てすと

ヨイヨイ

選択肢の書き方失敗、10の位先じゃないと分かりづらい事この上ない
>>2　:52
世話焼き、妹
>>3　:21
尻非処女（前未貫通）、病弱
把握した…けど、間違ってたら指摘お願いします


ところで病弱だけど世話焼きな妹ってどんな子だ
『お兄ちゃんはお弁当忘れた罰として、私の病気を治す白いお薬お尻に直接注射しないとダメなんだから！』
ってタイトルのラノベありそう

院内学級でお姉さん役やりたがるとか
少しでも気を使わせまいとして背伸びしてるとかかな

>>4
イッチ、それラノベやない、二次元ドリーム文庫や！
あと>>1の択に２つほどおかしいの混ざってない？

完結したのも読んだよ
毎回ながら、期待して全裸待機

待ってた
>>2が20秒台だったら週１ペースで６ヶ月間（＝２クール）書いてくれたのだろうか

一応、話のあらすじは出来た

>>5
院内学級、そういうのもあるのか
全然そういうのじゃない形で書いてるけど

>>6
姉と妹は別なのに従姉妹でひとまとめにしたのは選択肢の都合です、ごめん
もう一つは組み合わせ次第で『教師かつ委員長』みたいなキャラが出てくる所かな？

>>7
自分のトレーニングみたいな物なので、どこまで続けるかはモチベ次第
ところで>>6-7の時間だと『天然淫乱クール教師』になるんだが超電磁砲の木山せんせーみたいなキャラかふむ…

ｻﾝ...ﾆｲｻﾝ...

ﾆｲｻﾝ､ｵｷﾃｸﾀﾞｻｲ...



妹「兄さんったら！」

男「……」ﾎﾞﾝﾔﾘ

妹「遅刻しますよ」

男「……あと５分」

妹「そうなると遅刻確定します」

男「今何時……？」

妹「７時３０分です」

男「……やばいじゃん」

妹「です」

男「起こしてよ」

妹「起こしたじゃないですか何度も！ゆすってもつねってもおでこにチューしても起きなかったのは兄さんです！」

男「……でこチューしたの？」

妹「……」ﾎﾞﾌﾝ

男「そんな顔真っ赤にしなくても」

妹「だってその……そのぅ……」

男「おでこだけでいい？」

妹「……」

男「おいで」

妹「……ん」ﾁｭ

男「……おはよ」

妹「おはようござ……っていうか遅刻です」

男「やばいそうだった」

妹「早く着替えて顔洗って降りてきてください、お味噌汁温めておきますから」

男「いや、１限古典の小テストだから早く行くわ」

妹「だったらなおさらダメです、ブドウ糖は頭の栄養！」

男「はーい……」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ...



妹「はい、兄さんこれ。おにぎりは梅と昆布、サーモスの中は具なしの味噌汁、教室で食べてください」

男「お、おう……ありがとう」

妹「もう、ネクタイ曲がってます」ｸｲｸｲ

男「……」

妹「それじゃ、いってらっしゃい。私は通院の日なので、３限からと先生に伝えてありますから」

男「そうか、ついていけなくて悪いな」

妹「そう言ってサボろうとしてもダメです！いいから行く！」ﾋﾞｼｯ

男「んじゃ、ガスの元栓とエアコンと鍵、頼むな。あと無理しない事。事故には気をつけて」

妹「兄さんに言われなくても分かってます……いってらっしゃい」

男「お、おう……っとその前に」

妹「……」

男「姉さん、行ってきます」ﾁｰﾝ

────教室



男友「何食ってるんだよ、余裕だな」

男「ん？おお、妹が朝飯食え、って持たされた」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男友「本っ当によくできた妹さんだぜぃ。ところで古典の小テストの範囲教えて」

男「なっ、お前聞いてなかったのかよ！？」

男友「聞いてはいたし理解もしたはずだが、一晩寝たら忘れた」

男「寝る前に勉強しろよ……ったく。８７ページから、動詞の活用形と意味」

男友「お、サンキュー！！」

男「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

男（今頃病院に着いてるかな……）

────診察室＠大学病院



医者「……はい、いいよ。服着て」

妹「はい」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

医者「特に体調に変化はない？発作は？」

妹「出てないです。やっぱり気温が上がると調子いいみたいです」

医者「それでも激しい運動は禁止。調子がいいのは薬で抑えているだけだって、きちんと理解してるね？」

妹「はい、大丈夫です」

医者「君は賢いから逆に心配だよ。相手に合わせて無理しちゃダメだからね」

妹「分かってますって。体育も見学だし、森林学校も欠席……少し、つまらないですけどね」

医者「自分の体だ、しっかり自制してね。次は１ヶ月後に」

妹「はい先生。ありがとうございました」ﾍﾟｺﾘ

妹（自分の体、か……）

妹（あ、兄さんと母さんにライン送っておかなきゃ）

妹（『診察終わりました』っと）ﾌﾘｯｸﾌﾘｯｸ

妹（……）



ﾌﾞｰ､ﾌﾞｰ



妹（兄さん返信早いなぁ……『気をつけて登校してください』か。っていうかこの時間、授業中のはずじゃ）

妹（『古典の小テストはどうだった？』）

妹（あは、ドクロのスタンプ。もう……あれ？）ﾌﾞﾌﾞｰ

妹（『おにぎり美味しかったよ』……か）

妹（……）ｷｭﾝ

…………

……

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ...



────昼休み＠教室



男「うあー、やーっと昼飯だぁ」

男友「今日も妹ちゃんの愛妻弁当か？」

男「愛妻ではないが、妹の作った弁当だな」

男友「いいなーいいなー、購買の焼きそばパンとコロッケバーガーにコーヒー牛乳つけるから、交換してくんない？」

男「断る……あ」

男友「どうした？持ってくるの忘れたとか？」

男「まさしく忘れた。しまった、寝坊して朝急いでたからなぁ」

男友「あーあ、もう購買もほとんど売り切れてるだろ」

男「明日、お前の分も作ってもらうから今日焼きそばパンくれない？」

男友「えー、さすがに部活までコロッケバーガー１つじゃ間に合わんぜぃ」



妹「……やっぱり」



男「あれ、どうしたん？」

妹「はいこれ、兄さんの分のお弁当」

男「さんきゅー！助かったよ」

妹「じゃあそのかわり、今日の皿洗いは兄さんの番、ということで」

男「へーいへい」

男友「ほーんと、よく出来た妹さんだわ。俺の姉貴と交換してくれない？」

男「そんな簡ｔ 妹「絶対いやです、無理です、困ります」

男友「全力拒否……？」

妹「あ、いえごめんなさいつい……そ、その、失礼します」ﾍﾟｺﾘ

男「あまり走るなよ」

妹「う、うん……それじゃ……」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀﾊﾟﾀ...



男友「……ショックだ」

男「あー、あいつの作った卵焼き分けてやるから元気出せ」

男友「即答だったよね……」

男「しゃーねぇピーマンの肉詰めも分けよう」

男「悪いな、人見知りなんだよ」

男友「それでも刻まれた心の傷は深い……」

男「大げさな奴め」

────昼食後



男子生徒「おーい男ー、お前もやらないかー？」

男「んー？」

男子生徒「次のＳＲＭ７２のセンターが誰になるかトトカルチョだ」

男友「そりゃあ顔もスタイルもぬきんでてる馬会瑠さんだよな」

男子生徒「いいや、歌唱力ナンバー１の櫛苑さんだろ」

男「わりぃ、俺賭け事にめちゃくちゃ弱くてさー、やめとくわ」

男子生徒「ノリわるいなー」

男「つーか、アイドルとかよく知らんしなー」

男友「お前、今大流行の悪魔系ユニット『エスアールエム７２』しらねーの？！」

男子生徒「ほら『砂浜に召喚陣』とか『エブリディ、生贄』とか『きみとサバト』とか」

男「大丈夫かよそのユニット……」

男友「んじゃあ、このメンバーならどの子がタイプ？」ﾊﾞｻｯ

男（……）

男（ああこの子、妹に似てるな）

男「この黒髪ロングで前ぱっつんの子」

男子生徒「喜鞠洲さんか……こういう清楚系ねー、こういうのが好みの奴はむっつりが多いんだ」

男「むっつりじゃねーし」

男友「おっ、妹さんに似てない？」

男「そ、そうかー？」

男子生徒「ああ、さっき来てた……まぁ、言われれば似てるかもな、レベルかな」

男友「ま、こいつのシスコンは今に始まったことじゃないか」

男「シスコンじゃないし」


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ...


教師「よし、授業始めるぞー」ｶﾞﾗﾗｯ

男友「んじゃこの話の続きは放課後なー」

男「……」



『このままだと１年後の生存率は０％』

『でも手術の成功率が５割、手術して１年後の生存率が７割、３５％だよ？』

『賭けてみる価値、あるよね』



男（賭け事なんて嫌いだな……ん？）

男（１年は体育か）ﾎﾞﾝﾔﾘ

男（……あ、妹いた）

男（大人しく見学してるみたいだけど、あんな日向にいて大丈夫か？）

男（熱中症になったらどうするつもりだまったく……）

男（あ、こっち見た）

男（手なんか振ってる場合か…ほら怒られた）

教師「こら男！俺の授業でよそ見とはいい度胸だな…前に来てこの問題といてみろ」

男「う、あ、はい……」