就活生「しししつれいします◯大学×学部の就活生と申します(ボソボソ)」
悟空「ひゃ~!おめぇ声ちいせえなぁ!おら良く聞こえなかったぞ。悪りぃけどもっかい言ってくれねぇか?」
悟空「んじゃはじめっぞ!まず自己紹介1分間言ってみっか!」
就活生「はい!(ボソボソ)」
悟空「おーめぇまーだ声ちぃせぇぞぉ!もっとリキ入れて話してくれねぇか!」
悟空「んじゃ質問な!まず学生時代にリキ入れたことはなんだ?」
就活生「勉強してました!学生の本分は勉強なので!」
悟空「ん~まぁそうだけっどよぉ、じゃあ具体的に何をどうリキ入れたんだぁ?」
悟空「別に勉強以外のことでもいいぞぉ?アルベェトとかサークルとかやってなかったんかぁ?」
就活生「さ、サークルでは部長を務めており、部員と協力して大会を開きました」
悟空「ふーん、じゃあおめぇのその大会運営のエピソードをもちっと語ってくれねぇか?」
悟空「そこでどんなけぇけんしたとかぐてぇ的に頼むぞ~」
就活生「え、えーっと…」
悟空「ひゃ~!おめぇハッタリもねぇんか?突っ込まれること分かってんのに嘘ついたんかぁ?」
悟空「おめぇ最初に学業頑張ったって言ったじゃねぇかぁ。サークルとかアルベェトやったなんて嘘つくなら用意しねぇのかぁ?」
悟空「答えられねぇのか!じゃ次な!おめぇがオラの会社に入って何ができるんだ?」
就活生「えっ…その、頑張ります」
悟空「ちょちょwさっきからそうだけっどよぉ、ぐてぇ的なこと言えねぇんかぁ?」
悟空「こんなテンプレ質問くれぇ普通用意してくっぞぉ?おめぇホントにオラんところ来たいんかぁ?」
悟空「オラ新卒に即戦力とか期待してねぇんだから、いっぱい修行する気があるんか確かめてぇだけだぞぉ」
悟空「おめぇは実際成績もいいし学業にリキ入れたのはわかった」
悟空「勉強にリキいれたんならそれでいいじゃねぇか。学部とオラの会社の業務が違うのも別に気にしねぇぞ」
悟空「おめぇは変によく見せようとしてんのがよくねぇぞぉ」
悟空「志望でぇきも素直に言ってくれたほうがオラわかりやすくて好きだぞ?オラだって社会貢献とかなんとかなんて気持ちねぇぞ」
悟空「そもそも一番のアピールは業界研究だぞぉ?おめぇもちっとオラんとこの業界調べてからへぇれよぉ?」
悟空「っとと、わりぃわりぃ!んじゃ、本日の面接はここまでな!結果は明日までにオラが瞬間移動でポストに投函すっからぜってー見てくれよな!」
悟空「ふぅ~面接官ってのは結構つかれっぞぉ…はやく修行してぇなぁ」
悟空「んじゃ次のヤツ呼ぶか!悟飯!次のヤツにへぇっていいっていっていいぞぉ」
悟飯「わかりました父さん。いま呼んできます」
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悟飯「惑星ベジータ大学惑星マネジメント学部のベジータさん。お入りください」
ベジータ「フン…」(ドアコンコン)
悟空「おう、へぇっていいぞぉ!」
ベジータ「俺が惑星ベジータの誇り高き王子ベジータだ。本日は宜しく頼むぞ」
悟空「おっすオラ悟空…ってベジータぁ!おめぇ就活してんのかぁ!?」
ベジータ「カ、カカロット!貴様なぜここに!?」
悟空「いやぁウィスさんに頼まれちまってよぉ~うまい飯とやったら修行してくれるって言うから」
ベジータ「なにィっ!?それは本当かカカロット!」
悟空「嘘じゃねぇって~それより面接はじめっぞ!オラさっさと終わらせて修行してぇぞぉ」
ベジータ「望むところだ!来いカカロット!」
悟空「んじゃまずはおめぇの自己アピールいっちょやってみっか!」
ベジータ「惑星ベジータの王子ベジータだ。専攻は惑星乗っ取りのマネジメントについてで、何度も学会へ行き発表した」
ベジータ「アルバイトではあるがコルドコーポレーションでの実際の業務の補佐をしてきた」
ベジータ「新卒ではあるが実際の仕事をすぐそこで見てきたことが俺の強みだ」
悟空「おう、でぇてぇわかったぞ。んじゃ質問すっけど、おめぇの専攻とオラんとこの業界はちげぇけどなんで興味をもったんだぁ?」
ベジータ「フン…惑星乗っ取り系はすでに衰退にあるのは誰でもわかるだろう。それに上場企業であるコルドコーポレーションも下火だ」
ベジータ「それに引き換え貴様らの業界はこれからの伸び代が十分にある。それに俺の経験ともリンクする部分は多くある」
悟空「まぁそれはわかっけど知識のない業界に行くのはつれぇぞぉ?」
ベジータ「くだらん…常に貴様らの業界で必須と中級レベルの資格は取ってある」
ベジータ「知識がないなどとこの誇り高きサイヤ人の王子、ベジータ様によく言えたものだ!」
悟空「おめぇスゲェなぁ!リキ入ってんじゃねぇかぁ!」
悟空「でもでも、なんでオラんとこの会社なんだぁ?同業他社とどうちげぇんだぁ?」
ベジータ「貴様もわかっているだろう……福利厚生としてウィスやビルス様と修行できることが最大のメリットだ」
ベジータ「それを抜きしても貴様の会社がこれからやろうとしているプロジェクト、面白い…」
ベジータ「俺がリーダーとなれば3年、いや1年で業界のトップに出来る!」
ベジータ「上場企業は環境も良いが、保守的でつまらんし、誰かの下で働くなぞ俺のプライドが許さん」
ベジータ「年功序列より実力主義の貴様の会社のほうが俺にとって都合がいいだけだ」
ベジータ「そしてカカロット!貴様にもすぐに追いつく!」
悟空「へへっ、そうこなくっちゃなぁ!よぉ~し!ベジータ、おめぇは内定だぁ!」
ベジータ「フンッ!早くウイスのところへ行くぞ!」
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カカロット