一「…」
十四「…」
トド「…」
おそ(いいからお前ら俺に合わせろよ!!なんつったってここは…)
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おそ(人生最大の修羅場なんだから!!!)
一(うわぁ、面倒くさ。もう帰る。)
おそ(やめとけって一松さんよぉ!)
十四(後で何かおごってくれるなら協力するー!)キラキラ
トド(僕は女友達と待ち合わせの時間に遅れちゃうから、一松と一緒に帰るねー♪)
一「ねえ、早く帰ろ。」スタスタ
おそ(シーーーーーーーーーーーッ!!!!!声に出すな馬鹿!母さんに聞こえるだろ!!)
チョロ(聞こえたらまずいことでもあんの…?)
トド「そうだねー!じゃあね、兄さん達♪」スタスタ
おそ(お前も黙れよ!!つーか……)
おそ(お前ら俺を見放す気!!?今、包丁持ってる人が近くにいるんですけどぉ!!!)ビクビク・・・
チョロ「いちいちテレパシー送らなくていいから!というか、この状況どう止めるのおそ松兄さん…」ビクビク・・・
おそ「うぅ、いいからお前も黙れ!!!あと俺の脚引っ張んな!!いだいいいぃぃぃ!!!!!!!!!!」
チョロ「お前こそいちいちうるせぇ!!とにかくどうすんだよ、父と母の殺し合いに俺らまでここに呼ばれて…」
トド松は一番下だから兄貴には全員兄さんつけるよ
~回想~
母「貴方!どうして倒産してるくせにそんなに私の金で贅沢してるんです!!!??」イライラ
父「母さん…!こっこれはぁ、えぇえぇぇぇぇぇえええヴィじゃあないよぉぉぉぉ???」アセアセ
母「ごまかそうとしても無駄よ!!ここにれっきとした証拠があんじゃないの!!!」バサッ
父「そっそれは…!!」ビクッ!
父(しまった!爆乳AV女優の岸辺まなみちゃんの写真集がこたつの中に入ってたんだああああああああああ
ああ見られてしまったからにはああああもううおしまいだあああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!)
母「私、浮気する人なんて嫌いよ。まさか貴方までこんなことするなんて…」イライライライライラブチブチブチブチ…
母「もういいわ、出てって頂戴!!!!!!」フンッ
父「そんなあ!!!」
母「早く出て行かないと殺すわよ!?」
シュッ!!!
父「包丁だあああああああああああああああああああ」
>>4
そうでした…。すみません!
皆さんも、一松って呼び捨てにしてた所を、兄さんと付けて読むようにしてください。
申し訳ありませんでした…
父(出て行きたくはないけど…とにかく逃げよう!!)バタバタバタバタ・・・
父(はっ…!このままでは大事な六つ子まで殺されてしまう!!)
父(早く六つ子達に知らせて避難させないと…!)
ガラッ!!!!
おそ「……どうしたの?お父さん…。」
父「今っ、お母さんが包丁持って俺達を殺そうとしてるんだっっ…。」
チョロ「今日はエイプリルフール…じゃなかったっけ?」
チョロ(え?ちょ、待ってよ!これ、ガチなの!?確か今日は12月30日…。)
チョロ「しかもお父さん焦ってるし…ってことは、ガチだ!!!皆、早く押入れに逃げよう!!!」
トド「!?ちょっと待ってよチョロ松兄さん!ここは各場所に別れて隠れるべきだよ!!」
トド(その方が、僕が殺される確率は低くなるねー…、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!)ニタニタ
一「…あ」
父「もう母さん来ちゃったよ!!!うわああああああああああああああああ」
母「…私抜きで、何をこそこそとしているのかしらねぇ?」ニヤ・・・
父「ああ、その…、君はいつからそこに?」
母「貴方が階段上ったとき、すでにいたわよ。」
父と六つ子「!!?」
母「私から逃げられるとでも…?」
スチャッ・・・
十四「わあ、本物だーっ!!」キャッキャッ
スッ・・・
おそとチョロ(なぜしまった…?)
母「……ということでね、貴方が出て行った方がいいのかは、このニート達に決めてもらうことにしたの。」
父「…え?」
おそ「マジ!?ねぇそれマジで言ってんの??」ガタッ!
母「私はいつも、至って真面目で真剣よ?」
母「それなのに、ねぇ…?」
父「…」ビクビク・・・
母「貴方はいつもだらけてばかり。まるでこのニート達みたいにね!!!」
六つ子(心に突き刺さる…!)
ガラガラ・・・
母「ということで、多数決で決めて貰いましょうか。」
母「お父さんがいらないと思ったら何もしないでいなさい。逆に必要だと思ったのなら手を挙げて、お父さんが必要な理由を述べなさい。」
母「いいわね?」
父「おい!よせよ母さん…。いつだって俺達は仲良く、楽しく暮らしてきたじゃないか!」アセアセ
父「それと、些細なことがあっても皆で笑いあってなかったことにしてただろ?」
父「今回もそれで済ませてくれよ…!!」
母「…実はね、私には愛人ができたの。」
父と六つ子「はぁ!!!??」ガタッッッ!!!!!!!!
母「それでね、ここを私と愛人の家にしようかとちょうど思っていたところなのよ。」
父「まさか…それで…」
母「だから貴方達は今日からここを出て行かなければならないのよ。」
六つ子「そんなぁ…!」
おそ(親の金でパチンコしてAV見て、酒飲んでって、気ままに暮らそうとしてきたのに…!)
チョロ(どうにかこの修羅場を止めないと…!)
一(…いざとなったら空き地に住むか)
十四(…?喧嘩?止めた方がいいの??)
トド(親の金で女の子達とデートして、結婚して、DT卒業して…整形して…、そう思ってたのにっ!!)
母「もし出て行きたくなかったりお父さんを必要としてるなら、私に着いて来なさい。」
スタスタ・・・
―――それから無言で時が過ぎ、10分後
父「ここは…!」
母「そう、私と貴方が初めてデートした時の公園」
母「ここで決着をつけて、あなたのことはもう吹っ切れたいのよ」
六つ子(本当は早く出て行って貰いたいと思ってんのダダ漏れ…)
母「あんた達!」ギロッ・・・
六つ子「はっ、はい!!」ビクビク・・・
母「決して私達に口を出さずに、黙って正座してそこにいなさいっ!!!」ビシッ!
六つ子「はい…」
~回想終了~
チョロ「…あれから皆がわちゃわちゃし始めて、でもあの2人には聞こえてなかったから…
テレパシー送んなくていいって言ったのに…。」
おそ「えっ!?そうだったのかよ…」
おそ「なんだ、無駄な体力使って損したなあ。」ハァ・・・
チョロ「兄さんが言う事を聞かないからいけないんだよ、自己自得」
おそ「まあね。それより、カラ松は?」
チョロ「…あれ、アイツ、いつから消えた!?」
おそ「兄にアイツ呼ばわりは無いな~、常識人()君」
チョロ「そうだったね…ごめん」
チョロ(アイツ、兄だったっけ…?)
チョロ(それよりどうすんのコレ!?)
ドカーン!!
ビチビチビチ・・・
ボンッッッ!!!!!
おそ「俺達にはどうしようもできないなぁ…」
おそ「うーん…、デカパンマンでも呼んでくる?」
チョロ「何故デカパン博士にマン付けてんの!?」
おそ「いちいち煩いなぁ、もう…。とにかく、あの2人のヨリを戻す薬でも作って貰おうぜ。」
チョロ「…それもそうだね。2人共僕達には気が付いてないみたいだし。」
おそ「ここでジメジメ居座ってないで、早く行こうぜチョロ松!」
チョロ「おう…!」
タッタッタッタッタ・・・
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