八幡「地獄のような日々だ」 (958)
※NTR系苦手な方は注意です
戸部「なあなあ、ちょっと遊びに行かね?」
三浦「戸部さ、あーしら受験生なわけだし」
戸部「まあ、そうなんだけどさ。ほら、気分転換みたいな」
三浦「あのね…」
海老名「でも、気分転換は必要だと思うよ」
戸部「さすが海老名さんっ、わかってる~」
三浦「海老名も…戸部が調子に乗るから…」
海老名「でもさ…今の結衣には、そういうのも必要かも」
三浦「あ…そっか…そうかもね」
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戸部「わかってんじゃん、結衣も誘ってさ!」
三浦「あんたは、結衣のことは二の次でしょ」
戸部「そんなことないって、大切な友達じゃんかっ!…あと隼人君は…どうかな」
海老名「どうだろ?やっぱり彼女優先になるんじゃないかな?」
三浦「彼女…」
戸部「あ…これ禁句だわ…」
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奉仕部
雪乃「暑いわね」
八幡「夏だからな…」
雪乃「今日も由比ヶ浜さんは来ないの?」
八幡「ま、休むって言ってたからな」
雪乃「そう…なにかあったのかしら?」
八幡「さあな」
八幡(まあ、予想はついてるが…)
雪乃「比企谷くん、おかわりはいる?」
八幡「そうだな…」
雪乃「じゃあ、代わりのを淹れるわね」
八幡「サンキュ」
コンコン
八幡「ん?誰だ?」
ガラガラ
葉山「すまない、お邪魔しても大丈夫かな?」
雪乃「葉山くん…」
八幡「葉山…」
雪乃「時間まで、教室で待ってるはずでしょう?」
葉山「それは悪かったよ、時間を持て余しちゃってさ」
雪乃「まったく…」
八幡「…」
八幡「ゴミ袋いっぱいになりそうだな、俺が捨ててくる」
雪乃「あ、いいわよこんなの。私の役目だもの」
八幡「気にすんな、大した手間でもないしな」
雪乃「ごめんなさい」
スタスタ
雪乃「まったく、変な空気になってしまったわね」
葉山「悪かったよ、座ってもいいかな?」
雪乃「ええ、勝手に椅子は持ってきて」
葉山「わかった」
葉山「…」
雪乃「どうかしたの?」
葉山「いや、改めて感じるんだよ、君と恋人になったんだなって」
雪乃「…母さんたちが決めたことでしょ、婚約だなんて」
葉山「それでもいいさ、時間はたっぷりあるんだし」
雪乃「…」
葉山「しかし、ここもすっかり勉強部屋って感じだね」
雪乃「そうね、依頼なんてあまり来ないから仕方ないわ」
葉山「……雪乃ちゃん」スッ
雪乃「…えっ?な、なにをする気…?」
葉山「こういう場所もいいものだね」
雪乃「だ、だめ…こんなところで…っ!」
葉山「こんなところじゃないならいいのかい?結構エッチだね、雪乃ちゃんは」
雪乃「揚げ足をとらないで…だっ…だめよ…!」
雪乃「比企谷くんに見つかったら…っ!」
葉山「大丈夫だよ、ゴミ捨てに行ったならすぐには帰って来ないし」
葉山「ほら、力を抜いて」
雪乃「だ、ダメ…スカートに手を入れないで…っ!あ、ああ…っ!」
葉山「今日は白か、いいね。君にとても合う色だと思うよ」
スタスタ
八幡(あの二人が付き合いだしてどのくらい経ったか…)
八幡(既に婚約してた間柄だとは思ってなかったが…それよりも付き合いだしたのは驚いた…)
八幡(将来結婚の約束があるのなら、どの道同じなんだが)
八幡(それ以来…俺はこの心のわだかまりから解放されてない)
八幡(これって嫉妬か?寂しさとか…そのた諸々)
八幡「俺って、こんな人間だっけ?奉仕部に長く居すぎたな」
八幡「そういや、それからしばらくして、由比ヶ浜も元気なくしたよな」
八幡(それから、奉仕部には顔を見せなくなった)
八幡「由比ヶ浜…どうしたんだろうな」
八幡「…雪ノ下、そういえば今葉山と二人きりか?」
八幡「……」
タタタタタ
八幡(くそ…なに急いでるんだよ、俺は…!)
ガラガラ
八幡「はあ…はあ…」
葉山「比企谷、早くないか?」
雪乃「息が切れてるわよ?大丈夫?」
八幡「……あれ…?」
雪乃「どうかしたの?」
葉山「比企谷?」
八幡「いや…」
八幡(俺の思い過ごしだったか?…まあ、いくらなんでもこんなところで…)
八幡「…!」
雪乃「比企谷くん?」
八幡(雪ノ下の服が乱れてる…スカートもめくれてる…)
八幡(必死で直した跡か…てことはこいつら、ついさっきまで…)
葉山「どうかしたか、比企谷?」
八幡「いや、なんでもねぇよ」
葉山「そうか?」
八幡「それより、どうするんだ?このまま居座るのかよ、お前」
葉山「そうだな…せっかく来たんだし、3人で勉強しないかい?少しだけでも」
八幡「…」
八幡(少しは自重しろよ…こいつは)
葉山「雪乃ちゃんはどうだい?」
雪乃「私は別に構わないけれど…比企谷くんはどうかしら?」
八幡(ここで断っても、大人げないか…)
八幡「わかったよ」
葉山「ありがとう、比企谷」
八幡(白々しい奴…)
雪乃「さすがにこの3人での勉強となると捗るわね」
葉山「確かに、皆成績がいいからね」
雪乃「理系がピンチの人もいるけれど」
八幡「うっせ」
雪乃「二人とも、お茶のおかわりはいるかしら?」
葉山「ああ、もらえるかな?」
八幡「俺も」
八幡(…なんか…)
雪乃「はい、葉山くん」
葉山「ありがとう、雪乃ちゃん」
八幡(妙な疎外感がある…)
雪乃「はい、比企谷くんも」
八幡「おう」
八幡(別に、見る限り雪ノ下の態度は平等だが…)
八幡(雪ノ下の視線、表情、しぐさ…それらが葉山にわずかに向かってる気がして…)
八幡(駄目だ…くそ)
雪乃「どうかしたの、比企谷くん?具合が悪そうよ」
八幡「そんなことねぇけど…」
葉山「無理はしないようにね」
八幡「んじゃ、お言葉に甘えて今日は帰ろうかね」
八幡(これ以上は居づらいしな)
葉山「それなら…俺達も切り上げようか」
雪乃「そうね、そうしましょう」
八幡(葉山、お前が決めんな)
-------------------------
八幡「それじゃ、俺はこっちだから」
葉山「ああ、またね」
雪乃「さよなら、また明日」
八幡「……」スタスタスタスタ
八幡(あいつらはショッピングモールに寄って行くみたいだな…)
家
八幡「ただいま」
小町「おかえり~、お風呂沸いてるよ~」
八幡「おう、入るわ早速」
ザバーーーン
八幡「…ふう」
八幡「…あいつら、買い物とかした後…晩めし食べて…それから」
八幡「ホテルか…」
八幡「時間的には…今頃、買い物か晩飯くらいか?」
八幡「風呂でなにしてんの、俺…」
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その頃…ウナギの店
雪乃「ねえ、葉山くん…」
葉山「なんだい?雪乃ちゃん」
雪乃「まだ学生の身でこんな高い物…」
葉山「まあ一つ5000円だね。なかなか奮発したよ、でも君との食事だし、たまにいいだろ」
雪乃「……」
葉山「どうかな?味は」
雪乃「さすがにおいしいわね」
葉山「俺は、後でもっとおいしい物を頂くけどね」
雪乃「えっ?」
葉山「いや、なんでもないよ」
家
小町「おに~~ちゃ~~んっ、お風呂長すぎるよっ!」
八幡「はっ!…長くつかり過ぎた…うえ…ふらふらする…」
小町「もう、どうしたのよお兄ちゃん…大丈夫?」
八幡「お、おう…大丈夫だ…問題ない」
小町「全然大丈夫には見えないけど」
八幡「とにかく悪かった…部屋戻るな」
小町「大丈夫かな…」
バタン
八幡「はあ…くそう…なんなんだよ」
(^-^)つ渋
陽「フフン 雪乃ちゃんもまだまだ甘いな~もっと大人の世界を知らないと。大体うちの政略結婚の相手としては、隼人じゃちょっと物足りないと思わない?」
雪「え・・・?」
陽「そりゃ葉山のおじさまは優秀なうちの顧問弁護士だし、おばさまも医者だから一般家庭としては裕福な家だけど、どちらも世襲できるような職業じゃないじゃない?優秀な弁護士の息子が優秀になるとは限らないし?うちの会社もそこそこ大きな会社だからね・・・その顧問弁護士に求められるのは血筋じゃなくて弁護士としての実績だよ。仮に隼人が優秀な弁護士になったとしても、うちの顧問弁護士になるのには20年は掛かるんだよ?そんな不確定要素を待つより、他から優秀な弁護士連れてきた方が良いに決まってるじゃないの。それに会社が全国~世界展開していくと、顧問弁護士も大きな弁護士事務所にお願いすることになるでしょ」
八雪「「・・・・」」
陽「だからぁ、本気で政略結婚させるつもりなら、隼人なんかじゃなくて、どこかの大企業の御曹司を宛がうに決まってるじゃないの。事実私にはそんな縁談が来そうだしね・・・」
八幡「…今頃、ホテルとか行ってたりして…」
八幡「いや、バレたらヤバいぞ?いくらなんでも行ってないだろ…」
八幡(つっても、もうやることはやってるよな…とっくに)
八幡(あの葉山がしないとも思えんし)
八幡(それにしても…壁を貫通して…)
八幡(葉山に抱きしめられて、尻撫でられて喘いでる、パンツ一枚の雪ノ下が鮮明に思い浮かぶのは何故だ?)
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雪乃「あ……っ、は、葉山くん…!そ、そんなに強く揉まれたら…私っ!」
葉山「雪乃ちゃん、こういう時は下の名前って言っただろ?」
雪乃「あぁ…くっ…隼人…くん…っ」
葉山「全く、言いつけを守れないならお仕置きが必要かな?」
雪乃「うっ…うん…っ!あっ…!だ、だめぇぇ…!」
葉山「比企谷が今頃、俺達のことを考えてるかもしれないよ」
雪乃「い、いや…言わないで…あぁ…!そ、そんなの…っ」
葉山「あははっ、もう雪乃ちゃんはとっくに汚れてるのにね」
葉山「彼はいつまでも、雪乃ちゃんを幻想の中に置いて綺麗なままにさせたいのかもね」
雪乃「い、いやぁぁぁ…!」
葉山「さっき食べたうな重が、前菜にしか思えないよ雪乃ちゃん」
葉山「それくらい、君は綺麗だ」
雪乃「は、隼人…くん…っ」
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次の日
結衣「……今日もいい天気」
結衣「でも…あたしの中はあんまりいい天気じゃないかな」
三浦「結衣、おはよ」
結衣「優美子…おはよ」
三浦「おはよ…やっぱ元気ないね」
結衣「あ…うん、まあ」
三浦「最近はさ、奉仕部にも通ってないんでしょ?」
結衣「うん…そうだね」
三浦「…理由とかさ、聞いてもいい?予想はできるけどさ」
結衣「優美子…」
三浦「親友が元気ないって絶対嫌だし、あーしができることなら…助けたいし」
結衣「うん…ありがとう」
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ガヤガヤ
八幡「由比ヶ浜…もう行ったか」
八幡「今はあいつとは顔合わせづらいな…」
八幡「ていうか、昨日はすごい妄想してしまった…」
八幡「あれ、おかずにしたくらいだしな…さすがにヤバいな」
八幡「現実に起こってたら笑えるが…」
相模「あれ?比企谷じゃん」
八幡「相模…」
相模「死にそうな顔してどうしたの?」
八幡「なんでもねぇよ」
相模「なんでもないんならさ、ちょっと付き合わない?おもしろい話聞かせてあげる」
八幡「なんだよ、話ならここでできるだろ?」
相模「それもそっか、あんたさ奉仕部の二人から愛想つかされたって言われてるよ」
八幡「はあ?意味わかんねぇ」
相模「なんていうか、葉山君と雪ノ下さん付き合ってるみたいだし、結衣ちゃんは避けてるみたいだし」
八幡「…」
相模「それだけ見たら、キモイあんたを二人が遠ざけてるように見えるんじゃない?」
八幡「…そうかよ」
相模「あれ、なんも言い返さないの?まあ、無理だしね?図星つかれて死にそう?」
八幡(こいつは性根心底悪いな…)
相模「あははは、うち、あんたのそういう表情見たかったんだ~」
八幡「お前…俺を卑下するのはいいけど…」
相模「え?なによ?」
八幡「それをしたからって、お前が過去に失態をした事実は消えないぞ?」
相模「…っ!…なによ、比企谷のくせに…!」
八幡(こいつ煽り耐性ないな、全く進歩してない…アホだ)
スタスタ
相模「あ、ちょっと、待ちなさいよ…!」
昼休み
三浦「ヒキオがね」
結衣「うん…ゆきのんが隼人くんと付き合ってさ」
三浦「うん」
結衣「それから…ヒッキー変わっちゃった」
三浦「見た感じあんま変わってないけど」
結衣「ヒッキーは感情あんまり表に出さないし」
結衣「でも…ヒッキーはずっとゆきのんのこと気にしてるし…」
結衣「すっと…」
三浦「…」
結衣「あたしなんて入り込むスペースなくなっちゃった…たははっ」
三浦「あいつ…」
結衣「あ、でもヒッキーが悪いんじゃないよ?」
三浦「いや、あいつが悪いっての。ただの逆恨みでしょ」
結衣「ち、ちがうよ…」
三浦「なにが違うの?」
結衣「ゆきのんも…奉仕部では普通だけど…もう、隼人くんの物だし…ヒッキー辛いと思うよ」
三浦「あの二人って婚約してたんでしょ?許嫁だっけ」
結衣「うん…みたいだね」
三浦「どの道入り込む隙間なんてないじゃん」
結衣「…」
三浦「雪ノ下さんのこと忘れられないあいつが悪いんだっての」
結衣「…」
三浦「結衣はさ、それで奉仕部に行かなくなったんだ?」
結衣「うん…居づらくなって…」
三浦「ま、それでいいんじゃない?」
結衣「優美子?」
三浦「辛いのに行く必要ないって、あんたの精神衛生上にもよくないし」
結衣「で、でもさ…」
三浦「ヒキオが雪ノ下さん見てる以上仕方ないでしょ?もう忘れた方がいいと思うけど」
結衣「そんなこと…」
三浦「結衣だっていままで奉仕部に行ってないじゃん」
結衣「それは…そうだけど…」
三浦「よし、気分転換に今日はごはん行くしっ!」
結衣「え、どうしたの急に?」
三浦「いいでしょ?」
結衣「うん…いいけどさ」
ガラ
八幡(あ…由比ヶ浜と三浦…帰って来たか)
戸部「あれ、どこ行ってたん?」
三浦「ん~?ちょっとね」
葉山「結衣、大丈夫かい?」
結衣「あ、うん。全然大丈夫だよ~」
八幡「リア充共の会話…こんなに反吐が出るもんか…?」
八幡「いや…葉山が入ってるからか…」
葉山「…」チラ
八幡「…あいつ…なんだよ、あの勝ち誇ったような表情は…!」
ドンっ
「ちょっと、邪魔なんだけど?」
八幡「えっ…あ、ごめん」
モブ「…?なにあいつ…?」
モブB「さあ…?」
八幡「………」
------------------------------------
放課後 奉仕部
雪乃「ん…あぁ…!…こんなところ見られたら…あぁ…っ」
葉山「見せつけてやってもいいんだけど」
雪乃「いや…だ、だめよ隼人くん…それは…っ!」
葉山「比企谷を椅子にでも縛り付けて、目の前で君を抱くなんて考えると…」
葉山「彼はどんな気持ちになるのかな?」
雪乃「そ、そんなの駄目…絶対にだめよぉ…あ、あんっ…!あぁ…!」
葉山「そんなに否定されたら嫉妬しちゃうじゃないか」
雪乃「あ、あん…っ!あぁ…あっ…!あぁぁ……!は、はぁ…っ…ゆ、許して…っ、隼人くん…っ」
葉山「比企谷が来るまで、もう少しかかりそうだね」
雪乃「は、はぁぁぁ…っ!」
八幡「気づいたら、教室に葉山がいなかった…まさかとは思うが…」
ガラガラ
八幡「…」
葉山「やあ、比企谷」
雪乃「……あら、遅かったわね」
八幡「今日もいんのかよ」
葉山「ダメだったかな?」
八幡「俺が決めることじゃないからな」
雪乃「…」
八幡(服をあわてて直した跡があるな…昨日よりも乱れてないか?)
八幡(こいつら、どんなことしてんだよ…)
葉山「どうかしたかい、比企谷?」
八幡「いや…なんでもねぇよ。自習始めるか」
雪乃「そうね、始めようかしら」
カリカリ
雪乃「…」
葉山「…」
八幡「……」
雪乃「そういえば」
八幡「なんだ?」
雪乃「あなたは成績上がってるようね」
八幡「ま、そりゃあな」
葉山「すごいじゃないか、比企谷」
八幡「…」
雪乃「葉山くんも上がってるでしょう?」
葉山「そうだったかな?そんなでもないけどね」
雪乃「あの成績からさらに上げてくるなんて、さすがね」
八幡「…」
葉山「はは、ありがとう雪乃ちゃん」
雪乃「いえ」
八幡(二人の何気ない会話を聞いてるのが…辛い)
葉山「そういえば、昨日のうな重だけど」
雪乃「どうしたの、急に?」
葉山「いや、おいしかったねっていう話だけど」
雪乃「そうね、久しぶりにおいしいウナギだったわ」
八幡「ウナギね」
葉山「比企谷も行ってみたらどうだ?5000円するが」
八幡「高すぎるっての」
八幡(昨日そんな所行ったのかよ…しかも多分その後は…)
八幡(なんだ、この見せつけられてる感…公開処刑か?)
八幡「……」
葉山「大丈夫か比企谷、本当に?顔色が悪いぞ?」
雪乃「……」
八幡「大丈夫だ、なんでもない」
-----------------------------------------
八幡「それじゃあ、またな」
葉山「ああ、またね」
雪乃「さようなら…」
カラカラ
葉山「う~ん、あれは感づいてるね。さすが比企谷」
雪乃「あなた…わざとやってるんでしょう?いい加減にして」
葉山「だって、雪乃ちゃんは渡したくないからね」
雪乃「信じられない…あなた変態ね」
葉山「はは、じゃあ今夜は厳しく責めようかな?」
雪乃「ば、ばか…」
家
八幡「……はあ」
小町「…お兄ちゃん…元気ないねっ」
八幡「たまには俺も悩むんだよ」
小町「去年もそんなことあったけど…それよりひどい感じ」
小町「なんか心底落ち込んでるって感じだよ?」
八幡「…」
小町「なにかあったの?」
八幡「なにもない」
小町「お兄ちゃん…」
八幡「お前には関係ないことだよ」
小町「やめてよ、そういうこと言うの…奉仕部が関係してるの?」
八幡「……」
小町「お兄ちゃん……なにも言ってくれないんだ…」
八幡「お前には関係ないって言っただろ」
小町「…お兄ちゃん…わかった、もう聞かない」
バタン
八幡「…地獄だ」
八幡「雪ノ下…いまごろ葉山と…」
八幡(なんか挿入直前の葉山の姿が思い浮かぶな…四つん這いの雪ノ下と…)
八幡「なんだよ、この妄想力…」
雪乃「は、隼人…っ!」
葉山「ほら、雪乃ちゃん。おねだりするんだ」
雪乃「き、来て…隼人くん…」
葉山「行くよ、雪乃ちゃん」
雪乃「あ、ああぁぁぁぁ…っ!…は、隼人くん……っ!…あぁぁっ」
---------------------------------------------------
教室
三浦「結衣っ、聞いてよ、昨日さ~」
結衣「え~そんなことあったんだ…!」
葉山「そういえばこんなことも…」
戸部「それダメじゃん~」
海老名「あははははっ」
八幡「…今日も楽しそうだな、由比ヶ浜」
八幡「元気になったみたいだし、よかったか」
八幡(1か月前とは大違いだな、安心していいのかわからんが)
八幡(葉山と雪ノ下もうまく付き合ってるみたいだ…)
八幡(この前、奉仕部で喘ぎ声が聞こえたが…あれは雪ノ下の声だな…)
八幡「…はあ、葉山もまだ奉仕部には来てるしな…」
八幡「…地獄だ」
八幡(そう…今は地獄だ…MAXコーヒーでも薄められない程…)
八幡(まだ恋愛もしてない10代のガキが何言ってるんだって?いいんだよ、ガキなんだから)
八幡(それ以上の経験をしてないんだから、これに必死になるのは当たり前だろ?)
八幡(俺は雪ノ下を好きだったんだな…最近思い浮かべるのは、スカートから覗く白い下着)
八幡(奉仕部でも何回か見たことあるが…そのたびにドキッとしたな)
八幡(でも今では…葉山も思い浮かべるから悲しくなる)
八幡(キモイ発想だって?幻想の中に夢身過ぎだって言いたいのか?)
八幡(自分でもそう思ってたよ…自分が当時者になるまではな…)
八幡(対岸の火事なら、人間は冷静なもんだ)
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生徒会室
八幡「一色、ここに段ボール置いとくぞ」
いろは「すいません、ありがとうございます先輩っ」
八幡「なんか最近礼儀正しいな、お前」
いろは「あはは、先輩に手伝ってもらってますし」
いろは「わたしもいつまでも子供じゃないですよ」
八幡「そうか」
八幡(まあ、確かにそうだな)
コンコン
いろは「は~い」
八幡「ん?」
いろは「あ、ごめん。もうすぐで終わるから、もう少し待ってて」
八幡「なんだ、知り合いか?」
いろは「はい、まあ…」
八幡「ん?」
いろは「その……彼氏です」
八幡「…普通に言えばいいだろ」
いろは「ちょっと恥ずかしいじゃないですか、やっぱり」
八幡「そういうもんか?」
いろは「そういうもんですよ~」
八幡「同じ歳の奴か?」
いろは「はい」
八幡「そっか、よかったな」
いろは「ありがとうございますっ」
八幡「……」
八幡(微妙なところで変わって行く…地獄は終わるところを知らない)
八幡(あれから…さらに一か月…か)
結衣「あははっ、ありがとう~」
三浦「結衣、よかったじゃん~うまくいくといいねっ」
海老名「おめでとうっ」
八幡(風の噂で、由比ヶ浜に彼氏ができたと聞いた)
八幡(あいつならわかるけど…2か月前は俺とのことで落ち込んでたから…)
八幡(こういう展開は予想してなかった…)
八幡(どうも、三浦も参加の合コンで知り合ったらしい)
八幡(あの仲間想いの三浦がOKしたくらいだから、いい奴なんだろう)
八幡(奉仕部の仲間としては…うれしい…か?)
八幡(地獄は続いてる…先が見えない)
戸塚「由比ヶ浜さん、彼氏できたみたいだね」
八幡「そうだな、いいことだ」
戸塚「僕は八幡と付き合うのかなって思ってたけど…」
八幡「まさか…冗談にもなってない」
戸塚「あはは、ところでさ…」
八幡「なんだ?」
戸塚「葉山くんが奉仕部に行ってる?最近」
八幡「ああ、そうだな。最近は俺と雪ノ下と葉山で受験勉強してるぞ」
戸塚「そっか、縄跳びとかもしてるの?」
八幡「ん?どういう意味だ?」
戸塚「縄跳びをこの前持って入ってたからさ」
八幡「んん?」
----------------------------
三浦「ヒキオさ、今いい?」
八幡「なんだ?」
三浦「ちょっとだけ話があるんだけど」
八幡「…」
スタスタ
三浦「あのさ…」
八幡「だから、なんだ?」
三浦「結衣に彼氏できたの知ってるよね?」
八幡「ああ、噂くらいだけどな」
三浦「その噂は事実だから」
八幡「だからなんだ、いいことじゃねぇか」
三浦「それなら、もう結衣に構わないでね」
八幡「なんだよ、俺がそんなことすると思ってるのか?」
三浦「あんた、今寂しいんじゃないかって思ってたから」
八幡「…」
八幡(寂しい…か)
八幡(地獄…そう感じるのもそれがあるからだろうな)
三浦「あんたと違っていい奴と付き合ってるから結衣は」
八幡「そうかよ」
三浦「いまさら、近づいてくんなよ、わかった?」
八幡「…わかった」
三浦「警告はしたから、それじゃ」
八幡「……」
三浦「あんたには世話になった部分もあるよね、あの時はありがと。じゃ」
スタスタ
八幡「なんなんだよ…一言で片づけるな…」
--------------------------------------------
スタスタ
戸塚「それじゃあ、部活がんばってね」
八幡「おう、勉強だけどな」
戸塚「あはは、それじゃ」
八幡「……女子と帰るのか、確か戸塚にも彼女ができたとか…」
八幡「奉仕部に行くか…」
八幡(由比ヶ浜に彼氏、一色にも彼氏か…)
八幡(戸塚にも彼女がいるみたいだしな…なんだよそれ)
八幡(俺はつながりを求めてた…でも、離れて行ってる…確実に)
八幡(川なんとかさんとはそもそも関係性薄いうえに、最近は話してすらない)
八幡(あとは、材木座くらいか…?)
八幡(そして葉山と雪ノ下…)
八幡(俺が好きになった女性を奪った葉山…俺の心が荒むことになった元凶)
八幡(あいつさえいなかったら…くそっ)
八幡(最近は小町すらも心が離れた気がする…)
八幡(地獄は深い穴を開けてる)
ガラガラ
葉山「やあ、比企谷」
雪乃「こ、こんにちは、比企谷くん…」
八幡「おう、相変わらず早いな」
葉山「はははっ」
雪乃「そ、そうかしら…」
八幡(もう、あんまり隠す気はないか…しかし)
八幡(縄跳びというのが気になるな)
雪乃「それより、お茶でも淹れようかしら?」
八幡「お茶か…もらえるか?」
雪乃「え、ええ…」
葉山「……」
コト
雪乃「ど、どうぞ…」
八幡「ああ…サンキュ」
八幡(なんだか雪ノ下の態度がおかしいな…よそよそしいというか…)
八幡(なにかに恐れてるみたいだ…)
葉山「……」
八幡(逆に葉山は勝ち誇ってるような…なんだ?)ズズ
雪乃「…」
葉山「…」
八幡「お前ら、さっきから俺を見てなにがしたいんだ…?」
葉山「ああ、なんでもないよ。ところで身体は大丈夫かい?」
八幡「身体…そりゃ…とくには…」
雪乃「本当に?」
八幡「ああ…ちょっと…ねむいかな…」
葉山「それはいけないな、しっかり寝た方がいいよ」
八幡「なに言ってやがる…こ、これはおかしいぞ…あ、あれ…」
------------------------------------------
八幡「…ん…?」
葉山「やあ、比企谷気分はどうだい?」
八幡「葉山…これはどういうことだ?」
葉山「奉仕部なんだが…平気かい?」
八幡「質問に答えろよ…なんで俺は椅子の上で縛られてるんだ?縄跳びで」
葉山「ああ、状況把握が早くて助かるよ、説明しなくて済むからね」
八幡「説明しろよ…」
雪乃「比企谷くん…」
八幡「雪ノ下…」
葉山「大体わかるだろ?これから雪乃ちゃんを抱くんだよ、君の目の前で」
八幡「…!お前…!」
雪乃「は、葉山くん…やっぱり駄目よ…こんなの…っ!」
葉山「何言ってるんだい、いまさら」
雪乃「ひ、比企谷くんの目の前でするなんて…そんな…!」
雪乃「それに…学校で、そんなこと…!」
葉山「もう既に何度もしてるし、夜まで待ったんだから、大丈夫だよ」
雪乃「で、でも…」
八幡(まさか…こんな展開でくるとは…!こいつ本当に葉山隼人か?良く似た別人じゃないのかっ?)
八幡(俺の好きだった人を目の前で抱くとか…!)
葉山「それに隼人くんだろ?雪乃ちゃん」
雪乃「隼人くん…」
葉山「お仕置きだね、雪乃ちゃん。スカートをめくるんだ」
雪乃「え?」
葉山「聞こえなかったかい?スカートをめくって比企谷に見せつけるんだ、パンツを」
雪乃「は、隼人くん…!そんな…!」
葉山「ほら、早くするんだ」
雪乃「……!!」
八幡「雪ノ下…」
雪乃「比企谷くん…」
八幡「葉山…お前、なんでこんなこと…!」
葉山「今、お前はどんな気分かな?辛い毎日送ってるかい?」
八幡「知るかよ…」
葉山「日々を無意味に過ごしてきた…努力をしてこなかったお前にはお似合いの立場だよ」
八幡「何を言ってる…?」
葉山「雪乃ちゃんや結衣、いろはと知り合いになる時点で既におかしかったのさ」
葉山「今の状態が本来のおまえだろ?」
八幡「お、おまえは…」
葉山「元に戻してやるだけさ、感謝してほしいものだ」
八幡「お前は違うって言うのか…?」
葉山「俺はお前と違って毎日努力の積み重ねだったさ」
葉山「それがあるから、子供ともコミュニケーションがとれるし、学校でもモテるんだ」
八幡「去年の山でのことか…」
葉山「お前はあんな方法でしか解決できない…決定的な違いだ、邪道なんだよお前は」
雪乃「葉山くん…言い過ぎよ…」
八幡「お前は…雪ノ下の過去の確執を解決できてないんだろ…?」
葉山「!」
八幡「今も…許嫁の立場利用してるだけだろ…お前らしいよな…」
八幡「一人じゃなにもできない…」
葉山「はは、言うじゃないか。なら、そこで見てるといいよ」
雪乃「は、隼人くん…もう、許して…っ」
葉山「いいから、君はスカートをめくり上げるんだ」
雪乃「…」スッ
八幡「ゆ、雪ノ下…!」
雪乃「……」フイ
葉山「どうだい、比企谷?白だね白、こんな状況で動けなくても嫌でも勃つんじゃないか?」
八幡「くっ…は、葉山…!」
葉山「ははははっ、よく目に焼き付けておくんだ、これから白いパンツが似合わない程、だらしない雪乃ちゃんにするからさ」
雪乃「は、隼人くん…い、いや…だ、ダメよ…っ!」
葉山「いただきますっ」
雪乃「あ、あぁぁ…だ、だめぇぇ……」
八幡「…雪ノ下…」
八幡(地獄の大穴に落とされた…これはあまりにも…)
八幡(身動きがとれない状況で…雪ノ下の喘ぎ声が大きくなっていくのがわかる…)
八幡(これが本来の俺の位置…葉山の位置ははるか天上だ…)
八幡(今回のこの事態もあいつなら乗り切れるだろう…だから実行した。俺との決定的な差を知らしめる為に…)
八幡(俺はいつの間にか、分不相応な地位に甘んじていた…そこから元の位置に行くのを嫌がっていた…)
八幡(だから…これは地獄じゃない…普通のことだ…抵抗したから、お仕置きされてるだけ…)
八幡(雪ノ下も今、仕置きをされてるみたいだ…アナルがどうとか…)
八幡(もういい…疲れた…さっきの睡眠薬の影響で寝れるだろう…)
八幡(きっと目が覚めれば、小町が起こしてくれるだろう…今日は日曜日だ…)
八幡(そうだよ…これはきっと悪い夢だ…)
----------------------------------------
それから、しばらくして…
小町「ごめんなさい、結衣さん…せっかく来ていただいたのに…」
結衣「あ、ううん。大丈夫だよ…それじゃ、ヒッキーによろしくねっ」
小町「はいっ」
小町「お兄ちゃん…こんなことになってたなんて…」
コンコン
小町「お兄ちゃん…結衣さんが来てくれたのに…」
小町「また、閉じこもってるの…?」
小町「…小町、もう行くね。学校行かなきゃ」
小町「…」スタスタ
「おはよー」
「ういっすー」
小町「あ、おはよう~」
小町「……」
小町(結衣さんに彼氏ができたみたい…一緒にいたあの人がそうなのかな?制服は違ったけど)
小町(雪乃さんも彼氏を持って…他にも、お兄ちゃんの周りの人が少しずついなくなった…)
小町「大丈夫だよ…お兄ちゃんが引きこもりになっても…小町はお兄ちゃんの味方だからっ!」
?「よう、小町」
小町「あ、おはよう~、今日もいい天気だねっ」
?「そうだよな、今日いい天気だし、帰りどっか寄って行かないかっ?」
小町「うん、いいね。そうしよっかっ!」
?「今夜は…よし、今夜こそは…」
小町「えっ?どうしたの?」
?「いや、なんでもないって」
大志「比企谷さん…はあ…」
川崎「どうしたの、大志?」
大志「いや、なんでもないよ」
川崎「そう?なんか浮かない感じ」
大志「知り合いで、最近彼氏できた人がいるんだけどさ」
川崎「ああ、そういうの興味ないけど」
大志「あんまり良い噂聞く彼氏じゃなくてさ…」
川崎「へえ…それで?」
大志「それで…彼女の身が危険かもっていう噂が…」
川崎「その彼女って…美人?」
大志「うん、まあ」
川崎「じゃないと、そんな噂流れないだろうしね」
大志「比企谷さん…大丈夫だといいけど…」
三浦「結衣さ」
結衣「なに?優美子」
三浦「ヒキオの所に行ったって?」
結衣「あ…うん」
三浦「もうやめときなって言ったじゃん、彼氏にも失礼でしょ」
結衣「…それは…そうかもしれないけど…」
三浦「あの彼氏は良い人だから、表には出さないけど、絶対嫌だと思うよ」
結衣「う、うん…気を付ける…」
三浦「気をつけな、勝手に引きこもってるだけなんだし、あいつ」
結衣「優美子…それはひどいよ」
三浦「失恋くらいでさ…!あーしだって失恋したってのっ、バカじゃないの?甘え過ぎ」
海老名「うわ…きつい…さすが優美子」
戸部「ヒキタニ君のことはいいからさ~、毎日勉強ばっかできついわ…マジで」
葉山「おいおい戸部…学生の本分は勉強だぞ?」
戸部「いやいや、彼女いる人のセリフじゃないよそれは…」
葉山「まあ、いるけどね」
戸部「毎日、イチャイチャしてるんじゃん?ここでは言えないこととかしてるっしょ?」
葉山「やめてくれ…あと、結衣だって彼氏いるじゃないか」
三浦「この前、楽しそうに街歩いてたしね」
結衣「ちょっと、優美子…!」
戸部「マジで?うわ…俺も彼女ほしいな~」チラ
海老名「んっ?なにかな?」チラ
戸部「いえ、なんでもないっす…」
葉山「はははははっ」
ガヤガヤ
相模「比企谷が引きこもり…うわ、お似合いっ」
相模「雪ノ下さんや、結衣ちゃんにも捨てられるし…おそしろっ!」
戸塚「…八幡…」
戸塚「でも、八幡がいなくなってもいつもと空気があんまり変わらないね…」
「お~い、戸塚~呼んでる子がいるよ~」
戸塚「あ、は~いっ」
「彼女?年下っぽけど…やるじゃんっ」
戸塚「や、やめてよ…そうだけどさ…」
「ヒュ~ヒュ~」
戸塚「も、もう…!」
いろは「はあ…毎日仕事大変だな…なんか嫌になってきた…」
いろは「元々先輩に押し付けられた仕事だし…先輩がいないなら…」
いろは「正直、彼氏との時間もっととりたいし…」
コンコン
いろは「あ、来たかな?は~いっ」
-------------------------------------------------------
家
八幡「一人…か…本当に一人だな…」
八幡「…飯でも作るか…」
ジュウジュウ
八幡「…あの衝撃的な事件から…何日だ?」
八幡「あれから、廃人同然に生活してる…何曜日わからん…」
八幡「あれは、夢だったのか…?」
八幡「ま、いいか…なんでも…」
八幡(これが俺の現状だ…)
八幡(はは…専業主夫みたいだ…いや、ただの引きこもりです、はい)
八幡「マジでこれからどうするか…学校行くか?」
八幡「いや、それは…俺の居場所はあそこにはない…」
ふにゃ~ご…
八幡「おう、カマクラ…元気かよ」
八幡(こいつがいたな、そういえば…)
八幡「俺の味方は…小町だけか?あと、辛うじてこいつ…」
八幡「なんか犬でも飼うか?世話はできると思うが…高いか」
八幡「やべぇ…どんどん逃げの方向に行ってるよ…」
八幡「出席日数もあるし…とりあえず高校は卒業しないとな…」
八幡「そのあと大学行かせてもらって…なんか悪いな…こんな俺を」
八幡「…あれ?俺、今ちょっとだけ前向きに考えられてないか?」
八幡「びっくりするくらいどん底を見せつけられて…」
八幡「なんか逆にスッキリした俺がいる」
八幡「少し考え方変えるか…この際」
八幡「端的に言うと、俺は失恋した。それが相当な美少女で俺には高嶺の花だった」
八幡「まあ、それだけ。本当にそれだけ…」
八幡「由比ヶ浜とも確執できたし…あの時行動してれば…今頃は付き合えてたかもな」
八幡「ま、それはいいといて…俺のガラスのハートをなんとかしないとな…」
八幡「で、葉山は酷過ぎると…雪ノ下にあんなことして…長続きするのか?」
八幡「…」
今日はここまでです
八幡「…何日も経ってるしな…支えてくれてる小町にも悪いし」
八幡「戸塚だって、来てくれたわけだし…学校に顔だけでも出してみるか」
--------------------------------------------
その夜
小町「ただいま~」
八幡「おかえり、小町」
小町「あ、お兄ちゃん…えっと、その…元気?」
八幡「元気ではないな」
小町「あはは、やっぱり…お母さんも心配してたよ」
八幡「おう、わかってる」
小町「…」
八幡「どうなるかわからんけど、明日学校行ってみる」
小町「お兄ちゃん…!うん、それがいいよっ!」
八幡「…ああ」
次の日
八幡「すげぇ緊張するな…こんな緊張するのは初めてだ」スタスタ
八幡(あの日のことを次第に思い出してきた…)
八幡(あの日、俺の目の前で雪ノ下が葉山に抱かれた日…)
八幡(俺は睡眠薬の影響で気づいたら、縄は解かれてた)
八幡(そこには誰もいなくなってたが…)
八幡(葉山がどれだけ濃厚に、雪ノ下を責めていたのかはおぼろげに覚えてる…)
八幡(…白い下着が似合わなくなるほど…か。確かにあの時の雪ノ下は…気が狂ったかのように乱れてた)
八幡(思い出しただけでも…どうしようもない辛さが込み上げてくる…それと同じくらい興奮もする…)
八幡(なんだよ、これ?この変な葛藤は…?)
八幡「校門まで来たが…別段変わった印象もないか」
八幡「…教室まで行くのが怖いな…登校拒否とか…」
平塚「比企谷」
八幡「…先生」
平塚「来る気になったんだな?」
八幡「…ええ、部活もあるじゃないですか」
八幡「雪ノ下だけだと、可愛そうですし」
平塚「…君は優しいな」
八幡「今ってどうなってます?教室とか?」
平塚「…変わらない、何も変わってないよ比企谷」
八幡「部活は?」
平塚「…知らない方がいいこともある」
八幡「…先生、それどういう意味ですか?」
平塚「…特に変わってはいないよ、以前も葉山と雪ノ下は勉強していただろう?」
八幡「ああ、葉山が入ってきてましたね。由比ヶ浜が来なくなって…」
平塚「表面上はそれと変化はないが…」
八幡「はあ?」
平塚「葉山がお前を追い出したということになってる」
八幡「どういう意味ですか?それは…!」
平塚「そういう噂が出ているよ、雪ノ下から比企谷を守ったっていう風にな」
八幡「葉山…」
平塚「すまない比企谷…私もそれはさすがに信じてはいないよ」
平塚「しかし、こういう噂は収束が難しいというのは君ならわかるだろう?」
八幡「……そうですね、一旦広まったら尾ひれがつきますからね」
平塚「ああ…とにかく、君は教室に行くんだ。気を強く持ってな」
八幡「……」
八幡(…平塚先生が…頼りなく感じたのは初めてかもな…)
教室
ガラガラ
八幡「…」
八幡「視線がすごいな…」
戸部「あれ、ヒキタニ君じゃね?来たんだ…」
三浦「相手にすんなっての、戸部」
海老名「…」
戸部「あはは、悪い悪い」
葉山「やあ、比企谷…けっこう長く休んでいたよね?体調不良かい?」
八幡「…うるせぇよ、葉山…」
葉山「はは、なんだかつれないな」
戸部「ヒキタニ君、来て早々それはないわ~」
八幡「……」
戸部「視線合わせないでくんねぇかな?犯罪者の臭いが移るべ」
八幡「犯罪?おい、俺は休んでただけでなにも悪いことは…」
戸部「なに言ってんだよ、奉仕部でエロイ目線で結衣たち見てたって噂立ってるし」
八幡「なに言ってんだ?」
三浦「やめろっての、戸部。でも、ヒキオもさ」
八幡「なんだよ?」
三浦「仲間だと思われるから、どっか行ってくんない?悪いけど」
海老名「うわ…きつい…」
八幡「病み上がりで帰ってきた奴に、会って早々言うセリフか?」
三浦「失恋で、雪ノ下さんに酷いことしようとしてたんでしょ?隼人がそう言ってるし」
八幡「そんなわけ…!」
葉山「いや、優美子。それは色々と誤解があるよ、彼は諦めてなさそうだって言いたかったんだ」
葉山「まあ、俺にはなにか起こすんじゃないかって雰囲気はあったけどさ」
三浦「ほら」
八幡(なんだこれ…なんだ…?)
戸部「うわ…ヒキタニそれは駄目だわ…怖すぎるわ…」
戸部「俺だったら、殴ってるところだわ、マジで。隼人くん寛容過ぎ」
八幡「違う…失恋はそうだが…そんなこと考えてない…」
戸部「お前のなに信用しろっての?そんな寝起きみたいな、酷い顔してさ。顔洗ってんの?」
八幡「……!」
三浦「もういいから戸部、行くし」
戸部「OK~」
海老名「あ、優美子っ」
葉山「それじゃあ、君も大変だけど気をつけてな。日々の努力を怠ったヒキタニ君」スタスタ
八幡「…う…あぁ…」
相模「うわ…比企谷…コワっ!」
八幡「相模…」
相模「こっち見ないでよ、じゃあ」スタスタ
八幡「……」
八幡(俺は…俺は…)
結衣「あれ、ヒッキーが来てる?」
三浦「あ~優美子、やめときなって」
結衣「え?ど、どうして…?」
三浦「いいから」
結衣「そんな…」
海老名「ヒキタニ君心配なのはわかるけど、今はやめた方がいいかな~」
八幡「…」
戸塚「八幡、おはよ」
八幡「ああ…おはよう」
戸塚「えっとさ…元気だった?体調とか大丈夫?」
八幡「大丈夫だ」
戸塚「大丈夫そうには見えないけど…」
八幡「一人にしてくれないか?」
戸塚「え…?うん、わかった。またね八幡」
昼休み
八幡「…」フラフラ
八幡(違う…なにも変わらない…ここは違う、夢だ)
雪乃「あ…!」
八幡「雪ノ下…」
雪乃「ひ、久しぶりね、比企谷くん…」
八幡「…ああ…あの時以来だな」
雪乃「…」
八幡「あれから、曜日の感覚がなくなってるよ」
雪乃「そう…それは大変ね…本当に…」
八幡「そうやって同情してる振りか…?」
雪乃「え…?そんなことは…」
八幡「誰のせいでこんなことになったと思ってる…!?お前が…お前らが…あんなことしたから…!」
平塚「そういう噂が出ているよ、雪ノ下から比企谷を守ったっていう風にな」
↑逆じゃね?
三浦「あ~優美子、やめときなって」
↑ワロタww
雪乃「そ、それは…本当に申し訳なかったと思ってるわ…!…でも、私も無理やり…」
八幡「なに言ってる?スカートめくったのは自分でだろ?葉山と俺を天秤に掛けて、葉山を選んだだけだろ?」
雪乃「…あ、あれも無理やり…!」
八幡「その割には随分感じてたんじゃないのか?雪ノ下…お前、もう葉山のこと完全に受け入れてるな?」
雪乃「そ、それは…」
モブ「なんだなんだ?なんかヤバくないか?」
モブ「あれって比企谷とかいう…去年の文化祭でも問題になった」
モブ「雪ノ下さんに絡んでるの?やだ…」
八幡(周りが気にしてる…でも止まらない…)
八幡「嫌悪感持ってるのは嘘だったのか?嫌いじゃなかったのか?」
雪乃「う、嘘じゃないわ…本当よ…」
八幡「婚約の話で変わったか?身体のつながりでうやむやになってしまったのかっ!?」
雪乃「ひ、比企谷くん…うぐっ…」グスグス
八幡「なんとか言えよ…俺と葉山と3人で勉強してた時…お前は一人の俺を憐れんでたんだろ…?」
>>171
本当にごめんなさい…間違いですわ
葉山「比企谷…」
八幡「葉山…」
葉山「これ以上、彼女を罵るのは俺が許さないぞ」
八幡「葉山…どの口がそんなこと言うんだ…?お前が…俺を…貶めたくせに」
葉山「今の現状では意味がないことくらい、君にもわかるだろ?ほら」
八幡「…」キョロキョロ
モブ「うわ…こっち見た…コワい…」
モブ「葉山くん、やっちゃえ~ボコボコにしてやれ~」
モブ「あいつって、引きこもってた奴なんだろ?そんな奴と卒業一緒とか嫌だわ…」
八幡「……」
葉山「これが、君の現状だ。わかっただろ?」
八幡「…」
スタスタ
葉山「行ったか…殴りかかってくれても面白そうだったけど」
葉山「そうすれば、正当防衛で思い切りやれたのに」
葉山「大丈夫かい雪乃ちゃん?ほらハンカチ」
雪乃「…ありがとう…」
八幡「俺はなにしてるんだ…こんなことして…雪ノ下にあんなこと…あいつも被害者なのに」
八幡「…地獄だな」
川崎「ねえ、あんたさ」
八幡「川崎か…」
川崎「名前覚えてるし」
八幡「なんだよ、なにか用か?」
川崎「別に何も用なんかないけど、ていうか今のあんたなんか興味ないし」
八幡「そうかよ…んじゃ消えるよ」
川崎「引きこもってさ…変わったよね、あんたって」
八幡「お前に俺のなにがわかるんだ?そもそも交流なんて皆無だろ」
川崎「それもそうだったね」
八幡「じゃあな」スタスタ
放課後
スタスタ
進路指導室
平塚「じゃあ、一応大学進学ということでいいのかな?」
八幡「はい、一応ですけどね」
平塚「まあ、君の成績なら問題なさそうだが…比企谷、今の君は心の方か」
八幡「そうかもしれないですね」
平塚「私に話せないようなことなら、心療内科に行くというのもいいかもな」
八幡「俺、鬱なんすか?」
平塚「心の問題は鬱だけじゃないだろ?」
八幡「抵抗あるんですけど…」
平塚「そうだが、専門家に話すのもいいかもしれないぞ。もちろん私でも構わないが」
平塚「今時、心療内科に通ってる人なんて珍しくないしな」
八幡「そうかもしれませんけど…考えときます」
平塚「ああ」
八幡「じゃあ、これで失礼します」
ガラガラ
スタスタ
八幡「はあ…重いな…」
戸部「あ、いたいた。ヒキタニ君~」
八幡「戸部…なんか用か?」
戸部「いや、お前なんかに用ないんだけどさ、おもしろいもの見せようと思って」
八幡「それが用事あるってことだろ?」
大岡「どうでもいいけど、ついて来いって。お前、妹いたよな?」
八幡「?いたけど…」
戸部「おもしろいからさ~」
大岡「こっちだ」
八幡「…なんだ?」
?「んじゃ帰る?小町」
小町「うん、帰ろうか」
?「飯でも食べて行こうぜ~、もう受験とかしばらくないし~」
小町「いいけど…」
?「?都合悪いか?」
小町「ううん、なんでもないよ」
?「じゃあ、出発」
戸部「ほらほら、見てみ?あれ」
八幡「小町…嘘だろ?」
戸部「あれ、部活の後輩なんだけど、付き合ってるって言ってたし」
八幡「…そうかよ、だからなんだ?」
大岡「無理スンナよ、妹取られたとか思ってそうじゃん」
戸部「うわ…キモイ奴らしい発想!」
八幡「………」
戸部「俺の妹は、俺の元を一生離れないんだ~、ずっと処女のままなんだ~とかさ」
「あはははははははっ!」
八幡「…小町」
戸部「でも、やっぱ可愛いよね?同じ兄弟とは思えねぇ」
大岡「橋の下で拾われてきたんじゃね?お前さ」
戸部「うっわ、それ古いわ、時代を感じるわ~」
八幡「……」
戸部「なんとか言えよ、ヒキタニ君っ!」バン
八幡「…」
戸部「うわ…ヒキタニ菌がついた…消毒してもとれないよなこれ…!」
大岡「イカ臭いな」
戸部「ちょっと下ネタじゃん~、やってそうだけどさ毎日」
「あはははははっ」
真実を知った時、このクズ共はどんな反応するのやら
>>195
真実は知られないだろ
このクソ作者、八幡を救う気ないだろ
大岡「そもそもヒキタニ菌がついたって…20年前のネタじゃねぇの?」
戸部「そうかね~でも、そういうので虐められてる奴いるでしょ絶対」
大岡「かもな」
八幡「…これだけか?俺、もう帰るぞ」
戸部「あ、そうそうヒキタニ君さ。あのサッカー部部員だけど…」
八幡「なんだよ?」
戸部「イケメンだけど、結構手癖悪いらしいんだよね?だからさ…」
八幡「…」
戸部「もしかしたら、妹犯されてるかもよ?」
大岡「あの小柄な体格から、どんな声出すのかって考えると興奮するなっ」
戸部「うわ、変態だし…それ」
大岡「いや、そっちだっていけるクチじゃね?」
戸部「かもね~」
「あははははははっ」
八幡「俺は…」
大岡「ん?なんだよ?」
八幡「正直暗いし…努力も怠ってきたし…」
八幡「俺を悪く言うのはいいが…」
戸部「えっ?なんだって?」
八幡「妹を悪くいうのだけは許さん…」
戸部「……おいおい」
八幡「あいつは…俺なんかを支える為に…努力してんだよ…」
戸部「……あっそ、で?なにかそれから派生すんの?」
八幡「帰る」スタスタ
戸部「なんだよ、結局帰るんじゃん~」
大岡「あはははっ、面白いな、明日も来いよっ」
その夜 家
小町「お兄ちゃん?今日はどうだった?」
八幡「ああ、今日ね」
小町「ごめんね?朝から一緒じゃなくて」
八幡「気にすんなよ…俺の面倒まで見なくていいぞ」
小町「そういうわけにはいかないよ」
八幡「本当によくできた妹だ、お前は」
小町「えへへ、どういたしまして」
八幡「俺は…こんな引きこもりになったが…お前には恥じない男にはなるぞ」
小町「…お兄ちゃん?」
八幡「お前は俺が守るからな、小町」
次の日
戸部「今日、来るかな~?」
大岡「来ないだろ?妹も奪われてましただと」
戸部「俺は来る方に1000円ね」
大岡「じゃあ、俺は来ない方に1000円」
三浦「なんの話してんの?」
戸部「いや、なんでもないって優美子」
三浦「…?」
三浦「ところでさ」
戸部「ん?なに?」
三浦「ヒキオの机だけど」
戸部「うん?」
三浦「なんかやたら落書きされてんだけど、あれ誰なん?」
戸部「さあ…俺に聞かれても困るし」
三浦「あんた早く来てたでしょ?今日さ」
戸部「ま、そうだけど…誰かな…?」
三浦(いや、あんたしかいないでしょ…あんたが一番早かったんだから…)
結衣「やっはろ~、みんな~!」
三浦「あ、おはよう」
海老名「おはよ、結衣」
結衣「うん、おはよう~、ねえ」
三浦「ん?なに?」
結衣「ヒッキー、まだ来てないかな?」
三浦「まだみたいだけど」
結衣「そっか…」
葉山「ふむ、彼は今日は来るのかな?」
戸部「来るんじゃね?来ないと楽しくないし」
葉山「ん?そうかい?俺はもう、彼のことはどうでもいいけどね」
葉山「雪乃ちゃんのことで忙しいし、あんまりやり過ぎるのもね」
戸部「じゃあ、俺が貰おうかな~、最近ストレス貯まっててさ」
大岡「ああ、勉強の発散しないと駄目だよな」
葉山「……彼も大変だな。いくら無努力の末路とはいえ…」
結衣「ヒッキー大丈夫だよね…」
三浦「あんたはもう関係ないんだし、今の彼氏に集中しな」
三浦「じゃないと捨てられるよ?うまくいってるんでしょ?」
結衣「うん、そうだね。ひどいことしないしっ」
三浦「大学進学まで清い交際しようってのが凄いと思うし」
海老名「ええっ…それって男にとっては拷問なんじゃ」
三浦「しかも結衣みたいなバインバインが相手だしね」
結衣「ちょ、ちょっと…セクハラで訴えるよ?」
結衣「彼のこと悪く言わないで…」
三浦「彼だって、すっかりラブラブだし~うらやまし~」
結衣「も、もう…」
ガラガラ
八幡「…」
結衣「あっ……」
八幡「……」
戸部「やった、来たしっ!1000円~」
大岡「ちっ、ほら」
戸部「サンキュー」
八幡「視線が痛い…ん?」
八幡「落書きかよ…また、古典的だな…」
八幡(なんか中学の頃を思い出す…いや、あの頃の方がマシか)
八幡(なんか、折本が天使に見えるぞ…)
八幡(はあ…小町を守るとは言ったはいいが…出だしからこれかよ…)
八幡(地獄の日々とは…こういうのから始まるんだよな…)
戸部「どうかね?なんか思ってそう?ヒキタニくん」
大岡「落ち込んでるっぽい雰囲気だけどな」
葉山「ふう、比企谷も大変だ本当に、俺が言えることでもないが」
八幡「自業自得とはいえ…ヒキタニの今後を思うと同情するね」
>>222
八幡「自業自得とはいえ…ヒキタニの今後を思うと同情するね」
ん……うん?
>>225
ごめんなさい 葉山ですね
生徒会室
いろは「先輩、手伝ってもらって大丈夫なんですか?病み上がりですよね?」
八幡「ま、問題ねぇよ。身体動かしてる方が忘れられる」
いろは「なにをですか?」
八幡「いろいろ」
いろは「はあ…」
八幡「そういえば、彼氏とはうまく行ってんの?」
いろは「あれ?気になります?」
八幡「まあな」
いろは「あれ、素直さんですね…うまくいってると思いますよ?」
八幡「そっか、よかったな」
いろは「どうしたんですか?先輩、元気ないですよね?」
八幡「色々あり過ぎてね、最近は本当に」
いろは「それで、わたしのところに来たんですか?」
八幡「なんとなく、年下って理由だけで、お前のことが気になった」
いろは「はあ…」
八幡「妹がいるからだな」
いろは「先輩…口説いてます?」
八幡「あのな…まあ、彼氏と仲良くしてくれよ」
いろは「先輩に言われるまでもないですけど…わかりました」
ガラガラ
八幡「さて…机の落書きは…戸部だろうな、あと大岡か」
八幡「葉山を認めるつもりじゃ断じてないが…あいつはこんなみみっちいことはしない…」
八幡「なんせ睡眠薬使って、俺を縛って雪ノ下を抱く奴だからな…格が違う」
八幡「奉仕部はまだ使ってるのか…だったら…」
八幡「机の落書きは…最悪筆跡鑑定でもできるしね」
八幡「奉仕部にカメラだな…わ~おっ、古典的」
八幡「ま、これが一番無難だろう」
八幡「よくよく考えたら、普通に警察駆け込めば終わると思うが…」
八幡「それは、学校的にも俺としてもリスクがでかいしな」
八幡「証拠固めからだな」
放課後
八幡「今日も葉山は奉仕部か…」
八幡(あとは、盛ってくれれば…いけるなっ)
八幡「さて、あとは……ん?」
戸部「お~い、ヒキタニくんっ!」
大岡「探したぜ」
八幡「なんだよ…今度は」
戸部「た、大変だぜ…部室でさっ」
大岡「そそ、部室で…」
八幡「はあ、部室ってサッカー部か…?それがなんだよ?」
戸部「く、口では言えないようなことが…」
大岡「現在進行形で起こってまして…」
八幡「…サッカー部…まさか…」
戸部「妹さんがね…」
八幡「小町…!」
タタタタタ
戸部「あ、ヒキタニくんっ!」
大岡「うわ、予想以上の反応っ、あいつどんだけシスコンなんだよっ」
サッカー部の部室
八幡「…小町っ!…」
戸部「ヒキタニくん、静かにね?あんまり騒ぎになるとまずいっしょ?」
八幡「くそっ…なんでこんなっ」
戸部「あ、でもあんま近づかないでね?ヒキタニ菌移りそうだし」
八幡「しね」
大岡「お前、あとでボコボコなっ、部活の後輩の血の気の多いの何人か連れてくるわ」
八幡「……」
戸部「おおっ、それはストレス発散になりそう」
小町「や、いやぁあぁぁ…こ、こんなの…!」
?「へへ、ここなら誰にも邪魔されないって」
小町「あぁぁ…ぁ…だめ…だめ…」
?「小町、やっぱり可愛いな。前から一回ぶち込みたいって思ってたんだ」
?「ガード固かったけど、付き合って結構経つしようやくって感じだ」
小町「や、やだ…こんな強引なんて…わ、別れる…!」
?「うるせぇな…とにかくぶち込んでからな?そういう話は」
小町「い、いやぁぁ…!お、おにいちゃん…!」
?「へへ、そういえば兄貴いたっけ?なんか暗い変なやつなんだろ?」
小町「ああぁぁぁ…」
?「そんな奴に頼ったって無駄だっての、そうらっ」
ドゴン ドゴン
?「うおっ!な、なんだ…!」
八幡「小町…小町…!」ドゴンドゴン
戸部「ちょ、ドア壊れるっての…!やめろよっ!」
大岡「おい…向こう連れていくぞっ!」
八幡「ちょ、おい…離せ…お前ら…!」
戸部「もう、無駄だって…綺麗な妹なんて幻想だから」
大岡「とにかく、お前はさっきの悪口の清算な?」
八幡「な、なんだと…死ねよ…お前ら…クズが…!」
小町「え…お、お兄ちゃん…?」
?「なんかビックリしたな…速攻終わらせるか」
小町「え…?い、いやぁぁぁぁ!」
------------------------------------------------
戸部「やっぱ人間サンドバックて楽しいな~」
大岡「俺初めてだわ、こんなことしたの」
戸部「俺だってそうだよ、いい子ちゃんだったし俺」
大岡「俺も似たようなもん」
戸部「やっぱり、ストレス発散はああいう悪の元凶みたいな奴にでしょ」
大岡「犯罪者には何してもいいみたいな心理だな」
戸部「まあ、危険だけどさ~」
後輩「えっと、じゃあ俺らこれで」
後輩「失礼します」
戸部「悪いな~なんか人殴るなんて嫌な思いさせて」
後輩「いえいえ、あいつなら喜んでさせてもらいますっ」
後輩「いろはすにも付きまとってるらしいですから」
戸部「そういえばそうだっけ~」
八幡「…小町…」
八幡「……ここまで、殴るか…?」
八幡「痛すぎる……俺ってそんな悪者になってるのか?」
八幡「違う…それよりも…小町…小町…」
ズルズル
ジャーーーー
八幡「冷たい…くそ…」
部室
八幡「だ、誰もいねぇ…当たり前か…くそ…」
八幡「か、帰ってみるか…」
スタスタ
八幡「小町…!」
今日は、ここまでで終了します
明日の更新で終了します
本当に申し訳ありません!
酉つけます
桐生「お前たち、自分が何やってるのか分かってんのか!?」
戸部「何ぃ!?おっさん!?俺らの邪魔をしようってならただじゃおかねぇべ?」
葉山「丁度良い…戸部、そのおっさんでストレスを解消しよう」
大岡「まだ発散しきれてないしな…」
大和「あんまり高校生をなめてんじゃねぇぞ!」
5分後
葉山「ク、クソ…何ておっさんだ…」
戸部「ありえねぇーべ…」
桐生「おい!何、寝てんだ?まだ終わりとは言ってないぞ?」
大岡「許してください!もうこんなこと二度としませんからぁ!」
大和「あんまり調子乗るなよ!おっさん!ここには俺の仲間が20人もうすぐ来る!」
冴島「表にいた連中ってのはこいつらのことか…?大したこと無かったで…」
葉山「こ、こんなことしてただで済むと思うなよ!俺の父親は弁護士だ!」
桐生「親の職業なんて今は関係ねぇ…」
冴島「お前ら、こないな事してただで済むと思っとるのか?」
的な展開はよ
葉山「ハハハ…それに俺の彼女の父親は千葉県の総会屋を牛耳ってる雪ノ下建設の社長だぞ?」
冴島「せやったら何や…そんなヤクザ紛いの連中…何人だって相手になったるわ。」
桐生「あぁそうだ…あんまり人を舐めない方がいいぞ?」
葉山「少なくとも500人入るんだぞ?お前らなんて秒殺だ…」
真島「その雪ノ下建設言うのも歯ごたえなかったで~?折角、久々に大暴れ出来る言うから楽しみにしとったのに~」
葉山「な、何だって!?そんな冗談信じるわけ…」
真島「信じとうないんやったら、今すぐ会社に行ったらええで~まぁその前にお前は死ぬけどのぉ~」
葉山「なっ、なんなんだよ!こいつらぁ!」
その後…葉山たちの姿を見た人間はいない…噂によると、海外で生活をしているらしい。今の俺はどうしているかというと、葉山たちに負わされた怪我を
治すためにリハビリに励んでいる。雪ノ下もこんな俺に賢明に付き添ってくれている。いつか、想いを伝える日が来るのだろうか…
小町は小町で大学進学を目指して勉強に勤しんでいる。新しい彼氏が出来て、幸せそうだ。
おしまい
家
八幡「小町❗」
小町「あ…お兄ちゃん…」
八幡「平気…なのか?へ、平気か…?」
小町「…やっぱりお兄ちゃんいたんだ…あのとき…」
八幡「お、おう…それで…まさか…」
小町「あはは…お兄ちゃん、酷い顔してるよ?あはは…」
八幡「お前もだろ…?」
小町「大丈夫だよ、私は…彼氏だし、もう違うけど…」
八幡「お前…私って」
小町「いつまでも、子供じゃいられないよ、あはは」
八幡「…」
八幡(気丈に振る舞ってるのが…痛々しい)
八幡「小町…俺は…」
小町「復讐とか考えないでよ?お兄ちゃん、また傷ついちゃうし…」
八幡「……」
小町「…私は、大丈夫だから」
八幡(この日を境に、小町は一人称を変えた)
小町「お兄ちゃんのせいだ!お兄ちゃんのせいで小町はこんな目にあうんだ。お兄ちゃんがもっとしっかりしてかっこよかったら、こんな目に遭わずに済んだんだ。お兄ちゃんなんかいらない、消えて、消えてよ!」
八幡「うわあああああああ!びゃああああああ!へえええええええ!」
八幡は自殺しました
どうせこんなオチだろ
実は全部卒業制作の映画を撮影してましたってオチだろ?どうせ
八幡(それからは地獄の日々の続きだ…)
八幡(俺は戸部の虐めに耐え抜くことで自我を確立していた)
八幡(サンドバックにされた恐怖から訴えるのはできずにいた…)
八幡(また、カメラは消えていた…なぜかはわからない)
八幡(小町は…一人称を変えた日から…進んでない)
そして…年が開けた
携帯から書いてますよ
八幡「え?葉山が…停学?」
戸塚「うん、雪ノ下も…」
八幡「なんでだ?」
戸塚「わからないよ…でも平塚先生が言ってた」
八幡「…」
八幡(カメラ、行方不明になってたな…)
八幡(そこには葉山と雪ノ下の絡みが映ってるとなれば)
八幡(俺が見ないように配慮…いや考え過ぎか)
戸塚「三浦さんのグループも大騒ぎだよ?」
八幡「だろうな、葉山が消えたんなら…」
八幡「…」
戸部「どういうわけ?隼人くんが?」
三浦「さあ、わかんないけど…」
結衣「無期限らしいよね」
三浦「あんたらもバチ当たるかもよ」
戸部「え」
大岡「えっ」
八幡「復讐の努力を開始するか」
八幡「少し噂も下火になったし、今が好機だ」
八幡(卒業まであと少し…地獄の日々は解消するか?)
八幡「俺の努力次第なんだよな?葉山」
おわり
ありがとうございました❗
八幡「…なんて?」
戸部「だから、パン買って来てよ」
八幡「わかった…」h
ガタ
戸部「うわ…本当に言ってくれんの?サンキュー、ヒキタニくんっ!」バシっ
八幡「いてっ!」
戸部「うわ、ヒキタニ菌がついた…!」
大岡「あ、俺も頼むわ」
八幡「…おう」
「あはははは、よろしくパシリ君~」
三浦「あれって…なんなん?ヒキオが」
海老名「苛めかな~?」
三浦「まあ、仕方ないかもね、あいつの場合」
三浦「今まで虐められなかったのが不思議だったし」
結衣「そ、そんなこと…優美子、酷いよ…」
三浦「事実でしょ?紛いなりにもあーしらと付き合いがあったから、黙認されてた部分もあるんだろうし」
葉山「はは、俺達のおかげだったのかな?苛めがなかったのは」
三浦「ま、そうなんじゃない?よくわかんないけど」
三浦「まあ、戸部みたいのはやり過ぎかもとは思うけど」
八幡(俺の立場は随分と悪いものになっていた…)
八幡(葉山に嵌められ…引きこもってた期間に…なぜか全て俺が悪いということになり)
八幡(戸部と大岡の陰湿な苛めに耐えるという屈辱…なにこれ?)
八幡(小町はサッカー部員の奴に犯され…なんてことだ)
八幡(俺はサンドバック…これも俺のしてきたことの罰なのかよ?小町は関係ないだろ?)
----------------------
八幡「年が明けて…葉山と雪ノ下は自宅謹慎…今がチャンスか?」
小町「お兄ちゃん…」
八幡「小町…」
小町「あのさ…私、平気だからさ…あの時も言ったけど…あれからは友達が守ってくれてるし」
八幡「大志とかか?」
小町「うん、大志くんもその一人だよ」
八幡「落とし前はつけさせる」
小町「お兄ちゃん…?でも、そんなことしたら」
八幡「俺はもうすぐ卒業だけど…お前はまだまだだしな」
小町「でも、お兄ちゃん…もう受験なんだよ?」
八幡「自我を確立しながら勉学は怠ってないからな?平気だよ」
小町「凄いね、成績上がってるんだっけ?」
八幡「まあな、俺は勉強はできるからな?」
小町「うん、知ってる」
八幡「負けてた二人は消えたし、もしかして学年1位になれる日も近いかもな」
小町「理系ヤバいのに何言ってんの」
八幡「ははっ、そうだな…」
小町「そうだよ、あはは」
八幡(さて…どうするか…まず、話すべき相手は…)
進路相談室
平塚「それで?私に何か用か?」
八幡「そうですね…何から言えばいいのか」
平塚「君はもうすぐ大学入試だろ?そちらに集中するべきではないのか?」
八幡「…そうですね、もうすぐ…ですね」
平塚「じゃあ、そちらを優先したまえ」
八幡「じゃあ、ひとつだけ」
平塚「ん?どうした?」
八幡「単刀直入に言うと…部室のカメラ…消えたの知ってます?」
平塚「…なにが言いたいんだ?」
八幡「あれ押収したのって…先生ですよね?」
平塚「…なんでそう思う?」
八幡「葉山たちが無期停学になってるから…」
平塚「…君が、カメラを設置してるのを見てな」
八幡「マジですか」
平塚「すぐにピンとはきたが…そのままにしておいた」
八幡「じゃあ…あのカメラには」
平塚「映っていたよ、あの二人の淫行が」
八幡「……」
平塚「私としても色々悩んだんだが…」
八幡「結局、それで停学処分にしたんですか?」
平塚「黙認をするわけにもいかないだろ?君や由比ヶ浜にも被害がいく可能性もあるし」
八幡「…どのみち、俺はそれで葉山に復讐するつもりでしたしね」
平塚「そうだとは思ってたが…なにかあったのか?」
八幡(どうする、言うか…しかし…雪ノ下の名誉が…)
八幡「実は、かなり前の話ですが、俺が引きこもった原因が…」
平塚「やっと話す気になってくれたか、詳しく聞かせてくれ」
八幡「はい…実は…」
今はこのくらいで
おい>>1よ…はいかいいえかだけでいいから質問に答えてくれ
お前原作かアニメどっちかだけでも見たのか?さすがにこれはなあ…
葉山グループのおかげで虐めが抑えられてたと言うのはどこのシーンだ?
むしろ文化祭後に戸部やらが煽ってただろうが?てかお前二次創作とか
書いたらいかんわ…最低限のストーリーとキャラは準拠させるのがスジだろ?
これで見たとか言われても無理があるけどなあ…違うか?おい!
>>375
トップカーストと知り合い風じゃなかったら、苛めにあっててもおかしくないという描写なだけです。
そういう場面があったわけじゃなくて、あくまでこのSS内の彼らが言ってるだけです
八幡はボッチで暗いし、自分らと全く付き合いなかったら日頃から虐められてるんじゃね?みたいな感じです
あと二次創作の考えですけど、居酒屋さんなどの作者はOKなんですか?
自分より前にこういうの書いてた人はネタというか、ある程度認められた人もいると思うんですが
過去にもっと凄いの見たことあるんですが…その人のは地の文が多くてもっと文章力ありましたけど
平塚「…それは本当か?比企谷…性質の悪い冗談とかではなく…」
八幡「こんなこと言いませんよ、冗談では」
平塚「…そんなことが…」
八幡(絶句してるよ…先生…まあ、しょうがないよな…)
平塚「それは…犯罪じゃないのか…?」
八幡「なんでしょうかね?傷害罪?」
平塚「睡眠薬はどうやって入手したんだ…あいつは」
八幡「そんなの病院で適当にって感じじゃないですか…?」
平塚「…比企谷…引きこもった理由はわかった…」
八幡「はい…」
平塚「そして…すまなかったな…力になれなかった…教師失格だ、私は…」
八幡「いえ、俺が言わなかっただけですから…」
平塚「しかし…君を縛って…目の前でか…よく来る気になったな学校に」
八幡「だから、しばらく来れなかったんですよ」
平塚「そうだな…警察には行かないのか?」
八幡「雪ノ下を陥れるのは…本意じゃないんで…」
平塚「まだ好きなのか?」
八幡「さあ、どうですかね」
平塚「ビデオの映像は…まあ、君の言ったことも納得できるものだったよ」
八幡「ばっちり映ってたんですね…」
平塚「まさか、雪ノ下が葉山に手籠めにされるとはな」
八幡「そんなにすごいんですか…葉山の奴…」
平塚「その映像のことを葉山に言った時のあいつの表情は…はは、見せてやりたかったよ」
八幡「撮ってないんですか?」
平塚「残念ながらない」
八幡「まあ、そうですよね…」
平塚「それで、君が言いたいのはカメラのことだけか?」
八幡「ああ、あと俺、今戸部とかから苛め受けてるんですけど」
平塚「…あいつらは本当に…」
八幡「まあ、その辺り訴えようかなと…小町も散々な目にあいましたし」
平塚「…妹か…」
八幡「まあ、これも俺の今までの行動のツケかもしれないですね」
平塚「自己犠牲の精神…かなり強引な解決方法のツケか」
八幡「文化祭での評価が今回も効いてますよ、「ああ、あいつなら…」って」
平塚「人は噂だけで簡単に揺れるものだからな」
八幡「しかし、引きこもりから帰ってきたら、さらに悪者になってたのは驚きました」
平塚「葉山は本当に用意周到な奴だ、そういうのを別の方向に使ってほしかったが」
八幡「あいつが消えてくれたのは好都合です」
平塚「…攻勢に出るのかね?」
八幡「止めないんですか?」
平塚「どの道、君は被害者だからな。私が止める理由がない」
八幡「そうかもしれませんね」
教室
三浦「戸部」
戸部「どしたん、優美子?」
三浦「ヒキオに関わるの、もうやめな」
戸部「なんで?隼人くん、謹慎になったから弱気になってんの?」
三浦「隼人関係ないし、元々ヒキオ自身に関わるなって言ってあるし」
戸部「あれ、そういえばそんなこと言ってたっけ?」
三浦「まあね、ほら結衣に彼氏ができた辺りに」
戸部「結衣に近づくなって意味合いで?」
三浦「そう、でその後あいつ来なくなって…変な噂出たりしたし」
戸部「でも、それと俺がヒキタニ君を虐めてるのと関係なくね?」
三浦「あんたらがそんなことしてると、結衣が嫌そうな顔してんの」
戸部「ああ、そういうことかっ。せっかくストレス発散してたのに」
三浦「あんたってそんな嫌な奴だったっけ?アホだとは思ってたけど」
戸部「アホはひどいって優美子、あとさ」
三浦「なに?」
戸部「自分は関係ないとか考えてね?」
三浦「はあ?あーしは別に、ヒキオ虐めてないけど?」
戸部「あ、それダメだわ。いじめっ子の発想だわ」
三浦「なに言ってんの?」
戸部「周りから見たら変わらないって、俺も優美子も」
三浦「一緒にすんなっての、あんたとか大岡と」
戸部「自覚がない分、性質が悪いよな~」
三浦「はあ…?」
戸部「こわ…!ほら、結衣に近づくなとかさ…あれは傍から見たら苛めだって…あいつら同じ部活なのに」
三浦「あれは…結衣が心配だから…」
戸部「多分、結衣からしたらありがた迷惑だと思うぜ?結衣の性格からしたらさ~」
三浦「そ、そんなこと…」
戸部「ま、そういうことだから。じゃね~」
三浦「あ、ちょっと、話聞けっての!…たく」
海老名「ねえ、結衣さ」
結衣「えっ…なに?」
海老名「ヒキタニ君とどのくらい話してないの?」
結衣「もう何か月にもなるかな…あはは…優美子も怒るし」
結衣「…あたしも忙しくなったし、他のことで」
海老名「奉仕部は自然消滅したんだよね」
結衣「うん…そうなるかな…ゆきのんも…いないし」
今日はこれで終わります、ありがとうございました
海老名「結衣はそれでいいの?」
結衣「うう…そ、それは…」
海老名「自分に正直になった方がいいんじゃない?」
結衣「あたしは…今の彼氏大切にしたいかも」
海老名「結衣の口からまさかそんな言葉出るとは思わなかった」
結衣「だって本当にいい人だしさ…あたしのこと第一に考えてくれるし」
結衣「それに…優美子だって、本当にあたしのこと考えてくれた上で行動してくれてるし」
海老名「今更、ヒキタニ君のイザコザには巻き込まれたくない?」
結衣「そ、そういうわけじゃないけど…」
三浦「そうそう、わかってんじゃん、結衣」
結衣「優美子、いつの間に」
海老名「盗み聞きはよくないよ~?」
三浦「盗み聞きって、この距離で何言ってんだか」
結衣「それよりさ、優美子」
三浦「あんたは、今の彼氏大事にするっていう意思でいいと思うよ?」
結衣「うん…」
三浦「とりあえず、あーしらは無関心ってことで…もう、試験だし」
結衣「そういえば、そうだよね。大学入試…がんばらないと」
三浦「あんた、彼氏と同じ大学行くんだっけ?」
結衣「うん、そのつもりだよ?」
三浦「そっかそっか、まあ結衣の実力なら大丈夫でしょ、お互いがんばろ」
結衣「うんっ」
三浦「でも…」
結衣「え?なに?」
三浦「あんた、大学行ったら彼氏に捧げるのよね…処女」
結衣「な、なに言ってんのよ…!…もうっ!」
三浦「動揺し過ぎだって結衣。卒業まで経験ない女って貴重なんよ」
結衣「わ、わかってるよ…もう」
三浦「しかも、結衣みたいな美人が。掘り出し物ってやつ?」
結衣「し、知らない…」
三浦「あ、拗ねたし、ごめんごめん結衣。からかい過ぎた」
海老名「いいのかな、これで本当に…」
結衣「姫菜?」
三浦「なんなん、海老名?文句あんの?」
海老名「そうじゃないけど…ほら、葉山君もういないしさ…戻ってこれるかもわからないのに」
三浦「そ、それが?」
海老名「このままだと、ヒキタニ君が…復讐するかもしれないでしょ?」
三浦「ああ、それね。戸部達には警告してあるけど」
海老名「優美子は復讐は黙認するの?」
三浦「まあ、こっちに迷惑が来なければね…机の落書きとか、明らかに戸部でしょ」
結衣「やっぱりそうなんだ…ひどいよ」
三浦「ヒキオも自業自得だとは思うけど、暗いのはあいつが悪いし」
三浦「変な噂流れたのも、あいつが失恋して引きこもったからだし」
結衣「優美子、言い過ぎだよ…」
三浦「ごめん、言い過ぎたかな…まあ、しばらく様子見かなあーしたは」
結衣「…」
海老名「結局それしか無理だしね、受験あるのに」
三浦「そういうこと」
------------------------------------------
八幡「さて、どうするかね…」
八幡(さっさと戸部達をいじめられてましたって言えば終わるんだが…)
八幡(最悪落書きの証拠もあるしな)
戸塚「八幡…」
八幡「戸塚?どした?」
戸塚「あはは、なんだか怖い顔してたから」
八幡「まあ、間違ってはないかな」
戸塚「やっぱり復讐するの?」
八幡「戸部たちだけじゃないぞ」
戸塚「他にもいるんだ?葉山くんはいないんだよ?雪ノ下さんも…」
八幡「小町の元カレだけど…まあ、そっちはともかく」
八幡「雪ノ下には一度謝ろうかとは思ってる」
戸塚「そうなの?僕の見立てだと…彼女も悪いんでしょ?」
八幡「そうだな…でもあいつも苦しかったと思う。許嫁なんてもんに固められて」
八幡「それなのに、前に感情のままに罵ってしまったからな」
戸塚「八幡…でもさ、雪ノ下さんはもう八幡のものじゃないんだよ?葉山くんのものだよ?」
戸塚「そんな彼女にも謝るの?」
八幡「…」
戸塚「もうさ、切り離さなきゃダメだよ。彼女のことは忘れた方がいいよ」
八幡「戸塚…でもな」
戸塚「じゃないと…まともに復讐なんてできないと思うよ」
八幡「…」
八幡(戸塚の言うことはもっともだ)
八幡(いまさら謝っても無意味…雪ノ下が俺に傾くことなんてあるわけない)
八幡(…俺、こんなにあいつのこと好きだったのか?)
戸塚「もう遅いけどさ」
八幡「なんだ?」
戸塚「雪ノ下さんが取られた時、由比ヶ浜さんのこと気にかけてあげればさ」
八幡「ああ…そうだな」
戸塚「きっと、今頃はうまくいってたと思うんだけど」
八幡「俺、別に彼女欲しかったわけじゃないぞ?」
戸塚「そうなの?」
八幡「雪ノ下じゃないと駄目だったんだよ、あのときは」
戸塚「でももう無意味だよね」
八幡「そうだな」
戸塚「じゃあ、これで何の遠慮もなく復讐できるね」
八幡「なんか戸塚じゃないみたいだ」
戸塚「僕も、八幡の机の落書きみて天罰が下ればいいって思ってたから」
八幡「戸塚…」
戸塚「縄跳びを奉仕部に持ち込んだり、葉山くんが何してたのかは想像できるからね」
八幡(多分その想像は少し違うと思うけどな…いや、実際は雪ノ下を縛ったりもしてたのかな?)
八幡(あ…なんか勃起してきた…俺ってキモイか?)
戸塚「僕は八幡の味方だよ?」
八幡「もう結婚するか戸塚」
戸塚「ごめん、彼女がいるんだ」
八幡「そうだったね…」
昼休み
三浦「それでさ~」
海老名「うんうん」
結衣「…」チラ
八幡「…」モグモグ
結衣「今日は教室で食べてる」
三浦「結衣、いい加減ヒキオ見るのやめなって」
結衣「え…?わ、わかってるよ…!」
三浦「いんや、わかってない」
結衣「ええ~…」
三浦「あんたの彼氏に言いつけちゃおうかな~?」
結衣「そ、そんな…」
三浦「他の男気にかけてますって」
結衣「や、やめてよ~」
三浦「さすがに嫉妬して、結衣をホテルに連れ込んで…」
結衣「ちょっ、ちょっと優美子っ…!」
三浦「アンアン喘ぐって寸法、なんかすごい絵になるっていうか」
結衣「ならないよ~バカっ!」
三浦「どうせ近いうちに結ばれるんだからさ?いいじゃん、早まっても」
結衣「も、もう…優美子がオヤジみたいになってるし…セクハラ全開だよ…」
海老名「ハヤ×ハチとかなら最高なんだけどね~」
三浦「ヒキオが知ったらどう思うんだろ?やっぱ嫉妬するかな~?」
結衣「し、知らないよ…そんなの」
海老名「夜のオカズとして使うかも…うふふ」
三浦「うわ、それキモイし…結衣を汚すなっての」
三浦「つーか、いつもやってそうだけどね、あいつ。雪ノ下さんとかで」
結衣「ヒッキーはそんなことしないってば…!」
三浦「絶対してるって」
結衣「してないよ~っ」
戸部「なんか優美子たちが凄い会話してるし…」
大岡「おう、なんかムラムラしてきた…」
戸部「でも俺彼女いね~べ、発散できないべ」
大岡「ヒキタニでも使うか」
戸部「はあ?やだよ、男同士で…刑務所じゃないんだからさ…」
大岡「いや、そうじゃなくてな…」
戸部「ん?なに?」
大岡「ほら、妹の方を」
戸部「…すげぇ発想」
大岡「やっぱ罪をおかせば、家族も連帯責任っしょ」
戸部「そうかもね~」
大岡「あの二人ってあれから別れたんだろ?あの時のことをネタにさ」
戸部「もう試験本番だし、ストレスは溜めたら駄目だしねっ」
大岡「そそ、そういうこと」
戸部「やべっ、俺達超悪者っぽくね?」
大岡「いや、校内1の悪者を成敗してるトップカーストだって」
戸部「だな~」
「あはははははははっ」
川崎「……」
八幡「いつ制裁下すかだな…」
八幡「やっぱ試験もあるし、その後か?」
八幡「しかし陰湿ないじめがくるのも嫌だしな…」
川崎「ねえ、比企谷」
八幡「ん…?川崎か」
川崎「あんたってさ、虐めにあってたっけ?」
八幡「ん?そうだな…陰湿な」
川崎「誰に?」
八幡「葉山グループだよ、そんなのわかるだろ」
八幡「具体的には女性陣以外かな?いや、あっちも含まれるのか?」
八幡「いや、三浦はともかく、由比ヶ浜や海老名さんは天使に見えるしな」
川崎「そこはどうでもいいよ」
八幡「どうでもいいんなら、なんの用だよ?」
川崎「あのさ、詳しいことはわからないけど…その男共がさ」
川崎「なんか妹によからぬことしようとしてるみたいだよ」
八幡「…はあ?」
川崎「さっき出て行ったけど」
八幡「……助かった」ガタ
タタタタタ
川崎「あ、比企谷っ!」
1年廊下
大志「あれ…あれは…姉ちゃんと…お兄さん?」
八幡「おい、兄さんはやめろこらっ」
大志「す、すいません…」
川崎「大志、丁度よかった」
大志「え?なんすか?俺になんか用ですか?」
八幡「妹…小町知らないか?」
大志「比企谷さんなら、先輩方に連れて行かれたようですよ」
八幡「おいおい、守ってるんじゃないのかよ…」
大志「それはあいつからであって…まずいんすか?」
八幡「くそ、時間がなさそうだな…」
川崎「場所どこかわかんの?」
八幡「いや、わかんね。だから…」
川崎「ん?」
奉仕部部室
小町「ここに連れて来て…なにか用ですか?」
大岡「いや、大体わかるでしょ?ほらね?」
戸部「まあ、わかるよね?やっぱね?」
小町「……下衆過ぎませんか?」
戸部「うわ、怖いわ~やっぱ犯されたから、人間不信になってるわ~」
小町「…!」
戸部「クラスの奴とかに吹聴されたくないよね?ね?」
大岡「そりゃ、これからのリア充ライフに傷残したくないでしょ~」
戸部「こんな可愛いなら、ヒキタニ君なんかと違ってさ~」
戸部「モテまくりじゃね?」
小町「……っ!」
大岡「でも、俺らが傷物にするんだろ?」
戸部「ていうか、もう傷物でしょ、彼のせいで」
「あははははははははっ」
小町「最低…死んじゃえ…」
戸部「ま、いいや。とりあえず制服脱いで、下着姿まででいいや」
大岡「あれ?真っ裸にしないの?」
戸部「その過程が楽しいんじゃん~」
大岡「うっわマニアック…わかっけど~」
小町「…」
戸部「ほらほら、時間ないからすぐ脱いでよ」
小町「…ううっ…」
ガラッ
八幡「おまえらっ!」
戸部「あっれ~ヒキタニくんじゃん」
大岡「タイミングいいな…おい」
小町「お兄ちゃんっ!」
八幡「小町…大丈夫かっ!?」
小町「うん…!私は大丈夫だよっ」
川崎「最低なことしようとしてんね…なにこれ?」
戸部「あっら~、なんかおまけまでついてきてるし…」
大岡「おい、どうすんの?」
戸部「変わらないでしょ?ヒキタニくんの前で、小町ちゃんをボーンっ」
大岡「ボーンって…レイプだな」
戸部「そそ、よりそそるじゃん」
大岡「わかる気がする。負け犬の遠吠えを聞いてみたい」
小町「…そんなこと、誰が…」
戸部「いや、小町ちゃんはするしかないって~、大丈夫だって優しくしてやるからさ」
大岡「ほらほら、早く下着姿になれよ」
八幡「頭おかしいのか、お前ら?もう逃げ道なんてないぞ?」
川崎「確かに、終わりだね」
小町「そうだよ…死んじゃえ!」
戸部「すっげぇ言われよう…腹たたね?」
大岡「そうだな…川崎の奴も犯すか?二度と文句言えないように」
戸部「あ、いいなそれ~。やっぱ学年でも結衣と並ぶスタイルの持ち主だもんな~」
大岡「そうそう、ちょっと歩くだけで揺らしまくってたもんな」
川崎「……誰が、あんたらなんかに…!」
八幡「お前らは…」
「中に入れよ」ドン
八幡「えっ…?」
川崎「えっ?」
ガラガラ ピシャ
戸部「いんや、ベストタイミングだわ~」
後輩「いや、先輩達、すごいこと考えますよね」
後輩「そうですよ、あははははは」
八幡「………!!」
川崎「…ひ、比企谷……」
戸部「驚いた?後輩たち呼んでたんよ」
大岡「すげぇ驚いてるよこいつ。あれだろ?自分がこれかたどうなるのか予想したんだろ?」
戸部「それで、この人数でどうしようもないって悟った顔だよね?ヒキタニくん」
八幡「……!!」
川崎「……こんな…!」
小町「お、お兄ちゃん…!」
戸部「小町ちゃんは下着姿早くね」
小町「……!」
八幡「や、やめろ…妹に変なことすんなっ!」
後輩「こいつうるさいですね、どうします?」
戸部「そうだね~そこに丁度縄跳びあるし、縛り付けるか」
後輩「合点承知っ!」
八幡「や、やめろ…!」
後輩「抵抗すんなっての…つーか全然力ねーな?ホントに男か?」
戸部「そいつ女の子だべ?ただし下はついてる」
「あはははははははっ」
川崎「あんたら…いい加減に…」
ガバ
川崎「きゃあ…!」
後輩「うっわ、すっげ…!黒っすよ黒…学校に黒のレースって」
大岡「マジかよ、やる気まんまんじゃんっ!」
戸部「そういうつもりで来たんだろ?ここにさ~」
川崎「ちょ…ほんと、いい加減に…!」
戸部「抵抗したら、ヒキタニ君がどうなるかわかんないぜ?」
川崎「え…?」
八幡「く…」
後輩「拘束完了っと」
川崎「…それであたしが言うこと聞くと思ってんの…?」
ドカ
後輩「いてっ!」
川崎「ったく…!」
戸部「うっわ、かわいそ~ヒキタニくん…川崎さんにまで振られた~」
大岡「こんなキモイやつ仕方ないけど、どんどん離れて行かれるよな~」
川崎「……」
小町「沙希さん…」
川崎「そういう目で見ないでよ…あんたもさ…」
戸部「ていうか川崎沙希さんには彼氏いるっしょ?」
川崎「…なんで知ってんの…?」
戸部「前に歩いてるの見たし」
大岡「マジか?ここの学校?」
戸部「いんや、違うとは思うけど。美人には男がつきもんよ」
川崎「……」
戸部「ま、いいや。小町ちゃんに一生消えない傷つけられたくなかったら、抵抗禁止ね」
川崎「……!」
小町「そ、そんな…沙希さん関係ないのに…」
大岡「まあ、抵抗しなくても、心にはつけちゃうけどね」
戸部「それも古いわ」
「あははははははははははっ」
川崎「あんたら、ホントに最悪だね…ほんとに…」
後輩「へへ、おとなしくなったな。さっきの蹴りの仕返しも兼ねて…」
八幡「川崎…」
川崎「あんたについて来たら散々なんだけど?彼氏になんて説明すんのよ、こんなの…」
後輩「おら、あんたも下着姿になれよ」
川崎「……っ」
小町「沙希さん……」
戸部「小町ちゃんはヒキタニくん守らないとね?いい加減脱ごうな」
小町「…っ」
八幡(こんなことが…また縛られてる…あの時と一緒だ…)
八幡(今度は小町…それに巻き込まれて川崎まで…)
八幡(なんで…なんでこんなことに…!)
八幡(俺がもっと早く、あいつらに制裁下しておけば…!)
パサ
川崎「…くっ」
後輩「おお~黒とか反則じゃね?そそるわ~」
戸部「胸でかっ、彼氏羨まし過ぎるだろ」
大岡「いいよな~」
戸部「まあ、こっちも…悪くないけどな」
小町「うう……こんなのって…」
大岡「色々サイズは小さいけどいいな~」
八幡(小町も下着姿に…くそ…俺は…!)
後輩「ほら、次は下着だ。ストリップの如く脱げよ」
川崎「ちょ…本当に勘弁してよ…もうさ…」
後輩「なに言ってんだよ?どうせ全部見られて犯されるんだぜ?」
川崎「そ、そんな…!」
後輩「なんか急にしおらしくなったよな、そそるわ。気の強い女がこうなると」
後輩「支配してるって気になるしな」
小町「…ゆ、ゆるして…もう…」
戸部「ほら、家が生えそろってんのか気になるから早くパンツ下してな?」
大岡「もうやべぇわ…我慢できねぇわ…なあ、もういいだろ?俺が脱がしても」
戸部「おいおい、盛り過ぎだって~」
大岡「そんなこと言われてもな…」
川崎「くっ…!」
後輩「すげぇ、こんなスタイルいい奴初めて見た。なに食ったらこんなんキープできんの?」
川崎「し、知らない…あぁ…!」
後輩「まだちょっと反抗心があるよなぁ?ここは抵抗できなくなるまで責めないとな」
川崎「あぁ…ちょ…!…ほんと…だめだって…くぅ…っ」
後輩「うっわ、ドSだわ~!やべぇわ~っ!」
小町「やだ…やだ…ひぐ…!」
川崎「あぁ…い、いやぁぁあぁあ…!」
八幡「…俺はなにしてるんだ…?復讐を誓って…こんな…」
大岡「もう我慢できんっ!」ガバ
小町「いやっ!いやあぁぁぁぁぁ!!」
大岡「すぐ気持ちよくなるってっ」
小町「やだ…!やだぁぁぁぁあぁ……!」
八幡「こ、小町っ!」
小町「お、おにいちゃぁぁぁん…!」
川崎「はあ…はあ…あぁ…」
後輩「ほら、その机に手ついて、尻こっちに向けて」
川崎「そ、それだけは許して…!」
後輩「いいから、早くやれってっ、完全に籠絡させてやるから、大好きな彼氏のことなんて考えられなくなるくらい」
川崎「い、いや…!」
戸部「よう、ヒキタニくん…楽しんでる?」
八幡「戸部…お前は…」
戸部「ヒキタニくんのそういう顔見んの楽しいわ~」
八幡「死ねよ」
バキ
八幡「ごふっ…!」
戸部「あ、ごめん。鼻血出ちゃった?」
八幡「……」
戸部「サンドバッああクの恐怖で今まで何もできなかったんだよね?いや~助かるわ」
八幡「…」
戸部「どう?気分は?大好きな聖女の小町ちゃんはああいう風に犯されて」
小町「や…やぁぁぁぁ…!」
八幡「くっ…や、やめろ…!」
戸部「自分の大好きな妹像が壊れちゃった?もう死にたいくらい後悔してる?」
八幡「と、戸部…」
戸部「ほら、あっち見てよ」
八幡「くそ…」チラ
川崎「あぁ……くっ…!…だ、だめ…、ほんとに…だめ…許してぇ…!」
後輩「なに言ってんだよ沙希ちゃん、ほらもっと股開けよ」
川崎「いやぁぁぁぁ……!」
八幡「川崎…」
戸部「結衣とも縁が切れてさ、いろはすも彼氏できてたし」
戸部「なんだかんだ彼女が最後の女の知り合いだったべ?」
八幡「…」
戸部「自分と同じ孤独で…でも、彼氏いたし」
戸部「ちょっとNTR感あるんじゃね?」
八幡「なに言ってんだ…そんなわけあるか」
戸部「無理しなくていいって」ボカ
八幡「うぐっ…!」
戸部「あ、ゴメン。また鼻血ぶり返した?」
八幡「……」
戸部「さっきはヒキタニ君じゃ、全然人質にならずに見放されたしね~」
戸部「あ~ヒキタニ君、かわいそうだわ~」
八幡「あれは普通の反応だ…川崎とは知り合い以上の関係じゃないんだからな」
戸部「あははは、ヒキタニ君と知り合いってだけで汚点だわ、ほんと」
八幡「…お前…これからどうするつもりだ?」
戸部「なにが?」
八幡「どう収拾つけるんだ…?ここ学校だぞ?バレナイとでも思ってるのか?」
戸部「ああ、それは考えてあるよ」
八幡「なに…?」
戸部「さすがに口封じとかできないしさ~精神的な口封じみたいな?」
八幡「なんだと…?」
戸部「もうこうなったらさ、小町ちゃんと川崎を犯しまくって」
戸部「二度と俺達に逆らえないようにするってこと」
八幡「……!」
戸部「それで、ヒキタニ君は二人のことあるし、誰にも言えずいじめの復讐もせずに…」
八幡「…」
戸部「大学受験に向かって前進するだけ、ほら完璧じゃね?」
八幡「なに言ってんだ…俺がそれで済ませると…思うのか?」
戸部「思うよ、川崎はともかく妹の恥部をさらけ出す気?」
八幡「…」
戸部「しかも、二人はこれから俺達に時折呼ばれることになるし~」
八幡「なっ…!」
戸部「なにかしたら…二人がどうなるか、わかるよね~?」
八幡「……!」
戸部「あはは、絶望してるって顔してるよヒキタニくん」
八幡(なんてことだ…これじゃ、本当に何も…これじゃあ…!)
戸部「ん?泣いてるの?ええ~」
後輩「うわ、マジですかっ!」
大岡「あははははっ」
八幡「うぐっ…ぐす…こんな…うぐぅ…」
戸部「うわ…本当に泣いてるよ~!これキモ過ぎるって~!さすがに引くわ…」
八幡「うぐぅ…ひぐ…!」
小町「お、おにいちゃん……小町ぃ…」
大岡「ふう…そろそろかな~へへへへっ」
小町「い、いやぁ……」
ガシャアアアアアン
戸部「…うおっ!?」
大岡「な、なんだ…!?」
八幡「……い、いす…?窓ガラス割って……」
いろは「先輩っ!平気ですかっ!ていうかいますよねっ!?」
八幡「一色…?…ああ!いるぞっ!」
いろはの彼氏「よし、入れいろは!気をつけろよっ!ガラスの破片とか」
いろは「うんっ!」
戸部「え……!いろはす…?なんでここに…?」
いろは「…やっぱり、つっかえ棒で開かないようにしてるし…よし、これでOK」ガラガラ
八幡「……一色…?」
いろはの彼氏「うわ…なんだよ、これ…」
大志「比企谷さんっ!大丈夫っ!?」
小町「た、大志くん…?」
大志「…比企谷さん…!」
大岡「お、おいおい…ど、どうすんのよ?」
戸部「……!!」
八幡「…大志…お前が、一色に…」
大志「はい、正確には生徒会にですけど」
いろは「戸部先輩……なにしてるんですか…?」
戸部「いろはす…あの、これは……」
バチンッ
戸部「あ……」
いろは「消えてください」スタスタ
いろは「先輩…平気ですか?」
八幡「あんまり…」
いろは「鼻血でてますもんね」
いろは「俺より、小町と川崎の方が大変だ…」
いろは「はい、わかってます」
スタスタ
八幡(一色の彼氏と大志も加わって…川崎と小町を介抱してくれてるな…)
八幡(この際、裸がどうだと言うのはささいなことか…)
八幡(助かった…と言って大丈夫か?…これ以上はないよな…?)
八幡(あと大志…すげぇ助かったが…平塚先生をつれて来てほしかった…)
-------------------------------------------------
川崎「……」
八幡「川崎…その…」
川崎「最低だよ…もう…最低」
八幡「すまん…俺の為に…」
川崎「あんたの為じゃないけど」
八幡「そうだったな…妹の為だよな」
川崎「けーちゃんと重なったから…」
八幡「あ、そうすか」
川崎「こんなこと、彼氏に絶対言えない…」
八幡「言わなきゃいいだろ」
川崎「言わないけど…はあ…」
八幡「しかし、彼氏持ちだったとはな」
川崎「なに?悪い?」
八幡「いや、納得はいく」
川崎「あっそ……はあ、でもあんな不本意にされるなんて…」
八幡「お前って…処女?」
川崎「はあ?違うに決まってるでしょ」
八幡「だ、だよな…」
川崎「…あんたみたいな奴には恋人なんて無縁かもだけど、初めてじゃなくても、それなら安心だなとか言わないでよ」
八幡「いや、いわねぇけど」
川崎「…じゃ、あたし帰るから」
八幡「おう…またな」
スタスタ
後輩たち「お、おれたち関係ないですよ…!無理やり…!先輩だし逆らえないし…!」
平塚「バカものっ!そんなこといいわけにもならんっ!一度地獄へ落ちて来いっ!」
後輩たち「ひ~~~~!」
戸部「…」
大岡「…」
平塚「お前たちは主犯だな、この一連の騒動の」
戸部「…ええ、そっすね…」
平塚「落ち着いてるな、それともただ何も考えてないのか」
大岡「…俺たちは…」
平塚「わかってると思うが、警察送りだ。学校にもおれないし社会的制裁を受けることになる」
戸部「警察沙汰……」
平塚「当然だな…がっかりさせて…どうしようもない奴らだ、葉山といい」
戸部「隼人くんもやらかしたんですか?」
平塚「この時期に停学だからな…お前たちはその上を行くが…」
平塚「本当なら、この手で殺したいくらいだが、それは警察の方々に任せよう」
平塚「私は比企谷に話を聞く必要があるからな」
戸部「ヒキタニくんか…はあ…」
大岡「お、おわった…もうどうでもいいや…」
平塚「もしも万が一更生できたら…数年後でもいい。また、私を訪ねてこい。ラーメンくらいは奢ってやる」
平塚「今はこれ以上言うことなんてない」
戸部「……」
大岡「……」
戸部「なあ…」
大岡「なに?」
戸部「俺らの人生って終了?」
大岡「まあ…もしうまくいっても、最底辺を這いずるんじゃね?」
戸部「何年くらい捕まるんだろ?」
大岡「未成年だけどな…長いかもな…」
八幡(一色たちが来てから…あいつらは驚くほどおとなしくなった…なにか憑き物がとれたような)
八幡(そして川崎、小町を介抱して…平塚先生たちがやってきた)
八幡(あとは戸部たちは進路指導室に連行されて…警察にも連絡したそうだ)
八幡「で、俺は今から平塚先生に話を聞かされるってわけだな」
小町「ねえ…おにいちゃん…」
八幡「一緒に行くだろ?正直今は離れないでくれ」
小町「うん、小町は離れないよ、お兄ちゃんの傍を」
八幡「ああ、しばらく離れるなよ」
八幡(川崎も離れて行ったけど…小町は残ってくれた…あれ?俺ってキモくね?)
それから数日後
三浦「…戸部たち、一斉に消えたし…物理的に」
結衣「退学処分か…奉仕部であんなことしてたんだね…」
海老名「わたし達のグループもどんどん消えて行くね」
三浦「あれだけ忠告したのに…ばかじゃん。まあ、それなくてもいじめの方で終わってたかもだけど」
結衣「あたしの知らないところで…沙希や小町ちゃんもひどい目にあってたんだね…」
海老名「あ、結衣。あんまり言わない方がいいよ?個人名は出してないんだから」
結衣「あ、そうだね。ごめん」
三浦「戸部…やり過ぎ…これだからバカは嫌いだわ…」
三浦「いくらヒキオが腹立つからってさ…いじめがいあるとか思ったのかな」
海老名「優美子、葉山くんの言ってたこともさ、これだと怪しくなるよね?」
三浦「……」
海老名「あれは、葉山くんがヒキタニくんを陥れようとしてたっていうのが自然じゃないかな?」
三浦「…」
結衣「優美子」
三浦「ま、それでもいいんじゃない?」
三浦「あーしとしては、どっちでも変わらないし」
海老名「素直じゃないな~」
三浦「うるさいしっ」
結衣「なははっ」
三浦「ところで結衣さ…」
結衣「な、なに…?」
三浦「優しい彼氏に、ホテルのディナー呼ばれたって?」
結衣「う…そ、それは…」
海老名「ていうことは…実は部屋を一つとってあるんだパターンね」
三浦「そうそう、やっぱり我慢できなくなったんだって」
結衣「やっぱりそうなのかな…?昨日もキスとか身体触ってくるのが過剰だったし…」
三浦「まあ、少し早いけどいいんじゃない?ゴムたくさん持って行きなよ」
結衣「優美子っ!」
海老名「あはははは~」
結衣「……」チラ
八幡「ふう…まあ、なんとか平和になったか」
戸塚「平和か…あはは、落書きも結構きれいに消せたよね?」
八幡「悪いな、こんなこと手伝ってもらって」
戸塚「気にしないでよ八幡」
八幡「ありがとう」
戸塚「うん」
八幡「やっぱり俺にはお前が…」
「戸塚く~ん、女の子が来てるよ~」
「おいおい、見せつけるな~」
戸塚「あ……ごめん、八幡。彼女来てるみたい、行ってくるね」スタスタ
八幡「……小町だけかな」
結衣「………」
三浦「結衣、こっち見る」
結衣「あ、はいっ」
三浦「まったく…あんたさ、あれよね。今度彼氏に会ってホテル行ったら、スクール水着とかで誘惑しなよ」
結衣「え?え?なに言ってんの?」
海老名「スクール水着って学校の?」
三浦「そうじゃなくて、売ってるじゃんそういうの。ハイレグ仕様のああいうのでさ」
結衣「な、なに言ってんのよ~~!」
三浦「どうせ、誘われたら断らないんでしょ?」
結衣「う…それは…そうだけど…」
三浦「もう、あんたデレデレだもんね」
結衣「ううう~~~」
三浦「だからさ、シャワー浴びた後、彼氏の前に行くときにハイレグ仕様の水着来て出て行くのよ」
結衣「え、ええ…それは…」
海老名「想像したら、なんかエロイ…ホテルの部屋とのミスマッチ感が」
三浦「でしょ?結衣くらい可愛かったらもうその時点で男を虜にできるって」
三浦「きっと思い出に残る一夜になると思うよ~?」
結衣「そ、それはそうかもしれないけどさ…」
三浦「やっぱ初夜は大切にしないとね」
結衣「……」
海老名「あ、ちょっと考えてる」
結衣「もうっ!姫菜っ!」
----------------------------------------
平塚「葉山たちの退学処分が決まったよ」
八幡「そうですか…まあ、そうなるとは思ってましたけど」
平塚「雪ノ下も退学になった…元々無期停学だから、それに近いんだがね」
八幡「…俺が手を下すまでもないですね」
平塚「…君が汚れる必要なんかないさ、比企谷」
八幡「…」
平塚「ところで、昨日の婚活も失敗してな~」
八幡「大変ですね…でも先生ならすぐ相手は見つかりますよ」
平塚「そうだといいがね」
ガラガラ
小町「あ、お兄ちゃんっ!帰ろっ!」
八幡「おう、小町…帰るか」
小町「うん…!あ、でもさ、小町お腹へったな~」
八幡「なんか食べていくか?」
小町「奢ってね~」
八幡「へいへい」
八幡(小町…一人称が戻った…それはいいんだが…)
八幡(少し甘えん坊になったか…?まあ、あんな体験したんだしな)
八幡(俺の近くにいてくれるってだけで喜ばしいことだ)
八幡「俺は…結局なにもできなかったな」
小町「そんなことないよ…小町の為に…こうやって傍にいてくれるじゃん」
小町「今は一人で寝れないんだからさ…」
八幡「ま、そういうことなら俺が寝てやる」
小町「うん、ただし変なことしちゃダメだよ?」
八幡「いや、わかんねぇけど…」
小町「んもう…スケベ」
八幡「小町の裸見ちゃったしね」
小町「そういえば見られたね~」
八幡「お前ってけっこう発育してんのな」
小町「…スケベ」
八幡(そんなこんなで残りの高校生活は平和にいってほしいものだ…俺評判は最悪なものだけど)
八幡(大学に入ったら…また新しい関係もできると思う、多分ね)
八幡(雪ノ下…由比ヶ浜、俺の大切な人は離れて行ったが…)
小町「お兄ちゃん」
八幡「なんだ?」
小町「小町は傍から離れないからね?」
八幡「おう、わかった」
八幡(地獄な日々に光明が指してきた今日この頃)
おわり
ありがとうございました
オマケ
――戸部たちが処分されて数日後の週末、放課後の教室にて。
三浦「結衣、今日は久しぶりにあーしらに付き合わない? いくら男がいるからって、女友達を蔑ろにするのはいただけないし」
海老名「そうそう、久しぶりにどこか遊びに行こうよ。 あんなことがあったばかりだし、グループの結束を固めるためにも、ね?」
結衣「今日は特に予定ないから大丈夫だし。 でも、どこかっていつも通りサーティーワンじゃないの? それとも、ららぽのお店?」
三浦「結束を固めるっ言ったら、酒がなきゃダメっしょ」
海老名「という訳で、一旦帰宅して着替えた後で、待ち合わせるってことでヨロ~」
三浦「結衣は子どもっぽいんだから、タイトスカートでも履いて大学生くらいには見えるようにして来なよww」
海老名「胸は一番大人っぽいけどねww」
結衣「ちょww教室でそんなこと大声で言うなし!ww」
八幡「…………」
戸塚「八幡、帰るの?
八幡「おう……またな」
スタスタ
八幡雪乃葉山戸部「・・・………」
八幡「おいなんだこれ?つかふざけんなよ>>1!…小町…小町」
雪乃「…シテヤルコロシテヤルコロシテヤル>>1コロシテヤル!」
葉山「はあ…まいったなこれは…また屑山扱いで叩かれるのか…大体雪ノ下さんにこんな事したら陽乃さんに殺されるって…」
戸部「っべーわこれ…つかヒキタニくんにはマジリスペクトしてるっつうの!殺っちゃう?>>1殺っちゃうか?お?」
――同日、午後6時頃、津田沼駅近くの居酒屋「新月」店内にて。
三浦「てか、グループって言っても、男子が全員退学処分でいなくなるとか、マジありえねーってレベルじゃないけどねwwwwww」
結衣「そこ笑うとこなんだ!?wwww」
海老名「そんなこと言って結衣も笑ってるじゃんww まあ、私もとべっちがいなくなってホントよかったけど……」
三浦「あ~~、戸部って海老名に色目つかってたもんね。 あんな性犯罪者に粉かけられるとかぞっとしないし」
海老名「今だから言うけど、修学旅行の時にヒキタニ君に助けてもらわなかったら、逆恨みされて私も危なかったかも……」
結衣「えっ、何それ?」
三浦「修学旅行中に、ヒキオがこそこそ動いていた件? あーし、あの時ヒキオに釘を差したんだけど、もしかして余計なお世話だった?」
海老名「実は、とべっちの告白を阻止できないかヒキタニ君にそれとなく相談していたんだ。 私もはっきり言わずに、随分遠回しな言い方だったけどね」
海老名「でも、ヒキタニ君は私の身勝手な依頼に応えてくれた。 そのせいで奉仕部の雰囲気が悪くなっちゃったけど……」
結衣「……そう、だったんだ。 それであの時、ヒッキーは突然姫菜に告白したんだ」
三浦「ふーん」
海老名「結衣、怒った? 私は自分のために結衣の好きだったヒキタニ君や奉仕部の関係を犠牲にしたようなもんだよ?」
結衣「……もう、昔のことだし、今更だよ。 あたしもとべっちの依頼を安請け合いしちゃって、姫菜を困らせちゃってたんだろうし。
結衣「何より、あたしは今の彼氏との関係を一番大事にしたいしね」
三浦「そうそう、それでいーわけよwwww 結衣はヒキオみたいなゴミのことなんかすっぱり忘れて、今の彼氏とシティ・ホテルでしっぽりやることだけ考えてなww」
結衣「優美子、まだ生中一杯目なのにちょっと酔っ払いすぎだし!wwww」
海老名「私と結衣はマジメな話しているんだから、酔っぱらいは黙っててwwwwww」
三浦「しっかし、ヒキオもゴミ屑のくせに人様の役に立つこともあったんだねwwww ゴミはゴミでも再利用できる資源ゴミだしwwwwwwwwww」
結衣「ゴミ、ゴミって流石に酷いよww でも、小町ちゃんがたまにヒッキーのことゴミぃちゃんって言ってたかもww」
海老名「実の兄にゴミぃちゃんって地味に酷いww 私はヒキタニ君に恩義を感じているから、あんまり悪くは言いたくないんだけどなーwwww」
三浦「ほら、結衣と海老名もいいからもっと飲めし! お兄さん、生中3つ追加で!!」 ヨロコンデー
海老名「もう、優美子ってば。 もう少しだけマジメな話をしたかったんだけどなー」
結衣「ま、いいじゃん! とにかく乾杯しよ!」
海老名「うん、そうだね」
三人「せ~の」
三人「かんぱ~~~い!!」
――同日、午後10時過ぎ、津田沼駅近辺の路上にて。
三浦「おら、あく次の店にはしごすりゅんだよぉぉ!」
海老名「優美子、悪いことは言わないからもう今夜はやめておこうよ? ね?」
三浦「あーに? あんた、あーしの酒が飲めないっての~~~~?」 ウェップ
海老名「呂律が全然回ってないじゃない。 あんなにハイペースでチャンポンするから……」
結衣「お待たせ! そこのコンビニでミネラルウォーターとソルマック買ってきたし。 優美子の具合は大丈夫そう?」
三浦「ハイ! あーしは大丈夫れす」 ウェップ
結衣「だめ、そうだね……」 タハハ
海老名「とりあえず、終電にはまだ時間があるから、優美子の自宅の最寄駅まで送って行って、そこからはタクシーを拾おうか?」
海老名「こんなに酔っ払っているんじゃ、優美子の自宅に電話して親御さんに迎えに来てもらう訳にも行かないからね」
結衣「あー、ただでさえ普段から髪のことでガミガミ怒られているって言ってたもんねー」
海老名「ほら、優美子。 駅まで行くから、自分の足で立って」
三浦「酒がダメならカラオケいきたいいいいいい! 今夜は帰りたくないいいいいいいい!! おげぇええええェェェェ!!! 」 オロロロロ…
海老名「……正直、このまま置いて行きたい」
結衣「……あたしも」
三ヶ月後、とあるビルの屋上……
隼人「どうしたんだい、雪乃ちゃん?こんな所に呼び出して…やっと心を開く気になったかい?」ニヤニヤ
雪乃「……」
隼人「それとも、ここでシたいのかい?ふふっ、君もずいぶん変態になったね」ニヤニヤ
雪乃「……」
隼人「雪乃ちゃん、黙っていたら判らないよ…ふふっ」ツカツカ
雪乃「…葉山くん…」ハイライトオフ
グサッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
隼人「ゆ・雪乃ちゃん…何をするんだ!!!!!!」ダラダラダラダラ…
雪乃「…何をするって…あなたを地獄に落とす為よ、葉山隼人!」ギロッ
隼人「…な・なんで……」
雪乃「あなたのせいで…あなたのせいで…比企谷くんは小町さんと一緒に自殺したのよ!全部あなたが仕組んだんでしょう!
それに…わたしの身体まで穢して…絶対に許さない!まずはその汚らわしい下半身をこの金槌で潰してあげるわ!」グシャ!
隼人「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ジタバタ
雪乃「ふふふ…随分苦しんでる様ね…ザマ無いわね!ついでにその忌々しい顔と悪巧みばかりしていた頭を、金槌で壊してあ・げ・る♪」
隼人「や・止めるんだ、雪乃ちゃん!!お願いだ!!助けて!」ジタバタ
雪乃「助ける?馬鹿な事を言わないで頂戴!比企谷くんを地獄に落とし、小町さんをレイプ犯罪に巻き込んだ原因を作ったゴミを
赦す訳無いでしょう!!!これがわたしの、比企谷くんに対する罪滅ぼしなの!ついでにあなたの悪事は、さっきネット上に
公開したわ。各新聞社の社会部にも郵送済よ!例えあなたが生き残っても、あなたには地獄の日々が待ってるわよ…
フフフ…さあ、シニナサイ!シンデ地獄に落ちなさい!!!」バキッ!グシャ!ボコッ!
隼人「あぁぁぁぁぁ…た・助けて………」ブシャーーーー!!!!ガクッ……
雪乃「……やっとシンダのね…いい気味だわ……」ツー
隼人「」
雪乃「…比企谷くん…あなたの敵のクズは、わたしが始末したわ……次は…わたしの番ね…」フフフ…
隼人「」
雪乃「…比企谷くん…本当にごめんなさい…わたしは地獄に落ちて、罰を受けるわ…だから…あなたは小町さんと一緒に…天国で安らかにね…」ツー
雪乃「……さようなら……」ヒューーーー…………グシャ!
-------------------
------------------
-----------------
(こうして雪ノ下雪乃は、諸悪の根源である葉山隼人をサツガイし、自ら命を絶った…そして、葉山の悪事を世間に公開し、
比企谷八幡を迫害していた者達に呪いを掛けた…戸部や大岡や三浦、小町を陥れたサッカー部の後輩達に壮絶な厄害が
降りかかったのは、また別のお話…)
>>1に、この位の災難が降りかかります様に…
後日談
三浦「あ~、試験めんどうだし…」
結衣「まあまあ、もう少しの辛抱だよ」
三浦「そうだけどさ…はあ、なんか物足りない」
結衣「隼人くん達いないから?」
三浦「まさか、もういいってあんなの」
海老名「まあ、さすがにやり過ぎてたよね」
三浦「ヒキオはのことなんてどうでもいいんだけどさ~」
結衣「ちょっと…優美子…」
三浦「実際、あいつのせいで結衣は傷ついたわけだしさ」
結衣「そんなことないよ…」
三浦「元々好きだったんでしょ?でもあいつが雪ノ下さんの失恋でさ~結衣の相手しなかったから」
海老名「結果論だけど、傷つけたってことにはなるかもね。ヒキタニくんが悪いわけじゃないけど」
結衣「そうだよ、ヒッキーが悪いわけじゃないよ」
三浦「あいつがネガティブにしてるから悪いんだっての、女を傷つける男は駄目」
結衣「う~ん…」
三浦「まあ結衣には?今は素敵な彼氏がいるわけだし?もうどうでもいいだろうけど?」
結衣「な、なによ~」
三浦「照れてる照れてる、うまくいってんの?」
結衣「うん」
三浦「即答だし…で、この前のホテルの話はどうなったん?」
海老名「あ、それは気になるね」
結衣「え…あ、その話は…別にいいじゃん…」
三浦「なに言ってんのよ、スクール水着買ったんでしょ?」
結衣「あ、あはははは…」
海老名「それで?どうなったの?」
八幡「平和な日常ってこんな感じか…しかし」
八幡「なんだろな…失ったものが大きいような」
八幡「…」チラ
八幡(由比ヶ浜たちはエロイ話で盛り上がってるか)
八幡(川崎は…)
川崎「……」
八幡「一人で椅子に座ってると」
八幡「そういや、あいつ彼氏いるんだっけ」
八幡「…なんだかな」
八幡(人間、分相応にして生きるのがいいよねやっぱ)
八幡(奉仕部の俺は分不相応の地位だったわけだ)
八幡「結局…復讐も満足にできなかったしな」
八幡「まあ…由比ヶ浜に被害がいかなかったのはよかったか」
八幡「葉山たちは消えてくれたわけだし…」
八幡「しかし…なんだろな、なんか寂しい気持ちが出てくる」
八幡「小町がいればいいなんて思ってたが…それだけじゃなくてな」
八幡(つまり…彼女がほしいのか?)
八幡(いや…俺が好きだったのは雪ノ下だろ?もう散々だが)
八幡(それで由比ヶ浜とも付き合わなかったんだからな…)
八幡「由比ヶ浜って今、彼氏いるのか…はあ」
クラスメイト「なんかぶつぶつ言ってる…コワい」
クラスメイト「目合わすなって、呪われるぞ…」
八幡(しまった…)
八幡(いじめはなくなったが…根本的に嫌われ者だったな…)
八幡(戸部たちが消えたからってそれは変わらんか)
八幡「…」チラチラ
三浦「…なんかヒキオがこっち見てるし」
結衣「え…?あ、あははっ」
海老名「う~ん、あれはちょっと怖いかも…」
三浦「ぶん殴ってくる?」
結衣「やめてよ、優美子…ヒッキー、色々あったんだから」
三浦「ヒキオのせいで振り回されたこともあるんだけど」
三浦「結衣も傷ついたし」
結衣「あたしはいいってば」
三浦「まあ、いいや。で?話の続きだけど」
結衣「え…ええ~」
三浦「ディナーのあとホテルの部屋に行ってどうしたって?ん?」
結衣「うう…言わないと駄目なの…?」
三浦「そりゃまあ、処女喪失の顛末は語ってもらわないとね」
結衣「優美子、言い方がいやらしいよ…」
海老名「なんかおっさんって感じ」
三浦「うっさい」
八幡(こうして見ると…由比ヶ浜は可愛いなやっぱ)
八幡(まあ、あの3人は全員可愛いが)
八幡(そういや、相模も見た目は可愛いのか)
八幡(由比ヶ浜とは疎遠になってるが…前みたいに戻れないかね)
八幡(前は俺から話すことはあんまなかったが…俺から行ってみるか?)
八幡「……よし」
三浦「ふ~~~ん、へえ~~~、結衣がそんなことをね~」
結衣「な、なによ…優美子がそそのかしたんでしょ…そうしろって言ってたじゃん…」
三浦「まっさか、本当にスクール水着のハイレグ仕様で風呂場から出てくるとは思わなかったわ…」
海老名「そもそも買うとは思わなかったけどね」
結衣「な、なんか…恥ずかしい…」
三浦「で?彼氏の反応は?」
結衣「き、綺麗だって言ってくれて…」
三浦「へえ、よかったじゃん」
海老名「それで、そのあとは…うひひ」
結衣「~~~~~~!」
八幡「なあ、由比ヶ浜…」
結衣「えっ?」
三浦「は?」
海老名「あ…これは」
結衣「あ、ヒッキー…」
八幡「えっと…あのな…」
結衣「…う、うん…」
三浦「ちょっとヒキオ」
八幡(あーしさん、怖すぎ)
クラスメイト「なにあれ?なにしてんのあいつ?」
クラスメイト「さあ?三浦さんらに話しかけてるぞ、怖いっての」
三浦「……」
八幡(なんかすげぇ居ずらい…歓迎されてないのが半端ない)
結衣「えっと…どしたの?」
八幡(心なしか他人行儀な気がする)
八幡(中学でもいたな…急に他人になった奴。周りの眼を気にして)
八幡(でも、お前は違うだろ?葉山のことなんて信じてないだろ?)
八幡(なんで、そんな表情なんだ…?)
三浦「あんた、あーしが言ったこと覚えてないの?」
八幡「少しくらいいいだろ、由比ヶ浜に話があるんだよ」
三浦「駄目」
八幡「お前が決めることじゃねぇだろ」
三浦「あーしが決めることだっての、結衣に近づくな」
八幡「由比ヶ浜…」
結衣「……後でね、ヒッキー」
八幡「お、おう…」
結衣「じゃあさもういいかな?なんかみんな見てるし…ほら」
八幡「え…わ、わかった」
スタスタスタ
八幡(なんかすげぇ惨めなんだけど、なんだこれ?)
三浦「へえ、やるじゃん結衣。ヒキオにはああいう態度でいいって」
結衣「優美子…あたしはヒッキーが噂にならないように離しただけなんだけど、あたし達から」
海老名「もう十分なってるみたいだけどね」
三浦「そもそも、あいつがあーしらに話しかけてくんのが変だし。あんか根暗が」
結衣「優美子…」
三浦「結衣だって、今のイケメンで頼りになって優しくて、あんたのことを第一に考えてくれる彼氏の方がいいでしょ?」
結衣「そ、それは…」
海老名「なんか優美子性格悪い子みたい」
三浦「あーしは親友の為なら汚れ役にでもなるよ」
結衣「優美子…」
海老名「それって嬉しいけどさ、なんか違うような」
三浦「隼人たちもいなくなったし…結衣や海老名も同じようにいなくならないでほしい」
結衣「いなくならないよ、あたしは」
三浦「うん」
海老名「まあ、もうすぐ卒業だけどね」
三浦「話のこし折るなって、大学行ったら時間もできるし会うのは簡単でしょ」
海老名「まあ3人ともそんな遠くの大学行かないしね」
三浦「そういうこと」
三浦「結衣はとにかく彼氏のこと考えときな」
結衣「そんな常に考えないよ~」
三浦「いいからいいから、またラブ話きくし」
海老名「それで、結局水着見せた後どうなったの?」
結衣「……えっと」
三浦「うんうんっ」
結衣「食べられちゃった」
三浦「うわ…結衣、エロイ…今のしぐさ」
海老名「すごい可愛いけどね、あざといよね」
結衣「だ、だってさ…なんかもう逆らえなくて…」
三浦「まあそりゃ、ハイレグ水着の結衣とホテルにいたらね~」
海老名「ずっとおあずけくってたわけだしね?」
三浦「バインバインだしね~」
結衣「も、もう…セクハラし過ぎだよ二人とも…ばかぁ」
キンコンカンコン
八幡「…」
八幡(由比ヶ浜…あとでって何時だろうな、もう放課後だが)
三浦「結衣、帰るっしょ?」
結衣「あ、またあたしの家で勉強する?」
三浦「彼氏は大丈夫なん?」
結衣「彼も勉強中だし、今日は平気」
三浦「そっか、じゃあ海老名と3人で行こうかな~」
結衣「うん、そうしよ」
八幡「…なあ」
結衣「あ、ヒッキー」
八幡「話…後でって言ってなかったか?もう放課後だけど」
結衣「あ、うん…そうだね…えっと」
三浦「ヒキオ、後ってことは今日じゃなくても後でしょ」
八幡「はあ?おいおい、どういう理屈だよ…」
三浦「あんたのことだから聞いてたでしょ?まずそれが怖いけど、あーしら勉強しに行くから」
八幡「今からか?」
三浦「そう、だから明日出直してこいって」
八幡「おいおい…」
三浦「つーわけで、よろしく~~」
結衣「ちょ、ちょっと優美子…押さないでよ~~」
三浦「ついてくんなよ、ヒキオ~」
スタスタ
八幡「なんだあれは…」
川崎「あのさ」
八幡「あ…川崎」
川崎「どいてくれない?入口なんだけど、そこ」
八幡「あ…悪い」
川崎「…」スタスタ
チラ
八幡「…はあ」
川崎「…今のあんた最高に情けないよ?」
八幡「うるせぇ」
川崎「…今から時間ある?」
八幡「…はあ?」
喫茶店
川崎「こういうところでよかった?」
八幡「いや、いいもなにも…俺は別にいいけど」
川崎「じゃあいいか」
八幡「なんの用だよ?」
川崎「特に用事があったわけでもないけど」
川崎「由比ヶ浜にハブられたあんた見てたら…なんか惨めに思えてきて」
八幡「ちっ…優しさのつもりかよ?」
川崎「そういうわけじゃないよ」
八幡「第一、彼氏はいいのか?あんまりこういう所見られるとマズイだろ」
川崎「まあ、そうだけど。大学生だから、あんまこことか通らないし」
八幡「年上か」
川崎「そうだけど」
八幡「どんな奴だ?」
川崎「そんなこと聞いてどうすんの?」
八幡「いや別に」
川崎「あんたよりはいい男だよ」
八幡「…そうかよ」
川崎「あんたさ、大分まいってない?いじめなくなったのに」
八幡「被害者ってのは伝わったみたいだけど、自業自得って思われてる」
川崎「それは聞いたことある」
八幡「いじめはなくなっても、失ったものは戻ってきてない」
川崎「それもあんたのせいなんでしょ?」
八幡「葉山の奴のせいだよ、元はと言えば」
川崎「あいつが言ったことが濡れ衣でも、相手が比企谷だから誰も信じないのか」
八幡「そういうことだ…由比ヶ浜を泣かせたのは俺のせいだけど」
川崎「うわ…」
八幡「本気で引くなよ…泣きそうになるだろ…」
川崎「だってあまりにも気持ち悪いから…」
八幡「やめてくれ…今は流せない」
川崎「由比ヶ浜を自分のものみたいに考えてるのは…なんかさ」
八幡「別にそういうわけじゃねぇって…」
川崎「あんた暗いから、そういう風に誤解されるんじゃない?」
八幡「…かもな」
川崎「もう卒業なんだしさ、由比ヶ浜にこだわらなくてもいいんじゃない?」
八幡「…奉仕部で色々やった仲だぞ」
川崎「それはわかるけど、あくまで部活動の友達でしょ?」
八幡「あの時、選択してれば…恋人に…」
川崎「…うわ…」
八幡「引くなよ…冗談だから」
川崎「そいえばさ、由比ヶ浜って」
八幡「なんだ?」
川崎「もう処女じゃないらしいよ」
八幡「……」
川崎「彼氏に食べられたって話してたし」
八幡「あのエロイ話はそういうのだったか…」
川崎「で、今は由比ヶ浜にもちょっと避けられてると」
八幡「…そうだな…」
川崎「あれ、明らかに避けてるでしょ」
八幡「…お前は避けないんだな」
川崎「だから、気持ち悪いこと言わないでよ、あたし彼氏いるから」
八幡「……」
川崎「まあ、ショックなのはわかるけど」
八幡「俺、がんばったと思うけどな…」
八幡「…小町をあのアホどもから助けて…」
八幡「引きこもりからも脱出して…全員地獄送りにしたのに…」
八幡「なんなんだろうな、この報われない感じは」
川崎「あたしから見たら…あんた特に何もしてなかったように見えるけど」
八幡「…?」
川崎「されるがままでさ、早く復讐すればいいのに時間かけて」
川崎「結局、あたしまで被害被ったし」
八幡「あれは…すまん」
川崎「本当にね、あんた縛られてるだけで役に立たないし」
八幡「ボロクソだな」
川崎「本当のことでしょ、普通の女だったらあんなことあったら登校拒否になってるっての」
八幡「…」
川崎「あたしだからよかったものの」
八幡「…川崎も彼氏としてんの?」
川崎「そういうこと聞く?当たり前でしょ」
八幡「……」
川崎「なに?なんか夢見てたとか?勘弁してよ」
八幡(夢見てたか…そうかもな)
八幡(今の俺は…現実を直視してない)
川崎「雪ノ下の件だってさ、いつまでもうじうじ悩んでて」
八幡「失恋だったんだよ」
川崎「それで由比ヶ浜にも愛想尽かされたんでしょ?彼女はちゃんと彼氏見つけたし」
八幡「…俺が簡単に彼女なんか作れるかよ、由比ヶ浜と一緒にすんな」
川崎「由比ヶ浜美人だしね」
八幡「俺だって…彼女はほしい…」
川崎「あれ?意外な言葉」
八幡「悪いか?元々雪ノ下と付き合いたいって思ってたんだぞ」
川崎「悪くはないけど…相手いんの?」
八幡「…いない」
川崎「絶対そうだとは思ってたけど…身近でフリーな女って言えば」
八幡「…」
川崎「三浦とか?」
八幡「よりによって三浦なんか例に出すな、殺される」
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]しながら雪ノ下の学園での地位を失墜させることにした。」
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451832868/)
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]しながら由比ヶ浜とかいう糞ビッチの立ち位置を消し去ることにした。」 after
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 after - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454119684/)
↑の続編になります。
まず最初に言っておくことがあります。
当ssのオリキャラで私の叡智の結晶である少女Aの偉大なる活躍によってコピペ女と糞ビッチが痛い目に合ってしまい
それを見て心苦しくなされたゴミくz……もとい方々の事をザマぁwwwwwと思って抱腹絶倒しております。
なのでこのssでは原作キャラと比較しても最高の人気を有するのは間違いないであろう少女Aを勝たせるのは必然だと思います。
わたs……少女Aに完膚無きまでに勝利させる結末は不変です。そして劇中で必ずコピペ女と糞ビッチに自殺させてみせます!
それとついでにもですね。今までの無礼を謝らせるためにも土下座後に学園の公衆便所をさせます。
何故なら私の天に愛された才能で生み出した私と何処か似ている至高のキャラクターである少女Aが負ける事は許されないですからね。
原作とキャラが別物になったとしても私は構いませんからね。
それではこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいしたいと思います。
雪ノ下も美少女気取ってるけど男の腕力と暴力の前ではただの女だからな
由比ヶ浜人質に取って無理矢理押し倒しちまえば残るのはただの雄と雌って事実だけ
そこまできたら雪ノ下はもう顔面ボッコボコに殴られて腫れ上がった顔で「やめてくださいごめんなさい」って泣き叫ぶ少女Aの命乞いを聞くしかないよ
作者じゃないよ
少女Aだよ
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]しながら雪ノ下の学園での地位を失墜させることにした。」
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 - SSまとめ速報
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少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]しながら由比ヶ浜とかいう糞ビッチの立ち位置を消し去ることにした。」 after
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↑の続編になります。
まず最初に言っておくことがあります。
当ssのオリキャラで私の叡智の結晶である少女Aの偉大なる活躍によってコピペ女と糞ビッチが痛い目に合ってしまい
それを見て心苦しくなされたゴミくz……もとい方々の事をザマぁwwwwwと思って抱腹絶倒しております。
なのでこのssでは原作キャラと比較しても最高の人気を有するのは間違いないであろう少女Aを勝たせるのは必然だと思います。
わたs……少女Aに完膚無きまでに勝利させる結末は不変です。そして劇中で必ずコピペ女と糞ビッチに自殺させてみせます!
それとついでにもですね。今までの無礼を謝らせるためにも土下座後に学園の公衆便所をさせます。
何故なら私の天に愛された才能で生み出した私と何処か似ている至高のキャラクターである少女Aが負ける事は許されないですからね。
原作とキャラが別物になったとしても私は構いませんからね。
それではこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいしたいと思います。
雪ノ下も美少女気取ってるけど男の腕力と暴力の前ではただの女だからな
由比ヶ浜人質に取って無理矢理押し倒しちまえば残るのはただの雄と雌って事実だけ
そこまできたら雪ノ下と由比ヶ浜はもうアヘ顏Wピースした状態で絶頂しながら
「らめぇ……妊娠しちゃう……」ってはちまんこの嬌声を聞きながら3Pするしかないよ
川崎「まあ、三浦っていうのはハードル高すぎだと思うけどしゃんとしなよ」
八幡「…なんだよ」
川崎「今のあんたは見るに堪えないからさ」
八幡「心配してくれてんのな、ありがとな」
川崎「だから気持ち悪いって、そんなんじゃないし」
八幡「やめてくれませんかね、ふるぼっこは」
川崎「あたし、彼氏から呼び出し来たからそろそろ行くね」
八幡「お、おう…そうだな、そろそろ出るか」
川崎「じゃあね」
三浦「お邪魔しました~」
海老名「お邪魔しました」
結衣「優美子、姫菜本当にごめんね?」
三浦「ま、彼氏来たんなら、あーしら邪魔になるしね?しょうがないじゃん」
海老名「そうそう」
結衣「そんなんじゃないからね?わかってるよね?」
三浦「わかってるって、結衣が親友蔑ろになんかしないってのは」
海老名「それより…」
結衣「な、なに…?」
三浦「今夜はご両親がいないようでなによりですね」
結衣「ちょ、ちょっと…どういう意味?」
三浦「またまた、もうホテルで済ませたんなら余裕でしょ?」
結衣「う、うう~」
三浦「ちゃんと誘惑しなよ?」
結衣「やっぱりした方がいいかな?」
海老名「あたりまえじゃない、もったいないよ」
結衣「う、うん…わかった」
三浦「んじゃ、がんばってね~」
結衣「も、もう~~~っ」
八幡の家
八幡「…」
八幡「川崎は今頃彼氏と一緒か…」
八幡「由比ヶ浜は…三浦とか?」
八幡(いや、なんか彼氏と一緒の情景が思い浮かべられる…)
八幡「まただ…雪ノ下の時と同じだ…これは…」
八幡「壁を抜けて…由比ヶ浜が男のあれをなめてるシーンが…」
八幡「くそ…!」
八幡「川崎も…今頃してんのか?なんだよ…ちくしょう…」
八幡「雪ノ下を葉山に奪われて…由比ヶ浜もいつの間にか彼氏作って…」
八幡「俺はその間、いじめられ続けた…小町も」
八幡「……俺が得たものって、なんなんだ?なんだよ…これは」
八幡「雪ノ下…あいつ今頃なにしてるんだろうな…あそこの家系ややこしそうだし…」
-----------------------------------------------------
同じ時刻 東京
ガチャ
葉山「ただいま」
雪乃「おかえりなさい、隼人くん」
葉山「…ふう」
雪乃「疲れてるの?」
葉山「あははは、別にそうでもないけどね」
雪乃「少し仕事を休めばいいのよ、私の稼ぎだけでもなんとかなるわよ」
葉山「そうはいかない、勘当同然で二人で駆け落ちしたんだしね」
雪乃「そうね…今はアパート生活…」
葉山「親は探してるかもしれないけど、東京ならとりあえずは見つからないよ」
雪乃「もう、家を捨てるしかなかったわ…姉さんが隼人くんを殺しかねない勢いだったし」
葉山「君に大変なことしてしまったからな、あの映像も先生から渡ったみたいだから」
雪乃「これから稼がないといけないわね…」
葉山「君を風俗に行かせるのはすごく嫌だけど…」
雪乃「高校すら出ていないのよ?稼げる仕事はそれくらいだわ」
葉山「俺がホスト…はは、かなりブラックだけどね…」
雪乃「でも私、人気が出てるみたいなの。月の給料もかなりの額になりそうよ」
葉山「そうか、それなら安心かな…いつまでもできる仕事じゃないから」
葉山「まとまった額を貯めて、新しい仕事を見つけようか」
雪乃「高卒資格だけならなんとかなるでしょう、とりあえず生活の心配はないし」
葉山「何年かかるかわからないけど…二人ともまともな仕事に就いたら」
葉山「戻ってみようか?」
雪乃「ええ、それがいいと思うわ」
葉山「はは、しかし今が大変だよ…この仕事に慣れていかなくちゃならないと思うと…」
雪乃「大丈夫よ、二人で力を合わせればきっと乗り切れるはずよ、隼人くん」
葉山「うん、ありがとう雪乃ちゃん」
葉山「……」
雪乃「…隼人くん?」
葉山「じゃあ、そろそろ始めようか」
雪乃「え?だ、だめよ…あぁ…」
葉山「今日はなんだか興奮してる、前も後ろもたっぷり責めてあげるよ」
雪乃「だ、だめぇ…お尻はゆるしてぇ……!」
----------------------------------------
八幡の家
八幡「……」
八幡「………」
八幡「くっ…眠れん…!」
八幡「あいつらがやりまくってるんじゃないかと思うと…」
八幡「…俺は一体どうしたいんだ…?最近色々あり過ぎてわからなくなってきてるな…」
八幡「…あの時に戻りたいのか…?あの時…選択間違ってなければ…」
八幡「由比ヶ浜は今頃、今の彼氏とじゃなく俺と…」
八幡「そうなれば、雪ノ下への悲しみも薄れて行ってたかもな…そうなれば小町も無事だったか?」
八幡「もう…今更過ぎるけどな…」
忘れてた
学校
八幡「はあ…眠れなかった…」
ガラ
八幡「あ、由比ヶ浜…来てるのか…」
三浦「で、結衣さ」
結衣「な、なによ…優美子…」
三浦「わかってるでしょ?昨日どういうプレイしたのか白状しなって」
結衣「な、なに言ってんのかな~?」
三浦「受験期間中によく男と寝れるし~腹立つ~」
結衣「…うう」
三浦「どんくらい激しかったわけ?ん?」
結衣「…ベッドのスプリング…軋み過ぎて壊しちゃったかも…」
三浦「うわ…想像したらエロ過ぎ…この結衣が…!」
結衣「彼があんなに激しいとは思わなかったよっ」
三浦「へえ…嫌なわけ?」
結衣「…嫌では…ないかなっ」
三浦「このこの~~~っ!」
結衣「きゃあぁぁぁ~~」
海老名「朝から飛ばしてるね」
八幡「海老名さん…」
海老名「やっほ~」
八幡「お、おう…」
海老名「どう思う?ああいう結衣見てさ」
八幡「…元気になったよな」
海老名「うんうん、そうだよ?あの時は死んだような目してたんだよ?」
八幡「俺が雪ノ下に振られた時か」
海老名「そうそう」
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]しながらこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下の学園での地位を失墜させることにした。」
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451832868/)
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]しながら由比ヶ浜とかいう糞ビッチの立ち位置を消し去ることにした。」 after
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 after - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454119684/)
↑の続編になります。
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]も飽きたし洗脳したこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下と糞ビッチと生き遅れ三十路を使ってはちまんこを開発することにした。」final
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」final - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456739017/)
まず最初に言っておくことがあります。
当ssのオリキャラで私の叡智の結晶である少女Aの偉大なる活躍によってコピペ女と糞ビッチが痛い目に合ってしまい
それを見て心苦しくなされたゴミくz……もとい方々の事をザマぁwwwwwと思って抱腹絶倒しております。
なのでこのssでは原作キャラと比較しても最高の人気を有するのは間違いないであろう少女Aを勝たせるのは必然だと思います。
わたs……少女Aに完膚無きまでに勝利させる結末は不変です。そして劇中で必ずコピペ女と糞ビッチに自殺させてみせます!
それとついでにもですね。今までの無礼を謝らせるためにも土下座してから自殺させるまでの間に学園の公衆便所をさせます。
さらに念には念を入れるために暴力教師平塚に責任を押し付ける形で小町と一色や川崎達にも売春させておこうと思います。
何故なら私の天に愛された才能で生み出した私と何処か似ている至高のキャラクターである少女Aが負けることはもしかしたら?の可能性レベルでも許されないことですからね。
原作とキャラが別物になったとしても私は構いませんからね。
と言うか原作が私に合わせるべきです。
私の書いた真理であるキャラクター像とかけ離れてるのは寛大な心を持つ私であっても流石に許容しきれるものではないと思っています。
それでは少女Aに歯向かった愚かなこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下とビッチヶ浜、ついでに三十路の行き遅れとその他諸々を破滅させたいと思います。
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下も美少女気取ってるけど男の腕力と暴力の前ではただの女だからな
ビッチヶ浜人質に取って無理矢理押し倒しちまえば残るのはただの雄と雌って事実だけ
そこまできたらこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下とビッチヶ浜はもうアヘ顏Wピースした状態で絶頂しながら
「らめぇ……妊娠しちゃう……」ってはちまんこの嬌声を聞きながら3Pするしかないよ
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]しながらこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下の学園での地位を失墜させることにした。」
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451832868/)
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]しながら由比ヶ浜とかいう糞ビッチの立ち位置を消し去ることにした。」 after
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 after - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454119684/)
↑の続編になります。
少女A「[田島「チ○コ破裂するっ!」]も飽きたし洗脳したこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下と糞ビッチと生き遅れ三十路を使ってはちまんこを開発することにした。」final
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」final - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456739017/)
まず最初に言っておくことがあります。
当ssのオリキャラで私の叡智の結晶である少女Aの偉大なる活躍によってコピペ女と糞ビッチが痛い目に合ってしまい
それを見て心苦しくなされたゴミくz……もといゴミ共の事をザマぁwwwwwと思って抱腹絶倒しております。
なのでこのssでは原作キャラと比較しても最高の人気を有するのは間違いないであろう少女Aを勝たせるのは必然だと思います。
わたs……少女Aに完膚無きまでに勝利させる結末は不変です。そして劇中で必ずコピペ女と糞ビッチに自殺させてみせます!
それとついでにもですね。今までの無礼を謝らせるためにも土下座してから自殺させるまでの間に学園の公衆便所をさせます。
さらに念には念を入れるために暴力教師平塚に責任を押し付ける形で小町と一色や川崎達にも売春させておこうと思います。
何故なら私の天に愛された才能で生み出した私と何処か似ている至高のキャラクターである少女Aが負けることはもしも?の可能性レベルでも許されないことですからね。
原作とキャラが別物になったとしても私は構いませんからね。
と言うか原作が私に合わせるべきです。
私の書いた真理であるキャラクター像とかけ離れてるのは寛大な心を持つ私であっても流石に許容しきれるものではないと思っています。
それでは少女Aに歯向かった愚かなこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下とビッチヶ浜、ついでに三十路の行き遅れとその他諸々を破滅させたいと思います。
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下も美少女気取ってるけど男の腕力と暴力の前ではただの女だからな
ビッチヶ浜人質に取って無理矢理押し倒しちまえば残るのはただの雄と雌って事実だけ
そこまできたらこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいノ下とビッチヶ浜はもうアヘ顏Wピースした状態で絶頂しながら
「らめぇ……妊娠しちゃう……」ってはちまんこの嬌声を聞きながら3Pするしかないよ
雪乃が葉山をサツガイし真実を暴いてジガイした1ヶ月後・・・
千葉市内、総武線の駅のホーム……
優美子「結衣、アンタも今から学校?」
結衣「…………」スタスタ
優美子「ちょっと結衣!アンタあーしを無視するなんて、いい度胸してるじゃん!」
結衣「優美子…」プイッ
優美子「結衣、何をそんなに怒ってんの?」
結衣「優美子…何でそんなに平気でいられるの?」
優美子「…隼人と雪ノ下さんの事?」
結衣「…それもだけど、ゆきのんが教えてくれた事だよ!ヒッキー何にも悪くなかったじゃん!何でこんな事に…」
優美子「はぁー?ヒキオの事?別に何にも問題ないじゃん!勝手にジサツしたんだし…」
結衣「優美子…優美子は本当に人間なの?全部隼人君がヒッキーを悪者にしていたのに、そんな事言うんだ…最低だよ、優美子!」スタスタ…
優美子「結衣!…チッ…別にヒキオがシンダって、あーしに関係ないし!」スタスタ…ドン!
男「痛っ!」バタッ!
優美子「アンタ、何ぶつかってんの?」キッ!
男「ちょっと待て!アンタが余所見してぶつかって来たんだろ!」
優美子「うっさい!ブサイクなクセに、何あーしに説教しようとしてんだし!もう良い!さっさと消えな!バーカ!」スタスタ…
男「……」ギリギリギリギリ…
マモナクデンシャガマイリマス…キケンデスカラ、ハクセンノソトマデオサガリクダサイ…
男「この野郎!」ドンッ!
優美子「!!!!!!!!ちょ、何を…」
ファーーーーーーーーーーーーーーーン!ファファファファファファーーーーン!
優美子「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」グシャ!!!!!!!!
乗客A「おいっ、誰か電車に飛び込んだぞ!」
乗客B「うわっ…あんなところに…首が…」オエェェェェェ
ザワザワザワザワ…
------------------
-----------------
----------------
(三浦優美子:朝のホームにて、自身の不注意により男性と衝突。それを相手のせいにして男性を侮蔑。
激怒した男性にホームに突き落とされ、丁度入線してきた電車に刎ねられ、即死。遺体はバラバラに
なり、見るも無残な姿だった…)
このSSまとめへのコメント
またこんなクソss建てんなクズ
なんか似てる話を見た事ある…
もうちょい続けてほしいな
今まで読んだ俺ガイルssで一番胸糞で最悪だった。きっちり復讐してればよかったのに途中で投げるのはやめてほしい
続編ないと俺の心が死ぬw
後味悪い死ね
この糞ss消えないかな
ギルティ…
退学で終わるのかね…甘いな。特にアホ二人
あの二人にもバツを
クソビッチ3人も、ここでレイプだよな?なっ?
葉山グループの一員なのに全く出てこない大和ww
俺ガイルssの中で一番酷い、
何で、雪ノ下陽乃は出てこないの
うわぁレイプとか犯罪とかくっそ
こういうのいるからオタクは犯罪者予備軍とか言われるんだよ
このクソビッチ3人は、何もなし?
回されて外国に売り飛ばしたら?
閲覧注意と書いてるのに文句言うやつなんなの?
せっかくコメント機能もあるんだからそれも参考にして読むか決めればいいのに
もちろん俺は読んでない
最近見た、葉山は俺から~と同じ作者か コレ?
つまらないうえに似たようなパターンの胸糞話
ばかり作るのな こいつ
原作と八幡に恨みでもあるのか?
八幡と小町以外地獄におちろ 二度と社会復帰できなくしてやれ
書き手絶対頭おかしい
最初にNTR注意と書かれてあるのに、わざわざ見る奴は馬鹿なのか?
豆腐メンタルのお前らが勝手に読んで勝手に発狂しているだけじゃん
↑低脳おつ
もうNTRの域を超えてんだよ低能
↑
連投きもwおまけに誤字w
そもそも読んでないから内容なんて知らねーよ
読者様()の感想とかどーでもいい
感想欄での場外乱闘は滑稽にも程があるのでNG
こういうの書くと他のやつも模倣ss書き出すから止めて欲しい
詳しい人がいたら教えて欲しい。妹の友人がこのSS読んでかなり激怒したらしくて出版社に連絡したって言われたんだけどどうなるの?特に何も変わらないのかな?
※27 どうにかなると思った?聞くまでもないからちょっとは自分で考えようね
人の自慰覗いて喚いてるやつらの気が知れないわ
滑稽
そんなこと言い出したら凌辱系のいろんな作品の同人誌とかもっとキツイじゃん あの人らがなんかなったって話聞かないし
This is so fucked up...
由比ヶ浜には是非重い罰を与えて欲しい
なんでこのSSがそんなに批判されてるのか理解できないんだけどwww
読み専の分際で批判するような書き込みするなよ。
由比ヶ浜は彼氏とキメセクして薬物の発作で身体中の穴という穴から汁がふきだしながら死亡とかでいいよ
この八幡ゴミすぎじゃね?
結局、自分では何もしてない、物事の見極めもできずに、うじうじと同じ所を回るだけ。
※32
作者、顔真っ赤にして駄作擁護すんなw
34
俺的にみんなクズにしか見えない笑
むしろ本編がコメ欄なんだぜ
↑
分かる。荒れてるコメ欄見るの楽しい。
とりあえず、書いた奴死んとけよゴミks
作者もコメントもヤバイのばっかで面白かったじゃんw
こういうss好きだからもっと増えて欲しいわ
主人公を地獄に叩き落とすのほんとすこ
八幡信者顔真っ赤で草
信者のコメントがおもしろすぎる
こんなん笑うわ
この八幡は女々し過ぎてアンチまではいかないが嫌いだわ~
それに屑山グループは男女全員最低だな
うーん
無駄に長い
少女Aさんの作品がおかしくなっていった原因はコレか。
僕としては、Ntr要素に物足りないなさを感じた。苛めも半端だね。
作者は死んで詫びろ