【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 (1000)
Fateのssです。
基本的に安価、コンマで主人公である「貴方/貴女」を操り聖杯戦争を生きていきます。
1程悪く、9ならば良い結果になります。
0は特殊と扱い、あらゆる補正を受けません。
連取りはコンマは許可しますが、安価の場合は下を採用します。
また、雑談なども下にします。
※場合によっては>>1の判断で再安価や安価下となる場合があります。
ご了承ください。
戦闘時のコンマ表
0、特殊判定・クリティカルと同じ効果
9、クリティカル・成功大の効果に合わせ三連続取得で追加+3
87、成功大・相手が失敗以下で追加+1
65、成功・特になし
43、失敗・特になし
2、失敗大・相手成功以上で追加-1
1、ファンブル・失敗大に合わせ三連続取得で追加-3
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先代
【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
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イベント確定
陣営判定
98、セイバー
76、アーチャー
54、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アルターエゴ
>>下コンマ
イベント判定
9~7、同盟
6~4、戦闘
3~1、捕捉 (bad)
>>下コンマ
陣営判定
98、セイバー
76、アーチャー
5、ライダー
43、バーサーカー
21、キャスター
>>下コンマ
ルヴィア「……なるほど、同盟を……」
シオン「ええ、そうです」
しかし、解せませんわ……。
ルヴィア「一つ、お尋ねしても?」
シオン「はい、どうぞ」
ルヴィア「どうして、同盟を?」
先程見た限り、並みのサーヴァント相手ならば確実に倒せるほど強い。
……その陣営が、同盟を組む理由が分からない……。
シオン「……一つは、アルターエゴの力を隠蔽する為の隠れ蓑です」
ルヴィア「……なるほど」
確かに、強いといっても同盟を組めばどうにかなる。
シオン「もう一つは……出来るだけ戦闘を肩代わりしてくれる協力者が欲しかったからです」
……なるほど、確かにサーヴァントの規格外さに目を惹かれますが……彼女自身の魔力は、そう高くない。
と、なると……。
シオン「そちらは、いつこの同盟を破棄しても構いません……此方からは、よほどの事が無い限りは手を出しません」
ルヴィア「…………」
さて、どうしたものでしょう……。
旨味もある、しかし……若干、倒す手も限られてしまいますわね……。
………………。
ルヴィア「ええ、分かりました……その同盟、組ませていただきますわ」
シオン「……どうもありがとう」
旨味は十分にもらう、そして聖杯も……。
華麗に、そしてショウマンシップに、勝利を頂くとしましょう。
.
夢判定
5以上で成功
>>下コンマ
「……それで、これは?」
「ああ、受け取ってくれ……報酬とは別に、な」
……装飾過多だな、この銃は。
それに、リボルバーは好みじゃない。
「専属で、契約しようじゃないか」
……また、か……。
「いや、けっこ―――」
「聞き給え……その銃、君にとっては有用だと思うぞ?」
……っち。
「…………」
「虚数という架空元素を、その銃自体にエンチャントした、すごいぞ、その威力は!」
べらべらべらべら……よく喋る。
お前の身体で実験してやろうか……。
「弾丸にその虚数属性を付与し、引き金を降ろす事で、その弾丸を魔弾に変えるのだ!」
……そう言えば、仕事で始末した奴や、依頼してくる奴にもいくらかこう言うタイプは居たな。
大抵、自分を過大評価している浅い家系の奴等だが。
「相手が魔術師ならば、君の弾丸を防ぐ為に魔術を行使するだろう! その魔術を強制的に弾丸に付与し! 穴を―――」
―――発砲音。
「なるほど、多少威力も高いな……それに、専用の弾丸が要らないのも気に入った」
腰掛けていた椅子から上着を取り、扉へ向かう。
「生憎、手の内を知られるのが嫌なんでね……今回は、無かった事にしようと思う……それは心ばかりの礼だ、釣りは要らない」
―――動かなくなった元依頼人に、そう言い放つ。
「……生きてても死んでても間抜け面とはな……お前に殺された奴の方が優秀だったぞ」
いや、殺したのは俺だったか……。
.
切りも良いので、今日はここまで。
色々最悪な展開ですが、まあドンマイ!
もうどうにかして同盟を組むとか、暗殺とか頑張るしかありませんね!
明日はどっちだ!
次回は18:00から。
おやすみなさい
6日目、朝
……さて、と……。
貴方「どう、動くべき、か……」
このままなりふり構わず敵を倒すと、最悪あの規格外と事を構える可能性がある。
……それは、少し……いや、かなり厳しい
行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下
貴方「……まだ、情報が足りない」
いまだに、陣営の拠点は二つしか割れては居ないしな……。
このあたりで、もう少し情報が欲しい所だ。
使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-1
陣営選択
1、セイバー
2、アーチャー
3、バーサーカー
4、キャスター
5、アルターエゴ
>>下3までで一番高いコンマ
すみません、メインのパソコンが遂にイカれてしまいました。
明日のいつもの再開時間までには、なんとかします。
すみませんでした。
難航してます。
今日中の再開は難しそうです。
無事復活。
少ししたら再開。
情報判定
9〜7、イベント
6〜4、???
3〜1、情報なし
>>下コンマ
イベント判定
9~4、戦闘
3~1、???
>>下コンマ
特殊判定
9~7、綺礼
6~4、同盟
3~1、来てる
>>下コンマ
……?
貴方「……こいつは……誰だ?」
前回見た時と、マスターが変わっている。
貴方「可能性としては……この男が本来のマスター、もしくは……」
以前見た女から、令呪を奪い新たなマスターになったか……。
貴方「……真意は掴めないな……どうしたものか……」
また、厄介なことになってきた。
.
6日目、昼
……最近、少し場が動き始めている。
無論、俺の意図しない方に、だ。
貴方「……少し、動いた方が良いかも知れんな」
このままでは、最悪取り残される。
行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下
……それが、どうしてこうなった……。
ライダー「へぇー! 思ったより豪華だね!」
貴方「……なあ」
ライダー「ん? なんだい?」
一応……本当に一応だが、確認する。
貴方「ここに、いるん、だろうな……」
ライダー「うん! いる『可能性』があるよ!」
………………。
…………っ。
……!
貴方「こ、コイツに……騙された、だと……!?」
認めたくは無かったが、こうして突きつけられると……屈辱でしかない……。
ライダー「わーい! やっほーい!」
会話候補
ライダーか貴方視点で
>>下5までで候補
……はぁ……。
ああ、寒い。
こんな時期に、屋内プールに入るなんてな……。
薄ら寒くて、鳥肌が立つ。
貴方「……そもそも、こんな所に男二人、か……」
しかも、殺し屋に英霊の二人組み……。
貴方「かなり、場違いだな……」
少なくとも、どちらかが女の方がもう少し見た目は良かったんだろうがな。
……帰るか。
ライダー「ふっふっふーん!」
いやぁ、やっぱり思っていたより面白い!
ライダー「あ! なんだあれ! でっかい滑り台だ! ねぇ、マスター!」
……おや?
返事が無い。
ライダー「あれ、あれれ? マスター? マスター!?」
か、帰ったな……!
ライダー「ふんだ! じゃあ一人で遊ぶから!」
まったく……マスターってば……。
.
感情判定
5以上で成功
ライダー >>下コンマ
貴方 >>下2コンマ
貴方→ライダー【好感(大)】
を取得しました。
ちょっとまた様子がおかしくなり始めたので、今日は大事をとってここまでです。
遅々として進んでませんが、ご容赦を。
次回は20:00から、多分すぐまたろくすっぽ進まないかも。
おやすみなさい
6日目、夜
……ふぅ。
貴方「……やはり、家は落ち着く」
あんな人口密度の高い場所は、仕事以外では御免こうむる。
……さて、そろそろ時間だ……場が、動き出す。
行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下
……この辺りで一度、方針を定める必要があるな。
俺の想定以上が、次々と起こり始めた。
しかも、ライダーも正面から戦っても勝てるか怪しい者ばかりと来た。
貴方「……慎重に、考えるべきだな……」
さて……次は、どう動くべきか……。
ライダー「……ねえ、呼んだのに僕を無視して考え始めるの? 酷くない?」
貴方「期待はしてないが、一応考えろ」
方針候補
作戦とか、立ち回りとか
>>下5までで候補
ライダー「……確か、セイバーと組んでいるのが規格外なんだっけ?」
貴方「ああ、そうだ……クラスはまだ分からん」
だが、あの肥大化した腕が武器なのは一目瞭然だがな。
ライダー「ならさぁ、僕等も誰かと組んだほうが良いんじゃない?」
まあ、定石だな。
最悪、組んだもう一人を捨てれば生き残れる可能性がある。
貴方「……直接ぶつかる前に、あの同盟の情報を流すのも、手か……」
あのクラスのサーヴァントなら、情報を拡散するだけで何かしらの奴が食いつくだろう。
ライダー「あー……うわぁ、陰湿」
貴方「一番陰湿な奴が勝つのが世の常だ」
……とりあえず、この辺りか。
.
6日目、イベント
陣営判定
98、セイバー
76、アーチャー
54、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アルターエゴ
>>下コンマ
状況判定
98、イベント
7~5、捕捉
4~2、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ
陣営判定
9~7、アーチャー
6~3、ライダー
32、バーサーカー
1、キャスター
>>下コンマ
アル剣同盟 筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運E
アーチャー 筋力B 耐久B 敏捷A+ 魔力B 幸運C
筋力差 クラス補正で無効
耐久 +14、-16で決着
敏捷差 発生
幸運差 発生
アル剣同盟
悪竜の血鎧 3以下のダメージカット
宝石魔術 敵宝石魔術で相殺
淑女のフォークリフト 成功大以上で二桁目1/3追加
被虐体質 判定差敗北で相手補正-1
アルターエゴ 補正+1
分割思考 5ターン後発動
同盟 補正+1、耐久増
アーチャー
千里眼 1と相手の9をそれぞれ一度だけ5として計算
心眼(真) クリティカルで追加+1
霊子ハッカー(レオ) 有利以上で9を出した場合追加+3
アル剣 >>下コンマ アルターエゴ:+1 同盟:敏捷差で無効
アーチャー >>下2コンマ
ちょっとファンの破片が吹っ飛んでしまったので、応急処置します。
動作に問題なければ50分辺りに再開します。
再開してなかったら、察してください。
明日の再開は20:00辺りから。
アル剣 10、アーチャー 9
淑女のフォークリフト:+3 心眼(真):-1
判定:+3【拮抗】
リップ「え、えいっ!」
アーチャー「っ!」
どこか怯えの混じった声と同時に、まったく不釣合いな凶悪な斬激。
それをギリギリでかわしながら、アーチャーは心の中で自らを叱責する。
アーチャー(どこかセイバーの動きが可笑しいとは思っていましたが……まさか、こんな伏兵がいるとは!)
リップ「えぇぇいっ!」
また、ギリギリで回避する。
行動判定
9~6、リップ
5~1、セイバー
>>下コンマ
……よし、この辺りか……。
セイバー「マスター、射程内に入れたぞ」
ルヴィア「了解しましたわ……では、あちらの合図後に……」
では、その間に準備をしておくか……。
ルヴィア「…………合図、来ましたわ! セイバーッ!」
セイバー「ああ、準備は出来ている……行くぞっ! 『幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)』ッッ!」
―――剣から放出された光が、射程内の全てに襲い掛かる。
宝具判定
98、+10
7、+8
6、+7
5、+6
4~1、+4
>>下コンマ
ダメージ:+10
0ボーナス:+2
判定:+14【勝利】
ルヴィア「……恐ろしく、手際がよろしいのね」
そう、彼女の作戦通りに進んだ先の戦闘を思い出す。
シオン「ええ、計算通りでした……素晴らしいサーヴァントです、後の展開も考えていましたが……無用だった様ですね」
ルヴィア(計算通り……ですか)
その一言を反芻しながら、背には冷や汗が流れる。
ルヴィア(……最悪、手の内に転がされている、お考えた方が良いのかも知れませんわね)
同盟相手である彼女を見つめながら、そう思案する。
ルヴィア「では、お休みなさい」
シオン「はい、お休みなさい」
一言別れを告げ、自らの拠点に戻る。
.
夢判定
5以上で成功
>>下コンマ
ちょっとご飯。
7日目、朝
……そろそろ、七日か……。
終盤か、それとも中盤か……。
貴方「……はぁ、どうするか……」
この時期にもなると、出来る手も限られ始める……。
早急に、行動するべきだろう。
行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下
寝落ちしました。
すみません、8時くらい居にに再開します。
貴方「……さて、と」
使い魔を放つか。
情報はいくらあっても構わない。
多少偽りも混じるが、それは量で判別できる。
使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:ー1
陣営選択
1、セイバー
2、バーサーカー
3、キャスター
4、アルターエゴ
下3までで一番高いコンマ
情報判定
98、イベント
76、居場所
54、マスター
3〜1、情報なし
>>下コンマ
貴方「……やはり、か」
どこかで見た事のある服装とは思っていたが……。
貴方「……これh、使えるかも知れないな」
この情報を活かせれば……上手く行くかも知れないぞ……。
.
7日目、昼
……さて、いよいよ不味くなってきた。
貴方「もって、明日いっぱいか……」
7日目、昼
……さて、いよいよ不味くなってきた。
貴方「もって、明日いっぱいか……」
ライダーの単独行動も、有限だ。
魔力の回復と消費がおっつかなくなってきた。
決着を、急ぐべきかもしれない。
行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下 7日目、昼
……さて、いよいよ不味くなってきた。
貴方「もって、明日いっぱいか……」
ライダーの単独行動も、有限だ。
魔力の回復と消費がおっつかなくなってきた。
決着を、急ぐべきかもしれない。
行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下
ライダーの単独行動も、有限だ。
魔力の回復と消費がおっつかなくなってきた。
決着を、急ぐべきかもしれない。
行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下
……後がなくなる前に、さっさと行動するべきだな。
貴方「……そろそろ、動かなければならない」
だとするなら、万全の準備からだ。
使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-
陣営選択
1、セイバー
2、バーサーカー
3、キャスター
4、アルターエゴ
下3までで一番高いコンマ
本当にすみません、寝落ちです。
後、今後事情につき土日しかマトモに更新できなくなるかも知れません。
次回は明日の18:00からです。
今後と言ったな、あれは嘘だ(今週と来週で済みそうです)
(でも、お休みするの頻度はかなり多くなると思います)
(とりあえず、今日はお休みです)
情報判定
98、イベント
76、居場所
54、マスター
3~1、情報なし
>>下コンマ
貴方「……異常なしか」
まあ、流石に昼間からは行動しないか。
……sかし、これはよく注意して監視したほうが良いな。
貴方「さて、と……」
そろそろ、どう動くか決めるべきか……。
.
7日目、夜
そろそろ、きつくなってきたかなぁ……。
ライダー「うーむ、どうしたものか」
明日いっぱいはもつ感じがするけど、宝具を使ったらアウトかな……。
ライダー「マスターも……まあ、気付いているか」
……どうしたものかなぁ。
行動安価
1、会話 ※ライダー
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下
貴方「……探しに行くぞ」
ライダー「おっけー!」
……随分軽い返事だ……分かっているのか?
貴方「今回は、できるなら同盟相手を探しに行く」
ライダー「へぇ、大変じゃない?」
貴方「だからこそ、だ……」
急がないと、俺達以外全滅……というのもありえる。
索敵判定
5以上で成功
>>下コンマ
陣営判定
9~7、セイバー
6~4、バーサーカー
32、キャスター
1、アルターエゴ
>>下コンマ
判定
98、???
7~4、会話あり
3~1、問答無用
>>下コンマ
キャスター「少し、お待ちを」
っ!
貴方「……キャスター、か……?」
キャスター「……分かっていて、入ったのでしょう?」
まあ、思ったより対応が早かったが……。
キャスター「さて、早速―――」
貴方「同盟を組みたい、そちらのマスターとの話しを求める」
両手を挙げ、即座に用件だけ伝える。
キャスター「……少し、お待ちを」
貴方「……そうか、分かった」
ふむ、これで接触は出来る……問題は、次か。
有珠「さて、と……それで、お話とは?」
貴方「ああ……同盟を、組みに来た」
はっきり、ちゃんと用件を伝える。
さてと、どこから突くべきか……。
行動候補
同盟を組む為に言う事
>>下5までで候補
有珠「……急、ね」
貴方「生憎、無駄にする程時間を持っているわけではない」
それに、時間も迫ってきている。
有珠「それで? 何故、組もうと?」
貴方「単純に戦力強化……とは、少し違う」
この辺りは、少し誇張するべきか……?
貴方「セイバー陣営が素性のわからない陣営―――おそらく7騎に該当しない8騎目の陣営と同盟を組んでいる」
有珠「……八つの陣営……? 真偽は?」
貴方「今現在、セイバーとバーサーカーの拠点は割れている……割れていなかったのはキャスター陣営だけだった」
実際、いるかどうかは博打に近かった。
有珠「なぜ、バーサーカーの方に行かなかったの?」
……無闇に情報をばら撒くのは危険か。
貴方「……個人的に、面識があった……悪い面識だがな……話が逸れた、元に戻す」
一言告げ、元の話題に戻す。
貴方「セイバー自体相当強い。これは戦闘した俺達の方でも確認が取れている」
有珠「…………なるほど」
貴方「また情報収集の結果、正直言って、残っている他のサーヴァント単体であの同盟を倒せる陣営がいるかどうかは怪しい」
単純な火力勝負でも厳しい上に、耐久の鬼のセイバーに底の見えない謎のサーヴァント。
……箇条書きしただけで、眩暈がするな……過剰戦力だぞ。
貴方「使い魔越しで見たセイバーとそのサーヴァントのステータス情報も教える、最悪同盟が無理なら不戦の約束でも良いどうだろう?」
さて……魅力的な餌だ、食いついてくれよ……。
思考判定
5以上で成功
>>下コンマ 適切行動:+3
有珠「わかりました……それじゃあ、一つ要求を」
……来たか……ここでの答え次第だな……どう出る……?
有珠「貴方のライダーのステータス開示を要求するわ……その代わり、と言ってはなんだけど……キャスターの情報も」
軽い出費ではないが……先の同盟の事を考えれば……先行投資だと思えば、多少は良いか……。
貴方「わかった、それでは……連絡用の使い魔をくれるか? キャスターならば、容易だと思うが」
俺の残存魔力を考えれば、少しでも減らしておきたい。
有珠「……少し、待ってて」
そう言って、奥に向かい歩く。
ライダー(わぁ、僕の出番無かったね)
貴方(いや……今回は、お前を出さないのも一つの手だ)
念話の声に、若干の疑問の声が混じる。
貴方(つまり、キャスターとの接触時点でお前を出せば交渉すら出来なかっただろう)
切らなくても強い、持つだけでも存在感がある。英霊と言う切り札は、そう言うものだ。
貴方(ここでお前を実体化させない事で、俺は敵意を持っていないと簡単にだが、印象付けられる)
ライダー(へぇー、そうなんだー! 凄いね!)
まあ、交渉術としては初歩だがな。
……さて、これで後はセイバー同盟を倒して……一応、バーサーカーも懸念材料だ……偶然を装って潰すか?
くく、何にせよ……出来る事が増えるのは、かなり良い。
ライダー(……悪い顔している)
貴方(元々の人相で隠せる範囲だ、問題は無い)
.
印象判定
高いほど高印象
二桁目で貴方視点
>>下コンマ
有珠→貴方【普通】
貴方→有珠【利用】
を取得しました。
とりあえず、今日はここまでです。
これから先、多分十時前後で投稿を止めます。ですので、十時以降に長い間更新が無かったらその日の更新は無いものだと思ってください。
次回は18:00から。
おやすみなさい
7日目、イベント
陣営判定
98、セイバー
76、ライダー
54、バーサーカー
32、キャスター
1、アルターエゴ
>>下コンマ
陣営判定
98、イベント
7~4、捕捉
3~1、戦闘
>>下コンマ
イベント判定
9~7、???
6~4、戦闘
3~1、捕捉(bad)
>>下コンマ
綺礼「漸く、捕捉出来たか」
今まで隠れていたが……ついに、見つけた。
綺礼「しかも……キャスターか……」
……少しばかり、厳しいか……。
バーサーカー「ねえ、今日の分はまだなの?」
綺礼「……地下に行け、適当に見繕え」
バーサーカー「……わかったわ、じゃぁねー」
……さて、どうするべきか……。
.
夢判定
5以上で成功
>>下コンマ
「まずは……どうする、か……」
目覚めた瞬間、周りの寒さで完全に覚醒する。
先客の死体を蹴り飛ばし、小屋の外に出る。
「……とりあえず、火か……?」
周りの、雪に覆われた木を見る。
「ああ……クソ……あの淫売……かならず、この山から出てやる……っ」
殺意の炎を燃やしながら、錆びた斧を拾い森に入る。
「俺を捨てたこと……後悔させてやる……っ!」
.
8日目、朝
…………。
貴方「……ああ、クソ……忌々しいっ!」
気分が悪いっ!
貴方「っち……シャワーでも浴びるか……」
行動安価
1、会話 ※ライダー、有珠
2、索敵
3、使い魔
4、接触 ※セイバー、バーサーカー
5、自由安価
>>下
貴方「……ライダー、行くぞ」
寝起きで魔力も潤沢、時間も迫っている。
ならば、動くのはここしかない。
ライダー「オッケー! ……所で、キャスターは? どうするのさ」
キャスター選択
1、別々に索敵
2、陣地で待機
3、一緒に索敵
>>下3までで一番高いコンマ
貴方「効率を求めたい、キャスターにも索敵してもらおう」
その方が、時間の節約になる。
貴方「……目指すは、あの第八陣営の拠点を見つけ出し、奇襲する……」
セイバーと合流される前に、そして俺の魔力に余裕があるうちに、叩く必要がある。
ライダー「よし、行こうかっ!」
索敵判定
5以上で成功
ライダー >>下コンマ 日中:-1
キャスター >>下2コンマ 日中:-1
陣営判定
9~7、セイバー
6~4、バーサーカー
3~1、アルターエゴ
ライダー >>下コンマ
キャスター >>下2コンマ
貴方「……これは、驚いた」
有珠「ええ……まさか、罠ってことは……」
……いや、無いだろう。
貴方「それは無い……教会がマスターなんて事は、隠したがるだろうからな」
だからこそ、もう少しバーサーカーの操縦は上手くするべきだった。
貴方「ライダー、行くぞ……邪魔な存在は先に消す」
ライダー「おっけー! いっくよー!」
.
騎魔同盟 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運A+
バーサーカー 筋力C 耐久D 敏捷E 魔力A 幸運B
耐久 +12、-13で決着
敏捷差 発生
幸運差 発生
騎魔同盟
理性蒸発 2をファンブル、8をクリティカルとして計算
触れれば転倒! 判定差勝利で相手補正-1、追加+1
この世ならざる幻馬 敏捷差発生
リボルバー 二桁目6か3で追加+1、1か4で補正-1、2か5で補正+1
プロイキッシャー 補正+2、追加+1
同盟 耐久増、補正+1
バーサーカー
拷問技術 成功大以上で追加+1
代行者(綺礼) 補正+1
騎魔 >>下コンマ プロイ:+2 同盟:+1
バーサーカー >>下2コンマ 敏捷差:代行者で相殺
騎魔 9、バーサーカー 3
触れれば転倒!:+1 プロイ:+1
判定:+9【優勢】
開幕優勢な感じで、ちょっと時間が来たので今日はここまで。
さっそくエリちゃんピンチ!
18:00辺りに、再開します。
おやすみなさい
騎魔 9、バーサーカー 3
触れれば転倒!:+1 プロイ:+1
判定:+9【優勢】
バーサーカー「っ! 何よ! このっ!」
半狂乱しながら、手に持つ歪な槍を振るう。
キャスター「それっ!」
ライダー「うおりゃぁぁ!」
突進と、それを援護する呪術。
その二つが、確実にバーサーカーの体力を削っていく。
騎魔 >>下コンマ プロイ:+2 同盟:+1 リボルバー:+1
バーサーカー >>下2コンマ 触れれば転倒!:-1
騎魔 8、バーサーカー 4
リボルバー:+1 プロイ:+1 触れれば転倒!:+1
判定:+12【勝利】
決着判定
9~7、令呪離脱
65、戦闘続行
4~1、脱落
>>下コンマ
戦闘続行:直前の状況から再開
判定:+9【優勢】
ライダー「りゃぁぁ!」
バーサーカー「っ!?」
深く、槍が突き刺さりバーサーカーが倒れる。
キャスター「やりましたかっ!?」
絶叫に近い形で、キャスターが叫ぶ。
……だが……。
バーサーカー「ぅ、ぅぅ……まだまだぁぁぁ!!」
ライダー「っな!? まだ暴れるの!?」
再び、暴風の様なバーサーカーの槍が振るわれる。
ライダー「……面倒だなぁ!」
騎魔 >>下コンマ プロイ:+2 同盟:+1
バーサーカー >>下2コンマ 触れれば転倒!:-1
騎魔 9、バーサーカー 8
プロイ:+1 触れれば転倒!:+1 連続クリティカル:+3
判定:+12【勝利】
決着判定
9~7、令呪離脱
6~1、脱落
>>下コンマ
バーサーカー「邪……魔ぁぁ!」
槍の暴風は、教会やライダー……そしてプロイキッシャーを傷つける。
ライダー「く、このぉ!」
バーサーカー「甘いっ!」
負傷覚悟でライダーの騎乗槍を受け、即座に反撃を試みる。
バーサーカー「―――ッ!?」
が、バーサーカーは無様に倒れる。
まるで、足が掻き消えたように。
ライダー「はぁぁぁッ!!」
バーサーカー「っく、そんなの―――ッゥ!?」
不利な姿勢のまま放たれた槍は、ライダーの追撃を弾ききることが出来ずに、そのまま霊核を突かれる。
ライダー「はふぅ……終った終わったぁ……」
大きく溜息を吐き、一息入れる。
キャスター「……お疲れ様でした」
ライダー「うん、ありがと」
.
8日目、昼
……はぁぁ……。
問題なく倒せたな……これで、後ろを気にして戦う必要はなくなった……。
さて……さて……。
貴方「次は、あいつ等か……」
最大の強敵……どこまで戦えるか……。
貴方「………………」
恐らく、サーヴァント同士では不利……いや、劣勢だ……。
そうなると……マスター殺しを速やかに行動する必要がある。
貴方「……整備でも、しておくか」
行動安価
1、会話 ※ライダー、有珠
2、索敵
3、使い魔
4、戦闘 ※セイバー
5、休息
6、自由安価
>>下
……さて……。
貴方「ライダー、外に出る……一応付いて来い」
ライダー「ん、探しに行くの?」
貴方「いや……作戦だ、あの強敵に対して、無策はマズイ……そろそろ、夜だしな」
早急に、幾つか決めるべきだ。
ライダー「……そっか、そうだね……っじゃ、行こうか」
会話候補
有珠か貴方視点で
>>下5までで候補
貴方「さて……すり合わせはこんな物か……他に、何か案はあるか?」
一息いれ、気軽に質問してみる。
有珠「……それじゃあ、相手が強敵な以上、固まって行動したほうが良いと思うわ」
……確かに、確固撃破されたらマズイ。
貴方「そうだな、その方が対応も早い……だが、近くに移るだけで良いだろう」
終った途端、後ろを刺されては敵わない。
セルフギアスが使えれば良いんだが……生憎、俺に刻印は無い。
当然、より安全な方を取るしかない。
有珠「そう……ああ、そうだ……直接は関係ないのだけれど……貴方は、何を聖杯に望むの?」
思考判定
5以上で教える
>>下コンマ 感情度:-2
…………。
貴方「プライベートの話はするつもりは無い」
今は個人的に行動しているとはいえ、な。
有珠「……そう……個人的には、魔術師を殺している理由も聞きたかったのだけれど」
貴方「そんな事よりも、今は目の前の問題を見るべきだ……」
荷物をまとめ、椅子から立ち上がる。
貴方「それでは、その時になれば連絡する……襲われたなら、すぐに知らせろ」
有珠「…………ええ、よろしく」
短く返し、玄関へ歩き出す。
.
感情判定
5以上で成功
有珠 >>下コンマ
貴方 >>下2コンマ
有珠→貴方【信用】
貴方→有珠【普通】
を取得しました。
そんな感じで今日はここまで。
初期の印象は低くするくせに、すぐ感情が上がっちゃうツンデレ系貴方。
そして、リアルの事情により次の更新は土曜日です。
次回は土曜日の18:00あたりから。
おやすみなさい
8日目、夜
……夜か。
そろそろ、この戦争も終りか……。
貴方「……やれやれ……暫くは、ゆっくりするか」
少し、疲れた。
行動安価
1、会話 ※ライダー、有珠
2、索敵
3、使い魔
4、戦闘 ※セイバー
5、休息
6、自由安価
>>下
貴方「っはぁぁぁぁ……」
肺中の酸素を吐き出すように、大きく深呼吸を繰り返す。
……そして、閉じていた目をゆっくりと開く。
貴方「……ライダー、行くぞ……キャスターも、向かっている」
ライダー「……うん! わかった」
それぞれの覚悟を決め、互いに真っ直ぐ目的地に向かう。
.
騎魔同盟 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力A 幸運A+
アル剣同盟 筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運E
筋力差 発生、敏捷差で相殺
耐久 +16、-13で決着
敏捷差 宝具により発生、筋力差で相殺
幸運差 発生
騎魔同盟
理性蒸発 2をファンブル、8をクリティカルとして計算
触れれば転倒! 判定差勝利で相手補正-1、追加+1
この世ならざる幻馬 敏捷差発生
リボルバー 二桁目6か3で追加+1、1か4で補正-1、2か5で補正+1
魔術師殺し 補正+2、リボルバーの補正強化
プロイキッシャー 補正+2、追加+1
同盟 耐久増、相手の同盟補正と相殺
アル剣同盟
悪竜の血鎧 3以下のダメージカット
宝石魔術 敵対魔力で相殺
淑女のフォークリフト 成功大以上で二桁目1/3追加
被虐体質 判定差敗北で相手補正-1
アルターエゴ 補正+1
分割思考 5ターン後発動
同盟 耐久増、相手の同盟補正と相殺
騎魔 >>下コンマ プロイ:+2 魔術師殺し:+2
アル剣 >>下コンマ アルターエゴ:+1
騎魔 9、アル剣 5
触れれば転倒!:+1 プロイ:+1
判定:+6【有利】
貴方「セイバーは頼んだ」
あのマスターとは一度ぶつかっている、できるなら、キャスターで倒してもらうのが良いだろう。
貴方「ライダー、足止めをしろ……攻めすぎるな」
ライダー「オッケー!」
……正直、あの化物サーヴァントにライダーは力不足だが……速攻でマスターをつぶせば……!
騎魔 >>下コンマ プロイ:+2 魔術師殺し:+2 被虐体質:-1
アル剣 >>下コンマ アルターエゴ:+1 触れれば転倒!:-1
騎魔 6、アル剣 3
触れれば転倒!:+1 プロイ:+1
判定:+11【優勢】
キャスター「このっ!」
セイバー「っ! はぁ!」
放たれた呪符をものともせずに、セイバーが距離を詰めていく。
キャスター(っく、なんでこんなに平然としてるんですか!)
呪術はセイバーなどが持つ対魔力では効かない。
だからこそ、自分の攻撃を受け尚も向かってくるセイバーにキャスターは焦る。
セイバー「……余所見か……その隙、突かせてもらうぞ!」
キャスター「っ!? まず―――」
セイバー「『幻想大剣・天魔失墜(バルムンク)』―――ッ!」
宝具判定
98、-10
7、-8
6、-7
5、-6
4~1、-4
>>下コンマ
防御判定
5以上で発動
二桁目+1ガード
>>下コンマ
バルムンクの発射条件って何だっけ?
0ボーナス:+1 ※>>215 ぞろ目か0です
ガード:+9
判定:+10【優勢】
キャスター「―――黒天洞!」
光の奔流が、キャスターの呪術によって大幅に防ぐ。
キャスター「……死、死ぬかと思った……危なかったぁ……」
大粒の冷や汗を流しながら、セイバーに向かい合う。
セイバー「……防がれるとは……」
キャスター「ぶっちゃけ、切り札です」
不適に、そう笑ってみせる。
騎魔 >>下コンマ プロイ:+2 魔術師殺し:+2 被虐体質:-1
アル剣 >>下コンマ アルターエゴ:+1 触れれば転倒!:-1
騎魔 9、アル剣 9
プロイ:+1 淑女のフォークリフト:-3
判定:+8【優勢】
シオン「ッ!」
……外したか……。
次は、外さ―――
―――浮遊感が、身体を包む。
ルヴィア「…………ふう、これで、前回の分はチャラですわ」
貴方「……また、お前か……ッ!」
念の為、対ショック用の呪符をもらって正解だったな……。
貴方「……ちょうど良い、お前も殺す」
ルヴィア「あら、随分と野蛮な挑戦状ですわね……良いでしょう、ベルト保持者として、その挑戦をあえて受けましょう」
お前は逃げただろうが……っ!
騎魔 >>下コンマ プロイ:+2 魔術師殺し:+2
アル剣 >>下コンマ アルターエゴ:+1
騎魔 9、アル剣 9
プロイ:+1
判定:+9【優勢】
ライダー「…………はぁ……疲れたな……」
そろそろ、終らせたいんだけどな……。
リップ「…………」
全然、倒れる気配は無い……可笑しいぞ、ちゃんと攻撃当たってるよね。
ライダー「さて……マスターの方も心配だし……心配事の多い戦闘だね、まったく」
……どうしようかなぁ。
連続優勢判定
9~4、騎魔
3~1、アル剣
>>下コンマ 幸運差:+1
騎魔判定
9~7、ライダー宝具
6~4、キャスター宝具
3~1、令呪
>>下コンマ
さっきの宝具……まだキャスターは生きているだろうけど、多少をダメージを受けているはず……。
……そう言えば、さっきの宝具は……あの方向だったっけ……。
ライダー「……ようっし! 腹を括るしかないか!」
虎穴にいらずんば、だ!
このままいっきにやっつけてやる!
ライダー「行っっくよぉぉぉ! 『この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)』ッッ!」
宝具判定
98、+8
7~5、+7
4~2、+6
1、+5
>>下コンマ
ダメージ:+7
判定:+16【勝利】
リップ「―――宝具!?」
咄嗟に、自分の両腕を突き出し、ライダーを捕らえようとするが……。
リップ「消え―――」
ライダーの姿を見失った直後、パッションリップの視界は光に包まれる。
キャスター「っ!?」
あれは……宝具!?
って言うか、こっち来てません!?
キャスター「ええい! とぉ!」
セイバー「なに……!?」
これで、いくらか足止めになるでしょう……なってください!
キャスター「こっちまで巻き込む気ですか! あのアホライダー!」
……終ったか……終ったよな……。
貴方「……流石に、弾も切れた……」
初めてだ……殺しきれなかったとは……。
だが、まあいい……今回は、勝った。
貴方「後は、あの二人からどう逃げるか……か」
流石に、ライダーが来れば手を引くだろうが……面倒臭いな、本当に。
起動判定
5以上で起動
>>下コンマ 六騎:+3
聖杯判定
5以上で成功
>>下コンマ この世全ての悪:-4 0:+1
キャスター「……駄目ですね、使い物になりません」
貴方「……無駄骨か」
……今までの出費を考えただけで、頭が痛くなる。
はぁ……皮算用は胸に来るな……。
キャスター「歪んだ願いしか叶えられません、元の願望器からは、かなりかけ離れています」
……使えない事も無いが……現状では、使えないも同然か……。
有珠「それじゃあ、後始末を頼めるかしら? キャスター、令呪を彼に渡して」
貴方「ああ……すまないな、立っているのも厳しい」
流石に、疲れが溜まっている……最後の宝具が決め手になったが……。
ライダー「おーい! とりあえず見てきたけど、ちょっと厳しいかも」
貴方「令呪を使う、そこは安心しろ」
ライダー「あ、そうなんだ、ありがとね」
……ライダーとも、漸く縁を切れる。
ライダー「……マスター、じゃあね」
貴方「ああ、二度とあわないと良いがな」
コイツの様な奴は、苦手を通り越して殺意が湧く。
ライダー「あはは、そんな事言って、案外気にって入るんじゃないの?」
貴方「……無駄口を叩けないよう令呪でも使うか、ちょうど臨時収入がある」
ライダー「分かった分かった! さっさと壊せば良いんでしょ」
……わかったなら、さっさと行動に移せ。
貴方「さて、と……令呪をもって、我が傀儡に命ずる―――」
.
「…………今日は、これで終わりか……」
珍しく、立て続けに入った仕事を終らせ、しっかりと報酬をもらい、本日の拠点へと歩く。
「さて……これで暫くは凌げるか」
一般人の手に届かない額の報酬を三つも手にしながら、そう呟く。
しかし、彼の仕事道具を考えれば、仕方のない事だ。
フリーランス……しかも彼の様に魔力の乏しい者は、かなり生き辛い。
「…………帰ったら、すぐ明日に備えて、寝るか」
外傷はまったく無いものの、かなり疲労したのか、顔色が悪い。
「っち……ああ、面倒だな……どこからだ……?」
方向ではなく、どこの所属かを頭の中で考える。
背後からの尾行に、完全に気付いていた。
「いや、関係ないか……ああ、無いな」
二度三度、そう呟き歩き出す。
「殺すだけだ、何も関係ない」
見せ付けるように腰にぶら下げている銃ではなく、彼の奥の手であるリボルバーを胸元から出す。
「……これで片がつく」
振り返らないまま、素早く抜いたリボルバーが数度跳弾し、水風船の様な物が割れる音がする。
「はぁ……余計な出費だ……」
そうぼやき、夜の街に消えていく。
~NORMAL END~
『回り続ける、リボルバー』
三十五代目、魔術師殺し貴方、完結!
途中お休み期間が挟まりましたが、無事終らせられました!
正直、最初はライダー自害ルートも考えてましたけど、色々あって没。
けっこうチョロイ貴方でしたね、ロンリーウルフの癖に。
次回は18:00から新規作成。
おやすみなさい
はい、ちびまるこちゃんと同じ時間に始まるよ。
まずは性別だってさ。
1、男性
2、女性
>>下3までで一番高いコンマ
女の子
お次は魔力
>>下3までで一番高いコンマ二桁目
4、まあまあ。
今度は家系。
>>下3までで一番高いコンマ二桁目
決戦判定
0~6、3
5~1、10
>>下コンマ
3、低め、一般人かな?
今度は肉体
>>下3までで一番高いコンマ二桁目
4、今回は全体的に低めですね。
次に属性
>>下3までで一番高いコンマ二桁目
5、中立・中庸、ここまでいくと没個性レベルで一般人、モブレベル。
最後に幸運。
>>下3までで一番高いコンマ二桁目
はい、完成したのがこちら、一般人ちゃんです。
振りなおし、複数選択可
1、魔力 4
2、家系 3
3、肉体 4
4、属性 中立・中庸
5、幸運 6
6、全部振りなおし
7、振りなおさない
19:08の>>下3までで一番高いコンマ
属性
>>下コンマ
一般人でした。
んでは、スキル抽出します。 暫しご歓談をば。
(……やっちまってた……)
今回はこちらのミスなので、特別。
1個だけ、振りなおすものを決めてください
1、魔力 4
2、家系 3
3、肉体 4
4、属性 中立・善
5、幸運 6
6、振りなおさない
>>下 そのままコンマ値をステータスとして計算
わーお……一般人が一撃で死んだ……。
スキル再抽出、暫し待たれよ。
1、起源『虚無』
2、起源『停止』
3、封印指定
4、死徒
5、魔法少女
6、魔笛術
7、魔剣士
8、マスター(真)
9、〇〇の英雄
10、墓荒らし
11、イレギュラー
12、混血
13、独学魔術
14、魔砲使い
15、太陽の巫女
16、起源『大罪』
17、半人半獣
18、魔法の歌
19、魔眼
20、魔術師殺し
21、起源覚醒者
22、盗賊
23、穂群原教師
24、刑事
25、兵士
26、アイヌの民
27、宝石魔術
28、暗殺者
29、分割思考
30、禁断の果実
31、王気
32、奇跡の代行者
33、聖杯お届け人
19:49の>>下3までで一番高いコンマ
【アイヌの民】
家系『3』以上『8』以下、魔力『2』以上 属性『7』以下
精霊を使って探索などができる
ゴールデンカムイ、見てくれよな!
お次のスキル、選ばないのも可。
20:03の>>下3までで一番高いコンマ
決戦判定
0~6、盗賊
5~1、奇跡の代行者
>>下コンマ
【奇跡の代行者】
魔力『8』以上
天啓をうけ、神の力を使用できる。常に封印指定執行者にねらわれてる。
戦闘時、敵味方問わず宝具を使用した時5割の確率で勝利することができ、自身サイドが戦闘不能になった時5割の確率で拮抗状態で復活できる。
通常コンマではファンブルを成功に変えることができる。
朝開始時にコンマ判定があり、ゾロ目と0の時一日中昏睡状態になる。昏睡状態になるとすべてのプラス補正が無くなりすべてのコンマに-3補正がかかる。
また封印指定執行者、アサシンが現れた場合必ず戦闘に負ける。
……なんだこれ。
最後のスキル。
20:15の>>下3までで一番高いコンマ
【盗賊】
幸運『5』以上、家系『3』以下
とある物品を求めて聖杯戦争に参加する。情報収集や侵入の際に有利な補正を得る。
キャラが濃い。誰ださっきまで一般人だなんて言ったのは!
逸般人には必要ないかもしれませんが、個性。
趣味、職業、特技、性癖、属性なんでもござれ
20:27の>>下3までで一番高いコンマ二桁目
視力がすごい(意味深)
再判定
>>下コンマ
貴女「視力がすごく酷い!」
んでは、サーヴァント召喚フェイズ。
召喚選択
1、ランダム
2、相性
>>下3までで多数決
久し振りに選ばれました。
クラス判定
98、セイバー
7、ランサー
6、ライダー
5、バーサーカー
43、キャスター
21、アサシン
>>下コンマ
最優
98、剣に選ばれた王様
7、剣に選ばれた王子様
6、白銀の剣士
4、絢爛豪華な皇帝
32、龍殺しの無口な英雄
1、男勝りな剣士
>>下コンマ
モーさん。
在来か外来か
1、在来
2、外来
>>下3までで一番高いコンマ
在来リパさん。
じゃあ時空。
1、五次
2、四次
>>下3までで一番高いコンマ
五次リパさん。
んじゃあ、参加者
>>下
>>下3
>>下5
先輩、ダーニック、蟲爺
残り
>>下2
>>下4
>>下6
イリヤ、ユリウス、士郎
んじゃあ、先輩サーヴァントから
クラス判定
9、ランサー
8、アーチャー
76、ライダー
54、バーサーカー
32、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
9、強大な体の巌の様な男
87、黒い甲冑の騎士
6、一見普通の服を着た女性
5、中華風の巨躯の武人
43、白いドレスを着た少女
2、鉞担いだ男
1、傷だらけの戦士
>>下コンマ
フランちゃん!
お次
クラス判定
98、ランサー
7、アーチャー
65、ライダー
43、キャスター
21、アサシン
>>下コンマ
ダーニックです
98、フードを身に纏った女性
76、魚面の異様な男
5、着物を着た妖艶な女性
43、無貌の仮面を付けた男性
2、洒脱な衣装を纏った伊達男
1、小柄な美少年
>>下コンマ
フレンドではお世話になってます。
蟲爺サーヴァント
クラス判定
98、ランサー
76、アーチャー
54、ライダー
3~1、アサシン
>>下コンマ
98、赤い外套を身に纏った男
7、金色の英雄王
6~4、緑衣を着た痩躯の青年
3、森の様な清冽な気配を持つ青年
21、野性味と気品を併せ持つ少女
>>下コンマ
この組み合わせは色々危険。
イリヤ
クラス判定
9~7、ランサー
6~4、ライダー
3~1、アサシン
>>下コンマ
今代の鬼門
9、紺色の陣羽織を着た青年
87、髑髏の仮面を付けた男
65、確固たる姿を持たない者
4、武術家然として偉丈夫
32、退廃的な雰囲気を身に纏う女性
1、露出の多い衣服の少女
>>下コンマ
鬼門いっぱい
ユリウスサーヴァント
クラス判定
9~5、ランサー
4~1、ライダー
>>下コンマ
98、バイザーで視界で封じた女性
7、筋骨隆々の粗野な偉丈夫
65、二丁拳銃を持つ女性
43、派手な髪飾りをつけた美少年
2、銀の軽鎧を装備した美丈夫
1、笑顔を絶やさない美男子
>>下コンマ
最後
9~1、ランサー
>>下コンマ
98、青い姿に赤い槍を持つ戦士
76、二本の槍を操る美男子
5、傷だらけの甲冑の黒い騎士
4、黒い貴族服を着た王
3、黄金の鎧を纏った青年
21、派手な衣装に身を包んだ少女
>>下コンマ
ローマじゃないよ!
じゃあ、友好判定
里緒 >>下コンマ 里緒:-2
ダーニック >>下2コンマ 外来:-3
臓硯 >>下3コンマ 臓硯:-2
ダーニックだけ
ユリウス >>下コンマ 外来:-3
イリヤ >>下2コンマ 高家系:-2
士郎 >>下3コンマ 在来:+2
じゃあ、感情判定。二桁目が貴女視点
ダーニック >>下コンマ
イリヤ >>下2コンマ
士郎 >>下3コンマ
ダーニック→貴女【??】
貴女→ダーニック【信用】
イリヤ→貴女【普通】
貴女→イリヤ【興味】
士郎→貴女【友好】
貴女→士郎【普通】
を取得しました。
最後にセイバー感情度をやってお終い。
>>下コンマ
セイバー→貴女【普通】
貴女→セイバー【信用】
を取得しました。
色々没個性だ一般人だ言ってましたが、スキルがつくだけであら不思議。
かなりエッジの効いた貴女の誕生です。
次回は18:00から、できればメガネか盲目の女性キャラがいたら教えてください。
おやすみなさい
生来目が見えなくても武術の解説は出来るし……
「…………ここまでで良いわ、衛宮くん」
右手で少年の肩を数度叩き、足を止める。
「そうか? じゃあ、また明日」
「……ええ、さようなら」
いつもの様に、少年と別れ家へ向かう。
「…………セイバー?」
足を止めて、何もない場所に話しかける。
「なんだ、気づいていたのか」
その何もない空間から、いきなり声が響く。
「だって、不自然だもの、周りの精霊も騒いでるの」
「そんなものなのか?」
「ええ……今もね」
杖を取り出し、歩き出す。
「問題は……サーヴァントがいることしか分からない所ね」
「なるほどな……そうだ、おぶってやろうか?」
首を横に振り、拒絶する。
「別に、問題ないわ……見えなくても、だいたいの地形は分かるもの」
杖をつきながら、歩みを早める。
「そうなのか……ああ、そうだ」
何か思い出したのか、セイバーは歩みを止める。
「服の金、ありがとうな」
「……そうね、私の服じゃあ入らないものね」
呆れた様に言い放ち、振り返ることなく家に向かう。
「…………かわいくねぇな……」
唇を尖らせながら、再び霊体化する。
.
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓
【名前】:??? 【属性】:中立・善 【残令呪数】:三画
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━┫
【特徴】:アイヌの民 【ランク】:C+ 【魔力】:100
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┛
. :´ `: : . . \::::::! j
. / `: : .、 \! ,′
/ ヽ. | イ
, ' ヽ 八!
. / / | : : : . i ヘ.
/ / ! . :! | . :i 八 ハ
' ' ヘ | : 、 | . :| ノ ノ. : :∧ | :
. i i : : :::', ト.、 :\: . `ヽ: . |: . : :|'⌒ヽく//. : : ノ::ハ、 ! : .
i i : :! : ::|ハ ,.く`ヽ{`丶、ハ: : !: : . : : :|ヘ. Y: : : :./:./:ハ\.| : : .
| ! : :八 : :| ` くL.....≧=≠7ト、 : . !: : : .ハ: :ト、 }: : /:.:.:/: i |:::::ト、 : : : .
. i ! : :iへ. : :| 气て:::::ハ 〃 ハ: :ハ: :/ i/ } / 厂: : : :./: : ! !:::::! ヽ : : : .
',ハ . : ! i rミメ:、 弋Zン ′ j/ !/ ノ r‐ ' /: : : : :./: : :ハ. |:::::|: : : : : . .
ヽハハ从ヘハ`ヽ ´ ノ ノ: : : : :./: : .イ:::::}ノ::::ノ . : :/
トリ 厂 `ヽ: ://: /. !::::::::イ . : :./
/ Y//ヘ. |:::::厂 : : /
`ヽ V⌒ |::::| . : : :/
\ _ 〉、 i !::::| . : : : ト、{
ヽ ` .:' /\/:::::∨| !::::| . : : : : : | ヽ
\ / /\ /:::::::::::::::::::::| !::::| : : : :.:八
ヽ. __ .. イヘ. /::::::::ヽ'::::::::::::::::::::::::| !::::| : : : :!: : i`ヽ
∨::::::::\/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::八 !::::| . : :.ハ: :ノ
⌒ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ| . : :/ ノ´
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【スキル】
◆盗賊
盗む者、奪う者。
彼女の目的の為、その手を汚す。
◆アイヌの民
精霊と生き、精霊と死ぬ。
彼女もまた、精霊の力を借りることの出来る民。
◆奇跡の代行者
精霊と生きた彼女は、ある日それ以上の存在に触れる。
ゆえに、だからこそ、それゆえに、彼女は出奔した。
たとえ、命を狙われていても。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【解説】
アイヌ民族の少女、その血に流れるものは、今では珍しいほどの純血。
~詳細不明~
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
1日目、朝
目を開け、自分の体温の残る毛布の中から出る。
……目を開けても、見える景色は変わらない。
貴女「…………」
しかし、彼女が感じる景色は変わっていく。
貴女「おはよう」
呼応するかのように、景色が揺れる。
投稿選択
1、行く
2、行かない
>>下3までで多数決
セイバー「……行くのか?」
貴女「ええ、まあ……行かないのも、怪しいでしょう」
不思議そうに、そう返す。
セイバー「お前なら、休んでも怪しまれないと思うけどな」
貴女「……? どうして?」
首を傾げ、再び質問を繰り返す。
セイバー「あー……気にしないでくれ」
霊体化し、話を打ち切る。
イベント判定
9~7、士郎
6~4、それ以外
32、何もなし
1、???
>>下コンマ
貴女「…………よいしょ」
杖を置き、椅子に深く腰掛ける。
道中何人かの助けの手が伸びたが、いつも通り交わした。
貴女「正直、みんなオーバーだわ……」
少し迷惑そうに、ため息を溢す。
行動選択
1、会話 ※セイバー、士郎
2、使い魔
3、索敵 (セイバーのみ)
4、自由行動
>>下
手すりを掴みながら、ゆっくり階段を上る。
貴女「はぁ……疲れた……」
流石に、この目だと板書にも時間がかかる。
セイバー「それじゃあ、なんでここまで来たんだ?」
不思議そうに、セイバーがそう尋ねる。
貴女「屋外の、それも高い所だから……喜ぶのよ」
滅多に見せない笑顔を、自然に浮かべる。
セイバー「……いつもその顔でいたらなぁ……」
貴女「? なに?」
セイバー「なんでもない」
会話候補
セイバーか貴女視点で
>>下5までで候補
貴女「優勝した時の願い事は決めてなかったけど、うんセイバーの言うように目が見れたら便利だよね」
セイバー「……一応聞くが、何が喜ぶんだ?」
貴女「……ああ、そうか……」
一瞬だけ困惑した顔をしたが、すぐに合点がいったように頷く。
貴女「えい」
光が幾つも周囲に現れ、数個の塊に収束する。
貴女「見やすくしたわ、どう?」
セイバー「おぉ……結構綺麗だな」
貴女「そうなのかもね、私は見えないから分からないけど……えい」
光が周りに解けるように消える。
セイバー「そういえば、その目は生まれつきか? だとすると、その目を治すのが願いか?」
貴女「………………」
思考判定
5以上で成功
>>下コンマ 日数:-3
貴女「……まだ願いは絞りきれていないけど……そうね、それも便利ね」
間を置いて、そう答える。
セイバー「そうか……結構良い景色だぞ、ここ」
笑って、セイバーは彼女に告げる。
貴女「そうね……それは見てみたいわ……そろそろだわ」
彼女が呟くと、屋上から出て行く。
セイバー「じゃあ、次は昼頃か? じゃあな」
短く別れを告げ、霊体化する。
.
感情判定
5以上で成功
セイバー >>下コンマ
貴女 >>下2コンマ
どうだ
セイバー→貴女【友好】
貴女→セイバー【友好】
を取得しました。
1日目、昼
貴女「…………」
手探りするように、鞄をまさぐる。
貴女「これ、ね」
数十秒の苦戦の後、目当ての菓子パンを掴む。
貴女「……はむ」
静かに、昼食を始める。
行動選択
1、会話 ※セイバー、士郎、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、自由行動
>>下
1 士郎
士郎「ここに居たのか」
不意に、いくらか聞きなれた声がかけられる。
貴女「……衛宮くん?」
頭に浮かんだ顔と、精霊が形作る輪郭からそう推察する。
士郎「ああ、そうだぞ……横良いか?」
貴女「…………」
静かに横に置いた菓子パンを膝に乗せる。
士郎「またパンか?」
貴女「箸も使えないのに、刃物を扱えって言うの?」
慣れたように、そう返す。
士郎「ははは、まあ危ないしな」
何度か繰り返された会話を切り上げ、お互いに昼食を始める。
会話候補
士郎か貴女視点で
>>下5までで候補
士郎「またパンか栄養が片寄ると体にも悪いぞ、ほらお前の分の弁当を作って来たから一緒に食べようぜ」士郎貴女に弁当差し出す
士郎貴女の恋人と言うよりお母さんだな
士郎「でも、パンは栄養偏るしなぁ……そうだ、どれか食べたいものあるか?」
スッと、弁当箱を寄せる。
貴女「……そう、ね……」
弁当箱を、持ち前の嗅覚で判別する。
貴女「卵焼き、頂戴」
口を開け、そう伝える。
士郎「……ああ、そうか、そうだよな……じゃあ、入れるぞ」
貴女「はやふひへ」
口を開けたまま急かす。
士郎「えーっと……もっと大きく……ああ、それくらい……どうだ?」
貴女「ん……っん……ふう……甘いのは趣味じゃない」
素早く租借し、簡潔に要求を伝える。
貴女「それにしても、いつもお弁当は羨ましいわね……結構美味しいし」
士郎「はは、それはありがとう」
少し照れながら、また次の卵に箸をつける。
貴女「っん、どうも……もしかしなくても、餌付けされてるわね」
士郎「ははは、確かにな」
少し賑やかな昼休みが過ぎていく。
.
感情判定
5以上で成功
士郎 >>下コンマ
貴女 >>下2コンマ
1日目、夜
貴女「……ふう」
座椅子の背凭れに全身を預け、ゆっくり息を吐く。
貴女「はぁ……眠い」
セイバー「疲れたのか?」
貴女「いえ、そう言う意味じゃなくて……ふあぁ……」
大きな欠伸をして、目を擦る。
貴女「いつも、この時間は寝ていたから……」
セイバー「……そっか、まあ……大変だな」
行動選択
1、会話 ※セイバー、士郎、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、自由行動
>>下
貴女「……使い魔……」
瞼を擦りながら、手をかざす。
貴女「探してきて、お願い」
そう言うと、部屋の空気が僅かに揺れる。
貴女「よし……セイバー、暫くしたら起こして」
セイバー「ん、わかった」
使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 精霊:+2
陣営判定
98、ランサー
76、アーチャー
5、ライダー
43、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
情報判定
98、イベント
7~5、マスター
4~2、捕捉
1、???
>>下コンマ
逆探知判定
5以上で回避
>>下コンマ 妖怪:-2 精霊:+3
貴女「……っん……?」
耳元で、何かの音がする。
決して人間では聞えず、また意味の無いかの様なかすかな音。
貴女「なるほど、セイバー」
座椅子から身を起こし、セイバーを呼ぶ。
セイバー「どうかしたか?」
すぐ傍に霊体化していたセイバーが現れる。
貴女「一人見つけたわ……クラスは多分アーチャー、マスターの顔も割れた」
セイバー「そうか、居場所は?」
貴女「それが、外を歩いていたみたい……多分これ以上精霊を近づけさせると危険だと思って撤収してもらったし」
そう言い、座椅子から立ち上がる。
貴女「寝るわ、お休み」
セイバー「……応、お休み」
.
そんなこんなで、今日はここまで。
緩いスキル&緩いスキルとがっちりスキルの温度差に、まだまだなれません。
何かミスが起きていたら、気軽にお教えください。出来るだけ速やかに対処します。
次回は18:00から再開。
おやすみなさい
1日目、イベント
陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
5、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
行動判定
98、イベント
7~5、補足
4~2、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ
陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
54、アーチャー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
ユリウス「…………」
送られた資料に、静かに目を通す。
ユリウス「……間桐に、サーヴァントか……」
下のほうに、添えられるようにそのサーヴァントの姿が写れた写真を見る。
ユリウス「随分、現世に馴染んでいるな」
鎧ではなく、普通の服を着こなした英霊に、ぼんやりとそんな感想が浮かぶ。
ユリウス「……いや……それはこちらもか……」
別の部屋で、鎧を脱ぎ用意した服を着てゲームをしている筈のサーヴァントを思い浮かべる。
ユリウス「サーヴァントは、どこも同じなのか……?」
そんな疑問を抱きながら、資料を机に放る。
.
昏睡判定
0かぞろ目で発動
>>下コンマ
2日目、朝
貴女「…………はぁ……はぁっ……っ」
大量の汗を噴出し、小さな体が体の内側から出る寒さに震える。
セイバー「……っち、なんだってんだ……こりゃぁ……」
慣れない手つきで、セイバーは自分のマスターに看病をする。
貴女「あ、ぁ……っく……んぁ……」
小さく呻き、深い昏睡に堕ちる。
.
2日目、朝イベント
陣営判定
9、セイバー
87、ランサー
65、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
行動判定
9~7、イベント
65、捕捉
4~2、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ
特殊判定
9~7、何故か覚醒
6~4、誰かに勝利
3~1、ユウジョウ!
>>下コンマ
なんで覚醒したんだ!
9~7、ピンチだったから
6~4、さすあに
3~1、ピンチだから
>>下コンマ
士郎「…………はぁ……っはぁ……」
ランサー「はは! やるじゃねぇかマスター!」
へたり込んだマスターに、手を差し出す。
士郎「あ、ああ……ありがとう、ランサー」
肩で息をしながら、素直に感謝を述べる。
ランサー「なぁに、流石に坊主がやってたのは色々危ねぇからな……まあ、あんなのが出て来るとは、流石に想像外だったけどな」
肩を貸しながら、そう話し始める。
士郎「……それにしても、驚いた……」
ランサー「まあ、すぐに使い物にしろってのも無理だし、ゆっくり慣らしてみろ」
愉快そうに笑い、背中を叩く。
.
2日目、昼イベント
陣営判定
9、セイバー
87、ランサー
65、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
行動判定
98、イベント
7~4、捕捉
32、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ
陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
54、アーチャー
3、ライダー
2、バーサーカー
1、キャスター
>>下コンマ
イリヤ「……あ、おかえりー」
不意に目の前に現れた影に、少女は明るく迎える。
アサシン「……マスターの探していた者を、発見しました」
その報告に、少女は容貌に似合わない笑顔を浮かべる。
イリヤ「ふぅん……それじゃあ、いつか挨拶しに行かなきゃね」
アサシン「…………」
マスターからの言葉に、無言でアサシンは応える。
.
2日目、夜イベント
陣営判定
9、セイバー
87、ランサー
65、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
特殊判定
9~7、自由選択
6~4、酉選択
3~1、第八陣営
>>下コンマ
第八陣営判定
9、アイドル
87、ファニーヴァンプ
6~4、ルーラー
32、???
1、アヴェンジャー
>>下コンマ
判定
9~4、アーパー
3~1、クサレ
>>下コンマ
さー、アホみたいに厄介な奴が来ました。
マスター候補
>>下5までで候補
マスター判定
09、ちゃんさん
87、マーボー
65、計算通り
43、メガネ
21、ロリ
>>下コンマ
行動判定
9~7、イベント
6~4、捕捉
32、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ
※こっちも昏睡したい……。
特殊判定
9~7、帰った
6~4、VS……?
3~1、勝った
>>下コンマ
※ちょっと遅れます。
遅れる前にどの陣営かだけ。
陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
5、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
綺礼「…………ほう」
珍しいものをみたな……。
綺礼「確かに、危険な存在だ……同時に、珍しくもある」
チラ、と窓から見える外を覗く。
綺礼「あちらは余裕か……しかし、無駄に時間を過ごす場合でもない」
この血も、能力も希少だが……だからこそ、敵対する組織に渡るのは避けるべきか。
綺礼「さて……マスターではなく、元代行者として……処置するべきだな」
―――そっと、胸に手をそえる。
貴女「………………っ」
―――小さく呻き、一筋の血が口から毀れる。
綺礼「……さて、帰るか」
.
残機【◆◆◆◆◇】
最初のぞろ目が悪い。
00が二度も続けちゃうと、こっちも参っちゃうYO!
…………ちょっと、ほんのちょっとだけ救済。
0~8、成功
7~1、失敗
>>下コンマ
※誰が脱落するかの所から。
陣営判定
98、セイバー
76、ランサー
5、アーチャー
4、ライダー
3、バーサーカー
2、キャスター
1、アサシン
>>下コンマ
……砕かれた幾つもの剣が突き刺さる丘の上で、ようやく二人の戦いの決着が着く。
ヴァンプ「……ふぅ、最初はビックリしたけど……セーフ、って感じかしら」
ランサー「っは、そう……みたいだな……」
そう笑うと、丘の頂上でランサーは膝を屈する。
ヴァンプ「まあ、ちょっと楽しかったかな?」
対照的に、ファニーヴァンプは緑生い茂る草原で肩をまわす。
……二人のサーヴァントの間に、明確に荒野の丘と緑の大地の境界線が出来ていた。
ヴァンプ「……あっちも終ったみたい」
かすかに崩れ始めた固有結界を見ながら、そう呟く。
ランサー「……そう、かい……すまねぇな、坊主……先に、行くわ……」
塵となって消えたランサーに呼応するかのように、二つの固有結界も消える。
綺礼「待たせたな」
ヴァンプ「別にー」
本当にどうでも良さそうに、そう返す。
ヴァンプ「じゃあ、この調子でさっさと終らせましょ、早く帰りたいし」
そう、ファニーヴァンプはかすかに微笑む。
.
はい、と言う訳で今日はここまで。
1日跨いでのフラグ回収、そして二回の00、色々下書きを破棄・修正の多い一日でした。
そして、ここからが本番……色々きついですが、頑張ってください。
次回は18:00から。
おやすみなさい
夢判定
5以上で成功
>>下コンマ
遠い、遠い昔の夢を見た。
……あの、雪に鎖された。小さな世界の夢。
解けることの無かった雪は、今も鮮明に思い出せる。
あそこは、ずっとずっと昔から完成していた世界だった。
だから、何も変わらない世界が続いていた。
動物も、木々も、精霊も、そこに住む三十にも満たない人間も。
減っては増え、増えては減って。
結局、変わり続ける事で現状をずっと昔から維持していた、完成されている世界。
…………いつからか、なんてことは分からない。
強いていえば、最初からだった気がする。
私が、精霊を見る事は出来ていたことは。
.
3日目、朝
貴女「………………」
まず最初に感じたものは、圧し掛かるような倦怠感。
それと……埋める事の出来ない空虚感。
貴女「そう…………終わったのね」
そして、わずかばかりの開放感。
登校選択
1、行く
2、行かない
>>下3までで多数決
貴女「…………それ、じゃあ……行って来るから」
セイバー「本当に大丈夫かよ」
心配するセイバーをよそに、黙々と仕度を始める。
貴女「別に、構わないでしょ……あそこに、マスターがいるのかも知れないし」
そう言い放った彼女は、強い意志を感じさせた。
セイバー「そうかよ……じゃあ、無理はするなよ……またぶっ倒れるのも面倒だ」
そうぶっきら棒に言い、セイバーは霊体化する。
貴女「……そう言えば、看病……ありがとう」
セイバー「……っ」
その言葉に、セイバーは何も返さない。
イベント判定
9~7、??? (good)
6~4、それ以外
32、何もなし
1、??? (bad)
>>下コンマ
貴女「…………」
白い杖を置き、椅子に腰掛ける。
簡単な、ルーチンを終わらせ、一息つく。
……もう一度、大きく息を吐く。
行動選択
1、会話 ※セイバー
2、使い魔
3、索敵 (セイバーのみ)
4、自由行動
>>下
貴女(それじゃあ、お願い)
小さく手を振り、精霊を見送る。
貴女(こっちも無くしていたら、流石にどうしようもなかったわ……)
安堵し、視線を元に戻す。
貴女(……さて、どれくらいかかるのかしら)
使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-1 精霊:+2
陣営判定
98、アーチャー
76、ライダー
54、バーサーカー
3、キャスター
2、アサシン
1、ファニーヴァンプ
>>下コンマ
情報判定
98、居場所
7~5、クラス
4~2、マスター
1、逆探知
>>下コンマ
貴女(……そう、ふぅん……ありがとう、分かったわ)
耳元の囁きに、同じく囁いて返事をする。
……数秒遅れて、ひび割れた音が学校中に響く。
貴女「さて……お昼にしましょう」
立ち上がり、いつもの場所に戻る。
.
3日目、昼
貴女「……あむ」
黙々と、安い味付けのされた、食べ慣れた菓子パンを食べる。
セイバー(……やっぱり、昨日言ってた小僧のとおり、味気ねえな)
貴女「色々、選択肢が限られるのよ」
短く、そう返す。
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、自由行動
>>下
貴女「…………?」
ふと、首を回し周りを見渡す。
貴女「そう言えば、居ないわね……今日は」
特に士郎と約束を交わしたわけではないが、その少し気になった。
セイバー「探してみたらどうだ? ここか、少なくとも家には居るかもしれないぞ」
もしかしたらお前みたいに寝込んでるかもな、とセイバーは続ける。
貴女「…………はぁ、まあ……おかずの恩もあるし、探してみましょう」
セイバー「分かった」
そうマスターが判断すると、素早く霊体化する。
貴女「……もし何も無かったら、明日のお弁当を要求しようかしら」
そう静かに息巻き、屋上を後にする。
捜索判定
5以上で成功
>>下コンマ 精霊:+2
……暫く探し、杖が三本になるほど疲れた足をベンチで休めさせる。
貴女「……はぁぁ……疲れた……」
大きく溜息を吐き、足を摩る。
セイバー「もう今日は諦めたほうが良いんじゃねぇか?」
先日買った現代の衣装に着替えたセイバーが、そう説得する。
貴女「そう、ね……もう、帰りましょう」
学校の制服のままの彼女は、そう疲れを見せながら言う。
校内からそのまま街を探し始めたため、あまり強くない身体は悲鳴を上げる。
セイバー「んじゃ、帰るか」
貴女「せ、セイバー……ちょっと、お願い、が……あるんだけど……」
疲労ではなく、何か躊躇うように言い淀む。
セイバー「……ん?」
貴女「歩けないの……えっと……おんぶしてくれるかしら?」
白い顔に、赤が浮かぶ。
セイバー「…………うっし、しっかり掴まってろよ」
貴女「……ちょっと、寝るわ」
短く言うと、暫くして体から力が抜ける。
.
3日目、夜
ゆっくり目を開け、辺りを確認する。
貴女「……ありがとう、セイバー」
近くに座っていたセイバーに、素直に感謝を告げる。
セイバー「まあな……こっちも、病み上がりに無茶させた」
自分のマスターに、頭を下げる。
貴女「……それじゃあ、これで手打ちね」
興味なさげに、ベットから起き上がる。
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、自由行動
>>下
貴女「……はぁ……憂鬱だけど……」
靴の紐に手を掛けながら、大きく溜息を吐く。
貴女「さて、行きましょうか」
セイバー「最近、お前の人となりが分かった気がする」
首を回し、振り向く。
貴女「なに……それ」
セイバー「顔に見合わず、独り言が多い」
……顎に手を置き、記憶の中を探す。
貴女「……まあ、そう言えばそうね……この子達のせいだわ……」
合点が言ったように頷き、靴の踵をなおす。
貴女「じゃあ、行きましょうか」
索敵判定
5以上で成功
>>下コンマ
盗賊スキルってどのタイミングで使うのかしら
※>>586 奇襲判定とか、色々予定してます。
陣営判定
98、アーチャー
76、ライダー
54、バーサーカー
3、キャスター
2、アサシン
1、ファニーヴァンプ
>>下コンマ
セイバー「……っ」
先に先に察知したセイバーが、背後に自分のマスターを隠す。
貴女「大丈夫? 勝てる?」
感情の入っていない声で尋ねる。
セイバー「っは、負けるわけねぇよ……さぁ、来い!」
……その呼びかけに、暗闇から二つの影が現れる。
セイバー「さて……行くぞっ!」
バーサーカー「ウィィィィィィッッ!!」
.
セイバー 筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D
バーサーカー 筋力C 耐久B 敏捷D 魔力D 幸運B
筋力差 発生
耐久 +14、-16(15)で決着
敏捷差 発生
魔力差 発生
幸運差 発生
セイバー
直感 1、2をそれぞれ一度だけ3として計算
魔力放出(赤雷) 補正+1、成功大で追加+1
不貞隠しの兜 耐久増、宝具発動後補正消失
精霊 不利以下の場合追加+2
バーサーカー
虚ろなる生者の嘆き 相手失敗で追加+1、成功大以上で追加+2
起源覚醒者 補正+1
起源『食べる』 拮抗以上で補正+1、不利時に判定差有利で回復+1
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1 筋力差:+1
バーサーカー >>下コンマ 覚醒者:+1 起源:敏捷差で相殺
ちょっと時間が来てしまったので、今回はここまで。
けっして、いつかのようにフランちゃんで00なんか出さないように。
明日はお休み、次回は金曜日の18:00からです。
おやすみなさい
セイバー 9、バーサーカー 5
赤雷:+1 魔力差:+1
判定:+6【有利】
セイバー「っっらぁぁあ!」
バーサーカー「―――ッ!?」
2騎の武器が触れ合った瞬間、一瞬でバーサーカーが弾き飛ばされる。
貴女「……これは……凄まじいわね……」
響き渡る音だけでも、その勢いを肌で感じられた。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1 筋力差:+1
バーサーカー >>下コンマ 覚醒者:+1
セイバー 9、バーサーカー 8
赤雷:+1 魔力差:+1 虚ろなる生者の嘆き:-2
判定:+7【有利】
貴女「…………お願い」
そう呟くと、小さい光が収束し敵へと奔る。
里緒「ッ!」
襲い掛かってきた影が、急転換し光の攻撃を躱すと同時に、少女の死角に回る。
貴女「……無駄、よ」
まるで予知していたかのように、既に放たれた光が向かってきていた。
里緒「っぐ……っち!」
貴女「……あまり、得意じゃないのだけれど……仕方ないわね……」
静かに、襲い掛かってきた者と相対する。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1 筋力差:+1
バーサーカー >>下コンマ
セイバー 10、バーサーカー 9
魔力差:+1 赤雷:+1 虚ろなる生者の嘆き:-2
判定:+8【優勢】
セイバー「……っち、面倒クセェな……」
初手の攻撃が効き過ぎたのか、バーサーカーの攻撃はいくらか慎重になった。
……そんな事ではセイバーの優勢は揺るがなかったが、それでもセイバーが苛つく程度に状況は進まなかった。
セイバー「ったく……手っ取り早く、行くか……」
―――周囲の雰囲気が変わる。
バーサーカー「ッ!」
それにいち早くバーサーカーは気付く。気付くが……動けない。
警戒心が、バーサーカーの足を一瞬だけ逡巡させた。
セイバー「……行くぜ……『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』ッッ!!」
宝具判定
9、+12
87、+11
6~3、+9
21、+8
>>下コンマ
ぞろ目:+2
ダメージ:9+2
判定:+14【勝利】
貴女「…………っ」
事前に、おかしな動きをし始めた精霊の動きを察した彼女は、それなりに離れた場所で伏せていた。
それでも、地面が揺れていたことを考えれば、凄まじい威力なのは精霊を見なくても分かった。
貴女「ふぅ……幸いなのは、さほど消費しなかった事ね……力がなくなっても、さほど私には影響が無かったのは幸いね」
スカートのすそについた埃を払い、自分の分析をする。
貴女「まあ、試運転とリハビリと力試しには最適だったわ……問題ないのはわかったし……次はどうしようかしら」
そうして、クルリとスカートを翻して振り返る。
貴女「相談だけど、どうしたら良いのかしら」
「…………」
穴の開いた死体に、そう問いを投げる。
貴女「……まあ、悪人に相応しい最後なのかもね……興味、無いけど」
溜息を溢し、セイバーの元へ歩き出す。
.
3日目、イベント
陣営判定
98、セイバー
76、アーチャー
54、ライダー
3、キャスター
2、アサシン
1、アルターエゴ
>>下コンマ
状況判定
9~6、イベント
54、捕捉
32、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ
特殊判定
9~5、???
43、戦闘
21、同盟
>>下コンマ
ユリウス「……っち、ライダーめ……っ!」
握り締めた手を、近くの壁に叩きつける。
ライダー「…………ふぅむ、待たせるのぅ」
レオ「まあ、警戒はするでしょう……警戒した上で、どれくらい集まるか……」
街の外れにある埠頭で2人は佇む。
ライダー「貴様の兄、怒っておったのう」
レオ「そうです」
佇み、相手を待ち続ける。
判定
5以上で成功
アーチャー >>下コンマ AUO:+3
キャスター >>下コンマ 二桁目
アサシン >>下2コンマ クラス:-2
ヴァンプ >>下2コンマ二桁目 アーパー:+1
貴女
1、行く
2、行かない
>>下3までで多数決
貴女「……押っ取り刀で来たけれど……罠かしら?」
ふと、そんな事が口から漏れる。
……幾つもの……もしかしたらこの聖杯戦争の残り全てがここに集まったかのような光景は、それほど圧巻だった。
ライダー「はっはっは! いやいや、お主が一番最後に来ただけだ」
ホッと、心の中で息を吐く。
セイバー「んで、雁首揃えて何をするんだ?」
イリヤ「そうよ、それ……ずっと気になっていたの」
黒い肌のサーヴァントを連れた少女が、ライダーに尋ねる。
貴女「……あら……その声……」
英霊の影響で、精霊が作る輪郭は激しく乱れていたので、ここで漸くその声の主に気付く。
ライダー「ふぅむ……ここで話すのは無粋だな……レオ!」
レオ「はい、手配は済んでいます……どうぞ、此方へ」
背後に止まっていた数台の黒い車の扉が開く。
レオ「ご安心を、罠などではありません」
ライダー「このイスカンダルが約束しよう!」
場の空気が―――ライダー陣営を除いて―――凍る。
貴女(……大英雄って、こんな感じなのかしら)
セイバー(さぁ? ……まあ、お前はコイツがサーヴァントじゃないことを喜んでも良いかもな)
念話で、周りに多くの英霊がいるのにかかわらず暢気な事を相談する。
レオ「……では、ライダー先に行きましょう」
ライダー「応!」
突如現れた戦車に二人が乗り込み、空を駆ける。
アーチャー「……ふん」
黄金のサーヴァントが、ゆっくりと車の一つに乗り込む。
貴女「行きましょう」
セイバー「ああ、虎穴にいらずんば……って雰囲気でも無さそうだ」
どこか気の抜けた2人は、先程のサーヴァントとは別の車に乗り込む。
.
セイバー「……酒、飲むか?」
貴女「嫌いだからやだ」
素気無くセイバーの誘いを断り、麦茶をチビチビ飲む。
ライダー「がっはっは、まずは飲め飲め! 話しはその後だ!」
豪快に笑いながら、それぞれの杯に酒を無理矢理注ぐ。
貴女「…………あ」
静かにショックを受けながら、ソッと持っていた杯を置く。
アーチャー「……ふん、安酒だな」
さきほど一人で乗り込んだサーヴァントが、どこからかワインを取り出す。
ライダー「ほう……! これは良い物だ!」
それを見て、ライダーは素直に感嘆の声を上げる。
セイバー「……ほら、飲んだぞ」
貴女「……ありがとう」
麦茶割りの酒をマスターの代わりに飲み干したセイバーが、殻の杯を渡す。
貴女「はぁ……こう言う集まり、苦手なのよね……」
何度目か分からない溜息を溢す。
貴女「ええ、麦茶は……っと」
手探りで、麦茶を探す。
ライダー「ほれ! 遠慮するな!」
貴女「…………あ」
思考判定
98、貴女
76、セイバー
5~1、それ以外
>>下コンマ
ライダー「では、余から言わせてもらおう!」
まずライダーが立ち上がる。
セイバー「…………」
貴女「…………」
一斉に、周りの目がライダーに向けられる。
……その威風堂々とした態度は、まさに征服王と呼ばれるのに相応しい佇まいだ。
ライダー「……征服王、イスカンダル……その余が聖杯に願うもの、それは……」
一拍、ライダーの言葉が止まる。
実際は数秒の溜めだったが……緊張感が発生するのには十分だった。
……誰かの唾を飲み込む音が聞える。
ライダー「……受肉だ」
少し恥かしそうに、そうライダーは笑う。
一瞬だけ、先程の堂々とした態度は消えるほどの、緊張感の弛緩。
貴女「…………」
そんなものなのかしら、と心の内で思う。
セイバー「………………」
思考判定
98、貴女
7~5、セイバー
4~1、それ以外
>>下コンマ
アーチャー「……っは、ならば我もこの児戯に付き合うとするか」
黄金のサーヴァントが声を上げる。
ライダー「ほう、貴様か」
先程から、ライダーに負けない存在感を放っていた存在だ、皆の注目も当然の様に集まる。
アーチャー「我に願いなんぞ無い」
きっぱりと、そう言いきった。
アーチャー「英雄の王たる英雄王ギルガメッシュだ、貴様らの想像できる以上の贅や偉業を成し遂げた」
まるで当然の事のかの様に、その黄金のサーヴァント―――ギルガメッシュは言い切る。
アーチャー「……それで、ならば何故かと愚かにも問うのならば……深い慈悲の元、答えてやろう」
貴女「…………」
流石に感情の起伏が乏しい彼女も、内心その傲慢さに苛立ってきた。
アーチャー「我の庭で、下らないものを巡り下らない争いを起こす……これを罰せず見逃す事はあえてしないからだ」
その傲慢さが、いくつかの怒りが向けられる。
アーチャー「此度も貴様等の願いがどれほどのものか、我自身出向いて調べに来ただけだ」
……その後に続く言葉は無い。
ライダー「はっはっは、流石の傲慢さだな、英雄王!」
数少ない怒りを向けない人物であるライダーが、豪快に笑う。
貴女「…………」
同じく何も抱かなかった彼女も、少しだけ喉を潤す。
思考判定 3/4
9~7、貴女
6~4、セイバー
3~1、それ以外
>>下コンマ
ヴァンプ「あー、私も無いかなぁ」
軽い、とても軽い口調で一見普通の格好をした女性が手を上げる。
ヴァンプ「まあ、楽しそうだから参加しただけだし……」
本当に軽い気持ちだった事を告げる。
ヴァンプ「面白くないんだったら……まあ、パーっと終わらせて帰ろうかなーって」
ライダー「…………ほぅ」
この宴に来ている殆どが、信じられないものを見ているように見る。
確かに願いの無い者は何人かはいるが……それでも、その女性の言葉はあまりにも軽い。
ヴァンプ「はい、お終い! ……おかわり、もらえる?」
何事も無かったかのように、まるで普通の少女のように笑う。
思考判定 4/4
9~7、貴女
6~3、セイバー
21、それ以外
>>下コンマ
……先の二人で、場は盛り下がりに盛り下った。
そこで、一人が立ち上がる。
セイバー(すまん)
貴女「気にしないわ」
その一言に、一言で返す。
ライダー「何か言ったか?」
貴女「なんにも」
持っていた飲みかけの杯を後ろに隠しながら、そう言う。
セイバー「……我が名はモードレット」
威風堂々とした面持ちで、その場で立つ。
セイバー「オレが望む事はただ一つ……選定のやり直し……オレが、あの剣に挑む事だ」
簡単に、それだけ言うとセイバーはその静かに座る。
セイバー(すまん)
もう一度、念話越しにセイバーは謝る。
貴女(あのね、私はあなたの事を信用しているの……だから、気にしないわ)
短い謝罪に、短い許し。
それだけで、この問答が終わるまで二人に会話は無かった。
.
今日はここまで。
最近大幅に生活リズムを変えたせいか、十時を過ぎると眠いです。
あ、あとあんまり今代には関係ありませんが。今週の日曜日でこの「聖杯を勝ち取れ!」もおぎゃあと生まれてから一年経ちます。
ですので、今代が言い感じにキリのいい所まで行ったら、なんかします。
とりあえず今言えるのは、もう登場未登場含めて14騎までいけました。後一騎だけで終わりです。(宝具のテキストがあるとは言って無い)
次回は18:00から。
おやすみなさい
夢判定
5以上で成功
>>下コンマ
4日目、朝
貴女「……っ」
体の骨を伸ばすと、パキポキと音が鳴る。
セイバー「おう、お早う」
貴女「ええ……ふぅ……よいしょっと」
ゆっくりと、ベッドから起き上がる。
貴女「…………頭、痛いわ……」
不機嫌そうに、二日酔いを訴える。
セイバー「あー、災難だったな」
登校選択
1、行く
2、行かない
>>下3までで多数決
貴女「……じゃあ、行くから」
寝巻きを脱ぎながら、そうセイバーに伝える。
セイバー「まぁ、良いけどよ……大丈夫か、体調」
自身のマスターの体調を慮る。
貴女「できるだけ、休みたくはないわ……まぁ、できるだけだけど」
頭を抑えながら、制服のボタンをかける。
イベント判定
9~7、イリヤ
6~4、それ以外
32、何もなし
1、??? (bad)
>>下コンマ
陣営判定
98、アーチャー
76、ライダー
54、キャスター
3、あさしん
21、ファニーヴァンプ
>>下コンマ
襲撃判定
5以上でダメージ判定
>>下コンマ 精霊:-2
貴女「…………セイバー、ちょっと寄り道するわ」
セイバー(応……で、誰だ?)
昨夜の記憶を辿り、その雰囲気と一致するものを探す。
貴女(多分、キャスターね)
セイバー(あー……アイツか)
貴女(ちょっと、運んでくれる? とりあえず、人目が無いところまで行くから、その後は……)
セイバー(運べばいいのか?)
貴女(そう言うこと)
早足で、通学路の道を変え、人気の無い場所まで静かに歩き出す。
貴女(……無闇に攻めて来ないのは、都合がいいわね)
.
セイバー 筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D
キャスター 筋力E 耐久E 敏捷B 魔力A 幸運D
筋力差 クラス補正で無効
耐久 +11、-16(15)で決着
セイバー
直感 1、2をそれぞれ一度だけ3として計算
魔力放出(赤雷) 補正+1、成功大で追加+1
不貞隠しの兜 耐久増、宝具発動後補正消失
精霊 不利以下の場合追加+2
キャスター
呪術 対魔力無効、失敗大以下で追加+1
千界樹の一族 対魔力で無効
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
キャスター >>下コンマ
セイバー 5、キャスター 7
判定:-2【拮抗】
キャスター「っは!」
投げつけられた呪符がひとりでに燃え、炎の塊となってセイバーに襲い掛かる。
セイバー「っちぃ!」
剣で幾らか吹き飛ばし、威力を殺された炎を鎧が弾く。
セイバー「……さて、そろそろ本格的に攻めるぞ……」
兜の隙間から、鋭い眼光を放つ。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
キャスター >>下2コンマ
セイバー 4、キャスター 7
直感:一度だけ2を3として計算 精霊:+2
判定:-4【不利】
セイバー「っ!?」
不意に、セイバーの足が縫い付けられるかのように止まる。
セイバー「これは―――ッ!?」
キャスター「かかりましたねっ! たぁっ!」
セイバー「っぐぁ!?」
動きの止まったセイバーに、幾つもの呪符が牙を剥く。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
キャスター >>下2コンマ
セイバー 2、キャスター 1
精霊:+2
判定:-1【拮抗】
貴女「……お願い……っ!」
かすかに空間が閃き、セイバーの足元にあった呪符を焼き切る。
セイバー「助かった!」
貴女「それよりも、気をつけて……」
精霊を周囲の防御に戻しながら、静かにキャスターに向かい続ける。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
キャスター >>下2コンマ
セイバー 10、キャスター 3
赤雷:+1
判定:+8【優勢】
セイバー「っらぁぁ!!」
上段からの斬り付けに、キャスターが多少の傷を負う。
しかし、その傷を感じさせない速さでセイバーとの距離を開ける。
キャスター「っ!?」
しかし、何かに掴まられた様に、足が止まる。
貴女「……お返しよ……セイバー」
足元の精霊が一際閃き、キャスターの呪符程ではないが動きを止める。
―――そして。
セイバー「行くぞ……『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』―――!!」
宝具判定
9、+12
87、+11
6~3、+9
21、+8
>>下コンマ
防御判定
5以上で発動
二桁目+1ガード
>>下コンマ
ダメージ:+9
ガード:-4
判定:+11【勝利】
―――剣から出現した、凄まじいほどの雷の柱が、剣から出現する。
セイバー「おぉぉぉぉぉ!!」
咆哮と供に振り下ろされた邪剣の一撃は、キャスターが咄嗟に発動させた守り等関係なく破壊する。
……残ったものは、破壊され尽くしたコンクリートだけだった。
セイバー「……助かった」
貴女「ええ、お疲れ……」
ポンと頭に手を置き、乱暴に撫でる。
貴女「……それにしても……」
乱される髪形をそのままに、思案する。
貴女「学校は、今日は止しときましょうか」
セイバー「まあ、そうだな……一応、休むか」
そうして、2人は埠頭を後にする。
.
そんな感じで、今日はここまで。
本当に関係ありませんが、今呼符でスカサハ出ました。
やったぁぁ! 初☆5ぉぉ! うおっしゃぁぁ! もう金ぴかもキャス狐も知らぁぁぁん! 三色ボールペンもゴールデンも知らぁぁん!
F/GO 完!
次回は18:00から。
―――……これは、ぶつかり合う聖杯の物語。
- ‐  ̄ ̄..|/ヽ、./ヽ | 、 |/|/, -.‐ ': : : : : : : . . . . . : '
ヽ、 |: : : y三=.> 、 , //::/三三三三三三三/
ヽ、三=./ ヽ、  ̄ ./ / '∨三三三三三三/
/ ̄ ゛‐-/ /゛ー .' /三三三三三/
,-‐-/三 '/ .../: : : /ヽ、 /三三三三 <
, -‐  ̄三三, ' , '三ヽ、 : ヽ、/ ./三三三三三三 ヽ
/三三 , ' /三三三 ヽ、三三三三三三三三三三三ヽ
/: :, - ' /三三三三三三ヽ/三三三三三三三三三三三i 「……何が、だなんて聞いてくれるなよ?
i: / /三三三三三三三三i三三三三三三三三三三三ミ|
// /三三三三三三三三/三三三三三三三三三三三=..| これは、十年前の再開だ……楽しみだなぁ
.| ./ /三三三三三三 /: /三三三三三三三三三三三三三..|
゛゛‐ - ‐ ' |三=.ヽ、三三=/三./三/三三三三三三三三三三三三ミ| 前回は……お察しの通りだったしさ」
| | .|三、三゛‐ - ‐三=/三.i三三三三三三三三三三三三三|
| | |三.ヽ、三三=../三三/三三三三三三三三三三三三三ミ|
| | ヽ三三ヽ、三./三三三|三三三三三三三三三三三三三ミ.|
| | i三三 ゛- '三三三|三三三三三三三三三三三三三三.|
| | .|三三三三三三 /|三三三三三三三三三三三三三三ミ|
| | |三三三三三 / |三三三三三三三三三三三三三三三|
| | |三三三三 ./: : |三三三三三三三三三三三三三三三|
| | .ヽ、三三./: : : :|三三三三三三三三三三三三三三三|
―――幾つもの願いが、ぶつかり合う物語。
/i、 ,ィ!
// ヽ /,イ|{
// ヽ_.// }|
//ィ≦:::::{i:::!/ミx、 ||
/彡.::::i:::::::::::::マ:::::::::::::|リァ
〈 リ{:::::::|::::::::::::::::::::}::::i::::}!ヽ、
\从::::|:::;:::::::::::::::::|}:::}∥/
{从:::i:::';::::::::::::::j:j:::/ィ
ィ≦ニニニニニニニニニニニ≧ュ_
``'<ニニニニニニニニニニニニ> 「あの子も、もう暫くはちょっかいを出せないだろうしね」
`>ニニニニニニニニニ>´
,,イニニニニニニニニニヾ、
{ニニニニニニニニニニニニ}
〉ニニニニニニニニニニニニ{
/ニニニニニニニニニニニニニ!
. /ニニニニニニニニニニニニニニ|
―――十数の英霊が、ぶつかり合った戦争の物語。
!' llll! llll_,.''"⌒ヽ }ノ! ヽl ヽ /.'ノヽ ll\ニ ニニ――‐''"
,. '" ―-‐''⌒ヽ、 | /:'lllllllll゙, !lllllヾ!` ーニヽ
,. -; ;; 、ヽ. ! /llllllllllllll! l l、lllll! ヾ、
/ / :;;;; ヽ 、______, ,,'lllllllllllllllll!ーリ _ヾ、
/ / ;; ` \‐___‐/ /llll`ヽlllllllllll  ̄ ‐- _
_./ , '/ ヽ _ ' llヽll! \llll!  ̄ ァ
、‐''" { l、 ´ !゙ ヾ! ヾll /
\ ヽ !.} ` ´ .l-‐ヽ ` / 「安心しろ、マスター!
\ ゙ i_'" l ,. 、l \ /
ヾ l ` 、 / \ ヽ / オレも、ちょっと怖いからな!」
ヽ, l \'⌒' \l} /
_,..-‐ '"´ } ,' \ } ヽ / ` ー _ ,. -
`ー< //,.' /_,. 'l/ / ,' l l ヽ / ヽ ヽ\\ .、―-/
_,.) )'/,. ''" / ::::::::::.. .::::; '\ / / }; /_ ̄`‐ヽ_ \\\`‐- ._
. ,.::::/ア.::::::::::::::::::::::', ::::::.. 八 { \|. :: k '. ト、:::::
;/ 厶-‐ '"⌒7:::::::::::::::::.\ \ ;. ,::::| :::.\ \|
. /.::::::::::|:::::::}⌒\ ヽ___ ′ /::r:| ,::::::::::.\ \
⌒7.::::::|::::厶=-‐ | ,, .::::::V/⌒`<:::{`⌒
. -‐=ニ -‐ァ/ | `^ ̄ ..::::::::|\{
__ -‐=ニ -‐¬冖 /∧ | イ:::::::ト |
\ / 〈/ Ⅵト . /∧/⌒ヽニニニニニニニニニニニ 7
∨ / i | > -―-{..,,__ // 「……しかしだ!
. ∨ l | ⌒\ \ \-ミ //
l |. '. } } 丶 // 数少ない人生、楽しむべきだ!」
\ l l. : ′ { \ //
. \ l l. }\ } / }\ //
{、 !; { ,.' /イ'"''‐=二二二=-_二二ニ=-_
,.-ゞヽ r‐- 、 、-‐::::::::... 、 ̄‐二ニニニ=-__―===ニ-_
/,....-‐ l ' ,へ ヽ `ヽ::::...:::...  ̄‐ニニニニ=_  ̄ヽ
/:::/ , ! !! ヽ \ 丶:::::::\ニ=-__‐二二ニニ=-_,.ィ′
//,/ / ,l l| i {ヽ \::::::丶二二二ニ二二ニニ=-_,
' ,::/ ,:' / l ! ト ヽ\\ \::::::\二二二ニニ=-__ ̄
,:::,.:::// ハ l ! \、 丶 ヽ\ ヽ 、::...::::ゝ:::::.、二二ニニニニ=-__
,:/:::;::'::! ,' 、 ', ,. ‐''" ̄ \ヽヾ:::::::::\二二ニニニニニニ==‐-
/.イ:::::::::! l !- .._ヽ ,/ ,.-‐ァ=、‐- ヽ ;::::::::::::>ニニニニニニ=‐- _
,'::/:::::::. 、 ! ,. _ ̄丶 ヽ / f;;寸} / ! ;::::ゝ',ヽ二ニニニニニニニ==‐ァ'
// !;::::::.::ト / f;付、.\ ヽ ヒrノ ノ'} ,::::::l 〉 ノ二二ニニニニニニ=‐'"
'" ! ::::::::! ヽ Vゞノ \ 、 ノリ/l/'/ニニニニニ<_ ̄
ヽ:::::\ ´ ヽ \、 ,彡 ー=二二二ニニ='""⌒ヽ
ヽ::::,ゝ ,: マ二ニニ=‐'"_
,.- _ _,.. ‐- 、ヾ::::、 ー―‐ ァ _.ィ-‐  ̄ ̄_,....,_ `ヽ 「はっはっは! さぁ、行こうかマスター!
〈 \ / / /ヾ 、 ヽ _,. < ̄ ̄ _,.-‐ ''" ̄  ̄` /
、 ,.. ` ヽ / / / ./ \ ヽ.ヽ ̄ / 此度の旅は、どう俺を楽しませてくれるのだろうな!
}'" ー' /,.-'___ー-、 ´ ヽ.ヽ ,'
. 〈 ` ヽ' 、 l i__. -― \ヽ ー 、 ,..-- l l _ -―――――――-、 楽しみだ! はははははっ!」
,〉/ ヽ ! { >、ヽ '"⌒`/ l l / __,..... -―――‐- 、!
!.j ヽ l! ',_ -‐  ̄二/ / / } .} r―= ̄ __ -―――----ヽ
{ ヽ 、 ゙、 .l!. ;-‐,¬ ̄! l / /-‐' , // / ,ゝ‐ ,  ̄// / .:/ :::::/ .:::/ .::l l:::!',
、 、 ヽ ゙、 .l! /.l .l !_,. イ /,. '" / /./ / // / ./:::! l !./ 〃 :::/ ::::l l::::ヽ
l.. \ 、 } l! { ! l/ 彡'",. / '" //_,/'" , / / '. / ,! .::/ ! :::l 、:::
ヽ 、 ヾ l! ! / / ´ /'" //,. '" ./ / ./ ;. .::! .! 、ヽ 、ー、
. \ノ ⌒` ,.! '" ゝ、! {/ / // /( ( .( ノ ,. ィ"⌒、 ,l l ヽ 、ー、
『黒』のセイバー
情熱燃える若き王
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
}l |:l ノ l |:::.::.. ',::. ::..
|l 人 _ _ l |:::.. ',:::.. \
乂 : \ `゙ 人 ハ::::....\ \.. \
从 i: :\_ イ } `><\. \ \
} | : : : : :lト、___人 ,イ ⌒ヽ \
_| 从:::.. ノ゙〒ニニニ>=イ ヽ \ \
r=ニ ̄ ̄//≧≦三ニイ \: \ \
/ /イ三三三ニ{ \=──‐、
ム斗<三三三三三ニ=ミメ、 _ \ 〃 \
斗<三三三ニイ三三三三/ ヽ 〃 >、____ \{{
イ三三三三ニニ〃 三三三三{{ ハ .∧V/////∧ }ト、
イ三三三三三三ニ/ 三三ニニニ{{ ハ / >=-ミ///∧___ \\
/三三三三三三三 / 三ニニニニニ{{ }ト / |:: |\//////\|.//\ 「……ああ、そうだな
l 三三三三三三三 〃 三ニニニニニニト、. 人/ :|:: | \//////\
八 三三三三三ニニ{ 三三三三三三ニニ>==r彡‐/ |:: |l >マ仁ニ 私達は、今は避けるべきだ」
癶 三三三三ニニニ', 三三三三三三ニニニ ノ / |:: |l ,イ三三
>、三三三三三/\ 三三三三三三ニ< / | |::.. |l /三三三
≧==ニニニイ、 ≫=‐-----‐=<ニニ彡イ |l: |:: |l /三三三
ハ__/\//||三三三三三三ニニ/ :|l: |:: / ̄ ̄ヽ三三
}',三|| o ||三三三ニニニニ / |l: |:: /  ̄ ̄
| V/||ニニ||三三三三三三三≫、.__|l: |::.ムニミ
,' ∧ ||ニニ||三三三三三ニイ∠ニニ}ミ≧ニミメ、 ヽ
// / /.:.:ハ 〈 f´ ヽ.: . ヽ v∧
{ {./ /.:イ . ヘ . _ / | ハ\: . \}: l
. ∨ .: ハ ` ,. イ イト、 :l \: . \!
/ : . : : _ムィxフチヽr==彡/.:.:.:、l \: . \
/ ..: . :./ニ/::/.:./:::ミ::}{〈:::/.:.:.:.:.:.:.:.\ :.. \:. ヽ
/ ,. / : : .::〈λ/:::::::l.:./L> く::/.:.:.:.:.:.;. < ̄ネヽ、 \ ヽ 「力を隠し、力を温存し
. / / / : : .: :/_:::-:」/::::〈.:.:.ノ/.:.; イ>::::´:::∧ _ー 人 ヽ` ヽ
. / / ./ : / .:/三才::;⌒::<> -//<:::::::::::::::::{` - /lハハ ‘ . \ ヽ そして、我等が力と我が槍
/ / /. :,//:ニ/:,: :' : : : : :リ:::厂::>..、::::`ヽ::::::::::`:ーイlハ|:::Llj , \ ヽ
/./ / .:./l/:ニ/:/ : : : : : .:/o/´ : : : : i: `ヽ::::\:::::::::::l」:J:::::::::}、 , v ヘ その全てをもって、勝利を掴む」
/ / .: ://:|:Y:.:.:/ : : : : : :.:.:/:::/ : : : : : :.:i : : :.∨::::‘,::::::::::::::::::::::ハ\ v∧
. / .: : /イ /z{::.:.{.:.:.:.:.:.:.:.::::::{::,:': : : : : : : : i: : : : :∨:::::ト:::::::::::::::::::::l'∧:::\ ∧ V
. / .: : / {z圦:::.';.::::::::::::::::::l:{:::::.:. : : : : : :i: : : :.:.;.Ⅳ:::l::::';::::::::::::::::l'/∧::::::} ∧ .! |
′ . : : : ィ ∨,个 :' ::__::: イ` l:::::::::.:.:.: : : :j : : :.:.:.}:lハ∧:::::';::::::::::::::l'//∧:::j l:. ! |
' // :´: : :|::::::∧_ヽ ヽ:::::::::::.:.:.:./.:.:.::::::/斗 l ∧::::::::::::::::::l////∨ l:: ∧ ! |
. -‐…‐- .
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{ i; |/≫弐 | \ ;
, :|八 | ^ゝ'" ∨ 〔 } \ {
' 圦ソ^ ;i |,_/ \
∧、 __ | |:. \}ヽ
∨ :. ′ /| |ニ:、 /⌒\
| |\_/ 八〔__}}\_/ ∠二二二二{
| | } }}/ { ̄ ̄ { /{__彡__} ___
_| |ヘ/ ̄} ,===冖L....{{=―<二二{__〕三三
/{_{| |,/__,ノ{ ;/三三三三三ニ- __〕三三三三三
-二二//二二二7 /二二-ニ三三三三三三三三三三三三
-二二二二{ {ニニニニ7 /ニニニニ}二二二ニ=-二三三三三三三三
{二二二二二、ニニニニ7 ,-ニニニニ‐ ‐ニニニニニ{ Vニ=-ニ二三三
‐二二二二二、ニニニ7 ,ニニニニニ‐ V二二二二- {_  ̄¬
‐ニニニ// '‐ニ7/ニニニニ‐ 彡ヘ二二二二\_\
__/\二〔{ { ̄〔_{{_,{' ‐二‐=== / ∨ニニニニニニ}
. _/ニニ{\≧;|ヘ { /二二二二\ / ∨ニニニニニ{_ 私を、女扱いをするな
-二‐ ´ ∧ 〉, |ニ}}\/;}}ニニニニニニ- ' ∨二二二二二\
__{_/ 〉ニ-、{{二二{{{ニニニニニニニ〉 {ニニニニニニニ} 次は、槍の錆になってもらうぞ」
\ / 、二、 -二ニ=<ニニニニニ7 /ニニニニニニ:/ /
. `¬==;‐- _{ 、二、二=ミ\\、_ニニニ{_ ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/__,/
\二二-‐‐iニ-、二、二二>、)‐く_}ニ‐ \ :/ /
_/ / ,|ニ{{ニ、二、ニく二‐ ∨ <
`¬=彡 / |ニ{{ニニ、二、、_) }>==ミ /} >
. / ,{ニ}}ニニ、二、-二\ / \∠ニ7 ´
/ ∧:{{ニ‐二二二二‐r―‐-- く ∠二} -‐
{ i/ ∧/\二‐ 、/ _}}__\ , '′
} ./ / \ > 二二二二} \/二\
『黒』のランサー
傲慢にして強靭な者
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
\ヽ:\ ` _, // {_
\、、,ヘ、 _ イ }ヽ
l rニハ i `ー―――、
//」l l l /i:: :: :: :: :: :: :: :: i 「……人を狙えだなんて……
_.-‐´ /〃リ i l !/ !\:: :: :: :: :: :: :: l
{:: ::/:: ::/ {i li : l l V:: :: \:: :: :: :: :: ::ヽ,
〉:: :: / // : l l i:: :: :: /_\:: ::_ -=== l
!:: : / 〈/: : !_l l!:: :: /r―、、// l二 !_
l:: :/ : : /:: /i / l/} l! /ゝ-、ヽ- ==ヽ
i!:/ : : {/:: ::l i/ !ノ / \ -'====-'
r'´::i : : l!:: :: ::lゝ==='':: :: ::l\:: :: :: :: :: \
/ :: / .´ .´ l!:: :: :l:: :: :: :: :: :: ::l \:: :: :: :: :: ヽ
/ :: / : : l!:: :: ::i:: :: :: :: :: :: ::! \:: :: :: :: ::l
/: / .´ .´ l!:: :: :: !:: :: :: :: :: :: ::l i:: :: :: :: ::l
V ハハ ー=彡' /
V ミハ .. _ ' 彡 '
Vi` ヽ ー ' /
ノ「\ \ .
r'i! { `ー 、ー <{
/| l| . /\ /´ |
/ | l| . /`ー{__}.-┼-- . _
/ /⌒\ i∨ 「k\ \ __ ))`` ー .-/´ / 「僕としては、若干トラウマ気味なんだよね
__ .. ´ il |\j∧ | | \`ー--へ _> '´ ,. -<
/´ ̄ `ヽ l| | \ | | i i`ー-- --<  ̄ \\
. / . 乂 >-| \ レ' } { \ >--=へ ……ああ、怖い怖い」
i . < \ \ 「\_}o { !\/ i{⌒\\
l . \ ヽ \ \「 .\ | 「」`ー┬入.___ノノノ
| . //´ ̄`ヾ\ \\\__ | H! `==く {__
| i i { ih \ (__ __ `ヽ. Hト. /,. === \
| } {}入 _ ノメ (⌒ヽ j 丶入 \ H! }// \
| | ` ===77 \il\ \ } ヽ.H!ノハ/ __ \
| l // .|lヽ \ ` .| ヽ | ∧ //´ ̄\
| l // || \\ ゝ. \__\ //
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヘ
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
: : : : : : : : : : : : : : :i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ハ
: : : : : : : : : : : : : : :iヽ : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',
: : : : : : : : : : : : : : :i ヽ : : : : : : : : : : : :i : : : : : !
: : : : : : : : : : : : : : :! ヽ : : : : : : : : : : i_: : : : : i
: : : : : : : : : : : : : : j _,. 丶: : : : : : : : : :i ヽ: : : :!
: : : : : : : : : : : : :,イ´ `、: : : : : : : : ! } : : i
: : : : : : : : : : /: :i , -f' テハ: : : : : : : :i ,': : :i
: : : : : : : : : : : : : ,' 'i 弋 ::シ! : : : : : : j './ : : !
: : : : : : : : : : : : / i, ´ !:i! : : : : ,' /: : :/ 「……それで
: : : : : : :,イ: : : :/ i;' ! : : : /´: : :/
: : : : : : j i:/i: :,' i : : :/ i: :ハ:!
: : : : : :/ レ i: ;' !: : / .!,' \ 次は、あれを狙えばいいのかな?」
: :! : : / !,' j:,: / / ヽ,、
: :i! : ,' i' 、 . ' ソ' / /
丶i、:iヽ __ ′ , イ
``!、:` 、 、_´ ' /:: /
` ヽi` 、 ,、':::::: /
` ‐- ' ヽ:: /
くi<´
/:i:i:ヽ /
/::::/'!::::i\. /
/::::/ i:::::i. \ /
. /::::/ i:::::! ヽ/
『黒』のアーチャー
百発必中の猟師
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
/ ム 、 /}' '} :ハ'Y / 乂_,
/!. ヽ 、_ / ノ / }∧! ! ヽ、ヽV
( ハ ( `s。.__.。≦ ,ハ { (' ,' ヽ j ̄j´ー-
\ Y'__ノヽrフY' ,ィヽ!ヽ! '!乂,ノ ノ、ソ
f Y'rf´ / ノ'" ___ヽ ) ∨´ノ!--{ 「退屈で、退屈で……死んでしまうわ」
___ { Vノ !/くヽ ,':/アヽ Y´ノ V
{、:(::::)7::7ヽ \:\ {:{_{::V_r_ィミ} iヽ
/ `ア!ハヽ `>` ム:::{::::::人__j ,! i \___
'ハ、{ィ,'__{ヽr\ 乂'f' ̄ V彡'ノニニj!イ<ー-- _
/' ! ! i !ヽ、 r:'>--'-彡´ ヽヽ ,>:.、  ̄ Y
八_(__乂f'ヽj___!::::::ヽ ヽヽ く´ \'_>'"`ー--- {、
V:::::::::::::::{:::::::Vr'人:\  ̄ ̄  ̄
___|ノ从{ jハ } } __ ' /l | \
《__ノ{__》 ∨-jハ,/ /\ ー‐'’_,. へ-、-「ヽ}ハ)
/ /V / ‘ーく_\ T´\〈_n ∨
厶-‐ ‐- \\ ヽ∧ ∨
ノ`ヽ `ヽ | ヽ } j\__|__
/く{ハ│_____ \\ |// / `ヽ 「お菓子を頂戴、とびきり甘いやつをね!
. /___ノr1 j/ ───、____ ̄ヽ!一´| -──-- |
/く二Jノノ 〈_  ̄{ |ト、 }'´ ̄ ̄ ̄`ヽ! ……何よ、大丈夫よ
/、二二´ へ、 / __//ト、.ヽ|__,.ィ´ ̄ ̄\|
/\.__ _//  ̄ // /| ヽ | l | 今はまだ、その時に備えてるだけなんだから!
. _/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / \! l ト、
|  ̄ / / /| ハ ヽ | '. \ え、じゃあ今の状況を分かっているのかって?」
. ノ______/___/ イ '⌒ヽ_L }__/´| | ∧`ー丶、
/____ ̄ ̄ x< / | | ∧\ \
 ̄ ̄ ̄ ___x≦/´ / ∨ \ | /| l } ヽ \
/ ̄ ̄/ ̄ ̄ ノ} i V | o o | / ' ,
. 〈  ̄ /\l l } │ |\ ___/
―――--
_ / ' ⌒ヽ `
_// \ \
// ヽ
/ / / i|
. / / , | |i i i |i |Vi
. ' | 八 | | 从 ,, } 人| 、
i i i 、 |i \ l,斗t≦ミ ハ,ソi \
| ハ 八__|_\从\ /,xぅ'' Y´ /{,,Y 人 ヽ
l' ヽ|x=≠ミ ヽ/ 乂ソ / ,xしミ、 \ }i
\ 、 \乂ソ / (〃/}:.\):) 从
トー≧、 ' _ , 乂_ ー┐:. Y i/ 「ふっふっふっふ……
| { 、 ゝ ` //つ 人へ\
| >⌒) } ≧ -イ/r''"/ } } ⌒
`¨´ )}'人ノ/ }¨´::::::人 ∨´ ≧=- 、
__r― ミ/ / イ / /ヽ::::/ ヽ } ―...\ 今回の船旅は
(----- ¨ \ { , /::: / / ノ /:.:/:∧_:.:i
ゝr―-__ __∨:::: / / ―┐{:.:.:{>∇<:.| 随分荒れそうだわ
`¨ゝ---/ __)-彡-=彡/:.:/{:.:l八:.:.≧彡へ
/ / / _ヽ――:.:.:.:./ \:\_/:.:.:.イ
/ ∨ /::::::::\\ ̄ ̄ /:.:.――=彡 | ……多分ね」
. // 人'':::::::::::::::::ヽ:::ヽ \/:.:.:./ / 人
, / / / }::::::::::::―::∨:::\_ \:.:.\ /
/ '⌒ヽ |:/:::::::::::::/::::::::::::: \ \::::\ i
/ ,' } ―|:::::::::::::::/::::::::::::::::::: } \:.:.ヽ |i
. / / /:::::::: |::::::::::::::{::::::::::::::::::::/' }:.:.:.} 八
.. / ' /::::::、、_\:::::::::::::::::::::::::/:::/ /:.:./ \
/ / /:::Ⅹ::::: ̄::\:::::::::::::/::::: / /:.:./ ! \
. / /} ノ::::/:::::\:::::::::::}≧=彡:::::::: / {:.:.:{ | \
『黒』のライダー
若いく、青い船長
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
圭ヽ: : ヽゝ..ヽ/゙'';;':::::::::::::::::::::: ';,::::::::::::: '''';;;;;'':::: ::::::::
` ''ー-- = ´ ,,,,,;;;;;;''''''..ィ圭圭圭圭圭圭圭/\:::::::::::/圭圭圭圭圭圭 ;,:::::::::::::::::゙'';,,,;';,,;''
''';;;;,,....イ,圭圭圭圭圭圭圭圭圭/≧、圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭::::::::::::
'''';;;;,,,..圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭.゙';,圭圭圭圭 . ,;:.:.:.:.:. : :::::: 「大丈夫!こう見えて良い子なんです!」
/.,;;;;;''''. 圭圭圭圭圭圭圭圭圭/,{圭圭圭圭圭圭...''''';;;; ,,,;;;''';;' . 圭:::::::::::::
/圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭,> ´圭圭圭圭圭圭圭 . '''';;;;;圭圭..,,,,;'';,゙:::::::
/圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭/〃圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭 '
/イ圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭/,'{,圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭.゙;'圭圭''';;;;,,,
/圭圭圭圭圭圭圭圭.圭圭圭圭圭/,'乂圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
. , { l .| |, ' | ,:| / /| j! /
八 :. |、 l八. |ヘ /"} / リ/| / j/| /
\\ | \:, ‘ 、! 、 ⌒ 'j///| / j / ノ′ 「ちょっと乱暴だけど
\ :, \ \ > .. .. <. // ノ′ ,'/
. \ r─- 、| >--< |, -─┐/′ / 私がついているから大丈夫!」
| {‐────‐} |
. __|,,>'" `ー‐r‐r─ '’` <,,ノ_
/⌒ ̄ ̄/ / 〉〈 Vハ  ̄ ̄`ヽ,
/ / / /∧〉 Vハ '
.. ,V./: : : : : : : l,: : : :゙i,: : : : : : : :、: : :゙i,: : : :∨ニニニ゙i: : : : : : ヽ. .___,.ィ| .V////////////ム、 / .,
__,レ'斗 : : : : : : : ::l,: : : : ゙i,、: : : : : : ゙i,: : :゙i,ハ,: :゙i,、ニニニ}: : : : : : : ;ヽ´ ̄ ̄,.ヾ} ∨////////////∧ / ./
. ./: :Y: : : : :|: : : i::∧、:: : : |_,:、∟L.,_ :゙i,: :、: ::゙i,: ヘ>=ニ!: ::゙i,: : : : :゙i,ゞ、.. .{.. '., ,.ヘ,////////////∨ ./ 「それじゃあ、頑張ろうね!」
...//: ,!: : /: : |: : : |:! ゙iヽ: ::´i ヾ、\: `ト! : l,: : l,:|:∨ニヘ: : : :l,: : : : : ゙i, ∧ ◯ヽ `- =・ ´ }///〃///
/,イ: :|: :/!: : :jk'"¨|! ゙i,!ヽ: :| ,z≠テx、、:ト、::|: : :!x、|ニニハ: : : l,: : : : ト、',.,\.!; ヽ、; ; ` < ,///////,'
' .,!: ::!::,!:|: : :゙:|: ,x=x, ゙i, ヽ! _ノ/ハヾ、!ヽ|: : K ,|ニニハ: : |: : : : |ヽヾ、`t、; ; `<,._. `''-,,.._ ,//////ム’ヽ,
...,!: /|:,!: |: : :∧゙. ノ,ハ .い//}/.|: : : : |) /|ニニニニ}: :|: |、: : |'゙....圭//!i ヽ; ;' i`し<. ゙¨7///,r' ,ィ/ 「……Grrrrr」
..,!:,! |:l': : l,: :ハ l! ヤ/} ゝ-'゙ |: : : : l_/|ニ>Ⅳ:,!|::レ゙i,: | 圭圭,'!i;' {.ヽ; ヾーィ`<..,,/>,/ ///
..|/ .,!/|: : ∨| i. ゝ' , 〃〃〃,!: : : : ハ: : K´: : !゙i:,! |,! ヽ:|.圭圭/,'!i;'; }; ; ゙ヘ;';';';';';'///ゝ'/ .///
/' l,: :,!|::!l,:i.〃〃 .. |: : : :/ 从:| ゙i,: ::! .|! |! .ヾ....圭//!i; ;' ヽ/\\;' ////// ./圭ヽ 「ほ、ほどほどにね!」
.l,::,! l,| l,.> ._ ¨ ,..|: :,イ,!斗i },! ヽ:|/∧ ∨圭圭/!i (´.ヘ`ゝ>、`////// /圭圭}
l/ ! .゙i,: | || リ'' ‐- .,,... " .|:厶!.ニニ} |! ゙i|.圭,'} }圭圭/,'!i;';';';';'ヽ;' ;' /////,' ./圭圭/
゙i,! ! ヤ-‐¬ニ"lγ'"¨¨`ヽ. 圭圭圭,リ !圭圭,__!} i´;' ;' ヽ////,.イ,/圭圭/ノ
〉二ニ=‐''7゙ ヽ 圭/,/ ノ圭圭.{.! ',;';';';';';';';';';',ィ}::::/,'圭圭/,'{
xー-=,.ノY´ / ヽ.圭,/ 圭圭圭/ヾ.、 };';';';';';'; ノ:::::::/,'圭圭圭,∧
./ /´ ノノ // ヽ.,/ 圭圭圭圭圭!i;';';';';';'; /:::,ィr´圭圭圭圭/,i}
/ /{/' .// ヽ ./圭圭圭圭圭,゙ー-,;' ;' __圭圭圭圭圭圭/∧
/ / /'゙ // ヽ/圭圭圭圭圭圭圭/,'{!_圭圭圭圭圭圭圭圭/ムヽ
『黒』のバーサーカー
生命力溢れる少女/死を振りまく者
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. / ,! !: ! / ! ! i
{ il {: ;! _ ∠ / ∥ .! .!
i l ! v ', ヽ> ∠ _ ,,,, =/ ハ ', .!
. ', l ヽ ',ヘ _ ,,..__-_-_-/ / ',. '., .! 「そうそう、上手上手
ヾ_、_ヾ\', >=ニ三三三ニ/ / ./ ',. '.,.!
>=三三三二ニ=-´-/ /:.', ',. '.,! ありがと! 私不器用なの」
/>=三三//´ / ,/ / l: :', '., '.,
人_ゝ、 ヽニ/ , i / ./ ,:j / !: : ', ヽ ヽ
`ヾヽ //i / / /:/ ,/! ヽ: : , ヽ ヽ
. j> ´/ / / / / / ', \:.'., ヽ ヽ
> /∨/ / / / ,/ ヘ \', \ \
> ,/ /'/ / / ,/i l ヽ \ \ \
> / / ,.. イ / / .! j ヽ \ \ \
> ,/ /,. -=''';:::ヘ ! / / ! / !\ \ ヽ \
/ / /´ ヘ:::::'! // .l / j ',\ ヽ
_ / / / ヾ/ / !,,_ l! ′ ',: :\ ヽ
. ( \ / / / / l三ニニヽ { ',: : : :\ \
r` `<、 / .! / //_! !三三三=} ',: : : : :.\ ヽ
._ γ' ヽV ,ハ / / /三i l三三三ニ! ',,: : : : : : \ ヽ
', !\ ヽ / / l
\ ! }> _ \ ∠ィ / {
l ` ! T ¨ 、 , / // V
j ,' \ _ー一_  ̄/ ./ V
∥ , ,.. -==ニ三三三三三三三ニ=-/ / V 「なんでかは分からないけど、とっても苦手なのよね
,' ./ Y 三三三三三三三三三三三三 / / V
/ / 'ニ Y´ ̄`):ニ三三三三三ニ:(´¨/ / i 細かい作業とか」
/ '三! く三三三三三三三ニ>' / }
. / 'ニ! ` <ニ三三三ニ> ´ { { i
/ >-‐=ニ三( ,)ニ三三ニ( ! l /
r―ァ=,ァ´  ̄ ` 、
l〆/ . -、 ヽ
∨ / / _ ヾ\、 ',\
// .! .v.,ィ=ミ ` _ .! ∨/
// { ト.{zリ ` ,ィ≠x.j Y
// \.! '〈zリ,)メ , V
/ ! i ヘ` r- 、′ ノ / ト }
/ .! l ヘ.._ゝ-' イ T´ !リ
/ ,,\{ {ヽ .!Y¨¨Y≧x._弋 \
/ ,. *'{ '., ヘ. V !_ `Tt-' /__ \ \
/,. * '´ l ト、 j ! v ァ '<ノ{ V > . _<
/ ´ l l_ノ\V /、 ` *、∨ ヽ ` ヾ 、 「……うふふ
´ ,'! ( \\i ! V 、ヾ、 \ ヽ \
/ ,! .lヾ´`',/´ V ,l、 .l ! \ \ i ヽ 楽しいわ、あなたって」
. , .//i !/:::::7.._ヘ. Vノ:::( / / ' , ヽj ノ
/| / ,l /ゞ~7V/¨ヽ ir v v::/!ヽ '.,、 ヽ /
/ ! ィ' i / ./ i ヘ ;ト シ!,i \ '.,\ ヽ
/,' !イ/ i / ,ハ i ∥ ;' i\ ヽ. _ ヽ ヽ '.,
/ ! ! { ヘ{ / ノ i// i .! ヽ / ` 〉 ヽ ',
! V /ヘ _ / ´ / ./ ; ! i ', `/ / '., i
. ', ` <∠ _ > ´ ./ ! ! l '., ,.' / ', i
i\ / .i i .i .∠ / \ ! !
V >ー=ニ _ ,, イ ! i∠:::::}/ \ ! _ゝ
\ ! \ / ! j! V'´ ', ヽ .i ',
\ ` i > 、 ,, ィ ´ ', }( ! '., ヽ .! ‘ ,
<_ i !‐ ´ ',_.ソ ' , ' , ! ヽ
『黒』のキャスター
海の様な存在感の女性
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{/li∧ ∧ ,′ /,} }/} !
v { /ハ ‘, i{ , , ‰!} ∨ハ_}
マ,/ , ‘, 父 , 、 / / ∧} ∨,/
7 , 八 , / /l/∧__} V{
, 〈, } \ ', }> <{ , / !///∧ l
//} ヽ , |二=≧≦=二|/ /| |∨//∧ 「……………………?」
l ///! !i \/ /r ,∨ /、 | |i ∨//∧ ,
\_| | 。s〈 /_{{}}=∨ ア_| | ∨_/
, ____,| |二ニニニ,乂}二ニニニニ| |二ニ=‐
/γニニニ| |ニニニニニニニニニニニ| |ニニニニニヽ ,
, {二二ニニ| |ニニニニニニニニニニニ| |二ニニニニ} ,
. / i|二二ニニ| | } { 7/ ヽ‐==,| |二ニニニニ| ,
. / ∨ 〈//∧ , |/ / / /
/ ∨ 〉///,} 从 / /
/\///>' ∧ _ ` 人 / /
/ { /77| \ ∧、 ィ / / /
, ア7////!| \ ∧≧s。 , /} /
. / 〈//////i| ヽ ∧二ニ≧=≦ / / | /|
/ ,//,/ i| | \ ∧ }ニf^ハ ,/ |‰ |
. / ゝ' i| | /, \i} i}笊, ∧ | | |
/ | |イ二ニ=‐< {{}}乂_\ i| | | 「……………………」
. ‐=ニ二| |二ニニニニ乂二ニニニ| |__|
/ /ニニニニ| |二二ニニニ`_´ニニニニ| |ニニニ,ヽ
,二二二二| |二二二ニニニニニニニ| |二ニニ,}
. {二二二二| |ニニ,/⌒Y Y | |二ニニ,|
_,, -__ ̄、¨_ ー 、
/三≧二三三三/ \三> \
__r<三/. / ′ ー 、ニ\ 丶
_/ / .l! l: / / / .人\ ヽ
// .' |\/ / ′ / \\_
{ | j_j三} / / / :} ヽ三丶
{ . ̄三三:} / { , \.:} 丶三}
{三三三∨ , /{ :} .ハ :/ l:ー'、
{三三三/ /_./::{ :} } :| :' ヽ
/` ー- ': | ∧::ー _ :}j :l :! | :} ! /
' ;! / l:| ! |::|ミヽ:. :/ ト .;j :! | :} ∧\
' 斗 / 八l Ⅳ i:`|:: i/ | / トl, ! / , i |∨:∧
/_/ Ⅳ :} ハ川、ー'::∧ |: | ./,__|/ ハー ./ / | ∨::∧
. /ノ、 < ハ :}ハ Ⅳ ¨¨` レ | / `芹ミii|. /` ′ ./ / }ニニ〉
,<三j{三{ | | |从 レ 、{:::し::::|:./ / , / /`¨¨三 /
_j三三厶三l 乂./ ̄\ ,: `ー=イ / / / /\ニニ/
{三三三三/八/∧三}ニ} _ / イ / /∧ `¨¨´
/{三/>/ / / `¨¨.∧ ` イ / / ./∧
/ ,....: ´ :/ /: : \`ー_/ニ丶_ ... 。.....::≦ / / /{ // .
/ ,..::´: : : / /. . : : : \ `ー、 /l{ ̄ヽ/ ̄ ̄/ /\レ /∧ V∧
, z:´: : : : // /: : : : : : /〉\__>ヘ l{___j三三}レ'\__}/ {三∨∨l : 「…………
_ < /7: : : /// ./ : : : : : : l/ l/ \ \: :/\ー\__/ .{三i \\
{jく, ヽヽ//: :/ ./: : : : : : : / / . \∠二斗ーr‐n: : : \ \_,/ヽ ∨ :
: : :\, V/ : : / ./: : : : : : : / / ´ 、 V||: : : . . ヽ ./ \ …………」
: : : : :}l // >'´' ∧: : : : : : '/ ヾ: V: :/: : : : :∨ ヽ \ :
: : : : :} / /´ / ./'∧_: :/ ' \: : : : : : : \ , ヽ.\
: :> ´, ./ / { {//iニニ∨: \: : : : : : : \_. \\
´ ./ /´ /:{ {/! }ニニハ: ' ヽ__: : : : : : l}\' \ ヽ
/ / / / , { { ,| j{ニニニl}:.. : ∨}: : : : : )}〉 ヽ ヽ \ \
『黒』のアサシン
飛び切り無口な少女
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} V:::::} }:::i:| リ_,. -=V} , < ̄ ̄ヽ`ー---y
j }::i: \ ,. ク /Ⅵj/ / ‘ ,-:./
|:リ∨: \ ,:':::::,リ / | ,: ‘:,
}' Ⅵ::: :\ , '7/ , ' | ! ‘ ,_
ヽ} Ⅵ  ̄ {:ム / .! .! '.\
リ \\ / | | } !
):ノ' ',. | l , |
}/ ', i, i ,:' :|', 「もう、全てが遅い
// ' , ‘, .i ' |:‘,
// ヽ ', i:{ / | ‘,
// トニ_=:i ′ | , 我がマスターは決断した
// `::∨ ‘,
// :::∨ i , , そして、俺は戦いに来た」
// .::::::ヽ .:| ,::::, ‘,
// ..::::::::::::::y :::| /:::/. ‘,
/////∧ { } \ } ゝヮ//刀 |
///////{ ` | | 'ノ/// | |
,ィシ'´ }/∨/∧ | | //// 〈_`ニ=
ノ l|∨/ヽ | ` ´ | /////リ} }
| lリ∨|\. -=ニ=- /l从レ 〈〈__ 「……それに、既に剣は抜かれた」
__,-=ニ||ヒニ| \ /|三ニ=-、__| |―--
|  ̄ ゙ニ==-、 \ / ,-==ニ' ̄ノノ __
| `l| ` ー--‐ ´ |l´ }-二-―‐
_..∠、ヽ
.ィ::;;;;;;;;;;;}!'`ヽ .ィ
/:'.:;;;/、:;;ト、 ,ム._ __/.′
ラ:::i:;弋'r゙=`ハィォy}Y!
7;:::!:::「 l ./ }'ラ;伍
厶ム!:ト!、_-=ュ /イ;ト;「`
___ |:′ /、_ イソ¬;;乂_
_ _ ____ ___r-くヽ´ ヽ  ̄` ̄`ヽ.〈.、〃|iiii〃゙=-、`
,.、_,、,、_ /,iil;、`¨¨¨¨¨¨´ `¨´―  ̄ `` トγYム∧_
=≧ミ、 ̄`ー'――`ー、、 i |!弋リ ト, > .
`ヽ≧:)ヽ≧=ァ_ノ―――‐ヾ.:、 / / ∠. __ --、._ |! ,}il〉 ハ
 ̄ヾ≦´≧ヾ((____ \≧./ ̄ ̄ ̄ ´ ` <、 \、! }/ ,' ,|
 ̄ ¨¨¨ =-‐(ソ圦 ヽ、 \ ,j′ ,' /〉 「はぁ……残念だ
\ヽ._ ヽ Y{ ! |
V `ヽ }{ ,!....| すでに、交渉の段階は終わっている
V }! !, |
V }}. ∨ _'、
} _____}}_ ∨、ヽ) ならば、結末は血で染めるべきだろう
,′ /' ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ. ト.1 ‘,
/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヘ |=|
/ /ニ三三三三ニ=‐zz、__ ‘, ……結末が、あればだが」
/ /三三三三三三三三三!\ヽ
/ /三三三三三三三三三ニ〉Yii>}
..=≦ ̄ ̄ ̄ ̄ >ー-、__ ∠.....ノ / / ,′ i . i ̄`Y ,!/
..< / / ′ | i .:::. | ヽ ヽ|´
/ ..-‐- =― -- . _ _ _ .イ / ,′ | ! ,::::::i、 l ヽ `!
『赤』のセイバー
呪われた剣を携えた男性
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
/ // / /:!:::::::::::::::: : \\ //::::::::::::: : 八::::: }/\\ /
 ̄ ^ >< {:: ∨::::::::::::: : \\ , //::::::::::::::::::::/::::::::: 八  ̄  ̄
|:::::|∨::::::::::::: 人⌒ _ ⌒人:::::::::::::::: /}:::::::::/_/
{:::::}::∨::::::::::: ∧::. {.: : : :.} .::/:::::::::::::: : ∧}::::::/ 「っはっはっは!
. 八::/::: ∨:::::::: : ∧:::l\ 乂: : ノ /|::/:::::::::::::::::::/::: |::::/
/:/----∨:::::::::::∧―――――――― l/::::::::::::::::: /ニニ}::/ 既に、幾らか矯正されたのだがな!」
/二二ニニ∨:::::::::::∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : /:::::::::::::::::::/ニニИヽ
,:::::::::::/:.:/:::::::::::::::::/∧::::::::::: : \ \:/ ,::::::イ::::::::::::::/
{::::::::::⌒::::::::::::::::::///∧::::::::: : \\ , 〈/:::::::::::::::,イ
|:::::::::::::::::::::::::::::::////,'∧::::::::::::::: \\ /:マ::::::::::::::::/ニ,
|:::::::::::::::::::::::::::::::{/////∧::::::::::::::::::::ヽ^ ^ /}:.}:./ ::::::::イニニ} 「しかし、按ずるが良い!
|:::::::::::::::::::::::::::::::|//////∧:::::::::::::::::::\≧s。____,// ィ:.:/:::::::/:::|二=ハ__
|::::::::::::::::::::ィi〔二二> \/,≧s。:::::::::::::\----------,/‐≦{::::::::|ニニ,/ハ 我は、しばしの自由を得た!」
|::::::::::::::::/二二ニニニニヘ |::::::::::::≧=‐≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/,/|:::: |ニニ/:.:. }
|::::::::::: : {二二二ニニニニヘ{:::::::::::::::::::|//}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./}\\:::::: |ニ,/:.:.:.:.|
__ / ):::::::::::::::::::::::\
.。<::::::::::::::::::::::≧s。/ 〉::::::::::::::::::::::::::::\
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /ヽ__::::::::::::::::::::::::::: ヽ
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/∨ ≧s。:::::::::::::::::::::.
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::{ \:::::::::::::::::ハ
‰:::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/\ ,∧:::::::::::: : |
/::::::::::::::::::::::::::::::::::: \::::::::::::::::::::::::::::/::∨ ¨¨¨〉 ∧:::::::::: : |
,:'::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::: /:∨ / \ ,∧::::::::::::|
l:::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::::::}‐≦ \ ,∧:::::::: |
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{:::::::::::::::ヽ/|::::::!::::::::::::::: | }:::::::::::::::: / | |::::::\}:::: |
八:::::::::::::/ ,イ笊/}::::::::::::::: | /:::::::::::::: /|i| | |:::::::::::::: : | 「……くく
\::::::::} Vシ |:::::/:::::::::|‐≦、::::::::: : , |i| |___r- i|:::::::::::::: : |
\:/ ::::/:::::::::::| \::: / | i| |___|::::::::::::::::: | 久しぶりに暴れられる
〈 {:/|:::::::::: } ^ { ! i| | | |::::::::::::::::: |
\ r , リ |:::::::: / ,  ̄ ̄ ̄ l__|::::::::::::::::: | 自由、言い言葉だ!」
{::\ |:::::::/ ‐=≦ハ |::::::::::::::::::::|
Ⅵ \ __{::::/ミ 。s≦////////,'} |::::::::::::::::::::|
{:.:.:.:.:.:{′////>''´⌒⌒二Ⅴ |::::::::::::::::::::|
,::::::::::/_//// r<ニニニニ\ |::::::::::::::::::::|
/ 7:.:./i:i:i\ /ニニニニニニ∧ i|::::::::::::::::::::|
{ニ{iアi:i:i:i:i:i:/^}二二二二ニニニニ} i|::::::::::::::::::::|
/∧{i:i:i:i:i/ { i}ニ/二ニニニニニニ} i|::::::::::::::::::::|
/ / ̄ ,{ /,/二二ニニニニニ/ |::::::::::::::::::::|
ィi〔 -- Ⅵ/二ニニニニニニ, |::::::::::::::::::|
‰ / ∨二二ニニニニニ/ i|::::::::::::::::::::|
/≧=‐{ __ } /二二二二二二=/ |::::::::::::::::::::|
/777/77{:.:.:. ‐= 二二  ̄ ̄/:.:.:.:.:.:≧s。ニニニ/ |::::::::::::::::::::|
『赤』のランサー
炎と槍を振るう猛者
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
, -<´:|。/ },'ヾ7777777イ}:} `ヽ。| "''<
/ ミ,','ヘ 寸マ´ }:} ノ ∨
{ ,',' ヾ/ ∨ }:} 〈 } ∨
,' ,',' >ヘ o \ ,':} ヘ } . ∨
,' イ,' .ハヾ ,',' ヽ } ∨
,' ,':{ ,'ム', ,':,' \ }. ∨ 「ふむ、どこの所属か……か
,' {::{ ムニヘ. ,':,' >ミ ヽ !. ∨
,' ハ:{ ムニニヘ{:{ \ `>ミ、 ノ. ∨ 成る程な、この軍服から推理するつもりだな?」
,' ハ!ヾ . ムニニニニヽ ゝ-=====─< ∨
. ,' ムニニニニニヽ ___ `ヽ、_
,' ムニOニニニニヽ ,イ≦三三≧x ヽ ∨
i ムニニニニニニニニニニ=ニニニ/三≫''⌒"==>‐く ∨
. i ムニニニニニニニニニニニニニ/三》"/´ -、 、_h V ∨
,' ムニニニOニニニニニニニニト《三{ ヘ く:`Y }≧イ. ',
,' ムニ>''¨''くニニニニニニニニ〉:i:ヾ≫x::ゝ、 Y{、_{ |',. {、 ',
.. ,' ,'」 { .◎. }」三} ̄ ̄ ̄|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i¨{__{. /', ',:ゝ┘ . ',
,' ハニニゝ‐.イニニニニニニニニ〉:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ /:i:iゝィ:i:|. ',
i ハニニニニニニニニニニニニニニハ :i:i:i:i:i:i:i:/ /:i:i:i:i:i:i:i:i| }
| ハニニニニニOニニニニニニニニニハ:i:i:i:i:i / /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| |
l::::::::l ヽ ヽ l::::::::::l l
l::::::::l ヘ v _ァ ,.:l::::::::::l
V ,'::::::::::l {〈〈\ / l:::::ハ:l\ 「しかし、私の答えはこうだ
V /::::::::::' |\\\. _// /:::::, :l \
V /:::::::::/ \ \\ ///:::::::l ':, \ 全人類の、友だ
\//:::::::/ l \ Vハl l/ _/:::::::/
/ ,::::::/ l \/} {////:::/ 何、構うな……私は些か嫌われ者だ
/ l::::::/ (_)l _,, - ‐'' //:::/
/ l:::::,\ l ィ l/:::/ 勝手に、思っているだけだ」
l::::l ヽ l {:::/
V lV
{ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
マニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ V
\ニニニニニニニニニニ( )ニニニニニニニニニニニニ/
}=-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ -=={
\-=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
l::::\ニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-
├ Yl:\ニニニニニニニニニニニニニ=-:::::::::l
{ l::::::::l` --=======ヘ= ' l:::::::l 「それにしても……
ゝ _l:::::::l \:::::i l:::::::l
_ _ l:::::::l ` ' \l l:::::::::l
/ r--=,l::::::l _ _ , ハ::::::::::l----- 、 ああ、ああ……ああっ!
/ V///l::::::l\  ̄ / l:ハ:::::::l/////} 、
/ V//l:::::::l/l \ / l:l//i::::l///// 楽しみだ……剣を捨てただけはある!
| V/l:::::::' /l \ / l:l//l:::::l/// ヽ
ハ V::::::/__/l ヽ イ ___,l:l//l::::l/ |
-= l /l:::::/|=- ̄ _-- _ -=ニ- // {/l:::::l \ | \
l ○ / l::::l |ニニニニ= __ Y __ -= l:l l:::::l \ | \ さて……理性的に、狂おうか」
l / l:::l \_____ ̄-=ニニVニ=- ̄ l:l l:::::l \ ○ | \
\ ;:::l \ニニニ\lニニ} -- ̄// l:::::l \/ \
ヽl::/ \ニニニニ/ // l::::::l \
『赤』のアーチャー
塗りつぶし、幕引く者
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
ヘ .i! /ヘ ,ヽ!!;、 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∠ ⌒
/´\ `´ヘ; ∨`'i! `ヽ、 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ、
!iム ヘ.\ ノヘノ\ .i! /\ ,, -''ヾ, ::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ、_
ヘ 7 / `i\ ヘ !\. `i! ./ /`"´. ヽ, ::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;∠_
|ムノ / i::::::,,`ヽ、_ ,,ヘ i! ヾ;' ./ / jミミミ,,:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;;;;;;;∠⌒ヾ
|√|/j i;:/ `ヽ_`ノ´ノ:::ゝ'\_,,...ノ ,j .,.,ミミミミミミヾ≦≧ュ_;;;;;;;;;;;;;;;;;;∠//∠/i!
√ヘ/ 'i / _..-´_ノ》ミミヾ.i!:::::::.. ,i! _,,.ュヾミミミ∠≧≧≧≧≧≦>-、/ /∠/〈_,/ 「……ふむ……我ながら、弱いな」
:::::::::〉 / ヽ,//ノ´//ミミミミミヾ.,.,.,.,.,i!ュヾミミミミミミ∠≧≧≧≧≧/:::::::::::/ /∠/√/
ヘlI]ヽi,_,_,_ノ ヽi!-Ν/|| iヽ='´ /\.,,-''_二 '!;/ヽiヽ !
!ミミュ、i!i!i!i!ノ| ∨V∥ ./ . / // ./∨ヽノヘ .|
i!ミミ三 三;彡i! ∠i\\/ _/∟_,,//. /ヽノヽ/|ヽ ノ
iミミ 三 三彡/ ///ミミミミヅ┬┬i///// ̄ヘ/ / i!/i 「……こうも欠けていると、逆に楽しみだ
.,,-!ミミ 三 三彡/ ///ミミミミ彡/ /__// /:::/.イ\/ヘ/´`ヽ、
_.. -'' " `/ヽ:- - -.∧ .//i/И/ヘ/// ./ i:::::|イヽ、___/ヘノヽ ヽ! この逆境、どう覆すか……楽しみだな
/ .i.:::∨//NИ|ヘ |// i:::::ト、__∧_ム /|
´ ̄´゙∨. i /!/i/ΝИ| _ _.|` | !::::|ヽ-_-_-_---'´_,_,
{ / |I|I|NΜИ||I|I|-|_/ !::::マ;リルルリルリルリルリ 我の生涯において、こうも力を振るえない事はなかった……」
ヽ /:::/:|I|I|\/\/|I|I| | ...:::ハ;:::::マ,リリリリリリルレルi
{\ ...:::::/ .|I||_ノ \_,,|I|I| | ...:::::_:;-'"'-;:_::ヘ| || ..:::::
ヾ:::\ :_∠;__..,;|I|| :|I|I| |::::::_:;-''/ '-;;!∥ ..:::::::
` ̄´"´ .|I||ヽ ,,.____|I|I| |-'' / _,,-'"{´....:::::::::::
∨"´ |I| | .i _.,-''"
ヘ:..  ̄.........::ル''´
`!ヽ、
| ;:::\
| l:::::::::〉- - - 、
/|i ./! !::::::/ \
,!,;| |i!、ィi iノ i::::/ ヽ
i!;::i |i!ムi、 ! _;:ィ ./! }
i!;::i, |i!ト、ヘ_,ィ! ¢∥/ |/ .ノ_ _ノ!_ノ!
i!;::::i |i!.ノ、ノト/i、. ヘ||´\ _,-'´:::::::::::::::::::::::::メ、_ _, }ヽ,
.i!:::::i |i!\_/ヽ/iヽ、_. ヽN||\_,,,-''"ヾ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::イ,_}ヽ/i!i; 「……さて、いくぞ
i!::::!i!|i!_/__ノ!/ヾソ`ヽ、. ∨_//ミミ彡ミ彡ミヾ;::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ, |/|i!i
/:::::i!, \_/ヾ/\_丿Y二二 ̄\ミ彡ミ彡ツ´`ヾ;:::::::::::::::::::::::::::i,ノ|i!:|
.〈::::::::::ヽ∧____/\_,|___/》 ':, \ \_,.-'"´ `ル、:::::::::::::::ル. 〉〉\ あの神の勇者までとは言わんが……
ヽ;:::::::/∥ ''-..,__≦/|! ';_,,.- ''" ´ _ ,, ..,,_ _,,..,_ヾルリリノ._//--i/
,  ̄{ ||、,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.,..,.ヽ-' .! ,, ;- '' ´i|:::| .iヽ/ i:::i`ヽ;_ }--イ:-イ 修羅の如き戦闘をしようではないか」
/! ヾミ三三三三三三ミェ、 ト-''"´|:::| |:::| .|:::| i;::! .i! i!ミ彡}
,' i! ヾミソ-''"/ ::::ヽ .i |:::| |:::| |::| |:| i! ;| ヾ} ./!
i i! ./ / ..:::::∧::. ! |:::| |::;! |::| .|| i! i| ヽ〉 ./ ;
| .i! .〈_,,/ ..::::::∧:::':;...! |:::| |::| |:| i! i! |!. '} / ;'
| ', 〈......:::::.. ......:::::∧:ヘ:ノ::| |::::| |::| |:| |:! i! | _ヽ / ;'
| ':, / ,/\ .......:::/ .ヘノ ...| .|:::| |:| |:| |:! i! |/:::ヾ、 ._/ /
| \ _,.ゝ':::::::::::::ヽ };;ノ ゝ、;;| |::| .|:| |:| |:! i! |:::::::::::i i /
ヘ, `''"} |ミ::::::::::::::iノ 〈...:| |::| .|:| |:| |:! i! ;|、:::彡} i!. /
ヘ, ./ ヾ;::::::::::彡リ |ヽ}''| |;;|. |:| |::| |:! i! |` ̄|| i/
ヘ、 / '//'´ / |/ミ;| |ミ|. |:| |::| |:! .i! |:.. ||/
Y //. ..:::ノ {ミ三;| .|ミ| .|:| |::| |:i| .i! |::::.∥
『赤』のライダー
大きく欠けた、魔王
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
/ У, 、ム ノ、 /イi{
. 〈ニニニニニ≧ー‐ - ―‐≦ニニニ ∨
}ニニニニニニニニ .i|ニニニニニニニニ { 「……■■、■■?」
. ` r、ニニニニニニi|ニニニニニ_ イ¨
'.`¨¨lニニニ 八ニニニ〈 ,
, fー‐i|__|\_ ノ .′
, Vニニ.j{ニ. / /. ∧
λ| r-― ,ニi| /´≧イ∨/-.'.
| //―― ´.|ニニニ7. ∨- |
/ |ニニニニi|ニニニ, ニ.}--.|
. /_.ノ-‐  ̄ .、ニニ 、 .-- ′
/ {ニニニニニ. j{ニニニ /--∧
′i|ニニニニニ. j{ニニ 7--/ '.
`¨¨ ニニニニニj{ニニ/--/ー‐ '
′ニニニニ { | | 八. |
__. 、二ニニ | 八________ | .′ |
/ニニ`ー――――― ´ニニニニニニニニニニ ` .イ.:.::ハ,
|ニ /|ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\ /_
. 从 {_ニニニニニニニニニニニニニニニ ` `¨¨¨¨´ ̄\. 从__.|
∧ ノ二二二ニニニニニニニ|\ニ ト、`¨¨¨¨ヽ .′ /
}.´.:.:.:.__\ _|`¨¨¨¨´ `‐ `ー― ′ j{ |
. 八:../ ` . _ 〉ー‐、___.イ , 八
′ \¨¨ヽ\ニニニニニ 八__/__./{
. / .- \ } 〈ニニニニニニ「 | ト、ニ.\ 「……■……■■……♪」
__/. ′ V ノニニニニニ./ λ‐ \ ニニ.\
ニ ̄ ̄ ̄`. / |\` ニニ/ ハ. ∨二.|. \ __
ニニニニニ| \ |ニ. \ \{ /ニニ., ∨、ノ /ニ` .
ニニニニニ| ム ′ニニ ` {ニニニ′ }.| /ニニニ / ___
ニニニニニ| ∧ /ニニニニニニ`¨¨ニニニニ`¨¨¨〈 /ニニニ /ニ\´ニニ\
ニニニニニ ` __ |八___ イニニニニニニニニニニニニニニニニニ| /ニニニ / \ニ.\二二. \
ニニニニニニニ. ∨ '.ニニニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニ ∨`¨\ニ 、___.∧ニニニニ
ニニニニニニニニ| /ニニニニニ /ニニニニニニニニニニニニニニニ∨. /`¨¨¨¨¨ニニニニニ
ニニニニニニニニ|./ニニニニニ /ニニニニニニニニニニニニニニニニ ∨|ニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニ|ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ. ∨ニニニニニニニニニ
ニニニニ|i
ニニニニ|i. _______
ニニニニj{. . ´ニニニニニニニニニニニニ\
二ニニハ. , ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ \
ニニニ. ’, /ニニニニニニニニニニニ _  ̄ ̄ ̄\ニ’,
ニニ. / .′ニニニニニニ _ ¨ ∨ ′
ニニ/ ’,ニニニニニニ/ ′ ∨ニ'.
_ ′ ′ニニニニ.′ ハ i| / ’,ニ. ,
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,ニニニニ.i| i| 八.乂zメ /イ ノイ '.ニニ ,
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|ニニニニニニニニニニニニニニ≧ュ _.ム/ 八ニ. ,
. ∧ |ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ. ≧ー ′ニ /
∧. '.ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニ` .
. ∧ ,ニニニニニニニニニニニニニニニニニ}iニニニニニニニニニ\ ……■■……■■……
'.. ′ニニニニニニニニニニニニニニニ.从ニニニニニニニニニ/
|ニニニニニニニニニニニニニニニ /ニニニニニニニニニ. /
ム |ー――――― 、___./______. イ
’, |ニニニニニニニニニニ|ニニニニニj{ニニニニニニ } ―――■……ッ!
. ′. |ニニニニニニニニニニ|ニニニニニi|ニニニニ /
|ニニニニニニニニニニ|ニニニニ .从ニニニ i{
| i{ニニニニニニニニニ. |ニニニ /. 、ニニニ.∨
| ’,ニニニニニニニニ八ニ./ i{ニニ` - 、ニ∨
/ニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニ|
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
『赤』のバーサーカー
自然体に、狂うもの
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
\└fり :..| , !
>‐i :..| 、 _ ′八
⌒ンヘ| :..|/\ ー< ノ. イ...: \
_/ | :.〈 `ニ=‐- _/| |....: 「……ああ、勘違いしないでねマスター」
/ ̄` | .\/´ ∨ ̄\| |...: ¦
. / i| .\__ l ....:::::丿 ハ. ,ハノ
/ , 八 .┌< | ..::// }/
 ̄ ̄ ̄ ̄ \// \ .|\ \ 」|//}
/ ...............::::::::::::::::::::.∨ \__  ̄「 ̄..:::/
/ ...................:::::::::::::::::::::::│ ∧ ト | ....:::〈
.′.................:::::::::::::::::::::::::::│ ∧ / ‐┘ |....:::::::|
r′ | |丿 ノ' //′ .|i
{ , -一 | | / __// |i j八
人 | K> 〈 \} 八_/! 、
〃 个r=≦} ___| |-≠(\〉 〉 〉 .′⌒\、__} 「プロだからこそ、料金はきっちり請求するの」
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j! | リ/""リ ∥/..-っ
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j! _ /_≦
j!〔`' ノ /
j!'〈∧〕-‐ニニ 二二二二n、 ./
{え{_}≧>=≠≡≦ ̄ ̄ ¨¨ `\
<: : : : : : : : ォ- 、,: : : :.:`ヽ ヽ
./: :≦_:_:,/シ≠ ム-:ノ : : : :\ .ノ
|: :_|| : :/ " ,笊ヾ/ :_: ;∠_; :.ヽ /
レ'¨リ: :.{ マrノ  ̄ ー' ノ:ノ:.)
ヽ ソ: : | ,笊ゞ7__/
゛y': : :! 、 , マノ/! 「ふふ、さぁて……これが敵でしょ?
{: : :ハ ー 、 .: : :|
⌒ヽ ト 、 ゛ ノ : : !
/ \ ,.. //! : : ! ……ちょぉっとお高い請求でもしましょうかねぇ?」
// .ヘ ト<― 、 .// j!: : :.}.
∥i. ヘ`ー}=キ.'´ /: : :.八
∥ j ヽ∧ } //: :./
∥ ' .__ .ノ:::ヘ ヽと.:/
j! !、 ./ `〈 ij i!ノ 〉 __ , -'´)
i! `¨´\ v!イ_/⌒ヽ -,〃´ ̄ /  ̄ `.y へ、
| ゛ー /  ̄ / o k、 { .//.〉、
! ヽ . ゝ, / \_ 、Y././j! ヽ
| 8===ヘ イ´ Yレi ヽ }`i-iイ. }
! ヾ´/ /}/ / U、|∥ .,
| 8=== / / /ィ゛ r⌒ヽ 〃ヽ.i ̄ ′
1 / /-―' ノ { }′ }ハ -、,
, } 〉 /! ' /} t'⌒ヽ{ ′
t j! ) / .! j! 1 .,
′ __ j!/ | ⊂⊃ j! ヘ , - ′
}, \¨ ー―--{ < , ´ | ⊂⊃ / ヘ `⌒゛
『赤』のキャスター
自称、音楽家
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ -‐ 、
-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ '/∧
_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_n-_//!
. __-_-_-_-_-_-_-_-_-r‐-、_-l !_-_/!
. ___-_-_-_-_-__-_-_-_-_-_-_.ゝ ,ノ_-l !-E/l 「聖杯、ですか……
_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_ (__)_‐l !‐E/l
_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_`寸ト、.E/l
_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-`己≧
‐_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-l-_-_-_-_-_-_-_-_l !-E/l
-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-l-_-_-_-_-_-_-_-_l !-E/l
-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-l-_-_-_-_-_-_-_-_l !‐E/l
-_-_-_-_-_-_-_-_-_-_-l-_-_-_-_-_-_-_-_l !‐E/l
l{/}三/:三:ァ三三三X
llヾ,シll三=}===、三}
{}:V{=ll=/:ァ:=:=、:::、メ
}:ミ{}{::::::::}::!::}::}::!::::}
/三!!:ヾ:::::Uu:vv::::/ 「確かに、我等が神は杯を持ちませんが……
/:==:!!三≧==:r ´
,x:≦:三:三:!!三三三三厶 そう名乗りたいのなら、名乗らせれば良いでしょう」
,:ィ彡三三三三!!三三三三三ミ:、
,ァ三三三三三三!!三三三三三三ミ:、
,イ:三三三三三三:H三三三三三三三ミ:、
/三三三三三三三凹三三三三三三三三ミ:、
ム三三三三三三ミ:/={三三三三三三三三三ミ:、
ィ:=キ::::ミ::ニ 、
/三三三:三:三=:=` 、
x=三三三三}三:三:,三=:`.
, :三三三三三,:三:三:,三:三 :.
/:三三三三三ミ,:三:三:{:三:三:=:.
/三三三三三三,:三:三::}三三三:}
,::三三三三三三,::三:三:/三三:三:i
/三三三三三三/:三;三/三:三:三=}
ア三三三,ァ:ニ:ニ:≧s:、:=:/:三:三:三三:
{三三三ミ!: : : : : : : : : : ヾ、三三:三三::
!三三三ミ|: : : : : : : : : : : : :ヾ、三三三::
i三三三ミi: : : : : : : : : : : : : : : :` 、三三.
‘三三三ム: : : : : : : : : : : :: : : : /: :.三:=}
>三三三ミヾ: : : : : : : : : : : / : : : `、:/
!三三三三三三ミ≧、 : : : i : : : : : /ノ
,.ィ三三ヾ _三三三;}=三}=ニエ=ェrニ三/
,.ィ三三三三三三三三l}三三! :{x} :/三}=:{ 「おっと……マスター、見えました
,.ィ彡三三三三三三三ミ,:シ三三,: ,述},:三/:三:\
.,ィ≦三三三三三三三 シ三..三三,: 去=:!三{:三:三:`=. それで、如何様にしましょうか?」
.,ィ三三≒三三三三三≠:=三. 三三:!:!:出=:!三= 、:三:三:=`:.、
.{=王=ニ=:、三三三≠=三三三三三!:!:出=:{三三=\三:三三/=:.、
.i三三三三=ム三≠:=三三三三三三!:!:出:=:!三三三=ヽ三:=:/三:=}
.:三三三三三=}≠=三三三三三三三!:!:出=!三三三三ヽ /三三:!
.:}三三三三三:!:三三三三三三三.三:!:!:出=!三三三三=!{:三三三!
『赤』のアサシン
静かに見つめる影
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
'、 ヽ//...| ' ./:ハ::|:.:.:.::|:.:.:.::.:/
゛i////////.| 、 ,'/∨|:.:.:.::.:.:.:./
>///////.| ヽ=ァ /:.:.|:.:.:.::|:.:.:.::.:.:/
///////////|゛ ‐ - ‐.':.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:/
ヽ、///////////゛‐-、ヽ、, -‐ '/:.:.:./
ヽ、/////////////ヽ、 /:.:.:./ |- 、 「……安心してくれ
>//////////////ヽ .' i >/ i
>'///////////////ヽ、 |////ヽ たとえ、ソイツが現れても……
////////////////////////ヽ、//ヽ、
|///////////////////////////'、///ヽ
|////////////////////////////'、///ヽ
.
. 「',. ヤ', マ、 }. ヽ::. "" ′ ._/ィ_./ .ト、. \
. マヘ マヘ _. ハ}个 、込. ャ ス r、千| ト、ヽ ` 、
「ヽ、ヽ ヽ ヽヽ、 γ {/ ..l 介 ` ュ「', ヾ ヽム .!. \ ハ、
.. ヽ、`ー' `´ ヽ_ノ . | ,イ |γ´> { ', ヤ マヽ | ヽ ハ.. ト、ヽ 「なんで呼ばれたのが私なんでしょうね?
_____ぅ γ j 厶ノ i .l,入≧==ヘ ` Yムイ二ミx| | ', }
` ー‐‐、 - ′ i ム}/ / ヽ |ニ| ヽ二` ハ. iマ_二二二\ / .i l 私なんかより、もっと素晴らしい聖人は要るでしょうに」
>、 ヽ__ィニヲ二{ 寸ム≧z__,イハ |、_}二二二ニ\ ノノ
マー-t‐ ノニ}' /二八 ヽ二二./ /}ニハr‐-、___ノニ.j二二二ニ≧x}く
マ{二二ム{二二ニヽ } .ト、 _/,イ トくノ二ニヽニ,イ二二二二ニニヽ\
. /}___ノハ二二ヲニ) イ .ム≦.レ八...レ'‐寸―チノハ二二二二二二\\
/ ト、、二ニ/ハニニ/二厶イレ'><二ニヽト、 ∧`ヽ、ノ ∧二二二二二二ノ ヽ
/ / jト、 \..__, / } } ト、 \
,,..-''" / ノ \ ゞ、 ヾ..__ ー ' ィ._ ノ j j `ヽ \
,,ヒ二 -‐≠''" / ノ人 ヾミ= ハr=l二__.斗‐〉 ノノ{ \ ヽ
/ // =彡イ 彡''⌒ヽ、_..r-''" 、...___,,.. ゞ-、.ノ._ j `、 `、
〃 //,...-// /:::::::::::::::::} }\ 、,,,.._,,,... /{ {:::::::ハノ ! ! 「……?
j!! / / / / /ノ::::::::::::::::::://::::::`トー--‐‐''"{::::ゞ、:::::::∧ } }}
{{ ./ 〃/ / / ,..:'":::::::::::::,ィハ〃::::::::::j`ヽ./~)/λ::::::\:::::::\.ノ // ええ、はい
メi! // ./! l {::::::::::::::/:::/`ヽ、::::::::/ / /`ヽ、 Y::::::::::ヽ::::::::`く/l
〃 ! {{ { l { ∨:::,.イ{::fニ二} `''ー、./ \{:::::::::::::ハ::::::::::} .} 働きたくはありませんね
{{ い ゞ、/:〆:::::li:::{=ニ〔`ー、 r、ヽ〉、__ / !:::::::::::::::}:::::ノノ
゙、 ゝ `ー-/イ=ll==/\:::::リ/ ,.ヾ>ヽ〉 >< }:::::::::::::/彡イ゙、 マスターだって死ぬのは嫌でしょう?」
`、  ̄/:ll::::::::::ll/{ { /~(_)/::::::::ヽ /,,,,..::::::''\j!:::::::/、:::::::ll∧
゙ト /=ll===/、 弋.゙、{ゝ、 `j:::::::::::::Y ''"~~~`ヽ、ノ:彡// ∨=ll=∧
} } !:::ll:::/ }ノ ゝ`ト ヽ j!:::::::::::::ト、 ,,ノ:::::::/ { ∨ll:::::∧
l:::::::::::::::::::::::::::::≦=-:.、 ;" シド:、\:.:.ヽハ:'.;.:.:.:ヽ:ドiヽ;、:::::::::::ハ::::::::::::::::::/ ,ィ'ク’入``::ー-≒:_;ノ:::>~77 i~~!⌒ ー--
. /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ:ミ丶 | f厂゙i `ミ、\:.:.ハ:.';.:.:.:.N'、ヾ', ` :、::::::`ー-:::_,ィ’/;:ィ ,ム-:ヽ;:_:_;:≧-イハ:':、./:/ i::::;! \
i:::::::::::::::::::::::::::::::::::;:=::_:::::::`\゙ト |仏≠ ` ゙\\.:.';.';.:.:.:.:i `ド:',/ノ';:';-:、_;_:_>ム二7 / ̄ ̄::≒ ':;:∨/ ';:Y/ l:::;! ハ `
|::::::::::::i:i:::::::::::::::::::::`::=ミ:、:..:卞:.i ト 、ヽ≧i:';.:.:.:.:! };::レ’ ';:ハ /:ハ:Y::、! i;:ィ_:::: ̄`::\ 〉:〈 λ:i /::/ ノ ヽ
. !::::i::::::l:|:::::::::::::::::::::::ヽ、::::.:.\゙マ:! ,! ノ!:';.';.:.:.ド≧;:', / ト;:Yノ , ';::Yツ≦ _,ゝ-:、:_:::::}/:n::'; /;ハ;::レ'::/,..、 __≠
. ';::::l!:::::';!:::::::::::::::::::::丶:ミ:;、_:.i:.:\`ir-、 ‐' /:::i:::';.';.:.:!::::\:', ノ;!::i l /У"二,.-ヶ, t-、Уイ^¨゙::"¨´::::~::´:::::~::::::::::::::
゙、::ヤ::::::':;:::::::::::::ヽ:::::::\:ヾミキ、ド廴リ 、 .イ:::::::::ヽ::';.';.|、::::::::\:'::イ ';:l _ノ≦´::::::::::::::::::i .У":::::::::;:二三::::;ノ::::::::::::::::::::::::::
、::气::::ヽ:::::::::::::::ヽ;:::::::\ヾ.|、__ト - `≦’:-:ゞ-=ニ=ヘ:ドベ::::::::::`::¨::¨::ノ=-ヽ ヾ二ー、/一''"~´¨ ゙≠` 、::::::::::::::::::
}:::ヾヽ::::\::::::ヽ:ミ:、゙::、:::::\::\二=:、:.:≠-、-i-<-‐'i_,.ゞ!__>、:::::::;:イ-一''"::', ';::゙/ ` 、:::::::::
ノ:i::::';':;::\:::\::::\:\:`:ー-:ヽ:_:_ミ-、:.:ヽ:.ヽ:ツ r―'‐っ`ーi-::ヽヽ≦-、`丶、:::::::}ノ’ ` 、
(:::::!、:ヽヽ:::::゙=\::::\::\:ー-‐:.:.i´ ヽ;.:.:\:{ / ,i'' ̄ブ¨゙¨`≠゙ヽ::::;:ィ:゙:::.、 ヾ/
`ー―一''"゙ー=≠=ミ:.、::=-‐''’ ハ:.:.:.ヽ!、’r''7’ / , ゙¨`Y:::::::;У
(:.:.ヽヽ.:.:.:>,{_ / ,:’ / _,ノ::r'" 「ふふ、どれでマスターはどうします……?
`ー≠'' ̄´ ~しイ_,.イ /≠-''’
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
ルーラー
落ち着いた雰囲気の僧
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
/i、 ,ィ!
// ヽ /,イ|{
// ヽ_.// }|
//ィ≦:::::{i:::!/ミx、 ||
/彡.::::i:::::::::::::マ:::::::::::::|リァ
〈 リ{:::::::|::::::::::::::::::::}::::i::::}!ヽ、
\从::::|:::;:::::::::::::::::|}:::}∥/
{从:::i:::';::::::::::::::j:j:::/ィ 「この十年、君たちに知らせるには
ィ≦ニニニニニニニニニニニ≧ュ_ 僕は一大抒情詩もしくは神話を書き上げる作業から始まるわけだ
``'<ニニニニニニニニニニニニ>
`>ニニニニニニニニニ>´ 当然、文才も無いので省かせてもらうよ
,,イニニニニニニニニニヾ、
{ニニニニニニニニニニニニ}
〉ニニニニニニニニニニニニ{
/ニニニニニニニニニニニニニ! ……だから、簡単に……これからの事を言わせてもらおう」
. /ニニニニニニニニニニニニニニ|
,./
_ ! _,._ィ/
'´¬‐、`ヽ |l ,. '',~‐ァ゙´`
i _┌───┐ l::l r┐ ./::/:/_ i
l'、 ,.:':´:::::::::`ヽ 「`ヽ│ l:::l l | /;゙::,'´::::::::::::::`ヽ ,.'!
';::':、 /:::::;‐'"´ ̄`| | _ l_| _ノ::::乂 |_:_::|::::r'"´ ̄`ヽ;:::`, ,、'::/
ヽ;:::`:::::/ ,. -.. 、| |丿|. / r、 ヽ`┐┌〃´_`ヽ,.. ‐ 、 ゙;::::'´::; '゙
`ヽ:::{ /'´ ̄ヽ| _ !_{ }:| |;;;゙| |.イ f;;;;i i'´ ̄ヽ }:::/´
ヽ;'、 | |`; |'゙冫'´, |;;;゙| |`| ┌─┘ /,:' 「聖杯戦争を
`'ー | |:::l」イ / l |/ | | _i ! _ ‐''´
__j 〔_:{ じ 「八 `人 `ー'/
└ァ‐n‐┘フー'^ー{ _cケ´ r iー'n_
Imitation - War
/:/  ̄(_ソ ';:::;' 混ぜ合おう」
// V
ノ/
全十五騎、内登場済み二騎。
男女比は男8:女8(数え間違いでは無い)
出身地は中国とギリシアと北欧とインドと日本と言う範囲広さ。
概念もちらほら。
反英霊も真っ当な英霊も幅広く。
……データには真名と代理AAと宝具名しかない者多数。
しかも、ここまで苦労して採用されるのは一騎。
……ただただ>>1が疲れる聖杯戦争、内定は十五代目 魔王貴方のみ。
イミテーション・ウォーは我ながらセンスが無いので、何か良いのに脳内変換頼みます。
それじゃあ……三十七代目まで……カミングスーン。
おやすみなさい
4日目、昼
貴女「……早速、帰ってきちゃったわね」
鞄を置き、ベッドに倒れ込む。
……ブレザーを乱暴に脱ぎ去り、シャツのボタンを外す。
セイバー「……だらしねぇな」
貴女「そうね、それもそうだわ」
脱ぎかけのシャツを脱ぎ、私服に手を伸ばす。
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、自由行動
>>下
貴女「……さて、着替えたし……そうね」
顎に手をあて、少し思案する。
貴女「精霊に探してもらいましょうか」
セイバー「おう、分かった」
小さく精霊に何かを伝え、かすかにマナが揺れる。
使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 精霊:+2 日中:-1
陣営判定
9~7、アーチャー
6~4、ライダー
32、アサシン
1、ファニーヴァンプ
>>下コンマ
情報判定
9~6、居場所
5、マスター
4~2、クラス
1、逆探知
>>下コンマ
貴女「……へぇ……」
聞えた情報に、意外そうに声を上げる。
セイバー「どうしたんだ?」
貴女「この前の……アーチャーだっけ? 街で遊んでいるらしいわよ」
少しだけ可笑しそうに、セイバーに伝える。
セイバー「……っふん」
逆にセイバーは、少しだけ機嫌が悪くなる。
.
4日目、夜
貴女「……そろそろ、夜かしら?」
セイバー「おう、だな」
確認を取ると、座椅子から立ち上がる。
貴女「着替えましょうか……流石に、この格好でうろつきたくは無いし」
大きめのジャージをワンピースの様に着ていた部屋着を脱ぎ、箪笥を手探る。
セイバー「…………その格好も、中々見せられる格好じゃあねえな」
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、自由行動
>>下
貴女「…………・・・」
セイバー「何か、見つけたか?」
首を横に振り、足を止める。
貴女「お腹すいたわ、どこか行きましょう」
今回の索敵は諦めたのか、そう誘ってくる。
セイバー「だな、どこにする?」
貴女「……あなたが選んで、私じゃ分からない」
ああ、と納得したようにセイバーは相づちをうつ。
そして、周りをキョロキョロと見渡し始める。
セイバー「……よし、じゃあ行こうぜ」
マスターの手をしっかり握り、店へ歩き出す。
泰山判定
5以上で成功
貴女 >>下コンマ 泰山:-5
セイバー >>下2コンマ 泰山:-5
セイバー「……だ、大丈夫か……マスター……ッゴフ」
吐いた息が目に沁みるほど辛い。
貴女「……せ、精霊が…………微笑んでいる……」
セイバー「しっかりしろ!」
背に乗せたマスターは、先程からうわ言を吐いている。
貴女「…………川、綺麗……」
セイバー「渡るな! 踏みとどまれ! ゴホッ、ゲホッ!」
二人とも、満身創痍だった。
.
4日目、イベント
陣営判定
98、セイバー
76、アーチャー
54、ライダー
32、アサシン
1、ファニーヴァンプ
>>下コンマ
状況判定
98、イベント
7~4、捕捉
32、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ
陣営判定
98、セイバー
6~4、ライダー
3、アサシン
21、ファニーヴァンプ
>>下コンマ
アーチャー「っは、どうやら既に虫の息の様だな」
セイバー「ッ!」
貴女「!?」
振り返れば、民家の屋根の上に黄金のサーヴァント……アーチャーが立っていた。
セイバー「……いけるか、マスター」
貴女「え、ええ……なんとか……」
背から降り、アーチャーに相対する。
.
セイバー 筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D
アーチャー 筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運A
耐久 +14、-16(15)で決着
幸運差 発生
セイバー
直感 1、2をそれぞれ一度だけ3として計算
魔力放出(赤雷) 補正+1、成功大で追加+1
不貞隠しの兜 耐久増、宝具発動後補正消失
精霊 不利以下の場合追加+2
アーチャー
王の財宝 補正+3、追加+2
慢心 補正-2、追加-1
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 4、アーチャー 5
王の財宝:+2 慢心:-1
判定:-2【不利】
アーチャー「さて……では、せいぜい楽しませてみろ」
二人が完全に戦闘態勢をとった後、アーチャーが攻撃を始める。
セイバー「っち!」
降り注がれた幾つもの武器からマスターを守る。
貴女「……あのサーヴァント、強いわね……」
セイバー「ああ……離れてろ……流石に、守りながらは無理だ」
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
ちょっと時間が来てしまったので、今日はここまで。
いまだ残るアサシンに不安が残りますが……逆にどうにかなりそうですね。(聖杯降臨的な意味で)
そして急ピッチでサーヴァントデータを作り上げています。
……もう既に出たけど葛の葉やら獅子心王とかで良いんじゃないかな。(遠い目)
皆も無茶な計画は建てるもんじゃないぞ! ギリギリ出来ることじゃなくて、余裕をもって優雅に計画を立てるべきだ!
次回は18:00から。
おやすみなさい
セイバー 9、アーチャー 3
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:+1 精霊:+2
判定:+7【有利】
マスターを物陰に隠し、セイバーはアーチャーに突貫する。
アーチャー「……ほう……」
相対するアーチャーは、静かに口角を上げる。
セイバー「うぉぉぉぉぉおお!!」
赤雷の塊の様なセイバーが、アーチャーとの距離を詰め始める。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 6、アーチャー 5
王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+7【有利】
……しかし、セイバーの突貫も途中で止まる。
セイバー「っく、っちぃ!」
武器の射出する速度や量が、先程よりも上がった。
アーチャー「ほんの小手調べだぞ? その程度か、貴様は?」
セイバー「舐めん、なぁ!」
大きく咆え、再びアーチャーに目指し始める。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 6、アーチャー 3
王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+9【優勢】
アーチャー「さて……では、コレならどうだ!?」
空間の歪みが、セイバーの周囲を取り巻く。
セイバー「ッ!?」
アーチャー「耐えてみろ、セイバー!」
幾十もの剣が、セイバーに照準を合わせる。
宝具判定
9~7、×2
6~4、×1.5
3~1、×1
>>下コンマ
ダメージ判定
コンマ分ダメージ
>>下2コンマ
ダメージ:1.5×3=4
判定:+5【有利】
セイバー「…………ッ!」
全身から放たれる赤雷と、セイバーの握る剣により殆どは叩き落される。
残りの弾きもらした武器も、堅牢な鎧により弾かれた。
アーチャー「っふ、流石にこの程度はいなすか……良いぞ、我も興に乗ってきた」
セイバー「……どこまで、偉そうなんだ……ッ!」
再び、セイバーの突撃が始まる。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 5、アーチャー 3
王の財宝:+2 慢心:-1
判定:+6【有利】
貴女「…………お願い」
呟くと、セイバーの背後に小さく光るものが移動する。
その光が、背中に迫った武器の軌道を逸らす。
貴女「……頼んだわよ……セイバー」
祈るように小さく手を組み、精霊を操り続ける。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 7、アーチャー 9
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+4【有利】
……徐々に、セイバーの前進が鈍る。
いや、それどころか後退し始めている。
セイバー「こ、っのぉ!」
アーチャー「はっはっは! 足掻け足掻け!」
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 7、アーチャー 3
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:-1
判定:+9【優勢】
セイバー「う、ぉぉぉぉ!!」
決死の覚悟で、武器の雨の中心に走り出す。
アーチャー「血迷ったか……死ねぇ!」
待ち構えていたように、セイバーに剣や槍が向かう。
貴女「―――セイバー!」
その叫びとともに、光の壁がセイバーの前面に出現する。
セイバー「おおおおぉぉぉぉ!」
死の荒らしを抜け、アーチャーとの距離も目前へと迫る。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 8、アーチャー 6
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+11【優勢】
セイバー「っはぁぁぁ!」
懐に入られ始めたアーチャーは、セイバーの立ち回りに苦戦する。
アーチャー「っち、ちょこまかと……鬱陶しいぞ、雑種!」
セイバー「言ってろっ!」
円を描くように移動しながら、徐々に徐々にアーチャーとの距離を詰める。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 4、アーチャー 9
直感:一度だけ1を3として計算 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+4【有利】
セイバー「―――ッ!?」
肩の装甲を貫き、セイバーが大きくよろめく。
それを狙っていたかのように、串刺しにしようと幾つもの宝具が迫る。
セイバー「ッ、がぁぁぁぁぁ!!」
何とか戦意を滾らせ、アーチャーを睨み続ける。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 8、アーチャー 3
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+10【優勢】
セイバー「……っ!?」
不意に、セイバーの背を押す何かを感じる。
セイバー「……はっ、ありがたいな……行くぞ!」
その背を押す力を活かし、距離を再び縮め始める。
セイバー「行くぞアーチャァァァ!!」
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 4、アーチャー 7
直感:一度だけ2を3として計算 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+5【有利】
アーチャー「小賢しいぞ、雑種!」
歪な短剣がセイバーの背を掠った途端、先程までの力が弱々しくなる。
セイバー「っな!? クソッ!!」
異常を察知し、すぐさま崩れた体勢を立て直す。
アーチャー「そのまま死ねいっ!」
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 9、アーチャー 10
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+4【有利】
アーチャー「死ね、セイバー!」
再び、門がセイバーを囲むように展開される。
セイバー「っ!?」
アーチャー「我が財の力、とくと味わえ!」
無数の宝具が、その身を貫かんとする。
宝具判定
9~7、×2
6~4、×1.5
3~1、×1
>>下コンマ
ダメージ判定
コンマ分ダメージ
>>下2コンマ
―――それはまさに、暴力であった。
幾つもの剣が、槍が、矛が、刀が。
鎧を砕き、皮膚を裂き、肉を貫き、骨を割る。
セイバー「―――が、っは……」
遂に倒れ伏したセイバーは、徐々にその命は消えようとしていた。
アーチャー「……ふん、この程度か……」
興味をなくしたように、その場からアーチャーは去る。
セイバー「……っぐ、あぁ……」
呻きながら、再び立ち上がろうとするセイバー。
貴女「無茶よ、セイバー」
セイバーの体を、小さい手が押さえようとする。
貴女「……それと……お疲れ様」
セイバー「マスター、か……?」
焦点の合わない目を泳がせる。
貴女「ええ、お疲れ様……あなたは、よく頑張ってくれたわ……」
鎧を脱がせ、軽く頭を撫でる。
セイバー「……すまねぇな、こんな所で……終わっちまった」
貴女「……そうね、でも……」
言いかけて、口を噤む。
貴女「さようなら、それなりに……それなりに、気に入ってたわ」
その言葉に、セイバーは何も語らず、ただ静かに笑い……消えた。
.
残機【◆◆◆◇◇】
悉く00に殺され続ける今代、夢も希望も無いネ!
というか、長い戦闘です。このシステムの短所です。
それじゃあ、復活場所は……。
1、>>724 一番最初
2、>>755 一番有利
>>下3までで多数決
セイバー 8、アーチャー 6
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+11【優勢】
セイバー「っはぁぁぁ!」
懐に入られ始めたアーチャーは、セイバーの立ち回りに苦戦する。
アーチャー「っち、ちょこまかと……鬱陶しいぞ、雑種!」
セイバー「言ってろっ!」
円を描くように移動しながら、徐々に徐々にアーチャーとの距離を詰める。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-1
セイバー 4、アーチャー 10
王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+3【拮抗】
アーチャー「この場で果てろ、雑種!」
周囲が歪み、幾つもの門が生成される。
セイバー「っちぃ!」
剣を構え、咄嗟の防御体勢を取る。
アーチャー「無駄だぁぁ!」
宝具判定
9~7、×2
6~4、×1.5
3~1、×1
>>下コンマ
ダメージ判定
コンマ分ダメージ
>>下2コンマ
ダメージ:2×8=16
判定:-13【劣勢】
セイバー「……っが、はぁ……ッ!」
血を吐き、膝をつく。
だが……その目は死んではいない。
セイバー「が、ぁぁぁぁ!!」
アーチャー「往生際が悪いぞ、雑種」
幾分興味が失せた様な目で、蔵の門を開く。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 4、アーチャー 3
精霊:+2 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:-11【劣勢】
セイバー「……ッ!?」
間髪入れず、再び門がセイバーを囲む。
アーチャー「せいぜい足掻け、無様に足掻いて見せろ」
セイバー「っち……やってやる!」
満身創痍の身体で、再び幾百もの宝具と対峙する。
宝具判定
9~7、×2
6~4、×1.5
3~1、×1
>>下コンマ
ダメージ判定
コンマ分ダメージ
>>下2コンマ
ダメージ:1.5×3=4
判定:-15【劣勢】
セイバー「おぉぉぉぉっっ!!」
赤雷を放出し、剣を振り回し、無茶な動きで回避をし続ける。
幾つも刀傷を受けるが……辛うじて、セイバーの命は続く。
セイバー「はぁ……はぁ……はぁ……っ」
アーチャー「ほう、まだ足掻けるか……良いぞ、その調子だ」
意地悪く笑いながら、攻撃を続ける。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 8、アーチャー 7
精霊:+2 赤雷:+1 慢心:+1 王の財宝:-2
判定:-12【劣勢】
貴女「……っ!」
意識を精霊の操作に注ぎ、全力でセイバーを補助する。
セイバー「っらぁぁぁぁ!!」
それに応えるかのように、全力でアーチャーの攻撃に抗う。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 10、アーチャー 9
精霊:+2 赤雷:+1 慢心:+1 王の財宝:-2
判定:-9【劣勢】
一瞬の間、本当に瞬き一つ程度の隙が、光の壁によって生まれる。
セイバー「…………ッ!!」
心の中で、そのチャンスと壁を生み出した者に感謝しながら、剣に魔力を注ぐ。
セイバー「今度はこっちの番だ……行くぞ! ―――『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』ッッ!!」
赤雷の柱が、アーチャーに向かっていく。
宝具判定
9、+12
87、+11
6~3、+9
21、+8
>>下コンマ
ボーナス:+2
ダメージ:9+2=11
判定:+3【拮抗】
アーチャー「……ふん、この程度か?」
しかし、その直撃を受けたはずのアーチャーは未だ倒れない。
蔵から取り出したのか、幾つもの盾がアーチャーを中心に衛星の様に回っている。
セイバー「……いいや、まだだ!」
それでも、セイバーは剣を振り続ける。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 5、アーチャー 5
王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+2【拮抗】
ちょっと眠気がアレなんで、超中途半端ですがここまでです。
というか、この時間帯で面白いものを書ける自信がありません。
後、wikiが漸く見れる様な出来になりました。 詳しくはここまで → http://www2.atwiki.jp/katitore/
今後はオリ鯖のデータとか入れます。
次回は18:00から。
おやすみなさい
セイバー 5、アーチャー 5
王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+2【拮抗】
……じりじりと、前進と後退を繰り返す。
セイバー「……っち」
先程の負傷が響いているのか、以前の鋭さはなりを潜めている。
しかし、それでもセイバーの突撃は止まらない。
セイバー「うぉぉ!」
いまだに、その獰猛さは続く。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 8、アーチャー 6
赤雷:+1 慢心:+1 王の財宝:-2
判定:+4【有利】
セイバー「うおおぉぉぉっ!!」
咆哮とともに、その場から横に跳躍する。
その移動によって射線から離脱する。
アーチャー「っは、小賢しい!」
数瞬遅れ、蔵の門がセイバーの前に現れる。
セイバー「まだまだぁぁぁ!!」
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 6、アーチャー 2
慢心:+1 王の財宝:-2
判定:+8【優勢】
セイバー「っらぁぁぁぁ!!」
遂に、彼我の距離は最初と比べ目と鼻ほど縮まる。
アーチャー「……っち、鬱陶しいぞ!」
セイバー「っは! そいつぁどーもっ!」
不適に笑い、更に奔り続ける。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 9、アーチャー 5
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:+12【優勢】
セイバー「……っ!」
ゾワリと、セイバーの背に嫌な汗が流れる。
高ランクの直感が感じたもの……それは―――
アーチャー「―――かかったな」
―――罠だった。
宝具判定
9~7、×2
6~4、×1.5
3~1、×1
>>下コンマ
ダメージ判定
コンマ分ダメージ
>>下2コンマ
ダメージ:1.5×8=12
判定:±0【拮抗】
前方180度を埋め尽くすほどの宝具に、セイバーの足は止まる。
咄嗟に剣を体の前に構え、衝撃の瞬間足を地面から浮かすように跳ぶ。
セイバー「う、おぉぉぉ!?」
真っ先にセイバーの元に辿りついた数個の宝具とともに、勢いをそのまま背後に吹き飛ばされる。
幾らか鎧を貫くが、その行動により緊急回避を取ることには成功した。
セイバー「……っぅ……参ったな……」
元いた場所は、巨大なクレーターが出来ていた。
セイバー「振り出しか……上等だ!」
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 7、アーチャー 9
赤雷:+1 王の財宝:-2 慢心:+1
判定:-2【拮抗】
セイバー「……っ!」
少しだけ、セイバーは焦る。
あの宝具の嵐を回避するには、あの判断が正しいと思っていたが、予想以上に距離を離されてしまった。
セイバー「っく! おらぁ!」
焦りから、その前進速度が下っていく。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー 2、アーチャー 4
王の財宝:-2 慢心:+1
判定:-4【不利】
セイバー「……っち、この!」
上手く距離を詰める事が出来ずに、セイバーは苛立つ。
セイバー「っが……クソ!」
それゆえに、徐々に徐々に負傷し始める。
……少しずつ、死に近づいていく。
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
アーチャー >>下2コンマ 王の財宝:+3 慢心:-2
セイバー「この……ッ!」
貴女(落ち着きなさい、あなたらしくない)
冷水の様な一言に、セイバーの狭くなっていた視界が広がる。
貴女(それとも、あなたはバーサーカーだったかしら?)
セイバー「……っへ、うるせぇ!」
吹っ切れたように笑い、一端大きく退く。
……すると、再び背中を押される感触がする。
セイバー「おっっらぁぁぁぁ!!」
赤雷による加速を用い、宝具との距離をぎりぎりまで引き寄せる。
セイバー「おおぉぉぉぉ!!」
剣から、膨大な魔力が集まる。
セイバー「―――『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』ッッッ!!!」
赤雷の柱が、アーチャーへと向かう。
アーチャー「っは、性懲りも無く……無駄―――なにっ!?」
素っ頓狂な声が、アーチャーから発せられる。
……衛星の様に回っていた盾が、光るなにかに移動を遮られていた。
アーチャー「―――おのれぇぇぇ!!」
怒りの篭った断末魔とともに、アーチャーの身体は赤雷に飲み込まれていく。
貴女「……お疲れ様」
セイバー「おう、お前もな」
ニッと笑い、頭を二度軽く叩く。
貴女「さぁ、何のことかしら」
可笑しそうにとぼけながら、戦闘の痕が強く残る戦場を去る。
.
夢判定
5以上で成功
>>下コンマ
5日目、朝
…………ゆっくりと、目を開ける。
大きな欠伸を手で覆い隠し、目の前を浮遊する精霊に手を振る。
寝巻き代わりのジャージを脱ぎ下着一枚になる。
セイバー「…………その格好でうろつくなよ」
背後から、若干引きつった声が投げかけられる。
貴女「……冬なのに暖かいのが悪いのよ」
セイバー「いや、だからって下着一枚は駄目だろ」
登校選択
1、行く
2、行かない
>>下3までで多数決
貴女「……よし」
ボタンをしっかり上までかけ、襟を正す。
貴女「それじゃあ、今日こそ行くわよ」
セイバー「だな」
そう意気込み、玄関の扉をくぐる。
イベント判定
9~7、???
6~4、遭遇
32、何もなし
1、襲撃
>>下コンマ
誰に遭遇?
五次にいそうな人
>>下5までで候補
09、後輩
87、優雅
65、蟲爺
43、ヒロイン
21、美しき虎
>>下コンマ
貴女「…………何か、用?」
無愛想に、目の前の人物に尋ねる。
臓硯「かっか、怪しい者ではない……ただ、お嬢さんの目が不自由のようでの」
その言葉を聞いて、さらに警戒心を強める。
セイバー(どうかしたか?)
貴女(……嫌な雰囲気……精霊が騒いでいる……)
彼女の言うとおり、普通の人間とは違う反応を精霊たちはしめしていた。
英霊程ではないが……しかし英霊に対してよりも異質な騒ぎ方だと感じた。
臓硯「どれ、穂群原の学生のようだし……儂の散歩ついでに手を貸そう」
貴女「……どうも」
決して心を許さず、登校を再開する。
会話候補
臓硯か貴女視点で
>>下3までで候補
臓硯 「しかしお嬢さん、一人で外出して大丈夫かね?最近は突然何かあって若者が亡くなったりする事があるから、物騒じゃからのう・・・」
臓硯 「さぁのぉ・・・もう幾つだったか・・・細かい歳は、数えなくなってしまったからのぉ・・・」
貴女「……お爺さんは、いくつなの?」
不意に、そう尋ねる。
臓硯「さぁのぅ……もう幾つだったか……長い事生きてきて、もう数え忘れてしもうた」
その問いに対し、躱すかのように飄々とした態度を取る。
臓硯 「しかしお嬢さん、一人で外出して大丈夫かね? 最近は突然何かあって若者が亡くなったりする事があるから、物騒じゃからのう」
少し思案し。
貴女「ええ、大丈夫……そろそろ、友人と合流するはずだから」
臓硯「おお! そうかそうか……なら、ここまでで良いじゃろう……ではな」
足を止め、老人は手を振りもと来た道を辿っていく。
貴女「……尻尾はつかめないか……」
静かに呟き、登校を再開する。
.
印象判定
二桁目で貴女視点
>>下コンマ
臓硯→貴女【敵意】
貴女→臓硯【普通】
を取得しました。
そんな所で、今日はここまで。
2日かけた戦闘、結果は00。
……怒るよ。
っま、そんな気の抜ける終わり方でも万事オッケー、勝てばよかろうなのだ。
そして遂にサーヴァントデータは残り一体……もうここまで行けば作らなくても当たらないのでは……?
あと、諸事情によってはAAだけ変更される人もいるかも。(特に赤セイバー)
皆はどのサーヴァントがいいんだろうね、やっぱりルーラーが人気なのでしょうか。>>1、気になります。
次回は18:00から。
おやすみなさい
貴女「……疲れた」
鞄を置き、机にうなだれる。
貴女「はぁ……眠いわ」
うつらうつらしながら、瞼をこする。
貴女「暇、ね」
呟き、机に突っ伏す。
行動選択
1、会話 ※セイバー
2、使い魔
3、索敵 (セイバーのみ)
4、自由行動
>>下
貴女「……」
屋上で精霊達と戯れる。
セイバー「……暇そうだな」
貴女「ええ、まだ午前中だしね……まったくもって、街は平和よ」
詰まらなさそうに返す。
セイバー「まあ、本番はまだだろうし、しっかり休んどけよ」
貴女「……疲れ自体は無いの……ただ、眠いだけ」
会話候補
セイバーか貴女視点で
>>下5までで候補
貴女「……ああ、そうそう昨日はご苦労様」
唐突に、彼女が向き直る。
セイバー「ん? おう」
貴女「あなたの強さ、充分わかったわ……私が知っている騎士の通りね」
……叛逆の騎士の強さ、セイバーの本気を、素直に賞賛する。
セイバー「……まぁな、オレはあの人越えなければならない……あの剣の担い手に、ならなければならない」
真剣な面持ちで、セイバーはそう答える。
セイバー判定
5以上で成功
>>下コンマ 直感:+2
セイバー「……そう言えば、今朝会ってた爺……明らかに人外だったぞ。この街ってああいうのが普通にいるものなのか?」
投げかけられた問いに、少し考える。
貴女「……いいえ、そんな人は少ないと思うけど……なるほどね、道理で」
セイバー「ん、どうした?」
貴女「いえこっちの話」
その時、ちょうど授業の予鈴が鳴る。
貴女「それじゃあ、またね」
何もない宙に手を振り、屋上から立ち去る。
.
感情判定
5以上で成功
セイバー >>下コンマ
貴女 >>下2コンマ
セイバー→貴女【信頼】
を取得しました。
5日目、昼
……いつもの様に、階段を昇る。
いつも彼女は、時間があれば精霊と戯れるため独りになる為屋上にいる。
昼休みなども、決まって屋上に行った。
貴女「…………」
最近は、別の理由もあったが。
貴女「流石に、今日は居るわよね」
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、自由行動
>>下
貴女「……ふう」
いくらか買い溜めしておいた菓子パンを食べ、空腹を満たす。
貴女「はぁ……人を信用しすぎるのは駄目ね」
ご馳走にありつけなかった事を毒づく。
貴女「さて、セイバー……行くわよ」
セイバー「ん、わかった」
索敵判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-1 精霊:+2
陣営判定
9~7、ライダー
6~4、アサシン
3~1、ファニーヴァンプ
>>下コンマ
セイバー「―――っ!」
真っ先に気付いたのは、セイバーだった。
セイバー「……てめぇは……」
貴女「…………?」
現界し、剣を構える。
ヴァンプ「やっほー、セイバー……だっけ?」
能天気に手を振り、接近の足をとめる。
貴女「セイバー……?」
セイバー「下ってろ……一応な」
背に隠した自身のマスターに、そう呟く。
ヴァンプ「さ、ってと……そろそろ飽きちゃったし……帰ろうって思ってたんだよね」
そう言った瞬間、ファニーヴァンプは抑えていた魔力をとき放つ。
セイバー「……っ!」
呼応するかのように、臨戦態勢をとろうとする。
……が。
貴女「……セイバー……」
いつもの態度とは違い、焦っている様にも感じた。
セイバー「なんだ、どうした……」
決して目の前の敵から目を逸らさず、マスターに尋ねる。
貴女「確認していんだけど……目の前に、サーヴァントがいるの?」
……かすかに、体が震えているのをセイバーは漸く認識する。
貴女「……精霊からは、何も異常はないの……まったく、そのサーヴァントを認識出来ない」
マスターからの異常事態を聞き、自分の中の警戒レベルを数段上げる。
.
セイバー 筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D
ファニーヴァンプ 筋力A 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運D
耐久 +14、-16(15)で決着
セイバー
直感 1、2をそれぞれ一度だけ3として計算
魔力放出(赤雷) 補正+1、成功大で追加+1
不貞隠しの兜 耐久増、宝具発動後補正消失
精霊 原初の一により封印
ファニーヴァンプ
魔眼 相手補正-1
原初の一 相手の補正と追加の数だけ補正と追加を得る
セイバー >>下コンマ 赤雷:魔眼と相殺
ヴァンプ >>下2コンマ 原初の一:+1
セイバー 10、ヴァンプ 6
赤雷:+1 原初の一:−2
判定:+3【拮抗】
ちょっと眠気がヤバイので、今日はここまで。
思えば殆どが強敵、それ以外でも強敵ばかり。
改めてフランちゃんは癒しです。
次回は18:00から。
おやすみなさい
セイバー 10、ヴァンプ 6
赤雷:+1 原初の一:−2
判定:+3【拮抗】
セイバー「……っらぁぁぁぁ!!」
剣を大きく上段から振り下ろす。
ヴァンプ「おっとと……」
それを容易く、軽いジャンプのような姿勢で回避する。
セイバー「最初から全力だ! ……容赦は、ねぇ!」
剣に、魔力が流れる。
セイバー「―――『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』ッッ!!」
全力が、ファニーヴァンプに向けられる。
宝具判定
9、+12
87、+11
6~3、+9
21、+8
>>下コンマ
ボーナス:+2
ダメージ:+12
判定:+14【勝利】
……粉塵が徐々に晴れだす。
セイバー「……やったか!?」
その叫びに、誰も返事をしない……。
貴女「……わからないわ……」
完全に晴れた、その先には……。
ヴァンプ「……アイタタタ、流石に油断しちゃったわ……」
未だに健在な、ファニーヴァンプの姿だった。
セイバー「上等だ……来い!」
剣を再び構えなおし、そう叫ぶ。
ヴァンプ「……いえ、もういいわ……普通のサーヴァントだったら、やられてただろうし」
そう言って、不意に手で空を裂く。
……その空間に大きく裂け目が現れる。
ヴァンプ「じゃあ、これからも頑張ってねー」
軽い口調で、その裂け目に消える。
貴女「…………ねえ、相手はどうなったの……?」
セイバー「……わからねえ」
かなり釈然としない気持ちで、剣を収める。
.
5日目、夜
貴女「そろそろ機嫌治したら?」
セイバー「……うるせぇ」
ぶっきらぼうに、そう返す。
貴女「……やれやれ、だわ」
肩をすくめ、溜息を吐く。
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、自由行動
>>下
貴女「……はぁ」
もう一度ため息を吐き、自室に戻る。
貴女「さて、と」
手を翳し、精霊を集める。
貴女「お願い」
短くそう言うと、部屋の中の精霊が外に向かう。
貴女「……やれやれだわ」
使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 精霊:+2
貴女「……眠い……」
うつらうつらと、舟をこぐ。
貴女「はぁ……今日は、このくらいで良いわよね」
服を放り、シーツに包まる。
貴女「はふ、お休みなさい……」
部屋にいる小さな精霊に手を振り、意識を手放す。
.
5日目、イベント
陣営判定
9~7、セイバー
6~4、ライダー
3~1、アサシン
>>下コンマ
状況判定
9~7、イベント
6~4、捕捉
32、戦闘
1、襲撃
>>下コンマ
陣営判定
9~5、ライダー
4~1、アサシン
>>下コンマ
……チカチカと、まぶたの向こう側で何かが光る。
貴女「……んぅ……」
少しだけ眉をひそめながら片目だけを開ける。
貴女「…………なぁに……?」
寝ぼけた声で、精霊に尋ねる。
貴女「そう……そう……ライダー、ね……居場所……」
一応聞いておき、またシーツを頭から被る。
.
夢判定
5以上で成功
>>下コンマ
振り返れば、私は望まれないことの多い人生だった。
そして、私の望まないことの多い人生でもあった。
「……外に、出たいわ」
あの時何故あんな事を言ったのか、そんなもの今まで一度も忘れたことは無い。
世界を、広げたかった。
白に鎖されたあの村を、雪に鎖された私の世界を。
ただただ、広げたかっただけだ。
「――――――」
「……? 誰……?」
だから、あの時手が差し伸べられたのだと思う。
「――――――」
あの声に耳を貸さなかったならば、私の世界は雪で覆い潰されていただろう。
「……そとに、出してくれるの……?」
だから、私は耳を貸して、手を伸ばしたのだと思う。
.
「どうして、私にはお母さんが居ないの?」
―――母を殺した。望んではいなかった。
「……お庭のお墓、誰の……?」
―――双子の姉妹を殺した。望んではいなかった。
「やめて……たすけて…………」
―――父に殺されかけた。望まれていなかった。
「………………」
目を開けたら、世界は滲んでいた。
「……いた、い……」
後遺症、と言うものだと知ったのは、それから随分後だ。
……滲んだ世界でも、私は輪郭だけは見えた……精霊達が、見せてくれた。
その目で最初に見たものは、木石と同じ様な存在感の人の形をした何かだった。
「……あなた、たちが……?」
―――父を殺した。そうして欲しいと望んだから。
「…………それじゃあ……私、片付けるから」
思えば、奪ってばかりの人生だった……産まれる為に母と妹、生きるために父の命を奪った。
―――村を捨てる決心をした。他の世界を、望んだから。
.
……私は、望まれて産まれてきたのだと知った。
「――――――」
誰にと言うのはわからない……でも、つい先日まで傍にいたナニカなのは確かだ。
きっと、私はこのナニカを外に連れ出す事を、ナニカは望んでいたのだ。
だから、捨てられた。
「――――――」
……私の手に残ったものは、あの村から奪った精霊達だけになった。
ナニカのせいにするつもりは無い。
誰かのせいにする事は出来ない。
私は、命を奪って世界を広げた。
「じゃあ、広げた世界でなにをする?」
「独りぼっちの貴女は、何が出来る?」
……ナニカは、私によく似た別人に化ける。
双子の妹のつもりだろうが、私には居もしない他人で死人だ。
カムイを名乗るくせに、かなりの意地悪だ。
……ああ、今思えばアレは御伽噺のウェン・カムイなのかも知れない。
私を利用して、私が広げた世界に一人自由を得た……私を残して。
―――振り返れば、私の人生は望まれた人生だった。
―――そうして、私の人生はあの日、私だけの世界になった。
そうして……望まれなくなって、肩の荷が下りて……思うことはただ一つだ。
…………清々した、だ。
.
と言うあたりで今日はここまで。
残りは三騎、かなりの終盤です。
明日、明後日にはもう終わるやも知れませんね。
ちなみにすぐには三十七代目は始める事は出来ません。ちょっとやることがあるので。
再開は18:00から。
おやすみなさい
―――その日、彼女は思い知った。
j:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::://:::/:!l::::/!:/!::::;'!::::::/: : : :!:::::::::.:.:.:.!
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j.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::l ,.ィ.,ニj!''ヽl! l:::! !ハ::::!: :-‐'j!l::::j::::::.:.!
j.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::〈! ら:::! トヘ::! ! ヽ:!: :_,l!':/j::::::.:.!
!.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::!. 弋;;ノ . : :ヽ: : : : ィ'ニ`ヽ'/∧:::::l
j.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::| -- : : : : : .fr':} }∧:::.:.:! ……なんの、冗談っすか……
/.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::| _`''′/.j:::::.:.:.j
/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ヽ .,::::::.:.:.! これは……
../.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! ,::::::::.:.:!
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./.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!>、: : .  ̄ u., イ::::::::::::::.:!
}/!.:.::.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:!: : :>. _ , ..<::::::::::::::::::::::ハ
!.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::j::l、 : : : : : : >-‐'"::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
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_,,. -―='''" ̄ ̄ ̄7.:リ:::::::/ j! >-'_∧:::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::! !
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ、.:.:.:.:.:.:.:.\ !::..::.Vヽ!.:.:.:.:.:.:.:>メ、/:/
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>イ´.:.\ .l.::..::..:V l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノイ.ヽ、
―――圧倒的な、人気の差を……。
―――その日、彼女は立ち上がった。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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::::::::::::::::::!:::::::::|::::::::/:::::八::::::::::::i
::::::::::::i:::::!:::::::::|::::::/:::::/ /}:::::::i:::|
:::::::|::::|::::|::::::::|i::::/::::/`メ、|:::::::i:::| 直訴っす、直訴っすよ!
:::::::|::::|::::|::::::::||:厶イ-=テノ:::::/::::!
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| i / /i:::/::::/ こうなりゃあ、私の口から飛び出るほどの女子力をわからせてやるっす
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| | ′{ノ厶イ
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| i \
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| | /
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| | c-、ノ
:::::::|::::|::::| }:::::|i::| iノ´::!!
:::::::|::::|::::|/::::/i::厂::::/::||
:::::/:::/::/'::::/:::!:|::::::/:::八
::厶イi:/⌒メ、:::i::!:::/:::/ ヽ
/: : :ノ': : :\)从!:/:::/
: : : : : : \: \ノ'i:::/
: : : : : : : : `:-、メ'"
: : : : : : : :〉 : : \:\
: : : : : : : iノ: : :_彡': :
―――自分の、輝ける未来のために……。
―――一周年企画
―――ヒロイン十二宮…………Coming Soon
6日目、朝
セイバー「…………」
寝入っている自分のマスターを見下ろす。
貴女「…………何?」
いつから目を覚ましていたのか、セイバーを見つめ返す。
セイバー「……なんでもない」
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、使い魔
3、索敵
4、接触 ※ライダー
5、自由行動
>>下
貴女「……さって、と……」
空中に手を翳し、光を集める。
貴女「お願い」
その一声で、光は溶けて気配も消える。
貴女「……たしか……私達が倒したのが四騎だから……一騎の残っているかもしれないのよね?」
セイバー「ん? あー……そうだな」
使い魔判定
5以上で成功
>>下コンマ 日中:-1 精霊:+2
人生選択
1、ライダー
2、アサシン
>>下3までで一番高いコンマ
情報判定
98、イベント
7~5、居場所
43、クラス
21、マスター
>>下コンマ
……暫くして、耳元に何かが囁く。
貴女「……ああ、そう言えばイリヤが居たんだっけ」
セイバー「誰だそれ」
貴女「小さい女の子」
その返しに頭を捻る。
セイバー「あー……居た、居た居た」
貴女「……それにしても……アサシンか……嫌ね」
ふと、本音が飛び出す。
セイバー「なんでだ?」
貴女「別に、暗殺者に良い思い出が無いだけ」
短くそう返し、会話は途切れる。
.
6日目、昼
貴女「……最初に倒したのが、バーサーカーでその次が……確かキャスターだったかしら」
セイバー「だな、それで次にあのアーチャーと……よく分からんファニーヴァンプ」
一つ一つ確認し合い、指折り数える。
貴女「それで、残ったのが……セイバーと、ライダーそれにアサシン」
セイバー「おう……ランサーがいねぇな」
そう言って、首を捻る。
貴女「……多分、ファニーヴァンプが枠を取ったんじゃない、よく分からないけど」
なるほどとセイバーが頷く。
セイバー「んじゃあ、そろそろ終いか」
貴女「そうね」
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、接触 ※ライダー、アサシン
3、自由行動
>>下
貴女「…………まあ、今までお疲れ様」
珍しく、そんな言葉が彼女から出る。
セイバー「……なんだよいきなり、また寝込むのか」
貴女「さあね、ちょっと……気の迷いよ」
そんな事を言って、そっぽを向く。
セイバー「まあ、確かに結構疲れたな」
貴女「ええ……結構、強敵ばかりだったもの」
そんな風に、互いに今までを振り返る。
会話候補
セイバーか貴女視点で
>>下5までで候補
貴女「召喚に応じてくれたのがあなたでなかったら、きっとここまで勝ち残れなかった……」
セイバー「……気味悪いぞ」
少し顔を引きつりながら、半歩下る。
貴女「失礼ね……私は、思ったことを素直に喋っているだけ」
口を尖らせ、不満を表す。
セイバー「そう言えば、結局、あんたの願いは教えてくれねぇのか? 前に聞いた時はどうもはっきりしなかったし」
そうだったかしら、と首を捻る。
貴女「……そう、ねえ」
???判定
5以上で……
……思えば、自分で何かを決めた事は少なかった。
貴女「…………ふむ」
セイバー「あ? どうしたんだ?」
貴女「……実のところ始まったばかりの時は確固とした願いってなかったのよね……」
今もだけど、と続ける。
貴女「どうしようかしら……」
セイバー「……んじゃあ、今決めたらどうだ? 目的意識は士気に直結するからな」
その提案に、手を顎に当てる。
貴女「一理あるかもね……ふむ……どうしようかしら……」
願い候補
貴女の願い
>>下5までで候補
判定
0~7、目
65、奇跡破棄
43、目
21、仲間
>>下コンマ
貴女「そうね……じゃあ……目でも治そうかしら」
セイバー「ふぅん、っま、良いんじゃねえか?」
うんうんと、首を振る。
貴女「……さて、と……そろそろ夜ね」
窓から見える斜陽を見る……見ているのは、輪郭だけだが。
セイバー「だな」
貴女「それじゃあ、準備でもしましょうか」
セイバー「……おう」
.
感情判定
5以上で成功
セイバー >>下コンマ
貴女 >>下2コンマ
そんな感じで今日はここまで。
本当の本当に終盤です。
それと、ヒロイン十二宮ですが、このタイミングでやらねばブロンズ以下が増えるので急遽開催。
(>>1の苦労を考えない企画構成です)(労わって)(なぜこんな構成を!)(記念企画を強いられているんだ!)(構成って?)(ああ!)
次回は18:00から。
おやすみなさい
6日目、夜
貴女「…………」
もしかすると、最後になるかも知れない夜空を見上げる。
セイバー「そう言えばよ……」
貴女「?」
セイバー「輪郭だけって言ってたけど、どんなもんなんだ?」
不思議そうに、尋ねてくる。
貴女「厳密に言えば、輪郭以外もちゃんと感じられるけれど……遠くの物の奥行きは紙の重なり程度しか分からないわ」
セイバー「……なんだそりゃ」
貴女「写真を無理に動かしている見たいな感じ」
ますますセイバーは首を捻る。
行動選択
1、会話 ※セイバー、イリヤ
2、接触 ※ライダー、アサシン
3、自由行動
>>下
貴女「……さて、そろそろいい時間だし……行くわよ」
セイバー「おう……んで、どっちだ?」
意味を汲み取り、少し思案し。
貴女「ライダーにしましょう」
セイバー「アイツか……んじゃあ行くか」
そう言って、二人は夜の街に繰り出す。
接触選択
1、戦闘
2、友好的接触
>>下3までで多数決
奇襲判定
5以上でダメージ判定発生
>>下コンマ 盗賊:+2
貴女「……さて……」
結界の隙間を潜り抜け、一息吐く。
貴女「あ……ひょっとして、こう言うのって不満?」
セイバー(あん?)
貴女「なんと言うか……騎士道?」
セイバー(ああ……気にすんな、勝てるんなら剣でも投げるし噛みつきもする)
そんなものか、と納得する。
貴女「……そろそろ、私だけじゃ厳しいから……精霊を囮に使うから、その隙にライダーの所まで」
セイバー(……にしても、本当に大丈夫か?)
貴女「多分ね、まあ居るでしょう」
暢気に、そんな風に言い放つ。
奇襲判定
コンマ-2ダメージ (最低1)
>>下コンマ
セイバー 筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D
ライダー 筋力B 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運A+
耐久 +15、-16(15)で決着
敏捷差 戦車で相殺
幸運差 発生
セイバー
直感 1、2をそれぞれ一度だけ3として計算
魔力放出(赤雷) 補正+1、成功大で追加+1
不貞隠しの兜 耐久増、宝具発動後補正消失
精霊 不利以下の場合追加+2
ライダー
戦車 ステータス不利無効、補正+2
黒蠍 成功大以上で次回の相手補正-1
判定:+1【拮抗】からスタート
セイバー >>下コンマ 赤雷:+1
ライダー >>下2コンマ 戦車:+2
勝負は、あっけなかった。
……いや、刹那の鬩ぎ合いの末の結末だった……そして、そこで決着はついた。
セイバー「うおおぉぉッ!」
ライダー「むぅぅん!!」
剣と剣が弾きあう。
弾かれた勢いをそのままに、セイバーは無理矢理上段からの切りつけに移行する。
それにいち早く反応したライダーだが……。
ライダー「―――ッ!?」
セイバー「っ!」
それはセイバーのブラフだった。
無理な体勢移動かと思われたそれは、素早く剣を胸元に引き寄せることを目的にされていたのだ。
セイバー「っらぁぁぁ!!」
赤雷を纏った剣が、がら空きになった胴を突く。
ライダー「っご……ぐ……っ!」
鎧を砕き、肉を引き裂いた剣は、やや遅れてライダーの体を貫通する。
セイバー「…………」
少しだけ、地に伏したライダーを一瞥したセイバーは……しかし何も言わずそこから立ち去る。
.
聖杯判定
5以上で成功
>>下コンマ この世全ての悪:-4
貴女「……気持ち、悪い……」
顔を青褪めながら、そうセイバーに言い寄りかかる。
セイバー「……んで、どうするんだ?」
支えながら、マスターの意見を仰ぐ。
貴女「ここ以外にもう一つ……山の方にも、感じる」
青い顔のまま、そう告げる。
貴女「多分、そっちの方が厄介だと……思う」
セイバー「……んじゃあ、ぶっ壊すか」
そう言い、剣を構える。
貴女「……結局、あなたの願いは叶えられなかったわね……」
か細い声で、セイバーに謝る。
セイバー「…………っは、気にしちゃいねえよ」
振り替えらず、そう返す。
セイバー「さて……さっさと消し飛ばすか、あっちもこっちも」
剣に、赤雷が覆う。
.
「…………ん、ふぅ……」
見えない目に、日が差す。
「さて、と」
寝巻きから着替え、身支度を済ます。
「……行って来ます」
小さく手を振り、精霊達も小さく光る。
「……よいしょっと……」
鞄を机に置き、椅子に大きく寄りかかる。
「そろそろ春……嫌だわ、本当に」
いずれ来る環境の変化に溜息を吐く。
「……そう言えば……いつまで、ここに居ようかしら……」
腕を組み、いつまた以前の様に旅立つか考える。
「とりあえず、行き先くらいは考えて置きましょうか」
精霊が担任が教室に入ったのを感じ、彼女もまたそれを感じる。
「…………」
背筋を正し、授業に備える。
~NORMAL END~
『黒に埋め尽くされた視界』
アイヌ貴女、これにて完結です。
まさか奇跡が2日目で消えるとは思いませんでした。
そして00の猛襲。ラストバトルもANOZAMA
……それじゃあ、一周年企画、行きます!
j:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::://:::/:!l::::/!:/!::::;'!::::::/: : : :!:::::::::.:.:.:.!
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j.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::l ,.ィ.,ニj!''ヽl! l:::! !ハ::::!: :-‐'j!l::::j::::::.:.!
j.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::〈! ら:::! トヘ::! ! ヽ:!: :_,l!':/j::::::.:.!
!.:.:.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::!. 弋;;ノ . : :ヽ: : : : ィ'ニ`ヽ'/∧:::::l
j.:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::| -- : : : : : .fr':} }∧:::.:.:! ……なんの、冗談っすか……
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/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ヽ .,::::::.:.:.! これは……
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./.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!>、: : .  ̄ u., イ::::::::::::::.:!
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_,,. -―='''" ̄ ̄ ̄7.:リ:::::::/ j! >-'_∧:::::::::::::::::::::::::::ハ::::::::! !
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┏ ┓ 「私が……
┃ ┃
┃ お祈りメール的文章. ┃ ゴールデンヒロイン落選ですってぇぇぇ!?
┃ ┃
┗ ┛
/_二ニ=- 、
/ /
| .|
| .| _ --――-≦=-l
ヽ∨/ \|‐t
____≦ ー 、 ヽv-、 Q.ゴールドヒロインって?
`>. i 、 ヽ ,.∧ /
レ /./ ∧ , ∨、 ヽ, 、 ヽ.ヽヽ,.Y ヽ, __, = 、
il ./| | | l i ∧\ |\ _A ∨i ヽl < ̄  ̄ ´ `
V || l_⊥ ∨ヽ.∧_ =≦ニ_.l > | ヽ__ ノノ
∧ Vシ‐t卞ゝ < 匕v|ソi| ミ゙ - 、
/ ∧ヽ 叨リ:. ー´ .Ξ_ー _ ヽ A.ああ!
/ / .l ∧ l:::. lニ`Vイ >x, __ ∨
{ / { | |ニ /- ンノ_| ̄ ̄>, ヽ ヽ l
※一般的ゴールドヒロインのSさん | | .∨,ニ\ ´ ̄` 1/三ー‐-- }__V ´
- .|_ ヽ  ̄ \ , .::::::::| L \___>Y ̄`__
\≧x Y ..≧= ≦.====⊥_ニ>、__ \ ≦ ̄、::::_:::::::::<
_ -―==-ry ̄ ̄ ̄ニ  ̄l ̄ ̄l {i_,、_ ー‐ヘ \\ >'''´
{:::::::::| |::::::ヽ;:| i,i {{ /仁コ |:__;;:::::V:::y::::/::: ̄ , <:::\
_ -=ニニニ L:::::::- -::-:::/__ニ____ _r ヽ::::::/x:::::__≦ <:::::::::::::::::::\
/ニ---..__ 。> \::::::::::∠ フ / ̄ ̄ ̄ ̄´ゝ‐〈_⊥<::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
∧≦== __ο<――< ̄ >=ニ ̄`<―<‐´:: ̄ ̄:::tー- _ :::::::::::::::::::::::::::::::::::}
.仁ニYニ.|4-,_| >、 \ \ >x::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
仁 〈‐‐Y ,x‐- _. ∧ . ∧ ∧ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::/
∠〈 ̄.l .人-^ <, \ , -‐三 )(ニニニ) i----f, ,____∨:::::::::::::::::::::::::>x_:::::::::::::/
v\ } ト‐ .\ ∧ ` ̄ } }  ̄ ̄ l ー‐y|:::::::::::::::::>´/  ̄ ̄
\∨ナY^ー-<_ ∧... |_ __ бフ--__OL L._ L:::_ > / 「う、嘘っす……ありえないっす……
|__l ∨_ -― ̄ V-― ┘ テ‐ナフ ー―´. /
 ̄lー- ‐‐ ∨.iゝ∨ ’ ` ,,,,;;''" ,ソ/ //. / 私だって、主人公で、ヒロインで……」
|::ll:::| ∧,Vヾ:: .. ,;''' _ / < //. /
_ -―- 、
_ -―‐-ミ、斗 '"´ ̄ ̄¨>ミ、
´ _,二ニァ 、\ 「う、後ろに落選理由があるっすね……何々……
/ / / |, , 、 i 、 \ ヽ
i. / 〃 |:l ! .ヘ. l ヘ. 、\∨ヘ 『作中でのゲロイン』『ヒロインにあるまじき存在感』『存在感が薄い』『薄い存在感』
| | / / ,ヘ | ! ヘ ∨、 ヘ \ヘ ハ
し′ {'_| i ! | .「ヘ 弋「>-¬ミ、 j , l 後半存在感の事だけじゃないっすか!」
{, 弋,ゝ\」 `´ `,ィ(::::).ハ l l
ト、 「<(:::)ヽ ` 一' .| ! |
| ヽハ `ー" | | ト、
∨ハハ、 _ , /| ! |/
ブロンズヒロイン | ! .「丶、 ,-‐¬ / ゙| ./`ヽ
__ | | .| <,≧: 二´イ,ト、 .| /`-′
._,.z≦三三>ミ、__し厶升三≧,ィ'三三] レ' _
. ,.-≦三三三三三≧ミ三三三三∧三三ニゝ、 ,.-=ニ三三ニ- 、
..Ⅵ三三三三三三ミ三三才´ `ヾ三:{三三三三三三三}-、
Ⅵ三三三三三三ミ才´ ヾミ三三三三三三三///
Ⅵ三三三三三イ´___ ヘミ三三三三三ニ///
Ⅵ三三三三/ ̄  ̄`O ¬―-- 、ヘ、三三三三才//
Ⅵ三三三:/ | ヽⅥ:≧ミニ三彡"
/ニ三三三{ 、 ー- ,__O| ヘ三三三ミヘ
./三三三三;l ` 、 ` ー-- }三三三ニハ
/:三三三三ハ ミ O、 \ ...::::::::::... j三三三三:|
./三三三三:/ ヽ、.....::::::::::::::::::::::::.............:::::::::::::::::ハ三三三三|
'三三三三:/ |≧=---;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::彡 .|三三三三〉
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:::::::|::::|::::|::::::::|i::::/::::/`メ、|:::::::i:::| 直訴っす、直訴っすよ!
:::::::|::::|::::|::::::::||:厶イ-=テノ:::::/::::!
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| i / /i:::/::::/ こうなりゃあ、私の口から飛び出るほどの女子力をわからせてやるっす
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| | ′{ノ厶イ
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| i \
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| | /
:::::::|::::|::::|::::::::|i::| | c-、ノ
:::::::|::::|::::| }:::::|i::| iノ´::!!
:::::::|::::|::::|/::::/i::厂::::/::||
:::::/:::/::/'::::/:::!:|::::::/:::八
::厶イi:/⌒メ、:::i::!:::/:::/ ヽ
/: : :ノ': : :\)从!:/:::/
: : : : : : \: \ノ'i:::/
: : : : : : : : `:-、メ'"
: : : : : : : :〉 : : \:\
: : : : : : : iノ: : :_彡': : .
:::::::::::::::ヒ は こ {::::::{
:::::::::::::::ロ て の _ ,-v 、::::::、
::::::::::::::::イ し _/rァ  ̄ヽn ヽ::::::ヽ
::::::::::::::::ン な -こヽ__)ヽ へフ -‐':::::::::::}
:::::::::::::::::坂 く /::::::://, 7′:::::::::::::::::::::/
::::_n_を 遠 、:::::::::ー' //-‐ ば の よ 私
:::`ニl lニ い ヽ::::://\ か ぼ う は
::::`フ \:::::::::ヽ __ ノ:::ー':::::::::::::ヽ り り や
/'´|_|`ニ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l っ は く
:::::::ノ'r三7/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} す じ
::::::::`フ, 匸/l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ め
:::::: ̄´::: ̄´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ た
/''7___.... / ̄ ̄ ̄ / _ノ ̄/ / ̄/ ./''7
/ __/..... / / ̄/ / / ̄ /  ̄ / /
./ /___ . . / /_/ / .  ̄/ / . ___ノ / .
i___/ ../____/ /__/ . /____,./
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┏┛┃.. .┗━┳┃ -=ミ
┗┫┃.. .┏━┛┃ .//⌒ヽ V.
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〃::::::::::::::::::::`ヽ、
,,,,,.. /卅:::::::::::::::::::::::::::ヽ
/  ̄``‐-、............|:::::::::::卅;;;;;;;:::::::::::::リ ……ようやくここまで来たっす
.\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;キ: : |/:::::::リ:::::::::::::::::::::::::ノ 頼れる仲間も引き連れ、後はゴールドヒロイン共に
ヤ : : : : ヤ心叮::::::::ハ:::|::::|::::::::::|::::|
\: : : :.|: | :/:\:::|::|::リ::::|::::::::|:::::| このあふれ出る女子力、思い知らせてやるっす
\: :ヽ/: : : : :メル |::::ノ:::::::ノ:::ノ,
\| : : : : : : : ゛ `~リル:ノ \
| : : : : : : : ノ:ハ
|: : : : : : : : /:人\
| : : : : : : : : : : : : : :/シ: : : : :\
八: : : : : : : : : : : :/ \: : : : : :\
〈 : :\: \: : : : : / 〉ミ: : : : : )
/ : : : :\: :\: : :\ ./:ヾ: : :/
/ : : : : : : :\ ソハ : : ヽ/: : : :/ ※16代目『バランサー貴女』
/ / / ヽ / / ヽ
/ イ /`゛ヽ i ハ
//| / / `'""ー一┤ ハ
rク | / / | | |
rク | 7 ー- 、 | | |
レ′ | l 斗‐z ミ ,. ー- _ l | |
. / / | | ト |:::':リ ′,.ニ-、`ヽ |
/ / / | ヘ |  ̄ 」:::'リヾ∧ | | ちょっと持病が酷いから帰っていいかしら?
/ / / || |∧ i `゛ / || |
. / / / l || | ヘ 、_ / j ∧
/ / / ハ| ∨ \ `ー'´ イ / / ∧
. / / / \ マ┤` __, r< | / / / ヘ
/ / / | ,ヘ.\ | ,ハ | .// ヘ 「びっくりするほど非協力的っす」
/ / / _L.__ノ ` 一 / j'′ \ ″ ヽ
./ / ム -‐ / | \ // 卞「 ー- __ \
//´ | | 厂\⌒ヽ || ヽ \
/ ヘ | / ヽ0l ∨ |/ ∧ \
./ | ヽ| / ∨ ∨ ノ ∧ ※32代目『病弱貴女』
/ ̄ `
/ ,,--‐ ` ‐ - 、,
ヽ/ / //l \ \
/ / / / l \ l
/ / / / i ヘ ヘ l
/ / / i i i ヘ ヘ l
i i i i i i i \i i l あたしもう飽きたんだけど
i i i i i i / /_i i l
i i i i i i i / 弋9i i ヘ
/ i i i iヘi // i i l\
/ i i i i ヘ / i i l 丶
/i i i i i > ^ _/ / i i il へ
/ \l i l i i \ / l l/ \ヘ
/ヘ l i l Ψ l ∨ / ヘ l
/ ヘ::::へ l i i l i l/ //
/::::/:::::::::::::l i i l i i / ヘ \ 「はっはっは、このお子ちゃまは飽き性っすね」
/::::〈/`/ヽヘヽ i ` >─<l i /`l`l´ ヘ ヘ ヽ
/:::::::ヘ ´ ´ ´/ l::::/:::::::l:::::::::l ヘ` ヘ l 丶〉ヘ l l
/:::::::::::ヘ丶 ソ /::::l::::::::l:::::::::l ヘ ゝ ゝ / ヘl /
:::::::ヘ:::::::\/ l::::::::l:::::::::l::::::::::l l::::::::::::::ヘ ヘ
:::::::ヘ:::::::/ l i::::::::::::l:::::::::l::::::::::l .l ヘ:::::::::::::ヘ ヘ ママの所に帰っていい?
::::::::::::::/ i l:::::l::::::l::::::::l::::::::::l l / ヘ::::::::::::::::ヘヽ
::::/ l i il:::::::l:::::l::::::::l:::::::::::l l:::::l i <:::::::/
´ l i i l:::::::l:::::l::::::::l:::::::::::l ヘ::l i l ` 「放っておいたらマジで帰りそうで怖いっす」
ll i i l:::::l:::::l:::::::::l:::::::::::l ヘ ヘ / /
l l i i i::::l:::::l::::::::l::::::::::::l::ヽ\ \ /
,. ‐,ニ=-
,. - ' ´ .  ̄ ̄ ``ヽ. / /.‐¬=- 、
'´ ' ´ ̄``ヽ、
./ ‐ 、 、 ヽ
¨´: :`ゝ川 ..! | / / / 、 ヽ. \ヽ}
, -‐‐ラW: l ! j / / / 〃 //1 l ヽ \. i あ、見えてきましたよ
l .j レ'/ / ̄/_Z_フ〃 ト!j1 l l l ヽ ヽ }
l .l / /,ィ´,ィぅ、ヽ ′/lムトj l l l いV あれが最初の神殿だと思います!
ヘ Vイ ヽ{ トッ::リ ,fi }〃/ l l l_
ヘ. ヽ l | `ー'′ トリ1 }} l jリ ,
. ヽ ヽl l __ ' ゙' j 〃/l /LV
. \l l i´ ノ ,.イイ/イ /イリ 「唯一の真面目枠で本当に助かるっす
_,.--- 、__ヘ. ト、_ `ー‐' _,. '´/ /
Y . ヽヽ `マ ヽヽ._7ー‐ ' / / ……ん、なんかあるっすね」
l l ', ヽ ^1 ` ーrく /
l l ヽ===l ll Y
l l ヽ-- l lj l
ヽ }.l l___,...._! リ 〃//j
ヽ..V.└─ '"¨¨><ヽ、_ / // / ※21代目『魔法少女貴女』
┏ ┓
┃ ブロンズヒロインの二人とチャイルド達へ.. ┃ 「余裕が迸る挑発っす」
┃ チャンスをやろう、君たちが種目を選ぶと良い ┃
┃ ┃ 「……実質ブロンズ扱いは貴女と私だけなのね」
┗ ┛
i{ } } >'" ` 、
jノ" \ ` 、 「このガチャガチャのことみたいですね」
/ \ \
, / i{ 、 \ ‘,、
./ / i{ ‘, 、 \ \ \ ,_、 「射幸心を煽らせる気がまったく無い形ね」
/ / { i{ , \ 、 , > \
, ,′! i{ ,\ \ 、 , \ \
./ { { i{ , ∧ }\ V , 、 、 「……選ばせる気皆無じゃないっすか、これは慎重に行くべきっすね」
, ! V } !/\ } } \ \
{ .{ { ∧ リ だ:::::うト j \ \
{ .{ { ト、 \ V:::::刈 } } 、 、
{ /{ { } \_> 匁zり } } ‘, \
{ { Ⅵ 、 } } } { { , 、 \
{ { ∧ \ \ .} ' } } 、\ , \ \ ……えーい
} {/ ∧ \ \ 、} ┌ 从 i { ー } \ \
} /}/{ {\ \ \ \ /} , 、 ! \
}′ Ⅵ 、  ̄ \ \―― ´ , /、 \ } } )
ヾ、 }\ } ̄ } ノキキキキ/ /__  ̄ ̄ ̄ ` 、 , } /
, __.j }___ / /´ ∨ } ,′
./ / } } ` / / _ }
/ / } } , ,/ ` 、 / }
./ { /} }ト __.{ { { i!
______
..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ どぅわーーー!?
/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
/::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ヽ:::::::::ヽ::::ヽ::::::::, 何勝手にガチャってんすかこのチャイルド!?
/::/::::::::::::::::::/:::::|:::::::::::::::::::{ }::::::::::::|:::::::;:::::::::.
|!.|::::::::::::/:::/::::!::ト、::::::::::::|::|`ヽ:::::::::/::::::::|:::::::::| ユトリの金銭感覚はどうなってんすか!
|!.!::::::::::::!::::!:::::ト::! \::::::::|ヽ--!::::::/::::::::::l::::::::::|
|::::::::::::|ヽ|x==ミ \:::! x==ミ/!/|:::::/:::::::::::|
|::::::::::::;〃ん心ヽ ヾ んi心`ヽ:::/::::::::::::::|
|:::::::::::::|! {///r} {///リ |!.|:::::::::::::::::::| 「ん、なんかでた」
|::::/::::::| |i`ー ' `ー' |! !:::::::::::::::::::|
|::/:::::::::; |i|i|i ′ |! |::::::::::::::::::::|
/:/::::::::::∧ , ---- 、 |!;'::::::::::::::::::::::,
/:/!:::::::::/:::込、 { } ,. イ|:::::::::::::::::::::::::, り、リセマラするっすよ!
|:/ |:::::::/:::::|::::::个ト` ⌒ ´イ!ヽ:::::!::::::::::::::::::::::l::|
|:! !::::::|:::::::|::::::::|::|/ /`¨ .|-!';:::!:::::|:::::::::l::::::|::! 今すぐアンインストールっす!
|! ヽ::::トレ::|斗イ/ / } _| ';|::l:::!:::://::::/:/
/: : : : : : :.//l: : : : : : : :/‐ヽ、__: :∨: : : : : ∧
. ハ: : : : ://: : |: : : : : : : !| ヽゝ: : : : : ∧
|`´ゝ: //: i: : :|: : : : | : : !l ∨: : : : :∧ このゲーム脳……帰ろうかしら
|: `杙: < : : : l: : :|: : : : |: :ハl ヘ: : : : : :;∧
|: : 化::} : : : :.l: : :|: : : : |ノ--i!--- 、 .i: ヘ: :|.i∧
|: : 辷::).: : : :.|: : :|: : : : | , z=叱゛ ノ._‐l: :ト`_:!./|`, 「え、えぇ……
|: : ik::::).: : : :.|: : :|: : : : | ` 弋少 iハテハ:.:!: :∨ .l::|
!: : : Y : : : : :.|: : :|; ; : : | ∨ヨ: : |: : | .|::| それはだめですよ……」
/i: l: :.|: : : : :l :l: : :| i∨:∧ 冫i.: :.|: : | `´
ハ: l: l: :.|: : : : :l :l: :il.l ゝ∨:∧ _ 人: |: : !
ハ:.:.:l: l: :.|: : : : :l :l: :il.l ヘ ∨:r:ヘ ´‐´ /Ⅳ: :Nノ ……帰りたいわ
. /: : : :l: l: :.|: : : ∨ |: : |l ヘ∨: ゝ-r--- ': l :.| |: :.! ´
. /: : : : : :.l: l: :.|: : :∨: :l:__.|l ヘ ル |: : : : : : :ヘ:ヘ.l: ソ
/: : : : : : :.l: l: :.!: : ノ: :ソ-、ノl. ヘ. l`\: : : : :ヘ: ∨
./: : : : : : : :.i: :ソ:/:/ /< `、 |\ヘ\: : : :ヘ:.ヘ
!: : : : : : : : ://:/‐-=x .\ \ l \: : :!ヘヘ
、_
-―‐-、\ヽ、
 ̄.>ー-、 ヽ} r‐-v-―- 、
/.: :.\ ,、ィ´ ̄.\ あ、皆さん何か出ましたよ!
'//.: /.: 、彡Yヽ ̄`ヽ:.\
/ イ.: /.: /.: :.∨,ハ__ > \:.\ 見てみましょう!
// /.: /.: 〃/.: //.: /l| :ヽ. :.V }' \:.ヽ
./ ./ ! .:ハ:. /.:/.: ./メ、/人|匕人::.|ハ.:,' Y :.ヘ
/ハl ∨ l,| !:::./ ○ ○ ヽイ// |ハ }
リハヘ:;'."" """Y'「) ノ
〈:.ト 、 r―‐、 イノ´
.从 >、 ̄ ̄_ イ |'
_rト三 トハ、
,r<´ V ^ V `ヽ、
∧ ∨∨ `>、
∧ ヘ ∨ ./ , ヘ
./ V:∧_ /7ⅳ\ / Y ',
>>下6までで種目(結構自由)
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【Fate】聖杯を勝ち取れ!【安価とコンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450531827/)
. / ' N ニ三三三三三三三三三三ハ
//1/ ! 三,' ニ三三三三三三三三三〉、
,'/ .!' ,' 三:'ヽ. 三三三三三三三:>'´ニ}、
l i! ' i 三:|、ミヽ. 三三三三:>'´彡´>'´:ヘ
! l| ニ三 | |ニ\ミヽ、 ニ三/>'¨´ 三三三ハ
V! ニ三| ト、三三`ヾ、/'´ ニ三三三三三ハ
Ⅶ i 三:! ! マ三三三ヾノ ニ三三三三三三ハ
゙! .! ニ三! ∨ニ三三{ソ、 ニ三三三三三三:}
! i ニ三:! ∨ニ三三{ソ、 ニ三三三三三三', ……まだ出てくるみたい
マ! ニ i :! ∨ニ三三マ、 ニ三三三三三三
マ ニ ! l ∨ニ三三、ヽ ニ三三三三三三 なんだか押し付けられてるみたいだわ
',マニトハ ∨ニ三三、 ヽ ニ三三三三三
゙ マハ',∧ ∨ニ三三、 \ ニ三三三三
ヾ',ヾ、`T  ̄!、ニ三三、. ヽ ニ三三三
` ヾヽ. l \ ニ三\ \ ニ三 /
/,..-へ ニ三 ヽ \/ 「これで勝てるといーねー」
,f/´ ,.>、ニ三ヽ./
,{/ ,.r≦´ `゙ラ′
,i/ / ,. --:、i
,ノ'イ´ / ,..'´ | _ -‐ ……子供は夢しか見れないから嫌い
/ ,ノ / ,// .レ'´
,'/ / /´ /
,!i ,' { / ) ー-
// { ! / /
>>下1~6で種目(被りOK)
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