【安価】魔法少女・オブ・ジ・エンドの世界で生き残る【二次創作】 (135)

・二次創作です
・未完結作品の二次創作です
・様々な人が入り乱れる作品にしようと思っています
・行ってしまえばSIRENとか街とかそんな感じの…


それでは主人公をランダムで決めていきます。

18時10分まで募集

名前
年齢
性別
職業
好きな所持品があれば一つ(日常生活で手に入れれる物)
性格
その他特記事項(あれば)

では募集開始

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1450082681

名前 成川 英太(なりかわ えいた)
年齢 24
性別 男性
職業 フリーター
所持品 ジッポーライター
性格 高いテンションと低いプライド、嫌なことはすぐ忘れる
その他特記事項 タバコ(アイスブラスト)が無いとすぐイライラする

書き忘れ
主人公は複数選び抜きます

続いて魔法少女
名前
能力
見た目
ステッキ

16分まで募集

上げ忘れ
24分まで募集

今度こそage


名前 ストレンジャー・M
能力 どんな場所にも侵入する
見た目 潜水服の様なものに身を包み、素の状態は不明
杖 銃剣付の水中銃のようなもの、発砲も可能

それではどの主人公の動きから見ていきますか?

成川

神田橋

日岡&瀧島

鈴村

下1


魔法少女は一名採用。
何が採用されたかは本編までお待ちを

神田橋 彩佳 【現在地】城山高校 2F空き教室




『ねえ?大丈夫??』

握りしめたスマホ。返信は無い。
どうしてこんなことになってしまったのか。なんでこんなことが起きてるのか。
あたしにはよく理解できない。

いつもみたいに教室で授業を受けてたら―――――


――――ああ。思い出したくない。
とにかく覚えてるのは皆散り散りになって逃げたけど、殆ど駄目だったって事。
変な奴が先生を殺して、先生が――を殺して。じゃあそいつも


アタシがもしもカポエイラを習ってなかったら、多分切り抜けれなかった。

幸い電波はつながる。
今は友達みんなに連絡を取ってる。
けど…みんな無事じゃないみたい


【選択肢】
1;スマホをよく確かめる
2:外の様子を見る
3:窓から脱出できないか試みる
4:ロッカーに入る
5:その他自由指定

下1

そうだ…外の様子をみよう。
もしかしたら誰かが迷ってるかも…

―――ガラッ

細心の注意を払ってドアを開ける。
小さな音が響くけど、幸い誰も気づかない

―――誰か…居ないかな?



生徒「まじ…かる…」

生徒B「まじかるううう」



…駄目だ。先生と一緒になってる…
あの感じになってるんだったらマズい。
見つかったら頭を潰されるか引き裂かれるかされて終わる。


ドアを閉めよう―――――――


――――ピリリリンッ

その時。携帯が音を立てた。
マナーモードにするのを忘れてたのだ…



生徒「まじ…かるうう」

神田橋「…あっ」






目があった。
そしてそいつはすごい速さでこっちに走ってくる

いくら私でも人の頭を握りつぶすような奴を倒せるわけない。
それも複数も


神田橋「……」

とりあえず急いでドアを閉めた。
大きな音が鳴り響く。



このままだと…殺られる…


【選択肢】

1;応戦
2;窓から逃走
3:ロッカーに隠れる
4:その他自由指定

下1

――――バンッ

ドアが縦に開く。それと同時にあいつが入ってくる
首に大きく穴が開いてる、元・人間。


神田橋「このおおおっ!!!」


近くに有ったモップ。多分掃除用のモップ。
それを手に取って応戦態勢に入る。


武器があるなら…何とかなるかもしれない―――


【コンマ判定】

末が奇数:有利
末が偶数:不利
奇数ゾロ目:凄い有利
偶数ゾロ目:凄い不利
0のゾロ目:一発勝利

下1

首の穴目がけてモップの柄を突っ込む。
ぐにゃりとすごく嫌な感触が体全体を駆け巡る、けどそれに負けてられない。

そのまま力任せに、モップを横に凪ぐ。

生徒「まじっ…」

――――ドンッ

勢いよく横に倒れるアイツ。
不思議な事に罪悪感は湧いてこない。


神田橋「はぁ…」


でも息は上がる、そんな大した運動じゃないのに…


生徒B「まじか…る」

生徒C「まじか…る」

???「。ま。じ。か。る。」


気が付いたらドアの向こう側には生徒だったのが二人、そして…ここをこんな風にした潜水服の奴が一人

生徒「まじ…かる…」

―――ズボッ

そして今さっき倒した奴もゆっくりと起き上がる
……マジかよ


【選択肢】
1:応戦
2:間をくぐって逃げる
3:窓から飛び降りる
4:その他自由行動
+
コンマ判定(ルールはさっきと一緒)と状況

下1

相手は四人。一人はまだ完全には起き上がってない。
一か八か。こいつらの間を走り抜けよう

――――ダッ

こいつらもある程度、というより滅茶苦茶走れるし、滅茶苦茶力は強い
けど。けど。アタシだって伊達に世界一位になったわけじゃない!!!


――――

ストレンジャー・M「。ま。じ。か。る。」

―――クイッ

神田橋「…っ」

何とか4人とは距離を置けた。けど―――
潜水服がこっちに銃を向ける。

神田橋「……」

この狭い廊下だと…すごく避けにくい。



【コンマ判定】
末奇数:回避
末偶数:命中
奇数ゾロ目:回避+銛ゲット
偶数ゾロ目:不味い所に着弾
0ゾロ目:魔法少女 追加

下1

―――――ピュンッ

風邪を切る音が聞こえる。その音が近づいて来る。
見極めろ、行ける。アタシ…行ける。

体を半分反らす。タイミングよく銛はその反らしたスペースを通過してくれた

神田橋「やった!!!!」

思わず声が出た。これであいつらがまた寄ってこなかったらいいけど……
とりあえず今は走らないと…

でもどこに行く?今は学校全部こんな感じだよね?


【選択肢とコンマ】
1:家庭科室
2:音楽室
3:放送室
4:その他自由指定

また、コンマが0なら新たな魔法少女が…


下1

ここから一番近い教室と言えば音楽室…
しかもこの時間帯はどの学年も授業入ってなかったはずだから、あいつらも少ないはず。

取りあえずそこに暫く立てこもろう




―――――――【1F 音楽室】

今さっきの空き教室より広い音楽室。
黒板横には大きなグランドピアノ、後は楽器保管室に繋がるドア、主に吹奏楽部が使ってる。
で窓。ここからなら容易に外に出れそう…。


神田橋「………うっ。」

今になってあの感覚が、モップで肉を抉る感覚がフラッシュバックしてきた。
もしかしたら知ってる子かもしれない子の首に…
ダメだ、さっきは平気だったのに。なんでこんなに気分が悪いんだろう…


神田橋「………はぁ」


もしかしたら、もうダメかもしれないな。
なんて言葉が頭を過る。皆みたいになるのかもな


【選択肢】
1:バリケードを作って立てこもる
2:窓から外に出る
3:楽器漁る
4:携帯チェック
5;その他自由指定

下1

あ…そうだ。確かあの時メールが来たんだ。

―――カチッ

携帯をマナーモードに設定してから、画面を開く。
新着通知が一件。迷惑メールじゃなさそうだ。


『生きてる!? こっちも大変だよ! 今、図書館の書庫に隠れてるんだけど…d』

クラスメイトのアキからの返信だった。
アタシといつも一緒に騒いでる子で頭は悪いけど運動は出来る子。
確か砲丸投げ?円盤投げ?だったかをやってたはず……


『生きてるよ。大丈夫?』

と。打ってみる。返信が来るかどうか、正直期待していない

―――ブブゥ


意外と早く返信が来た。
良かった、まだ生きてるんだ…

『良かったー…やっぱサヤ生きてたんだ。こいつには気を付けて!ヤバイよ!!』

添付された画像ファイルを開く。
ブレてるけど、そこにはあいつ等でもなく潜水服でもない、誰かが写っている


『何これ?誰?アキはまだ書庫??』

『うん。書庫だよ』

書庫…と言うより。図書館は四階。合流したいけど…――――


【選択肢】
1:一人で外に出る(新しい魔法少女に出会う可能性低)
2:アキを迎えに行く(新しい魔法少女に出会う可能性高)

下1

出来ない。アキが生きてるのに置いて行くなんてそんなの絶対後悔する。
そんなの絶対に嫌。

それに別のルートから行けば、さっき来た場所を避けて通れるし
何とかなる!


『今から行く。待ってて』

携帯でそう打って、音楽室を出る。
確か図書室のすぐ近くに非常階段もあったはず。
いざとなればそこから逃げれば良いし


とりあえず一階はそこまで荒れてない。油断は大敵だけど、二階よりかはマシだ
もたもたしてても無駄なだけ。行こう


【コンマ判定】


ゾロ目以外で魔法少女追加するよ

下1

おしい!!!!

よっし。魔法少女追加するやでー

下3まで募集
その中から一人追加

<テンプレ>
名前
能力
見た目

三階まで無事到達した。
ここまでは特に誰も居なくて、特に襲われるような事も無かった。

後はこの階段を昇れば…。すぐに図書館に付く筈


―――タンタンタンタン

あまり音を立てない様に階段を昇る

――――タンタンタン

……?
アタシ以外に…誰か降りてくる??


もしかして…!もしかして…アキ?


【チャンスタイム】
ゾロ目が出たなら遭遇回避!

下1

神田橋「…アキ?」

―――タンタンタン

神田橋「…アキなの??」

――――タンタンタン

―――ヒョコッ

あ。違う。
階段の手すりからヒョコッと顔を出すボンボン。アキじゃない
じゃあ誰?


スマイル・M「まじかる(笑)」


写真…。あ。コイツ。アキの写真の―――

スマイル・M「まじかる(笑)」

――――サラサラサラーッ

振りかけられる粉の様な物質。
キラキラと光を反射して綺麗に輝いてるけど、アタシの第六感が絶対にヤバいって言ってる


【コンマ判定】
奇数:回避
偶数:事故
奇数ゾロ目:回避+??
偶数ゾロ目:??
0と0ゾロ目:吸っちゃう

下1

今日はここまでです

意外とコンマ神に愛されそうなスレになりそう


名前 中城 明歩
年齢 17
性別 女
職業 女子高生
好きな所持品があれば一つ(日常生活で手に入れれる物) スマートフォンと軽食
性格 明るい性格、頭の周りは遅い方。感情で動く子
その他特記事項(あれば) 俊敏。物を投げる力は平均的な男子より強い

アキちゃんのプロフィールです

魔法少女の募集って何時でもしてるのかしら…
一応投下しとこう

名前 バイブレーション・M
能力 ステッキの先端に触れた物を猛烈に振動させて破壊する
外見 シスター服 なんか猛烈に振動してる
ステッキ 細身の十字架型

「まじかるるるるる」(るの数は増減する)

常時募集中やで!>>63


―――――――タンッ

咄嗟の所で階段を飛び下りた。
着地も上手く行った。足をひねるなんて事も無かった

スマイル・M「まじかる(笑)」


階段の踊り場まで迫って来てる、ピエロ。
ぬいぐるみみたいな見た目だけど、気持ち悪い


――――ダッ

大回りすることになるけど、もう一つの階段の方から図書室に向かおう
幸いなことにこのフロアであいつらの姿をまだ見てない。
走ればすぐにつく距離。


神田橋「待ってて…今行くから」


【コンマ判定】
奇数:図書館フロアに到着
偶数:追いつかれる
奇数ゾロ目:???
偶数ゾロ目:ストレンジャー・Mも来ちゃう
0と0ゾロ目:武器入手

下1

さっきの階段とは真反対にある階段を駆け上がる。
図書室が直線上の位置に見える。走ればすぐだ

神田橋「……よし。いける」

当たりを確認する。居ない、気配もない。


――――タンッ
―――ダッ

勢い良く地面を蹴り上げて、今までよりも強く地面を蹴る。
それ程にアキを助けたかった、いや…もしかしたらこの状況で一人ってのが耐えられなかったのかも


――――――ガラッ

神田橋「…アキ!!!」


図書室に入るや否や大きな声でアキを呼んだ。
きっとアキが出てきてくれる。まだ無事なはず。


神田橋「アキ!アタシ!来たよ!!」



おかしい…。アキからの返答がない
入り口と書庫はそこまで離れてなかった筈。

いくら鍵を閉めてるからって…。声が届かない筈なんて



もしかして―――――


いや…そんなこと。そんな事ないはず…


――――ガチャッ

声を出すのをやめて書庫に繋がるドアを開けてみる。
鍵はかかってない。


神田橋「アキ?」

埃臭い真っ暗な部屋で、アキを探す。
けど…見当たらない


おかしい…確かにここに居るはずなのに…



――――サッ

後ろで何かが動いた。
即座に振り向くと…そこに居たのは――――













中城「……サヤ。ほんっとにサヤ!?」



良かった。隠れてただけだったんだ――――――――



【コンマ判定】
奇数:平和
偶数と偶数ゾロ目:???
奇数コンマ:武器を発見
0と0ゾロ目:魔法少女二人突入


下1

――――タンッ

中城「…?!」

神田橋「あ…」

再開して喜んでたのも束の間。
入り口に、あいつが立っている


スマイル・M「まじかる(笑)」

中城「サヤ!!!こいつヤバいって!コイツのせいでみんな笑いながら」

神田橋「ヤバイのは分かってるって!!けどどうすんの!」

今さっきは後ろに退路があったから良かった。
けど…今は違う。ここは密室、窓もない。


中城「とりあえず…倒そう!行けるって!!二人だし」

中城「それにサヤ強いし

中城「とりあえず…倒そう!行けるって!!二人だし」

中城「それにサヤ強いし!!」


いや…そんな問題じゃない。
それに相手がまだ潜水服の奴ならどうにかなったかもしれないけど……


神田橋「…アキ。ちょっと下がってて」

やるしかない、やらないとどっちみち死ぬ。
まあこれは失敗してもそうなんだけどね


???「。ま。じ。か。る。」

勢いよく蹴りつけてやろうとした時。
横の壁から、もう一人の奴が来た。


中城「何アイツ…!!?あんなの知らない!」

神田橋「落ち着いてってば!」


何とかしないといけないけど、この状況は……

【選択肢】
1:中城「ねえ!なんか相手銃みたいなの持ってる!それ奪えない?」
2:中城「とりあえず逃げよう!あの花持ってる奴どうにかしよう」
3:中城「サヤ!そこどいて!危ないから!!」
4:中城【自由指定】

下1

中城「サヤ!そこどいて!危ないから!!」

――――ブオンッ

反射的に横に飛び寄る
――トンッ
―――ドンッ

何かにぶつかった気がしたけど、横を見ても何もない。
よそ見していると、アタシの横を何かが凄い勢いで飛んでいく。

スマイル・M「まじかる(笑)」

―――ゴンッ

物凄い分厚い辞書がピエロの頭に命中。そのまま後ろに倒れ込む
隙が出来た…!これで逃げれる

後は、潜水服の奴だけ―――

――――って?あれ??どこにも居ない…

中城「いこッ!サヤ!!」

アタシの手を引いて図書室から出るアキ。

良かった…これで何とかこの学校から出る事が出来そうだ。
外に行けば、助かるかもしれない…


next chapter


成川

神田橋【学校→警察署】(生存):下記三名の内一人存命クリアで選択可能

日岡&瀧島

鈴村

下1

じつは次のシナリオ。と言うより神田橋以外のシナリオが滅茶苦茶厄介です
初期4メンバーの中で神田橋が一番簡単でした。

ということで今日はここまで

日岡と瀧島:ショッピングモールは明日更新します

日岡 ひなの 瀧島 葵 【現在地】牛山モール 4F女子トイレ

どうしよう。どうしよう。どうしよう。
とにかく無我夢中で葵ちゃんとここまで逃げてきた。

どうしよう。

今さっきからそればっかりだ。
けどそれしか思いつかないんだもん、あんな化け物倒せるはずないじゃん。

瀧島「ね…ねえ。大丈夫?」

日岡「う?うん…」


葵ちゃん。クラスが一緒の女の子。
いつもは武井さんグループに居る、武井さんは女の子グループの中心みたいな子。
綺麗で、彼氏もいて、それで友達も多い。

……けど


瀧島「ねえ?さっきから変だよ?」

日岡「そ…そっかな」

し…しっかりしないと、私。
葵ちゃんより頭が回るのは私、私が何とかして助けてあげないと。
放っておけないよ、困っている人が居るんだったら、それがどんな人でもね。


日岡「と…とりあえず様子見に行かない?」

瀧島「ま…マジ??いやいやいや…危なくない?」

日岡「でもここにずっといるのも」

瀧島「……マジかよ」

ここに居ても袋小路、囲まれたりしたら……
ううん、だめだめ。そう言うのダメ、考えちゃダメ


日岡「いこ。葵ちゃん」

瀧島「ほんっと!アンタ意外と無茶するね!」


取りあえず二人で助けを呼ばないと。
まずはどこに行こうかな。


【選択肢】
1:パン屋さん
2:レストラン
3:宝石店
4:ブティック
5:その他自由選択

下1

女子トイレから一番近くて、広いお店。
確かすぐそこにパン屋さんがあったはず

日岡「とにかくパン屋さん行こう」

瀧島「は!?なんで!?」

日岡「包丁とか…武器になるのもあるかもしれないし、それに非常食」

瀧島「けど…居るんじゃないの?」

日岡「だ…大丈夫だよ」

大丈夫って言ってみるけど、分かんない。
もしかしたらいるかもしれない、居ないかもしれない。
それにこっちには葵ちゃんがいる。葵ちゃんは確か催涙スプレー?を持ってたはずだし。

それがゾンビに効果あるのか分からないけどね

瀧島「…先行ってよね」

日岡「うん」


【コンマ判定】
下1のコンマがゾロ目以外なら奴らとの遭遇回避、0コンマのゾロ目なら魔法少女と遭遇

↓2のコンマがゾロ目以外ならパン屋で奴らとの遭遇回避、0コンマのゾロ目なら魔法少女と遭遇

誠に申し訳ないです
回線が不調なので少し更新が遅れるかもしれません、もしかすると明日になるかも

小麦粉の良い匂いがまだ店内に残ってる。
ここは私が好きな。好きだったパン屋さん

ドアを開けて、店内を見回す。
白い壁には血、パンは地面に散乱してて
やっぱりここは普通じゃないって、全部を使って私に教えてくれてる


瀧島「…戻ろって」

日岡「包丁くらいならある…かも…」

瀧島「……」

葵ちゃん、いつもとは違うな、いつもはもっと強気なのに。
こんな状況だから、私がもっと頑張らないと。


―――――ガサッ


日岡「…誰?」

瀧島「おい!声かけんなって!」

もしかしたら生きてる人が、私たちみたいにここに隠れているのかも…
もしかしたら困ってるかも…

客「……」

――――ゴソッ

日岡「大丈夫…ですか?」


立ち上がったその人、その人の顔の右半分が。砕けたみたいになくなってる。
あ……この人、人じゃない

瀧島「お…おい!!」

日岡「葵ちゃん!」

客「まじかる」

――――ダッ

凄い勢いで走ってくる。
走るたびに穴からびちゃびちゃ何かが落ちる

【選択肢】
1:応戦
2:逃げる
3:自由指定

下1

瀧島「来るなって!!!クソ!!!」

――――ダッ

日岡「きゃっ…」

―――タタタッ

葵ちゃんが走った。
それからしばらくして私も走る。

距離はあるから、走れば何とか逃げれそう。

それに捕まったりしたら…。

箸って女子トイレ近くまで戻ってきた。
後ろを振り返る、けどゾンビは居ない。

良かった、何とか逃げれた……。

――――あれ?


日岡「あお…葵ちゃん?」

居ない、逃げてる時にはぐれちゃったんだ…

どうしよう…
どこに居るか分かんないよ。

葵ちゃんの事助けないと。葵ちゃん一人じゃ……


【選択肢】
1:日岡に視点変更
2:瀧島に視点変更

下1

葵ちゃん…でもどこ行っちゃったんだろ。
ここお店も多いしな。きっとどこかに隠れてるんだろうな

けど、葵ちゃんと違って私武器も何もないよ。
あるのは眼鏡だけ。


どんな人でも助ける、困ってるんだもん、私が必要なんだもん、私はおんなじことしない。

だから何としてでも葵ちゃんを助ける。
とにかく隠れてちゃ駄目だ。


――――クルッ

辺りを見回す、ゾンビは居ない。
もしかすると皆お店の中に居るのかな?

だったら、廊下は安全?


とにかく動こう

【選択肢(コンマがゾロ目なら葵ちゃん発見、0ゾロ目なら魔法少女と遭遇】
1:楽器店
2:レストラン
3:宝石店
4:ブティック
5:その他自由選択

下1

まだあったかそうな料理が机に並んでる。
しかもそこまで荒れてない、まるでみんなが居ればいつも通り。
居ないのは人だけ。

…こういうの本で読んだことある、マリーセレスト号だっけ?
人だけ居なくなっちゃった船の話。

日岡「葵ちゃーん?」

ゾンビが出てきたら嫌だ。でも葵ちゃん…。
叫んでるはずなのにどこか控えめな声で呼ぶ。


日岡「居るのー?」

「いるよ」なんて帰ってこない。
もう死んじゃったのかも…。駄目だ。そんなのダメ、私が…



日岡「葵ちゃん」


【選択肢】

武器を君に上げようね。レストランだしね

(ということでレストランにありそうな武器を一つ)
↓3から一つ、コンマの高い物を

ゾンビが居ないことを確認して厨房に入る。
散乱してる、包丁とかお鍋とか。
個々だけ見るとやっぱり事件があった、それが分かる。


日岡「…これ。もってこう」

散乱してた中からフライパンを拾い上げる。
包丁とかもいっぱいあるけど、私はこれが良い

なんでかって?なんでだろう……
…あ。ほら、盾にもなるから…かな?


日岡「よいしょっ」

意外とずっしり重たいフライパン。
片手では振り回せそうにない。

よし…次はどこに行こうかな

【選択肢(コンマがゾロ目なら葵ちゃん発見、0ゾロ目なら魔法少女と遭遇】
1:もっと探索
2:レストラン
3:宝石店
4:ブティック
5:その他自由選択

下1

明日朝が早いので今日はここまで
短くてごめんなさい。

日岡さんと瀧島さん、どうなるのでしょう
予想してええよ!

今から更新しようにも人は居るのか
居たら12時くらいからするます

いや…もしかしたら他にも何かあるかもしれない…
そう思って私はもう少しここに留まる事にした。

日向「無い…かな」

重たいフライパンを両手に抱えるのは意外としんどい
いざとなったらこれを振り回さないといけないんでしょ?無理かも。


厨房から出てまだ綺麗なホール内を見回す

ドリンクバー、食べかけのパン、冷めたお肉、保温器に入れられたスープ


日向「…はぁ」

ホントだったら今日はここで夕飯食べようと思ったんだけど。
無理だ。もしかしたら一生無理かもしれない。

卑屈な考えを投げ捨てる様に頭を振ってみる。


けど、もやもやは残ったまま。


【コンマ判定】
偶数:アイテム
奇数:ゾンビ
0とゾロ目:魔法少女

下1

――――ズルッ

何かが落ちる音がした。
水が落ちる柔らかい音でも個体が堕ちる堅い音でもない、その中間の粘り気のある音


日向「…葵ちゃん?」


音のした方向を見る。


日向「あっ」

右腕が無くて、そこから紐みたいなものがぶら下がってる人。
トイレで見た人と似てる。


客「まじかる」

――――ダッ


こっちに向かって走ってきた!?
ど…どうしよう。


【選択肢】
1:応戦
2:逃走(コンマ40以上で成功)
3:自由

下1

逃げなきゃ!!
ダメだ。勝てないよ!!!

――――タタッ

重たいフライパンを抱えてお店を出る。


日向「はぁ…はぁ…はぁ…」

息が切れる、足も痛い、心が寒くなる。
皆…どこに行ったのかな。


日向「ゲホッ」

大きく咳き込む。
全てそれで吐き出せたらよかったのに、出てきたのは酸っぱい胃液だけ。


でも負けてられない。助けなきゃ。
もたもたしてるうちに…葵ちゃんが……。

私のせいだ。


【選択肢(コンマがゾロ目なら葵ちゃん発見、0ゾロ目なら魔法少女と遭遇】
1:諦めて逃げる
2:レストラン
3:宝石店
4:ブティック
5:その他自由選択

下1

宝石店はレストランと打って変わって荒れてた。
火事場泥棒?が居たのかな…

けど店内に人は居ない。

狭い店内だから、ゾンビも居ない。
もしかしたらカウンターの下に葵ちゃんがいるかも…


日向「あおっ」

声が出せない。
さっきのゾンビのが尾を引いてるみたい。

日向「い…ちゃん」

語尾がか細く消えていった。


日向「あおい…ちゃん」

これも大きな声じゃなくて、自分で何を助けたいのか、何のためにここに居るのか。
それを自分に言い聞かせる様な、そんな声。


【コンマ】

ゾロ目:葵ちゃん
0と0ゾロ目:魔法少女ちゃん

下1

宝石店に入って恐る恐るカウンターの下を覗いてみた。
誰も居ないし何もない…

それにレストランと違って他に使えそうな物もないな…

居ないんだ。ここには。
じゃあ次はどこに行こうかな…

【選択肢(コンマがゾロ目なら葵ちゃん発見、0とゾロ目が出たら????】
1:諦めて逃げる
2:ブティック
3:その他自由選択

下1

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