京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」穏乃「3で最後?」 (1000)
※咲-saki-のSS
※京太郎もの
※基本非安価
※のんびりまったり
※R-15ぐらいにはなる気がする
※ドン・サウザンドが書き換えたのだ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1448380906
※前スレ
京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」
京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436256165/)
京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」咲「まさかの2!」
京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」咲「まさかの2!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443114982/)
さすがにこのスレで終わると思うよ!
埋めありがとうっす
前スレ1000は『ガイトさんとデート』ってことで、OKOK余裕でやるよーん
もうちょっとあとにはなるけども
_≧=lヽl\vi_
_≧ ム
. フ _____ て
. 从 {_| {トェir、i ij i,}リ それじゃ再開!
リ八_Y } リ ト /〉
/ト ヽ{ ∧`ー- 、 もうちょっとやってから寝る!
/ : : : ヽr==-〈ハ: .ヾ : i
/ : : : : : : :| : : : : |rN. : : >{
{、 : : : : : ヽ. : | : : : : |:::'i `,.: : ;
\: : : : : : ヾ |: : : : :|::::| | : ノ
\Z_ : : : >i.: : : : |::::! }:./
`ト、 : : : : : : : : }:::ノ i/|
}/.`.ー- イ:イ 'ト,
/ : : : : : : : |´ ヽ__ }::ヽ
rー< : : : : : : : :.厂〔:i〕ニ{、:::{
> : : : : : : : : : : /::::::::::::::::::iへ}
〈 : : : : : : : : :/::::::::::::::::::::::| j
ヽ : : : : : /:::::::::::::::::::r::::::::|_r´
V. : : :/::::::::::::::::::::::i:::::::::|
(フラグはたってないよ!同年代の男友達ではしゃいでるだけで!
白望「まぁ誤解だってことはわかったけど」
塞「京太郎のこと好きだったりしない? ハーレムになっちゃう?」
葵「私はギャルゲの親友ポジで良いの……あ、やっぱダメ、殺される」
胡桃(誰に?)
京太郎「とりあえず晩飯食べて寝ましょう、明日は個人戦なんですから」
塞「そうだね、私と豊音と葵の戦い、しっかり目にやきつけとくんだね!」ビシッ
京太郎「了解っす」フッ
白望「まぁ今日は私の番だけどね」
京太郎「なんだかんだでゆっくり寝かせてくれますよね」
白望「ゆっくり寝れない時あるの?」
京太郎「無いデスけど!」
葵(必死だ、なんかあるね)
京太郎「さて、打ちますか」
豊音「付き合うよー!」
白望「それじゃ私も」
胡桃「やろっか!」
京太郎(能力、か……)
―――夜
京太郎「寝るかぁ……」
白望「ん……」
京太郎「待った」
白望「?」
京太郎「……なぜ脱ぐ?」
白望「……?」
\ー―――‐` }
\ --- 、 __ノ_⌒ヽ
/⌒ / / Y^ ,
ー=≠ / | ',
. / / / / \_
/ / / / / / Y´
./ / / / _/_/イ_/, 、__/ ∧
| /./ / /´/|/´-l/ // /`^ヘ | | l|
八{ / j/ ll ∧ :|芹苧豕 /l/苧豕, ∧| | l|
/ イ / Ν/-、| | 乂_ソ}/ ヒソノ∧八 リノ
.{ | \、_jノ 、 , ∨
\八 厂〕ト _ 人 i|\)
./)/ ヽ.ノ/}> 、 ´_ イ )ノ /
.′ V{、 ,〈
{ V.\ ` <、_
| '.V, `ヽ ヽ `ヽ
ィ≦ニニニニ=- 、} V, _ \ V f^}__
《ニニニ=-――‐-Y、V,´ ` .> ´  ̄ ` 、 .rく\ }
京太郎「……」
白望「……裸族だから家では」
京太郎「はいダウトォ!」
白望「……京太郎と、くっついとこうかなって」
京太郎「?」
白望「誰を選んでも良いように、後悔ないように今の内に京のあったかさ、感じとこうかなって……」
京太郎「……そこを突かれると痛い」
白望「だから、抱き合って寝るだけだし」
京太郎「だけだしってなに!?」
白望「今更でしょ、使う?」
京太郎「なんの話!?」
白望「口でも胸でも腋でも足でも」
京太郎「ぐぅぅぅっ」マエカガミ
白望「良いけど」
京太郎「俺が良くない、寝よう!」
白望「塞がおいしかったって」
京太郎「あの人はね、エロ要員なの」
白望「……立候補」
京太郎「しないで、俺の精魂尽き果てちゃう!」
白望「胡桃は?」
京太郎「……こう、責め要員?」
白望「凄いね京は」
京太郎「え、なにが?」
白望「……寝よっか、ダルいし」ボフッ
京太郎「う、うん……」スッ
白望「……」ギュッ
京太郎「おもち」
白望「口に出てるよ」
京太郎「あっ」
白望「口に出す?」
京太郎「過度な下ネタはNG」
―――翌朝・女子部屋
京太郎「おはようっす!」
白望「ん」ヌッ
塞「おはよ、さて……!」
葵「い、行こうか……!」
豊音「珍しいね緊張してるなんてー」
葵「そ、そりゃ私が出るわけだし……」グッ
トシ「安心しな、あんたは強いし……あんたはそれなりに練習した」
葵「うぅ……」
白望「重傷だね」
胡桃「始めてみる。ほら葵戻ったらシロがキスしてくれるって」
葵「れ、レズじゃない……」
エイスリン「!!?」
豊音「元気ないよー」
トシ「こればっかりはしょうがないね、ほらとりあえず行くよ」
葵「は、はい」コクリ
京太郎「頑張りましょ、葵さん」ニッ
葵「……うん」コクリ
とりあえずここまで、仕事あるし寝るぞー
もう今年も終わりだぞ!
てかこれ終わったあとにだいぶ大雑把といえど飛ばし飛ばしイベントあるんだよなぁ(トオイメ
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_)\/|/(__ | |
. _)` <_ | |
ノ < | |
フ _______ 孑lト、 | |
厶 | ィ@フ | そli}、\| |
从| {トェv‐vェイ} |从{// `-、ハ! (……それじゃ次の投下はいつになるかわからんけどまたな!)
. 八] l [_/ /// V}
j{ 心_二_イ彡/ }`ヽ
{ `≧=≦¨´ j`7ハ、
小、 /} : lト、
゜ヾ、 //|/ :l| ヽ
ヘ -_.ノ/イハ:..:ハ ハ
{ミ/ー<彡'´ ′ }/ ハ
{ハ ̄ / ∧
ヾ } }!
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l! |
|l i |
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とうとう3スレ目かまさかこんな長くなるとは……
__ー-、}\\v、
_> V},
> >'''"´ ´"''x イ
ア / ,. -‐、 ィな^v/
_ -=、\)\ ノイ ,>,′/ '戈v乂_,,, }
> `Nイ { l {,, `¨ r斥ミ ′
/ \}、,,. { l ' イ //
/ v::l _j ィ‐-、 7/ 今日は休みだから投下だ!
⌒ァ ハ 7 ´ //{rイィ
/ ノv "'~∥_/" kイ( 深夜帯にしか投下しないことに定評があるイッチであった
-イ ノルィ,, イニニミx、、 ノ(
/ /イ /イィハ,,vトVニニニニィ ノ(
/,' ,' , '/イ rx -7ニニ=-=r―、ニニニァ ィ(
ノハ,′,r_、 ''"|」 j}::\,,.x=ニf''ニヽニニニⅥハ vxハ'"\、
/イ /|」 j}:: \ニ= r― } ̄´"'''<}ハレニニ\ ノ\、
|/ 「j''"j}j}::: \=ニ=V ィニh、__`'<二ニ\ ノヽ
| / j}:::: ,.<ニニニ/ニニニ}i \ニニ-
|∥" j}::::: /ニニニニィニニニニ}i ......_jニニニ-
最近休み(投下)ばっかじゃないか!
勤め先が傾いてたりしてるんじゃないかと不安になってまう
(>>29 仕事あっても投下してるだけだよう 2~3時間寝れば十分動けるような体になってきた
―――会場
京太郎「個人戦開始っすか」
トシ「そうだね、さて所詮は沢山ありすぎてねぇ、どこ見に行く?」
京太郎「適当に見回ってればいいでしょ、葵さんが心配」
トシ「緊張してたしねぇ」
白望「ん、どうする?」
京太郎「まぁ全員バラバラに動けば良いでしょ……お、あれは神代小蒔さんッ!」
トシ「……胸かい」
京太郎「ま、まぁ」エヘヘッ
胡桃「……」チッ
京太郎「!?」
エイスリン「……」ジトー
京太郎「……」
白望「んっ」ギュッ
京太郎「!?」
トシ「京ちゃん」
京太郎「い、いかんいかん!」バッ
白望「ダル」
京太郎「ダルいならやらんといてください……さて、ちょっと他のとこ見てきます」
トシ「うん、そうしてきな」
ゴートゥ! DMS! ゴートゥ! DMS!
京太郎「姫松の上重さんすげーなホント」
霞「私あの人、大っ嫌いなのっ」グッ
京太郎「うおっ」
京太郎(この人は永水のおっぱい! 巨乳! いや魔乳! 石戸霞!)
霞「あ、ごめんなさい……えっと、須賀君?」
-―――-
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|::::i:::::l-\::::::l八 斧苧干 |:::::::|::::::::::::::|::::::|
|:::::\l __\{ 乂hソ |:::::::|::::::::::::::|::::::|
|l::::::l::|斥汽 |:::::::|::::::::::::::|::::::|
八::::l∧乂ソ , ″ |:::::::|::::::::::::::|::::::|
Y:::::::. ″ |:::::::|::::::::::::::|::::::|
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{ | / ̄ ̄[二二フ二フ二二二二二二[ / .ノ:::ノ :|人
京太郎「あ、はい須賀です。須賀京太郎……」
霞「突然ごめんね」
京太郎「いえ……えっと、そうですよね……」
霞「……」
漫「あっ」チラッ
霞「!?」
漫「い、石戸さ!」
ゴートゥ! DMS! ゴートゥ! DMS!
霞「行きましょ!」
漫「ちょっ!」
霞「っ」クルッ
漫「石戸ォ!」
霞「ひっ!?」ビクッ
京太郎(こえー)
漫「あっ、またやってもうた!」
「次の生贄はあの魔乳だぁ!」
霞「な、なんなんですかあなた!」
漫「ちがっ、あやまっ」ガッ
霞「!?」
漫「あぶっ!」ガシッ ムニュゥッ
霞「ひぃんっ」ビクッ
漫「あっ、すすす、すみ」
「すげー漫さん!」
「漫さんはただ乳を揉みたかっただけなんだぁ!」
ゴートゥ! DMS! ゴートゥ! DMS!
霞「うわぁぁぁぁんっ」ビエーン ダッ
漫「ちがっ!」
「血がっ!?」
「漫さんあの一瞬で処女膜をぶちやぶったんだ!」
「さすが漫さん、とんだメタルモンスターだぁ!」
京太郎「関わんない方がいいな」ソソクサ
京太郎「さてと、どうすっかなぁてか俺も午後からは打つわけだし」テクテク
「俺は勝ちたいぃぃぃぃぃっ!」
「ジョイン!」
「四角い宇宙で待ってスペースザウルスに進化するドン!」
京太郎「あれは、男子か……キャラ飲まれるぞ俺、ちゃんとキャラづけしといた方が良いのか?」
誓子「あら須賀君」
京太郎「あ、桧森さん……獅子原さんが出場してるんでしたっけ?」
誓子「うん」
京太郎「いやぁ、俺は午後からでソワソワしちゃって」アハハ
誓子「爽に聞かせてあげたいかも……爽ったら昨日も夜更かしして」ハァ
京太郎「大物っすね」アハハ
誓子「本当にね」ハァ
京太郎「ま、俺も気楽にやってみます……」
誓子「でも気を抜きすぎないようにね」
京太郎「うっす」フッ
成香「大人ですチカちゃん!」
京太郎「のわっ!」ビクッ
誓子「?」
揺杏「チカセン彼氏ゲットか!?」
誓子「そ、そういうのじゃないから!」カァッ
京太郎「そ、そうっすよ」カァッ
揺杏「なんだつまらん」
京太郎「つまらんって……」
誓子「ま、あんま深く考えない方が良いわよってことで、それじゃ行くわよ」
揺杏「ういーあ、須賀も頑張れよー」
成香「で、では!」ペコッ
京太郎「あ、はい」
由暉子「……」
京太郎「……?」
由暉子「須佐の力、二振りの剣、その知を持ってして力と無し、混沌へと返し利へとなすもの」フッ
スタスタスタ
京太郎「……ぐはぁっ!」ガクッ
―――対局室A
照「まさか……」
咲「予選で当たるなんて……」
小蒔「思いませんでしたね」
智葉「いや、ほんとな……」
智葉「くっそ、大会側はどうしてこの組み合わせを予選にっ」
咲「あみだくじで決めたとか、ですかね?」
小蒔「私好きですよ」ニコッ
照「あみだくじで当たったおかしを食べるっていうのやってたよ白糸台」
咲「えっ、なにそれ気になる」
照「あとでやってみる?」
咲「良いね!」
小蒔「でも、負けませんよ! 寝なきゃ!」
智葉「……は?」
京太郎「で、照さんが勝ったと」
咲「うん」
京太郎「……強い奴一気に3人削れるとかどういうことだよ!?」
咲「私のことかってくれてるんだ、意外」
京太郎「そりゃな」
咲「まぁどうでも良いんだけど、京ちゃんにかわれてもなにも嬉しくないから」
京太郎「このやろう」
咲「なにはともあれ辻垣内さん慰めてきたら?」
京太郎「えー、だって俺がいったってなぁ?」
咲「まぁ良いんだけど、いや行ってきなよおもしろそうだし」
京太郎「なんの話だなんの」
咲「修羅場の話!」
京太郎「正直だな! いかねぇよ!」
咲「人でなし!」
京太郎「ちきしょう! あの人には大事な仲間がいるだろう!」
咲「落としたんじゃないの!?」
京太郎「早い! 博多から長野まで30分ぐらい!」
咲「……そっか、じわじわ待つしかないのか、焦らしやさんだなぁ」
京太郎「うるせぇバカ!」
―――ファミレス
京太郎「とりあえず三人とも突破おめでとうございます!」
葵「また明日だね」
塞「それにしても神代小蒔と宮永咲と辻垣内智葉の三人は倒れたし」
胡桃「でも荒川憩とか姫松の愛宕洋榎も」
トシ「強敵揃いだからねぇ、当然だけど……葵は今回運が良かったね、それほど強い相手と当たらなかったし」
京太郎「ですね、トーナメント戦ってのは意外でしたけど」
トシ「あまりに多いからねぇ、あんたのとこもトーナメント」
京太郎「午後からは俺のステージっすね」フッ
白望「まぁ注目度的な意味では間違ってないけど……」
京太郎「まったく勉強不足だなぁ、LD学園の黒咲さんとか園高校の土瑠部さんとかいるんっすから」
エイスリン「?」
京太郎「まぁ知らなくても問題無いんっすけど……」
トシ「色々勉強してんだね」
京太郎「まぁ勝ちたいですからね、まぁヤバいのはいるんですけど」
胡桃「京ちゃんでも?」
京太郎「だから俺は弱いんですって、男子のレベルはかなり上がって来てますからね……」
トシ「確かにね……これも因果収束の影響か」
京太郎「やめて痛い」
葵「ぐはっ」
京太郎「まぁともかく、怖いとこは山ほどあるんっすよ」フゥ
白望「ん?」
京太郎「まぁ負ける気はないっすけど」ニッ
豊音「うん! 決勝で会おうね!」
白望「いや、無理でしょ」
豊音「……そうだよね」エヘヘ
京太郎「まぁ決勝終わったら打ちますか……真剣勝負、マジで命削っての」ニッ
葵「……いや、麻雀はいつやっても同じでしょ」
トシ「いや、命削っての麻雀は違うだろ?」
葵「えっ」
京太郎「まぁなんだ、ともかく俺は優勝目指して頑張りますよ……みなさんのためにも」ニッ
塞「ま、無理でも慰めてあげるからね!」
白望「部員総出で」
胡桃「京ちゃん枯れちゃうよ」
葵「……そっちぃ!?」
エイスリン「……」カァッ
豊音「なんの話ー?」
京太郎「なんでもないっすよ! あと俺負けても落ち込まない!」
―――会場・対局室
京太郎「さて初戦ギャラリーも多いだろうし……自惚れてないよな」
京太郎(実際取材とかになってるみたいだし、男子個人戦のスレも俺の話題で盛り上がってるとか聞いたし……)
男A「おいおい見てみろよ!」
男B「こいつに勝ったら今日から雑誌は俺一色」
男C「今日からこの街はダンスィータウン、この会場はダンスィーアリーナよ」
京太郎(ホモかよ)
京太郎「さて、さっさと終わらすか……!」
男A「とんだハリキリ☆ボーイがきたもんだ!」
男B「男子個人戦のルールを教えてやるよ」
男C「体でなぁ!」
\ |∨ ヽ | ,、,、,、,、,、,、,、,、,、
ノ ヽ ト <__| 〉 ヽ |:::::::::::::::::::::::l:::|::l
/ ノl ノ / ゝ弋} ヽ' / |:::::::::::::::::::::::l:::|::l
{ {\7 / | / Ⅵ|::::::::::::::::::::トl:::|::l ト
', ', ゝ l l/ Ⅵ:::::::::::::::::ノ ヽ:/、____ノ ',\
‐- \ ヽ ゝ r マ::: へ:::/ へ、 ! \\\ \ ', \
Y l ` ‐--‐´ `⌒>‐-'::::{ f) l:| <す 〈 ∨\\ \ ヽ \
l l ム`ニニ__ ‐- 」 |:::::ム [] l ', l\ \\ \l\ ヽ
l l ゞ_┴┴L[_T ´ V ^^`l 、_T´ ',\\ ト \/ ヘ \ノ
. l ¨ ┬- )_ .} l  ̄{ ∨\ }l}\{ _ヽl
。 l / l l 〉: : ̄≧s `丶、_/ ∨ヽハ_ 丶 ゝ゚ 〉
: :≧s。 / ∨l≧s。. ‐-: : _: :≧s, ヽ/ | \
\: : : :\ l Ⅵ `ヽ\: : : :二∨ l ', `ー=ノー-`
: : \: : : :\ l I| 〉 \: : : : ̄7_ r‐ァ ヽ / _ r 、
\: : \: : : :≧s。 ノ /ハ ∧ヽ: : : :ヽ\ /\: :≧s。 lニー' _/__ L ト `丶、
\\__: : :.‐-.: : : :.≧s。__ _/> / | ∧ \_〈 -‐へ ∨:\: : ≧7 〈 ∨ -‐} l `丶、r,
\ \.: : : :. :. :.―--: :二_ィ、 / / \/ \ ∨: :\: へ_ 「 Y-‐ }_l |「
\ \: : : : : : : : : : : : :_」 \ r‐<l ‐‐‐‐r / ヽ \: :  ̄{ lヽ {ーl`¨´ノ/〉 |l
‐- _ \ \: : : :‐---‐: :⌒ヽ__\ ヽ |l  ̄7 l /\l \: :ハ l∧ ∨ ̄ ̄ l |l
/ \ \.: : : : : :. :. :. :.∧\ l |}___/ ̄ |/ l \Ⅳヽノ } ィl |l
/ \ \ : : : : : : : : : |  ̄\/ |ヽ ィ l l l } l ̄ ̄ l |l
京太郎「どこからでもかかってこい!」
―――二回戦目
イルカ「ロンだね」イケボ
京太郎「くっ……はい!」
貝「すっげーイルカ星人!」
長官「まるで意味がわからんぞ!」
イルカ「私は惑星イオのネオスペースからやってきたアクア・ドルフィンだって言ってるだろう?」イラッ
. |: : : : : : ヽ
. |: : : : : : : :ヽ ‐- .,
. |,: : : : : : : : : : : : :``ヽ.
/: : : : : : : : : : : : : : : : : i
i .: : : : : : : : : : : : : : : io⌒ i`' ,
| , '´o`ヽ: : : : : : : : /、;;::ノ ``'.,.;
i i 弋;;ソヽ、,. -‐‐ - ',i
| ', / イ /
', ,' / /
ヽ、 ー=ニ::.....--‐ ´::/ /i
ヽ .,__ ` ー―´ / ヽ:ヽ、
ヽ:个 、_ イ ヽ:ヽ.,..,,,
ヽ:i l / \: : : :`' -
.∧i ', / ヽ、: : : : :
/: : / ' / ,. -―<ー-‐
/: : : : / ,. - ' ´
,. - ―- _'´____∠_ ,.- '´
/: : : : :.,.-― '´ `
: : : : :./´
京太郎「強い、こいつら……」
イルカ「私の能力は相手の手牌を見る能力、デメリットはないんだ」
京太郎「あ、はい」
京太郎(これクズ手であがって能力もらうか)
貝「あ、おにぎりいるか? シャケ召喚ー」
イルカ「そんなものは必要ないって言ってるだろう!」
京太郎(男子は魔境か……)
―――三回戦
ホモ1「どうだ、俺と一緒にやらないか?」
京太郎「なんの話だよ……ツモ! 立直一発タンヤオで7700!」
ホモ2「綺麗に決められちまったな、気持ちよくなってくるぜ」
ホモ3「……まぁツモってから考えるか」
京太郎「やりにくい……!」
ホモ1「ふっ、じわじわ攻めようじゃないか」クネクネ
京太郎(どうすれば……)
イルカ(京太郎! 私を生贄にしろ!)
京太郎(だーってろ!)
?(お義兄ちゃん! おもちの道を極めるまではホモになんか負けちゃだめなのです!)
京太郎(お前もだよぉ!)
???(笑顔を、麻雀でみんなに笑顔を……)
京太郎(誰だお前!)
―――別室
トシ「まずい」
塞「え?」
トシ「飲まれてるね、沢山のオカルトに」
白望「調子いいように見えるけど」
トシ「まぁそうなんだけど精神的に疲労が凄いと思うよあれ」
胡桃「?」
―――会場・廊下
ガチャッ
「予選三回戦突破おめでとう須賀君!」
「凄い、並み居る強豪を撃破しての進出!」
「最近のマストは智葉×京太郎だよ須賀君!」
「京ちゃんペロペロ」
京太郎「ぐっ」ガクッ
「!?」
智葉「平気か京太郎!」シュバッ
咲「京ちゃん!?」
豊音「京ちゃん!!」
誓子「平気須賀君!?」
玄「お義兄ちゃん!」
「すっげー、膝点いただけであんな数の女の子が」
「あれが須賀か……」
「女に興味はない」シッシッ
「京ちゃんペロペロ」
京太郎「つ、次の戦いがあります……」グッ
―――四回戦
京太郎「くっ、ここにきてとんでもない相手だ」
男子3「……全員敵だ。働かない奴なんて敵だ!」
男子4「働けよ、働けぇ!」
男子5「私が働く時ではない!」
\ | /| ニ /::::::::>≦7 _ /
\ |マ iiム / /::::::::/:.:.:.://.<:::/ /
\ |ム .i i |i / /:::::::::/./i:.:./:.:/i::::::/ /
\ . ii .ム i i .i.Y i:::::::::::i:/ミi:.:.i ´.i::::::i:::\ /
\ i i i i i i i:::::::::ii{圷i:.i ィ.i:::::::i\:::.∨ /
\ .i.i i i i .// マ .i::::::::i ii `ヽ.圷 マ::ム マム /
\ .i.i i i i.// /∧i:::::::i .i /てマ\:マ i. /
\ .i.i .i i .//// /i マ::::i / .7 i マ ≧=-- /
\ .i.マ.i i //////.i .マ::i .i ノ ./ ii\ /
\ ム.マ .i ///////iマ iマ\ ./ .\i /
// .′|/ | // (___x个x|l ∧ \ /ム.マ i i i//////.i.i .ム マ.` ´ヽ \ /
. .′ { ! |_ -=  ̄ / / \ ∧ \ iムマ i i///////i iヽヽヽ i iヽヽ / ..イ:::::: .::::::. r=、::::::.... マ三`ヽ\三
j{/ |_ -= ____,/ // \ } \.i.∧ i.i/////∧.i i/iヽヽi .i . ヽ / ./:::/:::::::: .:::::、::::. ヘ `ヽ、:::::.... i!三三三}三
. />ー= __ -x // ` ー┐ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ / ./:::::ノ::::{::::::::::::/ ヽ:. :. ヘ , < 、::::::... }三三三i!三
. /∠ __-=∠尖=x \ ,久>、 \ 《 < > ./::/ i!::::{:::::::::/ミ、{__} 、:. ヘ,r彡=, ̄、::::::}三三三}三
. \\ /,x〔:{{ く( ,_乃ハ ゙弌\/_芍㍉\ \ > < トロン兄弟 集結! > i!/ {::::::i!:::::/,r=,rk}::∧ 、:. ヘ二'"_/}ヘ:::}三三ニi!三
|\/| |:人 ` 辷::ク__::::::\{:{辷ク ノ}: }|ヽ/ < > .|:::::::マ:::i!ミ、`彡' く ヘ',ヽ、 ヘ `.マニア}ニ、}三三 i!三
∨ {: :| 圦: ::≧=ー '⌒ ::::)/ ~~ji ノイリ / ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ {::::: :::マ{ `i!7 _,,`,_ \ 、 .マ{ ハニ i!三ニi!三
∨乂し `ァ┐ ____ `フ∠イl|. | {:::: :i!}i i! r'彡-== ヘヘ Nヘ,/ }三}三 .i!:三
∧| l| | k'" ⌒ア′ ,ノl| }| |. | i!:::: .i! ヘ {:ヾ::::::::::::_,ム.} .|:/.∧'.}ニi!三 i! -=
.___,ノ::∧ l| | `マ___ノ / l| |,/乂__,ノ .| i!::: { ` \ マr,'" ̄::::::::}' 'イ 7ニi!:三.i!.三
一' \ ! !> ., /! | //⌒ | __ マ { ,rミ 、ヾ二二彡イ 7三}三 i!=
//\|_.」 ` ーァく.:::人 [レ' | ,r-====< ` 、 マ.{ __ .>= 、ヽ、,,. イ 7 :三}三i!
(_,ノ/. : /l l ≫x {ヽ}:::: _>- | /:::::::::.... \ ヽ"` i!` ( `' 、 ` <`ヽ、 _{/}ニ}ニi!
. `ーシ__,ノ三二ニ=≫x≪イ{L::≫x__ | /:::::::::::::::::::::... ヘ ヘ マヘヽ、 >、 `、 ヘ/ ,r=' }ニ}./
京太郎「いや、高校生4人だし」
京太郎(だがヤバいな……この中で俺が点数を上回らなきゃならんか)チッ
京太郎「いや負けらねぇ……俺を応援してくれてる仲間やみんなのためにも!」ゴゥッ
―――会場・廊下
京太郎「ぐっ、どうにか勝てた……三人が家族崩壊レベルの喧嘩を起こしているうちに勝つことができた」
トシ「大丈夫かい?」
京太郎「みんな……」
晴絵「よっ」
京太郎「へっ、かっこわりぃよなぁ……」
豊音「大丈夫?」
京太郎「はい、だが凄い精神ダメージだ」
葵「ねぇこれ麻雀」
灼「うん、プロレベルの麻雀でもないとこれほどの精神ダメージなんて……凄い強い相手で、それに勝ったんだ。凄いよ京ちゃ……京太郎は」
葵(あれ今須賀のこと)
爽「これが麻雀だ、真の麻雀……」
智葉「なにっ! 男子の麻雀優勝者が二条泉レベルということは男子のレベルが下がっているということではないのか!?」
穏乃「ランクが違うんだよ!」
憧「ランクってなに!?」
葵(さすが憧、憧がいれば私は少し休める)
京太郎「ぐっ……危うく精神が燃え尽きるとこだって」
トシ「昔のレベルまで戻って来たね、でもそれはそれでヤバい、死人が出るからね」
葵「えっ!?」
トシ「正確には心停止レベルだけどね、蘇生は可能さね」フッ
葵「麻雀こわい」
憧「私の知ってる麻雀じゃない」
トシ「今日は安静にしときな、明日もギリギリまでホテルで寝てた方が良いんじゃないかい?」
京太郎「いえ、応援しますよ……ぐぅっ」
トシ「ダメージが強い。やはりあの兄弟との戦いが……」
塞「無理してほしくないよ、京太郎……」
京太郎「いや、無理はしません、無理じゃないっすから」フッ
豊音「京ちゃん……」
京太郎「他の人たちの試合も見たいし、よっと」グッ
葵「平気?」
京太郎「ええ、みんな心配してくれてありがとうございます」フッ
「がんばれ須賀君!」
「応援してるぞ辻垣内智葉ぁ! 俺のマストCP!」
「でもボクは京宥」
「京ちゃんペロペロ」
京太郎「なんの話してんだあれは」
灼「見てあれ!」
宥「あれって……」
智葉「間違いない、男子個人戦優勝チーム……」
「凄い!」
「なんて気迫だ……」
「インチキ能力もいいかげんにしろ!」
京太郎「……あれが、俺が戦うかもしれない相手か」クッ
誓子「頑張ってね、応援してるから」
爽「気楽にいけよ!」バシッ
京太郎「うっす」ニッ
葵「なんかさ」
京太郎「?」
葵「もっと個人戦ってさらっとしてるもんかと思ったけど」
京太郎「……特別なんじゃないですか? 濃すぎ」
葵「わかる」
―――ホテル・女子部屋
京太郎「あー疲れた」
トシ「例のチームの情報を集めたけどともかく強いよ」
京太郎「大雑把、でもチーム戦じゃないから内乱してくれたらいいんですけどね」
葵「同じ学校のメンバー援護するんじゃない?」
トシ「いや、このチームはそんなことするタイプじゃないね、最悪京ちゃんが視界に入れられない可能性もある」
京太郎「……そりゃ癪ですね」
塞「京太郎らしいね、勝てるのに……」
京太郎「俺にも気に入る勝ち方と気に入らない勝ち方ってのがありますから」フッ
豊音「ちょーかっこいいよー!」ギュッ
京太郎「どうも、ただそれで負けたらもともこもないし……今日はラストそんな勝ち方だったし」ハァ
白望「気に入らない?」
京太郎「まぁ、いつか再戦したいとこっすね」
胡桃「京ちゃんって変なとこで律儀だよね」
京太郎「まぁみんなとチュッチュしといて責任取らない適当さっすから」
葵「死にたくならない?」
京太郎「フフフ……死にたい……」
エイスリン「シンジャダメ!」ギュッ
京太郎「やっこい」
葵「そんな考えする自分を」
京太郎「殺したい」グフッ
トシ「追いつめるねぇ」
葵「ああいや楽しくて」
京太郎「Sだこの人!」
胡桃「Mの京ちゃんにはぴったりだね!」
京太郎「やめて!?」
塞「ほうほう」
白望「なるほど」
エイスリン「メモメモ」
京太郎「やめて!?」
京太郎「さて、風呂入って寝なきゃか……」
エイスリン「キョウは、ガマン!」
京太郎「すみません」ナデナデ
エイスリン「!」ニコッ
トシ「一応言っておくけど京ちゃん」
京太郎「はい?」
トシ「棄権も考えておきな」
胡桃「え?」
豊音「なんで?」
トシ「あまりに強いのが相手だと肉体的ダメージもあるだろうし、精神がやられれば……」
京太郎「……」
トシ「死ぬよ」
葵「死ぬの!!?」
トシ「あんたの精神力を強化しなかったのはあたしのミスだったかもね」ハァ
京太郎「いえ、精神力は鍛えてましたよずっと」
トシ「?」
京太郎「あとは勝つ、それだけです……」フッ
葵(いや、麻雀で死ぬって……憧ぉぉぉ! 来てくれぇぇぇぇっ!)
京太郎「俺、優勝したらみんなに言いたいことがありますから」フッ
葵(死亡ふらぐぅぅぅぅ!)
京太郎「それじゃ、おやすみなさい」ニコッ
トシ「……ああ、おやすみ」フッ
葵「……え、須賀死ぬの?」
トシ「死なせないよ、こんなとこで死ぬために麻雀やってきたわけじゃないだろう京ちゃん……」
葵(そういうことじゃなくて)
とりあえずこんなもんで、寝る
女子は3人とも進出、そして照が誰と当たるか
京ちゃんの前に立ちはだかるデュエリ……選手とは
とかとか思わせぶりなこと言いつつ……
| |
| |
| |
_)\/|/(__ | |
. _)` <_ | |
ノ < | |
フ _______ 孑lト、 | |
厶 | ィ@フ | そli}、\| |
从| {トェv‐vェイ} |从{// `-、ハ! 葵の胃にも深刻なダメージ、とか言いつつ
. 八] l [_/ /// V}
j{ 心_二_イ彡/ }`ヽ (……おやすみ)
{ `≧=≦¨´ j`7ハ、
小、 /} : lト、
゜ヾ、 //|/ :l| ヽ
ヘ -_.ノ/イハ:..:ハ ハ
{ミ/ー<彡'´ ′ }/ ハ
{ハ ̄ / ∧
ヾ } }!
| |
l! |
|l i |
|l | |
なら投下で満足するしかないじゃないか
現状京ちゃんは漁夫の利で勝ってることがちょくちょくあるのでピンチ!
ハルちゃん見てると麻雀してるなって思うわけよ、情報戦とか
∧ /| / /- フ
ト 、 ./ V --- -
| V -´-ァ
-- \
\ _\
/ /_ ---- 、 \
/ ,ィ/ ,,ィミ }ハlヘ ヘ^
/Vl ∧⌒/ / ∠ゝ_ソ } \}
/V / l| __ | l\lハ∧/V 、
/ /// ,-l /‐-ニ-----_ ニ -ヘ l^Y lヽ V7
/ /イ{ | { 弋fッ_` /ィ芯フ } l } l 7
ト V l八l l __ _ ノ l / N 7
{ V/ ム V'´ >' l/\| /_,
/ハ V/∧ .| ` ' | /∧ / /
./ \ V./∧| _ -- _、 } //// /7\- 、 (小4ハルちゃんが可愛い!)
/ | \ V///ヽ  ̄ ///// / \\
=|= < }/////ゝ _/|__ イ/////{ / ==
―――朝・会場
京太郎「さて、頑張ってくださいね塞さん!」
塞「所詮から宮永照が相手とか、勘弁してよね」ハァ
トシ「二日目だし、いずれ誰かがぶつかるだろうしね。腕が回転したら防ぎな」
塞「鏡の方は?」
トシ「体力が持たないよ」
塞「……はぁ」
京太郎「それと奈良の小走やえですか、メインどころは」
塞「ホント、まぁやるだけやってみるよ!」
葵「頑張って」
豊音「決勝戦で待ってるよ!」
塞「死亡フラグ建てないで」
白望「負けたら胸貸してあげるから」
塞「くっ! これみよがしに!」
胡桃「嫌味かな?」
エイスリン「……」
京太郎「応援してますから!」ニッ
塞「……」グッ
―――対局室
塞「さて……お願いします」
照「ん、よろしく」
やえ「王者の風格というものをお見せしよう……!」
モブ絵「はわわ、おねがいします!」
塞「南か……」
照「東……」
やえ「王者的だな、北とは」
塞(わけがわからない……)
『対局開始ィ!』
『テンション高すぎだよ恒子ちゃん!』
塞(これがチャンピオン……)
やえ(ふふっ、王者の魂、今ここに列をなす……)
モブ絵(ひえぇ)
照「親……」
/.::/.: :,'.: :: ;:;イ:: :: ::i:: :: :: :: :: :: :: ::ヽ
. /.::/.: :: i:: :: ::i/i:: :: ::i!iハ:: :: ::i:: :: :: :: ::::.
. /.: /.: :: :/.: :: :i.:::i!:: :: :i i:ハ:: :: i!:: :: :: :: ::::.
/.: /.: :: ::i!:: :: ::!::::i!:: :: iィ!厂ヽ:: :ii:::i:: :: i:: :::.
.:::.: ::!i:: :: i:i:!:: :i::!::::.ハ:: ::i:::ヽ茫弐::ゝ:!:: :: :i:: :i::.
. .:::: ::: イ !:: :/i:!ハ:: ハi:: ' ヽ i/i:!:: :!:: :::. :.
.:::::/ !/!:::!::i:ハヽヽ /'i::!:i:::i:i:: ::. :.
/.::ヽi:: !':: ::ヽ , ‐ - /.: :i:: ::!ハ:!:: :::. :.
/.: :: :: .: :: :: :: ::> ´ ,イ:: /.: :::i:: :!i:: ::: :.
/ .: :: /.: :: /.: :/.: ::> / !:/.: :: ::i:: ::i!:: :: ::
/ .: ::イ.: :: ::/.: :: :/.: :/ ヤ ` / ヽ:: :: :i:: :::i:: :: .:
/ .::: /.: :: :/.: :: ::/.::ノ 乂 } /iヽ } `ヽ:: :: }:: .: .::
/ .:: /イ:: :/.::;; -゙ ニ ヘ } ヽ .: :: :::} ヽ;;_ノ.::
.:: { !ィ 二 ヘ ヽ .: :: :;;} ニー._
.:: / ヽ ヤ:. ヘー-、 .: ::':: :} 〃/ ヽ
/ ヽヤ:. ヘ _ - ‐ 、::} 〃/ .ハ
. / ィ ヽヤ::. ヘ :: } 〃/ ヽ
塞(だけどまだ大人しいはず、鏡を出せば……)
照「……」スゥッ
塞(きた、例の鏡……!)
照「……」カァッ
塞「?」
照「はわっ」マッカ
塞「え?」
照「そ、そそ……えっ、うわっ……ひえっ」
塞(え、どうしたの?)
照「」マッカ フルフル タンッ
塞(い、一体なんなの……?)
照(か、鏡にあんなのが映るのは初めて……)
塞さんのご主人様との『遊び』が写ったのか
さすがは『不思議な鏡(マジックミラー号)』の使い手・宮永照
照(い、いけない……まったく和了れてない)タンッ
やえ「天地鳴動の力を見るが良い!」
照「!?」ビクッ
やえ「森羅万象貫けェ! ツモ! 緑一色16000オール!」
塞「なっ……マジで!?」
照「あ」チラッ
モブ絵「」
『跳んだー! 勝者は小走やえ! すっげー王者!』
『宮永さんはいつもの調子が出せないように見えたけど……どうしたんだろう?』
照「ま、まぁ咲と戦うっていう目的は達したし」フルエゴエ
塞「げ、元気だして」ポン
照「……うん」
モブ絵「す、すんません」
やえ「ふははははっ! キングは一人! このやえだぁ!」
―――廊下
塞「かっこ悪いなぁ」
京太郎「塞さん、でも宮永照を封殺してたじゃないですか凄い!」
塞「あ、なんか知らないけど能力の気配無かったなぁ」
京太郎「え?」
トシ「なんかとんでもないものをみ……あっ」
葵「でも鏡で相手の……あっ」
胡桃「?」
白望「塞、お疲れさま」
塞「うん、まぁ良い思い出になったよ、あとは任せた二人共!」
葵「うん、まぁ軽くひねって……私の相手有名選手がびっくりするほどいない……」
トシ「極端に割れたねぇ、あんた変なところで運使って」
葵「明日の決勝も夢じゃない!」
豊音「私も行くよ!」
葵「勝てる気がしない」
京太郎「葵さんの番ですよ」
葵「あ、はい。とりあえず行ってくる」
―――対局室
モブ子A(な、なんだ……私のしらない力!)
モブ子B(手が進んでるのに、なんだこの嫌な感覚はっ)
モブ子C(這い上がってくる感じ、まさか最下位の!)バッ
葵「ふぅ、あったまってきた……ロン! タンヤオ三色トイトイ三暗刻で12000の一本場は12300!」
モブ子A「うぇっ!?」
モブ子B「……なんか、ひんやり」
モブ子C「っ」ゾッ
葵「よっし、続けていくかな!」
―――廊下
京太郎「お疲れさまっす!」
穏乃「葵さんお疲れ!」
葵「あれ、阿知賀のみんなも来たんだ」
憧「葵さん、さすがです!」キラキラ
葵「うん、私頑張るよ憧!」
京太郎「なにあれ、レズ?」
葵憧「レズじゃない!」
トシ「息ぴったりだね、まぁそういう意味では仲良しでなにより」
葵「相棒っていうか、補助っていうか」
憧「疲れが半分っていうか」
晴絵「ごめん、憧がなに言ってるかわかんないや」
憧「ともかく葵さんはそう、お姉さん的な……頼りになる!」
葵「やだ嬉しい!」
京太郎「次は豊音さん頑張って!」
豊音「うん、決勝に行けなかったけど、そのぶん頑張るよー!」
葵「決勝で待ってるよ!」グッ
トシ「調子良いね」
葵「いやぁ、能力の自覚ができてきたっていうか」
憧「能力ってなんだ」
晴絵「そう思ってた時期が私にもあったよ憧」ポン
―――対局室
豊音「よろしくお願いしますっ!」
美穂子「ええ、よろしく」ニコッ
初美「よろしくお願いするですよー」
もこ「……よ、よろしくおねがいしますっ」
豊音「えへへ、宮永さんを抜いて一位になった福路さんや塞と戦った薄墨さんが相手なんて嬉しいなー」
美穂子「まぁあれは総当たり戦だったから、ポイント制だったわけだし」
初美「私はボロボロでしたしねー、なんですかあの化け物」
豊音「あ、対木さんは麻雀はじめてまだ一年経ってないんだっけ、ちょーすごいよー」
もこ「……あ、ありがと」
豊音「でも、負けないよっ!」
美穂子「ええ」フフッ
初美「こっちこそですよー」
もこ「う、うん」
豊音「それじゃ、はじめよっか!」グッ
_ -―━=‐ _
/ ̄\_ -=ニニニニニニニニ+ _
_[三二ニ\/二二二二二二二二二二+_
. └―――/_____  ̄ -=ニニニニ二+_
/三三二二二ニニニニニ=- _ ̄-=ニ二+_
/ニ二二/:::::::::::::::::::::::::::....-=ニニニニ=- _ -=±
八ニニ二/:|::::::::::::|:::|::::::::: / 〕ト、:}::..-=ニ二=- _ [
\ニ/::::|::::/⌒|:::|::::::::/__ }:{ }::::::::::::〕ト-=ニ=-、
/:::::::|::{ r対 :|:::::汯忝,刈 }:::::::::/}:::::::::.=ニ二\
/::::::::::|:人`゙人:|::/弋 'ツ 〉 }: ハ/ー|:::::::::::/〉ニニニ\
. . :::::::::::/|::::::个 ″″ }:/汳刈:::::::://ニニニニ〉
/::::::::::::/八::::: | И{ツ /::::∨ しヘ二二/
. /:::::::::::::::厶ニ=手ミ\ 、 リ{ /:::::::/ ∨
......:::::::7:::::::::::::: /ニ二二二\>┐ - イ:::::::/ A〉
/::::::::::::::/::::::::::: /ニニニニニニ二\人 ....::::::::厂 ̄\ /
/:::::::::::::::::/:::::::: /ニニニニニ二二二二介ー<7:::::::::/二二二\′
/:::::::::::::::::::::::::::::: /ニニ二二/ニニニニ二 ̄\_]::::::::/}:::::::/ニニ二二Ο \
:::::::::::::::::::/ ::::::::::ニニニニ〈ニニニニニニニ二二〉 }::〈ニニニニ二二二/
:::::::::::::::::::::::::::::::::|ニニニニ\/ニニニニ二二二Λ }:::Λ二二二二\/
:::::::::::::::::::::::::::::::::|ニニ〉ニニ二〈ニニニニニニニ二\::/ニニニニニ二Λ
:::::::::::::::::::::::::::::::::|二/ニニニニ\ニニニニニニニ二\ニニニニ二人:::...
:::::::::::::::::::::::::::::::::|=/ニニニニニニ\ニニニニニニニニ\ニ二二Υ:ハ \:::...
:::::::::::::::::::::::::::::::::|/ニニニニニニニ\ニニニニ二/〉ニニニ二二|::::::}^ \:::.
:::::::::::::::::::::::::::::: 〈ニニニニニ二二二二\二二/ニ/ニニニニニニ|::::::} }::}
京太郎「豊音さん勝ってくれ!」
トシ「今までにない強敵揃いってとこかね」
塞「素直な手を打ってくる面子では、ないかな?」
トシ「片目を開けた、確かあれは……観察眼とか言う風な言い方で問題はないか」
京太郎「つまり相手の手を予言する?」
トシ「予測だね、素材が揃ってないと話になんないよ」
晴絵「……」
トシ「あんたに似てるかね、事前情報無しでもなんとかなるのがみそだけど」
晴絵「うらやましい限りですよ、ほんと」ハァ
京太郎「となれば豊音さんは」
豊音『ロン!』
京太郎「あれ……これは」
トシ「くるかもね、調子が良い……明らかにね」フッ
葵「うん、たぶん色が変わる……実際見たら」
京太郎「ん?」
穏乃「やっぱすごいなぁ姉帯さん、今度打ってもらお!」
京太郎「個人的にはあの卓上を制したお前の方が凄いと思うがな」フッ
穏乃「あんま褒めると調子に乗るよ!」
京太郎「調子に乗るんだ」ハハッ
トシ「まぁしかし、こうなるとあの子の一人舞台だね」
京太郎「あの福路さんって人超綺麗ですよねー、はぁ~ああいうお姉さんが欲しい」
玄「そんなお義兄ちゃんにお姉ちゃんをプレゼント!」
晴絵「てかそれだと玄と京太郎が結婚することに」
玄「それはないね」
京太郎「無いっすねー」
宥「ええ~」
玄「お義兄ちゃんはお義兄ちゃんだし!」
京太郎「お義兄ちゃんでもないけどな!」
豊音「ただいまー」
京太郎「おかえりっす」
豊音「勝てたよー」ニコッ
|ニニニニニニニニニニニ/ /
〈 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
--=ニ二二二二二二二二二二二二二二二ニニ=≠=-
/::::::::|:::l:/ 八::::::::::{\::::::::::::::::::::|::::::|
|::::l:::::|::/ ̄` \::::::∨\:::::::::::::::|::::::|
|::::l:::::l/____ \:::::\_\:::::::::「):::|
八:::l:::::|´ ̄ ̄` \´ ̄ ∨::::|::::::|
ヽl:::::| ´´´ ´´\\ 八: |::::::|
l:::人 -‐ ) ヽイ::::::::|::::::|
|::::::/≧=-......__`__ -=≦|::\:: |::::人
/::::/::::::/l:::::::// 襾 /\|:::::::l:::|::::::::::\
/::::/::::::/斗<~l/}:i:i:{:∨ニ二>、l:::|:::::::::|::::::\
. /::::/:::::://ニニニニ|/:i:i:i∨二二二∧リ:::::::::|:::::::::::}
/::::/::::::/ }ニニニニ\ハ/二二二二∧::::::::リ:::::::::/
京太郎「さて、とりあえず本日はこれで終わり……あ~緊張した」ゲッソリ
胡桃「こっからは私たちが緊張するけどね!」
京太郎「まぁ緊張させないように圧勝、とはいきませんが」ハァ
トシ「男子団体戦優勝チーム……サティスファクションのメンバーが相手だからね」
京太郎「確か鉄砲玉の……とかいう異名があった?」
葵「異名ってなに!?」
憧「サティスファクションって!?」
穏乃「ああ!」
京太郎「死なないように頑張りますよ」フッ
憧「死ぬの!?」
灼「当然でしょ? 麻雀なら」
短いけどここまでー
次回は京ちゃんの個人戦、その次は決勝って感じで
飛ばし飛ばしながらもまぁ
とりあえずイチャイチャとかギャグとか入れつつやってくぞぅ
ではまたー
シロをブーストしてれば団体戦の結果は……
俺は投下すんぞ!
チームサティスファクションとデュエげふん麻雀!
赤帽子は出ないよ、危険だから
闘うだけの危険な存在だから
残るは豊音と葵、ってことでどうなる
,.イ-‐…ァ
/|/ 二ニ=-
-─‐‐{ >
> `ヽ
⌒/ /´ ̄ ̄レ、 ト、 、 弋
7_ /∨∨∠(ァ. ` | ヽ⌒
´/ | ≧=-xーxr=≦..│ ハi
/‐':| {ーゞ'´:. `ゞ'ー'} :!) |ヽ
_t‐‐` ̄|,八. ∨ ,: ∨ ノ:|/^⌒>__
__> 圦 } _ ー''_, { ,八{ <_
ア ∧マ、  ̄ レf .:: \ ちなみにこのスレと遊戯王は全く関係ないぞ!
> ∨トミs。__,.。s(‐ィ.: 〈
ーォ ノ////////r' ミ、
⌒ヽ ナー=≠=‐‐そ r‐'⌒
> r'‐-ミ:::::,-‐≦ >'´`ヽ、
。o<::::⌒ヽ 〉//////////, ,x<::::::::::::_≧s。
∠-‐‐‐‐‐//ミh。 ///////////ハ,.ィ升//\'´:::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::///{/////刀{ー───── {/////{///\。o< ̄ ̄',
/ー‐‐‐‐‐ァ´ /、/,{///////_:r:_:_:_:_:_:_:_:_:_r:_:∨///,}/>'"{^ヽ::::::::::::::::::゚。
.../:::::::::::::::::/ /-=ミレ'´ ̄ ̄::::∪::::::::::::::::::::∪:::::: ̄¨7'´ ,.。s| \/ ̄ ̄
{ /二二二 _二><フミs< ̄ `ヽ、/'´,.ィチ. /
{─=7フ刀刀//////////////ム_,.。sァ7フ刀刀刀ミs。..,,,/
. }/////////////////////////》/////////////\/}
―――男子二日目・一回戦対局室
京太郎「カメラも入ってるのか」
「なんだ、緊張してんのか?」
京太郎「あ、はい……確かチームサティスファクションの」
青年C「鉄砲玉の……まぁ知ってるみたいだし良いか、よろしくな京太郎!」
京太郎「あ、はい」
青年C「さて、にしても強い奴ばっか集まっちまったなぁ」ハァ
京太郎(この人、そういやかなり強いって……チームサティスファクションの次鋒だったよな)
「まさか鉄砲玉と当たるとはな」
「プトレノヴァインフィニティプトレノヴァインフィニティ……」ブツブツ
青年C「うちの地方から個人戦は五人出てんだから誰かしら当たるだろ」
京太郎「五人……」
「サテライトは強いからな、主催者側が勿体ないから五人まで個人戦で出せることになったんだよ」
京太郎「凄いな、しかも全員が」
青年C「俺達のチームだ、さて……やろうぜ!」
京太郎(くそっ、ビビってるな俺……!)グッ
青年C「……」
タンッ
京太郎(いかん、精神が乱れてるせいか配牌が悪い……)
「買い被っていたか須賀京太郎」
京太郎「くっ」タンッ
スッ
青年C「きたぜカン!」
「来たか鉄砲玉の特殊召喚コンボ!」
京太郎「え?」
青年C「カンしたことにより牌を一体ツモることができる!」スッ
「なにっ!?」
京太郎(いやカンしたら普通だろ)
青年C「さらにカンだぜッ!」
京太郎「えっ!?」
青年C「そしてさらにカンだ!」
「一人でやってるよー」
青年C「羽ばたけ! 嶺上ツモ! 面前トイトイ三槓子中ドラ3で8000オールだ!」
京太郎「なっ!」クッ
京太郎(まずい、完全に圧倒されてる。てか俺以外全員三年とか、くそ気弱になるなよっ!)
「くそっ、出たか……カンした場合、さらにカンできる場合はさらにツモった牌でカンをすることができる!」
青年C「ヘヘッ! まずは一撃だ!」
「さらに聴牌していた場合、必ず嶺上ツモできる能力!」
京太郎「なんて強力な……いやまさか」
「ああ、トイトイ聴牌状態で一つも墓地、じゃなくて川にない場合ならカン四回で確実に」
京太郎「役満、だと……!?」
青年C「どうした、かかってこいよ!」
京太郎(くっ、あれから大人しめだがまったくあがれない……)
青年C「焦りすぎだよ、お前」
京太郎「え?」
青年C「まだ一年だろ? 確かにこの夏は今しかねぇけどよ」
京太郎「……」
青年C「もっと肩の力抜いて撃て、自信もてなんて言わないけどよ」
京太郎「……」
青年C「応援してくれてる奴らがいるなら余計だ、お前がそんなガチガチになってやってんじゃダメだ」
京太郎「お、俺は……」
青年C「まだまだお前はガキなんだから楽しめって……な?」ニッ
京太郎「……うっす!」グッ
青年C「よっし、お前らもだぞ!」
「お、おう」
「プトレノヴァインフィニティ……プトレガ、イナイ?」
京太郎(よっし、ちょっと肩の力を抜いて……ん、なんだか景色が変わったような感じがする)
青年C「お、雰囲気変わったな、そんな感じだ」グッ
京太郎「……あざっす」フッ
青年C「おう」タンッ
京太郎「それじゃ……ロン!」
青年C「やっべぇ」
京太郎「タンヤオのみ1000!」
青年C「安いな」
青年C「羽ばたけ! 嶺上ツモ! 面前トイトイ三槓子中ドラ3で8000オールだ!」
面前だと四暗刻でね?
>>134
面前無しでいこう、うん(
京太郎「……つえー」
青年C「まぁ伊達に優勝校じゃねぇよ」
京太郎「っすね、ほんと今まであった誰よりも強い」
青年C「へへっ、まぁ麻雀しかなかったからな俺達には」
京太郎「だけど、この勝負は俺がもらいます!」
青年C「ん?」
京太郎「カン!」
「こっちがカンだと!?」
京太郎「さらにカン!」
「またカン!?」
京太郎「もいっこカン!」
青年C「カン三回だとぉ!?」
京太郎「……ツモ!」
青年C「なにぃっ!?」
京太郎「四暗刻……16000オール!」
「と、跳んだ……!」
「どういうことだ、それは!」
京太郎「借りましたよその力!」フッ
青年C「俺の能力を借りただと!? インチキ能力もいい加減にしろ!」
「お前が言うのか」
京太郎「ありがとうございました!」ニッ
青年C「……けっ、嬉しそうに笑いやがって……次も頑張れよ、応援してっからな」グッ
京太郎「はい!」
―――廊下
京太郎「勝ったぞ!」
トシ「おや、昨日ほど疲労してないね」
京太郎「たぶん、俺が緊張してるのわかって精神への直接攻撃はしなかったんだと思いますけど」
葵「わけがわからない」
憧「私がやってんのと同じ競技じゃないわ」
京太郎「まぁなにはともあれ次も勝つ!」グッ
穏乃「お、なんか吹っ切れた?」
京太郎「ああ、覚悟完了!」
玄「お姉ちゃんと結婚するのお義兄ちゃん!?」
宥「いい加減怒るよ?」
玄「お姉ちゃんからの視線が痛い!」
京太郎「あー、まぁなんていうか、応援してくれる人がいるから戦えるんだなって」フッ
豊音「応援してるよー!」ギュッ
エイスリン「ウンッ♪」ギュッ
京太郎「あははっ……さて、次も行ってきます。チームサティスファクションでもなんでもあ相手になる!」
トシ「次を終えればもうサティスファクションと戦うことはないよ」
京太郎「……えっ?」
トシ「副将の通称蟹と中堅の通称青野、そして別卓で通称キングがチョンボ」
京太郎「……なら次は、大将?」
トシ「ああ、通称―――」
智葉「町長だ」
京太郎「知っているんですか智葉さん!?」
智葉「メグから聞いたことがある、アイツの第二の故郷の町長」
葵「町長!? ホントに高校生!?」
憧「ていうかなんなの男子!?」
※ちょいと修正
×トシ「副将の通称蟹と中堅の通称青野、そして別卓で通称キングがチョンボ」
○トシ「副将の通称蟹と中堅の通称青野が相打ちで他のが上がって、そして別卓で通称キングがチョンボ」
―――二回戦・対局室
京太郎「……」
モブ谷「さて、確か町長さんだったか」
モブお「みてーだな」
~~♪
京太郎「これは……ハーモニカの音色?」
モブ谷「キタ……」
モブお「キタ……」
キタ…キタ…
/ \
/ ヽ
ァ" }、 } ヽ
{ | |. ハ/}! ,' {. | | {
| | | ,'::l . |. i |. |V. |. }. i
| | | |::{ | il |. | ∨ . | i . ',
| | . i |ー、.|. i {. |. |--', . |. i ',
,' ,' i. {==-} ,'. ', |. {==-、.l. ハ. V
,'. i i |ヾ ,',' /|.', ハ.| :'| | ', ∨
,' i i ト;;{ /イ ヘ|. ',|.`! :i | }. ∨
/. i. i斗''"_,, ‐‐`ト 、__ i | ト ∨
/ i /ァ‐''"___,, --`''' ュ, }¨〉i . |. { ',ト、. ヘ
斗-‐==i / ´ァ、___ -- 、_ソニニィ i . |ヘ. ',ム__ヽ ヘ
>=ニニ二二二| / ´ _ ,ィ-‐ニ'イ |ニi. ,'二', ',二二=-<、
>=ニ二二二二二二リ' ノ ,' . ',. {=i∧ニニヘ V二二二二ニ=<
 ̄ ̄ ̄`''-=ニ二二/ / ,' ', ト,'/二二ニヘ. V二ニ==<¨',`
_ ,,.-‐セ二二二ニ/'.. /_,' _ ', ノ\二二二ヽ}/ヽ ヽ,}
. /二二二二二ニニ///\ ィ''"´,'__`ヽ.',ァ──'' . ∨二二二二二}ih=。..、__
/二二二二二/::∨////\∧\イ }. ゚。┌─''"¨}二二二二二二二二二ニ',
/二二二二ニV:::::::::::∨/////////ヽ ○.{ 夂_,,,,,斗.二二二二二二二二二ニ',
〈二二二二二ヘ:::::::::::::::\///////// } }{ }. |二二二二二二二二二二}
ヽ二二二///.\:::::::::::::::\.////〈 ○ \ / |二二二二二二二二二二|
京太郎「っ!」
町長「チームサティスファクションリーダー……満足させてくれよ?」
―――観戦
豊音「す、すごいよー」
白望「うん」
塞「まさか……」
胡桃「いや、でも」
エイスリン「アンビリーバボー」
葵「どうしたの?」
塞「老け顔すぎでしょ!」
胡桃「絶対20代!」
憧「そっちなの!?」
穏乃「うおぉぉ! かっけぇぇぇぇっ!」
爽「町長ちょぉかっけぇっ!」
由暉子「あれぞ煉獄のなせる力……!」シュバッ
町長『カン』
町長『ポン』
町長『チー』
穏乃「鳴いたってか鳴きすぎ!」
豊音「ぼっちだよー」
トシ「くるよ」
町長「ツモだ! チンイツドラ2で6000オール!」
_
_ -‐ `ー‐ 、
/ i ,、 ,1 \
/ ./ .i i. V..| \ _ _ -‐ァ
/ ./ ,| i / | 丶 / ` 、-‐ , "
/ ./ ‐- | ,'、セ斗 i .! / ヽ/
/ / 、弋シ, | ! i才´/ __ !
、‐- ......_/ / / / |п !' | ! / / 、 ! \
\三/ ./, '| ∧ヾ、i==、 i .! / / ヘ `-―-'!
> / //'" |/. 丶||.、三ノ i ,'/ / / /\_ ノ、
, " / ././ 丶 .i // / , " /  ̄ .i
'" / , "/ ./ -‐ i .// / ., " 、, 1 .i、
/ , / ,〟 ./ // / .i/〟 / , ″ _ | .' \
/. ', // / イ // / /,-‐ /, ″  ̄ ‐- .| i `i
/,.' / / / レ/ ./┌― / ./ `i \ 、 .| 、―-!、 /
'″ //// _ ニ/, "7 !ニ"-‐ " i i \ヽ.゛、` ― i .,'\
'" i.' -‐ ニ'"/ i´ i ./ ゙、 ` -‐' / ヽ
く三三三 ./ !、 / ノ | / !
, ‐- 、_ i\ニニ/ /三 ‐- __ ノ、 / | ./ /
、 __ ! ` -‐ 、 i | ゛、ニ, /三三ニ゙三ミ三三三 ‐- '\ ,| ―i | i
 ̄`、.ー 、 i i )ニi ,' /三三三ニ.゙、ミ三三彡'ニニニ\_ -‐ ! 、_i .! _.!
‐- 、 ) i ` | .i|三.|,' ,'_三 -‐  ̄ ‐-ミ三三_三三三三./ ー-- ' ヾ、_ .!
‐- 、i _i、 |_ /.|三/ i三三三三三三._  ̄ -‐ '  ̄/ ̄ ̄ ゛ー--'
i _ノ \/ `iヽ、. \.!ニ,'-‐i二二二二二二二二二二二ニ/
\' /三..!三`i iニ,'| i二二二二二ニ___ニ -‐ /
 ̄ 7 ‐/三../三 ,ヘ i /|.| | ̄ ̄ ̄ ̄三三三三三三 ./
ι '..三三,'三 / // .|_|_|三三三三三三三三三 . /
\三../三 ," .//  ̄ !三三三三三三三三三/
京太郎「これもまた……!」
町長「お前の戦いは見ていた。満足させてくれよ?」
京太郎「くっ、この人強い……!」
モブ谷「鳴けば良いってんだから使い勝手よさげな力だぜっ」
町長「さて、連荘でいくぜ」
京太郎(なんとかカットできりゃ、あの人を斬って能力を奪う!)ゴッ
町長「……楽しそうだな」ヘッ
京太郎「ええ、あんたの仲間に教えてもらいましたから……!」
町長「おもしれぇ、俺も教えてやろうじゃねぇか……俺のハンドレスコンボの恐ろしさを」
京太郎(一つ残るのにハンドレスとは……)
京太郎「よし……ロン!」
町長「くっ」
京太郎「タンヤオのみで1000の一本場は1300!」
町長「おもしれぇ、俺に張ってきやがる」ヘッ
京太郎「自分の能力を喰らう番っすよ!」
町長「そんなもん蹴散らしてやるぜ!」
京太郎「ツモ!」
町長「やるじゃねぇか!」
町長「次はこっちの番だ、ロン! 相手プレイヤーすべてに8000のダメージ!」
京太郎「ぐぅっ!?」
町長「どうだ、これが本物のマー↑ジャン↓だぁ!」
京太郎「まだだ、町長を倒すまで俺に満足は訪れない! それをカンさせてもらう!」
モブ谷「それはどうかな?」
京太郎「なに!?」
モブ谷「槍槓!」
京太郎「くっ!」
町長「どいつもこいつも俺を熱くさせやがる!」
京太郎(劣勢なのに……こんなにも楽しい!)ニッ
―――観戦
豊音「京ちゃん、楽しそうだねっ」
塞「うん、あんな顔、夜でもしないよ」
胡桃「確かに」
エイスリン「……マサカ!?」
白望「男が……?」
葵「よっしゃぁいじり倒す!」
憧「いや、たぶんそれは無理じゃ……だって宥ねぇの胸とかガン見だし」
葵「……」
宥「あぅ」カァッ
玄「やったねお姉ちゃん! 家族が増えるよ!」
葵「おいやめろ」
―――対局室
『終了ォォォォ!』
町長「……」フッ
京太郎「……」ゼェハァ
モブ谷「ぐはっ」ボタボタッ
モブお「あばらが数本逝ったみてぇだ」グッ
京太郎「……」
町長「満足、したぜっ」バタッ
ダダダダダッ
蟹「きりゅぅぅぅぅぅぅっ!!」
京太郎「か、勝った……!」フラッ
京太郎(くっ、激しい戦いだった……足がふらつく)
ガシッ
京太郎「?」
白望「……お疲れ」フッ
京太郎「うっす」ニッ
塞「やったね京太郎!」
胡桃「これで決勝確定だ!」
エイスリン「!」グッ
豊音「京ちゃん平気?」
京太郎「辛いかも、早く寝たいっす……」
トシ「とりあえずインタビューがあるけどね」
京太郎「あー……行ってきます」
トシ「ついてこうか?」
京太郎「いや、一人で」
智葉「なに、友の手を借りるのは悪いことじゃないぞ!」
京太郎「なんで嬉しそうなんっすか」
智葉「気にするな、私が支えていってやろう、肩をかしてやろう!」
京太郎(友達に肩貸したりすんのに憧れてたって顔だなぁ)
京太郎「一人で行くんですけどね」
智葉「……」シュン
京太郎(なにこの人おもしろい)
京太郎「やっぱ借りようかな」
智葉「!」パァッ
京太郎「お、お願いしゃす」
智葉「ああ!」
京太郎(おもち!)
京太郎「あーその、ここまでで」
智葉「良いのか、インタビューのとこまで行っても良いぞ!」
京太郎「いや、重いでしょ?」
智葉「なに、男友達なのだから重くて当然! これもまた友情! ユウジョウ!」
京太郎(なんなのなの……)
京太郎「大丈夫っすから」
智葉「そ、そうか……」
京太郎「ありがとうございました、またメールしてください」フッ
智葉「うん!」パァッ
京太郎(友情が重い)
京太郎「えっと、どうもっす」
「おめでとう須賀君!」
「俺のマストは京智葉だよ!」
「いや、京宥だね!」
「京はやだと思うぞ☆」
「誰だ今の声は!」
「京ちゃんペロペロ」
京太郎「えっとぉ……」
「まずおめでとうございます」
京太郎「あ、ありがとうございます」ペコ
京太郎(あ、確か針生アナ……)
えり「今回の闘牌ですが、あのサティスファクションの大将を倒しての勝利ですが、どこが決め手になったと?」
京太郎「全力で自分の力を出せて、他の二人も積極的に動いたからでしょうか、俺一人で倒したとはとてもじゃ言い切れません、もちろん全員が敵ですが」
えり「一体一では負けていたと?」
京太郎「まぁはい、それに楽しめって言われてたし、町長も楽しませてくれたってのもあって全力で挑めました」アハハ
えり「ありがとうございました」
京太郎「いえいえ」
「雑誌で瑞原はやりがタイプって答えてたけど会えたらどうするのかな☆」
京太郎「ん、ああ、サインもらって……握手と、とかですねー……ってなに言わすんです、あれ今の人は?」
「西は奈良、東は東京、北は岩手、南に現地妻はいないのか須賀君!?」
京太郎「一人も現地妻なんかおらんわっ!」
―――ホテル・女子部屋
京太郎「死にそう……」
葵「お疲れ、いや男子は魔境だわ」
塞「女子で良かったね、負けたけど」フッ
豊音「仇は打つよっ!」グッ
京太郎「……コーヒー買いに行くかなぁ」
白望「付きあおっか?」
京太郎「いや、一人でいきます」フッ
エイスリン「?」
京太郎「んーついでに涼みにいこ」
ガチャッ バタンッ
塞「どうしたんだろ?」
胡桃「緊張してるのかな?」
葵「なんかずっと赤っぽいっていうか」
白望「?」
葵「聴牌してたり能力使ってる人って赤くなるんだよね、逆にゴミ手とかの人はぼぅって青く見える」
トシ「なるほどね」
エイスリン「……サーモグラフィ!」
葵「ああ、それかぁ……って私も常識から外れてきた!」
―――公園
京太郎「明日は決勝か……」ズズッ
京太郎「……勝てるかな、いや勝つ、俺は勝ちたい」
京太郎「だが、それには普通に技術が足りないだろ。でもそれでも、俺は……」
「へっ、こんなところでしけたツラしてんじゃねぇよ!」
京太郎「え?」
「ふんっ、こいつがお前たちを倒した奴か!」
京太郎「あんたらは……」
「よっ、数時間ぶりだな!」
京太郎「チーム、サティスファクション!?」
町長「お前の悩みなんざ俺たちがけちらしてやるぜ!」
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'|三三三三三三三三ミ、 -===、 N三ミ《|/|||!./ミ》,ィチ三三ミュ,ィjミ', ,イ!
\三三三三三三三三!、 ´''ミ三三三三三',《三三三三三三三》',ィミ|
゙、三三三三三三三ミヘ rイ三三三三三三三三三三三三ミKイ三! _\.ー、ヽ } Vレムレ7イノ __
',三三三三三三三三》 i三三三三三三三三三三三三三三ミ彡',イ >三三三三三三三三ミri彡ミヲ
',三三三三三三三ソ !三三三三三三三三三三三三三三巛イス、 _,..ゝ三三三三三三三三三三∠
',三三三三三三ミリ' |三三三三三三三三三三三三ィセ三三三三゙、 >三三三三三三三三三三∠、
ム三三三三三三リ' i三三三三三三三ミ从´''i三F´_,イ三三三三三ミゞ ⌒>三三三三三三三三三三三ミ>
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/三三三三三三三ミ| !三三三三三》 `《三三三三三三三三三三三三ミ、 . r‐vイ三三三三三三三三三iL、
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京太郎「それってどういう」
(元)キング「俺たちが鍛えてやると言っているのだ、明日の試合までになぁ!」
京太郎「す、すごい! 伝説のチームサティスファクションに鍛えてもらえるなんて!」
トントン
京太郎「え?」
「ボクもいるよ」
. / / \ 丶
/ ./ | |
. / ! | |
! │ i i i
! | , ∠ヽ. i i i
! | | ../ヽ. .i゙、 ..:::/.::/ __ ヽ.:::.i i ゙.
. i | .:| .:/ ̄__ヽ.::i ゙ ...:::/i::/,ク=ミヽヽ.:i、 ゙ ヽ
. i .l .::| ..:/ ,ク=ミヽi ∨ i/〈/゙ ゙´ iヽi\ ゙ 丶
/ i .:/i::∧〈/ ゙´ i 〉 !:\ ゙ . 丶
. / i ./:::i/ 〈゙. .:| i_/./::::::゙.\ \_ \─┐、
/ i ./:::::∧ヽ_゙. 〈::| i_ノ \:::::゙  ̄` | |\
/ /i ./|::::::/|:::\_.゙、 _ ` -┐ /:::::::i\\:゙.─---、 .| | ゙ 、
///.レ |::::/ .|:::::::/:::丶/ヽ ∨ / /| |\:::iヽヽ. ヾ、 \| | i
. "∠ |::/ |:::::/l:::/ ノ ヽ ___ノ / | i:::i ヾi > .> ! ! i
/- \/レ |::/,/ /|\ ─ / | i::i // ! ! /ヽ.
/ \ \. |// /゙_, | \____ ノ | i ゙./ ! ! / i
/ \ \ / // \|\ ノ| ∨ / / ./ i
京太郎「確か中堅の!」
蟹「いくぞ、時間がない。さっそく俺達と打ってもらう」
(元)キング「俺の出番だな1」
蟹「黙っていてくれ今は真面目な話をしてるんだ!」
(元)キング「なっ!?」
京太郎(仲良いなぁ)
京太郎「それじゃ近くの雀荘に」
町長「いや、こいつを受け取りな」シュバッ
京太郎「これはっ!?」ガッ
蟹「俺のお手製でね」
町長「そいつを腕につけな、リアルソリッドビジョンが搭載されてて麻雀がスタンディングでできる」
京太郎「普通の麻雀とスタンディング以外になにが……?」
(元)キング「ランニング、ライディング、アクション、もろもろだ!」
京太郎「意味がわからんぞ!」
町長「とりあえずやってみりゃわかる!」
京太郎「なんでそこまで……」
鉄砲玉「人はそれを絆と呼ぶんだぜ」フッ
京太郎「絆……」
蟹「俺達の絆パワーでお前を優勝させる!」
京太郎「はい!」
町長「さぁやるぞ!」
鉄砲玉「俺達が! 満足だ!」
デュエッ!\(`д´)ゝ
―――どっかのホテル
智葉「……」
明華「なにしてるんですか?」
智葉「メールが、帰ってこない……なんか変なことやったか?」
メグ「もう10件以上送ってマスヨ?」
ハオ「しつこい方が嫌われると思いますが」
智葉「きらわれっ!!?」ガーン
ネリー「面倒だし」
智葉「めんどっ!!?」ガガーン
明華「言いすぎじゃ」
智葉「そ、そんなはずない、京太郎……はっ、まさか事故にあってるんじゃ!?」バッ
ハオ「心配しすぎですから!」
智葉「友達の心配をしてなにが悪い! 今行くぞ!」
ネリー「確保ぉ!」
智葉「HA☆NA☆SE!! なんでメールを返さないんだ京太郎ォ!」カチカチカチ
メグ「つ、掴まえられながらメールを!」
ネリー「そういうの無理」
明華「同じく」
とりあえずここまでで!
次回は決勝戦、女子と男子、これが終わればとうとう……あれに!
智葉さんもまたキャラが大変なことになってきたけど気にしない気にしない
| |
| |
| |
_)\/|/(__ | |
. _)` <_ | |
ノ < | |
フ _______ 孑lト、 | |
厶 | ィ@フ | そli}、\| |
从| {トェv‐vェイ} |从{// `-、ハ! (……そしたらとうとう岩手に帰るぞ! あと遊戯王は関係ないぞ!)
. 八] l [_/ /// V}
j{ 心_二_イ彡/ }`ヽ
{ `≧=≦¨´ j`7ハ、
小、 /} : lト、
゜ヾ、 //|/ :l| ヽ
ヘ -_.ノ/イハ:..:ハ ハ
{ミ/ー<彡'´ ′ }/ ハ
{ハ ̄ / ∧
ヾ } }!
| |
l! |
|l i |
|l | |
ここは宮守スレ故に、決して他のヒロインを攻略しないよ!
智葉さんとはYU-JYOだからね、へんなことにはならないよ!
,イi /}! /|
/ }!/ しィ'´ 廴____
|\ j{ /
\ >′ ≧s。
》。 二ア
__s≦jI斗¬'¨¨ ̄ ̄¨¨''¬‐-ュ_ \
 ̄7j{ ,>s_ィ 込 、 \
/ j{ ,イ{ ミュ j{ \-‐ ̄
厶,j{ 込ミx彡′ j{ \
'´ /| /≧s。____。s≦\ j{ マ´
/ :| | 下℡ュ ¬ィエ丘メ |: j{イミxュ,_\
,ィ勹 ,ィ勺 ッ。 )\//イ | } | j{'´ /ハ  ̄
. / ,イ/ イ /. /__≧=‐升 ゙\,,j} |/ / \_,j{ j{i〉/ト、_}!
. 〈 〈 i{ j{ { j{| | \,俐 `Y 丶 - Y´ ̄ j{シ \,ィ'|i 良いのか? 俺が投下をすれば
i, 圦 从j }! } }iィ | | j{ i|\| 圦/|
. 斤| ¨ j{ ∨| '¨こ¬‐ | / ∧| |-┐ 最終的に投下してるのはお前の方だぜ?
} _| | 心ィ :| _|/リV /
. {才 | j{会ュ上_s≦¨___爿 イ彡_
\ }! Ⅵ三三三三三ニ} /
\ :}! 勹三三三三三ム て
. \ /会s。 j{二三三三二ニ圦 __Σ
/ }≧=-‐ j{ _ュ久_ 刈三三三三三掛x、 __>
/ j{ 》升三会ュ ___,,ィ劣三三三三三三≧_ __℡ュ,,_
_五___j{ j{三三三升三∧ Ⅶ三三三三三三三三}¬!三≧s。_ `¨<_
. / 冖j{: j{三三三三三ニ∧ Ⅵ三三三三三三三Ⅵ }!三三三℡ュ。 |\
/ j{ j{三三三三三才¬¨¨''¬・・・──--≡ニ二} }!三三三三三℡,ト、\
. / j{ j{心寸三三三j{  ̄¨¨爿三三三三会iム ヽ、
―――早朝
京太郎「ぐはっ!」ガクッ
町長「良くやったな、そろそろ時間だ」
京太郎「い、いや俺はまだ……この中の誰一人にも勝てないこれじゃ!」
鉄砲玉「一人に確実に勝つ必要はないんだ、一人が三人を相手にしてるんだからな麻雀は」
京太郎「え?」
蟹「戦術を駆使して戦え、麻雀は一見複雑なようで複雑だぜ」
京太郎「あ、はい」
青野「大好き京ちゃんのD!」
京太郎「意味がわからんぞ!」
元キング「ええい、俺達に勝とうなど百年早い! 優勝してから出直して来い!」
京太郎「っ!」
町長「待ってるぜ、それぞれ別の道を歩んでもいつか会えるさ」フッ
京太郎「リーダー!」
町長「さて、お前の仲間たちも今頃心配してるだろ、乗せてってやるよ」
京太郎「え、バイク?」
町長「行こうぜ! 麻雀しながらよ!」
京太郎「は?」
町長「これが俺達の夏の……ラスト麻雀だ!」
蟹「ああ!」
元ジャック「そうだな!」
鉄砲玉「いくぜ!」
青野「光の速度を超えて私についてこい!」
「ライディング麻雀! アクセラレーション!!」
京太郎「ちょっ、俺後ろぉっ!?」
<イクゼクリアマインッ!
―――会場
京太郎「ただいまっす!」
トシ「おや、ギリギリだね」フッ
葵「ちょ、どこ行ってたの夜から朝帰りとか!?」
咲「まさか、卒業……修羅場が見れるの!?」ワクワク
京太郎「俺は童貞だ!」
胡桃「安心した」ホッ
咲「つまらないなぁ」チッ
京太郎「おうぶっ飛ばすぞおう」
誓子「な、なんでこんなとこで下ネタ」カァッ
爽「おー、初心だなぁチカ!」
玄「ちょっと女の子多すぎじゃないかなお義兄ちゃん! おもち分少なめだけどさ!」
咲「おいそこのドラゴンロード」ゴッ
玄「ひっ!」
爽「面貸しな」クイッ
胡桃「ドラゴンスレイヤーって知ってるかな?」
玄「な、なんかわからないけど……おにいちゃ」
京太郎「サヨナラ!」
宥「えっと、たまには怒られなきゃ、ね?」
玄「お姉ちゃん! お義兄ちゃ~んっ! 仲間をっ、私を売ったのかあぁぁぁっ!」ズルズルズル
京太郎「さてと、そういや色々買ってきましたけどコンビニで」
葵「気が利くね須賀」グッ
豊音「ありがと~♪」
京太郎「そういやケータイの充電器切れてたから携帯充電器買って来たけどメールとか入ってないかな、みんなから入ってそうだけど」
トシ「一件ずつぐらいかね、あたしが別に心配ないって言ったし」
京太郎「もっと心配しても良いじゃないおばあちゃん」
京太郎「どれどれ……って80件を超えているだと!?」
京太郎(一体誰からだ!?)
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・臼沢塞
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・小瀬川白望
・鹿倉胡桃
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・エイスリンさん
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・姉帯豊音
・桧森誓子
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・獅子原爽
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・宇夫方葵
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
京太郎「」シロメ
京太郎「……ふ、フリックすりゃ」スッ
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・ママン
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・松実宥
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
・辻垣内智葉
京太郎「お、お待ちになって」
トシ「こわ」
豊音「わー、辻垣内さんと仲良しなんだねー」エヘヘ
京太郎「み、見ないでくださいよケータイ」
豊音「あ、ごめんねっ!」
葵「やらしいもんでも見てたの須賀?」フフッ
京太郎「むしろそっちの方が嬉しいまであります」
葵「?」
京太郎(い、一件目から見てみるか……)
差出人:智葉
件 名:今日の試合
-本文-
今日は見事の闘牌だったぞ
私は負けてしまったが明日の試合も楽しみにしてる
それにしても優勝校のチームサティスファクション
次鋒の鉄砲玉を相手にあそこまで持ち直して勝った
のはお前の実力の他ならないだろう
私はお前が友達であることを誇りに思うよ
そういえばだが東京の観光は行ったか?
まだなら私が案内しようと思うのだがどうだろう?
なに、遠慮はいらない。私も他県の男友達というの
は初めてだがなるべく違和感ないように良い友達に
なれれば良いなとは思っているから、ちょっと遊び
に行きたいなと思ってな
ということでできれば何が好きかとか言ってくれれ
ばそのように予定を立てて案内することも可能だぞ
そう言えばいつ帰るかも聞いて無かったが~~~(その後続く
京太郎「……」メガシラオサエ
塞「どうしたの?」
穏乃「もうすぐ葵さんたちの試合始まるよ?」
京太郎「ごめん、ちょっと待って、ちょっと」
憧「どーしたのホント?」
宥「大丈夫?」
京太郎「色々、その……可愛い気もするけど、ちょっと怖い気もす、いやいやいや、でも友達、友情、友情だけど、俺の知ってるのと違う気が……」
京太郎「次々行くか」コクリ
灼「京ちゃ……本当に大丈夫京太郎?」
京太郎「メールみたいに京ちゃん呼びでも」
灼「!」ゲシッ
京太郎「痛い!」
-本文-
寝た?
-本文-
まだ10時過ぎだしまだ起きてるか?
-本文-
なんかしてしまったか?
-本文-
眠いならそれだけ伝えてくれたら嬉しい
-本文-
大丈夫か?
-本文-
なにかあった?
-本文-
平気? 心配だ
京太郎「うごごごごっ!」ガクッ
晴絵「え、どうしたの?」
京太郎「い、板挟みっ……板挟みっ」
誓子「えっと、気持ち悪いわよ?」
京太郎「ぐはっ!」
揺杏「さらっと止め刺すとかチカセンえっぐ」
誓子「え?」
京太郎(おもち美少女と友達になれるだけで嬉しい、それ以上は望まん大事に思ってくれてることも嬉しい、だが……)
-本文-
行きます
京太郎「ひぇっ」
京太郎(なんだ、こういうもんなのか!? 都会の子はこうなのか!? 俺が悪いのか!? 愛が、いや友情が重いッ!)
「京太郎」
京太郎「!!?」バッ
智葉「みつけたっ」フフッ
京太郎「しゃ、しゃとはしゃっ」ガクガク
智葉「……」テクテクテク
京太郎「お゛……お゛お゛……」ガクガク
智葉「……京太郎?」
京太郎「あ、あのですね、そ、その……」
智葉「昨日、お前のホテルまで行ってお前の部屋をノックしたけどいなくて」
京太郎(ま、まじですか……)
智葉「仕方がないから帰って寝ようと思ったんだけど心配でな」
京太郎「ご、ご心配おかけ」
智葉「寝不足だまったく」
京太郎「ふぁ、ふぁい……」
京太郎(落ち着け、落ち着いて瞑想だ。心を落ち着かせるために何かを想像しろッ!!)
モワモワモワン
和「パリィパリィパリィってよぉ! テメェはゴキブリかぁっ!!?」
塞「宮守高校のエレクトロ(低周波的な意味で)マスター!」
豊音「結局、この瞬間が最高ってわけよね!」
煌「すばらですの!」
モワモワモワン
京太郎(わけわからん!)
智葉「京太郎……」スッ
京太郎「ひゃいっ!?」
智葉「まったく心配をかけてくれるな」フッ
京太郎「ふぇ?」
智葉「どうした素っ頓狂な声をあげて」
京太郎「い、いや……」
智葉「友達に心配をかけるなとは言わないが、一応気を付けろ」
京太郎「そ、その……ありがとうございます」
智葉「敬語も外して良いが」
京太郎「さすがに、それは……」
智葉「まぁ良い、そろそろはじまるだろ?」
京太郎「あ、はい」
智葉「東京観光の件はまたあとで話そう、遊びに連れてってやるぞ色々な!」フフッ
京太郎(ふ、普通だ……普通なんだが……)
智葉「~♪」
京太郎(なんか怖い!)
智葉「どうした?」
京太郎「いや、麻雀やるときより普段の方がなんか綺麗に見えるなって!」
智葉「ば、馬鹿なことを言うな、褒めてもなにも出ないぞ?」フフッ
京太郎「う、うっす」
胡桃「聞いた?」
塞「うん、あっさりと言ったよ、ある意味能力だよね」
宥「たまにドキッとさせられるよねぇ」
エイスリン「オチタ!?」
宥「え、そういうのじゃないよぉっ」カァッ
憧「なにこれは……京太郎が来てから私はボドボドダ!」
京太郎「え、なんで!?」
眠いここまで!
しつこいようだけどここは宮守スレ、あくまで宮守キャラがメインだ
ちょっと愉快にして楽しいなと思ったキャラを掘り下げたりもするけど!
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_)\/|/(__ | |
. _)` <_ | |
ノ < | |
フ _______ 孑lト、 | |
厶 | ィ@フ | そli}、\| |
从| {トェv‐vェイ} |从{// `-、ハ! (……なんか智葉さん回みたいになったけど気にすんな、俺達の宮守はこれからだ!)
. 八] l [_/ /// V}
j{ 心_二_イ彡/ }`ヽ
{ `≧=≦¨´ j`7ハ、
小、 /} : lト、
゜ヾ、 //|/ :l| ヽ
ヘ -_.ノ/イハ:..:ハ ハ
{ミ/ー<彡'´ ′ }/ ハ
{ハ ̄ / ∧
ヾ } }!
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l! |
|l i |
|l | |
_≧=lヽl\vi_
_≧ ム
. フ _____ て
. 从 {_| {トェir、i ij i,}リ とりあえず生存報告!
リ八_Y } リ ト /〉
/ト ヽ{ ∧`ー- 、 心配してる人もいるみたいなんで一応、最近疲れがとれなんだ
/ : : : ヽr==-〈ハ: .ヾ : i
/ : : : : : : :| : : : : |rN. : : >{ ちゃんと終わらせるからその点は安心してほしい、短くても近々投下するわ
{、 : : : : : ヽ. : | : : : : |:::'i `,.: : ;
\: : : : : : ヾ |: : : : :|::::| | : ノ
\Z_ : : : >i.: : : : |::::! }:./
`ト、 : : : : : : : : }:::ノ i/|
}/.`.ー- イ:イ 'ト,
/ : : : : : : : |´ ヽ__ }::ヽ
rー< : : : : : : : :.厂〔:i〕ニ{、:::{
> : : : : : : : : : : /::::::::::::::::::iへ}
〈 : : : : : : : : :/::::::::::::::::::::::| j
ヽ : : : : : /:::::::::::::::::::r::::::::|_r´
V. : : :/::::::::::::::::::::::i:::::::::|
,.イ-‐…ァ
/|/ 二ニ=-
-─‐‐{ >
> `ヽ
⌒/ /´ ̄ ̄レ、 ト、 、 弋
7_ /∨∨∠(ァ. ` | ヽ⌒
´/ | ≧=-xーxr=≦..│ ハi
/‐':| {ーゞ'´:. `ゞ'ー'} :!) |ヽ
_t‐‐` ̄|,八. ∨ ,: ∨ ノ:|/^⌒>__ お待たせ! 投下しかなかったけど良いかな?
__> 圦 } _ ー''_, { ,八{ <_
ア ∧マ、  ̄ レf .:: \ 宮守メンバーともっと絆を深め!
> ∨トミs。__,.。s(‐ィ.: 〈
ーォ ノ////////r' ミ、 智葉さんとの友情をもっと深めるぞ!
⌒ヽ ナー=≠=‐‐そ r‐'⌒
> r'‐-ミ:::::,-‐≦ >'´`ヽ、
。o<::::⌒ヽ 〉//////////, ,x<::::::::::::_≧s。
∠-‐‐‐‐‐//ミh。 ///////////ハ,.ィ升//\'´:::::::::::::::::::\
/:::::::::::::::///{/////刀{ー───── {/////{///\。o< ̄ ̄',
/ー‐‐‐‐‐ァ´ /、/,{///////_:r:_:_:_:_:_:_:_:_:_r:_:∨///,}/>'"{^ヽ::::::::::::::::::゚。
.../:::::::::::::::::/ /-=ミレ'´ ̄ ̄::::∪::::::::::::::::::::∪:::::: ̄¨7'´ ,.。s| \/ ̄ ̄
{ /二二二 _二><フミs< ̄ `ヽ、/'´,.ィチ. /
{─=7フ刀刀//////////////ム_,.。sァ7フ刀刀刀ミs。..,,,/
. }/////////////////////////》/////////////\/}
{///////////////>≦/////////////////////'/
`'弌////////>''“::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄¨¬…─----r彡
 ̄ ̄{ ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
―――対局室
葵(ああ……これは、明らかに火力も腕も違いすぎるなぁ)
憩(動きにくい……手が止められてるみたいや……)
女子J(がんじがらめにされてるみたいな、南一局から……)
女子K(徐々に、絞め殺してくるような、これは……)
憩「蛇ですかーぁ」ボソッ
葵「……ツモ! 三色ドラ1……2000・3900!」
憩「へぇ……」ニコッ
葵(こっわ……でもさ、負けられないって)
憩(やっぱ宮守は伊達やないってことですねーぇ)
葵(期待してくれたみんながいる、私の後ろに……いるんだからっ)グッ
憩「……」ゴッ
葵(っ)ビクッ
―――観覧席
京太郎「葵さん、厳しそうっすね」
トシ「豊音の方は決着ついたけどねぇ」
京太郎「結構、心配なとこっすね」ハァ
智葉「京太郎、なんだアイツのことが好きなのか? そうなのか? なぜだ? 麻雀が強いからか? なら私の方が強いぞ? やってないだけで強いぞ? そうだ麻雀をしよう、そうすれば私の強さがわかる。そして賭けをしよう、私が勝てばお前は今日から臨海女子に通って私が負けたら今日からお前のい……」ブツブツ
京太郎(怖い)
―――対局室
葵(負けたくないっ……こんなに入れ込むなんて思わなかった。でも今は……!)グッ
憩「良く頑張ったと褒めてあげたいところですーぅ」
葵「っ……飲みこむ、その」
憩「……」ゴゥッ
葵(赤いのが、強く……これはっ)
憩「蛇が丸のみにできる相手には限界があるんですよーぉ?」
葵(私はっ……!)
憩「ツモ……白発トイトイホンイツ三暗刻小三元……8000・4000!」
女子J「なっ」
女子K「跳んだ……!」
葵「っ!!?」
憩「終わりです。ありがとうございましたーぁ」ニコッ
/:/:: : : : : : : : : :/: : : : : : : : /: : : : : : : :\: : : : :\
/ : /: : : : : : /: ://: : :/: : : : :./:| : : : : : : |: : :゚: : : : : : :.
/ : /: : : : : : /:.:/ / : :./: : : : :./:.:Ⅳ: : : :.:.:.|: : : :゚: : : : : :.:.
′/: : : : : //:_/__,/:_: :/: : : : :./: :.:| ゚: : : : :.:.|: : : : :゚: : : : : ::.
. |: /.|: : : :.:/7´/ _」: : / : : : :.:/┼:┼ ゚: : : : :.l: : : : : :|: : : : : :|
. |//:l: : : /| |:./ : :∧: : : : : ,」:.:.:| ゚:.\:.リ: : : : : :|: : : : : :|
. |/: :|: :./:.:| l/ l/ ‘: : : :.| 八: | |: : /: :l: : : : :|: : : : : :|
/: : :|::/: : | | ___--、 ‘: : :.| ‘ | |: /}: /: : : リリ: : : : :.:.|
/: : : :从{: : ::|ァ´ ̄ ̄`ヾ \{ __-‘__, |//:/: : : /::/ : : : ::| :|
/ : : : : : : : : : : | ´ ̄ ̄`ヾ/イ: : : / / : : : : ::| :|
__彡: : : : : : : : :/ : : : :| 〃〃 ′ |: :/Χ : : : : : :| :|
`ー------=彡ク: : : : : | _ 〃〃 |/´ ̄`∨: : : : :∨
/ : : : : :.人 |  ̄`ヽ. /: : : : :l: : \
/: : : : : :/ / \ / 、__彡イ: : : : : :ト、: : :.\
/_:_:_:_::彡 //l: : :\ `ー‐ _. .:≦: :|: : :.从 : : : 八 --- `
l/ : : : :./`ト . _ _ -‐ |:_:_:_:/|: : / \: : : :\
八: :./ |:.∧ Τ {_ノ∧ l/ ` : : : \
∨ j/ /´ | __ -‐ \  ̄ ̄
__/ /lノr‐ \
--‐ / /~⌒l / \
/ { / ∧ \ / \
―――観覧席
京太郎「っ!」
トシ「行ってきな……」フッ
京太郎「は、はい!」
塞「これは嫌な予感が……」
宥「どうしたの?」
玄「あ、荒川憩……」
穏乃「葵さんを倒した……!」
玄「なんて、鉄壁!」
憧「殺されるわよ、いろんな人に」
―――廊下
京太郎「あ、葵さん……」
葵「……」テクテクテク
京太郎「葵、さん……?」
葵「……あ~負けた、負けた負けた、でも凄いよね私これでも麻雀初めて数ヶ月だよ?」アハハッ
京太郎「……」
葵「ホント、個人戦三日目まで生き残るとか才能ありまくりって感じで、もっと前から始めてればさ……もっと負けに須賀と出会ってりゃ……」
京太郎「葵さ……」
葵「ああー……そのさ、覚えてる?」
京太郎「なにがっすか?」
葵「前にさ、私が麻雀で勝ったら言うこと聞いてもらえるやつ」
京太郎「ああ、そういえばウチで……」
葵「……ちょっと」テクテクテク
京太郎「葵さん?」
ギュッ
葵「胸、貸せ……っ」
京太郎「……はい」
葵(くそっ、麻雀にマジになる気なんてなかったのに……っ)
京太郎「……」ナデナデ
葵(なんでこんなっ、悔しいのさぁ……っ)
京太郎「戻るまでに、沢山泣いてください」
葵「なっ、泣いてないっでの゛っ……!」ググッ
京太郎「痛い痛い」
―――廊下
トシ「おや、帰ってきたみたいだね」
京太郎「ただいまっす」
葵「あはは、不甲斐無いね」
塞「いや、上々でしょ!」
白望「あそこまでやれれば、天和はまぐれじゃないって」
葵「ありがと、うん……ホントさ」
胡桃「これであとは豊音に任せるだけだね!」
エイスリン「アダウチ!」
京太郎「豊音さんなら勝ってくれると信じたいとこ……ですけど、結構な強敵だったからなぁ」
葵「……大丈夫、あれなら姉帯さんが負けるわけがない」
トシ(希望的観測ではあるけどね)
葵「……さて、姉帯さんの試合前に行かなきゃね、行くよ須賀!」
須賀「うっす」
塞「……なんか」
胡桃「うん」
白望「変わった?」
エイスリン「……ハッ!!?」
―――対局室
京太郎「どうもっす」
宥「あ、うん……みんな出て行ったみたいだったけど」
京太郎「そっちの方は無事っす」ニッ
宥「そっか」フフッ
智葉「どういうことだ京太郎? なにがあった、お前の一挙一動を監視したいレベルで心配だ」
京太郎(怖い、友情怖い……なんて想いが重い友情なんだ)
智葉「大丈夫だ、私が守ってやる……」フフフ
京太郎「あ、えっと……」
葵「須賀の交友関係って謎だよね」
京太郎「まともな人たちであふれかえってますよ」キリッ
玄「お義兄ちゃん、智葉さんはおもちが凄いのですよ!」
京太郎「わかってるからやめろ」カァッ
智葉「そうだぞ、友達が欲しいものはやる……その、京太郎が見たいとか言うなら……」カァッ
京太郎(友情だよねこれ、勘違いしちゃうぞ?)
玄「それに葵さんも中々」
智葉「なぁ松実妹、私を言うだけで良いんじゃなかったのか? ん?」
玄「は、はひっ」ガタガタブルブル
京太郎(なんだこれは)
葵「なんだこれは」
京太郎(さっきまでの雰囲気とかなんとか全部台無しだよ!)
憧「あー、うっとうしい、リア中爆発しろ」シンダメ
穏乃「でも憧、京太郎以外の男子苦手じゃん」
憧「やはり私の青春ラブコメは間違って……いや、始まってないまである」シンダメ
jI斗 jI斗-‐ァ _ -―‐-
jし/'´ ¨´  ̄ <´ / \
|∨ ``~、、 / ',
_| ir-───刈ヽ、l ≦二 ' 俺 |
〉 , /リ r@´ リ≧ュ _て |. は 眠 |
/ |/__辷¨ ___ |! \. |. 眠. る |
フイ :|:伐㍉_ ̄斗‐才 \ j{ マ=‐-\. l む ぞ. |
从|:|下ユァ゙ ィユア | j{__ \. |. い |
|:| 〈 、 | |テy' ℡_\ |. 寝 |
|:|/ ヾ ^ \/ |_7 ヘ, `¨__. |. る |
}Ⅵ从ノ|:| , -─ 、 广 / |`刈ニ=彡'r-‐ァ ∠' ぞ /
ノ ハム_ ¨ j{ / :刈 ≦ニ==ァ \ /
. jしイ 入_| l | >个 :|Ⅳレi/レ'¨´ ≦ニュ_ ‐---‐
j{ 个 ≧┴‐ <゙`´/ |∧圦 / _s≧
. iヘj{ ソ刈-‐====‐-ュ,,_jし' ¨¨フ
. 八 j{/////////ィし' <¨´
_ミx _,。x彡/////////}! _二ア
\ _彡'////////////j{ ____ ミx。
_。s≦会s_。s≦//////////////辷___二ニ=- ``~℡
_。s≦才´//zZ丗二ニ=============丗///////℡s。 ≧s。
≦才´/////√ ¨7/////////℡s。_/ >、
/////////ム_..。s─‐…・・・・・・…─‐-s、、__///////////////>、 \
///////// [] [] 込///|l/////////////心、 \
//////// 寸刈///////////////陟s。 \
/////// マl|////////////√≧}!_ \。s≦厶
ってことで今回はここまでっす
短めだけど葵のくだり終わったので次回は豊音の下りって感じで
今のとこ宮守面子を除けば一番京太郎のことを思ってるのは智葉さんになるか(友情的な意味で)
ちなみに葵の能力は遠野物語の大蛇からって感じで、相手が赤く見えるのは上の方で言ってる通り熱感知でって感じ
近々再開したいとこ
ではまたー
/{ ,.イ( __
/{/ 才´ /'' <
. |∨ / ''"´ニ=-
. | _ ,,.....,, _ 才"
弋'¨r'"´ } ミx
{rミ’ |v \
弌イ ,.ィ'~Y | } ⌒ヽ サンタさんが来ないお前たちに投下をプレゼントだ!
才'ィ沙' | |ノ八 弋⌒
ノ ''ミノ , |ハ >''/ィ// プレゼントになるかな、なるよね
ー、,__{ /v'"´'´ ' / (イ<"´
v /( '" =ミ この智葉さんで一本かける気がしてきたゾ
|∨|′,. ⌒~、
_V ミ 丶 \
⌒ア ヽ 丶丶 ::::..\
. /ィ...... ::..... :::.. .. . \ヽ
/イハ:::::::::::::::::::::::..:::::... ::... ::.. .:::::..:::\:.、
/ 乂イ\{\:::::::::::::::::::::::::::::::..::::::::::::::㍉\
, \{\::::::::::::::::::::::::::::::::::\ヽ
f []=====[]ミx,./ニニハ:::: ハ::|::::::::::::Λ|⌒ヽ
,′ Yニニニハ/iハ|/Λハ;| }ハ ∨
{ /ニニニニニニニニ| |ニ} 〉
. ゞ=====ミx {ニニニニニニニ/=-''} Fj/
| | /^''弌ニニニニニニ{ ィ=ヘノ
| j...,,,, _/ニ} '寸ニニニニアハニニハ
|{ニニニニニニ/ }ニニニj
j |ニニニニイ ノニニ/
{ |ニニニニ{⌒ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ {ニニニ{
j=/´"ー=}____,,. 「j -‐ ''"「j=''"l´
/ /ニニニニニ}! l |
. / /ニニニニニニ}! l/
/ニニニニニニ}! イ
/ /ニニニニニニニ}! [] -‐ []k
. / /ニニニニニニニニ}「 l
/ /ニニニニニニニニニ}! l
/ {ニニニニニニニニニ}! vl
/ ノニニニニニニニニニ}! fj ‐ ''"´ l
{ l '7ニニニニニニニニニニ}「 l
―――対局室
『とうとう! とうとう決勝戦だよハルトォォォォォ!』
『えっ、ハルトって誰!? おかしいよ恒子ちゃん!?』
『おかしいですよカテジナさん!?』
『誰か救急車呼んで! それで二度と出れない病院に入れてあげて!』
豊音「……決勝戦」ゴクリッ
憩「よろしくお願いしますーぅ」ニコッ
爽「よっしゃぁ、やるぞ!」
やえ「王者の打ち筋、お見せしよう!」バッ
豊音「最初から、フルスロットルだよー」ゴゥッ
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>''"::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二>''"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二二二二>'''∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二二二二>''"~ ̄`≪ ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二>''" ⌒丶 `丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二>'"〃 ___ ヾ ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二>''"゚~/ {{ { } }} ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二>''"゚~:::::::::::Χ `~´ / / ∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ \ / ,.ィ ' ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ `¨¨¨¨´ __/癶、 ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ -‐  ̄~`''ー \ ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
―――観戦
京太郎「豊音さん、本気だな最初から……いつもそうだけど、いつもと違う感じだ」
葵「それでいて楽しんでるね、優勢とは言えないのに」
京太郎「拮抗してるって言った方が正しいですか、あの面子……どの席にも入りたくないっす」
塞「それは良くわかるよ、正直モニター越しに見てるからこうやって見てられるんだよね」
胡桃「間近では見たくないね」
智葉「……京太郎と一緒ならあそこでも大丈夫だぞ」フフッ
京太郎「う、うっす」
白望「元々あっち側でしょ、辻垣内さんは」
智葉「私だって辛い時はある……そう言う時に友達を頼るんだ、ね、京太郎?」
京太郎「う、うっす……」
葵「……刺されるよ?」
智葉「なにを言う、私は居合しかしない」フッ
京太郎「肝が冷えた」
トシ「あんたら試合を見な」
―――対局室
やえ(くっ、王者と言えども強敵を相手に苦戦するか……)
爽(相変わらず、劣勢なのに楽しそうに麻雀やるなぁ豊音ちゃん……)ニッ
憩(なんや宇夫方さんが強かったからもしかしたらって思ったけど、こっちのが手ごわいやん……)
豊音「ぼっちじゃないよー……ツモ!」
やえ(しかし苦戦からの逆転こそエンターテイメント!)フッ
爽(こっちも楽しくなってくるってーの!)ニッ
憩(辻垣内さんと宮永さん以外にもこんなに楽しめる相手がいるんは、幸せですねーぇ!)ニコッ
豊音「連荘で行くよー」
_ -―━=‐ _
/ ̄\_ -=ニニニニニニニニ+ _
_[三二ニ\/二二二二二二二二二二+_
. └―――/_____  ̄ -=ニニニニ二+_
/三三二二二ニニニニニ=- _ ̄-=ニ二+_
/ニ二二/:::::::::::::::::::::::::::....-=ニニニニ=- _ -=±
八ニニ二/:|::::::::::::|:::|::::::::: / 〕ト、:}::..-=ニ二=- _ [
\ニ/::::|::::/⌒|:::|::::::::/__ }:{ }::::::::::::〕ト-=ニ=-、
/:::::::|::{ r対 :|:::::汯忝,刈 }:::::::::/}:::::::::.=ニ二\
/::::::::::|:人`゙人:|::/弋 'ツ 〉 }: ハ/ー|:::::::::::/〉ニニニ\
. . :::::::::::/|::::::个 ″″ }:/汳刈:::::::://ニニニニ〉
/::::::::::::/八::::: | И{ツ /::::∨ しヘ二二/
. /:::::::::::::::厶ニ=手ミ\ 、 リ{ /:::::::/ ∨
......:::::::7:::::::::::::: /ニ二二二\>┐ - イ:::::::/ A〉
/::::::::::::::/::::::::::: /ニニニニニニ二\人 ....::::::::厂 ̄\ /
/:::::::::::::::::/:::::::: /ニニニニニ二二二二介ー<7:::::::::/二二二\′
/:::::::::::::::::::::::::::::: /ニニ二二/ニニニニ二 ̄\_]::::::::/}:::::::/ニニ二二Ο \
:::::::::::::::::::/ ::::::::::ニニニニ〈ニニニニニニニ二二〉 }::〈ニニニニ二二二/
:::::::::::::::::::::::::::::::::|ニニニニ\/ニニニニ二二二Λ }:::Λ二二二二\/
:::::::::::::::::::::::::::::::::|ニニ〉ニニ二〈ニニニニニニニ二\::/ニニニニニ二Λ
:::::::::::::::::::::::::::::::::|二/ニニニニ\ニニニニニニニ二\ニニニニ二人:::...
:::::::::::::::::::::::::::::::::|=/ニニニニニニ\ニニニニニニニニ\ニ二二Υ:ハ \:::...
:::::::::::::::::::::::::::::::::|/ニニニニニニニ\ニニニニ二/〉ニニニ二二|::::::}^ \:::.
:::::::::::::::::::::::::::::: 〈ニニニニニ二二二二\二二/ニ/ニニニニニニ|::::::} }::}
豊音(葵の仇とか、塞の仇とかじゃない……京ちゃんが言ってくれたんだもん)
京太郎『全力で楽しむこと!』
豊音「だから、勝つよ……!」
憩「良いですねーぇ、宮守の噂はかねがね聞いてますけど、青春」フフッ
やえ「青春、私の青春は麻雀……そ、それで十分だもん」
爽「アイツもてるよなぁ、何が良いのかわかんないけど、チカも『モテる理由がわかった気がする』とか言ってたし」
憩「ま、その辺は後々聞かせてもらいましょうかーぁ」
やえ「そ、そうだ今は麻雀に全力投球だぞ!」
爽「ん、それもそうか……!」
豊音「恋も麻雀も全力全開だよー!」ニコッ
―――観覧
京太郎「なに話してるんですかね」
葵「恋も麻雀も全力全開ーとか? てか姉帯さん凄い赤いんだけど」
京太郎「そうっすか?」
葵「能力的にね、でもどうすんの結局」
京太郎「……えっと」
葵「まぁ良いけどさ」
京太郎「す、すみません」
葵「別に私は、謝られる、必要とか全然ないし、私関係……ないし?」
トシ(おや?)
玄「そうだよお義兄ちゃん、お姉ちゃんはどうするの!」
宥「く、玄ちゃぁんっ」カァッ
京太郎「いや、彼女とか欲しくないわけじゃないんっすけど」
智葉「京太郎……彼女を作るのは良い。でも……捨てないで」
京太郎「いや、捨てるとかそういうの、友達なんだから遊んだりもしますよ」
智葉「うん、そうなっても沢山遊ぼう……」ニコッ
京太郎(なんか心臓に悪いんだよなぁ)
葵「……」クイッ
京太郎「なんで裾引っ張るんですか」
トシ「あんたら見ないなら出ていきな」
・豊音:24500
・やえ:24900
・爽:25000
・憩:25600
―――対局室・南四局
憩(誰が勝ってもおかしくない、ここまで点数を……全員に巻き返されてもうた)
爽(最ッ高だ……このスリル、こっからは何も関係無しに運だけの純粋な勝負!)
やえ(こんなにも、こんなにも負けそうで、勝ちそうで……真剣になるべき戦い。なのに、楽しい!)
豊音「……」タンッ
やえ「っ」タンッ
爽「くっ」タンッ
憩「ふぅ」タンッ
豊音(……みんな)
白望(豊音)
塞(豊音……!)
胡桃(豊音!)
エイスリン(トヨネ!)
葵(豊音さん!)
京太郎(豊音さん……!)
豊音「!」タンッ
やえ「ポン!」タンッ
爽「くっ」タンッ
憩「!」タンッ
豊音「―――ロン!」
/)'1/)/)
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‐v' -‐ く
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::::::/:::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::∨///////////////}/∧::\ /}
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::::::::::/ /:::::::::::::::::::::::://:::::::::}//////////////{/{:::::::::::::\ ̄
::::/ /:::::::::::::::::::::/ ,/::::::::::::}//////////////{/{::::::::::::::::::\
憩「あっ……」
爽「なっ」
やえ「……決した、か」
豊音「……タンヤオのみ!」
... -‐━━‐-
/:::::::/::::::::::::::::::::::::\
/,::::::/:::/::_::::/:::/::::::::::::∧
/:::::::|:::/:::/::://:::/:::::::::/:/::::::.
. /:::::::::::::|/:::/:::/x=ミ/{::::::::/:/:::::::l::.
/::::::::::::∧::::|:::从炒 {:::::/:/::::::::∧|
/::::::::::::::/:::|:::|:/'''´ 八::{:/:/:::::/:: リ
ィ= .、 /:::::/::::/:::::::|:::l' v 、 ∨厶イ:::::/
{ ヾミ:x≠:::::/:::::::/:::::::::∧::}\ - ' ..イ::::::::}/
. ゝ \ Ⅵ /:.:.:.:.:.ヾ::::∧|_ ァ=≦:::::::|::::::/
` <. `ヾ--- ミ、:.:.:.ヾ;;:、:∨L_:::/ ::::::|:::/
/:::::/::\/ \ミ、 `ヽ:.::;}∧/ }∨:::::::: |/
/x─一"¨ナ辷、 _ , \ヽ V//∨}\\::::::.
r==彡’ ,. \ リ////\ ∨∧::::.
ゝ _..-―ャ…一" 、 \}:///// \//}:::::.
/::::::.イ´ ノ ヽ ゝ:///////\\::::. }
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/ァ / / } ゝ _ノ彡、 \//////}//八:::::\__彡':/
./- .ノ /゙ /ヾミx _.厶彡シ ノ>寺ュ、_.ノ ////イ::::::\::::::::::::彡'
` ̄ /、 ノ i:.:.:.>ミ一"./:.//////////////{/{:::::::::::::\ ̄
:::: iォ .' ::::::::::::/ ,/::::::::::::}//////////////{/{::::::::::::::::::\
l._ノ
やえ「現状だと当然だが……そのタンヤオのみ、1000点には深い、意味がある……」フッ
爽「うわぁ……負けたぁ、また負けた……」ガクッ
憩(獅子原さんが出した三萬で和了れば二位確定だったにも関わらず……二位を捨てて、ビリか一位を狙いに来たっちゅうわけですかーぁ)
豊音「……」
やえ「ふっ、王者には礼節も必要か……ありがとう、ごじゃまひたっ」グスッ
爽「ホント、楽しい闘牌だったよ」ニッ ポロッ
憩「……うん、楽しかった。ありがとう……ございました!」ニコッ
. .-――-. .
. . ´: : : : : : : : : : : : .`: .
/: : : : : : : : :::::::::::::::::::::: : : : :ヽ
. . : : : :/:::::/::::::::::::::::l:::::::ヽ::::: :ヽ: :.
/: :/: : :/::::/ l:::l:::::::::::::l:::::::::::::::::::: : : ::.
′ . . . ′/ |:ハ::::::::::::ト、::::::::::ヘ::::: :i: : :l
|. :|: :::::: 1:| .|{ ‘.::::::::::ヽ\_::::;::::::|: : :|
|: :|: ::::::| |:|-―.lハ{\::::::::fヾ\`::i:::: l: : |l
|: :|: ::::::| |:| |{ ヽ \::{ \ \:::::|: :八
|: :|: ::::::| レ _ 、 `r==ミx }::∧:: : :
.: :八:ヽ::| r㌃⌒` ムイ }:::: : :ヽ
/: : ::::\ヾ ,,,,,,,, , '''''''' | ノ:::: : : : :\
/: ::::::::八 ハ .... 、 「::::::::::::::::::ヽ: : >
/: : ::/:::::::::>-、 ( ノ イ:::::l::::l:::::::::ヾ:\
-=≦: : ::/::::::::::::::::::::::ゝ ー ' <::::l::::∧::|` ー---`
∠:::: イ::∧:::::::ト、:::≧=r-- 1:::::::::/レ' .V
/ \:{ ヾr‐ァ' トヘ/
___/ \ __ / \_____
/ \ /ー一ヘ / ハ
ハ \/ }/ ̄} /
i ヽ } }
| У } ∨ .|
′ / } }::.. {
. / { } }:::.
| | } ,.::::: i
i ハ } '::::::::.
『決まったぁぁぁぁっ! 女子個人戦決勝終了! 勝利を手にしたのは姉帯豊音ぇ!』
『三萬を捨てて、七萬で和了った……一切の妥協無し、それにあの顔、楽しんでるね』
『っべー! まじっべーわ!』
『ちょっと落ち着いてよ! 感慨深い気分に浸れないじゃん!』
爽「あの二人またやってらぁ」
やえ「猿か」フッ
憩「あー、気持ちいい敗北やわ」
豊音「みなさん、ありがとうございましたっ!」
,..。:::::::::7:::::::::::...
,..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...,
,,.イ:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y:::、
, ´7::::::::/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/ /::::::::/ :::::/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::.
{( /:::::::人 ::::::i ::::::::::::/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
イ::::::/≠ミ::::::!::イ:::::::::{ :::::::::::::::::::::::::}!:::::::::::!
∥:{::/y"゚Y八:| |::::::::ハ::::Y:::::::::::::::::/:::::::::::::|
i{::::{::{ 弋ノ |:::::/_`ヽ{:::::::::::::::::::::i::::::::::::|
}:::::j::ゝ 、 |::::i ゙ヌ ,':::::::::::/:::::|::::::::::::|
|:::Λ |::::ト-イ/::::::::/::::::::::i::::::::::::::{
\、_.ノ:V::::ヘ 、 _ !:::l ノ:::::/:::::/::::::Λ::::::::::::{
゙ ̄ノ:::}!:::::Λ _レ∠:::≠::::::::::/ :::::;::::::::::::::::::::' , 、
/:::;;ヘ:::::i:::::::: ̄| )/i::::::/ :/ ::::::;:::::::::::::\::::::::ゝ、 ノ)
//{ { }::/⌒〉=乏ー-_'" |:::/:;イ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::;;ニ=" ´
. ノ/ 〉/ニ^7,ハ||  ̄iレ::'/ :::/::::::::::::::::::::::::::::::\
. {〈 /ニf^>ノ' {i __}!::/::::::;::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
\{ ̄ ̄/ i!二└=7≦≧ニ{/:: :;::::::| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/>-,/ |{二二 /ニニニニ/::;イ::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
// /ヘ、|ニニニニニニ//=|::::::::ト::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::ヽ
/ニ/ /ニニニ二二二,ノ二ニ{(ニ二}:::::::::!::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::Y
i´ 二/二二ニニニニニY二二ニニニ|::::::::|!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ}
. iニy"二二二二ニニニニ|二二二二二|::::::::!{::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..\
!ニ}二二二二ニニニニニ|ニニニニニイ:::::::ハ 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
)Yニ二二二二二二二二|二二二二ニ|::::::::::ヘ:';:::::::::::::::::::',\::::::::::::::::::::::::::::::::::
}二二二二二二二二二|二二二二二|:::::::::::::}::! ::::::::::::::::::ヽ \::::::::::::::::::::::::::::
} (_:)ニニニニニニニ二|二二二二ニ=|:::::::::::::|::|::::::::::::::::::::::::\ \::::::::::::::::::::::
∨二二二ニニニニニニ|二二二二ニ.〉::::::::::::!::|:::::::::::::::::::::::::::::\_\:::::::::::::::
|二二二二二ニニニニト、二二二ニ/|:::::::::::::|:::|:::\:;;;;;::::::::::::::::::::: ̄`V.:::::::;
|二二二二二二ニニニ|二二ニニニ | :::::::::::|::::!:::::::::::::\  ̄ ̄ノ/
|二二二二二ニニニニΛ二ニニニニ|\::::::ノ::::|::::::::::::::::::::::... /"
|二二二二二二二二二Λ二二二ニイ /:::::人:::::::::::::::::::::::::::.
/二二二二二二二二二ニ{ニニニニニ∨::::/ \::::::::::::::::::::::::::..
. /二二二二二二二ニニニニ|ニニニニニ}:::/ \::::::::::::::::::::::::∨
〈二二二二二二二二二二ニ|二ニニニニ}/ ):::::::::::::::::::::::;}
憩「良い笑顔ですねーぇ」
爽「マジ天使」
やえ(私もあんな風になりたいなぁ、可愛いとか言われたい……)
豊音「京ちゃんとこ戻らなきゃ!」
やえ「まだインタビューとかあるからダメだよ!」
爽「まぁほっといても迎えに来るだろうけどな」
憩「アツアツですねーぇ」
―――観覧
京太郎「……」ボー
塞「やったぁぁっ!」ブンブン
白望「……ゆれる」ガクガク ユサユサ
胡桃「豊音!」ウルウル
エイスリン「トヨネ!」パァッ
京太郎「……」
葵「やった……って、須賀?」
京太郎「……」
トシ「これ」コツ
京太郎「ハッ! 豊音さんが勝ったぁぁぁっ!!」
葵「時間差!?」
京太郎「よっしゃぁぁぁっ! どうだこれが巨乳! じゃなくて、あれが豊音さんの力じゃぁぁっ!」
葵「あっ」
「」
京太郎「……すみません」
葵(うわぁ……)
京太郎「と、豊音さんが勝った! 行ってきます!」
トシ「いや、今のタイミングで行くと」
葵「すでにいないんですけど!」
トシ「マズイね……」
葵「?」
トシ「このタイミングじゃ……」
―――廊下
京太郎「豊音さぁん!」
豊音「あ、京ちゃん♪」
「なんだって!?」
「このタイミングで京豊だと!?」
「そんなことよりボクは京玄!」
「京ちゃんペロペロ」
京太郎「あれ、インタビュー中?」
豊音「うん、けど平気だよーもう終わりだから」ギュッ
京太郎「あはは、さすがにここじゃ恥ずかしいんですけど」
豊音「京ちゃんたちの声が聞こえた気がしたんだ……みんなの、声が」ギュッ
京太郎「……はい」ギュッ フッ
豊音「えへへっ……最高の思い出ができたよっ」
京太郎「はい……」
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、 / \
,´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / う ち ',
,´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::ヽ / れ ょ ,
/:/:::::::::::::::::::::∧:::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::' { し | }
/:/:::::::::::::::::::::ハ:ハ:::::::::::::l ヽ:::::::::::::::::::', { い }
{::{:::i:::::::::::川::レ::ハ::::::::::::',⌒V:::::::::::::::ヘ ゝ よ /
{::{:::::::::::::::l_レ::{ l:l \:::::::::ヽ_川ハ:::::::::::ハ /へ | ,′
. l::l:::::::::::::::ハハゝ \ \:::::::::::r― 、:_:::::ハ \__/
V:::::::::::::ハ ,z== \:::::::`:::ー.__> へ_┬ 、
ハ:、:::::::::ゝ/フ、、、、 ' ヽヽ::>´ / / /\\
i::::\:::| l:( ( ―と - ´ィ´/ />'/\ \__
}:::::::::::\:ヽヽ ( ノゝィ::::::7 /ヽ∨\ )
}:::::::::::::::::ヽ:u>┬ 二  ̄ イ-uァ、:`´:>工` \
|:::::::::::::::∧:::ハ`┴┬┬―┴ ´ /川 \ /
. j::::::::::::::/ i:::::ハ { 〈 /::ノ/-―  ̄{ヽ_ ノ
/フ/ ̄ \ !:::j } \ヽ _/ Y`ヽ \
/::/ ノ:::ノノ i// //( ゝ イ \ ∧
|\ .∧イ /|jしl /| ,ィ
___ | \/ `´ |/ ///
`ヽ、`¨´ /しィ_
<_ /
_。s≦゛ ≧s。
\ <__
_> _。s=====s。__ _/
¬‐-ッ r-‐´ ,,s=sィ彡 ¨¬‐t \
/ {! 〃 歹ミx j}: \
/ ,ィ {! rュ_ 込s。_ノ jI斗 j} 戈¬¨
/// / {! | `><___>≦__ | j}__ }i
__/イ: ,イ{i |:下ユェヾ、 '",ィエユ彡j} j} ム 圦:|彡′
≧s  ̄| ハ{ {i {!  ̄ ;}  ̄ j} j}'¨7 }i ヾ≧s。_
. z-√ ̄ リ 刈 入/ ' \/ /_/入| <
_> |圦 `Y / /_イ | ミx ねむっ、寝る……
\ |∧》, | ^ ^ | / ∧| て
彡 リ人,_! '¨こ ¬ |_才|人| <_ 今回は女子個人戦終了ってことで、次回は表彰!
_> |刈\ |! / :|/ そ
_) / {≧s≧‐-‐≦-─¬} ( 智葉さんは台詞少なめにしてんだけどインパクトが凄め
_≧ ,炸三三三三三三三{! ミx
ミx 厶三三三三三三三三} ´ 男子個人戦も終われば、ここまでに比べれば終わりも近い
_≧ ミ守三三三三三三三l7,イ てs。
ィ升> ≧沁三三三三三三三三致,イ ィ彡会ュ。_
ってことで新年なる前に一回は更新しときたいとこね
ではまたー
__ー-、}\\v、
_> V},
> >'''"´ ´"''x イ
ア / ,. -‐、 ィな^v/
_ -=、\)\ ノイ ,>,′/ '戈v乂_,,, }
> `Nイ { l {,, `¨ r斥ミ ′
/ \}、,,. { l ' イ // 今日はクリスマス、休みは取った!
/ v::l _j ィ‐-、 7/
⌒ァ ハ 7 ´ //{rイィ まぁ予定も昼過ぎからだしクリスマスになんかしら短編書くぞ!
/ ノv "'~∥_/" kイ(
-イ ノルィ,, イニニミx、、 ノ( ちなみにギャグ時空で本編は全く関係ない! ないぞ!
/ /イ /イィハ,,vトVニニニニィ ノ(
/,' ,' , '/イ rx -7ニニ=-=r―、ニニニァ ィ(
ノハ,′,r_、 ''"|」 j}::\,,.x=ニf''ニヽニニニⅥハ vxハ'"\、
/イ /|」 j}:: \ニ= r― } ̄´"'''<}ハレニニ\ ノ\、
|/ 「j''"j}j}::: \=ニ=V ィニh、__`'<二ニ\ ノヽ
| / j}:::: ,.<ニニニ/ニニニ}i \ニニ-
|∥" j}::::: /ニニニニィニニニニ}i ......_jニニニ-
γ j}::::::/ニニニニニニニニニニ}i.....:::::::,、イニニニニ-
i ,.ィニh、;:イニニニニニニニニニニj{,、丶` jニニニニニ-
| /ニニニ\ニニニニニニニニニニj}_ /ニニニニニニ}
| , " |ニニニ/::::マニニニニニニ=‐'''"´:::´"''rイニニニニニニ/
| / lニニニ/:::::::::ゝ=‐'''""´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::寸ニニニニニ=/
" .lニニ/ ::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::⌒''‐=ニ/
|ニ/ ___ :::',
Ⅳ ,,,.、 -‐ ''''"" ´"'~、
/ 、丶` r=z___ '__
{ 、丶` _r‐'''""´マム  ̄ ̄マム㍉
| / ,..。s=≦ニ| マム マム }l
. 从 / ,.ィニニニニニ| }l
※ギャグ時空であり【本編とは全く関係なし】だゾ
―――12月24日・深夜・須賀家【京太郎の部屋】
京太郎「……」zzz
ガラガラ
智葉「……メリークリスマス京太郎」ニコッ
京太郎「んぅ……?」
智葉「!」シュババッ
京太郎「!!?」
京太郎(俺の両腕と両足がベッドにロープでくくりつけられた!? 一瞬でだと!? しかも猿轡!? なぜにっ!!?)
智葉「メリークリスマス京太郎」ニコッ
京太郎「ん゛~!!?」
京太郎(こんなに嬉しくないミニスカサンタは初めてだ!)
智葉「今日はプレゼントを持ってきたんだ、なんだと思う?」フフッ
京太郎(こええええ! いつも凛々しい人だけにこえええええ!)
智葉「……それは」
京太郎(な、なんじゃっ!)
智葉「私だっ」カァッ
京太郎(……)
智葉「フフッ、ではさっそく」
京太郎(なんで俺のズボンに手をかけるんだぁぁぁっ!!?)
智葉「大丈夫、私もはじめてだっ♥」
京太郎(なにが大丈夫なんだぁぁぁぁっ!!?)
智葉「ふふ、は、初めましてだな……京太郎の息子とは」カァッ
京太郎(痴女怖い!)
智葉「私だって本当はゆっくり関係を進展させていきたかったんだが、京太郎が悪いんだぞ……? 私に、構ってくれないから……親友なのにっ」カァッ
京太郎(親友怖い! 友情が怖い! 思いが重い!)
智葉「大丈夫、親友ならこれから先……ずぅっと一緒でもっ♥」ニコッ レイプメ
京太郎(ひいいぃぃっ!!?)
ガシッ
智葉「なっ」
ゴキッ
智葉「ぐふっ」
バタリ
京太郎「ん゛?」
京太郎(智葉さんが倒れた……だと?)
宥「ふぅ、大丈夫? 京太郎くん」ニコッ
京太郎(宥っちゃん!)
宥「えへへ」スッ
京太郎「ぷはっ、助かりました」
宥「お昼からクローゼットに入ってた甲斐があったよ」ニコッ
京太郎「」
宥「京太郎くんの匂いで包まれちゃって……えへへ、汚してごめんね?」ニコッ レイプメ
京太郎(汗でだよね! 汗で服の中がとかだよね!)
京太郎「ま、待ってください宥さん……ちょ、助けてくれたお礼はっ」
宥「サンタさんからプレゼントだよ~」
京太郎「ぷ、プレゼントって」
宥「でも、私も京太郎くんから……あったか~いクリスマスプレゼント、注いでもらわなきゃ……」
京太郎「ひぇっ」
宥「お母さんが大好きなんだぁ、死んじゃったけど……だからね、私がお母さんになるんだよ♥」ニコッ
京太郎「ちょ、ちょっと待って! お母さんが好きだからお母さんになるって理屈はおかし」
宥「私がママになって、家族を増やさなきゃ……京太郎くんと、ね? 玄ちゃんもお義兄ちゃんが増えて、喜ぶよぉ……あったかい、家族だよ?」ニコニコ
京太郎「た、助けてパパ!」
宥「京太郎くんがパパになるんだよ?」
__
-‐  ̄ -
/ `
/ ヽ 、\
/ /. |λ ! ヘ ハ. ヽ
/ ./ / /! ! .|ハ j k‐-ハ、. キ ヘ
. / ! ! !.ム |. ||_ムハ|ヽ. キ`ヽ. |
i | | |.| ハネ、. || !気込z含 ! l. ’
| | | Nィ,z之、ヽ. ハ | ら `心、| | .|
|. 八ヘ | x作 ! ` `ー` 辷__ツ ! ト |
l ヘヘヽ.辷ツ """ |. ム'
. ヽ、`´"" ' ./ /. ’
. 八. マゝ , -, // / /
込 ` ´ .// ,イ レ ム、
',. 个. ィ// ∠__L__込 _ト、
ヘ >- ‐…ァ' ./ _ -‐ァ´/ . |
. ヽ ソ/ / /_/ / / -‐‐込
>、 { / ./ / _ -‐ / ヽ
{ / 〈 ヽ }_x≦-‐/ {- / -―………―-≧
___}>‐'´.川 ,.{ / i! |x≦-- ___ |
/ ノィj _ - ' 込| ト ゝ__ -―――-≧ュ_____!
/ ____ム>‐ ' 入ー-ゝ ―- _ ヽ
/ィ´ ̄.ィチ八`´ノ}| `ー‐'/ \ ― __ |
{ /〈 / /ー' / ヽ__/ `ー -- __ -――- 、 `ヽ
八 У / |  ̄ ̄ 〉`ヽ、\ |
У / / ノ { i i ヘ |
.: i { オ| / | | ! ハ !
. 入 ハ 、. ノ | / / ! ! ! j.|
/ ヽ ヘ 、. / ネ / V . j !|
宥「それじゃあ、京太郎くんの……」ガシッ
京太郎「ズボンに手をかけないで!」
宥「えへへ、ダメ」
京太郎「ひっ」
はやり「そこまでだよ」ガツッ
宥「あう」バタリ
京太郎「はやりっちゃん!」
はやり「さてスーパーセッ○スタイムだゾ☆」
京太郎「クソがァ! このサイコパスがよ!」
はやり「はやりは罵倒も嫌いじゃないよ☆」カァッ
京太郎「バカじゃないの! くっそぉ牌のお姉さんの名が泣いてるぞ!」
はやり「本当に泣いてるのは私の心だよ!」ブワッ
京太郎「いやほんともう、すみません」
はやり「だから京ちゃんと既成事実を作るんだよ☆」
京太郎「なんでこうなるっ!」
はやり「それじゃ……優しくするね?」
京太郎「ま、待って落ち着いて! 落ち着いてェ!」
はやり「……」ピタッ
京太郎「お、落ち着いた?」
はやり「……冷静になったらやっぱりここで襲うべきだよね」
京太郎「クリスマスゥ!」
はやり「血のクリスマスだよ♪」
京太郎「サンタさん助けて!」
はやり「私がサンタさんだよ?」
京太郎「ぷ、プレゼントは!」
はやり「……安定した生活と、家庭?」
京太郎「助けてぇぇぇっ!」
バッ
京太郎(その時、窓から入る黒い影を見た)
はやり「何奴!?」
?「ラグナロク!」無言の腹パン
はやり「ブレイカー!?」バタリ
京太郎「な、なんだお前は、敵なのか!?」
?「……」スッ
京太郎「え?」
?「メリークリスマス」ボソッ
京太郎「えっ……」
シュバッ
京太郎(そして黒い影は俺の手のロープを素早くほどいて去って行った……)
京太郎「サンタさん……」
はやり「はやぁ……」バタンキュー
宥「あったかくなぃ……」ガクッ
智葉「ず、ズットモ……」zzz
―――外
?「なんでかっこつけて出てきてしまったのか、近くのカプセルホテルとかないよね岩手だし」
ヒュー
?「寒っ……」ブルッ
キョロキョロ
?「……迷子になる前に熊倉さんあたりに連絡して迎えに来てもらお」
ピピッ
?「……ほっといたほうがおもしろかったかな?」
___
,. : : : : : : : : : : : : : : .、
/: : : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、
.': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :、
': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
.': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :、: : :.
{: : ,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :}: : l: 、
|: :,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /): :|: : |、: :.
|:∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : : イ{∧:|:|: : | \〉
}' 、: : : : : : : : : : : : : : : : l: / Ⅵ/∧: :!
∨:、: : : : : : : : : : : : :/イ u |/ ∨
}:/\:|: : : : : : : : / 人
/ -从-----イ{ イ
_,.::―/:::::::::::::::::::::::::::≧≦--r---、
/:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://:/`ヽ
,::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::{ {::{ ,:∧
/:{{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::|/' }
{::|| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | |::| |
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´ T T ―r――r、―――――‐ ' }
―――翌朝・宮守高校
京太郎(智葉さんたちは気絶してたんで置いてきた、とてもじゃないが……うん、ちょっと距離おこ)
京太郎(いやまて、むしろ距離を置いた方があの三人は危ないんじゃ、別に嫌いじゃないんだけどその……貞操の危機がやばい)
ガチャッ
京太郎「おはようございまーっす」
エイスリン「メリークリスマス!」
京太郎「……エイスリンさん、ってか他のみんなも」
白望「んー」グテー
胡桃「どう!」
京太郎「ミニスカサンタ良いっすよねー」
塞「どう?」フリフリ
京太郎「性欲を持て余す」
白望「……好きに使って良いよ?」ユサッ
京太郎「女の子なんだから恥じらい持ちなさい!」
塞「そう言いつつガン見って言うね」
豊音「京ちゃん、ちょっと小さいんだけど……どぅかなー?」
京太郎「むしろちっちゃいのが良い」グッ
豊音「ホント!?」ワーイ
胡桃「両手上げたら下着見えるから!」
京太郎(パンスト越しの下着ってなんだああもエロいんだろ、太股もだけど)
京太郎「ていうかこれは?」
葵「パーティーだってさ、見ればわかるでしょ」ハァ
京太郎「……」
葵「なに?」
京太郎「……似合ってますよ」グッ
葵「……そう」フイッ
ガチャッ
トシ「おはようさん」
京太郎「おはようっす……良かった、トシさんは普通だ」
トシ「なんだい、コスプレしてほしかったかい?」
京太郎「やめてください、出ます。反吐が」
トシ「なんで倒置法?」
葵「さて、始めますか!」
京太郎「ですね、クリスマスパーティー! ってことがあるとは知りませんがみんなに渡すためのクリスマスプレゼントがあったり」
豊音「ホント!?」
塞「さすが、気が利くね!」
胡桃「私たちも用意してるけどね」
京太郎「へぇ、なんっすかとか聞いてみたり」
白望「秘密」
京太郎「そりゃ残念、だけどまぁ……楽しみに待ちますか」ニッ
エイスリン「リョウリ! モッテきた!」
京太郎「お、色々用意してたんっすね」
塞「まぁね、シロも手伝ってくれたし」
豊音「みんなで料理も楽しかったよー♪」
京太郎「……では」
「メリークリスマス!」
京太郎(まぁ色々と危ないネタとかあったけど、なにはともあれ俺の貞操も無事にクリスマスパーティーは始まり、終わった)
(宮守勢とのクリスマスは本編でしっかり書くかもってことで
―――夜・自宅
京太郎「ただいまーっと」
須賀母「あら京ちゃんお帰りなさい♪」
京太郎「おう」
須賀母「晩御飯できてるからね、それとお母さん今日はでかけてくるから仲良くね♪」
京太郎「ん、おう……?」
ガチャッ バタンッ
京太郎「なんだアイツ」ガチャッ
咲「ん、お帰り」モグモグ
はやり「待ってたよ♪」ニコッ
宥「えへへ、この御飯に京太郎くんのあったかいのをかけてもらえば……」ポッ
智葉「京太郎、私たちはズッともだから……ズッとしよう」フフッ
京太郎「」
咲「……あ、私は修羅場が楽しいだけだから気にしないでね」モグモグ
京太郎「お前が一番やべぇやつだよ!」
咲「京ちゃんには言われたくない」
京太郎「言うよ! 一番クレイジーだよ!」
はやり「さっ、京ちゃん♪」ガシッ
智葉「親友として、良い聖夜にしよう♥」フフッ
宥「あったかぁい」ギュッ
京太郎「……た、助けてサンタさん」
咲「昨日のは間違いだったからね、続けてどうぞ」
京太郎「なにが!?」
アーッ!!
-カンッ-
< __,,.. --、 /
/ /´,, ==〃 \从ハ >
⌒7∠ィ/ 〃fニミ ヽ \
/ | }/ ム ニ ノ ‘, /
∠ | ____,,.. -‐=ニ、 } \
}/| |─‐- 、 -=≦__ `ヽ }_ /
| |.r==ミ 〉 '´ ̄`^゙ } .} ヽ >
| | / ,′ :}ヽ } >
| | { 、 __/ }// 〈 爽やかENDなんて小ネタには必要ねぇんだよ!
/{ / | |/ / /_/ \/(/(__/(_ノ!
∧ /(/ V | | <ニ二二フ { / /⌒ ってことで以上でクリスマス小ネタ終了!
ト、/ ` | |、 `¨¨¨ ´ .{ / }\{: : : : :/(ノ 、 : : : : :´(
} V:ハ ./ {____/ i / /\!: : /(/ : : : : : : : : \
\ ‐-y : : : :ヾ-ゝ {{_____,.. イ .!V ∨:/(/ : : : : : : : : : : :/
\ : : : : : : r┴────-----{: : :/ : : : : : : : : : :∠__
<⌒´ : : : : : : :}二二二二二二ニニ/(/ : : : : : : : : : : : /
. > : : : : : : /二二二二二二二/ : : : : : : : : : :/
まぁ宮守勢とのクリスマス回は本編でってことで
本編ではこんなことにはならんからね、安心せい
今度は本編再開するぞう、近々やりたいとこ
ではまたー
エロパロの京塞はここのイッチかな?
_
/{ /{/´/-‐/_
. ト| ´ /__
ヽ‐| <
< __ _ヽ
/ィ ∧{∨ ,rュ<ヽ}、} \
/イ' { _"`=´_ } ヽ{/{
ミx /ィ { { tッ、 ̄ xtッ} } /{/ ´彡
ミ'` }/, { ゞ〃´ ヾ/ /´ 彡 一足先に仕事納めさせてもらったぜ!
ミ }/\{ _`´_ { 《 ヾ、
ミ 'ノリ}\ r 、/' _、ー=ー` ってことでこんな時間だけれど投下開始じゃ
ヾ } : : :| ||: :{ _、-‐` __\
`ミ /:: :: ::| ||: :ゞイミ {`ヽ、/´ ___\ そしてみんなが智葉さん好きだってことはわかった
. /´‐- '´: : : r'´ヽ } //: : : {:{ {: \/´ \ ヽ}
//: :/:〉'――ゞ_ }‐┐:\: { .{/ /: _\___ヽ
; {: /:/ ____} ゝ __r―――: :`ヽ: : ヽ
/´ ̄ 人 マ: : : : : : : : : : : : /
./ ` ー―ヽ―マ: : : : : : : : : : /
`ー`―――― ´
| |
| |
| |
l l
〉- ―――――――― -〈 〈
-┬――――――‐┬‐―┴ {
: | |: : : : : : :}
>>361
ちゃうで
―――ファミレス
京太郎「それじゃ豊音さん!」
「優勝おめでとー!」
豊音「えへへ、ありがとーっ♪」
京太郎「ホント、おめでとうございます」フッ
爽「あたしここいて良いの?」
葵「私たちは構わないけど……」
誓子「てか良くここにいられるわよね」
爽「なんで? 豊音の祝勝会だろ?」
京太郎「爽さん倒してですけど」
爽「さすがだな! 私の認めた女っ!」グッ
豊音「えへへ、ありがとー」ニコッ
憩「あの、私も良かったんですかーぁ?」
京太郎「ああ、荒川さんもどうも……むしろ良く来てくれました白衣のナース良いよ白衣のナース」
憩「ドン引きですよーぉ?」
京太郎「はうあっ! ついつい口が滑って!」
胡桃「めっ!」
京太郎「あはは、すみません」
葵「……緊張してんの?」
京太郎「あ、いや……ま、まぁ多少は」
トシ「良くわかったね」
葵「手、小刻みに震えてたから」ユビサシ
京太郎「あ、あー……不甲斐無い」アハハ
エイスリン「……アオイ」
葵「ん?」
白望「良く、見てるね」
葵「あっ……い、いやそういうんじゃっ!」カァッ
塞「葵が赤くなった!?」
京太郎「珍しい、てか怒らないでも」
エイスリン(鈍感、あまりに鈍感……)
葵「そ、そうそう! 怒るよ私! てか私は小瀬川さんのことの方が見てるよ! 超見てる! おっぱい!」
京太郎「うわぁ、レズだ」
葵「レズじゃない!」
塞「さすがにそれは無理」
葵「だよね」ガクッ
胡桃「やはりレズ!」
葵「でもレズじゃない!」
白望「……(京太郎のこと)好きなの?」
葵「……」
京太郎(すげぇこと聞くなシロさん……)
葵「……」
塞「あれ、葵?」
葵「……」
胡桃「?」
葵「……」
エイスリン「アオイ?」
豊音「どうしたのー?」
葵「……ふぇっ!?」カァッ
白望「これは……まさか?」
葵「違うから! 全然違うから、ていうかそんなこと言われれば普通にこうなるでしょ!」
塞「今までならなかったのが葵なのに」
葵「違うって!」
胡桃「京ちゃんからの好感度が一番高い葵が」
葵「違うって、須賀からの好感度一番高いのは姉帯さんでしょ!」マッカ
京太郎「なんかすごい怒ってるんでやめましょうよ」
葵「お、怒っては無いから……」フイッ
京太郎(やっぱ怒ってるじゃん)
玄「お姉ちゃんお義兄ちゃんに浮気の兆し!」
宥「う、浮気とかじゃなくて付き合ってもいないし、ね?」
京太郎「玄、お前もあんま変なこと言って宥さん困らせるなよ、俺と宥さんが付きあってるわけないだろ!」
宥「そうだね」シュン
玄「むぅ、お姉ちゃんお義兄ちゃんは強敵だから押し倒して無理矢理パパに――ー痛い! 痛い! 痛い! お義兄ちゃんグリグリやめてぇっ!」
京太郎「やめんわ」グリグリ
宥(京太郎くんをパパに……)
京太郎(宥さんに迫られて拒める気がしない。相当なキチガイ行為でもしない限り)
パッ
玄「お義兄ちゃんがいじめる~」ギュッ
宥「玄ちゃんが悪いような……」
智葉「モテモテだな、京太郎……なぁ、京太郎……?」
京太郎「な、なにがっすか!?」
智葉「なぁ、私を捨てないよな? ね? 友達だもんね、ずっと一緒だよな?」
京太郎「ととと、当然ですよ! 俺達親友!」
智葉「……」
京太郎(だ、ダメか?)
智葉「……そうだな、私たちは親友だ」ニコッ
京太郎「かわいい」
智葉「かわいい……ふふっ、ふふふっ、友人にそう褒められるのも悪くない。へその下が疼く」フフッ
京太郎「なに言ってるかちょっとわからない」
智葉「親友とは以心伝心、伝わり合うようにしなくては……常に、な?」
京太郎「わかった! なるほど! そういうことね!」
智葉「あ、わかってくれたようでなにより……かな」フッ
京太郎(なんでちょっと残念そうなんだ)
―――会場
トシ「さて、なにはともあれ存分に暴れておいで」
京太郎「当然です。チームサティスファクションからみっちりしごかれましたからね!」
咲「え、京ちゃんが男にしごかれたって、ナニナニ、ナニの話!?」
京太郎「なに言ってんのテメェ」
咲「酷いこと言うなぁ」
京太郎「……ま、緊張ほぐそうとしてくれんのはありがたいけどな」ニッ
咲「本気で男とナニしても良いよ、楽しそう」
京太郎「前言撤回」デコピン
咲「あ痛っ!」
智葉(良いなぁ……)
京太郎「さて、行くか!」
豊音「京ちゃん!」
京太郎「はい?」
豊音「んっ」
チュッ
京太郎「!!?」
「や、やった!」
「さすが豊音! 私たちにできないことを平然とやってのける!」
「そこに痺れる憧れるー!」
穏乃「え、憧がなんだって?」
憧「余計なことに巻き込まれるのは御免よ。黙ってなさい」
豊音「えへへっ……ちゅー、しちゃったっ」カァッ
-───- 、
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|:::イ:::::::::: |r´f'癶ヾ:::.\:::::::::::::Vミx!::::: |::|:::::';:::.
|::{ {::::::::::::!ヽ夂_ソ \{ \::::::::',ソ |:::::::|::|:::::::ヽ'
ヾ }::::i:::::| /// `' \::::\! :::::|::|:::::::::::::\
|::::|:::::|ゝ, -───- 、 \::::\ :!::!:::::::::::\::\
ノ:/{::::::/ニニ三二ニ ニ \ 、 ::: \|:::::::::::::::::\::::` ‐ 、
/:/ }:/二三三三三二ニニ \\:::::::\:::::::::::::::::::. ̄丶:}
/:/./´ニニ二三三三三三二ニニ\}::::::::::.',:::::::::::::::::\ }/
__./'/'ニニ ニ -─ ─‐- ,三二 ニ ニニ\:::::::}:::::::::::::::::::::::::.′
/ 、 {ニ ニ 二/二三三三二ヽ 三三三ニ/¨\─ ‐- _:::::::::::::::\
/ 、 \| ニ ニ/二三三三三三二\三ニニ,'_ヽ \二二ニ\::::::::::::::.
// 、 \/ニニ/三三三三三三三三三',三ニ{__ノ /‐ 、二二`、:::::::::::.
,'ニ { ,、/二, '二三三三三三三三三三ニ,三:{ ノ /二二 二二 |:::::::::::::.
{二ヽ /二二 ,'ニ二三三三三三三三ニニニi三.{´_ ,'二二二',二ニ!::::::::::::::',
',ニ Yニニ二.iニ二三三三三三三三三二ニ|三ゝ─ヽ,'二二二 |二ニ|::::::::::::::::
|二.|ニニ二|ニ二三三三三三三三二ニニ|三二ニニ ,二二二.!二二!:::::::::::::::::::.
|.二|ニニニ二, ニニ二三三三三三三 二ニニ|三二ニニ i二二二{二ニ.|:::::::::::::::::::::.
,二.|ニニ二ハニニ二二三三三 三二二ニニ, 三二ニニ:|二二二:}二ニ!::::::::::|:::::::::::.
V|二ニ/ Vニニ二二三三三二二二ニ,'三二二 ニ |二二二.|二ニ|::::::::::|::::::::::::.
V.',二./ |\ニニ二三三三三三二ニ/三二二ニニ.!ニ二二.|二二!:::::::: |::::::::::::|
|::,ニ/ / |ニ\ニニ二三三二ニニ/三三二二ニ,'二二二二二 ,'::::::::: |::::::::::::|
|:::V / !二二` ──── ´三二二ニニニ./二二二二二ニ, :::::::::::!::::::::::::!
|/ ノ ,'二三三三三三三三三三二二二二, |二二二二二ニ|:::::::::/|:::::::::::,'
京太郎「あ、その、えっと……」
豊音「し、幸せのおすそわけ、なんてっ……」エヘヘ
京太郎「幸せにします」キリッ
豊音「ふぇっ!?」カァッ
葵「勢いでそういうこと言わない」
京太郎「はっ!」
葵「……ほら、試合始まるよ」
京太郎「うっす!」ダッ
塞「……後からじわじわきたね」
白望「能力と同じく、てか胸もそこそこあるし京太郎の相手は申し分ないね」
胡桃「……」ペタペタ
エイスリン「……」フルフル
豊音「なんの話ー?」
葵「なんでもないし勝手なこと言わない!」
塞「でも明らかだしねー?」
胡桃「ね!」
白望「で、なにかあった?」
葵「な、なんにもない……」フイッ
エイスリン「アッタンダ……」
爽「おいチカ! 京太郎が取られるぞ!」
誓子「いや、私なにも思ってないから」
爽「でもモテるのもわかるって」
誓子「まぁカッコいいとことか気遣いできるとこあっていい男だとは思うけどね」
爽「お、こいつは脈あ」
誓子「あれに巻き込まれたくない」
爽「あ、はい」
―――対局室
京太郎「よろしくお願いします」
男子α「よろしくな」
男子β「ま、よろしく」
男子γ「……ああ」
京太郎(一癖二癖ありそうだな、特にあいつ……)
男子γ「……」
京太郎(さて、どうなるか、だが負けられない……あの人たちが見てる。俺を鍛えてくれた人たちが)グッ
『男子個人戦、開始です!』
京太郎(宮守のみんなも、阿知賀のみんなも、有珠山の人たちや臨海の人たち、清澄だって……だから負けられない!)
―――対局室
京太郎(手が進まない、なんだこれは……)
男子α(さて、俺の無効果フィールドは問題無しか)
男子β(この支配なら俺の初期聴牌能力は発動する……か)
男子γ(チッ、俺の能力が効かないってか面倒な)
京太郎(面倒な能力持ちが揃ってるのは、知ってる。予習はしてた)
男子α「ハッ、三年間ずっとここで命をかけてた」
男子β「俺だって結局はそうだ」
男子γ「だからお前には負けねぇよ、女連れで遊んでるお前には」
京太郎「……ぐうの音も出ないけどな、遊んでただけじゃない」
男子α「?」
京太郎「一生懸命やって、練習して、強くなった。だからな言っておく」
男子β「なんだ?」
京太郎「お前らには負けない。負ける気がしない……準決勝の相手のがよほど勝てる気がしなかった」
男子γ「挑発には挑発か、良い踏みこみだ」
京太郎「お互い良いカッコはやめようぜ、こっからは……殴り合いだ」ニッ
京太郎(本当に、負ける気がしない……!)
αβγで並ばれると合体でもするのかなって思う
(>>374 ガッツウイングかな?
―――観覧
トシ「……大沼かい」
秋一郎「……良いじゃねぇか、良い気迫だ。画面越しでも伝わってくる」ハッ
トシ「ああ、うちの自慢の子だからね。誰かを楽しませることができる麻雀をできる。自慢のね」フッ
秋一郎「孫みてぇだな」
トシ「まぁ違いないさ」
秋一郎「で、あれを神代が監視してる理由ってのは」
トシ「近づけたくないんだろうね、姫さんに……」
秋一郎「そりゃ須佐之男の力を持ってる奴に近づけるってのは嫌だろうな」
トシ「徒労にすぎないのにね」フッ
秋一郎「ん、だがアイツが相手を斬り、相手の内から剣を抜きさらに斬る。それはアイツが須佐之男の力を持ってるって証拠じゃねぇのか?」
トシ「私も最初はそう思ってたさ、最初はね……」
秋一郎「歯痒いな」
トシ「須賀だから須佐之男と関係してる。なんて妄想さね」
秋一郎「妄想、だと?」
トシ「そう、あの子の妄想。あの子が信じたのは自分が須佐之男の力を継いだということ」
秋一郎「いまいち容量をえねぇな」
トシ「あの子の力はね……」
秋一郎「……」
トシ「ただの厨二病さ」ハハッ
秋一郎「……はぁ?」
| |
| |
| |
_)\/|/(__ | |
. _)` <_ | |
ノ < | |
フ _______ 孑lト、 | |
厶 | ィ@フ | そli}、\| |
从| {トェv‐vェイ} |从{// `-、ハ! (……途中寝かけた)
. 八] l [_/ /// V}
j{ 心_二_イ彡/ }`ヽ とりあえず今回はここまで!
{ `≧=≦¨´ j`7ハ、
小、 /} : lト、 次回もっと詳しく、とみせかけてなあなあな能力説明
゜ヾ、 //|/ :l| ヽ
ヘ -_.ノ/イハ:..:ハ ハ
{ミ/ー<彡'´ ′ }/ ハ
{ハ ̄ / ∧
ヾ } }!
| |
l! |
|l i |
|l | |
まぁ麻雀なんて二の次なんだけど
そんじゃ近々更新したいけど新年までにもう一回できるかなーとかとか
ではまたー
乙!
ヘビさんも頬にキスなり舐めるなりしても良いのよ?
効果のある厨二病はただのオカルトでしょ?
お年玉はエロでいいのよ
| /
――--┘ <
"'+、 -…‐- /
. // "''~、、 /
. / ! __ ,、 \ \
/_/l ∥=ミ }| \
/ { ∥辷ノ }|/^ヽ: .: .「 ̄ ̄ / /
//ハ 。s≦\ }| }: .: . \ /{ / /
{}! {ミトx -- xif''"´ ̄ } }| }: .: . / / j/ /
{ }! 、__汽 〈 ー-≠ | }| 八 / / / ニ=―
. }} } 、、 | }|__,ノ / {/ ――
. |\}!}ィ j ヾv/ }|ヘ /
{\| }!ヘ. 、_:::::: / / \/ あけおめ!
{ }!ヘ { /:|, /
\ ΛΛ ¨ニ¨¨` ∨ /=|ヘ/ やってくけど、眠いから寝たらすまん
__〉 Λ/ヘ i{ ∨/ |\|
\ `´ヘ乂。s≦圭圭圭|
\ : .: . {圭圭圭\ : .: .: .: .: .: .: .: .: .: ._
/ < : .: .: .: .: .V圭圭圭/: .: . : .: .: .: .: ._--  ̄
/ xif /⌒ア/|/|/ニニニニニ|: . : . : . : . : . : . : . r―― \
/ { /ニニ/ニニニニ二二二二|/{: .: . : . : . /\|二二二ニ\ ヘ+''"
+ /二ニニニ| |ニニニニ二二二二二{/|/|/二二二二二二二\「
if /二二二ニニ| |二二二二二二二二二∥二二二二二二二二二二ニ\
{ /ニニニ}ニニニ| |二二二二二二ニニニ∥二二二二二二二二二二二二\
/ニニニ{ニ}ニニニ| |二二二二二二二ニニ∥二二二二二二二二二二二二二 \
ニノ{ニニ{ニ}二ニニ| |二二二二二二二ニニ∥二二二二二二二二二二二ニニ//
Λ ∨ニニヘ}二二ニ| |二二二二二二二二∥二二二二二)iト、 V二二二二//二
ニΛ ∨ニニヘニニニ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨二二二ニVニニニ//二二
ニニΛ ∨ニニヘニ/ ∨二二二ニV_//二二二
ニニΛ ∨ニニ} / _r________r___ ∨二二二二二二{二二二二
ニニニ\ \ニ{ { 」 」 ∨二二二二二ニV二二二二
ニニニニニ> / ∨二二二二二ニ\二二二
二二二/ / ∨二二二二二ニニ\二二
ニニ/ / \二二二二二二二\二
ニ,/ / \二二二二二二二/
>>382
レズさん→ヘビさんとかいう謎のシフト
葵はさ、能力と同じく後からじわじわと
>>389
このスレは健全なのでエロなんて書きません!
むしろイッチはエロなんて書けません!
―――観覧
秋一郎「ちゅ、厨二病だと?」
トシ「ああ、どうしようもない力だよ。本当に……プロになれるかもわからない、すべてがわからない。あの子次第」
秋一郎「待て、いまいち意味がわかんねぇ」
トシ「……そこの」
秋一郎「あ?」
男「!」
秋一郎「テメェ、神代とこの」
トシ「当主と電話繋いでくれるかい?」
男「し、しかし」
トシ「良いから、三人だけの話にすんだ……熊倉トシからって良いな」
男「……」ピッピッ
プルルルル
男「はい、すみません……熊倉トシという女から、はい」
トシ「……」
男「これを、10分後に戻ります」
トシ「あいよ」
秋一郎(話がわかるのは俺と神代のとこの当主だけか)
トシ「まず、あんたが考えているようなことは起きない。スサノオと姉はかちあわない」
電話『なっ』
トシ「なぜならあれは限りなく本物になりたかった偽物だから、自分を投影してるんだよ」
秋一郎「そっちも意味がつかめてないと思うぞ」
トシ「面倒だねぇ、わかりやすく言ってやると京ちゃんの力は―――」
秋一郎「……」
電話『……』
トシ「願望を実現させるんだ」
秋一郎「おいおい、そいつぁ」
電話『バカな、そんな力……』
トシ「ただし本気でできると思ってることしかできないし、この力をあの子が知った時どうなるか、それを思えば事実は口にできないわよね」
秋一郎「あたかも本気みてぇな言い方」
トシ「本気だよ、世界すべての願望を現実にできるわけじゃない。ただ麻雀に関してはそれが実現する」
電話『なぜわかる、本当にスサノオの可能性が』
トシ「なぜそう思うんだい?」
電話『須賀の性を持って……関係はわからないが』
トシ「ただの須賀さんだよ、それと旦那はとある金持ちで離婚後慰謝料は毎月振り込まれてるけど、普通の子だよ。麻雀にさえ関わらなきゃあの子は普通だ」
秋一郎「だけどお前、麻雀で限定ったって願望を実現って、負けねぇじゃねえか、そんなの八百長どころじゃねぇぞ」
トシ「そうでもない。あの子が『本気で思わなきゃ』実現しない。本当に心のそこで思ってれば実現する……故に京ちゃんが『絶対に勝てない』と思った相手には絶対に勝てない。『勝てるかわからないけど勝つ』と思った相手には自分の実力での勝負、その他の能力とほとんど変わらないよ。ハイリスクハイリターンのとんでも能力さ」
秋一郎「……」
電話『……』
トシ「だからもうあの子のことは良いだろ神代、それでももしあの子になにかするって言うなら……あんたら、ただ普通でいれるとは思わないことだね」
秋一郎「……だとよ」
電話『』ツーツーツー
秋一郎「切れてやがる」
トシ「良いよ、これで京ちゃんの周りから変なのもいなくなるし……あとは天に任せるのみだよ」
秋一郎「……おもしれぇのが来たな」
トシ「ああ、折れさえしなきゃどこまでも羽ばたける……さぁ京ちゃん、みんなが翼を作った。あとはその翼で飛ぶだけだよ」
男子α(なんだこいつ……!)
男子β(勝てる気がしない、なんでっ)
男子γ(冗談だろ……すげぇ気迫)
京太郎「ツモ!」
男子α「なっ……」
男子β「どうなってんだよぉ」
男子γ「おかしい、だろ……人様の力をっ」
京太郎「殴り合いだって言ったろ、さぁどこからでも殴ってこいよ……俺も全力で殴り返すッ!」グッ
男子α「……たく、こんな打ち方、趣味じゃねぇのに!」
男子β「くそっ、やってやるよ!」
男子γ「なんとしても一発、いや、百発……!」
京太郎(雰囲気が変わった、やばいか……? いや、でも……!)
京太郎「どっからでもかかってこいよッ! 楽しもうぜ、麻雀!」ニッ
/ / | | | | | : l :l | | :| | |
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. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ :リ リ | |
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/\:.:.:.:.:.:.:r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:.:/:.:.:./:.:.:
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―――観覧
『南四局、突如巻き返された須賀京太郎!』
『確実に変わったからね、完全に力も点も拮抗してる……そうそう見れる麻雀じゃないよ。特に男子では』
『とのことです。ウォォォォ! 燃えろぉぉぉぉ! 熱血だぁぁぁぁっ!』
『ちゃんと実況はしてよ! 誰が上がっても一位に……これは速攻で、真っ先に相手を打った子が勝つ……!』
白望「京……」
塞「京太郎……」
胡桃「京ちゃんっ……」
エイスリン「キョウタロ……」
豊音「京ちゃん……!」グッ
葵「須賀……京太郎」ボソッ
京太郎『ロオォンッ!』
トシ「ハハッ……京ちゃんらしい、素直な手だね」
秋一郎「なんだありゃ」ハッ
トシ「あれがうちの、可愛い教え子さ」
京太郎『タンヤオのみ!』
―――対局室
恒子「優勝は―――宮守高校一年生! 須賀京太郎くん!」
健夜「おめでとう」パチパチ
京太郎「あ、ありがとうございます……小鍛治プロから見たら稚拙だったかもしれませんが」
健夜「そうだね」
京太郎「あははっ、ストレート……」
健夜「それでも君は優勝したんだよ。話題性で持ち上げられて、周囲からのプレッシャーが他人より人一倍強くても、君は勝った」
京太郎「え……」
健夜「君は誇っていい。最後の手はクズ手って言われてもなんでも……あれを和了った君は、雀士の眼から見れば素敵だったよ」フフッ
京太郎「あ、ありがとうございます」
健夜「だから自信を持ちな? 人生の先輩のお姉さんからのアドバイスだよ」
/:::::::::::::/:::::::::::::::: /::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::ハ
,::::::::::::::::::::::::::::::::::://|/ア::::/|/|::::::|::::::::::::.
,::::::::::::::::::::::::::::::::::/-―- 、 ̄ |/И:::::::::|
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,:::::::::::::::: __| ::::::::: |斗午トミ `ヽ |:::::::|
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.:::::::::::::::{ |:::::::::: 代__ン ア午ミ .:゙! ::::: |
.::::::::::::::: \_」::::::::::::| {ノ:リ イ゙:::| :::::::|
.::::::::::::::::::i::::: |::::::::::::| 、::、 . ゞ゚ /::::::| :::::::|
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:::/|::i:::::::::::: i:::::_|::::::::::::| >‐=七チ:::: i::::::::::::::::::| :::::::|
|:::i人i ::::::::__jン^|::::::::::::| / ::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|斗sヤ¨´ ∨\八 \:/__/|/|::::::::::::::/:::::::::::j
/⌒\》 ー------ -― 《下<_;;/::;/|/::::/|/
, ∨》 ∨》 ∨ 厶イ , 、
{ ∨》 ∨》 く\\
, ∨》 レ》| | /⌒二¨¨\
∧ |∨》 レ》| | / ヽ、\〉
京太郎「はい!」ニッ
恒子「さてさて、インタビューにうつ」
???「待ったァ!」
恒子「この声は!」バッ
京太郎「はやりん!?」
はやり「牌のお姉さんだゾ☆」
健夜「綺麗にしめさせてよ!」
はやり「いやぁ、なんたって雑誌で好きなタイプは瑞原はやりって言うから、優勝をねぎらいにきたんだよ」ニコッ
京太郎「か、感動っす!」
はやり「うんうん、それじゃ二人でツーショット写真を撮ってお話でもしようか、ゆっくり」ニコニコ
京太郎「え、あ、はい……? でもそんなことしちゃマズイんじゃ」
はやり「このままの方がマズイよ!」
京太郎「えっ!?」
はやり「あ、今の無し!」
健夜「生放送だよ」
はやり「はやや……」
健夜「みんな大体わかってたから」ポン
はやり「みじめになるよ!」
京太郎「……え、俺放置?」
「須賀君結局だれにするの!?」
「俺は辻垣内家の若頭になれば良いと思うな!」
「俺は京豊押し!」
「いや京咲ってのも……待って、殺気出したの誰?」
「須賀君、松実館に来ないか!?」
「京ちゃんペロペロ」
京太郎「えっと……とりあえず、落ち着いて? おかげさまで俺、まったく感動できてないよ?」
―――ロビー
京太郎「えっと、パーティー?」
トシ「ああ、この後にね」
豊音「私もだってー」
トシ「実は二人用の服を作っておいたんだよ」
京太郎「優勝しなかったらどうするつもりだったんだか」
トシ「優勝するって思ってたのさ」フッ
京太郎「やだ感動!」
トシ「優勝しなかったら請求しようかと思ってね」
京太郎「台無し!」
智葉「おめでとう京太郎、友達として鼻が高い……これで家族に紹介しても文句は言われないな!」
京太郎(なぜ友達で家族に紹介……重い)
宥「やったね京太郎くん」ニコッ
京太郎「うっす」
玄「お義兄ちゃん、これを機会に」
京太郎「どういう機会だよ」デコピン
玄「あいたっ!」
爽「すっげーまじすっげー京太郎!」
京太郎「お、おう」
誓子「おめでとう」ニコッ
京太郎「チカセンマジ天使」
誓子「てんっ!? ってチカセンって!?」カァッ
京太郎「……」ユビサシ
揺杏「そう呼んだ方がほら、距離近くなるだろ?」
誓子「~~~!」ポカポカポカ
揺杏「痛い痛い痛い! 音の割に威力がげはっ!」
京太郎「なんつーか、大騒ぎですね」
トシ「ああ、全員京ちゃんの周りにいるから写真におさまるってことを考慮してないね」
京太郎「……不味くないっすか?」
トシ「まぁ使わないだろ」
葵「その、須賀……」
京太郎「ああ、葵さん」ニッ
葵「なんていうかその……うん、おめでと」
京太郎「はい、みんなのおかげっすけど!」
葵「その、まぁなんていうか……」
和「須賀君おめでとうございます」ニコッ
咲「ホント、びっくりだよ。京ちゃんが優勝しちゃうなんて」
京太郎「二人共ありがとな……で、葵さん、続きは?」
葵「あ、いや、なんでもないから! なんでも!」
咲「……ふぅ~ん」
京太郎「ん?」
咲「なんでも~」ケラケラ
和「ホント、あと数ヶ月前に会ってなくてほんと良かったです」
京太郎「なんで!?」
トシ「ほら、とりあえず着替えなきゃいけないし一回は帰るよ」
白望「私たちは?」
トシ「宮守高校全員出席さね、他にも清澄も出席するし」
京太郎「そっちは?」
咲「貸し出しの奴、和ちゃん胸入った?」
京太郎「入るのあるの?」
咲「多少こぼれても文句言う人はいないでしょ、喜ぶ人いても」
京太郎「確かに」
京咲「HAHAHA!」
和「二人まとめてぶっとばしますよ!?」
―――パーティー会場
ワイワイガヤガヤ
京太郎「すげぇ華やかっすね」
トシ「まぁね、そんなもんだよ。主役はあんたたち二人と清澄だ」
京太郎「う、うっす」
豊音「楽しみだねー」ニコッ
京太郎(姉帯さんは黒いドレス、シロさんも黒いドレスだがシロさんの方が袖が無いので下手すりゃ横乳見えそう)
白望「んーダル」
塞「せっかくのパーティーなんだから文句言わない!」
京太郎(塞さんは青い、尻の形案外出るな……)
胡桃「大人っぽい?」
エイスリン「タショウ」
京太郎(胡桃さんは黄色、エイスリンさんは青だ……それで)チラッ
葵「うわぁ……」
京太郎(葵さんは、白いドレスだがなんつーか……うん、綺麗。みんな綺麗だけど)
トシ「白蛇は縁起良いからねぇ」
葵「白蛇って」
京太郎「なんつーか、良い感じですよ。似合ってるし」
葵「そ、それはみんなと一緒に聞いたから」
京太郎「なんかこういうので恥ずかしがるのって珍しいですね、ぼろくそに言われるイメージあったんで」
葵「い、言わないよ……こういう時ぐらい」
京太郎「?」
トシ「そう言えばインタビューは多少受ける覚悟しときな」
京太郎「パーティーなのに!?」
トシ「そういうの含めてのパーティーさ、そう言えばアレ聞かれるよ」
京太郎「あれ?」
―――ホテル・女子部屋
京太郎(ワイワイしながらパーティーは終わった、美味いもの食って、みんなと喋って、インタビュー受けて)
京太郎「だが……」
塞「ホラ、テレビに出てるヨ、京太郎?」
胡桃「なにを言うか、楽しみダナー」
エイスリン「ンー?」
白望「楽しみ、ダネ」
豊音「私知ってるよっ?」
葵「しっ!」
豊音「?」
-テレビ-
「須賀君! 優勝したら思い人をカメラの前で伝えるって言ってたけど、言ってくれるのかな!?」
「言うよね、切腹だもんね!」
「さぁ言うんだ! 松実宥さんですって!」
「いいやおじょ、辻垣内智葉さんですって!」
京太郎「お、俺が好きなのは……」
「好きなのは!!?」
京太郎「み、宮守のみんなでーす。かかか、感謝の気持ちで一杯だから思い人ー……なんつって」
「じゃあ、ハーレムか!?」
「ハーレム宣言!?」
「じゃあ宮守だけじゃなくてもいいってことか!?」
「すげぇ須賀さんマジすげぇ!」
「京ちゃんペロペロ」
―――ホテル・女子部屋
京太郎「……面目ない」
塞「サイテー」
エイスリン「ハァ……」ヤレヤレ
胡桃「ふーん」
白望「ダル」
豊音「えへへ、私もみんな大好きだよーっ」
葵「まぶしい!」
京太郎「だ、だって誰が好きとかわかんないし……半端な気持ちで考えても、これまで一緒にいたみんなに失礼だし」
葵「……いや、須賀は須賀で重い」
京太郎「えっ!?」
葵「いいじゃん、付き合ってみれば……別に結婚しろと言ってるわけじゃないんだし」
京太郎「で、でもでも……」
葵「今更このメンツが誰か一人をハブにしたりするわけないでしょ、今まで一緒で一蓮托生、この五人の絆、散々見てきたでしょ?」
京太郎「……」チラッ
白望「?」
塞「面と向かって言われると恥ずかしいけどね……」ポリポリ
胡桃「ま、そういうことかな!」
エイスリン「!」グッ
豊音「絆パワーだよ! あと、葵も!」ギュッ
葵「わわっ!?」
京太郎「……その、もうちょっと考えても良いですか?」
葵「……ま、私が口出すのもおかしい話だしね、うん、考えなよしっかり」フッ
京太郎「うっす」ニッ
トシ「さて寝た寝た、明日は観光して帰るよ」
京太郎「あ、うっす!」
トシ「今日は誰と寝るんだい?」フッ
京太郎「余計なことを」
葵「優勝したし姉帯さん?」
京太郎「えっと、そうなります?」
豊音「良いの?」
京太郎「俺は全然」フッ
豊音「……うんっ」ニコッ
―――10分後・ホテル・自室
京太郎「ま、特になにもないし、豊音さんとは……ああでもキスは結構きつ、ってか俺の常識どこいった」
コンコン
京太郎「はいはい」
ガチャッ
京太郎「いらっしゃい、まぁ寝るだけなんですけど、無茶じゃなきゃ多少のリクエストは……」
京太郎(あれ、上にある頭がない……)スッ
葵「……ど、どうも」
京太郎「……あ、葵さん」
葵「そ、その……お、お世話になります」
京太郎「こ、こちらこそ……」
∧人/ \ / )Lノイ / / /{
l∨ \ \ ∧/l/ Иイ / / /イ
八 \ / |ノ〉 / _/
\ \ Ν L_ / Ζ/l
_> __} Z/ / / /
) \ ∨┌―――‐┐ /l/´ / /
⌒フ ∨| ∋+∈ ∨/ /
⌒ア 八「トェv‐vェイl八/-トミー=彡'
⌒Y^フT^ヽ И=、 , =/ /:::::::\ \
/ _」---\_〉 -‐-/ /::::::::::::::::\} ねむーい! 寝る!
l /:::::/⌒ヽ` ┴::^YY´ ̄ ̄`ヽ::::|
l {:::/ >―┤ ̄`ヽ |::::| 次回は葵と寝るとこからってことで
∨::| / 、l 〈 、 } |::/ -――=ミ
∨ l´ ̄ ̄ ̄ ̄`Y〉〉 / /l\___ / 正月にはエロ投稿しようかと思ったけどやめといたゾ
\|{{r――┐}}|〈 厶イ /}/∨ \>
-=ニ三≫'^lノノノ| ∨/ / ∧ ∨/
-=ニ三≫'^く ̄ ̄ノフ^7¨¨¨´ //∧ ‘,
-=ニ三三≫'^ |\__>‐く__/-' ___//::::∧ ‘,
-=ニ三三≫'^ |::::::\/ ̄ ̄ /-‐':::::::::j{ ∨ ∧
/ /三≫'" |:::::/ /::::::::::::::::j{ ∨ ∧
. //≫'". |::/ -‐=ニ二7::::::::::::::::::j{ ∨ ∧
. l≫" // /:::::::::::::::::::j{ ∨ ∧
/ ------ /:::::::::::::::::::::j{ ∨ ∧
/ --,-―‐━━:::':::::::::::::::::::::::j{ ∨ ∧
/´ ̄ ̄∨::::::::::::/::::::::::::::::::::::::/
∨:::/:::::::::::::::::::::::::::/
乙~
ヘビさん可愛いよ
脳内変換で
葵「(かっこよかったよ)あ、いや、なんでもないから! なんでも!」
葵「い、言わないよ……こういう(好きだって自覚した)時ぐらい」
葵「いいじゃん、(私と)付き合ってみれば……別に(今すぐ)結婚しろと言ってるわけじゃないんだし」
てなってた
_
/{ /{/´/-‐/_
. ト| ´ /__
ヽ‐| <
< __ _ヽ
/ィ ∧{∨ ,rュ<ヽ}、} \
/イ' { _"`=´_ } ヽ{/{
ミx /ィ { { tッ、 ̄ xtッ} } /{/ ´彡
ミ'` }/, { ゞ〃´ ヾ/ /´ 彡 連日再開するとは思わなかったろう、再開だよ!
ミ }/\{ _`´_ { 《 ヾ、
ミ 'ノリ}\ r 、/' _、ー=ー` とりあえず続きから、佳境だからサクサク進めないとだし
ヾ } : : :| ||: :{ _、-‐` __\
`ミ /:: :: ::| ||: :ゞイミ {`ヽ、/´ ___\
. /´‐- '´: : : r'´ヽ } //: : : {:{ {: \/´ \ ヽ}
//: :/:〉'――ゞ_ }‐┐:\: { .{/ /: _\___ヽ
; {: /:/ ____} ゝ __r―――: :`ヽ: : ヽ
/´ ̄ 人 マ: : : : : : : : : : : : /
./ ` ー―ヽ―マ: : : : : : : : : : /
`ー`―――― ´
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l l
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: | |: : : : : : :}
―――十分ほど前
葵「……」ペラペラ
塞「なにやってんの?」
葵「麻雀の教本呼んでるんだよ、まぁこれからもやってきたしさ……悔しい思いしたんだから、次は勝てるように」フッ
胡桃「偉い!」
葵「あはは、そっかな?」
豊音「葵!」
葵「ん、どうしたの姉帯さん?」
豊音「今日、京ちゃんと一緒に寝て良いよ、代わるからっ」ニコッ
葵「……へ?」
白望「ま、良いんじゃない……?」
エイスリン「ウン♪」
葵「ま、待った待った、せっかく優勝したんだから」
塞「前までなら『なんで須賀と寝るのさ!』ぐらい言ってたのに」
葵「うっ……いやそれはなんていうか、うんともかく私は良いから」
豊音「えー」
葵「えーじゃない、姉帯さんが頑張ったんだからご褒美でしょ?」
豊音「それじゃ私からのご褒美だよっ葵へのお礼! 支えてくれたりしたことへのっ!」ニコッ
_ -=ニ二二ニニ=、
/ニニニニニニニニ\ / }
./ニニ -ー ¨ ̄ ̄ ̄ ̄ ーヽー-、
__ /-- ──ニニニ二二二二二ニニ-/、_
_-=ニニ/::::::::::::i::::::::::::::::l:::ハ:::ト、::::::::::::::::マ二ニニ=-
-=ニニ二/:::::::::::::::::ハ::i、::::::::::!::i-l::l-'::::::::::::::::::マ二二二ニ-
マニニニニ/::::::::::::::ハ::i^i/ V:::::::!::l .i/ ハ:::::::::::::::マニニ= ̄
`` ー/::イ:::::::::::i/ ___\:::i::l x==ミ i::::::::/::::i
i:/ i:::::::::::::! 〃^⌒ \::: ′:/::::::::V
ヾ .iハ:::::::ト::! 〃 \:: ゙/::::/:::::::ハ:::V
ヽ)::::::个...、 ヽ - ─" イ:/:::::::::::::i \',
/::::::::::::::::::::>ー- <、:::::i/:::ヽ::::::::::V ヽ
/::::::::::::::::::::ノ ̄∧∧ ̄V、:::_::::::::::::::::::V ゙、
′:::::::::>"ニi /i:::::::∧_∧ニニ`<::::::::::::V }
/:::::::::イニニ/ニi/::::∧::::VニiニニニニV:::::::::::::Vノ
′:::Vニニニ/__ニ!:::/ i:::/=≦二二ニV::::::::::::::∨
,′::::/ニニニフニニi/ /ニニ>ニニニニV::::::::::::::}
,′::::/二二二ニヽニニ∨二/ニニニニニV:::::::::::::}
葵「……姉帯さん」
塞「さて、まだ遠慮する?」
胡桃「もうバレてるし」
白望「ん」
葵「……え、えっと……」
―――ホテル・自室
京太郎(な、なにがあったんだ一体)
葵「……」カァッ
京太郎(お、俺と葵さんが一つのベッドでだと……こ、これは予想外! あまりに予想外!)
葵(くぅ、前までならなんとも思わなかったのにっ……な、なにが原因、昼間に須賀の前で恥ずかしいとこ見せちゃったけどっ)
京太郎(ぐおぉ、俺はどうすれば良い!)
?(お義兄ちゃん! 目の前のおもちには敬意を払い、揉んでしゃぶる!)
京太郎(なに! おっぱいとは手が届かないものではないのか!?)
?(今のお義兄ちゃんなら届く)
京太郎(今の俺なら……)ゴクリ チラッ
葵(ていうか、私こんな……寝間着で、ブラもつけずに、どうしよ……やば、凄い恥ずかしくなってきた)カァッ
京太郎(あれは谷間!)ハッ
京太郎「……」ゴクリ
?(笑顔を……おもちで、みんなに笑顔を……)
. /.::.::/{ 人_,/| |\_人 ト、.::.::.::.::.: \
/ . . . . . . . : : : : : : : : . . . \
, . . . . : : .:. .:..:.:.:.:.:.:. .:. .:.:.:.:.:..ヽ:. . :. ヽ
/ . . . : .:.:.:.:.:.:.:′.:.:.:.:. i{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:..‘. ∧
/ :/ :/:/ ..:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.:.:. | :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨. ‘.. .
/ .イ ′:.:.:.:.:.:{:.:.:.:,| ...:.:.:.: {∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:. :. i
././ ′:!.:.|.......:小:.:.ハ__ .:.:.:.:iハ 斗:十:.ト:. .|:.:... i:. :
i:.′} . :|. :! :.:.:斗{:.:「 丁i .:.:.:.ト:.V ヘ:.{\:.:.`!:.:.:. |: :|
|′.′::l .:|.ト:. .::| ヽ 气{\:.:{ \ ヽ. \} :. : |: :{
i . .:.|:八.:.|ヽ{ _ \ ,z≦ミ、| :.: :.!:. |!
| : /|.::.:.:.::! ,ァ= =ミ ´ `'^| :. : |:.小
|.:/ :! .:.:.:.ハ ′ /i/, | :. : |:.|i
|:′:} .:.: :| ∨ /i ' .:. :. :.!:. l: {
○: :′.:.:.ト. . , 八:.:..:}:. l:.‘
/:.{: :| .:.:.:. {:: 込 ` ´ /}::.:.:./::. :!:. ‘
/:;:.|:.::| .:.:.:. |:::::::个:..... .イ::∨:.:.:/:/.:.′:∧
i:/{:.! .:| .:.:.:. |:::::::/:::::::::ノ}≧ - ´ {入:/.:.:./i/:.:.′:. . ‘.
|{∧{..:.i:.:{:.:.:‘:.:.::::::::/ 乂 / /:.:.:/V:.:.:.{:.:.:. . . ‘.
.′..:.八:!ム:.七¨⌒} >t_ん /:./「/:.:.: 厂 ̄ ≧ 、
/ . rヘ´ ヽ \ | ∧ ∧'ィ斗v′:.:/ ヽ
. / . :′ 八_{ ̄≧ V__/イ´ {'リ:.:.:.:′ / }
/ . . {⌒ヽ 八 z__{ }___, {.':.:.:./ / |
.′. .:| \ 《 ハ下 . /.:.:.:.′ , 小
/ . . .:.{ ヽ } ∧__/ }ハ ≧7.:.:.:./ / {:∧
. / . ./..:.:} . | く / } ;:.:.:.:.:′ .′/ {:. .‘.
/ . ./..:.:.:.i ∨ } `≧-ヘ ∧ノ}:.:.:.:.{ . { .′ }:. . ‘.
/ . :/′:.:.:.} ‘. V| ∨ |:ノ}:.:} j / / {:.:. . ‘.
京太郎(お、おもちで……)ヤジュウノガンコウ
ワキワキ
京太郎(おもちで、笑顔を……は、反逆の! ライトニングディスオ)
葵「な、なにやってるの?」
京太郎「はっ!?」
京太郎(俺は、両手をわきわきさせつつ葵さんの胸に手を当てようとしている、葵さんは困惑した顔、これは間違いない……間違いなく……!)
犯 罪 未 遂 !
京太郎(終わったビングだ俺ぇ)
葵「……わ、私の胸、そんなに……さわりたかった?」
京太郎「い、いやそういうわけじゃないっす! ああ違う! 魅力的じゃないとか言ってるわけじゃなくて、良い胸してますね! ってそれも違う!」
葵「……だ、ダメだよさすがに」カァッ
京太郎「う、うっす」
葵「も、もうちょっと……待ってて? 私だって、心の整理、ついて、ないしっ……」マッカ
京太郎(え、誰この可愛い人、葵さん? この人ってなんつーかそういう感じじゃ……)
葵「ご、ごめん……ね?」ウワメヅカイ
京太郎「い、いや謝る、ことじゃ……」カァッ
京太郎(くっそぉ、一体どうしたんだ葵さんはッ!)
葵「……ね、ねぇ須賀?」
京太郎「な、なんっすか?」
葵「も、もうちょっと寄って良い?」
京太郎「あ、はい」
京太郎(あれ、でもこれ以上近づいたら……?)
葵「んっ」ギュッ
ムニュ
京太郎(こうなるよね!)
京太郎(おおおっ、葵さんに抱き着かれることなど夢にも思わなんだ……くっ、どうする。抜け出そうなんてことは考えない! おっぱい最高!)
?(それでこそお義兄ちゃんですのだ!)
京太郎(ああ! だがこれでは俺の息子が!)
?(お、お義兄ちゃんの息子……おいっこ?)
京太郎(なんなんだこの脳内義妹は!)
葵「ねぇ、須賀?」
京太郎「ひゃい!」
葵「……名前で、呼んで良い?」
京太郎「あ、え……はい、そりゃもう、俺は葵さんって呼んでるし」
葵「……きょ、きょう……京太、郎」
京太郎「おお……」
京太郎(すっげー新鮮)
葵「京太郎……」ボソッ
京太郎「は、はい」
葵「えへへ、京太郎……っ」フフッ
京太郎(威力たけー!)
葵「……おやすみ、京太郎」
京太郎「お、おやすみっす、葵さん」
葵「んっ……」ギュッ
京太郎(……寝れねぇぇぇぇっ!!)
―――朝
キテ……オ……
京太郎「ん?」
葵「おはよう」
京太郎「あ、ああ……おはようっす」ムクッ
京太郎(一緒に寝ちゃったんだよな)
葵「ほら、私先に戻ってるからね」タッタッタッ
京太郎「ん……」
ガチーン
京太郎「oh……」
京太郎(我が息子よ、元気だね)
―――廊下
葵(あ、あれが朝、朝だ……っ!!)カァッ
葵「うぁ……み、みちゃったぁ……」マッカ
トシ(京ちゃんの部屋の前で顔押さえてうずくまってる……なんとなく察するけど)
―――ホテル・女子部屋
ガチャッ
京太郎「うっす、おはようございます」
豊音「あ、おはよー京ちゃん♪」
京太郎「おはようございます」ニッ
塞「葵が先に戻ってくるから起きてないかと思った」
葵「起こしてすぐに出たの」
塞「……凄かったでしょ?」ボソッ
葵「ななな、なにが!!?」カァッ
京太郎「どうしました?」
葵「なんでも!」
京太郎「?」
白望「ん」ギュッ
京太郎「ん?」
白望「改めて、おめでと」
京太郎「ありがとうございます」フッ
胡桃「それじゃ私も!」ギュッ
エイスリン「ワタシも!」ギュッ
京太郎「え、なにこれは、興奮するんだけど」
白望「して、良いよ?」
京太郎「やめて! と、とりあえずなんでまた?」
胡桃「テレビ!」ビシッ
京太郎「ん?」チラッ
―――テレビ
はやり「誠実な子だし、こんな感じで男子もこれから期待できるね☆」
良子「と、牌のお姉さんは言っているようです」
はやり「それに、私が好みだなんて良い子だと思うヨ☆」
良子「犯罪はダメですよ」
はやり「当然だよ!」プンスコ
―――
京太郎「俺の話?」
トシ「話題性強いからねぇ、京ちゃんは」アハハ
京太郎「えー」
トシ「さて、観光にでも行こうかい」
京太郎「俺、グラサンとかかけた方が良いっすか?」
トシ「大丈夫だろ、ダメだったらグラサンかけな、それとノースリーブの赤い服を着な」
京太郎「俺はどこの大尉っすか」
葵「逆に赤い服でオールバックにするってのもあるよ」
京太郎「逆襲のキョウはじまっちゃいますけど」
塞「なんの話?」
白望「さぁ……」
京太郎「まぁ、とりあえず行きますか、何時の新幹線で帰るんですか」
トシ「7時のやつ、向こうにつくのはちょっと遅くなるけどまぁ問題無いように全員送ってくよ」
京太郎「俺以外っすか?」
トシ「むしろ京ちゃんは塞と葵を送ってってね、近いし」
京太郎「近くはないと思いますけど、了解っす」
トシ「さて、観光いくよ」
豊音「浅草!」
トシ「はいはい」フフッ
京太郎(さて、今日で東京も最後か……ちょっと寂しくなるな)
_)\/|/(_
_)` <_
ノ <
フ _______ 孑
__z-√`''厶_| ィ@フ | そて‐-z__
_> {_| 〔トェv‐vェイ |从{ <_ 今回はここまでだ!
. 〉 |__] _|: Y_/ 〈
∠_ ミx:::心_二_イリ{ ,ゝ 次回は観光ってことで、そしたら宮守に戻って飛ばし飛ばしイベント
イ _孑////////j{ィ ≧
Ζ___ ミx//////////彡x _ミx なんかあったら言ってくれ、それじゃ!
イ::}イム\リ\{─────‐弋=从i个リト、
. j{::::j{ ∧=ニコリ::::::::::::::::::::::::::::::::::/三)}i::}i
j{__;j{∨ ∧=ニコs≦ ̄¨"'''- ュ,,≦_弋¨ム:::}!
j{::::j{ ∨ _》////≧¨¬<_ }//∧ム:::}!
|___| ∨イ//////}_,s>・''`;<j{/////}:::|
|:::::| j}守三二才゙::::::::::::::::::::::::::゙≦三/::::|
|___| ,マ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::├─┘
|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
|:::::::::::::::::::Hl────lH:::::::::::|
[二ニニ≡|::::::::::::::::::::::::::::|ニ二]
}//////├l────l┤///{
唐突な安価置いていくスタイル、コンマ二桁で
01~20 白望
21~40 塞
41~60 胡桃
61~80 エイスリン
81~98 豊音
ゾロ目 葵
◇安価1↓
< __,,.. --、 /
/ /´,, ==〃 \从ハ >
⌒7∠ィ/ 〃fニミ ヽ \
/ | }/ ム ニ ノ ‘, /
∠ | ____,,.. -‐=ニ、 } \
}/| |─‐- 、 -=≦__ `ヽ }_ / さて、再開すんぞ!
| |.r==ミ 〉 '´ ̄`^゙ } .} ヽ >
| | / ,′ :}ヽ } > 塞さんってことで、今回は普通にラブコメしてぇなぁ(トオイメ)
| | { 、 __/ }// 〈
/{ / | |/ / /_/ \/(/(__/(_ノ! レズ、じゃなくてヘビ、じゃなくて葵好評で安心したゾ
∧ /(/ V | | <ニ二二フ { / /⌒
ト、/ ` | |、 `¨¨¨ ´ .{ / }\{: : : : :/(ノ 、 : : : : :´(
} V:ハ ./ {____/ i / /\!: : /(/ : : : : : : : : \
\ ‐-y : : : :ヾ-ゝ {{_____,.. イ .!V ∨:/(/ : : : : : : : : : : :/
\ : : : : : : r┴────-----{: : :/ : : : : : : : : : :∠__
<⌒´ : : : : : : :}二二二二二二ニニ/(/ : : : : : : : : : : : /
. > : : : : : : /二二二二二二二/ : : : : : : : : : :/
―――浅草
京太郎「あー、なんでこうなった?」
塞「ごめんね京太郎、迷子になっちゃって」
京太郎「まぁ携帯あるんで良いんですけど、ラインもう入ってるし」
塞「グループの方だ、私も……先にスカイツリーの方行くって」
京太郎「俺達も行きますか、てか待っててくれても」
塞(もしかして二人きりにしてくれたとか? 良いのかな?)
京太郎「さて、行きますか」スッ
塞「えっ」
京太郎「あ、すみません、なんで手を出したし」
塞「ううん、えい」ギュッ
京太郎「……それじゃ、行きますか」フッ
塞「だね、そこらの屋台見て行こうよ」
京太郎「ですね、せっかくだし」
塞「うん」フフッ
京太郎「っていうか休日ってこともあってこんでますね」
塞「混んでなきゃはぐれないよさすがに」
京太郎「そうなんっすけど、大丈夫ですか?」
塞「うん、手……繋いでるしね」ニコッ
京太郎「う、うっす」
京太郎(おかしい、いつもの塞さんじゃない!)
塞「あ、あそこのかき氷おいしそう」
京太郎「それじゃそれ食ったらいきますか、さすがに暑い」
塞「ごめんね、手汗とか」
京太郎「いや、俺こそ」
塞「いやほら、京太郎の汗は私の大事なおか」ガシッ
京太郎(やっぱりいつもの塞さんだ)
塞(こんな場所で口塞いでくるなんて……!)カァッ
くそ!途中までは良かったのに!
―――電車
京太郎「やっぱ混んでますね」
塞「うん……」
京太郎(なぜかドアの前の塞さんに俺が壁ドンする感じに……なんつーか王道っつか、てか後ろから押されて)
塞「ち、近ぃ……」カァッ
京太郎「す、すみません……」
京太郎(散々これよりやべぇことしてる気がするけど……これは別のベクトルでやばい)
塞(こんな前に、京太郎の顔が、吐息も……感じる距離で)カァッ
京太郎(うおぉ、肌とか眼とか綺麗だし……ヤバい)
塞「も、もうちょっとこっち来ても平気、だよ……ほら首横によければ」
京太郎「そ、それじゃ」
グイッ
京太郎「ぬっ!」
塞「っ」
京太郎(ぐおぉ、塞さんの首に口を付ける形に、しかも出れん!)
塞「つ、通勤ラッシュじゃないんだから……」
京太郎「てか、ほんと、すいません」
塞「と、得する塞?」
京太郎「損する京太郎?」
塞「損って」シュン
京太郎「うそうそ、超役得っす」
塞「そ、そう」カァッ
京太郎(なにこの人可愛い)
―――スカイツリー付近
京太郎「あーついた、ようやくついた!」
塞「みんなはどうしたんだろ」
京太郎「ん、展望台に上ってるらしいんで俺達も行きますか」
塞「うん、あ、京太郎」
京太郎「はい?」
塞「えっと、手、良い……?」
京太郎「別に今更許可いりませんよ、はい」ギュッ
塞「……京太郎ってさ」
京太郎「はい?」
塞「……タラシだよねやっぱ」
京太郎「なんですか突然」
塞「いや、一回好きになったら大変だなって、絶対嫌いにはなれないし」
京太郎「俺のこと買い被りすぎっすよ」
塞「そんなことないって、宮守のみんなも私含めてみんながみんな好き放題しても、それを許してる京太郎を怒るわけでもなくさ」
京太郎「あー、みんなが優しいだけじゃないっすか?」
塞「そうかな、ていうか色々心配だよ、仕事についても1年も働いたら職場の女の子全員落とすんじゃないかって」
京太郎「ないない」アハハ
塞「そう言ってた葵がね」
京太郎「……なんで俺、葵さんに好かれたんっすか?」
塞「さぁ、なんでかは自分で考えるか……一緒にいてなんとなく好きになったか、じゃない?」クスッ
京太郎「塞さんも?」
塞「うん、一緒にいて、なんとなく好きになって……今は、愛してるよ」
京太郎「……すみません」
塞「そういうときは謝るんじゃないでしょ、振られたかと思った」
京太郎「いや、そりゃそうっすね……ありがとうございます」フッ
塞「それでよしっ」ニコッ
(やだ、塞さんで健全してると違和感しゅごぃ
―――スカイツリー・展望台
京太郎「お待たせっす」
塞「ごめんねー」アハハ
豊音「平気だったー?」
塞「京太郎に口説かれた」
白望「!」ガタッ
胡桃「シロが立った!!?」
塞「まぁ冗談だけど」
白望「……」グテー
胡桃「一瞬でダルがった!?」
葵「ホント凄いよね、小瀬川さんがここまで自分で動くなんて」
エイスリン「ラブパワー!」
葵「うん、ほんとそれ」
胡桃「葵が麻雀でここまで勝てたのも?」
エイスリン「ラブパワー!?」
葵「す、好きになったって自覚しはじめたのも、その……昨日、だし」カァッ
京太郎「え、なにこの乙女」
塞「みんなが愛したレズは死んだ!」
トシ「バイだからさ」
葵「私は元々ノンケだ!」
―――東京駅
京太郎「さて、それじゃ帰りますか」
トシ「だね……」
塞「東京ともさよならだね」
胡桃「うん、また来よ!」
エイスリン「ウン♪」
京太郎「なぁに、来年は俺が連れてきますよ」フッ
豊音「わー、頼もしいよーっ」ギュッ
京太郎(おもち!)
白望「よろしくね」
京太郎「うっす!」グッ
トシ「来年に生徒が沢山入ってくれればいいけどねぇ」
京太郎「ですね、男子生徒も入れば良いけど女子生徒の方が多いでしょうし」アハハ
葵「……私たちだけの、京太郎じゃなくなったら、少し……寂しいよね」アハハ…
白望「葵……」
エイスリン「……」
胡桃「だね」
塞「……か、可愛いなぁ葵は!」ナデナデ
葵「えっ!? なになに!?」アタフタ
豊音「大丈夫だから京ちゃんを信じよっ! 泣かないでー!」ギュゥッ
葵「泣いてないから!」カァッ
京太郎「なんつーか、あんまやると惚れるんでやめてください」
葵「え、そ、それは願ったりかなったり、とか……って私のキャラじゃないからこういうの!」ウガー!
塞「怒涛の追い上げ!?」
エイスリン「ノウリョク!?」
葵「やめて恥ずかしいから!」マッカ
京太郎「あはは」
智葉「京太郎」ボソッ
京太郎「ひぇっ!?」
京太郎「さささ、智葉さん!?」
智葉「見送りにきた」
京太郎「み、見送りにって……わ、わざわざありがとうございます」
智葉「気にするな、大事な友達だ……初めてなんだ、京太郎がっ」
京太郎「さ、智葉さん?」
智葉「必ず会いに行くからな、そしたら一緒に、ふふふっ……沢山遊ぼう、京太郎の家にもいきたいな……」
京太郎「は、はい、そしたらぜひ……」
京太郎(対○忍シリーズはしまっとかなきゃ)
智葉「ああ、友達だから……一日に一回は必ずメールするからな」
京太郎「はい、ま、待ってます」
智葉「ちゃんと菓子折りとかもっていかなきゃだ、それにしっかりとした服装で……」ブツブツ
京太郎「そ、それじゃさよなら智葉さん!」
智葉「京太郎!」ギュッ
京太郎「おもち」
智葉「……また、な?」ニコッ
京太郎(なんで瞳に光が無いんですかねぇ……)チラッ
葵(自分でなんとかしろ……)
京太郎(殺生な!)
智葉「なぜ私の方を見ないんだ京太郎? なぁ、私がそんなに鬱陶しいか? 嫌いになったか? 嫌いにならないでっ、捨てないでっ」ギュゥッ
京太郎「大好き! うんほんと! 智葉さんみたいな友達が持ててうれしい!」
智葉「そうか、そうかっ……!」パァッ
京太郎(……良い人なんだけどなぁ、想いが重いんだよなぁ)
―――新幹線
京太郎「ふぅ」ストン
塞「隣失礼しますっと」スッ
京太郎「塞さん、今日はやけに絡みありますね」
塞「いつもと変わらなくない?」
京太郎「そうっすか?」
塞「うん、それより……あっち」ユビサシ
京太郎「窓の外っすか?」
智葉「!」フリフリ
京太郎「ああ、ほんとあんな美人な友達ができるとは」フリフリ
塞「ホントに友達だよね?」
京太郎「なにを疑ってんですか、向こうが友達って言ってるんだから間違いないでしょ」
塞「そう、そうなのかな……距離感が凄いっていうか」
京太郎「?」
塞「いや、無事なら言うことないんだけどさ……」
京太郎「……」フリフリ
智葉「……」ニコッ
京太郎「お、走り出した」
塞「これで東京ともお別れかぁ」
豊音「また来年来ればいいよっ」
京太郎「ですね、みんなで……」フッ
葵「ねぇ、辻垣内さん追っかけてくるけど」
京太郎「いやぁ良い友達だなぁ」
葵「あ、行き止まり……泣きそうな顔してるけど」
京太郎「良い友達を持ったなぁ」トオイメ
| |
| |
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_)\/|/(__ | |
. _)` <_ | |
ノ < | |
フ _______ 孑lト、 | |
厶 | ィ@フ | そli}、\| |
从| {トェv‐vェイ} |从{// `-、ハ! すまん、短いけどここまでだ!
. 八] l [_/ /// V}
j{ 心_二_イ彡/ }`ヽ もうちょっと投下するつもりだったんだけど
{ `≧=≦¨´ j`7ハ、
小、 /} : lト、 非力な私を許してくれ……
゜ヾ、 //|/ :l| ヽ
ヘ -_.ノ/イハ:..:ハ ハ
{ミ/ー<彡'´ ′ }/ ハ
{ハ ̄ / ∧
ヾ } }!
| |
l! |
|l i |
|l | |
智葉「誕生日と聞いて組の者総出で祝いに来たぞ!友達だからな!」
京太郎「」
やったね京ちゃん家族(義兄弟)が増えるよ!
乙!
家に帰ると母と談笑しているサトハがいるんですか?
ところで、ハルエ達に焼き肉は奢ったのかな?
ここまでくると智葉さんの中でどれだけトモダチいないんだよ疑惑
./| /| . イ
./ |/ '" 厶-‐ァ
|∨ ¨¨¨ア
j_ -‐━‐- _ <
i「 , | >
i|@) __ |rへ \ j/(____
iL_.ィf歹| | j| .厂 ̄ <
ア __| |___ソ / __>
く __ / 厂| ∧| `\_ お前たちは本当に智葉さんが好きだな! イッチも好きです!
Nマ } | / ,И/ _.ィ( \_
N八 こ .|_/_-ニiN ア´ >< ̄ にしても総合スレで書いたら一瞬でイッチだって特定されてびっくりしたぞ(すっとぼけ)
_> `ー=弌‐ニニN __/ / 丶、__
xへ、 |ー ⌒\ __/ / / まぁなにはともあれ再開じゃ!
/ |z―┐ i| ∠__ > __( / > 、
/i| /| i iИ∧j И∧| 丶、 / / .>
/ ././∧ 、 /∧ Ⅷ |i|i ≧=- L|丶、>、 / /
i|,/ // \ 、_∧ Ⅷ .|i|i _ "⌒寸ニ=- _>--'⌒ー'
/∧ 、 `ー∧_Ⅷ_____ 斗''"⌒\ 寸ニニニ∨⌒
. 〈/ \ 、__/⌒ 、 __ '"⌒\. 寸ニニ/ /
\  ̄ ̄ ∨ `、 ̄ ̄ `7 マニ圦 ./
>>474
まだだから今度やるよ~ん
>>477
貴重な男友達で気遣いできて良い距離感保ってくれるからね(自分が良い距離感保つとは言ってない)
―――宮守
京太郎「わーすっかり夜だ」
塞「最終だしね、あぶなかった」
トシ「そういや昔最終電車ってゲームがあってねぇ」
豊音「スーファミだ!」
胡桃「なんで知ってるの……?」
エイスリン「タダイマ!」
京太郎「まぁこんな時間に出迎えなんてあるわけないんですけどね!」
トシ「ま、明日になったら話しかけられたりするだろ……明日、部室集合ね」
京太郎「えっ、休みじゃないの!?」
葵「まぁ祝勝会はしたいし、ね?」
豊音「うん!」
エイスリン「アシタもタノシミ、ダネ!」
京太郎「……ま、いっか、それじゃ帰りますか」
トシ「そうだねぇ」
白望「ダル……」
京太郎「えっと、帰り道的に途中まで全員一緒ですよね」
トシ「……タクシー代、出してあげようかね」フッ
京太郎「マジで!?」
塞「さすがトシさん!」
葵「いやトシ様!」
胡桃「様様!」
エイスリン「トシ is God!」
白望「……ん」グッ
豊音「タクシーなんて、良いのかなぁ?」
トシ「遠慮しないで乗りな」
豊音「は、はいっ、タクシーなんてはじめてだよー!」パァッ
京太郎「なに、俺らが悪いの?」
葵「なぜか胸が痛い!」
塞「ちょっとは遠慮必要だよね、うん」
京太郎(そしてタクシーを三台に分けて3:3:2で乗ることとなった、同じ方ってことで俺と塞さんと葵さんが一緒)
京太郎「それじゃお疲れさまでした!」
葵「うん、お疲れ」
塞「また明日ね!」
京太郎「うっす、また!」
運転手「兄ちゃんホントお疲れ!」
京太郎「うっす!」
京太郎(やっぱ知名度あがったんだなぁ)
ピンポン
須賀母「はいはい、あら京ちゃん!」パァッ
京太郎「ただいまっと、あー疲れた」
須賀母「本当に、おめでとう……」クスッ
京太郎「おう、本当に疲れた」ハァ
須賀母「それで」
京太郎「ん?」
須賀母「誰かとシッポリやったの!!?」グッ
京太郎「ばか、親指を人差し指と中指で挟むな馬鹿」
須賀母「気になる! お母さん気になります!」
京太郎「なにもねぇよ! 俺は童貞だ!」
須賀母「つまんなーい!」
京太郎「つまんないもなにもねぇよ! こちとら理性ゴリゴリ削れて大変だったんだ」
須賀母「え、理性がゴリゴリ削れるほどのなに? なにがあったの!?」
京太郎「ぐぬぬ……」
京太郎(逃げ切れん!)
―――リビング
京太郎「あー久々の母さんの飯は美味いわ」
須賀母「ありがとう、で? なにがあったの?」
京太郎「……えっと、同じ部屋で寝た?」
須賀母「え、なにそれ詳しく!」
京太郎「色々あるんだよ色々!」
須賀母「えー!」
京太郎「えーじゃない! 明日も部活あるから俺は寝るぞ!」
須賀母「……京ちゃん」
京太郎「ん、何も言わないぞ?」
須賀母「……お疲れさま。それと……頑張ったわね」ニコッ
京太郎「……おう、ありがと」ポリポリ
―――翌日・宮守高校前
京太郎「さてと……みんなもうついてるかな」
ザッ
京太郎「あれ、なんかにぎわってる」
トシ「お、来たね」
豊音「京ちゃんー!」ブンブン
ワイワイガヤガヤ
塞「待ってたよ!」
京太郎「これは一体」
「男子個人戦一位! おめでとう!」
京太郎「……へ?」
豊音「えへへ、30分前に私も言ってもらったんだよー」ニコッ
京太郎「あ、ああ、なるほど……昨日遅かったから、今日、ですか」ハハッ
胡桃「みんな見てたって!」
白望「地元のことだし、ほんと、私のお母さんもおめでとうって」
京太郎「あー、くっそ……嬉しい」
豊音「えへへ、男女で一位だよっ!」
京太郎「あはは……っすね」ニッ
トシ「さて、お祭りじゃないけど色々、地元のテレビとかも来てるから」
京太郎「え、トシさんもですよね?」
トシ「まぁね」
京太郎「……それじゃみんなで、っすね」ニッ
白望「うん」
塞「だね」ハハッ
胡桃「うん!」
エイスリン「ミンナデ!」
豊音「ね!」ニコッ
葵「大したことできなかったけど……」
京太郎「ほら、葵さんも!」
葵「……うんっ」ニコッ
京太郎(こうして終わった……俺の最初の夏、そしてみんなの最後の夏が)
京太郎(正直、それから一週間の休みがあったが、うち4日ほどはみんなと一緒に遊んだのでそれほど休みにもなってなかった)
京太郎(それが終わったら引退だからと言っていたが、どうせ部室が溜まり場になると思うし、寂しくはない)
京太郎(ただ来年からのことを考えれば今のうちに色々やっておくべきなんだろう。だから夏休みが終わっても、俺はみんなと一緒にいる)
京太郎(結局、あれから一月が経ったが返事は出せない。みんなからの好意に返事をすることはできない)
京太郎(少なからず今は無理だ。答えが出せない。口が裂けても、一瞬誰かにクラっときたからと言っても絶対に口に出せない)
京太郎(出しちゃいけないと俺の本能が言ってる)
京太郎(たぶん答えをここで出せば俺が―――死ぬ、気がする)
須賀母「あらあら、良い子を見つけたのね京ちゃん」フフッ
智葉「はい、京太郎とは親友ですから、なぁ京太郎」ニコッ
京太郎「うん、俺智葉さんと友達! もう親友!」
智葉「し、親友だなんて……そんなっ」カァッ
京太郎(なんで親友で顔赤らめるんだよ! 親友ってなんだ!)
須賀母「あらあら、文化祭を見るためにわざわざ東京から来てくれるなんてとってもいい子じゃない」
智葉「京太郎のためなら、地球の裏側だって来ます!」
須賀母「あらあら、京ちゃんのことが大好きなのね、お母さんとして鼻が高いわ」
智葉「だ、大好き……は、はい、京太郎のことは好きです。大事な、友達ですから、ね?」ニコッ
京太郎「うん! 俺も智葉さん大好き!」
須賀母「あらあら」オホホ
―――宇夫方家・居間
葵「ん、メール?」
京太郎
エマージェンシーエマージェンシー!
至急助けを求む!
葵「どうしたんだろ京太郎」
葵母「須賀君のこと京太郎君って呼ぶようになってからなんだか変わったわね?」
葵「い、いや全然変わってないから、前までと同じだから」
ピロリン
葵「あれ、まだ返してないのにメールが」
京太郎
今すぐ家きて!
葵さんだけが頼り!
葵「……しょ、しょうがないなぁ」
葵母「出かけるの?」
葵「京太郎の家に」
葵母「……朝帰りね!」グッ
葵「ち、違うから!」カァッ
葵(で、でもなんだろ……へ、返事とか? それとも食事の誘いとか? でも、なんかメール内容おかしい気が……)ハテ?
ピロリン
葵「あれ、また?」
京太郎
カービィ将軍カービィ将軍
こちらコマンドー!
葵「……なにふざけてんだろ」アハハ
―――須賀家・京太郎の部屋
葵「えっ、なにこれは」
智葉「ああ、宇夫方か」
京太郎「葵さん!」パァッ
須賀母「ごゆっくり~」ソソクサ
葵「え、どういうこと、なんで辻垣内さんが?」
京太郎「ちょ、ちょっとこっち」
智葉「どうした京太郎、私に聞かせられない話か?」
京太郎「いえいえ、文化祭のことで」
智葉「そうか」フム
葵「え、どういうこと?」
京太郎「なんか危険な感じがしたんで、二人きりは風水的にアウトかと」
葵「うわ、スピリチュアル」
京太郎「だってみんなにメール送っても『酔ってるの?』とか『これから寝るからまた明日ね(笑)』とか豊音さんからは帰ってこない、たぶん寝てる」
葵(なんかマジで来た私がおかしいみたいじゃん)
京太郎「なんで、一緒にお願いします!」
葵「え……泊まれってこと?」
京太郎「泊まってってください」キリッ
葵「は……はぃ」カァッ
京太郎「うっし!」
智葉「京太郎?」
京太郎「はいはい智葉さん、どうしました?」
智葉「いや……その、か、かまって、くれないから、久しぶりに会えた……のに」カァッ
京太郎(やだ勘違いしそう)
葵(やだ眼前寝取りされそう)
京太郎「まぁなんつーか、智葉さんはそういう経緯で来たんですよ」
葵「えっ、一日一回はメールって、私でもそんなにしない」
京太郎「ほぼ毎日会ってますし、てか毎日したいならしてくれれば」
葵「別に毎日したいなんて言ってないよ!」カァッ
京太郎「ツンデレ!」
智葉「二人は仲が良いな、私も毎日京太郎に会えたらいいのに」
葵「あ、ま、毎日会えるからって良いもんじゃないけどね、ほら今日の辻垣内さんと京太郎みたいに会う喜びみたいなのはないし?」
智葉「なるほど、そう言う考え方もあるのか」フム
京太郎(ナイスフォロー!)
智葉「でも私が近くに住んでいたら毎日起こしに言って毎日ごはんをつくって毎日添い寝をして、なんてこともしてやれるのにな」ニコッ
京太郎(ひぇっ)
葵「そ、それじゃ奥さんじゃ」
智葉「友達がおかしな生活をしないためを思ってのことだ!」フフン
葵「う、うん」
葵(友情が重ぉいっ!)
京太郎「き、気持ちだけもらっときます」アハハ
智葉「ああ、京太郎は友達だからな、モーニングコールぐらい」
京太郎「毎朝起きてますよ!」グッ
智葉「そうか、ならいらないか」シュン
葵(なぜ悲しそうなのか)
京太郎(勘違いしちゃいそうになるだろ!)
京太郎(その後、葵さん、智葉さん、俺の順番でお風呂に入った。なんか知らんが二人はだいぶ普通に喋ってる、なぜ俺の時だけ重いのか智葉さん)
智葉「ふぅ、そろそろ眠くなってきたな」
葵「うん、さすがに」アハハ
京太郎(なんか良い匂いする)
京太郎「さて、そろそろ寝ますか」
智葉「そうだな、私と一緒に寝るか?」
葵「い、いやそれだったら私が京太郎と」
京太郎「布団二枚出しますから」
智葉「そうか」シュン
葵「そ、そりゃそうだよね!」カァッ
京太郎(なにこの二人、勘違いしそうなんですけど……いや葵さんの方は勘違いじゃないと思うけど、てか智葉さんこれ他の男にやったらアウトだぞ。理性の化け物である俺だから耐えているものの)
ちなみに余談ではあるが『理性の化け物』とはネット内で京太郎につけられた異名である
宮守勢に迫られても決して陥落しないさまを見て呼ばれた
さらに現在では雑誌で京太郎のことを話まくった智葉と、一緒にいるところを度々目撃されていた阿知賀、原村和が須賀京太郎に落とされた少女たちとされている
とんだ風評被害だと新子憧は叫んだが、無駄だった
ちなみに鷺森灼は無駄だと悟りなにも言わず、高鴨穏乃と松実玄は自分たちがどう思われているかも知らない
赤土晴絵と松実宥はなぜか満更でもなさそうだったそうな
原村和は言われ慣れてないせいか真っ赤になって否定するのでいまいち否定できていない
そして宮永咲は噂になる寸前に、噂しようとした人物はことごとくロン(抹殺)されている
京太郎(現在、俺がベッド……床に布団を二枚しいて二人には寝てもらってる)
京太郎(いやぁ、もしかしたら智葉さんと二人かもしれなかったと思うと、俺の理性が心配だ。葵さんがいてくれてよかった)
京太郎(だんだん、ねむくなってきたなぁ……)
ピロリン
京太郎(メールか……?)ポケー
松実宥
夜分遅くにごめんね
お父さんが今度の休みに来ないかって言ってました
団体さんが入ってるからバイトでって形で良いからって
起きたらで良いので返事ください
京太郎(あー、返事かいて……ああ、起きてる起きてる)ポチポチ
京太郎(おっけーだろ……寝、よ……)カクッ
―――奈良・松実館
宥「あ、もう返事きた」
須賀京太郎
行きます
詳細はまたください
愛きてます
宥「……え、愛きて、って……え?」
ここまで!
宮守のスレですがちょっとしたアクセントに色々なキャラとの絡みを……次回は豊音たちともガッツリ絡むよ!
なんか色々脱線しかけてるけど、大丈夫大丈夫、焦るような時間じゃない
焼肉イベントとかもあるし、智葉さんとの東京デートもあるけど大丈夫大丈夫、宮守スレだよ
眠い、寝る、それじゃ!
/{ ,.イ( __
/{/ 才´ /'' <
. |∨ / ''"´ニ=-
. | _ ,,.....,, _ 才"
弋'¨r'"´ } ミx
{rミ’ |v \
弌イ ,.ィ'~Y | } ⌒ヽ
才'ィ沙' | |ノ八 弋⌒
ノ ''ミノ , |ハ >''/ィ//
ー、,__{ /v'"´'´ ' / (イ<"´ 再開じゃ! ちょっと脱線気味だけどな!
v /( '" =ミ
|∨|′,. ⌒~、 オリジナルのイベントとか入れてるといかん、他のキャラも書きたくなる
_V ミ 丶 \
⌒ア ヽ 丶丶 ::::..\
. /ィ...... ::..... :::.. .. . \ヽ
/イハ:::::::::::::::::::::::..:::::... ::... ::.. .:::::..:::\:.、
/ 乂イ\{\:::::::::::::::::::::::::::::::..::::::::::::::㍉\
, \{\::::::::::::::::::::::::::::::::::\ヽ
f []=====[]ミx,./ニニハ:::: ハ::|::::::::::::Λ|⌒ヽ
,′ Yニニニハ/iハ|/Λハ;| }ハ ∨
{ /ニニニニニニニニ| |ニ} 〉
. ゞ=====ミx {ニニニニニニニ/=-''} Fj/
| | /^''弌ニニニニニニ{ ィ=ヘノ
| j...,,,, _/ニ} '寸ニニニニアハニニハ
|{ニニニニニニ/ }ニニニj
j |ニニニニイ ノニニ/
とりあえず他キャラとの絡みといえば智葉さんと東京デートとか焼肉奢るとか……意外とある!
宮守を期待してるみんなすまんな! でもしっかり宮守メインだからな!
―――朝
京太郎「んぁ……」
京太郎(そういや、智葉さんと葵さんが泊まってったんだったな、てか今日は文化祭だから早く)ヨコムク
智葉「おはよう」ニッコリ
京太郎「なぜに智葉さん横ォっ!!?」ビクッ
ムニュっ
京太郎(後頭部に感触、これは?)チラッ
葵「お、おはよう……」
京太郎「なぜに俺は挟まれてるのでしょうか?」
智葉「起こそうと思ったが可愛い寝顔だったのでもっと見てようとな」フフッ
京太郎「そ、そっすか、葵さんは?」
葵「え、えっと……い、一緒に寝たいなって」カァッ
京太郎「デレた!」
葵「ストレートに言うな!」
京太郎「否定はしないのか」
葵「~~~っ!」マッカ
ガチャッ
須賀母「朝御は……ごめんね、すっきりしたあとに」
京太郎「違う!」
智葉「し、しかし太股に当たってるぞ? 友として、助けるべき……なのか?」
京太郎「放っておいて!」
葵「そ、それじゃ私が」
京太郎「戻ってこい葵さん!」
―――リビング
京太郎「ふぅ、ごちそうさま!」
葵「ごちそうさまでした」
智葉「おいしかった、ごちそうさまでした」
須賀母「いいえ、お口にあったようでなによりよ、ほら京太郎は葵ちゃんを送っていってあげなさい」
京太郎「おう、てか俺着替えてくるか、そのまま葵さん一緒に行きますか」
葵「ああ、その方が良いかもね」
智葉「私は文化祭が始まったら向かう」
京太郎「了解っす、それじゃ待ってますね!」ニッ
智葉「ああ、待っててくれ、必ず行く」ニコッ
葵「なにこれ、二人だけの空間作らないでくれる?」
須賀母「ごめんね、うちの京ちゃんが」
葵「ななな、なにを謝られてるのかさっぱり!」カァッ
―――その後、宮守高校昇降口
京太郎「それじゃ葵さん」
葵「うん、またね……またね?」
京太郎「またねで良いんじゃないですか?」アハハ
葵「ん、それじゃ!」
京太郎「さて、俺はクラスの出し物か……なんか文化祭の定番っちゃ定番なんだけど、乗り気じゃねぇよなぁ」ハァ
一年男A「どうした須賀!」
京太郎「いや、お前は良くやる気でるなって」
一年男A「こういう機会じゃないと目立てないからな! まぁそれでもお前のが目立つけど!」
京太郎「……」
一年男A「おい、なんでか聞けよ、おい」
京太郎「……な、なんで?」
一年男A「だってお前は全国の美少女と知り合ってるから! 現地妻まで持つだとこの野郎!」
京太郎(めんどくせぇ……)
トシ「あ、京ちゃん」
京太郎「ん、どうしました?」
一年男A「さすがにおばあちゃんは」ヒキッ
京太郎「そうじゃねぇだろ!」
トシ「塞と胡桃が実行委員だから、たまに見に来ると思うから相手してやってね」
京太郎「なんでわざわざ実行委員なんて」
トシ「最後の文化祭だからじゃないかい、それに学校一の人気者な麻雀部だしね。この時期で入ろうとする子こそいないけど」
京太郎「……そう、ですか」
トシ「あんたも葵と最近仲が良いのは良いけど他の子を忘れんじゃないよ」
京太郎「忘れてませんよ、みんな大好きな先輩っすから」ニッ
トシ「その一言で全て解決なんだけどねぇ」
京太郎「言えるわけないでしょ」
トシ「律儀な男だねぇ」フッ
実行委員長『では文化祭! これよりスタートです!』
京太郎(なんて言葉を体育館で聞いてから早30分、すげぇことになってんな)
ワイワイガヤガヤ
京太郎(うちのクラスはべた中のベタ! ベタ・オブ・ザ・イヤー! トップ・オブ・ベタ! メイド&執事喫茶である)
一年女A「お帰りなさいませ♪」
京太郎(余裕でうちの人たちの方が可愛いな、勝った!)グッ
一年男A「おい須賀早く仕事しろ」
京太郎「おう」
スタスタスタ
京太郎「お帰りなさいませお嬢……」ピタッ
智葉「お嬢と呼ぶな」
京太郎「失礼、お嬢様」
京太郎(くぅ! わかってたけどいざ目の前にこられるとやりづらい!)
智葉「一人だ」
京太郎「こちらのお席へどうぞ、御用の際はお呼びください」ニコッ
智葉「ふむ、中々様になっているな」フッ
京太郎「至極恐悦に存じます……お嬢様にそう言っていただければなにより」
智葉「……コーヒー」
京太郎「ただいま」スッ
京太郎(知り合いいると恥ずかしいぃぃぃぃっ!)
一年女D「須賀君、これお願い……知り合いでしょ?」
京太郎「なぜわかった?」
一年女D「前に麻雀の雑誌で須賀君の名前出してた」
京太郎「ごふっ」
一年女D「よろしくー」
京太郎「……」テクテクテク
智葉「お」
京太郎「お待たせしましたお嬢……」ピタッ
智葉「お嬢と呼ぶなと……ああ」フッ
京太郎「失礼しました、またなにかあれば」
智葉「ああ」フフッ
京太郎(おい誰か……って『お前が行け』って目をしやがって)
テクテクテク
京太郎「お帰りなさいませお嬢様方」フッ
塞「お、おお……」
胡桃「これは!」
白望「いい……」グッ
京太郎「こちらのお席へどうぞ」
白望「ん」グテー
京太郎「てかなぜにシロさんまで、実行委員の見回りでしょ?」
塞「執事やめるんだ……まぁそうなんだけどここ来るならシロも一緒にって」
胡桃「思いのほか動くの早かったよ」
京太郎「そ、そうなんっすか……」チラッ
白望「……良いね」グッ
京太郎「ありがとうございます。シロさんも着ます?」
白望「え?」
京太郎(珍しくびっくりしてる)
一年女B「良いね! 小瀬川先輩一着余ってるんでどうです?」
一年女A「それある!」
京太郎「……」ニヤッ
塞「うわっ、悪い顔してる!」
胡桃「腹黒執事!」
京太郎「いやだなぁ人聞きの悪い」ククッ
塞「にしてもシロが女装ねぇ」
胡桃「結構顔はいけてない?」
塞「そうだけど、どう思う?」
京太郎「私は想像もできませんお嬢様方」
塞「ワクワクしてるね」
胡桃「ワクワクを思い出してるね」
一年女A「お待たせ!」
京太郎「!」バッ
塞「おお」
胡桃「へえ」
白望「ダル……」
京太郎「す、すばら……!」
白望「そう?」
京太郎「ええ、執事服でありながらその大きな胸は激しい主張をしている! ああ、その執事という男性的な恰好に反して主張される女性らしさ! そこはかとないエロス!」
白望「京太郎がそう言うなら、良かった」
京太郎「ああ、凄い良い! 良いっすよ! hooooo!」
塞「……」
胡桃「……」ペタペタ
塞「諦めな」
胡桃「くっ」
京太郎(シロさんの執事服ドエロ事件があってからおよそ二時間ほどが経過した)
一年女D「あ、そろそろ休憩して良いよ」
京太郎「ん、大丈夫か?」
一年女D「もう安定してきたし、先輩たちのとこ行ってきなよ」
京太郎「それじゃお言葉に甘えて」
一年男A「なんでお前には会いに行く相手がいて俺にはおらんのじゃぁっ!」
京太郎「……出会いの有無?」
一年男A「ぐふっ!」バタッ
京太郎「それじゃ!」
京太郎(やっぱ豊音さんと葵さんとエイスリンさんのクラスだよな、確か塞さんと胡桃さんとシロさんの暮らすは駄菓子屋かなんかだったし)
京太郎「お、お化け屋敷だと?」
エイスリン「ラッシャイ!」
京太郎「う、受付っすか」
エイスリン「ウン!」
京太郎「なぜ日本語がいまだ微妙なエイスリンさんに……」
エイスリン「ナレて、ダッテ!」グッ
京太郎「……みんな、優しいですね」
エイスリン「ウン!」
京太郎「で、お化け屋敷ですか、これも定番」
エイスリン「ベター!」グッ
京太郎「う、うっす……それじゃ」
エイスリン「ドウゾ!」
京太郎「どうも、それと猫娘似合ってますよ。可愛い」ニッ
エイスリン「……ウン、アリガト」
/ \ \
´ ト、 ヽ ` `:,
_ / |ハ i
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|ハ [ ィ 仆八 || j抖汽j「f対 沁 |
l{ 小 人れj「外、」 rJ:「::仆 扞仆辻
、 |:乂対 rJ:::| 乂 _ツ] 「 个イ丁
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〔 ¦い 、 ノ ,| 〔
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,: 小:」i [ rt]___彡 ⌒ヽ ぃ, L, ト;
/_ノ 八iト〔 jLリ汽,厂「 沁 匕L _j「リノ
イ{ _j斗ャヒ ¨ア/ j圦 t┐ _彡ノ丿 ~^ __
‘'廴」 i 〈 イ _⌒L戎r‐‐匕 /^ ¨¨丁
執事服を白望が着るなら女装じゃなくて男装だと思うの......
(>>519 ごもっとも、眠いからついね
―――お化け屋敷・内部
京太郎「意外と雰囲気出てるな、しかしまぁ男一人で来るには」
「わあ!」
京太郎「い、意外とビビる」
「よっしゃ!」
京太郎「それで台無しだかんな!」ビシッ
京太郎(しかし、なんだろう……)
ピトッ
京太郎「のうわぁっ!」ビクッ
ブラーン
京太郎「くっ、こんにゃく! こんなんで……」
テクテクテク
「ぐすっ、ひぐっ」
京太郎(あそこに白装束の女が、これ声かけたらってパターンだよなぁ……いやでも声かけるか、うん、はまってやらなきゃな)
京太郎「すみません」
「ぐすっ」
京太郎「大丈夫ですか?」
「ふぇっ?」クルッ
京太郎「ふ、普通に豊音さん」
豊音「京ちゃんっ、暗くてこわかったよぉ~」ギュゥッ
京太郎「おうふっ!」
京太郎(よし、倒れなかったぞ偉い俺!)
豊音「うぅ、暗くて寂しくなっちゃったけど……大きな声で泣いたりしたら迷惑かかっちゃうしここを離れられないし……」
京太郎(ここで泣かれてるの超ビビるけどね、普通に白装束で泣いてるの怖い)
京太郎「じゃ、じゃあ出口まで一緒に行きましょうか、俺がしっかり話しますから」
豊音「でもでも」
京太郎「……大丈夫ですから」フッ
豊音「……う、うん」コクリ
京太郎(よし、これでとりあえず豊音さんを出してあげられる)フゥ
豊音「手、つないで良い?」
京太郎「ええ、どうぞ」スッ
豊音「ありがとうっ」ギュッ
京太郎「出た」
豊音「わー、明るいよー」ウルウル
京太郎「なにより」
葵「ちょっと、うちの大事なお化けを持ち帰りするのはやめてくれないかな?」
京太郎「いや、泣いてたんですよ。暗くて寂しいって!」
豊音「ご、ごめんね?」
葵「……まぁ良いけど、買い出し戻ってきたら京太郎入ってるって言うし、直後に京太郎が姉帯さん連れて出てくるしなにがなんだか」ハァ
京太郎「世話かけます」
葵「姉帯さんの代わりに入ってくる。姉帯さんウィッシュアートさんと一緒に受付よろしく」
豊音「うん、ありがと葵」
葵「別にほら、そろそろ私も脅かし役に行かないとだから……うん」
豊音「ツンデレかなー?」
京太郎「あれは豊音さんに気負いさせたくないっていうただのデレです」
葵「最近レズ弄りやらなくなったと思ったらそういう弄り方してくるよね!」カァッ
京太郎「葵さんは」
豊音「かわいいよー」
葵「やめて!」マッカ
眠い! ここまで!
次回は文化祭終了ぐらいまで、イベントってもいちゃつくとかそんな感じので
文化祭終わったらまた時は飛んでって感じで
もう佳境なんで、と言いつつ進まない。更新早めないかん
次スレ、現在は松実館か臨海かで悩み中
ではまたー
おつでーす
でも何が一番怖いかって、ガイトサンがずっと京太郎の後ろをついて歩いてるってことなんだぜ
>>523
ガイトさんは某絶望先生のストーカーばりに
京太郎「いたんですか?」
智葉「ああ、ずっと」
といった具合に後ろについてるのか
__/ ̄ ̄ ̄\
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と二二¨¨ヽ -― |///‐╂─‐╂―{
}_ハ ____|// /レレ'^i_,ノレi_
. (ノ ̄ / ∧/ /{ _ / //(
/ ト、 /∨ |/ //|__ //(_
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∠/ | < フ
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_ _((_)ヽ V ∧ ,@'^ 从ノハ刀 < フ
r‐く `マブ´ヽ∨/}tx\____ / < ̄ ∠ _
. _/\ ヽ {´| 寸 V ` ーrtッラ} /}__く / \ 投下の時間だ!
. h`ヽ / | l l 〈 ン / / __/ \
/厂人 / | \| ヽ-- r一' / __/ \/ ̄ ̄ ̄\ 宮守の時間だ!
/ { / } { ∨/ヽj__/_//| __フ / \
/ >‘´ ヽ \ ∨\////////イ⌒ヽ/⌒ヽ_{ }| } いつもなら睡眠時間だ!
... />‘´ \ \ ∨ \__//// \ / ̄|厂\
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ト--ヘ
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ト、_ノ^|
しi{LL|
 ̄
京太郎「で、葵さんのそれは?」
葵「見てわかんない?」
京太郎「狐ですか」
豊音「ちょーかわいいよー」
葵「いや、ないから」カァッ
京太郎「可愛いっすよ」キリッ
葵「だからそういう弄り方すんな!」
京太郎「てかコスプレですよね」
葵「まぁね、そういうとこあるでしょ高校のお化け屋敷なんて」
豊音「えへへ、可愛いー?」
京太郎「超かわいい!」グッ
豊音「やったー!」ギュッ
京太郎(着物ごしのおもち……!)
葵「……」
豊音「あ、ごめんね、葵も良いよっ」
京太郎「良いって言うの俺じゃ?」
豊音「ごめんね?」
京太郎「いえいえ、ただ葵さんは公衆の面前じゃデレないっすから」
葵「デレないよそりゃ」
豊音「一目が無い所で京ちゃんに優しいってことだねー」
葵「あ、姉帯さん!!?」
京太郎「その言い方はマズイ!」
―――クラス
京太郎「ただいまっす」
一年男A「聞いたぞ、イチャイチャしてたってなぁ!」
京太郎「うるせぇぶっ飛ばすぞ」
一年男A「ひどっ!」
京太郎「さて、仕事だ仕事!」
一年女D「やる気だ!」
京太郎「今こそ俺が働く時!」
智葉「なに、親友が働きたくないと言うのなら養ってやっても良い」フフッ
京太郎「!!?」
智葉「……冗談だぞ? さすがに友人をそこまで甘やかすわけには」
京太郎「い、いつから後ろに?」
智葉「ん、京太郎を見つけたから今来たところだ」フッ
京太郎「そ、そりゃ良かった」ホッ
智葉「ん?」
―――体育館
京太郎「……!」
葵「あ、来た来た」
京太郎「な、何事っすか?」
葵「いや、なんか知らないけど臼沢さんたちに呼ばれた」
京太郎「……俺と葵さんだけ?」
葵「みんなが来てない可能性、は無いか……座れば?」
京太郎「うっす」
葵「……ねぇ京太郎」
京太郎「ん?」
葵「私、入れて良かった……麻雀部」
京太郎「俺もです、それに葵さんが入ってくれて良かった」フッ
葵「でも、もう引退でしょ」
京太郎「ですね」
葵「なのに、なんだか……寂しいんだよね。あの部室がいつまでも恋しい」
京太郎「……」
葵「あの部室が、私たちの部室が、さ……」
京太郎「前も言ってましたけど、新部員が嫌なんですか?」
葵「ま、感情論ありありと示すとそうなっちゃうよね、たぶんセンチメンタルなんだよ、ブルーになってる」
京太郎「……麻雀部、たぶん増えますよ」
葵「うん、ごめんね変なこと言って」
京太郎「いや、こっちもそれ言われても何もできないっすから、謝られることじゃないっすよ」
葵「……」
『次のステージはバンド! ここまで一切がシークレットだった三年女子五人! 我らが宮守高校自慢のメンバー!』
京太郎「へ?」
葵「ん?」
『チーム麻雀部だぁ!』
豊音「みんなー! こんにーちはー!」
『こんにちはー!』
京太郎「な、なんじゃぁ!!?」
葵「聞いてなぁぁい!」
京太郎「練習とかしてた!?」
葵「知らない知らない!」
豊音「えっと、宮守高校麻雀部です! おーい京ちゃんー!」ブンブン
京太郎(ぐっ、殺気! 周囲から殺気!)
京太郎「と、豊音さーん!」フリフリ
「あれが魔王」ボソッ
「天使たちを落とした魔王」ボソッ
「見ろ、女帝だ」ボソッ
葵(私じゃないよね? うん、私じゃない!)
京太郎「あはは……」
塞「私たちの、感謝をこめて歌います!」
胡桃「応援してくれたみんなと!」
エイスリン「チカクで、応援、シテクレタ……二人の、タメニ!」
京太郎「豊音さんがボーカルか、塞さんがキーボードで」
葵「鹿倉さんとウィッシュアートさんがギターとベース、小瀬川さんがドラム」
京太郎「前々からやってたんですかね」
葵「気づかなかったね。のうのうと受験勉強してたや」
豊音「シロっ!」
白望「……」カンッカンッカンカンカン
京太郎(シロさんの合図と共に、曲が始まった……会場の一体感、激奏)
葵「凄いね、こっちも楽しくなってくる」
京太郎「はい、みんな立ってるし……!」
葵「さて、こうなったら!」
京太郎「はい!」
京太郎「うおぉぉぉぉぉ!」
葵「みんなマジ天使!」
「そんな天使を落とした奴だ!」
「そして正妻だ!」
京葵(風評被害なんかに絶対に負けない!)
葵(まぁ私は正妻って呼ばれて得してるわけだけどね)
京太郎(そして、曲が終わった―――二曲、いつのまに練習したのやら)
葵「すっごい熱気……」ゼェハァ
京太郎「っすね」フゥ
豊音「ありがとー!」
塞「それと、京太郎! 葵!」
胡桃「二人とも、ありがとう!」
白望「ん……麻雀部、来てくれて」フッ
エイスリン「ダイスキダヨ!」
京太郎「……やばい、涙腺が」
葵「……私も大好きだぁぁぁぁぁっ!」
京太郎「葵さんが壊れた!?」
葵「みんなぁぁぁぁ!」
京太郎「落ち着いて! みんな見てるから! さっきから見られてたけど!」
葵「塞! 胡桃! 豊音! エイスリン! シロ!」
塞「名前呼び!?」
胡桃「このタイミング!!?」
白望「……私あだ名だけどね」
エイスリン「アオイ!」パァッ
豊音「えへへっ」ニコッ
葵「こちらこそ、ありがとうございました!」
京太郎「あ、え……あ、ありがとうございました!」
豊音「ふぇっ、こ、こちらこそ!」
塞「あはは」
白望「ん、時間おしてるって」
胡桃「ほら、撤収!」
エイスリン「ウン!」
塞「いまいちしまらないなぁ」クスッ
『い、以上、ま゛ーじゃん゛ぶでじだっ』
京太郎(なんか号泣してる……)
葵「……京太郎」
京太郎「はい?」
葵「……」クイクイ
京太郎(なぜか顔を寄せろと、何回言いたいことあんのか?)
京太郎「なんです?」スッ
葵「京太郎も、ありがとっ」
京太郎(そう言うと、葵さんは顔を近づけた俺の両頬に手を置いて、背伸びをして……)
チュッ
京太郎「……」
葵「んっ……ぷはっ」
京太郎「……ってぇぇぇぇぇああぁぁぁっっ!!!?」
葵「う、うっさいな」カァッ
「おおおおおおお!」
「やったぁぁぁぁぁっ!」
「すっげぇぇぇぇぇっ!」
「勢いに任せて……黒歴史になる、間違いない」
ワァァァァァァッ!!
京太郎(曲やってた時ぐらい盛り上がってんじゃねぇよ!)
葵「……その、お礼って言うと私得すぎるからなんていうか……うん、やっぱりそうだよね」
京太郎「あ、あんたはなにやってんです!」
葵「うるっさい! 死にたくなる前に言いたいこと全部言う!」
京太郎「死にたくなるってわかってんじゃん!」
葵「京太郎!」
京太郎「ひゃい!?」ビクッ
葵「だぁぁぁっ! ちくしょぉ! ああもう! 京太郎! 好きだ! 大好きだぁぁぁぁぁっ!!」
京太郎「……ファッ!!?」
ウオォォォォォ!
「すげぇぇぇぇっ!」
「正しく正妻だぁぁっ!」
「さすが宮守麻雀部の部員、宇夫方葵だ!」
京太郎「なっ、なななっ……」カァッ
葵「言われ慣れてるでしょ!」
京太郎「それでも恥ずかしいでしょうがぁっ!」
葵「好きになって、言いたくなっちゃったんだからしょうがないでしょうがぁっ!」
京太郎「あうぁっ」カァッ
京太郎「お、俺……」
豊音「私も京ちゃんのこと大好きだもん!」ギュッ
京太郎「いつの間に!?」
塞「わ、私は座薬を挿れてもらったよ!」
京太郎「なに言ってんのあんた!?」
エイスリン「ワタシモ!」バッ
京太郎「落ち着け!」
胡桃「私は、京ちゃんのお尻に挿れ」
京太郎「スタァァァップ!」
白望「……一緒に寝た」
京太郎「一番やべぇっ!」
葵「京太郎あんたシロを穢したのか!」クワッ
京太郎「やっぱりレズじゃない!」
葵「京太郎だけが大好きだよ!」
京太郎「やめて恥ずかしいっ!」
「お、俺実は2組の鈴木が好きだったんだ!」
「え、実は私も君のこと」
「俺はお前が好きだ!」
「山田くんっ」キュン
「ちょっと達郎あんた私と付き合いなさいよ!」
「お、幼馴染だと思ってたけど、ああ!」
「おいお前、俺と付き合えよ」
「せ、先輩……うっす! これからも柔道の特訓よろしくお願いするっす!」
「好きです先輩!」
「お、おう、俺も、嫌いじゃない……」
京太郎(いつの間にか告白大決戦に!? どういう空気だ!)
―――30分後
京太郎(なんやかんやで俺はいつも通りうやむやにした。心が痛むがしかたないのだ)
京太郎(そして今は教室では……)
「へへっ、本木」イチャイチャ
「もう、沢村くんったらぁ~」イチャイチャ
「あぁぁぁぁ! なんであんなこと言ってしまったんだぁぁぁ!」
「ぐああぁぁっ! 場の空気に流されたぁぁぁっ!」
「ちきしょおあぁぁぁっ」
京太郎(みんな黒歴史を作った。一部成功した人もいるけど)
京太郎(ていうか俺、うやむやにするの上手くなったな。『みんな好きですよ、同じぐらい!』のあと全員ほめてうやむやとか人間のクズか)
―――三年教室
葵「うあわぁぁぁぁぁぁあぁっ!」ガンガン
豊音「お、落ち着いて!」
エイスリン「アオイ!」
葵「死なせてぇっ! 死なせてくれぇぇぇぇっ!」
―――駅前
京太郎(文化祭も終わって、後夜祭もあったけどその前に)
京太郎「それじゃ、お気をつけて」
智葉「良かったのか?」
京太郎「後夜祭までには戻りますよ」ハハッ
智葉「その、ありがとう……お前のような友達を持って本当に良かった」
京太郎(の割に重すぎる気が)
智葉「ふふっ、今度は私の実家に挨拶に来てくれ、お前なら両親に紹介しても恥ずかしくない」
京太郎(友達で紹介って、いやないわけでもないだろうけどなんか違う気がする)
智葉「またな京太郎、今度は東京に来てくれ」
京太郎「はい」
智葉「ちゃんとメールは毎日送るからな」
京太郎「わかってますよ。しっかり返します」
智葉「たまに電話もするからな?」
京太郎「はい、しっかり出ます。出れる時ですけど」
智葉「うん……それじゃ、またな」フフッ
京太郎「うっす、それじゃ」フリフリ
智葉「……」
京太郎「……」
ガタンッ
京太郎(そして智葉さんを乗せた電車は去って行った)
京太郎「さて、学校戻らなきゃか!」
ピロリン
京太郎「ん? メールって、智葉さんだと?」
智葉
ありがとう♥
本当に楽しかった。お母さんも話していて飽きないし、沢山もてなしてもらった
今度は私が東京で楽しませてやるからな、いつでも来い
京太郎「ハートとか使ってるの初めてみた、てか写メ……」
(寝ている京太郎の頭を智葉が胸に抱いている写真)
京太郎「……い、一応保存しとこう」
ここまで!
次回は後夜祭でそのあと阿知賀と焼肉!
宥ねぇに勘違いさせるようなメールを送った京太郎の運命やいかに
そして伝説となるであろう文化祭の発端になった京太郎の残り二年やいかに
それじゃ、またのー
r=ミ_,_,
r>"r'7/"'x
,′r-//=-_
,′ | "'* ‐ニ-__ vィルィ,, _
,′__| x、 ¨ ‐ニ-__ <-
. /ニニニハ ミ、 _ 、、¨ ‐ニ-__ <-
. マ=| ̄ ̄ア >ミヾヾ ム ¨ ‐ニ-__ <-
マ| ミ 乂= イィ¨ ‐ニ-__ ミ
. l:h ,,ィ <,,.=-r‐''““¨”"''<ィ' ¨‐=ニ=-__
マム イ "ア _| ,@' |::. ¨‐=ニ=-__
. マム 7 ァ 〈r| f''≦.,.ィv|::::.. イ¨‐=ニ=-__
寸イ ⌒ァ | {,.`'' 《''´x .,ミ } ¨‐=ニ=―__
寸ィ アィ八 7 __z_./ _ミ / / ¨‐=ニ=―__ さて投下開始! 阿知賀の焼肉まで進めたいとこ!
マvx x´"h。.,ィ xハニニ=-< _ノ")‐=ニ=―__
マニ'Xミニニニイハハイニニニ=/ f´ イ -¨‐=ニ=―_ くっ、モブに混ぜておいた対魔忍を理解するとは!
寸ニニニニニニ≧s。.,ニニ{ 乂 ノ ー- ¨‐=ニ=―_
{´´""''冖''"´´´マニニ≧s乂,. 弋__ ハ _~"''' ¨‐ニ=―_
}r ‐- -‐ 寸ニニニニ}  ̄ ~"'''ー ¨‐ニ=―_
l! `'守ニニh.、 ¨‐ニ―_
l! _ `''=ニニ》、 ¨‐ニ‐_
Λ ,:ニニニ心、 ゙l! ¨ニ‐
Λ lニニニニ心、 ゙l! ¨
Λ_ {ニニニニニ心、 ゙l!
/ ´´"'' マニニニニニ=マニ!
,.ィ/ マニニニニニニマl!
,:iニ/ )iマニニニニニニ:,!
,:iニニ7~"'' ‐- _ -|ニマニニニ=-‐=ニl
,:iニニ=/ jニ=マ≪´ ―=ニ゙、
. ,:iニニ=/ ,′ ´"'\-=ニ=- ゙、
,:ニニニ7~"'' ‐- _,イニ) ゙:、_ ゙、
/ニニニ/ /=イ ゙、 二= ゙、
. /ニニニ〈 / ゙、 _. ゙、
. 〈ニニニニ≫ ‐- _/ fニニニミx
 ̄ ̄ ̄ マ"´ ∨
| ∨
| _∨
〈ニミx,.ィニ冖ミ、
|r=x/冖v‐r ハ
弋=イ≧イニニ少
 ̄ ̄
―――宮守高校・校庭
豊音「これが究極の姿!」バッ
京太郎「それは機皇帝」
塞「最近寒いねぇ」
白望「大きいたき火があるし」
胡桃「風情ないこと言わない!」
エイスリン「~♪」カキカキ
京太郎(後夜祭のために戻ってきたけど、まさかキャンプファイヤーでオクラホマミキサーとは……絵に描いたような文化祭だな)
塞「誰かと踊らないの?」
京太郎「んー、誰か踊ります?」
全員「!」バッ
京太郎「ほら、全員手を上げる」
葵「うわぁ、自覚症状ありとかもう」
塞(といいながら指先きっちり揃えて手を上げる葵であった)
白望「きっちりするのは前髪だけにしときなよ」
葵「ひどいよ小瀬川さぁ~ん」
京太郎「えっと」
葵「てかもう、ほんとタラシだよね京太郎って」
京太郎「い、いやそんなこと……いや、ないことないか」
葵「もうあれだ、ほんとダメだから、うん……私がもらってあげるしかないね」
塞「ちょ!」
エイスリン「チャッカリ!」
胡桃「ムッツリ!」
白望「えっと……ダル」
豊音「葵は、えっと……」
葵「ひどっ!」
京太郎「完全にデレてきた……は、破壊力が凄いっ」
葵「そ、そう……」カァッ
塞(これは!)
胡桃(ピンチ!)
京太郎「まぁ、踊るのは良いっす……来年にでもしとくんで」ハハッ
塞「遠回しに私たち以外を落とすと宣言したね? ね?」
京太郎「い、いやそういうことじゃなくて……そう! 男と踊るとか!」
エイスリン「!!?」
塞「ほ、ホモはレズ」チラッ
葵「私を見ないでくれるかな?」
白望「……また、男装しようか?」
京太郎「いや、そういうことじゃなくて……ああもう、踊ります! 今日踊ってもう二度と踊りません!」
胡桃「誰が踊る?」
豊音「じゃあ、私はご遠慮しとこうかなー」
塞「……私も、かな」
白望「じゃあ私も」
胡桃「私もいいや」
エイスリン「ワタシも、ミテル!」
葵「ダンスは、苦手だな……」
京太郎(全員に振られて俺は差し出した手を下げざるをえないと……つまりこれは……)
京太郎「……いじめか!」
豊音「えっ、何で誰も踊らないのー?」
塞「いやその、ほら私よりもみんなの方がって」
胡桃「身長足らないし、ほら、他のみんなで」
エイスリン「ワタシは、カクカラ!」バッ
白望「ダルい」
葵「私もほら、ダンスは苦手だから」
京太郎「ちくしょう! 良いよ良いよ! 誰か踊ろう! 高久田ァ!」
トシ「しょうがないねぇ、私が一緒に踊ってあげるよ」フフッ
京太郎「おばあちゃんは腰が悪いでしょうが!」
トシ「そこまでじゃないよ」
京太郎(そして俺はトシさんとオクラホマミキサーを……踊らねぇよ!)
トシ「やれやれ、ヘタレだね」フフッ
京太郎「いやおばあちゃん落ち着いて」
トシ「落ち着いてるよ、あんたは本当にヘタレだねぇ。あの6人から一人選べないなんて、誰も誰を恨んだりしないだろう?」
京太郎「余計に選びにくいんっすよ、わかってください」
京太郎(俺とトシさんは並んで校門を出る)
トシ「他の子たちは片付け中かい?」
京太郎「軽くですけどね、休日明けに本格的な片付けですから」
トシ「……優しい子たちだからね、だから六人まとめてって言ってるのに」ハァ
京太郎「そんな顔せんでください」
トシ「そんな顔にもなるってもんだよ、まったく」
京太郎「何年かかるんですかねー」
トシ「優柔不断だね、アタシが生きてる内に子供は見せて欲しいもんさね」
京太郎「ど、努力しますよおばあちゃん」メソラシ
トシ「なんて言ってたら、きたよ」
京太郎「お、まぁほんのちょっとですけどね、塞さんと葵さん以外とは」
トシ「……さて、行こうか」
京太郎「うっす」ニッ
京太郎「それじゃまた」
豊音「じゃあねー!」
胡桃「休日明け!」
白望「ん、また」
エイスリン「バイバイ!」フリフリ
塞「気を付けてね!」
葵「気を付けてねー」
京太郎「さて、帰りますか……」
―――しばらく歩いて
京太郎(俺の家を過ぎて現在二人を送ってる最中だ、まぁ男としてその程度はな……)
塞「にしても、こうやってるとまさか葵がねと思うよね」
葵「わ、私だってこうなるとは思わなかったよ」カァッ
京太郎「ご、ごめんなさい?」
葵「いや謝ることはないけどさ」
塞「しかも体育館であんな大胆なことして」フフッ
葵「ちょ! やめてよして触らないで!」
京太郎「黒歴史か」
塞「ちなみに写メとりました!」
葵「!!?」
京太郎「よすんだ!」
塞「実はみんな持ってるけどね」
京太郎「!!?」
葵「そ、その……あとで、頂戴……?」ボソボソ
塞「……うわ、私でもドキッとした」
京太郎「やはりレズ」
葵「レズじゃないでしょうが!」
塞「それじゃ私ここだから!」
葵「私もそんな遠くないしここまでで良いよ」
京太郎「ん、でも」
葵「良いって」
塞「おやおや葵、せっかく二人になれるチャンスだよ~?」ニヤッ
葵「この先そんな機会いくらでもあるでしょ」アハハ
塞「京太郎争奪戦に参加したとは思えないね」
京太郎「なんっすかその争奪戦」
葵「ん、まぁなんていうか……うん、まぁその……私ほら、歯止めが効く自信ないし」アハハ
京太郎「俺凄いこと言われてる?」
塞「まぁ結構」
葵「うっ……」フイッ
塞「まぁ葵には先輩としてアドバイスを一つ!」
葵「ん?」
塞「自制なんてしてちゃ負けちゃうぞ♪」
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葵「……」
京太郎「……」
塞「えっなに?」
葵「いや、臼沢さんみたいになるのも良くないかなって」
京太郎「俺の理性もたないんで塞さんだけで勘弁してください、インハイ中は危なかった」
葵「なにやってんのインハイ中に」ジトー
京太郎「ありがとうございます!」
葵「京太郎もだいぶぶっ壊れたよね」
京太郎「えっ」
葵「私は嘘はつかないの」アハハ
塞「そっか、まぁ自分の気持ちには嘘をついてた人の言うこととは思えないけど」ハハッ
京太郎「なるほど、嘘をつかないのが嘘と」
葵「……ご、ごまかしてただけだよ、自分の気持ちは」カァッ
塞「うわぁ、あざとい」
京太郎「あざと可愛い」
葵「 や め て !」
塞「あはは、ダメだ。話してると止まらないや」
京太郎「ですね」ハハッ
葵「うん、でも……麻雀部に入れて良かったって言うのは、本当の本心、だからさ」ニコッ
京太郎「う、うっす」
塞(強敵だなぁ、そんなこと言われたらこっちも嬉しいし)
塞「ま、それじゃね二人共!」
葵「うん、それじゃ……京太郎も、またね」フッ
京太郎「はい、また」ニッ
―――帰り道
京太郎(進路は聞いて無い、誰一人のものも……たぶん、俺自身が怖い)
京太郎(みんなが離れてくって口に何度しても、新しい新入部員なんて言っても、来年なんて話をしても、将来の話をしても)
京太郎(みんながいない麻雀部を想像すれば、俺は一人のイメージしかわかない。だから怖い。みんながいない麻雀部が想像できない)
京太郎(それをたぶん、みんなわかってる。だからみんな言わない……自分がこんなに弱い男だなんて思いもしなかった)
京太郎「ああもう、ほんと……俺って奴は」クソッ
ピロリン
京太郎「メール、ああ……宥さんからか、阿知賀ね」
―――奈良・阿知賀・松実館
京太郎「すみませーん」
シュバッ
松実父「やぁ須賀君! 待ってたよ!」ダキッ
京太郎「う、うっす」
松実父「あっはっはっ、いやぁ君がいると安心していられるよホント」
京太郎「あざっす……宥さんたちは?」
松実父「今は近くの雀荘に行ってると思うよ、団体戦一位になってからここも繁盛してね。最近は落ち着いてきたけど」
京太郎「そうなんっすか、ヘルプで呼ばれた理由はそれで?」
松実父「ああ、それとほら、うちの娘らと親睦を深めてくれ。そしていずれは」
京太郎「あー部屋案内してくださいよ、荷物置いたら手伝いますんで」
松実父「ああ、須賀君はあっち行ってくると良い」
京太郎「あっちって……雀荘?」
松実父「そうそう、荷物は置いておくから」
京太郎「ヘルプじゃないんっすか?」
松実父「まぁそうなんだが、まぁまぁ行ってらっしゃい!」
京太郎「……?」
松実父「行ってらっしゃい!」グッ
京太郎「い、行ってきます……?」
―――雀荘
京太郎(えっと、いたいた……)
憧「むぅ……」
玄「えへへ、この調子なら!」グッ
宥「玄ちゃん、強くなったねぇ」
灼「ん……き」
憧「き?」
玄「なんでもないよ!」
宥「う、うん」
灼「いいから」
憧「え、あ、うん……」
京太郎(静かに!)シー
穏乃(なるほど!)
晴絵(意地悪いなぁ)
憧「むむ……」
京太郎「よ、憧!」トンッ
憧「わひゃぁっ!!?」ビクッ
ガチャンッ
玄「あ、ひっくりかえった」
宥「あはは……」
灼「くっ……くくっ……」プルプル
京太郎「ビビりすぎだろ」
憧「あんたねぇっ!」ブンッ
京太郎「当たらんな!」スッ
憧「ふんっ!」ゴスッ
京太郎「脛ぇっ!?」
穏乃「今のは京太郎が悪いよ」
晴絵「あはは、久しぶり」
京太郎「み、みなさん久しぶりっす……痛~お前手加減しろよ」
憧「しないわよ、男苦手だって言ってるでしょうがぁ!」
京太郎「レズめ」
憧「レズじゃない!」
阿知賀についたぞ!
とりあえずこんなもん
ここも短めに終わらすつもりだけどちょっと色々とあるかも
シリアスなのあんま入れたくないけどチラッといれる
そんじゃまたー
_≧=lヽl\vi_
_≧ ム
. フ _____ て
. 从 {_| {トェir、i ij i,}リ 投下開始じゃ、あんまり長くできないけど
リ八_Y } リ ト /〉
/ト ヽ{ ∧`ー- 、 深夜にばっかやってるけど案外見てる人いてびっくりすんのよな
/ : : : ヽr==-〈ハ: .ヾ : i
/ : : : : : : :| : : : : |rN. : : >{ とりあえず阿知賀編、宮守目的で来てるみんなすまない、だが阿知賀編も楽しんでくれ
γ. : .`.ヽ、. : : | : : : : lH:、ト、:.ヽ、
{、 : : : : : ヽ. : | : : : : |:::'i `,.: : ; それと、俺は京ちゃんが孕むSSなんて書いてないぞ!(抹消)
\: : : : : : ヾ |: : : : :|::::| | : ノ
\Z_ : : : >i.: : : : |::::! }:./
`ト、 : : : : : : : : }:::ノ i/|
}/.`.ー- イ:イ 'ト,
/ : : : : : : : |´ ヽ__ }::ヽ
rー< : : : : : : : :.厂〔:i〕ニ{、:::{
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ヽ : : : : : /:::::::::::::::::::r::::::::|_r´
V. : : :/::::::::::::::::::::::i:::::::::|
京太郎「ツモ、立直一発、イッツー! 8000の一本場は8300!」
玄「わー強くなってる」
穏乃「ホントだね、支配さえできればって思うけどその前にタコ殴りにされちゃうし」
灼「うわ、強……」
京太郎「ふぅ」
晴絵「ホント、すっかりだね」
京太郎「そりゃ多少は、てかみんなに迷惑かけてないか?」
憧「なにがよ?」
京太郎「ほら、あの……雑誌の件とか」
憧「……ああ、あの……あれね、私たちが京太郎の~って、奴、よ……ね?」
京太郎「おう、悪い」
憧「べ、別に良いわよ気にしてないし」フイッ ソワソワ
京太郎(めっさ気にしてらっしゃる!)
灼「まぁ変な男に声かけられないで良かったね、憧は」
憧「は、はぁ!? なんであたしが!」
穏乃「ほら、憧って男好きそうなげふん、男受けしそうな感じが」
憧「今なんて言おうとしたのよ!」
京太郎「えん」
晴絵「変なスキャンダルマズイからその話はなし!」
京太郎「あ、そっか」
憧「なにもしてないからね私!」
宥「あったかぁい」
京太郎「憧からの熱が凄い」
憧「誰のせいよ誰の!」
穏乃「……私か!」ハッ
京太郎「さて、宥さんたちも打ちます?」
宥「うん」ニコッ
晴絵「それじゃ私も」
憧「よっしぶっ飛ばす!」
京太郎「こわ」
灼「ちょ、それ私の……」
晴絵「持ちネタの自覚あったんだ」
京太郎「とりあえずダイスを回せ!」
宥「ん」ポチ
京太郎(憧の奴、胸大きくなったか……いやそれよりやはり宥さん、すげぇぜ)
宥「……そ、そんな見られると恥ずかしいよ」ボソッ カァッ
京太郎「うっ、すみません」フイッ
晴絵「ん、なにが? 京太郎ったら晴絵お姉さんの魅力にやられちゃったかにゃ~?」ニヤニヤ
京太郎「一昨日きやがれ処女が」
晴絵「ししし、処女ちゃうわ!」
玄「え、でもここにいるのって全員しょ―――んぐっ」
晴絵「シャラップ!」
憧「だからナチュラルに下ネタ入れてくるのやめなさいよ、慣れてきた自分が怖いけど」
穏乃「あはは、でも京太郎でもいないとこの手のネタは使わないからねー」
灼「普段から使ってる方が嫌な気が……」
京太郎「いやぁ、阿知賀は宮守に居る時とはまた別の感じがして新鮮だなぁとか」
宥「しばらくこっちにいるの?」
京太郎「いや、三日目には帰ります。休日の関係で」
晴絵「そりゃ残念……っと」タンッ
京太郎「そこ切ってくるか」
晴絵「これでももうすぐプロだからね、こういう駆け引きは必要ってわけ」ニッ
京太郎「へ?」タンッ
宥「ロン」
京太郎「ぐはぁ!」
京太郎「っていうかプロって?」
晴絵「まぁなんていうか……今年度、宥の卒業を見届けたらプロにってね」
京太郎「はぇ~またどんな心境の変化なんっすか?」
晴絵「みんなを見て……勇気をもらったってとこかな」チラッ
穏乃「へへっ」
憧「ま、そういうことらしいわ」
玄「えへへ」
宥「……」フッ
灼「ハルちゃん……」ブワッ
晴絵「号泣!?」
京太郎「このタイミングで!?」
京太郎(にしても、宥さんは卒業で晴絵さんはプロ、か……)
京太郎「……」タンッ
晴絵「ロン!」
京太郎「あ、マジか……」
宥「……どうかしたの?」
京太郎「え、あ、なんでもないっす! よっし取り返す!」
晴絵「……おう、かかってこい!」グッ
京太郎(ヤバいヤバい、切り替えていく!)
―――雀荘前
京太郎「ふぅ、楽しかった……って遊んでて良かったのか俺」
晴絵「まぁ松実さんが良いって言ってることだし?」
玄「うん、大丈夫大丈夫!」
宥「なんていうかそういうので呼んだわけじゃない、みたい」
京太郎「そうなんっすか?」
宥「うん、そんなに忙しい時期でも無いから」
京太郎「……ふむ」
憧「とうとう京太郎が松実館を継ぐとか?」
京太郎「ねーよ」
晴絵「私に会いに来たとか!?」
京太郎「呼ばれたっつってんだろ」
灼「……えっと」
京太郎「無理に考えなくて良いから」
穏乃「え、山登りじゃ?」
京太郎「それが一番無い」
晴絵「えー、私のプロ祝いに来てくれたんじゃないのー?」
京太郎「さっき知ったし、まぁ祝いするなら参加するけど」
晴絵「よし灼、準備だ!」
灼「なんか京太郎のこと好きすぎないハルちゃん?」
晴絵「そそそ、そりゃある種の教え子みたいなとこあるしぃ!!?」
灼「……え、マジで?」
京太郎「なにやってんだ二人共?」
憧「晴絵が道を踏み外そうとしてるだけよ、プロ目前に」
―――松実館
玄「ただいまー!」
宥「ただいま~」
京太郎「戻りましたー」
松実父「三人ともお帰り、ほら京太郎くん! 君もただいまで良いんだよ!」
京太郎「た、ただいま」
松実父「おかえり!」ニコッ
京太郎(なんなのこの人、俺のこと愛しちゃってるの?)
宥「お父さん、京太郎君困ってるからぁ」
松実父「将来の婿養子だろう!?」
宥「そ、そんなんじゃないよぉ……ね?」
京太郎「う、うっす。そうっすよ」
松実父「ええー本当かな~?」ニヤニヤ
玄「ほらお父さん、ここはお若い二人に任せて」ニヤニヤ
京太郎「なんだこいつら!」ググッ
宥「お、おさえておさえて」
松実父「まぁそれはともかく、仕事だ!」
京太郎「お、そうだな」
松実父「よしよし!」
京太郎「それじゃ宥さんに玄さん、またあとで」
宥「うん、頑張ってね」ニコッ
玄「お義兄ちゃん、またあとでねっ」
―――調理室
京太郎「っと、こんなもんっすか」
松実父「ああ、ありがとう京太郎君」
京太郎「気にしないでください、お金もらえますし」
松実父「それでも、だよ」フッ
京太郎「まかないプラス部屋も借りれるんですから、ほんとありがたい」
松実父「君の才能を持て余すのはもったいないからね」ハハッ
京太郎「買い被んないでくださいよ?」
松実父「正当な評価だよ」
京太郎「……あざっす」フッ
松実父「そう言えば雑誌で見たんだけど、来年度からは麻雀部は君一人、なんだろ?」
京太郎「新しい生徒が来れば一人じゃないっすよ、まぁ一人でも良いですけど」
松実父「いなくなるのを考えるのが辛いかい?」
京太郎「っ……い、良いとこ突いて来ますね」ハハッ
松実父「まぁわからないでもないからね、ほら妻のことで俺もそういう時期があったから」
京太郎「裏切りに感じる?」
松実父「まぁそんなこと言って俺の場合は怖いだけだったんだけど、一人を認めるのが」
京太郎「俺も……怖いだけ、なんですよ」ハッ
松実父「悪いことじゃないさ、心地良い居場所に浸りすぎて変化が怖いって」
京太郎「……」
松実父「悪い、こんな話して」
京太郎「いや、思うとこはありました」
松実父「そりゃ良かった……宥に話そうと思っても、どうにもね」
京太郎「宥さんですか?」
松実父「そりゃ、プロにならないかって声が多いようでね。宥も嬉しそうではあるんだが」
京太郎「……同じ、ですか」
松実父「たぶんね」
京太郎「もしかして呼んだ理由は、それ?」
松実父「そのつもりは無かった」
京太郎「本当っすか?」ハハッ
松実父「どうとらえるのも君の自由だよ、なんてシリアスし過ぎかな?」ハハッ
京太郎「あんま俺、こういうの似合わないんっすから勘弁してくださいよ」フッ
―――松実館・部屋
京太郎「……怖い、ね」
京太郎(自覚はあった、あったつもりだったけど……いざ言われると違う)
京太郎「みんな、いなくなる……」
コンコン
京太郎「あ、はい?」
玄「お義兄ちゃん私!」
宥「私もいるよ」
ガチャッ
京太郎「ん、どうしました?」
玄「えへへ、久しぶりだしお話でもって!」
宥「うん」ニコッ
京太郎「それじゃどうぞ」スッ
玄「お邪魔しまーす」
宥「お邪魔、します?」
京太郎「別に良いですよ、ご自由に」フッ
京太郎(別に玄さんがいるからとかではなく、宥さんに礼の話は聞けない)
京太郎「……」チラッ
宥「ん、どうしたの?」
京太郎「あ、いやなんでも!」
玄「ふむふむ……私はお邪魔かな!」ニヤリ
京太郎「そんなことないからどうぞいて」
玄「えー、お姉ちゃんを差しおいてお義兄ちゃんは妹を取るの?」
京太郎「だからそういうのじゃないから」
宥「そうだよぉ」
玄「ふむぅ、なら今回はそういうことにしといてあげるのです!」
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ノイ ..:.:.:./! く 廴. / .|乂 __人/::.:.:.:./ / i: : . .:.
__ノ/ ..:..::厶}/ \ ノ{ /j__ 斗-/::.:.:.. / i / {: : . ∧
―――翌日・朝・松実館
京太郎(あのあと、特に何事もないまま……)
松実父「おはよう京太郎君」
京太郎「おはようっす、今日はなにすれば?」
松実父「また夜に手伝ってもらうだけで良いよ」
京太郎「そういうわけには……」
松実父「それじゃ露天風呂の掃除を頼めるかい?」
京太郎「お任せあれ!」
松実父「ああ、頼んだよ」フッ
京太郎「そういや露天風呂って今は?」
松実父「清掃中の看板を立てといてくれればいいよ」
京太郎「二人のどっちかが入ってるとかいうハプニングは勘弁っすからね」
松実父「露天風呂なんてめったに使わないよ、基本お客様用だしね」
京太郎「そっすか、安心」
松実父「いっそのこと京太郎君にも家族用のお風呂使ってもらえばハプニングが」
京太郎「おい父親」
松実父「やだな、お父さんって呼んでも良いんだよ?」
京太郎「よばねぇよ!」
―――阿知賀・道
京太郎「といってもなにするか」
??「あ、京太郎」
京太郎「ん? ああ、穏乃か」
穏乃「シズで良いって」
京太郎「慣れないんだよ、シズ」
穏乃「ところで、どしたの?」
京太郎「お暇を頂戴してな、そっちは?」
穏乃「山、かな」フッ
京太郎「なに言ってんだお前、今から昇るのか?」
穏乃「うん、麻雀やってた時にはほとんどやんなかったしね、詰め込みだったから」
京太郎「まぁそりゃそうか、ほどほどにな」
穏乃「うん……ねぇ京太郎」
京太郎「ん?」
穏乃「何か、悩んでる?」
京太郎「あー……ちょっとな」ハハッ
穏乃「そっか、まぁいつでも相談乗るから!」フリフリ
京太郎「おう、それと今晩焼肉な」フリフリ
穏乃「うん、聞いてるよ!」フリフリ
京太郎「さてと……」
晴絵「あ、京太郎じゃん」
京太郎「晴絵さんか、麻雀部とのエンカウント率たけー」
晴絵「?」
―――喫茶店
晴絵「どうしたの?」ズズッ
京太郎「いや、突然話がしたいなんてごめん」
晴絵「それは良いけど」
京太郎「その……真面目な話になるんっすけど」
晴絵(ま、まさか……だ、ダメだぞ晴絵! いざそうなっても待ってもらわなきゃ……!)
京太郎「プロに、なるって聞いたじゃないっすか、昨日」
晴絵「……え?」
京太郎「え?」
晴絵「あ、いや、うん……なるよ、プロ」
京太郎「間違ったかと思った……まぁそれで、なんでかなって」
晴絵「なんでって、そりゃ……ああ、そういうこと」フッ
京太郎「う゛っ」
晴絵「そっか、京太郎も迷ってるんだ」クスッ
京太郎「大事な、場所だから……」
晴絵「宮守の子たちのこと、大好きなんだね」
京太郎「まぁ、うっす」
晴絵「誰が一番とか、ないの?」
京太郎「ないっすよ、みんな好きで……最低だけど、みんなを大事にしていきたいって、思ってます」
晴絵「……そっか」フフッ
京太郎「だから、気になって……晴絵さんもみんなのこと、大事だったのに」
晴絵「まぁなんていうか大事で、みんなが卒業するまで見守ってあげたかったけど」
京太郎「……」
晴絵「言われちゃったんだよね、みんなに」
京太郎「え?」
晴絵「プロ、なりたいならなれば良いって……自分たちは大丈夫だよって、あの子たちの眼見てたら大丈夫な気がしてさ」
京太郎「……」
晴絵「たぶん私、ああ言ってもらわなかったらずっと『手のかかる生徒がいますから』とか言って教師続けてた」
京太郎「別に、それは間違いじゃ……」
晴絵「うん、間違いじゃないけど本当にやりたいことは、麻雀だったんだよ。上を目指して、戦いたかった」
京太郎「……それが、晴絵さんの?」
晴絵「うん、これが私なりの答えだった。公式を立ててくれたのがみんななら、答えを出すのは私」
京太郎「……」
晴絵「京太郎はさ、どうしたいの?」
京太郎「俺は……」
晴絵「迷ってるならさ、みんなのことを見てみるってのも良いよ」
京太郎「……」
晴絵「いや、京太郎も一緒だよね、怖いんだ。変わるのが」
京太郎「っ」
晴絵「それに京太郎は変わる未来が確実に存在するんだよ。私と違って」
京太郎「俺は……」
晴絵「変えようと思わなきゃ変えなくても良い場所に居た私と、確実に変わる場所にいる京太郎とじゃ違う、か?」
京太郎「いや、状況こそ違うけど……怖いものは同じ、だった」
晴絵「そっか、変わるのが怖いけど止められない。それじゃあ自分から変わるしか無いんじゃない?」
京太郎「自分から?」
晴絵「そう、変わるそこが怖いならその場所が大好きな自分を変えて麻雀部をやめても良い」
京太郎「そ、そんなっ」
晴絵「選択肢の一つってわけだ。他にも一人でそこに残るってのも選択肢だよ……でも変化は止められない」
京太郎「うっ……俺、なさけねぇ」
晴絵「そんなもんだよ、好きなら好きなほどに変化が怖い。どうでも良いものがどう変化しても気にもしないでしょ」
京太郎「好きなほど、怖い……」
晴絵「だからそれを怖がってるのはたぶん、悪いことじゃないよ」フッ
京太郎「晴絵さん……」
晴絵「あんま余計なこと言いすぎるのも良くないか、それじゃ会計はしとくから、また夜にね」
京太郎「うっす」
晴絵「それまでに答え、出てると良いね」フッ
京太郎「……おう」フッ
―――鷺森レーン
京太郎「ん、思ったより綺麗だ」
灼「そりゃどうも」
京太郎「のわっ! ななな、なぜ!」
灼「そりゃ店番ぐらいすると思……」
京太郎「……そ、それじゃ何ゲームかしようかな」
灼「うん、それじゃ私も付き合う」
京太郎「いや店番」
灼「丁度おばあちゃん帰ってきたから」
公子「灼ちゃんのボーイフレンドかい?」
灼「いや、違……」
京太郎「須賀です、灼さんの友達です」ペコリ
公子「ご丁寧にどうも」
灼「いくよ」
京太郎「ちょっと待って!」
灼「早く!」
京太郎「なんでそんな急いで……」
ガコーン
京太郎「ストライッ!」グッ
灼「思ったよりやるね」
京太郎「まぁ球遊びは得意なもんで」フゥ
灼「次……」スクッ
京太郎「……ところで」ストン
灼「ん?」
京太郎「晴絵さん、プロに行く話」
灼「……うん」
京太郎「みんなが薦めたって言ってました」
灼「そうだね、私もハルちゃんには前に進んで欲しかったから」フキフキ
京太郎「……」
灼「ハルちゃんがどっかに行くなんて嫌だったけど、それでも」
京太郎「なんで、そんなこと?」
灼「……それが良いと思った」
京太郎「……わかんないっすよ」
灼「きっと変わって欲しかったんだよ。ハルちゃんは、プロになるのは裏切りだと思ってたんだ」
京太郎「裏切り?」
灼「変わることへの裏切り、私たちを置いていくっていう」
京太郎「……」
灼「だから……」
京太郎「え?」
灼「なんでもない」スッ
京太郎「なんでもないって」
灼「たぶん京太郎なら気づけるから」
京太郎「……期待しないてくださいよ」
灼「だから、きっと宮守の人たちも京太郎への裏切りの心があると思……」
京太郎「え?」
灼「置いていくことへの裏切り、一人残してしまうことへの裏切り、そんな罪悪感があるんだよ……」スッ
京太郎「俺への、罪悪感……」
灼「悩んでるのはたぶん、京太郎だけじゃない……よ!」ブンッ
ゴロゴロゴロ ガコーン
京太郎「ストライク……」
灼「昨日からずっと悩んでたのは、それ?」
京太郎「なんで灼さんもわかるんっすか、この調子じゃみんなにバレてる?」
灼「京太郎が思ってる以上に、みんな京太郎のことを大事に、想ってるってこと」フッ
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, :::;:::::::::::/::::| |::::|:|:::::::::::::: ハ:::::::::::::|::::::::::::::::::::::.
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..|::|::::||斗─┼ |:|::::|:::::::: |┼── 、 :::: | |
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:::::::::::: :.ヽつトイソ つトイソ / |:::::::|:::::::::.
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.乂{\:::::Nr-───≧ .. .. イ─ ─└/j:::::/ノ
 ̄ 丿 |  ̄ |/\
/ \_ _/ \
イ /^ ヽ/ ^\ ト
´ | ∧ 7 ∧ | `
/ .| /\\ .//\ | \
次で阿知賀編終われば良いなーとか思いつつここまで、結構真面目な話になっちった
すすむことへの恐怖、的なことが今回の京ちゃんの思考
レズの憧が次は大活躍
はやく宮守に帰りたいものの阿知賀に手を込めてしまう
宥も結構メイン張ってくるのでそこもよろしく
ではまたー
まさか縱読…いやなんでもない
阿知賀組もかわいいな
乙
次スレは宥ねぇか、気づかなかったわ
あらたそ可愛いな
__ー-、}\\v、
_> V},
> >'''"´ ´"''x イ
ア / ,. -‐、 ィな^v/
_ -=、\)\ ノイ ,>,′/ '戈v乂_,,, }
> `Nイ { l {,, `¨ r斥ミ ′
/ \}、,,. { l ' イ // そう、連日投下だよォ!
/ v::l _j ィ‐-、 7/
⌒ァ ハ 7 ´ //{rイィ この作品が終わった宥メインの阿知賀スレでも建てようかなって
/ ノv "'~∥_/" kイ(
-イ ノルィ,, イニニミx、、 ノ( 阿知賀のスレは立ててる人多いからおもしろく書けるか心配だけどな!
/ /イ /イィハ,,vトVニニニニィ ノ(
/,' ,' , '/イ rx -7ニニ=-=r―、ニニニァ ィ(
ノハ,′,r_、 ''"|」 j}::\,,.x=ニf''ニヽニニニⅥハ vxハ'"\、
/イ /|」 j}:: \ニ= r― } ̄´"'''<}ハレニニ\ ノ\、
|/ 「j''"j}j}::: \=ニ=V ィニh、__`'<二ニ\ ノヽ
| / j}:::: ,.<ニニニ/ニニニ}i \ニニ-
|∥" j}::::: /ニニニニィニニニニ}i ......_jニニニ-
γ j}::::::/ニニニニニニニニニニ}i.....:::::::,、イニニニニ-
i ,.ィニh、;:イニニニニニニニニニニj{,、丶` jニニニニニ-
| /ニニニ\ニニニニニニニニニニj}_ /ニニニニニニ}
| , " |ニニニ/::::マニニニニニニ=‐'''"´:::´"''rイニニニニニニ/
| / lニニニ/:::::::::ゝ=‐'''""´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::寸ニニニニニ=/
" .lニニ/ ::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::⌒''‐=ニ/
|ニ/ ___ :::',
Ⅳ ,,,.、 -‐ ''''"" ´"'~、
/ 、丶` r=z___ '__
{ 、丶` _r‐'''""´マム  ̄ ̄マム㍉
| / ,..。s=≦ニ| マム マム }l
. 从 / ,.ィニニニニニ| }l
どうせハーレムになるんだろう?
ふたなりで行こう
(>>660-661 健全なスレにそんなことあるわけないだろ!
―――阿知賀・道端
京太郎(あのあと、灼さんにぼろ負けした俺は大人しく鷺森レーンを出た。あの人も大概……良い人だな)
?「あれ、京太郎じゃない」
京太郎「ん、ってレズのアコチャー」
憧「レズじゃないわよ!」
京太郎「ナイスツッコミ」グッ
憧「くっ、レズいじりし慣れてる!」グヌヌ
京太郎「おまえこんなところで一人寂しくどうした?」
憧「それはあんたも同じでしょうに」
京太郎「俺は灼さんと遊んだあとだから良いんだよ」
憧「あああ、遊んだっ!!?」
京太郎「変なこと妄想すんな、ボーリングだよミスムッツリ」
憧「む、ムッツリじゃないわよ!」
京太郎「で、お前は?」
憧「私は買物帰り、本をね」
京太郎「それじゃ昼飯一緒に行かねぇ?」
憧「……女と遊び終わった後にすぐに女を誘うとか」ウワァ
京太郎「別に良いだろ友達なんだから!」
憧「うわぁ……」
京太郎「別に悪いことしてないだろいい加減にしろ!」
初瀬「なんかうるさいなぁ……って」ハッ!
やえ「どうせ道端でバカップルが……ってあれは阿知賀の新子憧と須賀京太郎だと!!?」
>>662
ふたなりは封印した、書かない、ふたなりはもう書かないんだ(戒め)
京太郎「で、昼飯どうする?」
憧「あ、ちょっと待って」ピリリリッ
京太郎「ん」
憧「もしもし? うん、今帰るけど……うん」チラッ
京太郎「?」
憧「ああ、友達連れてく、うん……はい、よろしくー」
京太郎「ん?」
憧「お昼御飯一緒するんでしょ?」
京太郎「おう」
憧「それじゃ行きましょ」
京太郎「ってどこ? サイゼ?」
憧「なんでサイゼなのよ」
京太郎「どこだよ」
憧「私の家」
. :´ . : . : . : .`: .
/: . : . : . : . : . : . :\
/: . : . : . : . : . : . :ヽ: . \
/: . : . : . : . : . : . : . :‘。: . ノ:。
.′ : . : / : . : . : . :ト : . :‘./-‐゚。
|__: . : . : .i: .|: . : . : .|: . : . : .| ゚,:}ヽ/:.‘。 : ぃ
/:.┼{ ―--..|:._|__ : //八: . : . :| 匕 }: . }: ゚: . }リ
/: イ: .|∧ ミ . : |: .|: //フ7¬ }: . /| ィi爪㍉}:.:|:ハ /
/: ./ | : |: ∧\ : |: .|厶斗=ミ /イ 丿 |:il刈 :.:l/}/
:./ : ..|: . ∧ . : |: .|斤:i:i:(_, 弋''ツ |: |: .i ( \ -‐ 、
: / | : |: . : ∧: .ハ:卞::i:lil刈 |: |: .| ヽ у´ ___}_
/ : . l: . : . ‘:,⌒!ム ゞ…″ ` :':':':゚|: |: .| │ r  ̄ }
|: . 。: . : . :∧ い ゚:':':': -┐ }: |i:∧ | ――‐{
| : ..。 . : . : ∧、vハ ゝ __ ノ / : |i: .‘ | ー―{
/: . : ゚: . : . : . ∧:vハ` ..,, / } |i: . :; ′ -- ′
. /: . : . : 。: . : . : .:∧vハ__  ̄{ ̄: .| }/}: . :.。 /\ }、
′: . : . : .。: . : . : . : .ⅵ\>―‐n: . :.{ / l: . : ∨/ / \ /:.入
/: . : . : . : ./\: . : . : . : \: \ |{x=xハ 乂: .:// / / / `¨¨´:.:}
―――新子家
京太郎「神社なのか」
憧「意外?」
京太郎「あれだよな、憧が巫女さんのかっこしたらこう……やらし」
憧「は?」
京太郎「いや、ごめんなんでもない」
ガラッ
憧「ただいまー」
望「おかえ……」
京太郎「お、お邪魔します」ペコッ
望「……あ、憧が見た目通りにぃぃぃぃ!」
憧「くっそ失礼ね!」
京太郎「えっ、俺食われるの?」
憧「食っ……あんたも遊ばない!」
京太郎「でもよもや、家に呼ばれるとは」
憧「あんたがお昼食べようって言うからでしょ、ほら入るわよ」
京太郎「お姉さん放心してるぞ」
憧「放っておきなさい、すぐ起きるわ。ホワイトグリントみたいなもんよ」
京太郎「すっげー、なにがすげぇって憧の口からACだもんな」
憧「普通なら絶対しないけど京太郎だし大丈夫でしょ」
, : : ´: : : : : : : : : : : : : : : `丶、
/.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
/ : / : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : ‘,
_,: : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : ∨: : : : : : : : :‘,
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―――新子家・居間
京太郎「そ、それじゃ……いただきます」
望「どうぞ召し上がれ!」
憧「どうしたのよお姉ちゃんは」
望「だって憧が男の子連れてきたのよ男の子!」
憧「だから男友達だって話したでしょ」
京太郎「え、憧ってば俺のこと話してるの?」
憧「流しなさいよ、別に意味はないから」
望「うんうん、わかるわかる。須賀君だってことはわかってる。稀代のタラシだって話も聞いた」
京太郎「えー」
望「晴絵もイカれそうなのはわかってる」
京太郎「ちょっ」
望「だけど憧が男の子と近づいたってのは嬉しいってもんよ! 姉として心配だったのよねー!」
憧「あたしはお姉ちゃんの婚期のが心配」
望「ぐはぁっ!」バタッ
京太郎(あ、この人って小鍛治さんとかと同じタイプだ、あと晴絵さん)
憧「早く食べて部屋いくわよ」
望「えっ、部屋!? やらしいんだ!やらしいんだー!」
憧「うざ」
望「あ、待ってそれマジで傷つく」
京太郎「仲良いなぁ」
憧「どこがよ!」
望「反抗期かな?」
京太郎「たぶん」
憧「至極当然な対応でしょ!」
―――憧の部屋
京太郎「で、なんで俺ここにいんの?」
憧「まぁ私が話あるからよ」
京太郎「えっ、なに俺いつの間にフラグ」
憧「たってないわよ、踏むわよ」
京太郎「ご褒美なんですが」
憧「ちょっと黙って」
京太郎「はい」
憧「えっと、どこから話しましょうか……」
京太郎「ああ、一つだけ」
憧「ダメ、ふざけるから」
京太郎「いやほんと一つだけ」
憧「……どうぞ」
京太郎「もしかして、俺が落ち込んでること知ってる?」
憧「いやみんな気づいてるから」
京太郎「うごごごっ、気づかれないと思ったのにっ」
憧「あんたたまに寂しそうな顔してるからね……私らにはわかるわよ」
京太郎「……その、心配かけた」
憧「ホントね」ハァ
京太郎「心配、してくれたんだな」ハハッ
憧「ま、まぁ友達、だしっ……」カァッ
京太郎「……おう」フッ
どうすんだよこの憧が「セフレでいいから」とか言い出す友達(重)になっちまったら
京太郎「その、で話ってそれだったのか?」
憧「まぁそれもあったけど、灼とも話たの?」
京太郎「おう」
憧「それじゃ私が言ってあげられることはほとんどないか」
京太郎「……そう、か?」
憧「答えは出た?」
京太郎「……」フルフル
憧「出てないか、そりゃそうよね……でもあんたが悩んでるようにたぶん他の五人も、葵さんたちも悩んでるんじゃないの?」
京太郎「葵さんたちも……」
憧「うん、あんたに対して申し訳ないって気持ちがあると思う。たった一人置いてっちゃう気持ち」
京太郎「気にしないでも、良いのに」
憧「気にするでしょ、私たちから見てあんたが落ち込んでるのわかんのよ?」
京太郎「あっ」
憧「そりゃわかるでしょあの人たちは……進路の話とかは?」
京太郎「聞いて、ない」
憧「怖いから?」
京太郎「……」コクリ
憧「それがたぶん、わかるのよ」
京太郎「……」
憧「あんたもそんなに思いつめる前に誰かに言えば良かったじゃない」
京太郎「誰にだよ、大体こんなこと言っても」
憧「ああもう、あんたもっと周りを見なさい周りを!」
京太郎「……周り」
憧「だから、友達なんだからもっと私たちを頼れ!」
. xァ′ / | ヽ {__j__
' / ′ / | | . :, `丶 \
/ / / i | i | | | i | i :, \ \
/ / | | ‐-L_ | | | j |i | | | \ \
. | |:八 人j ト八 i |斗匕|「 | | | l: ., ヽ
/ | | Ⅳj]xぅ妝斥 \ i/≫ぅ妝ミxV| | |: .′ ,
. ′ 八 :{ | |坏´_)「:::ハ \ ∨ _)「:::ハⅥ | |: . ′
; \乂_| |八 rヘしi::::} \ rヘしi::::} オ | . .|: . i ;
| i l .⌒| | 乂__/ソ 乂__/ソ | | . .|: . | i |
| | | . . .| | ,,, , ,,, | | . .|: . | | |
| | /:| . . .| |\i | | . .|: . | | |
| | | . . .| |:::八 r'ア ̄`ヽ /::| | . .|: . | | |
| | i | . . :| {::::::个:... ∨ ノ イ:::::} | . .|: . | | |
| | | | . .八 V斗ri:i:i:〕ト ィ:〔:i:i:iTV 八 .|: . | | |
| | | | . . . :\ Vi:i:i:i:i:i:i:|. : j>--<. : .{: |:i:i:i:iV // 廴_| | |
| | r七i| . . . . : |\i:i:i:i:i:i:i:|: . : . : . : . : . : . :|:i:i:i:/i:i/ // /i:\ | |
| | ∧ Ⅵ. . . . . :|:i:i:\i:i:i:i:|─-. : . : . : .-─|:/i:i:i:/ // /:i:i:i:i∧ | |
京太郎「うっ」
憧「あたしたちにできること、あんたが思ってる以上にあるから」
京太郎「……おう、ありがと」
憧「うん、困った時は頼らせてもらうけどね」
京太郎「おう……俺、ちょっと前に進んでみる。みんなも苦しんでる、なら」
憧「それでいいのよそれで、ってことであとは大丈夫かしら?」
京太郎「ん、なにがだ?」
憧「まぁ良いわ、頼んだわよ色々と」
京太郎「ちょ、色々って?」
憧「だから、灼から聞いて無い?」
京太郎「いや、まったく」
憧「……なら良いわ、たぶんそういうことでしょ」
京太郎「意味深すぎんだろ!」
憧「良いの、期待してるわよ」
京太郎「わけわからんけど期待された!?」
憧「そのうちわかるわよそのうち」
京太郎「え、待て待て! ヒント! せめてヒント!」
憧「……悩んでるのがいるのよ、似たようなことで」
京太郎「……それ、答えだわ」
憧「うっさいわね、とりあえずまた夜! それまで外行ってなさい!」
京太郎「あ、おう、焼き肉な」
憧「ん、それじゃ楽しみにしてるわね」
京太郎「食いすぎて太るなよ」
憧「さっさと行け!」ゲシッ
京太郎「蹴るなよ!」
―――阿知賀・道端
京太郎「さて、もう夕方か」
穏乃「お、京太郎!」
京太郎「ああ、シズか、山から帰ってきたのか?」フッ
穏乃「うん! ……お、なんか吹っ切れた?」
京太郎「まぁな、てかお猿のシズにも見抜かれるとは」
穏乃「えっ、なんでさりげなく私のことけなしたの!?」
京太郎「まぁなんつーか、ありがとな」ナデナデ
穏乃「えへへ、私も協力してあげたかったんだけどなー」
京太郎「ん、そうなのか?」
穏乃「そりゃね、色々と感謝してることもあるしさ」
京太郎「ん、感謝? 俺に?」
穏乃「うん、特訓に付き合ってもらったり!」
京太郎「それは俺もだし」
穏乃「優勝できたのも、京太郎のおかげなとこあるかも」
京太郎「え?」
穏乃「緊張、ほぐれたからさ……今日の焼肉のおかげで!」
京太郎「そっか、そりゃ良かったよ」ハハッ
穏乃「だからまぁ、いつでも頼ってよね!」
京太郎「ん、そうさせてもらうよ……3年までは全国で何回も顔合わせしそうだしさ」フッ
穏乃「だね、まぁなにかったらさ、今度は私たちが京太郎の力になるから!」ニッ
/:´: : : : : : : : : : : : : :\
〃: : : : : : : : : :/ヽ: : : : : : :ヽ
/∧:./: : :/ : : : ;' ヽ: :ヽ: : : :`,
/:.!:、:;' : : :{:_:_:L: { V-:、}: : : : ',
/:/! : {:!: イハ: :ハハ! ハ:ハハ: : :j: j
/:/:ヽ: ヽ: :ゝrァ示 f心Yj 川:ノ:ノ
i:ハ: : ヽ:/`!:{〈 辷ソ 辷ソ /:!:ノ
{:ハ: : : ゝ,{:.{ "" ` "" !:j
{:! V: : ハハ:.ト ( ̄ ノ イ:j
ヽ, ヽ: :ヽ:ヽ:V工,‐ 二z≦ j:j
r┴:二:コ{゙::=::z:》:=ヘ⌒ト.、
{ ./:::ii . .}:::::ヽ::::《::/:ヽ. ヽ:l\
レ::::::::::ii . .!:::::::::::::ii:::::::::::ヽ.ヽi:::::::\
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. /:::::::::::::/ 二):::::::::::::ii::::::::::::::'; }::::::::::::::::::::\
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ノ::/:Y::ヽ:ヽノ/::::::::::::::::::ii:::::::::::::::} /::::::::::::::::/
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\::::::::::イ. . i . {::::/:::::::::::::::::}}:::::::::::::{\ヽ:/
―――松実館
京太郎「戻りまし、じゃなくてただいまー」
玄「あ、お帰りお義兄ちゃん!」
京太郎「そのお義兄ちゃんっての」
玄「良い?」ニコッ
京太郎「あ、うん」
玄「えへへ、年上なのにおかしいかなって思ったけど京太郎君ってなんか大人びてるし良いかなって!」
京太郎(むしろ玄さんの雰囲気が年上っぽくないんだよなぁ)
玄「あれ……なんか、変わった?」
京太郎「それ二回目っす」
玄「?」
____ ___
,, :´ : : : : : `: . / \
. : : : : : : : : : : : :\ {___j⌒ヽ ゚。
/: : : : : : : : : : : : : :.ヽ ___,ノ ノ
{ : : /: : : : : /: : : : : |: : : : : : : : い / --- ´
. / \__/: : :.ィ: /!: : : : :.ハ : : : : :‘:,: ‘, ゚. 乂,ノ
/ー―――:{ |: i |: : : : : | ∨:.:|: : : |: : : :|: ゚◯
. / : : | : : :|丁¨{丁{│:.:..: : i| ¨v:丁¨`:|: : : :|: :.゚
i: i: : |: : : |ハ!ハl リ い、 :小 乂{\: |: : : :|: : i
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|| |: |: : : l ,込rク 込rク :.: :...|: : |
リ |: |: : : |i 。 。 |: : : |: : |
. {: } : : ト:.:':':': ′ :':':': イ: : :.l: : |
C|: : : |:ハ へ /::|: : :。.: : !
/:||i: : :{: 个: .  ̄ イ: :,゚: :.,゚: : :.|
|: ||ハ: : :。: : : i > ___ ィ: : : :i{: /: :/: : : j{
|: ||: :゚。: :゚。: : i r‐| |┐: : }/: :/: : : :ハ
|: ||: : :゚。: :゚。/ \ / \:/: :/: : : :.,゚: :゚,
|i ゚。>''ゞミ{ ,八八 ノイ、|: : : : |: : :|
ィリゝヘ r=====ミ___,ィ=====ュ |: : : : ト、:..|
―――松実館・自室
京太郎「まぁ、そんな感じっす」
玄「そっか、京太郎君……」
京太郎「みんなには世話になったなって」
玄「私たち、なにもできなかったけど」エヘヘ
京太郎「いや、結構元気づけてもらいましたし……一つだけ」
玄「ん?」
京太郎「玄さんはどう思います?」
玄「……そう、だね。私は受け入れられなかったから、変わったってこと」アハハ
京太郎「変わったことが?」
玄「うん、阿知賀こども麻雀クラブって……話たっけ?」
京太郎「ああ、確か晴絵さんがやってたっていう」
玄「うん、そこが終わってもずっとそこで、みんなを待ってて」
京太郎「変わらなかったことが良い方に転がった、ですか」
玄「ううん、別に私が変わっても良かったんだよ、別に変わらなかった。ほとんど」
京太郎「……」
玄「変わったことを受け入れるのも、大事だと思う。変わることを怖がらないのは無理でも」
京太郎「意外、でした」
玄「ん?」
京太郎「玄さんって、もっとアホっぽいから」
玄「……もう!」
京太郎「あはは、すみません」ハハッ
玄「せっかく真面目に話したのにぃ~」ムゥ
京太郎「なんつーか、俺なりにやってみます。色々」
玄「うん、あと……お願いしますっ」
京太郎「うっす、努力します」フッ
玄「……で、それはともかく!」
京太郎「ともかく!?」
玄「良いおもちを見たのですよ!」
京太郎「くっ、気になる!」
玄「そして憧ちゃんのおもちが成長したんだよ!」
京太郎「あ、それは良いっす。夜に会うの恥ずかしくなるんで」
玄「えーそうかなー?」
京太郎「ほら、玄さんと俺じゃ求めてるものが違う的な」
玄「?」
京太郎「まるでわかってない」
玄「そういえば葵さんのおもちは触ったのお義兄ちゃん!」
京太郎「なに、あんたは俺と宥さんをくっつけたいの? それとも他にしてほしいの?」
玄「おもちを好きになることに罪はないよ!」
京太郎「理解力ありすぎ! いいお嫁さんになりますね!」
玄「い、良いお嫁さんなんてっ……えへへっ」カァッ
京太郎(かわいい)
どーにも長くなってしまいがちだけど今回はここまで!
ちょっとシリアスな感じが続く
らいしゅうまでにあと一、二回は投下して阿知賀編に片付けたいとこ
かのうならばだけど
とくにAAが多いアコチャーですが、AAが元々多いから使いやすいのよね
いい感じのAAあれば他の子もバシバシ使ってあげたいんだけどね
うん、もうちょっと使おう
とりあえず次回は焼肉の件終わるぐらいまでいきたい所存ーではまたー
松
実
館
ス
レ
そういや前に「男女で焼き肉喰いに行くのは肉体関係OKのサイン」ってどっかで読んだことあったけど
えっと7Pかな?
|\ Λ /|
| \| \/ V/ !
_| L _
_> /
\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
乂_ { /-- ^'ー'^--V}―┘ <_
X | . γ{ { 弋フ 弋フ }\ <_
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__ しばらく空いたけど、投下開始ー
> |ノ从 ^}! } <
> \ / `ー‐ ' 心 < 阿知賀に来た京太郎、さてさてどうなることやら
>、 <ミi ≧s。 ノ イ <
X> >ニニニニニ> <‘, ちょっと真面目な話があるかもだけど勘弁な
. // へV vVヘニニニニニ > ト、「 ‘,
. /7L/ニニニニニニニニニニニハV vV vV ‘,
// /ニニニニニニニニニニニニニニニニ\ / ‘,
/ /ニニニニ{ ̄ ̄¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄マニ{二二ニ\ ‘,
__/ニニニニニ{ マ{ニニニニ\ /
. /ニニニニニ{ マニニニニニ\/!
/二二ニニニ{ L ____________ L 寸ニニニニニ} |
ニニニニニニ{ {ニニニニニ{_|
二ニニニニニ\ /ニニニニニニ厂
.、ニニニニニニ\ __/二二二二ニニ/
\ニニニニニニ\ {ニニニニニニ/ 、
ニ二二\/ヘ \ / /二二二二\ }
二二二二二} } / /ニニニニニニニ} }
―――夜
京太郎「ふぃ~終わったぁ」
松実父「お疲れさま、はいコーヒー」
京太郎「ありがとうございます」
松実父「そして俺はRAXコーヒー」
京太郎「すげぇ甘い奴っすよね?」
松実父「まぁね、名言があるんだよ名言が」
京太郎「名言っすか」
松実父「人生は苦いんだ、コーヒーぐらい甘くて良い……ってね?」
京太郎「人生は苦い……あははっ、身に沁みますね」
松実父「お風呂まだ入ってないだろ?」
京太郎「ん、はい」
松実父「清掃中の看板を立てておいたから行ってきて構わないよ」フッ
京太郎「それじゃ……行ってきます」テクテクテク
玄「お義兄ちゃんは?」
松実父「……!」グッ
玄「よし!」
玄父「勝った!」ガシッ
―――露天風呂
京太郎(ふぅ、さすがに寒いな……さっさと入るか)
チャプッ
京太郎(あ、月……綺麗だな)
バシャッ
宥「玄ちゃん、ずいぶん遅かっ……」
京太郎「へ?」
宥「え?」
京宥「~~!!?」バシャンッ
京太郎(なんで……はっ!)
宥(えっ、なんで京太郎くんっ……はっ!)
京太郎(玄さん!?)
宥(玄ちゃん!?)
京太郎(だが、どうする! 今は二人して背中を向けてる状態……ならばッ!)
宥「え、えっと……」
京太郎「で、出ます!」バシャッ
宥「ま、待ってっ!」クルッ
京太郎「へ?」クルッ
宥「」
京太郎「あ」
宥「……~~~っ!!?」カァッ
京太郎「すみません!」バシャンッ
京太郎(俺、出るために立つ、宥さんが振り返って呼びとめる、俺も振り返る……穢してしまった、宥さんを)
京太郎(だが、呼びとめられてしまった……)
宥「その、ご……ごめん、ね?」
京太郎「こっちこそ、すみません」
宥「えっと、そっち、言って良い……?」
京太郎「あ、はい……」コクリ
パチャパチャッ
宥「……」
京太郎(隣か! にしても温泉に浮く宥っぱいすばら!)
宥「……えっと、ご、ごめんね?」
京太郎「謝るのはやめましょう、お互い」ハハッ
宥「う、うん……」
京太郎「えっと、なんで呼びとめたんです?」
宥「えっと、その……い、一緒にあったかくなろうかなって……」ウワメヅカイ
京太郎「そ、そっすか! いいっすね!」
京太郎(ぐぉっ、宥さんの上目づかいと宥っぱいの相乗効果、さらに普段見えないうなじも見えてウォーズマン状態! 倍の倍の倍!)
宥「あったかぁい」ニコッ
京太郎(俺の一部は熱い)
京太郎「熱膨張って知ってるか?」
宥「え?」
京太郎「あ、なんでもないっす」
京太郎「……月が綺麗ですね」
宥「……っふぇ!?」カァッ
京太郎「満月、じゃないのか地味に」アハハ
宥「あ、う、うんっ……」カァッ
京太郎「……あったまる」フゥ
宥「そう、だねぇ……」クスッ
京太郎「宥さん」
宥「ん?」
京太郎「プロに、なれば良いじゃないですか、なりたいんでしょ?」
宥「……」
京太郎(雰囲気が、変わった……いや、変えたのは俺か)
宥「私は、麻雀、もう良い、から……」ギュッ
京太郎「そんなわけないでしょ、麻雀打ってるの凄い楽しそうだったじゃないですか」
宥「でも、松実館が」
京太郎「……十分やれますよ、働いてみてわかります」
宥「でも京太郎くんが助っ人にくるぐらい……」
京太郎「俺、いらなかったと思いますよあのぐらいなら」
宥「え?」
京太郎「……宥さん、やりたいことやっても、良いんじゃないですか?」
宥「……だ、ダメ、だよ」
京太郎(こっからは本音だ……お互い)
京太郎「ダメじゃないっすよ」
宥「ダメだよ、私だけ……それはお父さんと、玄ちゃんに……」
京太郎「裏切り、にはなりませんよ」
宥「っ」ビクッ
京太郎「離れる方の気持ちはわかりません、正直……でも残される側として、俺は言えることがある」
宥「京太郎、くん……」
京太郎「確かに離れられる方も、心の整理ってのが必要なんですよ。変わるから、変わってしまうから」
宥「だから私は、変わらない、変わらないように……最大限っ」
京太郎「かといって変わることは裏切りにはならない、離れる方は凄い大変だと思います。その想いも覚悟も」
宥「私はっ、変わるのが……怖いの……でも、私はっ」
京太郎「プロになりたいんでしょ?」
宥「うん……私、良いのかな?」
京太郎「良いんですよ、赤土さんだって行くんです。宥さんだって良いんです」
宥「……許される?」
京太郎「誰も怒りもしないし恨みもしませんって……みんな背中を押して、だから」
宥「……」
京太郎「たぶん、俺なんかに頼ったんですよ」ハハッ
宥「……」
京太郎「あれ……俺、ちゃんと伝えられたかな」アハハ
宥「うん、ありがとう……ちゃんと、伝わったよ」
京太郎「そりゃ良かった」
宥「今度は、京太郎くんだね」クスッ
京太郎「……っすね」ハハッ
~~~
京太郎「それでそん時に葵さんが」ハハッ
宥「仲良しだね、みんな」フフッ
京太郎「俺から見れば阿知賀もっすけど」
宥「うん、みんな仲良しだよ」ニコッ
京太郎「良いっすね」ハハッ
宥「そろそろ出るね」
京太郎「あ、はい」
宥「それじゃっ」バシャッ
京太郎「宥さんっ!!?」
宥「え……あっ」
京太郎「~~~っ!」バッ
宥「……ひぅっ!」ボンッ
京太郎「すみません!」
宥「こ、こちら……こそ、ご、ごめんねっ!」バシャッ バシャバシャバシャッ
ガラッ バタンッ
京太郎「……最高だったぜ、当分……困らないな、これは」ハァ
―――廊下
京太郎「ん?」
玄「あ、京太郎くん」ニコッ
京太郎「……勘弁してくれよ、玄」ハァ
玄「あはは、ごめんね? ってさん付けと敬語取れた! ようやく私のお義兄ちゃんとしての自覚が!」
京太郎「いや、もういいやこの人にはと思っただけだ」
玄「ひどい!?」
京太郎「たく、おかげで宥さんとみたりみられたり」
玄「えっ、なにそれ詳しく!」
京太郎「あ゛……と、ともかく知らん! もう知らん!」
玄「ええ~!」
京太郎「ええ~じゃないだろうが……まったく」ハァ
玄「でも」
京太郎「ん?」
玄「京太郎くんに、頼って良かった……お姉ちゃん、嬉しそうだったからっ」ニコッ
京太郎「……そりゃ良かったよ。役に立てたならなによりだ」ニッ
玄「お義兄ちゃんとして頼り甲斐あるよ!」
京太郎「お義兄ちゃんではないけどな!」
玄「またまたぁ~」ウリウリ
京太郎(くっ、鬱陶しい!)
―――翌日
京太郎(昨日は悶々して中々寝られなかった……くっ、なんてダイナマイトボディなんだ宥さん!)
玄「おはようお義兄ちゃん!」
京太郎「おう」
松実父「……これは京太郎くんが松実館に嫁ぐ予感!」
京太郎「男なんだから嫁ぐって言わないっすよ」
玄「あ、お姉ちゃんに会いにいってあげて!」
京太郎「……なんで?」
玄「良いから良いから」グイグイ
京太郎「え、え?」
ガラッ
玄父「ごゆっくり~」
ピシャッ
京太郎「なんなんだ一体……」
宥「きょ、京太郎くん?」
京太郎「ああ宥さん、おはようございます」ニッ
宥「お、おは、よぅ……」
/ ヽ
.′ / . . . . . . . . . . . . . . . . .\
′.:/ : : :/: : : : : : : : |: : : : .:|: : :|
:| :/ . : :/ |: : : : : : : ::|: : : : .:|: : :| |
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イ :| :|: :≫示恣 示恣≪ |: : :|: :|
. /: : :| :|: : : 込ソ 込ソ|:|: : :|: :|
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∨ : | :|: : ::. ム:.|: : :|: /⌒⌒\
/ : 八 |: : :个 ~ー~ 个:/|: : :|:.| | | ヽ
/: : :>=∨: :{ >-/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | / / }
/: : : :/ ∨:::\ / / ー ィ、_/_ ノ、
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
京太郎「あー、えっと」
宥「えっと、ど、どうぞ」
京太郎「それじゃお邪魔して、あー、こたつ最高」
宥「……そ、その、京太郎くんが言ってたこと、わかった」
京太郎「ああ、あの二人のことっすよね?」
宥「うん、二人共……私のこと、見ててくれた」
京太郎「……話したんですか?」
宥「ううん、まだだけど……」
京太郎「まぁ期限はありますけど自分の好きなペースが一番ですよ」フッ
宥「うん、ありがとう……京太郎くんが友達で、本当に、良かった」フフッ
京太郎「そりゃなによりっす、俺も宥さんみたいな美人と友達でなにより」ハハッ
宥「び、美人って」カァッ
京太郎「あ、口説いたみたいになってますけど違いますからね?」
宥「ち、違うんだ……」シュン
京太郎「とりあえず、それだけ聞ければ十分です」
宥「あ、お、お茶淹れるね」
京太郎「ありがとうございます」フッ
宥「えっと、」モゾモゾ
ススッ
宥「ひゃっ!?」
京太郎「っ」
宥(あ、足が……)
京太郎(ぶつかっただけだ!)
宥「え、えっと……どうぞ」スッ
京太郎「ああ、どうも」
ズズッ
京太郎(なんだこの感じ……)
宥(な、なんだか、変な感じ……)
とりあえずもうすぐ阿知賀編終了!
ってことで今回はここまで、途中寝た
宥ねぇがヒロインみたいになってるけどそんなことはない、これも仲の良い友達!
次回はようやく宮守に帰れそうで……
そんじゃまたー
【悲報】イッチ間を開けすぎで焼肉イベント入れ忘れる【無念】
>>702の前に居れるはずを……すまぬ……すまぬ……(血涙)
近々焼肉イベントのとこ書く
_ | ∨ <⌒
`、 `丶| \
`、 \----\
__> \
ト、 ⌒T^~ ̄ ̄ ``~、、 ___\ /|
|\ | ∨| l|: : : : : : : : : : : : :``~、、 \: : :.`YV |
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_/ \ ゝ-'´ u ̄/: : : : : / /:::| / いやほんと、焼き肉の件はすまぬ
 ̄/ <⌒ ‘v‐ 、 /: : : : : :/ /:::: | { 、
. / > ∧^ト丶 |: : : : : / /::::::_」 _\ とりあえず再開すんぜ、明日休みだし
/ /``~、、 l ∧| _|: : ,.'´-‐::::::::::::::| |l ∠⌒^\
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あと毎回感想くれてる人ありがとね、気力になるんよ
良質な阿知賀スレあるし松実館スレ悩み始める
てか建てたいスレが多い……松実館、臨海、良子さん、いくのん、ハギ京、雅枝さん、モモ……
一つ一つ手を出していけばいいじゃない。
一キャラごとに書きたいネタがあるのなら
(>>736 短編集みたいな感じでそれもアリか……
ってことで>>678の後の焼肉やってく
―――焼肉屋
京太郎「さて、今日は俺の奢りだ! たんと食え! なんと割引券もある!」
店員「ご注文は?」
穏乃「よっし! カルビ三昧とハラミ盛り!」
憧「豚トロ三人前!」
灼「……サラダ盛り合わせで」
宥「えっと、ホルモンと豚舌を二人前」
玄「わ、私はこのドラゴンカルビ!」
晴絵「あれは、阿知賀のドラゴンカルビ! ってことで私はにんにくホイルで」
灼「ハルちゃん、そんなの頼むから彼氏の一人も」
晴絵「ぐふっ!」ドムデハナイ
京太郎「なんでそんなことを言った! これでは晴絵は辛くなって恋人募集をやめる! 婚期の冬がくるぞ!」
灼「ハルちゃんに半端な気持ちで寄ってくる男なんて自分のことしか考えていない! だからハルちゃんの恋人候補は抹殺すると宣言した!」
京太郎「灼さんが晴絵さんの恋人候補を粛清するなど」
灼「ハルちゃんが悪い男にだまされないように粛清しようというんだよ京太郎!」
京太郎「エゴだよそれは!」
晴絵「……」ピクッピクッ
憧「……ミンチよりひどいわね」
京太郎「なっ、シズ! 早い、早いよ!」
穏乃「これももら―――っ!!?」
京太郎「はっ、そそっかしいからよ……こういう時、あわてた方が負けなのよね」
宥「あったかぁ~い」
灼「食べてる」
宥「うん、沢山食べてるよぉ」ホッコリ
玄「ドラゴンカルビは、ハサミで切って食べる……!?」
晴絵「玄の前にあるしお願い」
玄「ダメだよっ、お母さんにはドラは大切にしなさいって……ドラは切れない!」
憧「面倒だから切るわね」ジャキジャキジャキ
玄「ああ~~~!!?」
穏乃「憧の悪魔!」
京太郎「鬼!」
晴絵「レズ!」
憧「レズじゃないわよ!」
憧「うぷっ、無理……」
京太郎「なぜこんなに豚トロを頼んだりした!」
穏乃「憧が食べるって言うから、一人で3人前ぐらい」
京太郎「憧はそこまで食べる人ではなかった!」
穏乃「いや、えっと」
灼「まぁみんなで食べるよ」モグモグ
京太郎「憧は、この量の肉全部を飲み込めやしない!」
灼「穏乃の胃はそんなものだって乗り越えられる!」
京太郎「ならば、今すぐ憧に胃袋をさずけてみせろ!」
灼「この肉をやってからそうさせてもらう!」
晴絵「仲良いね……良いなぁ」ボソッ
玄「お義兄ちゃんはお姉ちゃんと結婚するんだよ先生!」
晴絵「えっ、もうそんな仲に?」
宥「ご、誤解が生まれちゃうよ玄ちゃぁん」
玄「お姉ちゃんはお義兄ちゃんの子供を産むんだよ!」
宥「ふぇっ」カァッ
晴絵「あ、玄……私の梅酒飲んだでしょ」
玄「ふぇ?」
晴絵「ああダメだ」
―――店前
京太郎「ふぅ……」
晴絵「ありがとね、結構しちゃったけど」
京太郎「大丈夫っすよ、わりと持ってるんで」グッ
穏乃「ごちそうさま!」
憧「ありがとね」
灼「ん、ごちになります」
宥「ありがとう、京太郎くん」ニコッ
京太郎「いえいえ……さて、帰らなきゃなぁ」
宥「その、ありがとう、玄ちゃんのこと、背負ってくれて」
京太郎「寝ちゃいましたからね、いたしかたない。それにほら、お義兄ちゃんって慕ってくる相手だし」アハハ
灼「え、認めたの?」
京太郎「認めてないっすけど」
晴絵「その、少しぐらい」
京太郎「晴絵さん、これは晴絵さんへのほら……プロの道に行くことにしたお祝いでもあるんっすよ」
晴絵「え?」
京太郎「だから、俺からのお祝いっす。もし俺が20歳になったらその代わり奢ってくださいね、酒」ニッ
晴絵「……う、うんっ」ニコッ
灼「……京太郎を殺さなきゃ死んでも死にきれるもんじゃ」
京太郎「やだ怖い!」
憧「灼のがよっぽどレズじゃ」
京太郎「憧には言われたくないだろ」
憧「なんでよ!!?」
カプ板に書いてたの、もしかしてイッチ?
焼肉の件だけやって今回はここまで
近々宮守に帰るまでのイベントやってから……宮守だ!
ちょっくら大人になった京ちゃん帰還ってことで
最近の京ちゃん、顔かわいすぎんよー
ではまたー
>>741
そりゃバレるよね、そうだよ
|\ Λ /|
| \| \/ V/ !
_| L _
_> /
\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
乂_ { /-- ^'ー'^--V}―┘ <_
X | . γ{ { 三三 三三 }\ <_
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__
> |ノ从 ^}! } < 京誕なんで夜更かしして短編一個を投下する
> \ / マ フ 心 <
>、 <ミi ≧s。 ノ イ < まぁ、一日遅れてるんだけどね
X> >ニニニニニ> <‘,
. // へV vVヘニニニニニ > ト、「 ‘,
. /7L/ニニニニニニニニニニニハV vV vV ‘,
// /ニニニニニニニニニニニニニニニニ\ / ‘,
/ /ニニニニ{ ̄ ̄¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄マニ{二二ニ\ ‘,
__/ニニニニニ{ マ{ニニニニ\ /
. /ニニニニニ{ マニニニニニ\/!
/二二ニニニ{ L ____________ L 寸ニニニニニ} |
ニニニニニニ{ {ニニニニニ{_|
二ニニニニニ\ /ニニニニニニ厂
.、ニニニニニニ\ __/二二二二ニニ/
\ニニニニニニ\ {ニニニニニニ/ 、
ニ二二\/ヘ \ / /二二二二\ }
二二二二二} } / /ニニニニニニニ} }
※京ちゃんは普通に清澄の生徒設定で
※京モモ
―――鶴賀学園
桃子「……よっし!」ガタッ
智美「どうしたモモ?」ワハハ
佳織「なんだか嬉しそうだね、存在感マシマシだし」
桃子「今日はこれで!」
佳織「えっ、なんで!?」
桃子「病欠っす!」ダッ
睦月「元気な病人だな」
ガラッ ダダダッ
佳織「どうしたのかなぁ?」
睦月「最近お熱の須賀か?」
智美「ムッキー、お熱はないぞ」ワハハ
ゆみ「おい蒲原、貴様勉強はどうした」
智美「おやゆみちん、どうして私がここにいると」
ゆみ「お前が行く場所といったらここぐらいしかないからな、勉強だ」
智美「な、なら麻雀で決着をつけよう!」
睦月「それって」
佳織「私たちも?」
ゆみ「良いだろう、私が勝てば三日は勉強三昧だ」
智美「……ワハハ」
睦月「笑ってるのに笑っていないとは……」
―――清澄高校
桃子「き、来てしまったっす……」ソロリ
桃子(きょ、京さんは……そろそろ部活が終わる時間っすよね?)
京太郎「……」
桃子「あ、京さ」
京太郎「ん」
優希「京太郎!」ガシッ
京太郎「のわっ!?」
和「もうゆーき、京太郎くんの首が折れますよ?」
優希「京太郎はそんなやわにできてないじぇ!」
京太郎「なんでお前が決めるんだよ」
久「あら、でも色々見てるとかなり頑丈っていうか強そうよね」
京太郎「俺のこと色々見てると」
久「っ!?」カァッ
まこ「うわぁ、図星じゃったか」
京太郎「まぁなんだかんだで一番見てくれてるのって先輩っすよね」
まこ「そうか?」
京太郎「はいって……」
優希「どうかしたか?」
京太郎「いや、声が聞こえた気がして」
咲「お待たせー」タッタッタッ
京太郎「おう」
久「それじゃ誕生日パーティーに行くわよ!」
まこ「店の方は大丈夫じゃけぇ、いくか!」
京太郎「はい!」
京太郎(誰かいた気が、したんだけどな……)チラッ
桃子「……」
>>765
> 智美「……ワハハ」
>
> 睦月「笑ってるのに笑っていないとは……」
ワロタ
―――翌日・放課後・鶴賀学園・麻雀部部室
睦月「あれからどうしただろうか」
智美「そりゃ須賀とあんなことやこんなことを」ワハハ
佳織「ひゃぁっ、さ、智美ちゃん、まだ高一なんだよ!?」
智美「むしろ最近は普通だそうだぞー」ワハハ
佳織「そ、そんなっ」マッカ
睦月「だとしたらテンション高く来るでしょう」
ゆみ「それは気になるが蒲原、お前は勉強だ」
智美「ワハハ、舐めるなゆみちん、私はこれでも一夜漬けの勉強で鶴賀に入ったんだぞ?」
ゆみ(あるいは凄い大物なのか……?)
ガラッ
みんな「!」バッ
桃子「どう、も……っす」ズーン
みんな「なんかすごい落ち込んでらっしゃるぅぅぅぅっ!!?」
佳織「どどど、どうしたのモモちゃん!」
睦月「昨日出ていく時のお前はもっと輝いていたぞ!」
ゆみ「それでもステルスモモか!」
桃子「忘れちまったっす……ステルスなんて言葉……」
智美(落ち込みすぎで逆に目立ってステルスが無効に?)ワハハ
ゆみ「なにがあった?」
桃子「なんでもないっす、私には不相応だったんっすよ」ハァ
睦月「重傷だ」
佳織「須賀君と楽しくやってたのかと」
桃子「」ピクッ
智美(完全に地雷だぞかおりん)ワハハ
桃子「わ、私だって楽しくやりたかったっすよぉぉぉぉぉ!」ダッ
佳織「あっ!」
ゆみ「追うぞ!」
睦月「トップギアだ!」ウム
智美「スタート・ユア・エンジン!」ワハハ
―――鶴賀学園・廊下
ゆみ「モモぉぉ!」ダダダダッ
桃子「なんでついてくるっすかぁ!」
佳織「ご、ごめっ、ごめっ……も、む、りっ」バタリ
智美「かおりん!?」
桃子「帰るっすぅ! いつまでついてくるんっすかぁ!」
睦月「無論死ぬまで!」
ゆみ「どうしたモモ! 須賀に振られたのか!」
智美「ワハハ、空気読めよゆみちん」
桃子「……おうち帰るっすぅぅぅぅ!」
_.,,,...,.:-:‐…:::::…‐-...
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i{i:::Ⅳ:::ハ∧::!リル__ \:ヾ \ \::\!:.\::::::ヾx\:::::::::::::::::::::\
∨::x-‐ 、三三三 ヾ\ 三三三三ヾ\::} }:::ヾ::::::::::::::::::\ヾ:..
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x<////{ i| , ∧ ∨.,ノ | ,r‐───v | ,.イ::::‘,゙::::::::::\/≧x.ハ:l ` リ
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///////∧ \彡'////∧:::::::>`二.. ̄_´ , イ/ |!//\\ヾ///ヾ////≧x
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>////<==≠========‐--ヾ\//ゝ='ソilil` ='!////}/////////////////////// .‐-- 、.,,...__
` ¨¨ ´ {//|!//{! 》il《 {////i}////////////////////////////////ヾr=‐ __
{//|///ゝ ilililii、/ヾ彡'///////∧`≧x////////////////////i} }
ゞ/∨//∧ilililil///}|!./////////∧  ̄`゙゙゙''''ー- ...,,,,_///////|i} ,r!
―――鶴賀学園校門
桃子「!」
「モモ!」
桃子「!?」ピタッ
ザッ
桃子「……き、京さん?」
京太郎「よっ……ってどうしたその顔!」
桃子「あ、いやこれはっ……」
京太郎「大丈夫か?」
桃子「は、はいっ……もう」
京太郎「で、あっちは?」
桃子「え?」
ゆみ「……!」グッ
智美「蒲原智美はクールにさるぜ」ワハハ
睦月「うむ」
桃子(明日、謝ろう)
京太郎「えっと……」
桃子「あ、その……どうしたんっすか?」
京太郎「昨日もしかして、来たか?」
桃子「え?」
京太郎「声でわかるさ、俺がお前の声聞き間違えるはずないだろ?」ハハッ
桃子「……っ」
京太郎「なんてカッコつけながらちょっと不安だったんだけど、あってる?」
桃子「……はいっ」コクリ
京太郎「ははっ、まぁそのなんだ……この後、暇なら一緒にどうだ?」
桃子「……」コクリ
京太郎「えっと、モモ? 怒ってるか?」
桃子「そ、そんなわけ、ないっすよぉっ」グスッ
_ ...... _
, ...::::::´::::::::::::::::::::::::::::::::`::.....
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ト / i .| i _. ..| i..---|.:::::::|.:| |_i i....|  ̄ i
i ' i_..i-‐.::::T::::::::::::|、 : ::::::i::::::::i:::! !::}:::i::::|::::::::::.... i
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.i:::::::ヽ::::::ト. ,ィ示元下 示=ミ|i |:::::::::::::::::i
.'::::i:::: `小. |iゞ。==:' ゞ=:.o.|}〉 .小::::::::::::: i
i :::i:::::::::::ハ .|i:.゚:.:.:.:.:.: __ni ヽ_.:.:.:.:.|i゚.∧|:::::::::::::::::i
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/: : : ヽ: : \|i: ̄フヽ / .' ̄: |/:{: : ̄: 7: : ヽ
.': : : : : :',: : : :}i:/: : : :`:ヽ. .,イ .i: : : :ヾ:´: : : :/: : : : :.
i: : : : : : :V: : :/: : : : : : : : : \/:. | __{: ヽ: : : : : : /: : : : : : i
京太郎「な、なんかしたか俺!?」
桃子「なにもしてないけどっ……京さんのせいっす」
京太郎「ファッ!?」
桃子「だから、責任とって……付き合ってください」キュッ
京太郎(涙目のおもち美少女に袖を引っ張られて心が傾かない俺ではない! というかそもそもモモ誘いに来たしな)
桃子「京さん……」
京太郎「よっし、家行くか家!」
桃子「家って……?」
京太郎「俺の家だ!」ニッ
桃子「……ふぇっ!?」
京太郎「あ、や、やらしい意味とかじゃなくてな!」
桃子「は、はいっす……」コクリ
―――帰り道
京太郎「ところでさ」
桃子「はい?」
京太郎「昨日、なんで帰ったんだ?」
桃子「あ、え……そ、その……」
京太郎「ん?」
桃子「が、学校から出る時の京さんたちを見て、私は……入る場所がないなって」
京太郎「入る場所って」
桃子「私じゃ、京さんの横には……立てないって、自覚しちゃって……」
____
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|八{:N_V{:::::i{:{ \ |:l:::::::}::| ::::::::|:::::::::::::::::,
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. | :::::圦Vリ ィi芯'x `|::::::::::::| } ::::::::::::::|
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i|:::::::}八 ' ,.,.;{,., |::::::::::::|::::::::::::::;:::::|i
i|:::::::i;::::::\ -_、 \|::::::::::::|::::::::::::/}:::八
i|:::::::i| :::::::::::丶. __ ,.. '′|::::::::::::|_:::::::://:/ ;}
;八:::::i|\::::_」=‐ァ゙ } |:::::::::::八\{/:/ /
{ X广⌒” / ∧ l:::::::/}′ } }”¨'' ー- ミ
′ 厶イ:::ハ r'^{::::/ / / `、
i {={ \{{_//∨\/ / , ;
l{ / {={ [:::ア /ヽ/ / |
. |`、 /, {={ /:::}_ -‐'ヘ / ,: |
. | У 、 V/ヽL - '′ { ノ
京太郎「モモ……お前」
桃子「す、すみません……こんなこと言って、諦め、きれないからっ」
京太郎「モモ?」
桃子「い、良いんっす別に!」
京太郎「ていっ」デコピン
桃子「あいたっ……ってなにするんっすか!」
京太郎「そんなもんお前がアホなこと言うからだろ」
桃子「あ、アホって! ここまで言って私の気持ちに気づかない鈍感キャラでしたっけ!?」
京太郎「そうじゃなくて気づいた上でだよ」
桃子「え?」
京太郎「……お前が清澄の俺らの中に入るなんて無理に決まってるだろ」
桃子「うっ」ズキッ
京太郎「当然だろ……だけどな?」
桃子「え?」
京太郎「俺の隣に立つのと、それは違うだろ?」
桃子「……そ、それって」
京太郎「その、あれだ……うん、お前が良ければ、お前がまだ俺にその……あれ、ならさ」
桃子「え?」
京太郎「俺の隣、お前が嫌になるまで……立ってくれないか?」
桃子「そ、それって……」
京太郎「くそ、ムードもへったくれもねぇ場所で……」ブツブツ
桃子「……その、京さん」
京太郎「す、すまんモモ、今のは」
桃子「私で、良ければ……」
京太郎「へ?」
桃子「私と、一緒に……京さんが嫌になるまで、立って、歩いてくれますか?」
京太郎「……おう、偶然とはいえ見つけた相手だ。そうだな、ありゃ運命と言って良い」
桃子「私が道に迷っておろおろしてる時にぶつかっただけじゃないっすか」クスッ
京太郎「それがだよ……ってことで、その」
桃子「私たち、その……彼氏と、彼女?」
京太郎「そう、なるの……か?」
桃子「……あははっ」
京太郎「ははっ」
―――須賀家・自室
京太郎「親いなかったな」
桃子「ま、まぁ初日からご両親と顔を合わせるっていうのもレベルが高いっていうか……」ボソボソ
京太郎「だよな、悪いなそれより」
桃子「謝ることあるっすか?」ジト
京太郎「いやその……」
桃子「まさか、二股をかけようとしてたとか」
京太郎「んなわけないだろ、そうじゃなくて昨日だよ」
桃子「……ああ、そういうことっすか」
京太郎「誕生日、祝いに来てくれたのにさ」
桃子「清澄のみんなと、一緒で楽しかったんならそれで良いっす」
京太郎「みんなにはその、悪いけど……お前と一緒の方が、良かったかも」
桃子「そ、そんな嬉しいこと……言わないでくださいっす」カァッ
京太郎「誕生日プレゼントも期待してたしな」アハハ
桃子「もう、台無しっすよ……家に、あるっす」
京太郎「冗談だけどな、一日遅れとはいえ良い誕生日プレゼントもらったよ」ナデナデ
桃子「あぅっ」マッカ
京太郎「モモは可愛いなぁ」
桃子「……京さん」
京太郎「ん?」
桃子「……」スッ
京太郎「なんで俺の顔に触れ」
桃子「んっ」
チュッ
京太郎「―――ッ!!?」
桃子「んっ……」スッ
京太郎「お、おま! おおお、おまぁっ!!?」
桃子「い、今あげられるものといえば……こ、このぐらいしか」カァッ
___
....::´::::::::::::::::::::::::::::::...
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
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/:::::{ ::::l:::::::|:::::::|::i:ハ::::::::!::::::: |:::ト、::::::::::::::|
|::::::::|:::::l:::::::|:::::::!::{ li::::::l:::::::::.::::!:::ヽ::::::::::!
|:::i::八::::ヽ_:|::::: |/ ノl:::从:::::: l::::|:::::::i:::::::::|
|i::|:::::::::芹ミ|ハ:八 ィ芹ミz::!:::::: |i:::「ヽ::l::::i::::|
八ト、:::八ヒヅヽ ´ ヒz;ヅl:ト;::::::|i:::l_i/::l::::i::::|
|i:::ヽ::::i l! `| )八リ:::|/::::|::::l::::|
|i::::::::::::. ' 'l'' i}:/:::::i:::::::|::::|::::!
|i::::--|込、、__ :! ,.'|i:::::::l:::::::|::::i::八
ノ'/// |::::::`ト .` _l ,.∠ |i:::::::l:::::::|::::l/
|//:.八::::::|`ー<. 厂 ̄_八:::: l:::::::|:从
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ト--ヽ//////〉ー―----一'"´ ̄ ̄ ̄}>{_-- 、!
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∨////// __厶---<__ \__ } } } |
`¨¨ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ゝァ'/! 八}
`¨
桃子「そ、そこまで喜んでもらえればっ、えへへっ」
京太郎「大好きだ!」
桃子「は、恥ずかしいっすよぉ……も、モモのファーストキスで、喜んでいただけたなら、な……なによりっす」エヘヘッ
京太郎「お、俺も」カァッ
桃子「えへへっ、一緒でっすね」ニコッ
京太郎「なんつーかその、エロい」
桃子「なっ……なんてこと言うっすか!」
京太郎「褒め言葉だぞ」
桃子「ま、まったくそう聞こえないっすっ」フイッ
京太郎「ほらその、しょうがないと思ってくれ」
桃子「まぁ、京さんが前々から私のおっぱいばっか見てるんでスケベなのは知ってたっすけど」
京太郎「バレてたか、和にも良く注意されるんだよなぁ」
桃子「……」ムッ
京太郎「今日も注意されちゃ……」
桃子「……」ムスッ
京太郎(え、なに、初日から喧嘩なの?)
桃子「おっぱいさんのおっぱい、大きいっすもんね」
京太郎「いや、モモもかなり大きいと」
桃子「本当っすか?」
京太郎「嘘はつかない、おもちに誓って」
桃子「おもち?」
京太郎(玄さんの呼び方が癖に……)
京太郎「モモに誓って! モモの胸がナンバーワン!」
桃子「……本当っすか?」
京太郎「モモがナンバーワン!」
桃子「は、恥ずかしいっすよぉ」カァッ
京太郎「……まぁその、すまん」
桃子「私、独占欲強いかも」
京太郎「まぁそんぐらいの方が、俺としても心配なくて嬉しいとこもある」フッ
桃子「……やっぱ京さんって、最高にカッコいいっすよね」フフッ
京太郎「そうか?」
桃子「そうっすよ♪」
桃子「でも!」
京太郎「ん?」
桃子「おっぱいさんに、取られちゃいそうで怖いっす」
京太郎「そんなことねぇと思うけど」
桃子「だ、だから……そ、その……京さんが、おっぱいを、見る度に……わ、私を、思い出す、ように……するっす」カァッ
京太郎「へ?」
桃子「んっ」ボスッ
京太郎「そ、それは俺のベッドで」スクッ
桃子「き、京さんっ!」
京太郎「はぃ!?」
桃子「……モモを、召し上がれ?」カァッ
. - - .
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/. : :::::: :::::::::::::::::::::::: ::::::\´ `ヽ
\ / . :: : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
\ / . :: :/. : ::: / . :::::::i .::: ト、.:: ::: ::::::: . _
.' .: :: /. : :::::/ .:i :: l:::|.::::::|__ヽ:Y .: :::::::: . ´ `
/ .: :::/. : :::::/ .:: |:::::l:::l:: i´| !:l . :: :: :::∧\
/ イ.:::/. :: :: /:!:!_! !:::::l: |:: !:リ ルハ .::::: ::'::∧ ヽ
〃 .l.:/ . : :::::i´l !ルメ.::::l:::!::リィテ〒k:i . :: :::'. ∧ r :
l| |. ::i::::i::l:::|: l !rテく从ル' 辷.ソ!ノ:| . ::/. /.:∧ r i´| l| `i
八 |::: l::::l::l:::l::从辷ソ "".'" リ .:/.:/.::/.:: 〉 「: : ̄: : : :`ヽ
).从 .::::l::l::从::人"" ' / /.::/.:/:: /}:::/ {:0 : : : : : : : {
人 .:l::l'ハ:\\ r .フ / . イ.:/.:/:: /.:ル' ├─ :─: ミ、!
/.:Ⅴ`Yト、 ):人:.:: i:_:_.\> - {. !::!':: /.::/.イ( _ | : : : : : : : :リ _
/. : : \しjト、 ⌒ X´. : ヌ´r‐‐く 八人j:,ト<_ ´ `ヽ ! : : : : : : :/ /´
. 〈 : : : : : :\し /. : : : :l: ∧ \ / |: :\: :「 ト、 .'. : : : : : ://
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从 : : : : : : : : : : : :./ |: : : : : : : / .リ :: :: | l: : : : :└‐‐< >- < ヽ
人: : : : : : : : : :/ ____.j: : : : : / 〈 : : :::リ 八o : : : : : : : : \
ヽ. : : : : :/ /´. : : : : : : : / \:イ ' \ : : : : : : : : ハ
 ̄ 〈 : : : : : : : :, ' ヽ. : : : : : ///!
\ : : : : :/ __ ∧ _ }_:_:_:./斗イ
/\: : :.レ'´:::/.:::/.: `ヽ. /::∧ /´:::::\::::\::\:::\
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く .::::::/.::::::::::::::::/.:::::/.::::::::::::::: /.:::::::::j \.::::::::: 从!:::::::: j:::::::/
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\ ::: /.::: /.::::::::::::::::/::::::: l:l〈{ .////∧::::::|::::::/
∨ ::::/.:::::/:/::: /.:::::::::从 } //////∧斗イ
〈 ::::/.:::::/.ムイ「 ̄)ノ⌒ヘ 〈´ ̄ ̄ ̄
⌒´ ̄ ヘ ヘ ∧
. . ,ィ升i
京太郎(それから先―――覚えてないわけがない。鮮明に覚えていた)
京太郎(付き合った直後にコレとかどうしようもないぞ俺、とは思うが俺は悪くない)
京太郎「モモがかわいすぎるのが悪い」
桃子「な、なんっすかそれ」カァッ
京太郎「そのままの意味のつもりだったけど……」
桃子「うぅっ……」
京太郎「朝か」
桃子「すっかりっすね、両親にはメールで友達の家に泊まるとは言ったっすけど」
京太郎「その、すまんな」
桃子「平気っすよ……そ、その京さんと……う、嬉しいと、いうかっ」カァッ
京太郎「可愛いなぁ」ナデナデ
桃子「あぅっ」カァッ
京太郎「夜も可愛かったぜ」キリッ
桃子「は、恥ずかしいっすよぉ」ポカポカ
京太郎「ていうか服着なきゃな、母さんたち帰ってるだろうし……バレたか?」
桃子「嫌っすか?」
京太郎「いやじゃねぇよ、どっちにしろ話はするしな」フッ
桃子「京さん、私……幸せっす」フフッ
-―…=―-
/:/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/:::::/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::,
′::::::::::::::|:::::::::::::|:::|:::::::::::::::::::::::::::::::|iト、
|::::::::::::::::::::!:::::::::::::!:::!::::::|:::!:::::::::::::::::::|i 'ヽ
l::::::::|:::::|:斗::::::::::!:|:::l::‐::|:::!::::::::l::::::::::リ }
、:::::|:::::ト、::ト、::::::i::!:::!::::::i:::ト、:::::|:::::::::/\ ′
∧::.、::|:.ヽ! \::::从ィ芋ミ刈::::|::::::/: : : ∨
ノ ヽハ:i∧=≠ ヽ! ヒ.:ツリ:::::|::::/`ヽ: :∧
/::i:!::ハ ''' 、 '''| /:::::::!:/: : : :∨:::|!
l::::i:{:'::込、 _ , i !:::!::〃: : : : :/i::::|i
i::i:|:!/:{::::i:::`:ト.. _ .ィ| !:::|:/: : : : : /::l::::|i
l从:!:::」:::」::l从::」彡| |:::/: : : : : :.i:::八:リ
, -r=< iヽヾ /--ノ- Ⅳ : : : : : :.!'⌒ヽ
_/: : :|: :_:_: i〉厶イ´ __ /: : : : : :l: :ト、ヽ: :\
/: :_:彡 ´ , ´ /: : : : : : :l: :ト、:l: :l: : :}
桃子「よっし、完璧っす!」
京太郎「とりあえず送ってく」
桃子「良いっすよ別にぃ」
京太郎「彼氏らしいことさせろ」フッ
桃子「えへへ、それじゃ彼女らしくするっす♪」
京太郎「おう」ナデナデ
桃子「えへへ、京さんの手って安心するっす」ニコニコ
京太郎「そうか?」
桃子「はい、それこそずっと……この手で撫でて欲しいぐらいっす」ギュッ
京太郎「それじゃあれだな」
桃子「ん?」
京太郎「来年の誕生日の予定は開けときゃなきゃだな」ニッ
桃子「……はいっ!」エヘヘッ
京太郎「それじゃ、行くか」
桃子「あ、京さん!」
京太郎「ん?」
桃子「遅れたっすけど一言……それとぉ」
京太郎「どうした?」
桃子「んっ!」
チュッ
桃子「大好きっす♪」
京太郎「……俺もだよ」フッ
桃子「それと」
京太郎「?」
桃子「お誕生日おめでとうございます! 京さん!」
......-――-.....
...::´::::::::::::::::::::::::::::::::::`::.、
/:::::::::::::::::::::::::∧:::::、:::\::::\
/::/:::::::〃:::::::::::::' ‘:::::i::l:::::::::::::::.
/:::::::://_|l::::::::!:l:::| ̄`i:::|::l:::::::l:::::::::.
;::i::::l:l::{´八::::::|八{ __, }/lィ::::::::|:::::::::|
;:::|l:::l:lハ __ \! 芹弐刈l:::::::::!:::::::::!
/::八从芹沁 V.::ツ||:::::::リ1::::::::.
/::::::::/:/:i V.:ツ , ~´ ,リ:::::/ 八::::::::.
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〃i::::::i:::i:::i::::::个ト .. .. イ::::/::::::!:::::::l::::::::!
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/\ 八八::::l:::|:::l::::::::|::l:/!´/ノ/__」 |::i::::::乂::::/:彡'
r‐'、 }_j┐ ヽl乂ハ八乂}_}/=≦三从i从{ `<
/、\ V / /__ ⌒7三ヲ/ ヽ
{ト _>‐'´/} . -‐ ´ /ニ/
i`ー=彡 |/ /'´ }} ',
〃} lリ o/ |i .
{{八 /{ / リ !
》 / 八 { / / !
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ノ , / /、 ∨
ノ i /_ __彡' 〉 ∨
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二二/二二\ _/ l| '. }
i二二〉二/二ニ、 .< リ { ̄ ̄ ̄ ̄} ∧ |
∠三三三フ二二二、 { }---―― / }`ー―一彳 '. |
{三三∨二\二二二八_| /1 \l_____ノノ ∧ ,
|ニ三三〉三三\ニニ/二ニ八 /ニニ| ∧ '.
|三三八三三ニニ∨二ニ/二>-‐'二二ニ! ___彡 ∨
 ̄∨三\ニニニニ \ニ//ニニ/二二二八_o_ -――━━千二∧ ∨
\ニニ\三三三∨二ニ/二二二/二二二二|二二二|二ニ|二二∧ ∨
\三\三三ニ\/二二二/二二ニニニニ|二二二|二ニ|二二二\ \
終わればこんな時間に……もう寝ずに仕事行こう
一日遅れの誕生日企画っした!
楽しんでいただけりゃ本望よ
次回は路線戻して本編へー
ではまたー
|\ Λ /|
| \| \/ V/ !
_| L _
_> /
\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
乂_ { /-- ^'ー'^--V}―┘ <_
X | . γ{ { 弋フ 弋フ }\ <_
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__ おう、待たせたな! 本編開始じゃ!
> |ノ从 ^}! } <
> \ / `ー‐ ' 心 < いい加減、終わらせなきゃなとは思ってんのよこれでも
>、 <ミi ≧s。 ノ イ <
X> >ニニニニニ> <‘, 松実館だなんだ言いながらいまだに悩んでる優柔不断っぷりよ
. // へV vVヘニニニニニ > ト、「 ‘,
. /7L/ニニニニニニニニニニニハV vV vV ‘,
// /ニニニニニニニニニニニニニニニニ\ / ‘,
/ /ニニニニ{ ̄ ̄¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄マニ{二二ニ\ ‘,
__/ニニニニニ{ マ{ニニニニ\ /
. /ニニニニニ{ マニニニニニ\/!
/二二ニニニ{ L ____________ L 寸ニニニニニ} |
ニニニニニニ{ {ニニニニニ{_|
二ニニニニニ\ /ニニニニニニ厂
.、ニニニニニニ\ __/二二二二ニニ/
\ニニニニニニ\ {ニニニニニニ/ 、
ニ二二\/ヘ \ / /二二二二\ }
二二二二二} } / /ニニニニニニニ} }
―――奈良・駅前
京太郎「それじゃ」
穏乃「またね!」
憧「ま、いつでも来なさい」
灼「困ったことあったら、お姉さんに頼って良いよ」フッ
京太郎「うっす!」
玄「お義兄ちゃん! お父さんがありがとうって、それといつでも来て良いって」
京太郎「ん、ありがとな玄」ナデナデ
玄「えへへっ、松実館を家だと思っていつでも帰って来てねお義兄ちゃんっ♪」
/ . . . . . . . : : : : : : : : . . . \
, . . . . : : .:. .:..:.:.:.:.:.:. .:. .:.:.:.:.:..ヽ:. . :. ヽ
/ . . . : .:.:.:.:.:.:.:′.:.:.:.:. i{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:..‘. ∧
/ :/ :/:/ ..:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.:.:. | :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨. ‘.. .
/ .イ ′:.:.:.:.:.:{:.:.:.:,| ...:.:.:.: {∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:. :. i
././ ′:!.:.|.......:小:.:.ハ__ .:.:.:.:iハ 斗:十:.ト:. .|:.:... i:. :
i:.′} . :|. :! :.:.:斗{:.:「 丁i .:.:.:.ト:.V ヘ:.{\:.:.`!:.:.:. |: :|
|′.′::l .:|.ト:. .::| ヽ 气{\:.:{ \ ヽ. \} :. : |: :{
i . .:.|:八.:.|ヽ{ _ \ ,z≦ミ、| :.: :.!:. |!
| : /|.::.:.:.::! ,ァ= =ミ ´ `'^| :. : |:.小
|.:/ :! .:.:.:.ハ ′ /i/, | :. : |:.|i
|:′:} .:.: :| ∨ /i ' .:. :. :.!:. l: {
○: :′.:.:.ト. . , 八:.:..:}:. l:.‘
/:.{: :| .:.:.:. {:: 込 ` ´ /}::.:.:./::. :!:. ‘
/:;:.|:.::| .:.:.:. |:::::::个:..... .イ::∨:.:.:/:/.:.′:∧
i:/{:.! .:| .:.:.:. |:::::::/:::::::::ノ}≧ - ´ {入:/.:.:./i/:.:.′:. . ‘.
|{∧{..:.i:.:{:.:.:‘:.:.::::::::/ 乂 / /:.:.:/V:.:.:.{:.:.:. . . ‘.
.′..:.八:!ム:.七¨⌒} >t_ん /:./「/:.:.: 厂 ̄ ≧ 、
/ . rヘ´ ヽ \ | ∧ ∧'ィ斗v′:.:/ ヽ
. / . :′ 八_{ ̄≧ V__/イ´ {'リ:.:.:.:′ / }
/ . . {⌒ヽ 八 z__{ }___, {.':.:.:./ / |
.′. .:| \ 《 ハ下 . /.:.:.:.′ , 小
/ . . .:.{ ヽ } ∧__/ }ハ ≧7.:.:.:./ / {:∧
. / . ./..:.:} . | く / } ;:.:.:.:.:′ .′/ {:. .‘.
/ . ./..:.:.:.i ∨ } `≧-ヘ ∧ノ}:.:.:.:.{ . { .′ }:. . ‘.
/ . :/′:.:.:.} ‘. V| ∨ |:ノ}:.:} j / / {:.:. . ‘.
京太郎(もう松実館の子になっちゃっても良いかな……とか思っちゃうからやめろミザエル)
京太郎「おう、ありがとな」フッ
宥「その、京太郎くん」
京太郎「宥さん……」フッ
宥「私も、頑張る……」
京太郎「……はい」
宥「ありがとうっ」
京太郎「いや、なんつーか……こちらこそ」
宥「え?」
京太郎「宥さんがいたから、色々と解決したってのもあるんで」
宥「それって……?」
京太郎「まぁなにはともあれ、そろそろ行きますね」
宥「ま、待って京太郎くんっ」
京太郎「はい?」
宥「ごみ、ついてるよ……とってあげる」
京太郎「え、はい……」カガム
宥「んっ」
京太郎「ん?」
チュッ
玄「やったぁぁぁぁぁっ!」
穏乃「ひゃわっ!?」カァッ
憧「ふきゅっ!?」カァッ
灼「なんとぉぉぉ!!?」
スッ
宥「えっと、その……お礼、ありがとうっ」
__
-‐  ̄ -
/ `
/ ヽ 、\
/ /. |λ ! ヘ ハ. ヽ
/ ./ / /! ! .|ハ j k‐-ハ、. キ ヘ
. / ! ! !.ム |. ||_ムハ|ヽ. キ`ヽ. |
i | | |.| ハネ、. || !気込z含 ! l. ’
| | | Nィ,z之、ヽ. ハ | ら `心、| | .|
|. 八ヘ | x作 ! ` `ー` 辷__ツ ! ト |
l ヘヘヽ.辷ツ """ |. ム'
. ヽ、`´"" ' ./ /. ’
. 八. マゝ , -, // / /
込 ` ´ .// ,イ レ ム、
',. 个. ィ// ∠__L__込 _ト、
ヘ >- ‐…ァ' ./ _ -‐ァ´/ . |
. ヽ ソ/ / /_/ / / -‐‐込
>、 { / ./ / _ -‐ / ヽ
{ / 〈 ヽ }_x≦-‐/ {- / -―………―-≧
___}>‐'´.川 ,.{ / i! |x≦-- ___ |
/ ノィj _ - ' 込| ト ゝ__ -―――-≧ュ_____!
/ ____ム>‐ ' 入ー-ゝ ―- _ ヽ
/ィ´ ̄.ィチ八`´ノ}| `ー‐'/ \ ― __ |
{ /〈 / /ー' / ヽ__/ `ー -- __ -――- 、 `ヽ
八 У / |  ̄ ̄ 〉`ヽ、\ |
У / / ノ { i i ヘ |
.: i { オ| / | | ! ハ !
. 入 ハ 、. ノ | / / ! ! ! j.|
/ ヽ ヘ 、. / ネ / V . j !|
京太郎「は、はい……」コクリ
―――車内
京太郎(いや、あのキスはお礼と言ってたが……お礼でキスってするもんか?)
京太郎「いや、ないよな」
京太郎(さすにそれはない、つまり宥さんは俺のこと……? いやいやいや自惚れとか超恥ずかしいし)
京太郎(俺を普通に好意的に思ってたとしても、さすがにお礼で頬とはいえキスはない、よな?)
京太郎(いや、でも俺は……うん、最初から答えは出てるし、いざとなったら……モテ期ってわけじゃないよなぁ)
ピロリン
京太郎「あ、智葉さんからメール……東京にはいつ来ますか……って来るの前提ですかそうですか」
ピロリン
京太郎「爽さんからか……あ、チカセンからも来た」
ピロリン
京太郎「ネリーと和からも、なんだかやけに来るな」
ピロリン
京太郎(モテ期……こねぇかな、いや今来ても困るか)フッ
―――宮守・駅前
京太郎「ついたぁ……」ドッ
京太郎(寄り道したとはいえ、やけに遅くなったな)
トシ「ん、お帰り」
京太郎「なんでここにいるんっすか?」
トシ「大体いつ帰るか、わかるよそりゃ」クスッ
京太郎「……不思議っすね」
トシ「一人の生徒に入れ込むのはダメってわかってるんだけどね、大事な……孫みたいなもんだからね」フッ
京太郎「ありがとう、おばあちゃん」ハハッ
トシ「なにか食べてくかい」
京太郎「ラーメン食べたい」
トシ「それじゃ行くかい」
京太郎「あざっす!」
トシ「ま、表情も変わったし、聞きたいこともあるしね」
京太郎「あー……ま、色々あったんっすよ」
トシ「色々ね」
京太郎「はい、色々……」
―――ラーメン屋
トシ「……ふむ、京ちゃんは相変わらずだねぇ」
京太郎「どういう意味っすか?」
トシ「そのまんまだよ、良く言えばイイ男、悪く言えば悪い男」
京太郎「まんまじゃないっすか」ズルル
トシ「良く言えば優しい、悪く言えば残酷」
京太郎「真逆じゃないっすか?」
トシ「そうでもないさ、長所と短所なんて紙一重、それと同じさね」
京太郎「……」
トシ「因果応報」
京太郎「なにがっすか、俺になにか帰ってきます?」
トシ「まぁ因果応報って悪い意味でつかわれがちだけど、良いことをすれば良いことが返ってくる意味ってのもあるんだよ」
京太郎「……」
トシ「それがあんたにとって良い結果になるかはわかんないけどさ」
京太郎「俺にとって、良い結果になるとは、限らない……」
トシ「それでもこれだけは覚えておきな」
京太郎「?」
トシ「私は必ず京ちゃんの味方だ、なにがあってもさ」
京太郎「……」
トシ「だからなにかったら私に相談しにきな、生きてる内ならいくらでも」フッ
京太郎「その……さ」
トシ「ん?」
京太郎「ありがとう」フッ
トシ「……いいえ」フッ
―――自宅
京太郎「ただいまー」
須賀母「京ちゃんお帰りなさい! フラグは建ったの!?」
京太郎「母親からフラグって言葉が出てくるあたり家って普通じゃねぇよな」
須賀母「にしても奈良って、変なことなかった?」
京太郎「ないけど、なに心配してんだよ」
須賀母「……京ちゃんに大事な話があるの」
京太郎「なんだよ?」
須賀母「お父さんはね、実は生きてるの」
京太郎「……おう」
須賀母「実はお父さんは」
京太郎「なんだよ、多少のことは覚悟してるつもりだけど」
須賀母「明治から続く酒屋の店主をやっているんだけど、浮気しほうだいだったのよ!」
京太郎「うん、多少重い話覚悟してたんだけどね」
須賀母「浮気よ浮気! 風俗は浮気じゃないって言ってたような人間なのよ!」
京太郎(微妙だなぁ、男としては)
須賀母「許せないわ! よって離婚したの、こんなこと話したくなかったんだけど、多少はね?」
京太郎「どこ住んでるんだ?」
須賀母「奈良よ」
京太郎「やべぇ近い!」
須賀母「だから西に行って出会ってしまったらと思うと不安で不安で」ハァ
京太郎「で、寝て良い?」
須賀母「うん」
京太郎「俺の能力の秘密とかがわかると思ってたんだけどなぁ」
須賀母「なに中学生の時みたいなこと言って」
京太郎「おやすみ!」
―――自室
京太郎「俺の……答えか」ハァ
京太郎(答えは出てる。だけど出てない……)
京太郎(因果応報、俺がしてきたことの結果、これが結果? なら俺は……)
京太郎(俺が、ここで“その選択”をしたらどういう風に結果は返ってくるんだろうか……)
京太郎「……」チラッ
京太郎(トロフィー、俺の部屋にある中でトップクラスで大事で、価値のあるもの……)
京太郎(宮守にきて、こうして俺は……俺は……)
京太郎「それでも……まだ、決めない。時間はある……」グッ
―――宮守高校・麻雀部部室
京太郎「……」
トシ「今日は一人かねぇ」
京太郎「んなことないっすよ」フッ
ガチャッ
胡桃「ん、もう来てたんだ」
塞「京太郎、久しぶり!」
白望「一週間も離れてないけどね」
豊音「京ちゃん~♪」
エイスリン「キョウタロ!」
葵「まぁいっつもあってると二日三日でも全然会ってないように感じるよね」フフッ
京太郎「みなさんどうもっす」
塞「お、麻雀する麻雀!」
胡桃「勉強」ボソッ
塞「ぐっ」
白望「……」
豊音「えへへ、それじゃあ私は打とっかな!」
エイスリン「ワタシも!」
葵「それじゃ私も」
塞「ちょっ!」
胡桃「ズルい、私も」
白望「順番で良いんじゃない?」
京太郎「……ははっ」
トシ(お、みんなも京ちゃんが笑って嬉しそうだね)
京太郎「あははっ……くっ、ふふっ、ははっ……あはははっ!」
塞「もう京太郎、なに笑ってるのさ!」
胡桃「京ちゃんもやるよ」
京太郎「わ、わかってますけど……くくっ」ハハハッ
豊音「なんだかわからないけど、楽しいの?」
京太郎「は、はいっ」
エイスリン「?」
葵(ま、最近、暗かったし良かったのかな?)
白望「……ん」フッ
京太郎「……麻雀やりますか!」
豊音「おー!」
エイスリン「オー!」
京太郎「さて、誰からでもかかってくるが良いっすよ!」
塞「ちょ、私の台詞!」
胡桃「オマージュだね」
京太郎「よっしゃぁ! 今日の俺は阿修羅すら凌駕する存在だ!」
白望「……おとめ座?」
葵「京太郎は水瓶座でしょ」
トシ「知ってるもんだね」
京太郎「それと麻雀しながらで良いんで、聞いて良いっすか?」
白望「ん?」
塞「どうしたの?」
エイスリン「ナニ?」
京太郎「みんな、もうすぐ卒業じゃないっすか」
胡桃「……うん」
豊音「そ、そうだねっ」
葵「……」
京太郎「みんなの進路、教えてください……これからのために!」
/イ / V ヽ、 `
, ´/ | \
_/ ' ' ,: | \
 ̄ ̄/ / // } |
/ / 〃 / | |
/ { /.' ∧ } |
/_, ィ ∧ /_ | / V ∧
/ / / ∧{tォミ、 , / | ' 、
/ イ / /| 弐_ V | / __}/ _ヽ
| / , : ー':, ∨/ イ乎(_ ヽV |
∨ {/ ' / / Vzソ V}
{ 、 リ
∧ `
、
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|l∧  ̄ <
「´∧ ´
.:'//>--==≦ゞ
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よっし、とりあえず今回はこんなもんで!
迷いは振り切った京ちゃん
まぁちょっくら真面目な話なとこもあったけど次回からはいつものノリに戻してきたいとこ
あくまでヒロインは宮守! 宮守! 宮守! と言い聞かせつつ
ではまたー
おつー
>>須賀母「明治から続く酒屋の店主をやっているんだけど、浮気しほうだいだったのよ!」
>>須賀母「浮気よ浮気! 風俗は浮気じゃないって言ってたような人間なのよ!」
今明かされる衝撃の真実ゥ!ww
|\ Λ /|
| \| \/ V/ ! __
_| L _ _,.)
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\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \ o
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
乂_ { /-- ^'ー'^--V}―┘ <_
X | . γ{ { ¨竹¨ ¨竹 }\ <_ あれ、もしかしてこのスレじゃ終わらない?
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__
> |ノ从 ^}! } < 書き込みとか多いし(眠くないし)投下しちゃうぞー
> \ / へ 心 <
>、 <ミi ≧s。 ノ イ < 関係ない話すると、咲の薄い本ってロッカー人気あるけど……イッチは朝凪、結構好きなんだ
X> >ニニニニニ> <‘,
. // へV vVヘニニニニニ > ト、「 ‘,
. /7L/ニニニニニニニニニニニハV vV vV ‘,
// /ニニニニニニニニニニニニニニニニ\ / ‘,
/ /ニニニニ{ ̄ ̄¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄マニ{二二ニ\ ‘,
__/ニニニニニ{ マ{ニニニニ\ /
. /ニニニニニ{ マニニニニニ\/!
/二二ニニニ{ L ____________ L 寸ニニニニニ} |
ニニニニニニ{ {ニニニニニ{_|
二ニニニニニ\ /ニニニニニニ厂
.、ニニニニニニ\ __/二二二二ニニ/
\ニニニニニニ\ {ニニニニニニ/ 、
ニ二二\/ヘ \ / /二二二二\ }
二二二二二} } / /ニニニニニニニ} }
そういや前に朝凪と新堂エルリスペクトという超期待した安価スレがあってな……誰か建ててくんねぇかなとか
酉間違えた、とりあえず投下すんぞーぅ
京ちゃんがキメセクするのか
(>>833 平然と京ちゃんが落とされる流れ……なんでだろ?(すっとぼけ)
―――10月中旬・宮守高校麻雀部部室
京太郎(さて、あれからもう二週間近くが経とうとしている……)ズズッ
トシ(またコーヒー飲んでる……)
京太郎(やはり進路というものが統一されるはずがない。みんなバラバラ)
京太郎(豊音さんとシロさんはプロ志望、塞さん胡桃さんエイスリンさん葵さんは大学、ただし塞さんと葵さん以外の二人は違うとこみたいだけど)
京太郎(意外だったのはシロさんがプロ志望だったってとこだけど、あの人ならなんやかんやでやってくだろ。やる時はやるし……)
京太郎(ってことで豊音さんとシロさん以外のメンバーは受験勉強シーズンなのだが……)
塞「立直!」
葵「ロン! トイトイドラ3で8000!」
塞「うぇっ!」
胡桃「後半入ったし、ヌルリときたね」
豊音「葵もプロになれば良いのにー」
エイスリン「ツギ!」バッ
塞「うん、シロもやる?」
白望「ん……やる」スクッ
京太郎(なんで平然といるんだろうか、引退したよな……みんな)
京太郎(いや、引退したというのは幻術か? いやモノホンだよな、いや幻術か? 幻術なのか?)
塞「そういえばもうすぐハロウィンだって」
エイスリン「ハロウィン!」パァッ
胡桃「学校行事にはないけどね」
白望「んー、ダル」
豊音「えー、楽しそうだよー?」
葵「くだらないくだらない、ハロウィンなんて頭がお花畑な連中が周囲の迷惑を考えないでやる行為だよ」ハァ
塞「うわぁ、実に葵らしい現実的な答え」
トシ「公でコスプレができ日だしね、楽しんだらどうだい?」
葵「なにがコスプレ……恥ずかしくて仕方ないし」
胡桃「わからないでもない」
葵「大体日本人なんだからさ!」
塞「それクリスマスの前でも同じこと言えんの?」
葵「……」メソラシ
豊音「ハロウィンやろうよー!」
エイスリン「部室デ!」
葵「……ねぇ京太郎もなんとか言ってよ!」
京太郎「幻術、いや幻術なのか……」ブツブツ
葵「京太郎?」
京太郎「え、はい?」
葵「コスプレなんてさって」
京太郎「ああー……コスプレ嫌いじゃないっすよ、いつもと違う可愛い一面とか見れそうじゃないっすか」ニカッ
葵「……やろっか、ハロウィン」カァッ
塞「手の平返した!?」
豊音「わーい!」
京太郎「ん? ハロウィン?」
―――10月31日・放課後
京太郎(あの人たち勉強とか大丈夫なのか? まぁたまにやってるの見るけどさ……)
ガチャッ
京太郎「う~っす」
トシ「おや京ちゃん、早かったね」
京太郎「まぁ多少は……」
豊音「ハッピーハロウィーン!」ワーイ
エイスリン「ヘイラッシャイ!」ドヤッ
胡桃「お店になると不健全っぽいから!」
塞「ふふん、待ってたよ!」
白望「……んー」ダル
葵「……そ、その……うん」フイッ
京太郎「えっ、なにこれは」
トシ「ハロウィンだからね」
京太郎「……ああ、ハロウィンなんてやったことないから全然気にしてなかった!」
トシ「ちなみに私は砂かけババア」
京太郎「うわ気づかなかった」
トシ「冗談だよ」
京太郎「気づきにくいボケすな!」
豊音「京ちゃん! どう?」
京太郎「あ、ああ……」
京太郎(豊音さんは……真っ白な、貞子?)
エイスリン「!」フフン
京太郎(前も見た猫娘、可愛いな……西洋系で猫娘って良い)
塞「結構恥ずかしいんだけど……どう?」
京太郎(バニーだと!? これはもう、エロい!)
トシ(ちょっと前のめりになってるね京ちゃん)
胡桃「……これ、普通にコスプレパーティーだよね」
京太郎(あかずきん……可愛らしいなぁ、ナデナデしたい)ナデナデ
胡桃「……」カァッ
白望「んー」グテー
京太郎「ってなんて恰好してんっすか!」
白望「……ドンキで売ってた小悪魔コス」
京太郎(っていうかソファで横になったままこっち見られると……乳が凄い)
京太郎「サキュバスって感じっすね」
白望「搾り取る?」
京太郎「……つ、次は?」
トシ(完全に前のめりに……若いね)
葵「えっと……」
京太郎「チャイナ、だと?」
葵「こ、コスプレ……好きって言うから……さ」カァッ
京太郎(足が、生足がっ……ぐっ)ストンッ
トシ(椅子に座って足を組む、良い選択だね……)
京太郎「……満足!」グッ
塞「こんなことで満足されてたま」
胡桃「先走らない!」ビシッ
塞「あ、そ、そうだった!」
京太郎「……?」
京太郎「……なんていうか、ほんともう……ありがとう」
トシ「まぁここまで恵まれた青春も珍しいね」
京太郎「俺の青春ラブコメは間違ってない!」
トシ「六股はどうかと」
京太郎「誰とも付き合ってないでしょ!」
トシ「さらに東京、奈良、長野、北海道に一人ずつ」
京太郎「誰とも付き合ってないでしょ!」
トシ「突きあっては?」
京太郎「ないよ怖い!」
塞「えっと、良い?」
京太郎「あ、ええ、なんです?」
胡桃「よし」
豊音「せーの!」
「トリック・オア・トリート!」
京太郎「……あっ」
白望「ないね」
塞「ないなぁこれは」
胡桃「用意してないならしょうがないね」
エイスリン「……」ニコニコ
豊音「えっと、しょうがないよね!」
葵「……」ソワソワ
京太郎「……エロいことする気でしょ!」
塞「そうでもあるがぁ!」
京太郎「やっぱり!?」
塞「まぁそれは冗談なんだけど」
京太郎「冗談に聞こえないっす」
胡桃「冗談じゃなくす?」クイクイ
京太郎「ひっ」
白望「……なにしたの?」
胡桃「なにも!」バッ
エイスリン(嘘だ)
葵(嘘だね)
豊音「え、えっちなこととか、し、しないよぉっ」カァッ
全員(天使!)
京太郎「で、いたずらって?」
塞「テレレテッテテ~!」
豊音「いたずらBOX~!」
エイスリン「ボックス!」
「ブックス!」
葵「誰いまの」
白望「?」
京太郎「で、それなんなんっすか?」
胡桃「この二つの箱に罰ゲーム内容があるんだよ!」
京太郎「二つに、だと? てか俺がお菓子もってこないこと見越してっすか?」
塞「一個の罰ゲーム箱はね、もう一個の衣装箱は私たちもちょっと前に使って、それでみんな衣装決めたんだよ」
京太郎「俺のコスプレ衣装どうするんっすか?」
トシ「気にせず引きな」
京太郎「ええ~」
塞「さぁ、引いて!」
京太郎「……ええい、ままよ!」バッ
豊音「一枚目!」
京太郎「モンスターカー……じゃなくてスーツ姿、って事細かに色々書いてある」
エイスリン「二マイメ!」
京太郎「ドロー! 学校一週!」
トシ「こんなところにスーツが」シュバッ
京太郎「!!?」
―――十分後
京太郎「こんなんで良いんっすか?」
葵(オールバックでちょっとくたびれたスーツで、グラサン……)
塞(これは思った以上に仕上がっちゃったなぁ)
豊音(怖いけど、京ちゃんだと思うとカッコいいなぁー)
白望(これ、ヤバいかも?)
エイスリン(マフィア?)
胡桃(……こわ)
京太郎「えっと、どうっすか?」
トシ「似合ってるよ」グッ
塞「さ、さて行ってらっしゃい!」
葵「気を付けてねマジで!」
京太郎「?」
胡桃「……」グッ
エイスリン「オタッシャデ!」
白望「……ん」
京太郎「ま、まぁいいや……行ってきます」
ガチャッ バタンッ
葵「……ホントに大丈夫かな?」
塞「す、すぐにわかるって」
胡桃「ホントに?」
キャー!
ヤクザ!?
ギャーナゼ!?
ナンダオマエハ!
アッセンセイ
ダレガセンセイダ!
白望「……」
エイスリン「ハシャギスギタ……」
豊音「え、えっとぉ……」チラッ
塞「熊倉先生がいない!」
白望「逃げた、早い」
このあと滅茶苦茶怒られた
―――下校時
京太郎「もう学校でコスプレはやらん」
葵(でっかいたんこぶ作ってるし、殴られたね)
塞「今度は誰かの家でだね!」
白望「じゃあ京の家が良い」
胡桃「クリスマスとか?」
エイスリン「クリスマスパーティー!?」パァッ
豊音「ちょーたのしみだけどー……京ちゃんに悪いよぉ」
葵「も、もうコスプレはこりごりだよ、揃って怒られた時見られたし」カァッ
京太郎「まぁ俺の家でなら、みんなのコスプレかなり良かったし」デレッ
葵「……それじゃ、25日なら。24日はみんなで部室で、とか」
塞「手首ドリルか!」
胡桃「ここまで京ちゃんにドハマりするとは……」
エイスリン「ウミノリハクノメヲモッテシテモミヌケナンダ!」
白望「!?」
豊音「えへへ、クリスマスパーティーちょーたのしみだよー!」
京太郎(ああ、また大変なことになる予感……!)
という宮守での日常であったってことで今回はここまでで
次回はクリスマスイベント、そしてその次に初詣、京ちゃんの誕生日やらバレンタイもあって
このスレまだまだ続くことに気づいた
まぁ日常を描きつつなんやかんやあるけどエピローグまでもうすぐ
そんじゃまたー
朝凪さんが好き
・・・京ちゃんがメス男子に?
イッチトイトイ好きすぎだろw
アガリ役ほぼトイトイじゃねえかw
|\ Λ /|
| \| \/ V/ !
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\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
乂_ { /\ ^'ー'^/V}―┘ <_
X | . γ{ { 弋フ 弋フ }\ <_
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__ ご察しの通りイッチが投下にきたよ
> |ノ从 ^}! } <
> \ / =ニつ 心 < KENZENなスレにはちょっとハードル高いネタばっかじゃの
>、 <ミi ≧s。 ノ イ <
X> >ニニニニニ> <‘, まぁそろそろクライマックス……個別エンドなんて不誠実でできねぇよなぁ!
. // へV vVヘニニニニニ > ト、「 ‘,
. /7L/ニニニニニニニニニニニハV vV vV ‘,
// /ニニニニニニニニニニニニニニニニ\ / ‘,
/ /ニニニニ{ ̄ ̄¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄マニ{二二ニ\ ‘,
__/ニニニニニ{ マ{ニニニニ\ /
. /ニニニニニ{ マニニニニニ\/!
/二二ニニニ{ L ____________ L 寸ニニニニニ} |
ニニニニニニ{ {ニニニニニ{_|
二ニニニニニ\ /ニニニニニニ厂
.、ニニニニニニ\ __/二二二二ニニ/
\ニニニニニニ\ {ニニニニニニ/ 、
ニ二二\/ヘ \ / /二二二二\ }
二二二二二} } / /ニニニニニニニ} }
>>855
誰がダンケレボリューションの話をした!
ドラゴンスレイヤーとかあるだろ!
>>860
イッチが基本トイトイで和了ってるからしょうがないね、うん、無意識だったわ
―――12月24日・部室
京太郎「やっほう!」
胡桃「待ちにまった!」
塞「冬休み!」
豊音「沢山遊ぶよー!」
白望「……勉強は?」
塞「ぐはっ!」
胡桃「忘れてたのに……」ガクッ
エイスリン「ワスレチャダメ、だよ?」
京太郎「ごもっとも俺は成績今までにないぐらい良かったけど!」
塞「なんで!?」
京太郎「だって塞さんと胡桃さんが一緒に勉強しようって、他にも前に家で葵さんに勉強見てもらったり」
ガチャッ
葵「みんな揃ってたん」
塞「葵ぃぃぃっ!」
葵「ひっ!?」ビクッ
豊音「ずるいよっ、私も京ちゃんと勉強するよー」
京太郎「豊音さんはプロ行くんでしょ?」
豊音「うん、でも京ちゃんとお勉強したいなぁ、とか……?」
京太郎「あ~また今度、やりましょ」フッ
豊音「うん、お泊りでやろうねっ」グッ
京太郎「はいっ!」
トシ「豊音には安定の甘さだね」
京太郎(むしろどうやったら豊音さんにキツく当たれるのか……)
京太郎「まぁせっかくのクリスマスイヴですし、てかなんか持ってきました?」
トシ「前のハロウィンの件があるし今回はあたしゃなにも」
白望「同じく」
塞「だよね」
胡桃「明日があるし」
エイスリン「キョウタローの、オウチ!」
豊音「クリスマスパーティーだよっ」エヘヘ
葵「……」
京太郎「明日があるし、そりゃそっか……まぁ終業式終わったし、明日から冬休みだしはしゃぐなら明日からでも」
葵「ケーキ、持ってきたんだけど」スッ
京太郎「ひゃっほう!」
豊音「わーい!」
エイスリン「グッジョブ!」
白望「ん、食べよっか」
塞「切るものあったかなー」
胡桃「お皿あるよ!」
葵「買ってき甲斐があるなぁ」
トシ「……元気だねぇ」
京太郎「そういやクリスマスプレゼントって親からもらいます?」
塞「もうないなぁ」
胡桃「私も」
白望「私はまだあるよ」
京太郎「へぇ、エイスリンさんと豊音さ……!」
京太郎(純粋無垢な二人のことだ! 最近エイスリンさん怪しいけど……サンタさんを信じてる可能性!)
エイスリン「ジブン、デ、ジブンニ!」グッ ツゥ
豊音「私は今年は無しかなぁー」シュン
京太郎(そうだよなぁ、エイスリンさんも豊音さんもネットとかやってそうだし知ってるよなぁ……大丈夫、豊音さんには俺からあげますから!)
京太郎「葵さんは?」
葵「ん、私は親からはもらってないよ」
京太郎「ぽいっすよね」
塞「確かに」アハハ
葵「サンタさんからはもらうから」
京太郎「!!?」
塞「!」
胡桃「」
白望「え?」
エイスリン「oh……」
豊音「へ?」
トシ「……マジで?」
葵「……いや、冗談だけどさ」
京太郎「うわぁびっくりしたぁッ!」
塞「や、やめてよこれ以上キャラ濃くするの!」
エイスリン「……フゥ」ホッ
豊音「ちょーびっくりしたよー」ワワッ
胡桃「お仕置き!」
葵「そんなに!?」
白望「……」ジト
葵「そんな目で見ないで小瀬川さん興奮するから」
京太郎「うわレズ」
塞「レズでドM」
胡桃「あえて用語で言うならネコ」
葵「レズではないよ!」
塞「ドMは認めると」
葵「ちがっ!」カァッ
京太郎「ニャーニャー鳴いてみろこの雌猫がァ!」
胡桃(ノリノリだ!)
葵「にゃ、にゃー……」カァッ
京胡塞「!?」
トシ「遊ぶのはそこまでにして大人しくケーキでも食べてな」
京太郎「紅茶いれますね」
塞「京太郎は相変わらずコーヒーなんだ」
京太郎「まぁ、好きなんで」アハハ
塞「それじゃあ花嫁修業のためにもコーヒーの淹れ方熟知しとかないとね」フフッ
京太郎「……ときめきかけた、あぶねっ」
塞「あぶなくないでしょ!」
胡桃「セーフ!」
塞「むしろアウトだよ!」
白望「……京太郎、毎日私に味噌汁を作っ」
塞「お前が作るんだよ!」
エイスリン「キョウタローがパパニナルンダヨ!」
京太郎「ファッ!?」
豊音「京ちゃんがお父さんかぁ、えへへっ……私はやっぱり一姫二太郎が良いなぁとかとかっ」
京太郎(かわいい)
葵「……わ、私はそのほら、子供は一人でも二人でも、一緒にいれるなら、さ」
京太郎「あざとい」
葵「なんで私そんな反応!?」
京太郎「とりあえず、ごちそうさまっした!」
葵「とりあえずってなにさ」
京太郎「ふっふっふっ、楽しみにしといてくださいみんなっ」ニッ
塞「今日は泊まりとか!? 性の六時間……!」
胡桃「京ちゃん、クリスマスプレゼントはまさか」
京太郎「ねぇよ! どういう思考してんだよ痴女共が! いつからそんなになった誰の仕業だ!」
トシ「想いはダイレクトに伝えるべきだって教えたんだよ」フッ
京太郎「お前かババア!」
トシ「こら、ババアとはなんだい」
京太郎「言うよそりゃ、打倒だよ!」
エイスリン「オトマリ?」
豊音「わわっ、準備しなきゃ!?」
京太郎「泊まりはないっすから、静かに寝かせてください」
葵「ね、寝てる間にってのは……いやいや、ないない」
京太郎「あんたもすっかり影響されたな!」
葵「さ、されてないよ一緒にしないでよ!」
京太郎「若干するわ!」
トシ「ドMだからどちらかと言うと襲われたい願望の方が強いだろ」
葵「ま、まぁ獣のようになった京太郎に無理矢理襲われるってのもりそ……ってドMじゃないよ!」
エイスリン(新しい持ちネタに……)
京太郎「とりあえず明日っすよ、昼間の11時にうち集合で」
胡桃「うん!」
京太郎「まぁ普通にやれば良いですから普通で」
葵「普通ね、っていつも通りになりそうじゃない?」
京太郎「あー……じゃあいつもとちょっとだけ違う感じ?」
白望「……難しくない?」
京太郎「確かに、じゃあえっと……なんっすかね?」
トシ「おのおの好きにすれば良いじゃないか、いつもそうやってるだろ?」フッ
葵「……ま、それが一番かな」
豊音「うんっ!」
エイスリン「~♪」
京太郎「なんつうか、近所迷惑にならない程度にお願いしますよ?」ハハッ
塞「ところで京太郎は他の友達とかとクリスマスイベントは無いの?」
京太郎「……」
白望「?」
京太郎「……なぜか俺だけ、誘ってもらえなかったんですっ……お前は良いからって」
豊音「京ちゃん可哀想だよぉ!」ギュッ
エイスリン「ゲンキダシテ!」ギュッ
塞「あ、あはは……」
胡桃「なるほど」
白望「……良い友達だね」
葵(気を遣ってくれたってわけか)
―――夜・自宅
京太郎「ただいまーっと」
須賀母「あら京ちゃんお帰りなさい」
京太郎「おうただいま、晩飯は?」
須賀母「ケンタ」
京太郎「なるほど……」
須賀母「あと京ちゃん相手に荷物が届いてるわよ、そこに置いておいたけど重いのね」
京太郎「荷物とな?」
京太郎(なんだろう……ってこの段ボールか、他にも小包とか色々ある)
須賀母「お母さんは気を遣ってクールに去るぜ」
京太郎「どこにだよ」
須賀母「先にシャワー浴びてるわねっ」ポッ
京太郎「死ね」
須賀母「酷い!」ダッ
京太郎「さて、なにかな~ク~リスマスが今年もやってくる~っと」ガサガサ
京太郎「……差出人は、獅子原爽、手紙ついてる」
爽『7000円もする据え置きオナホー』ビリビリ
京太郎「とりあえず苦情のメールを送るべきか感謝のメールを送るべきか……あとにして他のを見よう」
京太郎「とんだサンタさんだった……これは部屋にしまうとして」
ガサッ
京太郎「こっちの小包は智葉さん、中に手紙……?」
智葉『すまない、友達なのにお前の好きなものをそれほど熟知できなかった。こんなもので良ければ受け取ってくれ』
京太郎「……あ、中にお守りも入ってた」
智葉『同じものを私も買った、これで二人はいつでもつながっている。ズッ友だな、お詫びと言ってはなんだが今度東京にきたら色々任せてくれ』
京太郎「……途中までどんな表情でこれ書いたんだ」
京太郎「次は、そこそこ大きいけど……宥さんからか」
ガサッ
京太郎「手編みのマフラーとは、これからもっと寒くなるって言ってるし良いかもしれん、手紙ついてる。なにブームなの?」
宥『これであったかくなってね、風邪をひかないように気を付けてください。また松実館に来てね』
京太郎「メールで返事送ろう、うん、良い人や……ってこんなもんか、にしても三人の美少女から贈り物がもらえるとは」
ピロリン
京太郎「ん、メールだ……チカセンから?」
チカセン『爽がご迷惑かけてごめんね』
京太郎「……まぁ完全に迷惑だけってわけじゃないのが問題だよなぁ、見つかる前に部屋に隠しとこ」
とりあえずクリスマス前篇
前のクリスマス企画と内容が違うけどまぁそこはご察し
同じにしちゃうと京ちゃんが4児の父になりかねないからね、しょうがないね
後半は色々あるよ、色々
このスレ終わったら書きたいものが多すぎて困る。いまだに困る
とりあえずまたー
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\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
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X | . γ{ { --― ―-- }\ <_
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__ 今日も再開するぞい
> |ノ从 ^}! } <
> \ / 3 心 < さてと、クリスマス後編ってことで、パウチオナホとか誰得……俺得か
>、 <ミi ≧s。 ノ イ <
X> >ニニニニニ> <‘,
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二二二二二} } / /ニニニニニニニ} }
パウチカムイを使って射精管理される京ちゃ……いや、なんでもない
とりあえず智葉からのお守りになにが入ってるかは……ご想像に任せようか
―――12月25日・昼
京太郎「さて、こんなもんか……?」
須賀母「あら京ちゃんが料理なんて」
京太郎「たまにはな、ケーキだけど」
須賀母「レシピなんかは調べたの?」
京太郎「いやぁ、調べたけどまったくでな、良くネトマで会う自称執事の人に教えてもらった」
須賀母「大丈夫なのその人?」
京太郎「大丈夫じゃないか、嘘偽りはないし変なとこもないし」
須賀母「にしても時間かかったわねぇ」
京太郎「初めてケーキなんて作るんだから当然だろうに……でも出来は良いんじゃないかなぁ」
須賀母「ふぅん」
ピンポーン
京太郎「お、早かった」
須賀母「出てこようか?」
京太郎「自分で行くって」
須賀母「そう、それじゃ見てるわねー」
京太郎「頼むわ」テクテクテク
ガチャッ
京太郎「いらっしゃいって……」
エイスリン「ハヤカッタ?」
京太郎「いや、エイスリンさんだけですか?」
エイスリン「ウン! アオイと、サエハ一緒ニ、クル!」
京太郎「で、シロさんは胡桃さんと豊音さんが責任もって連れてくるってメールあったし、それじゃお先にどうぞ」フッ
エイスリン「ウンッ!」
―――リビング
京太郎(エイスリンさんには部屋に上がってもらって、俺は現在ケーキを完成した)
京太郎「とりあえず冷蔵庫に入れとくわ」
須賀母「食べちゃっ!?」
京太郎「良いと言うと思ったのかよ」
須賀母「ええ~お母さんも食べたい~」
京太郎「やかましいな、また作るよ」
須賀母「やった! 京ちゃんは優しいなぁ~」
京太郎「はいはい」
テクテクテク
ガチャッ
京太郎「すみません待たせました、一応腹にたまるようなのもそこそこ作ったんですけど、先に出しちゃいますか」
エイスリン「ファッ!? ウ、ウン!」ウツムキ
京太郎「ん?」
京太郎(エロゲは全部見つからないような場所に隠した、エロ本なんてない、俺のスマホのデータの中だ)
エイスリン「……」ソワソワ
京太郎(いや、特に何もないよな)ウム
エイスリン「キョウタローが、ツクッタノ?」
京太郎「あ、はい、それなりに料理はするんで、どうぞ」
エイスリン「サキニ?」
京太郎「まぁせっかくですし、毒見ってことで」ハハッ
エイスリン「ソレジャ、イタダキマス!」
京太郎「どうぞ」フッ
パクッ
エイスリン「オイシイ!」
京太郎「まぁ他はから揚げとか色々、サンドイッチも作ったんで持ってきますね」
エイスリン「キョウタロー」
京太郎「はい?」
エイスリン「……スキだよっ」ニコッ
京太郎「俺もっすよ」フッ
エイスリン「エッ」
バタン
エイスリン「……エ?」
ピンポーン
京太郎「ん、次は誰だろ」
ガチャッ
葵「んっ、おはよ」
塞「きたよ」
京太郎「二人共いらっしゃい、ってことでどうぞどうぞ、上の部屋上がっててください、適当になにかもってくんで」
葵「おかまいなく、てかそれなりに色々もってきたけどね」ガサッ
塞「そうそう」ガサッ
京太郎「一応、お客様ですから」
塞「一応なんだ」
京太郎「ほぼ身内っすからね」ハハッ
葵「妻てきな!?」カァッ
京太郎「いや、そういう意味じゃないっす」
葵「そそそ、そうだよね!」
塞「愛人でも良いよ!」
京太郎「落ち着いて!」
―――須賀家・京太郎部屋
塞「エイスリン先に来てたんだ」
エイスリン「ファッ!?」ビクッ
葵「なにあったのさ」
エイスリン「ナンデモ!」ブンブン
塞「……?」
葵「……さて、なにか探そうかな」
塞「おや自称常識人の葵が珍しいね」
葵「す、好きな男の子の部屋、だし……そりゃね?」
塞「純情アピールやめなよ!」
葵「塞よりは純情だよ!」
塞「へぇ……あのホテルで
の出来事を知ってるんだよ私は?」ニヤッ
葵「あれは塞のせいでしょっ!」
塞「まぁ私のっていうか京太郎のブーストの検証のためだったんだけどさ」
葵「くっ、せっかく忘れかけてたのにっ」カァッ
エイスリン「?」
塞「えっとね」
葵「言うな!」
エイスリン「ナカマハズレ……」シュン
葵「ちがっ……」
塞「教えてあげなよ~」
葵「ぐぬぬ……」
エイスリン「……ダメ?」
葵「……あ、あとで」
エイスリン「ウンッ!」パァッ
葵(あれを教えるのか、あれを……)
塞「まぁそれは置いといて」
葵「置いとかないでよ」
塞「物色するんでしょ?」
葵「物色とか人聞き悪い……家宅捜索?」
塞「京太郎を取り調べすると」
葵「そ、そういうシチュもありな」
塞「なんか似合いそうだよね」
葵「そう?」
塞「胡桃、性格的に」
葵「ああ、でもほら……どっちかっていうとランドセルが」
エイスリン(これ聞いたら胡桃怒るだろうなぁ)
塞「あ、こんなところに段ボール箱」
葵「蛇でも入ってるんじゃない?」
塞「えっ、なにそれは」
葵「いや、うん、なんでもない、なんでも」
エイスリン「ストップ!」
葵「えっMGSネタが」
エイスリン「ソノ、ダンボール、ストップ!」
塞「そうなの?」
エイスリン「!」コクリコクリ
葵「そう言われると」
塞「見たくなる……」
エイスリン「!?」
―――須賀家・リビング
京太郎「さて、これ持ってったら全部か、しばらくこっち戻らないわ」
須賀母「寂しいな! お母さん寂しいな!」
京太郎「そっか」シレッ
須賀母「寂しい!」
京太郎「知るかよ」
須賀母「いいもんっトシさんと飲んでくるもんっ!」
京太郎「良い歳してなにが『もん』だよ……ってかトシさんと飲んでくるってなにそれは」
須賀母「夜中まだ帰ってこないけどほどほどにね!」
京太郎「いや、準備してんじゃね」
ピンポーン
須賀母「あら来たわよ?」
京太郎「わかってるよ」
ガチャッ
京太郎「はいはい」
豊音「こんにちはっ!」
胡桃「お待たせ!」
白望「ん」スッ
京太郎「これで全員っすね、それじゃ上がってください」
豊音「お邪魔しますっ」
胡桃「お邪魔します」
白望「お邪魔しまぁす」
―――自室
ガチャッ
京太郎「他のみんなも来ましたよー」
塞エ葵「!」ビクッ
京太郎「ん?」
塞「よ、ようこそ!」
葵「くるがいいよ!」
エイスリン「オマエニモコキョウガアルダロウ!」
京太郎「なんの話っすか?」
白望「ん、料理沢山あるね」
京太郎「ああ、俺が作ったんでどうぞ」
胡桃「女子力高いね!」
京太郎「そうっすか?」
胡桃「うん、主夫の選択がある」
京太郎「ああ、そういうのもありか」
豊音「わ、私すぐ働くよっ」
京太郎「魅力的だなぁ」
豊音「えへへっ」ニヘラッ
―――その後
京太郎「それなりに騒ぎましたね、ケーキも完食してくれたようでなにより」
葵「絶対太る、これは太る」
塞「ダイエットしよ……」
胡桃「塞はお尻が大きくなるからね」
塞「!?」
京太郎「俺は好きです」
エイスリン「!?」
白望「……」ギュッ
京太郎「なぜ抱き着いたし」
白望「私は?」
京太郎「……好きです」
白望「告白された」
京太郎「いや、そんなこと言ったらここにいるみんな好きですし彼女にもしたいし」
葵「っ!?」ボンッ
塞「いやぁ、京太郎って時々ドストレートだよね」カァッ
エイスリン「ダイタン……」カァッ
京太郎「え、いやその……みんながストレートに伝えて来てるのにとあまり逃げてばっかは卑怯かなって」
豊音「私も大好きだよーっ!」ギュゥッ
京太郎(理性がゴリゴリ削れるなぁ)
胡桃「そろそろクリスマスプレゼントを」
京太郎「ああそうでした、あんま高い物は用意してませんよ?」
塞「私たちもだよそりゃ」アハハ
京太郎「そりゃ助かります」フッ
白望「で、いつまで赤くなってるの?」
葵「はっ!」
京太郎(プレゼントっても六人分買うわけだからそれぞれ本当に小物って感じの小物だった、俺もそうだ)
京太郎(それぞれプレゼント交換したりなんかして、そんな姿を見てると普通の女の子なんだなとか思ったりして)
京太郎(俺がいなかったら、どうなってたんだろうと思わないでもない。こうしてふつうの女の子としてずっといて、俺みないなのに……)
塞「京太郎」
京太郎「えっ……あ、どうしました?」
塞「なんか、余計なこと考えてたでしょ?」
京太郎「よ、余計なことって」
塞「……あのさ、京太郎」
京太郎「ん?」
塞「私は、いや私以外のみんなも、熊倉先生もきっと……京太郎がいてくれて良かったって思ってるよ」フフッ
京太郎「……」
塞「部長として、京太郎には本当に感謝してもしきれない」
京太郎「そんな……」
塞「だから、自分がいなかったらとか思ったりしちゃダメ」
京太郎「……エスパーですか?」
塞「やっぱそんな感じのこと考えてたんだ」
京太郎「うっ……負け、ですか」アハハ
塞「みんな京太郎が好き、その想いは本物だから否定しない、わかった?」
京太郎「……否定なんて」
塞「じゃあみんなの好意を受け入れて、それから選んで……できれば私以外」
京太郎「えっ」
塞「……なんて、実は私を選んで欲しいと思ってないと言えば嘘になるけど」
京太郎「なんでそれを言っちゃうかな」
塞「だってそんなこと言ったら京太郎、私に同情するでしょ?」
京太郎「……」
塞「京太郎が優しいって知ってるから、みんな」
京太郎「塞さん……なんか、やっぱりお姉さんなんですね」
塞「なんだと思ってたのさ?」
京太郎「痴女」
塞「……」
豊音「二人でお話してるの?」
塞「そうそう、京太郎がエッチなお姉さん大好きって話をね」
京太郎「ちょっ!」
豊音「えっ、わ、私も頑張るっ……」カァッ
京太郎「騙されないでっ!」
白望「……あんまり間違いじゃないでしょ?」
京太郎「まぁ……ってなに言わせるんですか!?」
エイスリン「キョウタロー!」
京太郎「はい?」
エイスリン「カク!」
京太郎「え、はい」
エイスリン「ヌード!」
京太郎「やめて!」
葵「わ、私も知識だけなら山ほどっ! あと18歳女子の平均の倍近く一人」
京太郎「我に返って死にたくなるからやめるんだ葵さん!」
胡桃「……ふぅん」ニコッ
京太郎「ひっ!」ズザッ
塞「あははっ」
京太郎「塞さんのせいっすよ!」
塞「お姉さんに痴女なんていう罰ってことで♪」
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京太郎「……可愛いなぁ」
塞「ふぇっ!?」カァッ
白望「赤くなった」
胡桃「珍しい」
塞「からかわないっ」
京太郎「いや、本当に思ったんっすよ……うん、やっぱみんな可愛い」ニコニコ
葵「お、お酒でも飲んだ?」
京太郎「違いますって、ただ純粋にね」
エイスリン「えへへっ!」ギュッ
豊音「ちょーうれしーよー」ギュッ
京太郎「……あー、そろそろ年末ですけど、よろしく?」
葵「あ、そう言えば初詣どうする?」
京太郎「みんなで行きますか、ね?」フッ
クリスマス編終了ってことで、塞さん回っぽくなってしもうた
まぁいいや、エロ以外の見せ場なかったからね、あげないとね
次は初詣ってことで、その次にはバレンタインイベント
てかすぐ終わると思って書いてたけど結構長い
書いてて楽しいけど翌日の仕事に響く
とりあえずまた近々投下できればと思う
そんじゃまたー
乙!
皆可愛いね……で、姫はじめは誰で犯るんですか?
葵さんに焦らしプレイしたい
焦らして焦らして限界以上焦らして一気に開放させてあげたい
|\ Λ /|
| \| \/ V/ !
_| L _
_> /
\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
乂_ { /-- ^'ー'^--V}―┘ <_
X | . γ{ { 三三 三三 }\ <_
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__ よっしゃ今日も投下開始だ!
> |ノ从 ^}! } <
> \ / マ フ 心 < 初詣イベントってことですぁ
>、 <ミi ≧s。 ノ イ <
X> >ニニニニニ> <‘, 次建てるスレはちょっと雰囲気変わりそう
. // へV vVヘニニニニニ > ト、「 ‘,
. /7L/ニニニニニニニニニニニハV vV vV ‘,
// /ニニニニニニニニニニニニニニニニ\ / ‘,
/ /ニニニニ{ ̄ ̄¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄マニ{二二ニ\ ‘,
__/ニニニニニ{ マ{ニニニニ\ /
. /ニニニニニ{ マニニニニニ\/!
/二二ニニニ{ L ____________ L 寸ニニニニニ} |
ニニニニニニ{ {ニニニニニ{_|
二ニニニニニ\ /ニニニニニニ厂
.、ニニニニニニ\ __/二二二二ニニ/
\ニニニニニニ\ {ニニニニニニ/ 、
ニ二二\/ヘ \ / /二二二二\ }
二二二二二} } / /ニニニニニニニ} }
>>911
平然と京ちゃんがSEXする前提で話すのね!?
>>912
変態だー!
でもそういうの良いよね、好きだよイッチ、するのもされるのも
―――須賀家リビング
須賀母「明けましておめでとー!」
京太郎「ん、明けましておめでとう」
須賀母「今年もよろしくお願いします」ペコ
京太郎「いえいえこちらこそ、よろしくお願いします」ペコ
須賀母「……」
京太郎「……」
須賀母「……」
京太郎「……」
須賀母「あー肩揉んで欲しいなぁ!」
京太郎「揉んでやろう!」
須賀母(そう、お年玉が京ちゃんの手に渡るまでは!)
京太郎(お年玉が俺の手に渡るまでは!)
須賀母(構ってもらえる!)
京太郎(奴隷同然!)
須賀母「お酒飲みたいな!」
京太郎「持ってくる!」
須賀母「毛布欲しいな」
京太郎「ほい!」シュバッ
須賀母「一緒にお風呂入ろっか!」
京太郎「それはねぇわ」
須賀母「えー」
京太郎「実の母とは、ねぇは」
須賀母「義理のお母さんならありなんだ」
京太郎「男としてちょっと期待する」
須賀母「実は私、京ちゃんの本当のお母さんじゃないの」
京太郎「マジで!?」
須賀義母「……」
京太郎「えっ」
須賀母「嘘よ」
京太郎「びっくりしたぁっ!」
須賀母「お母さんルート解禁しちゃうとこだった?」
京太郎「ねぇわ」
京太郎「お、あけおめメール結構来た」
須賀母「遅れてくるものね」
京太郎「……多いな、今年は本当に多い」
須賀母「いろんな女の子を手籠めにしたものねぇ」
京太郎「言い方が悪いんだよ言い方が」
須賀母「誰に似たんだか……」ハァッ
京太郎(咲に和に優希、阿知賀と臨海のみんなに、爽さんにチカセン……松実のとこのお父さんもか、それに昔の友達と……なんだ高久田か)
京太郎「宮守のみんなから無い……」シュン
須賀母「ん、なにかあるって思ったら良いんじゃない?」
京太郎「別になんとも思ってねぇし」
須賀母「京ちゃんったら誰に似たのか面倒な性格ねぇ」
京太郎「めっ」
ピンポーン
京太郎「……ああ、そっか」
須賀母「露骨に嬉しそうね」
京太郎「うっせ」
タッタッタッ ガチャッ
京太郎「うっす、みなさん」
「明けましておめでとう!」
京太郎「明けましておめでとうございます……その、今年もよろしく?」
白望「ん」コクリ
塞「こちらこそ!」
胡桃「うん、なでもよろしくするよ!」
エイスリン「ウン!」
豊音「えへへ、初京ちゃんだねっ!」
葵「それずっと言ってるから……っと、今年もよろしく」フフッ
京太郎「ちゃちゃっと準備してきますね!」
須賀母「朝帰りよね!」
京太郎「まぁそうなるだろうなぁ」
須賀母「脱童貞よね!?」
京太郎「黙れ」
ガチャッ バタンッ
京太郎「お待たせしました!」
豊音「ううん! 行こっか!」
京太郎「うっす」チラッ
塞「ん? あ、どうかな?」
胡桃「みんな!」グッ
京太郎「良いっすね、着物」
京太郎(それぞれ色も違う、豊音さんは黒に赤い花、塞さんは赤、胡桃さんは桜色、シロさんは白で、エイスリンさんは黄色、で葵さんは水色)
京太郎「……なんかモビルスーツに乗ったらそのまんま色塗りそうですよね」
葵「パーソナルカラーなの? 私ラルさんにならない?」
京太郎「青が薄いんでそんなことないですよたぶん、葵巨星……」
葵「ないわ」
京太郎「すんません」
エイスリン「ヒャクシキカラー!」
京太郎「ああ、そういえば」
豊音「私はジェットストリームアタックだよーぼっちじゃないよー」
塞「……何の話?」
胡桃「?」
白望「……?」
―――神社
京太郎「ふむ、混んでる」
白望「うん……」
塞(こ、これはしょうがないね、京太郎と手をつなぐしか)
京太郎「豊音さん、エイスリンさん、手つないどきましょう」
豊音「うんっ」ギュッ
エイスリン「アリガトッ!」ギュッ
胡桃「ずるい」
京太郎「適材適所です、この二人すぐ迷子になると思うんで」
豊音「なっ、ならないよー!」
エイスリン「!?」
京太郎「とりあえず行きますか」
白望「私も迷子になりそうだし京太郎の背中に抱き着いとくね」ギュッ
京太郎(おもち!)
塞「そ、それじゃ私も後ろの方からちょっと近づかせてもらおうかな!」
胡桃「私も腰あたり掴んどくね!」
葵「……」
葵(スペースなくなってるし……)
京太郎「……えっと、その、すんません」
葵「いや、別に良いよ……迷子にならないし」
豊音「……一緒に手、つなぐ?」
葵「……う、うん」ギュッ
豊音「えへへ、あったかいねっ」
京葵(天使)
京太郎「ふぅ、ようやくお賽銭いれられる」
塞「いれてゴールじゃないでしょ」
胡桃「お願いもしっかりね!」
京太郎「合格祈願しといてください」
白望「私たちは」
豊音「ドラフト一位!」
京太郎「まぁとりあえず五円がありますよういにっと」
葵「私も五円でいいや」
豊音「私は五百円!」ビシッ
塞「おおー! そ、それじゃあ私も!」
胡桃「……ひゃ、百円で!」
エイスリン「ゴエンにシヨ」
チャリンッ
パンパンッ
京太郎(……とりあえず今年いっぱい、なんとかうまくやれますように)
白望(ダルくないなら、いいや……)
塞(今年こそ京太郎と……できますように!)
胡桃(京ちゃんがロリコンになりますように!)
エイスリン(京太郎のヌードを描く機会がありますように!)
葵(わ、私も座薬入れてもらったりとかできますようにっ!)
豊音(とりあえず! 今年いっぱいはみんなが幸せでありますようにっ!)
お賽銭は
『ご縁』がありますようにと『5円』
『ご縁が沢山』ありますようにと『50円』
を放り込むらしい
『10円』は『とおえん』となり、縁が遠のくらしい
京太郎「だぁ! 人ごみ抜けた! 疲れた!」
豊音「お疲れっ、ありがとう京ちゃんっ」
京太郎「いえいえ、別に他の人たちは迷子になったりしないでしょうに、ん?」ジロッ
塞「いやぁ、危うく迷子になるところだった!」
胡桃「うん、だって私小さいから!」
白望「……ダル」
葵「私も全然ほら、方向音痴だからねっ!」
京太郎「……行きますか」
エイスリン「ウンッ!」
塞「トシさんの家だっけ、豊音はさっきまでいたんでしょ?」
豊音「うん、年越し一人は寂しいでしょってエイスリンさんと一緒にーっ」
エイスリン「うんっ♪」
京太郎「その着物も?」
豊音「トシさんが用意してくれたんだっ」エヘヘ
京太郎(ナイスばあちゃん!)
―――熊倉家
ガラガラ
京太郎「ばあちゃ……じゃなくてトシさん、お邪魔します」
葵「ナチュラルに身内みたいな……お邪魔します」
塞「お邪魔しまーす」
胡桃「お邪魔します」
白望「ん、お邪魔します」
豊音「ただいまー」
エイスリン「タダイマ♪」
トシ「おや、もう終わったのかい?」
京太郎「結構かかりましたけどね、こたつこたつ~」
トシ「みんなも入りな、あったかいよ」
塞「それじゃ失礼した」
葵「てか忘れてるでしょ、明けましておめでとうございます熊倉先生」
トシ「ん、明けましておめでとう……って私も忘れてたんだけどね」
胡桃「えー」
京太郎(一通り挨拶を済ますみんな、テレビが置いてある一辺を避けるように長方形のこたつにみんな座る)
豊音「えへへっ」
胡桃(小さくて良かった)
京太郎(俺の隣に豊音さんと胡桃さん、その胡桃さんの隣にエイスリンさん、正面に塞さん、その左右にシロさんと葵さん)
トシ「……ふぅ」ズズッ
京太郎(で、トシさんは二人は座れない場所、打倒な組み合わせっちゃ組み合わせだが)
京太郎「おせち、トシさんが作ったんっすか?」
トシ「まぁね、これでも料理はできるさ、伊達に長年一人暮らしはしてないし、ああただしそこの出汁巻きの横のは豊音とエイスリンが作ったんだよ」
京太郎「へぇ、なんか楽しそうでしたね」
エイスリン「タノシカッタ♪」
豊音「えへへ、こんなに楽しいお正月は初めてだよーっ」
京太郎(もっと楽しませなきゃ!)
塞「あ、豊音の卵焼きおいしい」
胡桃「エイちゃんの肉じゃがも好みかも」
京太郎「俺もいただこうかな」
豊音「あ、私が……」スッ
京太郎(あーんイベントか! 恥ずかしいけどもう何回やったかわかんねぇな!)
豊音「京ちゃん、卵焼き……たべりゅ?」
___
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{::|';::\_:{ /孑ミ `}\::::::::::.ミx /,}:::::::::::|:,'::::::::::::::::::.
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ヾ', __ ヽ:::::: ',|::,イ:::::: |::::::::::::{::::::::::::.
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/{/ , ,' ` ─ ´ |::!::;'\{:::::::::::::::::::゙ ;::{:::::::::::::::::::::.
京太郎(たべりゅううううううううう!!)
とりあえず今回はここまでっす
まだお正月フェイズは終了してないぜ
色々あったけどお願い叶えば良いねって豊音の思いと反して邪な思惑が
比較的まともな話だったと思うよ!
ハーレムって難しい、六人ハーレムってなんだ、キャラ全員動かすの大変すぎんよ
まぁなにはともあれ座薬ステップ再び……ねぇか、ねぇな
そんじゃまた近々ー
乙
聞いたことあるのは
ご縁(5円)がありますように
十分ご縁(15円)がありますように
始終ご縁(45円)がありますように
かなぁ
俺も京ちゃんに座薬入れてもらいたい
新しい世界の扉を開ける気がする
| /
――--┘ <
"'+、 -…‐- /
. // "''~、、 /
. / ! __ ,、 \ \
/_/l ∥=ミ }| \
/ { ∥辷ノ }|/^ヽ: .: .「 ̄ ̄ / /
//ハ 。s≦\ }| }: .: . \ /{ / /
{}! {ミトx -- xif''"´ ̄ } }| }: .: . / / j/ /
{ }! 、__汽 〈 ー-≠ | }| 八 / / / ニ=―
. }} } 、、 | }|__,ノ / {/ ――
. |\}!}ィ j ヾv/ }|ヘ /
{\| }!ヘ. 、_:::::: / / \/ そう、ご察しの通り今日も投下すんよ
{ }!ヘ { /:|, /
\ ΛΛ ¨ニ¨¨` ∨ /=|ヘ/ 眠いけど、眠気なんかに絶対に負けない!
__〉 Λ/ヘ i{ ∨/ |\|
\ `´ヘ乂。s≦圭圭圭|
\ : .: . {圭圭圭\ : .: .: .: .: .: .: .: .: .: ._
/ < : .: .: .: .: .V圭圭圭/: .: . : .: .: .: .: ._--  ̄
/ xif /⌒ア/|/|/ニニニニニ|: . : . : . : . : . : . : . r―― \
/ { /ニニ/ニニニニ二二二二|/{: .: . : . : . /\|二二二ニ\ ヘ+''"
+ /二ニニニ| |ニニニニ二二二二二{/|/|/二二二二二二二\「
if /二二二ニニ| |二二二二二二二二二∥二二二二二二二二二二ニ\
{ /ニニニ}ニニニ| |二二二二二二ニニニ∥二二二二二二二二二二二二\
/ニニニ{ニ}ニニニ| |二二二二二二二ニニ∥二二二二二二二二二二二二二 \
ニノ{ニニ{ニ}二ニニ| |二二二二二二二ニニ∥二二二二二二二二二二二ニニ//
Λ ∨ニニヘ}二二ニ| |二二二二二二二二∥二二二二二)iト、 V二二二二//二
ニΛ ∨ニニヘニニニ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨二二二ニVニニニ//二二
ニニΛ ∨ニニヘニ/ ∨二二二ニV_//二二二
ニニΛ ∨ニニ} / _r________r___ ∨二二二二二二{二二二二
ニニニ\ \ニ{ { 」 」 ∨二二二二二ニV二二二二
ニニニニニ> / ∨二二二二二ニ\二二二
二二二/ / ∨二二二二二ニニ\二二
ニニ/ / \二二二二二二二\二
ニ,/ / \二二二二二二二/
>>943
イッチ的に京ちゃんは受けの方が良い顔すると思う(マジキチ)
―――熊倉家・居間
豊音「……」ウツラウツラ
京太郎「豊音さん、眠いなら寝ても良いんじゃ?」
豊音「ん~?」ウトウト
トシ「隣の部屋で寝な、そこの襖開けばすぐだしね、布団も敷いておいたよ」
白望「私も寝る……」
豊音「うん……」ウトウト
胡桃「私も寝よっかな!」
京太郎「それじゃおやすみなさい」
塞「おやすみー」
葵「おやすみ、ってエイスリンも寝れば?」
エイスリン「ンっ……ネル」
京太郎(で、残ったのは俺と塞さんと葵さん、比較的普通の三人……たまにぶっ飛ぶけど二人)
トシ「こうしてると孫がいるみたいだね」フッ
京太郎「別におばあちゃんでも良いっすよ、俺祖母って会ったこともないし」
葵「でもなんか、おばあちゃんって感じするよね、トシさんって」
トシ「そうかい?」
塞「色々面倒見てくれたり」アハハ
トシ「そう言われて、悪い気はしないねぇ」
京太郎「トシさんは大丈夫ですか?」
トシ「ん、そろそろ寝てくるかね、二個向こうの部屋で寝てるからね」
京太郎「うっす」
トシ「うちで盛るのは構わないけど散らかさないようにね」
京葵「おばあちゃんの台詞じゃない!」
塞「気を付けます」ニコッ
京太郎(で、三人でテレビを見ているわけだ)
葵「お正月ってあれだよね、一回バラエティー始まると当分終わらないよね」
塞「あるある、でも漫才が多いからいいや」
京太郎「普段見れない漫才師とか見れますからねぇ」
フニ
京太郎「!?」ビクッ
葵「どうかした?」
京太郎「へ、ああいやなんでもっ」
フニフニ
京太郎(くっ……なにかが俺の足の間に……!)チラッ
塞「……」ニコニコ
京太郎(やはりお前か!)
塞(こ、こういうのもスリルあっていいねっ)
京太郎(くやしいっ、でもっ!)ビクッ
フニフニ ギュッ
京太郎(ぐっ、あ、案外……これはっ)
塞「そういえば葵は京太郎と二人のこと多いじゃんか?」
葵「ふへっ!? そ、そうかな!?」
塞「うん、勉強とか付き合ってあげてたみたいだし」
葵「まぁ、うん……」カァッ
京太郎「なにもなかったですけ、どねっ」
塞「へぇ、なんかありそだけどなぁ」ニヤニヤ
葵「ほ、ほんと何もなかったって!」ワタワタ
塞「あやしぃな~」
フミフミ ギュッギュッ
京太郎「っ」
京太郎(これもう、気づかれてるよなぁ……いや、これで我慢しろってのが無理なもんで)
塞「……えへへっ」ニヘラッ
京太郎(くっそ、可愛い!)
塞「本当はなにがあったのさ~?」
葵「そ、その……き、キス……させて、もらった」カァッ
塞「マジで!? なんだ、やることやってんじゃん」
葵「け、結構ごねたけど」
塞「え、葵ってごねるの?」
京太郎「まぁはい、あの時は……っ」ビクッ
グニグニ
塞「へぇ~」
葵「ああもう、やだやだ、寝る!」
京太郎「あ、俺はどこで寝れば良いんだろ?」
葵「隣の部屋で良いんじゃない?」
塞「うん、みんな嫌がるわけじゃないし」
京太郎「なら眠くなったら行きますね」
葵「ずいぶん抵抗なくなったね」
グニッ シュッ
京太郎「そう言えば……って」
京太郎(両足!?)
葵「それじゃおやすみ~」
塞「おやすみ~」
京太郎「お、おやすみなさっ!」
葵「なにそれあはは……小瀬川さ~ん!」
京太郎「やはりレズ」
塞「レズだ」
レズジャナイ!
ウルサイ!
京太郎「とりあえず、その」
塞「ん?」ニコニコ
京太郎「踏むのやめてください」
塞「ふんでないよ?」
シュッ
京太郎「んぐっ……じゃ、じゃあ、挟まないでくださいっ」
塞「いやほら、チャンスかなって」
京太郎「なにがチャンスっすか」
塞「……一歩でもリードしたいって気持ちは悪いこと?」
京太郎「悪いことじゃないっすよ。むしろ、俺なんかのためにって嬉しい気持ちもあります」
塞「……じゃあ」
京太郎(ぐっ、限界が近い!)
京太郎「だから、そんなことしなくても塞さんもみんなも可愛いでしょっ」
塞「えっ」ピタッ
京太郎「……無理してこんなことしなくたって、塞さんだって十分魅力的なんっすから」
塞「……そ、そのっ」カァッ
京太郎「みんな可愛くて、みんな好きで、だから……選べなくて……」
塞「ご、ごめんね京太郎……」
京太郎「い、いやこっちこそ……」
塞「わかってるんだけどね、こんなことしても嫌がられるって」
京太郎「いや、塞さんみたいな人にエロいことされて嫌な奴なんてそういないっすよ」
塞「そ、そんなお世辞」カァッ
京太郎「いや塞さんって美人だし、それにスタイルも良いし」アハハ
塞「も、もう!」
ギュッ
塞「あっ」
京太郎「うっ」ビクッ
塞「……そ、その」
京太郎「なんも、言わないでください」
塞「……ビクビクしてる」
京太郎「言わんでください!」ブワッ
塞「ご、ごめん」
葵(と、とんでもないことしてる……)カァッ
―――朝
ガラッ
豊音「おはよー!」
京太郎「おはようございます」
胡桃「あれ、京太郎ずっとお起きてたの?」
京太郎「まぁ、色々あって」
塞(ごめん)
葵「きょ、京太郎以外はみんな寝たけど平気!?」コエウラガエリ
白望「?」
京太郎「平気に決まってるじゃないですか! アハハッ!」
トシ「……ふぅん、まぁ散らかってないからなんでも良いけどね」
京太郎「ワハハ!」
トシ「さて、朝御飯でも作るかね」
豊音「私も手伝うよー卵焼きつくるからねっ」
京太郎「はい!」
塞「か、かわいた?」ボソッ
京太郎「ズボンの下は穿いてません」ボソッ
塞「えっ」ドキッ
京太郎「痴女ですよね」
塞「ファッ!?」
京太郎「あー朝御飯楽しみだなぁ」
白望「んー」
エイスリン「ワショク、レンシュウ、スル!」
京太郎「お、それじゃ俺が教えますよ」
エイスリン「ウン♪」
京太郎「それじゃ、みんなが学校卒業まで3ヶ月ってとこだけど」
葵「ん?」
京太郎「今年も、よろしくお願いします」フッ
葵「……うんっ」フッ
白望「よろしくね、ダルいから」
塞「うん、よろしく」フフッ
胡桃「よろしく!」
エイスリン「ハッピーニューイヤー」グッ
豊音「よろしくねっ」
トシ「ああ、よろしく頼むよ」フッ
京太郎「それとこれからも……よろしくお願いします!」ニッ
お正月編終了!
気付けば塞さんがぶっ飛んだ、まぁ最初からやるつもりだったんだけど
こたつって言ったらこれやんなきゃ(使命感)
次はバレンタインデーってことで、終わりが近い
智葉さんの東京デートは番外編みたいになるかも、その代わりぶっ飛んだ感じに
そんじゃ何かあったらお気軽にー
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\ √ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ \
> Λ/ ィゆ゙~ } \<_
乂_ { /-- ^'ー'^--V}―┘ <_ すっげー良かった岩手スレが終わっちまったかぁ
X | . γ{ { 三三 三三 }\ <_
> |イ弋{ { ___ -} ̄ <__ よっしゃ投下すんぞーい
> |ノ从 ^}! } <
> \ / マ フ 心 < 誕生日はカット、諸事情により
>、 <ミi ≧s。 ノ イ <
X> >ニニニニニ> <‘
. // へV vVヘニニニニニ > ト、「 ‘,
. /7L/ニニニニニニニニニニニハV vV vV ‘,
// /ニニニニニニニニニニニニニニニニ\ / ‘,
/ /ニニニニ{ ̄ ̄¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ̄ ̄マニ{二二ニ\ ‘,
__/ニニニニニ{ マ{ニニニニ\ /
. /ニニニニニ{ マニニニニニ\/!
/二二ニニニ{ L ____________ L 寸ニニニニニ} |
ニニニニニニ{ {ニニニニニ{_|
二ニニニニニ\ /ニニニニニニ厂
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このスレは健全だから姫はじめとか京ちゃんの恵方巻きとかあるわけないだろ! いい加減にしろ!
座薬は治療だしセーフだけど
―――2月14日(日)
京太郎(今日はバレンタインデー! 今年の俺は気分が良い、なぜなら確実な6つのチョコがあるからさ!)フハハハハッ
京太郎(去年は咲の義理チョコ、しかも中身にわさびが入ってる奴、機用な真似を……)
京太郎(だが今日は、今日は……クッ、ククククッ!)
京太郎(おっと、落ち着け俺、なんやかんやで俺は今日、部室へとやってきていた!)
ガチャッ
京太郎「こんにちはー!」
塞「あっ」
胡桃「やめた方が良い気が……」
エイスリン「トイイツツクルミも……」
白望「ん、チョコ塗るって意外と難し」
葵「さ、さすがに恥ずかしい気が、ていうか部室でこんなことやって……って京太ろ」
バタンッ
京太郎「……俺は何も見てない、うん」
京太郎(だがもしかしたらなんらかの理由があって自分は幻覚を見たのかもしれん、うん……)
ガチャッ
京太郎(やっぱ幻じゃなかったよ)
白望「ん、おはよう京」
エイスリン「オハヨ!」
京太郎(部活の先輩たちが、俺のことを好きな女の子たちが)
胡桃「み、見られちゃった」カァッ
京太郎(そろいもそろって)
塞「あっ、服につかないように……」
葵「まぁそこは気をつかってるけど」
京太郎(チョコを塗っている!)
京太郎「だがなぜ体に塗るんじゃなくてそれぞれ微妙なとこなんっすかね!」
トシ「そこかい」
京太郎「いたんかい!」
トシ「いないのは豊音だけだよ、遅刻だってさ」
京太郎「なにこれ!」
塞「え、やっぱ京太郎は体に塗った方が好みだっ」
京太郎「好みはともかく学校でやったらアウトだよね!」
エイスリン「コノミ、ナンダ」
胡桃「学校じゃなきゃアウトじゃないんだ」
京太郎「そこは気にしないで!」
白望「自重してみたん、だけど?」
京太郎「納得!」
葵「ってことで、た、食べて?」
京太郎「理性がヤバい、俺の理性がヤバい」
トシ「ほら、みんな部分部分に舐めるぐらいしてあげなよ」
京太郎「止めなきゃだめだろ!」
トシ「ほら、ひ孫を見れればそれで」
京太郎「おばあちゃんなりふりかまって!」
トシ「ほら、あの子たち反省したらしいよ?」
京太郎「反省って……誕生日か!」
塞「あはは、やりすぎだったかなぁって……ね?」
胡桃「まぁ、うん」メソラシ
白望「ちょっとね」
エイスリン「……ウン、キョウチャン、ハンナキダッタ」
葵「でも満更でもなさそうだった気が」
京太郎「ほっといてください!」
トシ「ってことさ」
京太郎「どういうことっすか! 反省してるようで反省してないっすよ!」
胡桃「ってことで、私は首もと!」
京太郎「くっ、そういう攻め方できたか、嫌いじゃない」
トシ「京ちゃんも大概欲に忠実だね」
白望「……私は準備しとくね」
京太郎(なんの!?)
京太郎「……それで、どうすりゃ良いっすか」
胡桃「椅子に座って!」
京太郎「うっす」ストン
胡桃「し、失礼します」カァッ
京太郎(対面座位だと!)
胡桃「……ど、どうぞ」スッ
京太郎(ぐっ、その状態で首を傾ける。凄い破壊力だ、この背徳感も凄まじい)
葵「……眼前寝取りとかレベル高すぎ」
塞「違うよ葵、これは京ちゃんが胡桃の相手をしてるだけだよ」
葵「同じ意味じゃ」
塞「私はあれでも十分興奮できるよ!」
葵「残念になったよね、ここ一年足らずで一気に」
エイスリン「こう?」
白望「ん、ありがと」
塞「ところであの二人は畳のとこで横になってなにやってるの?」
葵「こわいから見ない、あとで見るけど」
塞「眼前寝取りとまで言ったのに?」
葵「悔しい! でもっ!」
塞「?」
葵(クリムゾンネタが通じない……)
京太郎「それじゃ……」
胡桃「うんっ、きて……」ギュッ
京太郎(抱き着かんでください!)
京太郎「……ん」ペロッ
胡桃「んっ」ピクッ
京太郎(ぐっ、落ち着け俺よ、誕生日であんなことになったんだ、辛抱しろ!)
胡桃「も、もっと……良いよ?」
京太郎「……」ペロッピチャッ
胡桃「んっ、ふぁっ」ピクッ
京太郎「……」ペロッ
胡桃「んっ、はぁっ……ど、どうっ?」
京太郎「甘い、クルミっていうか、ミルク?」
胡桃「もうっ、良いよ……まだ、残ってるでしょ?」
京太郎「うっす……そ、それじゃ」
胡桃「うん……んぁっ」ピクンッ
葵「……わ、わからないでもないかも」
塞「でしょ!」
トシ「あんたられっきとした変態だね」
葵「酷い!」
塞「酷くはないね」
葵「!?」
胡桃「はぁっ、はぁっ……」クタァ
京太郎「ハッ! つい夢中になって!」
葵(む、夢中になるんだ……)カァッ
塞(これはかなり良い感じ!)
エイスリン「ツギ、シロ!」
京太郎「やるんですね……まぁ一人やったからには全員、って横になって……ってなぜ?」
白望「……背中」
京太郎(確かにたくしあげられたそこには背中、ただしお腹らへんまで……しかもそこにはチョコが)
京太郎「筋金入りの変態だぜこいつぁ」
白望「嫌い?」
京太郎「好きなんですけど」
白望「……良かった」フッ
葵「シロの貴重な笑顔!」パァッ
塞「やっぱりレ」
葵「レズじゃない!」
京太郎「……そ、そんじゃ失礼して」
白望「うん」
京太郎(こう、寝てるシロさんの後ろから覆いかぶさるようにってしてるととんでもないことしてる気が、落ち着け息子よ!)
京太郎「……」ペロッ
白望「っ」ピクンッ
京太郎(シロさんがこんな反応するとは、珍しいよなぁ)
葵「……」ゴクリ
塞「いやマジでレズ疑惑でるわ」
葵「京太郎一筋だよ!」
京太郎「恥ずかしいから!」
葵「あうっ」カァッ
京太郎「……ん」ピチャピチャッ
白望「んっ、ふっ……」グッ
京太郎(うつ伏せになってるから口押さえられるのか、ふむ……)
京太郎「んっ」チュッ
白望「ぁっ……」ギュッ
京太郎(どこまで我慢できるか……)
京太郎「……んっ!」チュゥッ
白望「っ~……!」フルフル
京太郎(こんなシロさん滅多に見れん)
京太郎「なら……!」ジュルルッ
白望「ひゃっ!」ビクンッ
京太郎「……ほう」ニヤッ
白望「っ……」
葵(耳まで真っ赤なシロなんて珍しいっていうか初めて見た……しかしまぁ)
塞(あの表情っ)
葵塞(凄い好きっ)ゾクゾクッ
京太郎「ふぅ……ごちそうさまでした、アーモンドっぽい味でしたね」ニッ
白望「……っ……ふっ、ぁっ……」ピクッ
京太郎「さて、と……って俺暴走した!?」
塞「今更なんだ」
葵「別にあのままでも良かっ……なんでもない」フイッ
エイスリン「キョウタロ!」
京太郎「はい?」
エイスリン「カモン!」
京太郎「へ、へそ周りとはまた……」
トシ「私がいたら楽しめないだろうしちょっと出てくるね」
塞「あ、はい」
トシ「豊音が来た時びっくりしないようにね」
葵「頑張ります!」
エイスリン「!」ドヤッ
京太郎(立ったままシャツを胸下ぐらいまでめくりあげてるエイスリンさん、なんとも扇情的だ)
葵「いつからここはエロ同人みたいな部活になったのさ!」
塞「割と夏頃から」
葵「あ、うん」
エイスリン「……ドウゾ!」
京太郎「それじゃ失礼して」
京太郎(とりあえずエイスリンさんの前で膝をついて……っと)ペロッ
エイスリン「ンッ」フルッ
京太郎(へそ周り舐めるとかほんとAVぐらいでしか見ないっての……だがまぁ、悪くないな)ペロッ サワッ
エイスリン「ヒャンっ!?」ビクッ
葵(エイスリンの腰に手を回した!?)
塞(京ちゃんホールド!)
葵(知っているのか!?)
塞(京ちゃんのドSの本能が目覚めた時にするという!)
葵(わ、私もされたい……)キュンッ
塞(私も……!)ハウッ
京太郎「!」ジュルルルッ
エイスリン「ひぅぅッ!?」ビクンッ
京太郎「……」スッ
エイスリン「ひぁっ……」ピクッピクッ
京太郎「ふぅ、胡桃さんのもだがこれもまた甘い、普通に甘いな、ミルクって感じじゃなく」フム
塞「つ、次私!」
葵「ううっ……」モジモジ
京太郎「待っててください葵さん、ね?」フッ
葵「はうっ、う、うんっ」コクリッ
京太郎「さて、塞さんはどこですか?」
塞「そ、その……う、内股」
京太郎「容赦一切無しのド変態ですね」ニコッ
塞「はうっ!」ドキッ
京太郎「それじゃイスに座ってください」
塞「う、うんっ」
京太郎「さて、そうやって足閉じられてちゃどうしようもないっすけど?」
塞「……お、お願い、し、しま、す……っ」カァッ
京太郎「はい、いただきます」ニコッ
塞(あ、これ私ヤバいやつだ)
ジュルルルッ チュパッ
チュッチュッ ジュジュッ
ペロッ ピチャピチャッ
ジュルルルルゥッ
京太郎「ぷはぁっ……!」
葵(す、すごっ……)
京太郎「ちょっとしょっぱい感じがするかも? まぁいいや、美味かったですよ塞さん」ナデナデ
塞「ふぁっ……ふっ……」ピクピクッ ビクンッ
京太郎「さて、お待たせしました葵さん」ニコッ ペロッ
葵(そう言って舌舐めずりをする京太郎は、とっても扇情的で、大人で、ダーティーで)
京太郎「どこ、ですか?」
葵「そ、そのっ……」
京太郎「首? 耳? 腹? それとも……」ツツッ
葵「ひゃっ……」
葵(ふ、太股撫でっ……)
京太郎「どこですか?」
葵「そ、その……わ、私はっ……」
京太郎「人差し指ですか」
葵「う、うん……」
京太郎「まぁ良いですけど、そっちの椅子座ってください」
葵「うんっ」ストン
京太郎「それじゃ失礼して」ストン
葵(こんなとこならもっと大胆なとこにしとくんだった……)
京太郎「人差し指だけとか、意外でした」
葵「なんだと思ってるのさっ」
京太郎「最近やけにアプローチが過激なんで」
葵「うっ」カァッ
京太郎「それじゃ……」ペロ
葵「んっ」ピクッ
京太郎「……ん?」
葵「え、あっ……」
葵(ゆ、指先でも気持ちいいとか、逆にこっちで、良かったの……かな?)
京太郎「続けますね?」フッ
葵「は、はいっ」コクリ
京太郎「んっ」ペロッ ピチャッ
葵「んっ、ふぅっ……」モジモジ
京太郎「裏とか?」ペロッ
葵「ふぁっ……」
京太郎「やっぱこの周りとか……ん」チュプッ
葵「んんっ……」ピクンッ モジモジ
京太郎「……」ペロッ
葵「はぅっ……あぁっ……」モゾモゾ
京太郎「……」カリッ
葵「ひあぁっ!?」ビクビクンッ
京太郎「さて、お疲れ様です」
葵「はっ、はぅっ……」ピクンッ
京太郎「えぇ、指舐めただけっすよ?」
葵「う、うるさぃっ……」カァッ
京太郎「……塞さん以上のムッツリだ」
葵「もう塞はムッツリじゃないしっ」ゼェハァ
京太郎「ごもっとも」
ガチャッ
京太郎「!?」
豊音「遅れちゃった!」
京太郎「豊音さん!」
京太郎(ど、どうなる……この計画は知ってるはずだ!)
豊音「はい、京ちゃん!」スッ
京太郎「へ?」
豊音「えっと、やっぱり普通に食べてもらうことにしちゃった……ダメ、かなぁ?」
京太郎「……全然、食べて良いですか?」
豊音「うんっ」
京太郎(ちゃんとラッピングされてる……)スルッ
京太郎「おお、ハート」
豊音「スタンダートだよっ!」
京太郎「それじゃいただきます」フッ
パキッ モグモグ
豊音「ど、どうかなっ?」
京太郎「美味しいですよ」フッ
豊音「良かったぁっ」エヘヘッ
京太郎(すっげー甘い! 甘い!)
京太郎「うん、色々なチョコ食べたけど……どれもおいしいなぁ」
豊音「えへへっ、ホワイトデー楽しみにしてるねっ」
京太郎「さ、三倍返しは無理ですよ?」
豊音「もちろん、チョコ一つだからクッキー一つとかで良いよー」
京太郎「善処します」フッ
塞「そ、それじゃあ私たちは?」
胡桃「そのまま返すで、良いから!」
白望「うん、ダルくないし、その方が」
エイスリン「ホワイトデー、タノシミ♪」
葵「わ、私もその……た、楽しみ」
豊音「あ、でもでも、高いものとかじゃなくて良いからねっ! 京ちゃんそういうとこ、気を遣っちゃうでしょっ?」
京太郎(ああ、天使……みんな天使、ちょっとホワイトデーは死んでしまうかもしれない)
豊音「えへへっ」
塞「ふふふっ」
京太郎(死ぬかもしれない、おもに心臓麻痺でマジで)
ってことで今回はここまでじゃ
バレンタインデーイベント終了ってことで次スレ
京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」トシ「4で本当に最後だよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455994826/)
とは言ったものの次スレそんなに使うかね
エンディングまでの話を少しと、エンディング
智葉とのデートは外伝みたいな感じになるよ!
ってことでそんじゃ次スレで次は会おう!
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