～翌日


一夏「シャルおはよう」


シャル「おはよう一夏♪」


一夏「なんかえらく上機嫌だな」


シャル「そう？気のせいじゃない？」


一夏「そうか？」


シャル「～♪～♪」


ラウラ「嫁！おはようなのだ！」


一夏「なんだよそのあいさつ」


ラウラ「クラリッサが最近流行らしてるのだ！」


一夏「あー・・・」


ラウラ「わたしはラウラなのだ！」


一夏「へー」


シャル(一夏と結婚！一夏と結婚！)

一夏「さて授業の大半は聞かなかったことにして昼飯だ」


シャル「い、一夏！」


一夏「おうシャルも食堂か？なら一緒に」


シャル「きょ、今日はお弁当作ってきたんだ！だから一緒に！」


一夏「え？マジで？」


シャル「迷惑・・・だった？」


一夏「いやうれしいよ！シャルの飯なら毎晩でも食いたいくらいうまいからな！」


シャル「大丈夫だよ一夏！家事全般はぼくに任せて！男の人に押し付けるようなことはしないから！」


シャル「あ、でも子供ができたら少しは手伝って欲しいかな？そのときはちゃんとぼくから言うね？」


シャル「よくあるでしょ？黙って男の人に甘えるだけで自分から意見を言わない女の人！」


シャル「ぼくはああいうの嫌いなんだ！だから一夏になにかして欲しいときは絶対口に出すから！」


一夏「お、おう（なに言ってんだこいつ）」


シャル「じゃ屋上に「む！屋上へ食べに行くのか？」

シャル「・・・ラウラ」


ラウラ「わたしも屋上へ行くのだ！」


一夏「まだやってんのそれ？」


ラウラ「わたしはラウラなの「ラウラは遠慮してくれないかな？」


ラウラ「なに！？どういうことだ！抜け駆けは許さんぞ！」


シャル「・・・ぼくが先に誘ったんだからラウラは遠慮してよ」


ラウラ「なぜわたしの嫁のことに関して遠慮せねばならぬのだ！こればかりはシャルロットとは言え「嫁って誰のこと言ってるの？」


一夏「お、おいシャル！どうしたんだよ！みんなで食えばいい「一夏は黙ってて！」


ラウラ「・・・なんだシャルロット。お前はわたしに喧嘩を売っているのか？」：


シャル「別に喧嘩売ってるわけじゃないよ」


ラウラ「なら嫁が誰と飯を食べようがお前には関係ないだろうが！」


シャル「関係あるよ」

一夏「シャルッ！」


シャル「っ！」ﾋﾞｸ


一夏「みんなで食べればいいだろ！俺がラウラと食べたいんだよ！」


シャル「・・・そうなんだ」


ラウラ「だそうだ」


シャル「・・・ふん」


一夏「お、おい！どこに行くんだよ！」


シャル「勝手にすればいいよ！一夏の馬鹿！ボケ！アホ！」


ラウラ「想像以上に口汚い」


一夏「シャル・・・」



～


一夏「ということがあったんだ」


鈴「へー、あのシャルロットがねぇ」


セシリア「俄かに信じられませんわ。あのシャルロットさんが」


箒「ラウラ、貴様がシャルロットになにかしたのではないのか？靴に画鋲入れたとか」


ラウラ「そんなことするか！」


一夏「でもたしかに今日のシャルはどこかおかしい」


一夏「なんか妙に口うるさくなったと言うかおしゃべりになったというか」


セシリア「あら？一夏さん。女性は皆おしゃべりですわ」


鈴「好きな人限定だけどね～」


一夏「童貞には辛い一言だ」


一夏「・・・まぁ実際そうなんだが、なんか妙なんだよなー」


鈴「気のせいでしょ。時間がすぎれば元に戻るわよ」


箒「ポテチを腹巻に入れたんじゃないか？」


ラウラ「シャルロットは腹巻などしとらんッ！」

一夏「・・・」


山田「であるからＩＳの稼動領域には限界がなく・・・」


シャル「」ｶﾘｶﾘｶﾘ


一夏(まじめに授業を受けてるな。いつものシャルだ)


一夏(あれから戻ってきたけどみんなと一言も口聞いてないことを除けば異常なし)


一夏(エクストリーム思考した結果シャルはいつも通りという結論に・・・はならんよな)


一夏(なんかあったのか？・・・はっ！)


一夏「シャルッ！」


シャル「っ！」ﾋﾞｸ


シャル「えっ？な、なに？一夏？」


山田「織斑君、今授業中「お前今日生理だったのか！」


山田「は？」


シャル「えっ？ちょっ、なに言って「だから機嫌が悪かったんだな！そうだ！そうに違いない！」


ラウラ「なるほど、そういうことか」


一夏「なぞは全て解けた！」


千冬「ではその結果どうなると思うかな？織斑君？」


一夏「えーと、じっちゃんの名誉が回復したりメガネ小僧が麻酔銃を撃ったり・・・」


千冬「不正解」


ｺﾞｷｨ!


箒「一夏の首がっ！？」