ξ゚⊿゚)ξツンデレ登校週間のようです(35)

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン」

( ^ω^)「なんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「1日一回ツンデレすることにしたの」

( ^ω^)「そうかお」

ξ゚⊿゚)ξ「私のツンデレ力をとくと堪能するがいいわっ!」

( ^ω^)「いつまでやるのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「ひと月」

( ^ω^)「絶対に無理だお。ツンは飽きっぽいお」

ξ゚⊿゚)ξ「…じゃ、今週の登校時間だけ」

( ^ω^)「妥当だお」

ξ*゚⊿゚)ξ「頑張るぞー!」

【いちにちめ】下げて上げて落とすツンデレ

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン」

( ^ω^)「なんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「リュックが重い。持って」

( ^ω^)「貸してみるお」

ξ゚⊿゚)ξ⊃▲「はい」

(;゚ω゚)「重っ!ダンベルでも入ってるのかお!?」

ξ゚⊿゚)ξ「まさか。京極夏彦を数冊入れてるだけよ」

( ^ω^)「ツン、鈍器は学校に持ち込めないお」

ξ゚⊿゚)ξ「鈍器じゃないわ。文庫本よ」

( ^ω^)「京極夏彦はツンの趣味じゃないお」

ξ゚⊿゚)ξ「趣味よ」

( ^ω^)「うそつけお。ツンの一番好きな本はなんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「チョコエッグハンドブック」

( ^ω^)「それを持ってこいお」

ξ゚⊿゚)ξ「そしたらブーンにリュック持たせる意味ないじゃない」

( ^ω^)「目的はそれかお」

ξ゚⊿゚)ξ「バカね。他にどんな目的があるのよ」

( ^ω^)「ひどいお」

ξ゚⊿゚)ξ「でも、好きでしょ?」

( ^ω^)「ブーンも夏彦は読まないお」

ξ゚⊿゚)ξ「本自体読まないじゃない」

( ^ω^)「ごんぎつねが好きだお」

ξ゚⊿゚)ξ「ごん…お前だったのか…」

( ^ω^)「ごおおーーん!」

ξ゚⊿゚)ξ「スイミーは?」

( ^ω^)「レオレオニって語呂良すぎだお」

ξ゚⊿゚)ξ「わかる」

(;゚ω゚)「やっと学校ついたお…」

ξ;゚⊿゚)ξ「遅刻ギリギリじゃない」

( ^ω^)「誰のせいだと思ってんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「あ、さっきの話ね」

( ^ω^)「どれだお?チョコエッグハンドブックかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「違うわよ。それでもブーンは私のこと、好きでしょって意味よ」

( ^ω^)「……わかってるお」

ξ*゚ー゚)ξ「わかってるのわかってて言ったもの。じゃあね!」

( ^ω^)「それもわかってるお」

('A`)「うっす。朝からいちゃつくな」

( ^ω^)「おっおっ羨ましいならドクオもツンデレな幼馴染作れおー」

('A`)(はぁ~地球爆散しねえかな)

【ふつかめ】はたから見たツンデレ

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン」

( ^ω^)「なんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「今日、うちのクラス席替えがあるの」

( ^ω^)「大丈夫かお?ツンの人見知りは筋金入りだから心配だお」

ξ゚⊿゚)ξ「未だにクー以外のクラスの人の殆ど話をしたことないわ」

( ^ω^)「素直さん様々だお」

ξ゚⊿゚)ξ「きっとツンケンした嫌な女だと思われてる」

( ^ω^)「そんなことないお」

( ^ω^)(というか、無口でクールな美少女ってうわさになっててブーンは嫉妬の対象だお)

ξ゚⊿゚)ξ「やっと隣の席のモララーくんとちょっと話せるようになったのに」

( ^ω^)「モララー…確か生徒会役員だおね?」

ξ゚⊿゚)ξ「そうそう。結構きれいめな顔立ちしてるわ」

( ^ω^)「おー…確かうちのクラスの女子にも人気あったお」

ξ゚⊿゚)ξ「やっぱりね。羨ましいわ」

( ^ω^)「…どんな話をするんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「おはようとか」

( ^ω^)「ツン、それは挨拶だお」

ξ゚⊿゚)ξ「この前は消しゴム落ちたわよって言えたわ」

( ^ω^)「とってやれお」

ξ*゚ー゚)ξ「おやぁ?ブーンくん、妬いてる?」

( ^ω^)「今の会話の中に妬く要素一個もなかったお」

ξ゚⊿゚)ξ「でも私はブーンから他の女子の話が出てきたらちょっとイラっとするわよ」

( ^ω^)「そんなこと滅多にないお」

ξ゚⊿゚)ξ「さっきクラスの女子の話したじゃない」

(;゚ω゚)「あれもアウトかお!?」

ξ゚⊿゚)ξ「そ、だから暫く怒ってるからね」

( ´ω`)「理不尽だおー…」

お前なの?

ξ゚ー゚)ξ「許してほしい?」

( ^ω^)「ブーンは悪くないけど許してほしいお」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃ、チロルね」

( ^ω^)⊃□「ツンは昔っからこれだお」

ξ゚⊿゚)ξ「さ、着いたわ。またね!」

( ^ω^)「おー」

( ・∀・)「おはよう、ツンさん」

ξ゚⊿゚)ξ「…おはよう」

( ・∀・)(普段クラスメイトにツンツンしてるのにブーンくんにだけは笑うんだよね)

>>9 ブーン系は初だ。悪い。

【みっかめ】二次的なツンデレ

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン」

( ^ω^)「なんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「歯ぁ、食い縛れ!」

( ^ω^)「おっ?」

ξ#゚⊿゚)ξ≡⊃))゚ω゚)「ブギイ!」

(;゚ω゚)「いったいお!何すんだお!」

ξ゚⊿゚)ξ「ふっ、ふん!別にあんたの為になぐったんじゃないんだからねっ!」

( ^ω^)「もう滅茶苦茶だお」

( ^ω^)「暴力ツンデレヒロインを履き違えてるお」

ξ゚⊿゚)ξ「違うわよ。二次的なツンデレ」

( ^ω^)「例えば?」

ξ゚⊿゚)ξ「天道あかね」

( ^ω^)「古いおー」

ξ゚⊿゚)ξ「うっさいわね!」

( ^ω^)「じゃあ他に誰が浮かぶんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「…槙村香?」

( ^ω^)「何十年前の話だお」

ξ#゚⊿゚)ξ≡⊃))゚ω゚)「トキタマゴッ!」

( ´ω`)「おー…ツン、暴力は良くないお」

ξ゚⊿゚)ξ「そんなの知ってるわ」

( ^ω^)「じゃあもうやめるお」

ξ゚⊿゚)ξ「でも」

( ^ω^)「でももへちまもないお」

ξ゚⊿゚)ξ「…もっかい歯、食いしばりなさいよ」

(;゚ω゚)「言ったそばからかお!!」

ξ゚⊿゚)ξ「いくわよ!」

ξ*゚⊿゚)ξつ(>ω< )ポコン

ξ゚⊿゚)ξ「…私がこんな形でも触りたいと思うの、内藤だけなんだもの」

(*^ω^)「ツン、そういうのはずるいおー…」

ξ*゚⊿゚)ξ、「いや?」

( ^ω^)「上目遣いもあざといお」

ξ゚⊿゚)ξ「二次ってあざとくてなんぼだと思うの。現実は非情なんだから」

( ^ω^)「確かに」

ξ゚⊿゚)ξ「ちなみにお弁当作ってきたわ。まっずいやつ」

( ^ω^)「よくある爆発させながら作るやつだおね」

ξ゚⊿゚)ξ「それじゃあんまりだから、美味しいおかずとロシアンルーレットにしてあるわ」

( ^ω^)「無駄に手が込んでるお」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃ、ちょうど着いたし今日はお昼一緒に食べましょ。後でね!」

( ^ω^)「まったおー!」

( ^ω^)(…折角だし明日はブーンから仕掛けてみるかお)

【よっかめ】加減の下手なブンデレ

( ^ω^)「ツン」

ξ゚⊿゚)ξ「なによ」

( ^ω^)「借りてたノート返すお」

ξ゚⊿゚)ξ「ん。字が乱雑で悪いわね」

( ^ω^)「本当だお。いくつか誤字脱字もあったから修正しといたお」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーンのくせに気がきくじゃない」

( ^ω^)「そもそも、ツンは飽き性すぎるんだお。ノートをキチンと綺麗に書いてるの最初の数ページだけだお」

ξ゚⊿゚)ξ「…まあ、そうね」

( ^ω^)「そういうの、良くないお」

ξ゚⊿゚)ξ「でも、みんなそんなも」

( ^ω^)「みんなじゃなく自分の意思で持続しなきゃ意味ないんだお」

ξ;゚⊿゚)ξ「ブ」

( ^ω^)「話を最後までキチンと聞いてほしいお!」

ξ゚⊿゚)ξ「………」

( ^ω^)「あと極端すぎるお。昨日のお弁当だってブーンは半泣きで食べたんだお!?」

( ^ω^)「殴られたのも痛かったお。ツンのそういうとこ、付き合いきれないし」

( ω )「嫌いだお」

ξ゚⊿゚)ξ「!」

( ^ω^)(こっから一気にデレる…!完璧だお!)

 ξ;⊿;)ξ「…ごめんなさい」

( ^ω^)そ「おっ?

(;゚ω゚)(やべ、やり過ぎたお)

(;゚ω゚)「ツ」

==ξ;⊿)ξ「ごめん!今日、日直だったから先に学校行ってるね!あ、明日も…っ念のため早く行くわっ!」

(;゚ω゚)(ツン…泣かせちゃったお。お、おいかけないとっ!)

(;゚ω゚)(おかしいお!足…動かないお…っ!)

【いつかめ】親友とツンデレ

ξ゚⊿゚)ξ(ブーン…)

川 ゚ -゚)「ツン、どうしたんだ。ぼーっとしてると危ないぞ」

ξ゚⊿゚)ξそ「なんでもないわ。クー今日は早いわね」

川 ゚ -゚)「私はいつも通りの時間だ」

ξ゚⊿゚)ξ「あ…私が早いんだった…」

川 ゚ -゚)「内藤はどうした?休みか?いつも登校は一緒だろう?」

ξ;⊿;)ξ「ブーンは…」

川; ゚ -゚)「お、おい!ツン!」

ξ;⊿;)ξ「私、ブーンに嫌われてたの。それに気付かないでずっと迷惑かけてて…」

川 ゚ -゚)「はは、ご冗談を。普通嫌いな奴と付き合ったりはしないだろう」

ξ゚⊿゚)ξ「付き合う?」

川 ゚ -゚)「ああ」

ξ;゚⊿゚)ξ「ブーン、誰かと付き合ってたの…?」

川 ゚ -゚)「いやまて、時に落ち着け!ツンは内藤と付き合ってるんじゃなかったのか?」

ξ///)ξ「わわ…私が!?違うわよ!ブーンとはただの幼馴染!」

川 ゚ -゚)「なん…だと…?あんだけ好きだなんだ言っててか…!?」

ξ゚⊿゚)ξ「あれは…幼稚園からの延長よ。少なくともブーンはそうなの。優しいから嫌でも私に合わせてくれてただけ」

川 ゚ -゚)「…なんで急にこんなに拗れたんだ。きっかけはなんだ?」

ξ゚⊿゚)ξ「………私、聞いちゃったの」

~~~

( ^ω^)「おっおっおっ、ドクオの巨乳好きはもはや病気だお」

('A`)「なにぃ!?ブーンは貧乳派か!」

( ^ω^)「違うお!ブーンはツンデレ派だお!」

(´・ω・`)「だろうね」

('A`)「もうリア充はみんな溶けてなくなれ」

~~~

ξ゚⊿゚)ξ「私、ブーンがツンデレ好きだなんて知らなくて…ツンデレになろうって」

川 ゚ -゚)(なんという茶番)

ξ゚ー゚)ξ「でも間違えちゃったみたい。そもそも嫌われてたんだもの」

川 ゚ -゚)「よし、ツン。内藤に告白しろ」

ξ///)ξ 「な、なんでそんな話になるのよ!」

川 ゚ -゚)「逆転の発想だ。もう嫌われてるなら振られたところで同じだろう?」

ξ゚⊿゚)ξ「う…うん…?」

川 ゚ -゚)「同じなんだ。だからもう告白してスッキリしろ。気まずいままうじうじ悩んで何ヶ月も過ごすのも嫌だろう」

ξ゚⊿゚)ξ「そうね…」

川 ゚ -゚)「開き直ればなんでもできるもんだ」

ξ-⊿-)ξ「…このままずっと避けるわけにはいかないものね。今までは関係が壊れるのが嫌で言えなかったけど…もう壊れちゃったんだもの気が楽だわ」

川 ゚ ー゚)「そうだそうだ」

ξ*゚ー゚)ξ「そっか、こんな簡単なことだったのね!ありがとう!クー!」

川 ゚ -゚)(丸め込みやすい性格で助かった。ツンちゃん単純マジかわええ)

【しゅうあけ】足の速さは普通なツンデレ

( ´ω`)(ツン、今日も待ち合わせにいなかったらどうするお…)

( ´ω`)(LINEも未読だし…ちゃんとあやまりたいお)

(;^ω^)「いないお…」

(;゚ω゚)(ら、LINEするお。きょうは、一緒に)

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン」

(*^ω^)「ツン!良かったお!この前のこ」

ξ///)ξ「ごめんなさい!迷惑だろうけど、ずっとブーンのこと好きだったの!」

(;゚ω゚)「ごめ、えっあ、おっ!?」

ξ*゚ー゚)ξ「もう…関わらないから。今までありがとう」

三ξ゚⊿゚)ξ「じゃあね!」

( -ω-)(…よくわからんけど、今日は絶対に追いかけなくちゃいけない気がするんだお!)

(#゚ω゚)「足はブーンの唯一の自慢だおおお!」





⊂二二二( #^ω^)二⊃




(#゚ω゚)「ツン!待つおー!!」

ξ;゚⊿゚)ξ「!」

(#゚ω゚)「お、追いついたお!言うだけ言って逃げるのはズルいお!」

ξ;⊿;)ξ「…ごめんなさい」

( ´ω`)「ち、違うんだお、怒ってないお…!ブーンこそ言い過ぎたお」

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン…?」

( ^ω^)「ツンのこと、嫌いなんて嘘だお!」

( ^ω^)「ブーンはツンの飽きっぽいとこも、極端なとこも」

(*^ω^)「大好きなんだお!」

【それから】

ξ゚⊿゚)ξ「ブーン」

( ^ω^)「なんだお」

ξ*゚ー゚)ξ「…なんでもないわ」

(*^ω^)「そうかお」



「さ、行きましょ!」

「ツン、好きだお!」

「ん」


ξ*゚ー゚)ξ(^ω^*)ツンデレ登校週間のようです。おわり

ありがとうございました!ブーンの巨大aaズレるの怖くて貼れなかったのが心残りだ

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