それは唐突に始まり、爆発的に広がった
渋谷に落ちた隕石に乗って未知のウイルスがやってきたという説、寄生型エイリアンという説もある
もしくは関係無く地球で唐突に起こった超常的自然現象とする説もある
どの説にせよ、今この星にいる人類は3っつに分類された
普通の人間
完全に怪物と化した元人間
そして、人間と怪物を意識的にスイッチできる異形と呼ばれる半人間
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440416466
記憶は、"赤"から始まった
どこまでも赤い視界、血と臓物の匂い
やがて人間としての意識、記憶。それらが少しずつ蘇ってくる
そして見るも無残な状態に自分が置かれていることを知った
異常で凄惨な地獄絵図
自らを中心として異常な怪物達の死骸が山と詰まれており、それら全ての命は既に失われている
そんな只中にたった一人、普通の人間が立ち尽くしている。そんな自分が最も異常で異形なのだろう
家にて
一度怪物になった後に人間に戻ることが出来た者は"異形"として人間と怪物を意識的に切り替えることができるのだという
男「…一度試してみるか?」
しかし家には家族もいるし…怖いな
①とりあえず部屋に鍵をかけて鏡の前で変身してみるか
②…今は、やめておこう
>>5
2
…今は、やめておこう
うん、家族を危険に晒す可能性もあるのに好奇心でやるのは怖いしな
<アニキー、飯だぜー。鍵なんかかけて何やってんだよ
男「ああ悪い」
妹が呼んでる。飯か
①明日友人に相談しよう
②俺はできれば人間でいたい…
③このことは秘密にしておこう
>>8
3
飯時
妹「アニキ、食い方汚い」
男「ん、すまん」
気づかなかった、無意識に肉にいつも以上にがっついていたようだ
口の端から肉汁が滴り落ちていた
…肉…血
トクン
次の日
学校に行くのは憂鬱だった
それというのも隣の席の友人が
友「なあなあ、昨日のニュース見たか!?かっこよかったなああの怪物、ドラゴンに獅子の組み合わせとかマジでかっこいい剥製にしたい!!」
こんなやつだからだ…
男「わりい、俺今日はそういう話に付き合いたくない…」
友「もしお前が化け物になったらすぐ俺に相談してくれよ?」b グ
男「剥製にされたくないので断る」
内心マジでされそうで嫌だ
①放課後、図書室へ
②放課後家に帰る
③放課後ほぼ強制的に友の話に付き合わされる
>>13
1
図書館
図書委員長「あら先日友くんと書棚をめちゃくちゃにした男くんじゃない、こんどは本棚いくつ倒すつもり?」
男「ははは、もうあれは忘れてください。既に俺の中では黒歴史です」
委員長「まあきちんと直してくれたし壊れたわけではないからいいけどね」
委員長「ただし次やったら一ヶ月図書委員の奴隷ね。本の整理や書類のハンコ、破れてないかのチェック等々を延々とさせられるわよ?」
男「ご、ごめんなさい」
三つ編みの髪に眼鏡という正に図書委員が似合いそうな女子図書委員長に少し過去のことで諌められた
眼鏡の奥で細められた瞳が地味に怖い
①「様々な怪物」の本を読む
②「異形となった人々」の本を読む
③「UMA・UFO・世界の超常現象」の本を読む
④娯楽小説を読む
>>16
1
「様々な怪物」の本を読んでみた
怪物化現象が始まってから本当に様々な怪物が現れた
合成獣、伝説の生物、UMA、等を模った怪物
それだけではない、無機物、機械、エネルギー体、人間の想像では思いもよらない姿とすらなり得るのだ
まさに進化の多様性。我々は今カンブリア大爆発と同じ状況にいるのかもしれない
~以下略~
怪物化した人間は通常の兵器では殺すのが難しい
殺せないわけではないが、大抵の兵器は速さも威力もたりないのだ
そして不思議なことに死んだ後怪物は人間に戻る
これはいったいどういうことなのだろうか
おかげで死体から怪物化した要因は見つからない。生きたまま捕獲に成功した事例も見当たらない
仮に生きたまま捕獲できたなら、もしくは人間の意識を保ったまま怪物化できる"異形"の人が名乗り出てくれたならば、あるいは真実に近づくことができるのだろうか
委員長「おうい男くん。もう閉館時刻だよ?」
男「え、もうそんな時間?」
委員長「うん。それとも掃除手伝ってくれるなら最終下校時刻までいてもいいよ?それまでに掃除おわればだけど」
男「>>20」
別にさっさと終わらせてしまっても構わんのだろう?
男「別にさっさと終わらせてしまっても構わんのだろう?」
委員長「うんもちろん」
男「じゃあ箒貸してくれ」
委員長「そっちの掃除ロッカーに入ってるよ。今日は床を箒で掃いて本棚の上をはたきではたいてくれればいいから」
男「了解!」
言うが早いが箒とはたきを取って急いで掃除に取り組んだ
委員長「じゃあ掃除はお願いねー、私はページが敗れてないか確認するから」
そういいつつ少女向けの娯楽小説を手にとって椅子に座って楽しそうにページを捲る委員長
男「はい終わり!」
委員長「え、はやっ!?」
男「この間のお詫びも兼ねてとっとと終わらせました」
委員長「…本当だ、きちんと隅々まできれいに…何者よ君は」
男「いざとなれば化け者並みの力を発揮します」
委員長「何もこんなところで発揮しなくても…まだ読み終わってなかったのに」
①男「あれ?ページが破れてないかの確認ではなかったんですか?」
②男「じゃあこれで最終下校時刻まで読めますね」
③男「自由安価」
>>24
2
男「じゃあこれで最終下校時刻まで読めますね」
委員長「そうね。じゃあ、はい」
男「これは図書室の?」
鍵を渡された。確かに「図書室」と書かれている
委員長「じゃあ帰りにそれ職員室に返しておいてね。適当な先生に渡しておけばいいから」
男「サボったとか思われないんですか?本当は委員長が掃除して帰りに戻す物なのに他の生徒から渡して。
サボったり、もしかしたら落し物をする無用心な人なんて印象をもたれるかも」
委員長「ありがとう。でも私、先生方からしたら優等生だからね。私は用事があって急いで帰り、君を信用して鍵を渡した。程度に思ってくれるよ」
今度は眼鏡の奥が妖しく光った
②「異形となった人々」の本を読む
③「UMA・UFO・世界の超常現象」の本を読む
④娯楽小説を読む
>>28
2
「UMA・UFO・世界の超常現象」の本を読んだ
中々惹き込まれた本だった、が
ただのよくある娯楽本だった
まあ懐かしいものもあるなあ、ネッシーとかイッシーとかいたなあ
昔懐かし心霊写真に今のCGのほうが出来のいいUFO写真
レトロな気持ちになるな
その後、何だかんだと娯楽本を読んで最終下校時刻までいてしまった
職員室に鍵を返して帰る
①まっすぐ急いで家へ
②適当にふらふら
>>32
2
家路を適当にフラフラとしていると、何かを感じた
向かってみるか
----------------
そこは住宅街の一角、六つ腕無面の怪物が人間を食らっていた
-トクン-
ヒーローになろうとなんて思わない
誰かを助けたいとも思わなかった
-トクン-
しかし
一つだけ思った
今の自分なら
戦えるのかもしれない
-ドクン-
男「変身」
①腕だけ
②全身
③人の身で立ち向かってみる
>>35
今日はここまで
安価下
男「変身」
ググ、と視界が高くなり、広がる
右側が異様に広い視界を確保し、後方すら見える。250°といったとこだろうか、左側はほぼ通常の視界だ
目の先には犬科動物特有の鼻が見え、当たっている空気から自分にいくつもはみ出た牙があることを知った
右腕は巨大な一本のうねる触手となっており、左腕は恐ろしい鈎爪のついた大きな獣の腕となっている
体はなんとか人の形を保っているもののところどころ歪に膨れ上がっている
脚は一見普通の人間の脚だが
①硬質化を自在に出来る
②形状変化を出来る
③自由安価(内容によっては最安価の可能性あり)
>>39
凄まじい瞬発力を発揮する
六つ腕無貌の怪物を見据えて問う
男「お前、人としての意識はあるか?」
しかし自分の口から出たのは獣の唸るような声、一応声として言葉として理解できるものの人間の声とは到底思えなかった
怪物「オォォオオオオ!」
目も口も無い無貌の怪物はしかしどこからか声を発して応えた。コミュニケーションは不可と
①瞬発力をもって先制攻撃
②様子を見つつカウンターを狙う
③自由安価(内容によっては最安価の可能性あり)
>>42
今日はこれだけ
明日も帰りが遅くて1,2レス、下手すりゃ書けすらしないかも
瞬発力をもって先制攻撃を仕掛ける
怪物が六つ腕で近くの瓦礫を投げてきたが楽々に避ける
男「そんなの当たんねえよ」
一気に距離を詰めると怪物は瓦礫を投げるのをやめ、拳を固めて殴りかかる
男「こう使うもんか」ギュルル
右腕の触手を伸ばし、六つ腕を全て一塊に絡めとる
①鈎爪の腕で掻っ切る
②そのまま本体を切る
③投げ飛ばす
>>49
安価ミスした
1↓
鈎爪のついた獣の左腕で怪物の体を貫き、そのまま縦に引き裂く
命の糸の切れた怪物はその場に倒れ、やがて人の形へと戻っていく
男「…サラリーマン、か」
それは普通の男性だった、既に肉が裂けていて人の形をしていないが服装から会社帰りのサラリーマンという印象をうけた
男「…」
奴が壊した瓦礫の中、水道管から漏れた水が水溜りを作っていた
そこに映っていた血まみれの化け物、それが自分だ
白銀の狼の顔、巨大な牙
左に眼が2つ、右には本来ある場所から後頭部にかけて夥しい数の眼がついていた
ところどころが歪に膨れ上がった体
右腕は汚らしいドブ色のぬらぬらとした触手が意思なく脈打ち蠢いていた。左腕は白銀の毛の獣の手
人間時より少し背が伸び、丈の足りないズボンの先からはやはり白銀の毛が生えた獣の足が見えた
…靴ダメになっちまったな
コンマ80以下で進化のチャンス
>>51
あ
①刃の尻尾が生える
②形状変化する尻尾が生える
③腕が一本増える
④自由安価(内容によっては最安価あり)
>>54
4毛が針状になり飛ばせるようになる
六つ腕無貌の怪物
のっぺらぼうの顔に腕が六つある以外は普通の人間に似ている怪物
人間時は無個性であり私をあまり出さず仕事のみに生きる人間だった
怪物時の姿は
「無個性=顔が無い、仕事のみをする=仕事の腕のみが彼自身の個性」
を表しているのやも知れない
毛が針状になり飛ばせるようになったことを感じた
①男(それにしても初戦にしちゃ楽すぎたな。俺が強いだけか)
②男(初戦に弱い怪物と当たったことは幸運だったな)
>>58
2
男(初戦に弱い怪物と当たったことは幸運だったな)
それを、いるかもわからない神に感謝しつつ家路に着く
遥か上空に禍々しい翼をはためかせて翳を落とす何者かがいることにはついぞ気づかぬままに
------------------
家
妹「アニキこんな遅くまでどうしていたんだ?」
男「ん?友達と遊んでいたんだよ」
妹「それにしちゃ変な匂いするぞ。こう…鉄?いや…血?か?」クンクン
①男「はあ?何言ってんだ?」
②男「転んで怪我した時のだな。怪我自体はもう治ってるぞ」
③男「自由安価」
>>61
それはしょうがないよ。
友達っていうのは人を食っていた見知らぬ怪物で、遊んでいたっていうのは俺が変身して怪物を退治したんだから。
男「それはしょうがないよ。
友達っていうのは人を食っていた見知らぬ怪物で、遊んでいたっていうのは俺が変身して怪物を退治したんだから。」
妹「はっ?えっ?あ?」
妹は驚くような困惑するような、面食らった表情をした
①男「まあ冗談だ」
②男「そういうことだから気にするな」
>>64
1
男「まあ冗談だ」
妹「…本当に冗談か?ウソの匂いするぞ」クンクン
男「どんな匂いだ。悪かったよ、変な冗談言って」
妹「まあいいけど、風呂入ってきちんと洗えよ」
男「へいへい」
妹「…」
次の日、学校にて
①放課後・図書室へ
②昼休みに友と喋る
③自由安価(学校内で出来ることに限る)
>>68
1
何時頃に更新できますよーっていうのがあるとみんなも参加しやすかったりするぜ?
昨日は寝落ちしてしまったすまん
>>69
正直分からない。多分6時以降。9時までには頑張る
放課後・図書室
委員長「あら男くん、二日連続とは珍しいわね」
本を読んでた図書委員長は男が一言も発する前に顔を上げて優しげな笑みを眼鏡の奥に浮かべる
委員長「また本を読みに?」
①調べものがあると言って怪物関係の本を読む
②読みながら委員長と喋る
③娯楽小説を楽しむ
④男「自由安価」
>>73
2
男「逆に本を読む以外に何しに来るってんですか?」
委員長「ほら、また掃除手伝いに来てくれたとか」
男「まあ、それはしてもいいですけど…」
委員長「もしくは私と話に来てくれたとかさ」フフ
男「>>76」
それもありますし、委員長の爆乳は目の保養になりますからね。
男「それもありますし、委員長の爆乳は目の保養になりますからね」
委員長「ばくっ…ふ、ふふ、男くんは意外と真正面からそういうこと言うのね」
一見冷静そうに見えて眼鏡の奥の瞳からは慌てと焦りと驚きが見て取れる
男「この学校セクハラが趣味の奴はいっぱいいるし言われ慣れていそうですけど」
委員長「ほ、他の女子生徒は知らないけど私はそう言われたことないわ」
早口にそう言って再び本に目を落とす。と、いうより本で顔を隠す委員長
よーく見ると耳がほんのり赤い
①男「自由安価」
②男も本に集中する
>>79
すみません、普段はあんまりこんなこと言わないんですけど、冗談言って場を和ませたかったというかなんというか……
ほんとすみません。はすかしめを受けさせるつもりはほんとなかったんです。
もしあれだったら、埋め合わせさせてもらうんで……
男「すみません、普段はあんまりこんなこと言わないんですけど、冗談言って場を和ませたかったというかなんというか……
ほんとすみません。はすかしめを受けさせるつもりはほんとなかったんです。
もしあれだったら、埋め合わせさせてもらうんで……」
委員長「え、あ、いやいや。そ、そこまで気に負わなくてもいいんだよ?そこまで私悪く思ってない…じゃない、うれし…でもない、えと…とくに悪く…というか」
委員長「とにかく私はあまり気にしてないからっ」
今度はしっかり焦っているように見えた
①男「それでも埋め合わせはしたいです」
②男「そうですか、ちょっと深読みしてしまいました。すいません」
③男「自由安価」
>>82
今日はここまで
明日は朝から。起きられなくても昼までには続きをはじめる
1
男「それでも埋め合わせはしたいです」
委員長「そ、そう?…じゃあ放課後の掃除を」
男「いえ、それは元々やるつもりだったので他のことで」
委員長「じゃあ、今は思いつかないからまた今度……頼むね」
本で顔を隠して言う委員長
また休み前日ぐらいに話を切り出してみるかな
①本を読む
②別の会話 男「自由安価」
>>85
普段どんな本を読んでいるかとか
巷で噂の怪物についてとか
男「普段どんな本を読んでいるんですか?」
委員長「そうね、恋愛小説とか少女マンガとか好きだけどバトルものの少年漫画も好きだよ」
男「少年漫画読むんですか。ちょっと意外です」
委員長「まあね。ああいう漫画の戦う主人公ってかっこよくて好きだからさあ」
少し目線を宙に巡らせる委員長
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
その後色々あって怪物の話題に入った
男「怪物…ですか?」
委員長「特に気をつけるべき怪物。最近ね、ただの人間より異形を好んで襲う怪物とかいるらしいの
基本人間に擬態していて人間社会に溶け込んでいるとか聞くわ」
①男「俺が異形だっていつから?」
②男「そいつ自体が異形と言うわけでは?」
③男「…わかりました」
>>88
詳しいっすね(棒)
2で
男「詳しいっすね(棒)」
委員長「まあねー」
男「そいつ自体が異形というわけでは?」
委員長「そうかもね。でも、だとしたらただの怪物より厄介よ」
男「ですね。人の知能に怪物の力、確かに厄介です」
委員長「まあ人間とはいえ異形も立派な怪物。襲い来るなら敵と見なして躊躇なく返り討ちにすればいいのよ」
男「委員長…あなたh」
「相変わらず黴臭くて陰気ね。図書室は」
見ると入り口にツインテ貧乳の生徒会長が立っていた
委員長「あら、これまた珍しいわね」
委員長を見据えてにやりと口元を歪める生徒会長
委員長「で、その黴臭い本読みの憩いの場に脳筋の生徒会長が何の用でしょう?」
生徒会長「誰が脳筋よ!せっっかくあたしが黴臭い部屋をなんとかしようと換気扇の調子を見に来てあげたのに。この間調子悪いって愚痴ってたじゃない」
委員長「後ろの機械部の部員がいますが。ひょっとしてお金けちって彼らに直させる気ですか?」
生徒会長「ふん、かかる金額の大体の計算をさせるだけよ。あんたじゃないんだからそんなみみっちいことはしないわよ」
委員長「みみっちい?私はあなたのように作った顔で信徒を増やして投票させたりとかしてませんよ?」
生徒会長「そんなことしてないわよ!ほら機械部、計算終わった?」
機械部員「はい。~円ぐらいです」
生徒会長「ああそのくらいなら生徒会の経費で下ろせるでしょ。用事終わり、こんなとこより快適な生徒会室に戻るわ」
委員長「ふふ、ありがとうございます生徒会長。今度あなたの好きな筋肉全集でも仕入れておきますよ」
生徒会長「いらないわよそんなの!恋愛系少女漫画でも仕入れておきなさい」
ツインテを揺らして足を慣らして帰っていく生徒会長と呆れ顔でついていく生徒会長
男「…仲悪いんですか?良いんですか?」
委員長「良いですよ。私は彼女が大好きです」
「あたしは大嫌いよ!」なんて声が廊下から小さく聞こえてきた
図書室、閉館時間後
委員長「昨日掃除したばっかりだし今日やることないんだよね。帰ってもいいんだけど、形だけでもやっておきましょうか」
適当に箒で掃きながら言う委員長
男もそれにならって適当にやる
①会話をする 男「自由安価」
②帰り
>>93
上
帰り
①一直線に帰る
②怪物狩りにパトロール
③帰り途中で何者かを見かける
>>96
3
帰り途中、すれ違った人から匂いがした
前嗅いだ匂い、血と臓物の匂いだ
男「お前!」
振り返って大声を出すが彼は止まらない
①肩を掴んで振り返らせる
②こっそり尾行する
③何もせずに先制不意打ち攻撃!
④気にしない
⑤行動自由安価
>>99
2
こっそり尾行する
壁に隠れ電柱に隠れる。異形の恩恵か息を止めることすら数十分程度なら平気で出来た
その人物は少年だった。帽子を深く被り、ウキウキした様子で歩く少年
少年「」チラッ
少年は途中後ろを振り返ってにやりと笑うと全力でダッシュする
男「なっ」
撒かれるっ!?そう思ってこっちも急いだ
①普通に追いかける(コンマ安価50以下)
②脚を怪物化させて追いかける(コンマ安価90以下)
>>102
1
普通に追いかけた
男「くそっ、見失った」
男「…」
耳だけを怪物化させ、息を済ませて狼の耳をたてる
悲鳴が聞こえた
男「あっちか!」
そこはデパートだった
入ってみると中は灯りが消えており、破壊の痕跡と煙、倒れた棚やその商品たち
生存者は…分からない
①男「おーい!誰か生存者はいないか!」
②頭を怪物化、匂いで人を探す
③行動自由安価
>>106
2 視覚聴覚嗅覚使おう
頭を怪物化させ、狼の特徴をフルに使って人を探す
視覚は暗さと棚やなんかのせいであまり人探しには使えなさそうだ
聴覚には未だにガラガラと棚等を倒す音、嗅覚には血と臓腑の臭いが感じ取れた
①棚などを倒す音のほうへ。念のため完全に怪物化させて
②棚などを倒す音のほうへ。怪物化を解いて
③血と臓腑の匂いのほうへ。念のため完全に怪物化させて
④血と臓腑の匂いのほうへ。怪物化を解いて
>>109
1
棚などを倒す音のほうへ。念のため完全に怪物化させていく
棚などを倒す音と共に声も聞こえた
女性の声「誰かいませんか!誰か!生き残っていませんか!」
どうやら女性のようだが、助けを請うというより救助している側の声のかけ方に聞こえる
この音も彼女が瓦礫を除けているようだ
自分も変身を解いて一緒にやろう、とした時
女性「怪物!あなたね。この騒ぎの元凶は」
しまった、変身を解くのが遅かった
しかし、見た目上彼女も異形だ
①変身を解く
②そのまま 男「待ってくれ。俺も助けに来たんだ」
③そのまま 男「俺は異形だ」
④行動自由安価
>>112
俺じゃない
それより先に人命救助だ
犯人も近くにいるかも知れないから変身解かずに
男「俺じゃない
それより先に人命救助だ
犯人も近くにいるかも知れないから変身解かずに」
女性「分かったわ。疑っても始まらないし今は信じる、緊急事態だし自己紹介は省くけどよろしく」
男「ああ、こっちこそよろしく」
再び女性が声をかけながら邪魔なものをどかしたりし始める
こっちは声を上げても獣の唸り声染みた声しか出ないので黙々と瓦礫をどかしたりしている
①二階で大きな物音がした
②血の臭いが一段と強くした
>>116
1
二階で大きな物音がした
そして悲鳴も
しかしこの階で妙に鼻を突く臭いも気になる
二人して顔を見合わせて
①二人して頷いて二階へ向かう
②男「俺は二階に行きます。犯人かもしれない」
③男「俺はこの階で気になるものがあります」
>>119
安価が細かいうえに下2だからテンポ遅いな
1
>>119
すまん、改善する。指摘ありがと
二人して頷いて二階へ向かう
男「」スンスン
男「こっちです。沢山の血と人間の臭いがする」
女性「分かったわ。そっちね」
――――――――――――――――――――
そこは2階と3階を遮断する防火扉だった。女性が慎重にノックする
「ヒイッ」という声とザワザワと人々の声がした
女性「大丈夫です。助けに来た非番の警官です」
男(うえっ!?)
女性「開けなくても結構です。状況説明を出来るだけでいいのでお願いします」
「それが、いきなり人間が怪物になって皆を襲いだしたんです」
「俺達はここに逃げ込んだけど…他の人は」
「奴はこのフロアを皆殺しにした後この扉を破りに来るって…」
「お願いよ!なんとかして!」
女性「分かりました。警察の対怪物課には応援要請してあります。それまでは絶対に守りますのでどうかパニックにならず冷静にお願いします」
男「あの…」
女性「嘘よ、もちろん。ああ言った方が安心も出来るし情報も離してくれやすいでしょ」
男「あなた何者ですか?」
女性「ただの漫画好きよ」
女性「さて、このフロアにいるらしいけど…」
男「そうですね、かくれんぼも本格的に鬼としてプレイしましょうか」スン
コンマ安価40以下
>>125
下1とかの表記の方がいいかもね
「いや、その必要は無いさ」
ぞくっ、とする嫌な声
ガラスを引っかくような不快音で奏でられた人語を象った表音
その瞬間、男は爆風に吹き飛ばされた
羽蟲の異形「かくれんぼは嫌いでさ」
沢山の複眼がまばらに点在し、蜘蛛のような鋏角のある口
体は昆虫の肢がところどころに生えていて背中にはゴキブリのような羽がついている
女性はそいつに捕らえられていた
男「お前、何がしたい」
羽蟲の異形「殺人衝動、とでも言えばいいのかな。そういうこと、別に人質ってわけじゃないけど」
羽蟲の異形「まずこの女から殺す」
女性「ひっ…」
羽蟲の異形が鋭い肢を首に突き立てる。一筋血が流れた
①瞬発力でもって一か八か突撃しに行く
②周りを破壊して気をそらすことを試みる
③行動自由安価
安価↓1
大声で笑う
男「ガキは弱いヤツしか狙えないか?」
羽蟲の異形「はっはっは、お前も後に殺してやるよ。俺殺したいだけで相手が強いも弱いも関係ないからさ」
羽蟲の異形「…あれ?」
羽蟲の異形の肢が落ち、手を刃に変換させた女性が逆に刃を眼前に突きつけて立っていた
女性「馬鹿ね。意識を他に向けたらこうもなるわよ」
羽蟲の異形「キィヒヒヒヒ!」
虫の羽音のような不快な音を出して笑う異形
女性「大人しくしなさいっ」
女性がそいつに向かって刃を突き刺そうとする
男は
①傍観
②女性をつきとばす
③異形を攻撃・爪
④異形を攻撃・触手
⑤行動自由安価
安価↓1
男「離れろ!身ぃ護れ!」
女「っ」
飛びのくように離れ、刃を盾のように変形させ物陰に転がり込む女性
男「毛針乱射≪シルバーガトリング≫!」
白銀の毛を大量に発射する
羽蟲の異形「キィイイイイ」
胴体に、そして羽に大量に突き刺さって羽蟲の異形が壁に叩きつけられる
羽蟲の異形「ま、まて。降参だ。降参だ!助けてくれ」
男「↓1」
今日はここまで
明日は夜7時~9時の間に
男「殺人者に加える手心はない。子供だから許されると思ったか?」
羽蟲の異形「な、なら…俺を唆した奴の正体は永遠に分からないままだぞ!」
女性「唆した奴?誰よ、話しなさい」
羽蟲の異形「へへ、なら俺を見逃してくれるか?」
①男「…次やったら容赦しないからな」
②男「なら選択肢を増やしてやるよ。ただ死ぬか、最期に一つ良いことをして死ぬかだ」
③男「自由安価」
↓1
爪でそいつの体を床に固定し触手で腕を一本引っこ抜いてやる
男「早く言え」
羽蟲の異形「はは、虫に痛覚なんてあるわけないだろ?拷問は無意味だぜ」
男「じゃあいいわ。最期に人の役に立てるチャンスをくれてやったのに残念だな、せめて一撃で逝かせてやるよ」
羽蟲の異形&女性「待て待て待て!」
男「何だ?あんたまで」
女性「黒幕の正体が謎のままだったら何も対処できずまた同じことが起こるわ」
男「起こってから対処すればいい。それとも名前だけ聞ければ対処できると?」
女性「それは…」
男「これが本当に他人が裏にいる事件ならまた他に起こるだろ。少しずつ糸を手繰ればいい、こいつで押し門等しても無駄だ」
羽蟲の異形「…」ゾクッ
羽蟲の異形「…そんな、振り切ったはずなのに」
男「あ?」
羽蟲の異形「嫌だ!またあそこに戻るなんて!
あいつが来る!死ぬよりも酷い目に遭わされる。頼む、殺して!あれが続くぐらいなら殺してくれ!
いきなりそいつは狂ったように暴れだした。目が全てぐるんぐるんとでたらめに回っている
どうやら黒幕が来るらしい
①殺してやる
②釣り餌にしよう
>>138
安価ミス
↓1
2
男「釣り餌にしよう」
女性「その言い方は趣味が悪いわね。でも、それもいいかもしれない」ニヤァ
羽蟲の異形「いやだああああ!」
女性「ほら、暴れない暴れない」
女性が全身でそいつを捕まえ、男は周りを警戒する
本来年頃の少年なら年上の女性に全身でがっちり抑えつけられるのは悪い気はしないはずだが彼にそんな余裕は無さそうだ
少しして、背筋が凍るような寒気に襲われた
強者、とても恐ろしい何者かがすぐ近くにいる。本能が警戒信号を発し全身の震えが止まらない
瞬きをする、目を閉じ開くと周りの景色が一変していた
眼、眼眼眼眼眼眼眼眼眼眼眼眼眼
暗い室内に大小さまざまな眼が浮かび、回り、瞬きし、三人を睨み付けている
女性「い、いやああああ!」
男「うわああああ」
四方八方に毛針を撃ち放つ、しかしすり抜けるばかりで見た目は眼に当たっていてもダメージは少しも入っていないようだ
「生かしておいてくれてありがとうね。無事回収できたよ」
既に羽蟲の異形-少年の姿はどこにも無かった
①この無数の眼の中に一つ本体があるはずだ
②男「何者だよ!名前ぐらい言ってけ!」
③行動自由安価
↓1
男「何もんだてめぇ……いや、てめぇらか?」
四方八方から気配がしていた。匂いも分散している、しかし
「残念、それは全部一つだよ」
違った。四方八方からしているのではない
一つの"者"が自分たちを取り囲んでいるのだ
空間そのものが怪物、異形
非物質体の怪物
なら、このそれぞれの違った匂いは何だ?
「じゃあ、そろそろ帰るね。バイバイ」
男「ふざけるな!」
声は空間全体から響き渡り、どこから発せられているかなど一点を断定することはできない
しかし何もできずに見送ることなどどうしてできようか!
毛針を全ての眼に当たるように発射し、自身も一番大きな瞳へ攻撃を仕掛ける
だが虚しく虚空を切るだけだった
奴が消えるとともにその場に漂っていた恐ろしい気配は消え去り、同時にたくさんあった匂いも消えていった
男「」スンスン
男「…しまった!」
今気づいてしまった。さっきのたくさんの気配は、人だったんだ
このデパートであのクソガキの犠牲になった人々の死体
さっきの奴は、あのガキとたくさんの死人を連れて行って一体何をする気なんだ…
①念のため女性と電話番号を交換する
②家に帰る
↓1
男「あの、お姉さん」
気絶している女性を起こす
女性「ひぃっ…あ…あぁ…あ、あい…つ…は…」ガタガタ
女性は眼を覚ますなり男にしがみついてガタガタと震えていた
男「大丈夫ですよ。あいつは去りました」
女性「ひぃ…ぃい…」
――――――――――――――――――――――――――
少し経ってようやく女性は落ち着いた
女性「き、君は…」
男「え?大丈夫…ですか?」
女性「君は!…何ともなかったの?あれを見て…」
男「あの異形ですか?確かに最初はびっくりしたけど…」
女性「…あんな、あんな恐ろしいものを見て平気なんて…」
女性は恐ろしいものを見る眼差しをこちらに向けていた
男「あの………今度こそ、落ち着きました?」
女性「…ごめんなさい、取り乱していたわ」
うん、分かる
男「このタイミングで言うのも…まあ、あれですが。自己紹介してませんでしたね」
そう言って自己紹介と電話番号を交わした
①会話する 男「自由安価」
②帰る
↓1
男「家まで送りましょうか?」
女性「いや…あ、ああ…やっぱり…お願いするわ」
少し躊躇ってから答える女性
―――――――――――――――――――――――――――――――
帰り際、女性はちらちらといたるところの"影"、暗闇を恐れるように見ていた
男「大丈夫ですか?」
女性「…な、なんでもないのよ」
しかし少しおびえている風だった
①手を握ってみる
②何もしない
③男「自由安価」
↓1
手を握る
女性「…」
男「大丈夫ですよ。俺がいますから」
女性は驚いた表情を一瞬し、その後男を見てニコっと笑みをこぼす
女性「ふぅ…年上のお姉さんを慰めようなんて10年早いのよぉ!」ワシワシ
男の頭を乱暴にわしわし撫でまくった
男「なにするんですか!せっかく怖がっているようだから緩和させてあげようとしたのに!」
女性「このお姉さんがあの程度で怖がりはしないわよ」ワシワシ
女性の家前
女性「ありがとね。少し気が楽になったわ」
男「ええ、それならば良かったです。それでは、またいずれ」
女性「そうね。またいつか」
女性「くれぐれも、あれには気をつけてね」
男「…はい」
某所
白衣1「被検体の回収と材料の調達ご苦労様でした。あまり大事にはしていませんね?」
「簡単かんたん、大事にもなってないよ」
白衣2「しかしそこに異形の存在を2体確認しました。それらはどうしましたか?」
「知らないよ。たぶん接触もしてないんじゃないかな」
白衣3「…まあいいでしょう。次は逃がさないように」
「はあい」
沢山の白衣を着た怪しげな人物達の中、子供が一人退屈そうに受け答えしている姿があった
次の日学校
①帰り際、廊下にて
②帰り際、校門の前にて
③委員長と会話 男「自由安価」
↓1
今日はここまで
明日も夜7時~9時の間に
男「委員長、昨日の埋め合わせなんですが」
委員長「だからそんなに気に病まなくていいのに…」
男「いえ、そういうわけにはいきませんから。何でも言ってください」
委員長「じゃあ…一緒に買い物とか付き合ってもらおうかな」
①今日
②休日
↓1
委員長「土曜日、お願い」
男「いいんですか?せっかくの休みに」
委員長「男くんこそいいの?私なんかに…それに、けっこう量買う予定だから重いよ?」
男「もちろんです。是非つき合わせてください」
委員長「じゃあ…ありがとう」
なんとかデ…じゃない埋め合わせの約束を取り付けた
①他愛も無い話をして帰り
②男「自由安価」
>>162
安価ミス
↓1
そういえば昨日の事件の事聞きました?
男「そういえば昨日の事件の事聞きました?」
委員長「聞いたわ、大変だったわね。デパートでの怪物騒ぎのことよね」
男「やはり事件になってましたか」
委員長「かなり犠牲者がでたからね…」
①男「あれ?昨日今朝とニュース見てましたが一言もこの事件に関しては取り上げていませんでしたよ?」
②男「最近ああいう事件さらに増えてますね」
③男「あんなことがあっても委員長は俺が守りますよ」
④男「自由安価」
↓1
男「あんなことがあっても委員長は俺が守りますよ」
委員長「本当に?」
男「もちろんです。俺、強いですよ」
委員長「心強いね、そう言ってくれると頼もしいわ」
楽しそうに微笑む委員長
生徒会長「根暗本の虫委員長!」ガラッ
委員長「あら生徒会長、どうしたの?」
また生徒会長が満面の笑み…というかドヤ顔を携えてやってきた
生徒会長「これを見なさい!」
委員長「あら…ラブレターですね」
生徒会長「ふふん、根暗で地味でモテないあんたとは違ってあたしはモテるのよ!ざまあみなさい」
たしかにこのツインテロリはモテそうだな…一部の嗜好の人に
委員長「絶好調のようで何よりです。その方とはお付き合いするのですか?」
生徒会長「するわけないじゃない。あたしにはもっと素敵な王子様が現れるのよ」ビリビリ
そう言いながら破り捨てる生徒会長
生徒会長「じゃ、あんたはあたしを羨みながら嘆くといいわ!はっはっはあ」ガラガラ
―ピシャン―
破いた紙片はそのままに帰っていく生徒会長
男「…何なんですかあの人」
委員長「いつか大変な目に遭いそうね。護衛は私よりあの子に必要なんじゃないの?」
男「嫌です」
その日の帰り
生徒会長「そこの男子生徒A!」
まん前に立って指を指される
男「…俺そんなモブキャラじゃないです」
生徒会長「唐突に言うわ!生徒会に入りなさい!」
マジで唐突だよこの人
男「いきなり何故ですか?」
生徒会長「もちろん、あいつに男が出来るなんてごめんだからよ!あんなののところにいないで生徒会に入ったほうがあなたのためよ!」
男「↓」
今日はここまで
少なくてすまん
忘れていた
明日は7~8時の間に必ず更新する
羽蟲の異形
沢山の複眼がまばらに点在し、蜘蛛のような鋏角のある口
体は昆虫の肢がところどころに生えていて背中にはゴキブリのような羽がついている
痛覚は無い
頭痛を引き起こす不快な音を出したり近くの虫を操ることもできる
男「もしかしたら委員長のこと好きなんですか?
さっきの告白断ったのもそういう…」
生徒会長「んにゃあ!んなななな、そそ、そんんにゃわけないでしょうがあ!///」
男「ええ…」
何このあからさますぎる反応
生徒会長「むしろ大っ嫌いよ!もう[ピーーー]っていうぐらい…いや、そこまでではないかな…いや[ピーーー]ってぐらいね。うん[ピーーー]。今すぐ[ピーーー]」
男「じゃあ逆に何で嫌いなんですか?」
生徒会長「え?あー、えー…とにかくだいっきらいなの!あー嫌い嫌い」
男「あ、では俺はこれで帰るんで」コソコソ
生徒会長「待ちなさい!逃がさないわよ!生徒会に入りなさい!」
①逃げる
②はっきり断る
③男「分かりました」
④自由安価
↓1
8時に間に合わんかったOTL
男「もしかしたら委員長のこと好きなんですか?
さっきの告白断ったのもそういう…」
生徒会長「んにゃあ!んなななな、そそ、そんんにゃわけないでしょうがあ!///」
男「ええ…」
何このあからさますぎる反応
生徒会長「むしろ大っ嫌いよ!もう[ピーーー]っていうぐらい…いや、そこまでではないかな…いや[ピーーー]ってぐらいね。うん[ピーーー]。今すぐ[ピーーー]」
男「じゃあ逆に何で嫌いなんですか?」
生徒会長「え?あー、えー…とにかくだいっきらいなの!あー嫌い嫌い」
男「あ、では俺はこれで帰るんで」コソコソ
生徒会長「待ちなさい!逃がさないわよ!生徒会に入りなさい!」
①逃げる
②はっきり断る
③男「分かりました」
④自由安価
↓1
8時に間に合わんかった上にミスったOTL
3
男「もしかしたら委員長のこと好きなんですか?
さっきの告白断ったのもそういう…」
生徒会長「んにゃあ!んなななな、そそ、そんんにゃわけないでしょうがあ!///」
男「ええ…」
何このあからさますぎる反応
生徒会長「むしろ大っ嫌いよ!もう死ねっていうぐらい…いや、そこまでではないかな…いや死ねってぐらいね。うん死ね。今すぐ死ね」
男「じゃあ逆に何で嫌いなんですか?」
生徒会長「え?あー、えー…とにかくだいっきらいなの!あー嫌い嫌い」
男「あ、では俺はこれで帰るんで」コソコソ
生徒会長「待ちなさい!逃がさないわよ!生徒会に入りなさい!」
①逃げる
②はっきり断る
③男「分かりました」
④自由安価
↓1
グッダグダじゃんOTL
>>175で書く
男「分かりました」
生徒会長「え!?ホント!やったーあのアホから男を寝取ってやったわ!」
男「寝取られてませんから」
生徒会長「よっしゃ今すぐ報告にいくわ!ざまあ見なさい!」ダダダダッ
男「あ…」
勝手に走って行ってしまった
―数分後―
生徒会長「既に帰ってた…」orz
男「そりゃそうでしょ。もう最終下校時刻ですし」
生徒会長「じゃあ今すぐ生徒会のみんなに紹介するわ!」
男「それも皆帰っていると思いますが」
生徒会長「…じゃあ、明日ね」
あ、一気にテンション下がった
①帰る
②男「自由安価」
↓
男「一緒に帰りましょう」
生徒会長「え?!あ!?お、送り狼だなんてっ、ま、まだ早いわよ///」
男「誰もそこまで言ってませんよ」
生徒会長「でもあいつより先に行けるなら…勝った!」フフフフフ
―――――――――――――――――――――――――――――
帰り
生徒会長「…」
男「…」
・・・
男(会話が無い!)
生徒会長(どどど、どうしよう。何か喋ったほうがいいのかな。どんな会話がいいんだろうでも変なこと言って嫌われたくないし男の人と会話したことなんてあまりないしどうしよう何か言わなきゃ言わなきゃ)
①男「自由安価」
②結局会話が無いまま生徒会長の家の前に
↓
男「委員長は美人で爆乳で可愛いさが揃った人ですね」
生徒会長「何言ってんのよ!あんなのあたしの可愛さに比べればそこらの小動物程度よ。リス程度ね」
男「それけなしているんですか?普通に可愛いじゃないですかリス」
生徒会長「可愛いよね、あたしもリス大好き!」
男「…」
生徒会長「ま、まああいつは大嫌いだけどね!」
生徒会長「それよりほら!あたしを誉めなさいよ!可愛いって言って可愛いって!」
①男「可愛いですね(棒)」
②男「自由安価」
↓
男「可愛いですね(心を込めて)」
生徒会長「~っ///」ゾクゾク
生徒会長「も、もう…一回…言って///」
男「いいですよ。生徒会長は、可愛いです」
生徒会長「…うみゅぅ///」プシュゥ
生徒会長「も、もう一回///」
男「可愛いです」
生徒会長「はぅぅ///」
生徒会長「もう一回!///」
そんなこんなな帰り道だった
生徒会長の家前
男「では、また明日」
生徒会長「…ぁぃ」プシュゥ
返事もまともにできないような生徒会長を家まで送って別れた
この人よく今まで他の人の告白を断われてきたもんだなあ
①まっすぐ帰る
②途中で怪物を見かける
↓
某所
暗い牢屋に閉じ込められたきりだ
何故俺はこんなところにいるのだろう
昔ここに連れ去られ、それから…
逃げた。逃げた
しかし人の匂いに釣られて一時逃げるのを忘れ、人を殺した
快楽だった。殺戮の快楽
あの時逃げていれば、そのまま逃げていれば捕まらなかったのに
「元気かな?」
少年「ひ、ぃぃいいいい」
その声が聞こえた途端全身に寒気が走り、恐怖が心を埋め尽くし疑問も後悔も押しつぶされた
「あはは、ボクも相当嫌われちゃったなあ」
ニヤニヤと笑みで近づいてくるのは少女だ。ショートヘアの可愛い少女
しかし彼にとってはそれは恐怖を纏め固めたような存在であり、今最も忌避すべき忌まわしい者だった
「でもまあ仕方ないよね。今日も苦しいだろうけど、実験を始めるってさ。今度こそ君は苦しみから解放される」
「と、いいね」
少年「いやだ、いやだあああああ!」
羽蟲の異形はもはや人間の姿に戻ることすら出来なくなっていた
このまま、どこまで進むのか
どこまで続くのか
「どうせ抵抗するだろうから強制的にいくよ」
彼女の姿が闇に融け、空間に眼が現れた
「死ねないってのも辛いね。まだまだ死なせてあげないけど」
次の日、学校にて
①友との会話
②放課後図書室に
③放課後生徒会室
↓
今日はここまで。明日は7~9時の間に
pmか
>>196
すまん、次からはpmam付けるようにする。付け忘れている場合平日は大抵PMだと思っといて
放課後、何故か生徒会長が教室まで迎えに来た
<ほら男!生徒会行くわよ!
廊下から呼んでくる
友「お前いつの間に生徒会入ったんだよ?」
男「成り行き。…はーい」
友「最近俺と遊んでくれないじゃないか!寂しいぞ」
男「知るか」
友「俺より女をとるのか!」
男「その言い方やめろ気持ち悪い」
<はやくっはやく
男「というわけで行くわ。じゃあな」
友「ぐぅ…」
生徒会長「まったく、あたしを待たせるなんて十年早いわ」
男「すいません」
生徒会長「まあ男なら許すけどね。あたし優しいー」
男「ところで俺は生徒会のどの役職につくんですか?」
生徒会長「とりあえず空いているところにね」
生徒会室
生徒会役員「いやどこも空いていませんよ」
生徒会長「何で空いてないのよ!」
生徒会役員「むしろ欠けているほうがおかしいと思いますが」
生徒会長「男ぉ…」ウルウル
①男「諦めましょう」
②男「一人ぐらい役職被ってもいいんじゃないですか?」
③男「自由安価」
↓
男「諦めましょう」
生徒会長「ガーン…そうだ、誰かやめよう!」
生徒会役員達『嫌です』
生徒会長「あんたたちもっと融通利かせなさいよ!他人に優しく出来る人間になりなさい!」
男「この場合はあなたのワガママですよ」
生徒会長「ぐぬぬ」
男「じゃあ俺帰ります。会議に一般生徒がいたらダメなので」
生徒会長「ああー」
生徒会役員達に怒られている、というか説教される声が聞こえる
何であの人会長でいられるのだろうか
①図書室へ
②帰る
↓
すまん寝落ちしてた、今日はもう寝ちゃうわ
明日はPM7~8時に
①まっすぐ帰る
②怪物と遭遇
↓
某所
白衣「もうアレはダメだ」
白衣2「そうですね。今回も」
白衣「おい、アレ適当な場所に捨ててこい」
「はいはーい」
少年が放り込まれている牢の前に立ち、すでに人の原型を留めていないそれに話しかける
「やあ、元気そうだね」
羽蟲の怪物「キィイィイイ」
「あいつらは君を不必要として捨ててこいってさ」
「まあ、せいぜい怪物として暴れてこいってことだろうね」
「でもどうせなら君も人の役に立って終わりたいよね。そうすれば少しは救われるだろう、なんてさ」
牢の中、暗い空間に沢山の"眼"が現れ、闇が少年だった怪物を捕らえた
「ボクが食らってあげる。君の命は無駄にしないさ」
音も無く、闇の中へと怪物は消えゆく
帰り際
男「…怪物の気配」
それを嗅ぎつけて行くと大きな交通事故があったような現場に行き当たった
デパート事件のとき程ではないが何人もの人が轢死している
しかしぱっと見怪物は見えない
①男(どっかに逃げたか?)
②男(あの車…)
③男(怪物の匂いはするか?…)
↓
コンマ安価60以下↓
匂いを嗅ぐ、怪物に変身しなくても人の身で元の嗅覚より遥かに優れたものになっている
それが嗅ぎ取ったのは
男「…あそこか?」
家に衝突し煙を上げている乗用車、その方向からする
①変身し車に攻撃
②男(家の中にいるな)
③慎重に近づく
④行動自由安価
↓
慎重に近づく
ブロロォン
男「え?はあっ!?」
家に刺さっていた車が途端にその場で180回り男に向かって走り出した
しまった、不意を
①変身して攻撃
②変身して逃げる
③変身せず横へ跳ぶ
④自由安価
↓
とっさに横へ避ける
不意をつかれ体勢を上手く整えられず転げてしまったがそれでもあれに轢かれるよかずっとマシだろう
間違いない、あの車そのものが怪物だ
ヘッドライトがギョロリと動く眼になっておりバンパー部分が牙の生えた口になっている様子がちらと見えた
男「さて硬さはどんなもんだ?変身」
怪物化し、毛針を放つ、だが一つも傷を付けることなく弾かれる
無機物が金属に当たる音がした
普通に車の硬さか。しかしタイヤに当たったはずの針も弾かれている。毛針でパンクさせるのは無理だったか
①タイヤを狙う
②爪でボディを狙う
③窓ガラスを狙う
④行動自由安価
↓
今日はここまで
明日は朝7時。起きられなくても午前中には
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