↓しょうもない前作たち


男「女ー！一緒に帰ろうぜ！」女「」ｺｸﾝ

男「女ァ！貴様俺のパンツ盗っただろ！！」女「」ｺｸﾝ

老人「『爺クフリート』とはワシのことじゃあぁぁーーっ！！」

男「恋のキューピッド？俺たちが？」女「」ｺｸﾝ

優等生「留学生の指導係だと...？」

男「伝説の焼きそばパン？」女「」ｺｸﾝ

副会長「俺と付き合ってください」生徒会長「却下ぁ！！」

男「女！温泉旅行に行こう」女「」ｺｸﾝ

男「女！わらしべ長者になるぞ」女「」ｺｸﾝ

男「女！縛りプレイしようぜ！」女「！？」

吸血鬼「血を吸わせて頂けませんか」元気娘「はい、わかりました！」

-- 前日

男「ヤバい」

女「？」

男「このままだとヤバい」

女「？？」

男「テ ス ト が ヤ バ い」

女「.....そんなに？」

男「はい」

女「.....勉強、見たげよっか？」

男「女神よ！」

-- 男の家

男「さ、入って入って」

女「....おじゃましますっ」

男友「みんなで勉強会なんて、青春してますなぁ！」

女友「はいはい」

男「3？3だよねココ？3しかねーなコレ！」

女「ぶっぶー」

男「うそん！？」

女「」ｸｽｯ

女友「筋肉？筋肉しかないわねコレ！筋肉と見たわ」

男友「そこは筋肉じゃなくて脂肪だよ」

女友「何でだぁ！！」ｶﾞｼｯ

男友「オレに当たらないで！！問題当てて！！」

女友「うまくねぇ！！」

ｺﾝｺﾝ

妹『兄ちゃん、ちょっと良い？』

男「おぉ、どーした」

妹「えっとね、借りたいものが....。あ、皆さんこんにちは！」ｶﾞﾁｬｯ

女「こんにちはっ」

女友「ども」

男友「お邪魔してますよん」

妹「あれ、勉強中？わたしのほうがお邪魔かな」

男「良いから。借りたいものって？」

妹「テニスのラケット」

男「却下」

妹「何で！！」

男「いやお前....。前に俺のラケット粉微塵にして返したの忘れたとは言わせねーよ」

妹「あっ、あれは！！百八式波動球なんて打ってきた根岸さんが悪いんだよう！！」ﾌﾟﾝｽｺ

男「いや返そうとしたお前が悪い。とにかく却下」

妹「ねぇ～、そんなこと言わないでさぁ～」ﾍﾞﾀﾍﾞﾀ

男「えーい引っ付くな！！ガラにも無いことしよってからに！！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

妹「兄ちゃんちっさいよ！！人としての器が！」ｸﾞﾜｯ

男「実の兄貴にバックブリーカー！？」

男友「相変わらず仲良いねぇ」

女友「なんか男くんがもう一人増えたみたいな感じ」

女「........」

女（.....いいなぁ）

男「ったく、しょーがねーなぁ。次に壊したらマジで許さんからな！根岸にも言っとけ！！」

妹「やった！ありがと兄ちゃん！！」

妹「それじゃ、ゆっくりしてってくださいね！女さん、女友さん、ドドリアさん！」

ドドリアさん「何でオレだけ宇宙人！？」

男「気を落とすなよ、きたねぇ花火さん」ﾎﾟﾝ

きたねぇ花火さん「お前か吹き込んだの」

男「さーて、気を取り直して勉強だ！頼みますよ女さん」

女「」ｺｸﾝ

-- 女の家

女「.......」ｺﾞﾛﾘﾝｺ

女（.....お兄ちゃん、かぁ）

女（男くんがわたしのお兄ちゃんだったら、どんな感じなんだろう）

女（いっぱい甘えて困らせたり、じゃれ合ったり、たまにはケンカしたり....）

女「....///////」ｶｧｧｧｧ

女（.....業と欲が深すぎるよわたし）

女母「女ー？母さんちょっと買い物行ってくるけど何かほしいものある？」

女「....お兄ちゃん」

女母「」

-- 翌日

女「....はぁ」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

女（昨日からずっと『お兄ちゃん』が頭から離れない）

女（ばかだなぁ....。男くんの妹になんてなれるわけないのに）

『その望み、叶えてあげましょう』

女「！？」ﾋﾞｸｯ

女（だれ....！？どこから....）

地蔵『ここです、ここ』

女「.....お地蔵さん？」

地蔵『私は神様....。いま地蔵に憑依して話しかけています』

女「えっ、えっと....」

地蔵『私は可愛い娘が大好きです。よってあなたの望みを叶えます』

女「...そっ、そんなフワフワした理由で」

地蔵『いきますよー。バルス！！！！』ｶｯ

女「ちょっ...！それ滅....！！」ﾋﾟｶｰｯ

女「.....？」

地蔵『ハイ、これであなたの望みは叶いましたよ』

女「.......？？？」

地蔵『まぁ、すぐに分かるでしょう。では私はこれにて』

女「....あのっ、何をしたんですか？」

地蔵「」

女「......？？？？？」ｸﾞﾙｸﾞﾙ

「おはよー」「うぃーっす」

女「.......」

女（何だったんだろう、さっきの）

男「女、おはよー！」

女「！！」ﾋﾟｺｰﾝ

男「いやー、昨日はありがとな！おかげでだいぶ勉強がはかどったよ」

女「....どういたしまして/////」ﾃﾚﾃﾚ

男「てかさー、聞いてよ！！妹のやつ結局俺のラケット消滅させやがったんだよ！！あいつと根岸マジ許さん」

女（...そうだ、さっきの話....！）

女「....ねぇっ、お兄ちゃん」

男「えっ？」

女「」

男「.....女、今なんて？」

女「.....！？」ｱｾｱｾ

男「あっ、アレか！『うっかりお母さん』ならぬ『うっかりお兄ちゃん』！！」

女「....ちっ、ちがうのお兄ちゃんっ！！」

男「」

女「」

女（なっ、何で....！？）

『....分かって頂けたようですね』

女（....！？この声、さっきの）

側溝の蓋『私は神様....。いま側溝の蓋に憑依して話しかけています』

女（...なぜ側溝の蓋...！？）

側溝の蓋『これぞ我が秘伝の一つ...。"男性を『お兄ちゃん』としか呼べなくなるおまじない"です』

女「！？」

側溝の蓋『...それでは、健やかな妹ライフを...』

女「ちょっ....！？それっておまじないというか呪いでは...！？」

側溝の蓋『おまじないと言ったらおまじないです....。あとストッキング越しも良いものですね』

女「！？//////」ｶﾞﾊﾞｯ

側溝の蓋『...それでは、健やかな妹ライフを...。大事なことなので2回言いましたよ』

女「......」ｻｰ

男「女、どうした？独り言に血の気の引く音とか穏やかじゃないぞ」

女「.....どうしようお兄ちゃん」ｳﾙｳﾙ

男「」

-- そして現在

男「男性を『お兄ちゃん』としか呼べなくなる呪い？」

女「」ｺｸﾝ

男「.....なんだそれは」

女「......」

男友「...神様なのに呪いとはこれいかに」

女友「ただのヘンタイじゃないの」

男「....ホントに、『お兄ちゃん』ってしか呼べないの？」

女「」ｺｸﾝ

男「....俺は？」

女「....お兄ちゃん」

女友「あたしは？」

女「...女友ちゃん」

女友「女性が相手だと普通に呼べるのね」

男「こっちのドドリアさんは？」

男友「ドドリアさんはもういいだろ」

女「.....お兄ちゃん？」

男「マジか」

男友「ていうか何で疑問形？女ちゃん何て言おうとしたの？」

女友「ドドリアさん？」

ドドリアさん「はい」

男「くそっ、神様とやらめ...！」ﾜﾅﾜﾅ

女「お兄ちゃん.....」

男「強制妹プレイだと....！？妹萌えに目覚めたらどうすんだコンチキショー！！」ｶﾞﾂﾝ

女友「こっちもヘンタイだった」

男友「イヤ、でもリアル妹がいるし洒落にならないよね」

男「イヤイヤ、女が妹だから萌えるんだよ」

女友「なお悪いわ」

女「...../////」ｶｧｧｧｧ

男「とにかく安心しろ女！この俺が....。イヤこのお兄ちゃんが解決してみせる！」

女友「何で言い直した」

女「お兄ちゃん...！ありがとうっ////」

女友「こっちもノリノリだし」

男友「何か楽しそーだね、妹プレイ！どう、女友ちゃんオレ達も」

女友「ドドリアさんの妹になりたい奴が居る？」

男友「皆そんなにオレを爆散させたいのか」

女友「女ちゃん、そろそろ教室行かないと」

女「」ｺｸﾝ

女友「ホラ、お兄ちゃんたちも早くしてよね」

男「えっ」

男友「えっ」

女「えっ」

女友「えっ？」

男友「...女友ちゃん？」

女友「ちっ、ちがっ.....！今のは間違ったのであって...！！」ｱﾀﾌﾀ

男友「だ、だよねぇ！！」

女友「そーよ！ったく、ホンットお兄ちゃんってば.....」

男友「」

女友「」

男「」

女「」

男「....う、うつっちゃった」

留学生「『妹萌え』デス！」

優等生「.....は？」

留学生「だから、『妹萌え』デス！！」

優等生「......どこで覚えたそんな言葉」

留学生「オタクさんが教えてくれまシタ！妹萌え is favorite of ジャパニーズ・大きなお友達！」

優等生「あの野郎...。で、それとお前に何の関係があるんだ」

留学生「鈍感デスねー。ワタシ、3姉妹の末っ子デスよ？」

優等生「あぁそれで...。お前も妹属性持ちだと」

留学生「妹属性！！分かってマスね～、お兄ちゃん♪」

優等生「うるさい」

留学生「モー、ツレないデスねお兄ちゃん！...アレッ？」

優等生「おい、おちょくるのも大概に....」

留学生「お兄ちゃん....。お兄ちゃん...。Why！？どうして....」ｱｾｱｾ

優等生「...オイ、大丈夫か」

留学生「.....Help」

優等生「え？」

留学生「Help me....！お兄ちゃぁん....」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

優等生「」

副会長「知ってますか会長」

生徒会長「何だい、副会長」

副会長「今、俺の中では妹萌えが密かにブームなんです」

生徒会長「へー、そうなんだ。すごいね」

副会長「....あの、もう少しツッコミとか」

生徒会長「無駄口を叩く暇があるならさっさと書類の整理を終わらせて！」

副会長「もう終わったのでこうして無駄口を叩いてるんすけど」

生徒会長「あ、そうなの」

副会長「どうです、惚れ直しましたか」

生徒会長「イヤ、別に最初から惚れては....。しかし相変わらず仕事が早いね」

副会長「恐縮っす」

生徒会長「ふふっ、変な所で謙虚なんだから...。頼りにしてるよ、お兄ちゃん」

副会長「え」

生徒会長「....ん？あれっ？」

副会長「....会長」

生徒会長「あ、あれ！？ゴメン！何を間違えたのかな、あはは....////」ｱｾｱｾ

副会長「俺のために妹プレイをしてくださると...！そう仰いますか！！」

生徒会長「無いわ！アホ！！」

副会長「.....こらこら、駄目じゃないか。お兄ちゃんにそんな口を聞いちゃあ」

生徒会長「へっ？」

副会長「...じっくり教えて差し上げましょう。妹とはどういうものかを」ﾜｷﾜｷ

生徒会長「おっ、お兄ちゃん！？やめっ.....」

モブ「おばさん、こんにちは！」

購買のおばさん「はいこんにちは～」

モブ「カレーパンください」

購買のおばさん「はいは～い、100円ね！毎度あり、お兄ちゃん！」

モブ「」

購買のおばさん「あらヤダ、あたしったら。ゴメンね」ﾆｺﾆｺ

根岸「こんにちは、マダム」

購買のおばさん「はいこんにちは～」

根岸「コッペパンを要求する」

購買のおばさん「はいは～い、120円ね！毎度あり、お兄ちゃん！」

根岸「」

購買のおばさん「あらあら？またあたしってば...。ゴメンねお兄ちゃん？」ﾆｺﾆｺ

根岸「存外....。良きかな」

モブ「何か気持ち悪いなお前」

男「....とりあえず、分かったことをまとめると....」

1．男性の名前を呼ぼうとすると『お兄ちゃん』に変換される

2．『あんた』『キミ』等も『お兄ちゃん』に変換される

3．基本的にみんなかわいい

男「こうか」

女友「オイ最後」

男友「よもや学校中の女子が妹になる日が来ようとはねぇ」

女友「狂気の沙汰よ」

男友「学校一の妹を決めるコンテストとか楽しそうじゃね？」

男「ミスコンならぬシスコンか」

女友「うまくねぇよ」

女「」ﾌﾟﾌｯ

女友「女ちゃん」

男「さて、問題の解決が最優先...。と言いたいところだけど」

女「.......？」

男「もーちょっとお兄ちゃんライフ満喫しちゃおっかなー！！！！」

女「.....お兄ちゃん////」

女友「アホ」

男「できた！この問題の答えは『4』だ」

女「...正解。よくできました、お兄ちゃんっ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

男「もっと褒めたまえ」

女「....ご褒美にお菓子あげるっ。お兄ちゃん////」

男「もっと養いたまえ」

女友「.....やれやれだわ」

男友「楽しそうだねぇ。どう？オレたちも」

女友「いいから。それより、あたしにも勉強教えてよ」

男友「良いよ。妹っぽく可愛いおねだりしてくれたらね☆」

女友「...........................」ｸﾞｲｯ

男友「おっ？」

女友「.....お勉強、教えて？お兄ちゃんっ」

男友「」

女友「....なぁーんちゃって」

女友「ははっ、びっくりした？ギャグよギャグ」

女友「あたしがいつも言われたい放題だと思ったら大間違いだっての。さっ、勉強勉強....」

男友「」

女友「.....あれっ？」

男友「.......//////」ｶｧｧｧ

女友「....ちょっ、何赤くなってんのよ」

男友「.....な、なってないし////」

女友「」

女友「いっ、いやいやいや！なにマジになってんの！？いつもみたくおちゃらけなさいよ！！」

女友「お、お兄ちゃんにそんな反応されたら...！！あたしも、恥ず、かし.....//////」ｶｧｧｧ

男友「.....////」

女友「.....////」

男友「...ゴメン、ちょっとトイレ」ﾀﾞｯ

女友「コラ、逃げんな！！！お兄ちゃぁぁぁぁぁぁん！！！」

男「微笑ましいなぁ」

女「...微笑ましいねっ」

オタク「男氏ー！妹祭りですぞwwwww」

男「おう、お互いエンジョイしてんな」

オタク「今、学校中を回って女子に『お兄ちゃん』と呼んでもらってる最中でござる」

男「エンジョイしてんな」

女「....何というコミュ力」

オタク「とはいえ、女氏にそれを求めるほど拙者ヤボではないでござる」

オタク「というワケで女友氏！プリーズ『お兄ちゃん！！』」

女友「」ｲﾗｯ

男「ちょっ、オタク...！悪いけど女友さん今....」

女友「....そんなに呼んでほしけりゃ、そうしてやるよ」

オタク「オナシャス！！」


女友「汚 N E E T ゃ ん」

オタク「」

男「......うわぁ」

留学生「おにーちゃん♪」ﾍﾞﾀﾍﾞﾀ

優等生「......」

留学生「エヘヘ、慣れてくると結構楽しいデスね！」

優等生「...そうか」

留学生「実家だとオネエチャンたちに甘えてばっかりで、よく注意されてマス」

優等生「だったらここでも甘えればいいだろ」

留学生「エ？」

優等生「...何故ならここにお兄ちゃんが居るからな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

留学生「ひゃっ...////」ﾋﾞｸｯ

優等生「....どうした、急に黙り込んで」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

留学生「.......は、恥ずかしいデス。...ダメ、お兄ちゃん/////」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

優等生「ちょっとトイレ行ってくる」ﾀﾞｯ

留学生「what！？」

生徒会長「....お兄ちゃん。何だい、この髪型は」

副会長「おさげです。いやー、実に妹らしい」ｳﾝｳﾝ

生徒会長「却下だ却下！これ以上お兄ちゃんのおふざけになんて付き合って居られないよ」ﾌﾟﾝｽｺ

副会長「...会長、メンタルケアってご存知ですか」

生徒会長「え？」

副会長「部下の精神を癒し、効率よく仕事をさせるのも上に立つ者の責務だと思うんですが」

生徒会長「...............」ｸｲｯ

副会長「ん？」

生徒会長「.....いつもありがとうね？お兄ちゃんっ...///」ｶｧｧｧ

副会長「お花を摘みに行って参ります」ﾀﾞｯ

生徒会長「男性はキジ撃ちじゃなかったっけ！？」

男「...さて、存分にお兄ちゃんライフを満喫したし！そろそろ問題解決といきますか」

女「.....」ｺｸﾝ

男「女、その自称神様にはどこに行けば会えるかな？」

女「....最初に会ったところなら、もしかして」

女友「よし、放課後に殴り込むわよ」

男「お礼参りといきますか」

男友「望むところさ。ところで世界平和について考えようか」

女友「どっから湧いて出た」

優等生「ならば俺は少子高齢化について考えよう」

副会長「だったら俺はマイナンバー制度について」

男「何なのお前ら」

優等生・副会長「「通りすがりの賢者です」」

男友「トイレでいってきた仲です」

女友「は？何言ってんの」

女「....トイレ『に』行ってきた、では？」

男「.....妹耐性が無いとこうも拗らせるのか」

-- 放課後

男「ここか」

女「」ｺｸﾝ

地蔵「」

男友「もしもーし」

女友「とっとと出て来い自称神ヤロウ」ｹﾞｼｹﾞｼ

地蔵『ありがとうございます！！』ｸﾜｯ

女友「うわっ！？急に出てくんな！！びっくりしたろーが」ﾀﾞｷｯ

男友「......あの」

女友「ひゃっ！？ごめんお兄ちゃん.....////」ﾊﾞｯ

女「....ダイタン////」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

男「あんたが神様？」

地蔵『いかにも』

男「そうか.....」

男友「お礼参りに来ましたぜ」

地蔵『ほう』

男・男友「「お兄ちゃんライフ最高でしたァ！！ありあとっしたァ！！！！」」ｶﾞﾊﾞｯ

地蔵『』

女友「....あ、お礼参りって本来の意味でだったのね」

女「.....ツッコミにキレが無いよ」

地蔵『そうですか....。"お兄ちゃん"のおまじないは不服でしたか』

男「イヤ堪能はしたけどね」

地蔵『...では、"お兄様"か"にぃに"のどちらかを選ばせてあげましょう』

男友「イヤそうじゃなくてね」

地蔵『ならば....。"兄の呼び方三上位"と呼ばれるこの中から選びなさい』

1．おにいたま

2．兄者

3．ポセイドン

男「しつっけーんだよクソが！！」

男友「こんなネタ分かる奴居ねーだろ」

女「.....自称神様」

地蔵『イヤ本物ですけど』

女「....わたしのお願いを聞いてくれて、本当にありがとうございます」

女「....でも、わたしはもう大丈夫。男くんの妹になれて本当に楽しかったから」

男「えっ？何て？？」

女「...それに、冷静に考えてみたら」

女「妹になっちゃったら....。男くんとけっ、結婚できなくなるのでっ！！！！//////」ﾎﾞﾌﾝ

男「」ﾌﾞｯ

男友「鼻血出てるよ」

女友「盛大に噴射したわね」

地蔵『...成程。貴方の言い分は分かりました』

地蔵『ではお望み通り、妹ライフの終演といきましょう.....。バルス！！』

女友「ちょっ.....！？それ滅....」ﾋﾟｶｰｯ

地蔵『可愛い娘の居る所に神あり....。また逢いましょう』

女「......！」

男友「......どう？」

女「....あっ！？男くんが血まみれに....！！」

男友「もどった！！女友ちゃんも？」

女友「.....男友、男友.....。うん、ばっちり」ﾆｺｯ

女「男くん、だいじょうぶ...！？」ﾕｻﾕｻ

男「けっこん....、けっこん.....」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

男友「血痕まみれだなぁ」

女友「うまくねぇよ」


こうして、後に『お兄ちゃんハザード』と呼ばれる事件は解決した

男「よし、テスト対策はカンペキだ！」

女「♪」ｺｸﾝ

男「見てろよ女！俺....。いやお兄ちゃん頑張っちゃうから！」

女「......あの、その話はもう/////」ｶｧｧｧｧ

男「えぇ～、どのはなしぃ～？ぼくの妹になりたかった女ちゃぁ～ん」ﾆﾀﾆﾀ

女「......もう////」

男友「どう？女友ちゃんは」

女友「あんたが教えてくれたんだし、テストなんて楽勝よ」

男友「ですよねー！！いやぁデキる男はつらいですなぁ」

女友「ハイハイ、勝手に言ってなさいよお兄ちゃん」

男友「えっ」

女「えっ」

男「えっ」

女友「あっ」

男友「......」

女「......」

男「......」

女友「.....素で間違えた」

女「かわいい」ｷﾞｭｯ

完