね!!」

お嬢様「それじゃあ手でも握る?」

メイド「はい! ぜひ!」

お嬢様「ほら、女奴隷ちゃんも」

女奴隷「私には、鎖が……」

お嬢様「それもそうね。じゃあ行きましょうか」

メイド「はい!!」

ーー服屋

お嬢様「こういうのはどうかしら。やっぱり小さい子にはワンピースよね」

メイド「大変良いと思います」

お嬢様「うわっ凄いわね、この服。背中が丸見えじゃない。買いね」

メイド「そちらでしたら、赤のフレアスカートを併せたらどうでしょう。柄的に合うと思いますよ」

お嬢様「ありがとう、参考にするわ。そうそう、女奴隷ちゃんにはメイド服を着せてみたいわね」

メイド「それは駄目です!」キッパリ

お嬢様「即答…………貴方のそういう所、面倒くさいわ……」

女奴隷「あの……それ全部、買う?」

お嬢様「ええ、そうよ。勿論、貴方がお金のことを気にする必要は無いわ、プレゼントですもの」

メイド「お嬢様、そろそろ……」

お嬢様「そうね。お会計しましょうか。本当は全部買い占めたいのだけど……」

メイド「他の客の迷惑になりますよ」

お嬢様「分かっているわよ。会計してくるから女奴隷ちゃんと店の外で待ってて」

メイド「私が行きますよ」

お嬢様「佳いから、私に行かせて。初めてお人形に服を買うのよ、私がしたいわ」

メイド「……分かりました。では荷物運びは私に任せてください。……ほら、行くわよ、奴隷」

女奴隷「私は、アナタの奴隷では、ない」

メイド「ーーッ、このっーー」

お嬢様「はいはい、喧嘩はしちゃダメよ。仲良くなさい。ただでさえ貴方たち目立つ格好をしているのに、これ以上目立ってどうするのよ」

メイド「……申し訳有りません」

女奴隷「……すみません」

お嬢様「分かれば佳いの。くれぐれも仲良くね」

ーー服屋前

メイド「…………」


女奴隷「…………」


メイド「…………」


女奴隷「……あの」


メイド「なに?」


女奴隷「……どうして、お嬢様のことが好き、なの?」


メイド「あなたに言うことではないわ」


女奴隷「そう……」


メイド「……」


女奴隷「……」


メイド「あなたは……」


女奴隷「ーー?」


メイド「身を売られてどういう気持ちなの?」


女奴隷「……最初は、怖かった」


メイド「でしょうね……」
   (答えられるのね…………)


女奴隷「今は、よくわからない、です」

メイド「お嬢様は優しいお方よ。どんな過去でも受け入れてくれるの」


女奴隷「そう、ですか……そうなのでしょうね」


メイド「……何か、引っかかる言い方ね」


女奴隷「表面は見てとれても、中身は、すぐには分からないって言われた、から」


メイド「表面だけではなく、内側も素晴らしい人よ、お嬢様は。長年あの人を見てきた私が言うのだから間違いないわ」


女奴隷(何て熱びた目。随分と妄信的ね)
   「アナタが言うなら、そうなのでしょう」


メイド「ええ、本当に素晴らしいの」ウットリ


女奴隷「…………」


メイド「…………」


女奴隷「…………」
   (少し、遅いな……)


メイド「…………」
   (お嬢様、まだかしら……)

お嬢様「お待たせ。はい、メイドこれ持ってね」


メイド「はい、お嬢様」


お嬢様「仲良くしていたかしら」


女奴隷「ケンカは、していない」


お嬢様「それなら佳いわ。これから長い付き合いになるのだから仲良くね」
   「さて、じゃあ帰りましょうか。色々見て回りたい所だけど、今日はこのあと客人が来る予定なのよ。女奴隷ちゃんの着せ替え会は夜にしましょう」


メイド「では……」


お嬢様「……ごめんなさい。少しお花を摘みに……」


メイド「それならば、私達は待って……」


お嬢様「いえ、女奴隷ちゃんと一緒に先に車に行っておいて頂戴」


メイド「そう、ですか? では――」


女奴隷「…………」

――屋敷

お嬢様「よし、まだご令嬢ちゃんが来るまでに時間は有るわね。少し汗かいちゃったから、入浴するわ」


メイド「では準備します」


お嬢様「そうそうタオルと着替えは三人分よ」


メイド「それは……」


お嬢様「私と貴方と女奴隷ちゃんで三人分よ」


メイド「女奴隷もですか?」


お嬢様「勿論よ。何のための鑑賞用よ。嫌なら、貴方は来なくて佳いわ」


女奴隷「…………」


お嬢様「貴方には拒否権は無いわよ」


女奴隷「……分かって、いる」


メイド「……では、三人分用意致します」

――バスルーム

女奴隷「広い……」


お嬢様「でしょでしょ。ふふ、それにしても佳い黒髪ね、綺麗だわぁ」なでなで


メイド「……」


お嬢様「もう、妬かないの」


メイド「そんなんじゃありません」


お嬢様「メイドは肌が綺麗よね。すべすべでずっと撫でていたいくらい」なでなで


メイド「うぅ……どうも」


お嬢様「ふふ、照れてる。さて、まずは頭を洗いましょうか。女奴隷ちゃんもいらっしゃい、お姉ちゃんが頭を洗いますわよ、うふふ」


メイド「」ガタッ


お嬢様「……落ち着きなさい。はぁまったく……じゃあメイドは私の頭を洗いなさい」


メイド「はい、喜んで!」


女奴隷(あ、シャワー温かい)


お嬢様「ふふ、さぁてそれじゃあ、頭洗うわね」シャワシャワ


女奴隷(……気持ちいい)


お嬢様「嬉しそうね、気持ち佳いの?」シャワシャワ


女奴隷「はい……気持ちいい、です」


お嬢様「それは佳かった」シャワシャワ

お嬢様「メイド、シャンプーハットは要らないわ。目に石鹸が入らないように気を付けて」


メイド「畏まりました、お嬢様」ワシャワシャ


お嬢様「ふふふ、相変わらず上手いじゃない」


メイド「ありがとうございます」ワシャワシャ


女奴隷(メイド、嬉しそうだな)


お嬢様「じゃあ、そろそろ泡落とすから目をつぶって――――はい、出来た。メイド、貴方はどう?」


メイド「まだかかりそうです。なにせお嬢様の髪は長いのものですから」


お嬢様「そう? ゆっくりで佳いわ。――――さて、女奴隷ちゃん」ぎゅ


女奴隷「ひゃ――!」


お嬢様「ふふふっ、かわいい声ね。ああ、柔らかくて抱きしめがいがあるわぁ」


女奴隷「やっ、その……」


お嬢様「バスタオル、取るわね」


女奴隷「う、うぅ……」
   (恥ずかしい……でも、逆らっちゃだめだ。私はこの人に買われたのだから……)


メイド「お嬢様、頭流しますね……」


お嬢様「好きにやって頂戴……。――ああ女奴隷ちゃん、恥ずかしがっちゃて本当かわいいわぁ」


女奴隷「あの……本当に……?」ハラリ


お嬢様「本当よ。……ふふ、これで裸よ。少し膨らんでるのね、かわいい胸。やん、乳首立てちゃってる」ビン


女奴隷「ひゃ!」ビクン


お嬢様「ちょっと弾いただけよ。かわいい反応ね。――ちょっとメイド、ボディソープ取ってくれるかしら」

メイド「……畏まりました。――どうぞ」


お嬢様「ありがとうね。――じゃあ、女奴隷ちゃん、これを自分の体に塗って」


女奴隷「はい……」


お嬢様「あ、背中には塗らなくて佳いわ」
   「それが出来たら、こっち向いて私に抱きついて」


女奴隷「こう……ですか?」ギュッ


お嬢様「そうそう。で、体を擦り付けるように揺らして……うんうん、上手いわぁ」


メイド「…………」


お嬢様「何やっているのよ、メイド。はやく貴方も私に奉仕なさい」


メイド「……それは」


お嬢様「女奴隷と同じことをするの。私の背中が空いているでしょう」


メイド「――はい!」


お嬢様「佳い子ね」

エロシーンは地の文有ります

形の良いお嬢様の乳房が、未発達な女奴隷の肢体によって押し潰される。


女奴隷(こりこりしたのが当たってる……)


女奴隷は薄らびた胸と鎖骨の間に、確かに二つの突起の主張を感じた。


お嬢様「あっ――」


不意にお嬢様が甘く鳴いた。
初めて聞く嬌声に女奴隷はいやに恥ずかしくなり、顔を高騰させた。
赤い顔をしながら体全体を使って、お嬢様を愛撫する。


女奴隷「ひゃあぁ!」
お嬢様「んぁ――」


すっかり勃起した奴隷乳首とお嬢様のそれが擦れあった。途端、互いに艶のある声が漏れた。


お嬢様「ふふ――」


お嬢様の笑い声につられて顔を上げる。目があった。


お嬢様「気持ち佳いのかしら。そんな懸命に動いて」


未知の感覚を味わっている女奴隷はお嬢様の言葉に戸惑った。
初めて知る性の高まりに乙女の芯が熱を持ち、快感が奥を疼かせる。
切なく、けれどふかいではない熱びた違和感。

溶けそうな顔の女奴隷を見て、人好きのする笑顔と共にお嬢様は足を開いた。


お嬢様「ここを跨いで」

女奴隷「はい……」

頷いて、女奴隷は太ももを跨いだ。
初物の花弁が主人の柔肌に触れた瞬間、ピリッと女奴隷の体に小さな電流が走った。


女奴隷「あっ……」ピクン

お嬢様「佳い子ね。そのまま前後に動いてみなさい」


順応な奴隷は、促されるまま腰を振る。
快感の波が女奴隷を襲い、花弁は蜜を分泌する。すでにお嬢様の太ももは水ではない液体で光沢を放ち出した。


女奴隷「あっ――あぁっ――あん――」

花弁から滴る淫らな水音。それに混じる初潮前の乙女の嬌声。
女奴隷は快楽を求め卑しく腰を振る。その表情は恍惚に溶けていた。


女奴隷「ん、ぁあ――ぅあ」


快楽に溺れ、腰の動きが速くなる。
その様子をお嬢様は愛おしそうに見つめ、一つ舌舐めずりをした。


お嬢様「女奴隷ちゃん……はぁ……こっち向いて」


女奴隷「はぁはぁ、ん……あ、ああ…………はいぃ――ん!」


女奴隷の口が塞がれた。触れる柔らかい感覚。唇同士が触れ合っていた。

女奴隷「――――!」


初めてのキスだった。
くちゅくちゅと啄むような軽いキス。


女奴隷(柔らかい……それに熱い。――溶けちゃいそう)


興奮はたぎりを衰えず、熱に浮かされた理性は貪欲にお嬢様のみを求め続けた。
軽い触れ合いだったそれは、次第に互いを求めあう激しいものに変わっていった。
舌を絡ませあい、唾液を交換し、吐息を漏らす。

お嬢様「あ――レロ、んん……」

女奴隷「あん……あ、あぁぁ――」


女奴隷は花弁からも唇からもだらしなく乙女の蜜を垂れ流す。
腰の動きが今、最高潮に達すると共に、奥から何か少女の知らない高まりが溢れ出ようとして来た。


女奴隷「あ、ああぁ――何か、くるぅ、くりゅうのぉ……」

唇を離し、切なげにお嬢様を見上げた。


お嬢様「佳いわぁ……イクのね。安心しなさい、怖いことではないわ。むしろとっても気持ち佳いの」


穏やかな声と共に、ひしとボディソープ特有のヌメリある体で抱き締めた。


女奴隷「ん、ああ、あああ――」ピクンッ

乳首が主人のそれに擦れ、ピリッと電流が走ると同時に絶頂が訪れた。


女奴隷「しらない……こんなの、しらないぃ――!!!」

快楽に耐えるようにお嬢様に抱きつく。
びくんびくんと痙攣を繰り返し、溢れでるラブジュースが自身の主人を汚す。

数回の痙攣を経て、ぐったりと脱力しきった体をお嬢様に預けた。抱きつく腕がずるりと滑り落ちた。


女奴隷「はぁ……はぁ……」

息を切らして、お嬢様を見つめる。


お嬢様「――ん」チュ

女奴隷「んん……」チュ


再び唇を交わした。
女奴隷の瞳に映るは、お嬢様のみ。

ここまでで。

何かこだわりがあって使ってると思うんだけど
「佳い」って表現が気になって集中できない

>>31
投下しちゃったぶんはしょうがないので次からは直そうと思います

投下

お嬢様「メイド、もう良いわ。シャワーを」


メイド「……畏まりました」


お嬢様「ねぇ、流し終わったら、私のここ慰めてくれないかしら?」クチュ


メイド「私が、ですか?」


お嬢様「ええ、女奴隷ちゃんは疲れちゃってるからさせられないし。だからと言って私のも疼いちゃって抑えがきかないの」


メイド「分かりました。慎んでお引き受けします」


お嬢様「女奴隷、貴方もよく見てなさい。明日からは貴方にもやってもらいますからね」


女奴隷「……はいぃ」

メイドは慣れた手つきでお嬢様と自身、ついでに女奴隷の体を洗い終わると、お嬢様の足のあいだ、股の目の前に陣取った。

むわっとすっかり発情したお嬢様の花弁が雌の匂いを放ち、それがメイドの鼻孔を擽り彼女を欲情させた。


メイド「それでは、奉仕させていただきます」

メイドは迷うことなくお嬢様の花弁に口付けた。
舌で筋を撫で上げ、止めどなく溢れでる蜜を啜った。


お嬢様「ん……ああっ」

ぴちゃぴちゃと響く淫音に甘い声が混じる。
メイドの――年下の女の舌使いに感じているのだ。

お嬢様「良いわぁメイド、んぁ……上手ねぇ……。あっ――ぁん、クリちゃん……もっとぉ……」


お嬢様は身をよじり快楽に悦ぶ。
主人の嬌声に奉仕癖を満たされたメイドは喜色を浮かべると、敏感に反応する花芯を重点的に舌でねぶり始めた。
舌先を固くして花芯をちろちろとなぶる。
そのたびにお嬢様は吐息を漏らし、体をビクンと跳ねさせ、快楽によがる。


お嬢様「あ、あぁ――ん……はぁ」

一通り攻めると、今度はメイドの唾液とお嬢様の愛液とでぐちょぐちょになった蜜坪の中へ舌を刺し入れた。
きゅんきゅんと狭い肉壁が舌を包み込む。

メイド(ああ、お嬢様のナカ、温かくて、ヌメヌメしていて……)キュンキュン

メイドは舌を肉壁の上へと突き上げた。


お嬢様「ひゃ、ぁあ……そ、そこぉ――」トロォ


メイドはお嬢様の反応を見て、一番気持ちいいと思われるスポットを攻め立てる。

そうして肉壁を攻めていると、奥の方から今までとは違うしっとりとした汁が溢れ出てきた。
いわゆる本気汁……子宮頸菅粘液だ。
メイドは白っぽく粘性のあるそれを飲み干し、お嬢様の限界が近いことを知る。


メイド(ああ、お嬢様お嬢様おじょうさまぁ……私の舌でよがって、その上絶頂にまで達するなんて……)


最後の人押しとばかりに今まで発見したGスポットをこれでもかという程刺激する。


お嬢様「はぁ、あ……もう――」ビクビク


お嬢様は自身の秘裂にディープキスしているメイドを押さえつけた。
肉壷に溺れたメイドの奉仕の果てに――。


お嬢様「ん、ああぁ……。だめっ、もうだめぇ――イく……イクぅうっ!!」ビクンッビクンッ


子宮が震え、熱い汁をメイドに吹きかけ汚す。それすらもメイドは嬉しそうに受け入れた。
お嬢様は足をピンっと伸ばし、快楽に堪える。

痙攣が収まると、押さえつけていたメイドの頭を解放し、頭を撫でた。

メイド「――んく」

既に調教されたメイドは口に入った愛液をいとおしげに口の中で味わったあと、当然とばかりに飲み込んだ。


お嬢様「良かったわぁ、メイド」ナデナデ

メイド「……勿体ない、お言葉です」


メイドは最後にお嬢様の秘所にキスするとシャワーを使って、清め始めた。

女奴隷(すごい……あんな……)

女奴隷はただ目の前の情事に乙女の芯を疼かせ、唾液を飲み込み、ごくりと喉を鳴らした。

ここまでで。

>>26
ミス。×すでにお嬢様の太ももは水ではない液体で光沢を放ち出した。
   ○すでにお嬢様の太ももは水ではない液体で光沢を放ち出していた。

――脱衣場

お嬢様「ああん、女奴隷ちゃん。髪はちゃんと拭きましょうね。そうだわ、私がやってあげる」


女奴隷「……」ぼけぇ


お嬢様「のぼせちゃった?」


女奴隷「違う……」ぼけぇ


お嬢様「……。ふふ、刺激が強すぎたのかしら」


女奴隷「うぅ」カアッ


お嬢様「ねぇ、達したのは初めて? 気持ちよかったわよね。あんな夢中になって腰を振っていたのですもの」ツツツ


女奴隷「ひゃ……そこ、触っちゃ……」


お嬢様「あら、良いじゃないの。貴方さっきはここを私に擦り付けていたのよ」クチュ


女奴隷「……ぁ」


お嬢様「濡らしっちゃって。またして欲しいの?」クチュクチュ


女奴隷「――! い、いいです。そんな――」


お嬢様「したくないの、気持ちいいこと?」

女奴隷「それは……」


メイド「お嬢様、お時間が――」


お嬢様「ん、もうなの? しょうがないわね。……女奴隷ちゃん、疼いてしょうがないでしょうけど、今は体を拭きましょうね」


メイド「では、お嬢様の体は私が――」


お嬢様「ええ、お願いね」

――お嬢様の部屋

メイド「では、私は客間の準備をしてきますので」バタン


お嬢様「よろしくね。――――ねぇ女奴隷ちゃん、良いものあげる」


女奴隷「――?  これは?」


お嬢様「ピンクローターっていうの。……ここのスイッチを押すと……ほら、振動するでしょ」ヴヴヴ


女奴隷「これを私に? 何に、使う?」


お嬢様「何って、そりゃね……」ヒョイ


女奴隷「何で、絆創膏を? 私、どこも怪我して、ない」


お嬢様「察しが悪いわね。――こうするのよ!」


女奴隷「ひゃ、スカートめくっちゃ……パンツも――」ドタ

お嬢様「こら、暴れないの。貴方、尻餅しちゃったじゃない。ふふ、毛は……当たり前だけど生えてないわね」ツツッ


女奴隷「また……するの?」


お嬢様「うふふ、期待してもらって悪いけれど、私これからお客さんに会わなくてはならないの。そんな時間はないわ」


女奴隷「そうですか……」


お嬢様「だからね、これを使うのよ。動かないでね」ペタ


女奴隷「ロー、たー……を絆創膏で止め、て……!?///」カアッ


お嬢様「気づいたみたいね。そうよ……はいこれでオーケー」


女奴隷「あの……その……」


お嬢様「それをつけたまま私のそばにいなさい。リモコンは私が持っているから」カチッ


女奴隷「あっ、ん……これ、刺激が――」ヴヴヴ


お嬢様「パンツは没収ね。汚れちゃうもの」

メイド「お嬢様、ご令嬢様がいらっしゃ、い……何してたんですか――?」


お嬢様「女奴隷ちゃんにプレゼントをあげていたのよ」


メイド「そう、ですか……」


お嬢様「私が女奴隷ちゃんを押し倒しているように見えた?」


メイド「そう見えましたね、私には。てっきりお嬢様ご自身でもプレゼントされているのかと」


お嬢様「また妬いちゃって……。――ほらこれ」ガサゴソ


メイド「――? 何ですか、この箱?」


お嬢様「開けてみなさい」


メイド「はぁ――これって……!!」


お嬢様「貴方に何かをあげたことなんて無かったなって思ってね。気に入ってくれたかしら」


メイド「腕時計……! つけても良いですか?」


お嬢様「えぇお好きになさい。――いつも有難うね。勘違いしないでね、貴方のことだ嫌いという訳ではないの。これからもよろしくしてくれたら嬉しいわ」


メイド「わぁ、ありがとうございます、大好きです。私からもこれからもよろしくお願いします!」


女奴隷(ああ、トイレに行く振りをして買ってきたのか……)
   (服の会計が少し遅かったのは店員に売り場を聞いていたからってところかな)


メイド「ふふふ、すっごく嬉しいです!!」


お嬢様「喜んでもらえて、嬉しいわ」

お嬢様「それじゃあ、行きましょうか」カチッ


女奴隷「あっ…………//」ヴヴヴヴ
   (しげき、つよくなったぁ……//)

ここまでで。

>>22
ミス。×メイド「まだかかりそうです。なにせお嬢様の髪は長いのものですから」
   ○メイド「まだかかりそうです。なにせお嬢様の髪は長いのですから」

投下。

――客間

メイド「お嬢様をお連れしました」ガチャ


お嬢様「ご機嫌よう、ご令嬢」


ご令嬢「あっ、ごきげんよう、お姉様!!」ダキッ


お嬢様「こらこら、危ないわよ。――元気そうね、ご令嬢」


ご令嬢「はい、元気です、お姉様にやっと会えたのですから。会えない日が千秋とばかりに長く感じられ、会いたいと願う気持ちが落ち葉のように募るばかりで……」


お嬢様「大袈裟ね。三日前にも会ったじゃない」


ご令嬢「そうですよ、259200秒近くも会っていなかったんです」
   「ああん、ボクたちの思いはローマへと通ずる道のごとくというのに、何て悲劇でしょう……ボクたちは運命の悪戯に翻弄される定めなのですね……」


ご令嬢「――あれ、そこにいる黒髪の女の子はどちら様です?」


女奴隷「――///」もじもじ


お嬢様「彼女? 彼女は女奴隷よ、最近買ったの。可愛いでしょ」


ご令嬢「そんな、お姉様。ボクだけじゃ満足出来ずに、新しい子に手を出したというのですか? あんなにも激しく愛し合った仲だというのに……」


お嬢様「……そもそも貴方とは深い仲出はないでしょう?」


ご令嬢「そんな……!? 手を握り合った仲ではありませんか。あれは一時の迷いだと――」


お嬢様「友人なら普通、手ぐらい繋ぐでしょう。そうよね、女奴隷?」カチッ


女奴隷「あっ……は、はい、ぁ――」ピク


ご令嬢「……? そちらの子、女奴隷でしたっけ、顔が赤いですけど体調が悪いんじゃなくて?」


女奴隷「だ、んん……大丈夫、です……」


ご令嬢「そ、そう?」

メイド「ちょっと大丈夫?」ボソッ


女奴隷「はいぃ……大丈夫です、っあん、からぁ――」ボソッ


お嬢様「それで今日は何の用で来たのかしら」


ご令嬢「あらお姉様、用が無かったら会いに来てはいけないなんて悲しいこと言うのですか? ……まぁ、今日来たのは用が有るからなんですけどね」


お嬢様「へぇ、どんな用かしら?」


ご令嬢「ここに住まわせて欲しいのです!」


お嬢様「居候ってこと?」


ご令嬢「はい、もうお話がいっていると思いますが、ボク、今年からA高校に入学することになりまして……」


お嬢様「それは初耳よ。へぇ……私が通っていた所に通うのね」


ご令嬢「そうなんです。お姉様が通われていたのなら、ボクもと思いまして」


お嬢様「確かにここから通った方が近いわね。分かったわ、私からお父様に口利きをすればいいのね」


ご令嬢「いえ、そちらにはボクの父が連絡しました」


お嬢様「……? でしたら私に言う必要ないのでは? 私が世帯主という訳でもありませんし」


ご令嬢「いえ、父からお嬢様家の誰かに反対されたら諦めるように言われまして」

ご令嬢「でも、そう言うという事は――」


お嬢様「えぇ、私は反対しないわ」


ご令嬢「ありがとうございます! ああ、夢みたい、お姉様と同棲できるなんて……」


お嬢様「その調子ならお父様は許可したみたいね」


ご令嬢「ええ、許してくれました。それで部屋のことなのですが……」


お嬢様「空き部屋ならたくさんあるわ。好きなところを使って」

ご令嬢「わぁ……ならお姉様の近くがいいですよ」


お嬢様「……近くの部屋に来るなら、あまりエッチな声は出せないわね」ボソッ


メイド「そうですね……」ボソッ


女奴隷「うっ……///」モジモジ


ご令嬢「? どうかしたのですか?」


お嬢様「いえ、何でもないわ。……ところで荷物の方はどうなっているの?」


ご令嬢「あ、そうですね。運び出すよう、業者に伝えておきます」


お嬢様「荷造りはもう済ませてあるということは、今日からここに住むつもりなのね」


ご令嬢「はい、そのつもりでしたけど。都合がよろしくないのですか?」


お嬢様「いえ……随分と急ね、と思って」


ご令嬢「すみません。お父様からは数日前に許可をとったので話は伝わっていると思ったのです。その様子じゃ――」


お嬢様「ええ、話は来ていないわ」

お嬢様「まったく、そういう大事な報告をしないからお母様に逃げられるんだわ。どうせ、滅多に帰ってこない家の事なんてどうでもいいと思っているのよ」


ご令嬢「まあまあ、娘に対するドッキリみたいな軽いノリなのかもしれないですし、あんまり強く言い過ぎるのは良くないのです」


お嬢様「ここにいない人の事はどうでもいいわ。じゃあ、貴方の部屋でも決めるために見て回りましょうか」


メイド「私は夕食の準備を……」


お嬢様「楽しみにしているわよ」


メイド「はい!」

ここまでで。
ご令嬢がお嬢様のことをお姉様と呼んでいるのはミスではなく仕様です。

――ご令嬢の部屋


ご令嬢「ここ、いいですね。お姉様の隣の部屋。広さを家具もありますし」


お嬢様「それじゃあここに決定ね。荷物の方は……?」


ご令嬢「もう少しで届く筈ですし、服と本しかないので、一人で整理出来るですよ」


お嬢様「そう? なら、やっぱり手伝いが必要ってなったら遠慮なく呼んでね」


ご令嬢「ありがとうですよ」

ご令嬢「そういえば、その子はメイドの手伝いをしなくていいのです?」


お嬢様「女奴隷には私の近くにいることを命じてあるのよ」カチッ


女奴隷「…………っ」ヴヴ


ご令嬢「そうですか」


ケータイ「」ピロリーン


ご令嬢「あ、もう荷物が届いたようです。取ってきますね」


お嬢様「運ぶのは流石に手伝うわ。一人じゃ大変でしょうし」

女奴隷(それから、結局荷物整理を手伝うことにしたお嬢様は、段ボールから出てきたアルバムに手を止め、そこから昔話に花を咲かせました)


ご令嬢「ああ、懐かしいですね」


お嬢様「そうそう、こんなこともあった」


メイド「お嬢様、ご令嬢様。夕食の準備ができました」ガチャ
   「あら……懐かしいですね、その写真」


お嬢様「そうねぇ。あの頃は三人でよく遊んだわね」


ご令嬢「ほんとね。あ、この写真、メイドがお嬢様のほっぺたにキスしてるのです。本当にお嬢様ラヴですね、このメイドは」


メイド「あ、本当だ……って、夕食が冷めてしまいますから、そろそろ――」


お嬢様「ええ、じゃあ行きましょうか」

女奴隷(そのあとは特に何事もなく皆さん、和気あいあいと食事を楽しんだ)


女奴隷「トイレ、行ってくる」


お嬢様「ついていきましょうか?」


女奴隷「いい。場所わかるし、一人で行ける」


お嬢様「そう?」


女奴隷「」バタン

女奴隷は無愛想にドアを閉め、長い廊下を歩く。
もう限界だった。
太ももの内側につぅっと粘液が垂れた。

ローターの刺激に腰が砕けそうになる。
気持ちのいい刺激。
けれども、風呂場で体験したような強い高ぶりは一度も感じることは出来なかった。

熱が冷める様子のない、快楽に火照った体を引きずって廊下を歩く。
限界だった。
パンツをはいていないが故に、冷やっとした空気がスカートの中を直に撫で、火照りを余計際立たせる。

最初、お嬢様の部屋につれていかれる前にメイドから教えてもらったトイレについた。

女奴隷は便器に座り込み、スカートをたくしあげた。


女奴隷「うわっ――」


ローターの振動音が静かな個室に響く。
スカートと花弁に透明な糸が引いた。
ぐしょぐしょだった。思わず引いてしまうほどに、洪水の如く濡れに濡れていた。

そうっと恐る恐る秘所を触る。
指に粘液が絡み付く。
その手を女奴隷は興味深げにまじまじと見つめた。
指と指とにかかる透明な蜜の橋。


女奴隷(変な匂い……)


改めて嗅ぐ蜜の匂いに顔をしかめた。
けれど、それは嫌悪的な匂いではない。

むしろ――。


女奴隷「んっ……」


ピンクなスイッチが入り、快感を求めて指で蜜壷をいじりだした。

くちゅっと淫音が個室に響くと共に、思い出すのは日中にした淫らな入浴のことだった。

奴隷として売られ、そういうことをされるのを覚悟していたが、まさかあんなにも中毒的で、快楽に富んだことだとはちっとも思いはしなかった。

思い出しただけで熱くなる。知らず、弄くる指を速くした。
貪欲に腰を振っていたあのとき。
生まれてきて初めて知った性の悦び。


女奴隷「おじょう、さまぁ……」


優しく絶頂へと導いてくれたあの人。忘れられないあの人の体の温かさ。

ふいに言い知れぬむず痒さを感じてローターを取ると、勃起し、赤く充血した突起が現れた。

女奴隷「ひ、ああ――」ビクン


その突起に触れると、蜜壷を弄くるよりも強い快感が訪れた。

再度、ローターを軽く当てる。


女奴隷「あっ! ここっ――」


感じて思い出した。あの時メイドが舐めていたのは、今弄くっているのと同じ場所だということを。


女奴隷「お嬢様、と同じところでぇ……」


お嬢様お嬢様お嬢様。
私の知らないことを教えてくれた人。
私の熱。私の主人。私の鎖を握る人。


お嬢様から貰ったローターを思いっきり押し付けた。
ぴちゃぴちゃと淫液を弾きながら、良いところを刺激する。


女奴隷「あ、ああ――」


お嬢様の顔を思い浮かべ、あの唇の熱さを連想する。

初めてのキス。触れた柔らかいあの人の感覚。
思い出す、あの情事。

お嬢様は私が初めて――。


女奴隷「あ、ああぁ――!!」ビクンッッ

花弁の奥から高まりが溢れ、流れ出た。
気持ちよさに腰がビクンビクンと跳ねて悦ぶ。
一際強い快楽の波にピンと足を伸ばして耐えた。

女奴隷「はぁ――はぁ――」


痙攣が収まり、焦点の合っていない目で天井を見つめる。
徐々に冷静さを取り戻す思考。
濡れぼそった下半身。
上下する薄い胸。
目を閉じた。

女奴隷「お嬢様――」

呟き、お嬢様から貰った未だ振動しているピンクローターを握った。

今日はここまでで。
>>55
ミス ×女奴隷(そのあとは特に何事もなく皆さん、和気あいあいと食事を楽しんだ)
   ○女奴隷(そのあとは特に何事もなく皆さん、和気あいあいと食事を楽しんでいる様だった)

生きてる。
今週と来週の頭らへんは忙しくてかけない。ご容赦を。

女奴隷(私は……)

女奴隷(……ともかく、後始末して……ローターはどうしよう)

女奴隷(いいや、ポケットにでも入れとけば)

女奴隷(……私は……お嬢様のことをどう思っているのだろう…………)ガチャ

女奴隷(あれ、ドアの前に服が落ちてる……メモも)


    着替え置いておきました。
    したくないことはしたくないって言えば、きっとお嬢様も分かってくれますよ。
                メイド


女奴隷(……したくないことだったのかな)ヌギ

女奴隷「分からない…………」


――食堂


女奴隷「」バタン


お嬢様「あら、おかえり」


メイド「着替えた服を預かります」


女奴隷「はい」


メイド「では、私は洗濯をしてきますので」バタン


女奴隷「ご令嬢さんは?」


お嬢様「部屋に戻ったわ。……貴方、ローターはどうしたの?」


女奴隷「ごめんなさい。外した」


お嬢様「いえ、良いのよ。こちらこそごめんなさいね」

女奴隷「なんで、謝る?」


お嬢様「やり過ぎちゃったわ。最初はただ反応が可愛かったからしたのだけど……」


女奴隷「お嬢様の謝ることじゃない」


お嬢様「そう……。そう言ってもらえると気が楽になるわ」

お嬢様「あと、これも――」


女奴隷「これは?」


お嬢様「リモコンよ、ローターのね。好きな時に使ってくれて構わないわ。もちろん使わなくてもね」


女奴隷「分かった。貰っておく」


お嬢様「………………」


女奴隷「……お嬢様は私をどうしたい?」


お嬢様「愛でたいわ。そのために貴方を買ったのですもの」


女奴隷「そう……」


お嬢様「……ねぇ、貴方は私のことどう思っているの?」


女奴隷「最初、顔を見たときは、綺麗な人だなって思った」

女奴隷「初めて会った時、首を絞められて、びっくりした、怖かった」


お嬢様「あれは……」


女奴隷「気にしていない。私は奴隷。ああされても文句は言えない」


お嬢様「……」


女奴隷「そのあと、服をいっぱい買ってもらって嬉しかった。そんなこと、初めてだったから」

女奴隷「今は、分からない。初めて、キスして、えっちなことして……」


お嬢様「嫌、だった……?」


女奴隷「ううん、嫌……では無い、と思う。怖くって、でも気持ちよくって、自分でもよく分からない」

女奴隷「ただ、忘れられないだけ。あの熱の熱さが――」ダキッ


お嬢様「お嬢様……」ギュッ
   (抱きついてきて……)


女奴隷「ねぇ、あの熱さ……もう一回、教えて」


お嬢様「……」

ここまでで

>>68
アホみたいなミスした。
×お嬢様「お嬢様……」
○お嬢様「女奴隷……」

女奴隷「なんで、謝る?」


お嬢様「やり過ぎちゃったから。最初はただ反応が可愛かったからしたのだけど……」


女奴隷「お嬢様の謝ることじゃない」


お嬢様「そう……。そう言ってもらえると気が楽になるわ」

お嬢様「あと、これも――」


女奴隷「これは?」


お嬢様「リモコンよ、ローターのね。好きな時に使ってくれて構わないわ。もちろん使わなくてもね」


女奴隷「分かった。貰っておく」


お嬢様「…………」


女奴隷「……お嬢様は、私をどうしたい?」


お嬢様「愛でたいわ。そのために貴方を買ったのですもの」


女奴隷「そう……」


お嬢様「……ねぇ、貴方は私のことどう思っているの?」


女奴隷「……最初、顔を見たときは、綺麗な人だなって思った」

女奴隷「初めて会った時、首を絞められて、びっくりした、怖かった」


お嬢様「あれは……」


女奴隷「気にしていない。私は奴隷。ああされても文句は言えない」


お嬢様「……」


女奴隷「そのあと、服をいっぱい買ってもらって嬉しかった。そんなこと、初めてだったから」

女奴隷「今は……分からない。初めて、キスして、えっちなことして……」


お嬢様「嫌、だった……?」


女奴隷「ううん、嫌……ではない、と思う。怖くって、でも気持ちよくって、自分でもよく分からない」


女奴隷「ただ忘れられないだけ。あの熱の熱さが――」ダキッ


お嬢様「女奴隷……」ギュッ
   (抱きついてきて……)


女奴隷「あの熱さを……もう一回、教えて」


お嬢様「……」

ここで止めといてまだお預け?

>>73
早く帰れる木曜に投下予定。
すまんな、筆が遅いうえに、時間も上手く取れなくてな。ただ、時間はかかっても完結させる気はあるので。

――お嬢様の部屋



部屋に人工の光は無い。
カーテンの隙間から漏れる青白い月明かりのみが、二人――お嬢様と女奴隷を照らす。

女奴隷の背に、豊満なお嬢様の胸が押し当てられる。お嬢様が女奴隷を後ろから抱きしめているのだ。
お嬢様の手が女奴隷の胸を直に揉んでいる。
お嬢様の懐に収まっている彼女は衣服を一糸だって纏わずに、アジア人特有の黄色の肌をさらけ出している。
それでも、彼女を奴隷として縛る首輪とそこからのびる鎖は外されることはない……。


女奴隷「――ん、」

女奴隷は胸から伝わる快楽に耐えきれず、切なげに吐息を漏らした。
けれど、そんなことでは愛撫は止まらない。薄い胸へのいたずらは続く。
女奴隷は頬を上気させながら、気恥ずかしげに潤んだ瞳を伏せて、こそばゆさに耐えるように手をギュッと握った。


お嬢様「――嫌?」

女奴隷「嫌、じゃない。もっと続けて……」


言われ、お嬢様は胸全体を包み込むように動かしていた手で、今度は薄ピンク色した頂点を摘まみだした。


女奴隷「ん、くふぅ……」

卑猥な手つきに女奴隷は押し殺したようなくぐもった声を漏らし反応する。
お嬢様はその姿を可愛らしく思い、彼女のことをより一層求め始めた。
人差し指と親指で充血した突起を摘まみ刺激し、女奴隷の甘い反応を楽しむ。

女奴隷「ん――はぁ…………」

お嬢様「ここを、こりこりされるのが気持ちいいのね?」

女奴隷「はい……そこ、気持ちいい、です……」

今日初めて知った性による快感。だというのに、女奴隷はその甘美な中毒性に酔っていた。

女奴隷(お嬢様に触られると、ふわふわして、体の奥がキュンキュンする……)


お嬢様の手で撫でて欲しい。お嬢様の手で弄くって欲しい。お嬢様の手であの気持ちよさへ――。
願望は留まるところを知らず、もっともっとと際限なく溢れ出てくる。


お嬢様「じゃあ、どうして欲しいか、言ってみて」


お嬢様は愛撫していた手を止めると、そんな意地悪な言葉を女奴隷に投げ掛けた。

お嬢様は小さく勃起した乳首に触れないよう、あえて乳輪のみを弧を描くようになぞり焦らす。


女奴隷「お……お嬢様ぁ……」


切なげにお嬢様を見上げる女奴隷。
そんな視線など意にも介さず、依然、ぷくりと起っている乳首には触れずに、嗜虐的に口許を歪めながら指を這わし焦らし続ける。

お嬢様「ねぇ……ほらぁ、貴方は私にどうして欲しいの? 言ってみて、私にちゃんと聞こえるように」

女奴隷「――――して……」

お嬢様「聞こえないわ。どこをどうして欲しいの?」


ぼそぼそと女奴隷の耳に顔を寄せて言う甘い囁き。
甘いが故に誘われたら逃げようなどとは思えない。ましてや、行為の甘美さを知ってしまっている少女など言わずもがなだ。

女奴隷「――の……を――して」

求める。甘さと、その果てにある熱を。

お嬢様「――ふふ……分かって、いるわよね?」

意地悪げに微笑み、恥ずかしがる彼女にしっかりとした言葉を要求する。
女奴隷は今度こそ聞き取れるように言った。


女奴隷「――――――私の体を、気持ちよくして」

瞬間、お嬢様は両の人差し指で女奴隷の慎ましやかな、けれども発情し痛いほど勃起している乳首を弾いた。

女奴隷「あ――はっ……ん」

敏感な乳首から生じる電気的な刺激に女奴隷は思わずのけぞる。
いや、のけぞりそうになったところを、女奴隷に覆い被さるような体勢だったお嬢様に抱き止められた。
そのため、女奴隷の背にお嬢様の温かさと柔らかさが強く感じられた。


女奴隷にとってお嬢様が初めて触れた性の喜びであると同時に、初めて触れる人間の温かさでもあった。
それゆえか、お嬢様に触れられていると女奴隷の心の内側は熱に浮かされた。


女奴隷「ふわぁ……」

知らずとろけた声を漏らす。

つままれ、いじられる度に乳首は固くシコリを持ち、より一層勃起して存在感を放つ。
口端からは唾液を漏らし、乳首から発せられる快楽に体を踊らせ、甲高く喘ぐ。

お嬢様「ふふっ」


すっかり出来上がった女奴隷の顔を見て愉快げに笑うと、右手は胸を苛めたまま、左手を下へと這い寄らせた。

女奴隷「――!」ピクンッ

年相応に膨らんだお腹に触れた瞬間、女奴隷の体が跳ねた。
次いで、自身のお腹に触れているお嬢様の手を軽く握った。

お嬢様「言ったでしょう――」

不安そうな女奴隷に言い聞かせるような優しい口調と共に、お嬢様は小さい女奴隷の手を更に握り返した。

お嬢様「これは気持ちいい事だって」


女奴隷の黒く長いまつげが瞬いて止まり、瞳を覆い隠す。

女奴隷「きす、して……」


――アナタの熱を感じれば、その言葉が嘘じゃないって分かるから。

女奴隷は目蓋の裏にその思いを隠して、これから起こるであろうことを想像し、心を早鐘のように高鳴らせ、沈黙した。

お嬢様は愛撫を一時止めると、女奴隷の華奢な肢体を抱き締めた。
次いで首を伸ばし、覗き込むようにして、薄ピンク色の肉付きの薄い唇に自身のそれを重ね合わせた。

女奴隷「――――――……」

熱が、お嬢様の唇の熱が、女奴隷を焦がす。
焦げたのは唇であり、心であり、もうくたっと体全てをご主人様に投げ出した。

お嬢様は力の抜けた奴隷の体をひしと抱き締め直して、彼女のお腹を撫でる。

そうして指を這わせ、女奴隷の丹田をなぞり、淫核を通ってヴァギナの奥まで――。


お嬢様「濡れてる……」

女奴隷の乙女の芯はすでに快楽汁でじゅぷじゅぷと濡れに濡れていた。

女奴隷「やっ――!」

小さく首を振り、泣きそうな顔で自身の所有者を見つめあげる。


女奴隷「言わ、ないで……恥ずかしい………………」


消え入りそうな、か細い声で呟いた。
弱々しい声がお嬢様の鼓膜を叩き、ゾクゾクと嗜虐心を刺激する。

お嬢様「何で? 良いじゃないの、ほぉら……」


くちゅ


お嬢様は指で蜜を絡めとり、見せつけるように目の前で舐め取った。

女奴隷「な……なっ…………!」

お嬢様「甘いわぁ。もっと舐めたい気分」

言うが早いか、お嬢様は女奴隷を押し倒して仰向けにし、上半身――首筋、鎖骨、あばらの浮き出た胴、ヘソの穴――を舐めながら蜜壺へと下った。

窓から漏れた月明かりが蜜の溢れた肉壺を照らす。


お嬢様「やっぱり濡れてる……おねしょみたいね。胸を揉まれただけでこんなに濡らすなんて、随分と敏感なのね。ふふ、可愛いわぁ」


女奴隷「ひっ――言わないで……」

恥ずかしさで泣きそうになる女奴隷。
彼女は腕で真っ赤になった顔を覆い隠した。

けれど、顔を隠すだけで対した抵抗はせず、無毛の下半身を赤裸々に主人にさらけ出している。

お嬢様「つまり、好きにしていいってことね」


奴隷の痴態に舌舐めずりを一つ。
その舌で皮に包まれている突起を舐めた。

女奴隷「ひゃ、あ……そこ――」


お嬢様「クリトリスって言うのよ。気持ちいいでしょう? ――正直に言わないと、舐めるの止めちゃうかも」


女奴隷「くり……と、りす? はい……はいぃ…………くりとりす、舐められるの、きもち、あっ――きもちぃい、です……」


お嬢様「正直によく言えました。恥ずかしげに言ってるのもポイント高いわぁ。もっと舐めちゃう」


女奴隷「あ、あああぁ……きもちい……えっち、きもちいいよう」

ぴちゃぴちゃと卑猥な音を女奴隷に聞こえるようわざとたて、花芯をねぶる。
その度に快感から甘い声を漏らす女奴隷。
淫音の響く室内で、悶え腰を踊らせる幼い肢体。

呼吸をするように小陰唇がひくつき、膣口が外気にさらされる度に、幼いながらも濃いメスの匂いがお嬢様の鼻腔をつついた。

お嬢様「――――」

知らず口角を上げる。


――ああ、なんて可愛らしいのだろう。私が慰め、それによがり、反応する。
――ああ、なんて素晴らしいのだろう。私が与え、それを甘受し、歓喜する。

――決して裏切ることのない私の……私だけの女の子。私だけの奴隷。私だけのもの。


――ああ、なんて愛おしいのだろう……私の、可愛いお人形は。


お嬢様は器用に淫核を守っている皮を舌で剥くと、現れた赤く充血した花芯に迷うことなく吸い付いた。

神経が集中し敏感になっている小さなお豆は、柔らかいお嬢様の唇にくわえられ、舌でつつかれ、良いように弄ばれる。


女奴隷「あ……あぁ、ああはぁっん!!」


柔らかく肉付きの良い唇は、しょっぱく弾性のある肉豆を離すことなどなく、舐り嬲り、舌先を固くして押し潰すようにいぢめた。
性感帯への容赦ない攻めの果てに、陰核から心臓が止まるのではないかと思うほど、身体中に大きく電流が走った。


女奴隷「ひうぅん、あっあっああぁ――はぁあああん……んんっっッッ!!!」ビクンビクン


女奴隷の体が大きく弓なりに仰け反った。
それでも腰だけは押さえつけ、舐めることを止めないお嬢様。

びくんびくんと腰は跳ねて痙攣し、蜜壺からは余り余る乙女の蜜が、そしてその少し上、針の穴ほどの小さな穴が開き、透明な聖水を勢いよく吹き出した。

奴隷の蜜と聖水が混じりあい、お嬢様の金髪を、美顔を、口内を、洋服を汚す。
それだけには留まらず、噴水のごとく辺りに撒き散った。


お嬢様「あ――ああ……」

淫液を受け止め、言葉にならない呻きをあげ、お嬢様は確かに興奮した。

格下の少女に淫液を吹きかけられ汚されたからでもあるが、非合法な手段で手に入れた少女が、奴隷になどならず普通に暮らしていたら絶対に体験しなかったであろう痴態を晒す。
そんな奴隷少女の心中を考えるだけで、子宮が疼き、膣内が切なく蠢いた。
部屋の中に満ちる女奴隷が発した厭らしい匂い。

――我慢なんて出来るわけがなかった。

今日はここまでで。
多分、明日もこれる。

ごめん。今日、書き込めそうにない。
次くるのがいつになるかなんて確かなことは言えない。近いうちに。

気づいたら女奴隷に馬乗りになっていた。


女奴隷「……へ?」


お嬢様「貴方が私のことをどう思っていてもいい――」

驚ききょとんとしている女奴隷を見下ろして続ける。


お嬢様「私は貴方のことを手放すなんて真似絶対にしない。貴方は私だけのもの。貴方の意思なんて尊重しないし、寧ろ束縛しかしない」

お嬢様「でも、これだけは言えるわ」


お嬢様「貴方の一生涯を幸せなものにするって」


言ってお嬢様はスカートのファスナーを下ろし、パンツを脱いだ。ついで上を脱ぐ。ノーブラの胸がポロんと零れた。
これでお嬢様も女奴隷と同じ、生まれたままの姿となった。

そのまま腰を下ろし、正常位の体勢で、すっかり熱びた自身の花を、未だにひくつかせている女奴隷のそれに擦り付けた。


女奴隷「あ……あん」

お嬢様「――――――」

女奴隷の嬌声はお嬢様の耳には残らない。


『一刻も早く彼女を自分の色に染めなくては――――』


ある種の独占欲がぐるりぐるりととぐろを撒いて心を縛り、狂おしい程に所有物のことをいとおしく思わせる。
まるで初めて買って貰った万年筆に向けるような愛情。
決して他人に使わせてはなるまい、自身が所有者だと分からせるようシールを貼るような。
使い続けていればお嬢様の手に馴染むよう形を変える、いや、変えさせられる女奴隷。
そんな少女。


――一刻も早く手に馴染ませたい――自分なしは生きていけない体にさせたかった。
だから、狂ったようにじゅぷじゅぷと幼い少女に快楽を練り込んでいく。

――ほらぁ、良い顔になってる。

女奴隷の顔はだらけにだらけ、口の端からだらしなく唾液を垂らし、頬を上気させて、目は虚ろ。

――気持ちいいことしか考えてないって顔。


お嬢様の思惑通り進んで、内心ほくそ笑み、若干それが面にも出そうになった時だった。


女奴隷「――好き」


お嬢様「……え?」


女奴隷「お嬢様、すき、です……」


一瞬にして、たった一言で動きが止まる。かばかりか、先程まで考えていた邪な思考さえも霧消した。
今、女奴隷は好きと言ったか。誰のことを? ――それは…………。


お嬢様「私のことが、好き……?」

女奴隷「はい」


予想の外の言葉に面食らい、たじろぐお嬢様。
確かに服を買ってあげたりしたが、彼女の意思を無視した行いもしてきた。
それなのに好きなどと……。


そこで考えられるのは一つ。
気に入られようとして言ったある種の自己防衛だと言うこと。要するに媚びを売られたのである。


――媚びを売っておけば、後々楽できるとでも考えたのかしら。……嫌いじゃないけど、気分の良いものじゃないわね。

そんなクズ思考が脳裏をよぎり、なんとも言えぬ心地悪さに顔をしかめそうになったとき――。

女奴隷「お嬢様は熱だから――」


これまた予想外の言葉が女奴隷の口から告げられた。


お嬢様「はい……?」


女奴隷「私に、色々教えてくれた人。首を絞められて怖かった。服を買ってくれて嬉しかった。えっちなことをされて気持ちよかった。キスされてふわふわした」


女奴隷「――何もなかった私に名前をくれた」


女奴隷「正直、これが好きという感情なのかはまだ分かっていない。でも、私に熱のあつさを教えてくれた」

女奴隷「教えてくれたから、きっとアナタのことが好きになる。だから、今から好きって言うの」


お嬢様「会って一日と経っていない相手よ……」


女奴隷「そんなこと言ったら、こんなことをしているのもおかしい。それに、これからの一生涯を幸せにしてくれると言った。だったらこれから分かっていけばいい……」

どうせ奴隷の私に自由はないのだから、これからの人生にはお嬢様しかいなくなる。

そう言って、お嬢様にキスをした。

惚けた顔をしたお嬢様を見上げて一言。


女奴隷「続き、しよ」


お嬢様「……エッチな子ね」

お嬢様はふふっと軽く苦笑すると、キスを仕返し、右足を女奴隷の股に割り込ませた。松葉崩しの体位だ。


お嬢様「一緒に動きましょう」


女奴隷「はい……お嬢様の、ぐちょぐちょ――あっ」


お嬢様「貴方が悪いのよ。こんなに可愛くよがっちゃって――ああ、貴方はなんて可愛いのかしら。これじゃあ、満足なんてしてもしきれないわぁ」


女奴隷「ひゃん――ああ、あ……はげし……」


花と花とが重なりあう。花びらは擦れあい、溢れる蜜は混ざりあう。

――二人の熱が融けあい、一つとなる。


お嬢様の部屋に響く、くちゅくちゅと卑猥な音。


男と女の一方的な行為とは異なり、互いに心を通わせ、互いを気持ちよくさせようと下半身を敏感なところに押しつけ攻めあう。


女奴隷「あああぁ……くりが、えっちぃ、いい、いぃ……気持ちいいよぉ……」


お嬢様が腰を深く押しつけたその瞬間、女奴隷の淫核から全身に快感が走った。


お嬢様「そうよね……くりと、あんっ、りす――気持ちいいのよねぇ」


女奴隷「はっはい……あ、ぁ――私、も……」


お嬢様「あっあっ――あぁんっ」


女奴隷「お嬢様も、んあ――……気持ちい、い?」


お嬢様「ええ――ええ、気持ちいいわぁ――ぁ」


下半身を粘着的に押しつけあい、乙女二人は嬌声を洩らす。

女奴隷は陶酔を、お嬢様は愛おしさを瞳に映して……。

闇夜、青白い月光によってのみ扇情的に照らされる部屋の中、性による嬌声が響き、豊満で艶美たおやかな肢体とあどけないながらも妖しげで妖精的な肢体――そんな二つの肢体が踊る。


女奴隷「あ、あん――く、は、あぁ……お嬢さまぁ……もう、わたし…………」


お嬢様「イきそうなのね。んはぁ……く――私も、もう……」


女奴隷「いっしょ……いっしょに熱く…………」


お嬢様「ええ、一緒に、ん……イきましょう……あぁっん!」


女奴隷「お嬢さまっ……お嬢さまおじょうさまぁ――あああ、あぁぁっッ!!!」


お嬢様「んくふっ――あ、ああ――女奴隷ぃ!」


足を絡ませ、体を熱を――決して冷めることのない愛しい熱を、熱さを共有する。

互いが互いの名を呼び、絶頂へと――。

高まりが二人を同時に襲い、人恋しく切れない繋がりを求める心と人恋しく他人の熱を感じていたい心とが確かに繋がった。


性的絶頂の末、腰を痙攣させ、下半身を小刻みに震えさせる乙女二人。


お嬢様「はぁ――はぁ――」


女奴隷「はぁ……はぁ……お嬢様――」


二人は息を乱しながら、くたっとベッドに身を投げ出し、心地よいまどろみに浸るなか、手を伸ばし、お嬢様の手を握る女奴隷。


お嬢様「――女奴隷」

女奴隷は足をほどき、腰を離す。蜜壺同士で透明な糸が引いた。

そのままベッドの上を這い、お嬢様の肩に頭を下ろした。

お嬢様はそれを腕枕で迎え入れる。女奴隷は二の腕を枕に甘えたようにすりよる。


お嬢様「気持ちよかった?」


女奴隷「はい……」


キスを一つ。
熱に浮かされた女奴隷の頬は赤く、熱びた瞳はお嬢様のみを映す――。


――どこか……根本を同じくした少女のことを愛おしく思う……思いあう……。


今はそれだけでいい――。

お嬢様「また、しましょうね」


女奴隷「はい……くんくん――」


お嬢様「どうしたの?」


女奴隷「お嬢様、おしっこ臭い……」


お嬢様「えっ? ……ああ、貴方が私にかけたんじゃない」


女奴隷「お風呂、入ろう……一緒に」


お嬢様「そうね、そうしましょう。……ベッドは……メイドに任せればいいか」


ドア「」ガタッ、トタトタ


お嬢様「……?」


女奴隷「だれか、ドアの前に、いた?」


お嬢様「ちょっとだけ開いているわね――まるで誰かが覗いていたみたいに……」

お嬢様「ま、いいわ。お風呂行きましょうか」


女奴隷「はい……でも、私、疲れてる。だから、あんまり、動けない……かも」


お嬢様「ふふ、えっちすること前提なのね――それならそれでいいわ、一度、足腰立たない相手を一方的に攻めてみたかったのよ」

お嬢様「ああ、貴方はどんな可愛い反応をしてくれるのでしょうね」


女奴隷「……私に、何をしてもいい。けど――」


お嬢様「けど?」


女奴隷「私の鎖だけは、絶対に、離さないで」


お嬢様「ふふ、当たり前よ――」


お嬢様「――貴女はやっと見つけた私の可愛いお人形なんですもの。絶対に手放してなんかやるもんですか」


女奴隷「――――――」ニコッ

タチ先生の双角カンケイが気になる。
今日はここまでで。いつも乙ありがとね

――少し前、廊下


ご令嬢「ああ、夢にまで見たお姉様との同棲ですよ。お姉様と同じ屋根の下で食事はおろか、寝泊まりからお風呂にいたる私生活全般を共にするなんて……考えただけで空を飛べるんじゃないかと錯覚するほど心が高鳴ってしまいますですよ」タラララーン

ご令嬢「お姉様、部屋にいらっしゃるでしょうか? ふふふ、きっと突然お風呂に誘うからびっくりされることでしょう」


ご令嬢「お嬢様『何? 一緒にお風呂に入りたいの?』」

ご令嬢「はい、お嬢様。一緒に背中洗いっこしましょう。何でしたら、背中以外の所も丹念こめてごしごししちゃいますですよう!」

ご令嬢「お嬢様『ふふふ、そんなこと言われちゃったら私、我慢なんて出来ないわぁ』」

ご令嬢「きゃー、お姉様、そういうことは体を洗ってからですわ!」


ご令嬢「なんてなんて! きゃー、お姉様ったら大胆だわっ! 婚姻前だというのに……そう! はしたない! はしたないのですわ!!!」


ご令嬢「ふへへ、戯れの楽園までもう少し。体を楽にして、天井の染みを数えているうちに終わるですよう、お姉様っ!」


メイド「あの……」


ご令嬢「ひゃい!? めっ、めめめめ、メイド!! いっ……いつからそこに!?」


メイド「いつからと言いますと……余り似ていない物真似からですね」


ご令嬢「一番見られたくない所じゃないですか、やだー」

ご令嬢「いたんならいたと言うべきですよ。盗み聞きなんて趣味が悪いです……です!!」


メイド「……これは失礼しました、ご令嬢様」
   (あんたが勝手にはしゃいでたんだろうが、廊下で……)

メイド「ついでに言いますと、お姉様に用なのでしょうけれど、今は止しておいたほうがいいかと思われます」


ご令嬢「何で? 部屋にいないの?」


メイド「いはすると思いますが……」


ご令嬢「歯切れが悪いですねぇ。八重歯あたり研磨したほうがしたほうがいいんじゃないですか?」

ご令嬢「……まさかとは思いますけど、嫉妬からボクをお姉様に会わせないようにしてます?」


メイド「そういうわけでは―― 女奴隷「ひゃ、あ……そこ――」 」

ご令嬢「……今の声って……ドアの向こう、お姉様の部屋から……」


メイド「あ、あのですね、これは……って、ちょっと……」


ご令嬢「少し、だけ」ガチャ




メイド「これは――」


ご令嬢「――――」
   (裸の女の子……その下半身にむしゃぶりついているお姉様)


女奴隷『………………くりとりす、舐められるの、きもち、あっ――きもちぃい、です……』

お嬢様『正直によく言えました。恥ずかしげに言ってるのもポイント高いわぁ。もっと舐めちゃう』

女奴隷『あ、あああぁ……きもちい……えっち、きもちいいよう』


ご令嬢「メイド――」


メイド「……はい」


ご令嬢「お姉様がしていること、分かる?」


メイド「……少女の女性器を舐めてます」


ご令嬢「そう、ですね……」


メイド「――――」


ご令嬢「――――」


メイド「――――」


ご令嬢「あ、お姉様の顔に……」


メイド「潮噴いてますね、女奴隷……」


ご令嬢「お姉様、嬉しそう……」


メイド「ええ……」

メイド「――あれは!?」


ご令嬢「――下半身を合わせて、お姉様が馬乗りになって……はは」


お嬢様『貴方の一生涯を幸せにするって』


メイド「――――」ワナワナ


ご令嬢「一生涯……きょうびプロポーズでも聞かないですよ、そんなセリフ。ボクは言おうと思ってましたけど……」

女奴隷『――すき』

女奴隷『お嬢さま、すき、です……』


メイド「は……はは……」


ご令嬢「――ねぇメイド」


メイド「……な、なんでしょうか。今ちょっとおかしくって私。起きているのに夢を見ているんですよ。ひどい悪夢です。私だってお嬢様に幸せにする何て言われたことないのに、あんなぱっどでの人間家畜が、人間以下のダッチワイフ奴隷がお嬢様に幸せにさせられるなんて……私だってお嬢様に好きって何度もなんどもナンドモ――」


ご令嬢「……メイドは、お嬢様と……その、えっち……したことあるの……?」


メイド「――私が世界で一番お嬢様のことが大好きなんだ。愛せるんだ。私はお嬢様の全てを知っているんだ。だからだからだからだからからからからからからから――――はい? お嬢様とえっちですか?」


ご令嬢「メイド……あなた……」


メイド「ありますよ。あります。ばりばりです。お嬢様って太ももの内側が弱いらしくそこにキスすると喘いでくれるんですよ。私の口でキスで唇で私でよがってくれるんです。サディスティックに私のことを調教してきた時は私壊れちゃうかと思ったものですが、私はお嬢様のメイドです。まさかお嬢様より先にお釈迦になるわけにはいきませんものね。おかげで今では苦痛が……肉体的にも精神的にも涙が出ちゃうくらい快楽です。それがお嬢様が私に望んだことですもの。私も嬉しい。ああ、私ってとっくにお嬢様色に染められていたんですね。――でも、でも、でもでも」


メイド「わたし、お嬢様とセックスしたことないんですよ」


メイド「いえ、いえいえ失礼、間違えました。私セックスどころか、お嬢様の唇にキスしたことないんです。ていうかキスされたこともないですね。はは、なんで、なんでなんであんなお嬢様のことを何も知らない奴隷が愛を……私より私だって私の方が――」


ご令嬢「め、メイド……?」


女奴隷『お嬢さまっ……お嬢さまおじょうさまぁ――あああ、あぁぁっッ!!!』

お嬢様『んくふっ――あ、ああ――女奴隷ぃ!』


メイド「――何で、あの娘の方が幸せそうなの?」


ご令嬢「…………」


メイド「ははは……」


お嬢様『……ベッドは……メイドに任せればいいか』


メイド「」ガタッ


ご令嬢「ちょっとメイド! ……ここは撤退するですよ。ほら一緒に」トタトタ


メイド「ああ……お嬢様……。お嬢様にとっての私っていったい……?」


ご令嬢「…………」
   (お姉様……ボクは……)

ここまでで。


メイド的にはお風呂でクンニはノーカンなんだな
というか女の子同士って線引き難しいよね

>>105
この場合のセックスは貝合わせのこと。紛らわしくてごめんなさい。
ついでに言うと、メイドはお嬢様に愛撫とか奉仕はしたことあるけど、逆にされたことはない。シたあとに自室に戻って思い出しながら一人でシてる。

エロss転移するらしいね

しばらく非エロパート
投下~

――朝。

――――――
――――
――


?「もう私は貴方のお母さんじゃないわ。この家も出ていくから」


お嬢様「なんで? なんでそんなこと言うの?」


?「……本当はね、お父さんのこと好きじゃなかったのよ。それにねお母さん、本当に好きな人ができたの。その人と一緒になるには貴方とお父さんが邪魔なの」


お嬢様「分からないよ……分からないよ……。お母様は私のこと好きじゃないの――?」


?「……ああもうめんどくさい。金持ってたから遊んでただけなのに、貴方なんてできちゃって……。貴方の事なんて好きじゃないし、貴方なんかに愛をあげようとは思わない」


?「私はね――」


 「――貴方なんて―――― 女奴隷「お嬢様っ!!」 」


――
――――
――――――

女奴隷「お嬢様! お嬢様!」


お嬢様「……女奴隷」


女奴隷「お嬢様! 良かった、目が覚めた……うなされて、て?」


お嬢様「女奴隷……」ダキッ


女奴隷「……! ――!? お嬢、さま……?」


お嬢様「貴方には……」


女奴隷「はい?」


お嬢様「貴方には私が必要よね?」


女奴隷「……?」


お嬢様「私がいなかったら路頭に迷うし、日々の食べ物にも困る。服だってみすぼらしいものを着回すことになるし、家が無いんだからどこで強姦されるか分からない。そもそも戸籍を持たず不法入国した貴方がどうなるかなんて……」


女奴隷「落ち着いて」ギュッ


お嬢様「う――」


女奴隷「私には、お嬢様が、必要……」


お嬢様「女奴隷は……私のこと好き? 愛してくれる?」


女奴隷「はい、お嬢様が望む、なら。私は、お嬢様の物、だから……」

女奴隷「だから、泣かないで……」ナデナデ


お嬢様「う、うっ……いなくならないでぇ…………」ヒックヒック


女奴隷「お嬢様が、私を捨てるまで、ずっと、そばにいる……」ナデナデ


お嬢様「女奴隷……おんなどれい………………おかあ、さまぁ……」ヒックヒック


女奴隷「…………」ナデナデ

――

女奴隷「落ち、着いた?」


お嬢様「ええ、ごめんなさいね。みっともない姿見せちゃって……」


女奴隷「いい。役にたてて、良かった」


お嬢様「……聞かないの、なんで泣いてたか?」


女奴隷「気になる、けど……話したくないなら、話さなくて、いい」


お嬢様「……ごめんね」


女奴隷「気にしなくていい」


ドア「」コンコン

メイド「お嬢様起きていますか……」


お嬢様「メイド? 起きているわ」


メイド「……失礼します」ガチャ

メイド「――! 昨夜は随分と遅くまで起きていらっしゃったんですね……。寝不足で顔が酷いことになっていますよ……」


お嬢様「……顔を洗ってくるわ」


メイド「朝食の準備は済んでおりますので……あと、ベッドシーツは今晩には乾くと思われます」


お嬢様「そう……」


女奴隷「」チャラ
   (鎖が引っ張られて……)


お嬢様「お願い、ついてきて」


女奴隷「はい」


メイド「」キッ


女奴隷「……」


お嬢様「メイド……睨むのを止めなさい」


メイド「――!? 違います! 私は……」


お嬢様「いいから、そういうの……女奴隷、いきましょう」


女奴隷「はい……」チラ


メイド「……」グッ


ドア「」バタン


メイド「……あの目……あの憐れみの……」ギリッ

メイド「こんなに尽くしているのに……なんで……女奴隷ばっかり…………女奴隷ぃ――――――――」ギリリッ

――食堂

ご令嬢「あ、ごきげんよう……お姉様……」


お嬢様「ごきげんよう、ご令嬢」


ご令嬢「……おはよう、えっと……女奴隷ちゃん……」


女奴隷「……おはよう、ございます」


お嬢様「はら早く、隣に座って」


女奴隷「はい」


メイド「遅くなりました」ガチャ


お嬢様「私たちも今来たところよ。さ、早くいただきましょう」


ご令嬢「……あの、お姉様…………」


お嬢様「? 何かしら」


ご令嬢「その……お姉様と女奴隷ちゃんは、えっと、お付き合いしているの……ですか?」


メイド「――ご令嬢ッ!? なんてタイミングで――」バン


ご令嬢「でも……でも、こんなもやもやした気持ちで、お姉様――お嬢様の前にいれないんです――!」


お嬢様「……付き合ってはいないわ」


ご令嬢「そうですか――だったら何で昨日、え……えっちしてたんですか?」


お嬢様「したかったからよ。貴方だって薄々名前で気づいているんでしょう。女奴隷は私が金で買った奴隷よ。奴隷をどう扱おうと私の勝手だわ」


ご令嬢「――っ! じゃ、じゃあメイドと……メイドと初めてエッチなことしたのは何時ですか……?」

お嬢様「そんなこと聞いてどうするのよ。……大体一年半くらい前から……」


ご令嬢「そんなに前から……騙してたんですか?」


お嬢様「はい?」


ご令嬢「好きって言っていた僕のことをです! 長い間メイドとエッチなことしているのをひた隠しにして、初めて会った女の子を性奴隷にして。――だったら何で、なんで――」

ご令嬢「なんで、ボクとはしてくれなかったんですか――!」


メイド「――ご令嬢ッ!」


ご令嬢「好きなんです。初めて会ったときから、好きなんです。ボクの顔、可愛くありませんか? ボクの体に欲情しませんか? ちょっとでもお姉様の触手が動いたんなら、ボクとしてください。――エッチなことしてください!」


メイド「あなた、なんてことを――」


お嬢様「ごめんなさい――」


女奴隷「…………」


メイド「――!?」


ご令嬢「」ピクッ


お嬢様「私ね、貴方たちが私に言う、好きって言葉……信じてないの」


メイド「な――」


ご令嬢「どうして……?」


お嬢様「言葉だけならなんとでも言えるわ……あの人もそうだった」


メイド「私の……言葉も、ですか……」


お嬢様「ええ。……貴方とエッチしたのだって都合が良かったからですし」


メイド「……私のこと、嫌いですか……?」


お嬢様「嫌いではないわ。身近にいて好意を寄せてきて、そんな貴方のことを私自身悪くは思っていなかったから、都合が良かったわけだし」

お嬢様「でも、いつかは貴方も私の目の前から居なくなってしまうわ」


メイド「そんなわけ――」


お嬢様「――女同士よ、私たち。思いあうことは出来ても、結ばれることはないわ」

メイド「……そんな、こと……」


お嬢様「私だって家のために結婚するでしょう。そのとき、貴方は私のこと好きでいて幸せになれる? きっと後悔するはずよ、一時の感情に身を任せて、私と思いを通わせあったら――」


メイド「…………そんな」


お嬢様「好きで居続けることなんて無理よ」


メイド「……私は」

メイド「――――」ウルッ


メイド「ごめんなさい、少し暇をください……」ダッ


ご令嬢「ちょっ……メイド! ……お姉様、ごめんなさい」ダッ


ドア「」バタン


女奴隷「…………」


お嬢様「は、はは……」


女奴隷「……満足、した?」


お嬢様「やっぱり、これで良かったのよ……」


女奴隷「……私は、そうは思わない」


お嬢様「何でよ……これが一番良かったのよ!」

お嬢様「愛なんて不確かなものを無償で勝手に寄越して、けど自分の都合で勝手に捨てて……」

お嬢様「捨てられた側の気持ちなんて考えもせずに……寂しくて寂しくて、私のどこが悪かったのか考えて、でも分からなくって」

お嬢様「だったら愛なんて受け入れずにいたほうが、人の温かさなんて知らずにいたほうが良かった」


女奴隷「でも、人の……他人の熱を、アナタは求めている」


お嬢様「あの人の――お母様のせいで知ってしまって……メイドのせいで思い出してしまったもの、熱のあつさを……。――だから、貴女がいるの」


お嬢様「決して裏切ることのない私だけの物。私を必要として、私だけで世界を構築する私に逆らえない女の子」


お嬢様「そうよ。私には貴女だけいれば良い。貴女は私を裏切らないでしょう」


お嬢様「だって……だって――」











お嬢様「貴女は私の可愛いお人形なんですもの」






女奴隷「……『感情的になると矛盾を言うやつの心には大抵ヒビが入っている。傷ついて砕け散ってしまうのを恐れているから矛盾する』」


お嬢様「え――?」


女奴隷「私が昔、言われた言葉――」


女奴隷「……朝は話したくないことは話さなくて良いって言ったけど……話して。昔、何があったの――何に傷ついたの――?」




女奴隷「どうして裏切られない愛が欲しいの?」

続きは お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」
    お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」 - SSまとめ速報
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で書きます。

html化依頼は出しておきました。

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