名護「ミラーワールド?」 (111)

仮面ライダーキバの名護さんと仮面ライダー龍騎のクロスssです。
需要があればやります。
正直蟹刑事退場ぐらいまでしか書き溜めてないのでかなり不定期になりそうですが。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1440114715

酉付け忘れてました。
ちなみに自分は龍騎とキバだけは全話視聴しましたがそれ以外は555と電王とディケイドとカブトぐらいしかみてません。なので基本的に名護さんくらいしか別世界のライダーは出ません。ディケイドは出るかも。

申し訳ない
それもそうですね
じゃあ昼過ぎぐらいに始めようと思います

ちょっと早いですが第一話「城戸真司」投下します。


名護「ふー・・・いくら捕まえても犯罪者は減らないな・・・」

名護「今日はそろそろ帰るか・・・ん?」

名護「なんだこれは!オーロラ?うわああああああ」シュアーン

名護「ここはどこだ・・・少なくとも俺がさっきまでいたところではない・・・『OREジャーナル』?」
バララララ
名護(またタイムスリップしたのか?)「おいそこの君」
キィー
??「はい?」

名護「ここはどこだ」


??「どこって・・・OREジャーナル前ですけど」

名護「もっと広く」

??「じゃあ・・・日本?」

名護「ええい埒が明かない!じゃあ今年は何年だ!」

??「2003年ですけど・・・なんで年?」

名護「なっ・・・」(2003年?また過去に来たのか?どうにかして帰らなければ・・・)

名護「おい君。君の名前は?」

真司「え?ああ俺は城戸真司です」

名護「私は名護啓介。バウンティハンターをしている。実は探している人がいてね」

名護「その人が見つかるまで私は行く当てがない。ここらへんにいい宿をしらないか?」

真司「え!?宿って・・・当てもなくどうしてこんなところに来たんですか?」

名護「うっ・・・」(まずい・・・私が未来から来たことを話しても今回は証拠も目的もない・・・)

真司「あ!もしかして探している人って先p・・・編集長のことですか?だからここに?」

名護「え?ああ、そうだそうだ。案内しなさい。」(編集長とやらが誰かは知らないが・・・利用させてもらおう)

真司「じゃあ呼んでくるんで待っててください」

名護「ああ。ありがとう」

名護「さて・・・」(だれがどんな目的で俺を飛ばしたかわからないが幸いそこそこの手持ちはある。イクサナックルも持っていたし・・・しばらくは情報収集だな。なら・・・)

真司「名護さーん。編集長呼んできましたよー」

大久保「何か御用ですか。すみませんが、俺は名護啓介って人に心当たりがないんですがね・・・」

名護「すみません。突然押しかけてしまって。突然なんですが私をここで雇っていただきたい。」(ジャーナルというくらいだから情報もまわってくるだろう)

真司「えっ」

大久保「いいですよ」

真司「えっ」

真司「ちょっ、ちょっと待ってくださいよ!ほら、編集長!こっち来て!」グイグイ

大久保「なんだよ」

真司「何勢いでOKしてるんすか・・・」ヒソヒソ

大久保「人手は多いほうがいいだろ」ヒソヒソ

真司「そんなこと言ったって・・・どこのだれかも知らない人ですよ?っていうか知り合いじゃなかったんですか?」ヒソヒソ

大久保「実はな・・・『名護啓介』は知らないけどここに来るかもしれないあれくらいの奴のことは知ってたんだよ。」ヒソヒソ

真司「え?どういうことですか?」

大久保「声がでけえよ。俺の大学の同期の友人から今朝手紙が来てな・・・『22歳くらいの男がOREジャーナルに来るだろう。雇ってやってくれ。』って。そいつの1年分の給料が一緒に入ってた」

真司「え~・・・胡散臭いなあ」

大久保「まあ初めての後輩だ。いろいろ教えてやれよ。」

真司「はあ・・・」

名護「どうしたんですか?」ズイッ

真司「い、いや・・・ちょっとな。ええと…改めてよろしく。」

名護「ああ。よろしく。」

大久保「じゃあしばらく真司と一緒に取材しろ」

名護「わかりました」

真司「はーい」

名護「じゃあ行こうか真司君」

真司「おう。・・・ッ!」キイイインキイイイン

名護「ぐっ・・・」キイイインキイイイン

真司「ごめん名護!編集長!ちょっとトイレ!」ダッ

名護(なんだこの耳鳴りは・・・真司君にも聞こえていたのか?確かめなければ・・・)

名護「真司君を追ってきます。」

大久保「いや、トイレじゃねぇの?」

名護「俺も行きたくなりました。」

大久保「そう。じゃあ行って来い」

名護「すみません。」ダッ


~OREジャーナル前の鏡の前~

柱|名護「なぜ鏡の前に?なにをしてるんだ・・・?」

真司 バッ「変身!」 チャキッ シュイイイイン ジャキィーン

柱|名護「変身・・・した・・・!?」

龍騎(真司)「っしゃあっ!」シュイイイン

柱|=名護「鏡に入った!?」バッ

名護「鏡の中で怪物と戦っている・・・」

龍騎(真司)「うおおおおお!」ソードベント

ギガゼール「ギャァッ!」ズバァッ

名護「くそっ・・・」レ・ジ・イ

名護「変身!」フィ・ス・ト・オ・ン キュルル ジャキィーン

イクサ(名護)「もしこの状況が何者かによって計画されたものなら・・・」

イクサ(名護)「私にこの事態に介入する権利ぐらいは与えられているはずだ!」バシュウウ

~鏡の中~

イクサ(名護)「イクサリオン!?なぜこんなところに・・・よくわからない空間だな。これに乗れということか。待っていなさい・・・真司君!」ブウウウウン


~鏡の中のOREジャーナル前~

イクサ(名護)「ハァッ!」(轢き逃げアタック)

ギガゼール「ギャァアア!」ドガーン

イクサ(名護)「大丈夫か真司君!」

龍騎(真司)「名護!?」

イクサ(名護)「さあ帰ろう!」

龍騎(真司)「は、はい・・・」

~OREジャーナル前~

名護「事情を話してもらおうか」

真司「え!?名護はライダーじゃないのか!?」

名護「いや、俺のライダーシステムと君のは違っているようだからな」

真司「ライダー…システム?なんだよシステムって」

名護「どうやら俺と君とで『ライダー』の認識が違うようだな」

真司「お互いに説明しあおう」
~お互いに本編でのライダーの扱いを説明中~

名護「神崎士郎・・・ライダー同士の殺し合い・・・許せないな・・・」

真司「名護の持ってるのはその・・・ファン何とかを倒すために作られたんだよな?」

名護「ファンガイアだ。それがどうかしたのか?」

真司「俺も一応ジャーナリストの卵だ。そんな化け物が出たなんて話、聞いたことない。いつそいつは出たんだ?」

名護「・・・」(どうする?話すべきか?これまで見た限りでは真司君はそこまで悪人には見えないな・・・信じなかったら誤魔化せばいいだろう)

名護「実は俺はこことはおそらく違う世界から来た」

真司「!?」

名護「信じてもらえないかもしれないが元の世界でよく分からないオーロラに包まれて気が付けばここに・・・」

真司「・・・」

名護(信じてもらえないか・・・まあ無理もない。いきなりこんな荒唐無稽な話が信じられるわけが…)

真司「名護!いや、啓介!」

名護「!?い、いきなりどうしたんだ」(啓介・・・!?)

真司「じゃあお前、ここら辺どころかどこにも知ってるやつ一人もいないし、家もないのか!?」

名護「まあ、そうなるな・・・」(いきなりどうしたんだ?)

真司「鏡の中の化けもんにライダー・・・そんなのがあるならあり得ない話じゃない!それに・・・これが嘘でも、家がないのはほんとだろ?」

名護「ああ・・・」(痛いところを・・・)

真司「じゃあ、花鶏に来いよ!啓介!」

名護「花鶏?」(なんのことだ?)

真司「俺と、俺の仲間の蓮と、優衣ちゃんが住んでるところだよ!」

名護「泊めてくれる…ということか?」(お人好しなやつだな・・・)

真司「一緒に住もうぜってこと!」

名護「なっ・・・いいのか?」

真司「いいよ!お前は俺の後輩なんだ!それに・・・困ってる人は放っておけない」

名護「すまない・・・」

真司「そこは、ありがとう、だろ?」

名護「・・・ありがとう」

真司「いいってことよ!啓介!」

名護「その…いきなり名前で呼び始めたのはなんでだ」

真司「これからしばらくは一緒にやってくんだからいいだろ!大事だぜ?こういうの」

名護「・・・君は何歳だ」

真司「23。啓介は?」

名護「22だ。…まさか年上とは」

真司「だからってかしこまらなくてもいいぜ?仲間なんだからな!」

名護「いや・・・あきれただけだ」

真司「なっ・・・まあいいや!よろしく!」

名護「あと・・・そろそろもどったほうがいいんじゃないのか?」

真司「まずい!ま~た編集長に怒られちまうよ!」

以上で1話は投下終了です。短すぎですかね?
なんだかんだ言って真司に名護さんを「啓介」と呼ばせたいがためにこのssを始めた節があります

第二話投下始めます

第二話「須藤 雅史」

~花鶏~ 

真司「ただいま~」カランカラン

名護「・・・」カランカラン

真司「まあ、安心しろよ啓介!な!優衣ちゃんと蓮はどうにかして俺が説得するから!」

名護「ああ・・・」(不安だ・・・)

真司「おーい!優衣ちゃーん!蓮―!」
 
シィーン・・・

真司「あれ?出かけてんのかな?」ピラッ「ん?」

『秋山蓮と神崎優衣は預かった。10日までにデッキを持って○○公園まで来い。
そこでライダーバトルをしよう。期限までにこなければ二人の命はない』

真司「まじかよ・・・」

名護「どうしたんだ?」ピラッ「!」

真司「誰がこんなこと・・・」

名護「十中八九ライダーの仕業だろうな。しかし・・・優衣という人はまだしも蓮というのはライダーだろう?そう簡単に拉致できるとは思えないな」(弱みでも握られたか・・・?)

真司「10日って明日じゃないか・・・くそっ」

名護「行くしかないだろう。指定された場所へ。」

真司「でも優衣ちゃんと蓮を人質にとられてるし・・・俺はたとえこんな奴でも[ピーーー]ことはしたくない・・・」

名護「・・・人質は俺に任せてくれないか。」

真司「! 大丈夫なのか?」

名護「ああ。そいつは自分の近くに人質を置いておくはずだ。俺が何とかしてみせる。」

真司「ありがとう!今日はとりあえずこのまま飯にするか!餃子作るよ!」


翌日


~どこかの鏡の中~

神崎「やはりお前を招き入れたのは成功だったようだな」

??「そうだろう。城戸真司は『封印』のカードを破らずにドラグレッダーと契約した。あの須藤という刑事の行動はより早くなり、秋山蓮はそのせいで十分な警戒ができなかった。さすがに刑事がライダーとは思わなかったろうな。他にもまだまだある」

神崎「お前が介入したことで、今までとは他にも違ったことが起こっている。その点はお前に感謝しなければならないな」

??「ふふ、なに、私には私の目的があるだけだ」


~10日の公園~

真司「来てやったぞ」

須藤「フフフ・・・デッキは?」

真司「ほら」スッ

須藤「では…行きましょうか」スッ

真司「なぁ、やめないかこんなこと。ばかげてるよ・・・こんな、殺し合いなんて・・・」

須藤「何を言っているのですか。私は人質を取っているんです。その殺し合いすらせずデッキを要求することもできたのですよ?私がどこまで強くなったか・・・あなたで確かめてあげましょう!」

須藤「ふっ!」バッ シュイーン

須藤 バッババッ「変身!」チャキッ シュイイイイン ジャキィーン

シザース(須藤)「さぁ!変身しなさい!」

真司「くそっ・・・」バッ シュイーン
真司 バッ「変身!」チャキッ シュイイイイン ジャキィーン

(二人が鏡の中へ)

柱|名護「いったようだな・・・」コソコソ

名護「この車か」ガチャガチャガパッ

蓮「お前は・・・?」

名護「名護啓介。城戸真司の・・・同僚だ。さあ出てくれ」

優衣「ありがとう。助かったわ。でもなんでここが・・・」

名護「その話はあとだ。俺にしかできないことがあるからな。君たちはここで休んでいなさい」

蓮「おい・・・」

名護 カツカツ・・・「一宿一飯の恩義・・・」レ・ジ・イ

名護「払わせてもらう!・・・変身!」フィ・ス・ト・オ・ン キュルル ジャキィーン

蓮「なんなんだ・・・あいつは・・・」


~鏡の中の公園~


シザース(須藤)「行きますよ!」ストライクベント 

シザース(須藤)「ハァッ!」

龍騎(真司)「くっ!」ガードベント ガキィッ

シザース(須藤)「まだまだ!」ブンブン

龍騎(真司)「ぐぐぐっ!」(啓介・・・まだか・・・?)

イクサ(名護)「はあっ!」ガシッ

シザース(須藤)「なっ!?だれだ!?」

イクサ(名護)「真司!早くデッキを!」

龍騎(真司)「おう!」ガシャッ

須藤 シュィイイイン「なぜだ・・・今までの調査でお前のようなやつはいなかった・・・」

イクサ(名護)「残念だったな。何せここに来たのが昨日なのでね」



~公園~


名護 キュルルイィィーン「ふぅ・・・さて、警察まで来てもらおうか」

須藤「くっ・・・デッキがとられても、一般人程度!」バッ

名護「甘い!」ドガッ ボグシャァ

須藤「ぐえっ」 ドサッ

真司(つえぇ・・・)


~警察署前~


須藤「んぐ・・・このカードは・・・」

名護「目が覚めたか」

真司「『封印』のカードだってさ。これがあればモンスターに襲われないんだ」

名護「本当にお人よしだな君は」

真司「いいだろ。罪を償ってもらわなくちゃな」

名護「そうだな。」

須藤「くっ・・・私は騙されませんよ!いつか覚えていなさい!」

警察A「ほら!こい!」ズルズル

名護「行ったか…」

真司「これで一件落着だな!」

真司「あと・・・あのとき、咄嗟に『真司』って呼んだよな?」

名護「不服だったか?」

真司「これからもそう呼べってことだよ」

名護「そうか。わかったよ真司君」

真司「呼ばないのかよ!まぁ、いいや。花鶏に帰ろうぜ。人質だったところを助けたんだ。蓮たちも歓迎してくれるよ」

名護「ああ。帰ろう。」

名護(今日の須藤とかいうやつ・・・俺の存在を知られていなかったから勝てたものの・・・少し見た感じでもかなりの強敵という感じだった・・・変身を解いたらたいしたことなかったが・・・またイクサに慣れておく必要がありそうだな。これからに備えて。)

第二話投下終了です。
え?もう蟹刑事が退場しちゃったじゃないかって?
まだこれから出す予定ですから大丈夫です。それにしても名護さんは刑事を生身で圧倒しても違和感がないですね。やっぱり名護さんは最高です!

第三話投下始めます

第3話「秋山 蓮」

真司「・・・というわけで、啓介をこれから泊めてやってくれよ。二人を助けたんだし、本人は手伝いもするって言ってるし、いいだろ?」

蓮「まあ少なくとも城戸よりは役に立ちそうだな」

真司「なっ、てめ~!」

優衣「やめなよ二人とも~」

名護「とりあえずこれからよろしく」

蓮「ああ、よろしく」

優衣「そういえば、名護くんも戦ってたけど、ライダーなの?」

真司「そこは俺が話すよ!啓介はミラーモンスターみたいなもん・・・ファン・・・ファン・・・」

名護「ファンガイアだ」

真司「そう!元の世界ではファンガイアを倒すためにライダーになったんだ!だからライダーバトルとは関係なし!それに神崎に渡されたわけでもなく、自作なんだってさ!」

名護(多少違うがまあ概ね合っているからいいだろう)

蓮「・・・にわかには信じられないな。それになんだ?そのファンガイアってのは?」

名護「端的に言えば人間に紛れて生活する化け物だ。あの鏡の中の奴よりたちが悪い」

蓮「じゃあお前はそのファンガイアってのと契約して変身してるのか?」

名護「イクサは完全に単機での運用だ。サポートメカはあったが、ここで使えるとも思えない」

蓮「それで俺たちのデッキと同じ性能か・・・怪しいな」

名護「まあすぐに信用してもらおうとも思っていない。君たちに害意がないことは分かってほしい」

優衣「まあ、悪い人じゃなさそうだから、いいんじゃない?」

蓮「城戸より寝相が悪かったら廊下で寝てもらうからな」

名護「安心してくれ。寝相はいいほうだ」

真司「おい蓮!なんで俺の寝相が悪いみたいに言ってんだ!」

蓮「実際悪いだろ」

真司「なにをぉ~」

優衣「ほらほらそろそろ開店だから、手伝ってよ二人とも」

真司「ふん!」

蓮「ふん」

名護「二人は仲がいいんだな。結構なことだ」

真司 蓮「「誰が!」」

真司「・・・なんだよ」

蓮「お前こそ」

真司「ぐぬぬ・・・」

優衣「二人とも!」

蓮「ほら、行くぞ」

真司「ぐぬぬぬぬ・・・」

優衣「名護君も手伝って」

名護「いいだろう」



キイイインキイイイン


真司 蓮 名護 優衣「「「「!」」」」

神崎「・・・ひさしぶりだな」

真司「神崎!」

優衣「お兄ちゃん!」

名護「お前が・・・」

神崎「名護 啓介・・・せっかく客人が招き入れてくれた不確定要素だ。歓迎しよう」

名護「招き入れただと・・・」

真司「じゃあお前が啓介を!?」

名護「いや・・・誰だ?『客人』というのは」

神崎「お前が知るべきことではない・・・戻りたくば・・・戦え・・・戦え・・・ライダーバトルに勝てば、元の世界に戻してやろう・・・戦え・・・」

真司「またそれか!待て!」


シュウウウウン


名護「消えた・・・」

蓮「お前も、どうやら戦わなくちゃならん理由ができたみたいだな?」

名護「くだらん。いきなり現れて好き放題言って帰る奴の話なんぞ信用できるか」

真司「そうだそうだ!もっと言ってやれ!」

蓮「おい、さっきちらっと出たが・・・元の世界とは?」

名護「俺が一昨日までいた、別の世界だ・・・」

名護「この際だから話すが・・・俺はこの世界の人間ではない」

蓮「ほう・・・ますます怪しいな」

真司「蓮!」

蓮「冗談だ」

蓮「・・・」



~花鶏 営業終了後~


名護「さてと・・・イクササイズでもするか・・・ん?」

蓮「おい」

名護「なんだ?・・・秋山蓮君」

蓮「言っておくがな」

蓮「別の世界からきて・・・碌な契約もせずにライダーになり・・・俺たちに協力する?」

蓮「いくらなんでも怪しすぎるだろ」

名護「・・・」

蓮「改めて言うが神崎がああ言っている以上いつかお前も倒す」

蓮「まあ、別に今始末してやってもいいがな」

名護「・・・似ているが、違うな」

蓮「?・・・何のことだ?」

名護「昔の俺と似ているが・・・君はすこし違う」

名護「もともと余裕が無いのではなく・・・何かによってなくしてしまった・・・というところか」

蓮「!」

名護「そこまで必死になって叶えたい願い・・・それが何か聞く権利は俺にはない」

蓮「・・・何が言いたい」

名護「君には覚悟がない」

蓮「なんだと・・・」

名護「君は何と戦う上でも必要になる覚悟がない。強い願いに引きずり回されているだけだ」

蓮「貴様・・・!俺が弱いと・・・そう言いたいのか・・・!」

名護「そうだ。少なくとも今の君には負けない。俺も、真司君も」

蓮「黙れ・・・!お前に、何がわかる・・・!」

名護「わからないな。ただ、これだけは言える。覚悟がない者は弱い。いくら取り繕っても、覚悟がなければだれも救えない。」

蓮「・・・黙れ!」バッ シュイーン

名護「・・・」

蓮 ブンッ「変身!」チャキッ シュイイイイン ジャキィーン

名護「・・・できるのか?」

ナイト(蓮)「・・・何がだ」

名護「仮に誰かを殺せるとなったとして・・・殺せるのか?」

ナイト(蓮)「変身しろ」

名護「答えろ」

ナイト(蓮)「変身しろ!」

名護「・・・いいだろう」レ・ジ・イ

名護「・・・変身」フィ・ス・ト・オ・ン キュルル ジャキィーン

イクサ(名護)「・・・さっきもいったが君に俺は倒せない」

イクサ(名護)「それを証明してやろう」

ナイト(蓮)「上等だ!来い!」

~鏡の中の花鶏前~

ナイト(蓮)「うあああああああ!」ソードベント

イクサ(名護)「ふっ」 ガキィン!

ナイト(蓮)「くっ・・・うああああああ!」ギィン! ギィン!

イクサ(名護)「甘いな」 ガン! バンバン!

ナイト(蓮)「剣が銃に!?ぐああ!」 

イクサ(名護)「どうした、その程度か?」

ナイト(蓮)「だまれぇ!」トリックベント

イクサ(名護)「分身か・・・器用な奴だ。」

ナイト(蓮)「まだまだ!」アドベント ナスティベント

イクサ(名護)「ぐっ・・・超音波か!」

ナイト(蓮)「俺は・・・俺は・・・」

ナイト(蓮)「うわああああああああ!」ファイナルベント

イクサ(名護)「・・・教えてやろう」 カチャッ バシュゥーン

イクサ バーストモード(名護)「殺気のない攻撃に恐怖するほど、俺は弱くない」

イクサ バーストモード(名護)「ハアッ!」イ・ク・サ・カ・リ・バ・ア・ラ・イ・ズ・ア・ッ・プ


ドガアアアアアアアアアアアアン


イクサ バーストモード(名護)「・・・」チャキッ

ナイト(蓮)「・・・俺の・・・負けか・・・」




~花鶏前~


蓮「・・・どうするつもりだ」

名護「なにがだ?」

蓮「とぼけるな。お前は俺を殺そうとすれば殺せただろう。何がしたいんだ」

蓮「人に[ピーーー]覚悟があるのかと聞いておきながら」

蓮「なぜ俺を生かした」

名護「・・・君は悪ではない」

蓮「悪?」

名護「悪は裁かれなければいけない。しかし、君は正しくあろうとしているから迷っている」

名護「それは、とても素晴らしいことだ」

蓮「だが、お前は覚悟がなければ勝てないと言っただろう」

名護「君は殺す覚悟をしようとしていた。でも、それはとても難しいことだ。
覚悟の形は一つではない」

名護「たとえば真司君がそうだ。彼は『殺さない』という覚悟を持って戦っている」

名護「君なりにもっと納得のいく『覚悟』があるんじゃないのか?」

蓮「俺の・・・覚悟・・・」

名護「参考になったかな?」

蓮「・・・認めてやる」

蓮「お前は、強い。だから、お前の言う『覚悟』を見つけて」

蓮「・・・お前より強くなる」

蓮「それまで、近くで観察させてもらう」

名護「じゃあ、これからもよろしく」

蓮「・・・ああ」

名護「じゃあせっかくだから一緒にイクササイズでもやるか!」

名護「さぁー自分を信じてぇー!」

蓮「やるか!今何時だと思ってんだ!」

名護「はっはっは!」

蓮「…調子が狂う」

第三話終了です。

やってしまった・・・saga忘れ・・・痛恨のミス・・・

次から気を付けます・・・

多分このssではしょっちゅうsagaがいる展開になるので、もう大丈夫だと思います。

すこしシリアスが崩れちゃったかな・・・まあ大丈夫か。

いつも通りの名護さん無双だし。名護さんは最高だからね!

第四話投下始めます

第四話「情報整理」

名護(OREジャーナルに雇ってもらってからしばらく経った)

名護(真司君とのコンビでの取材にも大分慣れたと思う)

名護(花鶏での共同生活も今のところうまくいっている)

名護(そろそろ本格的に情報収集を開始しなければ)

名護「島田さん」

島田「ん?なに?」

名護(彼女は島田奈々子さん。イグアナのマリリンを飼っている。少し変わった人だが、PCに強い)

名護「島田さん、さっきから忙しそうにPCいじってますけど、どうしたんですか」

島田「それがさぁ~うちの情報をすっぱ抜こうって物好きがさっき侵入してきてさぁ」

名護「なっ・・・大丈夫なんですか」

島田「危ないとこだったよ。だから今セキュリティを強化してんの」

名護「俺も多少の心得があるので、手伝います」

島田「ありがとう~助かるよ~じゃあこっちの作業を・・・」

令子「名護くーん!城戸君知らない?」

名護(この人は桃井令子さん。強い責任感を持った強い女性だ。女の勘化はたまたジャーナリストとしての直感か何かなのか知らないがたびたび厄介ごとに巻き込まれるらしい)

名護「彼、今日は休みを取っていますよ」

令子「え~困ったなぁ。これは多分彼の領分だよねぇ」パラッ

令子「じゃあ一応メールしとくかな」

島田「名護君、こっちの作業はこうしてこうで・・・」

名護「ふむふむ」

大久保「予想してたより名護が有能で助かったなぁ」

令子「編集長、私取材に行ってくるので」

大久保「あいよ、いってらっしゃい」

島田「実はここのプログラムが・・・」

名護「なるほど」



~花鶏~


真司「さて・・・」

蓮「ああ」

真司「第一回デッキの中身拝見だ」

蓮「もしかしたら今後使うかもしれないからな。持ってきたか?」

真司「ほら」コトッ

蓮「これがシザースのデッキか・・・どれどれ」

ぱさっ×3

真司「あれぇっ?」ブンブン

蓮「三枚しかないぞ」

真司「でももうデッキには入ってないぜ」

蓮「まさか・・・」

真司「まさか?」

蓮「シザースのデッキには三枚しかカードが入ってないんじゃないか」

真司「まじかよ・・・」

蓮「これは予備としてはあまり期待できないな」

真司「そうだなぁ」



~夕方 OREジャーナル~


島田「今日はありがとう名護君。助かったよ~」

名護「いえ。俺もOREジャーナルの仲間ですからね」

大久保「おっ!いいこと言うじゃねぇか」

名護「自分は調べものがあるのでまだ帰りませんから戸締りしておきますよ」

大久保「ああ。じゃあお疲れさん」

島田「じゃあね~」

名護「お疲れ様です」

名護「さて・・・情報収集だ」カタカタ

名護「なになに・・・」

『現代のジェイソン現るか!?仮面の大男!』

『奇跡!大都会に突如現れたオーロラ!』

名護「オーロラ・・・」(確か、俺がここに飛ばされた時もオーロラに・・・)カチッ

『奇跡!大都会に突如現れたオーロラ!』

今回は大都会で起きた奇跡について書こう。

なんと東京で突然いくつもオーロラが現れたというのだ。我々は独自の情報網でその真偽を確かめた。

我々のサイトにいくつか送られた写真を専門家に見せてみると、加工されたものではないという。

つまり、実際にオーロラが東京に現れたのだ!しかし、このオーロラ、どこか妙である。

ふつうオーロラは空に出るものだがこのオーロラは縦に長く地面と接している。

東京に現れたことと何か関係があるのだろうか?これからも取材を続けていきたい。

名護「東京・・・!もしかしたらそこに行けば・・・」ピロリロリン

名護「ん?メールか」

『シザースのデッキの中身を見てみたけど予備としては期待できなさそうだ。
                         P.S今日の夕飯は麻婆豆腐だぜ  真司』

名護「調べていたらもうこんな時間か・・・そろそろ帰るか」


~花鶏~

名護「ただいま帰った・・・って誰だその人は」

真司「ああちょうど帰ってきた。啓介に話したいことがあるんだと」

手塚「よう」

名護「誰だ?俺はお前を知らない」

手塚「俺はお前を知ってる。俺の占いは当たるからな」

名護「胡散臭い奴だな。何の用だ」

手塚「お前に助言をしに来た」

名護「助言?」

手塚「お前が、元のいるべき場所に帰るための助言だ」

以上で第四話「情報整理」投下終了です。
いざちゃんと調べてみたら蟹刑事のカード枚数の少なさに驚きました。
そろそろ再登場する予定です。お楽しみに!名護さんは最高です!

訂正:シザースのデッキのカードは四枚でした。まあ少ないことには変わりないね。

第五話投下始めます

第五話「同居人」

名護「俺が、いるべき場所・・・」

手塚「・・・」

真司「なんでお前それを・・・」

蓮「認めたらダメだろ、馬鹿」

真司「あ。しまった」

手塚「言っただろ?俺の占いは当たる」

蓮「占いだと?占いでこいつの近況を当てたとか言うつもりか?」

手塚「ああ。そうだが?」

名護「・・・確かめさせてほしい。どのくらい君の占いとやらが正確なのか」

蓮「名護!」

名護「物は試しだ。俺の過去を見てみろ。俺が何と戦っていたか」


手塚「いいだろう・・・このコインを見ろ」

名護「分かった」

手塚「そしてこのマジックでこのコインにお前が一番頼れる『物』を書け」

名護「それはたとえばハサミとかそういったもののことか?」

手塚「そうだ」

名護(イ、ク、サ、と・・・)サラサラサラ「よし、書けたぞ」

手塚「このコインでお前の過去を占う」ピィィン

手塚「見えた。これは・・・美しい・・・だが禍々しい化け物。人に化けて人を襲う。」

名護「!」

手塚「こいつはお前だな。姿が変わった・・・化け物と戦っている・・・」

名護「もういい」

手塚「ふぅ…信じてもらえたか?」

名護「ああ。教えてくれ。俺がいるべき場所に戻る方法を」

手塚「方法、じゃない。助言だ。ただの助言。あまり期待しすぎるな」

名護「ああ、すまない」

手塚「まずこれが最初に話すべきことだがお前は本来この世界の人間ではない」

名護「ああ」

手塚「そのせいでこの世界にはある種の『ずれ』が生まれている」

名護「・・・『ずれ』?」


手塚「そうだ。俺にも細かいことは分からない。それほど大きい規模でこの『ずれ』が起こっている」

手塚「この世界はすでに・・・一見同じように見えても大きく『ずれ』が生じている」

手塚「今はいい方向にだとしても・・・いつかは最悪の形でそれが現れる可能性もある」

手塚「俺はこれをある男から聞かされ、お前を占った」

手塚「そしてここにたどり着いたんだ」

名護「ある男とは・・・?」

手塚「そいつは『ここでは弁護士だ』と言っていた。このままではまずい、と」

蓮「ここでは・・・?」

真司「そいつの名前とか聞かなかったのか?」

手塚「聞いたが、一方的にさっきのことを聞かされ、お前を占うよう言った後どこかへ行ってしまった」

名護「じゃあもう追いようがないな」


真司「それで・・・肝心の助言っていうのは?」

手塚「お前の居場所を占ったときに見えたことだが」

名護「何が見えたんだ?」

手塚「カードが見えた。それを使うお前も」

名護「カード・・・」

手塚「ちなみにミラーライダーが使うようなカードではない」

真司「そうか・・・ん?なんでお前ライダーのこと知って・・・」

蓮「お前!ライダーか!」バッ

真司「お、おい蓮!」

手塚「待ってくれ。俺に敵意はない。俺はこの戦いを終わらせたいと思っている」

真司「ほんとか!?」


手塚「ああ。証拠と言ってはなんだが俺のデッキを見せよう」カタッ

名護「結構カードが多いな」

蓮「シザースが少なすぎたんだ」

真司「スイングベントにコピーベント・・・知らないカードだ」

手塚「コピーベントは対象の武器をコピーして使えるカードだ」

名護「強い武器をコピーできれば有利になるな」

蓮「それでスイングベントは?」

手塚「ソードベントの鞭バージョンだと思ってもらえばいい」

名護「なるほど・・・わかった。ここまでしてもらって信じないわけにはいかない」

真司「助言もしてもらったしな!」


蓮「お前・・・家は?」

手塚「ここまでまっすぐ来たから無いが」

蓮「さすがにこれ以上同居人が増えるのは勘弁してもらいたいが」

名護「しかしせっかく仲間が増えたのだし、親睦を深める意味でもやはりともに生活したほうが」

蓮「物理的にもう寝る場所がなくなるぞ」

真司「どうしよう・・・」

名護「とりあえず優衣ちゃんに相談しないと駄目だろう。そういえば優衣ちゃんは?」

蓮「ここの本来のオーナーの叔母さんが帰ってくるとか言って迎えに行った」


真司 ピロリロリン「おっと、もう帰ってくるってさ」

名護「喫茶店のオーナーの叔母さんか・・・さぞかし上品な方なのだろう」

蓮「・・・あまり期待しないほうがいいぞ」

名護「?どういうこt「ただいまーーー!!」

佐奈子「あら!私がいない間にこんなにたくさんのイケメンが!優衣ちゃんも隅に置けないねぇ!」

優衣「やめてよ~おばさん」

名護「な゛っ」

手塚「どうも」

真司「お邪魔してます!」

蓮「お邪魔してます」

優衣「こちら、私のおばさんの神崎 沙奈子さん。ここのオーナーだよ」

佐奈子「よろしくぅ!」

第五話投下終了です。
だんだん登場人物がそろってきましたね。
多分また大分間が空くと思うので細かい設定とかへの質問などあればどうぞ。
なるべくこまめにチェックしますので。
それでは、名護さんは最高です!

あああああニコニコでキバ配信してたんですかああああ
知らんかった…もう終わっちゃったんですね
気を取り直して第六話投下します


第六話 「浅倉 威」

佐奈子「今まではどうだったか知らないけど、うちに住むんだったらバリバリ働いてもらうわよ!」

蓮「いらっしゃいませー!」

手塚「いらっしゃいませ・・・」

真司「頑張れよ二人とも!じゃ、行ってきまーす!」

名護「行ってきます」

~OREジャーナル~

名護「スーパー弁護士」

真司「北岡秀一?」


大久保「そうだ。もうアポはとってあるから、真司、取材してこい」

真司「どんな人なんですか?」

大久保「それも含めて取材してくるのがお前の仕事だろうが」

真司「分かりました。いってきまーす」

名護「あの・・・俺は」

大久保「名護は今日は休みだ。最近真司といっつも一緒で休みがなかったからな」

大久保「真司にはこの前休みをやったけど、お前はその日島田と一緒にPC使ってただろ?」

大久保「せっかくだからやることもないし休んでこい」

名護「はい。わかりました。なら、お言葉に甘えて今日は帰ります」

大久保「おお。お疲れー」

名護「この前逮捕した刑事の・・・須藤、だったか。彼の様子でも見に行くか」



~面会所~


須藤「何の用ですか?」

名護「どうだ?あれから」

須藤「残念なことに鏡はあってもデッキがなければ脱獄はできませんからね」

名護「あれば脱獄するつもりだったのか?」

須藤「ジョークですよ。もう懲りました」

名護「あれは悪用されないよう金庫にしまってある」

須藤「そうですか。くれぐれもとられたりしないでくださいよ」

名護「少しは丸くなったか?」

須藤「そりゃあ、私は元はただのせこい悪徳刑事ですからね。デッキがなくなれば、こんなものですよ」

名護「機会がなくて聞けなかったが、お前は俺たち以外のライダーを知らないのか?」

須藤「教える義理はありませんね」

名護「その『封印』のカードがなければお前はとっくに死んでいるだろう。真司君に恩を返したいとは思わないのか」

須藤「恩?ただのおせっかいですね。敗者に情けを与えるなど、愚かなことです」

名護「そうか・・・残念だな・・・」


ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ


名護 須藤「「!」」

警官「大変だぁー!」

名護「どうしたんだ?」

警官「脱獄ですよ!脱獄!連続殺人犯がなぜか脱獄したんです!」

名護「連続殺人犯が・・・」

須藤「脱獄・・・」

名護「おい。犯人は独房に入れられていたのか?」

警官「ええ・・・もちろん」

名護「そこに鏡はあったのか?」

警官「当たり前でしょ・・・もう俺も行きますよ。じゃあ!」ダダダッ

名護「…聞いたか」

須藤「…何をさせるつもりです?」


名護「・・・犯人逮捕だ」 スッ

須藤「・・・!それは・・・」

名護「デッキだ。シザースのな」

須藤「金庫云々は嘘だったわけですか・・・」

名護「それよりも、やるべきことがあるだろう?」

須藤「・・・いいでしょう。一応の責任は果たすとしますか」

名護「その意気だ」レ・ジ・イ

須藤「ふん」バッ シュイーン


名護 須藤「「変身!」」



~鏡の中~


イクサ(名護)「さてと・・・脱獄犯は一体どこに・・・」

シザース(須藤)「どうやら本当にライダーのようですね」

イクサ(名護)「?どういうことだ」

シザース(須藤)「これを見てください」

イクサ(名護)「これは・・・誰かが通った跡か」

シザース(須藤)「ミラーワールド内に痕跡を残せるのはミラーモンスターかライダーだけです」

イクサ(名護)「つまり、いよいよ脱獄犯ライダー説の信憑性が出てきたわけだ」


シザース(須藤)「そうですね・・・鏡があっただけで断定はできませんから・・・うおっ!」ズガァッ!

イクサ(名護)「誰だ!」

王蛇(??)「よぉ・・・適当に騒げば相手に会えるって言われたからやってみたが・・・」

王蛇(??)「ほんとに来るとは・・・いいねぇ・・・殺し合おうぜぇ・・・」

ベノスネーカー「シュルルルルル・・・」

シザース(須藤)「くっ・・・いいでしょう!来い!ボルキャンサー!」アドベント

イクサ(名護)「いくぞ!須藤!」 カチャッ バシュゥーン

王蛇(??)「ハアッ!」ソードベント

シザース(須藤)「さっさと終わらせてやりますよ!」ファイナルベント


イクサ バーストモード(名護)「ま、待て!連携して攻撃を・・・」

シザース(須藤)「だああああああああ!」

ベノスネーカー「シャァッ!」バシャッ

イクサ バーストモード(名護)「何か吐いた!?」

シザース(須藤)「こんなもの!効くかあああああ!」ズガガガ

王蛇(??)「ちっ・・・」ギャリギャリ

            ズガアアアアアアアアアアアアアン!

イクサ バーストモード(名護)「どうなった・・・?」

王蛇(??)「余計なことすんじゃねぇよ」

ベノスネーカー「シュルルル…」


シザース(須藤)「ぐ・・・なぜ・・・」シュウウウウ・・・

シザース(須藤)「これは…酸!?」シュウウウ・・・

イクサ バーストモード(名護)「まずい!早く変身を解け!」

シザース(須藤)「ちっ・・・覚えていなさい・・・」シュウウウ・・・

王蛇(??)「行ったか・・・まあいい。俺はお前と戦いたかったんだ」

イクサ バーストモード(名護)「俺と・・・?」

王蛇(??)「お前なら・・・俺を楽しませられるだろぉ!?」ダッ!

イクサ バーストモード(名護)「勝手なことを・・・!誰に吹き込まれた!?」ガキィン

王蛇(??)「そんなこと関係ないねぇ!いいぞ・・・楽しくなってきた・・・!」ギィン

イクサ バーストモード(名護)「それにお前は何者なんだ!?」ギィンギィン

王蛇(??)「おいおい・・・俺を追いかけてきてくれたんじゃあないのか?お前は」ギギィン

イクサ バーストモード(名護)「追いかけて…まさかお前があの脱獄犯のライダー!?」バッ ダンダン


イクサ バーストモード(名護)「なぜわざわざ俺たちを待っていたんだ?そのまま逃げれば・・・」ダンダンダン

王蛇(??)「それじゃあ駄目だ・・・俺は戦いたいんだ・・・俺を楽しませろぉ!」キンキンキンキンキン

イクサ バーストモード(名護)「馬鹿な・・・戦うために戦っているとでもいうのか」バッ ギィン!

王蛇(??)「くくく・・・悪いのか?それが」ギリギリギリ・・・

イクサ バーストモード(名護)「狂っている…!」ギリギリギリ・・・

王蛇(??)「ああぁ・・・いいじゃないか」ギリギリ・・・

王蛇(??)「強いよ・・・お前ぇ!」ギャアン!

イクサ バーストモード(名護)「ちっ・・・」(こいつ…強い。ただの脱獄犯ではない・・・俺が今まで相手取ってきた中でも1,2を争う狂気!こいつはここで俺がどうにかしなくては!)


イクサ バーストモード(名護)「久々で少々不安ではあるが・・・見せてやろう。」ガシャ ピィーピィー

王蛇(??)「なんだぁ?携帯?」

イクサ バーストモード(名護)「・・・」1・9・3 Enter ラ・イ・ジ・ン・グ

イクサ バーストモード(名護)「ハアッ!」ガシャッ ジャキィーン

ライジングイクサ(名護)「いくぞっ!」ギュアァッ

王蛇(??)「こけおどし・・・じゃあなさそうだなぁ!」バッ

二人「「うおおおおおおお!」」



~鏡の外~


真司「ミラーモンスター退治に来たら近くで啓介がライダーバトルをしていた」

真司「そしてそこで会ったのが」

須藤「どうも」

真司「・・・」

須藤「・・・」

真司「おい!!」

須藤「は、はい」

真司「お前・・・捕まってたんじゃないのか」

須藤「いやぁ・・・まあいろいろありまして」

真司「それに!なんでデッキ、持ってるんだよ」

須藤「いやぁそれもまたいろいろ・・・」


真司「まあいいや。説明はあとでしてもらうけど、今は啓介を助けるのが先だ。行くぞ」

須藤「分かりましたよ・・・」(せっかく逃げられると思ったのに・・・)

真司「変身!」

須藤「はあ・・・変身!」

第六話投下終了です。蟹刑事再登場!
このss初ライジング!やっぱり名護さんは最高です!

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